JPH1125840A - 回路遮断器 - Google Patents
回路遮断器Info
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- JPH1125840A JPH1125840A JP17402897A JP17402897A JPH1125840A JP H1125840 A JPH1125840 A JP H1125840A JP 17402897 A JP17402897 A JP 17402897A JP 17402897 A JP17402897 A JP 17402897A JP H1125840 A JPH1125840 A JP H1125840A
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- JP
- Japan
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- core
- yoke
- armature
- fixed
- movable
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 標準機種用の復帰ばねを流用した上で、部品
点数,組立工程,組立作業時間の増加を防止し、しか
も、瞬時引外し電流値のばらつきを低減すること。 【解決手段】 ヨーク37の両側壁37d間にはヒータ
38が挿入され、ヨーク37の奥壁37cには一次導体
44の接続部44bが対向配置されている。この構成の
場合、ヒータ38の周囲に磁界Φ1 が発生し、ヨーク3
7とアマチュア41との間に第1の磁気回路Aが形成さ
れる。しかも、接続部44bの周囲に磁界Φ2 が発生
し、ヨーク37とアマチュア41との間に第2の磁気回
路Bが形成される。従って、ヨーク37からアマチュア
41に大きな吸引力が作用するので、標準機種用の復帰
ばね42をそのまま使用した場合でも、低インスタント
形の設定電流値でアマチュア41がヨーク37に吸引さ
れる。
点数,組立工程,組立作業時間の増加を防止し、しか
も、瞬時引外し電流値のばらつきを低減すること。 【解決手段】 ヨーク37の両側壁37d間にはヒータ
38が挿入され、ヨーク37の奥壁37cには一次導体
44の接続部44bが対向配置されている。この構成の
場合、ヒータ38の周囲に磁界Φ1 が発生し、ヨーク3
7とアマチュア41との間に第1の磁気回路Aが形成さ
れる。しかも、接続部44bの周囲に磁界Φ2 が発生
し、ヨーク37とアマチュア41との間に第2の磁気回
路Bが形成される。従って、ヨーク37からアマチュア
41に大きな吸引力が作用するので、標準機種用の復帰
ばね42をそのまま使用した場合でも、低インスタント
形の設定電流値でアマチュア41がヨーク37に吸引さ
れる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱動−電磁式の過
電流引外し装置を有する回路遮断器に関する。
電流引外し装置を有する回路遮断器に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】上記回路遮断器の従来
構成を図26ないし図38に基づいて説明する。まず、
図26において、操作ハンドル1が「オン位置」に保持
された状態では、開閉機構2の可動接点3aが固定接点
4aに接触し、電源端子4,固定接点4a,可動接点3
a,可動接触子3,可動より線5,ヒータ6,一次導体
7,負荷端子8に至る電流路が閉成されている。この状
態で、操作ハンドル1が「オフ位置」に回動操作される
と、図27に示すように、開閉機構2が作動し、可動接
点3aが固定接点4aから離間するので、電流路が開路
される(手動引外し動作)。
構成を図26ないし図38に基づいて説明する。まず、
図26において、操作ハンドル1が「オン位置」に保持
された状態では、開閉機構2の可動接点3aが固定接点
4aに接触し、電源端子4,固定接点4a,可動接点3
a,可動接触子3,可動より線5,ヒータ6,一次導体
7,負荷端子8に至る電流路が閉成されている。この状
態で、操作ハンドル1が「オフ位置」に回動操作される
と、図27に示すように、開閉機構2が作動し、可動接
点3aが固定接点4aから離間するので、電流路が開路
される(手動引外し動作)。
【0003】ヒータ6には、図26に示すように、かし
めピン9aを介してバイメタル9およびヨーク10が連
結されており、ヒータ6に過負荷電流が流れると、ヒー
タ6からバイメタル9に多量の熱が伝達され、バイメタ
ル9がトリップカン11側へ大きく湾曲する。すると、
バイメタル9の調整ねじ9bがトリップカン11を押圧
し、トリップカン11が矢印イ方向へ回動するので、開
閉機構2が作動し、可動接点3aが固定接点4aから離
間する(長限時引外し動作)。
めピン9aを介してバイメタル9およびヨーク10が連
結されており、ヒータ6に過負荷電流が流れると、ヒー
タ6からバイメタル9に多量の熱が伝達され、バイメタ
ル9がトリップカン11側へ大きく湾曲する。すると、
バイメタル9の調整ねじ9bがトリップカン11を押圧
し、トリップカン11が矢印イ方向へ回動するので、開
閉機構2が作動し、可動接点3aが固定接点4aから離
間する(長限時引外し動作)。
【0004】また、ヒータ6に低インスタント形の瞬時
引外し設定電流(短絡電流)が流れると、図30に示す
ように、ヒータ6の周囲に磁界Φ1 が発生し、ヨーク1
0およびアマチュア12を通る磁気回路Aが生成される
ので、図29において、アマチュア12の下端部が復帰
ばね12aのばね力に抗してヨーク10に吸引される。
すると、図28に示すように、アマチュア12の上端部
がトリップカン11を押圧し、トリップカン11が矢印
イ方向へ回動するので、開閉機構2が作動し、可動接点
3aが固定接点4aから離間する(瞬時引外し動作)。
尚。符号12bは、アマチュア12の回動支点を示して
いる。
引外し設定電流(短絡電流)が流れると、図30に示す
ように、ヒータ6の周囲に磁界Φ1 が発生し、ヨーク1
0およびアマチュア12を通る磁気回路Aが生成される
ので、図29において、アマチュア12の下端部が復帰
ばね12aのばね力に抗してヨーク10に吸引される。
すると、図28に示すように、アマチュア12の上端部
がトリップカン11を押圧し、トリップカン11が矢印
イ方向へ回動するので、開閉機構2が作動し、可動接点
3aが固定接点4aから離間する(瞬時引外し動作)。
尚。符号12bは、アマチュア12の回動支点を示して
いる。
【0005】上記回路遮断器は、経済性,コンパクト化
を重視するため、瞬時引外し装置にヨーク10,アマチ
ュア12,復帰ばね12aの3部品を主体とするアマチ
ュア−ヨーク方式を採用している。このアマチュア−ヨ
ーク方式の瞬時引外し装置は、他の方式(完全電磁式,
電子式)に比べ、部品点数が少なく構成が簡単であるた
め、経済性、設計スペースの縮小化、回路遮断器の小形
化に大きく貢献できることが知られている。
を重視するため、瞬時引外し装置にヨーク10,アマチ
ュア12,復帰ばね12aの3部品を主体とするアマチ
ュア−ヨーク方式を採用している。このアマチュア−ヨ
ーク方式の瞬時引外し装置は、他の方式(完全電磁式,
電子式)に比べ、部品点数が少なく構成が簡単であるた
め、経済性、設計スペースの縮小化、回路遮断器の小形
化に大きく貢献できることが知られている。
【0006】また、上記回路遮断器は、1つのフレーム
サイズで複数種の定格電流または瞬時引外し電流値が低
めに設定された低インスタント形の応用機種に対応し
て、標準化,低コスト化を図ることが行われている。こ
のため、従来より、生産台数が最大の標準機種をベース
にして、数箇所の設計変更を行うことに伴い、応用機種
への対応を行い、標準化,低コスト化を図っている。以
下、アマチュア−ヨーク方式の瞬時引外し装置を有する
回路遮断器について、特に瞬時引外し装置の標準化およ
び低コスト化を図るため、標準機種および応用機種の各
々に対してどのように取組んできたかを説明する。
サイズで複数種の定格電流または瞬時引外し電流値が低
めに設定された低インスタント形の応用機種に対応し
て、標準化,低コスト化を図ることが行われている。こ
のため、従来より、生産台数が最大の標準機種をベース
にして、数箇所の設計変更を行うことに伴い、応用機種
への対応を行い、標準化,低コスト化を図っている。以
下、アマチュア−ヨーク方式の瞬時引外し装置を有する
回路遮断器について、特に瞬時引外し装置の標準化およ
び低コスト化を図るため、標準機種および応用機種の各
々に対してどのように取組んできたかを説明する。
【0007】まず、応用機種のベースになる標準機種の
瞬時引外し装置について、各定格電流の瞬時引外し電流
値をどのように設定し、対応してきたかを説明する。従
来では、瞬時引外し装置の瞬時引外し電流値は、以下の
ように設定されている。 (1)ヨーク10とアマチュア12との間のギャップG
(図30参照)を、図示しない調整手段で各定格毎に変
化させることにより、磁気回路A内のギャップGによっ
て生成される磁気抵抗を変化させる。そして、アマチュ
ア12を回動させるのに必要な電磁吸引力、つまり瞬時
引外し電流値を変化させ、瞬時引外し電流値の設定を変
える。
瞬時引外し装置について、各定格電流の瞬時引外し電流
値をどのように設定し、対応してきたかを説明する。従
来では、瞬時引外し装置の瞬時引外し電流値は、以下の
ように設定されている。 (1)ヨーク10とアマチュア12との間のギャップG
(図30参照)を、図示しない調整手段で各定格毎に変
化させることにより、磁気回路A内のギャップGによっ
て生成される磁気抵抗を変化させる。そして、アマチュ
ア12を回動させるのに必要な電磁吸引力、つまり瞬時
引外し電流値を変化させ、瞬時引外し電流値の設定を変
える。
【0008】(2)ヨーク10の板厚t1 (図30参
照),アマチュア12の板厚t2 (図30参照)を各定
格毎に変化させたり、図31に示すように、ヨーク10
およびアマチュア12に別の磁性板15を各々スポット
ロー付け等で追加し、磁気回路A内の磁気抵抗を変化さ
せる。そして、アマチュア12を回動させるのに必要な
電磁吸引力、つまり瞬時引外し電流値を変化させ、瞬時
引外し電流値の設定を変える。
照),アマチュア12の板厚t2 (図30参照)を各定
格毎に変化させたり、図31に示すように、ヨーク10
およびアマチュア12に別の磁性板15を各々スポット
ロー付け等で追加し、磁気回路A内の磁気抵抗を変化さ
せる。そして、アマチュア12を回動させるのに必要な
電磁吸引力、つまり瞬時引外し電流値を変化させ、瞬時
引外し電流値の設定を変える。
【0009】(3)図32に示すように、ヨーク10と
アマチュア12との間に一次導体7を通すことによって
一次導体7のターン数を変え、ヨーク10とアマチュア
12との間に流れる電流量を各定格毎に変える。そし
て、アマチュア12を回動させるのに必要な電磁吸引
力、つまり瞬時引外し電流値を変化させ、瞬時引外し電
流値の設定を変える。
アマチュア12との間に一次導体7を通すことによって
一次導体7のターン数を変え、ヨーク10とアマチュア
12との間に流れる電流量を各定格毎に変える。そし
て、アマチュア12を回動させるのに必要な電磁吸引
力、つまり瞬時引外し電流値を変化させ、瞬時引外し電
流値の設定を変える。
【0010】(4)復帰ばね12aのばね力を各定格毎
に変えることに伴い、復帰ばね12aのばね力に打勝つ
だけの電磁吸引力、つまり瞬時引外し電流値を変化さ
せ、瞬時引外し電流値の設定を変える。
に変えることに伴い、復帰ばね12aのばね力に打勝つ
だけの電磁吸引力、つまり瞬時引外し電流値を変化さ
せ、瞬時引外し電流値の設定を変える。
【0011】上記(1)〜(4)の中から、標準化およ
び低コスト化を図るために、ベースとなる標準機種に対
する定格電流別の設定方法を決めると、定格電流別に対
する設定方法は(4)に示す瞬時引外し電流値の設定方
法が一般によく使用されていた。その理由は、以下の通
りで、(1)〜(3)の方法より簡易的であり、設計値
のばらつきが起り難いからである。
び低コスト化を図るために、ベースとなる標準機種に対
する定格電流別の設定方法を決めると、定格電流別に対
する設定方法は(4)に示す瞬時引外し電流値の設定方
法が一般によく使用されていた。その理由は、以下の通
りで、(1)〜(3)の方法より簡易的であり、設計値
のばらつきが起り難いからである。
【0012】(1)は、ヨーク10とアマチュア12と
の間のギャップGを変えることにより、磁気回路A内の
磁気抵抗を変化させ、瞬時引外し電流値を調整してい
る。しかしながら、仮に定格電流が5種類、アマチュア
12のストロークがあまりない省スペースの中で開閉機
構2が作動しないストローク範囲(アマチュア12を装
着した状態から、開閉機構2が作動し始めるときのアマ
チュア12の状態までのストローク)が5mmあるとす
る。この場合、瞬時引外し電流の設定を変化させるに
は、単純に各定格に対して1mm単位でギャップGを5
種類設定しなければならない。このことは、かなり精度
良くギャップ管理を行っていかなければならないことに
通じる。
の間のギャップGを変えることにより、磁気回路A内の
磁気抵抗を変化させ、瞬時引外し電流値を調整してい
る。しかしながら、仮に定格電流が5種類、アマチュア
12のストロークがあまりない省スペースの中で開閉機
構2が作動しないストローク範囲(アマチュア12を装
着した状態から、開閉機構2が作動し始めるときのアマ
チュア12の状態までのストローク)が5mmあるとす
る。この場合、瞬時引外し電流の設定を変化させるに
は、単純に各定格に対して1mm単位でギャップGを5
種類設定しなければならない。このことは、かなり精度
良くギャップ管理を行っていかなければならないことに
通じる。
【0013】(2)は、ヨーク10の板厚t1 ,アマチ
ュア12の板厚t2 を変えたり、ヨーク10およびアマ
チュア12に別の磁性板15を追加することにより、磁
気回路A内の磁気抵抗を変化させ、瞬時引外し電流値を
調整しているが、各定格電流の設定値に見合うように板
厚t1 ,t2 を変えることは、規格および標準に合う板
厚を使用できるとは限らない。また、小さい定格の機種
には磁性板15のスポットロー付けが必要になり、大き
い定格の機種には磁性板15のスポットロー付けが不要
になるため、製造方法が定格によって異なり、製造上の
タイムロスが増加する。
ュア12の板厚t2 を変えたり、ヨーク10およびアマ
チュア12に別の磁性板15を追加することにより、磁
気回路A内の磁気抵抗を変化させ、瞬時引外し電流値を
調整しているが、各定格電流の設定値に見合うように板
厚t1 ,t2 を変えることは、規格および標準に合う板
厚を使用できるとは限らない。また、小さい定格の機種
には磁性板15のスポットロー付けが必要になり、大き
い定格の機種には磁性板15のスポットロー付けが不要
になるため、製造方法が定格によって異なり、製造上の
タイムロスが増加する。
【0014】(3)は、ヨーク10とアマチュア12と
の間に流れる電流量を変化させ、瞬時引外し電流値を調
整しているが、一次導体7のターン数を増やすスペース
上の問題がある。しかも、ヒータ6を固定する専用のス
ペーサー13(図32参照)等、部品点数が増えてしま
う。さらに、仮に定格が5種類あるとすると、ある定格
は3ターン,4ターンとなる場合があり、3ターン,4
ターンになると、ヨーク10とアマチュア12との間に
流れる電流量があまりにも多すぎてしまい、各定格をタ
ーン数だけで区別するには無理がある。
の間に流れる電流量を変化させ、瞬時引外し電流値を調
整しているが、一次導体7のターン数を増やすスペース
上の問題がある。しかも、ヒータ6を固定する専用のス
ペーサー13(図32参照)等、部品点数が増えてしま
う。さらに、仮に定格が5種類あるとすると、ある定格
は3ターン,4ターンとなる場合があり、3ターン,4
ターンになると、ヨーク10とアマチュア12との間に
流れる電流量があまりにも多すぎてしまい、各定格をタ
ーン数だけで区別するには無理がある。
【0015】この点(4)は、(1)のようにギャップ
管理を行う必要がなく、(2)とは違って設計値に見合
うように復帰ばね12aのばね荷重を設定することがで
き、(3)のように設計スペースの増加や別部品の増加
がないため、最も簡易的であり、設計のばらつきが起り
難い。このため、ベースとなる標準機種の各定格電流の
瞬時引外し電流値の設定に(4)の方法が多く使用され
ている。
管理を行う必要がなく、(2)とは違って設計値に見合
うように復帰ばね12aのばね荷重を設定することがで
き、(3)のように設計スペースの増加や別部品の増加
がないため、最も簡易的であり、設計のばらつきが起り
難い。このため、ベースとなる標準機種の各定格電流の
瞬時引外し電流値の設定に(4)の方法が多く使用され
ている。
【0016】次に、標準機種とは別に応用機種である低
インスタント形の機種について、標準化および低コスト
化を図り、各定格電流の瞬時引外し電流値をどのように
設定し、対応していたかを説明する。
インスタント形の機種について、標準化および低コスト
化を図り、各定格電流の瞬時引外し電流値をどのように
設定し、対応していたかを説明する。
【0017】応用機種である低インスタント形の機種
は、例えば225Aフレームサイズで例を示すと、以下
のように瞬時引外し電流の設定値が異なっていた。 標準機種:定格電流の12倍〜18倍 低インスタント形の応用機種:定格電流の5.6倍〜
8.4倍 定格電流:225A,200A,175A,150A,
125A
は、例えば225Aフレームサイズで例を示すと、以下
のように瞬時引外し電流の設定値が異なっていた。 標準機種:定格電流の12倍〜18倍 低インスタント形の応用機種:定格電流の5.6倍〜
8.4倍 定格電流:225A,200A,175A,150A,
125A
【0018】低インスタント形の応用機種は、標準機種
に比べて約半分程に瞬時引外し電流値を低くしなければ
ならないため、低い電流値でもアマチュア12を吸引す
る方法をとる必要がある。また、標準化および低コスト
化を図るため、(4)の方法で定格を設定した標準機種
に対して、(1)〜(4)の方法を用いて数箇所の設計
変更を行うだけで各定格の低インスタント形機種の設計
を行っていた。
に比べて約半分程に瞬時引外し電流値を低くしなければ
ならないため、低い電流値でもアマチュア12を吸引す
る方法をとる必要がある。また、標準化および低コスト
化を図るため、(4)の方法で定格を設定した標準機種
に対して、(1)〜(4)の方法を用いて数箇所の設計
変更を行うだけで各定格の低インスタント形機種の設計
を行っていた。
【0019】しかしながら、(1)〜(4)の方法のう
ち、(2)の一部の方法と、(1)および(3)の方法
とは、そのもの1つの方法を用いるだけでは、小さな瞬
時引外し電流値に対してアマチュア12を吸引すること
ができなかったり、低インスタント形の設定電流値に合
うようにアマチュア12を吸引できるとは限らなかっ
た。
ち、(2)の一部の方法と、(1)および(3)の方法
とは、そのもの1つの方法を用いるだけでは、小さな瞬
時引外し電流値に対してアマチュア12を吸引すること
ができなかったり、低インスタント形の設定電流値に合
うようにアマチュア12を吸引できるとは限らなかっ
た。
【0020】例えば、(1)の方法のみを用いて低イン
スタント形の瞬時引外し装置を設計しようとする場合、
次の2つの方法が考えられる。第1の方法は、図33お
よび図34に二点鎖線で示すように、ヨーク10とアマ
チュア12との間のギャップGをG´に小さくする方法
である。この方法は、図35に示すように、アマチュア
12の上端部がトリップカン11に接触するまでギャッ
プG´を小さくできるものの、ギャップG´をさらに小
さくすると、トリップカン11が作動し、開閉機構2が
誤動作(ミストリップ)してしまう。この最小のギャッ
プG´では、標準機種の半分程度の瞬時引外し電流値で
ある低インスタント形の応用機種において、アマチュア
12を吸引することが困難になる。
スタント形の瞬時引外し装置を設計しようとする場合、
次の2つの方法が考えられる。第1の方法は、図33お
よび図34に二点鎖線で示すように、ヨーク10とアマ
チュア12との間のギャップGをG´に小さくする方法
である。この方法は、図35に示すように、アマチュア
12の上端部がトリップカン11に接触するまでギャッ
プG´を小さくできるものの、ギャップG´をさらに小
さくすると、トリップカン11が作動し、開閉機構2が
誤動作(ミストリップ)してしまう。この最小のギャッ
プG´では、標準機種の半分程度の瞬時引外し電流値で
ある低インスタント形の応用機種において、アマチュア
12を吸引することが困難になる。
【0021】第2の方法は、第1の方法よりギャップG
´を一層小さくする方法で、図36に二点鎖線で示すよ
うに、アマチュア12の下端部をヨーク10側へ折曲
げ、アマチュア12とヨーク10とに一層小さなギャッ
プG´´を形成するものである。この場合、アマチュア
12がヨーク10に十分に吸引された状態でも、ストロ
ーク不足により、アマチュア12がトリップカン11を
十分に押圧することができず、開閉機構2が作動しない
虞れがある。従って、(1)のみの設計変更では、低イ
ンスタント形の機種に対応することが難しい。
´を一層小さくする方法で、図36に二点鎖線で示すよ
うに、アマチュア12の下端部をヨーク10側へ折曲
げ、アマチュア12とヨーク10とに一層小さなギャッ
プG´´を形成するものである。この場合、アマチュア
12がヨーク10に十分に吸引された状態でも、ストロ
ーク不足により、アマチュア12がトリップカン11を
十分に押圧することができず、開閉機構2が作動しない
虞れがある。従って、(1)のみの設計変更では、低イ
ンスタント形の機種に対応することが難しい。
【0022】(2)の方法のみを用いて低インスタント
形の瞬時引外し装置を設計しようとする場合、ヨーク1
0の板厚t1 およびアマチュア12の板厚t2 を厚くし
たり、ヨーク10およびアマチュア12に別の磁性板1
5を取付け、ヨーク10とアマチュア12との間に生成
される磁気回路Aの磁気抵抗を減らし、小さな電流でア
マチュア12を吸引することになるが、規格および標準
に合う板厚t1 およびt2 が低インスタント形の設定電
流値に合うようにアマチュア12を吸引できるとは限ら
ない。このため、低インスタント形の設定電流値に合う
ように、例えば(1)の方法によるギャップ調整等の設
計的調整が必要になる。従って、板厚t1 およびt2 を
変えたり、別の磁性板15を追加する(2)の方法だけ
では、低インスタント形の機種に対応することができな
い。
形の瞬時引外し装置を設計しようとする場合、ヨーク1
0の板厚t1 およびアマチュア12の板厚t2 を厚くし
たり、ヨーク10およびアマチュア12に別の磁性板1
5を取付け、ヨーク10とアマチュア12との間に生成
される磁気回路Aの磁気抵抗を減らし、小さな電流でア
マチュア12を吸引することになるが、規格および標準
に合う板厚t1 およびt2 が低インスタント形の設定電
流値に合うようにアマチュア12を吸引できるとは限ら
ない。このため、低インスタント形の設定電流値に合う
ように、例えば(1)の方法によるギャップ調整等の設
計的調整が必要になる。従って、板厚t1 およびt2 を
変えたり、別の磁性板15を追加する(2)の方法だけ
では、低インスタント形の機種に対応することができな
い。
【0023】(3)の方法のみを用いて低インスタント
形の瞬時引外し機構を設計しようとする場合、例えば図
32に示すように、一次導体7をヨーク10に1ターン
だけ巻回した構造をとり、ヨーク10とアマチュア12
との間を通る電流量を増加させ、小さな電流値でアマチ
ュア12を吸引することになるが、(2)の方法と同
様、低インスタント形の設定電流値に合うようにアマチ
ュア12が吸引されるとは限らない。このため、低イン
スタント形の設定電流値に合うように、例えば(1)の
方法によるギャップ調整等の設計的調整が必要になる。
従って、(3)の方法だけでは、低インスタント形の機
種に対応することができない。
形の瞬時引外し機構を設計しようとする場合、例えば図
32に示すように、一次導体7をヨーク10に1ターン
だけ巻回した構造をとり、ヨーク10とアマチュア12
との間を通る電流量を増加させ、小さな電流値でアマチ
ュア12を吸引することになるが、(2)の方法と同
様、低インスタント形の設定電流値に合うようにアマチ
ュア12が吸引されるとは限らない。このため、低イン
スタント形の設定電流値に合うように、例えば(1)の
方法によるギャップ調整等の設計的調整が必要になる。
従って、(3)の方法だけでは、低インスタント形の機
種に対応することができない。
【0024】このように、(2)の一部、(1)および
(3)のいずれか1つだけでは、小さな瞬時引外し電流
値に対してアマチュア12を吸引できなかったり、低イ
ンスタント形の設定電流値に合うようにアマチュア12
が吸引されるとは限らなかったりするため、従来では、
(4)の方法で各定格を設定した標準機種に対して、各
定格の低インスタント形の瞬時引外し機構を設計するに
は、次のような方法で設計変更を行っていた。
(3)のいずれか1つだけでは、小さな瞬時引外し電流
値に対してアマチュア12を吸引できなかったり、低イ
ンスタント形の設定電流値に合うようにアマチュア12
が吸引されるとは限らなかったりするため、従来では、
(4)の方法で各定格を設定した標準機種に対して、各
定格の低インスタント形の瞬時引外し機構を設計するに
は、次のような方法で設計変更を行っていた。
【0025】:標準機種に対して単純に復帰ばね12
aのばね荷重を小さくし、低インスタント形の設定電流
値で動作するようにばね荷重を設定する。
aのばね荷重を小さくし、低インスタント形の設定電流
値で動作するようにばね荷重を設定する。
【0026】:標準機種用の復帰ばね12aをそのま
ま使用する。そして、図32に示すように、ヨーク10
に一次導体7を1ターンだけ巻回してヨーク10とアマ
チュア12との間を通る電流量を増加させ、小さな電流
値でもアマチュア12がヨーク10側に引付けられるよ
うにする。これと共に、低インスタント形の設定電流値
に合うように、ヨーク10とアマチュア12との間のギ
ャップGを調整する。
ま使用する。そして、図32に示すように、ヨーク10
に一次導体7を1ターンだけ巻回してヨーク10とアマ
チュア12との間を通る電流量を増加させ、小さな電流
値でもアマチュア12がヨーク10側に引付けられるよ
うにする。これと共に、低インスタント形の設定電流値
に合うように、ヨーク10とアマチュア12との間のギ
ャップGを調整する。
【0027】:標準機種用の復帰ばね12aをそのま
ま使用する。そして、ヨーク10の板厚t1 およびアマ
チュア12の板厚t2 を厚くしたり、ヨーク10および
アマチュア12に別の磁性板15を取付け、ヨーク10
とアマチュア12との間に生成される磁気回路Aの磁気
抵抗を減らし、小さな電流値でもアマチュア12がヨー
ク10に引付けられるようにする。これと共に、低イン
スタント形の設定電流値に合うように、ヨーク10とア
マチュア12との間のギャップGを調整する。
ま使用する。そして、ヨーク10の板厚t1 およびアマ
チュア12の板厚t2 を厚くしたり、ヨーク10および
アマチュア12に別の磁性板15を取付け、ヨーク10
とアマチュア12との間に生成される磁気回路Aの磁気
抵抗を減らし、小さな電流値でもアマチュア12がヨー
ク10に引付けられるようにする。これと共に、低イン
スタント形の設定電流値に合うように、ヨーク10とア
マチュア12との間のギャップGを調整する。
【0028】:標準機種用の復帰ばね12aをそのま
ま使用する。そして、図37に示すように、アマチュア
12に別の磁性板12cをスポットロー付けし、ヨーク
10とアマチュア12とのギャップG1 およびG2 を縮
め、小さな電流でアマチュア12がヨーク10に吸引さ
れるようにする。尚、アマチュア12の吸引状態で磁性
板12cがヨーク10に干渉しないように、「L1 >L
2 」という寸法関係に設定されている。
ま使用する。そして、図37に示すように、アマチュア
12に別の磁性板12cをスポットロー付けし、ヨーク
10とアマチュア12とのギャップG1 およびG2 を縮
め、小さな電流でアマチュア12がヨーク10に吸引さ
れるようにする。尚、アマチュア12の吸引状態で磁性
板12cがヨーク10に干渉しないように、「L1 >L
2 」という寸法関係に設定されている。
【0029】低インスタント形の応用機種は、(4)の
方法で各定格を設定した標準機種に対し、〜の方法
を用いて標準化および低コスト化を図っていた。しかし
ながら、〜の方法は少なからず次のような問題を抱
えていた。
方法で各定格を設定した標準機種に対し、〜の方法
を用いて標準化および低コスト化を図っていた。しかし
ながら、〜の方法は少なからず次のような問題を抱
えていた。
【0030】の場合、標準機種に対して復帰ばね12
aのばね荷重を変えるだけであるため、変更内容がシン
プルに感じる。しかしながら、標準機種および低インス
タント形が各々225Aフレームサイズだとすると、定
格が5種類ずつの計10種類(実際にはフレームサイズ
が違ったり、特別な定格が入るので10種類以上)の復
帰ばね12aが必要になるので、本体を組立てるにあた
って、10種類の復帰ばね12aをきちんと管理し、混
ざらないように色分けする必要がある。
aのばね荷重を変えるだけであるため、変更内容がシン
プルに感じる。しかしながら、標準機種および低インス
タント形が各々225Aフレームサイズだとすると、定
格が5種類ずつの計10種類(実際にはフレームサイズ
が違ったり、特別な定格が入るので10種類以上)の復
帰ばね12aが必要になるので、本体を組立てるにあた
って、10種類の復帰ばね12aをきちんと管理し、混
ざらないように色分けする必要がある。
【0031】このため、作業者が10種類の色を全て覚
えているか、あるいは、かなり注意深く作業する必要が
ある。しかも、色が10種類にあるため、例えば黄色と
黄緑色,青色と水色,赤色とオレンジ色等、同系色が入
るため、作業者が復帰ばね12aを間違える原因にな
る。従って、の方法は変更内容がシンプルであるもの
の、組立時のタイムロスを引起こす虞れがある。
えているか、あるいは、かなり注意深く作業する必要が
ある。しかも、色が10種類にあるため、例えば黄色と
黄緑色,青色と水色,赤色とオレンジ色等、同系色が入
るため、作業者が復帰ばね12aを間違える原因にな
る。従って、の方法は変更内容がシンプルであるもの
の、組立時のタイムロスを引起こす虞れがある。
【0032】の場合、標準機種用の復帰ばね12aを
そのまま使用しているため、の不具合は生じない。し
かしながら、ヨーク10に一次導体7を1ターン巻回し
た構造になっているため、図29と図32とを比較すれ
ば明らかなように、標準機種とは異なる形状のヨーク1
0を用いる必要がある。しかも、ヨーク10をヒータ6
に接続する専用のスペーサー13が必要になる。従っ
て、の方法は部品点数が増加し、装置がコスト高にな
る。
そのまま使用しているため、の不具合は生じない。し
かしながら、ヨーク10に一次導体7を1ターン巻回し
た構造になっているため、図29と図32とを比較すれ
ば明らかなように、標準機種とは異なる形状のヨーク1
0を用いる必要がある。しかも、ヨーク10をヒータ6
に接続する専用のスペーサー13が必要になる。従っ
て、の方法は部品点数が増加し、装置がコスト高にな
る。
【0033】の場合、標準機種用の復帰ばね12aを
そのまま使用しているため、の不具合は生じない。し
かしながら、アマチュア12の板厚t2 を厚くすると、
アマチュア12の下端部をヨーク10側へ折曲げたとき
と同様、アマチュア12のストロークが小さくなり、ア
マチュア12がヨーク10に吸引された状態でも開閉機
構2が作動しなくなる虞れがある。
そのまま使用しているため、の不具合は生じない。し
かしながら、アマチュア12の板厚t2 を厚くすると、
アマチュア12の下端部をヨーク10側へ折曲げたとき
と同様、アマチュア12のストロークが小さくなり、ア
マチュア12がヨーク10に吸引された状態でも開閉機
構2が作動しなくなる虞れがある。
【0034】また、ヨーク10の板厚t1 を厚くする
と、ヒータ6,バイメタル9,ヨーク10を連結するか
しめピン9aの長さが変わってしまう。しかも、ヨーク
10の脚部10b(図29参照)が厚くなるため、ヒー
タ6の取付位置が高くなり、標準機種用のアマチュア1
2を用いると、アマチュア12の下端部がヒータ6の脚
部6a(図29参照)に干渉する虞れがある。
と、ヒータ6,バイメタル9,ヨーク10を連結するか
しめピン9aの長さが変わってしまう。しかも、ヨーク
10の脚部10b(図29参照)が厚くなるため、ヒー
タ6の取付位置が高くなり、標準機種用のアマチュア1
2を用いると、アマチュア12の下端部がヒータ6の脚
部6a(図29参照)に干渉する虞れがある。
【0035】また、ヨーク10およびアマチュア12に
磁性板15をスポットロー付けすると、スポットロー付
け工程および部品点数が増加する。また、図38に示す
ように、別のヨーク14を用いて磁気抵抗を下げる工夫
をしても、部品点数が増加する。しかも、別のヨーク1
4が単体であるため、組立時に各相にヨーク14を装着
しなくてはならず、作業能率が悪くなり、組立作業時間
が標準機種に比べて長くなってしまう。従って、の方
法は部品点数および組立工数が増加し、装置がコスト高
になる。
磁性板15をスポットロー付けすると、スポットロー付
け工程および部品点数が増加する。また、図38に示す
ように、別のヨーク14を用いて磁気抵抗を下げる工夫
をしても、部品点数が増加する。しかも、別のヨーク1
4が単体であるため、組立時に各相にヨーク14を装着
しなくてはならず、作業能率が悪くなり、組立作業時間
が標準機種に比べて長くなってしまう。従って、の方
法は部品点数および組立工数が増加し、装置がコスト高
になる。
【0036】の場合、標準機種用の復帰ばね12aを
そのまま使用しているため、の不具合は生じない。し
かしながら、アマチュア12に磁性板12cをスポット
ロー付けしているため、組立時間が標準機種に比べて長
くなる。しかも、磁性板12cのスポットロー付けが単
一の手作業で行われるため、かなりの重労働になる。
そのまま使用しているため、の不具合は生じない。し
かしながら、アマチュア12に磁性板12cをスポット
ロー付けしているため、組立時間が標準機種に比べて長
くなる。しかも、磁性板12cのスポットロー付けが単
一の手作業で行われるため、かなりの重労働になる。
【0037】また、治具を使用して磁性板12cのスポ
ットロー付けを行ったとしても、磁性板12cが傾いて
アマチュア12に取付けられることがある。すると、磁
性板12cとヨーク10とのギャップG1 およびG2 に
ばらつきが生じるので、低インスタント形の瞬時引外し
電流値が設計値からずれてしまう。従って、の方法
は、組立工数が増加する上、瞬時引外し電流値のばらつ
きが大きくなる。
ットロー付けを行ったとしても、磁性板12cが傾いて
アマチュア12に取付けられることがある。すると、磁
性板12cとヨーク10とのギャップG1 およびG2 に
ばらつきが生じるので、低インスタント形の瞬時引外し
電流値が設計値からずれてしまう。従って、の方法
は、組立工数が増加する上、瞬時引外し電流値のばらつ
きが大きくなる。
【0038】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、標準機種用の復帰ばねをそのまま使
用することができ、部品点数,組立工程,組立作業時間
が標準機種と殆ど変わらず、瞬時引外し電流値のばらつ
きが少ない低インスタント形の応用機種を製造し得る回
路遮断器を提供することである。
あり、その目的は、標準機種用の復帰ばねをそのまま使
用することができ、部品点数,組立工程,組立作業時間
が標準機種と殆ど変わらず、瞬時引外し電流値のばらつ
きが少ない低インスタント形の応用機種を製造し得る回
路遮断器を提供することである。
【0039】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の回路遮断
器は、奥壁の両端部に側壁を有する略コ字状の固定鉄心
と、この固定鉄心に対向配置され固定鉄心に吸引される
ことに伴い開閉機構に瞬時引外し動作を行わせる可動鉄
心と、前記固定鉄心の両側壁に沿って設けられ前記開閉
機構に限時引外し動作を行わせるためのバイメタルを加
熱するヒータと、このヒータに電源を供給する一次導体
とを備え、前記ヒータが前記可動鉄心を前記固定鉄心に
引付ける第1の磁気回路を前記両鉄心間に形成し、前記
固定鉄心に対向する磁気回路生成部が前記一次導体に設
けられ、この磁気回路生成部が前記可動鉄心を前記固定
鉄心に引付ける第2の磁気回路を前記両鉄心間に形成す
るところに特徴を有している。
器は、奥壁の両端部に側壁を有する略コ字状の固定鉄心
と、この固定鉄心に対向配置され固定鉄心に吸引される
ことに伴い開閉機構に瞬時引外し動作を行わせる可動鉄
心と、前記固定鉄心の両側壁に沿って設けられ前記開閉
機構に限時引外し動作を行わせるためのバイメタルを加
熱するヒータと、このヒータに電源を供給する一次導体
とを備え、前記ヒータが前記可動鉄心を前記固定鉄心に
引付ける第1の磁気回路を前記両鉄心間に形成し、前記
固定鉄心に対向する磁気回路生成部が前記一次導体に設
けられ、この磁気回路生成部が前記可動鉄心を前記固定
鉄心に引付ける第2の磁気回路を前記両鉄心間に形成す
るところに特徴を有している。
【0040】上記手段によれば、ヒータの周囲に磁界が
発生し、固定鉄心および可動鉄心間に第1の磁気回路が
生成されるので、固定鉄心から可動鉄心に第1の吸引力
が作用する。しかも、一次導体の磁気回路生成部の周囲
に磁界が発生し、固定鉄心および可動鉄心間に第2の磁
気回路が生成されるので、固定鉄心から可動鉄心に第2
の吸引力が作用する。このため、固定鉄心から可動鉄心
に大きな吸引力(=第1の吸引力+第2の吸引力)が作
用するので、標準機種用の復帰ばねをそのまま使用した
場合でも、低インスタント形の設定電流値で可動鉄心が
固定鉄心に吸引されるようになる。
発生し、固定鉄心および可動鉄心間に第1の磁気回路が
生成されるので、固定鉄心から可動鉄心に第1の吸引力
が作用する。しかも、一次導体の磁気回路生成部の周囲
に磁界が発生し、固定鉄心および可動鉄心間に第2の磁
気回路が生成されるので、固定鉄心から可動鉄心に第2
の吸引力が作用する。このため、固定鉄心から可動鉄心
に大きな吸引力(=第1の吸引力+第2の吸引力)が作
用するので、標準機種用の復帰ばねをそのまま使用した
場合でも、低インスタント形の設定電流値で可動鉄心が
固定鉄心に吸引されるようになる。
【0041】請求項2記載の回路遮断器は、固定鉄心に
対向する別の磁気回路生成部が一次導体に設けられ、こ
の磁気回路生成部が可動鉄心を固定鉄心に引付ける第3
の磁気回路を両鉄心間に形成するところに特徴を有して
いる。上記手段によれば、一次導体の別の磁気回路生成
部の周囲に磁界が発生し、固定鉄心および可動鉄心間に
第3の磁気回路が生成されるので、固定鉄心から可動鉄
心に第3の吸引力が作用する。このため、固定鉄心から
可動鉄心に一層大きな吸引力(=第1の吸引力+第2の
吸引力+第3の吸引力)が作用するので、瞬時引外し電
流値を一層低く設定できる。
対向する別の磁気回路生成部が一次導体に設けられ、こ
の磁気回路生成部が可動鉄心を固定鉄心に引付ける第3
の磁気回路を両鉄心間に形成するところに特徴を有して
いる。上記手段によれば、一次導体の別の磁気回路生成
部の周囲に磁界が発生し、固定鉄心および可動鉄心間に
第3の磁気回路が生成されるので、固定鉄心から可動鉄
心に第3の吸引力が作用する。このため、固定鉄心から
可動鉄心に一層大きな吸引力(=第1の吸引力+第2の
吸引力+第3の吸引力)が作用するので、瞬時引外し電
流値を一層低く設定できる。
【0042】請求項3記載の回路遮断器は、可動鉄心に
固定鉄心側へ突出する突部が一体形成され、可動鉄心が
固定鉄心に吸引された状態で前記突部が固定鉄心を逃げ
るところに特徴を有している。上記手段によれば、可動
鉄心と固定鉄心との間のギャップが小さくなり、固定鉄
心から可動鉄心に作用する吸引力が大きくなるので、瞬
時引外し電流値を一層低く設定できる。しかも、突部が
可動鉄心の吸引状態で固定鉄心を逃げ、固定鉄心に干渉
することが防止される。このため、可動鉄心のストロー
クが不十分になることが防止されるので、突部に影響さ
れることなく、開閉機構が確実に作動するようになる。
固定鉄心側へ突出する突部が一体形成され、可動鉄心が
固定鉄心に吸引された状態で前記突部が固定鉄心を逃げ
るところに特徴を有している。上記手段によれば、可動
鉄心と固定鉄心との間のギャップが小さくなり、固定鉄
心から可動鉄心に作用する吸引力が大きくなるので、瞬
時引外し電流値を一層低く設定できる。しかも、突部が
可動鉄心の吸引状態で固定鉄心を逃げ、固定鉄心に干渉
することが防止される。このため、可動鉄心のストロー
クが不十分になることが防止されるので、突部に影響さ
れることなく、開閉機構が確実に作動するようになる。
【0043】請求項4記載の回路遮断器は、奥壁の両端
部に側壁を有する略コ字状の固定鉄心と、この固定鉄心
に対向配置され固定鉄心に吸引されることに伴い開閉機
構に瞬時引外し動作を行わせる可動鉄心と、この可動鉄
心に一体形成され前記固定鉄心側へ突出する突部と、前
記固定鉄心の側壁に沿って設けられ前記開閉機構に限時
引外し動作を行わせるためのバイメタルを加熱するヒー
タと、このヒータに電源を供給する一次導体とを備え、
前記ヒータが前記固定鉄心に前記可動鉄心を引付ける磁
気回路を前記両鉄心間に形成し、前記可動鉄心が前記固
定鉄心に吸引された状態で前記突部が前記固定鉄心を逃
げるところに特徴を有している。
部に側壁を有する略コ字状の固定鉄心と、この固定鉄心
に対向配置され固定鉄心に吸引されることに伴い開閉機
構に瞬時引外し動作を行わせる可動鉄心と、この可動鉄
心に一体形成され前記固定鉄心側へ突出する突部と、前
記固定鉄心の側壁に沿って設けられ前記開閉機構に限時
引外し動作を行わせるためのバイメタルを加熱するヒー
タと、このヒータに電源を供給する一次導体とを備え、
前記ヒータが前記固定鉄心に前記可動鉄心を引付ける磁
気回路を前記両鉄心間に形成し、前記可動鉄心が前記固
定鉄心に吸引された状態で前記突部が前記固定鉄心を逃
げるところに特徴を有している。
【0044】上記手段によれば、固定鉄心と可動鉄心と
の間のギャップが小さくなり、固定鉄心から可動鉄心に
大きな吸引力が作用するようになる。従って、標準機種
用の復帰ばねをそのまま使用した場合でも、低インスタ
ント形の設定電流値で可動鉄心が固定鉄心に吸引される
ようになる。しかも、突部が可動鉄心の吸引状態で固定
鉄心を逃げ、突部が可動鉄心の吸引状態で固定鉄心に干
渉することが防止されるので、突部に影響されることな
く、開閉機構が確実に作動するようになる。
の間のギャップが小さくなり、固定鉄心から可動鉄心に
大きな吸引力が作用するようになる。従って、標準機種
用の復帰ばねをそのまま使用した場合でも、低インスタ
ント形の設定電流値で可動鉄心が固定鉄心に吸引される
ようになる。しかも、突部が可動鉄心の吸引状態で固定
鉄心を逃げ、突部が可動鉄心の吸引状態で固定鉄心に干
渉することが防止されるので、突部に影響されることな
く、開閉機構が確実に作動するようになる。
【0045】請求項5記載の回路遮断器は、可動鉄心に
複数の突部が一体形成されているところに特徴を有して
いる。上記手段によれば、可動鉄心とヨークとの間のギ
ャップがより一層小さくなり、固定鉄心から可動鉄心に
作用する吸引力がより一層大きくなるので、瞬時引外し
電流値をより一層低く設定できる。
複数の突部が一体形成されているところに特徴を有して
いる。上記手段によれば、可動鉄心とヨークとの間のギ
ャップがより一層小さくなり、固定鉄心から可動鉄心に
作用する吸引力がより一層大きくなるので、瞬時引外し
電流値をより一層低く設定できる。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図4に基づいて説明する。まず、図2において、
ケース21は、上面が開口するボディ21aとボディ2
1aの上面開口部を覆うカバー21bとから構成された
ものであり、ケース21内にはフレーム22が配設さ
れ、フレーム22には軸部22aが設けられている。そ
して、軸部22a上には操作ハンドル23のハンドル受
け23aが載置されており、操作ハンドル23は、軸部
22aを中心に矢印イ方向へ回動可能にされている。
ないし図4に基づいて説明する。まず、図2において、
ケース21は、上面が開口するボディ21aとボディ2
1aの上面開口部を覆うカバー21bとから構成された
ものであり、ケース21内にはフレーム22が配設さ
れ、フレーム22には軸部22aが設けられている。そ
して、軸部22a上には操作ハンドル23のハンドル受
け23aが載置されており、操作ハンドル23は、軸部
22aを中心に矢印イ方向へ回動可能にされている。
【0047】ケース21内には開閉機構24が配設され
ている。以下、開閉機構24について説明する。ケース
21内には、左側部に位置して電源端子25がねじ止め
されており、この電源端子25には固定接点25aが取
付けられている(符号25bは、電源端子25をボディ
21aに固定するねじを示している)。
ている。以下、開閉機構24について説明する。ケース
21内には、左側部に位置して電源端子25がねじ止め
されており、この電源端子25には固定接点25aが取
付けられている(符号25bは、電源端子25をボディ
21aに固定するねじを示している)。
【0048】フレーム22には、キャッチ受け26が軸
26aを中心に回動可能に装着されている。このキャッ
チ受け26の軸26aには、捩りコイルばねからなるキ
ャッチばね27のコイル部が装着されており、キャッチ
ばね27は、キャッチ受け26を矢印ロ方向へ付勢して
いる。また、フレーム22には、レバー28が軸28a
を中心に回動可能に装着されており、このレバー28
は、キャッチ受け26を係止することに伴い、キャッチ
受け26の矢印ロ方向への回動を拘束している(符号α
は、キャッチ受け26とレバー28との係止点を示して
いる)。
26aを中心に回動可能に装着されている。このキャッ
チ受け26の軸26aには、捩りコイルばねからなるキ
ャッチばね27のコイル部が装着されており、キャッチ
ばね27は、キャッチ受け26を矢印ロ方向へ付勢して
いる。また、フレーム22には、レバー28が軸28a
を中心に回動可能に装着されており、このレバー28
は、キャッチ受け26を係止することに伴い、キャッチ
受け26の矢印ロ方向への回動を拘束している(符号α
は、キャッチ受け26とレバー28との係止点を示して
いる)。
【0049】レバー28の右側部にはトリップカン29
が装着されている。このトリップカン29は、軸29a
を中心に回動可能にされており、トリップカン29が軸
29aを中心に矢印ハ方向へ回動すると、レバー28が
トリップカン29により押圧される。また、フレーム2
2には、キャッチ30が軸30aを中心に揺動可能に装
着されており、このキャッチ30の右端部はキャッチ受
け26に係合している(符号βは、キャッチ30とキャ
ッチ受け26との係合点を示している)。
が装着されている。このトリップカン29は、軸29a
を中心に回動可能にされており、トリップカン29が軸
29aを中心に矢印ハ方向へ回動すると、レバー28が
トリップカン29により押圧される。また、フレーム2
2には、キャッチ30が軸30aを中心に揺動可能に装
着されており、このキャッチ30の右端部はキャッチ受
け26に係合している(符号βは、キャッチ30とキャ
ッチ受け26との係合点を示している)。
【0050】キャッチ30には、ピン31aを介して上
リンク31が回動可能に連結されている。この上リンク
31には、ピン32aを介して下リンク32が回動可能
に連結されており、この下リンク32には、ピン33a
を介してクロスバー33が回動可能に連結されている。
そして、クロスバー33には可動接触子34が連結され
ており、可動接触子34の先端部には可動接点34aが
取付けられている。
リンク31が回動可能に連結されている。この上リンク
31には、ピン32aを介して下リンク32が回動可能
に連結されており、この下リンク32には、ピン33a
を介してクロスバー33が回動可能に連結されている。
そして、クロスバー33には可動接触子34が連結され
ており、可動接触子34の先端部には可動接点34aが
取付けられている。
【0051】操作ハンドル23とピン32aとの間には
主ばね35が掛渡されている。この主ばね35は引張コ
イルばねからなるものであり、操作ハンドル23が「オ
ン位置」にあるときには、キャッチ30の右端部を矢印
ホ方向へ付勢し、キャッチ30をキャッチ受け26に係
合した状態に保持している。これと共に、可動接触子3
4の左端部を矢印ヘ方向へ付勢し、可動接点34aを固
定接点25aに接触した状態に保持している。開閉機構
24は以上のように構成されている。
主ばね35が掛渡されている。この主ばね35は引張コ
イルばねからなるものであり、操作ハンドル23が「オ
ン位置」にあるときには、キャッチ30の右端部を矢印
ホ方向へ付勢し、キャッチ30をキャッチ受け26に係
合した状態に保持している。これと共に、可動接触子3
4の左端部を矢印ヘ方向へ付勢し、可動接点34aを固
定接点25aに接触した状態に保持している。開閉機構
24は以上のように構成されている。
【0052】ケース21内には引外し装置36が配設さ
れている。以下、引外し装置36について説明する。ケ
ース21内の右側部には、固定鉄心に相当する磁性板製
のヨーク37が配設されている。このヨーク37は、図
1の(a)に示すように、略L字状をなす脚部37a
と、脚部37aの先端部に位置する本体部37bとから
構成されたものであり、本体部37bは、図1の(b)
に示すように、奥壁37cの両端部に側壁37d,37
dが形成されたコ字状をなしている。
れている。以下、引外し装置36について説明する。ケ
ース21内の右側部には、固定鉄心に相当する磁性板製
のヨーク37が配設されている。このヨーク37は、図
1の(a)に示すように、略L字状をなす脚部37a
と、脚部37aの先端部に位置する本体部37bとから
構成されたものであり、本体部37bは、図1の(b)
に示すように、奥壁37cの両端部に側壁37d,37
dが形成されたコ字状をなしている。
【0053】ヨーク37には、図2に示すように、ヒー
タ38およびバイメタル39がかしめピン40を介して
連結されている。前者のヒータ38は、図1の(a)に
示すように、ヨーク37の脚部37aに接触する脚部3
8aと、脚部38aから上方へ延びる本体部38bとか
ら構成されたものであり、本体部38bは、図1の
(b)に示すように、ヨーク37の両側壁37d間に挿
入され、両側壁37dに沿って上方向へ延びている。後
者のバイメタル39は、図2に示すように、ヒータ38
の本体部38bに接触する直板状をなすものであり、バ
イメタル39の上端部には調整ねじ39aが締込まれて
いる。尚、符号40aは、ヨーク37,ヒータ38をボ
ディ21aに固定するねじを示している。
タ38およびバイメタル39がかしめピン40を介して
連結されている。前者のヒータ38は、図1の(a)に
示すように、ヨーク37の脚部37aに接触する脚部3
8aと、脚部38aから上方へ延びる本体部38bとか
ら構成されたものであり、本体部38bは、図1の
(b)に示すように、ヨーク37の両側壁37d間に挿
入され、両側壁37dに沿って上方向へ延びている。後
者のバイメタル39は、図2に示すように、ヒータ38
の本体部38bに接触する直板状をなすものであり、バ
イメタル39の上端部には調整ねじ39aが締込まれて
いる。尚、符号40aは、ヨーク37,ヒータ38をボ
ディ21aに固定するねじを示している。
【0054】ケース21内には、図2に示すように、可
動鉄心に相当する磁性板製のアマチュア41が回動可能
に装着されている。このアマチュア41はヨーク37に
対向配置されたものであり、アマチュア41の上端部と
ヒータ38の上端部との間には、引張コイルばねからな
る復帰ばね42が掛渡されている。尚、符号41aは、
アマチュア41の回動支点を示している。
動鉄心に相当する磁性板製のアマチュア41が回動可能
に装着されている。このアマチュア41はヨーク37に
対向配置されたものであり、アマチュア41の上端部と
ヒータ38の上端部との間には、引張コイルばねからな
る復帰ばね42が掛渡されている。尚、符号41aは、
アマチュア41の回動支点を示している。
【0055】復帰ばね42は、アマチュア41の上端部
のうち前方に取付けられたものであり(アマチュア41
の高さ寸法は、復帰ばね42が装着された前側部が残り
の部分より大きく設定されている)、アマチュア41の
下端部がヨーク37の本体部37bから離間し且つアマ
チュア41の上端部がトリップカン29から離間するよ
うに、アマチュア41を付勢している。引外し装置36
は以上のように構成されている。
のうち前方に取付けられたものであり(アマチュア41
の高さ寸法は、復帰ばね42が装着された前側部が残り
の部分より大きく設定されている)、アマチュア41の
下端部がヨーク37の本体部37bから離間し且つアマ
チュア41の上端部がトリップカン29から離間するよ
うに、アマチュア41を付勢している。引外し装置36
は以上のように構成されている。
【0056】ケース21内の右側部には負荷端子43が
ねじ止めされており(符号43aは、負荷端子43をボ
ディ21aに固定するねじを示している)、図1の
(b)に示すように、負荷端子43には一次導体44の
接続部44aがロー付けされ、ヒータ38の本体部38
bには一次導体44の別の接続部44b(磁気回路生成
部に相当する)がロー付けされている。
ねじ止めされており(符号43aは、負荷端子43をボ
ディ21aに固定するねじを示している)、図1の
(b)に示すように、負荷端子43には一次導体44の
接続部44aがロー付けされ、ヒータ38の本体部38
bには一次導体44の別の接続部44b(磁気回路生成
部に相当する)がロー付けされている。
【0057】この一次導体44は、接続部44aおよび
44b間を連結部44cにより連結した形態をなすもの
であり、接続部44aおよび44bは連結部44cから
後方へ突出し、左方の接続部44bは、図1の(a)に
示すように、ヨーク37の奥壁37cの上方に所定間隔
を存して対向している。
44b間を連結部44cにより連結した形態をなすもの
であり、接続部44aおよび44bは連結部44cから
後方へ突出し、左方の接続部44bは、図1の(a)に
示すように、ヨーク37の奥壁37cの上方に所定間隔
を存して対向している。
【0058】ヒータ38には、図2に示すように、銅製
のより線45が接続されており、このより線45は可動
接触子34に接続されている。従って、操作ハンドル2
3が「オン位置」に保持され、可動接点34aが固定接
点25aに接触している状態では、電源端子25,固定
接点25a,可動接点34a,可動接触子34,より線
45,ヒータ38,一次導体44,負荷端子43に至る
電流路が閉成されている。
のより線45が接続されており、このより線45は可動
接触子34に接続されている。従って、操作ハンドル2
3が「オン位置」に保持され、可動接点34aが固定接
点25aに接触している状態では、電源端子25,固定
接点25a,可動接点34a,可動接触子34,より線
45,ヒータ38,一次導体44,負荷端子43に至る
電流路が閉成されている。
【0059】次に上記構成の作用について説明する。 <手動オフ操作>操作ハンドル23を「オン位置」から
「オフ位置」に回動操作すると、図3に示すように、キ
ャッチ30がキャッチ受け26に係合したまま、上リン
ク31および下リンク32が回動して「逆く字」状にな
る。そして、可動接触子34が上方へ持上がり、可動接
触子34の可動接点34aが固定接点25aから離間す
る。これにより、電源端子25,固定接点25a,可動
接点34a,可動接触子34,より線45,ヒータ3
8,一次導体44,負荷端子43に至る電流路が遮断さ
れる。尚、符号46は、可動接点34aおよび固定接点
25a間が接離する際に生じるアークを消弧する消弧装
置を示している。
「オフ位置」に回動操作すると、図3に示すように、キ
ャッチ30がキャッチ受け26に係合したまま、上リン
ク31および下リンク32が回動して「逆く字」状にな
る。そして、可動接触子34が上方へ持上がり、可動接
触子34の可動接点34aが固定接点25aから離間す
る。これにより、電源端子25,固定接点25a,可動
接点34a,可動接触子34,より線45,ヒータ3
8,一次導体44,負荷端子43に至る電流路が遮断さ
れる。尚、符号46は、可動接点34aおよび固定接点
25a間が接離する際に生じるアークを消弧する消弧装
置を示している。
【0060】<長限時引外し動作>電流路の閉成状態で
ヒータ38に電流が流れると、図2において、ヒータ3
8が自身の抵抗により発熱する。すると、ヒータ38か
らバイメタル39に熱が伝達され、バイメタル39がト
リップカン29側に湾曲する。ここで、ヒータ38に定
格以下の電流が流れている場合、ヒータ38の発熱量が
小さく、ヒータ38からバイメタル39に伝達される熱
量が少ないので、バイメタル39が少量だけ湾曲する。
すると、バイメタル39の調整ねじ39aがバイメタル
39と共に変位するが、トリップカン29に接触しない
ので、トリップカン29が非回動状態に保持される。
ヒータ38に電流が流れると、図2において、ヒータ3
8が自身の抵抗により発熱する。すると、ヒータ38か
らバイメタル39に熱が伝達され、バイメタル39がト
リップカン29側に湾曲する。ここで、ヒータ38に定
格以下の電流が流れている場合、ヒータ38の発熱量が
小さく、ヒータ38からバイメタル39に伝達される熱
量が少ないので、バイメタル39が少量だけ湾曲する。
すると、バイメタル39の調整ねじ39aがバイメタル
39と共に変位するが、トリップカン29に接触しない
ので、トリップカン29が非回動状態に保持される。
【0061】これに対してヒータ38に過負荷電流が流
れている場合、ヒータ38の発熱量が大きく、ヒータ3
8からバイメタル39に多量の熱が伝達されるので、バ
イメタル39が大きく湾曲する。すると、バイメタル3
9の調整ねじ39aがバイメタル39と共に大きく変位
し、トリップカン29を押圧するので、トリップカン2
9が矢印ハ方向へ回動し、図4に示すように、レバー2
8を押圧して矢印ニ方向へ回動させる。
れている場合、ヒータ38の発熱量が大きく、ヒータ3
8からバイメタル39に多量の熱が伝達されるので、バ
イメタル39が大きく湾曲する。すると、バイメタル3
9の調整ねじ39aがバイメタル39と共に大きく変位
し、トリップカン29を押圧するので、トリップカン2
9が矢印ハ方向へ回動し、図4に示すように、レバー2
8を押圧して矢印ニ方向へ回動させる。
【0062】レバー28が矢印ニ方向へ回動すると、レ
バー28によるキャッチ受け26の係止が解除され、キ
ャッチ受け26がキャッチばね27のばね力により矢印
ロ方向へ回動する。すると、キャッチ受け26とキャッ
チ30との係合が解除され、まず、キャッチ30が矢印
ホ方向へ回動する。次に、上リンク31および下リンク
32が回動して「逆く字」状になり、クロスバー33と
共に可動接触子34が持上がるので、可動接点34aが
固定接点25aから離間し、電流路が遮断される。これ
と共に、操作ハンドル23が「トリップ位置」へ回動す
る。
バー28によるキャッチ受け26の係止が解除され、キ
ャッチ受け26がキャッチばね27のばね力により矢印
ロ方向へ回動する。すると、キャッチ受け26とキャッ
チ30との係合が解除され、まず、キャッチ30が矢印
ホ方向へ回動する。次に、上リンク31および下リンク
32が回動して「逆く字」状になり、クロスバー33と
共に可動接触子34が持上がるので、可動接点34aが
固定接点25aから離間し、電流路が遮断される。これ
と共に、操作ハンドル23が「トリップ位置」へ回動す
る。
【0063】<瞬時引外し動作>電流路の閉成状態でヒ
ータ38に電流が流れると、図1の(b)に示すよう
に、ヒータ38の本体部38bの周囲に磁界Φ1 が発生
し、アマチュア41からヨーク37の一方の側壁37
d,奥壁37c,他方の側壁37d,アマチュア41を
通る第1の磁気回路Aが生成されるので、ヨーク37か
らアマチュア41に第1の吸引力F1 が作用する。
ータ38に電流が流れると、図1の(b)に示すよう
に、ヒータ38の本体部38bの周囲に磁界Φ1 が発生
し、アマチュア41からヨーク37の一方の側壁37
d,奥壁37c,他方の側壁37d,アマチュア41を
通る第1の磁気回路Aが生成されるので、ヨーク37か
らアマチュア41に第1の吸引力F1 が作用する。
【0064】これと共に、図1の(a)に示すように、
一次導体44の左方の接続部44bの周囲に磁界Φ2 が
発生し、アマチュア41およびヨーク37の前方の側壁
37dを通る第2の磁気回路Bが生成されるので、ヨー
ク37からアマチュア41に第2の吸引力F2 が作用す
る。従って、アマチュア41には、吸引力「F3 =F1
+F2 」が作用することになる。
一次導体44の左方の接続部44bの周囲に磁界Φ2 が
発生し、アマチュア41およびヨーク37の前方の側壁
37dを通る第2の磁気回路Bが生成されるので、ヨー
ク37からアマチュア41に第2の吸引力F2 が作用す
る。従って、アマチュア41には、吸引力「F3 =F1
+F2 」が作用することになる。
【0065】ここで、ヒータ38に定格電流および過負
荷電流が流れている場合、磁界Φ1およびΦ2 が小さ
く、ヨーク37からアマチュア41に復帰ばね42のば
ね力より小さな吸引力F3 が作用する。このため、アマ
チュア41の下端部がヨーク37の本体部37bから離
間し、アマチュア41の上端部がトリップカン29から
離間した状態に保持される。
荷電流が流れている場合、磁界Φ1およびΦ2 が小さ
く、ヨーク37からアマチュア41に復帰ばね42のば
ね力より小さな吸引力F3 が作用する。このため、アマ
チュア41の下端部がヨーク37の本体部37bから離
間し、アマチュア41の上端部がトリップカン29から
離間した状態に保持される。
【0066】これに対してヒータ38に低インスタント
形の瞬時引外し設定電流が流れると、大きな磁界Φ1 お
よびΦ2 が発生し、ヨーク37からアマチュア41に復
帰ばね42のばね力を上回る大きな吸引力F3 が作用す
るので、アマチュア41が復帰ばね42のばね力に抗し
て回動し、アマチュア41の下端部がヨーク37の本体
部37bに吸引される。すると、アマチュア41の上端
部がトリップカン29を押圧して図1の矢印ハ方向へ回
動させるので、上述したように、開閉機構24が作動
し、電流路が遮断される。
形の瞬時引外し設定電流が流れると、大きな磁界Φ1 お
よびΦ2 が発生し、ヨーク37からアマチュア41に復
帰ばね42のばね力を上回る大きな吸引力F3 が作用す
るので、アマチュア41が復帰ばね42のばね力に抗し
て回動し、アマチュア41の下端部がヨーク37の本体
部37bに吸引される。すると、アマチュア41の上端
部がトリップカン29を押圧して図1の矢印ハ方向へ回
動させるので、上述したように、開閉機構24が作動
し、電流路が遮断される。
【0067】尚、ヨーク37の本体部37bとアマチュ
ア41との間のギャップG(図1のa参照)は、アマチ
ュア41が低インスタント形の瞬時引外し設定電流で本
体部37bに吸引されるように、予め調整されている。
ア41との間のギャップG(図1のa参照)は、アマチ
ュア41が低インスタント形の瞬時引外し設定電流で本
体部37bに吸引されるように、予め調整されている。
【0068】上記実施例によれば、ヒータ38の本体部
38bをヨーク37の両側壁37dに沿って配置すると
共に、一次導体44の左方の接続部44bをヨーク37
の奥壁37cに沿って配置し、ヨーク37とアマチュア
41との間に第1の磁気回路A,第2の磁気回路Bを形
成したので、ヨーク37からアマチュア41に大きな吸
引力F3 が作用するようになる。
38bをヨーク37の両側壁37dに沿って配置すると
共に、一次導体44の左方の接続部44bをヨーク37
の奥壁37cに沿って配置し、ヨーク37とアマチュア
41との間に第1の磁気回路A,第2の磁気回路Bを形
成したので、ヨーク37からアマチュア41に大きな吸
引力F3 が作用するようになる。
【0069】しかも、アマチュア41のうち復帰ばね4
2が装着された前側部の高さ寸法が残りの部分より大き
いことに着目し、アマチュア41の前側部に第2の磁気
回路Bを形成した。このため、第2の磁気回路Bの磁束
量が増えるので、ヨーク37からアマチュア41に一層
大きな吸引力F3 が作用する。従って、標準機種用の復
帰ばね42をそのまま使用した場合でも、低インスタン
ト形の設定電流値でアマチュア41がヨーク37に吸引
されるので、下記(1)〜(6)のように、標準化およ
び低コスト化に大きく貢献できる。
2が装着された前側部の高さ寸法が残りの部分より大き
いことに着目し、アマチュア41の前側部に第2の磁気
回路Bを形成した。このため、第2の磁気回路Bの磁束
量が増えるので、ヨーク37からアマチュア41に一層
大きな吸引力F3 が作用する。従って、標準機種用の復
帰ばね42をそのまま使用した場合でも、低インスタン
ト形の設定電流値でアマチュア41がヨーク37に吸引
されるので、下記(1)〜(6)のように、標準化およ
び低コスト化に大きく貢献できる。
【0070】(1)復帰ばね42のばね荷重を定格毎に
変える必要がなくなるので、復帰ばね42の管理が容易
になる。これと共に、作業者が定格に対応する復帰ばね
42の色を覚える煩わしさ,作業者が定格に対応する復
帰ばね42を選択使用する煩わしさが解消される上、作
業者が復帰ばね42を誤選択することもなくなるので、
総じて、組立時のタイムロスが最小限に抑えられる。
変える必要がなくなるので、復帰ばね42の管理が容易
になる。これと共に、作業者が定格に対応する復帰ばね
42の色を覚える煩わしさ,作業者が定格に対応する復
帰ばね42を選択使用する煩わしさが解消される上、作
業者が復帰ばね42を誤選択することもなくなるので、
総じて、組立時のタイムロスが最小限に抑えられる。
【0071】(2)ヨーク37の本体部37bに一次導
体44を巻回する必要がなくなるので、標準機種用のヨ
ーク37を流用することができる。しかも、ヨーク37
とヒータ38とを固定する専用のスペーサー13(図3
2参照)が不要になるので、総じて、部品点数の増加が
抑えられ、装置が低コスト化される。
体44を巻回する必要がなくなるので、標準機種用のヨ
ーク37を流用することができる。しかも、ヨーク37
とヒータ38とを固定する専用のスペーサー13(図3
2参照)が不要になるので、総じて、部品点数の増加が
抑えられ、装置が低コスト化される。
【0072】(3)アマチュア41の板厚を厚くする必
要がなくなるので、アマチュア41のストロークを十分
に確保できる。このため、アマチュア41の下端部がヨ
ーク37の本体部37bに吸引されると、アマチュア4
1の上端部がトリップカン29を確実に押圧するので、
開閉機構24が確実に作動するようになる。
要がなくなるので、アマチュア41のストロークを十分
に確保できる。このため、アマチュア41の下端部がヨ
ーク37の本体部37bに吸引されると、アマチュア4
1の上端部がトリップカン29を確実に押圧するので、
開閉機構24が確実に作動するようになる。
【0073】(4)ヨーク37の本体部37bの板厚を
厚くする必要がなくなるので、標準機種用のかしめピン
40を用いて、ヨーク37,ヒータ38,バイメタル3
9を連結することができる。これと共に、ヨーク37の
脚部37aが厚くなってヒータ38の脚部38aの取付
位置が高くなることが防止されるので、アマチュア41
の下端部が脚部38aに干渉することが防止される。
厚くする必要がなくなるので、標準機種用のかしめピン
40を用いて、ヨーク37,ヒータ38,バイメタル3
9を連結することができる。これと共に、ヨーク37の
脚部37aが厚くなってヒータ38の脚部38aの取付
位置が高くなることが防止されるので、アマチュア41
の下端部が脚部38aに干渉することが防止される。
【0074】(5)ヨーク41に別の磁性板を取付ける
必要がなくなるので、別の磁性板の取付工程および部品
点数の増加が防止される。これと共に、ヨーク41に別
のヨークを併設する必要がなくなるので、この点から
も、部品点数および組立工数の増加が防止される。
必要がなくなるので、別の磁性板の取付工程および部品
点数の増加が防止される。これと共に、ヨーク41に別
のヨークを併設する必要がなくなるので、この点から
も、部品点数および組立工数の増加が防止される。
【0075】(6)アマチュア41に別の磁性板をスポ
ットロー付けし、ギャップGを縮める必要がなくなるの
で、部品点数および組付工数の増加が防止される。これ
と共に、アマチュア41に別の磁性板が傾いて取付けら
れることもなくなるので、ギャップGにばらつきが生
じ、低インスタント形の瞬時引外し電流が設計値からず
れてしまうこともなくなる。
ットロー付けし、ギャップGを縮める必要がなくなるの
で、部品点数および組付工数の増加が防止される。これ
と共に、アマチュア41に別の磁性板が傾いて取付けら
れることもなくなるので、ギャップGにばらつきが生
じ、低インスタント形の瞬時引外し電流が設計値からず
れてしまうこともなくなる。
【0076】尚、上記第1実施例においては、接続部4
4aおよび44bの前端部を連結部44cにより連結し
た形態の一次導体44を用いたが、これに限定されるも
のではなく、例えば、本発明の第2実施例を示す図5の
ように、接続部47aおよび47bの後端部を連結部4
7cにより連結した形態の一次導体47を用い、右方の
接続部47aを負荷端子43にロー付けし、左方の接続
部(磁気回路生成部に相当する)47bをヒータ38の
本体部38bにロー付けしても良い。
4aおよび44bの前端部を連結部44cにより連結し
た形態の一次導体44を用いたが、これに限定されるも
のではなく、例えば、本発明の第2実施例を示す図5の
ように、接続部47aおよび47bの後端部を連結部4
7cにより連結した形態の一次導体47を用い、右方の
接続部47aを負荷端子43にロー付けし、左方の接続
部(磁気回路生成部に相当する)47bをヒータ38の
本体部38bにロー付けしても良い。
【0077】この構成の場合、左方の接続部47bの周
囲に第1実施例とは逆向きの磁界Φ2 が発生し、アマチ
ュア41の後側部(短尺部)に第1実施例より小さな逆
向きの第2の磁気回路Bが生成される。このため、アマ
チュア41に作用する吸引力F2 が若干小さくなるもの
の実用上の支障はなく、上記第1実施例と同様の作用効
果が得られる。
囲に第1実施例とは逆向きの磁界Φ2 が発生し、アマチ
ュア41の後側部(短尺部)に第1実施例より小さな逆
向きの第2の磁気回路Bが生成される。このため、アマ
チュア41に作用する吸引力F2 が若干小さくなるもの
の実用上の支障はなく、上記第1実施例と同様の作用効
果が得られる。
【0078】次に本発明の第3実施例を図6に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。負荷端子43には一次導体48
の接続部48aがロー付けされ、ヒータ38の本体部3
8bには一次導体48の接続部48b(磁気回路生成部
に相当する)がロー付けされている。
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。負荷端子43には一次導体48
の接続部48aがロー付けされ、ヒータ38の本体部3
8bには一次導体48の接続部48b(磁気回路生成部
に相当する)がロー付けされている。
【0079】この一次導体48は、接続部48aの前端
部および接続部48bの前端部間を連結部48c(磁気
回路生成部に相当する)により連結した形態をなすもの
であり、左方の接続部48bは、ヨーク37の奥壁37
cの上方に所定間隔を存して対向し、連結部48cの左
端部は、ヨーク37の前方の側壁27dの前面に所定間
隔を存して対向している。
部および接続部48bの前端部間を連結部48c(磁気
回路生成部に相当する)により連結した形態をなすもの
であり、左方の接続部48bは、ヨーク37の奥壁37
cの上方に所定間隔を存して対向し、連結部48cの左
端部は、ヨーク37の前方の側壁27dの前面に所定間
隔を存して対向している。
【0080】上記構成の場合、電流路の閉成状態でヒー
タ38に電流が流れると、ヒータ38の本体部38bの
周囲に磁界Φ1 が発生し、ヨーク37の本体部37bと
アマチュア41との間に第1の磁気回路Aが生成される
ので、ヨーク37からアマチュア41に吸引力F1 が作
用する。これと共に、左方の接続部48bの周囲に磁界
Φ2 が発生し、ヨーク37の本体部37bとアマチュア
41との間に第2の磁気回路Bが生成されるので、ヨー
ク37からアマチュア41に吸引力F2 が作用する。
タ38に電流が流れると、ヒータ38の本体部38bの
周囲に磁界Φ1 が発生し、ヨーク37の本体部37bと
アマチュア41との間に第1の磁気回路Aが生成される
ので、ヨーク37からアマチュア41に吸引力F1 が作
用する。これと共に、左方の接続部48bの周囲に磁界
Φ2 が発生し、ヨーク37の本体部37bとアマチュア
41との間に第2の磁気回路Bが生成されるので、ヨー
ク37からアマチュア41に吸引力F2 が作用する。
【0081】しかも、連結部48cの周囲に磁界Φ4 が
発生し、アマチュア41および前方の側壁37dを通る
第3の磁気回路Dが生成されるので、ヨーク37からア
マチュア41に吸引力F4 が作用する。従って、ヨーク
37からアマチュア41には、吸引力F5 (=F1 +F
2 +F4 )が作用することになる。
発生し、アマチュア41および前方の側壁37dを通る
第3の磁気回路Dが生成されるので、ヨーク37からア
マチュア41に吸引力F4 が作用する。従って、ヨーク
37からアマチュア41には、吸引力F5 (=F1 +F
2 +F4 )が作用することになる。
【0082】上記実施例によれば、ヨーク37の側壁3
7dに沿って延びる連結部48cを一次導体48に設け
ることに伴い、アマチュア41とヨーク37との間に第
3の磁気回路Dを形成した。このため、ヨーク37から
アマチュア41に一層大きな吸引力F5 が作用するよう
になるので、瞬時引外し電流値を一層低く設定すること
ができる。
7dに沿って延びる連結部48cを一次導体48に設け
ることに伴い、アマチュア41とヨーク37との間に第
3の磁気回路Dを形成した。このため、ヨーク37から
アマチュア41に一層大きな吸引力F5 が作用するよう
になるので、瞬時引外し電流値を一層低く設定すること
ができる。
【0083】尚、上記第3実施例においては、接続部4
8aおよび48bの前端部を連結部48cにより連結し
た形態の一次導体48を用いたが、これに限定されるも
のではなく、例えば本発明の第4実施例を示す図7のよ
うに、接続部49aおよび49bの後端部を連結部49
cにより連結した形態の一次導体49を用い、右方の接
続部49aを負荷端子43にロー付けし、左方の接続部
49bをヒータ38の本体部38bにロー付けしても良
い。
8aおよび48bの前端部を連結部48cにより連結し
た形態の一次導体48を用いたが、これに限定されるも
のではなく、例えば本発明の第4実施例を示す図7のよ
うに、接続部49aおよび49bの後端部を連結部49
cにより連結した形態の一次導体49を用い、右方の接
続部49aを負荷端子43にロー付けし、左方の接続部
49bをヒータ38の本体部38bにロー付けしても良
い。
【0084】この構成の場合、ヨーク37の後方の側壁
37dに連結部49cの左端部が対向しているため、連
結部49cの周囲に第3実施例とは逆向きの磁界Φ4 が
発生し、アマチュア41および側壁37dを通る逆向き
の第3の磁気回路Dが形成される。しかも、ヨーク37
の奥壁37cに左方の接続部49bが対向しているた
め、左方の接続部49bの周囲に第3実施例とは逆向き
の磁界Φ2 発生し、アマチュア41の後側部(短尺部)
に小さな逆向きの第2の磁気回路Bが生成される。この
ため、アマチュア41に作用する吸引力F2 が若干小さ
くなるものの実用上は支障がなく、上記第3実施例と同
様の作用効果が得られる。
37dに連結部49cの左端部が対向しているため、連
結部49cの周囲に第3実施例とは逆向きの磁界Φ4 が
発生し、アマチュア41および側壁37dを通る逆向き
の第3の磁気回路Dが形成される。しかも、ヨーク37
の奥壁37cに左方の接続部49bが対向しているた
め、左方の接続部49bの周囲に第3実施例とは逆向き
の磁界Φ2 発生し、アマチュア41の後側部(短尺部)
に小さな逆向きの第2の磁気回路Bが生成される。この
ため、アマチュア41に作用する吸引力F2 が若干小さ
くなるものの実用上は支障がなく、上記第3実施例と同
様の作用効果が得られる。
【0085】次に本発明の第5実施例を図8に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。負荷端子43には一次導体50
の右端部がロー付けされ、ヒータ38の本体部38bに
は一次導体50の左端部がロー付けされている。
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。負荷端子43には一次導体50
の右端部がロー付けされ、ヒータ38の本体部38bに
は一次導体50の左端部がロー付けされている。
【0086】アマチュア41の後側部には、ヨーク37
側へ突出する突部41aが折曲形成されており、アマチ
ュア41の非吸引状態では、突部41aとヨーク37の
本体部37bとの間に幅狭なギャップGaが形成され、
アマチュア41の吸引状態では、突部41aが後方の側
壁37dの後側へ逃げるようになっている。尚、ギャッ
プGaは、ギャップGの調整に基づいて設定されている
(ギャップGaを専用に調整する作業は行われていな
い)。
側へ突出する突部41aが折曲形成されており、アマチ
ュア41の非吸引状態では、突部41aとヨーク37の
本体部37bとの間に幅狭なギャップGaが形成され、
アマチュア41の吸引状態では、突部41aが後方の側
壁37dの後側へ逃げるようになっている。尚、ギャッ
プGaは、ギャップGの調整に基づいて設定されている
(ギャップGaを専用に調整する作業は行われていな
い)。
【0087】上記構成の場合、電流路の閉成状態でヒー
タ38に電流が流れると、ヒータ38の本体部38bの
周囲に磁界Φ1 が発生し、アマチュア41から突部41
a,ヨーク37の一方の側壁37d,奥壁37c,他方
の側壁37d,アマチュア41を通る磁気回路Fが生成
されるので、ヨーク37からアマチュア41に吸引力F
6 が作用する。ここで、ヒータ38に定格電流および過
負荷電流が流れている場合、磁界Φ6 が小さく、吸引力
F6 が小さいので、アマチュア41の下端部がヨーク3
7の本体部37bから離間し、アマチュア41の上端部
がトリップカン29から離間した状態に保持される。
タ38に電流が流れると、ヒータ38の本体部38bの
周囲に磁界Φ1 が発生し、アマチュア41から突部41
a,ヨーク37の一方の側壁37d,奥壁37c,他方
の側壁37d,アマチュア41を通る磁気回路Fが生成
されるので、ヨーク37からアマチュア41に吸引力F
6 が作用する。ここで、ヒータ38に定格電流および過
負荷電流が流れている場合、磁界Φ6 が小さく、吸引力
F6 が小さいので、アマチュア41の下端部がヨーク3
7の本体部37bから離間し、アマチュア41の上端部
がトリップカン29から離間した状態に保持される。
【0088】これに対してヒータ38に低インスタント
形の瞬時引外し設定電流が流れると、大きな磁界Φ6 が
発生し、ヨーク37からアマチュア41に復帰ばね42
のばね力を上回る大きな吸引力F6 が作用するので、ア
マチュア41の下端部がヨーク37の本体部37bに吸
引される。すると、アマチュア41の上端部がトリップ
カン29を押圧して回動させるので、開閉機構24が作
動し、電流路が遮断される。
形の瞬時引外し設定電流が流れると、大きな磁界Φ6 が
発生し、ヨーク37からアマチュア41に復帰ばね42
のばね力を上回る大きな吸引力F6 が作用するので、ア
マチュア41の下端部がヨーク37の本体部37bに吸
引される。すると、アマチュア41の上端部がトリップ
カン29を押圧して回動させるので、開閉機構24が作
動し、電流路が遮断される。
【0089】尚、同一の復帰ばね42およびアマチュア
41を使用したまま、各定格の瞬時引外し電流値でアマ
チュア41が吸引されるように、突部41aの高さ寸
法,突部41aとヨーク37の本体部37bとの間のギ
ャップGaは設計的に調整されている。
41を使用したまま、各定格の瞬時引外し電流値でアマ
チュア41が吸引されるように、突部41aの高さ寸
法,突部41aとヨーク37の本体部37bとの間のギ
ャップGaは設計的に調整されている。
【0090】上記実施例によれば、アマチュア41にヨ
ーク37側へ突出する突部41aを一体形成した。この
ため、アマチュア41と本体部37bとの間のギャップ
Ga(エアギャップの磁気抵抗)が小さくなり、ヨーク
37からアマチュア41に大きな吸引力F6 が作用する
ようになる。従って、標準機種用の復帰ばね42をその
まま使用した場合でも、低インスタント形の設定電流値
でアマチュア41がヨーク37に吸引されるようになる
ので、下記(1)〜(6)のように、標準化および低コ
スト化に大きく貢献できる。しかも、突部41aがアマ
チュア41の吸引状態でヨーク37の本体部37bを逃
げ、ヨーク37の側壁37dに干渉することが防止され
る。このため、アマチュア41のストロークが十分に確
保されるので、突部41aに影響されることなく、開閉
機構24を確実に作動させることができる。
ーク37側へ突出する突部41aを一体形成した。この
ため、アマチュア41と本体部37bとの間のギャップ
Ga(エアギャップの磁気抵抗)が小さくなり、ヨーク
37からアマチュア41に大きな吸引力F6 が作用する
ようになる。従って、標準機種用の復帰ばね42をその
まま使用した場合でも、低インスタント形の設定電流値
でアマチュア41がヨーク37に吸引されるようになる
ので、下記(1)〜(6)のように、標準化および低コ
スト化に大きく貢献できる。しかも、突部41aがアマ
チュア41の吸引状態でヨーク37の本体部37bを逃
げ、ヨーク37の側壁37dに干渉することが防止され
る。このため、アマチュア41のストロークが十分に確
保されるので、突部41aに影響されることなく、開閉
機構24を確実に作動させることができる。
【0091】(1)復帰ばね42のばね荷重を定格毎に
変える必要がなくなるので、復帰ばね42の管理が容易
になる。これと共に、作業者が定格に対応する復帰ばね
42の色を覚える煩わしさ,作業者が定格に対応する復
帰ばね42を選択使用する煩わしさが解消される上、作
業者が復帰ばね42を誤選択することもなくなるので、
総じて、組立時のタイムロスが最小限に抑えられる。
変える必要がなくなるので、復帰ばね42の管理が容易
になる。これと共に、作業者が定格に対応する復帰ばね
42の色を覚える煩わしさ,作業者が定格に対応する復
帰ばね42を選択使用する煩わしさが解消される上、作
業者が復帰ばね42を誤選択することもなくなるので、
総じて、組立時のタイムロスが最小限に抑えられる。
【0092】(2)ヨーク37の本体部37bに一次導
体50を巻回する必要がなくなるので、標準機種用のヨ
ーク37を流用することができる。しかも、ヨーク37
とヒータ38とを固定する専用のスペーサー13(図3
2参照)が不要になるので、総じて、部品点数の増加が
抑えられ、装置が低コスト化される。
体50を巻回する必要がなくなるので、標準機種用のヨ
ーク37を流用することができる。しかも、ヨーク37
とヒータ38とを固定する専用のスペーサー13(図3
2参照)が不要になるので、総じて、部品点数の増加が
抑えられ、装置が低コスト化される。
【0093】(3)アマチュア41の板厚を厚くする必
要がなくなる。このため、アマチュア41のストローク
を十分に確保できるので、開閉機構24が確実に作動す
るようになる。
要がなくなる。このため、アマチュア41のストローク
を十分に確保できるので、開閉機構24が確実に作動す
るようになる。
【0094】(4)ヨーク37の本体部37bの板厚を
厚くする必要がなくなるので、標準機種用のかしめピン
40を用いて、ヨーク37,ヒータ38,バイメタル3
9を連結できる。これと共に、ヨーク37の脚部37a
が厚くなってヒータ38の脚部38aの取付位置が高く
なることが防止されるので、アマチュア41の下端部が
脚部38aに干渉することが防止される。
厚くする必要がなくなるので、標準機種用のかしめピン
40を用いて、ヨーク37,ヒータ38,バイメタル3
9を連結できる。これと共に、ヨーク37の脚部37a
が厚くなってヒータ38の脚部38aの取付位置が高く
なることが防止されるので、アマチュア41の下端部が
脚部38aに干渉することが防止される。
【0095】(5)ヨーク41に別の磁性板を取付ける
必要がなくなるので、別の磁性板の取付工程および部品
点数の増加が防止される。これと共に、ヨーク41に別
のヨークを併設する必要がなくなるので、この点から
も、部品点数および組立工数の増加が防止される。
必要がなくなるので、別の磁性板の取付工程および部品
点数の増加が防止される。これと共に、ヨーク41に別
のヨークを併設する必要がなくなるので、この点から
も、部品点数および組立工数の増加が防止される。
【0096】(6)アマチュア41に別の磁性板をスポ
ットロー付けする必要がなくなるので、部品点数および
組付工数の増加が防止される。これと共に、アマチュア
41に別の磁性板が傾いて取付けられることもなくなる
ので、ギャップにばらつきが生じ、低インスタント形の
瞬時引外し電流値が設計値からずれてしまうこともなく
なる。
ットロー付けする必要がなくなるので、部品点数および
組付工数の増加が防止される。これと共に、アマチュア
41に別の磁性板が傾いて取付けられることもなくなる
ので、ギャップにばらつきが生じ、低インスタント形の
瞬時引外し電流値が設計値からずれてしまうこともなく
なる。
【0097】尚、上記第5実施例においては、アマチュ
ア41の後側部に突部41aを一体形成し、アマチュア
41の吸引時に突部41aを後方の側壁37dの後側へ
逃がしたが、これに限定されるものではなく、例えば本
発明の第6実施例を示す図9のように、突部41aを後
方の側壁37dの前側へ逃がしても良い。
ア41の後側部に突部41aを一体形成し、アマチュア
41の吸引時に突部41aを後方の側壁37dの後側へ
逃がしたが、これに限定されるものではなく、例えば本
発明の第6実施例を示す図9のように、突部41aを後
方の側壁37dの前側へ逃がしても良い。
【0098】また、上記第5および第6実施例において
は、アマチュア41の後側部に突部41aを一体形成し
たが、これに限定されるものではなく、例えば本発明の
第7実施例を示す図10のように、アマチュア41の前
側部に突部41aを一体形成しても良い。この構成の場
合、アマチュア41の吸引時に突部41aを前方の側壁
37dの前側へ逃がしたり、本発明の第8実施例を示す
図11のように、突部41aを前方の側壁37dの後側
へ逃がすと良い。
は、アマチュア41の後側部に突部41aを一体形成し
たが、これに限定されるものではなく、例えば本発明の
第7実施例を示す図10のように、アマチュア41の前
側部に突部41aを一体形成しても良い。この構成の場
合、アマチュア41の吸引時に突部41aを前方の側壁
37dの前側へ逃がしたり、本発明の第8実施例を示す
図11のように、突部41aを前方の側壁37dの後側
へ逃がすと良い。
【0099】また、上記第5〜第8実施例においては、
アマチュア41の側部に突部41aを形成したが、これ
に限定されるものではなく、例えば本発明の第9実施例
を示す図12のように、アマチュア41の下端部に突部
41bを折曲形成することに伴い、アマチュア41の非
吸引状態で突部41bとヨーク37の本体部37bとの
間に幅狭なギャップGbを形成し、アマチュア41の吸
引状態で突部41bを両側壁37d間に挿入して逃がす
と良い。この構成の場合、アマチュア41とヨーク37
の本体部37bとの間のギャップGbが小さくなり、ヨ
ーク37からアマチュア41に大きな吸引力F6 が作用
するので、瞬時引外し電流値を一層低く設定できる。
アマチュア41の側部に突部41aを形成したが、これ
に限定されるものではなく、例えば本発明の第9実施例
を示す図12のように、アマチュア41の下端部に突部
41bを折曲形成することに伴い、アマチュア41の非
吸引状態で突部41bとヨーク37の本体部37bとの
間に幅狭なギャップGbを形成し、アマチュア41の吸
引状態で突部41bを両側壁37d間に挿入して逃がす
と良い。この構成の場合、アマチュア41とヨーク37
の本体部37bとの間のギャップGbが小さくなり、ヨ
ーク37からアマチュア41に大きな吸引力F6 が作用
するので、瞬時引外し電流値を一層低く設定できる。
【0100】また、上記第5〜第9実施例においては、
略L字板状の一次導体50を用いたが、これに限定され
るものではなく、例えば第1〜第4実施例の一次導体4
4,47〜49を用いても良い。図13は、第5実施例
に第3実施例の一次導体48を適用した本発明の第10
実施例を示すものである。図14は、第6実施例に第3
実施例の一次導体48を適用した本発明の第11実施例
を示すものである。図15は、第9実施例に第3実施例
の一次導体48を適用した本発明の第12実施例もので
ある。これら各構成の場合、ヨーク37の本体部37b
とアマチュア41との間に第2の磁気回路B,第3の磁
気回路Dが形成され、ヨーク37からアマチュア41に
一層大きな吸引力F7 (=F6 +F2 +F4 )が作用す
るので、瞬時引外し電流値をより一層低く設定できる。
略L字板状の一次導体50を用いたが、これに限定され
るものではなく、例えば第1〜第4実施例の一次導体4
4,47〜49を用いても良い。図13は、第5実施例
に第3実施例の一次導体48を適用した本発明の第10
実施例を示すものである。図14は、第6実施例に第3
実施例の一次導体48を適用した本発明の第11実施例
を示すものである。図15は、第9実施例に第3実施例
の一次導体48を適用した本発明の第12実施例もので
ある。これら各構成の場合、ヨーク37の本体部37b
とアマチュア41との間に第2の磁気回路B,第3の磁
気回路Dが形成され、ヨーク37からアマチュア41に
一層大きな吸引力F7 (=F6 +F2 +F4 )が作用す
るので、瞬時引外し電流値をより一層低く設定できる。
【0101】次に本発明の第13実施例を図16に基づ
いて説明する。尚、上記第5実施例と同一の部材につい
ては同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部
材についてのみ説明を行う。アマチュア41の後側部お
よび前側部には突部41aが折曲形成されており、後方
の突部41aは、アマチュア41の吸引状態で後方の側
壁37dの後側へ逃げ、前方の突部41aは、前方の側
壁37dの前側へ逃げるようになっている。
いて説明する。尚、上記第5実施例と同一の部材につい
ては同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部
材についてのみ説明を行う。アマチュア41の後側部お
よび前側部には突部41aが折曲形成されており、後方
の突部41aは、アマチュア41の吸引状態で後方の側
壁37dの後側へ逃げ、前方の突部41aは、前方の側
壁37dの前側へ逃げるようになっている。
【0102】上記構成の場合、ヒータ38の本体部38
bの周囲に磁界Φ1 が発生すると、アマチュア41,一
方の突部41a,一方の側壁37d,奥壁37c,他方
の側壁37d,他方の突部41aを通る磁気回路Fが生
成される。この場合、アマチュア41の前後両側部に突
部41aが一体形成され、アマチュア41とヨーク37
との間のギャップが一層小さくなっているため、ヨーク
37からアマチュア41に一層大きな吸引力F6 が作用
する。従って、瞬時引外し電流値を一層低く設定するこ
とができる。
bの周囲に磁界Φ1 が発生すると、アマチュア41,一
方の突部41a,一方の側壁37d,奥壁37c,他方
の側壁37d,他方の突部41aを通る磁気回路Fが生
成される。この場合、アマチュア41の前後両側部に突
部41aが一体形成され、アマチュア41とヨーク37
との間のギャップが一層小さくなっているため、ヨーク
37からアマチュア41に一層大きな吸引力F6 が作用
する。従って、瞬時引外し電流値を一層低く設定するこ
とができる。
【0103】尚、同一の復帰ばね42およびアマチュア
41を使用したまま、各定格の瞬時引外し電流値でアマ
チュア41が吸引されるように、各突部41aの高さ寸
法,各突部41aとヨーク37の本体部37bとの間の
ギャップGaは設計的に調整されている。
41を使用したまま、各定格の瞬時引外し電流値でアマ
チュア41が吸引されるように、各突部41aの高さ寸
法,各突部41aとヨーク37の本体部37bとの間の
ギャップGaは設計的に調整されている。
【0104】また、上記第13実施例においては、アマ
チュア41の吸引状態で後方の突部41aを後方の側壁
37dの後側へ逃がし、前方の突部41aを前方の側壁
37dの前側へ逃がしたが、これに限定されるものでは
なく、例えば、下記(1)〜(3)のようにしても良
い。 (1)本発明の第14実施例を示す図17のように、後
方の突部41aを後方の側壁37dの前側へ逃がし、前
方の突部41aを前方の側壁37dの後側へ逃がす。
チュア41の吸引状態で後方の突部41aを後方の側壁
37dの後側へ逃がし、前方の突部41aを前方の側壁
37dの前側へ逃がしたが、これに限定されるものでは
なく、例えば、下記(1)〜(3)のようにしても良
い。 (1)本発明の第14実施例を示す図17のように、後
方の突部41aを後方の側壁37dの前側へ逃がし、前
方の突部41aを前方の側壁37dの後側へ逃がす。
【0105】(2)本発明の第15実施例を示す図18
のように、後方の突部41aを後方の側壁37dの前側
へ逃がし、前方の突部41aを前方の側壁37dの前側
へ逃がす。 (3)本発明の第16実施例を示す図19のように、後
方の突部41aを後方の側壁37dの後側へ逃がし、前
方の突部41aを前方の側壁37dの後側へ逃がす。
のように、後方の突部41aを後方の側壁37dの前側
へ逃がし、前方の突部41aを前方の側壁37dの前側
へ逃がす。 (3)本発明の第16実施例を示す図19のように、後
方の突部41aを後方の側壁37dの後側へ逃がし、前
方の突部41aを前方の側壁37dの後側へ逃がす。
【0106】また、上記第13〜第16実施例において
は、アマチュア41に2つの突部41aを形成したが、
これに限定されるものではなく、例えば本発明の第17
実施例を示す図20のように、3つ以上形成しても良
い。ここで、アマチュア41には、前後側部に加えて下
端部に突部41bが折曲形成されており、アマチュア4
1の非吸引状態では、下端部の突部41bとヨーク37
の本体部37bとの間に幅狭なギャップGbが形成さ
れ、アマチュア41の吸引状態では、下端部の突部41
bが両側壁37d間に挿入される。この構成の場合、ア
マチュア41とヨーク37との間のギャップ(ギャップ
の磁気抵抗)が一層小さくなり、ヨーク37からアマチ
ュア41に一層大きな吸引力F6 が作用するので、瞬時
引外し電流値を一層低く設定できる。
は、アマチュア41に2つの突部41aを形成したが、
これに限定されるものではなく、例えば本発明の第17
実施例を示す図20のように、3つ以上形成しても良
い。ここで、アマチュア41には、前後側部に加えて下
端部に突部41bが折曲形成されており、アマチュア4
1の非吸引状態では、下端部の突部41bとヨーク37
の本体部37bとの間に幅狭なギャップGbが形成さ
れ、アマチュア41の吸引状態では、下端部の突部41
bが両側壁37d間に挿入される。この構成の場合、ア
マチュア41とヨーク37との間のギャップ(ギャップ
の磁気抵抗)が一層小さくなり、ヨーク37からアマチ
ュア41に一層大きな吸引力F6 が作用するので、瞬時
引外し電流値を一層低く設定できる。
【0107】また、上記第13〜第17実施例において
は、略L字状をなす一次導体50を用いたが、これに限
定されるものではなく、例えば第1実施例〜第4実施例
の一次導体44,47〜49を用いても良い。図21〜
図25は、第13〜第17実施例に第1実施例の一次導
体44を適用した本発明の第18〜第22実施例を示す
ものである。これら各構成の場合、ヨーク37の本体部
37bとアマチュア41との間に第2の磁気回路Bが形
成され、ヨーク37からアマチュア41に一層大きな吸
引力F8 (=F6 +F2 )が作用するので、瞬時引外し
電流値をより一層低く設定することができる。
は、略L字状をなす一次導体50を用いたが、これに限
定されるものではなく、例えば第1実施例〜第4実施例
の一次導体44,47〜49を用いても良い。図21〜
図25は、第13〜第17実施例に第1実施例の一次導
体44を適用した本発明の第18〜第22実施例を示す
ものである。これら各構成の場合、ヨーク37の本体部
37bとアマチュア41との間に第2の磁気回路Bが形
成され、ヨーク37からアマチュア41に一層大きな吸
引力F8 (=F6 +F2 )が作用するので、瞬時引外し
電流値をより一層低く設定することができる。
【0108】また、上記第13〜第22実施例において
は、アマチュア41の前後側部に同一形状の突部41a
を形成したが、これに限定されるものではなく、例えば
アマチュア41の前後側部に形状が異なる(例えば上下
方向高さ寸法,前後方向の厚さ寸法が異なる)突部を形
成しても良い。
は、アマチュア41の前後側部に同一形状の突部41a
を形成したが、これに限定されるものではなく、例えば
アマチュア41の前後側部に形状が異なる(例えば上下
方向高さ寸法,前後方向の厚さ寸法が異なる)突部を形
成しても良い。
【0109】また、上記第17および第22実施例にお
いては、アマチュア41に3つの突部41a,41a,
41baを形成したが、これに限定されるものではな
く、例えば4つ以上の突部を形成しても良い。
いては、アマチュア41に3つの突部41a,41a,
41baを形成したが、これに限定されるものではな
く、例えば4つ以上の突部を形成しても良い。
【0110】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の回路遮断器は次の効果を奏する。請求項1記載の手段
によれば、一次導体の磁気回路生成部およびヒータを固
定鉄心に沿って配置し、固定鉄心と可動鉄心との間に第
1の磁気回路および第2の磁気回路を形成したので、固
定鉄心から可動鉄心に大きな吸引力が作用するようにな
る。このため、標準機種用の復帰ばねを流用した場合で
も、低インスタント形の設定電流値で可動鉄心が固定鉄
心に吸引されるようになるので、部品点数,組立工程,
組立作業時間の増加が防止される上、瞬時引外し電流値
のばらつきが低減される。
の回路遮断器は次の効果を奏する。請求項1記載の手段
によれば、一次導体の磁気回路生成部およびヒータを固
定鉄心に沿って配置し、固定鉄心と可動鉄心との間に第
1の磁気回路および第2の磁気回路を形成したので、固
定鉄心から可動鉄心に大きな吸引力が作用するようにな
る。このため、標準機種用の復帰ばねを流用した場合で
も、低インスタント形の設定電流値で可動鉄心が固定鉄
心に吸引されるようになるので、部品点数,組立工程,
組立作業時間の増加が防止される上、瞬時引外し電流値
のばらつきが低減される。
【0111】請求項2記載の手段によれば、固定鉄心に
沿う別の磁気回路生成部を一次導体に設け、固定鉄心と
可動鉄心との間に第3の磁気回路を形成した。このた
め、固定鉄心から可動鉄心に一層大きな吸引力が作用す
るようになるので、瞬時引外し電流値を一層低く設定で
きる。
沿う別の磁気回路生成部を一次導体に設け、固定鉄心と
可動鉄心との間に第3の磁気回路を形成した。このた
め、固定鉄心から可動鉄心に一層大きな吸引力が作用す
るようになるので、瞬時引外し電流値を一層低く設定で
きる。
【0112】請求項3記載の手段によれば、可動鉄心に
突部を一体形成し、可動鉄心と固定鉄心との間のギャッ
プを小さくした。このため、固定鉄心から可動鉄心に作
用する吸引力が大きくなるので、瞬時引外し電流値を一
層低く設定できる。しかも、可動鉄心の吸引状態で突部
が固定鉄心を逃げるようにした。このため、可動鉄心が
固定鉄心に干渉し、可動鉄心のストロークが不十分にな
ることが防止されるので、突部に影響されず、開閉機構
が確実に作動するようになる。
突部を一体形成し、可動鉄心と固定鉄心との間のギャッ
プを小さくした。このため、固定鉄心から可動鉄心に作
用する吸引力が大きくなるので、瞬時引外し電流値を一
層低く設定できる。しかも、可動鉄心の吸引状態で突部
が固定鉄心を逃げるようにした。このため、可動鉄心が
固定鉄心に干渉し、可動鉄心のストロークが不十分にな
ることが防止されるので、突部に影響されず、開閉機構
が確実に作動するようになる。
【0113】請求項4記載の手段によれば、可動鉄心に
突部を一体形成することに伴い、可動鉄心とヨークとの
間のギャップを小さくし、固定鉄心から可動鉄心に大き
な吸引力が作用するようにした。このため、標準機種用
の復帰ばねをそのまま使用した場合でも、低インスタン
ト形の設定電流値で可動鉄心が固定鉄心に吸引されるよ
うになるので、部品点数,組立工程,組立作業時間の増
加が防止される上、瞬時引外し電流値のばらつきが低減
される。しかも、可動鉄心の吸引状態で突部が固定鉄心
を逃げるようにした。このため、可動鉄心が固定鉄心に
干渉し、可動鉄心のストロークが不十分になることが防
止されるので、突部に影響されることなく、開閉機構が
確実に作動するようになる。
突部を一体形成することに伴い、可動鉄心とヨークとの
間のギャップを小さくし、固定鉄心から可動鉄心に大き
な吸引力が作用するようにした。このため、標準機種用
の復帰ばねをそのまま使用した場合でも、低インスタン
ト形の設定電流値で可動鉄心が固定鉄心に吸引されるよ
うになるので、部品点数,組立工程,組立作業時間の増
加が防止される上、瞬時引外し電流値のばらつきが低減
される。しかも、可動鉄心の吸引状態で突部が固定鉄心
を逃げるようにした。このため、可動鉄心が固定鉄心に
干渉し、可動鉄心のストロークが不十分になることが防
止されるので、突部に影響されることなく、開閉機構が
確実に作動するようになる。
【0114】請求項5記載の手段によれば、可動鉄心に
複数の突部を一体形成した。このため、可動鉄心と固定
鉄心との間のギャップが一層小さくなり、固定鉄心から
可動鉄心に作用する吸引力が一層大きくなるので、瞬時
引外し電流値を一層低く設定できる。
複数の突部を一体形成した。このため、可動鉄心と固定
鉄心との間のギャップが一層小さくなり、固定鉄心から
可動鉄心に作用する吸引力が一層大きくなるので、瞬時
引外し電流値を一層低く設定できる。
【図1】本発明の第1実施例を示す図(aは引外し装置
を示す側面図,bは上面図)
を示す側面図,bは上面図)
【図2】全体構成を示す側面図(オン状態を示す図)
【図3】オフ状態を示す図2相当図
【図4】トリップ状態を示す図2相当図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図6】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第6実施例を示す図1の(b)相当図
【図10】本発明の第7実施例を示す図1の(b)相当
図
図
【図11】本発明の第8実施例を示す図1の(b)相当
図
図
【図12】本発明の第9実施例を示す図1相当図
【図13】本発明の第10実施例を示す図1相当図
【図14】本発明の第11実施例を示す図1の(b)相
当図
当図
【図15】本発明の第12実施例を示す図1相当図
【図16】本発明の第13実施例を示す図1相当図
【図17】本発明の第14実施例を示す図1の(b)相
当図
当図
【図18】本発明の第15実施例を示す図1の(b)相
当図
当図
【図19】本発明の第16実施例を示す図1の(b)相
当図
当図
【図20】本発明の第17実施例を示す図1相当図
【図21】本発明の第18実施例を示す図1相当図
【図22】本発明の第19実施例を示す図1の(b)相
当図
当図
【図23】本発明の第20実施例を示す図1の(b)相
当図
当図
【図24】本発明の第21実施例を示す図1の(b)相
当図
当図
【図25】本発明の第22実施例を示す図1相当図
【図26】従来例を示す図2相当図
【図27】図3相当図
【図28】図4相当図
【図29】図1の(a)相当図
【図30】図29のX−X線に沿う断面図
【図31】アマチュアおよびヨークに別の磁性板をスポ
ットロー付けした状態を示す図30相当図
ットロー付けした状態を示す図30相当図
【図32】ヨークに一次導体を巻回した状態を拡大して
示す側面図
示す側面図
【図33】ヨークとアマチュアとの間のギャップを短縮
した状態を示す図1の(a)相当図
した状態を示す図1の(a)相当図
【図34】図33のX−X線に沿う断面図
【図35】(a)はヨークとアマチュアとの間のギャッ
プを短縮した状態を示す図32相当図、(b)は上面図
プを短縮した状態を示す図32相当図、(b)は上面図
【図36】アマチュアの下端部を折曲げた状態を示す図
32相当図
32相当図
【図37】(a)はヨークに磁性板をスポットロー付け
した状態を示す図1の(a)相当図、(b)はX−X線
に沿う断面図
した状態を示す図1の(a)相当図、(b)はX−X線
に沿う断面図
【図38】(a)はヨークに別のヨークを併設した状態
を示す図1の(a)相当図、(b)はX−X線に沿う断
面図
を示す図1の(a)相当図、(b)はX−X線に沿う断
面図
24は開閉機構、37はヨーク(固定鉄心)、37cは
奥壁、37dは側壁、38はヒータ、39はバイメタ
ル、41はアマチュア(可動鉄心)、41aおよび41
bは突部、44は一次導体、44bは接続部(磁気回路
生成部)、47は一次導体、47bは接続部(磁気回路
生成部)、48は一次導体、48bは接続部(磁気回路
生成部)、48cは連結部(磁気回路生成部)、49は
一次導体、49bは接続部(磁気回路生成部)、49c
は連結部(磁気回路生成部)を示している。
奥壁、37dは側壁、38はヒータ、39はバイメタ
ル、41はアマチュア(可動鉄心)、41aおよび41
bは突部、44は一次導体、44bは接続部(磁気回路
生成部)、47は一次導体、47bは接続部(磁気回路
生成部)、48は一次導体、48bは接続部(磁気回路
生成部)、48cは連結部(磁気回路生成部)、49は
一次導体、49bは接続部(磁気回路生成部)、49c
は連結部(磁気回路生成部)を示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 染川 幸範 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 (72)発明者 桑村 和男 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内
Claims (5)
- 【請求項1】 奥壁の両端部に側壁を有する略コ字状の
固定鉄心と、 この固定鉄心に対向配置され、固定鉄心に吸引されるこ
とに伴い開閉機構に瞬時引外し動作を行わせる可動鉄心
と、 前記固定鉄心の両側壁に沿って設けられ、前記開閉機構
に限時引外し動作を行わせるためのバイメタルを加熱す
るヒータと、 このヒータに電源を供給する一次導体とを備え、 前記ヒータは、前記可動鉄心を前記固定鉄心に引付ける
第1の磁気回路を前記両鉄心間に形成し、 前記一次導体には、前記固定鉄心に対向する磁気回路生
成部が設けられ、 この磁気回路生成部は、前記可動鉄心を前記固定鉄心に
引付ける第2の磁気回路を前記両鉄心間に形成すること
を特徴とする回路遮断器。 - 【請求項2】 一次導体には、固定鉄心に対向する別の
磁気回路生成部が設けられ、 この磁気回路生成部は、可動鉄心を固定鉄心に引付ける
第3の磁気回路を両鉄心間に形成することを特徴とする
請求項1記載の回路遮断器。 - 【請求項3】 可動鉄心には、固定鉄心側へ突出する突
部が一体形成され、 この突部は、可動鉄心が固定鉄心に吸引された状態で固
定鉄心を逃げることを特徴とする請求項1または2記載
の回路遮断器。 - 【請求項4】 奥壁の両端部に側壁を有する略コ字状の
固定鉄心と、 この固定鉄心に対向配置され、固定鉄心に吸引されるこ
とに伴い開閉機構に瞬時引外し動作を行わせる可動鉄心
と、 この可動鉄心に一体形成され、前記固定鉄心側へ突出す
る突部と、 前記固定鉄心の側壁に沿って設けられ、前記開閉機構に
限時引外し動作を行わせるためのバイメタルを加熱する
ヒータと、 このヒータに電源を供給する一次導体とを備え、 前記ヒータは、前記固定鉄心に前記可動鉄心を引付ける
磁気回路を前記両鉄心間に形成し、 前記突部は、前記可動鉄心が前記固定鉄心に吸引された
状態で前記固定鉄心を逃げることを特徴とする回路遮断
器。 - 【請求項5】 可動鉄心には複数の突部が一体形成され
ていることを特徴とする請求項3または4記載の回路遮
断器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17402897A JPH1125840A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 回路遮断器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17402897A JPH1125840A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 回路遮断器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1125840A true JPH1125840A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=15971379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17402897A Pending JPH1125840A (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 回路遮断器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1125840A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010251049A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Tempearl Ind Co Ltd | 回路遮断器における瞬時引外し装置の電磁石構造 |
| CN102468089A (zh) * | 2010-10-29 | 2012-05-23 | 三菱电机株式会社 | 电路断路器 |
| JP2015507343A (ja) * | 2012-02-17 | 2015-03-05 | アジェ−エレクトロ エス.アー.エス.Hager−Electro S.A.S. | ブレーカタイプの配線保護電気装置用の瞬時引き外し装置 |
-
1997
- 1997-06-30 JP JP17402897A patent/JPH1125840A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010251049A (ja) * | 2009-04-14 | 2010-11-04 | Tempearl Ind Co Ltd | 回路遮断器における瞬時引外し装置の電磁石構造 |
| CN102468089A (zh) * | 2010-10-29 | 2012-05-23 | 三菱电机株式会社 | 电路断路器 |
| JP2012099240A (ja) * | 2010-10-29 | 2012-05-24 | Mitsubishi Electric Corp | 回路遮断器 |
| JP2015507343A (ja) * | 2012-02-17 | 2015-03-05 | アジェ−エレクトロ エス.アー.エス.Hager−Electro S.A.S. | ブレーカタイプの配線保護電気装置用の瞬時引き外し装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040326 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051216 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060110 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060613 |