JPH11263155A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

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Publication number
JPH11263155A
JPH11263155A JP6670798A JP6670798A JPH11263155A JP H11263155 A JPH11263155 A JP H11263155A JP 6670798 A JP6670798 A JP 6670798A JP 6670798 A JP6670798 A JP 6670798A JP H11263155 A JPH11263155 A JP H11263155A
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JP
Japan
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seat
operation bar
lock
locking
slide device
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Application number
JP6670798A
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English (en)
Inventor
Hatsuo Hayakawa
初夫 早川
Masao Nihei
正夫 二瓶
Shinichiro Kita
真一郎 北
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OI SEISAKUSHO CO Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
Original Assignee
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右のアッパレールの間に掛け渡された操作
バーを用いて、左右のロック機構を操作することの利便
性を確保しつつ、装置自体の取り付け精度の誤差、構成
部品の寸法誤差、および使用時における構成部品の変形
などの影響を小さく抑えて、左右のロック機構を操作バ
ーによってスムーズにかつ確実に同期させてロックおよ
びロック解除可能なートスライド装置を提供すること。 【解決手段】 比較的高剛性の操作バー3に対して左側
のロック機構30の一方のみを直接的に連結し、その左
側のロック機構30に対して、連結部材としてのワイヤ
4を介して右側のロック機構70を連結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両等における
シートスライド装置に係り、さらに詳しくは、ロアレー
ルとアッパーレールとの間のロック機構を操作するため
に、シートの前方寄りの下側に左右方向に延在する操作
バーを備えたシートスライド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のシートスライド装置としては、
例えば、特開平8−295164号公報、および特開平
9−48264号公報に記載のものが知られている。
【0003】このようなシートスライド装置における操
作バーは、平面略U字状であることからタオルバーとも
称され、また装置自体はタオルバータイプのスライド装
置などとも称されており、その操作バーによって左右の
ロック機構がロックおよびロック解除される。左右のロ
ック機構は、床面側の左右のロアレールに対して、シー
ト底面側の左右のアッパーレールをロックおよびロック
解除可能なものであり、左側のロック機構は左側のロア
レールと左側のアッパーレールとの間に構成され、右側
のロック機構は右側のロアレールと右側のアッパーレー
ルとの間に構成されている。操作バーは、その両端部が
左右のアッパーレールの前方寄りの部分に回動自在に軸
支され、その中間部が略水平の左右方向に延在されてい
る。操作バーの両端部分は左右のロック機構に連結され
ており、この操作バーが上方に回動操作されることによ
って、シートの前後方向のスライド調整を可能とすべく
左右のロック機構のロックが同期的に解除され、また操
作バーが下方に戻されることによって、シートをスライ
ド調整位置にてロックすべく左右のロック機構が同期的
にロックされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
シードスライド装置における操作バーは、その強度や操
作性などを考慮して、例えば、直径12mm程度の鋼管
を略U字状に折曲した比較的高い剛性とされている。
【0005】しかし、上記従来のシートスライド装置
は、このような比較的高剛性の操作バーの両端部分に左
右のロック機構が直接的に連結されているため、例え
ば、装置自体の取り付け精度の誤差、構成部品寸法誤
差、および使用時における構成部品の変形などによっ
て、左右のアッパーレールの位置関係がずれた場合に、
操作バーと左右のロック機構との連結部分に大きな変形
荷重が掛かって、左右のロック機構のスムーズな動作が
阻害され、それらを確実に同期させてロックおよびロッ
ク解除できなくなるおそれがあった。
【0006】この発明の目的は、左右のアッパレールの
間に掛け渡された操作バーを用いて、左右のロック機構
を操作することの利便性を確保しつつ、装置自体の取り
付け精度の誤差、構成部品の寸法誤差、および使用時に
おける構成部品の変形などの影響を小さく抑えて、左右
のロック機構を操作バーによってスムーズにかつ確実に
同期させてロックおよびロック解除できるシートスライ
ド装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のシートスライ
ド装置は、シートの左右の底部に取り付けられて前記シ
ートの前後方向に延在する左右のアッパーレールと、前
記左右のアッパーレールのそれぞれを前記シートの前後
方向にスライド自在にガイドする左右のロアレールと、
前記左側のロアレールに対して前記左側のアッパーレー
ルをロックおよびロック解除可能な左側のロック機構
と、前記右側のロアレールに対して前記右側のアッパー
レールをロックおよびロック解除可能な右側のロック機
構と、左右の端部が前記左右のアッパーレールの前方部
分に回動可能に軸支されかつ中間部が左右方向に延在
し、前記中間部の回動方向に応じて前記左右のロック機
構の一方をロックおよびロック解除させる操作バーと、
左右の端部が前記左右のロック機構に連結されかつ前記
左右の端部の間の歪みを吸収する形態とされ、前記左右
のロック機構の一方に連動させて他方をロックおよびロ
ック解除させる連結部材とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて説明する。本例は、車両の右側シート用のシ
ートスライド装置としての適用例である。
【0009】図1の装置全体の斜視図において、1、2
は左右のスライド機構であり、左側のスライド機構1は
車両の右側シートの左側下方つまり車内中央寄り(イン
ナー側)に備え付けられ、右側のスライド機構1は、そ
の右側シートの右側下方つまり車内外側寄り(アウター
側)に備え付けられる。これら左右のスライド機構1、
2は、タオルバーとも称される操作バー3と、連結部材
としてのワイヤ4とによって関係付けられている。以下
においては、左右のスライド機構1、2、操作バー3、
およびワイヤ4の構成を分けて説明する。
【0010】(左側のスライド機構1)この左側のスラ
イド機構1は、図2から図6に示されるように、ロアレ
ール10、アッパーレール20、およびロック機構30
を備えた構成となっている。ロアレール10は、前後の
ブラケット11、12によって車内の床面上に固定され
る。アッパーレール20は、シートの左側底部に取り付
けられて、ロアレール10に前後方向スライド自在にガ
イドされる。本例の場合は、図5のように、断面略U字
状のロアレール10の内部に、2つのプレートを結合し
て成る断面略逆T字状のアッパーレール20がスライド
自在にガイドされている。ロアレール10の内部には、
図示しないローラやスライダなどが配備されて、アッパ
ーレール10がスムーズにスライドできるようになって
いる。アッパーレール20の後端部には、図示しないシ
ートベルトの止着部を構成するためのプレート21が結
合されている。13は、ロアレール10の後端に取り付
けられるキャップである。
【0011】ロック機構30は、アッパーレール20を
任意のスライド調整位置にロックするものであり、本例
の場合は、ロッド31の回動方向に応じてアッパーレー
ル20のロックおよびロック解除をする。すなわち、ア
ッパーレール20に結合されるブラケット32の軸受部
32A、32B、および32C(図3参照)に、ロッド
31が前後方向の軸線を中心として矢印A1、A2方向
(図5および図6参照)に回動自在に軸支されており、
そのロッド31にラッチ33が取り付けられ、またロア
レール10の側部に複数のロック孔10Aが形成されて
いる。そして、ロッド31が矢印A1方向に回動された
ときに、図6のように、ラッチ33が対向するロック孔
10Aに嵌合してアッパーレール20をロックし、また
ロッド31が矢印A2方向に回動されたときに、ラッチ
33がロック孔10Aから離脱してアッパーレール20
のロックを解除するようになっている。ロッド31の後
端とアッパレール20との間には、ロッド31を矢印A
1方向に付勢するねじりコイルばね34が取り付けられ
ている。
【0012】ブラケット32の折曲部32D(図3およ
び図5参照)の内側定位置にはナット35が溶接されて
おり、このナット35に対して、後述する操作バー3の
左端3Aを回動自在に軸支するためのスタッドボルト3
6がねじ付けられる。図5において、37は樹脂製のブ
ッシュである。また、ロッド31の先端部にはリンク3
8が取り付けられており、そのリンク38に形成された
平面略楕円形のガイド孔38Aには、後述する操作バー
3の左端3A側の部分がスライド自在にはめ合わされ
る。ガイド孔38Aには、平面略楕円形の樹脂製のリン
グブッシュ39がはめ付けられていて、ガイド孔38A
内の長手方向における操作バー3のスムーズなスライド
が確保される。さらに、ロッド31の中間部には連結リ
ンク40の下端が取り付けられており、その上端の連結
孔40Aには、後述するワイヤ4の左端側のフック部4
Aが連結される。
【0013】(右側のスライド機構2)この左側のスラ
イド機構2は、図7から図10、および図13に示され
るように、ロアレール50、アッパーレール60、およ
びロック機構70を備えた構成となっている。ロアレー
ル50は、前後のブラケット51、52によって車内の
床面上に固定される。アッパーレール60は、シートの
右側底部に取り付けられて、ロアレール50に前後方向
スライド自在にガイドされる。本例の場合は、図10の
ように、断面略U字状のロアレール50の外側に、断面
略逆U字状のアッパーレール60がスライド自在にガイ
ドされている。ロアレール50とアッパーレール60と
の間には、図示しないローラやスライダなどが配備され
て、アッパーレール60がスムーズにスライドできるよ
うになっている。53は、ロアレール50の後端に取り
付けられるキャップである。
【0014】ロック機構70は、アッパーレール60を
任意のスライド調整位置にロックするものであり、本例
の場合は、ロッド71の回動方向に応じてアッパーレー
ル60のロックおよびロック解除をする。すなわち、ア
ッパーレール60に結合されるプレート72の軸受部7
2Aおよび72B(図7および図8参照)に、ロッド7
1が前後方向の軸線を中心として矢印B1、B2方向
(図9および図10参照)に回動自在に軸支されてお
り、そのロッド71にラッチ73が取り付けられ、また
ロアレール50の側部に複数のロック孔50Aが形成さ
れている。そして、ロッド71が矢印B1方向に回動さ
れたときに、図10中の実線のように、ラッチ73が対
向するロック孔50Aに嵌合してアッパーレール60を
ロックし、またロッド71が矢印B2方向に回動された
ときに、図10中の2点鎖線のように、ラッチ73がロ
ック孔50Aから離脱してアッパーレール60のロック
を解除するようになっている。また、ロッド71の先端
部には連結リンク74の上端が取り付けられており、そ
の下端の連結孔74Aには、後述するワイヤ4の右端側
のフック部4Bが連結される。その連結リンク74とプ
レート72との間には、ロッド31を矢印B1方向に付
勢するトーションバー75が取り付けられている。
【0015】さらに、アッパーレール60の側部にはブ
ラケット76が取り付けられており、そのブラケット7
6には、図13のように、後述する操作バー3の右端3
Bを回動自在に軸支するための支持ピン77が植設され
ている。支持ピン77は、図13(a)、(b)、
(c)のように、操作バー3の右端3Bの左右方向の移
動を許容する長さとされている。78は樹脂製のブッシ
ュである。
【0016】(操作バー3)操作バー3は、鋼管を略U
字状に湾曲させた形状とされ、その両端3A、3Bは、
平坦に潰された上、ボルト36および支持ピン77に回
動自在に軸支される孔が形成され、さらに、それらの孔
にはブッシュ37、78がはめ付けられている。操作バ
ー3の中間部は、左右のスライド機構1、2の間にて水
平に延在し、ボルト36および支持ピン77の水平方向
の同一軸線を中心として上下方向に回動されるようにな
っている。また、操作バー3の左端3A側の部分は、リ
ンク38のガイド孔38Aに取り付けられるリングブッ
シュ39内に通される。
【0017】操作バー3の取り付けに際しては、図11
のように、その左端3Aをリンク38のガイド孔38A
内に通してから、ボルト36によってブラケット32の
折曲部32Dに軸支する。その際には、予め、リンク3
8のガイド孔38にリングブッシュ39がはめ付けら
れ、またブラケット32の折曲部32Dにナット35が
溶接されており、ボルト36は、操作バー3の左端3A
の孔にはめ合わされたブッシュ37を通ってナット35
にねじ付けられる。一方、ブッシュ78がはめ付けられ
た操作バー3の右端3Bは、ブラケット76に植設され
た支持ピン77に差し込まれて軸支される。図12は、
操作バー3の両端3A、3Bの軸支部分のみの分解斜視
図である。本例のシートスライド装置を車両に取り付け
る際には、例えば、予め、操作バー3の左端3Aを軸支
した左側のスライド機構1と、右側のスライド機構2と
を分けて構成しておいて、それらのスライド機構1、2
を車内に取り付ける際に、操作バー3の右側3Bを右側
のスライド機構2の支持ピン77に軸支させることがで
きる。
【0018】(ワイヤ4)ワイヤ4は、その両端のフッ
ク部4A、4Bが連結リンク40、74の連結孔40
A、74Aに連結されて、それらの連結リンク40、7
4の間に掛け渡される。連結孔40Aが連結リンク40
の上端に形成され、また連結孔74Aが連結リンク74
の下端に形成されているため、ワイヤ4の両端は上下方
向にずれて掛け渡される。したがって、ワイヤ4は、ロ
ッド31の矢印A2方向の回動に連動して、ロッド71
を矢印B2方向に回動させることになる。また、ワイヤ
4は、それ自体が可撓性であるため、必然的に、その左
右両端部の間の捻れや歪みを吸収する形態となってい
る。
【0019】次に、作用について説明する。
【0020】通常、ロッド31、71は、それぞれねじ
りコイルばね34およびトーションバー75の付勢力に
よって矢印A1およびB1方向に回動されており、ラッ
チ33および73は、対向するロック孔10Aおよび5
0Aにはまり合って、アッパーレール20、60と共に
シートを現スライド位置にロックしている。リンク38
は、図6のようにロッド31と共に矢印A1方向の回動
位置に保持され、また操作バー3は、そのリンク38の
ガイド孔38A内の図6中右側に位置して、ボルト36
および支持ピン77を中心とする下方の回動位置に保持
されている。
【0021】シートをスライド調整する際には、まず、
操作バー3の中間部を持って、それをボルト36および
支持ピン77を中心として矢印Cの上方に回動操作す
る。操作バー3は、このような回動に伴い、リンク38
のガイド孔38A内にて図6中の左方にスライドしつ
つ、そのリンク38をロッド31と共にねじりコイルば
ね34に抗して矢印A2方向に回動させる。これによ
り、ラッチ33がロック孔10Aから外れる。同時に、
ワイヤ4によって連結リンク74が引っ張られ、その連
結リンク74と共にロッド71がトーションバー75に
抗して図10中の矢印B2方向に回動されて、ラッチ7
3がロック孔50Aから外れる。
【0022】その後、シートと共にアッパーレール2
0、60を前後にスライド調整してから、操作バー3の
操作力を解く。この結果、操作バー3の自重およびねじ
りコイルばね34の付勢力によって、図6のように、操
作バー3が下方位置に戻ると共に、ラッチ33がロッド
31と共に矢印A1方向に回動復帰して、対応するロッ
ク孔30A内にはまり合う。また、連結リンク40も矢
印A1方向に回動復帰するため、ワイヤ4が緩められ
て、トーションバー75の付勢力によって、連結リンク
74と共にロッド71が矢印B1に回動復帰して、ラッ
チ73がロック孔50Aにはまり合う。これらの結果、
アッパーレール20、60と共にシートがスライド調整
位置にロックされることになる。
【0023】このように、左側のスライド機構1のロッ
ク機構30は、操作バー3の左端3A側によって直接的
にロックおよびロック解除され、一方、右側のスライド
機構2のロック機構70は、左側のロック機構30とワ
イヤ4を介して間接的にロックおよびロック解除され
る。つまり、左右のロック機構30、70は、比較的高
剛性の操作バー3によっては直接的には連結されず、可
撓性であるワイヤ4によって連結されているだけであ
り、また操作バー3の右端3B側は、左右方向にスライ
ド自在に軸支されているだけである。
【0024】左右のロック機構30、70同士は、左右
両端部の間の捻れや歪みを吸収する可撓性のワイヤ4に
よって連結されているだけであるため、仮に、装置自体
の取り付け精度の誤差、構成部品の寸法誤差、および使
用時における構成部品の変形などによって左右のスライ
ド機構1、2の位置関係が前後方向または上下方向など
に若干ずれた場合、それらの間のずれや捻れをワイヤ4
が吸収して、左右のロック機構30、70のスムーズな
動作が確保されることになる。また、仮に、シートベル
トからのプレート21に掛かる衝撃荷重によって、左側
のスライド機構1が右側前方つまり右側のスライド機構
2に近接するように変位した場合、ワイヤ4は、その両
端が近接する方向に変位して緩められて、左右のロック
機構30、70のロック状態が維持されることになる。
【0025】また、本例のようにワイヤ4の両端を上下
方向にずらしたり、あるいは前後方向にずらすことによ
って、左右のスライド機構1、2の相対変位時に、直ち
にワイヤ4に張力が掛からないようにして、ロック機構
30、70の誤動作を回避することができる。特に、ワ
イヤ4の右端よりも左端を後方寄りにずらすことによ
り、シートベルトからのプレート21に衝撃荷重が掛か
って左側のスライド機構1が前方に変位した場合に、ワ
イヤ4が緩められて左右のロック機構30、70の誤動
作が回避されることになる。また、本例の装置が車両の
左側シートに備えられる場合には、シートベルトからの
衝撃荷重が掛かるプレート21が右側のアッパーレール
60に取り付けられてことになるため、この場合には、
逆にワイヤ4の左端よりも右端を後方寄りにずらせばよ
い。
【0026】また、本例のように、シートベルトからの
衝撃荷重が掛かるプレート21よりも前方寄りの位置
に、ロック機構30とワイヤ4が備えられているため、
プレート21からアッパーレール20の後端部分に剥離
荷重が掛かったとしてもロック機構30、70への影響
を抑えることができる。
【0027】さらに、右側のアッパーレール60に対し
て、操作バー3の右端3B側が左右方向にスライド自在
に軸支されているため、仮に、装置自体の取り付け精度
の誤差、構成部品の寸法誤差、および使用時における構
成部品の変形などによって左右のスライド機構1、2の
間隔が変化した場合、その変化が操作バー3の右端3B
側の軸支部分によって吸収される。すなわち、操作バー
3の右端3Bの位置は、図13(a)の位置を基準とし
て、左右のスライド機構1、2の間隔の変化に応じて図
13(b)、(c)のようにずれる。したがって、仮
に、左右のスライド機構1、2の位置関係が若干ずれた
り、操作バー3が若干変形したとしても操作バー3のス
ムーズな回動が確保されることになる。
【0028】(他の実施形態)操作バー3の右端3Bを
軸支する支持ピン77は、図14のように、ブラケット
76から外方に突出するように植設してもよい。本例の
場合には、支持ピン77の先端の雄ねじ部にナット81
がねじ付けられており、ワッシャ82とブラケット76
との間において、操作バー3の右端3Bの変位が許容さ
れる。
【0029】また、左右のロック機構30、70を連結
する連結部材は、ワイヤ4のように左右端部の間の歪み
を吸収する形態のものであればよく、例えば、中間部が
U字状等の種々の形状に湾曲された鋼製のロッドなどを
用いることもできる。さらに、ロック機構30、70の
構成は、何ら前述した実施形態のみに特定されず任意で
あり、要は、一方が操作バー3によってロックおよびロ
ック解除され、それに応動するようにワイヤ4などの連
結部材を介して他方がロックおよびロック解除される構
成であればよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のシート
スライド装置は、比較的高剛性の操作バーに対して左右
のロック機構の一方のみを直接的に連結し、かつ両端の
間の歪みを吸収する形態の連結部材を介して左右のロッ
ク機構を連結した構成であるから、装置自体の取り付け
精度の誤差、構成部品の寸法誤差、および使用時におけ
る構成部品の変形などによって左右のロック機構の位置
関係が若干ずれた場合に、そられの間のずれや捻れを連
結部材によって吸収することができ、この結果、左右の
アッパーレールの間に掛け渡された操作レバーによって
左右のロック機構を操作する利便性を確保しつつ、左右
のロック機構を操作バーによってスムーズにかつ確実に
同期させてロックおよびロック解除することができる。
【0031】また、シートベルトの止着部よりも前方よ
りの位置に、ロック機構と連結部材を備えることによ
り、その止着部からアッパーレールの後方部分に剥離荷
重が掛かったとしてもロック機構への影響を抑えること
ができる。
【0032】さらに、連結部材の両端の連結位置を少な
くとも前後または上下にずらすことにより、左右のアッ
パーレールの位置関係がずれたときのロック機構の誤動
作を回避することができる。
【0033】さらにまた、連結部材としては、ワイヤや
中間部分が湾曲するロッドなどを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のシートスライド装置全体の斜視図で
ある。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】図2のIII矢視図である。
【図4】図2のIV矢視図である。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図3のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図1のVII矢視図である。
【図8】図7のVIII矢視図である。
【図9】図7のIX矢視図である。
【図10】図7のX−X線に沿う断面図である。
【図11】図1のシートスライド装置全体の分解斜視図
である。
【図12】図1のシートスライド装置における操作バー
の軸支部分のみの分解斜視図である。
【図13】(a)、(b)、(c)は、図1のシートス
ライド装置における操作バーの右端軸支部分の動作を説
明するための断面図である。
【図14】この発明の他の実施形態における要部の断面
図である。
【符号の説明】
1、2 スライド機構 3 操作バー 4 ワイヤ(連結部材) 10、50 ロアレール 20、60 アッパーレール 30、70 ロック機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートの左右の底部に取り付けられて前
    記シートの前後方向に延在する左右のアッパーレール
    と、 前記左右のアッパーレールのそれぞれを前記シートの前
    後方向にスライド自在にガイドする左右のロアレール
    と、 前記左側のロアレールに対して前記左側のアッパーレー
    ルをロックおよびロック解除可能な左側のロック機構
    と、 前記右側のロアレールに対して前記右側のアッパーレー
    ルをロックおよびロック解除可能な右側のロック機構
    と、 左右の端部が前記左右のアッパーレールの前方部分に回
    動可能に軸支されかつ中間部が左右方向に延在し、前記
    中間部の回動方向に応じて前記左右のロック機構の一方
    をロックおよびロック解除させる操作バーと、 左右の端部が前記左右のロック機構に連結されかつ前記
    左右の端部の間の歪みを吸収する形態とされ、前記左右
    のロック機構の一方に連動させて他方をロックおよびロ
    ック解除させる連結部材とを備えたことを特徴とするシ
    ートスライド装置。
  2. 【請求項2】 前記左右のアッパーレールの一方の後方
    部分にシートベルトの止着部を設け、 前記左右のロック機構および前記連結部材は前記止着部
    よりも前方寄りに備えたことを特徴とする請求項1に記
    載のシートスライド装置。
  3. 【請求項3】 前記連結部材の左右端部と前記左右のロ
    ック機構との連結位置が少なくとも前後方向または上下
    方向にずれていることを特徴とする請求項1または2に
    記載のシートスライド装置。
  4. 【請求項4】 前記連結部材はワイヤであることを特徴
    とする請求項1から3のいずれかに記載のシートスライ
    ド装置。
  5. 【請求項5】 前記連結部材は中間部分が湾曲するロッ
    ドであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに
    記載のシートスライド装置。
JP6670798A 1998-03-17 1998-03-17 シートスライド装置 Pending JPH11263155A (ja)

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JP6670798A JPH11263155A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 シートスライド装置
EP99301953A EP0943484A3 (en) 1998-03-17 1999-03-15 Seat slide unit
US09/268,746 US6328272B1 (en) 1998-03-17 1999-03-17 Seat slide unit

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JP6670798A JPH11263155A (ja) 1998-03-17 1998-03-17 シートスライド装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030031213A (ko) * 2001-10-12 2003-04-21 현대자동차주식회사 자동차용 래치 해제용 레버의 체결구조

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KR20030031213A (ko) * 2001-10-12 2003-04-21 현대자동차주식회사 자동차용 래치 해제용 레버의 체결구조

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