JPH11262001A - 符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法 - Google Patents
符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法Info
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- JPH11262001A JPH11262001A JP6506598A JP6506598A JPH11262001A JP H11262001 A JPH11262001 A JP H11262001A JP 6506598 A JP6506598 A JP 6506598A JP 6506598 A JP6506598 A JP 6506598A JP H11262001 A JPH11262001 A JP H11262001A
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来必要であった33ビットというビット幅
の広いメモリや関連するアドレス発生部などを必要せ
ず、また、ビデオ符号化処理部に大容量なメモリや高精
度なデータ転送制御部を必要としない、符号化伝送方式
におけるTS値の演算方法を提供する。 【解決手段】 少なくともビデオ信号を含む一つ以上の
信号を圧縮符号化し、当該圧縮符号化信号を所定のデー
タ長に分割し、タイムスタンプ値等のヘッダを付加して
一つのストリームに生成して伝送する符号化伝送方式に
おいて、前記ヘッダ内に付加される当該ビデオ信号の所
定の(最初の)タイムスタンプ値を、前記ストリーム内に
付加されるビデオ復号化処理部のバッファ遅延時間に相
当するビデオ遅延時間制御情報に基づき演算し、後続の
タイムスタンプ値を、前回求めたタイムスタンプ値とビ
デオ信号の周期に基づき演算する。
の広いメモリや関連するアドレス発生部などを必要せ
ず、また、ビデオ符号化処理部に大容量なメモリや高精
度なデータ転送制御部を必要としない、符号化伝送方式
におけるTS値の演算方法を提供する。 【解決手段】 少なくともビデオ信号を含む一つ以上の
信号を圧縮符号化し、当該圧縮符号化信号を所定のデー
タ長に分割し、タイムスタンプ値等のヘッダを付加して
一つのストリームに生成して伝送する符号化伝送方式に
おいて、前記ヘッダ内に付加される当該ビデオ信号の所
定の(最初の)タイムスタンプ値を、前記ストリーム内に
付加されるビデオ復号化処理部のバッファ遅延時間に相
当するビデオ遅延時間制御情報に基づき演算し、後続の
タイムスタンプ値を、前回求めたタイムスタンプ値とビ
デオ信号の周期に基づき演算する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オーディオ信号
や、ビデオ信号を符号化伝送する場合に必要とするタイ
ムスタンプ値の演算方法に関するものである。
や、ビデオ信号を符号化伝送する場合に必要とするタイ
ムスタンプ値の演算方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、オーディオ信号及びビデオ信号
を多重伝送する符号化伝送装置では、オーディオ、ビデ
オそれぞれの復号化処理部において両者の同期をとり、
出力をする必要がある。これは、画像とオーディオの同
期をとること、例えば、ビデオの復号化処理部が、
「あ」という音を発生している人の顔を出力している
時、オ−ディオ復号化処理部の出力は、「あ」という音
を出力している必要があるということである。このよう
に、画像とオーディオの同期を可能とするために、国際
標準の符号化方式であるMPEG2(Moving Picture Im
age Coding Experts Group Phase2)、MPEG1等で
は、タイムスタンプ(time stamp:以下、TSと記す)と
いう出力タイミング情報を使用することになっている。
該TSには、プレゼンテーションタイムスタンプ(prese
ntation time stamp:以下、PTSと記す)と、デコー
ディングタイムスタンプ(decoding time stamp:以下、
DTSと記す)とがあり、基本的には、PTSで指示さ
れた時間に従って復号化処理をしたオーディオ信号ある
いはビデオ信号を出力すれば、同期が可能となる。一般
に、オーディオ信号が符号化されたデータ(以下、オー
ディオストリームと記す)と、ビデオ信号が符号化され
たデータ(以下、ビデオストリームと記す)とを多重し
たストリームを、システムストリームと呼ぶが、このシ
ステムストリームには、オーディオ、ビデオそれぞれの
TSが付加される。なお、これらのTSは、オーディオ
信号の場合には シンクワード(オ−ディオストリーム内
の一定ワードごとにあるコード)、ビデオ信号の場合に
は ピクチャスタートコード( picture start code:ビ
デオストリーム内にある、ピクチャの区切りを示すコー
ド)部分を基準に付加される。
を多重伝送する符号化伝送装置では、オーディオ、ビデ
オそれぞれの復号化処理部において両者の同期をとり、
出力をする必要がある。これは、画像とオーディオの同
期をとること、例えば、ビデオの復号化処理部が、
「あ」という音を発生している人の顔を出力している
時、オ−ディオ復号化処理部の出力は、「あ」という音
を出力している必要があるということである。このよう
に、画像とオーディオの同期を可能とするために、国際
標準の符号化方式であるMPEG2(Moving Picture Im
age Coding Experts Group Phase2)、MPEG1等で
は、タイムスタンプ(time stamp:以下、TSと記す)と
いう出力タイミング情報を使用することになっている。
該TSには、プレゼンテーションタイムスタンプ(prese
ntation time stamp:以下、PTSと記す)と、デコー
ディングタイムスタンプ(decoding time stamp:以下、
DTSと記す)とがあり、基本的には、PTSで指示さ
れた時間に従って復号化処理をしたオーディオ信号ある
いはビデオ信号を出力すれば、同期が可能となる。一般
に、オーディオ信号が符号化されたデータ(以下、オー
ディオストリームと記す)と、ビデオ信号が符号化され
たデータ(以下、ビデオストリームと記す)とを多重し
たストリームを、システムストリームと呼ぶが、このシ
ステムストリームには、オーディオ、ビデオそれぞれの
TSが付加される。なお、これらのTSは、オーディオ
信号の場合には シンクワード(オ−ディオストリーム内
の一定ワードごとにあるコード)、ビデオ信号の場合に
は ピクチャスタートコード( picture start code:ビ
デオストリーム内にある、ピクチャの区切りを示すコー
ド)部分を基準に付加される。
【0003】ここで、図2に、従来の符号化伝送装置の
概略ブロック図を示す。符号化伝送装置は、大別して、
送信側、伝送路、受信側で構成されている。図2におい
て、送信側では、入力オーディオ信号50が、オーディ
オ符号化処理部51にて符号化され、オーディオストリ
ーム52となり、マルチプレクサ部56へ出力される。
また、入力ビデオ信号53は、ビデオ符号化処理部54
で符号化され、ビデオストリーム55となり、マルチプ
レクサ部56へ出力される。マルチプレクサ部56に入
力したオーディオストリーム52とビデオストリーム5
5は多重され、システムストリーム61となり、伝送路
62へ出力される。さらに、多重を行なうマルチプレク
サ部56の説明をすると、マルチプレクサ部56は、シ
ステムタイムクロック( system time clock:以下、S
TCと記す)発生部57、オーディオパケッタイズ部5
9、ビデオパケッタイズ部60、スイッチ部105で構
成されている。なお、STCは、MPEG2、MPEG
1などで定義されているもので、図2に示すような信号
処理系における、共通の時計のようなものである。
概略ブロック図を示す。符号化伝送装置は、大別して、
送信側、伝送路、受信側で構成されている。図2におい
て、送信側では、入力オーディオ信号50が、オーディ
オ符号化処理部51にて符号化され、オーディオストリ
ーム52となり、マルチプレクサ部56へ出力される。
また、入力ビデオ信号53は、ビデオ符号化処理部54
で符号化され、ビデオストリーム55となり、マルチプ
レクサ部56へ出力される。マルチプレクサ部56に入
力したオーディオストリーム52とビデオストリーム5
5は多重され、システムストリーム61となり、伝送路
62へ出力される。さらに、多重を行なうマルチプレク
サ部56の説明をすると、マルチプレクサ部56は、シ
ステムタイムクロック( system time clock:以下、S
TCと記す)発生部57、オーディオパケッタイズ部5
9、ビデオパケッタイズ部60、スイッチ部105で構
成されている。なお、STCは、MPEG2、MPEG
1などで定義されているもので、図2に示すような信号
処理系における、共通の時計のようなものである。
【0004】オーディオパケッタイズ部59は、入力し
たオーディオストリーム52を一定長に区切り、パケッ
トを形成し、データ103をスイッチ部105へ出力す
る。そして、スイッチ部105によって選択され、シス
テムストリーム61として、パケット単位で多重され
る。このとき、オーディオストリーム52のパケッタイ
ズされるデータ長の中に、シンクワードがあれば、当該
パケットのヘッダ部分にTSを付加する。 なお、この
TSは、STC発生部57のSTCデータ58を基に求
めている。一方、ビデオパケッタイズ部60も、入力さ
れたビデオストリーム55を一定長に区切り、パケット
を形成し、データ104をスイッチ部105へ出力す
る。そして、スイッチ部105によって選択され、シス
テムストリーム61として、パケット単位で多重され
る。このとき、ビデオストリーム55のパケッタイズさ
れるデータ長の中に、ピクチャスタートコードがあれ
ば、当該パケットのヘッダ部分にTSを付加する。な
お、このTSは、STC発生部57のSTCデータ58
を基に求めている。そして、さらに受信側でSTCの再
生が可能なように、周期的にSTCデータ58は、スイ
ッチ部105により選択され、システムストリーム61
として多重される。
たオーディオストリーム52を一定長に区切り、パケッ
トを形成し、データ103をスイッチ部105へ出力す
る。そして、スイッチ部105によって選択され、シス
テムストリーム61として、パケット単位で多重され
る。このとき、オーディオストリーム52のパケッタイ
ズされるデータ長の中に、シンクワードがあれば、当該
パケットのヘッダ部分にTSを付加する。 なお、この
TSは、STC発生部57のSTCデータ58を基に求
めている。一方、ビデオパケッタイズ部60も、入力さ
れたビデオストリーム55を一定長に区切り、パケット
を形成し、データ104をスイッチ部105へ出力す
る。そして、スイッチ部105によって選択され、シス
テムストリーム61として、パケット単位で多重され
る。このとき、ビデオストリーム55のパケッタイズさ
れるデータ長の中に、ピクチャスタートコードがあれ
ば、当該パケットのヘッダ部分にTSを付加する。な
お、このTSは、STC発生部57のSTCデータ58
を基に求めている。そして、さらに受信側でSTCの再
生が可能なように、周期的にSTCデータ58は、スイ
ッチ部105により選択され、システムストリーム61
として多重される。
【0005】つぎに受信側では、伝送路62を伝送され
てきたシステムストリーム63が、デマルチプレクサ部
64にて分離され、オーディオストリーム67とオーデ
ィオTS112、ビデオストリーム70とビデオTS1
13、STCデータ110となり、出力される。さら
に、この分離を行なうデマルチプレクサ部64の説明を
すると、デマルチプレクサ部64は、スイッチ部10
6、STC再生部111、オーディオパケット解析部6
5、ビデオパケット解析部66で構成されている。この
デマルチプレクサ部64では、スイッチ部106を使用
して、入力されたシステムストリーム63から、オーデ
ィオパケットデータ107を、オーディオパケット解析
部65へ、ビデオパケットデータ109を、ビデオパケ
ット解析部66へ、STCデータ108を、STC再生
部111へ出力する。オーディオパケット解析部65
は、入力したオーディオパケットデータ107を解析
し、オーディオストリーム67とオーディオTS112
に分離し、オーディオ復号化処理部68へ出力する。一
方、ビデオパケット解析部66は、入力したビデオパケ
ットデータ109を解析し、ビデオストリーム70とビ
デオTS113に分離し、ビデオ復号化処理部71へ出
力する。
てきたシステムストリーム63が、デマルチプレクサ部
64にて分離され、オーディオストリーム67とオーデ
ィオTS112、ビデオストリーム70とビデオTS1
13、STCデータ110となり、出力される。さら
に、この分離を行なうデマルチプレクサ部64の説明を
すると、デマルチプレクサ部64は、スイッチ部10
6、STC再生部111、オーディオパケット解析部6
5、ビデオパケット解析部66で構成されている。この
デマルチプレクサ部64では、スイッチ部106を使用
して、入力されたシステムストリーム63から、オーデ
ィオパケットデータ107を、オーディオパケット解析
部65へ、ビデオパケットデータ109を、ビデオパケ
ット解析部66へ、STCデータ108を、STC再生
部111へ出力する。オーディオパケット解析部65
は、入力したオーディオパケットデータ107を解析
し、オーディオストリーム67とオーディオTS112
に分離し、オーディオ復号化処理部68へ出力する。一
方、ビデオパケット解析部66は、入力したビデオパケ
ットデータ109を解析し、ビデオストリーム70とビ
デオTS113に分離し、ビデオ復号化処理部71へ出
力する。
【0006】また、STC再生部111では、入力した
STCデータ108から、送信側のSTC発生部57が
出力するSTCデータ58と常に同一の出力となるよう
に、STCデータ110を再生し、オーディオ復号化処
理部68およびビデオ復号化処理部71へ出力する。ま
た、オーディオ復号化処理部68では、入力したオーデ
ィオストリーム67を、オーディオTS112とSTC
データ110を参照して復号化し、TS値に従った時間
で、出力オーディオ信号69を出力する。ビデオ復号化
処理部71では、入力したビデオストリーム70を、ビ
デオTS113とSTCデータ110を参照して復号化
し、TS値に従った時間で、出力ビデオ信号72を出力
する。つぎに、各々の復号化処理部でのTSによる出力
動作について、さらに具体的に説明する。TSによる出
力動作は、オーディオ復号化処理部68と、ビデオ復号
化処理部71とで、オーディオとビデオのそれぞれのT
SのPTSの値と、STCデータの値とが一致したとき
に、対応するデータ部分を出力することで実現される。
例えば、オーディオストリーム67の或るシンクワード
Anに対応するPTSの値を、PTS(An)とすれば、
STCデータ110の値がPTS(An)と同じになった
時に、オーディオ復号化処理部68は、シンクワードA
n部分の復号化されたデータを出力する。
STCデータ108から、送信側のSTC発生部57が
出力するSTCデータ58と常に同一の出力となるよう
に、STCデータ110を再生し、オーディオ復号化処
理部68およびビデオ復号化処理部71へ出力する。ま
た、オーディオ復号化処理部68では、入力したオーデ
ィオストリーム67を、オーディオTS112とSTC
データ110を参照して復号化し、TS値に従った時間
で、出力オーディオ信号69を出力する。ビデオ復号化
処理部71では、入力したビデオストリーム70を、ビ
デオTS113とSTCデータ110を参照して復号化
し、TS値に従った時間で、出力ビデオ信号72を出力
する。つぎに、各々の復号化処理部でのTSによる出力
動作について、さらに具体的に説明する。TSによる出
力動作は、オーディオ復号化処理部68と、ビデオ復号
化処理部71とで、オーディオとビデオのそれぞれのT
SのPTSの値と、STCデータの値とが一致したとき
に、対応するデータ部分を出力することで実現される。
例えば、オーディオストリーム67の或るシンクワード
Anに対応するPTSの値を、PTS(An)とすれば、
STCデータ110の値がPTS(An)と同じになった
時に、オーディオ復号化処理部68は、シンクワードA
n部分の復号化されたデータを出力する。
【0007】同様に、ビデオストリーム70の或るピク
チャスタートコードVnに対応するPTSの値を、PT
S(Vn)とすれば、STCデータ110の値がPTS
(Vn)と同じになった時に、ビデオ復号化処理部71
は、ピクチャスタートコードVn部分の復号化されたデ
ータを出力する。ここで、図2に示す符号化伝送装置に
おいて、送信側のオーディオ符号化処理部51に入力オ
ーディオ信号50が入力されてから、受信側のオーディ
オ復号化処理部68より出力オーディオ信号69が出力
されるまでの時間がtaであるとする。同様に、送信側
のビデオ符号化処理部54に入力ビデオ信号53が入力
されてから、受信側のビデオ復号化処理部71より、出
力ビデオ信号72が出力されるまでの時間がtvである
とする。この場合、オーディオとビデオの同期をとるた
めには、上記入力から出力までの時間が、ta=tvと
なるように、各伝送処理系の時間を設定し、その時間を
基に、それぞれのPTSの値を設定すれば良いことにな
る。
チャスタートコードVnに対応するPTSの値を、PT
S(Vn)とすれば、STCデータ110の値がPTS
(Vn)と同じになった時に、ビデオ復号化処理部71
は、ピクチャスタートコードVn部分の復号化されたデ
ータを出力する。ここで、図2に示す符号化伝送装置に
おいて、送信側のオーディオ符号化処理部51に入力オ
ーディオ信号50が入力されてから、受信側のオーディ
オ復号化処理部68より出力オーディオ信号69が出力
されるまでの時間がtaであるとする。同様に、送信側
のビデオ符号化処理部54に入力ビデオ信号53が入力
されてから、受信側のビデオ復号化処理部71より、出
力ビデオ信号72が出力されるまでの時間がtvである
とする。この場合、オーディオとビデオの同期をとるた
めには、上記入力から出力までの時間が、ta=tvと
なるように、各伝送処理系の時間を設定し、その時間を
基に、それぞれのPTSの値を設定すれば良いことにな
る。
【0008】次に、マルチプレクサ56を構成するオー
ディオパケッタイズ部59とビデオパケッタイズ部60
におけるTS算出について説明する。まず、オーディオ
信号の入力から出力までの時間taの内、マルチプレク
サ部56に入力されるまでの時間がta1で、残りの時
間がta2であるとする。ここで、マルチプレクサ部5
6に入力されたオーディオストリーム52のパケッタイ
ズされるべきデータ長の中に、或るシンクワードAnが
あり、パケットのヘッダ部分にTSを付加するときのS
TCデータ58の値がSTC2(An)であるとすれば、
PTS(An)は、以下のように求めることができる。 PTS(An)=STC2(An)+ta2 同様に、ビデオについても、ビデオ信号の入力から出力
までの時間tvの内、マルチプレクサ部56に入力され
るまでの時間がtv1で、残りの時間がtv2であるとす
る。ここで、マルチプレクサ部56に入力したビデオス
トリーム55のパケッタイズされるべきデータ長の中に
或るピクチャスタートコードVnがあり、パケットのヘ
ッダ部分にTSを付加するときのSTCデータ58の値
がSTC2(Vn)であるとすれば、PTS(Vn)も、下
記のように求めることができるはずである。 PTS(Vn)=STC2(Vn)+tv2 しかし、ビデオの場合、tv1 は、ビデオ信号の符号化
状況によって変動するため、tv2 も変動することにな
る。 なぜならば、tvは、常に固定であり、tv2=
tv−tv1 であるため。
ディオパケッタイズ部59とビデオパケッタイズ部60
におけるTS算出について説明する。まず、オーディオ
信号の入力から出力までの時間taの内、マルチプレク
サ部56に入力されるまでの時間がta1で、残りの時
間がta2であるとする。ここで、マルチプレクサ部5
6に入力されたオーディオストリーム52のパケッタイ
ズされるべきデータ長の中に、或るシンクワードAnが
あり、パケットのヘッダ部分にTSを付加するときのS
TCデータ58の値がSTC2(An)であるとすれば、
PTS(An)は、以下のように求めることができる。 PTS(An)=STC2(An)+ta2 同様に、ビデオについても、ビデオ信号の入力から出力
までの時間tvの内、マルチプレクサ部56に入力され
るまでの時間がtv1で、残りの時間がtv2であるとす
る。ここで、マルチプレクサ部56に入力したビデオス
トリーム55のパケッタイズされるべきデータ長の中に
或るピクチャスタートコードVnがあり、パケットのヘ
ッダ部分にTSを付加するときのSTCデータ58の値
がSTC2(Vn)であるとすれば、PTS(Vn)も、下
記のように求めることができるはずである。 PTS(Vn)=STC2(Vn)+tv2 しかし、ビデオの場合、tv1 は、ビデオ信号の符号化
状況によって変動するため、tv2 も変動することにな
る。 なぜならば、tvは、常に固定であり、tv2=
tv−tv1 であるため。
【0009】従って、上記式のSTC2(Vn)に加算す
べきtv2 を、あらかじめ設定することができないとい
う問題があり、オーディオと同様に、PTS(Vn)を求
めることは不可能である。 このtv1の変動の主な原
因は、下記の2つである。 (1)ピクチャ単位の入れ替わりによる変動 (2)可変長符号化による変動 また、上記の原因(1)のピクチャ単位の入れ替わりが
あるために、DTSも求める必要がある。
べきtv2 を、あらかじめ設定することができないとい
う問題があり、オーディオと同様に、PTS(Vn)を求
めることは不可能である。 このtv1の変動の主な原
因は、下記の2つである。 (1)ピクチャ単位の入れ替わりによる変動 (2)可変長符号化による変動 また、上記の原因(1)のピクチャ単位の入れ替わりが
あるために、DTSも求める必要がある。
【0010】ここで、ピクチャ単位の入れ替わりについ
て、図3の概略図を使用して説明をする。図3では、ピ
クチャ単位の入れ替わりに関する遅延時間は考慮されて
いるが、その他の処理時間等は省略している。図3にお
いて、(a)は、ビデオ符号化処理部54に入力する入
力ビデオ信号53、(b)は、ビデオ符号化処理部54
から出力されるビデオストリーム55(あるいは、ビデ
オパケット解析部66から出力されるビデオストリーム
70)、(c)は、ビデオ復号化処理部71から出力さ
れる出力ビデオ信号72を示している。これらのいずれ
の信号にも記載されている、符号I,P,Bは、MPE
G2、MPEG1等で定義されている、ピクチャコーデ
ィングタイプ(picture codingtype)を示している。
て、図3の概略図を使用して説明をする。図3では、ピ
クチャ単位の入れ替わりに関する遅延時間は考慮されて
いるが、その他の処理時間等は省略している。図3にお
いて、(a)は、ビデオ符号化処理部54に入力する入
力ビデオ信号53、(b)は、ビデオ符号化処理部54
から出力されるビデオストリーム55(あるいは、ビデ
オパケット解析部66から出力されるビデオストリーム
70)、(c)は、ビデオ復号化処理部71から出力さ
れる出力ビデオ信号72を示している。これらのいずれ
の信号にも記載されている、符号I,P,Bは、MPE
G2、MPEG1等で定義されている、ピクチャコーデ
ィングタイプ(picture codingtype)を示している。
【0011】また、図3の例では、IあるいはPピクチ
ャのピクチャ間隔は3ピクチャ分であり、このIあるい
はPピクチャのピクチャ間隔のことを、一般にM値と呼
んでいる(図3の場合、M値=3となる)。なお、各信号
の上部の ( )内に示す数値はテンポラルリファレンス(t
emporal reference)の値で、これは、入力ビデオ信号5
3におけるピクチャの順番を示している。ピクチャ単位
の入れ替わりは、つぎのように行なわれる。まず、ビデ
オ符号化処理部54において、(a)に示す入力ビデオ
信号53は、Bピクチャのみを、後方のIあるいはPピ
クチャの後に、順次遅延し、挿入してピクチャの順番を
入れ替え、(b)に示すビデオストリーム55の状態と
する。なお、この入れ替わりの状態は、ビデオストリー
ム70でも変わらない。次に、ビデオ復号化処理部71
において、逆にビデオストリーム70のI,Pピクチャ
を、後方の連続するBピクチャの後に順次遅延し挿入し
て、元の順番に戻し、(c)に示すビデオ出力信号72
のように元の順番とする。このように、ビデオ復号化処
理部71で順番を戻すことを、リオーダ(reorder)と呼
んでいる。
ャのピクチャ間隔は3ピクチャ分であり、このIあるい
はPピクチャのピクチャ間隔のことを、一般にM値と呼
んでいる(図3の場合、M値=3となる)。なお、各信号
の上部の ( )内に示す数値はテンポラルリファレンス(t
emporal reference)の値で、これは、入力ビデオ信号5
3におけるピクチャの順番を示している。ピクチャ単位
の入れ替わりは、つぎのように行なわれる。まず、ビデ
オ符号化処理部54において、(a)に示す入力ビデオ
信号53は、Bピクチャのみを、後方のIあるいはPピ
クチャの後に、順次遅延し、挿入してピクチャの順番を
入れ替え、(b)に示すビデオストリーム55の状態と
する。なお、この入れ替わりの状態は、ビデオストリー
ム70でも変わらない。次に、ビデオ復号化処理部71
において、逆にビデオストリーム70のI,Pピクチャ
を、後方の連続するBピクチャの後に順次遅延し挿入し
て、元の順番に戻し、(c)に示すビデオ出力信号72
のように元の順番とする。このように、ビデオ復号化処
理部71で順番を戻すことを、リオーダ(reorder)と呼
んでいる。
【0012】次に、ビデオ復号化処理部71でのリオー
ダにおけるPTSとDTSの関係を図4に示し、説明す
る。ビデオ復号化処理部71に入力したビデオストリー
ム70は、可変長符号化による時間軸上での変動分を吸
収するため、ビデオ復号化バッファ73に記憶された
後、ビデオストリーム74としてビデオ復号化回路75
へ出力される。ビデオ復号化回路75は、入力したビデ
オストリーム74を復号化し、データ76とする。ここ
で、データ76のBピクチャ部分は、そのまま出力ビデ
オ信号72として出力される。一方、データ76のIま
たはPピクチャ部分は、ビデオリオーダバッファ77で
遅延されデータ78となり、ビデオ出力信号72として
出力される。 これを切り替え、選択しているのがスイ
ッチ部79である。また、ビデオリオーダバッファ77
での遅延時間は、(M値×ピクチャ周期)となる。この
ビデオ復号化処理部71の手段で、ピクチャ単位の順番
を元に戻すことが可能となる。
ダにおけるPTSとDTSの関係を図4に示し、説明す
る。ビデオ復号化処理部71に入力したビデオストリー
ム70は、可変長符号化による時間軸上での変動分を吸
収するため、ビデオ復号化バッファ73に記憶された
後、ビデオストリーム74としてビデオ復号化回路75
へ出力される。ビデオ復号化回路75は、入力したビデ
オストリーム74を復号化し、データ76とする。ここ
で、データ76のBピクチャ部分は、そのまま出力ビデ
オ信号72として出力される。一方、データ76のIま
たはPピクチャ部分は、ビデオリオーダバッファ77で
遅延されデータ78となり、ビデオ出力信号72として
出力される。 これを切り替え、選択しているのがスイ
ッチ部79である。また、ビデオリオーダバッファ77
での遅延時間は、(M値×ピクチャ周期)となる。この
ビデオ復号化処理部71の手段で、ピクチャ単位の順番
を元に戻すことが可能となる。
【0013】図4において、PTSは、ビデオ復号化処
理部71から出力される出力ビデオ信号72の出力時間
を示すものであるが、DTSは、ビデオ復号化バッファ
73から出力されるビデオストリーム74の出力が持つ
時間を示すものである。MPEG2、MPEG1では、
TSの定義において、ビデオ復号化回路75の処理時間
はゼロと仮定している。 従って、Bピクチャの場合、
DTS=PTSとなる。すなわち、 I,Pピクチャ:PTSとDTSが付加される。 Bピクチャ:PTSだけが付加される。(DTS=PT
Sのため) 以上がtv1 の変動原因(1)に関するものであるが、
上述したように、その変動は、M値とピクチャコーディ
ングタイプとピクチャ周期が分かっていれば、変動量を
求めることが可能である。
理部71から出力される出力ビデオ信号72の出力時間
を示すものであるが、DTSは、ビデオ復号化バッファ
73から出力されるビデオストリーム74の出力が持つ
時間を示すものである。MPEG2、MPEG1では、
TSの定義において、ビデオ復号化回路75の処理時間
はゼロと仮定している。 従って、Bピクチャの場合、
DTS=PTSとなる。すなわち、 I,Pピクチャ:PTSとDTSが付加される。 Bピクチャ:PTSだけが付加される。(DTS=PT
Sのため) 以上がtv1 の変動原因(1)に関するものであるが、
上述したように、その変動は、M値とピクチャコーディ
ングタイプとピクチャ周期が分かっていれば、変動量を
求めることが可能である。
【0014】ここまでの説明に使用した、ピクチャスタ
ートコード、テンポラルリファレンス、ピクチャコーデ
ィングタイプが、図2のビデオストリーム55に付加さ
れている構成例を図6に示す。これは、MPEG2にお
ける例である。図6に示すように、入力ビデオ信号53
(図2)の各フレーム又は各フィールドに対応する符号デ
ータ部分は、ピクチャレイヤ(picture layer)と呼ば
れ、32ビットの固定値であるピクチャスタートコード
で始まる。 このコードに続き、10ビットのテンポラ
ルリファレンスがあり、さらに、3ビットのピクチャコ
ーディングタイプがある。 そして、その後に、16ビ
ットのビデオ遅延時間制御情報(video buffering verif
ier delay : vbv_delay)などのヘッダが付加されてお
り、そのヘッダの後に、実際の符号データが続いてい
る。ここで、ビデオ遅延時間制御情報は、前述のtv1
の変動原因(2)に関するものである。 可変長符号化
された符号データ、つまり、部分的に可変長の符号デー
タを、その平均レートとしての一定レートで受信して復
号化するために必要なビデオ復号化処理部内のバッファ
(図4のビデオ復号化バッファ73)における遅延時間を
示す情報である。
ートコード、テンポラルリファレンス、ピクチャコーデ
ィングタイプが、図2のビデオストリーム55に付加さ
れている構成例を図6に示す。これは、MPEG2にお
ける例である。図6に示すように、入力ビデオ信号53
(図2)の各フレーム又は各フィールドに対応する符号デ
ータ部分は、ピクチャレイヤ(picture layer)と呼ば
れ、32ビットの固定値であるピクチャスタートコード
で始まる。 このコードに続き、10ビットのテンポラ
ルリファレンスがあり、さらに、3ビットのピクチャコ
ーディングタイプがある。 そして、その後に、16ビ
ットのビデオ遅延時間制御情報(video buffering verif
ier delay : vbv_delay)などのヘッダが付加されてお
り、そのヘッダの後に、実際の符号データが続いてい
る。ここで、ビデオ遅延時間制御情報は、前述のtv1
の変動原因(2)に関するものである。 可変長符号化
された符号データ、つまり、部分的に可変長の符号デー
タを、その平均レートとしての一定レートで受信して復
号化するために必要なビデオ復号化処理部内のバッファ
(図4のビデオ復号化バッファ73)における遅延時間を
示す情報である。
【0015】従って、このビデオ遅延時間制御情報に基
づき、前記バッファの読み出し制御をすることにより、
バッファのアンダーフローやオーバーフローの回避が可
能になり、連続的に復号化することが可能になる。つま
り、このビデオ遅延時間制御情報は、可変長符号化によ
り変動したtv1の変動分を、復号化側で吸収させるた
めの時間である。なお、このビデオ遅延時間制御情報
は、ビデオ符号化処理部54の内部で生成して付加して
いる。 このとき一般的には、受信側のビデオ復号化処
理部71内の前記目的のためのバッファの容量と、各ピ
クチャごとの圧縮された結果である符号量と、前記平均
レートから、各ピクチャ単位に演算して生成している。
MPEG2では、ビデオ遅延時間制御情報を vbv_delay
と呼び、前記バッファをVBV bufferと呼ぶ。この情報
は、可変長符号化による符号長に依存するため、それぞ
れのピクチャごとに異なる。
づき、前記バッファの読み出し制御をすることにより、
バッファのアンダーフローやオーバーフローの回避が可
能になり、連続的に復号化することが可能になる。つま
り、このビデオ遅延時間制御情報は、可変長符号化によ
り変動したtv1の変動分を、復号化側で吸収させるた
めの時間である。なお、このビデオ遅延時間制御情報
は、ビデオ符号化処理部54の内部で生成して付加して
いる。 このとき一般的には、受信側のビデオ復号化処
理部71内の前記目的のためのバッファの容量と、各ピ
クチャごとの圧縮された結果である符号量と、前記平均
レートから、各ピクチャ単位に演算して生成している。
MPEG2では、ビデオ遅延時間制御情報を vbv_delay
と呼び、前記バッファをVBV bufferと呼ぶ。この情報
は、可変長符号化による符号長に依存するため、それぞ
れのピクチャごとに異なる。
【0016】一般にビデオ遅延時間制御情報は、図2の
一定レートのビデオストリーム55を直接ビデオ復号化
処理部で復号するときには有効であるが、マルチプレク
サ部56などで、さらにヘッダが付加され、一定レート
と異なるレートのストリームに変換されたり、時分割多
重のため、時間軸方向にシフトしたストリームに変換さ
れた場合は、その変換内容に応じて正確さが失われる。
このため、多重化されたシステムストリームの段階で
は、ビデオ遅延時間制御情報の替わりに、TSが使用さ
れる。すなわち、TSに基づいて、ビデオ復号化処理部
内のバッファ(ビデオ復号化バッファ73)の読み出し
制御をすれば、バッファのアンダーフローやオーバーフ
ローの回避が保証されることにもなり、連続的な復号が
可能になる。このように、TSには、多重化される信号
間の同期機能のみでなく、バッファのアンダーフローや
オーバーフローの回避機能もある。このため、システム
ストリームが、単一の信号(例えば、ビデオのみ)の場合
においても、TSは必要になる。
一定レートのビデオストリーム55を直接ビデオ復号化
処理部で復号するときには有効であるが、マルチプレク
サ部56などで、さらにヘッダが付加され、一定レート
と異なるレートのストリームに変換されたり、時分割多
重のため、時間軸方向にシフトしたストリームに変換さ
れた場合は、その変換内容に応じて正確さが失われる。
このため、多重化されたシステムストリームの段階で
は、ビデオ遅延時間制御情報の替わりに、TSが使用さ
れる。すなわち、TSに基づいて、ビデオ復号化処理部
内のバッファ(ビデオ復号化バッファ73)の読み出し
制御をすれば、バッファのアンダーフローやオーバーフ
ローの回避が保証されることにもなり、連続的な復号が
可能になる。このように、TSには、多重化される信号
間の同期機能のみでなく、バッファのアンダーフローや
オーバーフローの回避機能もある。このため、システム
ストリームが、単一の信号(例えば、ビデオのみ)の場合
においても、TSは必要になる。
【0017】ここで、従来技術におけるTS値の演算方
式について説明する。従来技術においては、前述したよ
うに、tv1の変動があるため、STC2(Vn)を使用す
るのではなく、図2に示す、STC1(Vn)を使用して
いる。これは、ビデオストリーム55のピクチャスター
トコード部分に対応する部分つまり、各ピクチャの先頭
データが、ビデオ符号化処理部54に入力された時間S
TC1(Vn) に、入力から出力までの時間tvを加算す
れば、PTS(Vn)が求まるからである。 前述のよう
に、tvは常に固定である。しかしながら、ビデオ符号
化処理部54では、信号処理にある程度の処理時間(数
十ミリ秒)を必要とするため、このSTC1(Vn) 値
を、実際にTS値の演算に用いるまでの間、メモリに記
憶させておく必要がある。さらに、ビデオ符号化処理部
54では、前述のようなピクチャ単位の入れ替わりがあ
るため、記憶されたSTC1(Vn)を用いる時にも、そ
れを考慮しなければならない。また、前記メモリの制御
において、ビデオ符号化処理部54のピクチャの先頭デ
ータ(フレーム)単位の入力に依存して、一定周期に動作
するライト制御部と、可変長符号化されたビデオストリ
ーム55のピクチャスタートコードの入力に依存して、
一定周期でない動作をするリード制御部とは、互いに、
非同期の関係であるため、リード、ライトタイミングの
発生の競合を回避する手段が、必ず必要である。このた
めに、ビデオパケッタイズ部60は、処理が複雑なもの
となる。
式について説明する。従来技術においては、前述したよ
うに、tv1の変動があるため、STC2(Vn)を使用す
るのではなく、図2に示す、STC1(Vn)を使用して
いる。これは、ビデオストリーム55のピクチャスター
トコード部分に対応する部分つまり、各ピクチャの先頭
データが、ビデオ符号化処理部54に入力された時間S
TC1(Vn) に、入力から出力までの時間tvを加算す
れば、PTS(Vn)が求まるからである。 前述のよう
に、tvは常に固定である。しかしながら、ビデオ符号
化処理部54では、信号処理にある程度の処理時間(数
十ミリ秒)を必要とするため、このSTC1(Vn) 値
を、実際にTS値の演算に用いるまでの間、メモリに記
憶させておく必要がある。さらに、ビデオ符号化処理部
54では、前述のようなピクチャ単位の入れ替わりがあ
るため、記憶されたSTC1(Vn)を用いる時にも、そ
れを考慮しなければならない。また、前記メモリの制御
において、ビデオ符号化処理部54のピクチャの先頭デ
ータ(フレーム)単位の入力に依存して、一定周期に動作
するライト制御部と、可変長符号化されたビデオストリ
ーム55のピクチャスタートコードの入力に依存して、
一定周期でない動作をするリード制御部とは、互いに、
非同期の関係であるため、リード、ライトタイミングの
発生の競合を回避する手段が、必ず必要である。このた
めに、ビデオパケッタイズ部60は、処理が複雑なもの
となる。
【0018】このような従来の符号化伝送装置では、送
信側のマルチプレクサ部において、STC(システムタ
イムクロック)の値をホールドし、ホールドしたSTC
をTS(タイムスタンプ)値の演算に使用するまでに、数
十ミリ秒のオーダの遅延時間が生じるため、STC用の
メモリが必要であった。さらに、このメモリのアクセス
には、ピクチャ単位の入れ替わりをも考慮した複雑なア
クセスをしなければならず、また、国際標準の符号化方
式のMPEG2,MPEG1などでは、TSに使用する
STCのビット長は、33ビットであるため、メモリの
数も多くなり、加えて前記メモリに対するライトとリー
ドの関係は非同期であるため、それらのタイミングの競
合に対する調整回路も必須となる等の諸問題があった。
信側のマルチプレクサ部において、STC(システムタ
イムクロック)の値をホールドし、ホールドしたSTC
をTS(タイムスタンプ)値の演算に使用するまでに、数
十ミリ秒のオーダの遅延時間が生じるため、STC用の
メモリが必要であった。さらに、このメモリのアクセス
には、ピクチャ単位の入れ替わりをも考慮した複雑なア
クセスをしなければならず、また、国際標準の符号化方
式のMPEG2,MPEG1などでは、TSに使用する
STCのビット長は、33ビットであるため、メモリの
数も多くなり、加えて前記メモリに対するライトとリー
ドの関係は非同期であるため、それらのタイミングの競
合に対する調整回路も必須となる等の諸問題があった。
【0019】前記問題を解決するための第2の従来技術
として、ビデオ符号化処理部が出力するビデオストリー
ム中のビデオ遅延時間制御情報(vbv_delay)を基に TS
値を算出することにより、従来必要であった33ビット
というビット幅の広いメモリや関連するアドレス発生部
等と、書き込みと読み出しが同時発生した場合の調整回
路も必要としない、符号化伝送方式におけるTS値の演
算方法がある。この第2の従来技術の符号化伝送方式に
おけるタイムスタンプ値演算方法は、少なくともビデオ
信号を含む一つ以上の信号を圧縮符号化して、当該圧縮
符号化信号を所定のデータ長に分割し、タイムスタンプ
値等のヘッダを付加して一つのストリームに生成して伝
送する符号化伝送方式において、前記ヘッダ内に付加さ
れる前記ビデオ信号のタイムスタンプ値を、前記ストリ
ーム内に付加されるビデオ復号化処理部のバッファ遅延
時間に相当するビデオ遅延時間制御情報に基づき演算す
るものである。また、第2の従来技術におけるタイムス
タンプ値演算方法は、前記ヘッダ内に付加される前記ビ
デオ信号のタイムスタンプ値を、前記圧縮符号化された
ビデオ信号が前記一つのストリームに生成される信号処
理部に入力された時間情報と、前記ビデオストリーム内
に付加されるビデオ復号化処理部のバッファ遅延時間に
相当するビデオ遅延時間制御情報と、前記圧縮符号化信
号の所定の分割データ長および前記ビデオ信号の符号化
のモードに応じて定まる固定の時間情報との加算により
演算するものである。
として、ビデオ符号化処理部が出力するビデオストリー
ム中のビデオ遅延時間制御情報(vbv_delay)を基に TS
値を算出することにより、従来必要であった33ビット
というビット幅の広いメモリや関連するアドレス発生部
等と、書き込みと読み出しが同時発生した場合の調整回
路も必要としない、符号化伝送方式におけるTS値の演
算方法がある。この第2の従来技術の符号化伝送方式に
おけるタイムスタンプ値演算方法は、少なくともビデオ
信号を含む一つ以上の信号を圧縮符号化して、当該圧縮
符号化信号を所定のデータ長に分割し、タイムスタンプ
値等のヘッダを付加して一つのストリームに生成して伝
送する符号化伝送方式において、前記ヘッダ内に付加さ
れる前記ビデオ信号のタイムスタンプ値を、前記ストリ
ーム内に付加されるビデオ復号化処理部のバッファ遅延
時間に相当するビデオ遅延時間制御情報に基づき演算す
るものである。また、第2の従来技術におけるタイムス
タンプ値演算方法は、前記ヘッダ内に付加される前記ビ
デオ信号のタイムスタンプ値を、前記圧縮符号化された
ビデオ信号が前記一つのストリームに生成される信号処
理部に入力された時間情報と、前記ビデオストリーム内
に付加されるビデオ復号化処理部のバッファ遅延時間に
相当するビデオ遅延時間制御情報と、前記圧縮符号化信
号の所定の分割データ長および前記ビデオ信号の符号化
のモードに応じて定まる固定の時間情報との加算により
演算するものである。
【0020】この第2の従来技術による符号化伝送装置
を、図5を使用し、図2を参照して説明する。図5は、
図2に示す符号化伝送装置を構成するマルチプレクサ部
56のビデオパケッタイズ部60におけるTS値の演算
に関する部分の構成を示している。STC発生部57の
出力であるSTCデータ58は、TS演算部116に入
力されている。入力ビデオ信号53がビデオ符号化処理
部54において符号化されたデータであるビデオストリ
ーム55は、ピクチャスタートコード検出部86と、ピ
クチャコーディングタイプ検出部87と、ビデオ遅延時
間制御情報(vbv_delay)検出部115とに入力されてい
る。また、ピクチャスタートコード検出部86には、ビ
デオ符号化処理部54から出力されるビデオストリーム
有効信号82も入力されている。一方、ピクチャスター
トコード検出部86の出力であるデータ89、ピクチャ
コーディングタイプ検出部87の出力であるデータ9
3、ビデオ遅延時間制御情報検出部115の出力である
データ117は、それぞれTS演算部116に入力され
ている。また、ピクチャスタートコード検出部86の出
力であるデータ89は、ピクチャコーディングタイプ検
出部87とビデオ遅延時間制御情報検出部115にも入
力されている。さらに、TS演算部116には、符号化
のモードを示す情報であるM値パラメータ99と固定の
オフセット遅延量の情報である遅延パラメータ100と
が入力されている。 そして、TS演算部116から
は、バッファ101へデータ97と制御信号98とが出
力されている。 バッファ101からは、データ104
がスイッチ部105(図2参照)へ出力されている。
を、図5を使用し、図2を参照して説明する。図5は、
図2に示す符号化伝送装置を構成するマルチプレクサ部
56のビデオパケッタイズ部60におけるTS値の演算
に関する部分の構成を示している。STC発生部57の
出力であるSTCデータ58は、TS演算部116に入
力されている。入力ビデオ信号53がビデオ符号化処理
部54において符号化されたデータであるビデオストリ
ーム55は、ピクチャスタートコード検出部86と、ピ
クチャコーディングタイプ検出部87と、ビデオ遅延時
間制御情報(vbv_delay)検出部115とに入力されてい
る。また、ピクチャスタートコード検出部86には、ビ
デオ符号化処理部54から出力されるビデオストリーム
有効信号82も入力されている。一方、ピクチャスター
トコード検出部86の出力であるデータ89、ピクチャ
コーディングタイプ検出部87の出力であるデータ9
3、ビデオ遅延時間制御情報検出部115の出力である
データ117は、それぞれTS演算部116に入力され
ている。また、ピクチャスタートコード検出部86の出
力であるデータ89は、ピクチャコーディングタイプ検
出部87とビデオ遅延時間制御情報検出部115にも入
力されている。さらに、TS演算部116には、符号化
のモードを示す情報であるM値パラメータ99と固定の
オフセット遅延量の情報である遅延パラメータ100と
が入力されている。 そして、TS演算部116から
は、バッファ101へデータ97と制御信号98とが出
力されている。 バッファ101からは、データ104
がスイッチ部105(図2参照)へ出力されている。
【0021】次に、この動作について説明する。この従
来例による符号化伝送装置では、ビデオ符号化処理部5
4から出力されるビデオストリーム55のパケッタイズ
されるべきデータ長の中にあるピクチャスタートコード
が、マルチプレクサ部56に入力された時間(STC2
(Vn)値)をTS値の演算に使用する。ただし、図2に
示す、tv2 が変動してしまうため、ビデオストリーム
55を構成するビデオ遅延時間制御情報という情報を利
用する。次に、ビデオ遅延時間制御情報と符号化伝送装
置の処理時間との関係を図7に示す。 図7に示すtv
は、前述のように、入力ビデオ信号53がビデオ符号化
処理部54に入力されてから、ビデオ復号化処理部71
より出力ビデオ信号72として出力されるまでの時間と
する。このtvは固定である。このtvのうち、入力ビ
デオ信号53がビデオ符号化処理部54で処理されてマ
ルチプレクサ部118に入力されるまでの時間をtv1
、残りのビデオ復号化処理部71より出力されるまで
の時間をtv2 とする。このtv1,tv2 の時間は、前
述のように変動する。しかし、tv=tv1+tv2は、
常に固定である。従って、前述のtv1 の変動の2つの
原因は、tv2 で吸収される。ここで、tv2 の時間
を、さらに、tv3 とtv4 とtv5 とに分割する。t
v3 は、マルチプレクサ部118に入力されてから、ビ
デオ復号化処理部71に入力されるまでの時間、tv4
は、ビデオ復号化処理部71内のビデオ復号化バッファ
73での遅延時間、tv5 は、ビデオ復号化処理部71
内のビデオリオーダバッファ77での遅延時間である。
来例による符号化伝送装置では、ビデオ符号化処理部5
4から出力されるビデオストリーム55のパケッタイズ
されるべきデータ長の中にあるピクチャスタートコード
が、マルチプレクサ部56に入力された時間(STC2
(Vn)値)をTS値の演算に使用する。ただし、図2に
示す、tv2 が変動してしまうため、ビデオストリーム
55を構成するビデオ遅延時間制御情報という情報を利
用する。次に、ビデオ遅延時間制御情報と符号化伝送装
置の処理時間との関係を図7に示す。 図7に示すtv
は、前述のように、入力ビデオ信号53がビデオ符号化
処理部54に入力されてから、ビデオ復号化処理部71
より出力ビデオ信号72として出力されるまでの時間と
する。このtvは固定である。このtvのうち、入力ビ
デオ信号53がビデオ符号化処理部54で処理されてマ
ルチプレクサ部118に入力されるまでの時間をtv1
、残りのビデオ復号化処理部71より出力されるまで
の時間をtv2 とする。このtv1,tv2 の時間は、前
述のように変動する。しかし、tv=tv1+tv2は、
常に固定である。従って、前述のtv1 の変動の2つの
原因は、tv2 で吸収される。ここで、tv2 の時間
を、さらに、tv3 とtv4 とtv5 とに分割する。t
v3 は、マルチプレクサ部118に入力されてから、ビ
デオ復号化処理部71に入力されるまでの時間、tv4
は、ビデオ復号化処理部71内のビデオ復号化バッファ
73での遅延時間、tv5 は、ビデオ復号化処理部71
内のビデオリオーダバッファ77での遅延時間である。
【0022】ビデオ遅延時間制御情報(vbv_buffer)は、
ビデオ復号化処理部71内のビデオ復号化バッファ73
での遅延時間であるtv4 に関するものであり、該tv
4 は変動するもので、前記tv1 の変動原因(2)を吸
収するための変動である。また、tv5 も変動し、その
変動は前記tv1 の変動原因(1)を吸収するための変
動であり、前述のリオーダ時間にあたる。この変動する
tv5 については、前述のようにM値とピクチャ周期と
ピクチャコーディングタイプに依存するが、M値とピク
チャ周期はシステムの初期設定パラメータとして固定さ
れる。従って、符号化中の動的な変動は、ピクチャコー
ディングタイプに依存する。残りのtv3 は、多重化パ
ケット長や、伝送路符号化などの要因に依存するもの
で、固定値である。従って、各ピクチャにおいて、その
ピクチャコーディングタイプとそのビデオ遅延時間制御
情報とマルチプレクサ部118に入力された時間(ST
C2(Vn)の値)を基に、TS値の演算が可能となる。
ビデオ復号化処理部71内のビデオ復号化バッファ73
での遅延時間であるtv4 に関するものであり、該tv
4 は変動するもので、前記tv1 の変動原因(2)を吸
収するための変動である。また、tv5 も変動し、その
変動は前記tv1 の変動原因(1)を吸収するための変
動であり、前述のリオーダ時間にあたる。この変動する
tv5 については、前述のようにM値とピクチャ周期と
ピクチャコーディングタイプに依存するが、M値とピク
チャ周期はシステムの初期設定パラメータとして固定さ
れる。従って、符号化中の動的な変動は、ピクチャコー
ディングタイプに依存する。残りのtv3 は、多重化パ
ケット長や、伝送路符号化などの要因に依存するもの
で、固定値である。従って、各ピクチャにおいて、その
ピクチャコーディングタイプとそのビデオ遅延時間制御
情報とマルチプレクサ部118に入力された時間(ST
C2(Vn)の値)を基に、TS値の演算が可能となる。
【0023】ここで、TS値演算の具体的動作につい
て、図5を用いて説明をする。まず、ピクチャスタート
コード検出部86は、入力したビデオストリーム有効信
号82で、ビデオストリーム55が有効となったことを
認識し、有効なビデオストリーム55内のピクチャスタ
ートコードを検出する。 そして、該ピクチャスタート
コードを検出すると、データ89をTS演算部116と
ピクチャコーディングタイプ検出部87とビデオ遅延時
間制御情報検出部115へ出力する。このピクチャスタ
ートコードの検出をきっかけにして、ピクチャコーディ
ングタイプ検出部87とビデオ遅延時間制御情報検出部
115は、それぞれその後にある、ピクチャコーディン
グタイプとビデオ遅延時間制御情報を検出し、データ9
3、データ117をそれぞれTS演算部116へ出力す
る。ここでTS演算部116は、データ89によるピク
チャスタートコードの検出をきっかけに、STC発生部
57からのSTCデータ58をホールドし、データ9
3、データ117、M値パラメータ99、遅延パラメー
タ100により、TSを演算する。
て、図5を用いて説明をする。まず、ピクチャスタート
コード検出部86は、入力したビデオストリーム有効信
号82で、ビデオストリーム55が有効となったことを
認識し、有効なビデオストリーム55内のピクチャスタ
ートコードを検出する。 そして、該ピクチャスタート
コードを検出すると、データ89をTS演算部116と
ピクチャコーディングタイプ検出部87とビデオ遅延時
間制御情報検出部115へ出力する。このピクチャスタ
ートコードの検出をきっかけにして、ピクチャコーディ
ングタイプ検出部87とビデオ遅延時間制御情報検出部
115は、それぞれその後にある、ピクチャコーディン
グタイプとビデオ遅延時間制御情報を検出し、データ9
3、データ117をそれぞれTS演算部116へ出力す
る。ここでTS演算部116は、データ89によるピク
チャスタートコードの検出をきっかけに、STC発生部
57からのSTCデータ58をホールドし、データ9
3、データ117、M値パラメータ99、遅延パラメー
タ100により、TSを演算する。
【0024】まず、データ93によって、ピクチャコー
ディングタイプを判別し、続いて、それぞれのピクチャ
コーディングタイプごとに、以下のようにTSを演算す
る。 [IあるいはPピクチャの場合] PTS=STCデータ58+遅延パラメータ100+デ
ータ117+(M値パラメータ99×ピクチャ周期) DTS=STCデータ58+遅延パラメータ100+デ
ータ117 [Bピクチャの場合] PTS=STCデータ58+遅延パラメータ100+デ
ータ117 上記の式において、STCデータ58は、ピクチャスタ
ートコードの検出時点にホールドした値で、図7のST
C2(Vn)に相当し、遅延パラメータ100は図7に示
したtv3 に相当する固定値であり、データ117は、
ビデオ遅延時間制御情報の値で、図7に示すtv4 に相
当する。また、(M値パラメータ99×ピクチャ周期)
は、図7に示すビデオリオーダバッファ77による遅延
時間(tv5)に相当する。tv5に関しては、Bピクチャ
の場合は、ビデオリオーダバッファを通過しないのでゼ
ロである。
ディングタイプを判別し、続いて、それぞれのピクチャ
コーディングタイプごとに、以下のようにTSを演算す
る。 [IあるいはPピクチャの場合] PTS=STCデータ58+遅延パラメータ100+デ
ータ117+(M値パラメータ99×ピクチャ周期) DTS=STCデータ58+遅延パラメータ100+デ
ータ117 [Bピクチャの場合] PTS=STCデータ58+遅延パラメータ100+デ
ータ117 上記の式において、STCデータ58は、ピクチャスタ
ートコードの検出時点にホールドした値で、図7のST
C2(Vn)に相当し、遅延パラメータ100は図7に示
したtv3 に相当する固定値であり、データ117は、
ビデオ遅延時間制御情報の値で、図7に示すtv4 に相
当する。また、(M値パラメータ99×ピクチャ周期)
は、図7に示すビデオリオーダバッファ77による遅延
時間(tv5)に相当する。tv5に関しては、Bピクチャ
の場合は、ビデオリオーダバッファを通過しないのでゼ
ロである。
【0025】また通常、システムの初期値設定におい
て、このM値とピクチャ周期は固定値に設定される。
て、このM値とピクチャ周期は固定値に設定される。
【0026】なお、前述の式は、Bピクチャを含むビデ
オストリームの場合(M>1)であるが、Bピクチャを含
まない場合(M=1)は、I,Pピクチャについては、ビ
デオリオーダ処理が不要となる。このために、ビデオ復
号化処理部71内のビデオリオーダバッファ77による
遅延時間tv5は、ゼロである(PTS=DTS)。した
がって、この場合は、以下の式によってTSを演算す
る。 [IあるいはPピクチャの場合] PTS=STCデータ58+遅延パラメータ100+デ
ータ117 そして、この演算されたTS値は、データ97として、
制御信号98により、バッファ101に書き込まれる。
その後、ビデオパケットヘッダのTS出力タイミングの
ときに、データ104として、バッファ101内に書き
込まれたTS値が出力される。従って、各ピクチャにお
いて、そのピクチャコーディングタイプとそのビデオ遅
延時間制御情報とマルチプレクサ部118に入力された
時間(STC2(Vn))を基に、TS値の演算が可能とな
る。以上により、ピクチャスタートコードがマルチプレ
クサ部118に入力された時点のSTCデータ58(S
TC2(Vn)値)をホールドして、そのピクチャコーデ
ィングタイプとそのビデオ遅延時間制御情報を基にし
て、直ちにTS値の演算が可能なため、STC用のメモ
リを不要とすることができ、また、メモリ制御の複雑な
回路も不要とすることができる。
オストリームの場合(M>1)であるが、Bピクチャを含
まない場合(M=1)は、I,Pピクチャについては、ビ
デオリオーダ処理が不要となる。このために、ビデオ復
号化処理部71内のビデオリオーダバッファ77による
遅延時間tv5は、ゼロである(PTS=DTS)。した
がって、この場合は、以下の式によってTSを演算す
る。 [IあるいはPピクチャの場合] PTS=STCデータ58+遅延パラメータ100+デ
ータ117 そして、この演算されたTS値は、データ97として、
制御信号98により、バッファ101に書き込まれる。
その後、ビデオパケットヘッダのTS出力タイミングの
ときに、データ104として、バッファ101内に書き
込まれたTS値が出力される。従って、各ピクチャにお
いて、そのピクチャコーディングタイプとそのビデオ遅
延時間制御情報とマルチプレクサ部118に入力された
時間(STC2(Vn))を基に、TS値の演算が可能とな
る。以上により、ピクチャスタートコードがマルチプレ
クサ部118に入力された時点のSTCデータ58(S
TC2(Vn)値)をホールドして、そのピクチャコーデ
ィングタイプとそのビデオ遅延時間制御情報を基にし
て、直ちにTS値の演算が可能なため、STC用のメモ
リを不要とすることができ、また、メモリ制御の複雑な
回路も不要とすることができる。
【0027】上記第2の従来例では、該当ピクチャの全
てに対し、ピクチャスタートコードがマルチプレクサ部
に入力された時点のSTC値とそのビデオ遅延時間制御
情報を基にTSを演算することが基本となっている。
しかし、この実現にはマルチプレクサ部に正確な平均レ
ートで入力しなければならない、という厳しい制約があ
る。ビデオ遅延時間制御情報は、正確な平均レートで連
続にデータ転送している時に意味を持つ情報である。
つまり、ビデオ遅延時間制御情報は、各ピクチャ毎の圧
縮された結果である符号量と平均レートから算出されて
いる。 このため、その正確な平均レートでマルチプレ
クサ部に入力されないと、ピクチャスタートコードがマ
ルチプレクサ部に入力された時点のSTC値と、そのビ
デオ遅延時間制御情報の本来の関係が乱れ、求めたTS
値の連続性に誤差を生じる。具体的には、例えば、連続
する2つのピクチャスタートコードに対するTS値の差
は、当然のことながらピクチャ周期に一致しなければな
らない。 つまり、仮に連続する全てのピクチャスター
トコードにTS値を付加するとすれば、それらのTS値
は正確にピクチャ周期単位に変化すべきである。 とこ
ろが、正確な平均レートで、マルチプレクサ部に入力さ
れないと、ピクチャスタートコードがマルチプレクサ部
に入力された時点のSTC値とそのビデオ遅延時間制御
情報の本来の関係が乱れ、演算結果のTS値の関係は、
正確にピクチャ周期単位ごとの変化にはならなくなる。
そして、この誤差が大きくなればTS値を基に出力制御
をしている受信側のバッファに破綻が生じ、システムと
して、致命的なエラーにつながる。
てに対し、ピクチャスタートコードがマルチプレクサ部
に入力された時点のSTC値とそのビデオ遅延時間制御
情報を基にTSを演算することが基本となっている。
しかし、この実現にはマルチプレクサ部に正確な平均レ
ートで入力しなければならない、という厳しい制約があ
る。ビデオ遅延時間制御情報は、正確な平均レートで連
続にデータ転送している時に意味を持つ情報である。
つまり、ビデオ遅延時間制御情報は、各ピクチャ毎の圧
縮された結果である符号量と平均レートから算出されて
いる。 このため、その正確な平均レートでマルチプレ
クサ部に入力されないと、ピクチャスタートコードがマ
ルチプレクサ部に入力された時点のSTC値と、そのビ
デオ遅延時間制御情報の本来の関係が乱れ、求めたTS
値の連続性に誤差を生じる。具体的には、例えば、連続
する2つのピクチャスタートコードに対するTS値の差
は、当然のことながらピクチャ周期に一致しなければな
らない。 つまり、仮に連続する全てのピクチャスター
トコードにTS値を付加するとすれば、それらのTS値
は正確にピクチャ周期単位に変化すべきである。 とこ
ろが、正確な平均レートで、マルチプレクサ部に入力さ
れないと、ピクチャスタートコードがマルチプレクサ部
に入力された時点のSTC値とそのビデオ遅延時間制御
情報の本来の関係が乱れ、演算結果のTS値の関係は、
正確にピクチャ周期単位ごとの変化にはならなくなる。
そして、この誤差が大きくなればTS値を基に出力制御
をしている受信側のバッファに破綻が生じ、システムと
して、致命的なエラーにつながる。
【0028】また、この平均レートは、一般に、可変長
符号の結果の符号量をビデオ符号化処理部内のレート制
御により、ある一定のレートに制御するための目標レー
トに相当する。 そして、このレート制御は通常時定数
が大きいため、数ピクチャの符号量を平均して目標レー
トが達成できるものである。つまり、個々のピクチャの
符号量は、その目標レートに対し増減したものになる。
従って、符号データを正確な平均レートでマルチプレク
サ部に入力するには、数ピクチャ分の符号データを蓄積
してから、上記レート制御で目標としたレートと完全に
一致する正確な平均レートで出力するような構成(バッ
ファ)が、ビデオ符号化処理部に要求される。 このた
め、数ピクチャの符号データを蓄積可能とする大容量の
バッファメモリが、ビデオ符号化処理部に必要となる。
また、そのバッファメモリから、正確なレートで、デー
タをマルチプレクサに入力する高精度なデータ転送制御
部が必要となる。
符号の結果の符号量をビデオ符号化処理部内のレート制
御により、ある一定のレートに制御するための目標レー
トに相当する。 そして、このレート制御は通常時定数
が大きいため、数ピクチャの符号量を平均して目標レー
トが達成できるものである。つまり、個々のピクチャの
符号量は、その目標レートに対し増減したものになる。
従って、符号データを正確な平均レートでマルチプレク
サ部に入力するには、数ピクチャ分の符号データを蓄積
してから、上記レート制御で目標としたレートと完全に
一致する正確な平均レートで出力するような構成(バッ
ファ)が、ビデオ符号化処理部に要求される。 このた
め、数ピクチャの符号データを蓄積可能とする大容量の
バッファメモリが、ビデオ符号化処理部に必要となる。
また、そのバッファメモリから、正確なレートで、デー
タをマルチプレクサに入力する高精度なデータ転送制御
部が必要となる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】従来の符号化伝送装置
は、送信側のマルチプレクサ部において、STCの値を
ホールドして、ホールドしたSTCをTS(タイムスタ
ンプ)値の演算に使用するまでに、数十ミリ秒のオーダ
の遅延時間が生じるため、STC用のメモリが必要であ
った。さらに、このメモリのアクセスには、ピクチャ単
位の入れ替わりをも考慮した複雑なアクセスをしなけれ
ばならず、また、国際標準の符号化方式のMPEG2,
MPEG1などでは、TSに使用するSTCのビット長
は、33ビットであるため、メモリの数も多くなり、さ
らには、このメモリに対するライトとリードの関係は非
同期であるため、それらのタイミングの競合に対する調
整回路も必須となる等の諸問題があった。また、上記第
2の従来例では、符号データを、マルチプレクサ部に正
確な平均レートで入力しなければならない、という厳し
い制約がある。 このため、符号データを、正確な平均
レートでマルチプレクサ部に入力するには、数ピクチャ
分の符号データを蓄積してから、その平均レートで出力
するような構成が、ビデオ符号化処理部に要求され、数
ピクチャの符号データを蓄積可能とする、大容量のバッ
ファメモリがビデオ符号化処理部に必要となる。また、
そのバッファメモリから、正確なレートで、データをマ
ルチプレクサに入力する高精度なデータ転送制御部が必
須となる等の諸問題があった。本発明は、これらの欠点
を除去し、従来必要であった33ビットというビット幅
の広いメモリや関連するアドレス発生部などを必要せ
ず、また、ビデオ符号化処理部に大容量なメモリや、高
精度なデータ転送制御部を必要としない、符号化伝送方
式におけるTS値の演算方法を提供することを目的とす
る。
は、送信側のマルチプレクサ部において、STCの値を
ホールドして、ホールドしたSTCをTS(タイムスタ
ンプ)値の演算に使用するまでに、数十ミリ秒のオーダ
の遅延時間が生じるため、STC用のメモリが必要であ
った。さらに、このメモリのアクセスには、ピクチャ単
位の入れ替わりをも考慮した複雑なアクセスをしなけれ
ばならず、また、国際標準の符号化方式のMPEG2,
MPEG1などでは、TSに使用するSTCのビット長
は、33ビットであるため、メモリの数も多くなり、さ
らには、このメモリに対するライトとリードの関係は非
同期であるため、それらのタイミングの競合に対する調
整回路も必須となる等の諸問題があった。また、上記第
2の従来例では、符号データを、マルチプレクサ部に正
確な平均レートで入力しなければならない、という厳し
い制約がある。 このため、符号データを、正確な平均
レートでマルチプレクサ部に入力するには、数ピクチャ
分の符号データを蓄積してから、その平均レートで出力
するような構成が、ビデオ符号化処理部に要求され、数
ピクチャの符号データを蓄積可能とする、大容量のバッ
ファメモリがビデオ符号化処理部に必要となる。また、
そのバッファメモリから、正確なレートで、データをマ
ルチプレクサに入力する高精度なデータ転送制御部が必
須となる等の諸問題があった。本発明は、これらの欠点
を除去し、従来必要であった33ビットというビット幅
の広いメモリや関連するアドレス発生部などを必要せ
ず、また、ビデオ符号化処理部に大容量なメモリや、高
精度なデータ転送制御部を必要としない、符号化伝送方
式におけるTS値の演算方法を提供することを目的とす
る。
【0030】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値
演算方法は、少なくともビデオ信号を含む一つ以上の信
号を圧縮符号化し、当該圧縮符号化信号を所定のデータ
長に分割し、タイムスタンプ値等のヘッダを付加して一
つのストリームに生成して伝送する符号化伝送方式にお
いて、前記ヘッダ内に付加される前記ビデオ信号の所定
のタイムスタンプ値を、前記ストリーム内に付加される
ビデオ復号化処理部のバッファ遅延時間に相当するビデ
オ遅延時間制御情報に基づき演算し、後続のタイムスタ
ンプ値を、前回求めたタイムスタンプ値と当該ビデオ信
号の周期に基づき演算するものである。また、本発明の
符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法は、
前記ヘッダ内に付加される前記ビデオ信号の所定のタイ
ムスタンプ値を、前記圧縮符号化されたビデオ信号が前
記一つのストリームに生成される信号処理部に入力され
た時間情報と、前記ビデオストリーム内に付加されるビ
デオ復号化処理部のバッファ遅延時間に相当するビデオ
遅延時間制御情報と、前記圧縮符号化信号の所定の分割
データ長および前記ビデオ信号の符号化のモードに応じ
て定まる固定の時間情報との加算により演算し、後続の
タイムスタンプ値を、前回求めたタイムスタンプ値と当
該ビデオ信号の周期に基づき演算するものである。さら
に、本発明の符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値
演算方法は、前記一つのストリームに生成される信号と
して、少なくとも前記圧縮符号化されたビデオ信号と圧
縮符号化されたオーディオ信号とを含むものである。
め、本発明の符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値
演算方法は、少なくともビデオ信号を含む一つ以上の信
号を圧縮符号化し、当該圧縮符号化信号を所定のデータ
長に分割し、タイムスタンプ値等のヘッダを付加して一
つのストリームに生成して伝送する符号化伝送方式にお
いて、前記ヘッダ内に付加される前記ビデオ信号の所定
のタイムスタンプ値を、前記ストリーム内に付加される
ビデオ復号化処理部のバッファ遅延時間に相当するビデ
オ遅延時間制御情報に基づき演算し、後続のタイムスタ
ンプ値を、前回求めたタイムスタンプ値と当該ビデオ信
号の周期に基づき演算するものである。また、本発明の
符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法は、
前記ヘッダ内に付加される前記ビデオ信号の所定のタイ
ムスタンプ値を、前記圧縮符号化されたビデオ信号が前
記一つのストリームに生成される信号処理部に入力され
た時間情報と、前記ビデオストリーム内に付加されるビ
デオ復号化処理部のバッファ遅延時間に相当するビデオ
遅延時間制御情報と、前記圧縮符号化信号の所定の分割
データ長および前記ビデオ信号の符号化のモードに応じ
て定まる固定の時間情報との加算により演算し、後続の
タイムスタンプ値を、前回求めたタイムスタンプ値と当
該ビデオ信号の周期に基づき演算するものである。さら
に、本発明の符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値
演算方法は、前記一つのストリームに生成される信号と
して、少なくとも前記圧縮符号化されたビデオ信号と圧
縮符号化されたオーディオ信号とを含むものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の符号化伝送装置の
一実施例の構成を図1に示し、説明する。図1は、図2
に示す符号化伝送装置を構成するマルチプレクサ部56
のビデオパケッタイズ部60におけるTS値の演算に関
する部分の構成を示している。従来技術を示す図5と
は、TS演算部200が異なっている。STC発生部5
7の出力であるSTCデータ58は、TS演算部200
に入力されている。また、入力ビデオ信号53がビデオ
符号化処理部54(図2)において符号化されたデータで
あるビデオストリーム55は、ピクチャスタートコード
検出部86とピクチャコーディングタイプ検出部87と
ビデオ遅延時間制御情報(vbv_delay)検出部115とに
入力されている。また、ピクチャスタートコード検出部
86には、ビデオ符号化処理部54から出力されるビデ
オストリーム有効信号82も入力されている。一方、ピ
クチャスタートコード検出部86の出力であるデータ8
9、ピクチャコーディングタイプ検出部87の出力であ
るデータ93、ビデオ遅延時間制御情報検出部115の
出力であるデータ117は、それぞれTS演算部200
に入力されている。また、ピクチャスタートコード検出
部86の出力であるデータ89は、ピクチャコーディン
グタイプ検出部87とビデオ遅延時間制御情報検出部1
15にも入力されている。更に、TS演算部200に
は、符号化モードを示す情報であるM値パラメータ99
と固定のオフセット遅延量の情報である遅延パラメータ
100とが入力されている。 そして、TS演算部20
0からは、バッファ101へのデータ97と制御信号9
8とが出力されている。また、バッファ101からは、
データ104が、スイッチ部105(図2参照)へ出力さ
れている。また、TS演算部200へは、入力ビデオ信
号のピクチャ周期201とリセット信号202も入力さ
れている。
一実施例の構成を図1に示し、説明する。図1は、図2
に示す符号化伝送装置を構成するマルチプレクサ部56
のビデオパケッタイズ部60におけるTS値の演算に関
する部分の構成を示している。従来技術を示す図5と
は、TS演算部200が異なっている。STC発生部5
7の出力であるSTCデータ58は、TS演算部200
に入力されている。また、入力ビデオ信号53がビデオ
符号化処理部54(図2)において符号化されたデータで
あるビデオストリーム55は、ピクチャスタートコード
検出部86とピクチャコーディングタイプ検出部87と
ビデオ遅延時間制御情報(vbv_delay)検出部115とに
入力されている。また、ピクチャスタートコード検出部
86には、ビデオ符号化処理部54から出力されるビデ
オストリーム有効信号82も入力されている。一方、ピ
クチャスタートコード検出部86の出力であるデータ8
9、ピクチャコーディングタイプ検出部87の出力であ
るデータ93、ビデオ遅延時間制御情報検出部115の
出力であるデータ117は、それぞれTS演算部200
に入力されている。また、ピクチャスタートコード検出
部86の出力であるデータ89は、ピクチャコーディン
グタイプ検出部87とビデオ遅延時間制御情報検出部1
15にも入力されている。更に、TS演算部200に
は、符号化モードを示す情報であるM値パラメータ99
と固定のオフセット遅延量の情報である遅延パラメータ
100とが入力されている。 そして、TS演算部20
0からは、バッファ101へのデータ97と制御信号9
8とが出力されている。また、バッファ101からは、
データ104が、スイッチ部105(図2参照)へ出力さ
れている。また、TS演算部200へは、入力ビデオ信
号のピクチャ周期201とリセット信号202も入力さ
れている。
【0032】次に、この動作について説明する。本発明
による符号化伝送装置においては、リセット信号202
による、所定の(リセット後の初めての)タイムスタンプ
値については、図5で説明したのと同様に、遅延時間制
御情報を利用して演算する。但し、図5の従来例では、
以後のTS値も、遅延時間制御情報を利用していた。こ
のため、遅延時間制御情報が意味のある状態とするため
に、符号データを正確な平均レートで転送する必要があ
り、ビデオ符号化処理部内に大容量のバッファメモリを
必要としたり、高精度なデータ転送制御部が必要であっ
た。そこで、本発明では、最初のTS値以後は、前回求
めたTS値と、TS演算部200に入力されているピク
チャ周期201を基に、演算するものとする。これによ
り、最初のTS値以後は、遅延時間制御情報を利用しな
いため、必ずしも、符号データの転送レートを、正確な
平均レートとする必要がなく、大容量のメモリや高精度
なデータ転送制御部を不要とすることができる。具体的
には、符号データを平均レートより早いレートで転送す
るようにする。これにより、バッファメモリの容量を縮
小でき、転送レートも、とにかく平均レートより早けれ
ば問題ないので、容易なデータ転送制御部で実現可能で
ある。但し、平均レートよりも早く転送するため、該バ
ッファメモリがエンプティになる場合があるため、エン
プティ時は転送を一時的に止める制御が必要となる。し
かし、これは、バッファメモリのエンプティフラグで制
御するのみなので、実現は非常に容易である。 なお、
メモリ容量を、できるだけ縮小したければ、より早いレ
ートで転送すれば可能である。
による符号化伝送装置においては、リセット信号202
による、所定の(リセット後の初めての)タイムスタンプ
値については、図5で説明したのと同様に、遅延時間制
御情報を利用して演算する。但し、図5の従来例では、
以後のTS値も、遅延時間制御情報を利用していた。こ
のため、遅延時間制御情報が意味のある状態とするため
に、符号データを正確な平均レートで転送する必要があ
り、ビデオ符号化処理部内に大容量のバッファメモリを
必要としたり、高精度なデータ転送制御部が必要であっ
た。そこで、本発明では、最初のTS値以後は、前回求
めたTS値と、TS演算部200に入力されているピク
チャ周期201を基に、演算するものとする。これによ
り、最初のTS値以後は、遅延時間制御情報を利用しな
いため、必ずしも、符号データの転送レートを、正確な
平均レートとする必要がなく、大容量のメモリや高精度
なデータ転送制御部を不要とすることができる。具体的
には、符号データを平均レートより早いレートで転送す
るようにする。これにより、バッファメモリの容量を縮
小でき、転送レートも、とにかく平均レートより早けれ
ば問題ないので、容易なデータ転送制御部で実現可能で
ある。但し、平均レートよりも早く転送するため、該バ
ッファメモリがエンプティになる場合があるため、エン
プティ時は転送を一時的に止める制御が必要となる。し
かし、これは、バッファメモリのエンプティフラグで制
御するのみなので、実現は非常に容易である。 なお、
メモリ容量を、できるだけ縮小したければ、より早いレ
ートで転送すれば可能である。
【0033】では次に、初めてのTS値演算以降のTS
値の演算例について以下に示す。まず、前述のM値が、
M=1のモードでは、前回のPTSと、ピクチャ周期を
基準に、以下のように演算する。 (1)M=1の場合 PTS(PIC_cur)=PTS(PIC_ref)+PIC_TIME×N ここで、PIC_cur:現在対象としているピクチャ、PIC_r
ef:PTSのリファレンスとしているピクチャ、 PIC_
TIME:ピクチャの周期、N:PIC_curとPIC_ref間のピク
チャ数、PTS(PIC_cur):PIC_curのPTS、 PTS
(PIC_ref):PIC_refのPTSである。このモードでは、
前述したようにピクチャのリオーダを考慮することがな
く、PTSだけを求めることになる。 また、Nについ
ては現在処理対象としているパケット内に、幾つのピク
チャスタートコードが含まれているかを、データ89を
カウントすることで得ることができる。これにより、前
回リファレンスとしたピクチャと、現在処理対象として
いるパケット内のピクチャの間のピクチャ数が得られ
る。したがって、上記のように、リファレンスとしてい
る(前回求めた)PTSに、ピクチャ周期をN倍して加算
すれば、対象ピクチャのPTSを演算可能である。この
ように、STC値とビデオ遅延時間制御情報を使用しな
いで、前回のTS値を基準にして演算するため、マルチ
プレクサ部への入力レートに対する厳しい制限を、不要
とすることができる。
値の演算例について以下に示す。まず、前述のM値が、
M=1のモードでは、前回のPTSと、ピクチャ周期を
基準に、以下のように演算する。 (1)M=1の場合 PTS(PIC_cur)=PTS(PIC_ref)+PIC_TIME×N ここで、PIC_cur:現在対象としているピクチャ、PIC_r
ef:PTSのリファレンスとしているピクチャ、 PIC_
TIME:ピクチャの周期、N:PIC_curとPIC_ref間のピク
チャ数、PTS(PIC_cur):PIC_curのPTS、 PTS
(PIC_ref):PIC_refのPTSである。このモードでは、
前述したようにピクチャのリオーダを考慮することがな
く、PTSだけを求めることになる。 また、Nについ
ては現在処理対象としているパケット内に、幾つのピク
チャスタートコードが含まれているかを、データ89を
カウントすることで得ることができる。これにより、前
回リファレンスとしたピクチャと、現在処理対象として
いるパケット内のピクチャの間のピクチャ数が得られ
る。したがって、上記のように、リファレンスとしてい
る(前回求めた)PTSに、ピクチャ周期をN倍して加算
すれば、対象ピクチャのPTSを演算可能である。この
ように、STC値とビデオ遅延時間制御情報を使用しな
いで、前回のTS値を基準にして演算するため、マルチ
プレクサ部への入力レートに対する厳しい制限を、不要
とすることができる。
【0034】次に、M>1のモードの場合について、以
下に示し説明する。 この場合は、前回のPTSを参照
すると、ピクチャのリオーダを考慮しなければならない
ため、複雑な処理となる。 このため、前回のDTSと
ピクチャ周期を基準にして、以下のように演算する。
なお、マルチプレクサ入力部分では、DTSは基本的に
ピクチャ順にピクチャ周期単位で増加する。 (2)M>1の場合 DTS(PIC_cur)=DTS(PIC_ref)+PIC_TIME×N ここで、もし、ピクチャコーディングタイプが、IかP
ならば、以下のようにDTS(PIC_cur)から、PTS(PI
C_cur)を演算する。 PTS(PIC_cur)=DTS(PIC_cur)+PIC_TIME×N また、ピクチャコーディングタイプが、Bであるなら
ば、以下に示すように、DTS(PIC_cur)を、PTS(PI
C_cur)とする。 なぜならば、このBピクチャはリオー
ダをしないため、PTS=DTSになるからである。 PTS(PIC_cur)=DTS(PIC_cur) ここで、PIC_cur:現在対象としているピクチャ、PIC_r
ef:DTSのリファレンスとしているピクチャ、 PIC_
TIME:ピクチャの周期、N:PIC_curとPIC_ref間のピク
チャ数、PTS(PIC_cur):PIC_curのPTS、 DTS
(PIC_cur):PIC_curのDTS、 DTS(PIC_ref):PIC
_refのDTSである。以上のように、M>1の場合に
も、STC値とビデオ遅延時間制御情報を使用しない
で、前回のTSを基準にして、TS値の演算可能なた
め、マルチプレクサへの入力レートに対する厳しい制限
を、不要とすることができる。
下に示し説明する。 この場合は、前回のPTSを参照
すると、ピクチャのリオーダを考慮しなければならない
ため、複雑な処理となる。 このため、前回のDTSと
ピクチャ周期を基準にして、以下のように演算する。
なお、マルチプレクサ入力部分では、DTSは基本的に
ピクチャ順にピクチャ周期単位で増加する。 (2)M>1の場合 DTS(PIC_cur)=DTS(PIC_ref)+PIC_TIME×N ここで、もし、ピクチャコーディングタイプが、IかP
ならば、以下のようにDTS(PIC_cur)から、PTS(PI
C_cur)を演算する。 PTS(PIC_cur)=DTS(PIC_cur)+PIC_TIME×N また、ピクチャコーディングタイプが、Bであるなら
ば、以下に示すように、DTS(PIC_cur)を、PTS(PI
C_cur)とする。 なぜならば、このBピクチャはリオー
ダをしないため、PTS=DTSになるからである。 PTS(PIC_cur)=DTS(PIC_cur) ここで、PIC_cur:現在対象としているピクチャ、PIC_r
ef:DTSのリファレンスとしているピクチャ、 PIC_
TIME:ピクチャの周期、N:PIC_curとPIC_ref間のピク
チャ数、PTS(PIC_cur):PIC_curのPTS、 DTS
(PIC_cur):PIC_curのDTS、 DTS(PIC_ref):PIC
_refのDTSである。以上のように、M>1の場合に
も、STC値とビデオ遅延時間制御情報を使用しない
で、前回のTSを基準にして、TS値の演算可能なた
め、マルチプレクサへの入力レートに対する厳しい制限
を、不要とすることができる。
【0035】以下、本発明の具体的な演算手順を、図
8、図9に示し、説明する。図8、図9は、タイムスタ
ンプ演算部200内におけるタイムスタンプ値演算動作
フローを示すものである。この具体的な実現方法は、ハ
ードウエアでもソフトウェアでも、また、両方を組み合
わせた方法でも可能である。 なお、図8、図9は、そ
れぞれ、パケット単位にスタートから始まり、リターン
で戻るものとしている。 更に、パケット内に複数のピ
クチャ(ピクチャスタートコード)が存在する場合、先頭
のピクチャに対し、TS値を演算するものとする。図8
は、M=1の場合のタイムスタンプ値演算動作フローで
ある。まず、該当するパケットの処理をするため、ステ
ップ301から始まる。そして、ステップ302で、リ
セット後初回のタイムスタンプ演算かを判断し、もし初
回ならば、ステップ303の処理をする。 この処理ス
テップ303は、図5で説明した従来例と同様である。
8、図9に示し、説明する。図8、図9は、タイムスタ
ンプ演算部200内におけるタイムスタンプ値演算動作
フローを示すものである。この具体的な実現方法は、ハ
ードウエアでもソフトウェアでも、また、両方を組み合
わせた方法でも可能である。 なお、図8、図9は、そ
れぞれ、パケット単位にスタートから始まり、リターン
で戻るものとしている。 更に、パケット内に複数のピ
クチャ(ピクチャスタートコード)が存在する場合、先頭
のピクチャに対し、TS値を演算するものとする。図8
は、M=1の場合のタイムスタンプ値演算動作フローで
ある。まず、該当するパケットの処理をするため、ステ
ップ301から始まる。そして、ステップ302で、リ
セット後初回のタイムスタンプ演算かを判断し、もし初
回ならば、ステップ303の処理をする。 この処理ス
テップ303は、図5で説明した従来例と同様である。
【0036】次の処理ステップ304は、次のPTS演
算処理のためのものである。つまり、ステップ303で
求めたPTS(PIC_cur)を、次の処理のリファレンスと
するために、PTS(PIC_ref)=PTS(PIC_cur)として
いる。 そして、次にタイムスタンプ値を求めるべきピ
クチャまでのピクチャ間隔Nを、現在のパケット内に含
まれているピクチャの数(ピクチャスタートコードの数)
を設定することで求める。 これで、初回のタイムスタ
ンプ演算処理を終わり、ステップ307から処理を抜け
る。次のパケットの処理をするには、再び、ステップ3
01から処理を開始する。今度は初回のタイムスタンプ
演算ではないので、ステップ305の処理する。ここ
で、ステップ304で設定された、前回のPTS(PIC_r
ef)とNが 用いられ、PTS(PIC_cur)が求まる。 ステ
ップ306は、前記ステップ304と同様、次の演算処
理のためのものである。 そして、ステップ307で処
理を抜ける。後続のパケットに対するタイムスタンプ値
の演算は、上記と同様に、ステップ301から処理を開
始し、ステップ305、ステップ306の処理を繰り返
す。
算処理のためのものである。つまり、ステップ303で
求めたPTS(PIC_cur)を、次の処理のリファレンスと
するために、PTS(PIC_ref)=PTS(PIC_cur)として
いる。 そして、次にタイムスタンプ値を求めるべきピ
クチャまでのピクチャ間隔Nを、現在のパケット内に含
まれているピクチャの数(ピクチャスタートコードの数)
を設定することで求める。 これで、初回のタイムスタ
ンプ演算処理を終わり、ステップ307から処理を抜け
る。次のパケットの処理をするには、再び、ステップ3
01から処理を開始する。今度は初回のタイムスタンプ
演算ではないので、ステップ305の処理する。ここ
で、ステップ304で設定された、前回のPTS(PIC_r
ef)とNが 用いられ、PTS(PIC_cur)が求まる。 ステ
ップ306は、前記ステップ304と同様、次の演算処
理のためのものである。 そして、ステップ307で処
理を抜ける。後続のパケットに対するタイムスタンプ値
の演算は、上記と同様に、ステップ301から処理を開
始し、ステップ305、ステップ306の処理を繰り返
す。
【0037】図9は、M>1の場合のタイムスタンプ値
演算動作フローである。まず、該当するパケットの処理
をするために、ステップ401から始まる。そして、ス
テップ402で、リセット後初回のタイムスタンプ演算
かを判断し、もし初回ならば、ステップ403で更にピ
クチャコーディングタイプを判断し、ステップ404
(I,Pピクチャの場合)か、ステップ405(Bピクチ
ャの場合)の処理をする。このステップ403,40
4,405は、図5で説明した従来例と同様である。な
お、ステップ405で、DTS(PIC_cur)=PTS(PIC_
cur)としているのは、次の処理ステップ406で、DT
S(PIC_ref)を設定するためであり、本来は、PTS=
DTSなので、あえて、DTSを求める必要はない。
なお、ステップ406は、次のPTS演算処理のための
ものである。つまり、ステップ404またはステップ4
05で求めた、DTS(PIC_cur) を次の演算処理のリフ
ァレンスとするために、DTS(PIC_ref)=DTS(PIC_
cur)としている。
演算動作フローである。まず、該当するパケットの処理
をするために、ステップ401から始まる。そして、ス
テップ402で、リセット後初回のタイムスタンプ演算
かを判断し、もし初回ならば、ステップ403で更にピ
クチャコーディングタイプを判断し、ステップ404
(I,Pピクチャの場合)か、ステップ405(Bピクチ
ャの場合)の処理をする。このステップ403,40
4,405は、図5で説明した従来例と同様である。な
お、ステップ405で、DTS(PIC_cur)=PTS(PIC_
cur)としているのは、次の処理ステップ406で、DT
S(PIC_ref)を設定するためであり、本来は、PTS=
DTSなので、あえて、DTSを求める必要はない。
なお、ステップ406は、次のPTS演算処理のための
ものである。つまり、ステップ404またはステップ4
05で求めた、DTS(PIC_cur) を次の演算処理のリフ
ァレンスとするために、DTS(PIC_ref)=DTS(PIC_
cur)としている。
【0038】そして、次にタイムスタンプ値を求めるべ
きピクチャまでのピクチャ間隔Nを、現在のパケット内
に含まれているピクチャの数(ピクチャスタートコード
の数)を設定することで求める。 これで、初回のタイ
ムスタンプ演算処理を終わり、ステップ412から処理
を抜ける。次のパケットの処理をするには、再び、ステ
ップ401から処理を開始する。今度は初回のタイムス
タンプ演算ではないので、ステップ407の処理をす
る。ここで、ステップ406で設定された、前回のDT
S(PIC_ref)とNが 使用され、DTS(PIC_cur)が求ま
る。次に、ステップ408でピクチャコーディングタイ
プを判別し、処理ステップ409(I,Pピクチャの場
合)か、ステップ410(Bピクチャの場合)の処理をす
る。ステップ409では、ステップ407で求めたDT
S(PIC_cur) に、ピクチャリオーダ時間を加算し、PT
S(PIC_cur)を求める。また、ステップ410では、B
ピクチャのため、PTS=DTSであるから、PTS(P
IC_cur)=DTS(PIC_cur)より、PTSを求める。 次
の処理ステップ411は、前記ステップ406と同様、
次の演算処理のためのものである。そして、ステップ4
12にて処理を抜ける。 後続のパケットに対するタイ
ムスタンプ値の演算は、上記と同様、ステップ401か
ら処理を開始し、ステップ409、ステップ410の処
理を繰り返す。
きピクチャまでのピクチャ間隔Nを、現在のパケット内
に含まれているピクチャの数(ピクチャスタートコード
の数)を設定することで求める。 これで、初回のタイ
ムスタンプ演算処理を終わり、ステップ412から処理
を抜ける。次のパケットの処理をするには、再び、ステ
ップ401から処理を開始する。今度は初回のタイムス
タンプ演算ではないので、ステップ407の処理をす
る。ここで、ステップ406で設定された、前回のDT
S(PIC_ref)とNが 使用され、DTS(PIC_cur)が求ま
る。次に、ステップ408でピクチャコーディングタイ
プを判別し、処理ステップ409(I,Pピクチャの場
合)か、ステップ410(Bピクチャの場合)の処理をす
る。ステップ409では、ステップ407で求めたDT
S(PIC_cur) に、ピクチャリオーダ時間を加算し、PT
S(PIC_cur)を求める。また、ステップ410では、B
ピクチャのため、PTS=DTSであるから、PTS(P
IC_cur)=DTS(PIC_cur)より、PTSを求める。 次
の処理ステップ411は、前記ステップ406と同様、
次の演算処理のためのものである。そして、ステップ4
12にて処理を抜ける。 後続のパケットに対するタイ
ムスタンプ値の演算は、上記と同様、ステップ401か
ら処理を開始し、ステップ409、ステップ410の処
理を繰り返す。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、ビデオ符号化処理部が
出力するビデオストリームに対して、最初のTS値算出
時のみ、ビデオストリーム中のビデオ遅延時間情報を基
にし、その後のTS値算出には、前回求めたTS値にピ
クチャ周期のN倍を加算をして求めるようにすること
で、従来必要であった、33ビットというビット幅の広
いメモリや関連するアドレス発生部などを必要せず、ま
た、ビデオ符号化処理部に大容量のメモリや、高精度な
データ転送制御部を必要としない、符号化伝送方式にお
けるTS値の演算方法を提供することができる。
出力するビデオストリームに対して、最初のTS値算出
時のみ、ビデオストリーム中のビデオ遅延時間情報を基
にし、その後のTS値算出には、前回求めたTS値にピ
クチャ周期のN倍を加算をして求めるようにすること
で、従来必要であった、33ビットというビット幅の広
いメモリや関連するアドレス発生部などを必要せず、ま
た、ビデオ符号化処理部に大容量のメモリや、高精度な
データ転送制御部を必要としない、符号化伝送方式にお
けるTS値の演算方法を提供することができる。
【図1】本発明のタイムスタンプ値演算処理部分の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】一般的な符号化伝送装置のブロック図。
【図3】ビデオ信号符号化処理におけるピクチャ単位の
入れ替わり説明図。
入れ替わり説明図。
【図4】ビデオ符号化処理部のブロック図。
【図5】従来技術のタイムスタンプ値演算処理部分の構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図6】ビデオストリームの構成説明図。
【図7】符号化伝送装置におけるビデオ遅延時間制御情
報と処理時間との関係説明図。
報と処理時間との関係説明図。
【図8】本発明のタイムスタンプ値演算処理手順の一例
を説明する図
を説明する図
【図9】本発明のタイムスタンプ値演算処理手順の一例
を説明する図
を説明する図
54:ビデオ符号化処理部、56、118:マルチプレ
クサ部、57:システムタイムクロック発生部、60:
ビデオパケッタイズ部、62:伝送路、64:デマルチ
プレクサ部、66:ビデオパケット解析部、71:ビデ
オ復号化処理部、73:ビデオ復号化バッファ、75:
ビデオ復号化回路、77:ビデオリオーダバッファ、8
6:ピクチャスタートコード検出部、87:ピクチャコ
ーディングタイプ検出部、101:バッファ、111:
システムタイムクロック再生部、115:ビデオ遅延時
間制御情報検出部、200:タイムスタンプ演算部、2
01:ピクチャ周期、201:リセット。
クサ部、57:システムタイムクロック発生部、60:
ビデオパケッタイズ部、62:伝送路、64:デマルチ
プレクサ部、66:ビデオパケット解析部、71:ビデ
オ復号化処理部、73:ビデオ復号化バッファ、75:
ビデオ復号化回路、77:ビデオリオーダバッファ、8
6:ピクチャスタートコード検出部、87:ピクチャコ
ーディングタイプ検出部、101:バッファ、111:
システムタイムクロック再生部、115:ビデオ遅延時
間制御情報検出部、200:タイムスタンプ演算部、2
01:ピクチャ周期、201:リセット。
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくともビデオ信号を含む一つ以上の
信号を圧縮符号化し、当該圧縮符号化信号を所定のデー
タ長に分割し、タイムスタンプ値等のヘッダを付加して
一つのストリームに生成して伝送する符号化伝送方式に
おいて、前記ヘッダ内に付加される前記ビデオ信号の所
定のタイムスタンプ値を、前記ストリーム内に付加され
るビデオ復号化処理部のバッファ遅延時間に相当するビ
デオ遅延時間制御情報に基づき演算し、後続のタイムス
タンプ値を、前回求めたタイムスタンプ値と当該ビデオ
信号の周期に基づき演算することを特徴とする符号化伝
送方式におけるタイムスタンプ値演算方法。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ヘッダ内に付加
される前記ビデオ信号の所定のタイムスタンプ値を、前
記圧縮符号化されたビデオ信号が前記一つのストリーム
に生成される信号処理部に入力された時間情報と、前記
ビデオストリーム内に付加されるビデオ復号化処理部の
バッファ遅延時間に相当するビデオ遅延時間制御情報
と、前記圧縮符号化信号の所定の分割データ長および前
記ビデオ信号の符号化のモードに応じて定まる固定の時
間情報との加算によって演算し、前記後続のタイムスタ
ンプ値を、前回求めたタイムスタンプ値と当該ビデオ信
号の周期に基づき演算することを特徴とする符号化伝送
方式におけるタイムスタンプ値演算方法。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記一つの
ストリームに生成される信号として、少なくとも前記圧
縮符号化されたビデオ信号と圧縮符号化されたオーディ
オ信号とを含むことを特徴とする符号化伝送方式におけ
るタイムスタンプ値演算方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6506598A JPH11262001A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6506598A JPH11262001A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11262001A true JPH11262001A (ja) | 1999-09-24 |
Family
ID=13276194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6506598A Pending JPH11262001A (ja) | 1998-03-16 | 1998-03-16 | 符号化伝送方式におけるタイムスタンプ値演算方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11262001A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003078873A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-14 | Sony Corp | データ多重化装置およびデータ多重化方法 |
| WO2004052015A1 (ja) * | 2002-11-29 | 2004-06-17 | Sony Corporation | 符号化装置およびその方法 |
| EP1383333A3 (en) * | 2002-07-17 | 2005-09-07 | Broadcom Corporation | Decoding and presentation time stamps for mpeg-4 advanced video coding |
| JP2011193512A (ja) * | 2004-03-26 | 2011-09-29 | British Telecommunications Plc <Bt> | 記録されたマテリアルを伝送すること |
| US8243826B2 (en) | 2006-03-17 | 2012-08-14 | Nec Corporation | Encoded stream transmitter |
-
1998
- 1998-03-16 JP JP6506598A patent/JPH11262001A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003078873A (ja) * | 2001-08-30 | 2003-03-14 | Sony Corp | データ多重化装置およびデータ多重化方法 |
| EP1383333A3 (en) * | 2002-07-17 | 2005-09-07 | Broadcom Corporation | Decoding and presentation time stamps for mpeg-4 advanced video coding |
| US7787539B2 (en) * | 2002-07-17 | 2010-08-31 | Broadcom Corporation | Decoding and presentation time stamps for MPEG-4 advanced video coding |
| US8385413B2 (en) * | 2002-07-17 | 2013-02-26 | Broadcom Corporation | Decoding and presentation time stamps for MPEG-4 advanced video coding |
| WO2004052015A1 (ja) * | 2002-11-29 | 2004-06-17 | Sony Corporation | 符号化装置およびその方法 |
| KR101022743B1 (ko) * | 2002-11-29 | 2011-03-22 | 소니 주식회사 | 복호 장치 및 복호 방법 |
| KR101022744B1 (ko) * | 2002-11-29 | 2011-03-22 | 소니 주식회사 | 복호 장치 및 그 방법 |
| US8798167B2 (en) | 2002-11-29 | 2014-08-05 | Sony Corporation | Encoder and its method |
| US9516361B2 (en) | 2002-11-29 | 2016-12-06 | Sony Corporation | Encoding apparatus and the method |
| US9654812B2 (en) | 2002-11-29 | 2017-05-16 | Sony Corporation | Encoding apparatus and the method |
| JP2011193512A (ja) * | 2004-03-26 | 2011-09-29 | British Telecommunications Plc <Bt> | 記録されたマテリアルを伝送すること |
| US8243826B2 (en) | 2006-03-17 | 2012-08-14 | Nec Corporation | Encoded stream transmitter |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040830 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041029 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050606 |