JPH11259203A - オーディオ信号処理装置 - Google Patents
オーディオ信号処理装置Info
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- JPH11259203A JPH11259203A JP30121398A JP30121398A JPH11259203A JP H11259203 A JPH11259203 A JP H11259203A JP 30121398 A JP30121398 A JP 30121398A JP 30121398 A JP30121398 A JP 30121398A JP H11259203 A JPH11259203 A JP H11259203A
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Abstract
制御式のオーディオ信号処理装置において、それら調節
制御操作子のうちのどの調節制御操作子に対して調節操
作を加えているのかをユーザが明確に識別できるように
する。 【解決手段】 オーディオ信号処理装置は、複数のオー
ディオ信号処理操作から成るオーディオ信号処理操作群
のうちの1つまたは複数の処理操作を入力オーディオ信
号に適用するように動作するオーディオ信号プロセッサ
と、前記オーディオ信号処理操作群に含まれる各々の処
理操作に対応した処理パラメータの値に調節を加えるた
めの複数個の調節制御操作子と、前記オーディオ信号処
理操作群に含まれる各々の処理操作を表す夫々のアイコ
ンを表示するディスプレイ・スクリーンと、ユーザがあ
る処理操作に対応した調節制御操作子を作動させたとき
に、それを検出し、更にその検出に応答して、その処理
操作に対応したアイコンの表示位置を移動させる検出手
段とを備える。
Description
関する。
理システムのうちには、調節操作を加えるための多数の
オーディオ信号処理用の制御操作子を備え、しかもそれ
ら制御素子の各々が、ディスプレイ・スクリーン上の夫
々のアイコンによって表されるようにしたものがある。
うなオーディオ信号処理システムにおいて、その制御操
作子の個数があまりにも多い場合には、ユーザが、それ
ら多数の制御操作子のうちのどの制御操作子に対して制
御操作を加えているのかを見失わずにいることが困難に
なる。
号処理装置を提供するものであり、このオーディオ信号
処理装置は、複数のオーディオ信号処理操作から成るオ
ーディオ信号処理操作群のうちの1つまたは複数の処理
操作を入力オーディオ信号に適用するように動作するオ
ーディオ信号プロセッサと、前記オーディオ信号処理操
作群に含まれる各々の処理操作に対応した処理パラメー
タの値に調節を加えるための複数個の調節制御操作子
と、前記オーディオ信号処理操作群に含まれる各々の処
理操作を表す夫々のアイコンを表示するディスプレイ・
スクリーンと、ユーザがある処理操作に対応した調節制
御操作子を作動させたときに、それを検出し、更にその
検出に応答して、その処理操作に対応したアイコンの表
示位置を移動させる検出手段とを備えたことを特徴とし
ている。
その認識とは、ある制御操作子に対して現在、調節操作
を加えているということをユーザに表示するための簡明
にして好適な方法は、その制御操作子に対応するディス
プレイ・スクリーン上に表示されているアイコンの位置
を移動させることである、というものである。
施の形態について説明して行く。図1は、オーディオ信
号ミキシング・コンソールを模式的に示したブロック図
であり、このオーディオ信号ミキシング・コンソール
は、タッチ検出式ディスプレイ・スクリーン10と、制
御コンピュータ20と、タッチ・パネル式フェーダ装置
30と、スレイブ・ディスプレイ・スクリーン40と、
信号プロセッサ50とを備えている。
ルの基本的な動作について説明すると、先ず、信号プロ
セッサ50へ、複数のオーディオ信号が入力するように
してある。信号プロセッサ50へ入力するオーディオ信
号は、アナログ信号とディジタル信号とのどちらでもよ
く、どちらにも対応することができる。信号プロセッサ
50は、入力してくるそれらオーディオ信号に対して、
制御コンピュータ20から供給される種々のパラメータ
の値に従って処理を施す。更に、制御コンピュータ20
が発生するそれらパラメータの値に対して、ユーザが調
節を加えることができるようにしてある。調節を加える
ための方法としては、ディスプレイ・スクリーン10の
画面に指を触れて操作する方法と、タッチ・パネル式フ
ェーダ装置30を操作する方法との2通りを可能にして
ある。これら2通りのパラメータ調節モードについて、
以下に詳細に説明する。
は、このオーディオ信号ミキシング・コンソールの内部
の様々な計測箇所で計測されている、オーディオ信号レ
ベル等の計測データを表示させるために備えたものであ
る。
ブロック回路図である。ディジタル信号プロセッサ50
は、このディジタル信号プロセッサ50内部のデータ及
びフィルタ係数のフローを制御する制御プロセッサ10
0と、制御コンピュータ20からパラメータ・データ及
びフィルタ係数を受取る際に使用すると共に、制御コン
ピュータ20へ計測データを送出する際に使用する入出
力(I/O)バッファ110と、パラメータ・データの
現在値を格納しておくために使用するランダム・アクセ
ス・メモリ(RAM)120と、プログラマブルDSP
装置130と、入力してくるオーディオ信号がアナログ
信号である場合にそれをディジタル・オーディオ信号に
変換するための入力A/Dコンバータ(ADC)140
と、処理したディジタル・オーディオ信号をアナログ信
号として出力すべき場合にそれをアナログ・オーディオ
信号に変換する出力D/Aコンバータ(DAC)150
とを備えている。
したブロック回路図である。制御コンピュータ20は、
通信バス210に接続した中央処理装置(CPU)20
0を備えている。通信バス200には更に、タッチ・パ
ネル式フェーダ装置30からデータを受取るための入力
バッファ220と、ランダム・アクセス・メモリ(RA
M)230と、プログラム格納メモリ240と、BIO
S用カラー・マップ(色変換表)250と、ビデオ・カ
ード用カラー・マップを備えたビデオ・カード260
と、ディジタル信号プロセッサ50からデータを受取る
ための入力バッファ270と、ディジタル信号プロセッ
サ50へデータを送出するための出力バッファ230と
が接続している。
リーン10上の表示画面を示した模式図である。表示画
面の左側と右側の両方に、チャネル・ストリップ群が1
つずつ表示されるようにしてあり、各チャネル・ストリ
ップ群は、10本のチャネル・ストリップ300を含ん
でいる。このチャネル・ストリップの配置は、通常の
(即ち、ハードウェアで構成した)オーディオ信号ミキ
シング・コンソールの機械的部品の配置を模したもので
ある。どのチャネル・ストリップ300も同様の表示形
態で表示されているが、ただし、個々のチャネル・スト
リップ300によって規定される夫々のパラメータに対
してユーザが加える調節量に関する表示形態はまちまち
である。このチャネル・ストリップ300については後
に図6のA及びBを参照して説明する。
フェーダ320と、ルーティング制御操作子及びイコラ
イゼーション制御操作子330と、複数のディスプレイ
・メータ340とが表示される。
作する複数個の制御操作子を含むと共に、それら制御操
作子の現在状態を表す視覚表示を含むものでもある(こ
の視覚表示は、ユーザが調節操作する機械的部品の回転
式ポテンショメータにおいて、そのポテンショメータの
回転位置によって調節量の現在状態が視覚的にフィード
バックされるのと同様の視覚表示である)。この特徴に
ついては、図6のA及びBを参照して後に更に詳細に説
明する。この場合、ユーザがあるパラメータの値に調節
を加えると、制御コンピュータ20が、ディスプレイ・
スクリーン10上のその値の表示をその調節量に応じて
変化させる。またそれと同時に、制御コンピュータ20
は、信号プロセッサ50がその調節量に応じて実行すべ
き処理操作を制御するための、フィルタ係数ないし制御
量係数の値として、それまでの値に代わって用いられる
新たな値を発生させる。
々な信号レベルを単に表示するためのものであり、例え
ば、DSP130から出力される左チャネル及び右チャ
ネルの信号レベル等を表示する(この場合、それら信号
レベルを表すレベル・データが、DSP130から、制
御プロセッサ100及びI/Oバッファ110を介して
制御コンピュータ20の入力バッファ270へ転送され
る)。
0のパネル(以下「フェーダ・パネル30」と言い表
す)の模式図である。フェーダ・パネル30は、基本的
には、複数個のタッチ・センサを一列に並べてアレイ状
としたものであり、各タッチ・センサは細長い形状をし
ている。タッチ・センサについては後に更に詳細に説明
することとし、ここでその概要だけを述べておくと、そ
れらタッチ・センサは、制御コンピュータ20へ次の3
種類のデータを出力する。 (a)そのタッチ・センサの長手方向のいずれかの位置
にユーザの手先が触れているか否かを示すデータ。 (b)そのタッチ・センサの(従ってそのタッチ・セン
サによって構成されたフェーダ操作子の)長手方向のど
の位置にユーザの手先が触れているかを示すデータ。 (c)そのタッチ・センサに対してユーザの手先がどれ
ほど近接しているかの近接度を示すデータ。 この目的に適したタッチ・センサの具体例は、WO95
/31817に記載されている。
スクリーン10上に表示されるチャネル・ストリップの
各々に1つずつが対応した複数個のタッチ・センサ35
0を備えており、また更に、ディスプレイ・スクリーン
10上に表示されるメイン・フェーダ制御操作子320
に対応したもう1つのタッチ・センサを備えている。
・スクリーン10の画面には、パラメータの値を制御す
るための制御操作子の現在レベルや現在状態が表示され
る。そして、タッチ検出式ディスプレイ・スクリーン1
0と、タッチ・パネル式フェーダ装置30のタッチ・セ
ンサとの、どちらを操作することによっても、パラメー
タの値の現在レベルを調節することができ、その値を上
昇及び低下の双方向に調節することができる。ただしこ
の調節は、現在レベルから上昇させるか、または現在レ
ベルから低下させる、相対的調節操作として行われる。
即ち、タッチ・パネル式フェーダ装置30のあるチャネ
ルに対応したタッチ・センサにユーザの指先が触れたと
きに、そのチャネルのゲインの値が、そのタッチ・セン
サ上の指先が触れている位置(タッチ位置)に対応した
値に調節されるのではなく、そのタッチ・センサに触れ
ている指先の移動量に対応した調節量をもって、そのチ
ャネルのゲインの値が増減されるようにしてある。
操作して調節を行う場合には、先ず、フェーダ・パネル
30上の(調節しようとする、特定チャネルまたはメイ
ン・フェーダに対応した)特定のタッチ・センサに指先
を触れさせ、続いて、そのタッチ・センサ上で指を上下
に移動させるようにする。この場合、ユーザの指が、そ
のタッチ・センサの長手方向のどの位置に最初に触れた
かとは無関係に、そのタッチ・センサによって構成され
ているフェーダ操作子によって実行されるゲイン制御量
の現在レベルに対して調節が加えられる。
したものであり、それらを接続した図によって1つのチ
ャネル・ストリップを示している。各チャネル・ストリ
ップは、各チャネルの信号処理系路中に挿入可能なオー
ディオ信号処理のための複数個の制御操作子及びデバイ
スを、ディスプレイ・スクリーン10上にグラフィック
表示したものである。図6のAに示されているものは、
上から順に、入力プリアンプ、可変遅延制御器、高域フ
ィルタ、それに2個の帯域通過フィルタである。また、
図6のBに示されているものは、上から順に、チャネル
からの出力供給に関係した3個の制御操作子、いわゆる
パンポット、チャネル名称、それにチャネル・フェーダ
である。図6のAに示されている制御操作子はいずれ
も、オーディオ信号の種々の属性を制御するための制御
操作子でああって、それら制御操作子は、ディスプレイ
・スクリーン10上の画面上に表示する際に、強調色と
淡泊色との、どちらでも表示できるようにしてある。あ
る制御操作子が強調色で表示されているときは、その制
御操作子が「回路内組込み」状態にあることを表してい
る。また、ある制御操作子が淡泊色で表示されている
(いわゆる「グレイ・アウト」状態とされている)とき
は、その制御操作子が、調節操作は可能であるが、現在
はオーディオ信号回路内に組込まれていないことを表し
ている。
して、チャネル・ストリップ(図6のA)の上から2番
目に配置されている「遅延」制御操作子について説明す
る。遅延量の値は、例えば、0ミリ秒(mS)〜100
0mSの範囲内の値に設定することができ、この値の設
定は、遅延プロセッサがオーディオ信号回路内に組込ま
れていなくても行えるが、ただし、オーディオ信号に対
して実際にその遅延が加えられるのは、遅延プロセッサ
が回路内に組込まれているときだけである。
ップの図は更に、制御設定値の現在値がどのようにして
ユーザへ視覚的にフィードバックされるかということも
示している。チャネル・フェーダ操作子を除いたその他
全ての制御操作子には、現在設定値を示す数値表示が添
えられており(例えば、フィルタの中心周波数の値とし
ての「60Hz」や、ゲインの値としての「0.0d
B」が表示されている)、また、半円形と指針とを組合
せた表示が添えられている。この半円形と指針との組合
せは、設定可能レンジ内のどのあたりに現在設定値が位
置しているかをグラフィック表示するものである。その
表示の仕方は時計の針と同様であって、設定可能な最小
値(指針が水平左向きになる)から設定可能な最大値
(指針が水平右向きになる)までを表示する。例えば、
図6のAに示されている2個の帯域分離フィルタのうち
の上側のフィルタに関しては、中心周波数を表す指針が
半円形の全体のうちの3分の1の位置にあり、それによ
って、現在設定値の60Hzが上限値よりも下限値の方
に近いことを表している。現在設定値と指針の回転位置
との関係は目盛の取り方によって決まるが、この目盛は
必ずしも等間隔目盛とする必要はなく、対数目盛等のそ
の他の目盛を採用してもよい。
ーザの手先の近接度と、ユーザの手先が触れているか否
かとが、ディスプレイ・スクリーン10上にどのように
表示されるかを示した模式図である。フェーダ・パネル
30上の複数個のタッチ・センサのうちのあるタッチ・
センサにユーザの手先が触れたならば、ディスプレイ・
スクリーン10上に表示されているそのタッチ・センサ
に対応したフェーダ操作子(図7の具体例ではフェーダ
操作子400)を、ディスプレイ・スクリーン10の画
面上のその他の部分の色とは対照的な色(例えば赤色)
に変化させる。これによって、そのタッチ・センサに対
応した特定のフェーダ操作子に、ユーザの手先が現在触
れているということが表示され、従ってそのフェーダ操
作子が現在、調節操作の対象となっているということが
表示される。
されている)フェーダ操作子のうちのあるフェーダ操作
子にユーザの手先が接近したならば(これもまた、近接
度検出装置である前述のタッチ・センサによって検出さ
れる)、ディスプレイ・スクリーン10上に表示されて
いるそのタッチ・センサに対応したフェーダ操作子の色
が、ユーザの手先が触れたときとはまた別の対照的な色
で、しかも複数の飽和度段階のうちの、その近接度に応
じた飽和度段階で表示される。例えば、ユーザの手先が
そのフェーダ操作子を構成しているタッチ・センサに接
近すればするほど、その色の飽和度を上昇させて表示す
るようにする。これを具体的に示したのが、図7の2個
のフェーダ操作子410である。
プレイ・スクリーン10上の表示から、自分の手先と複
数個のフェーダ操作子との間の夫々の近接度を読取るこ
とができるため、フェーダ・パネル30の方へいちいち
視線を移すことなく、自分の手先がフェーダ・パネル3
0に沿って移動して行く様子を知ることができる。更
に、ディスプレイ・スクリーン10上に近接度を複数の
段階で表示できるようにしたため、ユーザは、夫々に異
なった近接度を表している異なった色の分布から、自分
の手の現在位置を推定することも可能となっている。
ーン上に表示される、いわゆるポップアップ・ディスプ
レイを示した模式図である。図8のAは、図4に示した
ディスプレイ・スクリーン10の画面表示の一部を示し
ており、より詳しくは、ディスプレイ・スクリーン10
上に表示される多数のチャネル・ストリップのうちの3
本について、それらの垂直方向の一部分だけを取出して
示したものである。ディスプレイ・スクリーン10上の
それらチャネル・ストリップの制御操作子のうちの1つ
にユーザが指先を触れたならば(既述の如く、ディスプ
レイ・スクリーン10はタッチ検出式である)、ディス
プレイ・スクリーン10は、その指先の触れた位置(タ
ッチ位置)を検出する。すると、制御コンピュータ20
が(不図示のルックアップ・テーブルを参照して)その
タッチ位置を、そのタッチ位置に対応した、ある1つの
チャネル・ストリップのある1つの制御操作子を特定す
るIDデータに変換する。更に、その制御操作子を含む
ポップアップ・ディスプレイが、ディスプレイ・スクリ
ーン10上に表示され、ユーザは、そのポップアップ・
ディスプレイに含まれているアイコンを利用して、その
制御操作子についての調節操作を実行することができ
る。
420にタッチしたならば、それに対応した「ポップア
ップ」ディスプレイが表示される。一旦表示されたポッ
プアップ・ディスプレイは、ユーザが別の制御操作子を
調節操作のために選択するか、或いは、そのポップアッ
プ・ディスプレイにタッチしていた指先等が離れてから
所定時間が経過したときに消滅し、それまでの間は表示
が維持される。ポップアップ・ディスプレイを図8のB
に示した。
れた制御操作子を表すアイコンを含んでおり、このアイ
コンを図8のBに参照番号430で示した。ただしこの
アイコンを表示する際には、その制御操作子が現在、調
節の対象となっていることを示すために、このアイコン
を元の位置から斜め右下へ数ピクセル分(例えば1〜1
0ピクセル分)シフトさせて表示するようにしている。
ポップアップ・ディスプレイは更に、チャネル名称及び
チャネル番号440と、フェーダ操作子450とを含ん
でおり、このフェーダ操作子450を操作することで、
最初にタッチした制御操作子の調節量の値を調節できる
ようにしてある。
ユーザはどちらの調節操作モードでも調節操作を行うこ
とができる。第1の調節操作モードでは、ユーザは、タ
ッチ検出式ディスプレイ・スクリーン10上に表示され
ている操作したい制御操作子に指先でタッチしたなら
ば、そのままディスプレイ・スクリーン10から指先を
離さずに触れさせたままにしておく。すると、ポップア
ップ・ディスプレイが表示されるため、それが表示され
たところで、ディスプレイ・スクリーン10上に触れさ
せたままの指先を上下方向に移動させる。すると、フェ
ーダ操作子450が、最初に指先を触れさせた位置から
の上下方向の移動距離に対応した距離だけ上下方向に移
動され、それと共に、その制御操作子によって制御され
る属性の値がその移動距離に対応した調節量だけ調節さ
れる。
ィスプレイ・スクリーン10上に表示されている操作し
たい制御操作子に指先でタッチしたならば、その指を画
面上で移動させずに直ぐに離すようにし、即ち、ディス
プレイ・スクリーン10上のその制御操作子を指先でポ
ンと叩くようにする。すると、ポップアップ・ディスプ
レイが表示されため、続いて、ディスプレイ・スクリー
ン10のそのポップアップ・ディスプレイの表示領域内
に指先を触れさせて上下に移動させれば、表示されてい
るフェーダ操作子450に調節操作を加えることができ
る。そして、ポップアップ・ディスプレイの表示領域内
のノンアクティブ領域にタッチすることで、ポップアッ
プ・ディスプレイを消滅させることができる。
節はいわゆる「トリム」モードで行われる。即ち、その
制御操作子によって現在設定されている現在設定値を基
準として、設定値をそこから増減させる形で調節が行わ
れ、ユーザの指先がディスプレイ・スクリーン10上の
どの位置に最初にタッチして移動を始めたかということ
とは無関係に調節が行われる。
の内部の回路を示したブロック回路図である。図9にお
いて、参照番号500は、多数のフェーダ・センサ(即
ち、フェーダ操作子に対応したタッチ・センサ)のうち
の1つを示している。このフェーダ・センサ500から
は、3種類の出力信号が送出されており、それら出力信
号は、3個のA/Dコンバータ(ADC)510、52
0、530へ夫々に供給されている。それら出力信号の
内訳は、そのフェーダ・センサに指先が触れているタッ
チ位置を示すアナログ位置信号(ただしこの出力信号
は、そのフェーダ・センサが実際にタッチされていると
きにしか出力されていない)と、ユーザの手先がそのフ
ェーダ・センサにどれほど近接しているかの近接度を示
す近接度信号と、そのフェーダ・センサが現在、タッチ
されているか否かを示すタッチ・ステータス信号とであ
る。
れた3つのディジタル信号が、マルチプレクサ540で
多重化されて1つの信号にまとめられ、その際に、その
フェーダ・センサ500に対応したチャネルを示すチャ
ネルID信号も併せて多重化される。尚、このチャネル
ID信号は、変化することのない固定信号である。こう
して多重化されたマルチプレクサ540の出力信号は、
3バイトのシリアル・データ・ワードの形で送出され
る。
・センサが、これと同様のシリアル・データ・ワードを
出力し、出力されたシリアル・データ・ワードは全て、
前回値バッファ550(図10)に格納される。そし
て、新たなシリアル・データ・ワードが入力してきたと
きに、そのシリアル・データ・ワードの値が、前回値に
バッファに格納されている対応するシリアル・データ・
ワードの値と比較される。この比較は、比較/制御ロジ
ック回路560が行う。この比較によって、シリアル・
データ・ワードの値が変化したことが検出されたなら
ば、比較/制御ロジック回路560は、出力回路570
を制御して、変化が発生したチャネルに対応した3バイ
トのシリアル・データ・バイトを制御コンピュータ20
へ転送させる。
対応したフェーダ・センサのステータスが変化したとき
にだけ、そのフェーダ・センサに対応した3バイトのシ
リアル・データ・ワードが制御コンピュータ20へ転送
される。
コンピュータ20へ転送される3バイトのシリアル・デ
ータ・ワードのフォーマットを示した模式図である。こ
の3バイトのシリアル・データ・ワードの各バイト57
0は、バイト・ヘッダ580と、対応するチャネルに関
するデータを包含しているペイロード590とで構成さ
れている。各バイトのバイト・ヘッダ580は、転送中
のデータが、1つのシリアル・データ・ワードを構成す
る3個のバイトのうちの、どのバイトに相当するもので
あるかを示している。そのため、制御コンピュータ20
は、バイト・ヘッダ580を参照することで、1つのシ
リアル・データ・ワードの3個のバイトの全ての受信が
完了したことを検出することができる。
作の概要を示したフローチャートである。制御コンピュ
ータ20は、ループを反復して実行するようにしてあ
り、このループにおいては、先ず、入力バッファ220
をチェックする(ステップ600)。ステップ610で
は、入力バッファの内容を調べて、1つの3バイト・シ
リアル・データ・ワードの全体が格納されているか否か
を判定する。1つの3バイト・シリアル・データ・ワー
ドの全体が格納されていたならば、続いてステップ62
0で、そのシリアル・データ・ワードを処理する。この
ステップ620で実行する処理については、後に図13
を参照して更に詳細に説明する。
から計測データを読出し、ディスプレイ・スクリーン1
0上に表示されたメータの再描画を行う。
プレイ・スクリーン10(以下「タッチ・スクリーン」
という)の画面に、それまでタッチされていなかったも
のがタッチされている状態になったか、または、それま
でタッチしていた指先等がその画面から離れたか、また
は、指先等が画面に触れている位置であるタッチ位置が
変化したかの、いずれかが発生したか否かを判定する。
これらはタッチ・スクリーン事象と呼ばれるものであ
り、いずれかのタッチ・スクリーン事象が発生したこと
が検出されたならば、ステップ650で、そのタッチ・
スクリーン事象に関連した処理を実行する。このステッ
プ650で実行する処理については、後に図15を参照
して更に詳細に説明する。
作の実行中に信号処理に関係した何らかの属性の値が変
更された場合に、その属性の新たな値をディジタル信号
プロセッサ50へ転送する。
ータ・ワードの処理を示したフローチャートである。ス
テップ700では、あるチャネルに対応したタッチ・セ
ンサに関する近接度またはタッチ・ステータスが変化し
たか否かを判定する。即ち、そのチャネルに対応したタ
ッチ・センサが、それまでタッチされていなかったのが
新たにタッチされている状態になったか、または、その
タッチ・センサに対するユーザの手先の近接度が変化し
たかの、いずれかが発生したか否かを判定する。その判
定結果が肯定(Y)であったならば、ステップ710に
おいて、ディスプレイ・スクリーン10上に表示されて
いるそのチャネルに対応したフェーダ操作子の表示領域
に関係したカラー・マップのエントリに変更を加える。
このカラー・マップのエントリに変更を加えるプロセス
については、後に図14を参照して更に詳細に説明す
る。
作が行われたか否かを判定する。即ち、所定時間内に、
指先等がタッチ・パネル式フェーダ装置30のパネルに
触れて離れ、再び触れて離れるということが起こったか
否かを判定する。この事象(ダブル・クリック事象)が
発生したことが検出されたならば、ステップ730でチ
ャネル遮断制御状態の切換えを行った上で処理を終了す
る。チャネル遮断制御とは、当該チャネルの出力をオン
とオフとの間で切換える制御である。チャネル遮断制御
状態がオフのときにこの制御状態の切換えが行われる
と、チャネル遮断制御状態はオンになり、逆にオンであ
ったときにはオフになる。
かった場合には、ステップ735において、タッチ・パ
ネル式フェーダ装置30のパネルが現在、タッチされて
いるか否かを判定する。その判定結果が肯定(Y)であ
ったならば、続いてステップ740において、そのタッ
チが新規タッチ(それまでタッチされていなかったのが
新たにタッチされた状態になったこと)か否かを判定す
る。この判定は、この図13のフローチャートの処理を
前回実行したときに格納しておいたタッチ属性の値を参
照することで行う。
らば、ステップ750で、トリム・モードを開始する。
このトリム・モードでは、その新規タッチに際して指先
等が最初に触れたフェーダ操作子上の長手方向位置を格
納すると共に、その位置を、そのフェーダ操作子で制御
するゲイン・パラメータの現在値に対応付ける。そし
て、この図13のフローチャートの処理の次回の実行時
に、ユーザの指先がそのフェーダ操作子の長手方向に沿
って上下に移動していたならば、そのフェーダ操作子で
制御するゲイン属性値に対して、格納した現在値を基準
とした増減量をもって調節を加えることになる。一方、
そのタッチが新規タッチではなかったならば、処理の流
れはステップ760へ進む。テップ760では、この図
13のフローチャートの処理の前回の実行時から現在ま
での間に、ユーザの指先がフェーダ操作子の長手方向に
沿って上下に移動したか否かを調べ、もし移動していた
ならば、そのフェーダ操作子が制御するゲイン属性値に
対して、対応する増減量をもって調節を加える。
性値、タッチ・ステータスの属性値、及びレベル(ゲイ
ン)属性値を、この図13のフローチャートの処理を今
回実行して得られたそれらの値に更新する。
したフローチャートである。カラー・マップとは、いわ
ゆる論理色(論理色は「0」から「255」までの値で
指定される)と、ディスプレイ・スクリーン上に実際に
表示される表示色の赤値(R値)、緑値(G値)、及び
青値(B値)の組合せとを対応付けるものである。図示
の具体例では、例えば、論理色「1」を(60R、60
G、60B)に対応付けている。
「0」から「255」までの間で調節することができる
(8ビット値であるので)ため、カラー・マップは、R
値、G値、及びB値の1670万通りの組合せのうちの
256通りの組合せを定義することになる。
マップを保持している。第1のカラー・マップは、いわ
ゆる「BIOS」用カラー・マップであり、これは制御
コンピュータ20が、プログラムの制御に従って変更を
加えることのできるカラー・マップである。制御コンピ
ュータ20がこのBIOS用カラー・マップに変更を加
えたならば、その変更がビデオ・カード用カラー・マッ
プに複写されるようにしてあり、論理色をディスプレイ
・スクリーン10上の表示色に対応したディスプレイ・
パラメータへ変換するために実際に使用されるカラー・
マップは、このビデオ・カード用カラー・マップであ
る。
応した夫々のフェーダ操作子の表示領域のような、ディ
スプレイ・スクリーン10上の個々の領域に対して、様
々に異なった論理色を割り当てるようにしている。この
場合、それら領域の表示色を同一にしたい場合には、そ
れら論理色が指定するR値、G値、及びB値の初期値を
互いに等しくしておけばよい。また、あるフェーダ操作
子のタッチ・ステータスないし近接度ステータスが変化
したときなどには、そのフェーダ操作子に対応した特定
の領域の表示色を高速で変化させる必要があるが、その
際には、マイクロソフト・ウィンドウの再描画コマンド
のように、標準的ではあるが(本用途にとっては)比較
的低速といわざるを得ない再描画コマンドを用いてその
特定の領域を再描画するのではなく、ディスプレイ・ス
クリーン10上のその特定の領域に対応付けられている
論理色に対応したカラー・マップのエントリを書き換え
るという簡明な方法を用いることができる。このように
すれば、殆ど瞬間的に、その変更を、ディスプレイ・ス
クリーン10上の実際の表示色に反映させることができ
る。
最初にBIOS用カラー・マップに対して変更を施し、
その後に、その変更内容を(標準的コマンドを用いて)
ビデオ・カード用カラーマップへ伝播させるようにして
いる。
テップ650の処理である、タッチ・スクリーン事象の
処理を示したフローチャートである。ステップ800で
は、ディスプレイ・スクリーン10が現在、タッチされ
ているか、または、前回(即ち、この図15のフローチ
ャートの処理を前回に実行したとき)タッチされていた
かの、何れかであるか否かを判定する。その判定結果が
肯定(Y)であったならば、処理の流れはステップ83
0へ進む。一方、その判定結果が否定(N)であったな
らば、処理の流れはステップ810へ進み、そこでは、
ディスプレイ・スクリーン10への最後のタッチが終了
してから所定時間が経過したか否かを判定する。もし経
過していなかったならば、このフローチャートの処理は
終了する。一方、その時間が経過していたならば、処理
の流れはステップ820へ進み、そこで、もし開いてい
るポップアップ・ディスプレイがあれば閉じた上で、処
理を終了する。
に調節を開始すべきことを表しているか否かを判定す
る。もしそうであれば、ステップ840で、他に開いて
いるポップアップ・ディスプレイがあるか否かを判定
し、もしあれば、ステップ850でそれを閉じる。ステ
ップ860では、新規調節のための新たなポップアップ
・ディスプレイを開き、続いてステップ870で、トリ
ム調節動作を開始する。トリム調節動作を開始する際に
は、選択された制御操作子が制御する値の現在設定値
を、指先の現在タッチ位置に対応付けるようにし、それ
によって、既に述べたようにして、絶対値を指定する調
節ではなく、現在値に対する相対的な調節という形で調
節操作を行えるようになる。これが完了したならば、こ
のフローチャートの処理は終了する。
を継続すべき性質のものであると判定されたならば、即
ち、このフローチャートの処理の以前の実行時にトリム
調節モードがセット・アップされて以後、指先がディス
プレイ・スクリーン10にタッチしたままであると判定
されたならば、ステップ880において、現在タッチに
対応した制御に関する現在値を変更する(ただし指先が
移動していた場合)。そして、ステップ890におい
て、ポップアップ・ディスプレイの中の対応する表示領
域に変更を加える。
の近接度を検出している前述の複数個のタッチ・センサ
が夫々に出力している近接度の値の平均値の検出(不図
示)を行うようにし、その平均値に応じて近接度測定感
度を調節するようにしてもよい。例えば、その平均値
が、検出強度が非常に弱いことを表していたならば(こ
れはユーザの手先が遠く離れたことを示唆している)、
近接度測定感度を増大させるようにしてもよい。
多数の調節制御操作子を備えたコンピュータ制御式のオ
ーディオ信号処理装置において、それら調節制御操作子
のうちのどの調節制御操作子に対して調節操作を加えて
いるのかをユーザが明確に識別できるようにすることが
できる。
ック図である。
の一部を成すディジタル信号プロセッサのブロック回路
図である。
の一部を成す制御コンピュータのブロック回路図であ
る。
の一部を成すディスプレイ・スクリーンの表示画面の模
式図である。
の一部を成すタッチ・パネル式フェーダ装置のパネルの
模式図である。
ある。
示した模式図である。
ップアップ・ディスプレイを示した模式図である。
回路を示したブロック図である。
の回路を示したブロック図である。
ピュータへ転送されるデータ・ワードのフォーマットを
示した模式図である。
フローチャートである。
ローチャートである。
ーチャートである。
制御コンピュータ、30…タッチ・パネル式フェーダ装
置、40…スレイブ・ディスプレイ・スクリーン、50
…ディジタル信号プロセッサ、300…チャネル・スト
リップ、400、410…(タッチ・センサで構成され
た)フェーダ操作子、450…(ディスプレイ・スクリ
ーン上に表示された)フェーダ操作子
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のオーディオ信号処理操作から成る
オーディオ信号処理操作群のうちの1つまたは複数の処
理操作を入力オーディオ信号に適用するように動作する
オーディオ信号プロセッサと、 前記オーディオ信号処理操作群に含まれる各々の処理操
作に対応した処理パラメータの値に調節を加えるための
複数個の調節制御操作子と、 前記オーディオ信号処理操作群に含まれる各々の処理操
作を表す夫々のアイコンを表示するディスプレイ・スク
リーンと、 ユーザがある処理操作に対応した調節制御操作子を作動
させたときに、それを検出し、更にその検出に応答し
て、その処理操作に対応したアイコンの表示位置を移動
させる検出手段とを備えたことを特徴とするオーディオ
信号処理装置。 - 【請求項2】 前記検出手段は、アイコンの表示位置を
斜め下方に移動させるように動作することを特徴とする
請求項1記載のオーディオ信号処理装置。 - 【請求項3】 前記複数個の調節制御操作子が、タッチ
検出式ディスプレイ・スクリーンで構成されており、ユ
ーザが該ディスプレイ・スクリーン上のあるアイコンが
表示されている領域に触れることでそのアイコンに対応
した制御量の調節が開始されるようにしたことを特徴と
する請求項1または請求項2記載のオーディオ信号処理
装置。 - 【請求項4】 前記ディスプレイ・スクリーン上に表示
されているあるアイコンに触れたならば、該ディスプレ
イ・スクリーン上の表示位置を移動されたアイコンを含
む調節用アイコンの表示が開始されるようにしたことを
特徴とする請求項3記載のオーディオ信号処理装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| GB9722546A GB2330753A (en) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | Audio processing |
| GB9722546:0 | 1997-10-24 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11259203A true JPH11259203A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=10821081
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30121398A Pending JPH11259203A (ja) | 1997-10-24 | 1998-10-22 | オーディオ信号処理装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6281885B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11259203A (ja) |
| GB (1) | GB2330753A (ja) |
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- 1997-10-24 GB GB9722546A patent/GB2330753A/en not_active Withdrawn
-
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- 1998-10-22 JP JP30121398A patent/JPH11259203A/ja active Pending
- 1998-10-23 US US09/178,333 patent/US6281885B1/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
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| GB9722546D0 (en) | 1997-12-24 |
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