JPH11258221A - カラム充填剤 - Google Patents

カラム充填剤

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JPH11258221A
JPH11258221A JP10073459A JP7345998A JPH11258221A JP H11258221 A JPH11258221 A JP H11258221A JP 10073459 A JP10073459 A JP 10073459A JP 7345998 A JP7345998 A JP 7345998A JP H11258221 A JPH11258221 A JP H11258221A
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JP
Japan
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polymer
filler
temperature
silica gel
nipam
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Pending
Application number
JP10073459A
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English (en)
Inventor
Nobuo Tanaka
信男 田中
Shinichi Kobayashi
慎一 小林
Taketoshi Kanda
武利 神田
Yutaka Otsu
裕 大津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shiseido Co Ltd
Original Assignee
Shiseido Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH11258221A publication Critical patent/JPH11258221A/ja
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    • G—PHYSICS
    • G01—MEASURING; TESTING
    • G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N30/00—Investigating or analysing materials by separation into components using adsorption, absorption or similar phenomena or using ion-exchange, e.g. chromatography or field flow fractionation
    • G01N30/02—Column chromatography
    • G01N30/50—Conditioning of the sorbent material or stationary liquid
    • G01N30/52—Physical parameters
    • G01N30/54—Temperature

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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的は担体表面に識別物質以外の表出
が実質的に存在しないカラム充填剤を提供することにあ
る。 【解決手段】媒体中に含まれる特定物質に対する識別能
を有するポリマー14が、担体10の表面に隙間無く被
覆され、前記特定物質と担体10とが実質的に接触しな
いことを特徴とするカラム充填剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラム充填剤、特に
識別基を有するポリマーの被覆状態の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】高速液体クロマトグラフィー(HPL
C)に代表される、カラム充填剤を用いた分離技術は、
天然及び合成有機化合物、医薬品、生体成分などの精密
分離定量、分取精製のための一般的な手法であり、広い
分野で利用されている。HPLCの分離モードの70〜
80%は逆相液体クロマトグラフィーであり、主に疎水
性の固定相と親水性の移動相との間で溶質が分配され、
疎水性の差によって分離が達成される。
【0003】この逆相液体クロマトグラフイーの利点と
しては、 対象とする化合物の範囲が広い、 水を含む2〜3種類の溶媒で非常に広い範囲を取り扱
うことができる、 クロマトグラフィーの結果に再現性が得られやすい、 等が挙げられる。そして、逆相液体クロマトグラフィー
用のカラム充填剤としては、化学結合型シリカゲル充填
剤と架橋有機ポリマー充填剤が汎用され、化学結合型シ
リカゲル充填剤はカラム効率が高いものの化学修飾法の
種類が少なく、また酸、塩基条件下で不安定であるなど
の特徴を有し、一方、架橋有機ポリマー充填剤はカラム
効率がやや低いものの化学修飾法の種類が多く、酸、塩
基に対して比較的安定であるという特徴を有する。
【0004】すなわち、架橋有機ポリマー充填剤には多
くのミクロポア(1〜2nm以下の細孔)が存在し、この
部分の大きさや形と適合する溶質が入り込むため遅い拡
散を生じ、カラム効率が低くなる。化学修飾について
は、表面の多様な化学修飾が可能であり、また化学的
(酸性、塩基性条件下)にも高い安定性を示す。
【0005】それに対して、化学結合型シリカゲル充填
剤においてはシリカゲル粒子が持つメソポア(2〜50
nmの細孔)内での溶質の拡散が容易であることから高い
カラム性能が得られる。しかし、化学的修飾を行う場
合、シラノール基と反応する官能基に制限を伴うため、
化学修飾法が制限されること、残存するシラノール基や
金属不純物による二次的な保持効果が起こること、高い
pH(>8)でのシリカゲルの溶解、または低いpH
(<2)でケイ素−酸素結合の切断が起こること等の問
題が挙げられる。これらの問題はシリカゲル表面にポリ
マーを被覆することによってある程度解決する可能性が
ある。従来、シリカゲル表面にシリコンポリマー或いは
ポリブタジエンを被覆したポリマーコート型シリカゲル
充填剤が使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うにシリコンポリマーなどで被覆し、さらにその表面に
識別基を修飾した場合であっても、充填剤表面には識別
基とシリコンポリマーが表出していることとなり、分離
対象となる物質はシリコンポリマーに対する親和性と識
別基に対する親和性の影響を受けることとなる。この結
果、シリコンポリマーが特定物質の分離に影響を与える
不純物となることに変わりはなく、より分離能の高いカ
ラム充填剤が求められていた。本発明は前記従来技術の
課題に鑑みなされたものであり、その目的は担体表面に
識別物質以外の表出が実質的に存在しないカラム充填剤
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明者らが鋭意検討を行ったところ、粉体表面を識
別性物質からなるポリマーでコートしてしまうことによ
り、不純物質の充填剤表面への表出を防止できることを
見いだし、本発明を完成するに至った。すなわち、本発
明にかかるカラム充填剤は、媒体中に含まれる特定物質
に対する識別能を有するポリマーが、担体の表面に隙間
無く被覆され、前記特定物質と担体とが実質的に接触し
ないことを特徴とする。
【0008】また、本発明において、前記ポリマーは、
該ポリマーの構成単位である、識別基を有するモノマー
を担体上で重合することにより得られることが好適であ
る。また、本発明において、識別性ポリマーは温度応答
性ポリマーであることが好適である。また、本発明にお
いて、温度応答性ポリマーはポリ(N−イソプロピルア
クリルアミド)であることが好適である。また、本発明
において、担体はシリカゲルであり、該シリカゲル表面
に導入されたスペーサーとしての3−メタクリロキシプ
ロピルトリメトキシシランに、識別基を有するモノマー
としてのN−イソプロピルアクリルアミドを重合させて
得ることが好適である。
【0009】また、本発明において、識別性ポリマーは
光学異性体識別ポリマーであることが好適である。ま
た、本発明において、光学異性体識別ポリマーはポリ
[(S)−(−)−N−メタクリロイル−1−フェニル
エチルアミン]またはポリ[(R)−(+)−N−メタ
クリロイル−1−フェニルエチルアミン]であることが
好適である。また、本発明において、担体はシリカゲル
であり、該シリカゲル表面に導入されたスペーサーとし
ての3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン
に、識別基を有するモノマーとして(S)−(−)−N
−メタクリロイル−1−フェニルエチルアミンまたは
(R)−(+)−N−メタクリロイル−1−フェニルエ
チルアミンを重合させて得ることが好適である。
【0010】また、本発明において、光学異性体識別ポ
リマーはポリ[(S)−(−)−N−アクリロイル−1
−フェニルエチルアミン]またはポリ[(R)−(+)
−N−アクリロイル−1−フェニルエチルアミン]であ
ることが好適である。また、本発明において、担体はシ
リカゲルであり、該シリカゲル表面に導入されたスペー
サーとしての3−メタクリロキシプロピルトリメトキシ
シランに、識別基を有するモノマーとしての(S)−
(−)−N−アクロイル−1−フェニルエチルアミンま
たは(R)−(+)−N−アクリロイル−1−フェニル
エチルアミンを重合させて得ることが好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1には本発明にかかるカラム充填剤の概念
図が示されている。同図(A)は例えば特開平7−31
8551号公報に開示されたカラム充填剤であり、同技
術では担体10表面にスペーサー12を結合させ、さら
に温度応答性ポリマー14をスペーサー12に結合させ
る。ここで、温度応答性ポリマー14は数千の分子量を
持っており、立体的な障害から担体10表面への導入は
限られた量となり、またポリマー14よりも分子量の小
さな識別対象物質はポリマー14間を通り抜け得るた
め、分離能は、識別対象物質の担体10表面に対する親
和性によっても影響される。むろん、担体に不活性度の
高い物質を使用しなければ、移動相を構成する溶媒によ
って担体の浸食が生じることも考えられる。
【0012】これに対し、同図(B)に示す本発明のカ
ラム充填剤によれば、担体10上で識別性モノマーを重
合させて識別性ポリマー14を形成するので、担体10
表面がポリマー14のみで密に被覆されてしまい、該識
別性ポリマー14自体が担体10を保護し、担体と識別
対象物質との接触を実質的に防止する。この結果、識別
対象物質は識別性ポリマーとの親和性のみによって識別
され、識別精度が向上すると共に、担体ないし移動相の
選択の自由度も大きくすることができる。むろん、担体
にポリマーを被覆する際に担体と接するのは分子量のは
るかに小さいモノマーであるので、担体上にくまなく被
覆することができる。
【0013】図2に本発明にかかる識別性ポリマーコー
ト型充填剤の製造方法の一例が示されている。同図
(A)に示すようにシリカゲル上のシラノール基にスペ
ーサーとしての3−MOP(3−メタクリロキシプロピ
ルトリメトキシシラン)を導入する。そして、同図
(B)に示すように、3−MOP−Si(3−MOP修
飾シリカゲル)を調製した後、該3−MOP基の末端に
ある二重結合に順次NIPAM(N−イソプロピルアク
リルアミド)を重合させ、同図(C)に示す温度応答性
ポリマー被覆シリカゲルを調製することができる。
【0014】この方法では、3−MOP基とNIPAM
の結合及びNIPAM同士の重合条件が同一であるた
め、シリカゲルに対する3−MOP基の導入、及びNI
PAMの重合反応という二段階の反応で目的の温度応答
性ポリマー被覆シリカゲルを調製することができる。な
お、本発明において、担体としてはシリカゲル、ポリス
チレン微粒子など各種のものを用いることができ、また
粉体に限らず、ガラス管などの壁面修飾に応用すること
も可能である。また、識別性ポリマーとしては、温度応
答性ポリマーに限らず、例えば光学異性体識別ポリマ
ー、光応答性ポリマー、電気ないし電場応答性ポリマー
などを採用することも可能である。
【0015】また、本発明にかかるカラム充填剤の製造
方法としては、スペーサーは必ずしも必要ない。さら
に、例えばスペーサーとして末端にアミノ基を有するも
のを用い、該スペーサーに対して結合するモノマーとし
て末端にカルボキシル基を有するものを用いて、アミド
結合などにより最初のモノマーを結合させ、以後モノマ
ーを順次重合していく方法などを採用することもでき
る。この場合には、スペーサーの導入、最初のモノマー
とスペーサーの結合、以後のモノマーの重合反応の3段
階の工程が必要となる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照しつつ、本発明の好適な実
施例を説明する。実施例の説明に先立ち、試験に用いた
移動相、装置について示す。移動相 メタノール:市販品を蒸留したものを使用した。 水:水道水をイオン交換樹脂によりイオン交換後、蒸留
してさらにModel D46BARNSTEAD E-pureを用いて精製し
た超純水を使用した。 テトラヒドロフラン:市販品に水素化カルシウムを入
れ、窒素雰囲気下で蒸留したものを使用した。 ヘキサン:市販品特級をそのまま使用した。 酢酸エチル:市販品を10%炭酸ナトリウム水溶液、
水、塩化カルシウム飽和水溶液、塩化ナトリウム飽和水
溶液で洗浄後、塩化カルシウムで乾燥し、蒸留したもの
を使用した。
【0017】装置 液体クロマトグラフィー装置 LCポンプ :JASCO 880−PU Shimazu LC−6A 検出器 UV:JASCO 875−UV Shimazu SPD−6AV RI:JASCO 830−RI インテグレーター:GL Science V−Station Version1.5 FT−IR装置 :富士電機 FIRIS 100の拡散反射で測定 NMR装置 :Varian GEMINI−200 旋光計 :JASCO J−720
【0018】次に、本発明にかかるカラム充填剤の具体
例について説明する。 [温度応答性ポリマーコート型充填剤]HPLCにおけ
る分離選択性の制御は、移動相や固定相を変化させるこ
とによって達成されるのが一般的であるが、光、電気、
伝場、温度などの外部刺激応答が分離選択性を変化させ
ることが報告されている。特に温度変化による分離選択
性の制御は、HPLCにおいて最も簡単に達成される。
【0019】下記化1に示すポリ(N−イソプロピルア
クリルアミド)(Poly(N-isopropylacrylamide) [以
下、poly−NIPAM]は温度応答性ポリマーであ
り、近年温度変化による特性の変化について多くの研究
が行われている。Poly−NIPAMは水中において
32℃付近で下限臨界共溶点(Lower Critical Soluti
on Temperature:LCST)を示し、LCSTを境にし
て急激に相転移を起こす。このポリマーは、低温側では
親水基グループが水和されるため可溶化し膨潤するが、
高温側では脱水和して不溶化し、収縮挙動を示す。この
相転移は、水素結合と疎水性相互作用のバランスの変化
によってもたらされる。
【0020】
【化1】
【0021】また、水−有機混合溶媒中でのpoly−
NIPAMの特性についても多くの研究が行われてい
る。例えば、エチレングリコールジメタクリレート(E
GDMA)で化学架橋させたpoly−NIPAMゲル
の25℃における水−アルコール混合溶媒中のゲルの膨
潤−収縮挙動の研究を行い、アルコール含量の増加に伴
ってこのゲルは膨潤から収縮、さらに膨潤挙動を示すこ
とが報告されている。さらに、4−アミノ−2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシドでラベ
ルしたpoly−NIPAMの水−メタノール混合溶媒
中のEPRスペクトル及び曇点の解析を行い、この結果
からメタノール含量の変化による相転移点の変化は、ポ
リマー鎖による選択的なメタノールの吸着によるもので
あるとの知見も報告されている。
【0022】HPLCにおいては、Gewehrは、p
oly−NIPAMにより多孔性ガラスビーズを修飾し
てゲル パーミエイション クロマトグラフィに適用
し、温度を変化させることによって細孔径の大きさを変
化させ得ることを報告している。さらに、アミノプロピ
ル化したシリカゲルにエステル−アミンのカップリング
反応によってpoly−NIPAMを結合させた充填剤
が開発されている。この充填剤は水中において様々な温
度で6つの混合ステロイドを分離し、poly−NIP
AM結合型充填剤は、温度の変化により溶出時間と選択
性を制御できることも知られている。
【0023】そこで、本発明者らは3−メタクリルオキ
シプロピルシリル化したシリカゲルをNIPAM(モノ
マー)と共重合させることにより、poly−NIPA
Mをシリカ表面に被覆することとした。
【0024】実施例1 Poly−NIPAMコート型
充填剤 製造方法 (a)スペーサー保持粉体の調製 本実施例においては、スペーサー保持粉体として、3-Me
thacryloxypropyl-bonded Silica(3−MOPシリカ
ゲル)を調製した。すなわち、酸処理した後、減圧乾燥
したシリカゲル((株)資生堂製、粒子径5μm、表面
積176m2/g、細孔径300Å)15.0gにトルエン
約100mlを加えた。その後シラノール基(8.5×1
06mol/m2)と等モル量の3Metacryloxypropyltrimethox
ysilane5.4g(22mmol)を加え、加熱、還流下で
副生成物のメタノールを共沸により除去しつつ6時間反
応後、メタノール、クロロホルムの順に洗浄し、濾過し
て乾燥させた。 (b)温度応答性ポリマーのコート
【0025】本実施例においては、識別性物質としてN
−イソプロピルアクリルアミド(NIPAM)を用い、
このNIPAMを前記スペーサー保持粉体上で重合反応
させることにより、識別性ポリマーのコートを行う。重
合条件 水中での重合(NIPAM−W) N−イソプロピルアクリルアミド(N-Isopropylacrylam
ide)(以下、NIPAM)2.0gと、モノマー量に
対して1.0重量%の開始剤(2,2'-Azobisisobutyronit
rile;AIBN)、超純水25ml、4.6重量%ポリビ
ニルアルコール(PVA)水溶液25mlを加え、微分散
を行った後、3−MOPシリカゲル2.0gを加えた。
その後、メカニカルスターラーで24時間撹拌し、アル
ゴン雰囲気下、70℃で24時間撹拌しながら重合を行
った。反応終了後、超純水、メタノールで数回洗浄し、
濾過して乾燥させた。
【0026】トルエン中での重合(NIPAM−T) NIPAM2.0gと、モノマー量に対して1.0重量
%の開始剤AIBNを、トルエン50mlに加えた後、3
−MOPシリカゲル2.2gに加えた。その後、メカニ
カルスターラーで24時間撹拌し、アルゴン雰囲気下、
70℃で24時間撹拌しながら重合を行った。反応終了
後、アセトン、超純水、メタノールで数回洗浄し、濾過
して乾燥させた。
【0027】二相系での重合水−トルエン系 (NIPAM−WT) NIPAM1.8gと、モノマー量に対して1.0重量
%の開始剤AIBN、超純水25ml、4.6重量%PV
A水溶液25ml、トルエン2.0mlを加えて微分散して
細かい液滴とした後、3−MOPシリカゲル1.8gに
加えた。その後、メカニカルスターラーで24時間撹拌
しながらアルゴン雰囲気下、バス温70℃で24時間撹
拌しながら重合を行った。反応終了後、アセトン、超純
水、メタノールで数回洗浄し、濾過して乾燥させた。
【0028】水−シクロヘキサノール系(NIPAM−
WC) NIPAM2.1gと、モノマー量に対して1.0重量
%の開始剤AIBN、超純水25ml、4.6重量%PV
A水溶液25ml、シクロヘキサノール2.0mlを加えて
微分散して細かい液滴とした後、3−MOPシリカゲル
2.1gに加えた。その後、メカニカルスターラーで2
4時間撹拌し、アルゴン雰囲気下、70℃で24時間撹
拌しながら重合を行った。反応終了後、超純水、メタノ
ールで数回洗浄し、濾過して乾燥させた。各充填剤の重
合条件を表1に示す。
【0029】
【表1】 ──────────────────────────────────── 製造条件 3−MOPシリカゲル モノマー量 溶媒 二相系 ──────────────────────────────────── NIPAM-W 2.0 2.0 PVA水溶液 − NIPAM-T 2.2 2.0 トルエン − NIPAM-WT 1.8 1.8 PVA水溶液 − NIPAM-WC 2.1 2.1 PVA水溶液 − ────────────────────────────────────
【0030】重合条件下の仕込量の変化 NIPAM-WCで仕込量を変化させたときのシリカゲルへの導
入量の変化を表2に示す。
【表2】 ──────────────────────────────────── 製造条件 3−MOPシリカゲル モノマー量 シクロヘキサノール(ml) ──────────────────────────────────── NIPAM4-WC4 3.34g 4.0g 4 NIPAM4-WC6 3.32 4.0 6 NIPAM6-WC4 3.28 6.0 4 NIPAM6-WC6 3.32 6.0 6 ──────────────────────────────────── 溶媒:PVA水溶液 50ml 開始剤:AIBN モノマーに対して1重量% 重合温度:70℃ 重合時間:24時間
【0031】元素分析結果 各充填剤の元素分析結果を表3に示す。
【表3】 ──────────────────────────────────── 充填剤 C% N% 導入量(mg) ──────────────────────────────────── MOPSi−1 1.88 0.00 (1.03μmol/m2) NIPAM−W 6.10 0.05 4 NIPAM−T 6.41 0.86 70 NIPAM−WT 11.08 0.49 47 NIPAM−WC 16.53 2.56 258 ──────────────────────────────────── MOPSi−2 2.87 0.00 (1.60μmol/m2) NIPAM4−WC4 20.98 3.69 416 NIPAM4−WC6 17.56 3.07 318 NIPAM6−WC4 24.74 4.49 553 NIPAM6−WC6 21.23 3.80 430 ──────────────────────────────────── MOPSiの表面反応率(導入量の欄) =Cs(%)×106/S/(100×12×9−217.3×Cs(%) 充填剤1gに対するポリマーの被覆量=99×Ns/14
【0032】前記表1ないし3より明らかなように、す
べての条件でPoly−NIPAMが3−MOP−Si
licaに導入された。シクロヘキサノールを反応溶媒
としたときは、トルエンのときよりpoly−NIPA
Mの導入量が多いことから、poly−NIPAMの重
合反応は、3−MOP−Silica、AIBN存在
下、シクロヘキサノール中で良好に進行していると考え
られる。3−MOPのシリカゲルへの表面反応率は、p
oly−NIPAMの導入量に影響を与えなかった。こ
のことから、分子量の大きいポリマーがシリカゲル上に
形成されるため、MOPの表面反応率が小さくてもNI
PAMの導入量は大きいと考えられる。また同仕込量に
おける導入量には再現性が認められる。
【0033】仕込量を変化させたときの導入量の変化
は、モノマー濃度の最も高い条件下で重合されたNIP
AM6−C4が最大の導入量を示し、NIPAM4−W
C6において最小となった。このことから、導入量はシ
クロヘキサノールに溶解しているNIPMモノマーの濃
度に依存していると考えられる。
【0034】温度と細孔径分布 図3はサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)によっ
て測定された温度による細孔径分布と細孔容量の変化を
示した。NIPAM6−C4は、温度を上昇させると細
孔容量の増加を示す。また、30℃と35℃の間で細孔
容量が大きく変化していることは、この温度でpoly
−NIPAMが急激に相転移を起こし、膨潤状態から収
縮状態へ変化することを示している。
【0035】水移動相中でのベンゼン誘導体の保持 図4は水中でのベンゼン誘導体の保持に対する温度の影
響について示している。溶質は大きく2群に分けられ
る。保持に対する温度の効果について、すべての溶質に
共通して10℃と20℃、及び60℃と70℃の間で保
持が減少し、20℃と60℃の間では全体的に保持は増
加する傾向を示した。特に、30℃〜40℃では顕著な
保持の増加が見られた。また、図4(B)に示した4つ
の水素結合受容体については低温における大きな保持が
特徴的である。図4(A)に示したような疎水性化合物
については温度上昇に伴う保持の増加が著しい。
【0036】図5に5つのベンゼン誘導体のクロマトグ
ラムを示した。20℃では分離は達成されていないが、
温度を上昇させると保持の増大と溶出順序の変化が見ら
れ、60℃で分離が達成された。特に30℃〜40℃に
かけて溶出順序が大きく変化した。これは、固定相中の
poly−NIPAMの構造が膨潤状態から収縮状態へ
変化し、このとき溶質の保持を支配する相互作用が水素
結合から疎水性相互作用へと変化するためであると考え
られる。
【0037】温度依存性に対するメタノール濃度の効果 移動相に水−メタノール混合溶媒を用いて温度と保持の
関係について検討した。次の表4に10℃から50℃に
おけるアミルフェニルケトンの溶出挙動(保持k’と分
離係数α(CH2)=k'(amylphenylketone)/k'(n-butylpheny
lketone)について示し、図6に20%メタノールにおけ
るアルキルフェニルケトンのクロマトグラムと各ピーク
の理論段数を示した。
【0038】
【表4】 ──────────────────────────────────── 10℃ 20℃ 30℃ 40℃ 50℃ ──────────────────────────────────── 10% k’ 17.7 20.1 33.3 49.2 50.1 α(CH2) 1.77 1.80 1.94 2.02 2.04 ──────────────────────────────────── 20% k’ 16.2 20.1 30.1 32.1 30.6 α(CH2) 1.77 1.81 1.90 1.91 1.89 ──────────────────────────────────── 30% k’ 15.7 18.5 19.5 18.4 16.6 α(CH2) 1.72 1.75 1.76 1.74 1.71 ──────────────────────────────────── 40% k’ 10.7 10.9 10.2 9.22 8.16 α(CH2) 1.62 1.61 1.59 1.56 1.53 ──────────────────────────────────── 50% k’ 3.01 2.71 2.45 2.24 2.04 α(CH2) 1.35 1.33 1.31 1.30 1.27 ──────────────────────────────────── Flow Rate:0.8ml/min Column:NIPAM6−C4
【0039】10%メタノール中では10℃〜50℃、
20%メタノール中では10℃〜40℃、30%メタノ
ール中では10℃〜30℃の間で保持と分離係数が増加
した。逆に40%メタノールと60%メタノール中では
温度の上昇に伴って保持、分離係数ともに減少した。2
0%メタノール中の温度による理論段数は低温では溶質
の拡散が遅く、溶質とpoly−NIPAM固定相との
平衡達成の遅れを生じるため著しく低くなっている。温
度が上昇すると溶質の拡散が早くなり、poly−NI
PAMは膨潤状態から収縮状態へ変化するための溶質と
poly−NIPAM固定相との平衡達成が早くなり、
理論段数は著しく増加している。図7はアルキルフェニ
ルケトンについての温度変化による保持の変化を示して
いる。10%メタノール中では30℃〜40℃、20%
メタノール中では20℃〜30℃、30%メタノール中
では10℃〜20℃にかけて保持変化が最も大きかっ
た。40%以上のメタノール濃度以上のメタノール濃度
では大きな保持変化の差は見られなかった。水−メタノ
ール移動相中ではメタノール濃度の変化と共にpoly
−NIPAMのLCSTが変化することが報告されてお
り、前記表4及び図7はそれを反映している。すなわ
ち、保持変化が最も大きい温度でpoly−NIPAM
が相転移を起こして収縮するため、疎水性相互作用の寄
与の増大が生じていると考えられる。
【0040】メタノール濃度変化による保持と選択性 20℃でのメタノール濃度の変化によるベンゼン誘導体
についての保持の変化を図8に示した。それぞれのメタ
ノール濃度において異なる選択性が得られている。ほと
んどの溶質は水から10%メタノールまでは保持の減少
を示し、20%から30%メタノールにおいては保持の
増加を示した。40%以上のメタノール濃度ではほぼ直
線的に保持が減少するという、通常のRPLCにおける
挙動が見られた。20℃においてpoly−NIPAM
の形態は水から30%メタノールの範囲で膨潤状態から
収縮状態へ変化し、30%から40%メタノールで最も
収縮し、50%メタノール付近から100%メタノール
までの範囲で収縮状態から膨潤状態へと変化することが
報告されている。図8はそれぞれの濃度におけるpol
y−NIPAMの形態を反映していると考えられる。す
なわち、0%から30%メタノールの間でpoly−N
IPAMは膨潤状態から収縮状態へ変化し、溶質に対し
て親水性の相互作用が主に働く領域から疎水性相互作用
が主に働く領域へと変化する。これにより、保持が異な
っていると考えることができる。状態変化をもたらすメ
タノール濃度の差は高分子量poly−NIPAMとシ
リカ上グラフトpoly−NIPAMとの分子量の差を
反映している可能性がある。
【0041】図9に20℃における10%、20%、3
0%メタノール移動相中の5つのベンゼン誘導体のクロ
マトグラムを示した。これは図5と類似した傾向を示し
た。このことより、温度上昇によるpoly−NIPA
M中の親水基の脱水和と、メタノール添加による脱水和
とが同様の効果をもたらしていることが推定される。
【0042】水と20%メタノールにおける相対的な関
係 水中と20%メタノール中での選択性に対する温度の効
果について図10に、20℃と50℃において選択性に
対するメタノール濃度の効果について図11に示した。
図10に示されるように、水中と20%メタノール中と
も、温度が転移点を境に高いときの溶質の保持は増大し
た。水中と20%メタノール中を比較すると、水中での
水素結合受容体、アセトフェノン、ベンズアルデヒド、
ニトロベンゼン、シアノベンゼンが20℃において他の
溶質と比較すると相対的に大きな保持を示しているが、
20%メタノール中ではこれらの化合物について10℃
と50℃の間で選択性の変化は見られなかった。図11
に示されているように20℃のとき、水素結合受容体を
除いて水中と比較して20%メタノール中で保持は増大
し、50℃では逆に20%メタノール中より水で大きな
保持が得られた。アセトフェノン、ベンズアルデヒド、
ニトロベンゼン、シアノベンゼンについては低温(20
℃)において、水中で特に大きな保持が見られた。この
ことから、水中における温度変化と20℃でのメタノー
ル濃度の変化は類似しているものと思われる。実際、図
4,5と図8,9の間には共通性が見られる。これは低
温、水中において水和されているpoly−NIPAM
鎖が温度上昇によってもメタノール添加によっても同様
に脱水和されることを示唆する。
【0043】Quantitative structure-chromatographic
retention relationships(QSRR)は、Linear fre
e-energy relationships(LFER)に対して最も広く
研究されているものの一つである。このQSRR分析は
HPLCにおいてクロマト的保持に対する分子メカニズ
ムの洞察に用いることができる。Abrahamは、広い範囲
の有機化合物によるcomplexation scaleからLFER d
escriptorsを得た。一般的なAbrahamの方程式は数1で
表される。
【数1】log SP = c+rR2+sπ2+aΣα2+bΣβ2+mV/100
【0044】下記表は、前記数1に基づくsolvatochrom
ic各変数解析の結果を示している。
【表5】 ──────────────────────────────────── c r s a b m F n r ──────────────────────────────────── NIPAM6-C4(w,20℃) 1 14 0.396 ──────────────────────────────────── NIPAM6-C4(w,70℃) -0.255 -0.059 -0.210 0.433 -1.55 1.94 34 14 0.940 標準誤差 0.286 0.465 0.214 0.116 0.293 0.268 ──────────────────────────────────── NIPAM6-C4(20%,10℃) -0.492 0.602 -0.333 0.562 -1.07 1.15 8 17 0.786 標準誤差 0.388 0.503 0.273 0.161 0.335 0.360 ──────────────────────────────────── NIPAM6-C4(20%,50℃) -0.285 0.403 -0.291 0.375 -1.73 1.50 45 17 0.954 標準誤差 0.202 0.263 0.143 0.084 0.175 0.188 ──────────────────────────────────── C18 (60%,10℃) -0.988 -0.098 -0.365 -0.169 -2.18 2.36 313 17 0.993 標準誤差 0.133 0.172 0.093 0.055 0.115 0.123 ──────────────────────────────────── C18 (60%,50℃) -0.975 -0.065 -0.370 -0.255 -1.90 2.00 420 17 0.995 標準誤差 0.108 0.140 0.076 0.045 0.093 0.100 ──────────────────────────────────── F:F検定 n:溶質の数 r:相関係数
【0045】C18固定相については温度にかかわらず溶
質体積と水素結合受容性の主たる寄与による良好な相関
が見られる。一方、poly−NIPAM固定相につい
ては、高温において溶質体積と水素結合受容性の主たる
寄与が見られるが、低温においてはよい相関が得られ
ず、特に疎水性のより小さな寄与、水素結合受容性のよ
り小さな負の寄与と寄与の増大が特徴的であることを示
している。この結果も温度上昇による固定相でのアミド
結合との水素結合の寄与の低下と、疎水性相互作用の寄
与の増大が温度による選択性変化の主因であると考えら
れる。
【0046】分級による充填 リーディング改善のため、NIPAM−WCを分級操作
の後、充填した。100mlメスシリンダーにクロロホル
ム:エタノール=7:3を50ml加え、これに充填剤を
加えて分散させ、10分間放置後、上澄み液を取り出し
た。その上澄み液を2時間放置したところで、沈んだ充
填剤を取り出し、この操作を2回繰り返してからカラム
に充填した。
【0047】分級前と分級後のクロマトグラムを図12
に示す。非対称性は分級前、分級後のPhenyl n-butylk
etoneで比較するとそれぞれ0.68,1.12とな
り、分級後の方がリーディングが無くなり対称性がよく
なっていることがわかる。このことから、分級前では重
合の際、粒子同士が結合して大きな粒子になる、若しく
は粒子が粒子が粉砕して小さい粒子になる可能性があ
り、これから様々な流路ができるためリーディングが生
じると思われる。
【0048】以上のように、Poly−NIPAMを3
−MOP−Silicaに化学結合した温度応答性固定
相の調製方法は、再現性を有し、poly−NIPAM
を容易にシリカゲルに導入することを可能とした。この
充填剤の特性は、水系の移動相中、30℃〜40℃の範
囲で温度上昇に伴って、疎水性の支配的な寄与による顕
著な保持の増加を示した。カラム温度を変化させること
による保持と溶出順序の変化が、ベンゼン誘導体に対し
て示された。また、温度応答性は移動相のメタノール含
量の増加によって小さくなり、40%以上では失われ
た。しかし、poly−NIPAMの転移点以下の20
℃において、10%〜30%のメタノールの添加は保持
と溶出順序の変化がベンゼン誘導体に対して示された。
このことから、poly−NIPAM結合型シリカにお
いて、温度上昇とメタノールの添加は、ポリマーの親水
性基の脱水和を通じて同様な保持挙動の変化をもたらし
た。低温でC18固定相とは異なる選択性が期待でき、
メタノール濃度、温度によって大きく変化させることが
できる。
【0049】実施例2 オクタデシル化poly−NI
PAMコート型充填剤製造方法 シリカゲル4.1gにルチジン0.23g、3−メタク
リロキシプロピルトリメトキシシラン(3−MOP)
0.52gを加えた後、前記同様に3−MOPシリカゲ
ルを調製した。ただし、ルチジン、3−MOPはシラノ
ール量8.5μmol/m2に対して3.0、2.9μmol/m2
仕込んでいる(MOPSi−3)。調製した3−mop
シリカゲル3.6g、NIPAMモノマー3.5g、シ
クロヘキサノール4mlをPVA水溶液中に加え、前記同
様の操作で充填剤を調製した(NIPAM−WC3)。
【0050】調製したNIPAM−WC3 2.14g
にオクタデシルジメチルクロロシラン0.63g、ピリ
ジン0.22gをトルエン40mlに加えて24時間還流
しながら反応を行った。その後、メタノール、70%メ
タノール、メタノール、クロロホルムの順に洗浄した。
得られた充填剤は茶白色をしていた(C18−NIPA
M−WC3)。
【0051】
【表6】 ──────────────────────────────────── MOPSi−3 2.65 0.00 (1.47μmol/m2) NIPAM−WC3 10.55 1.58 142 C18-NIPAM-WC3 15.34 1.43 134 ────────────────────────────────────
【0052】C18の表面反応率=C18-NIPAM-WC3とNIP
AM-WC3の炭素の含有率の差×104/12×20×S
(S:シリカゲルの表面積、Ns:ポリマーコートシリ
カゲル1gあたりの窒素含有率) NIPAM−WC3とC18−NIPAM−WC3を比
較すると、それぞれの炭素含有量に大きな差が見られ、
C18がシリカゲルに導入されていることが解る。
【0053】調製結果 3−MOPシリカゲル、NIPAM−WC3、C18−
NIPAM−WC3についてFT−IRスペクトルを測
定した結果を図13に示す。同図(a)は1740−1
720cm-1に−C=C−の伸縮振動の吸収が見られた。
(b)は1640cm-1付近にアミド基、−C=Oの伸縮
振動、N−Hの変角振動の吸収が見られた。(c)は2
950−2900cm-1付近に−CH2−の伸縮振動の強
い吸収が見られた。
【0054】図14には、NIPAM−WC3について
SECを行い、温度変化による細孔径分布を示した。図
15には、20%メタノール移動相中のNIPAM−W
C3と70%メタノール移動相中のC18−NIPAM
−WC3のアルキルベンゼンの分離クロマトグラムを示
した。
【0055】また、70%メタノール移動相中で立体選
択性を調べ、C18充填剤との保持の比較を行った。そ
れぞれ表7、図16に示す。
【表7】 ──────────────────────────────────── C18 C18-NIPAM-WC3 K' α K' α ──────────────────────────────────── ジフェニルメタン 3.35 1.85 フルオレン 3.93 1.17 2.40 1.35 ──────────────────────────────────── トリプチセン 3.22 3.84 ピレン 7.28 1.40 7.00 1.96 ──────────────────────────────────── o−ターフェニル 7.99 1.96 トリフェニレン 11.2 2.43 4.95 2.74 ────────────────────────────────────
【0056】前記表6及びFT−IR測定からNIPA
Mポリマーが導入され、図14から温度応答を示してい
ることがわかる。また、表6、FT−IR、図15から
C18が導入されていることがわかる。しかし、充填剤
が着色し、30%メタノール移動相中では温度応答性を
示さなかったことからODS化の際、ポリマー鎖の形状
が変化した可能性があると考え、表7、図16の試験を
行った。ダンシルラベル化したNIPAMポリマーは2
0℃において70%メタノールでは膨潤しているという
報告もあり、実験結果からこれと一致しているものと思
われる。よって、ポリマー鎖の形状には特に変化は見ら
れないので、考えられる原因としてはC18が結合する
ことによって立体的な障害が生じ、温度変化による相転
移が行われなかったと考えられる。
【0057】実施例3 光学活性ポリマーコート型シリ
カゲル充填剤製造方法 [光学活性モノマーの合成] (S)−(−)−N−メタクリロイル−1−フェニル
エチルアミン(S−MPEA)の合成 (S)−(−)−1−フェニルエチルアミン4.7ml
(36mmol)とトリメチルアミン5.6ml(40mmol)
をクロロホルム50mlに溶解させ、氷冷下で撹拌しなが
ら、メタクリル酸クロリド3.8ml(39mmol)をクロ
ロホルム40mlに溶解したものを2時間かけて滴下し
た。その後6時間かけて反応させ、反応後10%塩酸、
5%炭酸ナトリウム水溶液の順に洗浄し、溶媒を減圧留
去した。精製は、ヘキサン−酢酸エチル(3:1)の展
開溶媒とするカラムクロマトグラフィーで行い、再結晶
により白色の固体を得た。 収量:4.0g 収率:58%1 HNMR(200MHz,CDCl3)δ:1.53
(d,3H,CH3),1.96(s,3H,CH3C
=),5.19(m,1H,CH),5.33(s,1
H,CH2=),5.68(s,1H,CH2=),6.
02(b,1H,NH),7.35(s,5H,phe
nyl) [α]19.5 D−71.4(c1.12ethanol)
【0058】
【化2】
【0059】(S)−(−)−N−アクリロイル−1
−フェニルエチルアミン(S−APEA)の合成 (S)−(−)−1−フェニルエチルアミン4.5ml
(35mmol)とトリエチルアミン5.3ml(38mmol)
をクロロホルム50mlに溶解させ、氷冷下で撹拌しなが
ら、アクリル酸クロリド3.1ml(38mmol)をクロロ
ホルム40mlに溶解したものを2時間かけて滴下した。
その後5時間かけて反応させ、反応後、10%塩酸、5
%炭酸ナトリウム水溶液の順に洗浄して、溶媒を留去し
た。再結晶で精製を行い、白色の固体を得た。 収量:4.5g 収率:73%1 HNMR(200MHz,CDCl3) δ:1.52
(d,3H,CH3),5.19(m,1H,CH),
5.62(d,1H,CH2=),6.06(b,1
H,NH),6.13(d,1H,CH2=),6.2
4(t,1H,CH=),7.35(s,5H,phe
nyl) [α]18.5 D−211.2゜(c1.07methan
ol)
【0060】
【化3】
【0061】重合条件 開始剤AIBNを用いた二相系での重合 4.6%のポリビニルアルコール(PVA)水溶液25
mlと超純水25mlに、モノマーと開始剤2,2'-Azobisiso
butyronitrile(AIBN)25mgと、シクロヘキサノ
ールまたはトルエンを加えて微分散を行い、細かい液滴
とした後、3−MOPシリカゲルに加えた。その後、メ
カニカルスターラーで6時間撹拌後、アルゴン雰囲気
下、70℃で撹拌しながら重合を行った。洗浄は超純水
で1回、メタノールで1回、アセトンで2回、THFで
2回行い、ミクロフィルターで濾過後、乾燥した。
【0062】水溶性開始剤を用いた二相系での重合 4.6%PVA水溶液25mlと超純水25mlに、シクロ
ヘキサノールを加えて微分散を行い、細かい液滴とした
後、3−MOPシリカゲルに加えた。その後、メカニカ
ルスターラーで6時間撹拌後、アルゴン雰囲気下、70
℃で撹拌し、1時間後にS−MPEA0.25gと水溶
性開始剤の過硫酸カリウム2.5mg(8等分)を30分
ごとに加えた。その後12時間重合を行い、反応後、超
純水で1回、メタノールで1回、アセトンで2回、TH
Fで2回洗浄し、ミクロフィルターで濾過後、乾燥し
た。
【0063】これらの重合条件を次の表8に示す。
【表8】 ──────────────────────────────────── 被検試料 3-MOPシリカケ゛ル(g) モノマー(g) 液滴溶媒(2ml) 開始剤 ──────────────────────────────────── MPEA−WT 2.5 2.0 トルエン AIBN MPEA−WC1 2.5 2.0 シクロヘキサノール AIBN MPEA−WC2 2.5 2.0 シクロヘキサノール 過硫酸カリウム APEA−WT 2.5 2.0 トルエン AIBN APEA−WC 2.5 2.0 シクロヘキサノール AIBN ──────────────────────────────────── 溶媒:PVA水溶液50ml 開始剤:モノマーに対して1重量% 重合温度:70℃ 重合時間:24時間(ただしMPEA−WC1,MPEA−WC2,APEA− WCは12時間)
【0064】充填方法 調製した充填剤をクロロホルムとエタノール(7:3)
に加えて撹拌し、10分間放置後上澄み液を取り出し
た。これを2回繰り返した後、その上澄み液を2時間放
置して、沈んだ充填剤を取り出した。乾燥後、四塩化炭
素とメタノールの混合物(9:1)と2−プロパノール
を9:1の割合でスラリー溶媒を用いてステンレスカラ
ム(内径4.6mm、長さ100mm)に湿式充填した。
【0065】各充填剤の細孔分布と細孔容量 各充填剤の細孔分布をサイズ排除クロマトグラフィー
(SEC)を用いて計測し、結果を図17、表9に示
す。
【表9】 各充填剤の細孔容量(ml) ──────────────────────────────────── 3-MOP Silica MPEA-WT MPEA-WC1 MPEA-WC2 APEA-WT APEA-WC ──────────────────────────────────── Vt 0.82 0.61 0.58 0.73 0.56 0.62 Vi 0.02 0.10 0.12 0.05 0.10 0.07 Ve 0.04 0.16 0.16 0.07 0.15 0.07 Va 0.76 0.35 0.30 0.61 0.31 0.11 ──────────────────────────────────── Vt:benzene-Standard polystyrene 8420000 Vi:benzen-hexylbenzene Ve:hexylbenzene-Standard polystyrene 760 Va:Standard polystyrene 760−Standard polystyrene 8420000 3−MOPシリカゲルに比べて各充填剤の全細孔容量が
減少していることから、ポリマーがシリカゲルに導入さ
れていることが示唆された。MPEA−WTとMPEA
−WC1、MPEA−WC2を比較すると、MPEA−
WTとMPEA−WC1はほぼ同様の細孔分布となった
のに対し、MPEA−WC2はそれほど全細孔容量の減
少は見られなかった。
【0066】これはモノマーの水に対する溶解性が低い
ため、水溶性開始剤による水中での重合系ではポリマー
はあまり形成されないためポリマーが導入されていない
ことによると思われる。また、APEA−WTとAPE
A−WCとを比較すると、APEA−WTの方が細孔容
量が減少していることから、ポリマーの導入量が大きい
ものと考えられる。
【0067】図18の細孔容量の割合を見ると、MOP
−シリカゲルはメソポア、ミクロポア領域が10%以下
であるのに対し、MPEA−WC2では20%、MPE
A−WCでは30%、MPEA−WT,MPEA−WC
1、APEA−WTは40%以上のメソポア、ミクロポ
ア領域が存在した。これから、モノマーがマクロポアな
領域で重合してポリマーとなり、その部分がメソポアま
たはミクロポアの領域になっていると考えられる。
【0068】各充填剤の立体選択性と疎水性の大きさ 各充填剤の立体選択性と疎水性の大きさを比較したもの
を図19に示す。各充填剤が持つ疎水性の大きさを比較
すると、保持、分離係数共にPoly−APEA充填剤
の方が大きい傾向を示した。MPEA−WA1はMPE
A−WTよりも疎水性の保持は大きく、一方、MPEA
−WC2は他の充填剤と比べると極端に保持が小さくな
り、疎水性の分離係数も小さくなった。これからもMP
EA−WC2はポリマーの導入量が少ないことが示唆さ
れた。各充填剤の立体選択性はPoly−MPEA充填
剤の方がPoly−APEA充填剤よりも高い立体選択
性を示した。また、Poly−MPEA充填剤、Pol
y−APEA充填剤は疎水性の大きな充填剤ほど立体選
択性は低くなる傾向を示し、これからポリマーの導入量
が多い方が立体選択性が小さくなるものと思われる。
【0069】各充填剤の光学異性体分離 各充填剤を用いて、下記化4に示す(R,S)-1-1'-Bi-2-na
phthol(BN)と下記化5に示す(R,S)-N-(3,5-Dinitro
benzoyl)-1-phenylethyamine(DNB)の光学異性体分
離における溶質の保持(k’)と分離係数(α)を表1
0に示し、MPEA−WT、MPEA−WC1,MPE
A−WC2のBNに対する分離クロマトグラムを図20
に示した。また、各充填剤が示す不斉識別能力を、分離
係数として図21に示した。
【0070】
【化4】
【化5】
【0071】
【表10】 光学異性体分離能 ──────────────────────────────────── BN DNB 被検試料 α1 k'(S) K'(R) α2 k'(S) k'(R) ──────────────────────────────────── MPEA-WT 1.56 3.21 4.99 1.15 1.05 0.91 MPEA-WC1 1.59 5.25 8.34 1.16 1.54 1.33 MPEA-WC2 1.53 0.93 1.41 1.13 0.34 0.30 APEA-WT 1.34 1.87 2.50 1.29 1.22 0.96 APEA-WC 1.34 1.16 1.55 1.28 0.74 0.58 ──────────────────────────────────── 移動相:n−ヘキサン:エチルアセテート=1:1 流速:1.0ml/min カラム:4.6mm(I.D.)×100mm 温度:20℃ 検出:UV254nm α1=k’(R−BN)/k’(S−BN) α2=k’(R−DNB)/k’(S−DNB)
【0072】表10から、すべての充填剤はBN,DN
Bに対して不斉識別能力を示した。BNはR体がS体よ
りも大きく保持され、DNBはS体がR体よりも大きく
保持されている。これは、DNBが水素結合やπ−π相
互作用や双極子相互作用などによる三点の相互作用の相
互作用で分離しているのに対し、BNは軸不斉を持つこ
とからポリマーの高次構造による不斉空間で分離されて
いるものと考えられる。
【0073】図21からすべての充填剤の保持、分離係
数共にDNBよりBNの方が大きな値を示した。また、
MPEA充填剤はBNの不斉識別能力が高く、大きく保
持しているのに対し、DNBに対する不斉識別能力は低
い値を示した。APEA充填剤におけるBNの不斉識別
能力はMPEAと比較すると低く、DNBの認識能は高
かった。二つのポリマー側鎖は同じであることから、こ
の認識能の違いはBNの高次構造による不斉空間の相違
であると考えられる。
【0074】なお、前記実施例においては、光学異性体
識別ポリマーとして、ポリ[(S)−(−)−N−メタ
クリロイル−1−フェニルエチルアミン]ないしポリ
[(S)−(−)−N−アクリロイル−1−フェニルエ
チルアミン]を用いた例について説明したが、むろん、
同様の条件でポリ[(R)−(+)−N−メタクリロイ
ル−1−フェニルエチルアミン]或いはポリ[(R)−
(+)−N−アクリロイル−1−フェニルエチルアミ
ン]を用いることもできる。これらによる充填剤を製造
する場合には、モノマーとして、それぞれ(R)−
(+)−N−メタクリロイル−1−フェニルエチルアミ
ンないし(R)−(+)−N−アクリロイル−1−フェ
ニルエチルアミンを用いればよい。さらに、他の光学異
性体識別ポリマーを用いることも可能である。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように本発明にかかるカラ
ム充填剤によれば、担体表面を識別性ポリマーで密にコ
ートすることとしたので、識別対象物質と識別体との接
触は実質的に識別性ポリマーのみで行われ、安定性の向
上、識別精度の向上を図ることができる。また、本発明
において、識別性ポリマーとして温度応答性ポリマーを
用いた場合には、温度を変化させるのみで、特定物質に
対する親和性を変化させることができる。また、本発明
において、識別性ポリマーとして光学異性体識別ポリマ
ーを用いた場合には、高い不斉識別能を付与することか
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のカラム充填剤と本発明にかかるカラム充
填剤の相違を示す説明図である。
【図2】本発明にかかるカラム充填剤の製造工程の説明
図である。
【図3】温度応答性ポリマーコートカラム充填剤の、温
度と細孔径分布の説明図である。
【図4】温度応答性ポリマーコートカラム充填剤の、水
移動相中でのベンゼン誘導体の保持状態の説明図であ
る。
【図5】温度応答性ポリマーコートカラム充填剤のベン
ゼン誘導体のクロマトグラムである。
【図6】温度応答性ポリマーコートカラム充填剤の、保
持(k’)と性能の説明図である。
【図7】温度応答性ポリマーコート充填剤の、アルキル
フェニルケトンについての温度変化による保持の変化を
示す説明図である。
【図8】温度応答性ポリマーを用いたカラム充填剤のメ
タノール濃度変化による保持と選択性の説明図である。
【図9】温度応答性ポリマーコート充填剤のメタノール
移動相中のベンゼン誘導体のクロマトグラムである。
【図10】温度応答性ポリマーコート充填剤の水中と2
0%メタノール中での選択性に対する温度の影響の説明
図である。
【図11】温度応答性ポリマーコート充填剤の低温と高
温における選択性に対する移動相中のメタノール濃度の
効果を示す説明図である。
【図12】温度応答性ポリマーコート充填剤の分級前後
でのクロマトグラムの説明図である。
【図13】オクタデシル化poly−NIPAMコート
型充填剤のFT−IRスペクトル図である。
【図14】poly−NIPAMコート型充填剤の温度
変化による細孔径分布の変化の説明図である。
【図15】C18−NIPAMコート型充填剤によるア
ルキルベンゼンの分離クロマトグラムである。
【図16】C18−NIPAMコート型充填剤の70%
メタノール移動相中での立体選択性の説明図である。
【図17】光学異性体識別性ポリマーコート型充填剤の
細孔分布の説明図である。
【図18】光学異性体識別性ポリマーコート型充填剤の
細孔容量の説明図である。
【図19】光学異性体識別性ポリマーコート型充填剤の
立体選択性と疎水性の関係の説明図である。
【図20】光学異性体識別性ポリマーコート型充填剤に
よる分離クロマトグラムである。
【図21】光学異性体識別性ポリマーコート型充填剤の
分離係数の説明図である。
【符号の説明】
10 担体 12 スペーサー 14 識別性ポリマー
フロントページの続き (72)発明者 大津 裕 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第一リサーチセンター内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 媒体中に含まれる特定物質に対する識別
    能を有するポリマーが、担体の表面に隙間無く被覆さ
    れ、前記特定物質と担体とが実質的に接触しないことを
    特徴とするカラム充填剤。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の充填剤において、前記ポ
    リマーは、該ポリマーの構成単位である、識別基を有す
    るモノマーを担体上で重合することにより得られること
    を特徴とするカラム充填剤。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2のいずれかに記載の充
    填剤において、識別性ポリマーは温度応答性ポリマーで
    あることを特徴とするカラム充填剤。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の充填剤において、温度
    応答性ポリマーはポリ(N−イソプロピルアクリルアミ
    ド)であることを特徴とするカラム充填剤。
  5. 【請求項5】 請求項3ないし4記載の充填剤におい
    て、担体はシリカゲルであり、該シリカゲル表面に導入
    されたスペーサーとしての3−メタクリロキシプロピル
    トリメトキシシランに、識別基を有するモノマーとして
    のN−イソプロピルアクリルアミドを重合させて得るこ
    とを特徴とするカラム充填剤。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし2記載の充填剤におい
    て、識別性ポリマーは光学異性体識別ポリマーであるこ
    とを特徴とするカラム充填剤。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の充填剤において、光学
    異性体識別ポリマーはポリ[(S)−(−)−N−メタ
    クリロイル−1−フェニルエチルアミン]またはポリ
    [(R)−(+)−N−メタクリロイル−1−フェニル
    エチルアミン]であることを特徴とするカラム充填剤。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の充填剤において、担体は
    シリカゲルであり、該シリカゲル表面に導入されたスペ
    ーサーとしての3−メタクリロキシプロピルトリメトキ
    シシランに、識別基を有するモノマーとして(S)−
    (−)−N−メタクリロイル−1−フェニルエチルアミ
    ンまたは(R)−(+)−N−メタクリロイル−1−フ
    ェニルエチルアミンを重合させて得ることを特徴とする
    カラム充填剤。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の充填剤において、光学
    異性体識別ポリマーはポリ[(S)−(−)−N−アク
    リロイル−1−フェニルエチルアミン]またはポリ
    [(R)−(+)−N−アクリロイル−1−フェニルエ
    チルアミン]であることを特徴とするカラム充填剤。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の充填剤において、担体
    はシリカゲルであり、該シリカゲル表面に導入されたス
    ペーサーとしての3−メタクリロキシプロピルトリメト
    キシシランに、識別基を有するモノマーとしての(S)
    −(−)−N−アクロイル−1−フェニルエチルアミン
    または(R)−(+)−N−アクリロイル−1−フェニ
    ルエチルアミンを重合させて得ることを特徴とするカラ
    ム充填剤。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160495A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Tokyo Institute Of Technology 分離剤及び分離剤の製造方法
JP2019076890A (ja) * 2017-10-23 2019-05-23 三菱ケミカル株式会社 イオン交換体の細孔分布の測定方法、その測定方法を用いた判定方法及びその測定方法を用いた選択方法。
JP2021508826A (ja) * 2017-12-29 2021-03-11 ブリンク アーゲー 試料中の分析物と結合する、および/またはそれを濃縮する、および/またはそれを検出するためのセンサボディ

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