JPH11259521A - 文書理解支援装置、要約文生成方法、並びに文書理解支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

文書理解支援装置、要約文生成方法、並びに文書理解支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH11259521A
JPH11259521A JP10063245A JP6324598A JPH11259521A JP H11259521 A JPH11259521 A JP H11259521A JP 10063245 A JP10063245 A JP 10063245A JP 6324598 A JP6324598 A JP 6324598A JP H11259521 A JPH11259521 A JP H11259521A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システム規模が小さく処理時間が短くて済
み、ガイド表示の抜粋文から元の文書の内容を参照する
ことができ、文書を理解するための支援を効果的に行う
ことができる文書理解支援装置、要約文生成方法、並び
に文書理解支援プログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。 【解決手段】 対象となる文書を、前記文書の内容を反
映した段落構造である意味段落に分割する意味段落解析
手段S12と、文書を分割した意味段落毎に意味段落に
含まれる各文章の重要度を算出して重要度の高い文章を
抜粋文として抽出する抜粋文抽出手段S14とを有す
る。このため、文書の構文解析を必要とせず、抜粋文を
得るための統計量が少ないので、小さなシステム規模
で、かつ、短い処理時間で文書理解を支援することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は文書理解支援装置、
要約文生成方法、並びに文書理解支援プログムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体に係り、文書の
内容を把握する手助けとなる要約文を生成し管理する文
書理解支援装置、要約文生成方法、並びに文書理解支援
プログムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、利用者が文書の内容を把握す
る手助けとなる情報を提供する機能として、その文書の
内容を良く表している文章を抽出し、要約として表示し
たり保存するシステムが提案されている。例えば特開平
3−191475号公報には、文書を見出しの付いた段
落単位に分割し、段落の種類に対応した重要文抽出規則
群を段落毎に選択し、これと段落の種類に依存しない重
要文抽出規則群の双方を参照して各段落における重要文
を抽出し、各段落で抽出された重要文と各段落の見出し
の対の集合を文書全体の重要部分と判定し要約として出
力することが記載されている。
【0003】また、特開平2−254566号公報に
は、文書の構文解析を行って得られる形式的な段落構造
を最小単位とし、新出語率と用語類似度を用いて形式的
な段落構造をまとめてできる範囲を意味段落としてとら
え、更に、使用度数の他7種類の統計量を用いて重要語
及び重要文を抽出し、これらから文書の抄録を得ること
が記載されている。
【0004】また、特開昭63−298563号公報に
は、文章の形式、内容を参考にしてユーザが文章の要約
範囲を指定し、各部分に対して要約処理方法を指定し
て、要約処理部で各分割部分の要約を行い、これを所定
の順序でまとめ要約文章として出力することが記載され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の特開平3−19
1475号公報に記載のものでは、文書を見出しで区切
られた段落構造に分けて各段構造の見出しに書かれてい
る内容から種類を判定し重要文抽出の規則を選択してお
り、各段落の種類に依存した意味で重要な文を抽出し段
落の見出しと対応付けて表示するため、この表示内容は
元の文書の流れに沿ったものとなる。このため、元の文
書の流れとは違った視点から文書内容を確認するができ
ないという問題があった。また、要約の文章から元の文
書の内容を参照することはできず、使い勝手が悪いとい
う問題があった。
【0006】また、特開平2−254566号公報に記
載のものは、文書の構文解析を行って得られる形式的な
段落構造を最小単位とするため、規則群や解析システム
を準備しなければならず、システム全体の規模が大きく
なり、処理に長時間を要する。また、意味段落に分割す
るために新出語率と用語類似度を算出し、重要語及び重
要文を抽出するために使用度数の他7種類の統計量を算
出しており、このために多大の計算量及び計算時間が必
要となるという問題があった。
【0007】また、特開昭63−298563号公報に
記載のものは、文章の要約範囲の指定及び各部分の要約
処理方法の指定はユーザが行っており、全て自動で要約
を作成することができないという問題があった。本発明
は、上記の点に鑑みなされたもので、システム規模が小
さく処理時間が短くて済み、ガイド表示の抜粋文から元
の文書の内容を参照することができ、文書を理解するた
めの支援を効果的に行うことができる文書理解支援装
置、要約文生成方法、並びに文書理解支援プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、対象となる文書を、前記文書の内容を反映した段落
構造である意味段落に分割する意味段落解析手段と、前
記文書を分割した意味段落毎に意味段落に含まれる各文
章の重要度を算出して重要度の高い文章を抜粋文として
抽出する抜粋文抽出手段とを有する。
【0009】このように、文書をその内容を反映した段
落構造である意味段落に分割し、分割した意味段落毎に
意味段落に含まれる各文章の重要度を算出して重要度の
高い文章を抜粋文として抽出し、意味段落単位で表示す
るため、文書の構文解析を必要とせず、抜粋文を得るた
めの統計量が少ないので、小さなシステム規模で、か
つ、短い処理時間で文書理解を支援することができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1記載の
文書理解支援装置において、前記抜粋文を意味段落単位
で表示する抜粋文表示手段を有する。このように、抜粋
文を意味段落単位で表示することにより、文書理解を支
援する抜粋文を表示できる。請求項3に記載の発明は、
請求項2記載の文書理解支援装置において、前記抜粋文
表示手段で表示された抜粋文の意味段落に対応する部分
の文書を文書表示部に表示させ、前記文書表示部に表示
された意味段落に対応する抜粋文を前記抜粋文表示手段
に表示させる対応表示手段を有する。
【0011】このように、表示されている文書に対応す
る抜粋文を表示できると共に、表示されている抜粋文に
対応する元の文書を表示でき、必要な情報を元の文書か
ら早急に探し出すことができる。請求項4に記載の発明
は、請求項1または2記載の文書理解支援装置におい
て、前記意味段落解析手段は、所定の規則に基づいて文
章にポイントを与えるポイント手段と、前記ポイント手
段で与えられたポイントの合計値が所定値を超えた位置
を前記意味段落の区切りとする意味段落決定手段とを有
する。
【0012】このように、文章にポイントを与え、ポイ
ントの合計値が所定値を超えた位置を意味段落の区切り
とすることにより、話題の範囲毎の意味段落を効率的に
見つけることができる。請求項5に記載の発明は、請求
項4記載の文書理解支援装置において、前記ポイント手
段は、前記文書での出現頻度が高く集中して出現する度
合いである重要度が高い重要語を抽出し、前記重要語が
連続して出現する領域の先頭及び末尾の文章にポイント
を与える第1のポイント手段を有する。
【0013】このように、文書での出現頻度が高く集中
して出現する度合いである重要度が高い重要語を抽出
し、重要語が連続して出現する領域の先頭及び末尾の文
章にポイントを与えることにより、話題の範囲毎の意味
段落を効率的に見つけることができる。請求項6に記載
の発明は、請求項4記載の文書理解支援装置において、
前記ポイント手段は、複数ファイルで前記文書が構成さ
れているとき、各ファイルの区切りの直後の文章にポイ
ントを与える第2のポイント手段を有する。
【0014】このように、ファイルの区切りの直後の文
章にポイントを与えることにより、複数ファイルで構成
された文書での話題の範囲毎の意味段落を確実に見つけ
ることができる。請求項7に記載の発明は、請求項4記
載の文書理解支援装置において、前記ポイント手段は、
前記文書内の見出しの段落の直後の文章にポイントを与
える第3のポイント手段を有する。
【0015】このように、文書内の見出しの段落の直後
の文章にポイントを与えることにより、話題の範囲毎の
意味段落を確実に簡単に見つけることができる。請求項
8に記載の発明は、請求項4記載の文書理解支援装置に
おいて、前記ポイント手段は、前記文書内の話題の転換
を促す語で始まる文章にポイントを与える第4のポイン
ト手段を有する。
【0016】このように、話題の転換を促す語で始まる
文章にポイントを与えることにより、話題の範囲毎の意
味段落を確実に簡単に見つけることができる。請求項9
に記載の発明は、請求項4記載の文書理解支援装置にお
いて、前記ポイント手段は、前記文書内の話題のつなが
りを促す語で始まる文章のポイントを減じる第5のポイ
ント手段を有する。
【0017】このように、話題のつながりを促す語で始
まる文章のポイントを減じることにより、意味段落では
ない部分が誤って話題の範囲毎の意味段落となることを
防止できる。請求項10に記載の発明は、請求項4乃至
9のいずれか記載の文書理解支援装置において、前記抜
粋文抽出手段は、前記意味段落の各文章に含まれる重要
語についてその語の重要度を加算して文章の重要度を算
出し、前記文章の重要度が大きいものから順に抜粋文と
して抽出する。
【0018】このように、意味段落の各文章に含まれる
重要語についてその語の重要度を加算して文章の重要度
を算出し、この重要度が大きいものから順に抜粋文とし
て抽出するため、話題の範囲毎の意味段落を見つけるた
めに使った語の重要度を再度利用して、意味段落の話題
の内容を良く表す抜粋文を効率的に抽出できる。請求項
11に記載の発明は、請求項2乃至10のいずれか記載
の文書理解支援装置において、前記抜粋文表示手段は、
任意の意味段落の抜粋文と共に、その意味段落と類似す
る意味段落の抜粋文を表示する。
【0019】このように、意味段落の抜粋文と共に、そ
の意味段落と類似する意味段落の抜粋文を表示するた
め、類似する意味段落の抜粋文を用いて、文書内で類似
した話題に関する部分をまとめて読むことができる。請
求項12に記載の発明は、コンピュータを、対象となる
文書を、前記文書の内容を反映した段落構造である意味
段落に分割する意味段落解析手段と、前記文書を分割し
た意味段落毎に意味段落に含まれる各文章の重要度を算
出して重要度の高い文章を抜粋文として抽出する抜粋文
抽出手段と、前記抜粋文を意味段落単位で表示させる抜
粋文表示手段として機能させるためのプログラムを記録
している。
【0020】この記録媒体を使用することにより、文書
理解支援機能を持たせることができ、これにより請求項
1記載の発明を実現できる。請求項13に記載の発明
は、請求項12記載のプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体において、前記抜粋文を意味
段落単位で表示する抜粋文表示手段として機能させるた
めのプログラムを記録している。
【0021】この記録媒体を使用することにより、文書
理解支援機能を持たせることができ、これにより請求項
2記載の発明を実現できる。請求項14に記載の発明
は、請求項13記載のプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体において、前記抜粋文表示手
段で表示された抜粋文の意味段落に対応する部分の文書
を文書表示部に表示させ、前記文書表示部に表示された
意味段落に対応する抜粋文を前記抜粋文表示手段に表示
させる対応表示手段として機能させるためのプログラム
を記録している。
【0022】この記録媒体を使用することにより、文書
理解支援機能を持たせることができ、これにより請求項
3記載の発明を実現できる。請求項15に記載の発明
は、文書から文章を抜粋して要約文を生成する要約文生
成方法であって、対象となる文書を、前記文書の内容を
反映した段落構造である意味段落に分割し、前記文書を
分割した意味段落毎に意味段落に含まれる各文章の重要
度を算出して重要度の高い文章を抽出する。
【0023】このように、文書をその内容を反映した段
落構造である意味段落に分割し、分割した意味段落毎に
意味段落に含まれる各文章の重要度を算出して重要度の
高い文章を抜粋文として抽出し、意味段落単位で表示す
るため、文書の構文解析を必要とせず、抜粋文を得るた
めの統計量が少ないので、小さなシステム規模で、か
つ、短い処理時間で文書理解を支援することができる。
【0024】請求項16に記載の発明は、請求項15記
載の要約文生成方法であって、所定の規則に基づいて文
章にポイントを与え、前記ポイント手段で与えられたポ
イントの合計値が所定値を超えた位置を前記意味段落の
区切りとする。このように、文章にポイントを与え、ポ
イントの合計値が所定値を超えた位置を意味段落の区切
りとすることにより、話題の範囲毎の意味段落を効率的
に見つけることができる。
【0025】請求項17に記載の発明は、請求項16記
載の要約文生成方法であって、前記文書での出現頻度が
高く集中して出現する度合いである重要度が高い重要語
を抽出し、前記重要語が連続して出現する領域の先頭及
び末尾の文章にポイントを与える。
【0026】このように、文書での出現頻度が高く集中
して出現する度合いである重要度が高い重要語を抽出
し、重要語が連続して出現する領域の先頭及び末尾の文
章にポイントを与えることにより、話題の範囲毎の意味
段落を効率的に見つけることができる。請求項18に記
載の発明は、請求項16乃至17のいずれか記載の要約
文生成方法であって、前記文書が複数ファイルで構成さ
れているとき、各ファイルの区切りの直後の文章にポイ
ントを与える。
【0027】このように、ファイルの区切りの直後の文
章にポイントを与えることにより、複数ファイルで構成
された文書での話題の範囲毎の意味段落を確実に見つけ
ることができる。請求項19に記載の発明は、請求項1
6乃至18のいずれか記載の要約文生成方法であって、
前記文書内の見出しの段落の直後の文章にポイントを与
える。
【0028】このように、文書内の見出しの段落の直後
の文章にポイントを与えることにより、話題の範囲毎の
意味段落を確実に簡単に見つけることができる。請求項
20に記載の発明は、請求項16乃至19のいずれか記
載の要約文生成方法であって、前記文書内の話題の転換
を促す語で始まる文章にポイントを与える。
【0029】このように、話題の転換を促す語で始まる
文章にポイントを与えることにより、話題の範囲毎の意
味段落を確実に簡単に見つけることができる。請求項2
1に記載の発明は、請求項16乃至20のいずれか記載
の要約文生成方法であって、前記文書内の話題のつなが
りを促す語で始まる文章のポイントを減じる。
【0030】このように、話題のつながりを促す語で始
まる文章のポイントを減じることにより、意味段落では
ない部分が誤って話題の範囲毎の意味段落となることを
防止できる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は本発明の文書理解支援装置
の一実施例のブロック図を示す。同図中、中央処理装置
(CPU)10には、バス15を介して入力装置20、
記憶装置30、表示装置40、印刷装置50それぞれが
接続されている。入力装置20としてはキーボード2
1,マウス22,スキャナ23等が設けられており、記
憶装置30としてはRAM31、ROM32、ハードデ
ィスク装置33、フレキシブルディスク装置34等が設
けられている。CPU10は記憶装置30に記憶されて
いる後述の処理を行う各種処理プログラムを実行し、そ
の結果を記憶装置30に記憶すると共に、表示装置40
に表示し、印刷装置50で印刷して出力する。また、記
憶装置30には各種処理プログラムの他に各種ライブラ
リも記憶されている。
【0032】図2は本発明の文書理解支援装置が実行す
る文書理解支援処理の一実施例のフローチャートを示
す。同図中、ステップS10では入力装置20を用いて
記憶装置30に格納されている文書ファイルから処理の
対象となる文書の文書ファイルを指定する。ここでは、
1つの文書が複数の文書ファイルに分かれている場合に
は、該当する複数の文書ファイルを指定する。次に、ス
テップS12で指定した文書について話題範囲(意味段
落)の解析を行う。次に、ステップS14でそれぞれの
意味段落から抜粋文を作成し、ステップS16で作成し
た抜粋文をガイドとして表示する。
【0033】図3はステップS12で実行する意味段落
解析ルーチンの一実施例のフローチャートを示す。同図
中、ステップS20で文書を一定の文章数毎に区切り、
複数の重要語判定領域に分割する。次に、ステップS2
2で各重要語判定領域毎に名詞の重要度を決定し、この
各重要語判定領域毎の名詞の重要度を集めて文書全体の
重要語を決定する。
【0034】ここでは、tf=(その重要語判定領域で
のその名詞の出現回数)/(文書全体でのその名詞の出
現回数),idf=(全体の重要語判定領域数)/(文
書全体でその名詞が出現する重要語判定領域数)とし
て、その名詞の重要度=tf・idfとする。この計算
式は文書での出現頻度が高いということと、ある領域に
集中して出現するということで重要度を評価している。
次に、各重要語判定領域の内部で重要度が所定の閾値を
超えるものを各重要語判定領域の重要語と決定し、各重
要語判定領域の重要語の集合を作成する。そして、各重
要語判定領域の重要語の集合を文書全体でまとめること
により文書全体の重要語の集合を作成する。
【0035】次のステップS24で文書の1文章毎のル
ープ処理で、文章毎に得点を与える。ここでは、ステッ
プS26で、文書が複数の文書ファイルで構成されると
きは各文書ファイルの区切りを意味段落の区切りとする
ため、その文章の直前で文書ファイルが始まっていると
例えば2ポイント加点する。また、文書中の章、節等の
見出しの段落が存在する位置を意味段落の区切りとする
ため、その文章の直前に章、節等の見出しの段落が存在
すると例えば2ポイント加点する。また、「はじめ
に」、「さて」、「一方」、「ところで」等の話題の転
換を促す語の始まる位置を意味段落の区切りとみなすた
め、話題の転換を促す語で始まる文章は例えば2ポイン
ト加点する。また、「このように」、「そうなると」等
の話題が続くことを示す語の始まる位置を意味段落の区
切りではないとみなすため、話題が続くことを示す語で
始まる文章は例えば2ポイント減点する。
【0036】次のステップS28は文章中の各名詞につ
いてのループ処理で、文章毎に得点を与える。ここで
は、ステップS30で文書全体の重要語を含んだ文章が
連続する範囲の先頭位置を意味段落の区切りとするた
め、全ての名詞について、その名詞が直前の文章に現れ
てないかどうかを判別し、その名詞が直前の文章に現れ
てない場合にのみステップS32に進む。ステップS3
2ではその名詞が文書全体の重要語かつ重要語判定領域
の重要語であれば例えば1.5ポイント加点し、その名
詞が文書全体の重要語だけであれば例えば1ポイント加
点する。そして、ステップS34でステップS28のル
ープ処理の終了が検出されると次のステップS36に進
む。
【0037】ステップS36は文章中に現れなかった文
書全体の重要語に属する各名詞についてのループ処理
で、文章毎に得点を与える。ここでは、ステップS38
で文書全体の重要語を含んだ文章が連続する範囲の末尾
位置を意味段落の区切りとするため、その文書全体の重
要語に属する名詞が直前の文章に現れていたかどうかを
判別し、その文書全体の重要語に属する名詞が直前の文
章に現れていた場合にのみステップS40に進む。ステ
ップS40ではその文書全体の重要語に属する名詞が更
にその重要語判定領域の重要語であれば例えば1.5ポ
イント加点し、その名詞が文書全体の重要語だけであれ
ば例えば1ポイント加点する。
【0038】そして、ステップS42でステップS36
のループ処理の終了が検出されると次のステップS44
に進む。ここでステップS24のループ処理の終了が検
出されるとステップS46に進む。ここでは、合計ポイ
ントが所定値を超えた文章を意味段落の開始または末尾
の区切りとみなし、各意味段落領域を決定して処理サイ
クルを終了する。なお、このステップS46で意味段落
領域が決定されるのに応じて、重要語判定領域の重要語
の集合から意味段落領域の重要語の集合が再編成され
る。
【0039】これによって、図4に示すように、文書が
複数の文書ファイル60〜62で構成されるときは各文
書ファイル60〜62の区切りが意味段落の境界とな
る。また、図5に示すように、文書中の章、節等の見出
しの段落が存在する位置が意味段落の境界となる可能性
が高い。また、図6に示すように、「はじめに」、「さ
て」、「一方」、「ところで」等の話題の転換を促す語
の始まる位置が意味段落となり、「このように」、「そ
うなると」等の話題が続くことを示す語の始まる位置は
意味段落の境界となる可能性が低くなる。
【0040】更に、図7に示すように、名詞Aが連続し
て出現する範囲65,67と名詞Aが出現しない範囲6
6とが隣接していると、少なくとも名詞Aは重要語判定
領域の重要語となるため、上記の範囲65と範囲66と
の間、範囲65と範囲66との間が意味段落の境界とな
る可能性が高い。なお、図8に文章毎にポイントを加算
した様子を示す。ここでは、丸印がその文章の合計ポイ
ントを示し、白四角はその文章とが前の文章との間に意
味段落の境界がないことを表し、黒四角はその文章とが
前の文章との間に意味段落の境界があることを表してい
る。
【0041】図9及び図11はステップS14で実行す
る抜粋文作成ルーチンの一実施例のフローチャートを示
す。図9のルーチンは意味段落領域毎に実行される。同
図中、ステップS50で文書全体の重要語それぞれと意
味段落領域の重要語それぞれの名詞の重要度を保存して
おく。つまり、重要度が保存されている名詞は重要語で
ある。次に、ステップS52で文書の1文章毎のループ
処理を行い、次のステップS54で文章中の各名詞につ
いてのループ処理を行って、文章毎に重要度を与える。
【0042】ここでは、ステップS56でその名詞が重
要語であるか、つまり、重要度が保存されている否かを
判別する。そして、その名詞が重要語である場合にのみ
ステップS60に進む。ステップS60ではその名詞の
重要度をその文章の重要度に加算する。そして、ステッ
プS62でステップS54のループ処理の終了が検出さ
れると次のステップS64に進む。ここでステップS5
2のループ処理の終了が検出されると処理サイクルを終
了する。
【0043】図10では、テーブル70の第1欄に、文
章単位でその中に含まれる名詞を示している。なお、重
要語は大文字で、非重要語は小文字で示している。重要
語についてはテーブル72の重要度を加算してテーブル
70の第2欄に示す重要度の総和が求められる。3番目
の文章では重要語の名詞D,B,D,Dがあるために、
これらの重要度の総和は30となる。
【0044】図11は図9に続いて実行する抜粋文作成
ルーチンの一実施例のフローチャートを示す。同図中、
ステップS70で1つの意味段落領域から抜粋文を何文
ずつ選択してガイド表示するかについて、利用者が指定
しておく。次に、ステップS72で文書全体に対して意
味段落一つずつのループ処理を行い、次のステップS7
4で意味段落に含まれる1文章毎のループ処理で、抜粋
文の抽出を行う。
【0045】ここでは、ステップS76で指定された数
だけの文章が既に抽出保存されているか否かを判別す
る。そして、指定された数だけの文章が既に抽出保存さ
れている場合はステップS78に進み、指定された数だ
けの文章が抽出保存されていない場合はステップS80
進む。ステップS80では現在処理中の文章を抽出して
抜粋文保存領域に保存する。この抜粋文保存領域は記憶
装置30に意味段落毎に設けられており、各抜粋文保存
領域には対応する意味段落とのリンク情報(例えば文書
ファイル名及び文書ファイル内アドレス)も格納されて
いる。
【0046】ステップS78では抜粋文保存領域に保存
されている文章つまり抜粋文の中で重要度が最小の抜粋
文と比べて現在処理中の文章の重要度が大きいか否かを
判別する。そして、現在処理中の文章の重要度が大きい
場合にのみステップS82に進む。ステップS82では
抜粋文保存領域に保存されている文章つまり抜粋文の中
で重要度が最小の抜粋文を削除して、現在処理中の文章
を抽出して抜粋文保存領域に保存する。ステップS84
でステップS74のループ処理の終了が検出されると次
のステップS86に進む。ここでステップS72のルー
プ処理の終了が検出されると処理サイクルを終了する。
【0047】図12はステップS16で表示されるガイ
ド表示の一実施例を示す。ここで、本文表示ウインドウ
80には文書の本文が表示されている。ガイド表示ウイ
ンドウ82にガイド表示が行われる。また、ガイド表示
ウインドウ82と共に、追跡メニュ84が表示される。
このガイド表示ウインドウ82は文書理解支援処理のス
テップS16で表示される場合は第1の意味段落に対応
する内容が表示され、この後、本文表示ウインドウ80
のガイドボタン81をクリックすると本文表示ウインド
ウ80に表示されている意味段落に対応する内容のガイ
ド表示ウインドウ82が表示される。また、追跡メニュ
84はガイド表示ウインドウ82の追跡ボタン83をク
リックすることで表示/消去の切り替えが可能とされて
いる。
【0048】図13はガイド表示ウインドウ82の拡大
図を示す。同図中、表示部85に意味段落単位で指定さ
れた意味段落(指定意味段落)の抜粋文と、これに類似
する意味段落の抜粋文の一部が表示される。ここで、類
似する意味段落とは、指定意味段落の重要語の集合にあ
る重要語と同一の重要語を所定数以上含む意味段落であ
る。この類似する意味段落が複数ある場合には同一の重
要語を最も多く含む意味段落が選択されて表示部85に
表示される。表示部85に表示された抜粋文はボタン8
6a,86bをクリックすることにより上下にスクロー
ルし、また、ボタン87a,87bをクリックすること
により左右にスクロールする。
【0049】また、ガイド表示ウインドウ82には意味
段落移動用のボタン88a,88bと元文書参照ボタン
89が設けられている。意味段落移動用のボタン88a
をクリックすることにより、図14(B)に示す現在表
示中の指定意味段落に対するガイド表示から図14
(A)に示す直前の意味段落が指定意味段落としてガイ
ド表示ウインドウ82に表示される。また、意味段落移
動用のボタン88bをクリックすることにより、図14
(B)に示す現在表示中の指定意味段落に対するガイド
表示から図14(C)に示す直後の意味段落が指定意味
段落としてガイド表示ウインドウ82に表示される。
【0050】元文書参照ボタン89をクリックすると、
図15に示すように、ガイド表示ウインドウ82に現在
表示されている指定意味段落に対応する部分の文書(元
文書)が本文表示ウインドウ80に表示される。これに
よって、ガイド表示から元文書を参照することができ
る。追跡メニュ84にはボタン90a、90bが設けら
れている。図16に示すように、本文表示ウインドウ8
0に表示されている部分に対応する指定意味段落がガイ
ド表示ウインドウ82に表示されているとき、ボタン9
0aをクリックすると、このガイド表示ウインドウ82
の指定意味段落に類似する意味段落のうち上記指定意味
段落より前に存在する類似意味段落の部分を本文表示ウ
インドウ80に表示する。また、ボタン90bをクリッ
クすると、このガイド表示ウインドウ82の指定意味段
落に類似する意味段落のうち上記指定意味段落より後に
存在する類似意味段落の部分を本文表示ウインドウ80
に表示する。
【0051】図17に上記のガイド表示を行うときの操
作の意志決定のフローチャートを示す。ここではX番目
の意味段落を指定意味段落とするガイド表示がガイド表
示ウインドウ82に表示されているものとする。同図
中、ステップS100でX−1番目の意味段落について
ガイド表示したいか否かを判定し、そうであればステッ
プS102でボタン88aをクリックする。そうでなけ
ればステップS104でX+1番目の意味段落について
ガイド表示したいか否かを判定し、そうであればステッ
プS106でボタン88bをクリックする。
【0052】そうでなければステップS108でX番目
の意味段落に対応する部分の文書(元文書)を参照した
いか否かを判定し、そうであればステップS110で元
文書参照ボタン89をクリックする。そうでなければス
テップS112でX番目の意味段落と内容が類似する意
味段落に対応する部分の文書(元文書)を参照したいか
否かを判定し、そうであればステップS114でボタン
86a,86b,87a,87bをクリックしてスクロ
ールを行い、所望の抜粋文を表示させて選択し、参照ボ
タン89をクリックする。
【0053】そうでなければステップS116でX番目
の意味段落と内容が類似する意味段落のうちX番目より
前の意味段落に対応する部分の文書(元文書)を参照し
たいか否かを判定し、そうであればステップS118で
追跡メニュ84を表示し、ボタン90aをクリックす
る。そうでなければステップS120でX番目の意味段
落と内容が類似する意味段落のうちX番目より後の意味
段落に対応する部分の文書(元文書)を参照したいか否
かを判定し、そうであればステップS122で追跡メニ
ュ84を表示し、ボタン90bをクリックする。
【0054】このように、文書をその内容を反映した段
落構造である意味段落に分割し、分割した意味段落毎に
意味段落に含まれる各文章の重要度を算出して重要度の
高い文章を抜粋文として保存し、意味段落単位で表示す
るため、文書の構文解析を必要とせず、抜粋文を得るた
めの統計量が少ないので、小さなシステム規模で、か
つ、短い処理時間で文書理解を支援する抜粋文を表示で
きる。また、表示されている文書に対応する抜粋文を表
示できると共に、表示されている抜粋文に対応する元の
文書を表示でき、必要な情報を元の文書から早急に探し
出すことができる。
【0055】また、文書での出現頻度が高く集中して出
現する度合いである重要度が高い重要語を抽出し、重要
語が連続して出現する領域の先頭及び末尾の文章にポイ
ントを与え、ポイントの合計値が所定値を超えた位置を
意味段落の区切りとすることにより、話題の範囲毎の意
味段落を効率的に見つけることができ、ファイルの区切
りの直後の文章にポイントを与えることにより、複数フ
ァイルで構成された文書での話題の範囲毎の意味段落を
確実に見つけることができ、文書内の見出しの段落の直
後の文章にポイントを与えることにより、話題の範囲毎
の意味段落を確実に簡単に見つけることができ、話題の
転換を促す語で始まる文章にポイントを与えることによ
り、話題の範囲毎の意味段落を確実に簡単に見つけるこ
とができる。
【0056】また、話題のつながりを促す語で始まる文
章のポイントを減じることにより、意味段落ではない部
分が誤って話題の範囲毎の意味段落となることを防止で
き、意味段落の各文章に含まれる重要語についてその語
の重要度を加算して文章の重要度を算出し、この重要度
が大きいものから順に抜粋文として保存するため、話題
の範囲毎の意味段落を見つけるために使った語の重要度
を再度利用して、意味段落の話題の内容を良く表す抜粋
文を効率的に保存でき、意味段落の抜粋文と共に、その
意味段落と類似する意味段落の抜粋文を表示するため、
類似する意味段落の抜粋文を用いて、文書内で類似した
話題に関する部分をまとめて読むことができる。
【0057】なお、ステップS12が意味段落解析手段
に対応し、ステップS14が抜粋文抽出手段に対応し、
ステップS16が抜粋文表示手段に対応する。また、本
文表示ウインドウ80,ガイド表示ウインドウ82,ガ
イドボタン81,追跡ボタン83が対応表示手段に対応
する。また、ステップS26が第1〜第5のポイント手
段に対応する。
【0058】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
対象となる文書を、前記文書の内容を反映した段落構造
である意味段落に分割する意味段落解析手段と、前記文
書を分割した意味段落毎に意味段落に含まれる各文章の
重要度を算出して重要度の高い文章を抜粋文として抽出
する抜粋文抽出手段とを有する。
【0059】このように、文書をその内容を反映した段
落構造である意味段落に分割し、分割した意味段落毎に
意味段落に含まれる各文章の重要度を算出して重要度の
高い文章を抜粋文として抽出し、意味段落単位で表示す
るため、文書の構文解析を必要とせず、抜粋文を得るた
めの統計量が少ないので、小さなシステム規模で、か
つ、短い処理時間で文書理解を支援することができる。
【0060】また、請求項2に記載の発明は、抜粋文を
意味段落単位で表示する抜粋文表示手段を有する。この
ように、抜粋文を意味段落単位で表示することにより、
文書理解を支援する抜粋文を表示できる。また、請求項
3に記載の発明は、抜粋文表示手段で表示された抜粋文
の意味段落に対応する部分の文書を文書表示部に表示さ
せ、前記文書表示部に表示された意味段落に対応する抜
粋文を前記抜粋文表示手段に表示させる対応表示手段を
有する。
【0061】このように、表示されている文書に対応す
る抜粋文を表示できると共に、表示されている抜粋文に
対応する元の文書を表示でき、必要な情報を元の文書か
ら早急に探し出すことができる。また、請求項4に記載
の発明では、意味段落解析手段は、所定の規則に基づい
て文章にポイントを与えるポイント手段と、前記ポイン
ト手段で与えられたポイントの合計値が所定値を超えた
位置を前記意味段落の区切りとする意味段落決定手段と
を有する。
【0062】このように、文章にポイントを与え、ポイ
ントの合計値が所定値を超えた位置を意味段落の区切り
とすることにより、話題の範囲毎の意味段落を効率的に
見つけることができる。また、請求項5に記載の発明で
は、ポイント手段は、前記文書での出現頻度が高く集中
して出現する度合いである重要度が高い重要語を抽出
し、前記重要語が連続して出現する領域の先頭及び末尾
の文章にポイントを与える第1のポイント手段を有す
る。
【0063】このように、文書での出現頻度が高く集中
して出現する度合いである重要度が高い重要語を抽出
し、重要語が連続して出現する領域の先頭及び末尾の文
章にポイントを与えることにより、話題の範囲毎の意味
段落を効率的に見つけることができる。また、請求項6
に記載の発明では、ポイント手段は、複数ファイルで前
記文書が構成されているとき、各ファイルの区切りの直
後の文章にポイントを与える第2のポイント手段を有す
る。
【0064】このように、ファイルの区切りの直後の文
章にポイントを与えることにより、複数ファイルで構成
された文書での話題の範囲毎の意味段落を確実に見つけ
ることができる。また、請求項7に記載の発明では、ポ
イント手段は、前記文書内の見出しの段落の直後の文章
にポイントを与える第3のポイント手段を有する。
【0065】このように、文書内の見出しの段落の直後
の文章にポイントを与えることにより、話題の範囲毎の
意味段落を確実に簡単に見つけることができる。また、
請求項8に記載の発明では、ポイント手段は、前記文書
内の話題の転換を促す語で始まる文章にポイントを与え
る第4のポイント手段を有する。
【0066】このように、話題の転換を促す語で始まる
文章にポイントを与えることにより、話題の範囲毎の意
味段落を確実に簡単に見つけることができる。また、請
求項9に記載の発明では、ポイント手段は、前記文書内
の話題のつながりを促す語で始まる文章のポイントを減
じる第5のポイント手段を有する。
【0067】このように、話題のつながりを促す語で始
まる文章のポイントを減じることにより、意味段落では
ない部分が誤って話題の範囲毎の意味段落となることを
防止できる。また、請求項10に記載の発明では、抜粋
文抽出手段は、前記意味段落の各文章に含まれる重要語
についてその語の重要度を加算して文章の重要度を算出
し、前記文章の重要度が大きいものから順に抜粋文とし
て抽出する。
【0068】このように、意味段落の各文章に含まれる
重要語についてその語の重要度を加算して文章の重要度
を算出し、この重要度が大きいものから順に抜粋文とし
て抽出するため、話題の範囲毎の意味段落を見つけるた
めに使った語の重要度を再度利用して、意味段落の話題
の内容を良く表す抜粋文を効率的に抽出できる。また、
請求項11に記載の発明では、抜粋文表示手段は、任意
の意味段落の抜粋文と共に、その意味段落と類似する意
味段落の抜粋文を表示する。
【0069】このように、意味段落の抜粋文と共に、そ
の意味段落と類似する意味段落の抜粋文を表示するた
め、類似する意味段落の抜粋文を用いて、文書内で類似
した話題に関する部分をまとめて読むことができる。ま
た、請求項12に記載の発明は、コンピュータを、対象
となる文書を、前記文書の内容を反映した段落構造であ
る意味段落に分割する意味段落解析手段と、前記文書を
分割した意味段落毎に意味段落に含まれる各文章の重要
度を算出して重要度の高い文章を抜粋文として抽出する
抜粋文抽出手段と、前記抜粋文を意味段落単位で表示さ
せる抜粋文表示手段として機能させるためのプログラム
を記録している。
【0070】この記録媒体を使用することにより、文書
理解支援機能を持たせることができ、これにより請求項
1記載の発明を実現できる。また、請求項13に記載の
発明は、請求項12記載のプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体において、前記抜粋文を
意味段落単位で表示する抜粋文表示手段として機能させ
るためのプログラムを記録している。
【0071】この記録媒体を使用することにより、文書
理解支援機能を持たせることができ、これにより請求項
2記載の発明を実現できる。また、請求項14に記載の
発明は、請求項13記載のプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体において、前記抜粋文表
示手段で表示された抜粋文の意味段落に対応する部分の
文書を文書表示部に表示させ、前記文書表示部に表示さ
れた意味段落に対応する抜粋文を前記抜粋文表示手段に
表示させる対応表示手段として機能させるためのプログ
ラムを記録している。
【0072】この記録媒体を使用することにより、文書
理解支援機能を持たせることができ、これにより請求項
3記載の発明を実現できる。また、請求項15に記載の
発明は、文書から文章を抜粋して要約文を生成する要約
文生成方法であって、対象となる文書を、前記文書の内
容を反映した段落構造である意味段落に分割し、前記文
書を分割した意味段落毎に意味段落に含まれる各文章の
重要度を算出して重要度の高い文章を抽出する。
【0073】このように、文書をその内容を反映した段
落構造である意味段落に分割し、分割した意味段落毎に
意味段落に含まれる各文章の重要度を算出して重要度の
高い文章を抜粋文として抽出し、意味段落単位で表示す
るため、文書の構文解析を必要とせず、抜粋文を得るた
めの統計量が少ないので、小さなシステム規模で、か
つ、短い処理時間で文書理解を支援することができる。
【0074】また、請求項16に記載の発明は、所定の
規則に基づいて文章にポイントを与え、前記ポイント手
段で与えられたポイントの合計値が所定値を超えた位置
を前記意味段落の区切りとする。このように、文章にポ
イントを与え、ポイントの合計値が所定値を超えた位置
を意味段落の区切りとすることにより、話題の範囲毎の
意味段落を効率的に見つけることができる。
【0075】また、請求項17に記載の発明は、文書で
の出現頻度が高く集中して出現する度合いである重要度
が高い重要語を抽出し、前記重要語が連続して出現する
領域の先頭及び末尾の文章にポイントを与える。このよ
うに、文書での出現頻度が高く集中して出現する度合い
である重要度が高い重要語を抽出し、重要語が連続して
出現する領域の先頭及び末尾の文章にポイントを与える
ことにより、話題の範囲毎の意味段落を効率的に見つけ
ることができる。
【0076】また、請求項18に記載の発明は、文書が
複数ファイルで構成されているとき、各ファイルの区切
りの直後の文章にポイントを与える。このように、ファ
イルの区切りの直後の文章にポイントを与えることによ
り、複数ファイルで構成された文書での話題の範囲毎の
意味段落を確実に見つけることができる。
【0077】また、請求項19に記載の発明は、文書内
の見出しの段落の直後の文章にポイントを与える。この
ように、文書内の見出しの段落の直後の文章にポイント
を与えることにより、話題の範囲毎の意味段落を確実に
簡単に見つけることができる。また、請求項20に記載
の発明は、文書内の話題の転換を促す語で始まる文章に
ポイントを与える。
【0078】このように、話題の転換を促す語で始まる
文章にポイントを与えることにより、話題の範囲毎の意
味段落を確実に簡単に見つけることができる。また、請
求項21に記載の発明は、文書内の話題のつながりを促
す語で始まる文章のポイントを減じる。このように、話
題のつながりを促す語で始まる文章のポイントを減じる
ことにより、意味段落ではない部分が誤って話題の範囲
毎の意味段落となることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文書理解支援装置の一実施例のブロッ
ク図である。
【図2】本発明の文書理解支援装置が実行する文書理解
支援処理の一実施例のフローチャートである。
【図3】意味段落解析ルーチンの一実施例のフローチャ
ートである。
【図4】意味段落の境界を説明するための図である。
【図5】意味段落の境界を説明するための図である。
【図6】意味段落の境界を説明するための図である。
【図7】意味段落の境界を説明するための図である。
【図8】文章毎にポイントを加算蓄積した様子を示す図
である。
【図9】抜粋文作成ルーチンの一実施例のフローチャー
トである。
【図10】抜粋文作成ルーチンを説明するための図であ
る。
【図11】抜粋文作成ルーチンの一実施例のフローチャ
ートである。
【図12】ガイド表示の一実施例を示す図である。
【図13】ガイド表示ウインドウ82の拡大図である。
【図14】意味段落移動用のボタン88a,88bをク
リックしたときのガイド表示を説明するための図であ
る。
【図15】元文書参照ボタン89をクリックしたときの
ガイド表示を説明するための図である。
【図16】追跡メニュ84を説明するための図である。
【図17】ガイド表示を行うときの操作の意志決定のフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 中央処理装置(CPU) 20 入力装置 21 キーボード 22 マウス 23 スキャナ 30 記憶装置 31 RAM 32 ROM 33 ハードディスク装置 34 フレキシブルディスク装置 40 表示装置 50 印刷装置 80 本文表示ウインドウ 81 ガイドボタン 82 ガイド表示ウインドウ 83 追跡ボタン 84 追跡メニュ 85 表示部 86a,86b,87a,87b,90a、90b ボ
タン 88a,88b 意味段落移動用のボタン 89 元文書参照ボタン

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象となる文書を、前記文書の内容を反
    映した段落構造である意味段落に分割する意味段落解析
    手段と、 前記文書を分割した意味段落毎に意味段落に含まれる各
    文章の重要度を算出して重要度の高い文章を抜粋文とし
    て抽出する抜粋文抽出手段とを有することを特徴とする
    文書理解支援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の文書理解支援装置におい
    て、 前記抜粋文を意味段落単位で表示する抜粋文表示手段を
    有することを特徴とする文書理解支援装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の文書理解支援装置におい
    て、 前記抜粋文表示手段で表示された抜粋文の意味段落に対
    応する部分の文書を文書表示部に表示させ、前記文書表
    示部に表示された意味段落に対応する抜粋文を前記抜粋
    文表示手段に表示させる対応表示手段を有することを特
    徴とする文書理解支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の文書理解支援装
    置において、 前記意味段落解析手段は、 所定の規則に基づいて文章にポイントを与えるポイント
    手段と、 前記ポイント手段で与えられたポイントの合計値が所定
    値を超えた位置を前記意味段落の区切りとする意味段落
    決定手段とを有することを特徴とする文書理解支援装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の文書理解支援装置におい
    て、 前記ポイント手段は、 前記文書での出現頻度が高く集中して出現する度合いで
    ある重要度が高い重要語を抽出し、前記重要語が連続し
    て出現する領域の先頭及び末尾の文章にポイントを与え
    る第1のポイント手段を有することを特徴とする文書理
    解支援装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の文書理解支援装置におい
    て、 前記ポイント手段は、 複数ファイルで前記文書が構成されているとき、各ファ
    イルの区切りの直後の文章にポイントを与える第2のポ
    イント手段を有することを特徴とする文書理解支援装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載の文書理解支援装置におい
    て、 前記ポイント手段は、 前記文書内の見出しの段落の直後の文章にポイントを与
    える第3のポイント手段を有することを特徴とする文書
    理解支援装置。
  8. 【請求項8】 請求項4記載の文書理解支援装置におい
    て、 前記ポイント手段は、 前記文書内の話題の転換を促す語で始まる文章にポイン
    トを与える第4のポイント手段を有することを特徴とす
    る文書理解支援装置。
  9. 【請求項9】 請求項4記載の文書理解支援装置におい
    て、 前記ポイント手段は、 前記文書内の話題のつながりを促す語で始まる文章のポ
    イントを減じる第5のポイント手段を有することを特徴
    とする文書理解支援装置。
  10. 【請求項10】 請求項4乃至9のいずれか記載の文書
    理解支援装置において、 前記抜粋文抽出手段は、 前記意味段落の各文章に含まれる重要語についてその語
    の重要度を加算して文章の重要度を算出し、前記文章の
    重要度が大きいものから順に抜粋文として抽出すること
    を特徴とする文書理解支援装置。
  11. 【請求項11】 請求項2乃至10のいずれか記載の文
    書理解支援装置において、 前記抜粋文表示手段は、 任意の意味段落の抜粋文と共に、その意味段落と類似す
    る意味段落の抜粋文を表示することを特徴とする文書理
    解支援装置。
  12. 【請求項12】 コンピュータを、 対象となる文書を、前記文書の内容を反映した段落構造
    である意味段落に分割する意味段落解析手段と、 前記文書を分割した意味段落毎に意味段落に含まれる各
    文章の重要度を算出して重要度の高い文章を抜粋文とし
    て抽出する抜粋文抽出手段と、 前記抜粋文を意味段落単位で表示させる抜粋文表示手段
    と して機能させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 請求項12記載のプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記抜粋文を意味段落単位で表示する抜粋文表示手段と
    して機能させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読み取り可能な記録媒体。
  14. 【請求項14】 請求項13記載のプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 前記抜粋文表示手段で表示された抜粋文の意味段落に対
    応する部分の文書を文書表示部に表示させ、前記文書表
    示部に表示された意味段落に対応する抜粋文を前記抜粋
    文表示手段に表示させる対応表示手段として機能させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  15. 【請求項15】 文書から文章を抜粋して要約文を生成
    する要約文生成方法であって、 対象となる文書を、前記文書の内容を反映した段落構造
    である意味段落に分割し、 前記文書を分割した意味段落毎に意味段落に含まれる各
    文章の重要度を算出して重要度の高い文章を抽出するこ
    とを特徴とする要約文生成方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の要約文生成方法であ
    って、 所定の規則に基づいて文章にポイントを与え、 前記ポイント手段で与えられたポイントの合計値が所定
    値を超えた位置を前記意味段落の区切りとすることを特
    徴とする要約文生成方法。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の要約文生成方法であ
    って、 前記文書での出現頻度が高く集中して出現する度合いで
    ある重要度が高い重要語を抽出し、 前記重要語が連続して出現する領域の先頭及び末尾の文
    章にポイントを与えることを特徴とする要約文生成方
    法。
  18. 【請求項18】 請求項16乃至17のいずれか記載の
    要約文生成方法であって、 前記文書が複数ファイルで構成されているとき、各ファ
    イルの区切りの直後の文章にポイントを与えることを特
    徴とする要約文生成方法。
  19. 【請求項19】 請求項16乃至18のいずれか記載の
    要約文生成方法であって、 前記文書内の見出しの段落の直後の文章にポイントを与
    えることを特徴とする要約文生成方法。
  20. 【請求項20】 請求項16乃至19のいずれか記載の
    要約文生成方法であって、 前記文書内の話題の転換を促す語で始まる文章にポイン
    トを与えることを特徴とする要約文生成方法。
  21. 【請求項21】 請求項16乃至20のいずれか記載の
    要約文生成方法であって、 前記文書内の話題のつながりを促す語で始まる文章のポ
    イントを減じることを特徴とする要約文生成方法。
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