JPH11258480A - レンズ鏡筒 - Google Patents
レンズ鏡筒Info
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- JPH11258480A JPH11258480A JP6537098A JP6537098A JPH11258480A JP H11258480 A JPH11258480 A JP H11258480A JP 6537098 A JP6537098 A JP 6537098A JP 6537098 A JP6537098 A JP 6537098A JP H11258480 A JPH11258480 A JP H11258480A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flexible
- wiring board
- lens barrel
- printed wiring
- barrel member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lens Barrels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 Uターンフレキを用いると、その配置スペー
スのためレンズ鏡筒の小型化が難しい。 【解決手段】 固定鏡筒部材2とこの固定鏡筒部材に対
して移動可能な可動鏡筒部材8とを電気接続するフレキ
シブルプリント配線板11を有し、フレキシブルプリン
ト配線板に可動鏡筒部材の移動に応じて曲げ頂点位置が
移動するUターン部11dを設けたレンズ鏡筒におい
て、Uターン部内(特に、Uターン部内のうち可動鏡筒
部材が固定鏡筒部材から最も離れたときに光軸方向端部
となる位置)に幅狭部分11bを形成する。
スのためレンズ鏡筒の小型化が難しい。 【解決手段】 固定鏡筒部材2とこの固定鏡筒部材に対
して移動可能な可動鏡筒部材8とを電気接続するフレキ
シブルプリント配線板11を有し、フレキシブルプリン
ト配線板に可動鏡筒部材の移動に応じて曲げ頂点位置が
移動するUターン部11dを設けたレンズ鏡筒におい
て、Uターン部内(特に、Uターン部内のうち可動鏡筒
部材が固定鏡筒部材から最も離れたときに光軸方向端部
となる位置)に幅狭部分11bを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一眼レフカメラ用
交換レンズ等のように内側に電気回路実装を持つレンズ
鏡筒に関するものであり、特に可動鏡筒部材と固定鏡筒
部材とを電気的に接続するフレキシブルプリント配線板
を用いたレンズ鏡筒に関するものである。
交換レンズ等のように内側に電気回路実装を持つレンズ
鏡筒に関するものであり、特に可動鏡筒部材と固定鏡筒
部材とを電気的に接続するフレキシブルプリント配線板
を用いたレンズ鏡筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、一眼レフカメラはオートフォーカ
スが主流となり、カメラに取り付けられる交換レンズに
おいてもフォーカス用のレンズ群を駆動するためのモー
ター及びその制御のための電気回路、自動絞りの実絞り
を可変させるためのモーター及びその制御のための電気
回路、カメラ本体と交換レンズとの間で情報を交換・通
信するための電気回路等、様々な制御を行うための電気
回路が必要となっている。
スが主流となり、カメラに取り付けられる交換レンズに
おいてもフォーカス用のレンズ群を駆動するためのモー
ター及びその制御のための電気回路、自動絞りの実絞り
を可変させるためのモーター及びその制御のための電気
回路、カメラ本体と交換レンズとの間で情報を交換・通
信するための電気回路等、様々な制御を行うための電気
回路が必要となっている。
【0003】また、このようなレンズでは、配線スペー
スの関係から、上述のモーター等と実装基板とを接続す
るためにフレキシブルプリント基板(以下、フレキと称
す)を用いることが一般的となっている。
スの関係から、上述のモーター等と実装基板とを接続す
るためにフレキシブルプリント基板(以下、フレキと称
す)を用いることが一般的となっている。
【0004】そして、可動レンズ群にモーター等が取り
付けられた場合、モーターから実装基板へ向かうフレキ
に予め余裕長さを取り、可動レンズ群の移動をフレキの
折れ曲り・変形により吸収させる方法が一般的に用いら
れてきた。特に、光軸方向に曲率を持たせて折り返した
Uターン部を持つフレキを配置し、Uターン部の頂点部
分の移動により可動レンズ群の移動を吸収する方法がよ
く用いられている。
付けられた場合、モーターから実装基板へ向かうフレキ
に予め余裕長さを取り、可動レンズ群の移動をフレキの
折れ曲り・変形により吸収させる方法が一般的に用いら
れてきた。特に、光軸方向に曲率を持たせて折り返した
Uターン部を持つフレキを配置し、Uターン部の頂点部
分の移動により可動レンズ群の移動を吸収する方法がよ
く用いられている。
【0005】図6から図8には一眼レフカメラ用交換レ
ンズの構造を示している。なお、図6は交換レンズを光
軸に平行な面で切って示しており、図7及び図8は可動
レンズ群の位置がフレキ固定部に対して最も近い時およ
び最も離れている時のフレキの状態を示している。
ンズの構造を示している。なお、図6は交換レンズを光
軸に平行な面で切って示しており、図7及び図8は可動
レンズ群の位置がフレキ固定部に対して最も近い時およ
び最も離れている時のフレキの状態を示している。
【0006】これらの図において、101はマウント筒
であり、このマウント筒101の光軸方向後端部には不
図示のカメラ本体に取り付けるためのバヨネット爪10
1aが形成されている。また、マウント筒101の光軸
方向前部には外観部101bが形成されている。
であり、このマウント筒101の光軸方向後端部には不
図示のカメラ本体に取り付けるためのバヨネット爪10
1aが形成されている。また、マウント筒101の光軸
方向前部には外観部101bが形成されている。
【0007】102は案内筒であり、その右端はビス等
によりマウント筒101に固定されている。案内筒10
2とマウント筒101の間には電気回路基板103が固
定されている。
によりマウント筒101に固定されている。案内筒10
2とマウント筒101の間には電気回路基板103が固
定されている。
【0008】104はズーム操作筒である。このズーム
操作筒104の爪部104aは案内筒102のバヨネッ
ト部102aにバヨネット係合している。これにより、
ズーム操作筒104は光軸回りに回転のみ可能に支持さ
れる。ズーム操作筒104の内周面には、光軸方向に沿
って延びる直進溝104bが形成されている。
操作筒104の爪部104aは案内筒102のバヨネッ
ト部102aにバヨネット係合している。これにより、
ズーム操作筒104は光軸回りに回転のみ可能に支持さ
れる。ズーム操作筒104の内周面には、光軸方向に沿
って延びる直進溝104bが形成されている。
【0009】105は直進筒である。この直進筒105
の突起部105aは直進溝104bに係合し、直進筒1
05の内周には直進キー106が一体的に固定されてい
る。そして直進キー106は、案内筒102の外径側に
設けられた光軸方向に平行に延びる直進キーガイド溝に
係合しており、これにより直進筒105及び直進キー1
06は案内筒102に対して光軸方向にのみ移動可能に
支持される。また、直進筒105の内周面には、内周方
向に突出した凸カム部105bが設けられている。
の突起部105aは直進溝104bに係合し、直進筒1
05の内周には直進キー106が一体的に固定されてい
る。そして直進キー106は、案内筒102の外径側に
設けられた光軸方向に平行に延びる直進キーガイド溝に
係合しており、これにより直進筒105及び直進キー1
06は案内筒102に対して光軸方向にのみ移動可能に
支持される。また、直進筒105の内周面には、内周方
向に突出した凸カム部105bが設けられている。
【0010】107は内周側にて第1レンズ群を保持す
る1群鏡筒である。この1群鏡筒107の内周面に設け
られたメスヘリコイドは直進筒105の外周面に設けら
れたオスヘリコイドと結合している。
る1群鏡筒である。この1群鏡筒107の内周面に設け
られたメスヘリコイドは直進筒105の外周面に設けら
れたオスヘリコイドと結合している。
【0011】108は内周側にて第2レンズ群を保持す
る2群鏡筒である。この2群鏡筒108は外周側で案内
筒102の内周面と径嵌合している。また、2群鏡筒1
08の外周面には、光軸を中心とした放射方向に複数個
のコロ109がビス等により固定されている。コロ10
9は案内筒102に設けられた第1カム溝102bと直
進筒105に設けられた凸カム部105bとに嵌合して
いる。
る2群鏡筒である。この2群鏡筒108は外周側で案内
筒102の内周面と径嵌合している。また、2群鏡筒1
08の外周面には、光軸を中心とした放射方向に複数個
のコロ109がビス等により固定されている。コロ10
9は案内筒102に設けられた第1カム溝102bと直
進筒105に設けられた凸カム部105bとに嵌合して
いる。
【0012】110は電磁絞りユニットであり、絞り部
110aとモーター部110bとから構成されている。
モーター部110bには、このモーター部110bへの
給電及び制御のための電気配線用のフレキ111の一端
が接着・半田付けされている。
110aとモーター部110bとから構成されている。
モーター部110bには、このモーター部110bへの
給電及び制御のための電気配線用のフレキ111の一端
が接着・半田付けされている。
【0013】112はフレキ111の途中折り返し部を
ガイド・固定するためのフレキ保持板である。このフレ
キ保持板112は、案内筒102の一部に固定されてい
るとともに、フレキ111の一部を接着保持している。
なお、フレキ111の他端は電気回路基板103に電気
的に接続されている。
ガイド・固定するためのフレキ保持板である。このフレ
キ保持板112は、案内筒102の一部に固定されてい
るとともに、フレキ111の一部を接着保持している。
なお、フレキ111の他端は電気回路基板103に電気
的に接続されている。
【0014】さらにフレキ111の配置について詳しく
説明すると、図7および図8に示すように、フレキ11
1の一端111aは、2群鏡筒108に取り付けられた
電磁絞りユニット110のモーター部110bに固定さ
れ、モーター部110bの電気端子とフレキ111内の
配線パターンとがハンダ付け等により接続されている。
そしてフレキ111は2群鏡筒105の壁に沿って貼り
付けられ、2群鏡筒108から光軸方向後方に延びたU
ターンガイド部108aに沿ってフレキ111の貼り付
け部111cが貼り付けられている。
説明すると、図7および図8に示すように、フレキ11
1の一端111aは、2群鏡筒108に取り付けられた
電磁絞りユニット110のモーター部110bに固定さ
れ、モーター部110bの電気端子とフレキ111内の
配線パターンとがハンダ付け等により接続されている。
そしてフレキ111は2群鏡筒105の壁に沿って貼り
付けられ、2群鏡筒108から光軸方向後方に延びたU
ターンガイド部108aに沿ってフレキ111の貼り付
け部111cが貼り付けられている。
【0015】こうして2群鏡筒108に貼り付けられた
フレキ111は、Uターン部111dにおいて適当な曲
率で光軸方向前方にUターンされ、中間部111eを光
軸方向前方に延ばし、折り曲げ部111gにて光軸方向
後方に折り曲げられ、さらに貼り付け部111hにてフ
レキ保持板112の面112bに貼り付けられる。その
後、フレキ111の引き出し部111iはマウント側に
引出されて、その終端部が電気回路基板103上に配置
されたコネクタ等に接続される。
フレキ111は、Uターン部111dにおいて適当な曲
率で光軸方向前方にUターンされ、中間部111eを光
軸方向前方に延ばし、折り曲げ部111gにて光軸方向
後方に折り曲げられ、さらに貼り付け部111hにてフ
レキ保持板112の面112bに貼り付けられる。その
後、フレキ111の引き出し部111iはマウント側に
引出されて、その終端部が電気回路基板103上に配置
されたコネクタ等に接続される。
【0016】また、フレキ保持板112は取り付け部1
12aにて案内筒102にビス等により固定されて、光
軸方向前方に延びる板曲げ部材であり、前端部に後方に
折り曲げられた挟み込み部112cを有している。そし
て、この挟み込み部112cによりフレキ111の折り
曲げ部111gを挟み込み保持するとともに、折り曲げ
部111gの近傍の押え部111fを押えることで、折
り曲げによるフレキ111の反発を押える働きをしてい
る。
12aにて案内筒102にビス等により固定されて、光
軸方向前方に延びる板曲げ部材であり、前端部に後方に
折り曲げられた挟み込み部112cを有している。そし
て、この挟み込み部112cによりフレキ111の折り
曲げ部111gを挟み込み保持するとともに、折り曲げ
部111gの近傍の押え部111fを押えることで、折
り曲げによるフレキ111の反発を押える働きをしてい
る。
【0017】次にこのように構成された交換レンズの動
作について説明する。撮影者がズーム操作筒104を回
転操作すると、ズーム操作筒104の内周に設けられた
カム溝104bと直進筒105に設けられた凸部105
aとの係合により、および直進筒105に固定された直
進キー106と案内筒102の外周に設けられた直進キ
ーガイド溝との係合により、直進筒105は光軸方向
(図中左側)に移動する。これに伴い、1群鏡筒107
及び第1レンズ群も移動する。
作について説明する。撮影者がズーム操作筒104を回
転操作すると、ズーム操作筒104の内周に設けられた
カム溝104bと直進筒105に設けられた凸部105
aとの係合により、および直進筒105に固定された直
進キー106と案内筒102の外周に設けられた直進キ
ーガイド溝との係合により、直進筒105は光軸方向
(図中左側)に移動する。これに伴い、1群鏡筒107
及び第1レンズ群も移動する。
【0018】直進筒105の光軸方向への移動により、
直進筒105の内周部に設けられた凸カム部105bと
案内筒102に設けられたカム溝102bとの交点に位
置するコロ109が、このカム交点の移動に伴って、光
軸回りに回転しながら光軸方向へ移動する。従ってコロ
109が取り付けられた2群鏡筒108及び第2レンズ
群・電磁絞りユニット110も光軸回りに回転しながら
光軸方向に移動する。以上により第1レンズ群および第
2レンズ群の光軸方向の位置が変化し、レンズの焦点距
離が変更される。
直進筒105の内周部に設けられた凸カム部105bと
案内筒102に設けられたカム溝102bとの交点に位
置するコロ109が、このカム交点の移動に伴って、光
軸回りに回転しながら光軸方向へ移動する。従ってコロ
109が取り付けられた2群鏡筒108及び第2レンズ
群・電磁絞りユニット110も光軸回りに回転しながら
光軸方向に移動する。以上により第1レンズ群および第
2レンズ群の光軸方向の位置が変化し、レンズの焦点距
離が変更される。
【0019】そして、このような交換レンズのズーム動
作に際し、フレキ111は2群鏡筒108の繰り出し量
を吸収するために変形する。具体的には、図7および図
8に示すように、フレキ111の一端111aから貼り
付け部111cまでは2群鏡筒108と共に移動し、押
え部111fおよび折り曲げ部111gから引き出し部
111iまでの部分はフレキ保持板112により案内筒
102に固定されている。そして、Uターン部111d
から押え部111fまでの間の部分はUターン部の頂点
位置を変化させながら、2群鏡筒108の繰り出し量を
吸収する。
作に際し、フレキ111は2群鏡筒108の繰り出し量
を吸収するために変形する。具体的には、図7および図
8に示すように、フレキ111の一端111aから貼り
付け部111cまでは2群鏡筒108と共に移動し、押
え部111fおよび折り曲げ部111gから引き出し部
111iまでの部分はフレキ保持板112により案内筒
102に固定されている。そして、Uターン部111d
から押え部111fまでの間の部分はUターン部の頂点
位置を変化させながら、2群鏡筒108の繰り出し量を
吸収する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】近年、一眼レフカメラ
の電子化・小型化とともにこれに用いられる交換レンズ
の電子化・小型化も望まれている。このため、電気素子
・駆動装置等が交換レンズの可動部に保持されることが
多くなる。したがって、上述したようなUターンフレキ
による電気接続方法が有効な技術となる。
の電子化・小型化とともにこれに用いられる交換レンズ
の電子化・小型化も望まれている。このため、電気素子
・駆動装置等が交換レンズの可動部に保持されることが
多くなる。したがって、上述したようなUターンフレキ
による電気接続方法が有効な技術となる。
【0021】しかしながら、Uターンフレキを用いて小
型化を進めていくためには、Uターンフレキの配置スペ
ースをできるだけ小さくする必要がある。
型化を進めていくためには、Uターンフレキの配置スペ
ースをできるだけ小さくする必要がある。
【0022】また、図6に示すように、従来は金属の打
ち抜きや曲げ加工により形成されるフレキ保持板112
を用いていたので、部品点数が増え、コストアップや組
立て工程の複雑化等の問題が生じている。このため、フ
レキ保持板112を樹脂による型成形により案内筒10
2と一体成形することが考えられる。
ち抜きや曲げ加工により形成されるフレキ保持板112
を用いていたので、部品点数が増え、コストアップや組
立て工程の複雑化等の問題が生じている。このため、フ
レキ保持板112を樹脂による型成形により案内筒10
2と一体成形することが考えられる。
【0023】しかしながら、案内筒102と一体成形す
る場合、挟み込み部112cを型成形するのは難しい。
このため、フレキ111の折り曲げ部111gからUタ
ーン部111dにかけての部分がフレキ111の反発に
よりを大きく広がる方向に移動しようとするのを抑える
ことができず、ズーミングによるフレキ111のUター
ン部を当初の設定通りに移動させることができなくな
り、図9および図10に示すように、ズーミング途中で
フレキ111の案内筒102に引っ掛かったりジャムが
発生したりするおそれがある。
る場合、挟み込み部112cを型成形するのは難しい。
このため、フレキ111の折り曲げ部111gからUタ
ーン部111dにかけての部分がフレキ111の反発に
よりを大きく広がる方向に移動しようとするのを抑える
ことができず、ズーミングによるフレキ111のUター
ン部を当初の設定通りに移動させることができなくな
り、図9および図10に示すように、ズーミング途中で
フレキ111の案内筒102に引っ掛かったりジャムが
発生したりするおそれがある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願第1の発明では、固定鏡筒部材とこの固定鏡
筒部材に対して移動可能な可動鏡筒部材とを電気接続す
るフレキシブルプリント配線板を有し、フレキシブルプ
リント配線板に可動鏡筒部材の移動に応じて曲げ頂点位
置が移動するUターン部を設けたレンズ鏡筒において、
このUターン部内(特に、Uターン部内のうち可動鏡筒
部材が固定鏡筒部材から最も離れたときに光軸方向端部
となる位置)に幅狭部分を形成している。
めに、本願第1の発明では、固定鏡筒部材とこの固定鏡
筒部材に対して移動可能な可動鏡筒部材とを電気接続す
るフレキシブルプリント配線板を有し、フレキシブルプ
リント配線板に可動鏡筒部材の移動に応じて曲げ頂点位
置が移動するUターン部を設けたレンズ鏡筒において、
このUターン部内(特に、Uターン部内のうち可動鏡筒
部材が固定鏡筒部材から最も離れたときに光軸方向端部
となる位置)に幅狭部分を形成している。
【0025】これにより、フレキシブルプリント配線板
の幅狭部分において他の部分よりも曲率を小さく取るこ
とが可能となり、Uターン部全体の広がりを抑えること
が可能となる。このため、簡単な構成でフレキシブルプ
リント配線板と鏡筒部材等との干渉や引っ掛かりを防止
できる。また、フレキ保持板を不要として、固定鏡筒部
材にフレキシブルプリント配線板を保持する部分を一体
成形することが可能となるので、部品点数の減少により
組立の簡単化およびコストダウンを図れる。
の幅狭部分において他の部分よりも曲率を小さく取るこ
とが可能となり、Uターン部全体の広がりを抑えること
が可能となる。このため、簡単な構成でフレキシブルプ
リント配線板と鏡筒部材等との干渉や引っ掛かりを防止
できる。また、フレキ保持板を不要として、固定鏡筒部
材にフレキシブルプリント配線板を保持する部分を一体
成形することが可能となるので、部品点数の減少により
組立の簡単化およびコストダウンを図れる。
【0026】また、上記発明によれば、フレキシブルプ
リント配線板におけるUターン部に隣接する部分が可動
鏡筒部材に光軸方向に延びるよう形成された配線板保持
部に貼り付け等により保持されている場合において、フ
レキ保持板を廃止したり配線板保持部の長さを短くした
りしても、Uターン部の配線板保持部を乗り越えるよう
な広がりを抑えることが可能になる。そして、配線板保
持部の長さが短くなれば、十分な長さのUターン部を確
保しつつフレキシブルプリント配線板全体の長さを短く
することができるため、フレキシブルプリント配線板の
配置スペースを小さくすることができ、結果としてレン
ズ鏡筒の小型化を図ることができる。
リント配線板におけるUターン部に隣接する部分が可動
鏡筒部材に光軸方向に延びるよう形成された配線板保持
部に貼り付け等により保持されている場合において、フ
レキ保持板を廃止したり配線板保持部の長さを短くした
りしても、Uターン部の配線板保持部を乗り越えるよう
な広がりを抑えることが可能になる。そして、配線板保
持部の長さが短くなれば、十分な長さのUターン部を確
保しつつフレキシブルプリント配線板全体の長さを短く
することができるため、フレキシブルプリント配線板の
配置スペースを小さくすることができ、結果としてレン
ズ鏡筒の小型化を図ることができる。
【0027】なお、Uターン部内における幅狭部分以外
の部分に曲げを抑制するための補強パターンを形成して
もよい。
の部分に曲げを抑制するための補強パターンを形成して
もよい。
【0028】また、本願第2の発明では、固定鏡筒部と
この固定鏡筒部に対して移動可能な可動鏡筒部とを電気
接続するフレキシブルプリント配線板を有し、可動鏡筒
部の移動に応じてフレキシブルプリント配線板に捻れが
発生するレンズ鏡筒において、フレキシブルプリント配
線板における捻れが発生する箇所に幅狭部分を形成して
いる。
この固定鏡筒部に対して移動可能な可動鏡筒部とを電気
接続するフレキシブルプリント配線板を有し、可動鏡筒
部の移動に応じてフレキシブルプリント配線板に捻れが
発生するレンズ鏡筒において、フレキシブルプリント配
線板における捻れが発生する箇所に幅狭部分を形成して
いる。
【0029】これにより、捻じりによるフレキシブルプ
リント配線板の変形を幅狭部分により大部分吸収するこ
とができるため、捻じり力によるフレキシブルプリント
配線板全体の変形予想が容易となる。このため、フレキ
シブルプリント配線板の押さえ方法を容易にすることが
可能となる。
リント配線板の変形を幅狭部分により大部分吸収するこ
とができるため、捻じり力によるフレキシブルプリント
配線板全体の変形予想が容易となる。このため、フレキ
シブルプリント配線板の押さえ方法を容易にすることが
可能となる。
【0030】なお、幅狭部分以外の部分に捻れを抑制す
るための補強パターンを形成してもよい。
るための補強パターンを形成してもよい。
【0031】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1から図4に
は、本発明の第1実施形態であるフレキシブルプリント
配線板(以下、フレキと称する)を備えた一眼レフカメ
ラ用交換レンズの構成を示している。なお、図1には交
換レンズを光軸に平行な面で切って示しており、図2に
は上記フレキの形状を示している。また、図3及び図4
は可動レンズ群の位置がフレキ固定部に対して最も近い
時(ワイド時)および最も離れている時(テレ時)のフ
レキの状態を示している。
は、本発明の第1実施形態であるフレキシブルプリント
配線板(以下、フレキと称する)を備えた一眼レフカメ
ラ用交換レンズの構成を示している。なお、図1には交
換レンズを光軸に平行な面で切って示しており、図2に
は上記フレキの形状を示している。また、図3及び図4
は可動レンズ群の位置がフレキ固定部に対して最も近い
時(ワイド時)および最も離れている時(テレ時)のフ
レキの状態を示している。
【0032】これらの図において、1はマウント筒であ
り、このマウント筒1の光軸方向後端部には不図示のカ
メラ本体に取り付けるためのバヨネット爪1aが形成さ
れている。また、マウント筒1の光軸方向前部には外観
部1bが形成されている。
り、このマウント筒1の光軸方向後端部には不図示のカ
メラ本体に取り付けるためのバヨネット爪1aが形成さ
れている。また、マウント筒1の光軸方向前部には外観
部1bが形成されている。
【0033】2は案内筒であり、その右端はビス等によ
りマウント筒1に固定されている。案内筒2とマウント
筒1の間には電気回路基板3が固定されている。なお、
電気回路基板3が固定された案内筒2およびマウント筒
1は請求の範囲にいう固定鏡筒部材に相当する。
りマウント筒1に固定されている。案内筒2とマウント
筒1の間には電気回路基板3が固定されている。なお、
電気回路基板3が固定された案内筒2およびマウント筒
1は請求の範囲にいう固定鏡筒部材に相当する。
【0034】4はズーム操作筒である。このズーム操作
筒4の爪部4aは案内筒2のバヨネット部2aにバヨネ
ット係合している。これにより、ズーム操作筒4は光軸
回りに回転のみ可能に支持される。ズーム操作筒4の内
周面には、光軸方向に沿って延びる直進溝4bが形成さ
れている。
筒4の爪部4aは案内筒2のバヨネット部2aにバヨネ
ット係合している。これにより、ズーム操作筒4は光軸
回りに回転のみ可能に支持される。ズーム操作筒4の内
周面には、光軸方向に沿って延びる直進溝4bが形成さ
れている。
【0035】5は直進筒である。この直進筒5の突起部
5aは直進溝4bに係合し、直進筒5の内周には直進キ
ー6が一体的に固定されている。そして直進キー6は、
案内筒2の外径側に設けられた光軸方向に平行に延びる
直進キーガイド溝に係合しており、これにより直進筒5
及び直進キー6は案内筒2に対して光軸方向にのみ移動
可能に支持される。また、直進筒5の内周面には、内周
方向に突出した凸カム部5bが設けられている。
5aは直進溝4bに係合し、直進筒5の内周には直進キ
ー6が一体的に固定されている。そして直進キー6は、
案内筒2の外径側に設けられた光軸方向に平行に延びる
直進キーガイド溝に係合しており、これにより直進筒5
及び直進キー6は案内筒2に対して光軸方向にのみ移動
可能に支持される。また、直進筒5の内周面には、内周
方向に突出した凸カム部5bが設けられている。
【0036】7は内周側にて第1レンズ群を保持する1
群鏡筒である。この1群鏡筒7の内周面に設けられたメ
スヘリコイドは直進筒5の外周面に設けられたオスヘリ
コイドと結合している。
群鏡筒である。この1群鏡筒7の内周面に設けられたメ
スヘリコイドは直進筒5の外周面に設けられたオスヘリ
コイドと結合している。
【0037】8は内周側にて第2レンズ群を保持する2
群鏡筒である。この2群鏡筒8は外周側で案内筒2の内
周面と径嵌合している。また、2群鏡筒8の外周面に
は、光軸を中心とした放射方向に複数個のコロ9がビス
等により固定されている。コロ9は案内筒2に設けられ
た第1カム溝2bと直進筒5に設けられた凸カム部5b
とに嵌合している。
群鏡筒である。この2群鏡筒8は外周側で案内筒2の内
周面と径嵌合している。また、2群鏡筒8の外周面に
は、光軸を中心とした放射方向に複数個のコロ9がビス
等により固定されている。コロ9は案内筒2に設けられ
た第1カム溝2bと直進筒5に設けられた凸カム部5b
とに嵌合している。
【0038】10は2群鏡筒8に固定された電磁絞りユ
ニットであり、絞り部10aとモーター部10bとから
構成されている。モーター部10bには、このモーター
部10bへの給電及び制御のための電気配線用のフレキ
11の一端が接着・半田付けされている。なお、電磁絞
りユニット10が固定された2群鏡筒8は、請求の範囲
にいう可動鏡筒部材に相当する。
ニットであり、絞り部10aとモーター部10bとから
構成されている。モーター部10bには、このモーター
部10bへの給電及び制御のための電気配線用のフレキ
11の一端が接着・半田付けされている。なお、電磁絞
りユニット10が固定された2群鏡筒8は、請求の範囲
にいう可動鏡筒部材に相当する。
【0039】2cはフレキ11の途中折り返し部をガイ
ド・固定するための第1フレキガイド部(請求の範囲に
いう第2配線板保持部)である。この第1フレキガイド
部2cは、案内筒2に一体的に形成されて光軸方向に延
びており、フレキ11の一部を接着保持している。な
お、フレキ11の他端は電気回路基板3に電気的に接続
されている。
ド・固定するための第1フレキガイド部(請求の範囲に
いう第2配線板保持部)である。この第1フレキガイド
部2cは、案内筒2に一体的に形成されて光軸方向に延
びており、フレキ11の一部を接着保持している。な
お、フレキ11の他端は電気回路基板3に電気的に接続
されている。
【0040】ここで、フレキ11は、図2に示すよう
に、幅広部11aと、この幅広部11aの長手方向中間
に形成された幅狭部11bとを有する。11cは導体パ
ターン部であり、11pは補強パターン部である。な
お、幅狭部11bの幅は、導体パターン部11cに必要
な最小幅となっている。
に、幅広部11aと、この幅広部11aの長手方向中間
に形成された幅狭部11bとを有する。11cは導体パ
ターン部であり、11pは補強パターン部である。な
お、幅狭部11bの幅は、導体パターン部11cに必要
な最小幅となっている。
【0041】幅広部11aと幅狭部11bとに同じ曲げ
力を加えた場合、幅狭部11bの曲がり量は幅広部11
aの曲がり量に比べて幅差分大きくなる。また、幅広部
11aには補強パターン部11pがあるため、幅狭部1
1bは幅広部11aに比べてより曲がり量が大きくな
る。このため、曲げ強度の弱い幅狭部11bを、後述す
るフレキ11のUターン部の任意の位置に設けること
で、Uターン部の曲がり形状を制御することができる。
力を加えた場合、幅狭部11bの曲がり量は幅広部11
aの曲がり量に比べて幅差分大きくなる。また、幅広部
11aには補強パターン部11pがあるため、幅狭部1
1bは幅広部11aに比べてより曲がり量が大きくな
る。このため、曲げ強度の弱い幅狭部11bを、後述す
るフレキ11のUターン部の任意の位置に設けること
で、Uターン部の曲がり形状を制御することができる。
【0042】このように形成されたフレキ11の一端1
1eは、2群鏡筒8に取り付けられた電磁絞りユニット
10のモーター部10bに固定され、モーター部10b
の電気端子とフレキ11の配線パターン部11cとがハ
ンダ付け等により接続される。そしてフレキ11の貼り
付け部11fは、2群鏡筒8の壁に沿って貼り付けら
れ、さらに2群鏡筒8に光軸方向に延びるよう設けられ
た第2フレキガイド部(請求の範囲にいう第2配線板保
持部)8aに沿って貼り付けられて光軸方向後方に延び
ている。
1eは、2群鏡筒8に取り付けられた電磁絞りユニット
10のモーター部10bに固定され、モーター部10b
の電気端子とフレキ11の配線パターン部11cとがハ
ンダ付け等により接続される。そしてフレキ11の貼り
付け部11fは、2群鏡筒8の壁に沿って貼り付けら
れ、さらに2群鏡筒8に光軸方向に延びるよう設けられ
た第2フレキガイド部(請求の範囲にいう第2配線板保
持部)8aに沿って貼り付けられて光軸方向後方に延び
ている。
【0043】そしてフレキ11のUターン部11dは適
当な曲率で光軸方向前方にUターンされ、折り曲げ部1
1gにて光軸方向後方に折り曲げられて案内筒2の第1
フレキガイド部2cに貼り付けられている。その後、フ
レキ11の引き出し部11iはマウント側に引出され
て、その終端部は電気回路基板3上に配置されたコネク
タ等に接続されている。
当な曲率で光軸方向前方にUターンされ、折り曲げ部1
1gにて光軸方向後方に折り曲げられて案内筒2の第1
フレキガイド部2cに貼り付けられている。その後、フ
レキ11の引き出し部11iはマウント側に引出され
て、その終端部は電気回路基板3上に配置されたコネク
タ等に接続されている。
【0044】次にこのように構成された交換レンズの動
作について説明する。撮影者がズーム操作筒4を回転操
作すると、ズーム操作筒4の内周に設けられたカム溝4
bと直進筒5に設けられた凸カム部5aとの係合によ
り、および直進筒5に固定された直進キー6と案内筒2
の外周に設けられた直進キーガイド溝との係合により、
直進筒5は光軸方向に移動する。これに伴い、1群鏡筒
7及び第1レンズ群も光軸方向に移動する。
作について説明する。撮影者がズーム操作筒4を回転操
作すると、ズーム操作筒4の内周に設けられたカム溝4
bと直進筒5に設けられた凸カム部5aとの係合によ
り、および直進筒5に固定された直進キー6と案内筒2
の外周に設けられた直進キーガイド溝との係合により、
直進筒5は光軸方向に移動する。これに伴い、1群鏡筒
7及び第1レンズ群も光軸方向に移動する。
【0045】直進筒5の光軸方向への移動により、直進
筒5の内周部に設けられた凸カム部5bと案内筒2に設
けられたカム溝2bとの交点に位置するコロ9が、この
カム交点の移動に伴って、光軸回りに回転しながら光軸
方向へ移動する。従ってコロ9が取り付けられた2群鏡
筒8及び第2レンズ群・電磁絞りユニット10も光軸回
りに回転しながら光軸方向に移動する。以上により第1
レンズ群および第2レンズ群の光軸方向の位置が変化
し、レンズの焦点距離が変更される。
筒5の内周部に設けられた凸カム部5bと案内筒2に設
けられたカム溝2bとの交点に位置するコロ9が、この
カム交点の移動に伴って、光軸回りに回転しながら光軸
方向へ移動する。従ってコロ9が取り付けられた2群鏡
筒8及び第2レンズ群・電磁絞りユニット10も光軸回
りに回転しながら光軸方向に移動する。以上により第1
レンズ群および第2レンズ群の光軸方向の位置が変化
し、レンズの焦点距離が変更される。
【0046】このようにズーム動作する交換レンズにお
いて、フレキ11は2群鏡筒8の繰り出し量を吸収する
ために変形する。具体的には、図3および図4に示すよ
うに、フレキ11の一端11eから貼り付け部11fま
では2群鏡筒8と共に移動し、折り曲げ部11gから引
き出し部11iまでの部分は第1フレキガイド部2c
(案内筒2)に固定されている。そして、Uターン部1
1dから折り曲げ部11gまでの間の部分はUターン頂
点部分の位置を変化させながら、2群鏡筒8の繰り出し
量を吸収する。
いて、フレキ11は2群鏡筒8の繰り出し量を吸収する
ために変形する。具体的には、図3および図4に示すよ
うに、フレキ11の一端11eから貼り付け部11fま
では2群鏡筒8と共に移動し、折り曲げ部11gから引
き出し部11iまでの部分は第1フレキガイド部2c
(案内筒2)に固定されている。そして、Uターン部1
1dから折り曲げ部11gまでの間の部分はUターン頂
点部分の位置を変化させながら、2群鏡筒8の繰り出し
量を吸収する。
【0047】ここで、図3及び図4に示す点線(A)は
幅狭部の無い従来のUターンフレキの形状を示してい
る。また、実線(B)は幅狭部11bをUターン部11
dのうち図4に示すテレ時に光軸方向端部となる位置1
1sに設けた場合の本実施形態のフレキ11の形状を示
している。さらに、2点鎖線(C)はUターン部11d
のうち第2フレキガイド部8aの近傍部分に幅狭部11
bを設けた場合のフレキ11の形状を示している。
幅狭部の無い従来のUターンフレキの形状を示してい
る。また、実線(B)は幅狭部11bをUターン部11
dのうち図4に示すテレ時に光軸方向端部となる位置1
1sに設けた場合の本実施形態のフレキ11の形状を示
している。さらに、2点鎖線(C)はUターン部11d
のうち第2フレキガイド部8aの近傍部分に幅狭部11
bを設けた場合のフレキ11の形状を示している。
【0048】これらの図から明らかなように、特に図4
に示すテレ時のフレキ11のUターン部11dの広がり
方は、(B)<(A)<(C)となっている。これは、
フレキ11は幅狭部11dにおいて曲率半径が最も小さ
くなることによるものである。
に示すテレ時のフレキ11のUターン部11dの広がり
方は、(B)<(A)<(C)となっている。これは、
フレキ11は幅狭部11dにおいて曲率半径が最も小さ
くなることによるものである。
【0049】したがって、本実施形態(B)を採用する
ことにより、フレキ11と案内筒2との干渉を防止でき
るとともに、Uターン部11dの占めるスペースを最も
小さくすることができる。
ことにより、フレキ11と案内筒2との干渉を防止でき
るとともに、Uターン部11dの占めるスペースを最も
小さくすることができる。
【0050】また、本実施形態では、従来のように案内
筒2にフレキ保持板を取り付けたり、第2フレキガイド
部8aの長さを長くしたりしなくても、(A)や(C)
のようにUターン部11dの第2フレキガイド部8dか
ら膨らみ出るような広がりを抑えることができる。この
ため、フレキ保持板を設けない分、部品点数を減らして
組立の簡単化やコストダウンを図れる。また、第2フレ
キガイド部8aの長さを短くして、十分なUターン部1
1dを確保しつつフレキ11全体の長さを短くすること
ができるので、フレキ11の配置スペースを小さく済ま
せて、交換レンズの小型化を図ることができる。
筒2にフレキ保持板を取り付けたり、第2フレキガイド
部8aの長さを長くしたりしなくても、(A)や(C)
のようにUターン部11dの第2フレキガイド部8dか
ら膨らみ出るような広がりを抑えることができる。この
ため、フレキ保持板を設けない分、部品点数を減らして
組立の簡単化やコストダウンを図れる。また、第2フレ
キガイド部8aの長さを短くして、十分なUターン部1
1dを確保しつつフレキ11全体の長さを短くすること
ができるので、フレキ11の配置スペースを小さく済ま
せて、交換レンズの小型化を図ることができる。
【0051】なお、本実施形態では、フレキ11のUタ
ーン部11dに幅狭部11bを形成するとともに、幅狭
部11b以外の部分に補強パターン部11pを設けた場
合について説明したが、幅狭部のみ設けて補強パターン
部を設けないようにしてもよい。
ーン部11dに幅狭部11bを形成するとともに、幅狭
部11b以外の部分に補強パターン部11pを設けた場
合について説明したが、幅狭部のみ設けて補強パターン
部を設けないようにしてもよい。
【0052】フレキの曲げ強さを変化させる手法として
は、補強パターンの有無のみによる方法も考えられる
が、補強パターンの有無による曲げ強さの変化量は大き
く、微妙な曲げ形状の調整が難しい。これに対し、フレ
キの幅を変化させる方法では緩やかな曲げ強さの変化と
なるため、Uターン部の形状の微調整が可能である。
は、補強パターンの有無のみによる方法も考えられる
が、補強パターンの有無による曲げ強さの変化量は大き
く、微妙な曲げ形状の調整が難しい。これに対し、フレ
キの幅を変化させる方法では緩やかな曲げ強さの変化と
なるため、Uターン部の形状の微調整が可能である。
【0053】また、本実施形態では、案内筒2と第2鏡
筒8との間にフレキ11を配置した場合について説明し
たが、本発明は上記実施形態以外の固定鏡筒部材と可動
鏡筒部材との間にフレキを配置したレンズ鏡筒に適用す
ることができる。
筒8との間にフレキ11を配置した場合について説明し
たが、本発明は上記実施形態以外の固定鏡筒部材と可動
鏡筒部材との間にフレキを配置したレンズ鏡筒に適用す
ることができる。
【0054】(第2実施形態)第1実施形態にて説明し
た幅狭部は、フレキの捻り曲げが発生する位置に設けて
も、フレキの広がりを抑制する上で有効な手段となる。
た幅狭部は、フレキの捻り曲げが発生する位置に設けて
も、フレキの広がりを抑制する上で有効な手段となる。
【0055】図5に、フレキ12に捻じり曲げが発生す
る状態を示す。この図において、(A)はフレキ12の
Uターン部内に幅狭部12aが形成され、この幅狭部1
2aにてフレキ12が180度方向に折り返されている
状態を示している。また、(B)は、折り返し方向と直
交する方向にフレキ12の一端が移動する場合を示して
いる。
る状態を示す。この図において、(A)はフレキ12の
Uターン部内に幅狭部12aが形成され、この幅狭部1
2aにてフレキ12が180度方向に折り返されている
状態を示している。また、(B)は、折り返し方向と直
交する方向にフレキ12の一端が移動する場合を示して
いる。
【0056】同図から分かるように、フレキ12のUタ
ーン部には捻じり曲げが発生するが、この捻じり曲げに
よるフレキ12の変形は幅狭部12aにて吸収すること
ができる。このため、幅狭部12a近傍以外の部分には
ほとんど捻じり曲げによる変形は見られない。
ーン部には捻じり曲げが発生するが、この捻じり曲げに
よるフレキ12の変形は幅狭部12aにて吸収すること
ができる。このため、幅狭部12a近傍以外の部分には
ほとんど捻じり曲げによる変形は見られない。
【0057】したがって、フレキ12に捻じり曲げ力が
作用しても、フレキ12全体の変形予想が容易になり、
フレキ12の押さえ方法が容易となる。
作用しても、フレキ12全体の変形予想が容易になり、
フレキ12の押さえ方法が容易となる。
【0058】なお、フレキ12における幅狭部12a以
外の部分に、捻れを抑制するための補強パターン部を形
成してもよい。
外の部分に、捻れを抑制するための補強パターン部を形
成してもよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本願第1の発明に
よれば、フレキシブルプリント配線板のUターン部内
(特に、Uターン部内のうち可動鏡筒部材が固定鏡筒部
材から最も離れたときに光軸方向端部となる位置)に幅
狭部分を形成しているので、フレキシブルプリント配線
板の幅狭部分において他の部分よりも曲率を小さく取る
ことができ、Uターン部全体の広がりを抑えることがで
きる。このため、簡単な構成でフレキと鏡筒部材との干
渉や引っ掛かりを防止できる。また、フレキ保持板を不
要として、固定鏡筒部材にフレキシブルプリント配線板
を保持する部分を一体成形することが可能となるので、
部品点数の減少により組立の簡単化およびコストダウン
を図ることができる。
よれば、フレキシブルプリント配線板のUターン部内
(特に、Uターン部内のうち可動鏡筒部材が固定鏡筒部
材から最も離れたときに光軸方向端部となる位置)に幅
狭部分を形成しているので、フレキシブルプリント配線
板の幅狭部分において他の部分よりも曲率を小さく取る
ことができ、Uターン部全体の広がりを抑えることがで
きる。このため、簡単な構成でフレキと鏡筒部材との干
渉や引っ掛かりを防止できる。また、フレキ保持板を不
要として、固定鏡筒部材にフレキシブルプリント配線板
を保持する部分を一体成形することが可能となるので、
部品点数の減少により組立の簡単化およびコストダウン
を図ることができる。
【0060】また、この発明によれば、フレキシブルプ
リント配線板におけるUターン部に隣接する部分が可動
鏡筒部材に光軸方向に延びるよう形成された配線板保持
部に貼り付け等により保持されている場合において、フ
レキ保持板を廃止したり配線板保持部の長さを短くした
りしても、Uターン部の配線板保持部を乗り越えるよう
な広がりを抑えることができる。そして、配線板保持部
の長さが短くなれば、十分な長さのUターン部を確保し
つつフレキシブルプリント配線板全体の長さを短くする
ことができる。したがって、フレキシブルプリント配線
板の配置スペースを小さくすることができ、結果として
レンズ鏡筒の小型化を図ることができる。
リント配線板におけるUターン部に隣接する部分が可動
鏡筒部材に光軸方向に延びるよう形成された配線板保持
部に貼り付け等により保持されている場合において、フ
レキ保持板を廃止したり配線板保持部の長さを短くした
りしても、Uターン部の配線板保持部を乗り越えるよう
な広がりを抑えることができる。そして、配線板保持部
の長さが短くなれば、十分な長さのUターン部を確保し
つつフレキシブルプリント配線板全体の長さを短くする
ことができる。したがって、フレキシブルプリント配線
板の配置スペースを小さくすることができ、結果として
レンズ鏡筒の小型化を図ることができる。
【0061】また、本願第2の発明によれば、フレキシ
ブルプリント配線板における捻れが発生する部分に幅狭
部分を形成しているので、捻じりによるフレキの変形を
幅狭部分により大部分吸収することができ、捻じり力に
よるフレキシブルプリント配線板全体の変形を容易に予
想することができる。このため、フレキシブルプリント
配線板の押さえ方法も容易化することができる。
ブルプリント配線板における捻れが発生する部分に幅狭
部分を形成しているので、捻じりによるフレキの変形を
幅狭部分により大部分吸収することができ、捻じり力に
よるフレキシブルプリント配線板全体の変形を容易に予
想することができる。このため、フレキシブルプリント
配線板の押さえ方法も容易化することができる。
【図1】本発明の第1実施形態である交換レンズの構成
を示す側面断面図である。
を示す側面断面図である。
【図2】上記交換レンズ内のフレキシブルプリント配線
板の形状を示す説明図である。
板の形状を示す説明図である。
【図3】上記交換レンズのズーム動作(ワイド時)に応
じたフレキシブルプリント配線板の変形の様子を示す部
分拡大図である。
じたフレキシブルプリント配線板の変形の様子を示す部
分拡大図である。
【図4】上記交換レンズのズーム動作(テレ時)に応じ
たフレキシブルプリント配線板の変形の様子を示す部分
拡大図である。
たフレキシブルプリント配線板の変形の様子を示す部分
拡大図である。
【図5】本発明の第2実施形態である交換レンズ内のフ
レキシブルプリント配線板の説明図である。
レキシブルプリント配線板の説明図である。
【図6】従来の交換レンズの構成を示す側面断面図であ
る。
る。
【図7】上記従来の交換レンズのズーム動作(ワイド
時)に応じたフレキシブルプリント配線板の変形の様子
を示す部分拡大図である。
時)に応じたフレキシブルプリント配線板の変形の様子
を示す部分拡大図である。
【図8】上記従来の交換レンズのズーム動作(テレ時)
に応じたフレキシブルプリント配線板の変形の様子を示
す部分拡大図である。
に応じたフレキシブルプリント配線板の変形の様子を示
す部分拡大図である。
【図9】上記従来の交換レンズにおいてフレキ保持板を
廃止した場合のズーム動作(ワイド時)に応じたフレキ
シブルプリント配線板の変形の様子を示す部分拡大図で
ある。
廃止した場合のズーム動作(ワイド時)に応じたフレキ
シブルプリント配線板の変形の様子を示す部分拡大図で
ある。
【図10】上記従来の交換レンズにおいてフレキ保持板
を廃止した場合のズーム動作(テレ時)に応じたフレキ
シブルプリント配線板の変形の様子を示す部分拡大図で
ある。
を廃止した場合のズーム動作(テレ時)に応じたフレキ
シブルプリント配線板の変形の様子を示す部分拡大図で
ある。
1,101・・・マウント筒 2,102・・・案内筒 3,103・・・電気回路基板 4,104・・・ズーム操作筒 5,105・・・直進筒 6,106・・・直進キー 7,107・・・1 群鏡筒 8,108・・・2 群鏡筒 9,109・・・コロ 10,110・・・電磁絞りユニット 11,12,111・・・フレキシブルプリント配線板 11b,12a・・・幅狭部 11p・・・補強パターン部 112・・・フレキ保持板
Claims (7)
- 【請求項1】 固定鏡筒部材とこの固定鏡筒部材に対し
て光軸方向に移動可能な可動鏡筒部材とを電気接続する
フレキシブルプリント配線板を有し、前記フレキシブル
プリント配線板に前記可動鏡筒部材の移動に応じて曲げ
頂点部分が光軸方向に移動するUターン部を設けたレン
ズ鏡筒において、 前記Uターン部内に幅狭部分を形成したことを特徴とす
るレンズ鏡筒。 - 【請求項2】 前記幅狭部分を、前記Uターン部内のう
ち前記可動鏡筒部材が前記固定鏡筒部材から最も離れた
ときに光軸方向端部となる位置に形成したことを特徴と
する請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 【請求項3】 前記Uターン部内における前記幅狭部分
以外の部分に曲げを抑制するための補強パターンを形成
したことを特徴とする請求項1又は2に記載のレンズ鏡
筒。 - 【請求項4】 前記固定鏡筒部材に、前記フレキシブル
プリント配線板における前記Uターン部に隣接する部分
を保持する第1配線板保持部を一体成形したことを特徴
とする請求項1から3のいずれかに記載のレンズ鏡筒。 - 【請求項5】 前記可動鏡筒部材に、光軸方向に延びて
前記フレキシブルプリント配線板における前記Uターン
部に隣接する部分を保持する第2配線板保持部を設けた
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のレ
ンズ鏡筒。 - 【請求項6】 固定鏡筒部材とこの固定鏡筒部材に対し
て移動可能な可動鏡筒部材とを電気接続するフレキシブ
ルプリント配線板を有し、前記可動鏡筒部材の移動に応
じて前記フレキシブルプリント配線板に捻れが発生する
レンズ鏡筒において、 前記フレキシブルプリント配線板における捻れが発生す
る箇所に幅狭部分を形成したことを特徴とするレンズ鏡
筒。 - 【請求項7】 前記フレキシブルプリント配線板におけ
る前記幅狭部分以外の部分に捻れを抑制するための補強
パターンを形成したことを特徴とする請求項6に記載の
レンズ鏡筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6537098A JPH11258480A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | レンズ鏡筒 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6537098A JPH11258480A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | レンズ鏡筒 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11258480A true JPH11258480A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13285024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6537098A Pending JPH11258480A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | レンズ鏡筒 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11258480A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014010163A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Canon Inc | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
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1998
- 1998-03-16 JP JP6537098A patent/JPH11258480A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014010163A (ja) * | 2012-06-27 | 2014-01-20 | Canon Inc | レンズ鏡筒及び撮像装置 |
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