JPH11260905A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH11260905A JPH11260905A JP6110998A JP6110998A JPH11260905A JP H11260905 A JPH11260905 A JP H11260905A JP 6110998 A JP6110998 A JP 6110998A JP 6110998 A JP6110998 A JP 6110998A JP H11260905 A JPH11260905 A JP H11260905A
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Landscapes
- Element Separation (AREA)
- Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
- Formation Of Insulating Films (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 溝分離用の酸化膜の縁部の窪みを低減する。
【解決手段】 パッド酸化膜2と窒化膜3とが形成され
た基板1の素子分離領域に溝21を形成し、この溝21
に素子分離用のシリコン酸化膜5をCVDなどにより形
成する。このシリコン酸化膜5を表面が窒化膜3と面一
になる程度まで硬質の研磨パッドを用いたCMPにより
研磨して平坦化し、次に、軟質な研磨パッドを用いたC
MPにより、シリコン酸化膜5の中央部が縁部よりも低
くなるように加工する。続いて、シリコン窒化膜3をエ
ッチングにより除去し、さらに、パッド酸化膜2を除去
すると共にシリコン酸化膜5が基板1とほぼ面一となる
ようにシリコン酸化膜をエッチングする。
た基板1の素子分離領域に溝21を形成し、この溝21
に素子分離用のシリコン酸化膜5をCVDなどにより形
成する。このシリコン酸化膜5を表面が窒化膜3と面一
になる程度まで硬質の研磨パッドを用いたCMPにより
研磨して平坦化し、次に、軟質な研磨パッドを用いたC
MPにより、シリコン酸化膜5の中央部が縁部よりも低
くなるように加工する。続いて、シリコン窒化膜3をエ
ッチングにより除去し、さらに、パッド酸化膜2を除去
すると共にシリコン酸化膜5が基板1とほぼ面一となる
ようにシリコン酸化膜をエッチングする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、溝分離法を用い
て素子領域間を電気的に分離する半導体装置の製造方法
に関し、特に、マスク材及びその下層のパッド酸化膜を
除去する前に、溝に埋め込まれた酸化膜の縁部を中央付
近より厚く形成し、その後のエッチング処理において、
溝の縁部に窪みが発生することを抑制する方法に関す
る。
て素子領域間を電気的に分離する半導体装置の製造方法
に関し、特に、マスク材及びその下層のパッド酸化膜を
除去する前に、溝に埋め込まれた酸化膜の縁部を中央付
近より厚く形成し、その後のエッチング処理において、
溝の縁部に窪みが発生することを抑制する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置において素子を分離する方法
として、素子分離領域に酸化膜を選択的に形成するLO
COS法と、素子分離領域に溝(トレンチ)を形成し、
溝に絶縁材を埋め込んで分離を行う溝分離法等が知られ
ている。
として、素子分離領域に酸化膜を選択的に形成するLO
COS法と、素子分離領域に溝(トレンチ)を形成し、
溝に絶縁材を埋め込んで分離を行う溝分離法等が知られ
ている。
【0003】LOCOS酸化膜は、素子分離に比較的広
い面積が必要であり、素子分離幅が500nm以下にな
ると、適切に分離できなくなるという問題がある。ま
た、酸化時の体積膨張によりシリコン酸化膜がシリコン
基板面に対して上に凸の形状になってしまい、基板表面
に段差が形成される。このような段差は、後の工程で、
露光むら、異常露光、段切れ等が起こる原因となる。
い面積が必要であり、素子分離幅が500nm以下にな
ると、適切に分離できなくなるという問題がある。ま
た、酸化時の体積膨張によりシリコン酸化膜がシリコン
基板面に対して上に凸の形状になってしまい、基板表面
に段差が形成される。このような段差は、後の工程で、
露光むら、異常露光、段切れ等が起こる原因となる。
【0004】この問題を解決するため、特開平8-213449
号には、シリコン基板に形成された浅い溝内にLOCO
S酸化膜を形成することにより、段差の少ないLOCO
S酸化膜を形成する技術が開示されている。しかし、こ
の技術によっても、素子分離領域が大きな面積となる点
は改善できない。
号には、シリコン基板に形成された浅い溝内にLOCO
S酸化膜を形成することにより、段差の少ないLOCO
S酸化膜を形成する技術が開示されている。しかし、こ
の技術によっても、素子分離領域が大きな面積となる点
は改善できない。
【0005】そこで、近時では、素子分離に溝分離法が
広く使用されている。図7に、溝分離法を用いた半導体
装置の製造工程を示す。この製造工程は、まず、図7
(a)に示すように、シリコン基板1の表面にパッド酸
化膜2とシリコン窒化膜3とを順に形成し、次に、ドラ
イエッチング法によりシリコン窒化膜3とパッド酸化膜
2とシリコン基板1をエッチング除去して溝を形成す
る。レジストを除去した後、溝を埋め込むようにシリコ
ン酸化膜5を形成する。次に、図7(b)に示すように
凸のシリコン酸化膜5を研磨する。
広く使用されている。図7に、溝分離法を用いた半導体
装置の製造工程を示す。この製造工程は、まず、図7
(a)に示すように、シリコン基板1の表面にパッド酸
化膜2とシリコン窒化膜3とを順に形成し、次に、ドラ
イエッチング法によりシリコン窒化膜3とパッド酸化膜
2とシリコン基板1をエッチング除去して溝を形成す
る。レジストを除去した後、溝を埋め込むようにシリコ
ン酸化膜5を形成する。次に、図7(b)に示すように
凸のシリコン酸化膜5を研磨する。
【0006】次に、図7(c)に示すように、シリコン
窒化膜3を除去し、さらにパッド酸化膜2を除去すると
共にシリコン酸化膜5の表面を基板1とほぼ面一に加工
する。この方法で形成される半導体素子は、パッド酸化
膜2を除去するときに、シリコン酸化膜5のエッチング
がシリコン酸化膜5の上面及び側面から進行すること
で、溝とシリコン酸化膜5との境界部分のエッチングが
過剰に進行する。その結果、図7(d)に示すように、
溝端部(溝の周縁部)のシリコン酸化膜5に50nmか
ら100nmの深さの窪み6が生じる。この窪み6によ
り、2つの問題点が生じる。
窒化膜3を除去し、さらにパッド酸化膜2を除去すると
共にシリコン酸化膜5の表面を基板1とほぼ面一に加工
する。この方法で形成される半導体素子は、パッド酸化
膜2を除去するときに、シリコン酸化膜5のエッチング
がシリコン酸化膜5の上面及び側面から進行すること
で、溝とシリコン酸化膜5との境界部分のエッチングが
過剰に進行する。その結果、図7(d)に示すように、
溝端部(溝の周縁部)のシリコン酸化膜5に50nmか
ら100nmの深さの窪み6が生じる。この窪み6によ
り、2つの問題点が生じる。
【0007】第1の問題点は、窪み6の部分に大きい傾
斜角があるため、後工程で、エッチング残りが発生し易
いことである。例えば、図8(a)、(b)に示すよう
に、ゲート酸化膜2’を形成し、ポリシリコン9を堆積
した後、このポリシリコン9をパターニングしてゲート
ラインを形成すると、図9に平面で示すように、窪み6
に残るポリシリコン残沙10により、ゲートラインがシ
ョートする場合ある。
斜角があるため、後工程で、エッチング残りが発生し易
いことである。例えば、図8(a)、(b)に示すよう
に、ゲート酸化膜2’を形成し、ポリシリコン9を堆積
した後、このポリシリコン9をパターニングしてゲート
ラインを形成すると、図9に平面で示すように、窪み6
に残るポリシリコン残沙10により、ゲートラインがシ
ョートする場合ある。
【0008】第2の問題点は、この段差により、後工程
で形成される膜の表面に段差が残り、リソグラフィー時
に露光ずれが起こり易く、近年のリソグラフィーの解像
度の向上に反し、各部の寸法が変動してしまう。
で形成される膜の表面に段差が残り、リソグラフィー時
に露光ずれが起こり易く、近年のリソグラフィーの解像
度の向上に反し、各部の寸法が変動してしまう。
【0009】これらの問題を解決するために、例えば、
特開平8-330410号には、溝の上縁部に窪みを形成し、こ
の窪みに、溝内に埋設されている絶縁材とエッチング比
のとれる絶縁体を埋め込む技術が開示されている。しか
し、この方法では、溝内の絶縁物と異なる材質の絶縁体
を窪み部に埋め込む必要があり、製造工程が増加する。
また、絶縁物と絶縁体のエッチングレートが異なるた
め、後工程で絶縁物が平坦化された際、絶縁体はそのま
ま残り、その表面に凹凸が形成されてしまう。
特開平8-330410号には、溝の上縁部に窪みを形成し、こ
の窪みに、溝内に埋設されている絶縁材とエッチング比
のとれる絶縁体を埋め込む技術が開示されている。しか
し、この方法では、溝内の絶縁物と異なる材質の絶縁体
を窪み部に埋め込む必要があり、製造工程が増加する。
また、絶縁物と絶縁体のエッチングレートが異なるた
め、後工程で絶縁物が平坦化された際、絶縁体はそのま
ま残り、その表面に凹凸が形成されてしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実状に
鑑みてなされたもので、比較的簡単なプロセスで、溝に
埋め込まれた酸化膜の縁部の窪みを低減できる溝分離法
による半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。また、本発明は、面積が小さく且つ段差の少ない素
子分離領域を備える半導体装置を製造する方法を提供す
ることを目的とする。
鑑みてなされたもので、比較的簡単なプロセスで、溝に
埋め込まれた酸化膜の縁部の窪みを低減できる溝分離法
による半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。また、本発明は、面積が小さく且つ段差の少ない素
子分離領域を備える半導体装置を製造する方法を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる半導体装置の製造方法
は、溝分離方式の半導体装置の製造方法において、シリ
コン基板上にパッド酸化膜を形成し、前記パッド酸化膜
上にシリコン窒化膜を形成し、前記シリコン窒化膜、前
記パッド酸化膜、前記シリコン基板の所定領域を順次エ
ッチングして溝を形成し、前記溝にシリコン酸化物を埋
め込み、前記溝に埋め込まれたシリコン酸化物の表面部
を、溝の中央部分より周縁部分が高い所定形状に形成
し、前記シリコン窒化膜をエッチングにより除去し、ウ
エットエッチングにより前記パッド酸化膜を除去すると
共に前記溝に埋め込まれているシリコン酸化物の前記シ
リコン基板上に突出している部分を実質的に除去するこ
とを特徴とする。
め、本発明の第1の観点にかかる半導体装置の製造方法
は、溝分離方式の半導体装置の製造方法において、シリ
コン基板上にパッド酸化膜を形成し、前記パッド酸化膜
上にシリコン窒化膜を形成し、前記シリコン窒化膜、前
記パッド酸化膜、前記シリコン基板の所定領域を順次エ
ッチングして溝を形成し、前記溝にシリコン酸化物を埋
め込み、前記溝に埋め込まれたシリコン酸化物の表面部
を、溝の中央部分より周縁部分が高い所定形状に形成
し、前記シリコン窒化膜をエッチングにより除去し、ウ
エットエッチングにより前記パッド酸化膜を除去すると
共に前記溝に埋め込まれているシリコン酸化物の前記シ
リコン基板上に突出している部分を実質的に除去するこ
とを特徴とする。
【0012】この方法によれば、パッド酸化膜をウエッ
トエッチングにより除去する場合に、溝に埋め込まれた
シリコン酸化物の表面部は、上面からのエッチングと側
面からのエッチングの進行を受けるが、溝に埋め込まれ
たシリコン酸化膜の表面部を、溝の中央部分より周縁部
分が高い所定形状に形成しているため、上面からのエッ
チングの進行をこの縁部の厚みで相殺でき、上面側から
のエッチングはあまり進行しない。従って、従来の窪み
より浅く且つなだらかなものに低減できる。
トエッチングにより除去する場合に、溝に埋め込まれた
シリコン酸化物の表面部は、上面からのエッチングと側
面からのエッチングの進行を受けるが、溝に埋め込まれ
たシリコン酸化膜の表面部を、溝の中央部分より周縁部
分が高い所定形状に形成しているため、上面からのエッ
チングの進行をこの縁部の厚みで相殺でき、上面側から
のエッチングはあまり進行しない。従って、従来の窪み
より浅く且つなだらかなものに低減できる。
【0013】前記シリコン酸化物の表面部の前記所定形
状を、CMP(Chemical Mechanical Polisher)装置を
使用して前記シリコン酸化物の表面部を研磨することに
より形成してもよい。この前記CMPによる研磨の工程
を、例えば2段階に分け、第1段階の研磨で平坦な形状
を形成し、第2段階の研磨で湾曲形状を形成してもよ
い。
状を、CMP(Chemical Mechanical Polisher)装置を
使用して前記シリコン酸化物の表面部を研磨することに
より形成してもよい。この前記CMPによる研磨の工程
を、例えば2段階に分け、第1段階の研磨で平坦な形状
を形成し、第2段階の研磨で湾曲形状を形成してもよ
い。
【0014】この場合、前記第1段階の研磨では、所定
硬度の第1の研磨パッドを使用して前記シリコン窒化膜
及びシリコン酸化物を研磨し、前記第2段階の研磨で
は、前記所定硬度よりも軟質の第2の研磨パッドを使用
して前記シリコン窒化膜及びシリコン酸化物を研磨す
る。硬質の第1段階の研磨は、JISAで90〜100
の硬度、軟質の第2段階の研磨は、JISAで70〜9
0の硬度のものを使用できる。
硬度の第1の研磨パッドを使用して前記シリコン窒化膜
及びシリコン酸化物を研磨し、前記第2段階の研磨で
は、前記所定硬度よりも軟質の第2の研磨パッドを使用
して前記シリコン窒化膜及びシリコン酸化物を研磨す
る。硬質の第1段階の研磨は、JISAで90〜100
の硬度、軟質の第2段階の研磨は、JISAで70〜9
0の硬度のものを使用できる。
【0015】酸化膜用の研磨剤としては、PH10〜1
2程度でシリカを含むものが一般的である。このような
研磨剤を用いた場合、シリコン窒化膜の研磨速度はシリ
コン酸化膜の研磨速度の1/4程度であるため、シリコ
ン窒化膜とシリコン酸化膜の境界部は研磨されにくい
が、シリコン窒化膜の端部から離れた、溝中央付近は研
磨が進行していく。従って、この方法によれば、シリコ
ン酸化膜に湾曲形状を形成することができる。
2程度でシリカを含むものが一般的である。このような
研磨剤を用いた場合、シリコン窒化膜の研磨速度はシリ
コン酸化膜の研磨速度の1/4程度であるため、シリコ
ン窒化膜とシリコン酸化膜の境界部は研磨されにくい
が、シリコン窒化膜の端部から離れた、溝中央付近は研
磨が進行していく。従って、この方法によれば、シリコ
ン酸化膜に湾曲形状を形成することができる。
【0016】前記第2段階の研磨は、前記溝内のシリコ
ン酸化物の表面部で、溝縁部の膜厚と中央部の膜厚の差
が50〜100nm程度になった時点で終了することが
望ましい。
ン酸化物の表面部で、溝縁部の膜厚と中央部の膜厚の差
が50〜100nm程度になった時点で終了することが
望ましい。
【0017】前記シリコン酸化物の表面部の所定形状
を、前記シリコン酸化膜を実質的に平坦に研磨し、次
に、前記シリコン窒化膜をマスクとして、前記溝に埋め
込まれているシリコン酸化膜の表面を、エッチングする
ことにより形成することも可能である。
を、前記シリコン酸化膜を実質的に平坦に研磨し、次
に、前記シリコン窒化膜をマスクとして、前記溝に埋め
込まれているシリコン酸化膜の表面を、エッチングする
ことにより形成することも可能である。
【0018】この方法によれば、溝に埋め込まれている
シリコン酸化膜の表面をエッチングする場合、シリコン
酸化膜とシリコン窒化膜との境界面近傍では、エッチャ
ントの供給が相対的に減少するため、エッチング速度が
減少し、エッチングの進行が遅くなる。そのため、シリ
コン酸化膜の表面に、溝の中央部分より周縁部分が高い
所定形状を形成することができる。
シリコン酸化膜の表面をエッチングする場合、シリコン
酸化膜とシリコン窒化膜との境界面近傍では、エッチャ
ントの供給が相対的に減少するため、エッチング速度が
減少し、エッチングの進行が遅くなる。そのため、シリ
コン酸化膜の表面に、溝の中央部分より周縁部分が高い
所定形状を形成することができる。
【0019】前記溝内にシリコン酸化物を埋め込む工程
は、前記溝の内面を被覆するライナー膜を形成し、該ラ
イナー膜が形成された溝内に、前記シリコン酸化物を埋
め込む工程からなり、前記所定形状を形成する工程は、
前記ライナー膜と前記シリコン酸化物を、前記ライナー
膜のエッチングレートの方が低くなるように、エッチン
グする工程から構成されてもよい。
は、前記溝の内面を被覆するライナー膜を形成し、該ラ
イナー膜が形成された溝内に、前記シリコン酸化物を埋
め込む工程からなり、前記所定形状を形成する工程は、
前記ライナー膜と前記シリコン酸化物を、前記ライナー
膜のエッチングレートの方が低くなるように、エッチン
グする工程から構成されてもよい。
【0020】この方法によれば、溝に埋め込まれたシリ
コン酸化膜の表面をエッチングする場合、ライナー膜の
エッチングレートを低くしたため、ライナー膜のエッチ
ングはシリコン酸化膜のエッチングレートと比較して進
まない。また、シリコン酸化膜とライナー膜との境界面
近傍では、エッチング速度が下がり、シリコン酸化膜の
周縁部のエッチング速度も低下する。このため、ライナ
ー膜とシリコン酸化膜の周縁部が高く、シリコン酸化膜
の中央部が低いという湾曲形状を形成することができ
る。
コン酸化膜の表面をエッチングする場合、ライナー膜の
エッチングレートを低くしたため、ライナー膜のエッチ
ングはシリコン酸化膜のエッチングレートと比較して進
まない。また、シリコン酸化膜とライナー膜との境界面
近傍では、エッチング速度が下がり、シリコン酸化膜の
周縁部のエッチング速度も低下する。このため、ライナ
ー膜とシリコン酸化膜の周縁部が高く、シリコン酸化膜
の中央部が低いという湾曲形状を形成することができ
る。
【0021】前記ライナー膜は、シリコン酸化物から構
成されてもよい。
成されてもよい。
【0022】前記所定形状を形成する工程は、前記溝に
埋め込まれたシリコン酸化物の表面領域の膜質を中央部
と縁部で異ならせる工程と、前記シリコン酸化物の表面
領域を、その膜質に従って、異なるエッチングレートで
エッチングする工程または異なる研磨レートで研磨する
工程とより構成されてもよい。この工程によれば、シリ
コン酸化膜の表面の膜質が異なるため、研磨レートまた
はエッチングレートの違いにより、溝の中央部分より周
縁部分が高い所定形状を形成することができる。前記溝
に埋め込まれたシリコン酸化膜に選択的にイオンを注入
し、不純物濃度の異なる領域を形成することにより、表
面領域の膜質を異ならせてもよい。
埋め込まれたシリコン酸化物の表面領域の膜質を中央部
と縁部で異ならせる工程と、前記シリコン酸化物の表面
領域を、その膜質に従って、異なるエッチングレートで
エッチングする工程または異なる研磨レートで研磨する
工程とより構成されてもよい。この工程によれば、シリ
コン酸化膜の表面の膜質が異なるため、研磨レートまた
はエッチングレートの違いにより、溝の中央部分より周
縁部分が高い所定形状を形成することができる。前記溝
に埋め込まれたシリコン酸化膜に選択的にイオンを注入
し、不純物濃度の異なる領域を形成することにより、表
面領域の膜質を異ならせてもよい。
【0023】本発明の第2の観点にかかる半導体装置の
製造方法は、半導体基体の素子分離領域に溝を形成し、
該半導体基体上に、前記溝を埋めるように絶縁体を堆積
し、該絶縁体をエッチングすることにより、前記溝に分
離用の絶縁体を形成する溝分離方式の半導体装置の製造
方法において、前記エッチングする工程は、前記絶縁体
を、前記溝の中央部よりも溝の縁部が厚くなるように加
工する工程と、加工された絶縁体をエッチングして平坦
化する工程と、を備え、平坦化時の溝縁部での前記絶縁
体の窪みの発生を、前記絶縁体の厚さの差により補償す
る。前記加工する工程は、前記溝の中央部の絶縁体を深
く、縁部を浅く研磨又はエッチングする工程より構成さ
れることを特徴とする。
製造方法は、半導体基体の素子分離領域に溝を形成し、
該半導体基体上に、前記溝を埋めるように絶縁体を堆積
し、該絶縁体をエッチングすることにより、前記溝に分
離用の絶縁体を形成する溝分離方式の半導体装置の製造
方法において、前記エッチングする工程は、前記絶縁体
を、前記溝の中央部よりも溝の縁部が厚くなるように加
工する工程と、加工された絶縁体をエッチングして平坦
化する工程と、を備え、平坦化時の溝縁部での前記絶縁
体の窪みの発生を、前記絶縁体の厚さの差により補償す
る。前記加工する工程は、前記溝の中央部の絶縁体を深
く、縁部を浅く研磨又はエッチングする工程より構成さ
れることを特徴とする。
【0024】この方法によれば、溝の中央部よりも溝の
縁部が厚くなるように溝を埋める絶縁体を加工し、加工
された絶縁体をエッチングして平坦化することにより、
エッチングのときに生じる窪みを、溝の縁部の厚みで抑
制することができる。
縁部が厚くなるように溝を埋める絶縁体を加工し、加工
された絶縁体をエッチングして平坦化することにより、
エッチングのときに生じる窪みを、溝の縁部の厚みで抑
制することができる。
【0025】前記平坦化する工程は、加工された絶縁体
をエッチング液を用いて前記半導体基体の表面と実質的
に面一となるように、ウエットエッチングする工程から
構成されることを特徴とする。この工程によれば、加工
された絶縁体の表面を半導体基体の表面と実質的に面一
にすることができ、面積が小さく且つ段差の少ない素子
分離領域を備える半導体装置を製造することができる。
をエッチング液を用いて前記半導体基体の表面と実質的
に面一となるように、ウエットエッチングする工程から
構成されることを特徴とする。この工程によれば、加工
された絶縁体の表面を半導体基体の表面と実質的に面一
にすることができ、面積が小さく且つ段差の少ない素子
分離領域を備える半導体装置を製造することができる。
【0026】この発明の第3の観点にかかる半導体装置
の製造方法は、前記半導体基体にパッド膜とマスク膜を
形成し、前記マスク膜とパッド膜と半導体基体に溝を形
成し、前記溝を埋めるように絶縁膜を形成し、前記マス
ク膜とパッド膜と前記絶縁膜の不要部分を除去すること
により、前記半導体基体の溝内に分離用の絶縁膜を形成
する工程と、を備える半導体装置の製造方法において、
前記パッド膜の除去前に、前記絶縁膜を、縁部が他の少
なくとも一部の領域よりも厚くなるように加工し、エッ
チングにより、前記パッド膜を除去すると共に加工され
た絶縁体をエッチングして平坦化することを特徴とす
る。
の製造方法は、前記半導体基体にパッド膜とマスク膜を
形成し、前記マスク膜とパッド膜と半導体基体に溝を形
成し、前記溝を埋めるように絶縁膜を形成し、前記マス
ク膜とパッド膜と前記絶縁膜の不要部分を除去すること
により、前記半導体基体の溝内に分離用の絶縁膜を形成
する工程と、を備える半導体装置の製造方法において、
前記パッド膜の除去前に、前記絶縁膜を、縁部が他の少
なくとも一部の領域よりも厚くなるように加工し、エッ
チングにより、前記パッド膜を除去すると共に加工され
た絶縁体をエッチングして平坦化することを特徴とす
る。
【0027】この方法によれば、溝を埋める絶縁膜の縁
部が他の少なくとも一部の領域よりも厚くなるように加
工するので、その縁部の厚みで従来の窪みが生じること
を抑制することができる。
部が他の少なくとも一部の領域よりも厚くなるように加
工するので、その縁部の厚みで従来の窪みが生じること
を抑制することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態にかかる溝
分離法を用いて素子分離を行う半導体装置の製造方法に
ついて、以下図面を参照して説明する。
分離法を用いて素子分離を行う半導体装置の製造方法に
ついて、以下図面を参照して説明する。
【0029】[第1の実施の形態]この発明の半導体装
置の製造方法の第1の実施の形態を図1〜3を参照して
説明する。
置の製造方法の第1の実施の形態を図1〜3を参照して
説明する。
【0030】この製造方法では、まず、図1(a)に示
すシリコン基板1を熱酸化し、図1(b)に示すよう
に、パッド酸化膜2を20nm程度形成し、さらに、パ
ッド酸化膜2上にシリコン窒化膜3を形成する。図1
(c)に示すように、シリコン窒化膜3の所定の領域を
レジスト4で被覆し、このレジスト4をマスクとして、
ドライエッチング法によりシリコン窒化膜3、パッド酸
化膜2、シリコン基板1を順次エッチングし、シリコン
基板1に400nm程度の深さの溝21を形成する。レ
ジスト4を除去した後、図1(d)に示すように、溝2
1を埋め込むように(充填するように)、バイアスCV
D法によりシリコン酸化膜5を、例えば700nm形成
する。
すシリコン基板1を熱酸化し、図1(b)に示すよう
に、パッド酸化膜2を20nm程度形成し、さらに、パ
ッド酸化膜2上にシリコン窒化膜3を形成する。図1
(c)に示すように、シリコン窒化膜3の所定の領域を
レジスト4で被覆し、このレジスト4をマスクとして、
ドライエッチング法によりシリコン窒化膜3、パッド酸
化膜2、シリコン基板1を順次エッチングし、シリコン
基板1に400nm程度の深さの溝21を形成する。レ
ジスト4を除去した後、図1(d)に示すように、溝2
1を埋め込むように(充填するように)、バイアスCV
D法によりシリコン酸化膜5を、例えば700nm形成
する。
【0031】この溝21に埋め込まれたシリコン酸化膜
5が絶縁材となり、半導体素子間を電気的に分離する。
5が絶縁材となり、半導体素子間を電気的に分離する。
【0032】次に、溝21に埋め込まれたシリコン酸化
膜5の表面を、溝縁部が厚く、中央部が薄く(以下、湾
曲形状とよぶ)なるように加工する。
膜5の表面を、溝縁部が厚く、中央部が薄く(以下、湾
曲形状とよぶ)なるように加工する。
【0033】このような湾曲形状を形成するため、この
実施の形態では、硬度の異なる研磨パッドを使用して、
CMP(Chemical Mechanical Polisher)により、2段階
の研磨を行う。
実施の形態では、硬度の異なる研磨パッドを使用して、
CMP(Chemical Mechanical Polisher)により、2段階
の研磨を行う。
【0034】図3に、研磨に使用するCMP装置の構成
を示す。このCMP装置はスピンドル31と、キャリア
32と、研磨パッド33と、プラテン34と、研磨剤投
入部35と、を備える。
を示す。このCMP装置はスピンドル31と、キャリア
32と、研磨パッド33と、プラテン34と、研磨剤投
入部35と、を備える。
【0035】スピンドル31は、加圧機構に接続されて
おり、加圧しながら、研磨対象物を保持しているキャリ
ア32を回転させる。プラテン34は、円盤状の剛体よ
り構成され、研磨パッド33を保持して回転させ、研磨
対象物を研磨する。研磨剤投入部35は、研磨パッド3
3上に研磨剤を投入する。
おり、加圧しながら、研磨対象物を保持しているキャリ
ア32を回転させる。プラテン34は、円盤状の剛体よ
り構成され、研磨パッド33を保持して回転させ、研磨
対象物を研磨する。研磨剤投入部35は、研磨パッド3
3上に研磨剤を投入する。
【0036】まず、第1段階の研磨では、硬質な研磨パ
ッド33を使用し、加圧を200〜700g/cm2、
キャリアの回転数を10〜100rpm、プラテンの回
転数を10〜100rpm、研磨剤の流量を50〜50
0ml/分程度に設定して、キャリア32で図1(d)
に示す状態のシリコン基板1を保持して、シリコン酸化
膜5を研磨し、基板表面を平坦化する。その表面を研磨
する。
ッド33を使用し、加圧を200〜700g/cm2、
キャリアの回転数を10〜100rpm、プラテンの回
転数を10〜100rpm、研磨剤の流量を50〜50
0ml/分程度に設定して、キャリア32で図1(d)
に示す状態のシリコン基板1を保持して、シリコン酸化
膜5を研磨し、基板表面を平坦化する。その表面を研磨
する。
【0037】なお、硬質の研磨パッド33としては、例
えば研磨側にJISAの硬度90〜100の硬質発泡ポ
リウレタンで構成された研磨パッド、下層側に弾性材料
としてJISAの硬度が50〜80で、ポリウレタン含
浸不織布で構成されたパッド等を用いることができる。
えば研磨側にJISAの硬度90〜100の硬質発泡ポ
リウレタンで構成された研磨パッド、下層側に弾性材料
としてJISAの硬度が50〜80で、ポリウレタン含
浸不織布で構成されたパッド等を用いることができる。
【0038】図2(a)に示すように、シリコン窒化膜
3が実質的に露出した(基板全面に渡り露出した)時点
で第1段階の研磨を終了し、第2段階の研磨に移る。
3が実質的に露出した(基板全面に渡り露出した)時点
で第1段階の研磨を終了し、第2段階の研磨に移る。
【0039】この第2段階の研磨では、軟質な研磨パッ
ド33を使用し、加圧を200〜700g/cm2、キ
ャリアの回転数を10〜100rpm、プラテンの回転
数を10〜100rpm、研磨剤の流量を50〜500
ml/分程度に設定して、キャリア32でシリコン基板
1を保持し、図2(a)に示す状態の半導体基板1を保
持して、その表面を研磨する。
ド33を使用し、加圧を200〜700g/cm2、キ
ャリアの回転数を10〜100rpm、プラテンの回転
数を10〜100rpm、研磨剤の流量を50〜500
ml/分程度に設定して、キャリア32でシリコン基板
1を保持し、図2(a)に示す状態の半導体基板1を保
持して、その表面を研磨する。
【0040】なお、軟質の研磨パッド33としては、例
えば、研磨側にJISAの硬度70〜90程度の発泡ポ
リウレタンあるいはポリウレタン含浸不織布で構成され
た研磨パッド、下層側にJISAの硬度が50〜70
で、ポリウレタン含浸不織布で構成されたパッドを積層
したもの等を使用できる。なお、硬度を最適化すれば研
磨パッドを積層ではなく、単層化しても構わない。
えば、研磨側にJISAの硬度70〜90程度の発泡ポ
リウレタンあるいはポリウレタン含浸不織布で構成され
た研磨パッド、下層側にJISAの硬度が50〜70
で、ポリウレタン含浸不織布で構成されたパッドを積層
したもの等を使用できる。なお、硬度を最適化すれば研
磨パッドを積層ではなく、単層化しても構わない。
【0041】一般に、シリコン窒化膜3の研磨速度はシ
リコン酸化膜5の研磨速度の1/4程度と遅い。このた
め、シリコン窒化膜3とシリコン酸化膜5の境界部は研
磨されにくいが、シリコン窒化膜3の端部から離れた、
溝21中央付近は研磨が進行していく。このようにし
て、溝21に埋め込まれたシリコン酸化膜5の表面に図
2(b)に示すような、端部が厚く、中央部が薄い湾曲
形状が形成される。研磨が進み、端部と中央部との膜厚
の差が50〜100nm程度になった時点で、研磨を終
了する。
リコン酸化膜5の研磨速度の1/4程度と遅い。このた
め、シリコン窒化膜3とシリコン酸化膜5の境界部は研
磨されにくいが、シリコン窒化膜3の端部から離れた、
溝21中央付近は研磨が進行していく。このようにし
て、溝21に埋め込まれたシリコン酸化膜5の表面に図
2(b)に示すような、端部が厚く、中央部が薄い湾曲
形状が形成される。研磨が進み、端部と中央部との膜厚
の差が50〜100nm程度になった時点で、研磨を終
了する。
【0042】なお、研磨を終了するタイミングは、例え
ば、第1段階及び第2段階の研磨について、予め実験な
どにより、研磨時間と研磨の進行状況との関係を求めて
おき、所定時間研磨を継続した時点で、研磨を終了すれ
ばよい。
ば、第1段階及び第2段階の研磨について、予め実験な
どにより、研磨時間と研磨の進行状況との関係を求めて
おき、所定時間研磨を継続した時点で、研磨を終了すれ
ばよい。
【0043】次に、図2(c)に示すように、シリコン
窒化膜3をホットリン酸で除去する。その後、図2
(d)に示すように、所定の時間バッファード弗酸で等
方エッチング処理し、パッド酸化膜2を除去すると共に
シリコン酸化膜5の表面を基板1の表面とほぼ面一とし
て、素子分離絶縁膜5を完成する。
窒化膜3をホットリン酸で除去する。その後、図2
(d)に示すように、所定の時間バッファード弗酸で等
方エッチング処理し、パッド酸化膜2を除去すると共に
シリコン酸化膜5の表面を基板1の表面とほぼ面一とし
て、素子分離絶縁膜5を完成する。
【0044】以降の工程は、通常の半導体装置の製造方
法と同様であり、素子分離絶縁膜5により分離された各
領域に適宜半導体素子を形成する。
法と同様であり、素子分離絶縁膜5により分離された各
領域に適宜半導体素子を形成する。
【0045】従来、パッド酸化膜を除去する際に生じて
いたシリコン酸化膜5の周縁部の窪み6は、シリコン酸
化膜5の周縁部上方からのエッチングの進行と、側面か
らのエッチングの進行の相乗効果によるものである。
いたシリコン酸化膜5の周縁部の窪み6は、シリコン酸
化膜5の周縁部上方からのエッチングの進行と、側面か
らのエッチングの進行の相乗効果によるものである。
【0046】この実施の形態によれば、シリコン酸化膜
5の縁部を厚く形成しているので、上面からのエッチン
グの進行を上面の厚さと相殺でき、上面側からのエッチ
ングはあまり進行しない。従って、側面からのエッチン
グによる窪みは形成されるが、従来の窪みより浅く且つ
なだらかなものに低減できる。
5の縁部を厚く形成しているので、上面からのエッチン
グの進行を上面の厚さと相殺でき、上面側からのエッチ
ングはあまり進行しない。従って、側面からのエッチン
グによる窪みは形成されるが、従来の窪みより浅く且つ
なだらかなものに低減できる。
【0047】以上説明したように、この実施の形態の半
導体装置の製造方法は、シリコン酸化膜5の溝21の端
部(縁部)を中央部より厚くするように研磨する。従っ
て、パッド酸化膜2をエッチングする際に、窪み6が下
方に拡大することが抑制され、窪みのサイズを従来より
も小さくできる。
導体装置の製造方法は、シリコン酸化膜5の溝21の端
部(縁部)を中央部より厚くするように研磨する。従っ
て、パッド酸化膜2をエッチングする際に、窪み6が下
方に拡大することが抑制され、窪みのサイズを従来より
も小さくできる。
【0048】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、溝2
1内に充填される絶縁体の材質は任意であり、例えば、
シリコン窒化膜等を使用できる。この場合は、パッド用
の膜を窒化膜とし、その上のマスク層をシリコン酸化膜
等から構成する。また、マスク層(シリコン窒化膜3
等)、溝21、パッド膜の材料、膜厚、形成方法及びエ
ッチング方法等は、任意に変更可能である。
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、溝2
1内に充填される絶縁体の材質は任意であり、例えば、
シリコン窒化膜等を使用できる。この場合は、パッド用
の膜を窒化膜とし、その上のマスク層をシリコン酸化膜
等から構成する。また、マスク層(シリコン窒化膜3
等)、溝21、パッド膜の材料、膜厚、形成方法及びエ
ッチング方法等は、任意に変更可能である。
【0049】[第2の実施の形態]上記第1の実施の形
態においては、研磨により、シリコン酸化膜5の表面に
湾曲形状を形成したが、エッチングにより、湾曲形状を
形成してもよい。この製造方法を第2の実施の形態とし
て図4(a)〜(c)を参照して説明する。
態においては、研磨により、シリコン酸化膜5の表面に
湾曲形状を形成したが、エッチングにより、湾曲形状を
形成してもよい。この製造方法を第2の実施の形態とし
て図4(a)〜(c)を参照して説明する。
【0050】まず、図4(a)に示す状態の半導体装置
のシリコン酸化膜5を平坦化すると共に、シリコン窒化
膜3を露出するために、上記第1の実施の形態と同様に
研磨を行う。シリコン酸化膜5を平坦化したものを図4
(b)に示す。
のシリコン酸化膜5を平坦化すると共に、シリコン窒化
膜3を露出するために、上記第1の実施の形態と同様に
研磨を行う。シリコン酸化膜5を平坦化したものを図4
(b)に示す。
【0051】次に、平坦化されたシリコン酸化膜5を、
研磨ではなく、シリコン窒化膜3をマスクとして、バッ
ファード弗酸等で等方性エッチングを行う。
研磨ではなく、シリコン窒化膜3をマスクとして、バッ
ファード弗酸等で等方性エッチングを行う。
【0052】このエッチングでは、シリコン酸化膜5と
シリコン窒化膜3との界面の近傍で、エッチャントの供
給が相対的に減少し、エッチング速度が他の領域より低
下し、界面の近傍のエッチングの進行がおくれる。この
ため、図4(c)に示すように、溝21を埋め込むシリ
コン酸化膜5の表面に湾曲形状を形成することができ
る。
シリコン窒化膜3との界面の近傍で、エッチャントの供
給が相対的に減少し、エッチング速度が他の領域より低
下し、界面の近傍のエッチングの進行がおくれる。この
ため、図4(c)に示すように、溝21を埋め込むシリ
コン酸化膜5の表面に湾曲形状を形成することができ
る。
【0053】この第2の実施の形態においては、エッチ
ングにより溝21を埋め込むシリコン酸化膜5の表面に
湾曲形状を形成するため、シリコン窒化膜3の膜厚を、
エッチングが進行する分、100〜200nm程度、上
記第1の実施の形態より予め厚くしておく必要がある。
ングにより溝21を埋め込むシリコン酸化膜5の表面に
湾曲形状を形成するため、シリコン窒化膜3の膜厚を、
エッチングが進行する分、100〜200nm程度、上
記第1の実施の形態より予め厚くしておく必要がある。
【0054】[第3の実施の形態]第1の実施の形態に
おいて、溝21を埋めている絶縁膜の構造は任意であ
り、例えば、溝21内面及びシリコン窒化膜3の表面を
被覆するようなライナー膜を形成し、ライナー膜が形成
された溝内に、シリコン酸化物5を埋め込んでもよい。
この製造方法を第3の実施の形態として、図5(a)〜
(c)を参照して説明する。この第3の実施の形態の特
徴は、埋め込み膜よりもライナー膜のエッチングレート
が低いことにある。
おいて、溝21を埋めている絶縁膜の構造は任意であ
り、例えば、溝21内面及びシリコン窒化膜3の表面を
被覆するようなライナー膜を形成し、ライナー膜が形成
された溝内に、シリコン酸化物5を埋め込んでもよい。
この製造方法を第3の実施の形態として、図5(a)〜
(c)を参照して説明する。この第3の実施の形態の特
徴は、埋め込み膜よりもライナー膜のエッチングレート
が低いことにある。
【0055】図5(a)に示すように、溝21内面及び
シリコン窒化膜3の表面を被覆する、例えばHTO膜7
(High Temperture Oxide)を100nm程度形成する。
このHTO膜7は、800℃程度の高温で形成するた
め、弗化水素酸水溶液を含む溶液でエッチングする場合
のエッチングレートが他のCVD法、例えばバイアスC
VD法、常圧CVD法等にて形成されたシリコン酸化膜
5よりも一般的に低い。図5は埋め込み膜としてバイア
スCVD法によるシリコン酸化膜の例を示したが、これ
に限定されるものではない。但し、成膜後に高温の熱処
理を加えるとこれらのCVD法にて形成されたシリコン
酸化膜のエッチングレートは低下し、例えばHTO膜と
は差異が少なくなるので、熱処理を加える場合はこれら
のウェットエッチング処理が終了した後に行うことが望
ましい。
シリコン窒化膜3の表面を被覆する、例えばHTO膜7
(High Temperture Oxide)を100nm程度形成する。
このHTO膜7は、800℃程度の高温で形成するた
め、弗化水素酸水溶液を含む溶液でエッチングする場合
のエッチングレートが他のCVD法、例えばバイアスC
VD法、常圧CVD法等にて形成されたシリコン酸化膜
5よりも一般的に低い。図5は埋め込み膜としてバイア
スCVD法によるシリコン酸化膜の例を示したが、これ
に限定されるものではない。但し、成膜後に高温の熱処
理を加えるとこれらのCVD法にて形成されたシリコン
酸化膜のエッチングレートは低下し、例えばHTO膜と
は差異が少なくなるので、熱処理を加える場合はこれら
のウェットエッチング処理が終了した後に行うことが望
ましい。
【0056】バイアスCVD法によりこのHTO膜7に
被覆された溝21の内面を埋め込むようにシリコン酸化
膜5を例えば600nm形成する。
被覆された溝21の内面を埋め込むようにシリコン酸化
膜5を例えば600nm形成する。
【0057】次に、CMP装置を用いて、シリコン窒化
膜3上に形成されたシリコン酸化膜5とHTO膜7を研
磨し、基板表面を平坦化する。シリコン窒化膜3が実質
的に露出した(基板全面に渡り露出した)時点で研磨を
終了する。
膜3上に形成されたシリコン酸化膜5とHTO膜7を研
磨し、基板表面を平坦化する。シリコン窒化膜3が実質
的に露出した(基板全面に渡り露出した)時点で研磨を
終了する。
【0058】次に第2段階の研磨をするのではなく、第
2の実施の形態と同様にバッファード弗酸等にて等方性
エッチングを行う。HTO膜7のエッチングレートはシ
リコン酸化膜5のエッチングレートより低いため、HT
O膜7のエッチングはシリコン酸化膜5のエッチングと
比較して進まない。また、シリコン酸化膜5とHTO膜
7との境界面の近傍では、エッチング速度が下がり、シ
リコン酸化膜5の周縁部のエッチング速度も低下する。
このため、溝21内の絶縁膜全体としては、図5(b)
に示すように、HTO膜7とシリコン酸化膜5の周縁部
が高く(厚く)、シリコン酸化膜5の中央部が低い(薄
い)という湾曲形状を形成できる。
2の実施の形態と同様にバッファード弗酸等にて等方性
エッチングを行う。HTO膜7のエッチングレートはシ
リコン酸化膜5のエッチングレートより低いため、HT
O膜7のエッチングはシリコン酸化膜5のエッチングと
比較して進まない。また、シリコン酸化膜5とHTO膜
7との境界面の近傍では、エッチング速度が下がり、シ
リコン酸化膜5の周縁部のエッチング速度も低下する。
このため、溝21内の絶縁膜全体としては、図5(b)
に示すように、HTO膜7とシリコン酸化膜5の周縁部
が高く(厚く)、シリコン酸化膜5の中央部が低い(薄
い)という湾曲形状を形成できる。
【0059】次に、図5(c)に示すように、シリコン
窒化膜3を除去し、パッド酸化膜2を弗化水素酸を含む
水溶液で除去する。この場合に、湾曲形状を形成したた
め、湾曲形状の溝縁部の厚みにより従来の窪み6が生じ
ることを抑制できる。
窒化膜3を除去し、パッド酸化膜2を弗化水素酸を含む
水溶液で除去する。この場合に、湾曲形状を形成したた
め、湾曲形状の溝縁部の厚みにより従来の窪み6が生じ
ることを抑制できる。
【0060】この第3の実施の形態では、CMP装置を
用いて第1段階の研磨をし、バッファード弗酸等による
等方性エッチングを行い、溝に埋め込まれたシリコン酸
化膜5の表面に湾曲形状を形成したが、エッチングでは
なく、第2段階の研磨を行ってもよい。この第2段階の
研磨を行うことによって、HTO膜7とシリコン酸化膜
5の周縁部が高く(厚く)、シリコン酸化膜5の中央部
が低い(薄い)という湾曲形状を形成できる。
用いて第1段階の研磨をし、バッファード弗酸等による
等方性エッチングを行い、溝に埋め込まれたシリコン酸
化膜5の表面に湾曲形状を形成したが、エッチングでは
なく、第2段階の研磨を行ってもよい。この第2段階の
研磨を行うことによって、HTO膜7とシリコン酸化膜
5の周縁部が高く(厚く)、シリコン酸化膜5の中央部
が低い(薄い)という湾曲形状を形成できる。
【0061】なお、この第3の実施の形態は、ライナー
膜として、溝21を埋め込む膜とは異なるHTO膜7を
使用したが、例えば、溝21を埋め込む膜と同一種の膜
をライナー膜として薄く成膜し、高温でアニールし、そ
の後、更に溝21全体を埋め込み、膜質に差異をつけて
もよい。
膜として、溝21を埋め込む膜とは異なるHTO膜7を
使用したが、例えば、溝21を埋め込む膜と同一種の膜
をライナー膜として薄く成膜し、高温でアニールし、そ
の後、更に溝21全体を埋め込み、膜質に差異をつけて
もよい。
【0062】[第4の実施の形態]絶縁膜の膜質を中央
部と縁部で変えることにより、研磨レートやエッチング
レートを異ならせ、研磨やエッチングにより湾曲形状を
形成してもよい。
部と縁部で変えることにより、研磨レートやエッチング
レートを異ならせ、研磨やエッチングにより湾曲形状を
形成してもよい。
【0063】絶縁膜の膜質は、例えば、イオンを注入
し、イオン濃度を制御することにより、変更することが
可能である。
し、イオン濃度を制御することにより、変更することが
可能である。
【0064】そこで、この実施の形態では、バイアスC
VD法等によりシリコン酸化膜5を形成した後、イオン
を選択的に注入し、図6(a)に示すように、シリコン
酸化膜5の表面領域にイオン濃度の異なる領域8a、8
bを形成する。
VD法等によりシリコン酸化膜5を形成した後、イオン
を選択的に注入し、図6(a)に示すように、シリコン
酸化膜5の表面領域にイオン濃度の異なる領域8a、8
bを形成する。
【0065】イオン注入は、例えば、リンのイオンを、
注入角度を45度以下、ドーズ量を10E15/cm3
程度、注入エネルギーを100〜300KeVで、基板
を回転させながら注入する。この注入方法によれば、バ
イアスCVD膜の傾斜角がほぼ45度であるため、シリ
コン酸化膜5の肩の部分がマスクとして機能し、溝21
の縁部よりも中心部に多量のイオンが注入される。その
ため、溝21の縁部近傍のイオン濃度は溝21中央付近
のイオン濃度の半分以下となる。
注入角度を45度以下、ドーズ量を10E15/cm3
程度、注入エネルギーを100〜300KeVで、基板
を回転させながら注入する。この注入方法によれば、バ
イアスCVD膜の傾斜角がほぼ45度であるため、シリ
コン酸化膜5の肩の部分がマスクとして機能し、溝21
の縁部よりも中心部に多量のイオンが注入される。その
ため、溝21の縁部近傍のイオン濃度は溝21中央付近
のイオン濃度の半分以下となる。
【0066】例えば、200KeVで10E15/cm
3程度のリンを回転斜め注入すると、表面から約200
nmの深さの領域に最大濃度領域が形成される。このと
きの溝の中央付近でのイオン濃度は、1.2E20at
oms/cm3程度となる。
3程度のリンを回転斜め注入すると、表面から約200
nmの深さの領域に最大濃度領域が形成される。このと
きの溝の中央付近でのイオン濃度は、1.2E20at
oms/cm3程度となる。
【0067】イオン注入後、シリコン窒化膜3が露出す
る程度まで、CMP装置などを用いて、図6(b)に示
すようにシリコン酸化膜5の表面を研磨する。この際、
イオン濃度の差により、溝21の縁部よりも中心部で研
磨レートが高くなり、研磨により、シリコン酸化膜5の
表面領域に湾曲形状が形成される。
る程度まで、CMP装置などを用いて、図6(b)に示
すようにシリコン酸化膜5の表面を研磨する。この際、
イオン濃度の差により、溝21の縁部よりも中心部で研
磨レートが高くなり、研磨により、シリコン酸化膜5の
表面領域に湾曲形状が形成される。
【0068】また、イオン注入後、図6(b)に示すよ
うにシリコン酸化膜5の表面を研磨した後、イオン濃度
が高いほどエッチングレートの高くなるエッチング液を
使用して、シリコン酸化膜5の表面領域をエッチングす
ることにより、シリコン酸化膜5の表面領域に湾曲形状
を形成することができる。
うにシリコン酸化膜5の表面を研磨した後、イオン濃度
が高いほどエッチングレートの高くなるエッチング液を
使用して、シリコン酸化膜5の表面領域をエッチングす
ることにより、シリコン酸化膜5の表面領域に湾曲形状
を形成することができる。
【0069】なお、注入されるイオン、注入条件など
は、上述の例に限定されず任意である。
は、上述の例に限定されず任意である。
【0070】[第5の実施の形態]第1の実施の形態に
おいては、CMP装置を用いて、シリコン窒化膜3が基
板全面に露出するまで第1段階の研磨を行ったが、シリ
コン窒化膜が露出する前に第1段階の研磨を終了し、第
2段階の研磨に切り替えてもよい。この場合には、シリ
コン窒化膜3が露出した後、溝21の端部と中央部とで
の膜厚差が50〜100nm程度になるまで、更に研磨
する。
おいては、CMP装置を用いて、シリコン窒化膜3が基
板全面に露出するまで第1段階の研磨を行ったが、シリ
コン窒化膜が露出する前に第1段階の研磨を終了し、第
2段階の研磨に切り替えてもよい。この場合には、シリ
コン窒化膜3が露出した後、溝21の端部と中央部とで
の膜厚差が50〜100nm程度になるまで、更に研磨
する。
【0071】シリコン窒化膜3の研磨速度はシリコン酸
化膜5の研磨速度より遅いため、研磨を継続していくと
パターンの密集部と疎の部分とで研磨速度が著しく異な
ってくる。しかし、パターンの密集部と疎の部分が存在
するこの領域を軟質のパッドで研磨するため、このパタ
ーン依存性が生じにくくなる。したがって、パターンの
粗密による膜厚の差が第1の実施の形態よりも改善され
る。
化膜5の研磨速度より遅いため、研磨を継続していくと
パターンの密集部と疎の部分とで研磨速度が著しく異な
ってくる。しかし、パターンの密集部と疎の部分が存在
するこの領域を軟質のパッドで研磨するため、このパタ
ーン依存性が生じにくくなる。したがって、パターンの
粗密による膜厚の差が第1の実施の形態よりも改善され
る。
【0072】以上説明したように、この発明の第1〜5
の実施の形態によれば、溝に埋設されたシリコン酸化膜
の表面の周縁部が中央部分より厚くなるように、その表
面を湾曲状に加工しているので、その後、パッド酸化膜
をエッチングで除去する際に、シリコン酸化膜と溝の界
面近傍に形成される窪みを浅く且つ小さくすることがで
きる。また、それにより、表面の段差が小さくなり、後
工程での、エッチング残りなどを防止することができ
る。
の実施の形態によれば、溝に埋設されたシリコン酸化膜
の表面の周縁部が中央部分より厚くなるように、その表
面を湾曲状に加工しているので、その後、パッド酸化膜
をエッチングで除去する際に、シリコン酸化膜と溝の界
面近傍に形成される窪みを浅く且つ小さくすることがで
きる。また、それにより、表面の段差が小さくなり、後
工程での、エッチング残りなどを防止することができ
る。
【0073】なお、この発明は上記実施の形態に限定さ
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記
実施の形態では、この発明を素子分離用の絶縁膜の形成
に適用したが、この発明はこれに限定されず、基板に形
成された各種の溝に絶縁膜を埋設し、その表面を平坦化
する場合に適用できる。絶縁膜の表面部を湾曲形状に加
工する方法は、上記実施の形態で明示した例に限定され
ず、他の任意の方法を使用可能である。
れず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、上記
実施の形態では、この発明を素子分離用の絶縁膜の形成
に適用したが、この発明はこれに限定されず、基板に形
成された各種の溝に絶縁膜を埋設し、その表面を平坦化
する場合に適用できる。絶縁膜の表面部を湾曲形状に加
工する方法は、上記実施の形態で明示した例に限定され
ず、他の任意の方法を使用可能である。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように、この発明により、
比較的簡単なプロセスで、溝に埋め込まれた酸化膜の縁
部の窪みを低減できる溝分離法による半導体装置の製造
方法を提供することができる。また、狭く且つ段差の少
ない素子分離領域を備える半導体装置の製造方法を提供
することができる。
比較的簡単なプロセスで、溝に埋め込まれた酸化膜の縁
部の窪みを低減できる溝分離法による半導体装置の製造
方法を提供することができる。また、狭く且つ段差の少
ない素子分離領域を備える半導体装置の製造方法を提供
することができる。
【図1】溝分離法による半導体装置の製造方法の工程を
示す図である。
示す図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態における半導体装
置の製造方法の工程を示す図である。
置の製造方法の工程を示す図である。
【図3】CMP装置の概略を示す図である。
【図4】この発明の第2の実施の形態における半導体装
置の製造方法の工程を示す図である。
置の製造方法の工程を示す図である。
【図5】この発明の第3の実施の形態における半導体装
置の製造方法の工程を示す図である。
置の製造方法の工程を示す図である。
【図6】この発明の第4の実施の形態における半導体装
置の製造方法の工程を示す図である。
置の製造方法の工程を示す図である。
【図7】従来の半導体装置の製造方法の工程を示す図で
ある。
ある。
【図8】MOSFETを持つ溝分離素子の窪み部分を示
す図である。
す図である。
【図9】ゲートライン形成後の基板表面の上面図であ
る。
る。
1 シリコン基板 2 パッド酸化膜 3 シリコン窒化膜 4 レジスト 5 シリコン酸化膜 6 窪み 7 HTO膜 8a リン高濃度領域 8b リン低濃度領域 9 ポリシリコン 10 ポリシリコン残沙 21 溝 31 スピンドル 32 キャリア 33 研磨パッド 34 プラテン 35 研磨剤投入部
Claims (15)
- 【請求項1】溝分離方式の半導体装置の製造方法におい
て、 シリコン基板上にパッド酸化膜を形成し、 前記パッド酸化膜上にシリコン窒化膜を形成し、 前記シリコン窒化膜、前記パッド酸化膜、前記シリコン
基板の所定領域を順次エッチングして溝を形成し、 前記溝にシリコン酸化物を埋め込み、 前記溝に埋め込まれたシリコン酸化物の表面部を、溝の
中央部分より周縁部分が高い所定形状に形成し、 前記シリコン窒化膜をエッチングにより除去し、 ウエットエッチングにより前記パッド酸化膜を除去する
と共に前記溝に埋め込まれているシリコン酸化物の前記
シリコン基板上に突出している部分を実質的に除去す
る、 ことを特徴とする、半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】前記シリコン酸化物の表面部の前記所定形
状を、CMP(Chemical Mechanical Polisher)装置を
使用して前記シリコン酸化物の表面部を研磨することに
より形成する、 ことを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項3】前記CMPによる研磨の工程を2段階に分
け、 第1段階の研磨で平坦な形状を形成し、 第2段階の研磨で湾曲形状を形成する、 ことを特徴とする、請求項2に記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項4】前記第1段階の研磨では、所定硬度の第1
の研磨パッドを使用して前記シリコン窒化膜及びシリコ
ン酸化物を研磨し、 前記第2段階の研磨では、前記所定硬度よりも軟質の第
2の研磨パッドを使用して前記シリコン窒化膜及びシリ
コン酸化物を研磨する、ことを特徴とする、請求項3に
記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】前記第1段階の研磨では、JISAで90
〜100の硬度をもつ第1の研磨パッドを使用し、 前記第2段階の研磨では、JISAで70〜90の硬度
をもつ第2の研磨パッドを使用する、 ことを特徴とする、請求項3に記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項6】前記第2段階の研磨を、前記溝内のシリコ
ン酸化物の表面部で、溝縁部の膜厚と中央部の膜厚の差
が50〜100nm程度になった時点で終了する、 ことを特徴とする、請求項3、4又は5に記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項7】前記絶縁物の表面部の所定形状を、 CMP装置を用いて前記絶縁体を実質的に平坦に研磨
し、 前記シリコン窒化膜をマスクとして、前記溝に埋め込ま
れているシリコン酸化膜の表面を、エッチングすること
により形成する、 ことを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項8】前記溝内にシリコン酸化物を埋め込む工程
は、前記溝の内面及び前記シリコン窒化膜の表面を被覆
するライナー膜を形成し、該ライナー膜が形成された溝
内に、シリコン酸化物を埋め込む工程からなり、 前記所定形状を形成する工程は、前記ライナー膜と前記
シリコン酸化物を、前記ライナー膜のエッチングレート
の方が低くなるように、エッチングする工程から構成さ
れる、 ことを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項9】前記ライナー膜は、シリコン酸化物から構
成される、 ことを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項10】前記所定形状を形成する工程は、 前記溝に埋め込まれたシリコン酸化物の表面領域の膜質
を中央部と縁部で異ならせる工程と、 前記シリコン酸化物の表面領域を、その膜質に従って、
異なるエッチングレートでエッチングする工程または異
なる研磨レートで研磨する工程と、 より構成されることを特徴とする請求項1に記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項11】前記膜質を異ならせる工程は、前記溝に
埋め込まれたシリコン酸化膜に選択的にイオンを注入す
ることにより、不純物濃度の異なる領域を形成する工程
より構成される、 ことを特徴とする、請求項10に記載の半導体装置の製
造方法。 - 【請求項12】半導体基体の素子分離領域に溝を形成
し、該半導体基体上に、前記溝を埋めるように絶縁体を
堆積し、該絶縁体をエッチングすることにより、前記溝
に分離用の絶縁体を形成する溝分離方式の半導体装置の
製造方法において、 前記エッチングする工程は、 前記絶縁体を、前記溝の中央部よりも溝の縁部が厚くな
るように加工する工程と、 加工された絶縁体をエッチングして平坦化する工程と、 を備え、 平坦化時の溝縁部での前記絶縁体の窪みの発生を、前記
絶縁体の厚さの差により補償することを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項13】前記加工する工程は、前記溝の中央部の
絶縁体を深く、縁部を浅く研磨又はエッチングする工程
より構成される、 ことを特徴とする請求項12に記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項14】前記平坦化する工程は、加工された絶縁
体をエッチング液を用いて前記半導体基体の表面と実質
的に面一となるように、ウエットエッチングする工程か
ら構成される、 ことを特徴とする請求項12又は13に記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項15】前記半導体基体にパッド膜とマスク膜を
形成し、 前記マスク膜とパッド膜と半導体基体に溝を形成し、 前記溝を埋めるように絶縁膜を形成し、 前記マスク膜とパッド膜と前記絶縁膜の不要部分を除去
することにより、前記半導体基体の溝内に分離用の絶縁
膜を形成する工程と、 を備える半導体装置の製造方法において、 前記パッド膜の除去前に、前記絶縁膜を、縁部が他の少
なくとも一部の領域よりも厚くなるように加工し、 エッチングにより、前記パッド膜を除去すると共に加工
された絶縁体をエッチングして平坦化する、 ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06110998A JP3147073B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06110998A JP3147073B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11260905A true JPH11260905A (ja) | 1999-09-24 |
| JP3147073B2 JP3147073B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=13161595
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06110998A Expired - Fee Related JP3147073B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3147073B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111341662A (zh) * | 2020-03-04 | 2020-06-26 | 吉林华微电子股份有限公司 | 沟槽梯度侧氧结构及其制备方法与半导体器件 |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP06110998A patent/JP3147073B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111341662A (zh) * | 2020-03-04 | 2020-06-26 | 吉林华微电子股份有限公司 | 沟槽梯度侧氧结构及其制备方法与半导体器件 |
| CN111341662B (zh) * | 2020-03-04 | 2023-09-29 | 吉林华微电子股份有限公司 | 沟槽梯度侧氧结构及其制备方法与半导体器件 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3147073B2 (ja) | 2001-03-19 |
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