JPH11262008A - 符号化装置及び方法 - Google Patents
符号化装置及び方法Info
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Abstract
化して伝送する場合に、最低ビットレートを低く設定し
ても、遅延時間を短く維持できるようにする。 【解決手段】 VBVバッファの容量をvbv_size(0)とする
とき、このVBVバッファにより最大の遅延時間τmaxが与
えられるときのビットレートをbit_rate(0)とする。設
定されるビットレートbit_rateが基準のビットレートbi
t_rate(0)より小さいとき、VBVバッファの使用可能範囲
をvbv_size(2)=bit_rate/bit_rate(0)として設定す
る。
Description
法に関し、例えばMPEG(Moving Picture ExpertsGrou
p)の手法により符号化処理した画像データを多重化し
て伝送する場合において、最低ビットレートを低く設定
しても、VBV(Video Buffering Verifier)バッファに
おける遅延時間を短く維持することができるようにし、
もって、放送など、リアルタイムでの処理を可能にする
符号化装置及び方法に関する。
おいては、例えばMPEG(Moving Picture Experts Grou
p)の手法によりデータ圧縮された複数のプログラム
が、統計多重の手法により、その伝送レートが動的に変
化されて多重化される。これにより、限られた伝送レー
トを有効に利用して、全体として高画質のプログラムが
伝送できる。
により例えば3つのプログラムを多重化する場合、各プ
ログラムは、事前に設定された一定のレートにより伝送
される。ここで各プログラムに割り当てられる伝送レー
トは、各プログラムにおいて、伝送レートを低減した際
に、最も画質劣化が知覚され易い箇所でも、所定の画質
が維持されるように割り当てられる。従って、この固定
レートによる多重化においては、画質劣化が知覚困難な
部分に、必要以上のレートが割り当てられることにな
る。
重の手法により、例えば4つのプログラムを多重化する
場合、複数のプログラムの、画質劣化が知覚され易い箇
所は同時に発生し難いことを利用して、各プログラムの
伝送レートが動的に変化される。これにより、画質の劣
化が知覚困難な部分に必要以上にレートを割り当てる必
要がなくなり、その分のレートを、他のプログラムに振
り分けることにより、全体として、画質を劣化させるこ
となく、伝送効率を向上させることができる。
レートを変更して種々のプログラムを伝送する場合、デ
コーダ(画像復号装置)側で連続する映像を途切れるこ
となく(以下シームレースと称する)デコードできるよ
うにするために、エンコーダ(画像符号化装置)側で、
ビットレートを制御する必要がある。すなわち画像復号
装置側の、伝送されてきたデータを一時的に保持する所
謂VBV(Video Buffering Verifier)バッファ(仮想的
なバッファ)が、オーバーフローしたり、アンダーフロ
ーしないように、ビットレートを制御する必要がある。
ョンにおいては、DVD(Digital Versatile Disk)のよ
うな蓄積メディアの場合と違って、ビットストリームの
読み出しを、デコーダ側では制御できないので、画像符
号化装置側において、VBVのバッファのデータ量を制御
する必要がある。
置81より出力されるビットストリームを、出力バッフ
ァ82を介して伝送路へ伝送し、入力バッファ83を介
して画像復号装置84によりデコードするデジタル放送
システムにおいて、シームレスなビットレートの変更を
可能にするには、画像符号化装置81がエンコードした
データを出力バッファ82に書き込んだ後、画像復号装
置84が対応するデータを入力バッファ83から読み出
すまでの遅延時間τが、ビットレートに拘らず、常に一
定になるようにすればよい。このように、ビットレート
を制御すれば、VBVバッファとしての入力バッファ83
には、常に一定のトランスポートストリームデータが保
持される。従って、入力バッファ83がオーバーフロー
したり、アンダーフローすることを防止することがで
き、シームレースにビットレートを制御することができ
る。
ポートストリームのビットレートが最低のビットレート
min_bit_rate のときに最も大きくなり、その値は、vbv
_size(0)/min_bit_rate となる。なお、ここでvbv_siz
e(0)は、VBVバッファの容量である。従って、図3の遅
延時間τのうちの最小の遅延時間τminは、このVBVバッ
ファの遅延時間vbv_size(0)/min_bit_rate に、固定値
である回線遅延時間td を加えた、次式により表され
る。
bit_rateが最低ビットレートmin_bit_rate よりも大き
い場合、遅延時間τは、遅延時間τminより小さくなる
が、このとき、FIFO(First In First Out)などを使っ
てデータを遅延させることにより、遅延時間τを、遅延
時間τminと一致させる(すなわち、遅延時間τを一定
にする)ことができる。
τminは、最低ビットレートmin_bit_rate が小さくなる
ほど大きくなる。例えば、MPEG-2のMP@ML(この場合、V
BVバッファの容量は、約1.8〔Mbit〕となる)に
おいて、上記式の第1項のVBVバッファの遅延時間(vbv
_size(0)/min_bit_rate)は、最低ビットレートmin_bi
t_rateを3.0〔Mbps〕に設定すると、0.6〔s
ec〕(=1.8〔Mbit〕/3.0〔Mbit/s
ec〕)になり、最低ビットレートmin_bit_rateを0.
5〔Mbps〕とすると、3.6〔sec〕(=1.8
〔Mbit〕/0.5〔Mbit/sec〕)となる。
延時間vbv_size(0)/min_bit_rateに、回線(伝送路)
による遅延時間td 、エンコードとデコード自体にかか
る遅延時間を加算し、映像信号が画像符号化装置に入力
されてから、画像復号装置から復号されて出力されるま
での全体の遅延時間を具体的に計算すると、4秒乃至5
秒になる。
された内容をモニタにより確認しながら受け答えするよ
うな生放送等においては、違和感が生じ、大きな障害と
なることから、この種の遅延時間τは、できるだけ短い
ことが望まれる。
する方法として、最低ビットレートmin_bit_rate の値
を大きな値に設定し、この最低ビットレートmin_bit_ra
te 以上の伝送速度によりトランスポートストリームを
伝送する方法が考えられる。しかしながら、このように
すると、トランスポートストリームの伝送速度を速くし
なければならず、実質的に、ビットレートを動的に変化
させることができる範囲が狭くなり、全体として画質を
向上させる統計多重の利点を充分に生かし切れなくな
る。
もので、最低ビットレートを低く設定しても遅延時間を
短く維持することができ、もって、統計多重の利点を生
かして、全体として画質を向上させることができるよう
にするものである。
装置は、指定ビットレートに基いて、各ピクチャに対し
て割り当てられる目標ビット量をそれぞれ演算する制御
手段と、制御手段によって制御された目標ビット量に基
いて、符号化対象ピクチャを符号化する符号化手段と、
符号化手段から出力されるビットストリームのビット量
を検証するための仮想バッファ手段とを備え、制御手段
は、符号化対象ピクチャを符号化する場合に、指定ビッ
トレートが第1のビットレートから第2のビットレート
に変更されたときには、第2のビットレートに応じて仮
想バッファの使用可能範囲を規定すると共に、符号化手
段から出力されるビットストリームのデータ占有量が使
用可能範囲内になるように、符号化手段に供給される目
標ビット量を制御することを特徴とする。
ットレートに基いて、各ピクチャに対して割り当てられ
る目標ビット量をそれぞれ演算する制御手段と、制御手
段によって制御された目標ビット量に基いて、符号化対
象ピクチャを符号化する符号化手段と、符号化手段から
出力されるビットストリームのビット量を検証するため
の仮想バッファ手段とを備え、制御手段は、仮想バッフ
ァの遅延量が予め設定された規定遅延時間以上にならな
いように、該規定遅延時間と指定ビットレートに応じて
仮想バッファの使用可能範囲を規定すると共に、符号化
手段から出力されるビットストリームのデータ占有量が
使用可能範囲内になるように、符号化手段を制御するこ
とを特徴とする。
ットレートに基いて、各ピクチャに対して割り当てられ
る目標ビット量をそれぞれ演算する制御手段と、制御手
段によって制御された目標ビット量に基いて、符号化対
象ピクチャを符号化する符号化手段と、符号化手段から
出力されるビットストリームのビット量を検証するため
の仮想バッファ手段とを備え、制御手段は、指定ビット
レートが、仮想バッファのサイズと予め設定された規定
遅延時間によって定義される規定ビットレート以下に変
更された場合には、変更された指定ビットレートに応じ
て仮想バッファの使用可能範囲を規定すると共に、符号
化手段から出力されるビットストリームのデータ占有量
が使用可能範囲内に制限されるように、符号化手段を制
御することを特徴とする。
ットレートに基いて、各ピクチャに対して割り当てられ
る目標ビット量をそれぞれ演算する制御工程と、制御工
程によって制御された目標ビット量に基いて、符号化対
象ピクチャを符号化する符号化工程と、符号化工程から
出力されるビットストリームのビット量を検証するため
の仮想バッファ工程とを備え、制御工程において、符号
化対象ピクチャを符号化する場合に指定ビットレートが
第1のビットレートから第2のビットレートに変更され
たときには、第2のビットレートに応じて仮想バッファ
の使用可能範囲を規定すると共に、符号化工程から出力
されるビットストリームのデータ占有量が使用可能範囲
内になるように、符号化工程に供給される目標ビット量
を制御することを特徴とする。
ットレートに基いて、各ピクチャに対して割り当てられ
る目標ビット量をそれぞれ演算する制御工程と、制御工
程によって制御された目標ビット量に基いて、符号化対
象ピクチャを符号化する符号化工程と、符号化工程から
出力されるビットストリームのビット量を検証するため
の仮想バッファ工程とを備え、制御工程において、仮想
バッファの遅延量が予め設定された規定遅延時間以上に
ならないように、該規定遅延時間と指定ビットレートに
応じて仮想バッファの使用可能範囲を規定すると共に、
符号化工程から出力されるビットストリームのデータ占
有量が使用可能範囲内になるように、符号化工程を制御
することを特徴とする。
ットレートに基いて、各ピクチャに対して割り当てられ
る目標ビット量をそれぞれ演算する制御工程と、制御工
程によって制御された目標ビット量に基いて、符号化対
象ピクチャを符号化する符号化工程と、符号化工程から
出力されるビットストリームのビット量を検証するため
の仮想バッファ工程とを備え、制御工程において、指定
ビットレートが、仮想バッファのサイズと予め設定され
た規定遅延時間によって定義される規定ビットレート以
下に変更された場合には、変更された指定ビットレート
に応じて仮想バッファの使用可能範囲を規定すると共
に、符号化工程から出力されるビットストリームのデー
タ占有量が使用可能範囲内に制限されるように、符号化
工程を制御することを特徴とする。
符号化対象ピクチャを符号化する場合、指定ビットレー
トが第1のビットレートから第2のビットレートに変更
されたとき、第2のビットレートに応じて仮想バッファ
の使用可能範囲が規定され、ビットストリームのデータ
占有量が使用可能範囲内になるように、目標ビット量が
制御される。
は、仮想バッファの遅延量が予め設定された規定遅延時
間以上にならないように、規定遅延時間と指定ビットレ
ートに応じて仮想バッファの使用可能範囲が規定される
と共に、ビットストリームのデータ占有量が使用可能範
囲内になるように、符号化手段が制御される。
は、指定ビットレートが、仮想バッファのサイズと予め
設定された規定遅延時間によって定義される規定ビット
レート以下に変更された場合、変更された指定ビットレ
ートに応じて仮想バッファの使用可能範囲が規定される
と共に、ビットストリームのデータ占有量が使用可能範
囲内に制限されるように、符号化手段が制御される。
は、指定ビットレートが第1のビットレートから第2の
ビットレートに変更された場合、第2のビットレートに
応じて仮想バッファの使用可能範囲が規定されると共
に、ビットストリームのデータ占有量が使用可能範囲内
になるように、目標ビット量が制御される。
は、仮想バッファの遅延量が予め設定された規定遅延時
間以上にならないように、規定遅延時間と指定ビットレ
ートに応じて仮想バッファの使用可能範囲が規定される
と共に、ビットストリームのデータ占有量が使用可能範
囲内になるように、符号化工程が制御される。
は、指定ビットレートが、仮想バッファのサイズと予め
設定された規定遅延時間によって定義される規定ビット
レート以下に変更された場合、変更された指定ビットレ
ートに応じて仮想バッファの使用可能範囲が規定される
と共に、ビットストリームのデータ占有量が使用可能範
囲内に制限されるように、符号化工程が制御される。
て図面を参照して詳細に説明する。図4は、本発明を適
用した画像多重化システム1の構成例を表す。画像多重
化システム1は、それぞれ、本発明における番組データ
としてのプログラムPi(i=1,2,・・・,n)を
入力し、圧縮符号化する複数の画像符号化装置2−i
と、各画像符号化装置2−iに対してフィードバック型
のビットレート制御を行うコントローラ3と、各画像符
号化装置2−iよりそれぞれ出力される圧縮符号化デー
タstiを多重化して、伝送路に対して画像データSmを
出力する多重化装置4とを備えている。画像符号化装置
2−iは、プログラムPiの複雑さ(グローバルコンプ
レクシティ)Ciを求め、コントローラ3に出力してい
る。コントローラ3は、各画像符号化装置2−iからの
グローバルコンプレクシティCiに基づいて、統計多重
により、各画像符号化装置2−iのビットレートbit_ra
te#iを決定し、各画像符号化装置2−iに出力してい
る。
して用いられる場合には、多重化装置4より出力される
画像データSmを、伝送用データとして伝送路に対して
出力する。また、画像多重化システム1は、放送システ
ムとして用いられる場合には、多重化装置4より出力さ
れる画像データSmを、放送用データとして、放送用の
伝送路を介して受信装置側に送信する。
1(図示は省略するが、画像符号化装置2−2乃至2−
nも同様に構成される)の詳細な構成を示すブロック図
である。この図に示したように、画像符号化装置2−1
は、プログラムP1を入力し、符号化する順番に従って
ピクチャ(Iピクチャ,Pピクチャ,Bピクチャ)の順
番を並べ替える画像並べ替え回路11と、この画像並べ
替え回路11の出力データを入力し、フレーム構造かフ
ィールド構造かを判別し、判別結果に応じた走査変換を
行うとともに、16×16画素のマクロブロック化を行
う走査変換マクロブロック化回路12を備える。動き検
出回路21は、走査変換マクロブロック化回路12の出
力データに基づいて、圧縮符号化の対象となるピクチャ
において注目マクロブロックを探すとともに、参照され
るピクチャにおいて、注目マクロブロックとの間の画素
値の差分の絶対値和あるいは自乗和が最小となるマクロ
ブロック(予測マクロブロック)を探して、それらか
ら、動きベクトルMVを検出して動き補償回路22に送
る。
化回路12の出力から、動き補償回路22が動き検出回
路21からの動きベクトルMVに基づいて生成した予測
画像データ(予測マクロブロック)を減算し、DCT(Dis
crete Cosine Transform)回路14に出力する。DCT回
路14は、入力されたデータをDCT変換し、量子化回路
15に出力する。量子化回路15は、DCT回路14より
入力されたデータを、レートコントローラ23の量子化
スケールコード決定回路33が出力する量子化スケール
コードQ1に基づいて量子化し、可変長符号化回路16
と、逆量子化回路18に出力している。
より入力されたデータを可変長符号化し、バッファメモ
リ17を介して多重化装置4に出力する。バッファメモ
リ17の使用可能な容量は、コントローラ24により制
御される。
供給されたデータを逆量子化し、逆DCT回路19に出力
する。逆DCT回路19は、逆量子化回路18より供給さ
れたデータを逆DCT変換し、加算回路20に出力してい
る。加算回路20は、動き補償回路22より出力された
予測画像データと、逆DCT回路19より出力されたデー
タとを加算し、加算して得られたもとの画像データ(局
部的に復号された画像データ)を動き補償回路22に出
力し、内蔵するフレームメモリに記憶させる。
ローラ3からの信号bit_rate#1と、バッファメモリ17
からの発生符号量S1に基づいて量子化スケールコード
Q1を生成し、量子化回路15に出力している。このた
め、レートコントローラ23の複雑さ計算回路31は、
次式に従ってグローバルコンプレクシティ(global com
lpexity)C1(次式では、Xi,Xp,Xbとして表さ
れている)を算出する。このグローバルコンプレクシテ
ィC1は、画像の絵柄の複雑さを示すデータであり、次
式に示すように、圧縮映像データの発生符号量(データ
量)S1(バッファメモリ17より供給される)と、量
子化スケールコードQ1(量子化スケールコード決定回
路33より供給される)とを乗算して得られる値であ
る。 Xi=Si×Qi ・・・(1) Xp=Sp×Qp ・・・(2) Xb=Sb×Qb ・・・(3)
は、それぞれ、Iピクチャ、Pピクチャ、またはBピク
チャのグローバルコンプレクシティC1を表し、Si,
Sp,Sbは、それぞれIピクチャ、Pピクチャ、また
はBピクチャを可変長符号化回路16で符号化した際の
発生符号量S1を表し、Qi,Qp,Qbは、それぞれ
Iピクチャ、Pピクチャ、またはBピクチャを生成する
際の量子化スケールコードQ1を表す。
図17と図18を参照して後述するフィードフォワード
型のビットレート制御システムにおいて用いられる符号
化難易度D1とは必ずしも一致しないが、量子化スケー
ルコードQ1が極端に大きかったり小さかったりしない
限り、符号化難易度D1とほぼ一致する。
て、式(1)乃至式(3)に基づいて演算により求めた
コンプレクシティC1(Xi,Xp,Xb)を、図4の
コントローラ3に出力し、また、発生符号量S1(S
i,Sp,Sb)とともに、目標ビット量設定回路32
に出力する。目標ビット量設定回路32は、コントロー
ラ3より供給される信号bit_rate#1、複雑さ計算回路3
1より供給されるコンプレクシティC1(Xi,Xp,
Xb)、並びに発生符号量S1(Si,Sp,Sb)に
基づいて、目標ビット量T1を設定し、設定した目標ビ
ット量T1を量子化スケールコード決定回路33に出力
する。量子化スケールコード決定回路33は、入力され
た目標ビット量T1に対応して量子化スケールコードQ1
を決定し、量子化回路15と複雑さ計算回路31に出力
している。
の動作について説明する。この画像多重化システム1で
は、各プログラムPiは、それぞれ、各画像符号化装置
2−iによって符号化される。画像符号化装置2−i
は、プログラムPiについて、既に符号化した画像の複
雑さを表すグローバルコンプレクシティCiを演算し、
コントローラ3に出力する。コントローラ3は、統計多
重の手法を用いて、入力された各グローバルコンプレク
シティCiに基づいて、各プログラムPiに対する単位時
間当たりの目標発生符号量である目標符号レートとして
の目標ビットレートbit_rate#iを決定し、各画像符号化
装置2−iに対して出力する。画像符号化装置2−i
は、入力された目標ビットレートbit_rate#iに基づい
て、プログラムPiを圧縮符号化し、圧縮符号化データ
stiを多重化装置4に出力する。多重化装置4は、入
力された各圧縮符号化データstiを多重化して、出力
用の画像データSmを生成し、伝送路に対して出力す
る。
の基本的な動作について説明する。まず、プログラムP
1は、画像符号化装置2−1の画像並べ替え回路11に
よって、符号化する順番に従ってピクチャ(Iピクチ
ャ,Pピクチャ,Bピクチャ)の順番が並べ替えられ
る。次に、走査変換マクロブロック化回路12は、その
ピクチャがフレーム構造かフィールド構造かを判別し、
判別結果に応じた走査変換およびマクロブロック化を行
う。走査変換マクロブロック化回路12の出力データ
は、動き検出回路21と減算回路13に送られる。
は、減算回路13において予測画像データとの差分をと
ることなく、走査変換マクロブロック化回路12の出力
データがそのままDCT回路14に入力され、DCT係数に変
換される。DCT係数は、量子化スケールコード決定回路
33で決定された量子化スケールコードQ1に基づいて
量子化回路15によって量子化された後、可変長符号化
回路16によって可変長符号化される。可変長符号化回
路16の出力データは、バッファメモリ17によって一
旦保持された後、ビットストリームからなる圧縮符号化
データst1として、多重化装置4に出力される。
の出力データを逆量子化する。逆DCT回路19は逆量子
化回路18の出力データに対して逆DCTを行い、加算回
路20を介して動き補償回路22に入力して保持させ
る。
は、動き補償回路22によって、保持している過去のI
ピクチャまたはPピクチャに対応する画像データと、動
き検出回路21からの動きベクトルMVとに基づいて予
測画像データが生成され、予測画像データが減算回路1
3と加算回路20に出力される。減算回路13は、走査
変換マクロブロック化回路12の出力データと動き補償
回路22からの予測画像データとの差分を演算する。こ
の差分データは、DCT回路14によってDCT係数に変換さ
れ、量子化回路15によって量子化される。可変長符号
化回路16は、量子化回路15の出力データを可変長符
号化し、バッファメモリ17を介して、圧縮符号化デー
タSt1として、多重化装置4に出力する。
5の出力データを逆量子化する。逆DCT回路19は、逆
量子化回路18の出力データに対して逆DCTを行う。加
算回路20は、逆DCT回路19の出力データと、動き補
償回路22が出力する予測画像データとを加算し、動き
補償回路22に入力して保持させる。
は、動き補償回路22によって、保持されている過去お
よび未来のIピクチャまたはPピクチャに対応する2つ
の画像データと、動き検出回路21からの2つの動きベ
クトルMVとに基づいて、予測画像データが生成され、
減算回路13と加算回路20に出力される。減算回路1
3は、走査変換マクロブロック化回路12の出力データ
と動き補償回路22からの予測画像データとの差分を演
算する。この差分データは、DCT回路14によってDCT係
数に変換され、量子化回路15によって量子化される。
可変長符号化回路16は、量子化回路15の出力データ
を可変長符号化し、バッファメモリ17を介して圧縮符
号化データst1として、多重化装置4に出力する。な
お、Bピクチャは動き補償回路22に保持されない。
して、レートコントローラ23とコントローラ24によ
るレートコントロールの動作について説明する。なお、
以下の説明においては、各プログラムPiに対応する発
生符号量Si、グローバルコンプレクシティCi、目標ビ
ット量Ti、量子化スケールコードQi、圧縮符号化デ
ータsti、ビットレートbit_rate#iなどの添字iは、
記号が複雑になるので、それらを個々に区別する必要が
ある場合を除き、基本的に省略する。
ラ23の目標ビット量設定回路32は、次の式(4)乃
至式(6)に基づいて、GOP(通常、1GOPは15フレー
ムのピクチャで構成される)のピクチャ(j)に対する
目標符号量Ti(j),Tp(j),Tb(j)をそれ
ぞれ演算する。
だ符号化していない(これから符号化する)ピクチャの
符号量(ビット量)を表し、Np,Nbは、GOP内でま
だ符号化されていないPピクチャまたはBピクチャの枚
数を表し、Xi,Xp,Xbは、それぞれIピクチャ、
Pピクチャ、またはBピクチャのグローバルコンプレク
シティCを表している。KpとKbは、Iピクチャの量
子化スケールコードを基準としたPピクチャとBピクチ
ャの量子化スケールコードの比率を表し、次式で示す値
とされる。$ Kp=1.0 ・・・(7) Kb=1.4 ・・・(8)
ードは、Iピクチャの量子化スケールコードの1倍とさ
れるが、Bピクチャの量子化スケールコードは、Iピク
チャとPピクチャの量子化スケールコードの常に1.4
倍とされる。これにより、Bピクチャが、Iピクチャま
たはPピクチャに比較して、多少粗めに符号化されるの
で、Bピクチャで節約できる符号量をIピクチャとPピ
クチャの符号量に加えることができ、IピクチャとPピ
クチャのS/Nが改善されるとともに、それを参照する
BピクチャのS/Nも改善されることとなり、総合的に
S/Nが改善される。
の初期値は、目標レートであるbit_rate(j)(ビット
/秒)に基づいて次式で示す値に設定される。
クチャ(j)に対して指定されるビットレートを表す。
pic_rateは、ピクチャレートを表し、例えば、NTSC方式
の場合、30(フレーム/秒)となる。さらに、max{A,
B}は、AとBのうち、大きい方を選択する関数を意味す
る。
rateの各値は、それぞれ各画像符号化装置2−i毎に設
けられているコントローラ24(図5)から供給される
値である。Xi,Xp,Xbは、上述したように、複雑
さ計算回路31が式(1)乃至式(3)に従って演算し
た値である。
ャ全体の発生する推定符号量が割当対象ピクチャの何枚
分の符号量に相当するかが求められる。
項のNpXp/XiKpは、GOP内のNp枚の未符号化
Pピクチャが、Iピクチャ何枚分の符号量に相当するか
を表し、第3項のNbXb/XiKbは、GOP内のNb
枚の未符号化Bピクチャが、Iピクチャ何枚分の符号量
に相当するかを表している。第1項の1は、GOP内のI
ピクチャの数を表している(1GOP内のIピクチャの数
は、常に1とされている)ので、結局、式(4)の第1
引数は、GOP内の残りの(N−j+1)枚のピクチャ
が、全てIピクチャであると仮定した場合における1ピ
クチャ当たりの符号量を表している。
項のNbKpXb/KbXpは、GOP内のNb枚の未符
号化Bピクチャが、Pピクチャ何枚分の符号量に相当す
るかを表している。従って、式(5)の第1の引数は、
GOP内の残りの(N−j+1)枚のピクチャが、全てP
ピクチャであると仮定した場合における1ピクチャ当た
りの符号量を表している。
項のNpKbXp/KpXbは、GOP内のNp枚の未符
号化Pピクチャが、Bピクチャ何枚分の符号量に相当す
るかを表しており、第1の引数は、GOP内の残りの(N
−j+1)枚のピクチャが、全てBピクチャであると仮
定した場合における1ピクチャ当たりの符号量を表して
いる。
引数の値に、Iピクチャ、Pピクチャ、またはBピクチ
ャの目標符号量Ti(j),Tp(j),Tb(j)(以
下、Iピクチャ、Pピクチャ、またはBピクチャの区別
をする必要がないときは、単に、T(j)とも記述す
る)が決定されるが、演算により求めたその値があまり
にも小さい場合には、画像復号装置のVBVバッファがオ
ーバーフローする恐れがあるので、式(4)乃至式
(6)の第2引数に規定される値bit_rate(j)/(8
×pic_rate)が、目標符号量T(j)として選択され
る。
VBVバッファの占有量をB*(j)とすると、このピクチ
ャ(j)に対し、目標符号量T(j)と同じ値だけのビ
ット量が、実際に符号化により発生したとすると、次の
ピクチャ(j+1)のエンコード直前のVBVバッファの
占有量B*(j+1)は、次の式で表される。ステップ
S2において、コントローラ24は、次式に従って、こ
の占有量B*(j+1)を演算する。
ラ24は、次式からVBVバッファの使用範囲を決定す
る。
遅延時間が最高の値τmaxとなる場合のビットレートの
値を表しており、min{A,B}は、AとBのうち、小
さい方を選択する関数を表す。
延時間の最高値が予め規定され、VBVバッファの遅延時
間が、予め規定したこの最高値を上回るようなビットレ
ートが使用される場合には、コントローラ24がVBVバ
ッファ(図5のバッファメモリ17に対応する)の使用
範囲を狭めて(VBVバッファの容量を等価的に小さくし
て)、その遅延時間が、最高値に等しくなるように制御
する。最高値τmaxは、次式で表される。
の容量を表し、bit_rate(0)は、VBVバッファの遅延
時間が最高値τmaxとなる場合におけるビットレートを
表す。
ラ24は、ステップS2で演算したVBVバッファの占有
量B*(j+1)と、vbv_size(j+1)の大きさを比
較し、B*(j+1)が、vbv_size(j+1)と等しい
か、それより大きい場合(VBVバッファの容量vbv_size
(j+1)をそのまま使用したのでは、VBVバッファの
遅延時間が値τmaxを越えてしまい、目標符号量T
(j)を補正する必要がある場合)には、ステップS4
に進み、ステップS1で計算した目標符号量T(j)
を、次式に従って、B*(j+1)とvbv_size(j+
1)の差の分だけ補正する。
が、vbv_size(j+1)より小さいと判定された場合に
は、VBVバッファが使用できない範囲に入ることがない
ので、ステップS4の処理はスキップされる。
(j)が、ステップS1で計算されたか、またはステッ
プS4で補正された目標符号量Ti(j),Tp(j),
Tb(j)に基づいてエンコード(符号化処理)され
る。すなわち、量子化スケールコード決定回路33は、
目標ビット量設定回路32が設定した目標符号量T
1(Ti(j),Tp(j)またはTb(j))に対応する
量子化スケールコードQ1を決定し、量子化回路15
が、この量子化スケールコードQ1に対応してピクチャ
(j)を量子化する。この場合の処理は、上述した通り
であるので、ここでは、その説明を省略する。
が、ステップS6からは、ピクチャ(j+1)の処理が
行われる。次にステップS6において、コントローラ2
4は、次式に従って、ピクチャ(j)を符号化する前の
未符号化ピクチャの符号量R(j)から、ピクチャ
(j)を符号化して発生した符号量S(j)を減算し
て、次のピクチャ(j+1)を符号化する場合における
符号量R(j+1)を求める。
ラ24は、ステップS6で更新された符号量R(j+
1)を、次式に従って、さらにVBVバッファ使用範囲の
変化量{vbv_size(j)−vbv_size(j+1)}で補正
する。
図8乃至図13を参照して、さらに説明する。コントロ
ーラ24は、コントローラ3より指定されるビットレー
トbit_rate(j)(この文字jは、図4のbit_rate#iに
おける文字i(プログラムPiに対応する)を表すもの
ではなく、ピクチャの順番を表す。両者をまとめて記述
すれば、bit_rate#i(j)となる)が、VBVバッファの遅延
時間が最高値τmaxとなる場合のビットレートbit_rate
(0)(以下、閾値とも称する)に等しい場合、VBVバ
ッファ(バッファメモリ17)を、図8に示すように制
御する。同図に示すように、VBVバッファの容量は、ビ
ットレートbit_rate(0)で順次増加し、遅延時間τ
maxだけ経過した時点で、VBVバッファの容量は、vbv_si
ze(0)となる。以下、VBVバッファに記憶された画像
データは、適宜読み出され、復号されるたびに減少され
る。また、新たな画像データが書き込まれると、そのデ
ータ量は増加する。以上のような動作が、順次繰り返さ
れる。
トレートbit_rate(1)が、閾値bit_rate(0)より大
きい場合、コントローラ24は、ステップS5のエンコ
ード処理時において、バッファメモリ17を制御し、時
間τ1だけ、画像データの出力を遅延させる。この遅延
時間τ1は、次式により演算される。
ビットレートbit_rate(1)でデータが書き込まれ、書
き込み開始後、時間τ2が経過した時点において、VBVバ
ッファの容量は、vbv_size(1)=vbv_size(0)とな
る。図9を図8と比較して明らかなように、VBVバッフ
ァの最大の遅延時間τmaxは、両者とも同一となってい
る。
トレートbit_rate(2)が、閾値bit_rate(0)より小
さいとき、コントローラ24は、バッファメモリ17を
制御し、その容量を(使用可能な範囲を)vbv_size
(2)以下に設定(制限)する。この演算は、図6のス
テップS2で行われる。すなわち、VBVバッファの容量v
bv_size(0)のうち、vbv_size(2)を越える範囲
は、この例の場合使用されない。その結果、VBVバッフ
ァの容量vbv_sizeは、遅延時間τmaxが経過した時点に
おいて、vbv_size(2)(=τmax×bit_rate(2))
となる。従って、この場合においても、VBVバッファの
遅延時間は、τmaxとされる。すなわち、図8乃至図1
0のいずれの場合においても、VBVバッファの遅延時間
は、τmaxとして一定とされる。
変更が広範囲にわたって可能となり、デジタル放送の生
放送に適用可能となる。
e(0)/bit_rate(2))の時間だけVBVバッファにデ
ータが書き込まれると、その容量は、vbv_size(0)と
なるが、この例では、容量vbv_size(2)以下の範囲だ
けが使用可能とされるので、実際には、その容量がvbv_
size(0)に達することはない。
(1)からbit_rate(2)に途中で変更された場合のVB
Vバッファの変化の様子を表している。時刻t1までの時
間において、ビットレートの値は、閾値bit_rate(0)
より大きい値bit_rate(1)とされている。従って、こ
の場合のVBVバッファの変化の様子は、図9に示した場
合と同様となる。これに対して、時刻t1において、ビ
ットレートが閾値bit_rate(0)より小さいビットレー
トbit_rate(2)に変更されると、VBVバッファの容量
は、vbv_size(2)(=τmax×bit_rate(2))に制
限される。
Vバッファの容量を前提としたレート制御方式を使用し
た場合、VBVバッファの使用範囲を計算しただけでは、
図12に示したような問題が生じる。
(0)より大きい値bit_rate(1)から小さい値bit_ra
te(2)に変更された場合(ただし、簡単のためビット
レートレートの変更はGOPの先頭で行われたものとす
る)、制限されたVBVバッファの範囲内でデータの容量
が推移するには、VBVバッファのデータ推移の軌跡は、
図12において実線で示すように変化する必要がある。
しかしながら、TM5において、目標符号量は、VBVバ
ッファの最大値に近い領域を推移するように決定される
ので、使用範囲を制限しただけでは、VBVバッファは、
図12において点線で示すように、使用することができ
ない範囲を推移してしまうことになる。
たとき、最初のIピクチャの発生ビット量だけ、スタッ
フィングにより増加するようにすることも考えられる。
しかしながら、そのようにすると、最初のIピクチャの
発生ビット量が大きくなるので、TM5のGOPの残りの
ビット量R(j)が、式(16)(R(j+1)=R
(j)−S(j))に従って更新されると、R(j+
1)が非常に小さい値となってしまい、GOPの残りのピ
クチャに割り当てるビット量が少なくなって、結局VBV
バッファの軌跡は、図12の上の方の使用できない範囲
に戻ろうとしてしまう。
式(12)により計算したバッファ占有量B*(j+
1)と、式(13)で求めたVBVバッファの容量vbv_siz
e(2)の大きさを比較し、B*(j+1)が、vbv_size
(2)より大きい場合には、式(15)に示すように、
その差分(B*(j+1)−vbv_size(2))だけ、ス
テップS1で演算した目標符号量T(j)がステップS
4で補正される。その結果、図13に示すように、補正
後の目標符号量T(j)は、VBVバッファの容量vbv_siz
e(2)より、差分(B*(j+1)−vbv_size(2))
だけ小さい値となり、VBVバッファの使用不可の領域が
使用されてしまうようなことが防止される。
能範囲を制限するための処理が行われた後、図6に続く
図7のフローチャートのステップS8以降の処理が行わ
れる。ここでは、GOPの途中でビットレートが変更され
た場合の処理が行われる。
8でピクチャ(j+1)はGOPの先頭のピクチャである
か否かを判定する。ピクチャ(j+1)がGOPの先頭の
ピクチャでない場合には、ステップS9に進み、目標ビ
ット量設定回路32は、そのGOP内において、ビットレ
ートの変更が、コントローラ3より指令されているか否
かを判定する。ビットレートの変更が指令されていない
場合には、ステップS10に進み、目標ビット量設定回
路32は、処理対象がシーケンスエンドに達したか否か
を判定し、達していない場合には、ステップS1に戻
り、それ以降の処理が繰り返し実行される。処理対象が
シーケンスエンドに達したと判定された場合、処理は終
了される。
更が指令されたと判定された場合、目標ビット量設定回
路32は、ステップS12に進み、次式に従って、ステ
ップS7で補正した符号量R(j+1)を、GOPの残り
のピクチャの枚数(N−j)にピクチャ当たりのビット
量の差分(bit_rate(j+1)−bit_rate(j))/pi
c_rateを乗算した値で補正する。
更されない場合、符号量Rは、図14に示すように、エ
ンコードが進むに従って、初期値R1から漸次小さい値
に変化する。なお、図14において、実線は、各ピクチ
ャが等しい符号量でエンコードされるものと仮定した場
合のものであり、実際には、IピクチャやPピクチャの
発生ビット量が、Bピクチャよりも多くなるので、符号
量Rは点線で示したように変化する。
ンコードした後、次のピクチャ(j+1)からビットレ
ートを変更することが要求された場合、符号量R(j+
1)がステップS12で式(19)で示すように補正さ
れる。すなわち、符号量Rが、ビットレートbit_rate
(1)の割合で、初期値R1から、漸次減少するように
制御されていたものが、ピクチャ(j+1)のタイミン
グにおいて、符号量が補正後の値R(j+1)に変更さ
れる。この補正後の値R(j+1)は、初めから、初期
値をR2としてビットレートbit_rate(2)でエンコー
ドしていたと仮定した場合のピクチャ(j+1)の符号
量R(j+1)に等しい。これにより、GOPの途中にお
けるビットレートの変更が可能となる。
量設定回路32は、ステップS12で補正した符号量R
(j+1)が、予め設定してある所定の最小値Rminよ
り小さいか否かを判定する。符号量R(j+1)が、最
小値Rminと等しいか、それより大きい場合には、ステ
ップS14において、変数eに0が設定される。これに
対して、符号量R(j+1)が、最小値Rminより小さ
い場合には、ステップS15において、変数eに符号量
R(j+1)と最小値Rminとの差(R(j+1)−R
min)が設定される。この変数eは、ステップS11で
使用されるものである。この変数eの機能については後
述する。
処理の後、ステップS10に進み、それ以降の処理が繰
り返し実行される。
(j+1)が、GOPの先頭のピクチャであると判定され
た場合には、ステップS11に進み、目標ビット量設定
回路32は、次式に従って、符号量R(j+1)を補正
する。
の処理が繰り返し実行される。
ステップS12で、式(19)により補正された符号量
R(j+1)が、予め設定されている所定の最小値R
minより小さくなった場合、これを放置して、次のGOPの
ビットレートを制御すると、VBVバッファがオーバーフ
ローしてしまう恐れがある。
が指令され、GOPの最後のピクチャ(N枚目のピクチ
ャ)をエンコードした時点において、R(j+1)が、
最小値Rminより小さい場合には、図16に示すよう
に、その差分eだけ、次のGOPの符号量Rの初期値R2を
小さくさせ、値(R2−e)を初期値として、そのGOPの
符号量を設定させる。これにより、VBVバッファのオー
バーフローが防止される。
において、実際に符号化されたデータのグローバルコン
プレクシティCiをコントローラ3にフィードバックす
ることにより、プログラムPiを統計多重するようにし
たが、フィードフォワード型の制御によりビットレート
を制御することもできる。図17は、この場合の構成例
を表している。図17に示した画像多重化システム1の
構成は、基本的に図4に示した画像多重化システム1と
同様であるが、各画像符号化装置2−iから、コントロ
ーラ3に出力されるのが、グローバルコンプレクシティ
Ciではなく、符号化難易度Diとされている。その他の
構成は、図4における場合と同様である。
(図示は省略するが、画像符号化装置2−2乃至2−n
も、画像符号化装置2−1と同様に構成されている)の
構成例を表している。その基本的な構成は、図5に示し
た場合と同様であるが、図18の構成例においては、走
査変換マクロブロック化回路12と減算回路13の間
に、イントラAC演算回路41とFIFO(First In First
Out)42が設けられている。また、レートコントロー
ラ23には、ME残差計算回路51と符号化難易度計算
回路52が付加されている。
クロブロック化回路12の出力を入力し、Iピクチャに
おけるイントラACを算出し、符号化難易度計算回路5
2に出力している。イントラAC演算回路41はまた、
走査変換マクロブロック化回路12より供給された画像
データをFIFO42に出力する。FIFO42は、入力された
画像データを、少なくとも、目標ビット量設定回路32
が、目標ビット量を設定するのに必要な時間に対応する
時間だけ、入力された画像データを遅延して演算回路1
3に出力する。
1が出力するME残差データに基づいて、ME残差を計
算し、符号化難易度計算回路52に出力している。な
お、ここでME残差とは、動き予測誤差の絶対値または
2乗値を、ピクチャ全体について加算したものであり、
ME残差データは、ME残差を求めるためのデータであ
る。
算回路51により算出されたME残差と、イントラAC
演算回路41により演算されたイントラACに基づい
て、ピクチャの符号化の難易度を表す符号化難易度D1
を算出し、コントローラ3に送出するとともに、目標ビ
ット量設定回路32に出力する。なお、この構成例にお
いては、符号化難易度計算回路52により演算された符
号化難易度D1がコントローラ3に伝送されているた
め、複雑さ計算回路31が演算により求めたグローバル
コンプレクシティC1は、コントローラ3に供給されな
い。
構成は、図5における場合と同様である。
主に、図5における場合と異なる構成の動作について説
明する。イントラAC演算回路41は、走査変換マクロ
ブロック化回路12の出力する画像データから、イント
ラACを演算する。イントラACとは、Iピクチャにお
いて、8×8画素のDCTブロック内の各画素の画素値
と、DCTブロック内の画素値の平均値との差分の絶対値
の総和を意味し、次式で表される。
トラACを表し、fcurr(x,y)は、DCTブロック内
の各画素の画素値を表し、Σfcurrは、DCTブロック内
の画素値の総和を表し、NはDCTブロック内の画素数を
表している。また、Σは、マクロブロック内の各画素に
ついての総和を表している。
る際に、その値が、最小となったマクロブロック間にお
ける画素値の差分の絶対値和(あるいは自乗和でもよ
い)をME残差データとして、ME残差計算回路51に
出力する。ME残差計算回路51は、動き検出回路21
からのME残差データをピクチャ全体について加算し、
ME残差を計算する。すなわち、ME残差計算回路51
で次式が演算される。
表し、fj(x,y),fj-1(x,y)は、各マクロブ
ロックの画素値を表す。Σは、マクロブロック内の各画
素についての総和を表している。
C演算回路41より供給されたイントラACと、ME残
差計算回路51より供給されたME残差に基づいて、符
号化難易度を計算する。符号化難易度とは、ピクチャの
符号化の難易度を表すものであって、符号化したときに
同じ画質を保つために必要なデータ量の比率と言い換え
ることができる。イントラACは、絵柄の複雑さを表
し、ME残差は、映像の動きの早さ、および絵柄の複雑
さを表し、それらは符号化の難易度と強い相関を有する
ので、これらを変数とする、例えば1次関数により、符
号化難易度D1が、符号化難易度計算回路52で演算さ
れる。
トラAC)に基づいて、精度の高い符号化難易度が演算
される。コントローラ3は、この符号化難易度Diに基
づいて、目標ビットレートbit_rate#iを決定し、各画像
符号化装置2−iに出力する。
とコントローラ24の動作について、図19と図20の
フローチャートを参照して説明する。ステップS31乃
至ステップS37の処理は、基本的に、図6に示したス
テップS1乃至ステップS7の処理と同様の処理であ
る。ただし、ステップS31においては、上述した式
(1)乃至式(3)に代えて、次の式に従って、ピクチ
ャ(j)の目標符号量T(j)が演算される。なお、式
(23)においては、ピクチャタイプに対応する添え字
i,p,bは省略されている。
標符号量を表し、R’(j)は、処理対象ピクチャから
後の先読みするL枚(いまの場合、簡単のため、先読み
枚数Lは1GOPの枚数Nと等しいものとする)のピクチ
ャのビット量を表し、Djは、ピクチャ(j)の符号化
難易度を表している。すなわち、上記式により、ピクチ
ャ(j)の目標符号量T(j)が、L枚分のビット量
R’(j)を、そのピクチャの符号化難易度Djと、L
枚の先読みしたピクチャの符号化難易度Djの和の比で
重み付けして求められる。
処理は、図6のステップS2乃至ステップS5の処理と
同様の処理であり、ここでは、その説明は省略する。ス
テップS36では、式(16)に代えて、次の式(2
4)に基づいて、符号量R’(j+1)が更新される。
クチャの符号量に対応して次式で表される。
は、ピクチャ(j+L)のピクチャタイプに応じたビッ
ト量であり、例えば、次式により規定される。なお、式
(24)においては、式(26)乃至式(28)におけ
るピクチャタイプに対応する添え字i,p,bは省略さ
れている。
量に対応し、図4と図5に示したフィードバック型のレ
ートコントロールシステムにおける符号量Rに対応す
る。この符号量Gも、ステップS36において、次式に
従って更新される。
記式(26)乃至(28)のうち、対応するピクチャタ
イプの式により表されるものである。
のピクチャの符号量を表すから、基本的には、図21に
実線で示すように、エンコードの進行状況に拘らず、常
に一定の値となる。実際には、各ピクチャタイプ毎に符
号量が変化するので、図21において破線で示すよう
に、実線で示す値の近傍で変化する。
量であるから、図22に示すように、フィードバック型
のレートコントロールにおける符号量Rと同様に、エン
コードの進行にともなって、漸次小さい値に変化する。
S7における式(17)に代えて、式(30)に従っ
て、符号量R’(j+1)の更新処理が行われる。
の処理は、フィードバック型レートコントロールの例に
おいて説明した場合のように、VBVバッファの使用する
範囲を制限するために行われる処理である。
量設定回路32は、ピクチャ(j+1)が、GOPの先頭
のピクチャであるか否かを判定する。ピクチャ(j+
1)がGOPの先頭のピクチャでない場合には、ステップ
S39に進み、GOPの途中においてビットレートの変更
が指令されているか否かが判定される。ビットレートの
変更が指令されていない場合には、ステップS40に進
み、エンコード処理がシーケンスエンドに達しているか
否かが判定され、まだ達していない場合には、ステップ
S31に戻り、それ以降の処理が繰り返し実行される。
ステップS40において、処理がシーケンスエンドまで
達していると判定された場合、処理は終了される。
いてビットレートが変更されていると判定された場合、
ステップS41に進み、目標ビット量設定回路32は、
次式に従って、符号量R’(j+1)と符号量G(j+
1)を更新する。
で変更された場合には、符号量R’は、図23に示すよ
うに、所定の値R1から所定の値R2に変化する。
初期値R1から、ビットレートbit_rate(1)でエンコ
ードが行われてきたときの値G(j+1)から、最初か
ら初期値R2でエンコードを行ってきた場合における値
G(j+1)に変更される。このことは、図15を参照
して説明した符号量Rにおける場合と同様である。
量設定回路32は、符号量G(j+1)が、最小値G
minより小さいか否かを判定し、符号量Gが、最小値G
minと等しいか、それより大きい場合には、ステップS
43において、変数eに0を設定する。
小さい場合には、ステップS44において、変数eに、
両者の差(G(j+1)−Gmin)が設定される。この
処理は、図7におけるステップS13乃至ステップS1
5の処理と同様の処理である。この変数eは、後述する
ステップS46、またはステップS47の処理において
用いられる。
1)が、GOPの先頭のピクチャであると判定された場
合、ステップS45に進み、目標ビット量設定回路32
は、ビットレートの変更が指令されているか否かを判定
する。ここで、ビットレートの変更の有無の判定が行わ
れ、図7のステップS8において、ピクチャ(j+1)
がGOPの先頭のピクチャであると判定された場合に、ビ
ットレートの変更処理が行われないのは、図7の処理の
場合には、ピクチャ(j+1)がGOPの先頭のピクチャ
であっても、そうでなくても、ステップS11で同一の
式(20)が用いられるので、ビットレートの変更判断
が不要であるのに対して、図20のフローチャートの処
理においては、ピクチャ(j+1)がGOPの先頭のピク
チャである場合においても、ビットレートの変更の有無
により処理が異なるので、ステップS45の判定処理が
挿入されている。
トレートの変更が指令されていないと判定された場合に
は、ステップS46において、目標ビット量設定回路3
2は、次式に従って、符号量Gを更新する。
ートの変更が指令されていると判定された場合には、ス
テップS47に進み、目標ビット量設定回路32は、次
式に従って、符号量R’(1)と符号量G(1)を更新
する。
処理を比較して明らかなように、ステップS47の処理
は、ステップS46の処理に較べて、符号量R’(1)
の更新処理が、符号量G(1)の処理に加えて付加され
ている。
た場合と同様であり、図25に示すように、符号量Gの
変化にともなってGOPの最後のピクチャの符号化が行わ
れた直後において、eの値が0でない場合には、次のGO
Pの符号化時の符号量Gの初期値R2の値が、eの分だけ
小さい値に調整される。
の処理の後、ステップS40に進み、それ以降の処理が
繰り返し実行される。
フォワード型のビットレートコントロールの実施の形態
のいずれにおいても、VBVバッファの使用範囲を制限す
るようにしたが、画質を考慮したとき、若干の問題が生
じる場合がある。すなわち、図26に示すように、最初
のGOPにおいて、3Mbpsのビットレートが設定され、次
のGOPにおいて、1.5Mbpsのビットレートが設定さ
れ、さらに、その次のGOPにおいて、再び3Mbpsのビッ
トレートが設定されたとする。このとき、VBVバッファ
の容量を1.8Mbitとし、閾値bit_rate(0)を3.0
Mbpsとすると、遅延時間τmax=1.8/3.0=0.
6(秒)となる。
Rの初期値は、bit_rate×N/pic_rateの式から次のよ
うに求められる。なお、GOPの枚数Nを15とし、pic_r
ate=30とする。
Rは、1.5(=3.0×15/30)Mbitsとなる。
次のGOPにおいては、初期値は、0.75(=1.5×
15/30)となるが、その値が、図6のステップS7
の式(17)に基づいて、VBVバッファの容量の差分(v
bv_size(1)−vbv_size(2))で補正される変更前
(前のGOP)のVBVバッファ容量vbv_size(1)は、1.
8(=τmax×bit_rate(1)=0.6×3.0)とさ
れているのに対して、第2番目のGOPにおけるVBVバッフ
ァの容量vbv_size(2)は、0.9(=τmax×bit_rat
e(2)=0.6×1,5)となるので、その差分は
0.9(=1.8−0.9)となり、結局、初期値R
は、1.65(=0.75+(1.8−0.9))Mbit
sとなる。
は1.5(=3.0×15/30)となるが、VBVバッ
ファの変更前の容量vbv_size(2)は、0.9であるの
に対して、このGOPにおける容量vbv_size(3)は1.
8となる。従って、初期値Rは、0.6(=1.5+
(0.9−1.8))Mbitsとなる。
しやすい絵柄であるので、ビットレートを1.5Mbpsと
小さい値に設定したにも拘らず、符号量Rの初期値は
1.65と大きな値に設定されてしまう。これに対し
て、第3番目のGOPにおいては、エンコードが難しい絵
柄であるから、ビットレートを3.0Mbpsと大きくした
にも拘らず、符号量Rの初期値は0.6Mbpsと小さい値
に設定されてしまう。すなわち、2番目のGOPの符号量
の初期値Rが大きくなり、最後のGOPの符号量Rの初期
値が非常に小さくなるという逆転現象が生じている。
トbit_rateの値が、閾値bit_rate(0)より小さくなっ
たとき、急激にVBVバッファの容量vbv_sizeの使用範囲
を制限するようにしたことに起因する。なお、図27に
おいて、横軸は、ビットレートbit_rateを表し、縦軸
は、VBVバッファの容量vbv_sizeを表している。そし
て、図27において、影を付して示した範囲は、VBVバ
ッファの使用が制限されている範囲を表している。
te(0)より大きい閾値bit_rate(0U)を設定し、さ
らに閾値bit_rate(0)より小さい閾値bit_rate
(0L)を設定し、ビットレートbit_rateの値が、閾値b
it_rate(0U)より小さくなったとき、VBVバッファの
使用範囲をビットレートが閾値bit_rate(0L)になる
まで、徐々に制限し、ビットレートが閾値bit_rate(0
L)より小さくなった場合には、図27に示した場合と
同様に、さらに急激にVBVバッファの使用範囲を制限す
るようにすることができる。この場合、図6のステップ
S2の式(13)におけるVBVバッファの使用範囲を規
定する右辺の第1引数を、ビットレートがbit_rate(0
L)以下のとき、τmax×bit_rate(j+1)とするが、
ビットレートがbit_rate(0L)乃至bit_rate(0U)の
間の値であるとき、次式に変更するようにすればよい。
る。
トコントロールにおいても、図19のステップS32に
おける演算において、同様にVBVバッファの容量が演算
される。
て、イントラACを演算するようにしたが、イントラA
Cに代えて、フラットネスを演算するようにしてもよ
い。フラットネスとは、画像の空間的な平坦さを表すデ
ータである。この場合、8×8画素のDCTブロックが2
画素×2画素の小ブロックに分割される。そして、各小
ブロック内における対角線上に位置する画素データ(画
素値)の差分が算出され、その差分の絶対値のうち小さ
い方が選択される。選択された差分値が、さらに所定の
閾値と比較され、差分値が閾値より小さい小ブロックの
総数が、フラットネスとしてピクチャ毎に求められる。
空間的に複雑であるほど小さくなり、平坦であれば大き
くなる。このフラットネスは、符号化難易度Djと、強
い負の相関関係を有する。従って、圧縮符号化前にIピ
クチャとなるピクチャの符号化難易度Djをフラットネ
スから求め、このフラットネスからIピクチャに対する
目標符号量T(j)を求めることができる。
レートコントロール方法を用いながら、GOPの途中でビ
ットレートが変更できるようにしたので、絵柄の符号が
難易度の変化に速やかに対応して、ビットレートを変更
することができる。その結果、各プログラムのGOPの位
相が同期していないような場合においても、伝送容量を
無駄なく有効に使用することができ、全体として画質の
向上を図ることができる。
されるレートコントロール方法を使用することにより、
VBVバッファ(またはデコーダのバッファ)のアンダー
フローまたはオーバーフローをおこさないようなレート
コントロールが統計多重の場合にまで拡張することがで
きる。
えば、ハードディスクのような記録メディアに蓄積保存
するためにデータをエンコードするような場合、固定レ
ート符号化のレートコントロール方法を用いながら、シ
ームレスにビットレートを変更するのに適用することが
でき、絵柄に応じてビットレートを変更し、結果的に所
定の画質を実現する蓄積メディアの容量を節約すること
が可能となる。
ルゴリズムによりGOPを単位にして目標符号量を計算す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、符号
化処理するピクチャから所定数のピクチャを単位にして
目標伝送レートによる符号量を計算して目標符号量を算
出する場合等においても、広く適用することができる。
号量Rを補正することにより、ピクチャ単位でビットレ
ートを変更する場合について述べたが、本発明はこれに
限らず、GOP単位でビットレートを変更する場合等にも
広く適用することができる。
により各プログラムを符号化処理して伝送する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、種々の符号化方
式により種々のプログラムを符号化処理して伝送する場
合に広く適用することができる。
複数の装置により構成される装置全体を表すものとす
る。
ータプログラムをユーザに提供する提供媒体としては、
磁気ディスク、CD-ROM、固体メモリなどの記録媒体の
他、ネットワーク、衛星などの通信媒体を利用すること
ができる。
ば、指定ビットレートが第1のビットレートから第2の
ビットレートに変更されたとき、第2のビットレートに
応じて仮想バッファの使用可能範囲を規定すると共に、
ビットストリームのデータ占有量が使用可能範囲内にな
るように、目標ビット量を制御するようにした。
遅延量が予め設定された規定遅延時間以上にならないよ
うに、規定遅延時間と指定ビットレートに応じて仮想バ
ッファの使用可能範囲を規定すると共に、ビットストリ
ームのデータ占有量が使用可能範囲内になるように、符
号化手段を制御するようにした。
レートが、仮想バッファのサイズと予め設定された規定
遅延時間によって定義される規定ビットレート以下に変
更された場合、変更された指定ビットレートに応じて仮
想バッファの使用可能範囲を規定すると共に、ビットス
トリームのデータ占有量が使用可能範囲内に制限される
ように、符号化手段を制御するようにした。
レートが第1のビットレートから第2のビットレートに
変更されたとき、第2のビットレートに応じて仮想バッ
ファの使用可能範囲を規定すると共に、ビットストリー
ムのデータ占有量が使用可能範囲内になるように、目標
ビット量を制御するようにした。
ァの遅延量が予め設定された規定遅延時間以上にならな
いように、規定遅延時間と指定ビットレートに応じて仮
想バッファの使用可能範囲を規定すると共に、ビットス
トリームのデータ占有量が使用可能範囲内になるよう
に、符号化工程を制御するようにした。
レートが、仮想バッファのサイズと予め設定された規定
遅延時間によって定義される規定ビットレート以下に変
更された場合、変更された指定ビットレートに応じて仮
想バッファの使用可能範囲を規定すると共に、ビットス
トリームのデータ占有量が使用可能範囲内に制限される
ように、符号化工程を制御するようにした。
装置と復号装置の間の遅延量を増加させることなく、ビ
ットレートのシームレスな変更が広範囲にわたって可能
となり、生放送などのようなリアルタイム性が要求され
るような場合においても適用が可能となる。
ロック図である。
を示すブロック図である。
ロック図である。
フローチャートである。
フローチャートである。
る。
る。
る。
る。
る。
る。
符号量Rの変化を説明する図である。
る図である。
構成例を示すブロック図である。
すブロック図である。
するフローチャートである。
するフローチャートである。
場合における符号量R’の変化を説明する図である。
場合における符号量Gの変化を説明する図である。
eの機能を説明する図である。
る。
る図である。
号化装置, 3 コントローラ, 4 多重化装置,
11 画像並べ変え回路, 12 走査変換マクロブロ
ック化回路, 13 減算回路, 14 DCT回路,
15 量子化回路, 16 可変長符号化回路, 17
バッファメモリ, 18 逆量子化回路, 19 逆
DCT回路, 20 加算回路, 21 動き検出回路,
22動き補償回路, 23 レートコントローラ,
24 コントローラ, 31複雑差計算回路, 32
目標ビット量設定回路, 33 量子化スケールコード
決定回路
Claims (19)
- 【請求項1】 指定ビットレートに基いてビデオデータ
を符号化する符号化装置において、 上記指定ビットレートに基いて、各ピクチャに対して割
り当てられる目標ビット量をそれぞれ演算する制御手段
と、 上記制御手段によって制御された目標ビット量に基い
て、上記符号化対象ピクチャを符号化する符号化手段
と、 上記符号化手段から出力されるビットストリームのビッ
ト量を検証するための仮想バッファ手段とを備え、 上記制御手段は、 符号化対象ピクチャを符号化する場合に、上記指定ビッ
トレートが第1のビットレートから第2のビットレート
に変更されたときには、上記第2のビットレートに応じ
て上記仮想バッファの使用可能範囲を規定すると共に、 上記符号化手段から出力されるビットストリームのデー
タ占有量が上記使用可能範囲内になるように、上記符号
化手段に供給される上記目標ビット量を制御することを
特徴とする符号化装置。 - 【請求項2】 上記制御手段は、 上記符号化対象ピクチャを上記目標ビット量に基いて符
号化した場合の上記仮想バッファのデータ占有量が、上
記仮想バファの使用可能範囲内にあるか否かを検証し、
その検証結果に応じて上記符号化対象ピクチャの前のピ
クチャに割り当てられる目標ビット量を補正することを
特徴とする請求項1記載の符号化装置。 - 【請求項3】 上記制御手段は、 上記符号化対象ピクチャを上記目標ビット量に基いて符
号化した場合の上記仮想バッファのデータ占有量が、上
記仮想バファの使用可能範囲の上限を越えている場合に
は、上記符号化対象ピクチャの前のピクチャに割り当て
られる目標ビット量を、上記目標ビット量を上記仮想バ
ファの使用可能範囲の上限を越えている分だけ増やすこ
とを特徴とする請求項1記載の符号化装置。 - 【請求項4】 上記符号化対象ピクチャに割り当てられ
る目標ビット量は、 上記符号化対象ピクチャを含んだGOPにおいてまだ符
号化されていない未符号化ピクチャに対して割り当てら
れるビット量を、上記符号化対象ピクチャのピクチャタ
イプに応じて配分することによって求められることを特
徴とする請求項2記載の符号化装置。 - 【請求項5】 上記制御手段は、 上記第1のビットレートにおける1ピクチャあたりのビ
ット量と上記第2のビットレートにおける1ピクチャあ
たりのビット量との差分に、上記未符号化ピクチャの枚
数を乗算した値で上記未符号化ピクチャのビット量を補
正し、 この補正された未符号化ビクチャのビット量に基いて上
記符号化対象ピクチャの目標ビット量を演算することを
特徴とする請求項4記載の符号化装置。 - 【請求項6】 上記制御手段は、 上記符号化対象ピクチャの直前のピクチャまでを上記第
1のビットレートで符号化し、上記符号化対象ピクチャ
から第2のビットレートで符号化する場合において、上
記符号化対象ピクチャ以降の未符号化ピクチャのビット
量を、上記直前のピクチャ以降の未符号化ピクチャに割
り当てられるビット量から上記直前のピクチャの符号化
処理による発生ビット量を減算することによって求める
ことを特徴とする請求項5記載の符号化装置。 - 【請求項7】 上記第1のビットレートに対応した上記
仮想バッファの使用可能範囲を示す第1の仮想バッファ
サイズは、上記仮想バファの遅延量が予め設定された遅
延時間以上にならないように、上記第1のビットレート
と上記設定遅延時間とに基いて演算され、 上記第2のビットレートに対応した上記仮想バッファの
使用可能範囲を示す第2の仮想バッファサイズは、上記
仮想バファの遅延量が予め設定された遅延時間以上にな
らないように、上記第2のビットレートと上記設定遅延
時間とに基いて演算され、 上記制御手段は、 上記第1の仮想バッファサイスと上記第2の仮想バッフ
ァサイズの差分によって、上記符号化対象ピクチャ以降
の未符号化ピクチャのビット量を補正することを特徴と
する請求項6記載の符号化装置。 - 【請求項8】 上記GOPにおいてj+1番目のピクチ
ャである符号化対象ピクチャ(j+1)を符号化する場合
に、上記対象GOPにおいて符号化対象ピクチャ(j+1)
を含む未符号化ピクチャに対して割り当てられるビット
量R(j+1)は、下式 R(j+1)= R(j)− S(j) によって計算され、 上記符号化対象ピクチャ(j+1)に対して割り当てられる
目標ビット量は、上記未符号化ピクチャに対して割り当
てられるビット量R(j+1)に基いて演算されることを特
徴とする請求項4記載の符号化装置。 - 【請求項9】 上記符号化対象ピクチャ(j+1)が上記対
象GOPの途中のピクチャであって、 上記符号化対象ピクチャの前のピクチャ(j)までを上記
第1のビットレートで符号化し、上記符号化対象ピクチ
ャ(j+1)から第2のビットレートで符号化する場合にお
いて、 上記制御手段は、 上記第1のビットレートに対応した上記仮想バッファの
使用可能範囲を示す第1の仮想バッファサイズを、上記
仮想バファの遅延量が予め設定された遅延時間以上にな
らないように、上記第1のビットレートと上記設定遅延
時間とに基いて演算し、 上記第2のビットレートに対応した上記仮想バッファの
使用可能範囲を示す第2の仮想バッファサイズを、上記
仮想バファの遅延量が予め設定された遅延時間以上にな
らないように、上記第2のビットレートと上記設定遅延
時間とに基いて演算することを特徴とする請求項8記載
の符号化装置。 - 【請求項10】 上記制御手段は、 上記未符号化ピクチャに対して割り当てられるビット量
R(j+1)は、 右辺のR(j+1) は、請求項9において補正された未符号
化ピクチャに対して割り当てられるビット量を示し、 vbv_size(j) は、第1のビットレートに対応した第1の
仮想バッファサイズを示し、 vbv_size(j+1) は、第2のビットレートに対応した第2
の仮想バッファサイズを示しているとき、 下式 R(j+1) = R(j+1) +( vbv_size(j) − vbv_size(j+
1) ) に基いて補正されることを特徴とする請求項9記載の符
号化装置。 - 【請求項11】 上記符号化対象ピクチャ(j+1)を含む
GOPにおける上記ピクチャ(j+1)以降の未符号化ピク
チャのビット量R(j+1)を、 bit_rate(j)は、第1のビットレートを示し、 bit_rate(j+1)は、第2のビットレートを示し、 Nは、GOPに含まれるピクチャの枚数を示し、 picture_rateは、フレームレートを示し、 R(j+1)は、請求項10において補正された未符号化ピ
クチャに対して割り当てられるビット量を示していると
き、 下式 R(j+1)=( bit_rate(j+1) - bit_rate(j) )× (N
−j)/picture_rate + R(j+1) によって補正することを特徴とする請求項10記載の符
号化装置。 - 【請求項12】 上記ピクチャ(j)に対して割り当てら
れる目標ビット量T(j)は、 Ti(j) は、上記ピクチャ(j)がIピクチャの場合の目標
ビット量を示し、 Tp(j) は、上記ピクチャ(j)がPピクチャの場合の目標
ビット量を示し、 Tb(j) は、上記ピクチャ(j)がBピクチャの場合の目標
ビット量を示し、 R(j)は、上記符号化対象ピクチャ(j)を含むGOPにお
けるピクチャ(j)以降の未符号化ピクチャに割り当てら
れるビット量を示し、 Xiは、Iピクチャの画面の複雑さを表わすグローバル
コンプレクシティを示し、 Xpは、Pピクチャの画面の複雑さを表わすグローバル
コンプレクシティを示し、 Xbは、Bピクチャの画面の複雑さを表わすグローバル
コンプレクシティを示し、 Npは、上記符号化対象ピクチャ(j)を含むGOPにおい
てまだ符号化されていないPピクチャの枚数を示し、 Nbは、上記符号化対象ピクチャ(j)を含むGOPにおい
てまだ符号化されていないPピクチャの枚数を示し、 Kpは、Iピクチャの量子化スケールコードを基準とし
たPピクチャの量子化スケールコードの比率を示し、 Kbは、Iピクチャの量子化スケールコードを基準とし
たBピクチャの量子化スケールコードの比率を示してい
るとき、 下式 Ti(j)=max ( R(j)/(1+ NpXp/XiKp+NbX
b/XiKb) ,bit_rate/8×picture_rate) Tp(j)=max ( R(j)/( Np+NbKpXb/KbXp)
,bit_rate/8×picture_rate) Tb(j)=max ( R(j)/( Nb+NpKbXp/KpXb)
,bit_rate/8×picture_rate) によって計算されることを特徴とする請求項11記載の
符号化装置。 - 【請求項13】 上記制御手段は、 上記指定ビットレートを上記第1のビットレートから上
記第2のビットレートに変更したときに、上記ピクチャ
(j+1)を符号化した後の上記仮想バッファのデータ占有
量B*(j+1)が、上記第2の仮想バッファサイズ範囲内で
あるかを検証するために、上記ピクチャ(j+1)を符号化
した後の上記仮想バッファのデータ占有量B*(j+1)を、 B*(j)は、上記ピクチャ(j)を符号化した後の上記仮想
バッファのデータ占有量を示し、T(j)は、上記ピクチ
ャ(j)に対して割り当てられる目標ビット量を示し、 t(j)は、上記ピクチャ(j)をデコードする時間を示し、 t(j+1)は、上記ピクチャ(j+1)をデコードする時間を示
し、 bit_rate(j+1)は、上記第2のビットレートを示してい
るとき、 下式 B*(j+1) = B*(j) − T(j) +(t(j+1)−t(j))
× bit_rate(j+1) に基づいて演算することを特徴とする請求項12記載の
符号化装置。 - 【請求項14】 上記制御手段は、 上記指定ビットレートを上記第1のビットレートから上
記第2のビットレートに変更したときに、上記ピクチャ
(j+1)を符号化した後の上記仮想バッファのデータ占有
量が、上記第2の仮想バッファサイズよりも大きい場合
には、上記ピクチャ(j)に対して割り当てられる目標ビ
ット量T(j)を、 右辺のT(j) は、請求項12において計算されたピクチ
ャ(j)に対して割り当てられる目標ビット量を示し、 B*(j+1)は、上記ピクチャ(j+1)を符号化した後の上記
仮想バッファのデータ占有量を示し、 vbv_size(j+1) は、上記第2のビットレートに対応した
第2の仮想バッファサイズを示しているとき、 下式 T(j) = T(j) + ( B*(j+1) − vbv_size(j+1) ) に基いて補正することを特徴とする請求項13記載の符
号化装置。 - 【請求項15】 指定ビットレートに基いてビデオデー
タを符号化する符号化装置において、 上記指定ビットレートに基いて、各ピクチャに対して割
り当てられる目標ビット量をそれぞれ演算する制御手段
と、 上記制御手段によって制御された目標ビット量に基い
て、上記符号化対象ピクチャを符号化する符号化手段
と、 上記符号化手段から出力されるビットストリームのビッ
ト量を検証するための仮想バッファ手段とを備え、 上記制御手段は、 上記仮想バッファの遅延量が予め設定された規定遅延時
間以上にならないように、該規定遅延時間と上記指定ビ
ットレートに応じて上記仮想バッファの使用可能範囲を
規定すると共に、上記符号化手段から出力されるビット
ストリームのデータ占有量が上記使用可能範囲内になる
ように、上記符号化手段を制御することを特徴とする符
号化装置。 - 【請求項16】 指定ビットレートに基いてビデオデー
タを符号化する符号化装置において、 上記指定ビットレートに基いて、各ピクチャに対して割
り当てられる目標ビット量をそれぞれ演算する制御手段
と、 上記制御手段によって制御された目標ビット量に基い
て、上記符号化対象ピクチャを符号化する符号化手段
と、 上記符号化手段から出力されるビットストリームのビッ
ト量を検証するための仮想バッファ手段とを備え、 上記制御手段は、 上記指定ビットレートが、上記仮想バッファのサイズと
予め設定された規定遅延時間によって定義される規定ビ
ットレート以下に変更された場合には、 上記変更された指定ビットレートに応じて上記仮想バッ
ファの使用可能範囲を規定すると共に、上記符号化手段
から出力されるビットストリームのデータ占有量が上記
使用可能範囲内に制限されるように、上記符号化手段を
制御することを特徴とする符号化装置。 - 【請求項17】 指定ビットレートに基いてビデオデー
タを符号化する符号化方法において、 上記指定ビットレートに基いて、各ピクチャに対して割
り当てられる目標ビット量をそれぞれ演算する制御工程
と、 上記制御工程によって制御された目標ビット量に基い
て、上記符号化対象ピクチャを符号化する符号化工程
と、 上記符号化工程から出力されるビットストリームのビッ
ト量を検証するための仮想バッファ工程とを備え、 上記制御工程において、 符号化対象ピクチャを符号化する場合に上記指定ビット
レートが第1のビットレートから第2のビットレートに
変更されたときには、上記第2のビットレートに応じて
上記仮想バッファの使用可能範囲を規定すると共に、 上記符号化工程から出力されるビットストリームのデー
タ占有量が上記使用可能範囲内になるように、上記符号
化工程に供給される上記目標ビット量を制御することを
特徴とする符号化方法。 - 【請求項18】 指定ビットレートに基いてビデオデー
タを符号化する符号化方法において、 上記指定ビットレートに基いて、各ピクチャに対して割
り当てられる目標ビット量をそれぞれ演算する制御工程
と、 上記制御工程によって制御された目標ビット量に基い
て、上記符号化対象ピクチャを符号化する符号化工程
と、 上記符号化工程から出力されるビットストリームのビッ
ト量を検証するための仮想バッファ工程とを備え、 上記制御工程において、 上記仮想バッファの遅延量が予め設定された規定遅延時
間以上にならないように、該規定遅延時間と上記指定ビ
ットレートに応じて上記仮想バッファの使用可能範囲を
規定すると共に、上記符号化工程から出力されるビット
ストリームのデータ占有量が上記使用可能範囲内になる
ように、上記符号化工程を制御することを特徴とする符
号化方法。 - 【請求項19】 指定ビットレートに基いてビデオデー
タを符号化する符号化方法において、 上記指定ビットレートに基いて、各ピクチャに対して割
り当てられる目標ビット量をそれぞれ演算する制御工程
と、 上記制御工程によって制御された目標ビット量に基い
て、上記符号化対象ピクチャを符号化する符号化工程
と、 上記符号化工程から出力されるビットストリームのビッ
ト量を検証するための仮想バッファ工程とを備え、 上記制御工程において、 上記指定ビットレートが、上記仮想バッファのサイズと
予め設定された規定遅延時間によって定義される規定ビ
ットレート以下に変更された場合には、 上記変更された指定ビットレートに応じて上記仮想バッ
ファの使用可能範囲を規定すると共に、上記符号化工程
から出力されるビットストリームのデータ占有量が上記
使用可能範囲内に制限されるように、上記符号化工程を
制御することを特徴とする符号化方法。
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| JP9-336694 | 1997-12-08 | ||
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