JPH11259836A - 記憶装置、記憶装置のトラック追従サーボの方法および磁気テープ - Google Patents
記憶装置、記憶装置のトラック追従サーボの方法および磁気テープInfo
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- JPH11259836A JPH11259836A JP6246998A JP6246998A JPH11259836A JP H11259836 A JPH11259836 A JP H11259836A JP 6246998 A JP6246998 A JP 6246998A JP 6246998 A JP6246998 A JP 6246998A JP H11259836 A JPH11259836 A JP H11259836A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】サーボのための領域を必要とせず磁気媒体を効
率よく利用可能なトラック追従サーボの方法を提供す
る。 【解決手段】アジマス角が異なる2つのトラック28に
またがって再生可能なサーボ用素子44を設ける。この
サーボ用素子で情報を記録済みのデータトラックのうち
の二つを再生し、その再生信号の振幅から位置誤差信号
を生成して位置決めアクチュエータにフィードバックす
る。
率よく利用可能なトラック追従サーボの方法を提供す
る。 【解決手段】アジマス角が異なる2つのトラック28に
またがって再生可能なサーボ用素子44を設ける。この
サーボ用素子で情報を記録済みのデータトラックのうち
の二つを再生し、その再生信号の振幅から位置誤差信号
を生成して位置決めアクチュエータにフィードバックす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気テープ記憶装
置のような多数の並列トラックに情報を記録再生する記
憶装置に係り、とくに多数の並列トラックにデータ記録
再生素子を位置付けるトラック追従サーボの方法に関す
る。
置のような多数の並列トラックに情報を記録再生する記
憶装置に係り、とくに多数の並列トラックにデータ記録
再生素子を位置付けるトラック追従サーボの方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】記憶装置の記録再生系を構成する際に、
再生素子で情報を再生したときの信号対雑音比を極力高
い値に保つ事が重要な課題である。磁気テープ記憶装置
においては、この観点から、情報を記録再生するトラッ
クの幅に関して記録媒体にできるだけ広いトラック幅で
情報記録を行い、再生時には再生素子の幅を極力広く設
計し、記録されている情報トラックの全幅にわたって再
生できるようにする事が望ましい。しかしながら、実際
の装置では磁気テープの変形や幅寸法の公差などによ
り、磁気テープ上のトラックが記録再生素子の位置と相
対的にずれた状態で通過する現象(以後では蛇行とい
う)があり、このため、既に記録されている隣接トラッ
クにまたがって新しい情報を上書きして隣接情報トラッ
クの信号を劣化させてしまうことが起きる場合があっ
た。また再生時には、隣接トラックの情報の一部にまた
がって再生してしまい、隣接信号が混入して信号対雑音
比が著しく低下してしまう場合があった。このような隣
接トラックの信号の混入による信号対雑音比の低下を軽
減するため、記録再生素子をトラック幅方向に移動させ
る位置決めアクチュエータと、トラック追従サーボ情報
が記録された基準トラックを設け、基準トラックをサー
ボ用再生素子で再生した信号を用いて、記録再生する磁
気ヘッドの位置を基準トラック位置に追従させるトラッ
ク追従サーボが開発された。さらに、再生素子の幅を記
録トラックの幅に対して小さくし、いかなる場合も隣接
するトラックにまたがって情報を再生することがないよ
うに設計していた。トラック追従サーボの方法は例えば
特開平7−78320に示されている。
再生素子で情報を再生したときの信号対雑音比を極力高
い値に保つ事が重要な課題である。磁気テープ記憶装置
においては、この観点から、情報を記録再生するトラッ
クの幅に関して記録媒体にできるだけ広いトラック幅で
情報記録を行い、再生時には再生素子の幅を極力広く設
計し、記録されている情報トラックの全幅にわたって再
生できるようにする事が望ましい。しかしながら、実際
の装置では磁気テープの変形や幅寸法の公差などによ
り、磁気テープ上のトラックが記録再生素子の位置と相
対的にずれた状態で通過する現象(以後では蛇行とい
う)があり、このため、既に記録されている隣接トラッ
クにまたがって新しい情報を上書きして隣接情報トラッ
クの信号を劣化させてしまうことが起きる場合があっ
た。また再生時には、隣接トラックの情報の一部にまた
がって再生してしまい、隣接信号が混入して信号対雑音
比が著しく低下してしまう場合があった。このような隣
接トラックの信号の混入による信号対雑音比の低下を軽
減するため、記録再生素子をトラック幅方向に移動させ
る位置決めアクチュエータと、トラック追従サーボ情報
が記録された基準トラックを設け、基準トラックをサー
ボ用再生素子で再生した信号を用いて、記録再生する磁
気ヘッドの位置を基準トラック位置に追従させるトラッ
ク追従サーボが開発された。さらに、再生素子の幅を記
録トラックの幅に対して小さくし、いかなる場合も隣接
するトラックにまたがって情報を再生することがないよ
うに設計していた。トラック追従サーボの方法は例えば
特開平7−78320に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】トラック追従サーボの
採用により、例えば12.7mm幅の磁気テープ上に1
28個のデータトラックを設けることが可能になり、装
置の記憶容量の飛躍的な増加が可能になった。しかしな
がら、トラック追従サーボにより基準トラック位置に追
従させ得る蛇行の範囲は自ずと限界があり、多少の蛇行
を許容せざるをえない。そのため、いかなる場合も隣接
するトラックにまたがって再生することがないようにす
るためには再生ヘッドの幅を記録トラックの幅に対して
小さくしておく必要があった。また、トラック追従サー
ボの基準トラックのための領域を設ける必要があり、多
数並列トラックになるにしたがい大きな領域を必要と
し、磁気テープ上に実際に情報を記憶可能な領域が狭く
なって磁気テープの利用効率が悪かった。
採用により、例えば12.7mm幅の磁気テープ上に1
28個のデータトラックを設けることが可能になり、装
置の記憶容量の飛躍的な増加が可能になった。しかしな
がら、トラック追従サーボにより基準トラック位置に追
従させ得る蛇行の範囲は自ずと限界があり、多少の蛇行
を許容せざるをえない。そのため、いかなる場合も隣接
するトラックにまたがって再生することがないようにす
るためには再生ヘッドの幅を記録トラックの幅に対して
小さくしておく必要があった。また、トラック追従サー
ボの基準トラックのための領域を設ける必要があり、多
数並列トラックになるにしたがい大きな領域を必要と
し、磁気テープ上に実際に情報を記憶可能な領域が狭く
なって磁気テープの利用効率が悪かった。
【0004】本発明の目的は、多数の並列トラック記録
を行う装置に適した再生素子のトラック幅を記録トラッ
クの幅より広くすることが可能な新規なトラック追従サ
ーボの方法を提供することである。本発明の他の目的
は、トラック追従サーボのための基準トラックの領域を
必要とせず磁気媒体を効率よく利用可能な、高トラック
密度化に適した新規なトラック追従サーボの方法を提供
することである。
を行う装置に適した再生素子のトラック幅を記録トラッ
クの幅より広くすることが可能な新規なトラック追従サ
ーボの方法を提供することである。本発明の他の目的
は、トラック追従サーボのための基準トラックの領域を
必要とせず磁気媒体を効率よく利用可能な、高トラック
密度化に適した新規なトラック追従サーボの方法を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による記録装置では、記憶再生素子に一定の
方位を与えて隣接するトラックでは相互に異なる方位で
記録再生するいわゆるアジマス記録を行う。さらに、記
録再生素子のブロックに第一の方位で記録されたトラッ
クと第二の方位で記録されたトラックにまたがって同時
に再生可能なサーボ用素子を設ける。このサーボ用素子
で情報を記録済みのデータトラックのうちの二つのデー
タトラックを再生し、その再生信号から位置誤差信号を
生成して位置決めアクチュエータにフィードバックし、
位置誤差信号を常に最小に保つトラック追従サーボ制御
系を構成して記録再生を行う。
め、本発明による記録装置では、記憶再生素子に一定の
方位を与えて隣接するトラックでは相互に異なる方位で
記録再生するいわゆるアジマス記録を行う。さらに、記
録再生素子のブロックに第一の方位で記録されたトラッ
クと第二の方位で記録されたトラックにまたがって同時
に再生可能なサーボ用素子を設ける。このサーボ用素子
で情報を記録済みのデータトラックのうちの二つのデー
タトラックを再生し、その再生信号から位置誤差信号を
生成して位置決めアクチュエータにフィードバックし、
位置誤差信号を常に最小に保つトラック追従サーボ制御
系を構成して記録再生を行う。
【0006】周知のように、アジマス記録を行うと再生
素子の方位と異なる方位で記録された信号はアジマス損
失によって減衰して再生される。アジマス損失の大きさ
は、
素子の方位と異なる方位で記録された信号はアジマス損
失によって減衰して再生される。アジマス損失の大きさ
は、
【0007】
【数1】
【0008】で表される。ここで、Wは再生する幅、λ
は記録波長、θは記録時の方位と再生時のア方位の差で
ある。以降では記録時または再生時の方位をアジマス角
と呼ぶ。記録波長に対して適切なアジマス角と再生する
幅を決定することにより、再生素子のアジマス角とは異
なるアジマス角で記録されたトラックからの再生信号は
実質的に他の例えば記録媒体雑音などと同時に扱うこと
が可能である。したがって隣接するトラックにまたがっ
て再生してしまうことがあっても信号対雑音比の著しい
劣化は抑えられるので、再生素子の幅を記録トラックの
幅より大きく設計し、常に記録トラックの全幅を再生す
ることが可能になる。アジマス記録された隣接するデー
タトラックにまたがって両トラッの信号を同時に再生す
るサーボ素子を設けることにより、サーボ再生素子から
得られる信号の大きさは、損失なく再生できるアジマス
角で記録されているトラックの上にサーボ再生素子が載
っている幅、すなわち、2つのトラックの境界線とサー
ボ再生素子の相対的距離に比例する。したがって、サー
ボ再生素子が再生した信号の振幅が一定の値になるよう
に、すなわちサーボ再生素子と他の2つのトラックの境
界線との相対的距離を常に一定に保つように位置決めア
クチュエータを用いてヘッドの位置を逐次制御すること
によって、記録または再生するトラックの位置をすでに
情報を記録済みの他の2つのトラックの境界に追従させ
屡事ができ、磁気テープの蛇行に関わらずトラックと他
のトラックの相対的距離を常に一定の範囲に保つことが
できる。サーボ再生素子が再生するトラックはすでにデ
ータ記録済みのデータトラックで良いのでサーボ用の領
域が不要になり、磁気テープのデータ記憶領域を効率よ
く利用できる。
は記録波長、θは記録時の方位と再生時のア方位の差で
ある。以降では記録時または再生時の方位をアジマス角
と呼ぶ。記録波長に対して適切なアジマス角と再生する
幅を決定することにより、再生素子のアジマス角とは異
なるアジマス角で記録されたトラックからの再生信号は
実質的に他の例えば記録媒体雑音などと同時に扱うこと
が可能である。したがって隣接するトラックにまたがっ
て再生してしまうことがあっても信号対雑音比の著しい
劣化は抑えられるので、再生素子の幅を記録トラックの
幅より大きく設計し、常に記録トラックの全幅を再生す
ることが可能になる。アジマス記録された隣接するデー
タトラックにまたがって両トラッの信号を同時に再生す
るサーボ素子を設けることにより、サーボ再生素子から
得られる信号の大きさは、損失なく再生できるアジマス
角で記録されているトラックの上にサーボ再生素子が載
っている幅、すなわち、2つのトラックの境界線とサー
ボ再生素子の相対的距離に比例する。したがって、サー
ボ再生素子が再生した信号の振幅が一定の値になるよう
に、すなわちサーボ再生素子と他の2つのトラックの境
界線との相対的距離を常に一定に保つように位置決めア
クチュエータを用いてヘッドの位置を逐次制御すること
によって、記録または再生するトラックの位置をすでに
情報を記録済みの他の2つのトラックの境界に追従させ
屡事ができ、磁気テープの蛇行に関わらずトラックと他
のトラックの相対的距離を常に一定の範囲に保つことが
できる。サーボ再生素子が再生するトラックはすでにデ
ータ記録済みのデータトラックで良いのでサーボ用の領
域が不要になり、磁気テープのデータ記憶領域を効率よ
く利用できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図を参照
して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例のブ
ロック図である。本実施例は、幅12.7mmの磁気テ
ープを用い、8チャンネルの記録再生素子を位置決めア
クチュエータによって400個のデータトラックに順次
位置付け、情報記録再生を行う装置に本発明を適用した
ものである。実施例の記録ヘッドのチャンネル数や磁気
テープ上のトラック数、使用する磁気テープの幅などは
一例であって本発明が適用可能な構成を限定するもので
はない。以下、各ブロックの動作を説明する。制御装置
10は、カセットなどに収容された磁気テープ20が装
置に装着されたとき所定のサーボ初期化動作を行うとと
もに、テープリール21の走行制御を行い、上位装置1
1からの指令に基づいて記録再生制御装置12との間で
データの送受を行う。記録再生制御装置12は、制御装
置10からデータを受け取り、記録再生ヘッド40の記
録素子ブロックL43あるいは記録素子ブロックR42
のいずれかを選択して磁気テープ20にデータを記録
し、または記録再生ヘッドの再生素子ブロックにより磁
気テープ上の情報を再生し制御装置10に送る。
して詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例のブ
ロック図である。本実施例は、幅12.7mmの磁気テ
ープを用い、8チャンネルの記録再生素子を位置決めア
クチュエータによって400個のデータトラックに順次
位置付け、情報記録再生を行う装置に本発明を適用した
ものである。実施例の記録ヘッドのチャンネル数や磁気
テープ上のトラック数、使用する磁気テープの幅などは
一例であって本発明が適用可能な構成を限定するもので
はない。以下、各ブロックの動作を説明する。制御装置
10は、カセットなどに収容された磁気テープ20が装
置に装着されたとき所定のサーボ初期化動作を行うとと
もに、テープリール21の走行制御を行い、上位装置1
1からの指令に基づいて記録再生制御装置12との間で
データの送受を行う。記録再生制御装置12は、制御装
置10からデータを受け取り、記録再生ヘッド40の記
録素子ブロックL43あるいは記録素子ブロックR42
のいずれかを選択して磁気テープ20にデータを記録
し、または記録再生ヘッドの再生素子ブロックにより磁
気テープ上の情報を再生し制御装置10に送る。
【0010】本発明に適用する装置では、記録再生ヘッ
ド40は、磁気ギャップが磁気テープ走行方向に垂直な
方向に対して所定の方位を持って相対するように傾けて
記録再生を行う。この方位をアジマス角と呼ぶ。アジマ
ス制御装置50は、隣接するトラックは互いに異なるア
ジマス角を持って記録再生が行われるように、記録再生
ヘッド40のアジマス角を制御する。トラック追従サー
ボ制御装置60は、制御装置10の指令に基づき位置決
めアクチュエータ80を駆動して記録再生ヘッド40を
磁気テープ上の所定のトラックに位置付けるとともに、
サーボ再生素子の信号から位置誤差信号71を生成し、
位置決めアクチュエータ80に加えて、位置誤差信号7
1の大きさがゼロになるように位置決めアクチュエータ
80を制御するトラック追従フィードバック制御系を構
成する。制御装置10、ならびに記録再生制御装置12
の動作は、従来の装置と同じであり、従来と同様の方法
で構成可能である。
ド40は、磁気ギャップが磁気テープ走行方向に垂直な
方向に対して所定の方位を持って相対するように傾けて
記録再生を行う。この方位をアジマス角と呼ぶ。アジマ
ス制御装置50は、隣接するトラックは互いに異なるア
ジマス角を持って記録再生が行われるように、記録再生
ヘッド40のアジマス角を制御する。トラック追従サー
ボ制御装置60は、制御装置10の指令に基づき位置決
めアクチュエータ80を駆動して記録再生ヘッド40を
磁気テープ上の所定のトラックに位置付けるとともに、
サーボ再生素子の信号から位置誤差信号71を生成し、
位置決めアクチュエータ80に加えて、位置誤差信号7
1の大きさがゼロになるように位置決めアクチュエータ
80を制御するトラック追従フィードバック制御系を構
成する。制御装置10、ならびに記録再生制御装置12
の動作は、従来の装置と同じであり、従来と同様の方法
で構成可能である。
【0011】図2は、本実施例に使用可能な磁気テープ
のフォーマットを示した図てある。データ記憶領域21
に先立ってサーボ初期化領域22がある。データ記憶領
域21はテープ幅方向にトラック1から順にトラック4
00までのデータ記憶トラックの領域がある。データ記
憶とトラック領域は、グループA23、グループB2
4、グループC25に三分され、グループA23の末尾
3トラックとグループB24の末尾3トラックには初期
サーボ用擬似データ28が記録されている。本発明によ
るトラック追従サーボは、新たなトラックに対して記録
再生を行う際にその時点で記録済みの他の2つのトラッ
クの境界に追従して記録再生を行う。そのため初期の磁
気テープにはあらかじめ信号を記録したトラックが必要
であり、初期サーボ用擬似データ28が用いられる。初
期サーボ用擬似データ28は、(M+1)個のトラック
(Mは1以上の整数)に通常データトラックに情報を記
録するときのアジマス角制御のルールに従って記録され
ている必要がある。初期サーボ用擬似データ28は、通
常データトラックにデータ列を記録する場合と同様な記
録法で記録した擬似データ列が使用可能であり、特別な
構成の高価なサーボトラック記録システムは必要としな
い。擬似データ列は、例えばランダムデータ列が使用可
能であるが、データではないことが明らかに区別できる
ように特定データ列の繰返しを使用するのが望ましい。
実施例では”1010”繰り返しデータ列を記録した。
サーボ初期化領域22は、初期サーボ用擬似データトラ
ック28と同じデータが記録されたトラックが記録され
ていればよい。このサーボ初期化領域22は後述するよ
うにサーボ再生素子44〜45の校正に使用する。
のフォーマットを示した図てある。データ記憶領域21
に先立ってサーボ初期化領域22がある。データ記憶領
域21はテープ幅方向にトラック1から順にトラック4
00までのデータ記憶トラックの領域がある。データ記
憶とトラック領域は、グループA23、グループB2
4、グループC25に三分され、グループA23の末尾
3トラックとグループB24の末尾3トラックには初期
サーボ用擬似データ28が記録されている。本発明によ
るトラック追従サーボは、新たなトラックに対して記録
再生を行う際にその時点で記録済みの他の2つのトラッ
クの境界に追従して記録再生を行う。そのため初期の磁
気テープにはあらかじめ信号を記録したトラックが必要
であり、初期サーボ用擬似データ28が用いられる。初
期サーボ用擬似データ28は、(M+1)個のトラック
(Mは1以上の整数)に通常データトラックに情報を記
録するときのアジマス角制御のルールに従って記録され
ている必要がある。初期サーボ用擬似データ28は、通
常データトラックにデータ列を記録する場合と同様な記
録法で記録した擬似データ列が使用可能であり、特別な
構成の高価なサーボトラック記録システムは必要としな
い。擬似データ列は、例えばランダムデータ列が使用可
能であるが、データではないことが明らかに区別できる
ように特定データ列の繰返しを使用するのが望ましい。
実施例では”1010”繰り返しデータ列を記録した。
サーボ初期化領域22は、初期サーボ用擬似データトラ
ック28と同じデータが記録されたトラックが記録され
ていればよい。このサーボ初期化領域22は後述するよ
うにサーボ再生素子44〜45の校正に使用する。
【0012】実施例で用いた記録再生ヘッド40は、2
個の記録素子ブロックと1個の再生素子ブロックを接合
して組み立てたものである。それぞれのブロックは8チ
ャネルの記録または再生素子を含む。また、再生素子ブ
ロックにはサーボ用再生素子も組み込まれている。図3
は記録再生ヘッドブロックのデータおよびサーボ素子の
配列を示したものである。再生素子ブロック41を挾む
形で左右に記録素子ブロックR42・L43がある。再
生素子ブロック41は、8チャネルのデータ再生素子
(DRと表記)と2チャネルのトラック追従サーボのた
めのサーボ再生素子44〜45(SU,SLと表記)を
含む。記録素子ブロックは再生素子ブロックの再生素子
に対応する位置に8チャネルのデータ記録素子(DWと
表記)を含む。記録素子ブロックR42と記録素子ブロ
ックL43のデータ記録素子DWは、磁気テープの走行
方向に応じて選択切り替えられる。例えば往路のとき記
録素子ブロックL43の記録素子DWが選択され、復路
のとき記録素子ブロックR42の記録素子DWが選択さ
れ、それぞれのチャンネルの記録素子に対応する位置の
再生素子DRと対になって8トラックを同時に記録再生
する。チャンネル1〜3の素子がトラックグループA2
3、チャンネル4,5の素子がトラックグループB2
4、チャンネル6〜8の素子がトラックグループC25
の領域に対して記録再生を行う。この記録再生ヘッド4
0を、位置決めアクチュエータ80によって磁気テープ
20の幅方向に走査し、それぞれの記録再生素子を磁気
テープ上の所定のトラックに順次位置付けることによっ
て400個のトラックに対して記録再生を行う。本発明
を実施する上ではサーボ再生素子は必ずしも2チャネル
必要ではない。しかし、記録トラックの欠陥やサーボ再
生素子の破損などによって誤った位置誤差信号71が生
成される可能性があり、複数チャネルのサーボ再生素子
を用いて相互の信号を比較しながら位置誤差信号生成を
行う構成にすることが望ましい。
個の記録素子ブロックと1個の再生素子ブロックを接合
して組み立てたものである。それぞれのブロックは8チ
ャネルの記録または再生素子を含む。また、再生素子ブ
ロックにはサーボ用再生素子も組み込まれている。図3
は記録再生ヘッドブロックのデータおよびサーボ素子の
配列を示したものである。再生素子ブロック41を挾む
形で左右に記録素子ブロックR42・L43がある。再
生素子ブロック41は、8チャネルのデータ再生素子
(DRと表記)と2チャネルのトラック追従サーボのた
めのサーボ再生素子44〜45(SU,SLと表記)を
含む。記録素子ブロックは再生素子ブロックの再生素子
に対応する位置に8チャネルのデータ記録素子(DWと
表記)を含む。記録素子ブロックR42と記録素子ブロ
ックL43のデータ記録素子DWは、磁気テープの走行
方向に応じて選択切り替えられる。例えば往路のとき記
録素子ブロックL43の記録素子DWが選択され、復路
のとき記録素子ブロックR42の記録素子DWが選択さ
れ、それぞれのチャンネルの記録素子に対応する位置の
再生素子DRと対になって8トラックを同時に記録再生
する。チャンネル1〜3の素子がトラックグループA2
3、チャンネル4,5の素子がトラックグループB2
4、チャンネル6〜8の素子がトラックグループC25
の領域に対して記録再生を行う。この記録再生ヘッド4
0を、位置決めアクチュエータ80によって磁気テープ
20の幅方向に走査し、それぞれの記録再生素子を磁気
テープ上の所定のトラックに順次位置付けることによっ
て400個のトラックに対して記録再生を行う。本発明
を実施する上ではサーボ再生素子は必ずしも2チャネル
必要ではない。しかし、記録トラックの欠陥やサーボ再
生素子の破損などによって誤った位置誤差信号71が生
成される可能性があり、複数チャネルのサーボ再生素子
を用いて相互の信号を比較しながら位置誤差信号生成を
行う構成にすることが望ましい。
【0013】図4と図5は実施例の装置における記録再
生ヘッドの素子と磁気テープ上のトラックとの関係を示
したものである。図4は、データが何も記録されていな
い初期テープに最初にデータを記録する状態を示してい
る。制御装置の指令によって記録再生ヘッド40のアジ
マス角が第一のアジマス角に設定されて、記録再生素子
が最初にデータが記録されるトラックに位置づけられ、
初期サーボ用擬似データトラック28の第一の境界30
を使ってトラック追従しながら最初のトラック31が記
録される。トラック31の全長にわたって記録されると
記録再生ヘッド40は制御装置10の指令によって隣接
するトラック33に位置づけられ、アジマス角が第二の
角度に切り替えられる。図5は2ステップ目のトラック
33に記録する状態を示している。初期サーボ用擬似デ
ータトラックの第二の境界32を使ってトラック追従し
ながら2ステップ目のトラック33が記録される。以降
はその時点までに記録済みの2つのデータトラックの境
界を使ってトラック追従しながら順次記録され、50ス
テップのトラック移動で400トラックのデータが記録
される。前述したように、記録再生ヘッド素子40は磁
気ギャップが磁気テープ走行方向に垂直な方向に対して
所定のアジマス角をもって相対するように設置する。さ
らに、アジマス制御装置50によって隣接するトラック
は記録再生ヘッドが互いに異なるアジマス角を持って記
録再生が行われるように制御し、奇数番号のトラックを
第一のアジマス角、偶数番号のトラックに対して第二の
アジマス角をもって記録再生を行う。
生ヘッドの素子と磁気テープ上のトラックとの関係を示
したものである。図4は、データが何も記録されていな
い初期テープに最初にデータを記録する状態を示してい
る。制御装置の指令によって記録再生ヘッド40のアジ
マス角が第一のアジマス角に設定されて、記録再生素子
が最初にデータが記録されるトラックに位置づけられ、
初期サーボ用擬似データトラック28の第一の境界30
を使ってトラック追従しながら最初のトラック31が記
録される。トラック31の全長にわたって記録されると
記録再生ヘッド40は制御装置10の指令によって隣接
するトラック33に位置づけられ、アジマス角が第二の
角度に切り替えられる。図5は2ステップ目のトラック
33に記録する状態を示している。初期サーボ用擬似デ
ータトラックの第二の境界32を使ってトラック追従し
ながら2ステップ目のトラック33が記録される。以降
はその時点までに記録済みの2つのデータトラックの境
界を使ってトラック追従しながら順次記録され、50ス
テップのトラック移動で400トラックのデータが記録
される。前述したように、記録再生ヘッド素子40は磁
気ギャップが磁気テープ走行方向に垂直な方向に対して
所定のアジマス角をもって相対するように設置する。さ
らに、アジマス制御装置50によって隣接するトラック
は記録再生ヘッドが互いに異なるアジマス角を持って記
録再生が行われるように制御し、奇数番号のトラックを
第一のアジマス角、偶数番号のトラックに対して第二の
アジマス角をもって記録再生を行う。
【0014】実施例では、第一のアジマス角は+15
度、第二のアジマス角は−15度である。図に示したよ
うに、第一のアジマス角のとき、記録素子ブロックR4
2の記録素子47がデータ再生素子46があるトラック
と同じトラック上に位置し、この記録素子ブロック42
が選択されて再生素子ブロック41と対になって記録ま
たは再生を行う。第二のアジマス角のとき、記録素子ブ
ロックL43の記録素子48がデータ再生素子46があ
るトラックと同じトラック上に位置して、この記録素子
ブロック43が選択されて再生素子と対になって記録ま
たは再生を行うようにそれぞれの素子が配置されてい
る。サーボ再生素子44は、磁気テープ上でデータ再生
素子からP×(M+0.5)の距離の位置にくるように
配置されている(ただし、Pはデータトラックのピッ
チ、Mは1以上の整数)。データ記録再生用の素子の中
心がデータトラックの中心線上にあるとき、サーボ再生
素子44の中心が他の二つのデータトラックの境界線上
に位置することになり、サーボ再生素子44は第一のア
ジマス角で記録された信号と第二のアジマス角で記録さ
れた信号を同時に再生することになる。前述したよう
に、再生素子のアジマス角と異なるアジマス角で記録さ
れた信号はアジマス損失によって減衰して再生される。
したがって、サーボ再生素子44から得られる信号の大
きさは、損失なく再生できるアジマス角で記録されてい
るトラックの上にサーボ再生素子が載っている幅、すな
わち、2つのトラックの境界線とサーボ再生素子の相対
的距離に比例する。本発明はサーボ再生素子44が再生
した信号の振幅が一定の値になるように、すなわちサー
ボ再生素子44とトラックとトラックの境界線との相対
的距離を常に一定に保つように位置決めアクチュエータ
によってヘッドの位置を逐次制御することによって、記
録または再生するトラックの位置を情報を記録済みの2
つのトラックの境界に追従させ、トラックとトラックの
相対的距離を常に一定の範囲に保つ。なお、実施例では
初期サーボ用擬似データの記録が簡単になることからM
=2に設定した。
度、第二のアジマス角は−15度である。図に示したよ
うに、第一のアジマス角のとき、記録素子ブロックR4
2の記録素子47がデータ再生素子46があるトラック
と同じトラック上に位置し、この記録素子ブロック42
が選択されて再生素子ブロック41と対になって記録ま
たは再生を行う。第二のアジマス角のとき、記録素子ブ
ロックL43の記録素子48がデータ再生素子46があ
るトラックと同じトラック上に位置して、この記録素子
ブロック43が選択されて再生素子と対になって記録ま
たは再生を行うようにそれぞれの素子が配置されてい
る。サーボ再生素子44は、磁気テープ上でデータ再生
素子からP×(M+0.5)の距離の位置にくるように
配置されている(ただし、Pはデータトラックのピッ
チ、Mは1以上の整数)。データ記録再生用の素子の中
心がデータトラックの中心線上にあるとき、サーボ再生
素子44の中心が他の二つのデータトラックの境界線上
に位置することになり、サーボ再生素子44は第一のア
ジマス角で記録された信号と第二のアジマス角で記録さ
れた信号を同時に再生することになる。前述したよう
に、再生素子のアジマス角と異なるアジマス角で記録さ
れた信号はアジマス損失によって減衰して再生される。
したがって、サーボ再生素子44から得られる信号の大
きさは、損失なく再生できるアジマス角で記録されてい
るトラックの上にサーボ再生素子が載っている幅、すな
わち、2つのトラックの境界線とサーボ再生素子の相対
的距離に比例する。本発明はサーボ再生素子44が再生
した信号の振幅が一定の値になるように、すなわちサー
ボ再生素子44とトラックとトラックの境界線との相対
的距離を常に一定に保つように位置決めアクチュエータ
によってヘッドの位置を逐次制御することによって、記
録または再生するトラックの位置を情報を記録済みの2
つのトラックの境界に追従させ、トラックとトラックの
相対的距離を常に一定の範囲に保つ。なお、実施例では
初期サーボ用擬似データの記録が簡単になることからM
=2に設定した。
【0015】図6は、実施例のサーボ制御装置60のブ
ロック図と、記録再生ヘッド40に含まれるサーボ再生
素子SL44、サーボ再生素子SU45、位置決めアク
チュエータ80からなるトラック追従フィードバック制
御系を示した図である。サーボ再生素子SL44が再生
した信号をプリアンプ62で増幅しエンベロープ検出部
63に加える。エンベロープ検出部63は入力された信
号の包絡線を抽出して第一の位置信号64を生成し、位
置誤差演算部70と最大値保持部66に加える。サーボ
制御装置67は、サーボ再生素子44がサーボ初期化領
域22にあるとき、制御装置10の指示に応じて位置決
めアクチュエータ80を駆動し、記録再生ヘッド40を
磁気テープ上のトラック幅方向に少なくともトラックピ
ッチ以上の距離を走査すると同時に、最大値保持部66
に最大値を更新する動作をさせる。最大値保持部66の
最大値更新動作はサーボ初期化領域22の終了と同時に
終了し最大値が保持される。この最大値は、制御装置に
よって再び最大値更新が指示されるまで保持され、位置
誤差信号を演算する際の参照値67として位置誤差演算
部70に加える。サーボ再生素子SUの再生信号も同じ
ように処理され第二の位置信号65と第二の参照信号6
8を生成して位置誤差演算部70に加える。位置誤差演
算部70は、2個のサーボ再生素子の信号から生成され
た参照値67と位置信号64、参照信号68と位置信号
65から位置誤差信号71を生成し、フィルタ72によ
って不要な帯域の信号を除きパワーアンプ75に加えて
位置決めアクチュエータ80を駆動する。このとき、2
個のサーボ再生素子から得られたそれぞれの位置誤差信
号64,65の大きさを比較し、著しい相違があった場
合には位置誤差信号71の大きさが正しくない可能性が
高いことを報告する信号をサーボ制御装置を経由して制
御装置に送る。制御装置はこの報告により例えば書き込
みを中止し、新たな場所に移動して再度書き込み処理を
行うなどの処理をさせることが可能になる。位置誤差信
号71は、参照値67,68の1/2の大きさを基準値
とし、位置信号と基準値との差として生成される。な
お、基準値は、記録素子ブロック43,42と再生素子
ブロック41の位置合わせ誤差がある場合には一定のオ
フセット電圧を加えて補正するなど、サーボ再生素子が
トラックの境界上にあることを実質的に示す値であるこ
とが必要である。ここで、参照値67,68は、磁気テ
ープ上の磁化状態やサーボ再生素子の幅に依存する性質
のものである。そのため実施例では、新たに磁気テープ
が装着されるたびに最大値を測定して更新し、その値を
保持して位置誤差信号71を生成する際に参照するよう
にした。磁気テープの磁化状態やサーボ再生素子幅のば
らつきが許容できる範囲であるならば、あらかじめ基準
値を設定しそれを参照して位置誤差信号を生成してもよ
い。
ロック図と、記録再生ヘッド40に含まれるサーボ再生
素子SL44、サーボ再生素子SU45、位置決めアク
チュエータ80からなるトラック追従フィードバック制
御系を示した図である。サーボ再生素子SL44が再生
した信号をプリアンプ62で増幅しエンベロープ検出部
63に加える。エンベロープ検出部63は入力された信
号の包絡線を抽出して第一の位置信号64を生成し、位
置誤差演算部70と最大値保持部66に加える。サーボ
制御装置67は、サーボ再生素子44がサーボ初期化領
域22にあるとき、制御装置10の指示に応じて位置決
めアクチュエータ80を駆動し、記録再生ヘッド40を
磁気テープ上のトラック幅方向に少なくともトラックピ
ッチ以上の距離を走査すると同時に、最大値保持部66
に最大値を更新する動作をさせる。最大値保持部66の
最大値更新動作はサーボ初期化領域22の終了と同時に
終了し最大値が保持される。この最大値は、制御装置に
よって再び最大値更新が指示されるまで保持され、位置
誤差信号を演算する際の参照値67として位置誤差演算
部70に加える。サーボ再生素子SUの再生信号も同じ
ように処理され第二の位置信号65と第二の参照信号6
8を生成して位置誤差演算部70に加える。位置誤差演
算部70は、2個のサーボ再生素子の信号から生成され
た参照値67と位置信号64、参照信号68と位置信号
65から位置誤差信号71を生成し、フィルタ72によ
って不要な帯域の信号を除きパワーアンプ75に加えて
位置決めアクチュエータ80を駆動する。このとき、2
個のサーボ再生素子から得られたそれぞれの位置誤差信
号64,65の大きさを比較し、著しい相違があった場
合には位置誤差信号71の大きさが正しくない可能性が
高いことを報告する信号をサーボ制御装置を経由して制
御装置に送る。制御装置はこの報告により例えば書き込
みを中止し、新たな場所に移動して再度書き込み処理を
行うなどの処理をさせることが可能になる。位置誤差信
号71は、参照値67,68の1/2の大きさを基準値
とし、位置信号と基準値との差として生成される。な
お、基準値は、記録素子ブロック43,42と再生素子
ブロック41の位置合わせ誤差がある場合には一定のオ
フセット電圧を加えて補正するなど、サーボ再生素子が
トラックの境界上にあることを実質的に示す値であるこ
とが必要である。ここで、参照値67,68は、磁気テ
ープ上の磁化状態やサーボ再生素子の幅に依存する性質
のものである。そのため実施例では、新たに磁気テープ
が装着されるたびに最大値を測定して更新し、その値を
保持して位置誤差信号71を生成する際に参照するよう
にした。磁気テープの磁化状態やサーボ再生素子幅のば
らつきが許容できる範囲であるならば、あらかじめ基準
値を設定しそれを参照して位置誤差信号を生成してもよ
い。
【0016】本実施例で説明した記録再生ヘッドの構成
以外の他の構成として、記録素子ブロックを中央にして
再生素子ブロックで挾む構成に変更することも容易であ
る。また、サーボ再生素子を記録素子ブロックに含ませ
ても簡単な変更で本発明が実施可能である。
以外の他の構成として、記録素子ブロックを中央にして
再生素子ブロックで挾む構成に変更することも容易であ
る。また、サーボ再生素子を記録素子ブロックに含ませ
ても簡単な変更で本発明が実施可能である。
【0017】図7は、本発明の第2の実施例のブロック
図を示した図である。第1の実施例と同様、2チャネル
のサーボ再生素子が再生した信号のエンベロープを抽出
し位置信号64,65として位置誤差演算部70に加え
る。位置誤差演算部の出力71の不要な帯域をフィルタ
ーで除きパワーアンプ75に加えて位置決めアクチュエ
ータ80を駆動し、トラック追従フィードバック系を構
成する。位置誤差演算部70は、2つの位置信号の差
(S1−S2)を計算する。
図を示した図である。第1の実施例と同様、2チャネル
のサーボ再生素子が再生した信号のエンベロープを抽出
し位置信号64,65として位置誤差演算部70に加え
る。位置誤差演算部の出力71の不要な帯域をフィルタ
ーで除きパワーアンプ75に加えて位置決めアクチュエ
ータ80を駆動し、トラック追従フィードバック系を構
成する。位置誤差演算部70は、2つの位置信号の差
(S1−S2)を計算する。
【0018】図8は第2の実施例の場合の磁気テープ2
0上でのサーボ再生素子SL44,SU45の配置を示
した図である。磁気テープ上で第一のサーボ再生素子4
4がデータ再生素子46の中心から(M+0.5)の位
置に、第2のサーボ再生素子45がデータ再生素子46
の中心から(M−0.5)の位置にくるようにサーボ再
生素子の配置を設計する。このようにサーボ再生素子を
配置することにより、記録再生ヘッドのトラック幅方向
のずれに対して、一方のサーボ再生信号から得た位置信
号は減少し、他方のサーボ再生素子から得た位置信号は
増加する。また、ずれがないときには、双方のサーボ再
生素子の信号の大きさが等しく、(S1−S2)はゼロ
である。したがって、基準値を得るためにエンベロープ
の最大値を保持するサーボ初期化動作が不要になり、ま
た最大値保持部も不要になり回路の簡略化が可能であ
る。さらに、ずれに対する位置誤差信号71の変化が実
質的に2倍になり、雑音の影響軽減が可能である。
0上でのサーボ再生素子SL44,SU45の配置を示
した図である。磁気テープ上で第一のサーボ再生素子4
4がデータ再生素子46の中心から(M+0.5)の位
置に、第2のサーボ再生素子45がデータ再生素子46
の中心から(M−0.5)の位置にくるようにサーボ再
生素子の配置を設計する。このようにサーボ再生素子を
配置することにより、記録再生ヘッドのトラック幅方向
のずれに対して、一方のサーボ再生信号から得た位置信
号は減少し、他方のサーボ再生素子から得た位置信号は
増加する。また、ずれがないときには、双方のサーボ再
生素子の信号の大きさが等しく、(S1−S2)はゼロ
である。したがって、基準値を得るためにエンベロープ
の最大値を保持するサーボ初期化動作が不要になり、ま
た最大値保持部も不要になり回路の簡略化が可能であ
る。さらに、ずれに対する位置誤差信号71の変化が実
質的に2倍になり、雑音の影響軽減が可能である。
【0019】
【発明の効果】本発明により再生素子のトラック幅を記
録トラックの幅より広くすることができ、かつ多数の並
列トラック記録を行う装置に適したトラック追従サーボ
が可能である。また、トラック追従サーボのための基準
トラックの領域が不要で高トラック密度化が容易なトラ
ック追従サーボが可能である。
録トラックの幅より広くすることができ、かつ多数の並
列トラック記録を行う装置に適したトラック追従サーボ
が可能である。また、トラック追従サーボのための基準
トラックの領域が不要で高トラック密度化が容易なトラ
ック追従サーボが可能である。
【図1】本発明の第一の実施例の構成を示すブロック
図。
図。
【図2】本発明を適用した装置で使用可能な磁気テープ
のフォーマット示す図。
のフォーマット示す図。
【図3】記録再生ヘッドのデータおよびサーボ用素子の
配列を示した図。
配列を示した図。
【図4】記録再生ヘッドのそれぞれの素子と磁気テープ
上のデータトラックとの関係を示した図。
上のデータトラックとの関係を示した図。
【図5】記録再生ヘッドのそれぞれの素子と磁気テープ
上のデータトラックとの関係を示した図。
上のデータトラックとの関係を示した図。
【図6】第一の実施例のサーボ制御装置の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図7】第二の実施例のサーボ制御装置の構成を示すブ
ロック図。
ロック図。
【図8】第二の実施例における記録再生ヘッドのそれぞ
れの素子と磁気テープ上のデータトラックとの関係を示
した図。
れの素子と磁気テープ上のデータトラックとの関係を示
した図。
10…制御装置、 12…記録再生制御装置、 20…磁気テープ、 21…リール、 40…記録再生ヘッド、 50…アジマス制御装置、 60…トラック追従サーボ制御装置、 80…位置決めアクチュエータ、 44,45…サーボ再生素子、 28…初期サーボ用擬似データトラック、 30,32…トラックとトラックの境界線、 31,33…記録トラック、 41…再生素子ブロック、 42…記録素子ブロックR、 43…記録素子ブロックL、 46…データ再生素子、 47…記録素子ブロックRの記録素子、 48…記録素子ブロックLの記録素子、 64,65…位置信号、 71…位置誤差信号。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 弘基 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 阿部 二郎 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 酒井 和夫 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内
Claims (4)
- 【請求項1】並列トラックに記録再生するための記録再
生素子を有し、前記記録再生素子を、隣接するトラック
は互いに異なる方位に制御して記録再生する手段と、サ
ーボ用素子と、前記サーボ用素子の信号から位置誤差信
号を生成する手段と、前記位置誤差信号により前記記録
再生素子およびサーボ用素子を所定のトラックに位置決
めする手段とで構成され、前記サーボ用素子は第一の方
位で記録されたトラックと第二の方位で記録されたトラ
ックとを同時に再生し、該サーボ用素子の再生信号の包
絡線を抽出して前記位置決め手段に位置誤差信号として
フィードバックするトラック追従サーボ制御系を有する
記憶装置。 - 【請求項2】並列トラックに記録再生するための記録再
生素子を有し、前記記録再生素子を隣接するトラックは
互いに異なる方位に制御して記録再生する手段と、サー
ボ用素子と、前記サーボ用素子の信号から位置誤差信号
を生成する手段と、前記位置誤差信号により前記記録再
生素子およびサーボ用素子を所定のトラックに位置決め
する手段とで構成され、前記サーボ用素子をトラックに
位置付けて再生した信号の最大値を保持し、前記サーボ
用素子は第一の方位で記録されたトラックと第二の方位
で記録されたトラックとを同時に再生し、該サーボ用素
子の再生信号の包絡線を抽出して、前記最大値と前記包
絡線信号の差を前記位置決め手段に位置誤差信号として
フィードバックすることを特徴とする記憶装置のトラッ
ク追従サーボの方法。 - 【請求項3】並列トラックに記録再生するための記録再
生素子を有し、前記記録再生素子を隣接するトラックは
互いに異なる方位に制御して記録再生する手段と、第一
のサーボ用素子と、第二のサーボ用素子と、前記第一第
二のサーボ用素子の信号から位置誤差信号を生成する手
段と、前記位置誤差信号により前記記録再生素子および
サーボ用素子を所定のトラックに位置決めする手段とで
構成され、前記第一のサーボ用素子は第一の方位で記録
されたトラックと第二の方位で記録されたトラックとを
同時に再生し、前記第二のサーボ用素子は第一のサーボ
用素子が再生する第一の方位で記録されたトラックから
P×(2n)(Pは磁気テープ上のトラック間距離、n
は全トラック数より小さい整数。)離れた第一の方位で
記録されたトラックとP×(2n−1)離れた第二の方
位で記録されたトラックを同時に再生し、該第一第二の
サーボ用素子の再生信号のそれぞれの包絡線を抽出し
て、前記包絡線信号の差分を位置誤差信号として前記位
置決め手段にフィードバックすることを特徴とする記憶
装置のトラック追従サーボの方法。 - 【請求項4】並列トラックに情報を記憶する磁気記録テ
ープであって、第一の方位で記録された第一のトラック
と、前記第一のトラックに隣接して第二の方位で記録さ
れた第二のトラックと、前記第二のトラックに隣接して
第一の方位で記録されたトラックからなるサーボ領域を
有することを特徴とする磁気テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246998A JPH11259836A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 記憶装置、記憶装置のトラック追従サーボの方法および磁気テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6246998A JPH11259836A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 記憶装置、記憶装置のトラック追従サーボの方法および磁気テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11259836A true JPH11259836A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13201102
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6246998A Pending JPH11259836A (ja) | 1998-03-13 | 1998-03-13 | 記憶装置、記憶装置のトラック追従サーボの方法および磁気テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11259836A (ja) |
-
1998
- 1998-03-13 JP JP6246998A patent/JPH11259836A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A711 | Notification of change in applicant |
Effective date: 20041224 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 |