JPH1126259A - ガス絶縁変換器用変圧器 - Google Patents

ガス絶縁変換器用変圧器

Info

Publication number
JPH1126259A
JPH1126259A JP17347997A JP17347997A JPH1126259A JP H1126259 A JPH1126259 A JP H1126259A JP 17347997 A JP17347997 A JP 17347997A JP 17347997 A JP17347997 A JP 17347997A JP H1126259 A JPH1126259 A JP H1126259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
transformer
gas
insulating medium
converter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17347997A
Other languages
English (en)
Inventor
Shin Yamada
慎 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP17347997A priority Critical patent/JPH1126259A/ja
Publication of JPH1126259A publication Critical patent/JPH1126259A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Transformer Cooling (AREA)
  • Rectifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】気相絶縁媒体を用いることにより、絶縁媒体側
の電界集中をなくして絶縁強度を高めて絶縁物を適切な
厚さとし、絶縁性能と経済性に優れたガス絶縁変換器用
変圧器を提供すること。 【解決手段】変換器容器内に交流線路に接続される交流
巻線とサイリスタバルブに接続される直流巻線とを収納
し、絶縁媒体として気相絶縁媒体を充填したガス絶縁変
換器用変圧器において、直流巻線および交流巻線周囲
に、プレスボードを巻線端部を覆わないように配置して
いるので、巻線端部部分や直流巻線に接続するリードの
絶縁強度を向上させることができ、絶縁性能と経済性に
優れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流送電に用いら
れる交直変換器用変圧器に係わり、特に、変圧器内部の
直流電圧が加わる巻線間の絶縁媒体として気相絶縁媒体
を充填したガス絶縁変換器用変圧器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、大容量、長距離送電及び周波数連
係など、系統運用上多くのメリットを有する直流送電が
多方面で使用されており、一部地域においては系統を連
係する250kV送電が実施されている。
【0003】このような直流送電においては、交流を直
流にあるいは直流を交流に変換するための交直変換所が
設置されている。この交直変換所は、図8に示すよう
に、交流線路1から入力した交流電圧を、変換器用変圧
器2a,2b、サイリスタバルブ群3a,3bを通して
直流電圧に変換し、さらに直流リアクトル4を介して直
流線路5に送電するように構成されている。この場合、
サイリスタバルブ群3a,3bを形成するサイリスタバ
ルブ6a,6bは、現在のところ、運転実績,保守,点
検の面から、空気絶縁方式のものが多く使用されてい
る。この空気絶縁方式のサイリスタバルブ6a,6b
は、通常、バルブホール7と称される建屋内に収納され
ている。なお、図中8a,8bは変換器用避雷器、10
はサイリスタバルブ群3a,3bのA−K避雷器であ
る。
【0004】図9は、このようなサイリスタバルブ6
と、このサイリスタバルブ6を収納するバルブホール7
及び変換器用変圧器2などの周辺機器の配置の一例を示
した鳥瞰図である。
【0005】この図に示すように、交流線路1から入力
した交流電圧は、変換器用変圧器2で適当な電圧に調整
され、壁貫ブッシング11を介してバルブホール7内に
収納されたサイリスタバルブ6に送られ、このサイリス
タバルブ6によって交流から直流に変換される。このサ
イリスタバルブ6で得られた直流電圧は、直流ブッシン
グ12を介して屋外に設置された直流リアクトル(図示
せず)に送られる。以上の説明で分るように、交直変換
所における主要素はサイリスタバルブ6であるが、交流
系統と結合する変換器用変圧器2の役割も重要である。
【0006】ところで、図9に示すような変換器用変圧
器2及び直流リアクトル4の絶縁方式としては、現在の
ところ、運転実績のある油絶縁方式が採用されている。
しかし、これらの変換器用変圧器2及び直流リアクトル
4は、運転時及び工場試験時に直流電圧が印加されるた
め、従来の交流電圧に対する絶縁設計とは異なる絶縁設
計が必要である。すなわち、従来の油絶縁方式は、絶縁
油とプレスボードの複合絶縁構成になっており、この構
成に直流電圧を印加すると、絶縁抵抗の大きいプレスボ
ードに大きな電圧が加わり、絶縁抵抗の小さい絶縁油に
はあまり電圧が加わらない。従って、従来の変換器用変
圧器及び直流リアクトルにおいては、プレスボードと油
の双方に適当な電圧が加わるようにプレスボードの配置
が工夫され、設計・製作されている。
【0007】図10はプレスボードの配置に工夫を施し
た従来の変換器用変圧器の絶縁構成の一例を示す断面図
である。図に示すように、変換器用変圧器は、タンク2
1と、このタンク21内に同心円状に収納された交流巻
線22及び直流巻線23を備えている。交流巻線22は
交流線路に結合され、直流巻線23はサイリスタバルブ
に結合されている。各巻線22,23の端部には、電界
緩和用に周囲を絶縁紙で被覆した静電シールド24,2
5が取り付けられている。また、この変換器用変圧器の
絶縁は、タンク21内に充填された絶縁油26と、巻線
22,23間及びその内外周に配置されたプレスボード
27によって行われている。そして、このプレスボード
27における交流巻線22の静電シールド24の端部な
ど必要箇所には対巻線間強化用のプレスボード28が取
り付けられている。
【0008】このような構成を有する図10の変換器用
変圧器において、直流巻線23と交流巻線22との間の
巻線間絶縁部29には、絶縁油26とプレスボード27
乃至プレスボード28とが直列になるように配設されて
いる。
【0009】図11は図10の巻線間絶縁部29の平面
図である。図に示すように、直流巻線23と交流巻線2
2は、同心円状に配置されている。また、この巻線2
3,22間には複数のプレスボード27がほぼ等間隔で
同心円状に配置されており、隣接するプレスボード27
間には、両者の間隔を一定に保つために、プレスボード
27とほぼ同じ材料で製作したダクトピース30が配設
されている。
【0010】このように巻線22,23間にプレスボー
ド27を挿入するのは、プレスボード27の絶縁強度が
絶縁油26単体よりも大きいことを利用して絶縁強化を
図るためである。例えば、工場試験においては、直流巻
線23に直流電圧を印加する一方で、交流巻線22を接
地する場合がある。この場合、絶縁抵抗の大きいプレス
ボード27に大きな電圧が加わり、抵抗の小さい絶縁油
26にはあまり電圧が加わらないことになる。プレスボ
ード27の直流耐電圧は、絶縁油26の数十倍大きいた
め、プレスボード27さえ健全であれば、直流耐電圧は
十分に確保できることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図10及び
図11の変換器用変圧器の直流巻線23と交流巻線22
との間に直流電圧が印加された場合の静電シールド25
周囲の電位分布は図12のようになる。すなわち、絶縁
抵抗の大きい静電シールド25の絶縁紙被覆部分とプレ
スボード28a,28bに等電位線32が集中し、絶縁
油26の部分にはあまり集中しない。また、静電シール
ド25の絶縁紙被覆部分とプレスボード28bの対向部
分では、電気力線が両絶縁物間を乗り移っていき、図1
3に示すように、静電シールド25の絶縁紙被覆表面部
分とプレスボード28bの側面近傍の油ギャップ部で高
電界部分33が生じる。このことが直流耐電圧の低下に
つながるという問題がある。
【0012】さらに、直流巻線リード31がある部分で
の静電シールド25周囲の電位分布は、図14に示すよ
うになる。すなわち、直流巻線リード31があるので、
プレスボード28が切り欠かれている。そのため等電位
線が連続してスムーズに移行することができなくなり、
静電シールド25やプレスボード28a,28b、直流
巻線リード31などの側面近傍の油ギャップ部にさらに
電位が集中することになる。したがって、図15に示す
ように、直流巻線リード31や静電シールド25,プレ
スボード28a,28bの側面近傍の油ギャップ部33
の電界は大きくなり、上記と同様に直流破壊電圧の低下
につながるという問題がある。
【0013】ところで、上記したように油ギャップ部の
電界が大きくなる現象は、直流電圧印加時に特有のもの
であり、交流電圧印加時には発生しない現象である。す
なわち、交流電圧印加時には、絶縁油26とプレスボー
ド28a,28bの比誘電率εがそれぞれε(絶縁油)
=2.3と、ε(プレスボード)=4.5であり、両者
の比が小さいことから、ほとんど電位分布の偏りは生じ
ない。
【0014】本発明(請求項1乃至請求項5対応)は、
以上のような従来技術の問題を解決するためになされた
もので、その目的は、従来絶縁油であった絶縁媒体を気
相絶縁媒体とすることにより、絶縁媒体側の電界集中を
なくして絶縁強度を高めて絶縁物を適切な厚さとし、絶
縁性能と経済性に優れたガス絶縁変換器用変圧器を提供
することにある。
【0015】本発明(請求項1乃至請求項3対応)の他
の目的は、巻線端部部分の絶縁強度を向上を図ったガス
絶縁変換器用変圧器を提供することにある。本発明(請
求項4及び請求項5対応)のさらに他の目的は、巻線リ
ード部分の絶縁強度を向上を図ったガス絶縁変換器用変
圧器を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1は、変換器容器内に交流線路に接
続される交流巻線とサイリスタバルブに接続される直流
巻線とを収納し、絶縁媒体として気相絶縁媒体を充填し
たガス絶縁変換器用変圧器において、前記直流巻線およ
び前記交流巻線周囲に、プレスボードを巻線端部を覆わ
ないように配置したことを特徴とする。
【0017】本発明の請求項2は、変換器容器内に交流
線路に接続される交流巻線とサイリスタバルブに接続さ
れる直流巻線とを収納し、絶縁媒体として気相絶縁媒体
を充填したガス絶縁変換器用変圧器において、前記直流
巻線および前記交流巻線の静電シールドの絶縁被覆厚さ
を、絶縁媒体として液体絶縁媒体を充填した変換器用変
圧器における、直流巻線および交流巻線の静電シールド
の絶縁被覆厚さよりも低減したことを特徴とする。
【0018】本発明の請求項3は、変換器容器内に交流
線路に接続される交流巻線とサイリスタバルブに接続さ
れる直流巻線とを収納し、絶縁媒体として気相絶縁媒体
を充填したガス絶縁変換器用変圧器において、前記直流
巻線および前記交流巻線の静電シールドの絶縁被覆の抵
抗率を、交流系統の変圧器で用いる絶縁被覆の抵抗率よ
りも高くしたことを特徴とする。
【0019】本発明の請求項4は、変換器容器内に交流
線路に接続される交流巻線とサイリスタバルブに接続さ
れる直流巻線とを収納し、絶縁媒体として気相絶縁媒体
を充填したガス絶縁変換器用変圧器において、前記直流
巻線に接続するリードの絶縁被覆厚さを、絶縁媒体とし
て液体絶縁媒体を充填した変換器用変圧器における、直
流巻線および交流巻線の静電シールドの絶縁被覆厚さよ
りも低減したことを特徴とする。
【0020】本発明の請求項5は、変換器容器内に交流
線路に接続される交流巻線とサイリスタバルブに接続さ
れる直流巻線とを収納し、絶縁媒体として気相絶縁媒体
を充填したガス絶縁変換器用変圧器において、前記直流
巻線に接続するリードの絶縁被覆の抵抗率を、前記交流
巻線で用いる絶縁被覆の抵抗率よりも高くしたことを特
徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の態様を図を
参照して具体的に説明する。図1は、本発明によるガス
絶縁変換器用変圧器の第1実施例(請求項1対応)の直
流巻線に直流電圧を印加した時の電圧分担、特に巻線端
部絶縁部の電圧分担を示す図である。なお、絶縁媒体を
SF6 ガス等の気相絶縁媒体とした以外の構成は、図1
0に示した従来の変換器用変圧器と同様に構成されてい
る。
【0022】同図に示すように、本実施例のガス絶縁変
換器用変圧器では、直流巻線23に直流電圧が印加され
た場合には、絶縁抵抗の大きい気相絶縁媒体40部分の
電圧分担が大きくなる。従来の構成では絶縁媒体の絶縁
油よりも、静電シールド25の被覆絶縁物やプレスボー
ド28a,28bの絶縁物の抵抗が大きいため絶縁物の
電圧分担が大きく、絶縁物から絶縁物へ電位が移行する
ために油側面に高電界部分が生じ、直流耐圧低下の原因
となっていた。
【0023】しかし、本実施例では、絶縁媒体の気相絶
縁媒体の抵抗率が、静電シールド25の被覆絶縁物やプ
レスボード28a,28bよりも大きいため、気相絶縁
媒体40のギャップ部の電圧分担が大きくなって絶縁物
に電位が集中せず、絶縁物の気相絶縁媒体ガス側面に絶
縁物から絶縁物への電位の移行による電界集中が発生す
る部分がないため、この部分の電界は図2に示すように
著しく低減される。
【0024】上述したように、本実施例によれば、絶縁
媒体として気相絶縁媒体40を充填しているので、巻線
に直流が印加された場合、巻線端部及びプレスボード2
8a,28b近傍の等電位線は気相絶縁媒体40に分担
され、絶縁物の気相絶縁媒体側に電位が集中することが
なく、プレスボード28a,28bの上部部分を省略
し、静電シールド25や直流リードの絶縁被覆の厚さを
低減することが可能となり、直流電圧に対する絶縁特性
の向上が図れる。
【0025】このように静電シールド25の側面近傍部
の気相絶縁媒体40のガスギャップ部、プレスボード2
8a,28bの電界を著しく低減できることから、絶縁
媒体として絶縁油を用いていた図12の従来の変換器用
変圧器に比べて、静電シールド25の側面近傍部の気相
絶縁媒体ガスギャップ部、プレスボード28a,28b
における直流耐圧を著しく向上させることができ、絶縁
強度を格段に向上させることができ、優れた直流絶縁特
性が得られる。
【0026】図3は、本発明によるガス絶縁変換器用変
圧器の第2実施例(請求項1対応)の直流巻線に直流電
圧を印加した時の電圧分担を示す図であり、特に巻線端
部の巻線リードと巻線間絶縁部の電圧分担を示す図であ
る。なお、絶縁媒体をSF6ガス等の気相絶縁媒体とし
た以外の構成については、図10に示した従来の変換器
用変圧器と同様に構成されている。
【0027】同図に示すように、本実施例のガス絶縁変
換器用変圧器では、直流巻線23に直流電圧が印加され
た場合には、図1の実施例と同様に、絶縁抵抗の大きい
気相絶縁媒体40部分の電圧分担が大きくなる。一方、
従来の変換器用変圧器構成では絶縁媒体の絶縁油よりも
静電シールド25の被覆絶縁物やプレスボード28a,
28b、リード31の絶縁物の抵抗が高いため、絶縁物
の電圧分担が大きく、絶縁物から絶縁物へ電位が移行す
るために油側面に高電界部分が生じ、直流耐圧低下の原
因となっていた。
【0028】しかし、本実施例においては、絶縁媒体の
抵抗率が、静電シールド25の被覆絶縁物やプレスボー
ド28a,28bよりも高いため、気相絶縁媒体40の
ガスギャップ部の電圧分担が大きくなって絶縁物に電位
が集中せず、絶縁物の気相絶縁媒体側面に絶縁物から絶
縁物への電位の移行による電界集中が発生する部分がな
いため、この部分の電界は図4に示すように著しく低減
される。
【0029】上述したように、本実施例では、図1の実
施例と同様に静電シールド25の側面近傍部の気相絶縁
媒体ガスギャップ部、プレスボード28a,28b、リ
ード31の電界を著しく低減できることから、絶縁媒体
として絶縁油を用いていた図12の従来の変換器用変圧
器に比べて、静電シールド25の側面近傍部の気相絶縁
媒体ガスギャップ部、プレスボード28a,28bにお
ける直流耐圧を著しく向上させることができ、絶縁強度
を格段に向上させることができ、優れた直流絶縁特性が
得られる。
【0030】図5は本発明の第3実施例(請求項1対
応)の断面図である。同図に示すように、本実施例は図
1の第1実施例において、プレスボード27を直流巻線
23と同等の長さで取り付けた構成としたものである。
このような構成とすることにより静電シールド25の側
面近傍部の気相絶縁媒体ガスギャップ部の電界をさらに
低下させることができ、直流絶縁強度を格段に向上させ
ることができ、優れた直流絶縁特性が得られる。
【0031】図6は本発明の第4実施例(請求項2及び
請求項3対応)の断面図である。同図に示すように、本
実施例は図1の第1実施例において、静電シールド25
の被覆絶縁物の厚さを低減して取り付けた構成としたも
のである。このように構成とすることにより気相絶縁媒
体ガスギャップ部に電圧が分担されるので、この分担電
圧に耐えうる厚さまで絶縁被覆厚さを低減でき、これに
より静電シールド25の作製が容易になり、作業効率を
大幅に向上させることができる。
【0032】また、図1の第1実施例において、静電シ
ールド25の被覆絶縁物の抵抗率を、交流系統の変圧器
で用いる絶縁被覆の抵抗率よりも高くして取り付けるこ
とも可能である。直流印加時に絶縁被覆により多くの電
圧が分担され、気相絶縁媒体側の電圧が低下することに
より、大幅に絶縁性能を向上させることができる。
【0033】図7は本発明の第5実施例(請求項4及び
請求項5対応)の断面図である。同図に示すように、本
実施例は図3の第2実施例において、リード31の絶縁
被覆物の厚さを薄くして取り付けた構成としたものであ
る。このような構成とすることにより気相絶縁媒体に分
担される電圧に耐えうる厚さまで絶縁被覆厚さを低減で
き、リード31の製作が容易になり、作業効率を大幅に
向上させることができる。
【0034】また、同様に、図3の第2実施例におい
て、リード31の被覆絶縁物の抵抗率を、交流巻線で用
いる絶縁被覆の抵抗率よりも高くして取り付けた構成と
することも可能である。この場合、直流印加時に絶縁被
覆により多くの電圧が分担され、気相絶縁媒体側の電圧
が低下することにより、大幅に絶縁性能を向上させるこ
とができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明(請求項1
乃至請求項5対応)によれば、絶縁媒体に気相絶縁媒体
を適用して巻線端部部分や、直流巻線に接続するリード
の絶縁強度を向上し、絶縁特性に優れたガス絶縁変換器
用変圧器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の直流電圧分布を示す断面
図。
【図2】図1の直流電界強度分布を示す断面図。
【図3】本発明の第2実施例の直流電圧分布を示す断面
図。
【図4】図3の直流電界強度分布を示す断面図。
【図5】本発明の第3実施例の断面図。
【図6】本発明の第4実施例の断面図。
【図7】本発明の第5実施例の断面図。
【図8】従来の一般的な交直変換所の配線図。
【図9】図8のバルブホール内外の配置の一例を示す鳥
瞰図。
【図10】図8及び図9の変換器用変圧器内部の絶縁構
成を示す断面図。
【図11】図10の巻線間絶縁部の平面図。
【図12】図10の巻線端部の直流電圧分布を示す断面
図。
【図13】図12の直流電界強度分布を示す断面図。
【図14】図10の巻線端部の直流巻線リード部の直流
電圧分布を示す断面図。
【図15】図14の直流電界強度分布を示す断面図。
【符号の説明】
1…交流線路、2a,2b…変換器用変圧器、3a,3
b…サイリスタバルブ群、4…直流リアクトル、5…直
流線路、6a,6b…サイリスタバルブ、7…サイリス
タバルブホール、8a,8b…変換器用避雷器、9…直
流リアクトル用避雷器、10…サイリスタバルプ、11
…壁貫ブッシング、12…直流ブッシング、22…交流
巻線、23…直流巻線、24,25…静電シールド、2
6…絶縁油、27,28,28a,28b…プレスボー
ド、29…巻線間絶縁部、30…ダクトピース、31…
リード、32…等電位線、33…電界、40…気相絶縁
媒体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変換器容器内に交流線路に接続される交
    流巻線とサイリスタバルブに接続される直流巻線とを収
    納し、絶縁媒体として気相絶縁媒体を充填したガス絶縁
    変換器用変圧器において、前記直流巻線および前記交流
    巻線周囲に、プレスボードを巻線端部を覆わないように
    配置したことを特徴とするガス絶縁変換器用変圧器。
  2. 【請求項2】 変換器容器内に交流線路に接続される交
    流巻線とサイリスタバルブに接続される直流巻線とを収
    納し、絶縁媒体として気相絶縁媒体を充填したガス絶縁
    変換器用変圧器において、前記直流巻線および前記交流
    巻線の静電シールドの絶縁被覆厚さを、絶縁媒体として
    液体絶縁媒体を充填した変換器用変圧器における、直流
    巻線および交流巻線の静電シールドの絶縁被覆厚さより
    も低減したことを特徴とするガス絶縁変換器用変圧器。
  3. 【請求項3】 変換器容器内に交流線路に接続される交
    流巻線とサイリスタバルブに接続される直流巻線とを収
    納し、絶縁媒体として気相絶縁媒体を充填したガス絶縁
    変換器用変圧器において、前記直流巻線および前記交流
    巻線の静電シールドの絶縁被覆の抵抗率を、交流系統の
    変圧器で用いる絶縁被覆の抵抗率よりも高くしたことを
    特徴とするガス絶縁変換器用変圧器。
  4. 【請求項4】 変換器容器内に交流線路に接続される交
    流巻線とサイリスタバルブに接続される直流巻線とを収
    納し、絶縁媒体として気相絶縁媒体を充填したガス絶縁
    変換器用変圧器において、前記直流巻線に接続するリー
    ドの絶縁被覆厚さを、絶縁媒体として液体絶縁媒体を充
    填した変換器用変圧器における、直流巻線および交流巻
    線の静電シールドの絶縁被覆厚さよりも低減したことを
    特徴とするガス絶縁変換器用変圧器。
  5. 【請求項5】 変換器容器内に交流線路に接続される交
    流巻線とサイリスタバルブに接続される直流巻線とを収
    納し、絶縁媒体として気相絶縁媒体を充填したガス絶縁
    変換器用変圧器において、前記直流巻線に接続するリー
    ドの絶縁被覆の抵抗率を、前記交流巻線で用いる絶縁被
    覆の抵抗率よりも高くしたことを特徴とするガス絶縁変
    換器用変圧器。
JP17347997A 1997-06-30 1997-06-30 ガス絶縁変換器用変圧器 Pending JPH1126259A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17347997A JPH1126259A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 ガス絶縁変換器用変圧器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17347997A JPH1126259A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 ガス絶縁変換器用変圧器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1126259A true JPH1126259A (ja) 1999-01-29

Family

ID=15961266

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17347997A Pending JPH1126259A (ja) 1997-06-30 1997-06-30 ガス絶縁変換器用変圧器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1126259A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015220261A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 株式会社東芝 変換器用変圧器
WO2016152328A1 (ja) * 2015-03-24 2016-09-29 三菱電機株式会社 静止誘導機器
CN111029110A (zh) * 2019-12-24 2020-04-17 保定天威保变电气股份有限公司 一种双层线圈端部三静电环结构

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015220261A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 株式会社東芝 変換器用変圧器
WO2016152328A1 (ja) * 2015-03-24 2016-09-29 三菱電機株式会社 静止誘導機器
JP6058232B1 (ja) * 2015-03-24 2017-01-11 三菱電機株式会社 静止誘導機器
US20180025833A1 (en) * 2015-03-24 2018-01-25 Mitsubishi Electric Corporation Stationary induction apparatus
US10283259B2 (en) 2015-03-24 2019-05-07 Mitsubishi Electric Corporation Stationary induction apparatus
CN111029110A (zh) * 2019-12-24 2020-04-17 保定天威保变电气股份有限公司 一种双层线圈端部三静电环结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
OA10927A (en) Transformer/reactor
SE9704413D0 (sv) Krafttransformator/reaktor
PL334615A1 (en) Power transformer/reactor
CN101802939A (zh) 用于电压源换流器的高电压干式电抗器
JP2771505B2 (ja) 直流ブッシング
US8049108B2 (en) High voltage bushing and high voltage device comprising such bushing
SE511363C2 (sv) Torr krafttransformator/reaktor
JPH1126259A (ja) ガス絶縁変換器用変圧器
EP0413103B1 (en) Condenser type barrier
US9859701B2 (en) Connection of at least four electric conductors
US5227584A (en) Barrier of condenser type for field control in transformer bushing terminals
JP2002164226A (ja) 変換器用変圧器
WO2020053931A1 (ja) 静止誘導器
JPH11111539A (ja) 静止誘導電気機器
JP2001093749A (ja) 電気機器
KR20000016097A (ko) 직류변압기/리액터_
JPH099623A (ja) 変換器用変圧器
JPH05190354A (ja) 静止誘導電気機器
JPH08124440A (ja) 直流油入ブッシング
JP2014027140A (ja) 静止誘導電器
JPH03151608A (ja) リード線支持装置
JP3419565B2 (ja) 静止誘導電気機器
JPH10172835A (ja) ガス絶縁変換器用変圧器
JPS61117809A (ja) 変圧器リ−ド線支持装置
JPS5936910A (ja) 変圧器の外部接続装置