JPH11262741A - 廃棄物の処理方法および処理装置 - Google Patents
廃棄物の処理方法および処理装置Info
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- JPH11262741A JPH11262741A JP10090888A JP9088898A JPH11262741A JP H11262741 A JPH11262741 A JP H11262741A JP 10090888 A JP10090888 A JP 10090888A JP 9088898 A JP9088898 A JP 9088898A JP H11262741 A JPH11262741 A JP H11262741A
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- slurry
- filtrate
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E50/00—Technologies for the production of fuel of non-fossil origin
- Y02E50/30—Fuel from waste, e.g. synthetic alcohol or diesel
Landscapes
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 塩化ビニルその他塩素系樹脂を多量に含む廃
棄物スラリーの水熱分解反応後の脱水により燃料化され
たケーキに転換するとともに、濾液を電解処理してアル
カリ水溶液として反応系に循環使用する。 【解決手段】 塩化ビニルその他の含塩素系樹脂を多量
に含む固形廃棄物を前処理手段にて廃棄物スラリーと
し、当該スラリーを反応器にて水熱反応させて反応生ス
ラリーを得た後、フラッシュに引続き脱水してケーキ状
の脱塩素化された原燃料と濾液を得るとともに、前記濾
液を電解処理してアルカリ水溶液として回収循環し、前
処理手段に該廃棄物スラリーの中和剤として供給する。
棄物スラリーの水熱分解反応後の脱水により燃料化され
たケーキに転換するとともに、濾液を電解処理してアル
カリ水溶液として反応系に循環使用する。 【解決手段】 塩化ビニルその他の含塩素系樹脂を多量
に含む固形廃棄物を前処理手段にて廃棄物スラリーと
し、当該スラリーを反応器にて水熱反応させて反応生ス
ラリーを得た後、フラッシュに引続き脱水してケーキ状
の脱塩素化された原燃料と濾液を得るとともに、前記濾
液を電解処理してアルカリ水溶液として回収循環し、前
処理手段に該廃棄物スラリーの中和剤として供給する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ごみや産業廃
棄物などの有機固形分の内、特に塩化ビニルその他の含
塩素系樹脂を多量に含む廃棄物スラリーの水熱分解反応
後の脱水により燃料化されたケーキに転換するととも
に、濾液を電解処理してアルカリ水溶液として循環使用
するようにした廃棄物の処理方法および処理装置に関す
るものである。
棄物などの有機固形分の内、特に塩化ビニルその他の含
塩素系樹脂を多量に含む廃棄物スラリーの水熱分解反応
後の脱水により燃料化されたケーキに転換するととも
に、濾液を電解処理してアルカリ水溶液として循環使用
するようにした廃棄物の処理方法および処理装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】都市ごみ等の一般廃棄物や工場等から排
出される産業廃棄物等のいわゆる固形廃棄物は年々増加
しており、従来の埋立方式などによる処分処理方法では
対応し切れなくなっている。このような観点から、固形
廃棄物を水中破砕し、水スラリーの状態で再資源可能な
鉄、アルミニウム、ガラス等の有用物を回収した後に、
適宜な水分値を有した状態まで脱水し、ついで高温・高
圧の条件下、所定の滞留時間にて水熱反応で処理して得
られた高温・高圧の反応スラリーを最終的に大気圧まで
減圧して製品スラリーを得ていた。
出される産業廃棄物等のいわゆる固形廃棄物は年々増加
しており、従来の埋立方式などによる処分処理方法では
対応し切れなくなっている。このような観点から、固形
廃棄物を水中破砕し、水スラリーの状態で再資源可能な
鉄、アルミニウム、ガラス等の有用物を回収した後に、
適宜な水分値を有した状態まで脱水し、ついで高温・高
圧の条件下、所定の滞留時間にて水熱反応で処理して得
られた高温・高圧の反応スラリーを最終的に大気圧まで
減圧して製品スラリーを得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、塩化ビニル
その他の含塩素系樹脂を多量に含む都市ごみや産業廃棄
物を処理する場合、つぎのような問題がある。 塩化ビニルその他の含塩素系樹脂を多量に含む都市
ごみや産業廃棄物を焼却炉した場合、猛毒物質のダイオ
キシンを発生させる可能性が有り、環境保護の観点から
も問題がある。 また、塩化ビニルその他の含塩素系樹脂を多量に含
む廃棄物を燃焼すると、燃焼時にCl2 やHClが発生
し、後続の空気予熱器や廃熱回収ボイラー等で腐食トラ
ブルを生じ易い。 有機塩素化合物を含む廃棄物を水熱反応により脱塩
素化することが可能であるが、生成する塩酸とアルカリ
塩(塩化ナトリウム)は腐食性が大きく、溶解度にも限
界があるので、極力系内に蓄積しないように系外に排出
する必要がある。 前記濾液を排水として公共水域に流すにはCOD
(化学的酸素要求量)除去を中心とした排水処理設備や
処理費用が必要となり、このため費用が高価となる。 さらに、前記濾液中の塩化ナトリウムを蒸発、濃縮
により晶析、分離する方法では、大部分の水を蒸発させ
るため、多量の熱エネルギが必要となる。
その他の含塩素系樹脂を多量に含む都市ごみや産業廃棄
物を処理する場合、つぎのような問題がある。 塩化ビニルその他の含塩素系樹脂を多量に含む都市
ごみや産業廃棄物を焼却炉した場合、猛毒物質のダイオ
キシンを発生させる可能性が有り、環境保護の観点から
も問題がある。 また、塩化ビニルその他の含塩素系樹脂を多量に含
む廃棄物を燃焼すると、燃焼時にCl2 やHClが発生
し、後続の空気予熱器や廃熱回収ボイラー等で腐食トラ
ブルを生じ易い。 有機塩素化合物を含む廃棄物を水熱反応により脱塩
素化することが可能であるが、生成する塩酸とアルカリ
塩(塩化ナトリウム)は腐食性が大きく、溶解度にも限
界があるので、極力系内に蓄積しないように系外に排出
する必要がある。 前記濾液を排水として公共水域に流すにはCOD
(化学的酸素要求量)除去を中心とした排水処理設備や
処理費用が必要となり、このため費用が高価となる。 さらに、前記濾液中の塩化ナトリウムを蒸発、濃縮
により晶析、分離する方法では、大部分の水を蒸発させ
るため、多量の熱エネルギが必要となる。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、本発明の目的は塩化ビニルその他の含塩素系樹
脂を多量に含む廃棄物をスラリー化し、次いで水熱分解
反応後脱水することにより原燃料化されたケーキに転換
するとともに、濾液を電解処理してアルカリ水溶液とし
て反応系にリサイクルするようにした廃棄物の処理方法
および処理装置を提供することにある。
であり、本発明の目的は塩化ビニルその他の含塩素系樹
脂を多量に含む廃棄物をスラリー化し、次いで水熱分解
反応後脱水することにより原燃料化されたケーキに転換
するとともに、濾液を電解処理してアルカリ水溶液とし
て反応系にリサイクルするようにした廃棄物の処理方法
および処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る第1の発明では、塩化ビニルその他の
含塩素系樹脂を多量に含む固形廃棄物を前処理手段にて
廃棄物スラリーとし、当該スラリーを反応器にて水熱反
応させて反応生成物スラリーを得た後、フラッシュに引
続き脱水してケーキ状の脱塩素化された原燃料と濾液を
得るようにした廃棄物の処理方法であって、前記濾液を
電解処理してアルカリ水溶液として回収循環するように
した。また、第1の発明を主体とする第2の発明では、
前記濾液を電解処理した際に生成する塩素ガスと水素ガ
スを系外に取出し、残りのアルカリ水溶液を廃棄物スラ
リーの中和剤として循環使用するようにし、さらに、第
1の発明を主体とする第3の発明では、前記脱塩素後の
該ケーキ状の燃料を燃焼炉で燃焼し、該燃焼時の燃焼熱
で熱媒体を加熱し、該熱媒体を反応器に至る経路に配設
された熱交換器に通して廃棄物スラリーを加熱するよう
にした。
に、本発明に係る第1の発明では、塩化ビニルその他の
含塩素系樹脂を多量に含む固形廃棄物を前処理手段にて
廃棄物スラリーとし、当該スラリーを反応器にて水熱反
応させて反応生成物スラリーを得た後、フラッシュに引
続き脱水してケーキ状の脱塩素化された原燃料と濾液を
得るようにした廃棄物の処理方法であって、前記濾液を
電解処理してアルカリ水溶液として回収循環するように
した。また、第1の発明を主体とする第2の発明では、
前記濾液を電解処理した際に生成する塩素ガスと水素ガ
スを系外に取出し、残りのアルカリ水溶液を廃棄物スラ
リーの中和剤として循環使用するようにし、さらに、第
1の発明を主体とする第3の発明では、前記脱塩素後の
該ケーキ状の燃料を燃焼炉で燃焼し、該燃焼時の燃焼熱
で熱媒体を加熱し、該熱媒体を反応器に至る経路に配設
された熱交換器に通して廃棄物スラリーを加熱するよう
にした。
【0006】第1の発明を主体とする第4の発明では、
前記フラッシュ時に発生したスチームを反応器に至る経
路に配設された熱交換器に通して廃棄物スラリーの加熱
に利用し、熱交換後に熱交換器から排出される凝縮液を
反応スラリーの脱水手段の洗浄水として系内で循環使用
するようにし、また 第4の発明を主体とする第5の発
明では、前記凝縮液を反応スラリーの脱水手段の洗浄水
として系内で循環使用するとともに、該凝縮液が不足す
る場合に外部から補給水を供給するようにした。
前記フラッシュ時に発生したスチームを反応器に至る経
路に配設された熱交換器に通して廃棄物スラリーの加熱
に利用し、熱交換後に熱交換器から排出される凝縮液を
反応スラリーの脱水手段の洗浄水として系内で循環使用
するようにし、また 第4の発明を主体とする第5の発
明では、前記凝縮液を反応スラリーの脱水手段の洗浄水
として系内で循環使用するとともに、該凝縮液が不足す
る場合に外部から補給水を供給するようにした。
【0007】第1の発明を主体とする第6の発明では、
前記濾液をイオン交換膜法または隔膜法によって電解処
理し、該電解処理によって得られたアルカリ水溶液を循
環使用するようにした。また、第1の発明を主体とする
第7の発明では、前記濾液を陽極と陰極を有するイオン
交換膜法または隔膜法によって電解処理し、陽極より塩
素ガスを生成させるとともに陰極より水素ガスを生成さ
せた後、電解後の分解液をアルカリ水溶液として循環使
用するようにした。
前記濾液をイオン交換膜法または隔膜法によって電解処
理し、該電解処理によって得られたアルカリ水溶液を循
環使用するようにした。また、第1の発明を主体とする
第7の発明では、前記濾液を陽極と陰極を有するイオン
交換膜法または隔膜法によって電解処理し、陽極より塩
素ガスを生成させるとともに陰極より水素ガスを生成さ
せた後、電解後の分解液をアルカリ水溶液として循環使
用するようにした。
【0008】第8の発明では、塩化ビニルその他の含塩
素系樹脂を多量に含む固形廃棄物を前処理手段にて廃棄
物スラリーとし、当該スラリーを反応器にて水熱反応さ
せて反応スラリーを得た後、フラッシュに引続き脱水し
てケーキ状の脱塩素化された原燃料と濾液を得るように
した廃棄物の処理装置であって、前記濾液を電解処理可
能な電解手段を設け、また、第8の発明を主体とする第
9の発明では、前記電解手段は、それぞれ陽極および陰
極を有するイオン交換膜法または隔膜法を用いた電解手
段とした。
素系樹脂を多量に含む固形廃棄物を前処理手段にて廃棄
物スラリーとし、当該スラリーを反応器にて水熱反応さ
せて反応スラリーを得た後、フラッシュに引続き脱水し
てケーキ状の脱塩素化された原燃料と濾液を得るように
した廃棄物の処理装置であって、前記濾液を電解処理可
能な電解手段を設け、また、第8の発明を主体とする第
9の発明では、前記電解手段は、それぞれ陽極および陰
極を有するイオン交換膜法または隔膜法を用いた電解手
段とした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る廃棄物の処
理方法および処理装置の具体的実施例を図1ないし図6
を用いて詳細に説明する。
理方法および処理装置の具体的実施例を図1ないし図6
を用いて詳細に説明する。
【0010】図1は 本発明による実施形態のシステム
構成ブロック図、図2はイオン交換膜による電解装置を
用いて濾液を電解処理するようにしたシステムブロック
図、図3は隔膜による電解装置を用いて濾液を電解処理
するようにしたシステムブロック図、図4は固形廃棄物
中に塩化ビニルを少量含む場合の実施形態のシステム機
構ブロック図、図5は第2の事例のシステムブロック
図、図6は第3の事例のシステムブロック図である。
構成ブロック図、図2はイオン交換膜による電解装置を
用いて濾液を電解処理するようにしたシステムブロック
図、図3は隔膜による電解装置を用いて濾液を電解処理
するようにしたシステムブロック図、図4は固形廃棄物
中に塩化ビニルを少量含む場合の実施形態のシステム機
構ブロック図、図5は第2の事例のシステムブロック
図、図6は第3の事例のシステムブロック図である。
【0011】以下、図1について詳細に説明する。ま
ず、各所から収集され未分別状態にある有機固形分を含
む廃棄物の前処理を行なった後、熱分解処理工程に供給
するようにしている。特に本発明では、塩化ビニルその
他の含塩素系樹脂を多量に含む廃棄物を前処理工程に供
給する。
ず、各所から収集され未分別状態にある有機固形分を含
む廃棄物の前処理を行なった後、熱分解処理工程に供給
するようにしている。特に本発明では、塩化ビニルその
他の含塩素系樹脂を多量に含む廃棄物を前処理工程に供
給する。
【0012】前処理工程では、基本的に未分別状態にあ
る塩化ビニルその他の含塩素系樹脂を多量に含む廃棄物
を処理する場合、再資源化可能な鉄、アルミニウム、ガ
ラス等の有用物を含んでいるので、最初にこれを回収す
るとともに、固形廃棄物処理システムの連続運転のため
に固形廃棄物を搬送可能な程度までスラリー化する必要
がある。このための前処理手段10が設けられており、
この前処理手段10は破砕装置と有用物の分離装置なら
びに脱水装置などから構成される。
る塩化ビニルその他の含塩素系樹脂を多量に含む廃棄物
を処理する場合、再資源化可能な鉄、アルミニウム、ガ
ラス等の有用物を含んでいるので、最初にこれを回収す
るとともに、固形廃棄物処理システムの連続運転のため
に固形廃棄物を搬送可能な程度までスラリー化する必要
がある。このための前処理手段10が設けられており、
この前処理手段10は破砕装置と有用物の分離装置なら
びに脱水装置などから構成される。
【0013】したがって、この前処理手段10では、未
分別状態にある有機固形物を含む固形廃棄物を水中破砕
により水スラリー化させるようにし、このスラリー化の
段階で、破砕物中に含まれる不燃物の比重差を利用し
て、再資源可能な鉄、アルミニウム、ガラス等の有用物
を回収するようにしている。そして、不燃物の除去され
た有機固形物を含む水スラリーを約8〜20重量%の固
形物含有量まで脱水し、後段の処理工程への搬送ができ
る程度の粘性となるように調整している。
分別状態にある有機固形物を含む固形廃棄物を水中破砕
により水スラリー化させるようにし、このスラリー化の
段階で、破砕物中に含まれる不燃物の比重差を利用し
て、再資源可能な鉄、アルミニウム、ガラス等の有用物
を回収するようにしている。そして、不燃物の除去され
た有機固形物を含む水スラリーを約8〜20重量%の固
形物含有量まで脱水し、後段の処理工程への搬送ができ
る程度の粘性となるように調整している。
【0014】このような前処理手段10で処理された廃
棄物スラリーは一旦貯槽タンク12に貯溜され、ここで
前処理手段10の処理と後段の処理工程とのバッファを
成すようにしている。この貯槽タンク12から排出され
る廃棄物スラリーには循環使用されるアルカリ水溶液2
8が添加されている。貯槽タンク12内の廃棄物スラリ
ーは高圧ポンプ13等の圧送手段により塩基を混合した
廃棄物スラリーとして後段の反応器14に送給するよう
にして、反応器14内を流通させる間に水熱反応を生じ
るようにしている。
棄物スラリーは一旦貯槽タンク12に貯溜され、ここで
前処理手段10の処理と後段の処理工程とのバッファを
成すようにしている。この貯槽タンク12から排出され
る廃棄物スラリーには循環使用されるアルカリ水溶液2
8が添加されている。貯槽タンク12内の廃棄物スラリ
ーは高圧ポンプ13等の圧送手段により塩基を混合した
廃棄物スラリーとして後段の反応器14に送給するよう
にして、反応器14内を流通させる間に水熱反応を生じ
るようにしている。
【0015】反応器14内の操作温度を250〜350
℃程度の適当な温度に昇温させるが、前記高圧ポンプ1
3により170気圧程度まで加圧した状態でスラリーを
送り込むとともに、予め反応器14の前段で反応温度ま
で昇温させるようにしており、実施例では、第1熱交換
器16と第2熱交換器18で反応温度まで段階的に昇温
させてから反応器14に送給するようにしている。これ
により昇温された廃棄物スラリーは反応器14を通過す
る過程で、反応温度を維持しつつ、またその反応温度の
飽和水蒸気圧以上の圧力で、数分ないしは数十分間の反
応時間で、水熱反応により熱分解される。
℃程度の適当な温度に昇温させるが、前記高圧ポンプ1
3により170気圧程度まで加圧した状態でスラリーを
送り込むとともに、予め反応器14の前段で反応温度ま
で昇温させるようにしており、実施例では、第1熱交換
器16と第2熱交換器18で反応温度まで段階的に昇温
させてから反応器14に送給するようにしている。これ
により昇温された廃棄物スラリーは反応器14を通過す
る過程で、反応温度を維持しつつ、またその反応温度の
飽和水蒸気圧以上の圧力で、数分ないしは数十分間の反
応時間で、水熱反応により熱分解される。
【0016】反応器14における水熱反応後の反応スラ
リーは、当該実施例では、冷却装置としてフラッシュ蒸
発器20を用い、フラッシュ蒸発により発生したスチー
ムを第1熱交換器16に供給するシステムとなってい
る。すなわち、反応温度まで段階的に昇温させてから反
応器14に送給し、所定の操作条件下で水熱反応をさ
せ、フラッシュ蒸発器20を用いて等エンタルピ膨張に
よってフラッシュされたスチームを利用するようになっ
ている。なお、このような熱回収の効率を高めるため
に、フラッシュ圧力は数段に分けて減圧することが望ま
しい。さらに、このフラッシュスチームを圧縮(例え
ば、ヒートポンプ)することにより、より一層熱回収の
効率を高めることもできる。
リーは、当該実施例では、冷却装置としてフラッシュ蒸
発器20を用い、フラッシュ蒸発により発生したスチー
ムを第1熱交換器16に供給するシステムとなってい
る。すなわち、反応温度まで段階的に昇温させてから反
応器14に送給し、所定の操作条件下で水熱反応をさ
せ、フラッシュ蒸発器20を用いて等エンタルピ膨張に
よってフラッシュされたスチームを利用するようになっ
ている。なお、このような熱回収の効率を高めるため
に、フラッシュ圧力は数段に分けて減圧することが望ま
しい。さらに、このフラッシュスチームを圧縮(例え
ば、ヒートポンプ)することにより、より一層熱回収の
効率を高めることもできる。
【0017】さらに、反応器14からの反応スラリーは
フラッシュ蒸発器20にフラッシュされて大気圧まで減
圧されるがこのときスチームを発生する。フラッシュ蒸
発器20に貯溜された反応スラリーは分離手段24をな
す遠心分離器などで濃縮する過程で、溶存ガス、塩等を
含む濾液29と、脱塩素化された燃料ケーキ27とを得
るが、このうち製品ケーキ27を熱媒加熱炉34で燃焼
し、燃焼熱で第1熱交換器18と熱媒加熱炉34間で循
環する熱媒体を加熱するのである。第1熱交換器16に
て塩基を混合した廃棄物スラリーを加熱した後のフラッ
シュスチームは凝縮しているため、当該凝縮液は分離手
段24で分離して得られた燃料ケーキ27の洗浄液とし
て利用される。
フラッシュ蒸発器20にフラッシュされて大気圧まで減
圧されるがこのときスチームを発生する。フラッシュ蒸
発器20に貯溜された反応スラリーは分離手段24をな
す遠心分離器などで濃縮する過程で、溶存ガス、塩等を
含む濾液29と、脱塩素化された燃料ケーキ27とを得
るが、このうち製品ケーキ27を熱媒加熱炉34で燃焼
し、燃焼熱で第1熱交換器18と熱媒加熱炉34間で循
環する熱媒体を加熱するのである。第1熱交換器16に
て塩基を混合した廃棄物スラリーを加熱した後のフラッ
シュスチームは凝縮しているため、当該凝縮液は分離手
段24で分離して得られた燃料ケーキ27の洗浄液とし
て利用される。
【0018】凝縮液で洗浄することにより燃料ケーキ2
7中の塩素イオンを含有した母液が凝縮液で置換され、
脱塩素化された燃焼可能な水分濃度20〜60重量%含
有する燃料ケーキ27が得られる。なお、凝縮液を燃料
ケーキ27の洗浄液として使用するが、凝縮液のみでは
洗浄液として不足する場合のことを考慮して、第1熱交
換器16から分離手段24に接続されるフラッシュスチ
ームの凝縮ラインの途中に補給水の供給ラインを配設し
ておくことが望ましい。
7中の塩素イオンを含有した母液が凝縮液で置換され、
脱塩素化された燃焼可能な水分濃度20〜60重量%含
有する燃料ケーキ27が得られる。なお、凝縮液を燃料
ケーキ27の洗浄液として使用するが、凝縮液のみでは
洗浄液として不足する場合のことを考慮して、第1熱交
換器16から分離手段24に接続されるフラッシュスチ
ームの凝縮ラインの途中に補給水の供給ラインを配設し
ておくことが望ましい。
【0019】廃棄物のスラリーを反応器14にて水熱反
応させ、得られた反応スラリーを分離手段24で分離し
て燃料ケーキ27と濾液29を得るが、このうち都市ご
みや産業廃棄物(特に本処理の原料となる廃棄物)の中
に含有される塩素系樹脂量の割合が多い場合は濾液29
の全部を電解手段26に送給する(図1参照)。また、
都市ごみや産業廃棄物(特に本処理の原料となる廃棄
物)の中に含有される塩素系樹脂量の割合が少ない場合
は、濾液29の一部(図4中のX)が電解手段26に送
給されるとともに、残りの濾液29(図4中のY)は電
解手段26に送給されずに直接前処理工程のスラリー調
整用の水として循環されるようになっている。図1を用
い濾液29の全部を電解手段26に送給する場合につい
て説明する。濾液29は電解処理により塩素ガス、水素
ガスおよびアルカリ水溶液28とに分解される。このよ
うな電解手段26としては、例えばイオン交換膜法を用
いた電解方法かまたは隔膜法を用いた電解方法が考えら
れる。
応させ、得られた反応スラリーを分離手段24で分離し
て燃料ケーキ27と濾液29を得るが、このうち都市ご
みや産業廃棄物(特に本処理の原料となる廃棄物)の中
に含有される塩素系樹脂量の割合が多い場合は濾液29
の全部を電解手段26に送給する(図1参照)。また、
都市ごみや産業廃棄物(特に本処理の原料となる廃棄
物)の中に含有される塩素系樹脂量の割合が少ない場合
は、濾液29の一部(図4中のX)が電解手段26に送
給されるとともに、残りの濾液29(図4中のY)は電
解手段26に送給されずに直接前処理工程のスラリー調
整用の水として循環されるようになっている。図1を用
い濾液29の全部を電解手段26に送給する場合につい
て説明する。濾液29は電解処理により塩素ガス、水素
ガスおよびアルカリ水溶液28とに分解される。このよ
うな電解手段26としては、例えばイオン交換膜法を用
いた電解方法かまたは隔膜法を用いた電解方法が考えら
れる。
【0020】まず、図2によりイオン交換膜による電解
装置について説明する。符号36は電解装置であり、イ
オン交換膜38と陽極40および陰極42から構成さ
れ、相互に平行配設されている。電解装置36の一端部
から他端部まで電解装置36を2分するようにイオン交
換膜38が張架されており、2分化されて陽極室46と
陰極室48とを構成する。前記濾液29が電解装置36
へ導入される入口と反対側の他端側には陽極室46と陰
極室48を連通するU字形状を有したリターン配管44
が配設してある。
装置について説明する。符号36は電解装置であり、イ
オン交換膜38と陽極40および陰極42から構成さ
れ、相互に平行配設されている。電解装置36の一端部
から他端部まで電解装置36を2分するようにイオン交
換膜38が張架されており、2分化されて陽極室46と
陰極室48とを構成する。前記濾液29が電解装置36
へ導入される入口と反対側の他端側には陽極室46と陰
極室48を連通するU字形状を有したリターン配管44
が配設してある。
【0021】前記濾液29の入口に通じる陽極室46に
は当該陽極室46の長手方向に沿って陽極40が配設さ
れ、濾液29を流通させると電極反応によって塩素ガス
を発生するようになっている。一方の電解後に生成する
アルカリ水溶液28の出口を有した陰極室48には当該
陰極室48の長手方向に沿って陰極42が配設され、濾
液29を流通させると電極反応によって水素ガスを発生
するようになっている。一方、イオン交換膜38につい
ては、通常カチオン系のものが使用され、陽極40から
塩素ガスを生成した後、例えばNaのようなアルカリ金
属イオンがイオン交換膜38を通って陰極室48に移動
することによって水酸化ナトリウム(NaOH)が生成
することとなり、最終的には濾液29は電解されて分解
液であるアルカリ水溶液28となるのである。なお、以
上述べたように、アルカリ金属としてNaの例に限定さ
れるものでなく、例えばKでも同様の結果が得られる。
は当該陽極室46の長手方向に沿って陽極40が配設さ
れ、濾液29を流通させると電極反応によって塩素ガス
を発生するようになっている。一方の電解後に生成する
アルカリ水溶液28の出口を有した陰極室48には当該
陰極室48の長手方向に沿って陰極42が配設され、濾
液29を流通させると電極反応によって水素ガスを発生
するようになっている。一方、イオン交換膜38につい
ては、通常カチオン系のものが使用され、陽極40から
塩素ガスを生成した後、例えばNaのようなアルカリ金
属イオンがイオン交換膜38を通って陰極室48に移動
することによって水酸化ナトリウム(NaOH)が生成
することとなり、最終的には濾液29は電解されて分解
液であるアルカリ水溶液28となるのである。なお、以
上述べたように、アルカリ金属としてNaの例に限定さ
れるものでなく、例えばKでも同様の結果が得られる。
【0022】以上、イオン交換膜38としてカチオン系
のものを使用した場合について述べたが、カチオン系の
ものに限定されることなく、アニオン系のものを用いて
もよい。なお、アニオン系のものを用いた場合は、カチ
オン系のように濾液29を陽極室46側に供給する場合
とは異なり、濾液29は陰極室48側に供給される。陰
極室48に供給された濾液29は電極反応によって水素
ガスを発生するとともに、陽極40から塩素ガスを生成
した後、例えばOH- (水酸イオン)のようなアニオン
がイオン交換膜38を通って陽極室46に移動すること
によって水酸化ナトリウム(NaOH)が生成すること
となり、最終的には濾液29は電極反応されて分解液で
あるアルカリ水溶液28となるのである。
のものを使用した場合について述べたが、カチオン系の
ものに限定されることなく、アニオン系のものを用いて
もよい。なお、アニオン系のものを用いた場合は、カチ
オン系のように濾液29を陽極室46側に供給する場合
とは異なり、濾液29は陰極室48側に供給される。陰
極室48に供給された濾液29は電極反応によって水素
ガスを発生するとともに、陽極40から塩素ガスを生成
した後、例えばOH- (水酸イオン)のようなアニオン
がイオン交換膜38を通って陽極室46に移動すること
によって水酸化ナトリウム(NaOH)が生成すること
となり、最終的には濾液29は電極反応されて分解液で
あるアルカリ水溶液28となるのである。
【0023】ついで、図3を用いて隔膜法による電解装
置について説明する。符号50は電解装置であり、素焼
き状かあるいはアスベスト状のものを用いた隔膜52と
陽極54および陰極56から構成され、平行配設されて
いる。電解装置50の一端部から他端部まで電解装置5
0を2分するように隔膜52が張架されており、2分化
されて陽極室58と陰極室60とを構成する。また、電
解装置50を構成する陽極室58の一端部に濾液29の
入口を有し、陰極室60の前記反入口側にアルカリ水溶
液28の出口を有する。
置について説明する。符号50は電解装置であり、素焼
き状かあるいはアスベスト状のものを用いた隔膜52と
陽極54および陰極56から構成され、平行配設されて
いる。電解装置50の一端部から他端部まで電解装置5
0を2分するように隔膜52が張架されており、2分化
されて陽極室58と陰極室60とを構成する。また、電
解装置50を構成する陽極室58の一端部に濾液29の
入口を有し、陰極室60の前記反入口側にアルカリ水溶
液28の出口を有する。
【0024】前記濾液29の入口に通じる陽極室58に
は当該陽極室58の長手方向に沿って陽極54が配設さ
れ、濾液29を流通させると電極反応によって塩素ガス
を発生するようになっている。一方の電解後に生成する
アルカリ水溶液28の出口を有した陰極室60には当該
陰極室60の長手方向に沿って陰極56が配設されてい
る。一方、隔膜52については、入口から導入された後
陽極54で電極反応された濾液29が隔膜52を透過
し、引続き陰極室60に移動し電極反応によって水素ガ
スを生成し、水素イオンが除去されてアルカリ水溶液2
8となり、陰極室60の出口から排出されるようになっ
ている。
は当該陽極室58の長手方向に沿って陽極54が配設さ
れ、濾液29を流通させると電極反応によって塩素ガス
を発生するようになっている。一方の電解後に生成する
アルカリ水溶液28の出口を有した陰極室60には当該
陰極室60の長手方向に沿って陰極56が配設されてい
る。一方、隔膜52については、入口から導入された後
陽極54で電極反応された濾液29が隔膜52を透過
し、引続き陰極室60に移動し電極反応によって水素ガ
スを生成し、水素イオンが除去されてアルカリ水溶液2
8となり、陰極室60の出口から排出されるようになっ
ている。
【0025】ところで、都市ごみ等の原料廃棄物中に
は、多量の塩化ビニルその他の含塩素系樹脂が含まれて
おり、当該塩素化合物は熱分解に伴い塩化水素を生成す
る。このため、後述するように、塩基を加えた廃棄物の
スラリーとし、当該スラリーを反応器14にて水熱反応
させて得られた反応スラリーを分離手段24で分離して
ケーキ27と濾液29とするが、このうち濾液29を電
解手段26に送給し電解すると、塩素ガス、水素ガスお
よびアルカリ水溶液28とに分離される。そして、アル
カリ水溶液28はアルカリ水溶液タンク30に一旦貯蔵
され、水熱反応に処する廃棄物スラリーにアルカリ水溶
液28を添加することにより水熱反応時に生成した塩化
水素を中和処理するようにしている。
は、多量の塩化ビニルその他の含塩素系樹脂が含まれて
おり、当該塩素化合物は熱分解に伴い塩化水素を生成す
る。このため、後述するように、塩基を加えた廃棄物の
スラリーとし、当該スラリーを反応器14にて水熱反応
させて得られた反応スラリーを分離手段24で分離して
ケーキ27と濾液29とするが、このうち濾液29を電
解手段26に送給し電解すると、塩素ガス、水素ガスお
よびアルカリ水溶液28とに分離される。そして、アル
カリ水溶液28はアルカリ水溶液タンク30に一旦貯蔵
され、水熱反応に処する廃棄物スラリーにアルカリ水溶
液28を添加することにより水熱反応時に生成した塩化
水素を中和処理するようにしている。
【0026】アルカリ性物質であるアルカリ水溶液28
は、反応によって塩酸等が生じることにより反応器や熱
交換器、その他の配管等の接液部に腐食が生じることを
防止する目的で添加される。アルカリ水溶液タンク30
からアルカリ水溶液供給ポンプ32を介して供給される
アルカリ性物質は、連続注入方式とされ、注入量は生成
する塩化水素の中和に必要な量であり、都市ごみ等に含
まれる有機塩素系樹脂の含有量に応じてアルカリ水溶液
28のアルカリ濃度または添加量を増す必要がある。
は、反応によって塩酸等が生じることにより反応器や熱
交換器、その他の配管等の接液部に腐食が生じることを
防止する目的で添加される。アルカリ水溶液タンク30
からアルカリ水溶液供給ポンプ32を介して供給される
アルカリ性物質は、連続注入方式とされ、注入量は生成
する塩化水素の中和に必要な量であり、都市ごみ等に含
まれる有機塩素系樹脂の含有量に応じてアルカリ水溶液
28のアルカリ濃度または添加量を増す必要がある。
【0027】このようなアルカリ水溶液28のアルカリ
濃度は電解の電流量でコントロールし、その注入位置と
しては、液量が多い場合はスラリーを形成する水として
前処理工程へ供給されるが、少ない場合は前処理または
貯槽タンク12と高圧ポンプ13間の貯槽タンク12の
直下流部に注入するか、または貯蔵タンク12へ直接供
給してもよい。なお、アルカリ水溶液供給ポンプ32は
反応生成物のpH値により調整できるような可変ポンプ
とされる。
濃度は電解の電流量でコントロールし、その注入位置と
しては、液量が多い場合はスラリーを形成する水として
前処理工程へ供給されるが、少ない場合は前処理または
貯槽タンク12と高圧ポンプ13間の貯槽タンク12の
直下流部に注入するか、または貯蔵タンク12へ直接供
給してもよい。なお、アルカリ水溶液供給ポンプ32は
反応生成物のpH値により調整できるような可変ポンプ
とされる。
【0028】このような廃棄物処理システムを用いた処
理方法の具体的内容を説明する。
理方法の具体的内容を説明する。
【0029】都市ごみや産業廃棄物などの有機固形物中
に多量の塩化ビニルその他の含塩素系樹脂を含むいわゆ
る固形廃棄物は、混合未分別の状態で処理システムに導
入される。未分別廃棄物は最初の前処理手段10にてア
ルカリ水溶液28または濾液29と混合するとともに、
粉砕して水性スラリーとなし、これから鉄やアルミニウ
ム等の有用無機物質を分離して有機固形物を含む廃棄物
スラリーを生成する。
に多量の塩化ビニルその他の含塩素系樹脂を含むいわゆ
る固形廃棄物は、混合未分別の状態で処理システムに導
入される。未分別廃棄物は最初の前処理手段10にてア
ルカリ水溶液28または濾液29と混合するとともに、
粉砕して水性スラリーとなし、これから鉄やアルミニウ
ム等の有用無機物質を分離して有機固形物を含む廃棄物
スラリーを生成する。
【0030】粉砕処理は水中破砕によって固形物が数m
m程度になるように行えばよく、これにより水性スラリ
ーとするとともに、水中破砕の際に鉄等を分離除去す
る。次いで、この水性スラリーをサイクロンに投入し、
ここでアルミニウム、ガラス等の有用物を分離し、有機
性固形物を含むスラリーを脱水装置を介してポンプ輸送
可能な範囲で固形物濃度(約14重量%)を高めるよう
に調整して貯槽タンク12に投入する。前処理が終了し
た廃棄物スラリーは高圧ポンプ13により反応器14に
送給される。
m程度になるように行えばよく、これにより水性スラリ
ーとするとともに、水中破砕の際に鉄等を分離除去す
る。次いで、この水性スラリーをサイクロンに投入し、
ここでアルミニウム、ガラス等の有用物を分離し、有機
性固形物を含むスラリーを脱水装置を介してポンプ輸送
可能な範囲で固形物濃度(約14重量%)を高めるよう
に調整して貯槽タンク12に投入する。前処理が終了し
た廃棄物スラリーは高圧ポンプ13により反応器14に
送給される。
【0031】本発明では、固形廃棄物中に熱分解に伴い
塩化水素を発生する塩化ビニル等の有機塩素系樹脂が多
量に含まれることを許容する。反応器14内で発生する
塩化水素はアルカリ性物質としてのアルカリ水溶液28
を注入することにより、中和処理するようになってい
る。
塩化水素を発生する塩化ビニル等の有機塩素系樹脂が多
量に含まれることを許容する。反応器14内で発生する
塩化水素はアルカリ性物質としてのアルカリ水溶液28
を注入することにより、中和処理するようになってい
る。
【0032】このようなアルカリ水溶液28は反応器1
4の出口の反応生成物スラリーのpHが弱酸性のpH=
3〜6、好ましくは4〜6となるように、添加量(アル
カリ水中のアルカリ濃度)を調整すればよい。このよう
に反応器14の出口の反応生成物スラリーのpHが弱酸
性となるように電解電流を管理することにより、もって
複合廃棄物の処理の連続運転が可能となる。また、反応
器14の出口pHを検出し所定のpHに保つようにアル
カリ水溶液のアルカリ濃度および添加量を調整すること
により、処理する固形廃棄物中の塩化ビニルその他の含
塩素系樹脂量に応じてアルカリ水溶液28のアルカリ濃
度および添加量を変えることができる。
4の出口の反応生成物スラリーのpHが弱酸性のpH=
3〜6、好ましくは4〜6となるように、添加量(アル
カリ水中のアルカリ濃度)を調整すればよい。このよう
に反応器14の出口の反応生成物スラリーのpHが弱酸
性となるように電解電流を管理することにより、もって
複合廃棄物の処理の連続運転が可能となる。また、反応
器14の出口pHを検出し所定のpHに保つようにアル
カリ水溶液のアルカリ濃度および添加量を調整すること
により、処理する固形廃棄物中の塩化ビニルその他の含
塩素系樹脂量に応じてアルカリ水溶液28のアルカリ濃
度および添加量を変えることができる。
【0033】高圧ポンプ13により送給される廃棄物ス
ラリー中にアルカリ水溶液28が注入された廃棄物スラ
リーは、反応器14に供給される前段で予め反応温度に
なるように昇温され、常温から反応温度である250〜
350℃まで加熱される。このため、第1熱交換器1
6、第2熱交換器18が反応器14の前段に配置され、
この第1熱交換器16、第2熱交換器18にて段階的に
昇温させている。第1熱交換器16、第2熱交換器18
を経由して送られる廃棄物スラリーは、反応器14から
フラッシュ蒸発器20へフラッシュした際に発生するフ
ラッシュスチームの持つ熱によって予熱され、次いで熱
媒加熱炉34と第2熱交換器18間を循環する熱媒によ
り反応温度250〜350℃、望ましくは325℃程度
まで昇温されて反応器14に導入される。
ラリー中にアルカリ水溶液28が注入された廃棄物スラ
リーは、反応器14に供給される前段で予め反応温度に
なるように昇温され、常温から反応温度である250〜
350℃まで加熱される。このため、第1熱交換器1
6、第2熱交換器18が反応器14の前段に配置され、
この第1熱交換器16、第2熱交換器18にて段階的に
昇温させている。第1熱交換器16、第2熱交換器18
を経由して送られる廃棄物スラリーは、反応器14から
フラッシュ蒸発器20へフラッシュした際に発生するフ
ラッシュスチームの持つ熱によって予熱され、次いで熱
媒加熱炉34と第2熱交換器18間を循環する熱媒によ
り反応温度250〜350℃、望ましくは325℃程度
まで昇温されて反応器14に導入される。
【0034】このスラリーは反応器14内で数十分間保
持され、液圧はその温度における飽和蒸気圧より高圧と
なるようにして沸騰が防止されている。反応器14から
の反応スラリーはフラッシュ蒸発器20にフラッシュさ
れて大気圧まで減圧されるがこのときスチームを発生す
る。フラッシュ蒸発器20に貯溜された反応スラリーは
分離手段24をなす遠心濾過器などで濃縮する過程で、
フラッシュ凝縮液で洗浄された燃料ケーキ27と濾液2
9とに分離される。
持され、液圧はその温度における飽和蒸気圧より高圧と
なるようにして沸騰が防止されている。反応器14から
の反応スラリーはフラッシュ蒸発器20にフラッシュさ
れて大気圧まで減圧されるがこのときスチームを発生す
る。フラッシュ蒸発器20に貯溜された反応スラリーは
分離手段24をなす遠心濾過器などで濃縮する過程で、
フラッシュ凝縮液で洗浄された燃料ケーキ27と濾液2
9とに分離される。
【0035】ここで、都市ごみや産業廃棄物中に占める
塩化ビニル量の多少によって、分離手段24により分離
された濾液29の一部かまたは全部を電解装置50に送
給するか否かの判断を行うのである。まず、都市ごみや
産業廃棄物等の原料廃棄物中に占める塩化ビニル量が多
い場合は、図1に示すごとく、濾液29の全部が電解手
段26に送給され電解反応に供される。電解手段26と
して、イオン交換膜38を用いた電解装置36では、電
解装置36を構成する陽極室46に導入された濾液29
は陽極40により塩素ガスを生成するとともに、例えば
Naイオンのようなアルカリ金属がイオン交換膜38を
通って陰極42を有する陰極室48に移動する。このよ
うにして塩化ナトリウム(NaCl)が除かれた陽極室
46内の残りの濾液29はリターン配管44を通って陰
極42を有する陰極室48に導入される。
塩化ビニル量の多少によって、分離手段24により分離
された濾液29の一部かまたは全部を電解装置50に送
給するか否かの判断を行うのである。まず、都市ごみや
産業廃棄物等の原料廃棄物中に占める塩化ビニル量が多
い場合は、図1に示すごとく、濾液29の全部が電解手
段26に送給され電解反応に供される。電解手段26と
して、イオン交換膜38を用いた電解装置36では、電
解装置36を構成する陽極室46に導入された濾液29
は陽極40により塩素ガスを生成するとともに、例えば
Naイオンのようなアルカリ金属がイオン交換膜38を
通って陰極42を有する陰極室48に移動する。このよ
うにして塩化ナトリウム(NaCl)が除かれた陽極室
46内の残りの濾液29はリターン配管44を通って陰
極42を有する陰極室48に導入される。
【0036】陰極42では、水素イオンより水素ガスが
生成し、水酸イオンが陽極室46に残留する。上述した
ごとく陽極室46よりアルカリ金属(Na)イオンがイ
オン交換膜38を通って陰極室48に入るので、塩基
(NaOH)が生成し、陰極室48の出口からアルカリ
水溶液28が排出されて、アルカリ水溶液タンク30に
送給される。
生成し、水酸イオンが陽極室46に残留する。上述した
ごとく陽極室46よりアルカリ金属(Na)イオンがイ
オン交換膜38を通って陰極室48に入るので、塩基
(NaOH)が生成し、陰極室48の出口からアルカリ
水溶液28が排出されて、アルカリ水溶液タンク30に
送給される。
【0037】また、逆に都市ごみや産業廃棄物等の原料
廃棄物中に占める塩化ビニル量が少ない場合は、図4に
示すごとく、濾液29の一部(X)が電解手段26に送
給されるとともに、残りの濾液29(Y)は電解手段2
6を介さずに、直接前処理工程の廃棄物スラリー調整用
の水としてリサイクルされる。なお、前記濾液29のX
とYの割合は系内の塩化ナトリウム量を所定の値に保つ
ように決定される。
廃棄物中に占める塩化ビニル量が少ない場合は、図4に
示すごとく、濾液29の一部(X)が電解手段26に送
給されるとともに、残りの濾液29(Y)は電解手段2
6を介さずに、直接前処理工程の廃棄物スラリー調整用
の水としてリサイクルされる。なお、前記濾液29のX
とYの割合は系内の塩化ナトリウム量を所定の値に保つ
ように決定される。
【0038】一方、図3を用いて隔膜法による電解装置
について説明する。隔膜法を用いた電解装置50では、
当該電解装置50を構成する陽極室58に導入された濾
液29は陽極54により塩素ガスを生成する。残りの濾
液29は隔膜52を透過して陰極室60に移動するが、
このとき陰極室60にて陰極56により水素ガスを生成
した後のアルカリ水溶液28は陰極室60の出口から排
出されて、アルカリ水溶液タンク30に送給される。
について説明する。隔膜法を用いた電解装置50では、
当該電解装置50を構成する陽極室58に導入された濾
液29は陽極54により塩素ガスを生成する。残りの濾
液29は隔膜52を透過して陰極室60に移動するが、
このとき陰極室60にて陰極56により水素ガスを生成
した後のアルカリ水溶液28は陰極室60の出口から排
出されて、アルカリ水溶液タンク30に送給される。
【0039】上記例では、反応器14からの反応スラリ
ーをフラッシュ蒸発器20によりフラッシュ蒸発して発
生したスチームを第1熱交換器16に供給してスラリー
予熱をなすとともに、第2熱交換器18と熱媒加熱炉3
4間を循環しながら加熱された熱媒体にて廃棄物スラリ
ーの予熱をなすようにしたが、第1熱交換器16を多段
に分割する一方で、フラッシュを多段で行い圧力の異な
るスチームを得て、多段構成された前記第1熱交換器1
6の各段に供給することにより熱回収量を増やすことも
可能である。さらに、蒸気圧縮機を設けてフラッシュス
チームを加圧することにより、凝縮温度を上げ熱回収を
増やすことも可能である。また、図5に示すように、図
1に示すシステムに自己熱交換システムを追加したシス
テムとして利用することができる。
ーをフラッシュ蒸発器20によりフラッシュ蒸発して発
生したスチームを第1熱交換器16に供給してスラリー
予熱をなすとともに、第2熱交換器18と熱媒加熱炉3
4間を循環しながら加熱された熱媒体にて廃棄物スラリ
ーの予熱をなすようにしたが、第1熱交換器16を多段
に分割する一方で、フラッシュを多段で行い圧力の異な
るスチームを得て、多段構成された前記第1熱交換器1
6の各段に供給することにより熱回収量を増やすことも
可能である。さらに、蒸気圧縮機を設けてフラッシュス
チームを加圧することにより、凝縮温度を上げ熱回収を
増やすことも可能である。また、図5に示すように、図
1に示すシステムに自己熱交換システムを追加したシス
テムとして利用することができる。
【0040】さらに、図6に示すように、図1に示した
システムをベースとして、反応器14の出口の反応生成
スラリーの顕熱を有効利用するために、当該反応スラリ
ーを一旦冷却器31を通して熱媒体の加熱加勢に利用す
るために、反応器14の後段に冷却器31を配設して第
3熱交換器19間で熱媒体を熱媒体循環ポンプ25で循
環加熱するようなシステムとしてもよい。
システムをベースとして、反応器14の出口の反応生成
スラリーの顕熱を有効利用するために、当該反応スラリ
ーを一旦冷却器31を通して熱媒体の加熱加勢に利用す
るために、反応器14の後段に冷却器31を配設して第
3熱交換器19間で熱媒体を熱媒体循環ポンプ25で循
環加熱するようなシステムとしてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明ではつぎのような利点がある。すなわち、 反応器出のスラリーのpHを弱酸性とするためのア
ルカリ水溶液が系内で生成するため、外部から新たにN
aOH等の塩基を供給する必要がなくなり、廃棄物処理
費用が低廉となる。また、市販の苛性ソーダ液は電解に
より生成したアルカリ水溶液を蒸発凝縮後ユーザーまで
輸送する必要があるのに比べて、本方法はこれらの操作
が不要でかつ、エネルギ使用量が少ない。 分解反応が著しく促進されるので、固形廃棄物が炭
素化され、燃焼時の発熱量が増加することとなり、代替
燃料またはガス化源としての有効利用が可能となる。ま
た、系内で一部を加熱源として利用することで、外部か
ら供給する熱量を減ずることができる。 有用物としての塩素ガスを回収でき、化学原料また
は塩酸としてリサイクル利用できるとともに、副生物と
して水素ガスが得られ、他用途への範囲が拡大できる。 排水量がゼロまたは少量となり、排水処理のコスト
が大幅に削減できる。
に、本発明ではつぎのような利点がある。すなわち、 反応器出のスラリーのpHを弱酸性とするためのア
ルカリ水溶液が系内で生成するため、外部から新たにN
aOH等の塩基を供給する必要がなくなり、廃棄物処理
費用が低廉となる。また、市販の苛性ソーダ液は電解に
より生成したアルカリ水溶液を蒸発凝縮後ユーザーまで
輸送する必要があるのに比べて、本方法はこれらの操作
が不要でかつ、エネルギ使用量が少ない。 分解反応が著しく促進されるので、固形廃棄物が炭
素化され、燃焼時の発熱量が増加することとなり、代替
燃料またはガス化源としての有効利用が可能となる。ま
た、系内で一部を加熱源として利用することで、外部か
ら供給する熱量を減ずることができる。 有用物としての塩素ガスを回収でき、化学原料また
は塩酸としてリサイクル利用できるとともに、副生物と
して水素ガスが得られ、他用途への範囲が拡大できる。 排水量がゼロまたは少量となり、排水処理のコスト
が大幅に削減できる。
【図1】本発明による実施形態のシステム構成ブロック
図である。
図である。
【図2】イオン交換膜による電解装置を用いて濾液を電
解処理するようにしたシステムブロック図である。
解処理するようにしたシステムブロック図である。
【図3】隔膜による電解装置を用いて濾液を電解処理す
るようにしたシステムブロック図である。
るようにしたシステムブロック図である。
【図4】固形廃棄物中に塩化ビニルを少量含む場合の実
施形態のシステム機構ブロック図である。
施形態のシステム機構ブロック図である。
【図5】第2の事例のシステムブロック図である。
【図6】第3の事例のシステムブロック図である。
【符号の説明】 10 前処理手段 12 貯槽タンク 13 高圧ポンプ 14 反応器 16 第1熱交換器 18 第2熱交換器 19 第3熱交換器 20 フラッシュ蒸発器 24 分離手段 25 熱媒体循環ポンプ 26 電解手段 27 ケーキ 28 アルカリ水溶液 29 濾液 30 アルカリ水溶液タンク 31 冷却器 32 アルカリ水溶液供給ポンプ 34 熱媒加熱炉 36 電解装置 38 イオン交換膜 40 陽極 42 陰極 44 リターン配管 46 陽極室 48 陰極室 50 電解装置 52 隔膜 54 陽極 56 陰極 58 陽極室 60 陰極室
Claims (9)
- 【請求項1】 塩化ビニルその他の含塩素系樹脂を多量
に含む固形廃棄物を前処理手段にて廃棄物スラリーと
し、当該スラリーを反応器にて水熱反応させて反応スラ
リーを得た後、フラッシュに引続き脱水してケーキ状の
脱塩素化された原燃料と濾液を得るようにした廃棄物の
処理方法であって、前記濾液を電解処理してアルカリ水
溶液として回収循環するようにしたことを特徴とする廃
棄物の処理方法。 - 【請求項2】 前記濾液を電解処理した際に生成する塩
素ガスと水素ガスを系外に取出し、残りのアルカリ水溶
液を廃棄物スラリーの中和剤として循環使用するように
したことを特徴とする請求項1記載の廃棄物の処理方
法。 - 【請求項3】 前記脱塩素後の該ケーキ状の燃料を燃焼
炉で燃焼し、該燃焼時の燃焼熱で熱媒体を加熱し、該熱
媒体を反応器に至る経路に配設された熱交換器に通して
廃棄物スラリーを加熱するようにしたことを特徴とする
請求項1記載の廃棄物の処理方法。 - 【請求項4】 前記フラッシュ時に発生したスチームを
反応器に至る経路に配設された熱交換器に通して廃棄物
スラリーの加熱に利用し、熱交換後に熱交換器から排出
される凝縮液を反応スラリーの脱水手段の洗浄水として
系内で循環使用するようにしたことを特徴とする請求項
1記載の廃棄物の処理方法。 - 【請求項5】 前記凝縮液を反応スラリーの脱水手段の
洗浄水として系内で循環使用するとともに、該凝縮液が
不足する場合に外部から補給水を供給するようにしたこ
とを特徴とする請求項4記載の廃棄物の処理方法。 - 【請求項6】 前記濾液をイオン交換膜法または隔膜法
によって電解処理し、該電解処理によって得られたアル
カリ水溶液を循環使用するようにしたことを特徴とする
請求項1記載の廃棄物の処理方法。 - 【請求項7】 前記濾液を陽極と陰極を有するイオン交
換膜法または隔膜法によって電解処理し、陽極より塩素
ガスを生成させるとともに陰極より水素ガスを生成させ
た後、電解後の分解液をアルカリ水溶液として循環使用
するようにしたことを特徴とする請求項1記載の廃棄物
の処理方法。 - 【請求項8】 塩化ビニルその他の含塩素系樹脂を多量
に含む固形廃棄物を前処理手段にて廃棄物スラリーと
し、当該スラリーを反応器にて水熱反応させて反応スラ
リーを得た後、フラッシュに引続き脱水してケーキ状の
脱塩素化された原燃料と濾液を得るようにした廃棄物の
処理装置であって、前記濾液を電解処理可能な電解手段
を設けたことを特徴とする廃棄物の処理装置。 - 【請求項9】 前記電解手段は、それぞれ陽極および陰
極を有するイオン交換膜法または隔膜法を用いた電解手
段としたことを特徴とする請求項8記載の廃棄物の処理
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090888A JPH11262741A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 廃棄物の処理方法および処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10090888A JPH11262741A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 廃棄物の処理方法および処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11262741A true JPH11262741A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=14010972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10090888A Pending JPH11262741A (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 廃棄物の処理方法および処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11262741A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100593497B1 (ko) * | 2004-04-09 | 2006-06-30 | 부경대학교 산학협력단 | 반류수 전기분해를 이용한 고도 하폐수처리시스템 |
| JP2010195994A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Kubota Kankyo Service Kk | 脱塩素燃料の製造方法および製造装置 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP10090888A patent/JPH11262741A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100593497B1 (ko) * | 2004-04-09 | 2006-06-30 | 부경대학교 산학협력단 | 반류수 전기분해를 이용한 고도 하폐수처리시스템 |
| JP2010195994A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-09 | Kubota Kankyo Service Kk | 脱塩素燃料の製造方法および製造装置 |
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