JPH11262845A - 内面研削方法 - Google Patents
内面研削方法Info
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- JPH11262845A JPH11262845A JP10067432A JP6743298A JPH11262845A JP H11262845 A JPH11262845 A JP H11262845A JP 10067432 A JP10067432 A JP 10067432A JP 6743298 A JP6743298 A JP 6743298A JP H11262845 A JPH11262845 A JP H11262845A
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- grindstone
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Links
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Landscapes
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構成で、ワーク内周面を高精度で研削
加工する。 【解決手段】 砥石軸3a及びその先端部に設けられた
砥石3を回転駆動しながらワークWに対して切込み送り
することによりワーク内周面を研削する内面研削方法。
接線方向の研削抵抗を予め定めた目標値に近づけるよう
に砥石径に応じて切込み送り速度を制御するとともに、
この切込み送りによる砥石軸3aの撓みにかかわらず砥
石外周面3bが目標研削面と平行になるように、当該砥
石外周面3bにテーパーをつけてドレスする。
加工する。 【解決手段】 砥石軸3a及びその先端部に設けられた
砥石3を回転駆動しながらワークWに対して切込み送り
することによりワーク内周面を研削する内面研削方法。
接線方向の研削抵抗を予め定めた目標値に近づけるよう
に砥石径に応じて切込み送り速度を制御するとともに、
この切込み送りによる砥石軸3aの撓みにかかわらず砥
石外周面3bが目標研削面と平行になるように、当該砥
石外周面3bにテーパーをつけてドレスする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワーク内周面を高
精度で加工するための内面研削方法に関するものであ
る。
精度で加工するための内面研削方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、砥石軸3aに固定さ
れた砥石3を回転させながらワークWの内周面に押付け
ることにより当該内周面を加工する内面研削では、主な
研削抵抗として、接線方向の研削抵抗(以下、接線研削
抵抗と称する。)Ftと、法線方向の研削抵抗(以下、
法線研削抵抗と称する。)Fnとが発生する。このう
ち、接線研削抵抗Ftは研削面の表面粗さに直接影響す
るものであり、従って、この接線研削抵抗Ftは一定に
保ちながら研削加工を進めることが好ましい。
れた砥石3を回転させながらワークWの内周面に押付け
ることにより当該内周面を加工する内面研削では、主な
研削抵抗として、接線方向の研削抵抗(以下、接線研削
抵抗と称する。)Ftと、法線方向の研削抵抗(以下、
法線研削抵抗と称する。)Fnとが発生する。このう
ち、接線研削抵抗Ftは研削面の表面粗さに直接影響す
るものであり、従って、この接線研削抵抗Ftは一定に
保ちながら研削加工を進めることが好ましい。
【0003】一方、上記両研削抵抗Ft,Fnと砥石径
との間には、図6に示すような関係がある。この図に示
されるように、ワーク内周面への砥石3の押付け力が高
まるにつれて、接線研削抵抗Ft及び法線研削抵抗Fn
の双方が増大するが、砥石3の摩耗により砥石径が縮小
するに伴い、砥石3の切れ味が良くなり、接線研削抵抗
Ftと法線研削抵抗Fnとの関係が変化する。これは、
砥石径の縮小によって砥石外周面の曲率が大きくなり、
その分ワーク内周面への砥石3の食い込みが著しくなる
ためである。従って、例えば接線研削抵抗Ftを図示の
所定値Ftoに保つときには、砥石径の縮小に伴って法
線研削抵抗FnはFn1からFn2に減少してくる(矢
印A)。
との間には、図6に示すような関係がある。この図に示
されるように、ワーク内周面への砥石3の押付け力が高
まるにつれて、接線研削抵抗Ft及び法線研削抵抗Fn
の双方が増大するが、砥石3の摩耗により砥石径が縮小
するに伴い、砥石3の切れ味が良くなり、接線研削抵抗
Ftと法線研削抵抗Fnとの関係が変化する。これは、
砥石径の縮小によって砥石外周面の曲率が大きくなり、
その分ワーク内周面への砥石3の食い込みが著しくなる
ためである。従って、例えば接線研削抵抗Ftを図示の
所定値Ftoに保つときには、砥石径の縮小に伴って法
線研削抵抗FnはFn1からFn2に減少してくる(矢
印A)。
【0004】しかしながら、上記法線研削抵抗Fnが減
少してくると、その分砥石軸3aの撓み角が減少し、ワ
ークWに対する砥石外周面の角度が変化するため、例え
ば砥石径が大きい段階での砥石軸撓み角に合わせてワー
クをセットした場合には、砥石径の縮小に伴って法線研
削抵抗Fnが低減してくるのに伴い(すなわち砥石軸の
撓み角が小さくなるのに伴い)、ワーク内周面にテーパ
ーがついてしまい、正確な円筒面の加工ができなくなる
不都合が生じる。
少してくると、その分砥石軸3aの撓み角が減少し、ワ
ークWに対する砥石外周面の角度が変化するため、例え
ば砥石径が大きい段階での砥石軸撓み角に合わせてワー
クをセットした場合には、砥石径の縮小に伴って法線研
削抵抗Fnが低減してくるのに伴い(すなわち砥石軸の
撓み角が小さくなるのに伴い)、ワーク内周面にテーパ
ーがついてしまい、正確な円筒面の加工ができなくなる
不都合が生じる。
【0005】そこで、このような不都合を解消する手段
として、特許掲載公報第2534500号には、ワーク
を主軸ごと垂直軸回りに旋回させるスイベル駆動モータ
を研削盤に設け、図7(a)(b)に示すように砥石軸
3aの撓み角がθ1からθ2に減少するのに伴って、その
角度分だけワークWの向きを変えることにより、砥石3
の外周面を常に目標加工面(円筒面)と平行にしながら
研削加工できるようにしたものが開示されている。
として、特許掲載公報第2534500号には、ワーク
を主軸ごと垂直軸回りに旋回させるスイベル駆動モータ
を研削盤に設け、図7(a)(b)に示すように砥石軸
3aの撓み角がθ1からθ2に減少するのに伴って、その
角度分だけワークWの向きを変えることにより、砥石3
の外周面を常に目標加工面(円筒面)と平行にしながら
研削加工できるようにしたものが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記公報にかかる装置
では、ワークの向きを変えるために、主軸ヘッド及び主
軸駆動モータが搭載されたテーブル全体を旋回駆動する
手段が必要であり、設備が大がかりになるとともに、製
造コストが高くなる不都合がある。また、このような大
型の駆動装置を用いなからワークを正確に所定の角度に
合わせることは容易でなく、例えばスイベルポイントで
のがたつきに起因する誤差を避けることは非常に難し
い。従って、加工面の形状精度を高めるには自ずと限界
がある。
では、ワークの向きを変えるために、主軸ヘッド及び主
軸駆動モータが搭載されたテーブル全体を旋回駆動する
手段が必要であり、設備が大がかりになるとともに、製
造コストが高くなる不都合がある。また、このような大
型の駆動装置を用いなからワークを正確に所定の角度に
合わせることは容易でなく、例えばスイベルポイントで
のがたつきに起因する誤差を避けることは非常に難し
い。従って、加工面の形状精度を高めるには自ずと限界
がある。
【0007】本発明は、このような事情に鑑み、簡単な
構成で高い加工精度を得ることができる内面研削方法を
提供することを目的とする。
構成で高い加工精度を得ることができる内面研削方法を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、砥石軸及びその先端部に設け
られた砥石を回転駆動しながら当該砥石とワーク内周面
とを相対的に切込み送りすることにより当該内周面を研
削する内面研削方法において、砥石径にかかわらず接線
方向の研削抵抗を予め定めた目標値に近づけるように上
記切込み送りの速度を制御するとともに、この切込み送
りによる砥石軸の撓みにかかわらず砥石外周面が目標研
削面と平行になるように、当該砥石外周面にテーパーを
つけてドレスするものである。
の手段として、本発明は、砥石軸及びその先端部に設け
られた砥石を回転駆動しながら当該砥石とワーク内周面
とを相対的に切込み送りすることにより当該内周面を研
削する内面研削方法において、砥石径にかかわらず接線
方向の研削抵抗を予め定めた目標値に近づけるように上
記切込み送りの速度を制御するとともに、この切込み送
りによる砥石軸の撓みにかかわらず砥石外周面が目標研
削面と平行になるように、当該砥石外周面にテーパーを
つけてドレスするものである。
【0009】この構成によれば、接線研削抵抗を一定に
保つべく、砥石径に応じて切込み送り速度を変えるよう
にしても、その切込み送り速度の変化に伴う砥石軸撓み
角の変化を、テーパードレスした砥石形状によって吸収
することができる。従って、ワーク内周面を高精度で目
標研削面に近づけることができる。
保つべく、砥石径に応じて切込み送り速度を変えるよう
にしても、その切込み送り速度の変化に伴う砥石軸撓み
角の変化を、テーパードレスした砥石形状によって吸収
することができる。従って、ワーク内周面を高精度で目
標研削面に近づけることができる。
【0010】具体的には、予め砥石径に適した目標テー
パー角度を定めておき、実際の砥石径に対応する目標テ
ーパー角度に基づいて砥石をドレスするようにしてもよ
いし、接線方向の研削抵抗を予め定めた目標値に近づけ
るように研削加工を行っている時の砥石軸の撓み角を検
出し、この検出した撓み角に基づいて研削加工後の砥石
のドレスを行うようにしてもよい。後者の場合には、実
際の砥石軸撓み角に対応したテーパードレスができるの
で、より高精度の加工が期待できる。
パー角度を定めておき、実際の砥石径に対応する目標テ
ーパー角度に基づいて砥石をドレスするようにしてもよ
いし、接線方向の研削抵抗を予め定めた目標値に近づけ
るように研削加工を行っている時の砥石軸の撓み角を検
出し、この検出した撓み角に基づいて研削加工後の砥石
のドレスを行うようにしてもよい。後者の場合には、実
際の砥石軸撓み角に対応したテーパードレスができるの
で、より高精度の加工が期待できる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図1
〜図3に基づいて説明する。
〜図3に基づいて説明する。
【0012】図2及び図3は、本発明方法が実施される
内面研削盤の一例を示したものである。この研削盤1
は、ベッド6を備え、このベッド6上に砥石テーブル8
及びテーブル台10が設置されている。
内面研削盤の一例を示したものである。この研削盤1
は、ベッド6を備え、このベッド6上に砥石テーブル8
及びテーブル台10が設置されている。
【0013】砥石テーブル8は、砥石テーブル駆動モー
タ9によりベッド6上をX軸方向にスライド駆動される
ようになっており、この砥石テーブル8上には、砥石軸
3aを保持するホイールヘッド7と、このホイールヘッ
ド7の砥石軸3aを回転駆動する砥石駆動モータ7aと
が固定されている。上記砥石軸3aはX軸方向に延び、
その先端に砥石3が固定されている。
タ9によりベッド6上をX軸方向にスライド駆動される
ようになっており、この砥石テーブル8上には、砥石軸
3aを保持するホイールヘッド7と、このホイールヘッ
ド7の砥石軸3aを回転駆動する砥石駆動モータ7aと
が固定されている。上記砥石軸3aはX軸方向に延び、
その先端に砥石3が固定されている。
【0014】テーブル台10上には切込みテーブル2が
Y軸方向にスライド可能に設置され、切込みモータ5に
よってスライド駆動されるようになっている。切込みテ
ーブル2上には、X軸方向に延びる主軸を保持する主軸
ヘッド4と、その主軸を回転駆動する主軸駆動モータ4
aとが固定され、上記主軸の先端に、ワークWを保持す
るチャック4bが設けられている。
Y軸方向にスライド可能に設置され、切込みモータ5に
よってスライド駆動されるようになっている。切込みテ
ーブル2上には、X軸方向に延びる主軸を保持する主軸
ヘッド4と、その主軸を回転駆動する主軸駆動モータ4
aとが固定され、上記主軸の先端に、ワークWを保持す
るチャック4bが設けられている。
【0015】従って、この研削盤1では、砥石軸3aを
回転駆動し、かつ、主軸と一体にワークWを回転駆動し
ながら、ワークW内に砥石3を挿入し、かつ切込みモー
タ5によりワークWをY軸方向に移動させてその内周面
に砥石3を押付けることにより、前記図5に示したと同
様にワークWの内周面を研削できるようになっている。
回転駆動し、かつ、主軸と一体にワークWを回転駆動し
ながら、ワークW内に砥石3を挿入し、かつ切込みモー
タ5によりワークWをY軸方向に移動させてその内周面
に砥石3を押付けることにより、前記図5に示したと同
様にワークWの内周面を研削できるようになっている。
【0016】なお、本発明では、ワークW側でなく砥石
3側を移送することにより切込み送りを行ってもよいこ
とは、いうまでもない。
3側を移送することにより切込み送りを行ってもよいこ
とは、いうまでもない。
【0017】上記砥石3の側方には、ドレス用ダイヤモ
ンド11aを保持するドレス装置11が配置されてい
る。このドレス装置11は、前記切込みテーブル2側に
固定され、この切込みテーブル5の駆動により、砥石3
に対して接離できるようになっている。そして、砥石3
を回転駆動した状態で上記ドレス用ダイヤモンド11a
に砥石3の外周面を接触させることにより、砥石3をド
レス(目立て)できるとともに、このドレス作業におい
て、ドレス用ダイヤモンド11aと砥石3との軸方向の
相対移動中に一定速度でドレス用ダイヤモンド11aを
切り込み送りすることにより、当該ドレスによって、図
1(a)(b)に示すように、砥石3の外周面3bをテ
ーパー面とする(すなわちテーパードレスする)ことが
可能となっている。
ンド11aを保持するドレス装置11が配置されてい
る。このドレス装置11は、前記切込みテーブル2側に
固定され、この切込みテーブル5の駆動により、砥石3
に対して接離できるようになっている。そして、砥石3
を回転駆動した状態で上記ドレス用ダイヤモンド11a
に砥石3の外周面を接触させることにより、砥石3をド
レス(目立て)できるとともに、このドレス作業におい
て、ドレス用ダイヤモンド11aと砥石3との軸方向の
相対移動中に一定速度でドレス用ダイヤモンド11aを
切り込み送りすることにより、当該ドレスによって、図
1(a)(b)に示すように、砥石3の外周面3bをテ
ーパー面とする(すなわちテーパードレスする)ことが
可能となっている。
【0018】次に、この研削盤1を用いたワークWの内
面研削方法を説明する。
面研削方法を説明する。
【0019】 試し加工 上述のように、本発明は、砥石径にかかわらず砥石3の
外周面3bが目標研削面と平行になるように、砥石3の
外周面3bをテーパードレスするものであるが、そのド
レスを行うにあたり、予め砥石径に適したテーパー角を
決めておく。そのための方法として、互いに径の異なる
複数種の砥石(例えば、振れ取りのドレスしか行ってい
ない大径の砥石と、何回か外周面3bをドレスして径を
小さくした小径の砥石)を用いて、接線研削抵抗Ftを
一定に保ちながらの試し加工を複数個のワークについて
行う。
外周面3bが目標研削面と平行になるように、砥石3の
外周面3bをテーパードレスするものであるが、そのド
レスを行うにあたり、予め砥石径に適したテーパー角を
決めておく。そのための方法として、互いに径の異なる
複数種の砥石(例えば、振れ取りのドレスしか行ってい
ない大径の砥石と、何回か外周面3bをドレスして径を
小さくした小径の砥石)を用いて、接線研削抵抗Ftを
一定に保ちながらの試し加工を複数個のワークについて
行う。
【0020】ここで、接線研削抵抗Ftを一定に保ちな
がら加工を行うためには、加工中の接線研削抵抗Ftを
検出し、この接線研削抵抗Ftを所定の目標値に近づけ
るように、切込みモータ5による切込み送り速度を例え
ばフィードバック制御してやればよい。加工中の接線研
削抵抗Ftは、砥石駆動モータ7aのモータ電力HP
と、砥石回転数nと、砥石半径rとから算出することが
可能である。詳しくは、加工中に砥石3にかかるトルク
をTrとすると、次式
がら加工を行うためには、加工中の接線研削抵抗Ftを
検出し、この接線研削抵抗Ftを所定の目標値に近づけ
るように、切込みモータ5による切込み送り速度を例え
ばフィードバック制御してやればよい。加工中の接線研
削抵抗Ftは、砥石駆動モータ7aのモータ電力HP
と、砥石回転数nと、砥石半径rとから算出することが
可能である。詳しくは、加工中に砥石3にかかるトルク
をTrとすると、次式
【0021】
【数1】HP=2πnTr=2πn・r・Ft ∴Ft=HP/2πnr が成立するので、この式から加工中の接線研削抵抗Ft
を求めることができる。
を求めることができる。
【0022】 砥石径に対応したドレステーパー角の
決定 上記試し加工を行った複数個のワークWについて、その
内周面のテーパー角を実測し、当該テーパー角を0にす
るための砥石3の目標ドレステーパー角を逆算する。各
砥石について複数個のワークを試し加工した場合には、
その実測テーパー角の平均値から目標ドレステーパー角
を求めるようにする。また、実際に用いた砥石の径の間
の砥石径(例えば大径砥石と小径砥石について試し加工
を行った場合にはその中間の砥石径)に対応するドレス
テーパー角については、直線補間で算出するようにす
る。
決定 上記試し加工を行った複数個のワークWについて、その
内周面のテーパー角を実測し、当該テーパー角を0にす
るための砥石3の目標ドレステーパー角を逆算する。各
砥石について複数個のワークを試し加工した場合には、
その実測テーパー角の平均値から目標ドレステーパー角
を求めるようにする。また、実際に用いた砥石の径の間
の砥石径(例えば大径砥石と小径砥石について試し加工
を行った場合にはその中間の砥石径)に対応するドレス
テーパー角については、直線補間で算出するようにす
る。
【0023】 本加工 で求めたドレステーパー角を用い、ワークの本加工を
行う。具体的には、現在の砥石3の径を実測もしくはド
レス回数から算出し、この砥石径に対応するテーパー角
が得られるように砥石3の外周面3bをテーパードレス
する。そして、このドレスした砥石3を用い、接線研削
抵抗Ftを一定にしながらのワーク加工を行う。
行う。具体的には、現在の砥石3の径を実測もしくはド
レス回数から算出し、この砥石径に対応するテーパー角
が得られるように砥石3の外周面3bをテーパードレス
する。そして、このドレスした砥石3を用い、接線研削
抵抗Ftを一定にしながらのワーク加工を行う。
【0024】ここで、砥石3が新しくてその径が大きい
うちは、ワーク内周面に対する食い込み度合いが比較的
少なく、切れ味が悪いため、接線研削抵抗Ftを目標値
に近づけるためには切込み送り速度を高くする必要があ
るので、図1(a)に示すように、砥石軸3aの撓み角
は当然大きな角度θ1となる。しかし、この角度分だけ
砥石3のテーパーも大きくとることにより、砥石3の外
周面3bを目標研削面と平行にすることができ、ワーク
内周面を高精度で円筒面に加工することができる。
うちは、ワーク内周面に対する食い込み度合いが比較的
少なく、切れ味が悪いため、接線研削抵抗Ftを目標値
に近づけるためには切込み送り速度を高くする必要があ
るので、図1(a)に示すように、砥石軸3aの撓み角
は当然大きな角度θ1となる。しかし、この角度分だけ
砥石3のテーパーも大きくとることにより、砥石3の外
周面3bを目標研削面と平行にすることができ、ワーク
内周面を高精度で円筒面に加工することができる。
【0025】その後、砥石3が摩耗してその径が小さく
なると、ワーク内周面に対する食い込み度合いが高ま
り、接線研削抵抗Ftを目標値に近づけるためには切込
み送り速度を低くする必要があるので、図1(b)に示
すように、砥石軸3aの撓み角は小さな角度θ2に変わ
る。しかし、この撓み角の減少に応じて砥石3のテーパ
ーも小さくすることにより、同図(a)に示したと同
様、砥石3の外周面3bを目標研削面と平行に保ってワ
ーク内周面を高精度で円筒面に加工することができる。
なると、ワーク内周面に対する食い込み度合いが高ま
り、接線研削抵抗Ftを目標値に近づけるためには切込
み送り速度を低くする必要があるので、図1(b)に示
すように、砥石軸3aの撓み角は小さな角度θ2に変わ
る。しかし、この撓み角の減少に応じて砥石3のテーパ
ーも小さくすることにより、同図(a)に示したと同
様、砥石3の外周面3bを目標研削面と平行に保ってワ
ーク内周面を高精度で円筒面に加工することができる。
【0026】従って、この方法によれば、加工中の接線
研削抵抗Ftを一定に保って表面粗さの向上を図りなが
ら、砥石径の減少に伴う撓み角の変化を砥石3のテーパ
ードレスによって吸収することにより、ワーク内周面の
平行度も大幅に向上させることができる。しかも、従来
のようにワークWとともに主軸ヘッド4全体をスイベル
駆動するといった大がかりな手段を用いることなく、か
つ高精度で、ワーク内周面の加工ができる。
研削抵抗Ftを一定に保って表面粗さの向上を図りなが
ら、砥石径の減少に伴う撓み角の変化を砥石3のテーパ
ードレスによって吸収することにより、ワーク内周面の
平行度も大幅に向上させることができる。しかも、従来
のようにワークWとともに主軸ヘッド4全体をスイベル
駆動するといった大がかりな手段を用いることなく、か
つ高精度で、ワーク内周面の加工ができる。
【0027】なお、本発明において、砥石ドレスは1個
のワークを加工する度に行ってもよいし、所定個数のワ
ークを加工する度に行うようにしてもよい。また、ドレ
ステーパーの変更は、ドレスの度に行うようにしてもよ
いし、砥石径が所定量変化した段階で行うようにしても
よい。これは、次の第2の実施の形態についても同様で
ある。
のワークを加工する度に行ってもよいし、所定個数のワ
ークを加工する度に行うようにしてもよい。また、ドレ
ステーパーの変更は、ドレスの度に行うようにしてもよ
いし、砥石径が所定量変化した段階で行うようにしても
よい。これは、次の第2の実施の形態についても同様で
ある。
【0028】次に、第2の実施の形態を図4を併せて参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0029】ここでは、砥石軸3aの近傍に、砥石軸3
aの切込み送り方向(図例では横方向)の撓み角を検出
する撓み角センサ14aと、砥石軸3aの下向きの撓み
角(すなわち接線研削抵抗Ftと平行な方向の撓み角)
を検出する撓み角センサ14bとを設けている。そし
て、撓み角センサ14bの検出信号から接線研削抵抗F
tを求め、この接線研削抵抗Ftを目標値に近づけるよ
うに切込み送り速度をフィードバック制御する一方、こ
の切込み送り速度の変化に伴う砥石軸3aの切込み送り
方向の撓み角を撓み角センサ14aによりリアルタイム
で加工中に実測し、その加工後に上記検出撓み角に等し
い角度でテーパードレスを行う。
aの切込み送り方向(図例では横方向)の撓み角を検出
する撓み角センサ14aと、砥石軸3aの下向きの撓み
角(すなわち接線研削抵抗Ftと平行な方向の撓み角)
を検出する撓み角センサ14bとを設けている。そし
て、撓み角センサ14bの検出信号から接線研削抵抗F
tを求め、この接線研削抵抗Ftを目標値に近づけるよ
うに切込み送り速度をフィードバック制御する一方、こ
の切込み送り速度の変化に伴う砥石軸3aの切込み送り
方向の撓み角を撓み角センサ14aによりリアルタイム
で加工中に実測し、その加工後に上記検出撓み角に等し
い角度でテーパードレスを行う。
【0030】この方法によれば、実際に加工中に発生し
ている接線研削抵抗及び砥石軸撓み角を実測することに
より、さらに高精度の内面研削加工を期待することがで
きる。
ている接線研削抵抗及び砥石軸撓み角を実測することに
より、さらに高精度の内面研削加工を期待することがで
きる。
【0031】なお、以上の実施の形態では、ワークの目
標研削面が円筒面であるものを示したが、この目標研削
面はテーパーをもったものであってもよい。この場合
も、当該目標研削面を基準にドレステーパー角を設定す
ればよい。
標研削面が円筒面であるものを示したが、この目標研削
面はテーパーをもったものであってもよい。この場合
も、当該目標研削面を基準にドレステーパー角を設定す
ればよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように本発明は、内面研削方法に
おいて、砥石径にかかわらず接線方向の研削抵抗を予め
定めた目標値に近づけるように上記切込み送りの速度を
制御するとともに、この切込み送りによる砥石軸の撓み
にかかわらず砥石外周面が目標研削面と平行になるよう
に、当該砥石外周面にテーパーをつけてドレスするもの
であるので、特別な設備を要することなく、簡単な構成
で、ワーク内周面を高精度で研削加工することができる
効果がある。
おいて、砥石径にかかわらず接線方向の研削抵抗を予め
定めた目標値に近づけるように上記切込み送りの速度を
制御するとともに、この切込み送りによる砥石軸の撓み
にかかわらず砥石外周面が目標研削面と平行になるよう
に、当該砥石外周面にテーパーをつけてドレスするもの
であるので、特別な設備を要することなく、簡単な構成
で、ワーク内周面を高精度で研削加工することができる
効果がある。
【図1】(a)は本発明方法において砥石径が大きい場
合の加工状態を示す断面図、(b)は砥石径が小さい場
合の加工状態を示す断面図である。
合の加工状態を示す断面図、(b)は砥石径が小さい場
合の加工状態を示す断面図である。
【図2】本発明方法が実施される内面研削盤の一例を示
す平面図である。
す平面図である。
【図3】上記内面研削盤の側面図である。
【図4】砥石軸の近傍に撓み角センサを設けた様子を示
す断面正面図である。
す断面正面図である。
【図5】内面研削加工において発生する接線研削抵抗と
法線研削抵抗とを示す断面正面図である。
法線研削抵抗とを示す断面正面図である。
【図6】接線研削抵抗及び法線研削抵抗と砥石径との関
係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
【図7】(a)は従来方法において砥石径が大きい場合
の加工状態を示す断面図、(b)は砥石径が小さい場合
の加工状態を示す断面図である。
の加工状態を示す断面図、(b)は砥石径が小さい場合
の加工状態を示す断面図である。
1 研削盤 3 砥石 3a 砥石軸 3b 砥石外周面 5 切込みモータ W ワーク
Claims (3)
- 【請求項1】 砥石軸及びその先端部に設けられた砥石
を回転駆動しながら当該砥石とワーク内周面とを相対的
に切込み送りすることにより当該内周面を研削する内面
研削方法において、砥石径にかかわらず接線方向の研削
抵抗を予め定めた目標値に近づけるように上記切込み送
りの速度を制御するとともに、この切込み送りによる砥
石軸の撓みにかかわらず砥石外周面が目標研削面と平行
になるように、当該砥石外周面にテーパーをつけてドレ
スすることを特徴とする内面研削方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の内面研削方法において、
予め砥石径に適した目標テーパー角度を定めておき、実
際の砥石径に対応する目標テーパー角度に基づいて砥石
をドレスすることを特徴とする内面研削方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の内面研削方法において、
接線方向の研削抵抗を予め定めた目標値に近づけるよう
に研削加工を行っている時の砥石軸の撓み角を検出し、
この検出した撓み角に基づいて研削加工後の砥石のドレ
スを行うことを特徴とする内面研削方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10067432A JPH11262845A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 内面研削方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10067432A JPH11262845A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 内面研削方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11262845A true JPH11262845A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13344758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10067432A Pending JPH11262845A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 内面研削方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11262845A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014161941A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Mitsubishi Electric Corp | 加工装置及び加工方法 |
| CN113967857A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-01-25 | 中国航发沈阳黎明航空发动机有限责任公司 | 一种涡轮前封严盘变形修复的加工方法 |
-
1998
- 1998-03-17 JP JP10067432A patent/JPH11262845A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014161941A (ja) * | 2013-02-25 | 2014-09-08 | Mitsubishi Electric Corp | 加工装置及び加工方法 |
| CN113967857A (zh) * | 2021-10-26 | 2022-01-25 | 中国航发沈阳黎明航空发动机有限责任公司 | 一种涡轮前封严盘变形修复的加工方法 |
| CN113967857B (zh) * | 2021-10-26 | 2023-09-22 | 中国航发沈阳黎明航空发动机有限责任公司 | 一种涡轮前封严盘变形修复的加工方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040506 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040511 |
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| A521 | Written amendment |
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| A02 | Decision of refusal |
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