JPH11261520A - ディジタル音声放送受信機 - Google Patents

ディジタル音声放送受信機

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JPH11261520A
JPH11261520A JP10055214A JP5521498A JPH11261520A JP H11261520 A JPH11261520 A JP H11261520A JP 10055214 A JP10055214 A JP 10055214A JP 5521498 A JP5521498 A JP 5521498A JP H11261520 A JPH11261520 A JP H11261520A
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transmission mode
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賢一 田浦
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忠俊 大久保
Masayuki Ishida
雅之 石田
Masakazu Morita
正和 森田
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    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
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    • H04H40/18Arrangements characterised by circuits or components specially adapted for receiving
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    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H2201/00Aspects of broadcast communication
    • H04H2201/10Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
    • H04H2201/20Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system digital audio broadcasting [DAB]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル音声放送受信機にて放送データの
フレームタイミング検出および伝送モードの判定を確実
かつ速やかに行う。 【解決手段】 同期信号検出器12、制御装置14、タ
イマ15および検出される同期信号の各々についてその
パルス幅情報、前回検出同期信号までの期間、伝送モー
ド検出の履歴を記録するメモリ16を備え、すべての検
出パルスについて伝送モード検出動作開始時点まで遡り
ながらパルス幅およびその発生周期を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主にITU−R
勧告BS.774に記載されたディジタル音声放送に対
応の受信機に関し、特に受信信号に対し行う伝送モード
判定およびフレームタイミング検出の方式に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ディジタル音声放送は伝送方式にOFD
M(Orthogonal Frequency DivisionMultiplex:直交周
波数多重変調)を採用し、強力な誤り訂正機能を付加す
ることにより、マルチパス、フェージングなど電波伝播
上の問題の大きい移動体に対しても、高い信頼性をもっ
て高速ディジタルデータを伝送可能とするものである。
【0003】図9に従来のディジタル音声放送受信機の
構成を示す。図において、1はアンテナ、2はRF増幅
器、3は中間周波増幅器、4は直交復調器、5はA/D
変換器、6はデータ復調器、7は誤り訂正符号復号器、
8はMPEG音声デコーダ、9はD/A変換器、10は
音声増幅器、11はスピーカ、12は同期信号検出器、
13はゲート回路、14は制御装置、15はタイマであ
る。
【0004】以上のように構成された受信機において、
アンテナ1において受信された放送波は、RF増幅器2
において増幅、中間周波増幅器3において隣接チャンネ
ル波など不要成分の除去および増幅、直交復調器4にお
いてベースバンド信号への復調が行われ、A/D変換器
5に与えられる。
【0005】A/D変換器5によりサンプリングされた
信号は、データ復調器6においてOFDM復調される。
ここでの具体的な処理は、伝送シンボル毎の複素離散フ
ーリエ変換処理(以下、「DFT処理」という)による
4相位相変調(QPSK)された各伝送キャリアの位相
検出と、時間的に隣接する2伝送シンボルの同一キャリ
ア変調比較に基づく差動復調である。このOFDM復調
されたデータは、送信側にて変調を行う際のキャリア順
序規則に従い、順次誤り訂正符号復号器7に出力され
る。
【0006】誤り訂正符号復号器7では、送信側にて行
われた複数伝送シンボルにまたがる時間インターリーブ
の解除を行うとともに、畳み込み符号化して伝送された
データの復号を行う。この際、伝送路で発生するデータ
の誤り訂正が行われる。
【0007】誤り訂正符号復号器7における復号データ
のうち、音声データはMPEG音声デコーダ8に、送信
データの内容,構成を示す制御データは制御装置14に
それぞれ出力される。MPEG音声デコーダ8は、IS
O/MPEG音声レイヤー2の規定に従って圧縮された
ディジタル放送音声データを伸張し、D/A変換器9に
与える。D/A変換器9においてアナログ変換された音
声信号は、音声増幅器10を通してスピーカ11より再
生される。
【0008】ここで同期信号検出器12は、図10に示
すディジタル音声放送の伝送信号中のフレーム同期信号
の内ヌルシンボル(=信号なしの期間)を、エンベロー
プ検波により検出するものであり、この出力は、ゲート
回路13を通して制御装置14に与えられる。制御装置
14は、このヌルシンボルタイミングに基づいて続く伝
送シンボルのタイミングを推定し、データ復調器6にお
けるDFT処理が各シンボルに対して正しく行われるよ
うに制御する。
【0009】また、DAB放送では、図12に示すよう
に、放送の周波数、所要のサービスエリア等に応じて規
格に定められる4つの伝送モードから任意の1つを選ん
で放送されるから、制御装置14では、使用されている
伝送モードを検知してデータ復調器6への指示を与える
ことが必要となる。
【0010】この具体的な方法として、先ず、同期信号
検出器12の出力に現れる同期信号の周期性を利用して
フレームタイミングの検出を確実に行うとともに、同期
信号の発生周期から伝送モードを1次判定し、次に、同
期信号の幅から伝送モードを2次判定することを行う。
フレーム期間の等しい伝送モード2と伝送モード3との
判別は、もっぱらこのパルス幅の判定に頼ることとな
る。
【0011】図11は、このゲート回路13を用いた、
フレームタイミングの検出の動作を示すタイミング図で
ある。制御装置14が同期信号の検出を開始した時点で
ゲート回路13は“開”であり、図中の最初の同期信号
S0が入力されると、制御装置14はゲート回路制御信
号を反転してゲートが一定期間“閉”となるよう操作す
るとともに、次の同期信号の待ち受け動作に入る。この
ゲートが“閉”の期間は、次の同期信号が入力されると
想定されるより少し前の時点までであり、所定のタイミ
ングで次の同期信号S1が入力されることを確認する
と、制御装置14は再びゲートを“閉”として次の同期
信号を待つ。
【0012】このような動作を数回繰り返して、所定の
間隔で同期信号が検出されることを確認することによ
り、受信状況の一時的な悪化等によるノイズの影響を排
除して、より確実に同期信号検出を行うことができる。
図11に一例としてN0およびN1というノイズが同期
信号検出器12の出力に現れる場合を示しているが、多
くの場合、このようなノイズはゲート回路13が“閉”
の場合に発生し、制御装置14には伝わらないため、そ
の影響は著しく軽減される。また、もし最初の同期信号
検出がノイズ(例えばN0)に対し行われた場合には、
ノイズが同期信号と同じ周期で連続して発生するという
確率は、その回数を増す毎に急速に小さくなるため、判
定の回数を増すことにより誤判定の危険を十分小さくす
ることができる。
【0013】以上の説明は、フレーム周期を単一として
説明したが、実際のDABの場合、図12に示すように
フレーム周期が3種類存在するため、この3種類のフレ
ーム周期について判定する必要があり、動作が複雑とな
り非効率な場合が多く発生する。すなわち、この方法
で、最初にノイズを同期信号と誤認してしまうと、それ
がノイズであると認識するだけのために、少なくとも最
長伝送モードの1フレーム期間(96ms)を待たねばな
らず、判定に時間を要するという問題がある。もし実際
の伝送モードが1以外であれば、この96msの期間中に
同期信号が数回発生することとなるが、これらはみなゲ
ート回路13で遮断されて、有効に利用されることなく
無視されることとなる。
【0014】また、伝送モード2と3については、同期
信号の周期的な発生に基づくフレーム期間の検出のみで
は、そのどちらであるかの判定ができないため、改めて
同期信号のパルス幅に基づく判定を行う必要があり、こ
のための判定に時間を要するという問題がある。
【0015】更に、同期信号に前後して定常的にノイズ
が発生する場合、同期信号の周期性のみに基づき判定を
行う伝送モード1、4の場合には、本来の同期信号では
なくこのノイズをフレーム同期タイミングと誤認する場
合があり、続くOFDM復調のためのFFT処理におい
て、正しいタイミングが得られないという問題が生じ
る。
【0016】また、伝送モード2、3で同じ状況(同期
信号に前後して定常的にノイズが発生)がある場合、伝
送モードが2であるにも関わらず同期信号のパルス幅が
狭いと誤認して伝送モード3であるとしてしまうという
問題が生じる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したとおり、
従来のディジタル音声放送受信処理方式では、フレーム
タイミングの検出および伝送モードの判定に時間がかか
るという問題があった。また、伝送モードの判定を誤り
易いという問題があった。
【0018】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、確実に、かつ速やかにフレーム
タイミングの検出および伝送モードの判定を行うことの
できるディジタル音声放送受信機を得ることを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディジタ
ル放送受信処理装置は、放送波信号よりフレーム同期信
号を検出する同期信号検出器と、この同期信号検出器に
接続される制御装置と、この制御装置に接続され制御装
置において時間を計測するタイマと、この制御装置に接
続され同期信号検出器から出力される同期信号の各々に
対応してパルス幅情報、前回検出同期信号までの期間、
伝送モード検出に関する判定の履歴を記録するメモリと
を備えたものである。
【0020】また、放送波信号よりフレーム同期信号を
検出する同期信号検出器と、この同期信号検出器に接続
される制御装置と、この制御装置に接続され制御装置に
おいて時間を計測するタイマと、この制御装置に接続さ
れ同期信号検出器から出力される同期信号の各々に対応
してパルス幅情報、前回検出同期信号までの期間、伝送
モード検出に関しフレーム周期を基準とした第1種の判
定の履歴と、フレーム周期の複数倍を基準とした第2種
の判定の履歴とを記録するメモリとを備えたものであ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態1であるデ
ィジタル音声放送受信機においては、制御装置は、入力
される同期信号のすべてについて監視を行い、この同期
信号の変化点におけるタイマの値を参照して、その発生
時刻情報およびパルス幅情報をメモリに記録するととも
に、既に記録されたデータと、新たに得たこれらの情報
とに基づいて同期信号の発生間隔を演算判定するととも
に、パルス幅情報に基づく動作モードの判定を同時併用
してフレームタイミングおよび伝送モードの確からしさ
を表す判定履歴情報を作成し、同時にメモリに記録して
行き、その確からしさが所定値を上回ることを条件とし
てフレームタイミングの検出および伝送モードの判定を
行う。
【0022】以下、この発明をその実施の形態を示す図
面に基づいて具体的に説明する。 実施の形態1.図1にこの発明の実施の形態1に係るデ
ィジタル音声放送受信機のブロック図を示す。図におい
て、1はアンテナ、2はRF増幅器、3は中間周波増幅
器、4は直交復調器、5はA/D変換器、6はデータ復
調器、7は誤り訂正符号復号器、8はMPEG音声デコ
ーダ、9はD/A変換器、10は音声増幅器、11はス
ピーカ、12は同期信号検出器、14は制御装置、15
はタイマ、16はメモリである。
【0023】以上のように構成された受信機において、
アンテナ1において受信された放送波は、RF増幅器2
において増幅、中間周波増幅器3において隣接チャンネ
ル波など不要成分の除去および増幅、直交復調器4にお
いてベースバンド信号への復調が行われ、A/D変換器
5に与えられる。
【0024】A/D変換器5によりサンプリングされた
信号は、データ復調器6においてOFDM復調される。
ここでの具体的な処理は、伝送シンボル毎の複素離散フ
ーリエ変換処理(以下、「DFT処理」という)による
4相位相変調(QPSK)された各伝送キャリアの位相
検出と、時間的に隣接する2伝送シンボルの同一キャリ
ア変調比較に基づく差動復調である。このOFDM復調
されたデータは、送信側にて変調を行う際のキャリア順
序規則に従い、順次誤り訂正符号復号器7に出力され
る。
【0025】誤り訂正符号復号器7では、送信側にて行
われた複数伝送シンボルにまたがる時間インターリーブ
の解除を行うとともに、畳み込み符号化して伝送された
データの復号を行う。この際、伝送路で発生するデータ
の誤り訂正が行われる。
【0026】誤り訂正符号復号器7における復号データ
のうち、音声データはMPEG音声デコーダ8に、送信
データの内容,構成を示す制御データは制御装置14に
それぞれ出力される。MPEG音声デコーダ8は、IS
O/MPEG音声レイヤー2の規定に従って圧縮された
ディジタル放送音声データを伸張し、D/A変換器9に
与える。D/A変換器9においてアナログ変換された音
声信号は、音声増幅器10をとおしてスピーカ11より
再生される。
【0027】同期信号検出器12は、図10に示すディ
ジタル音声放送の伝送信号中のフレーム同期信号の内ヌ
ルシンボル(=信号なしの期間)を、エンベロープ検波
により検出するものであり、この出力は、ゲート回路1
3を通して制御装置14に与えられる。制御装置14
は、このヌルシンボルタイミングに基づいて続く伝送シ
ンボルのタイミングを推定し、データ復調器6における
DFT処理が各シンボルに対して正しく行われるように
制御する。
【0028】また、DAB放送では、図12に示すよう
に、放送の周波数、所要のサービスエリア等に応じて規
格に定められる4つの伝送モードから任意の1つを選ん
で放送されるから、制御装置14では、使用されている
伝送モードを検知してデータ復調器6への指示を与える
ことが必要となる。
【0029】ここでメモリ16は少なくともフレームタ
イミングの検出および伝送モードの判定動作中において
は、図2に示す構成をとる。すなわち、同期信号検出器
12の出力として与えられるパルス信号のそれぞれにつ
いてのブロック化された複数の領域をもち、各ブロック
はパルス間隔Ipn、パルス幅から判定した伝送モード
Mdn、先行するブロックの情報と同期信号検出器12
からの入力パルス信号の情報に基づき判定する判定履歴
Hdnの3つの記憶領域から構成される(ここでnはブ
ロック番号を表す)。
【0030】次に、同期信号検出器12の出力を受けて
制御装置14が行うフレームタイミングの検出および伝
送モードの判定動作について説明する。図3および図4
に制御装置14が行うフレームタイミングの検出および
伝送モードの判定動作のフローチャートを示す。図3の
処理開始100で、この動作に入ると処理101で制御
装置14は先ずタイマ動作を開始するとともに、メモリ
ブロックの番号nを0に初期化する。次に同期信号検出
処理102において同期信号の検出を行う。同期信号検
出処理102は検出した同期信号の時間幅に伝送モード
1〜4の内どれに適合するか、またはいずれの伝送モー
ドにも適合しないかという情報を返すために、先ず判定
103においていずれかの伝送モードに適合するか否か
の判定をし、適合する伝送モードが無い場合は再び同期
信号検出処理102に戻る。検出した同期信号がいずれ
かの伝送モードに適合する場合は、処理104において
図2に示すメモリブロック0のパルス間隔Ip0、判定
履歴Hd0に0を書き込み初期化する。このとき伝送モ
ードMd0には既に同期信号検出処理102において適
合する伝送モードが書き込まれている。
【0031】この判定を確実なものとするため、処理1
05でメモリブロックの番号nを1増やした後、再び同
期信号検出処理106を行う。この処理106は処理1
02と同じサブルーチンを呼び出す。このサブルーチン
は図5に示すものであり後に説明する。この結果、続く
判定107において検出した同期信号に適合する伝送モ
ードが無い場合は再び同期信号検出処理106に戻り、
検出した同期信号がいずれかの伝送モードに適合する場
合は、処理108において図2に示すメモリブロックn
のパルス間隔Ipnに前回有効な同期信号を検出した時
点からのパルス間隔を書き込む、このとき伝送モードM
dnには既に同期信号検出処理106において適合する
伝送モードが書き込まれている。またこのデータを作業
領域(メモリまたはレジスタ)TempAに書き込み、
続く処理の繰り返し回数iを1に初期化する。
【0032】次に、判定110においてMdnの記録内
容から、検出された伝送モードが伝送モード1であるか
否かの判定を行う。伝送モード1である場合には図4に
示す判定116においてTempAの値が伝送モード1
のフレーム周期96msに一致と判定すべき下限値より大
きいか否かを判定する。この結果、TempAの値が小
さい場合は判定118において更に一回前に検出された
パルス間隔Ipn-iの値を調べ、これが0でない場合
は処理119においてその値をTempAに加えるとと
もに、処理の繰り返し回数iに1を加えた後、再び判定
116に戻る。この処理により本来の同期信号の間隙に
ノイズによる偽同期信号が発生する場合でも、本来の同
期信号の周期性を検出することが可能となる。
【0033】また、判定118においてIpn-iの値
が0となった場合は、メモリブロック0の値を読み出し
たものであり、それ以前のデータが存在しないと判定さ
れるため、処理122において今回検出した同期信号に
対応する判定履歴Hdnに0を書き込む。この後、図3
に示す処理105に戻り、メモリブロックの番号nを1
増やした後、同期信号検出処理106を続ける。
【0034】また、判定116においてTempAの値
が伝送モード1のフレーム周期判定下限値より大きい場
合は、判定117においてTempAの値が伝送モード
1のフレーム周期判定上限値より小さいか否かの判定を
行う。この結果、TempAの値が判定上限値より大き
い場合は、処理122において判定履歴Hdnを0とし
た後、処理105に戻り、次の同期信号検出処理に入
る。
【0035】また、判定117においてTempAの値
が判定上限値より小さい場合は、判定120において、
今回検出した伝送モード(Mdnの値)と、これに対し
適正なフレーム周期相当の時間遡って検出された伝送モ
ード(Mdn-iの値)とを比較する。この結果、これ
らが一致している場合は、判定履歴Hdnの値を判定履
歴Hdn-iの値に1を加えたものとする。この結果、
判定123においてHdnの値が所定の判定回数N以上
に達した場合は、正しく伝送モード検出が行われたとし
て処理124において検出モード記録用メモリ領域MO
DにMdnの値を書き込み、以上の処理を終了する。
【0036】次に、制御装置14が行う同期信号の発生
タイミング検出動作は、処理106において同期信号が
検出された時点から、判定123において正しく伝送モ
ード検出が行われたと判定されるまでに要する処理時間
が、通常、同期信号の発生タイミング検出に要求される
精度に比べ十分短いため、このプログラム処理を終了し
た時点を検出した同期信号の後端のタイミングであると
見なすことができる。また、より正確を期すには、処理
106において同期信号が検出された時点から、判定1
23において正しく伝送モード検出が行われたと判定さ
れるまでのタイマ15の計数値の変化を、このプログラ
ム終了時点で出力して、続く処理においてこれによるタ
イミング補正を行うこともできる。
【0037】なお、判定120において、今回検出した
伝送モード(Mdnの値)と、フレーム周期相当の時間
前に検出の伝送モード(Mdn-iの値)が一致しない
場合は、処理122において判定履歴Hdnに0を書き
込んだのち、処理105に戻り、同期信号検出の処理を
続ける。また、判定123においてHdnの値が所定の
判定回数Nに達しない場合は、そのまま処理105に戻
り、同期信号検出の処理を続ける。
【0038】次に、判定110および111において同
期信号のパルス幅に基づいて検出された伝送モードが、
伝送モード4である場合は、判定112および113に
おいて以前に検出した同期信号までの間隔がこれらの伝
送モードのフレーム周期である48msに一致するか否か
の判定を行う。また判定114および処理115におい
て以前に検出した同期信号までの間隔が判定の下限値よ
り小さい場合は、更に以前に検出した同期信号までの期
間を求める処理を行う。これ以後の処理は上述の説明の
とおりである。
【0039】また、判定110および111において同
期信号のパルス幅に基づいて検出された伝送モードが、
伝送モード2または伝送モード3である場合は、図4に
示す判定130および131において以前に検出した同
期信号までの間隔が、これらの伝送モードのフレーム周
期である24msに一致するか否かの判定を行う。また、
判定132および処理133において以前に検出した同
期信号までの間隔が、判定の下限値より小さい場合に
は、更に以前に検出した同期信号までの期間を求める処
理を行う。これ以後の処理は上述の説明のとおりであ
る。
【0040】図5は同期信号検出処理102および10
6で呼び出されるサブルーチンの内容を示すフローチャ
ートである。制御装置14は、まずこのサブルーチンの
判定201において同期信号検出器12の出力レベルを
判定し、これが“L”となるのを待ち、“L”となると
処理202で、その時点のタイマ値を作業領域(メモリ
またはレジスタ)tm0に書き込み、今度は判定203
において同期信号検出レベルが“H”となるのを待つ。
これが“H”となると、処理204でその時点のタイマ
値を作業領域tm1に書き込み、tm1とtm0の値の
差として与えられる検出パルス幅を作業領域(メモリま
たはレジスタ)PWに記録する。
【0041】次に、判定205では、このようにして求
めたパルス幅(PWの値)が伝送モード3のDAB信号
により生成された同期信号と判定すべき範囲に入ってい
るか否かを判定する。この結果、PWの値が伝送モード
3と判定すべき範囲にあれば処理210において伝送モ
ード記憶領域Mdnに3を書き込んだ後、処理214に
おいて検出パルス幅が伝送モード判定に適合したことを
示す検出モード有効フラグを1にセットして、このサブ
ルーチンを終了する。
【0042】判定206および処理211では伝送モー
ド2について、また、判定207および処理212では
伝送モード4について、さらに判定208および処理2
13では伝送モード1について同様の処理を行う。もし
判定205〜208において検出パルス幅がいずれの伝
送モードにも適合しないと判定した場合には、検出モー
ド有効フラグを0にクリアしてこのサブルーチンを終了
する。
【0043】実施の形態2.この発明の実施の形態2の
ディジタル音声放送受信機の構成は図1にしたものと同
様であるが、メモリ16の構成が相違する。すなわち、
フレームタイミングの検出および伝送モードの判定動作
中において、同期信号検出器12の出力として与えられ
るパルス信号のそれぞれについてのブロック化された複
数の領域を持つとともに、各ブロックがパルス間隔Ip
n、パルス幅から判定した伝送モードMdn、2種類の
判定履歴をHd1nおよびHd2nの4つの記憶領域か
ら構成されている(ここでnはブロック番号を表す)。
【0044】図6〜図8にこの実施の形態2における制
御装置14が行うフレームタイミングの検出および伝送
モードの判定動作のフローチャートを示す。このプログ
ラム動作の開始(100)から判定111までは、図3
に示した実施の形態1と同様であり、同期信号検出器1
5から与えられる同期信号を監視してそのパルス幅およ
び検出の時間間隔を順次メモリ16のデータブロックに
蓄える。同期信号検出処理102および106のサブル
ーチンの内容も、実施の形態1と同様である。
【0045】次に、同期信号検出処理106において、
いずれかの伝送モードに適合する幅のパルスが検出され
た後、判定110で検出された伝送モードが1であった
場合は、続いて図7に示す判定158において作業領域
TempAに書き込まれたパルス検出間隔のデータが伝
送モード1のフレーム周期96msに一致と判定すべき下
限値より大きいか否かを判定する。この結果、Temp
Aの値が小さい場合は判定160において更に一回前に
検出されたパルス間隔Ipn-iの値を調べ、これが0
でない場合は処理161においてその値をTempAに
加えるとともに処理の繰り返し回数iに1を加えた後、
再び判定158に戻る。この処理により本来の同期信号
の間隙にノイズによる偽同期信号が発生する場合でも、
本来の同期信号の周期性を検出することが可能となる。
【0046】また、判定160においてIpn-iの値
が0となった場合は、これはメモリブロック0の値を読
み出したものであり、それ以前のデータが存在しないと
判定されるため、処理168において今回検出した同期
信号に対応する判定履歴Hd1nおよびHd2nに0を
書き込んだ後、処理105に戻り、メモリブロックの番
号nを1増やした後、同期信号検出処理106を続け
る。
【0047】判定158においてTempAの値が伝送
モード1のフレーム周期判定下限値より大きい場合は、
判定159においてTempAの値が伝送モード1のフ
レーム周期判定上限値より小さいか否かの判定を行う。
この結果、TempAの値が判定上限値より小さい場合
は、判定172において今回検出した伝送モード(Md
nの値)と、これに対し適正なフレーム周期相当の時間
遡って検出された伝送モード(Mdn-iの値)とを比
較する。この結果、これらが一致している場合は、第1
種の判定履歴Hd1nの値を判定履歴Hd1n-iの値
に1を加えたものとし、第2種の判定履歴Hd2nに判
定履歴Hd2n-iの値をコピーする。この結果、判定
169においてHd1nの値が所定の判定回数N以上に
達したか、Hd1nの値が所定回数J以上でかつHd2
nの値がM以上となる場合は正しく伝送モード検出が行
われたと判断し、処理170において検出モード記録用
メモリ領域MODにMdnの値を書き込んで以上の処理
を終了する。
【0048】なお、判定172において、今回検出した
伝送モード(Mdnの値)と、フレーム周期相当の時間
前に検出の伝送モード(Mdn-iの値)が一致しない
場合は、判定174および175において今回検出した
伝送モード(Mdnの値)を判定する。ここでは伝送モ
ード1としているから判定174の結果、処理は判定1
62に移る。判定162以降の処理は、後に説明する判
定159においてTempAの値が判定上限値より大き
い場合と同じとなる。また、判定169においてHd1
n、Hd2nの値が所定の条件に達していない場合は処
理105に戻り、同期信号検出の処理を続ける。
【0049】また、判定159の結果、TempAの値
が判定上限値より大きい場合は、判定162においてT
empAのパルス検出間隔データが伝送モード1のフレ
ーム周期の2倍(192mS)に一致と判定すべき下限値
より大きいか否かを判定する。この結果、TempAの
値が小さい場合は、判定164において更に一回前に検
出されたパルス間隔Ipn-iの値を調べ、これが0で
ない場合は、処理165においてその値をTempAに
加えるとともに、処理の繰り返し回数iに1を加えた
後、再び判定162に戻る。
【0050】また、判定162の結果、TempAの値
が大きい場合は、判定163においてTempAの値と
伝送モード1のフレーム周期の2倍に一致と判定すべき
上限値より小さいか否かを判定する。この結果、Tem
pAの値が小さくその値が伝送モード1のフレーム周期
の2倍に一致と判定された場合は、判定166において
今回検出した伝送モード(Mdnの値)と、これに対し
フレーム周期の2倍相当の時間遡って検出された伝送モ
ード(Mdn-iの値)とを比較する。この結果、これ
らが一致している場合は、第2種の判定履歴Hd2nの
値を判定履歴Hd2n-iの値に1を加えたものとし、
第1種の判定履歴Hd1nに判定履歴Hd1n-iの値
をコピーする。
【0051】次に、この結果を判定169において判定
し、Hd1nの値が所定の判定回数N以上に達したか、
Hd1nの値が所定回数J以上か、かつHd2nの値が
M以上となる場合は、正しく伝送モード検出が行われた
と判定し、処理170において検出モード記録用メモリ
領域MODにMdnの値を書き込んで以上の処理を終了
する。
【0052】以上の動作は、フレーム周期の2倍の間隔
で適正なパルス幅の同期信号が検出される場合には、こ
れも判定の基準に含めようというものであり、本来の同
期信号がノイズなどにより別の伝送モードとして検出さ
れたり欠けることがある場合にも、本来の同期信号の周
期性を検出することが可能となる。
【0053】なお、判定166の結果、今回検出した伝
送モード(Mdnの値)と、これに対しフレーム周期の
2倍相当の時間遡って検出された伝送モード(Mdn-
iの値)とが一致しない場合は、処理168において判
定履歴Hd1nおよびHd2nを0とした後、処理10
5に戻り、次の同期信号検出処理に入る。
【0054】また、同期信号検出処理106において、
いずれかの伝送モードに適合する幅のパルスが検出され
た後、判定110で検出された伝送モードが2または3
であった場合の処理は図8に示す判定177に移り、検
出された同期信号の時間間隔がフレーム周期24msまた
はその2倍に合致するか否か、その時間間隔を遡り以前
に検出された同期信号のパルス幅に基づく伝送モードが
今回検出した伝送モードと一致するか否かの判定を行
う。処理の内容は伝送モード1の場合と同じであるので
説明は省略する。
【0055】また、判定110で検出された伝送モード
が4であった場合の処理は判定150に移り、検出され
た同期信号の時間間隔がフレーム周期48msまたはその
2倍に合致するか否か、その時間間隔を遡り以前に検出
された同期信号のパルス幅に基づく伝送モードが今回検
出した伝送モードと一致するか否かの判定を行う。処理
の内容は伝送モード1の場合と同じであるので説明は省
略する。
【0056】なお、上記実施の形態2では、同期信号の
周期性を検出するのに各伝送モードフレーム周期の2倍
まで判定に加えたが、3倍以上の整数倍周期についての
判定を取り入れることも同じく可能である。
【0057】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。
【0058】同期信号発生器から出力されるすべての信
号に対して判定を行うため、確実に、かつ速やかにフレ
ーム同期および伝送モード検出の動作を行うことができ
る。また、フレーム同期および伝送モード検出の動作を
同時に実行するため、処理に要する時間を短縮すること
ができる。また、同期信号発生器から出力されるすべて
の信号について、まず、いずれかの伝送モードに適合す
るか否かの判定を行い、ノイズによる偽信号を排除する
ため、受信条件が悪く、同期信号に多くのノイズパルス
が混入する場合においても、本来の同期信号の情報を失
うことが無く、速やかに正確なフレームタイミングの検
出および伝送モードの判定を行うことができる。
【0059】また、フレーム同期の複数倍の時間間隔を
含む同期信号の周期性検出を行うため、ノイズによりい
ずれかの伝送モードに対応する偽信号が発生した場合
や、同期信号が欠けた場合にも、これを排除して確実か
つ速やかなフレーム同期および伝送モード検出の動作を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示すディジタル音
声放送受信機のブロック図である。
【図2】 実施の形態1のメモリの構成を示す図であ
る。
【図3】 実施の形態1のフローチャートである。
【図4】 実施の形態1のフローチャートである。
【図5】 実施の形態1のフローチャートである。
【図6】 この発明の実施の形態2のフローチャートで
ある。
【図7】 実施の形態2のフローチャートである。
【図8】 実施の形態2のフローチャートである。
【図9】 従来のディジタル音声放送受信機のブロック
図である。
【図10】 ディジタル音声放送のデータ構成図であ
る。
【図11】 従来のディジタル音声放送受信機のタイミ
ング図である。
【図12】 ディジタル音声放送の伝送パラメータを示
す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 RF増幅器、3 中間周波増幅器、
4 直交復調器、5A/D変換器、6 データ復調器、
7 誤り訂正符号復号器、8 MPEG音声デコーダ、
9 D/A変換器、10 音声増幅器、11 スピー
カ、12 同期信号検出器、14 制御装置、15 タ
イマ、16 メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 正和 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送波信号よりフレーム同期信号を検出
    する同期信号検出器と、この同期信号検出器に接続され
    る制御装置と、この制御装置に接続され制御装置におい
    て時間を計測するタイマと、この制御装置に接続され同
    期信号検出器から出力される同期信号の各々に対応して
    パルス幅情報、前回検出同期信号までの期間、伝送モー
    ド検出に関する判定の履歴を記録するメモリとを備えた
    ことを特徴とするディジタル音声放送受信機。
  2. 【請求項2】 放送波信号よりフレーム同期信号を検出
    する同期信号検出器と、この同期信号検出器に接続され
    る制御装置と、この制御装置に接続され制御装置におい
    て時間を計測するタイマと、この制御装置に接続され同
    期信号検出器から出力される同期信号の各々に対応して
    パルス幅情報、前回検出同期信号までの期間、伝送モー
    ド検出に関しフレーム周期を基準とした第1種の判定の
    履歴と、フレーム周期の複数倍を基準とした第2種の判
    定の履歴とを記録するメモリとを備えたことを特徴とす
    るディジタル音声放送受信機。
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