JPH11257961A - レーザー光投映装置 - Google Patents

レーザー光投映装置

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JPH11257961A
JPH11257961A JP8033298A JP8033298A JPH11257961A JP H11257961 A JPH11257961 A JP H11257961A JP 8033298 A JP8033298 A JP 8033298A JP 8033298 A JP8033298 A JP 8033298A JP H11257961 A JPH11257961 A JP H11257961A
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JP
Japan
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laser
sight
laser beam
projection device
image
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Application number
JP8033298A
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English (en)
Inventor
Shuzo Sakamoto
周三 阪元
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YASAKA KK
Original Assignee
YASAKA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台のレーザー光投映装置としての墨出し用
レーザー装置を床面の所望の一か所に載置したまま、該
装置の位置を変えることなく、例えば天井や壁面に、一
直線或いは十字状の交差直線よりなるレーザー光の投映
線映し出し、しかもこの投映線の向きを変えたり、平行
移動させることできるようにする。 【解決手段】 レーザー光を照射する1又は複数個のモ
ジュール8a,8bと、このモジュール8a,8bから
照射したレーザー光を一直線形状に又は二直線を十字状
に交差させた交差直線形状に形成すべくレーザー光の光
通路に配置させたレンズ18a,18bと、を備えたレ
ーザー照準器10を、基台3に対して上下方向及び水平
方向に回動自在に備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被映像面に1本の
直線或いは2本の直線が直交する映像を投映するレーザ
ー光投影装置に関し、しかもこの直交する2本の直線の
うちの一方の直線に沿って他方の直線を平行移動させ得
るレーザー光投影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建築現場で直線及び水平線を印す手段と
して、従来より炭壺による墨出し作業が行われている
が、建材に墨糸による線を印すと建材を汚すことにな
り、また墨出し作業では墨壺を持つ人と引き出した墨糸
を持つ人の2名による共同作業が必要なこと、また墨出
し作業は熟練を要することから、現在では墨壺に代わる
道具として、レーザー光による直線映像を室内の壁面及
び天井面に投映する墨出し用レーザー装置(レーザー墨
出し装置)が開発され、数多く使用されている。
【0003】この種従来構造の墨出し用レーザー装置
は、図7に示すように、レーザー光を照射するモジュー
ル50を備えたレーザー照準器52が、2軸のジャイロ
53に支持されてケーシング51内に鉛直調整自在に取
り付けられており、このモジュール50の先端のレーザ
ー光通過路には、円柱形状のロッドレンズ54が適宜配
設されており、モジュール50内から照射したレーザー
光Aをこのロッドレンズを通すことによって、室内の壁
面55及び天井56の被投影面に1本の直線形状又は2
本の直線形状を十字状に交差させた直交形状に投影でき
るようになっている。
【0004】該レンザー照準器52は、基台57に支持
されたジャイロ58上に台座59を介して備え付けられ
ており、ジャイロ58により上部が装着されてこのジャ
イロ58を基軸として揺動する吊下体60が、その自重
による鉛直姿勢回復力によってこのレーザー照準器52
を鉛直方向と反対方向に向くように構成されている。す
なわち該レーザー照準器52は自然に直上方に向くよう
になっているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の墨出し用レーザー装置52によると、例えば1
本の直線映像を形成するものであると、その形成映像は
その直上の天井面を中心として左右横方向に長く伸びる
直線映像が形成されるのであるが、その直線映像は1本
のロッドレンズ54を利用していると、このロッドレン
ズ54に対して一般的に120°の範囲で形成されるた
め、その直線映像を左右の壁面の下部近く、さらには床
面に至るまで映し出すことはできなかった。
【0006】このため、本装置から手を離して例えば壁
面に扉及び窓を取り付けるために十分な長さの垂直線を
壁面に投映するには、1人の作業者がレーザー照準器5
2に指先を添えて該レーザー照準器52をジャイロ58
を基軸に傾けて壁面に向けて該壁面に直線映像を投映
し、もう一人の作業者がこの直線映像に沿って扉及び窓
を取り付けるという、複数人による作業が必要であっ
た。
【0007】またレーザー光通路に2本のロッドレンズ
をT形状に組み備えて天井面に長い直線とこの直線に直
交する短い直線による略十字形状の影像が天井面に形成
された本装置の場合は、この略十字形状の映像を前述し
た1本の直線映像の場合と同様に天井面から壁面の下部
近くまで映し出すことができないこと、さらには1本の
長い直線映像に沿ってもう一本の短い直線映像を平行移
動させたりすることはできなかった。
【0008】従って、例えば矩形状の複数の照明器具を
天井に多数列取り付ける場合には、先ず、天井に向けた
直線映像に沿って第1の照明器具58a用の墨出し作業
をした後、この墨出し用レーザー装置52を所定位置ま
で移動させて、順次、第2,第3・・の照明器具58
b,58cの墨出し作業を行なうという煩雑で熟練を要
する作業が必要であった。しかもこの墨出し用レーザー
装置52を移動させたときには、その移動後の投映線を
移動前の投映線に対して平行に設定しなければならない
という極めて繊細な作業を必要とし、作業効率を著しく
低下させていたのであった。
【0009】本発明者は、このような従来技術の墨出し
用レーザー装置が有する諸問題に対し鋭意検討し続けて
きた結果、本発明を完成するに至った。しかしてその目
的とするところは、レーザー照準器の向きを上下方向及
び水平方向に回転自在に備えることによって、床面の所
望の一か所に載置したままその位置を変えることなく、
レーザー光によって所望の箇所、例えば天井や壁面に一
直線或いは十字状の交差直線を投映し、またこの投映映
像の向きを変えたり平行移動させて所望の位置で固定さ
せることができ、しかもその操作は、熟練を要せず、正
確で迅速に行なうことがてき、その使用用途も墨出し用
レーザー装置のみならず所望の箇所に平行及び垂直線や
位置をマークしたり、所望の箇所に装飾用の投影を形成
する機器として、また投受光器で構成されるセンサとし
て利用することができるレーザー光投映装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに提案された本発明の第1の構成に係るレーザー光投
映装置は、下側方から上方に至る任意の投映箇所に向け
てレーザー光を照射して直線映像を投映すべく、レーザ
ー光を照射する1個又は複数個のモジュールの前方の光
通路に、モジュールから照射したレーザー光を一直線形
状の映像が形成されるようにレンズを配設し又は二直線
が直角に交差する交差直線形状の映像が形成されるよう
にレンズを配設したレーザー照準器が、基台に対して上
下方向及び水平方向に回動自在に備えられていることを
特徴とする。
【0011】本構成に係るレーザー光投映装置(以下、
第1構成の投映装置、と略称する)は、本発明の基本を
有するもので、単体で使用するレーザー光投映装置とし
てのみならず、他の機器や構造物などに組み付けて使用
することも可能としている。
【0012】ここに記載のモジュールはその内部にレー
ザー発振器を備えているが、このレーザー発振器は、利
用する活性媒体の性質によって各種のものが挙げられる
が、特に限定されるものではないが半導体レーザー発振
器が最適である。
【0013】このモジュールから照射するレーザー光は
ドット形状のものであっても構わないが、例えば1本の
ロッドレンズを使用するものであれば、このレンズの直
径の長さを有する極めて細幅の形状のレーザー光が該レ
ンズに照射されるようにしたものが好ましい。なお、本
出願人はこのロッドレンズを含む複数のレンズ組み合わ
せて一層長い直線映像及び十字状の直線映像を形成す
る、発明の名称「レーザー光投映装置」の特許出願を本
出願と同日に出願しており、このように複数のレンズを
組み合わせたものについてはその組み合わせたレンズ幅
に対応させたレーザー光がこれらレンズに照射されるも
のが好ましい。
【0014】本装置に使用されるレンズは、上述したよ
うな断面が円形であるロッドレンズの他、かまぼこ形レ
ンズ、断面視横8の字形状の変形レンズ若しくはこれに
類似する変形レイズ等の1個又は複数個を使用したもの
も含まれる。なお、これらレンズは何れもその側周面の
一部面にレーザー光が照射される向きにしてレーザー光
通路に取り付けられており、しかもその取付位置はモジ
ュールの前面であることが好ましい。
【0015】なお、上述したようにロッドレンズ等のレ
ンズを1個(本)を利用したものであれば1本の長い直
線映像が投映され、複数個(本)のレンズを利用したも
のであれば十字状の映像が投映されるのであるが、1個
(本)のレンズを備えたモジュールを2個レーザー照準
器に備え、しかも各レンズの向きを直交させたものであ
れば、十字状の映像が投映され、本構成はこのような構
造のものも含まれる。
【0016】ところで、本第1構成の投映装置において
は、レーザー照準器は、その基台に対して上下方向及び
水平方向に回動自在に備えられているのであるが、ここ
に記載の基台とは、例えば該投映装置が単体で独立して
使用されるものであれば、床面等に載置する脚台であ
り、他の機器等に備え付けられるものであれば、これら
に装着するための取り付け部材等が相当する。そして該
レーザー照準器は2軸ジャイロのような回動を容易にす
る部材を介して基台に取り付けられている。
【0017】なお、ここに記載の上下方向に・・回動す
るとは、例えば該装置を床面に載置して使用するもので
あれば、床面に対して水平に位置する軸芯で床面の上方
範囲で回動するという意味であり、また、水平方向に・
・回動するとは、同例でいえば床面に対して平行に回動
する、という意味である。なおここに記載の回動自在と
は、一定の回転角の範囲で回動する意味の他、水平方向
の場合には回転も含まれるものとする。勿論、これら方
向はレーザー光の照射方向でもある。
【0018】このように、レーザー照準器の向きを変化
させてレーザー光の向きを上下方向及び水平方向に回動
させると、例えば形成される映像が1本の直線の場合
は、この線の向きを変えたり平行移動させることが可能
となるのであるが、例えば形成される映像が十字状に交
差する2本の直線の場合には、映像の向きを変えたり平
行移動できるのに加えて、一方の直線映像に沿って他の
直線映像を平行移動させてその交点の位置を移動させる
ことができる。
【0019】なお、本第1構成の投影装置の何れかの箇
所に、レーザー照準器の上下方向又は水平方向或いはこ
れら双方の方向の回転移動角を設定したり目視で知るこ
とができる目盛りを回動方向に形成したり、円周方向に
目盛りを形成したリングを回動方向に可動自在に備えて
も構わない。
【0020】このように、本第1構成のレーザー光投映
装置においては、レーザー照準器を上下方向又は水平方
向に回動させ得るのであるが、どのような構造をもって
レーザー照準器を回動自在に支持させるかについては、
あらゆる構造のものが含まれると解する。例えば、レー
ザー照準器を基台等に備え付けたジャイロで支持する構
造、或いはこのジャイロと上下回動自在な部材とを組み
合わせてレーザー照準器を支持する構造等が挙げられ
る。
【0021】このような支持構造をさらに限定して構成
したものが、本発明の第2の構成のレーザー光投映装置
であり、該投映装置は、前記構成において、レーザー照
準器は、基台に回動自在に支持されている照準器支持体
に上下回動自在に枢着支持されていることを特徴として
いる。
【0022】具体的には、例えばこの照準器支持体は、
ジャイロを介して基台に水平回動自在に支持された台座
の両端が対向するように上方に立設されてなるもので、
この立設部間にレーザー照準器をピンで枢着することに
よってレーザー照準器の上下方向の回動を可能にしたも
のが挙げられる。
【0023】このように支持部材を用いると、レーザー
照準器の上下方向の回動支持が簡単な構成で行なわれ、
しかも2つの回動位置を上下方向にずらすとこができる
ため、レーザー照準器の上下回動角が、一層広範囲にな
る。またこれら上下方向及び水平方向の回動操作がし易
くなる。
【0024】このようにしてレーザー照準器の向きを上
下方向及び水平方向に可動させることができるのである
が、その移動したレーザー光による映像を所望の位置で
止めておくことが必要な場合がある。例えば斜め方向に
向けた映像を目印として建築等の作業を行う場合がそう
である。
【0025】これに対応する構成を明示したのが本発明
の第3の構成に係るレーザー光投映装置(以下、第3構
成の投映装置、と略称する)であり、該投映装置は、前
記いずれかの構成のレーザー投映装置に、レーザー照準
器を所望の水平回動位置で係止させる操作部と、レーザ
ー照準器を所望の上下方向の回動位置で係止させる操作
部の双方又は何れか一方が備えられていることを特徴と
している。
【0026】これら操作部により回動を停止させる方法
には、撮み部を有するピン又はねじを押し止めたり突入
させて係止させる方法、回動を支える枢着ピン等を締め
付けて行う方法、アーム等の係止部材を掛けてその回動
を止める方法、電磁ソレノイドを作動させて押し止めた
り磁力の吸着力を利用して止める方法など、あらゆる方
法が含まれる。
【0027】なお、前述した各構成のレーザー光投映設
置を利用して、例えば被投映対象物である壁面に垂直線
を映し出す場合、とくに載置する床面に僅かでも傾きが
あると、壁面に正確な方向の垂直線を映し出すことがで
きなくなる。また、必ずしもレーザー照準器の重力バラ
ンスがこれに対応しているとは限らない。例えば該水準
器に2個のモジュールを備えている場合には、その重力
バランスが偏っているため、仮に該装置を載置して使用
する場合、レーザー照準器が自然に水平方向に回動して
しまう恐れがある。
【0028】このような場合に対処するものが、本発明
の第4の構成に係るレーザー光投映装置(以下、第4構
成の投映装置、と略称する)であり、該投映装置は、前
記いずれかの構成の投映装置に、レーザー照準器の少な
くとも下部を含む1又は複数の箇所に、該照準器を回転
させたときにその向きを逆鉛直線方向に戻すためのバラ
ンサーが備えられていることを特徴としている。
【0029】ここに記載のバランサーは、レーザー照準
器に固着する固定型のものであっても構わないし、その
取付位置をずらしたり、取付個数を変更させたりしてそ
のパランスが調整できるものであっても構わない。
【0030】このようにして、レーザー照準器を重力に
より正確な反鉛直方向に向けることができるのである
が、例えば床面の所定の箇所にこれら投映装置を載置し
たり、床面の所定の箇所の直上の天井面に平行な直線を
投映したり、床面の所定の箇所の直上の天井面を支持す
る場合、これら投映装置が床面の所望の位置に正確に載
置されているかどうかを知る必要がある。
【0031】このような場合などに対処させたものが本
発明の第5の構成に係るレーザー光投映装置(以下、第
5構成の投影装置、と略称する)であり、本投映装置
は、前記いずれかの装置において、レーザー照準器の下
部又は該レーザー照準器を枢着している照準器支持体の
下部に、該照準器支持体を鉛直姿勢に戻すための吊下体
を下方に向けて突出させ、該吊下体下端部から下方の床
面等に向けてレーザー光を照射して床面にレーザー光に
よるスポット映像を映し出すことができるように構成し
たことを特徴としている。
【0032】このように構成すると、揺動自在に支持さ
れている吊下体の重力によって吊下体の下端部は自然に
鉛直方向に向き、ここから床面に向けてレーザー光をス
ポット投映すると、本構成の投映装置を床面の所望の位
置に正確に載置することができる。また、このスポット
投映を基準に上部2個のモジュールから照射するレーザ
ー光を例えば天井面の正確な位置に投映することができ
る。このため、例えば天井面に複数個の蛍光灯を複数列
取り付ける作業において、各蛍光灯間の間隔などを床面
から測定することができるのである。
【0033】以上において説明した本発明の第1乃至第
5のレーザー光投映装置は、レーザー照準器の上下角の
調節固定を手動で行って、十字状の直交線の映像の一方
の直線映像を他方の直線映像に沿って平行移動させる構
成となっているが、例えば天井付近で作業をしている作
業者がこの平行移動をするためにレーザー照準器の上下
回動の操作をするためには作業場所からこのレーザー光
投影装置のある位置まで戻るといった不便さが伴う。こ
のような不便さを解消しようとしたものが本発明の第6
の構成にかかるレーザー光投映装置であり、本装置は、
レーザー照準器の上下回動が照準器支持体に備えられた
モータの駆動により上下回動し、しかも該モータの駆動
制御はリモコン端末器が照射する光信号により行われる
ように構成したことを特徴とする。
【0034】この構成をさらに詳しく説明すると、レー
ザー照準器を枢支している照準器支持体にステップモー
タ又はブレーキモータを装着して、このモータの駆動軸
に減速装置を介してレーザー照準器の枢着ピンを連結さ
せ、しかも光受器を信号処理回路を介して該モータに電
気接続したもので構成される。
【0035】なおこのような構成を有する前記第1乃至
第6の構成のレーザー光投映装置は、あらゆる分野で用
いることが可能であるが、このうち特に墨出し用レーザ
ー装置としてするのが最適であり、このため、本発明の
第7の構成において、前記第1乃至第6の構成のレーザ
ー光投映装置が墨出し用レーザー装置であることを特徴
とする、と記載した。
【0036】このようにレーザー光投映装置を墨出し用
レーザー装置として用いると、床面などに載置した墨出
し用レーザー装置から照射されるレーザー光による直線
や十字状の交差線を天井面及び壁面に投映させることが
でき、しかも該装置の載置位置を変更することなく、こ
れら映像の向きの変更及び平行移動が行える。このた
め、例えば建築作業において天井面に複数の蛍光灯をし
かも複数列に形成するとき、壁面の所望の高さの位置に
地上面と平行な桟を取り付けたり凹凸を形成したりする
とき、タイルを平行に貼り付けたりするときに、これら
投映線が目印となり、その作業は至極楽になり、しかも
正確に行える。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の1実施形態につい
て添付図面に従って詳述する。図1はレーザー光投影装
置としての墨出し用レーザー光投映装置上部の正面断面
図、図2は同じく側面断面図、図3は同じく上下回動状
態を示す正面断面図、図4はレーザー光投映装置として
の墨出し用レーザー装置の使用状態図である。
【0038】図4に示すように、本実施態様に係る墨出
し用レーザー装置1は、基台としての三脚等の複数本の
脚体3の上部が一体となって平面視環状に形成された環
状保持部3aの内側の開孔内に、支持体としてのケーシ
ング5が水平方向に回転自在に挿通支持され、このケー
シング5内において、その略上端部に取り付けられたジ
ャイロ9に、レーザー照準器10を枢着した照準器支持
体12が、揺動自在にしかも鉛直位置で固定することも
できるように取り付けられたものである。
【0039】図1乃至図3に示すように、この照準器支
持体12は、前記ジャイロ機構9に保持された台座12
aの上面に上方に向けて対向する立設部12b,12b
が形成されたもので、この立設部12b,12b間に、
レーザー照準器10を同軸芯を有するピン15,15で
枢着することによってレーザー照準器10の上下方向の
回動を可能にしている。
【0040】このように、該レーザー照準器10は、前
記ケーシング5と共にあらゆる方向に水平回動させるこ
とができ、しかも床面と平行に位置する前記ピン15,
15を軸芯として上下方向に回動させることができるた
め、該レーザー照準器10の上端面は前記脚体3及び前
記ケーシング5に向けない限りにおいて、あらゆる方向
に向けることができる。
【0041】このレーザー照準器10には、例えば赤色
のレーザー光を発光する半導体レーザー光発振器を備え
た2個のモジュール8a,8bがそれぞれの発光面を該
照準器10の上面より露見させた状態で埋設されてお
り、このうちの1つのモジュール8aは、その照射面を
該照準器10上面の中央に位置させてあり、もう1つの
モジュール8bは、その照射面を前記上面の端部近傍に
位置させてある。
【0042】また、図4に示すように、前記照準器保持
体12の下端部には、円筒形状又は軸形状の吊下体13
を下方に向けて突出させ、該吊下体13の下端部に、そ
の下方の床面等に向けてレーザー光を照射して床面にス
ポット投影するモジュール18cが備えられている。
【0043】そして、図1〜図3に示すように、上方に
発光面を向けた前記2個のモジュール8a,8b前面の
レーザー光通路には、スポット状のレーザー光を直線状
に拡散するためのロッドレンズ18a,18bが、それ
ぞれレーザー光と直交するように寝かせた状態で位置
し、しかも2個のロッドレンズ18a,18bは互いに
(レンズの長手方向に対して)直交方向に向けた状態で
配置されている。従って、各モジュール8a,8bより
照射したレーザー光は、各ロッドレンズ18a,18b
により、2本の直線が十字状に交差した形状が所望面に
投影されるのである。
【0044】また、該照準器10の下端部には、金属製
のバランサー(おもり)20aが備えられており、さら
に該照準器10における前記モジュール8bと反対側と
なる箇所にも金属製のバランサー20b,20cが備え
られている。このうち前者のバランサー(おもり)20
aは、揺動自在に支持されている該照準器10の上面を
鉛直反対方向(すなわち直上方向)に向けさせるための
もので、後者2個のバランサー20b,20cは、前記
モジュール8bがあることによる該照準器10の重心の
片よりを防くためのもので、これら3個のバランサー2
0a,20b,20cがあることによって、該照準器1
0を任意の角度に回転させても、その重心が重力方向に
向くようにしたものである。なお、ジャイロ9の内側開
口内で取付部材11により上端部が装着されて下方に向
けて突出している吊下体13がその自重によって下端部
が鉛直方向に自然に向くため、照準器支持体12の上面
は鉛直反対方向に向くようになっている。
【0045】このうちバランサー20cは、例えは単数
又は複数のボルトからなり、照準器本体16に平行に形
成された雌ねじ部21に進退自在に蝶合されており、該
バランサー20bを回転させて移動させることにより、
バランスの微調整が可能となる。
【0046】また、前記照準器10の上部には、これら
モジュール8a,8b及び前記各ロッドレンズ18a,
18bを覆う透明のカバー体14が着脱自在に設けられ
ている。
【0047】さらに、前記2つの支持軸15,15の双
方又は何れか一方には、撮み部15aが設けられてお
り、該撮み部15aを指先で摘んで回動させることによ
り、前記レーザー照準器10を任意の設定した傾きで係
止させたり、該照準器10の上面を重心方向と反対方向
で係止させることができるようになっている。なお、図
示していないが、該照準器10を所望の水平回転方向で
係止させるための撮み部(図示しない)を設けても構わ
ない。
【0048】このような構成を有するレーザー照準器1
0は、理論的には鉛直方向〔ア)に対して最大13°の
角度まで両方に回動させることが可能であり、すなわち
334°という広範囲に回動させることができるのであ
るが、実際には本装置の下部周辺の部材がレーザー光の
障害になるので実際には240°を限度とする極めて広
角な直線影像又は十字状に交差した影像を天井面から壁
面さらには床面に亘って形成することが可能となる。
【0049】本発明の一実施の形態は上記構成からな
り、次に墨出し用レーザー装置1を使用する場合につい
て説明する。
【0050】図4において、墨出し用レーザー装置1を
用い、天井面30に複数の空調機又は照明器具等の被取
付部材31を等間隔おきに複数列取り付ける場合を説明
する。
【0051】先ず、本装置1を床面33に設置させる。
このとき、レーザー照準器10は前記ジャイロ機構9に
より鉛直状態に調整され維持される。下向きのモジュー
ル8cから下方鉛直に照射されたレーザー光は、床面3
3に地墨34としてスポット投影され、これを目印にし
て本装置1の位置決めを行う。
【0052】次に、前記レーザー照準器10を所定の角
度まで回転させると、2個の上向きのレーザー光発振器
8a,8bから上方に照射されたレーザー光は、十字状
の互いに直角に交差した投映線A1,A2となって天井
面30から四方の壁面(図には二面のみ表示)32a,
32bにわたって投映される。尚、レーザー照準器10
を所定の角度まで回転させても、前記バランサー20の
機能により、レーザー照準器10の重心位置は移動しな
いため、レーザー装置本体6の鉛直状態は維持され、地
墨34の位置が移動することはない。
【0053】そして、例えば、第1の被取付部材31a
の角部を投映線の交点A3と一致させる。この場合、一
方の投映線(X方向)A1は壁面32bに対して平行に
設定されており、第1の照明器具31aはこの一方の投
映線A1と投映線(Y方向)A2に沿って取り付ける。
【0054】続いて、レーザー照準器10を回転させて
投映線の交点A3を所定の位置まで移動させる。尚、該
照準器10の回転時には、X方向の投影線A1はその直
線の延長線上を移動し、Y方向の投影線A2は平行に移
動する。この結果、投映線の交点A3は、X方向の投影
線A1上を移動するように見える。
【0055】更に、第2の被取付部材31bを前記第1
の被取付部材31aと同時に投映線A1・A2に沿って
取り付け、同様にして順次第3の被取付部材31cを取
り付けることにより、墨出し用レーザー装置1を移動さ
せることなく、互いに平行な複数の被取付部材31を所
定の間隔毎の列状態で天井面に取り付けることが可能と
なる。
【0056】更に、別の列の被取付部材31を取り付け
る場合には、墨出し用レーザー光投影装置1をY方向に
所定距離だけ移動させて行えば良い。尚、レーザー照準
器10を鉛直上向きとした場合には、床面33の地墨3
4と投影線の交点A3とは一直線状になるので、かかる
交点A3より鉛直点の墨出しも可能となる。
【0057】次に、図5に基づいて、各壁面32a,3
2b,32cに被取付部材としての例えば窓枠36を取
り付ける場合について説明する。
【0058】先ず、墨出し用レーザー光投映装置1を所
定の位置にセットし、レーザー照準器10をレーザー光
が横向きに照射されるように回動させる。このとき、前
記X方向の投映線A1が窓枠36の下端位置となるよう
にする。そして、投映線の交点A3に第1の窓枠36a
の右隅を一致させて、該窓枠36aを取り付ける。
【0059】更に、ケーシング5と共に照準器保持体1
2を水平方向に回転させると、レーザー照準器10より
照射されるレーザー光の投映線の交点A3は、前記壁面
32aと直角な壁面32bに投映され、この壁面32b
の所定の位置に第2の窓枠36bを取り付けることが可
能である。
【0060】レーザー照準器10を斜め横方向に向けた
まま固定した状態で、ケーシング5を回転させると、該
ケーシング5と共にその内部のレーザー照準器10も一
緒に回転するため、四方の壁面に同一高さの投映線が形
成され、この投映線を目印に、複数の窓枠を壁面の同一
高さに設けることが可能となる。また、レーザー照準器
10を上下方向に回動させると、X方向の投映線A1が
上下移動するため、それぞれ異なる高さ位置に窓枠を取
り付けることが可能となる。
【0061】図6は、天井面30に円形の墨出しを行う
場合を示しており、レーザー照準器10を所定の角度に
傾斜状態で、しかも、ケーシング5と共に照準器保持体
12を回転させると、鉛直点34の直上方点38から所
定の半径を有する軌跡で投映線の交点A3を投映するこ
とが可能となる。
【0062】従って、かかる場合、照明器具等を取り付
けるための円形の取付孔を形成するとき、また、吊り下
げ用の複数の照明器具を取り付けるときに、最適であ
る。
【0063】本発明は上記実施形態に限定されるもので
はなく、例えば、照準器保持部12をケーシング5の上
部内側面に水平方向に回転自在に設けても良く、かかる
場合には、ケーシング5の上部に大きく突出するレーザ
ー照準器10に手を触れてこれを水平方向に回転するこ
とができる。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明の墨出し用レーザー
装置を含めたレーザー光投映装置は、モジュールを備え
たレーザー照準器が基台に対して上下方向及び水平方向
に回転自在に設けられているので、該装置を所定の床面
等に載置したままその位置を変えることなく、レーザー
光による交差する投映線の交点を、一方の投映線に沿っ
てを移動させ、且つ他方の投映線を平行に移動させるこ
とができるのである。
【0065】従って、例えば蛍光灯等の複数の被取付部
材を取り付けるための墨出し線を、天井面に平行且つ一
列状態に投映線で映し出すことができるので、その作業
を、熟練を要さずに、容易に、しかも迅速に行うことが
できるのである。
【0066】また、本装置において、レーザー照準器を
支持している照準器支持体などの下方にレーザー光を照
射するレーザー光発振器が設けられており、しかも、照
準器支持体自体の下端部がその重心により鉛直線方向に
向き、さらにレーザー照準器を取り付けた側レーザー光
照準器に、レーザー光を反鉛直線方向に自然を向け且つ
維持させるためのバランサーが備えられていると、該レ
ーザー光により形成される地墨点が移動してしまう恐れ
がなく、地墨点を利用した確実な墨出し作業を行うこと
ができたのである。
【0067】さらに、レーザー照準器の向きを所望の位
置で係止させることができるので、例えば水平回動を係
止させたまま上下回動を行うと、安定した映像交点の平
行移動ができ、また、レーザー照準器を傾けたままの姿
勢で天井面や壁面にレーザー光による映像をしばらくの
間、形成する等、便利なことが多く、特に本投映装置の
操作が1人で行うことができ、しかも一旦映像を形成す
ると本映像装置から離れて他の作業をすることができた
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例を示すレーザー光投映装
置上部の正面断面図である。
【図2】同じく側面断面図である。
【図3】同じくレーザー照準器の上下回動状態を示す正
面断面図である。
【図4】本発明に係る墨出し用レーザー装置の使用例を
示す斜視図である。
【図5】本発明に係る墨出し用レーザー装置の使用例を
示す斜視図である。
【図6】本発明に係る墨出し用レーザー装置の使用例を
示す斜視図である。
【図7】従来技術による墨出し用レーザー装置の使用例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 (レーザー光投映装置である)墨出し用レーザ
ー装置 3 (基台としての)脚体 5 ケーシング(支持体) 8a,8b,8c モジュール 9 ジャイロ 10 レーザー照準器 12 照準器支持体 13 鏡体 18a,18b レンズ 15 ピン 20 バランサー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下側方から上方に至る任意の投映箇所に
    向けてレーザー光を照射して直線映像を投映すべく、レ
    ーザー光を照射する1個又は複数個のモジュールの前方
    の光通路に、モジュールから照射したレーザー光を一直
    線形状の映像が形成されるようにレンズを配設し又は二
    直線が直角に交差する交差直線形状の映像が形成される
    ようにレンズを配設したレーザー照準器が、基台に対し
    て上下方向及び水平方向に回動自在に備えられているこ
    とを特徴とするレーザー光投映装置。
  2. 【請求項2】 前記レーザー照準器は、基台に回動自在
    に支持されている照準器支持体に上下回動自在に枢着支
    持されている請求項1に記載のレーザー光投映装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2のいずれかの項に記載の
    レーザー光投映装置に、レーザー照準器を所望の水平回
    動位置で係止させる操作部と、レーザー照準器を所望の
    上下方向の回動位置で係止させる操作部の双方又は何れ
    か一方が備えられていることを特徴とするレーザー光投
    映装置。
  4. 【請求項4】 レーザー照準器の少なくとも下部を含む
    1又は複数の箇所に、該照準器を回転させたときにその
    向きを逆鉛直線方向に戻すためのバランサーが備えられ
    ている請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレーザー
    光投映装置。
  5. 【請求項5】 レーザー照準器の下部又は該レーザー照
    準器を枢着している照準器支持体の下部に、該照準器支
    持体を鉛直姿勢に戻すための吊下体を下方に向けて突出
    させ、該吊下体下端部から下方の床面等に向けてレーザ
    ー光を照射して床面にレーザー光によるスポット映像を
    投映するように構成した請求項1乃至4のいずれか1項
    に記載のレーザー光投映装置。
  6. 【請求項6】 レーザー照準器の上下回動が照準器支持
    体に備えられたモータお駆動により上下回動し、しかも
    該モータの駆動制御はリモコン端末器が照射する光信号
    により行われる請求項1乃至5の何れかの項に記載のレ
    ーザー光投映装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6に記載のレーザー光投映
    装置が墨出し用レーザー装置であることを特徴とするレ
    ーザー光投映装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001191271A (ja) * 2000-01-01 2001-07-17 Yasaka:Kk レーザー墨出し装置
US20250052079A1 (en) * 2023-08-08 2025-02-13 Aaron Delgadillo Circular Framing Guide Laser Device

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