JPH1125790A - ニュートラルスタートスイッチの接点面構造 - Google Patents

ニュートラルスタートスイッチの接点面構造

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JPH1125790A
JPH1125790A JP9172144A JP17214497A JPH1125790A JP H1125790 A JPH1125790 A JP H1125790A JP 9172144 A JP9172144 A JP 9172144A JP 17214497 A JP17214497 A JP 17214497A JP H1125790 A JPH1125790 A JP H1125790A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nss
fixed electrodes
contact surface
start switch
shift lever
Prior art date
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JP9172144A
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English (en)
Inventor
Kenji Yamaguchi
賢二 山口
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 NSSを小型化しても、該NSSの耐久性能
及び動作の信頼性を一定レベル以上に維持する。 【解決手段】 NSSを小型化することで固定電極50
A、50B等の間隔が短くなっても、該固定電極間に凸
部42や凹部44を設け、固定電極間の沿面距離を長く
する。これにより、接点面40Aに多少の磨耗粉が発生
したり、表面の銀メッキ内の銀が空気中の水分を含んで
表面に沿って延びたりしても、固定電極同士が電気的に
導通した状態になりにくくなるので、NSSの耐久性能
及び動作の信頼性を一定レベル以上に維持することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ニュートラルスタ
ートスイッチの接点面構造に係り、より詳しくは、電気
的に非導通状態にある複数の固定電極を所定タイミング
で導通させることにより、スイッチのオンとオフを切り
替えるニュートラルスタートスイッチの接点面構造に関
する。なお、ニュートラルスタートスイッチはNeutral
Start Switchを意味しており、以下では、ニュートラル
スタートスイッチをNSSと略称する。
【0002】
【従来の技術】車両の変速機をシフトするためのシフト
レバー装置では、シフトレバーが支軸によって回動自在
に支持されており、変速機に連結されている。また、こ
のようなシフトレバー装置では、シフトレバーのシフト
位置を検出するためのスイッチが設けられている。この
スイッチは、ニュートラルスタートスイッチ(NSS)
と呼ばれており、P及びNシフトレンジに位置するシフ
トレバーを検出し、これら以外のポジションではエンジ
ンの始動ができないように構成されている。
【0003】このNSSは、シフトレバーのシフト動作
に連動して所定経路を移動する移動部材及び前記所定経
路上に設けられた複数の固定電極を備えており、この移
動部材が移動することで固定電極間の電気的な導通状態
が導通と非導通とで切り替わるよう構成されている。ま
た、このNSSは、シフトレバー装置以外にも、トラン
スミッションケースなどの他の装置に装着されることも
ある。
【0004】ところで、NSS内の固定電極は、腐食防
止等のために表面に銀メッキ等を施すのが一般的である
が、その一方で該固定電極は、シフトレバーのシフト動
作に連動して移動する前記移動部材と摩擦することが多
い。これにより、NSSのスイッチ接点面上に微小な磨
耗粉が飛び散ることがある。また、表面の銀メッキ内の
銀は、空気中の水分を吸収すると表面に沿って延びるこ
とが知られている(いわゆるマイグレーション)。
【0005】一方、近年では、車両内のスペースを有効
利用するために、NSSも含む各種車両搭載部品を小型
化する要望が高まってきている。上記のようなNSSを
小型化する場合、スイッチの形状及び接点レイアウトの
都合上、固定電極の間隔を小さくする必要がある。
【0006】このように間隔が小さくなった固定電極間
において、上記のように磨耗粉が堆積したり、銀メッキ
内の銀が水分を含んで表面に沿って延びたりすると、電
気的に非導通であるべき固定電極間が導通し易くなる、
といった不都合が生じるおそれがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を解消するために成されたものであり、NSSを小型化
しても、該NSSの耐久性能及び動作の信頼性を一定レ
ベル以上に維持することができるNSSの接点面構造を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のNSSの接点面構造は、電気的に非
導通状態にある複数の固定電極を所定タイミングで導通
させることにより、スイッチのオンとオフを切り替える
NSSの接点面構造であって、前記複数の固定電極間
に、凹部又は絶縁材で構成された凸部を設けたことを特
徴とする。
【0009】また、請求項2記載のNSSの接点面構造
は、空気中の水分を吸収して延びる性質を有する銀を含
んだ銀メッキが表面に施され且つ電気的に非導通状態に
ある複数の固定電極を所定タイミングで導通させること
により、スイッチのオンとオフを切り替えるNSSの接
点面構造であって、前記複数の固定電極間に、凹部又は
絶縁材で構成された凸部を設けたことを特徴とする。
【0010】上記請求項1記載のNSSの接点面構造で
は、複数の固定電極間に、凹部又は絶縁材で構成された
凸部を設けたことにより、該複数の固定電極間における
表面に沿った距離(以下、沿面距離と称する)が長くな
る。これにより、NSSの接点面上に多少の磨耗粉等が
発生しても、固定電極同士が電気的に導通した状態にな
りにくくなる。
【0011】一方、請求項2に記載したように、空気中
の水分を吸収して延びる性質を有する銀を含んだ銀メッ
キが固定電極の表面に施されたNSSの接点面構造で
は、銀メッキ内の銀が空気中の水分を含んで表面に沿っ
て延びる現象、いわゆるマイグレーションが発生する。
即ち、導電性を有する銀が表面に沿って延び、固定電極
同士が電気的に導通した状態になるおそれがある。とこ
ろが、請求項2記載のNSSの接点面構造では、複数の
固定電極間に、凹部又は絶縁材で構成された凸部を設け
ている。
【0012】これにより、請求項1記載の発明と同様
に、沿面距離が長くなり、上記マイグレーションによっ
て銀メッキ内の銀が表面に沿って多少延びても、固定電
極同士が電気的に導通した状態になりにくくなる。
【0013】以上説明した請求項1又は請求項2に記載
した発明によれば、NSSを小型化する場合、固定電極
間の距離が短くなるが、該固定電極間に凹部又は前記凸
部を設けたことにより、固定電極間の沿面距離を長くす
ることができるので、固定電極同士が電気的に導通した
状態になりにくく、該NSSの耐久性能及び動作の信頼
性を一定レベル以上に維持することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るニュートラル
スタートスイッチ(NSS)の実施形態を説明する。以
下では、一例として、シフトレバー装置に設けられたN
SSについて説明する。
【0015】図7には本発明に係るNSS32を含むシ
フトレバー装置10の一部破断した断面図が示されてい
る。
【0016】シフトレバー装置10はシフトレバー12
を備えている。このシフトレバー12は円筒形のリテー
ナ14に一体的に固着されており、さらに、シフトレバ
ー12と一体化されたリテーナ14は、シャフト16に
よって回動自在に支持されている。このシフトレバー1
2は図示しないコントロールロッド等を介して車両の変
速機に連結されており、シフトレバー12がシャフト1
6周りに回動することにより変速機がシフトされるよう
になっている。
【0017】また、シフトレバー12にはグルーブドピ
ン18が設けられている。グルーブドピン18は、シフ
トレバー12の内部に設けられたプッシュロッド20を
介してシフトノブ22のシフトボタン24に連結されて
おり、さらに、プッシュロッド20はリターンスプリン
グ26によって付勢されている。これにより、シフトボ
タン24を操作することにより、グルーブドピン18が
リターンスプリング26の付勢力に抗してシフトレバー
12の軸線に沿って上下に移動する構成である。
【0018】グルーブドピン18は、ディテントプレー
ト28のディテント孔30内に入り込んでいる。ディテ
ント孔30の上周囲壁は、シフトレバー12の「P」、
「R」、「N」、「D」、「2」及び「L」の各シフト
レンジに関係付けられて凹凸が連続する形状に形成され
ており、グルーブドピン18が係合している。すなわ
ち、所定のシフトレンジ間では、シフトボタン24を操
作してグルーブドピン18を下方へ移動させない限り、
グルーブドピン18がディテント孔30の凹凸を乗り越
えることができず、隣接するシフトレンジへのシフトレ
バー12の移動が制限され、また、他の所定のシフトレ
ンジ間では、シフトボタン24を操作しなくても隣接す
るシフトレンジへシフトレバー12を操作するだけでグ
ルーブドピン18がディテント孔30の凹凸を乗り越え
られるようになっている。
【0019】一方、ディテントプレート28の側近に
は、NSS32が設けられている。NSS32は、ケー
ス34の一部が前記ディテントプレート28と兼用して
構成されており、ディテントプレート28に一体的に取
り付けられている。このNSS32は、シフトレバー1
2に固着された図示しない作動アームの位置を電気的に
検出することにより、シフトレバー12のシフト位置を
検出する。これにより、NSS32は、各シフトレンジ
に位置するシフトレバー12を検出してPシフトレンジ
及びNシフトレンジ以外のポジションではエンジンの始
動ができないように構成されている。
【0020】図1には、上記NSS32に内蔵されたサ
ブステータターミナル40の接点面40Aが示されてい
る。この図1より明らかなように、この接点面40Aは
点Pを中心とした略扇形をしており、扇形の円周方向
(矢印A方向)に細長い複数の固定電極50A、50
B、50C、50D・・・(以下、これらを固定電極5
0と総称する)が、矢印A方向に沿って複数列にわたっ
て設けられている。これら固定電極50は接点面40A
にインサート成形されている。また、各固定電極50の
表面には、銀メッキが施されている。この銀メッキ内の
銀は、空気中の水分を吸収して延びる性質を有してい
る。
【0021】また、接点面40Aでは、矢印A方向に沿
って隣接した固定電極50の間隔及び扇形の半径方向
(点Pに向かう方向)に沿って隣接した固定電極50の
間隔がかなり狭くなっている。
【0022】このような接点面40Aでは、シフトレバ
ー12のシフト動作に連動して移動する図示しない作動
アームと固定電極50とが摩擦し、接点面40A上に微
小な磨耗粉が飛び散る。また、固定電極50表面の銀メ
ッキ内の銀が空気中の水分を吸収し、表面に沿って延び
る現象、いわゆるマイグレーションが発生する。
【0023】このように接点面40A上に磨耗粉が飛び
散り、銀が表面に沿って延びることで、固定電極50同
士が電気的に導通した状態になり易くなる。
【0024】そこで、本実施形態の接点面40Aでは、
図2に示すように、矢印A方向に沿って隣接した固定電
極間に、絶縁材で構成された凸部42が設けられてい
る。このような凸部42を設けることにより、例えば図
3に示すように、隣接した固定電極50A、50B間の
沿面距離が長くなる。
【0025】また、扇形の半径方向に沿って隣接した固
定電極間には、凹部44が設けられている。このような
凹部44を設けることにより、例えば図4に示すよう
に、隣接した固定電極50C、50D間の沿面距離が長
くなる。
【0026】このように凸部42及び凹部44を設け、
隣接した固定電極間の沿面距離を長くしたことにより、
接点面40Aに多少の磨耗粉が発生し、銀が水分を含ん
で表面に沿って多少延びても、固定電極50同士が電気
的に導通した状態になりにくくなる。
【0027】即ち、NSSを小型化することで固定電極
50の間隔が短くなっても、該固定電極間に凸部42や
凹部44を設け、固定電極間の沿面距離を長くすること
ができるので、NSSの耐久性能及び動作の信頼性を一
定レベル以上に維持することができる。
【0028】なお、上記実施形態では、矢印A方向に沿
って隣接した固定電極間に凸部を、扇形の半径方向に沿
って隣接した固定電極間に凹部を、それぞれ設けた形態
を説明したが、各固定電極間の沿面距離を長くすること
ができれば良いので、各固定電極間には凸部、凹部のい
ずれを設けても構わない。但し、凸部を設ける際には、
接点面40Aに沿った図示しない移動部材の移動に対し
て障害とならないよう、凸部の高さを設定する必要があ
る。
【0029】また、上記凸部の形状は図3の形状に、凹
部の形状は図4の形状に限定されるものではなく、例え
ば、図5のように表面が丸みを帯びた凸部42Aや図6
のように表面が丸みを帯びた凹部44Aを採用しても良
い。また、固定電極間には、凸部や凹部を複数設けても
良い。
【0030】また、上記実施形態では、シフトレバー装
置に設けられたNSSについて説明したが、シフトレバ
ー装置以外の装置に装着されたNSSについても本発明
を適用することができる。
【0031】例えば、図8には、トランスミッションケ
ース90にNSS92が装着された構成例を示す。この
ようにトランスミッションケース90に装着されたNS
S92において、サブステータターミナルの接点面の固
定電極間に図2に示すように、凹部44及び凸部42を
設けることにより、上記実施形態と同様に、固定電極間
の沿面距離を長くして、NSS92の耐久性能及び動作
の信頼性を一定レベル以上に維持することができる。
【0032】このようにNSSがどこに設置されていて
も、サブステータターミナルの接点面に、図2に示すよ
うに凹部44及び凸部42を設けることにより、上記実
施形態と同様の効果が得られることは言う迄もない。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、固定電極間に凹部又は
凸部を設けたことにより、固定電極間の沿面距離を長く
することができるので、NSSの耐久性能及び動作の信
頼性を一定レベル以上に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態におけるNSS内蔵のサブステ
ータターミナルの接点面及び固定電極の配置を示す図で
ある。
【図2】図1の接点面の固定電極間に凹部及び凸部を設
けた例を示す図である。
【図3】固定電極間に設けた凸部を示す図2の3−3線
に沿った断面図である。
【図4】固定電極間に設けた凹部を示す図2の4−4線
に沿った断面図である。
【図5】図3の凸部の変形例を示す断面図である。
【図6】図4の凹部の変形例を示す断面図である。
【図7】NSSを含むシフトレバー装置の一構成例を示
す部分断面図である。
【図8】NSSがトランスミッションケースに装着され
た構成例を示す図である。
【符号の説明】
10 シフトレバー装置 32 NSS(ニュートラルスタートスイッチ) 40 サブステータターミナル 40A 接点面 42 凸部 44 凹部 50 固定電極

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に非導通状態にある複数の固定電
    極を所定タイミングで導通させることにより、スイッチ
    のオンとオフを切り替えるニュートラルスタートスイッ
    チの接点面構造であって、 前記複数の固定電極間に、凹部又は絶縁材で構成された
    凸部を設けたことを特徴とするニュートラルスタートス
    イッチの接点面構造。
  2. 【請求項2】 空気中の水分を吸収して延びる性質を有
    する銀を含んだ銀メッキが表面に施され且つ電気的に非
    導通状態にある複数の固定電極を、所定タイミングで導
    通させることにより、スイッチのオンとオフを切り替え
    るニュートラルスタートスイッチの接点面構造であっ
    て、 前記複数の固定電極間に、凹部又は絶縁材で構成された
    凸部を設けたことを特徴とするニュートラルスタートス
    イッチの接点面構造。
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Effective date: 20040302