JPH11260655A - 点火コイル - Google Patents

点火コイル

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Publication number
JPH11260655A
JPH11260655A JP10065190A JP6519098A JPH11260655A JP H11260655 A JPH11260655 A JP H11260655A JP 10065190 A JP10065190 A JP 10065190A JP 6519098 A JP6519098 A JP 6519098A JP H11260655 A JPH11260655 A JP H11260655A
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JP
Japan
Prior art keywords
core
slits
ignition coil
arm
center
Prior art date
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Application number
JP10065190A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriya Okamoto
典也 岡本
Shinichi Amano
伸一 天野
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランス部への入出力線の取り出しを容易に
し、且つエネルギー効率を向上する。 【解決手段】 補助コア12の腕部22とサイドコア1
3とが接触する接触部分を、全てのスリット14の端部
に掛かるように、または全てのスリット14の両側に均
一な離間距離をもって配置し、腕部22同士の間の間隙
において内部のトランス部10からの引き出し線を外部
に引き出すことが容易でありながら、サイドコア13と
磁気接続する腕部22の接続面をスリット14の端部付
近に配置でき、スリット14の端部周辺の強磁束を、サ
イドコア13と腕部22との接続面で分散してこの部分
の磁気飽和の発生を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トランス部の中
心に配されるセンタコアと、トランス部の外周に配され
て同軸方向へ延びるスリットが所定のピッチで平行に並
んで所定個数形成された筒状のサイドコアと、センタコ
アとサイドコアの端部間を磁気的に接続する補助コアと
を備えた点火コイルに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】プラグ
ホール内に挿入される点火コイルの一般的な磁路構成
は、図10及び図11(第1従来技術)のように、中心
部に設置されている棒状のセンタコア1と、このコイル
部2の外周に設置されている筒状のサイドコア3とから
なる開磁路構成のものがある。
【0003】しかし、センタコア1とサイドコア3との
間は、磁気的な接続がされていないため、磁界の漏洩が
大きくなり、一次コイル2aから二次コイル2bへの変
換効率が低いという指摘がある。
【0004】そこで、磁界の漏洩を低減させるための磁
路構成として、図12ないし図15(第2従来技術)の
如く、センタコア1の端部に、サイドコア3の端部(開
口部)の一部に近接するようなセンタコア1の径と同等
幅の補助コア4を形成し、この補助コア4をサイドコア
3の所定位置に対して部分的に密に接触させて閉磁路を
形成するものがある。かかる補助コア4によって、磁路
内から大きな磁路ギャップは存在しなくなり、回路的に
は磁界の漏洩は低減することから、図10及び図11の
ような開磁路構成の第1従来技術より、二次出力が1〜
2割程度改善される。
【0005】特に、小型・高エネルギー化を実施する目
的で、磁路内の一部に希土類磁石を挿入することによっ
てセンタコア1と逆相に磁界を形成する場合、かかる逆
バイアスを利用してエネルギー効率を増加させることが
できるため、第2従来技術では二次エネルギーが理論的
には2〜4割程度増加することになる。
【0006】しかし、かかる例によっても、実測の結果
としては、数値的には25〜35mJ程度で止まり、そ
れ以上の増加は不可能であることがわかっている。これ
については、次のような原因が考えられる。
【0007】一般に、サイドコア3には図14及び図1
5のようなスリット5が形成される。このスリット5
は、サイドコア3を形成する際に板状の素材を円筒状に
湾曲して使用することから、当該板の端部同士を近接す
る位置については必ずスリット5が形成される。このた
め、磁場形成の対称性を考慮して複数のスリット5が形
成されるのである。この場合、発生した磁束の大部分が
隣り合うスリット5同士の間を通ることになる。
【0008】そして、例えば図14のように、補助コア
4とサイドコア3との接続面がスリット5の端部に位置
する場合は、補助コア4の幅がセンタコア1の径と同等
であることから、補助コア4とサイドコア3との接続面
積が小さくなる。このため、補助コア4の端部とサイド
コア3との接続面の周辺領域(図14に網線で示す)、
言い換えれば、スリット5の端部付近Mにおいて磁気飽
和が発生する。このように磁路内に磁気飽和が発生する
と、漏れ磁束が発生し、コイル自体のエネルギー効率が
低下するため、磁路内の一部(例えば補助コア4とセン
タコア1との間)に永久磁石を設置したところで、大幅
な性能の増加は不可能となる。
【0009】また、図15のように、複数のスリット5
が形成されている場合において、補助コア4とサイドコ
ア3との接続面が、スリット5同士の間の中間位置に位
置する場合は、補助コア4の端部とサイドコア3との接
続面の周辺だけでなく、スリット5の端部においても磁
気飽和が(図15に網線で示す)発生する。そうする
と、磁力線がこの飽和領域を越えて形成する際の支障と
なり、補助コア4の配置されていない部分について磁界
が効率よく形成されないという不都合がある。
【0010】このように、図14及び図15のような場
合には、スリット5の端部が磁気飽和することになり、
スリット5の外側に磁束は流れるとはいえ、スリット5
の端部付近Mが磁気的に飽和しているため、エネルギー
効率はかなり制約を受け、回路的には思わしくない。こ
のようなことから、図14及び図15のような磁気回路
は、エネルギー損失が大きなものとなってしまい、永久
磁石による逆バイアスも有効に利用することができない
ことから、二次出力の増加が見込めない。
【0011】なお、サイドコア3に均等な磁界を与える
手段として、特開平3−154311号公報のように円
板状の補助コアを用いる方法があるが、コイル部がコア
に覆われるため、一次コイル2aへの入力線や二次コイ
ル2bへの出力線(図示せず)の取り出しが困難となる
といった別の問題も発生する。
【0012】そこで、この発明の課題は、各コイルへの
入力線及び出力線の取り出しが容易であって、且つエネ
ルギー効率に優れた点火コイルを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、トランス部の中心に配される
センタコアと、前記トランス部の外周に配されて同軸方
向へ延びるスリットが所定のピッチで平行に並んで所定
個数形成された筒状のサイドコアと、前記センタコアと
サイドコアの端部間を磁気的に接続する補助コアとを備
えた点火コイルであって、前記補助コアは、前記センタ
コアに連結されて当該センタコアの径と略同径とされた
中心部と、前記中心部から前記サイドコアに向けて放射
状に形成された複数の腕部とを備え、前記腕部と前記サ
イドコアとが接触する接触部分が、全ての前記スリット
の端部に掛かるように、または全ての前記スリットの端
部の両側に均一な離間距離をもって配置されるようにし
たものである。
【0014】請求項2に記載の発明は、前記腕部の形成
個数は、前記スリットの形成個数と等しく設定され、且
つ、前記腕部の形成ピッチが前記スリットの形成ピッチ
に対応して設定されたものである。
【0015】請求項3に記載の発明は、前記腕部は、前
記スリットの2個以上の一定の形成個数に対応して1個
ずつ形成され、且つ、前記腕部の幅が、当該腕部に対応
付けられた前記2個以上の一定の形成個数のスリット分
の間隔以上に設定されたものである。
【0016】請求項4に記載の発明は、前記腕部の幅
は、前記中心部の径と同寸法以上に設定されたものであ
る。
【0017】請求項5に記載の発明は、前記腕部の幅
は、外側にいくにしたがって漸次大きくなるように形成
されたものである。
【0018】請求項6に記載の発明は、前記腕部は3個
以上に形成されたことを特徴とする点火コイル。
【0019】
【発明の実施の形態】{第1の実施の形態}図1はこの
発明の第1の実施の形態の点火コイルを示す平面図、図
2(A)(B)は同じくその斜視図である。
【0020】この点火コイルは、自動車のエンジン部に
おけるプラグホール内に挿入されるものであって、トラ
ンス部10の中心に配されるセンタコア11と、トラン
ス部10の外周に配される筒状のサイドコア13と、セ
ンタコア11とサイドコア13の端部間を磁気的に接続
する補助コア12とを備え、これらを組み合わせて図示
しないケースに挿入し、それぞれを熱硬化性樹脂等で絶
縁した構造となって使用されるものである。ここで、こ
の実施の形態では、サイドコア13において複数(4
個)のスリット14が同軸方向へ延びるように均等の周
方向に沿ってピッチで離間して形成されていることを前
提とする。
【0021】そして、この点火コイルは、図1及び図2
(A)(B)の如く、センタコア11の端部に形成され
た補助コア12の形状を、センタコア11との接触部分
から放射状に形成しておき、補助コア12とサイドコア
13との接触面が、複数(4個)のスリット14に面
し、あるいは、全てのスリット14の端部の両側に均等
に離間して配置することで、スリット14の端部に発生
する磁場を上記接触部分の周囲に分散して磁気飽和を防
止するとともに、サイドコア13内からの入出力線(引
き出し電線)の取り出しを容易にしたものである。
【0022】そして、補助コア12の平面視形状は、図
1の如く、中心部21からセンタコア11の径(例えば
約9mm)と同寸法またはこれより若干大きい幅で放射
状に一体形成された4個の腕部22を有しており、各腕
部22は互いに90度の角度差を有することで、略十字
型に形成されており、腕部22を含む補助コア12の外
径はサイドコア13の内径(例えば約20mm)と同等
とされて、各腕部22の先端部がサイドコア13に接触
するようになっている。また、各腕部22の厚さは例え
ば約3mm程度に設定されている。
【0023】サイドコア13に形成された複数(4個)
のスリット14は、図2(A)(B)の如く、上述の通
り互いに周方向に沿って一定距離ずつ離間されて配置さ
れており、これに伴って、各腕部22とサイドコア13
との接触部分は、同図(A)のように、サイドコア13
における全てのスリット14の端部の両側に均等な離間
距離を持って配置されているか、あるいは、同図(B)
のように、全てのスリット14の端部に近接するように
なっているかのいずれかの構成を採る。
【0024】この結果、補助コア12の腕部22の形成
個数は、サイドコア13に形成されたスリット14の形
成個数に等しくなっている。
【0025】なお、図2(A)(B)のいずれの構成を
採るかは、作業者の選択により自由であり、センタコア
11と補助コア12で構成された連結体がサイドコア1
3に填め込まれる際に、センタコア11を中心に回転角
度を変更するだけで容易に且つ選択的に配置形成できる
ものである。
【0026】ここで、図2(A)のように、補助コア1
2がサイドコア13における全てのスリット14の端部
の両側に均等な離間距離をもって配置する構造を採る場
合は、スリット14を交差して磁界を形成する必要がな
いことから、スリット14が形成されている部分のサイ
ドコア13の端部付近Mには磁気飽和が発生せず、直接
正常な磁界を形成できる。また、複数の腕部22によ
り、この腕部22とサイドコア13との接触面の面積の
合計を大きく採ることができ、その結果、スリット14
に掛かるサイドコア13の端部に発生していた磁力が緩
和され、磁気飽和が防止されて漏れ磁束等の損失がなく
なる。
【0027】これらの結果、トランス部10内の二次コ
イルへの変換効率が向上し、さらに磁路内の一部(補助
コア12とセンタコア11との間等)に図示しない永久
磁石を挿入することで、逆バイアスによる2次側性能も
向上し、具体的な実験分析の結果、二次エネルギーが5
0mJ以上を得ることが可能となった。
【0028】また、補助コア12の複数の腕部22とサ
イドコア13との間に形成される開口を通じて、容易に
トランス部10(1次コイル及び2次コイル)の入出力
線を取り出すことが可能となる。
【0029】なお、この実施の形態では、サイドコア1
3においてスリット14が4個形成されていることに対
応して、補助コア12の腕部22の個数を4個に設定し
ていたが、上記の利点はスリット14の数が3個以上で
あれば有効になるものである。即ち、このようにスリッ
ト14が3個以上であれば、スリット14が形成されて
いない部分に補助コア12を配置することが困難とな
り、特にスリット14の数が多ければ多いほど、スリッ
ト14と補助コア12との近接は避けられないものとな
り、スリット14の端部に磁気飽和が発生しやすくなる
からであり、かかる場合に、全てのスリット14を跨ぐ
ように、各スリット14の端部の両側に均等な離間距離
を持って配置することで、磁気飽和の問題を解決できる
ものである。具体的には、例えばスリット14が3個の
場合は、図3のように補助コア12の腕部22の個数を
3個とし、あるいは、例えばスリット14が6個の場合
は、図4のように補助コア12の腕部22の個数を6個
とすればよい。
【0030】{第2の実施の形態}図5(A)(B)は
この発明の第2の実施の形態の点火コイルの他の例にお
ける補助コアの平面視形状の一例を示す図である。な
お、図5(A)(B)では第1の実施の形態と同様の機
能を有する要素については同一符号を付している。第1
の実施の形態では、腕部22の幅寸法が一定に設定され
ていたが、この実施形態の点火コイルは、図5の如く、
センタコア11と補助コア12との接続部位の幅は、セ
ンタコア11の径と同等程度またはそれより若干大きい
程度とし、且つ、補助コア12の中心部21(即ちセン
タコア11との連結部位)に比べて、腕部22の先端部
の幅寸法が大きく設定されたものである。この腕部22
の先端部の幅としては、各スリット14同士の離間距離
よりも若干大きい程度に設定される。その結果、腕部2
2の形成個数は、スリット14の形成個数の半分に設定
されることになる。具体的には、図5(A)(B)のよ
うに、スリット14が4個である場合には、腕部22は
2個で済むことになる。
【0031】そして、図5(A)のように、いくつかの
スリット14(14a)については腕部22の先端部が
近接配置されるとともに、その他の全てのスリット14
(14b)については、当該スリット14(14b)と
その隣に位置するスリット14(14a)との中間位置
に腕部22の先端側の端線が配置されるようになってい
る。あるいは、図5(B)のように、全てのスリット1
4について腕部22の先端部が近接配置されるようにし
てもよい。
【0032】これにより、第1の実施の形態と同様に、
スリット14同士の間の間隙において、トランス部10
(1次コイル及び2次コイル)からの入出力線の取り出
しを容易にするとともに、腕部22とサイドコア13と
の接続面(図2(A)(B)参照)における磁気飽和の
発生を防止できる。
【0033】{第3の実施の形態}図6はこの発明の第
3の実施の形態の点火コイルを示す図である。なお、図
6では第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様の
機能を有する要素については同一符号を付している。こ
の実施形態の点火コイルは、センタコア11と補助コア
12との接続部位(中心部21)の幅に比べて、腕部2
2の先端部の幅寸法が大きくなるようにし、即ち、その
幅寸法を隣り合うスリット14同士の離間距離以上に設
定している点で、第2の実施の形態と同様のものである
が、第2の実施の形態のように補助コア12の加工の際
に凹凸の多い形状になると、プレス等の抜き加工におい
ては曲げ等が発生し、また、放電加工等の切抜き加工に
おいては外周が長いため加工時間が長くなる、といっ
た、製造工程上不利な点があることに鑑み、補助コア1
2において鋭角となるような部分や、第1の実施の形態
のように幅細となるような部分(図1及び図2(A)
(B)中における腕部22)が発生しないよう、腕部2
2の輪郭を曲線状(符合23)に形成し、腕部22の先
端部の幅寸法が外側(放射方向)にいくにしたがって漸
次大きくなるようにしたものである。
【0034】このような形状とすることにより、補助コ
ア12とサイドコア13との接触面を幅広く採ること
で、補助コア12の形状に鋭角部分や幅細部分の発生を
防止でき、加工性が向上し、また補助コア12に必要な
機能を損なうことなく、簡素化することができた。
【0035】なお、図7は第3の実施の形態の変形例で
ある。図7の例においては、各腕部22の形状を扇形と
することで、曲線状とせずに、鋭角部分や幅細部分の発
生を防止したものである。かかる形状のものによって
も、同様の効果を得られることは言うまでもない。
【0036】あるいは、図8のように、腕部22の扇形
の形成角度(即ち幅寸法)をできるだけ大きくとったよ
うなものであってもよい。
【0037】なお、図6ないし図8の例では、スリット
14が4個であることに対応して2個の腕部22を形成
して使用した例を示したものであるが、例えばスリット
14が8個設けられている場合には、図9のように、4
個の腕部22を形成して使用すればよい。
【0038】また、これらは全て、2個のスリット14
に対して1個の腕部22を形成した例であるが、例えば
スリット14の数が6個以上の場合において、3個以上
のスリット14に対して1個の腕部22を形成するよう
にしてもよい。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、補助コ
アの腕部とサイドコアとが接触する接触部分を、全ての
スリットの端部に掛かるように、または全てのスリット
の端部の両側に均一な離間距離をもって配置しているの
で、腕部同士の間の間隙において内部のトランス部から
の引き出し線を外部に引き出すことが容易でありなが
ら、サイドコアと磁気接続する腕部の接続面をスリット
の端部付近に配置でき、スリットの端部周辺の強磁束
を、サイドコアと腕部との接続面で分散してこの部分の
磁気飽和の発生を防止できる。
【0040】請求項2に記載の発明によれば、サイドコ
アに設けられるスリットと同等数の腕部を設けること
で、スリット間若しくはスリット周辺に突出部位を設置
できる。それによりサイドコア全体に磁界を与えること
ができる。
【0041】請求項3に記載の発明によれば、腕部を、
スリットの2個以上の一定の形成個数に対して1個ずつ
形成し、且つ、腕部の幅がスリットの2個以上の一定の
形成個数の間隔の合計に略等しく設定しているので、1
個あたりの腕部で2個以上のスリットを跨いで磁界を発
生させることができ、腕部同士の間の間隙において内部
のトランス部からの引き出し線を外部に引き出すことが
容易でありながら、サイドコアと磁気接続する腕部の接
続面が大きくなり、接続面周辺の磁気飽和の発生を防止
できる。
【0042】請求項4に記載の発明によれば、腕部の幅
を中心部の径と同寸法以上に設定することで、腕部とサ
イドコアとの接触面の面積を一定以上に確保でき、強磁
束を有効に分散することができる。
【0043】請求項5に記載の発明によれば、腕部の幅
を、外側にいくにしたがって漸次大きくなるように形成
しているので、腕部の端部を大にする場合に鋭角な部分
が発生しにくい形状となり、強度が増すことから、加工
がしやすくなる。
【0044】請求項5に記載の発明によれば、例えばス
リットが3個以上の場合には、スリットが形成されてい
ない部分に補助コアを配置することが困難となり、特に
スリットの数が多ければ多いほど、スリットと補助コア
との近接は避けられないものとなり、スリットの端部に
磁気飽和が発生しやすくなるが、かかる場合に、全ての
スリットを跨ぐように、または全てのスリットの端部の
両側に均等な離間距離を持って配置することで、磁気飽
和の問題を解決できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る点火コイル
を示す平面図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態に係る点火コイル
を示す斜視図であって、(A)は補助コアの腕部が複数
のスリット同士の間の中間位置に対応して配置された状
態を示す斜視図、(B)は補助コアの腕部が複数のスリ
ットの端部に掛かって配置された状態を示す斜視図であ
る。
【図3】この発明の第1の実施の形態に係る点火コイル
の他の例における補助コアの平面視形状を示す図であ
る。
【図4】この発明の第1の実施の形態に係る点火コイル
の他の例における補助コアの平面視形状を示す図であ
る。
【図5】この発明の第2の実施の形態に係る点火コイル
を示す平面図である。
【図6】この発明の第3の実施の形態に係る点火コイル
の補助コアの平面視形状を示す図である。
【図7】この発明の第3の実施の形態に係る点火コイル
の補助コアの他の例の平面視形状を示す図である。
【図8】この発明の第3の実施の形態に係る点火コイル
の補助コアの他の例の平面視形状を示す図である。
【図9】この発明の第3の実施の形態に係る点火コイル
の補助コアの他の例の平面視形状を示す図である。
【図10】第1従来技術の点火コイルを示す平面図であ
る。
【図11】第1従来技術の点火コイルを示す縦断面図で
ある。
【図12】第2従来技術の点火コイルを示す平面図であ
る。
【図13】第2従来技術の点火コイルを示す縦断面図で
ある。
【図14】第2従来技術の点火コイルを示す斜視図であ
る。
【図15】第2従来技術の点火コイルを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】 10 トランス部 11 センタコア 12 補助コア 13 サイドコア 14 スリット 21 中心部 22 腕部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランス部の中心に配されるセンタコア
    と、前記トランス部の外周に配されて同軸方向へ延びる
    スリットが所定のピッチで平行に並んで所定個数形成さ
    れた筒状のサイドコアと、前記センタコアとサイドコア
    の端部間を磁気的に接続する補助コアとを備えた点火コ
    イルであって、 前記補助コアは、 前記センタコアに連結されて当該センタコアの径と略同
    径とされた中心部と、 前記中心部から前記サイドコアに向けて放射状に形成さ
    れた複数の腕部とを備え、 前記腕部と前記サイドコアとが接触する接触部分が、全
    ての前記スリットの端部に掛かるように、または全ての
    前記スリットの端部の両側に均一な離間距離をもって配
    置されるようにしたことを特徴とする点火コイル。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の点火コイルであって、
    前記腕部の形成個数は、前記スリットの形成個数と等し
    く設定され、且つ、前記腕部の形成ピッチが前記スリッ
    トの形成ピッチに対応して設定されたことを特徴とする
    点火コイル。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の点火コイルであって、
    前記腕部は、前記スリットの2個以上の一定の形成個数
    に対応して1個ずつ形成され、且つ、前記腕部の幅が、
    当該腕部に対応付けられた前記2個以上の一定の形成個
    数のスリット分の間隔以上に設定されたことを特徴とす
    る点火コイル。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の点火コイルであって、
    前記腕部の幅は、前記中心部の径と同寸法以上に設定さ
    れたことを特徴とする点火コイル。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3に記載の点火コ
    イルであって、前記腕部の幅は、外側にいくにしたがっ
    て漸次大きくなるように形成されたことを特徴とする点
    火コイル。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5に記載の点火コ
    イルであって、前記腕部は3個以上に形成されたことを
    特徴とする点火コイル。
JP10065190A 1998-03-16 1998-03-16 点火コイル Pending JPH11260655A (ja)

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