JPH11262309A - 肥料散布機 - Google Patents

肥料散布機

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JPH11262309A
JPH11262309A JP8500398A JP8500398A JPH11262309A JP H11262309 A JPH11262309 A JP H11262309A JP 8500398 A JP8500398 A JP 8500398A JP 8500398 A JP8500398 A JP 8500398A JP H11262309 A JPH11262309 A JP H11262309A
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Katsuaki Amano
克明 天野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 肥料ホッパーから繰出される肥料をスピンナ
ーにより遠心力で振り出して散布口から散布するブロー
ドキャスタ型の肥料散布装置を、山間地の果樹園の施肥
作業し容易に使用出来るよう左右の片側散布および左右
同時の両側散布の各態様の切換えが行なえるようにし
た。 【解決手段】 ブロードキャスタ型の肥料散布装置を、
ケーシングの左右の両側にそれぞれ散布口を形成して走
行自在とした機体に装架し、それのホッパー底板には、
右側散布用の繰出口と左側散布用の繰出口とを左右に一
対に開設し、ホッパー底板の下面側に、スピンナーの回
転軸中心に回動する切換シャッターを設け、それのシャ
ッタープレートには、前記左右の繰出口とそれぞれ対応
する左右の連通口を、前記回転軸中心の仮想円弧に沿う
長穴状に形成して該シャッタープレートの前後の一半側
に偏る部位にそれぞれ開設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として、山間地
の果樹園に対する施肥作業に用いる肥料散布機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】山間地の果樹園においては、その作業条
件から農作業の機械化が遅れていたが、近年、SS(ス
ピードスプレーヤ)の普及とともに、そのSSを走行さ
せるためのSS道が山間地にも造成されてきて、この造
成されたSS道の利用により他の農業機械の導入が可能
となってきたことから、これまで手作業にたよっていた
山間地の果樹園の施肥作業も、肥料散布機を用いての機
械化・省力化が可能となってきている。
【0003】この山間の傾斜地に造成されたSS道を利
用して導入し得る肥料散布機Aには、肥料散布装置を、
トラクタ等の牽引車に連結牽引せしめて走行させながら
肥料を散布していく被牽引型のもの、トラックの荷台に
肥料散布装置を搭載し、トラックを走行させながら肥料
散布装置から肥料を散布していく搭載型のもの、自走し
て走行する機体に肥料散布装置を組付け装架して機体を
自走により走行させながら肥料を散布する自走型のもの
とがある。
【0004】そして、これら肥料散布機Aには、図1お
よび図2に示す如く、肥料ホッパー1の底部の繰出穴か
ら繰出される粒状・砂状・粉状の肥料を、回転するスピ
ンナー2の上面に受けて、そのスピンナー2の回転によ
り、遠心力で肥料を機体の後方に機体進行方向に対し略
10メートル前後の散布巾で放出し散布する、いわゆる
ブローとキャスターと呼ばれる形態のものと、図3およ
び図4に示す如く、肥料ホッパー1の下部に設けられた
繰出オーガー3の回転により、肥料ホッパー1の底板に
開設した繰出穴から肥料が落下し、機体の巾に対応する
散布巾で散布されていく、ライムソーワ型と呼ばれる形
態のものとがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】山間地の果樹園に造成
したSS道に肥料散布機Aを走行させてそのSS道から
肥料を散布する際、肥料は図5にあるようSS道Wの側
方に散布する必要があり、かつ、その散布方向を、谷に
向う側とする必要がある。散布方向を山に向う側とする
と、散布する肥料が、SS道Wを切り拡いて造成したと
きに山側に形成された崖の壁面に衝突するようになっ
て、果樹に対する施肥を不能にするからである。
【0006】使用する肥料散布機Aは、ライムソーワ型
のものにあっては、肥料を繰出口から落下させて機体の
巾に散布していくことから、肥料をSS道Wにしか散布
していけないことになるので、SS道Wを用いて行なう
肥料の散布作業には適応しない。
【0007】また、ブロードキャスタ型のものにあって
は、肥料を機体の後方に平面視で扇形状に散布していく
ことから、これまた、図6にあるように、肥料の大半を
SS道Wの上に散布することになり、効率が悪く肥料の
ムダが発生し、ひいては環境汚染につながる。
【0008】このブロードキャスタ型の肥料散布機A
は、それの機体に組付け装架する肥料散布装置を、それ
の散布口からの肥料の散布方向が、機体の側方に向うよ
う、機体に対して横向きに装架しておいて、散布を行な
うようにすれば、SS道Wからの側方散布は可能とな
る。
【0009】しかし、このようにすると、機体の進行方
向に対し片側のみしか散布できないため、SS道Wが蛇
行している場合に、図7および図8にあるように、機体
の進行方向が、方角に対して逆転して、散布方向が山の
側に向うようになったとき、散布が不能となる。また、
SS道Wが一定の方角に連続するように造成されていて
も、往路と復路とでは、散布方向が、山側と谷側とに変
換することから、SS道Wでの往復作業ができない問題
がでてくる。
【0010】本発明は、上述の、SS道を利用してそこ
に肥料散布機を走行させて山間地の果樹園の果樹に対す
る肥料の散布作業を行なうようにする際に生じてくる問
題を解消せしめるためになされたものであって、肥料ホ
ッパーから繰出される肥料をスピンナーにより遠心力で
振り出して散布口から散布するブロードキャスタ型の肥
料散布装置を、それの散布口が、機体の進行方向の左右
の両側にそれぞれ装備された形態に構成して機体に装架
しておくとともに、その左右の散布口からの肥料の散布
が、一方の散布口を所望に選択して行なえるようにする
ことで、図9および図10にあるように蛇行するSS道
Wからの側方散布を可能とし、かつ、左右同時にも図1
1にあるように散布し得るようにしながら、肥料ホッパ
ーからスピンナーに対して繰出される肥料の流れに乱れ
を生ぜしめないで、左右の片側散布および図11の如く
左右同時の両側散布の各態様の切換えが行なえるように
する新たな手段を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、ホッパー
底板に開設した繰出口から繰出されるホッパー内の肥料
がそのホッパー底板の下方に配設せるスピンナーにより
振り出されてそのスピンナーを囲うケーシングに設けた
散布口から散布される肥料散布装置を、ケーシングの左
右の両側にそれぞれ散布口を形成して走行自在とした機
体に装架し、それのホッパー底板には、右側散布用の繰
出口と左側散布用の繰出口とを左右に一対に開設し、ホ
ッパー底板の下面側に、スピンナーの回転軸中心に回動
する切換シャッターを設け、それのシャッタープレート
には、前記左右の繰出口とそれぞれ対応する左右の連通
口を、前記回転軸中心の仮想円弧に沿う長穴状に形成し
て該シャッタープレートの前後の一半側に偏る部位にそ
れぞれ開設したことを特徴とする肥料散布機を提起する
ものである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明手段による肥料散布機は、
トラクタに連結牽引させる被牽引型または自走して走行
する自走型、またはトラックの荷台に搭載する搭載型の
各態様に構成する機体に、ブロードキャスタ型の肥料散
布装置を、それの肥料ホッパーの繰出口から繰出されて
スピンナーにより振り出される肥料の散布口が、機体の
進行方向の左右の両側にそれぞれ装備された構成として
装架する。
【0013】そして、肥料ホッパーの底板に開設する肥
料の繰出口は、右側散布用の繰出口と左側散布用の繰出
口との二つに分け、肥料ホッパーの下方に配設するスピ
ンナーの回転軸の軸心線を基準として左右に一対に対称
するように配位してそれぞれ肥料ホッパーの底板に開設
するようにする。
【0014】また、これら左右に一対の繰出口の下面側
に配設する切換シャッターは、前述のスピンナーの回転
軸を中心として自在に回動する円板状のシャッタープレ
ートに形成して、それに、前記左右に一対の繰出口にそ
れぞれ対応させる連通口を、該プレートの機体の進行に
おける前半側の部位に、それぞれ該プレートの回動方向
に沿う長穴状に開設し、かつ、これに、前記回転軸を中
心とする回動作動を行なわす操作レバーを装設し、その
レバーによる回動で、肥料ホッパーの底板の左側に開設
してある右側散布用の繰出口が開放し、同時に、前記底
板の右側に開設してある左側散布用の繰出口が閉塞し
て、肥料を右側に散布していく状態と、逆に、肥料ホッ
パーの底板の右側に開設してある左側散布用の繰出口が
開放し、同時に前記底板の左側に開設してある右側散布
用の繰出口が閉塞して、肥料を左側に散布していく状態
とに、交互に切換わるようにし、さらに、左側散布用の
繰出口と右側散布用の繰出口との両者が開放して肥料を
左右の両側に散布する状態と、その両者が閉塞して肥料
の散布を停止する状態とに、順次切換わっていくように
する。
【0015】繰出口からの肥料の繰出量の調節は、この
切換シャッターの回動量の調節によっても行ない得る
が、この切換シャッターと肥料ホッパーの底板との間
に、前述の肥料ホッパーの底板に開設した右側散布用の
繰出口および左側散布用の繰出口とにそれぞれ重合して
いく調節口を左右に一対に開設した開度調節板を、前述
のスピンナーの回転軸中心に自在に回動するように設け
て、この開度調節板を回動操作することにより肥料の繰
出量を調節するようにする場合がある。
【0016】しかして、肥料ホッパーの底板に開設した
繰出口の下方に、スピンナーおよびそれを囲うケーシン
グを装設し、そのケーシングの左右の両側部に、右側散
布用の散布口と左側散布用の散布口とをそれぞれ装設す
る。
【0017】そして、これら散布口には、それぞれシャ
ッターを開閉自在に装設し、また、散布口から吐出する
肥料の吐出方向を上方または下方に誘導するデフレクタ
ーを上下の傾斜角度の調節を自在に装設しておくように
する。
【0018】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図
面符号は、従来手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
【0019】図12は、自走型に構成した本発明による
肥料散布機Aの側面図で、同図において、aは自走して
走行する機体、bはその機体aに組付け装架したブロー
ドキャスタ型の肥料散布装置を示す。
【0020】機体aは、エンジンE1の作動により駆動
されるクローラcにより走行して、その機体aに設けた
荷台dに荷を積載して運搬する運搬車であるが、それの
運転操作を、機体aの後方(図において右方)に立って
運転者が行なう歩行型に構成してある。機体aは、図1
3に示しているように、トラックを用い、それの荷台d
上に肥料散布装置bを搭載するようにする場合がある。
【0021】肥料散布装置bは、図14に示している如
く、ベースとなる機体フレーム4と、それの上面に組付
け装架したエンジンE2およびミッションMの駆動機構
とケーシング5およびホッパー6等からなり、それのケ
ーシング5内には、前記ミッションMの上面に直立する
よう設けた回転軸Sに図15の如く組付けた円板状のス
ピンナー2が配設される。
【0022】ホッパー6は、前記機体フレーム4に設け
た組付機枠40にホッパー底板60を支架し、そのホッ
パー底板60に形成した円形の窪部61内に、漏斗状に
形成した該ホッパー6の下端の嵌合部6aを嵌合して止
着することで機体フレーム4上に装設してある。
【0023】ホッパー底板60には、それの窪部61の
中央部位に、図19に示している如く透孔62が開口
し、ここに前述のミッションMから直立する回転軸Sの
上端側が回転自在に嵌合している(図16)。
【0024】また、円形の窪部61の前記透孔62の左
右の両側部位には、二つの肥料の繰出口63・64が左
右に対称するように配位して開設される。これら繰出口
63・64は、左側に位置する繰出口63が右側散布用
で右側に位置する繰出口64が左側散布用となる。
【0025】図19において、7は前記ホッパー底板6
0の下面側に配設する開度調節板で、前記ホッパー底板
60の下面に重合する円板状に形成してあり、それの中
心部位には、前述の回転軸Sに回転自在に嵌合する透孔
70が開設され、その透孔70の左右の両側部位には、
前記ホッパー底板60に設けた右側散布用の繰出口63
および左側散布用の繰出口64に対してそれぞれ重合し
ていく調節口71・72が左右に一対に対称するように
開設してある。
【0026】そして、前述の透孔70をスピンナー2の
回転軸Sに嵌合して、周縁部に一体または一体的に装設
したレバー73の操作でこの開度調節板7を前記回転軸
S中心に所望の角度量回転させることで、前述のホッパ
ー底板60に開設した繰出口63・64の各開度を調節
するようになる。
【0027】図19において、8は、ホッパー底板60
に左右に一対に開設した繰出口63・64を、それらの
うちの右側散布用の繰出口63だけが開放する状態と左
側散布用の繰出口64だけが開放する状態とに切換える
切換シャッターで、それの主体部は、前記ホッパー底板
60の下面に重合するシャッタープレート8aに形成し
てあるが、そのシャッタープレート8aは左右の一側が
半円状で左右の他側が前端側と後端側とに角状の突起部
80・81を具備する形状に形成してある。そして、そ
れの中央部位には、前記回転軸Sに回転自在に嵌合する
透孔82が開設され、それの左右の両側には、前記ホッ
パー底板60に開設した繰出口63・64に対応する連
通口83・84が開設されるが、その連通口83・84
は、図20に示しているように、シャッタープレート8
aの前半側において、それぞれ回転軸Sを中心とする仮
想円弧に沿う弧状の長穴に形成してあって、シャッター
プレート8aの後半側を盲板にしてある。
【0028】これにより、シャッタープレート8aの半
円状をなす側に設けた操作レバー85の操作により回転
軸S中心に所定の角度量回動させることで、図20にあ
るように、右側散布用の繰出口63を開放して左側散布
用の繰出口64を閉塞する右側散布の状態と、図21に
あるように左側散布用の繰出口64を開放して右側散布
用の繰出口63を閉塞する左側散布の状態と、図22に
あるように右側散布用の繰出口63と左側散布用の繰出
口64との両方を開放して左右両側に散布する状態とに
切換わるようにしてある。
【0029】スピンナー2を収蔵するケーシング5は、
平箱状に形成してあって、それの左右の両端部に、スピ
ンナー2から振り出される肥料を吐出せしめる散布口5
0・51を具備するが、図23にあるように、右側の散
布口50を具備する右半側5aと左側の散布口51を具
備する左半側5bとに2分してあって、それらを突き合
わせて、係合穴52と係止片53とからなる係止金具5
4と、係合鐶55とそれに係合するフック56とそのフ
ック56をレバー57の死点越えする回動により緊締位
置に動かす緊締錠58とによって、一体的に連結するよ
うにしてある。
【0030】そして、このケーシング5は、上述の右半
側5aおよび左半側5bの各上面にそれぞれ設けた吊金
具59a・59bを、前述のホッパー底板60のフラン
ジ部60a・60bの下面側に、ボルト等により組付け
ることで、機体フレーム4に対し着脱自在に装架せしめ
てあって、これにより、前述の係止金具54と緊締錠5
8との係合を解放して、吊金具59a・59bによる係
着を外すことで、取り外されてスピンナー2が図18に
あるようにそっくり露出する状態となり、このスピンナ
ー2のメンテナンスが楽に行なえるようにしてある。
【0031】図23において、9・9は、前記ケーシン
グ5の右側散布用の散布口50および左側散布用の散布
口51のそれぞれに設けるシャッターで、上縁側に一体
的に連結した支点軸90・90中心に自在に回動して散
布口50・51を開閉するようにケーシング5に軸支し
てある。
【0032】そして、これらシャッター9・9のそれぞ
れの支点軸90・90には、それらの一端側にそれらを
回転させる作動アーム91・91が設けられ、それらに
ケーシング5の上面の前部および後部にそれぞれ支軸9
2・92中心として左右に自在に回動するよう軸支した
回動アーム93・93がロッド94・94を介し連繋し
てあって、その回動アーム93・93の回動作動で支点
軸90・90が回転することにより、これらシャッター
9・9が開閉するようにしてあり、かつ、回動アーム9
3・93に連繋するバネ95・95の付勢により、常態
において開放位置を占めるようにしてある。
【0033】96・96は、前記回動アーム93・93
にそれぞれ形成したカム部で、前述の切換シャッター8
を回動させたときに、それの左右の一側の前後に設けた
角状の突起部80・81に軸支しておくローラーR・R
と衝合して、これら回動アーム93・93を回動させる
よう作用する。
【0034】即ち、切換シャッター8を平面視において
時計回わりに回動させて左側散布用の繰出口64を開放
させると、前方の角状の突起部80に設けたローラーR
が図21にあるように、前方の回動アーム93のカム部
96に衝合してその回動アーム93を回動させて、右側
散布用の散布口50に設けたシャッター9を閉塞させる
ようになり、また、逆に、切換シャッター8を反時計回
わりに回転させて、図20にあるように右側散布用の繰
出口63を開放させると、後方の角状の突起部81に設
けたローラーRが、後方の回動アーム93のカム部96
に衝合してその回動アーム93を回動させ左側散布用の
散布口51に設けたシャッター9を閉塞させるようにな
って、肥料を左右の片側に散布していくときに、ケーシ
ング5内に落下してくる肥料が、散布方向と反対側の散
布口から外部に飛散するのを防止するようになる。
【0035】図23において、f・fは、ケーシング5
の左右の散布口50・51に装設するデフレクタで、上
下に回動自在にケーシング5に軸着連結し、かつ、長穴
とそれに挿通して締着するボルトにより、上下方向の傾
斜角度が自在に調節されるようにしてある。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による肥料
散布機は、切換シャッターの操作により、ホッパー底板
に左右に一対に設けた繰出口を選択切換えることで、ホ
ッパーからスピンナーに対して繰出される肥料の流れに
乱れを生ぜしめることなく、ケーシンクの左右に設けた
右側散布用の散布口と左側散布用の散布口とを、所望に
選択してして肥料の散布方向を切換えることができるの
で、山間地の傾斜果樹園に適した肥料散布ができる。
【0037】また、ケーシングに設けた左右の散布口に
は、切換シャッターの切換作動に連動したシャッターを
設けているたことにより、散布方向を指定する切換シャ
ッターの作動で散布方向を右または左に切換え操作する
だけで反対側散布口からの肥料もれが防止されるように
なるので散布作業に集中できる。
【0038】また、切換シャッターの作動で、左右の散
布口からの同時散布も可能となるので、平地の果樹園で
は2倍の作業能率で作業することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブロードキャスタ型の肥料散布機の平面視にお
ける説明図である。
【図2】同上肥料散布機の側面視における説明図であ
る。
【図3】ライムソーワ型の肥料散布機の平面視における
説明図である。
【図4】同上の側面視における説明図である。
【図5】山間地の果樹園に要求される肥料の散布状態の
説明図である。
【図6】山間地の果樹園に造成されたSS道におけるブ
ロードキャスタ型の肥料散布機の散布状態の説明図であ
る。
【図7】山間地の果樹園に蛇行状に造成されたSS道に
おける側方散布形態としたブロードキャスタ型の肥料散
布機の散布状態の説明図である。
【図8】同上状態の正面視における説明図である。
【図9】本発明手段による肥料散布機による散布状態の
説明図である。
【図10】同上肥料散布機の正面視における散布状態の
説明図である。
【図11】同上肥料散布機の両側散布状態の説明図であ
る。
【図12】本発明による肥料散布機の搭載型の実施例の
側面図である。
【図13】同上の別の実施例の側面図である。
【図14】同上実施例の肥料散布装置の一部省略した斜
視図である。
【図15】同上装置のスピンナー部の斜視図である。
【図16】同上装置の要部の縦断面図である。
【図17】同上装置の要部の平面図である。
【図18】同上装置の要部のケーシングを取外した状態
の正面図である。
【図19】同上装置のホッパー底板および開度調節板な
らびに切換シャッターの斜視図である。
【図20】同上装置の切換シャッターを右側散布に切換
えた状態の説明図である。
【図21】同上装置の切換シャッターを左側散布に切換
えた状態の説明図である。
【図22】同上装置の切換シャッターを両側散布に切換
えた状態の説明図である。
【図23】同上装置のケーシングの分解斜視図である。
【符号の説明】
A…肥料散布機、E1・E2…エンジン、M…ミッショ
ン、R…ローラー、S…回転軸、W…SS道、a…機
体、b…肥料散布装置、c…クローラ、d…荷台、f…
デフレクタ、1…肥料ホッパー、2…スピンナー、3…
繰出オーガー、4…機体フレーム、40…組付機枠、5
…ケーシング、5a…右半側、5b…左半側、50・5
1…散布口、52…係合穴、53…係止片、54…係止
金具、55…係合鐶、56…フック、57…レバー、5
8…緊締状、59a・59b…吊金具、6…ホッパー、
6a…嵌合部、60…ホッパー底板、60a・60b…
フランジ部、61…窪部、62…透孔、63・64…繰
出口、7…開度調節板、70…透孔、71・72…調節
口、73…レバー、8…切換シャッター、8a…シャッ
タープレート、80・81…突起部、82…透孔、83
・84…連通口、85…操作レバー、9…シャッター、
90…支点軸、91…作動アーム、92…支軸、93…
回動アーム、94…ロッド、95…バネ、96…カム
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパー底板に開設した繰出口から繰出
    されるホッパー内の肥料がそのホッパー底板の下方に配
    設せるスピンナーにより振り出されてそのスピンナーを
    囲うケーシングに設けた散布口から散布される肥料散布
    装置を、ケーシングの左右の両側にそれぞれ散布口を形
    成して走行自在とした機体に装架し、それのホッパー底
    板には、右側散布用の繰出口と左側散布用の繰出口とを
    左右に一対に開設し、ホッパー底板の下面側に、スピン
    ナーの回転軸中心に回動する切換シャッターを設け、そ
    れのシャッタープレートには、前記左右の繰出口とそれ
    ぞれ対応する左右の連通口を、前記回転軸中心の仮想円
    弧に沿う長穴状に形成して該シャッタープレートの前後
    の一半側に偏る部位にそれぞれ開設したことを特徴とす
    る肥料散布機。
  2. 【請求項2】 スピンナーを囲うケーシングの左右の両
    側にそれぞれ装設する右側散布用の散布口と左側散布用
    の散布口には、それぞれ開閉自在のシャッターを設け、
    それらシャッターを、切換シャッターの回動により右側
    散布の状態とと左側散布の状態とを選択する作動に連動
    して、選択した散布方向と反対側の散布口のシャッター
    が閉となるように、切換シャッターと連繋機構を介し連
    繋したことを特徴とする請求項1記載の肥料散布機、
  3. 【請求項3】 スピンナーを囲うケーシングを、右側散
    布用の散布口を具備する右半側と左側散布用の散布口を
    具備する左半側とに2分し、それらを係脱自在に連結し
    て、機体フレームに対し装脱自在に組付けたことを特徴
    とする請求項1記載の肥料散布機。
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