JPH11264103A - 既設輸送基盤の高架方法 - Google Patents

既設輸送基盤の高架方法

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JPH11264103A
JPH11264103A JP8819598A JP8819598A JPH11264103A JP H11264103 A JPH11264103 A JP H11264103A JP 8819598 A JP8819598 A JP 8819598A JP 8819598 A JP8819598 A JP 8819598A JP H11264103 A JPH11264103 A JP H11264103A
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JP
Japan
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transportation
track
bedrock
viaduct
existing
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Withdrawn
Application number
JP8819598A
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English (en)
Inventor
Hajime Ouchi
一 大内
Motoyuki Okano
素之 岡野
Hajime Wakui
一 涌井
Nobuyuki Matsumoto
信之 松本
Masamichi Sogabe
正道 曽我部
Hiroyuki Arita
浩之 在田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Railway Technical Research Institute
Original Assignee
Obayashi Corp
Railway Technical Research Institute
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】既設の道路や鉄道をそのまま供用しながらなお
かつ余分な用地取得を必要とすることなく該道路や鉄道
を高架に移設する。 【解決手段】本発明に係る既設輸送基盤の高架方法にお
いては、まず、営業路線として供用中である輸送基盤と
しての電車用軌道2の両側に柱状橋脚11、11を立設
するとともにその頂部近傍に梁12を架け渡してラーメ
ン構造13を構築する(ステップ101)。次に、ラー
メン構造13にブレース材14及びエネルギー吸収ダン
パー15を取り付けて高架橋の下部構造10を構築する
(ステップ102)。高架橋の下部構造10が構築され
たならば、その上に橋桁、床板等からなる上部構造5を
橋軸方向に架け渡し、次いで該上部構造に新設の輸送基
盤である軌道6を敷設する(ステップ103)。次に、
軌道2を撤去し、営業路線として供用する輸送基盤を軌
道6に切り替える(ステップ104)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として道路、鉄
道等に供される既設輸送基盤の高架方法に関する。
【0002】
【従来の技術】道路、鉄道等の橋梁には、河川、海峡等
を横断する狭義の橋梁のほかに市街地において連続的に
建設される、いわゆる高架橋がある。かかる高架橋は、
効率的な土地利用の観点から、道路上、鉄道上あるいは
河川上の空間に連続して建設されるものであり、道路と
道路あるいは道路と鉄道とが平面で交差する場合にそれ
らのいずれかを高架橋とすることにより、交通渋滞を解
消することも可能となる。
【0003】ここで、供用中の道路や鉄道の上方に高架
橋を建設する場合には、下記のような問題が生じる。
【0004】すなわち、道路や鉄道の高架橋は、一般的
に橋軸に直交する方向の水平剛性を確保すべく、図4に
示すようにその下部構造に基礎梁1が不可欠となる。そ
のため、図5(a)に示すように例えば軌道2を営業路線
として供用中である場合にその軌道用地に高架橋を建設
して営業路線を高架上に移すには、まず、同図(b)に示
すように軌道2を高架橋建設予定空間の側方用地にいっ
たん仮の軌道3として移設し、次いで、軌道3を工事期
間中の営業路線として利用しつつ、基礎梁1を有する高
架橋の下部構造4を構築する。高架橋の下部構造4が完
成した後は、仮の軌道3を撤去し、高架橋の上部構造5
の上に新たに敷設された軌道6を営業路線とするといっ
た手順で行うのが一般的であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな手順では、工事期間中に仮の軌道3を敷設するため
の用地を高架橋の側方に確保しなければならず、用地取
得費用の問題もさることながら、民家が迫っているよう
な密集地では、鉄道や道路を高架にすることがきわめて
困難となるという問題を生じていた。
【0006】本発明は、上述した事情を考慮してなされ
たもので、既設の道路や鉄道をそのまま供用しながらな
おかつ余分な用地取得を必要とすることなく該道路や鉄
道を高架に移設することができる既設輸送基盤の高架方
法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る既設輸送基盤の高架方法は請求項1に
記載したように、交通手段を走行させるための既設の輸
送基盤の両側に柱状橋脚を立設するとともにその頂部近
傍に梁を架け渡してラーメン構造を形成し、該ラーメン
構造に所定のブレース材を取り付けて高架橋の下部構造
とし、該下部構造の上に上部構造を橋軸方向に架け渡し
た後、該上部構造に新設の輸送基盤を設けて前記交通手
段の輸送基盤を該新設の輸送基盤に切り替えるものであ
る。
【0008】本発明に係る既設輸送基盤の高架方法にお
いては、一対の柱状橋脚及び梁を含む面内空間に所定の
ブレース材を配置してあり、かかるブレース材によって
橋軸に直交する水平方向の剛性が確保される。
【0009】したがって、該方向に水平力が作用したと
きのラーメン構造の変形は、基礎梁を設置せずとも十分
に抑制され、既設の輸送基盤を一時的に他の場所へ移設
する必要がなくなる。
【0010】交通手段には、自動車、電車、モノレール
等が含まれ、それらの輸送基盤としては、それらを走行
させるための道路や軌道が該当する。
【0011】ラーメン構造を構成する構造形式として
は、鉄筋コンクリート造をはじめ、鉄骨造、鉄骨鉄筋コ
ンクリート造などが含まれる。
【0012】ブレース材としては、圧縮引張の両方向に
抵抗するものでもよいし、引張方向にのみ抵抗するもの
でもよく、その材質としては、鉄骨材、PC鋼線等を使
用することができる。
【0013】なお、上部構造としては、上述した交通手
段を走行させるための輸送基盤を設けることができるも
のであれば、その構造形式は任意であり、重厚なコンク
リートスラブを用いた在来型(ラーメン式)上部構造は
もちろんのこと、鉄道の単線分のみを支持する桁を複
線、複々線等となるように所望の本数だけ架け渡すこと
で全体の軽量化を図ったタイプの上部構造(例えば、特
願平 9-312039号明細書に記載の上部構造)も当然に含
まれる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る既設輸送基盤
の高架方法の実施の形態について、添付図面を参照して
説明する。なお、従来技術と実質的に同一の部品等につ
いては同一の符号を付してその説明を省略する。
【0015】図1は、本実施形態に係る既設輸送基盤の
高架方法の手順を示したフローチャートである。同図で
わかるように、本実施形態に係る既設輸送基盤の高架方
法においては、図2(a)に示すように、まず、営業路線
として供用中である輸送基盤としての電車用軌道2の両
側に柱状橋脚11、11を立設するとともにその頂部近
傍に梁12を架け渡してラーメン構造13を構築する
(ステップ101)。ここで、柱状橋脚11の脚部を連
結する基礎梁を構築する必要がないので、工事期間中に
おける軌道2の付け替えは不要である。
【0016】柱状橋脚11は、杭16を打ち込んだ上で
その上に設けられたフーチング17に立設するのがよ
い。また、ラーメン構造13は例えば鉄筋コンクリート
造とすることができる。
【0017】次に、同図(b)に示すように、ラーメン構
造13にブレース材14及びエネルギー吸収ダンパー1
5を取り付けて高架橋の下部構造10を構築する(ステ
ップ102)。
【0018】ブレース材14は、柱状橋脚11、11及
び梁12を含む面内空間に逆V字状をなすブレース材と
して配置され、その頂部近傍にてエネルギー吸収ダンパ
ー15を介して梁12の中央近傍に接合してあるととも
に、その両端を一対の柱状橋脚11、11の中間高さ位
置近傍にそれぞれ接合してある。かかるブレース材14
は、例えば鉄骨造で形成することができる。
【0019】エネルギー吸収ダンパー15は、通常の薄
鋼板にスリットを多数入れて構成したり、極軟鋼で形成
されたもので構成することができる。かかるエネルギー
吸収ダンパー15は、メンテナンス時に交換できるよ
う、ブレース材14と梁12との間に着脱自在に取り付
けておくのがよい。
【0020】高架橋の下部構造10が構築されたなら
ば、図3に示すように、その上に橋桁、床版等からなる
上部構造5を橋軸方向に架け渡し、次いで該上部構造に
新設の輸送基盤である軌道6を敷設する(ステップ10
3)。
【0021】次に、軌道2を撤去し、営業路線として供
用する輸送基盤を軌道6に切り替える(ステップ10
4)。軌道2を撤去した後の用地については、例えば駐
車場等に転用することができる。
【0022】以上説明したように、本実施形態に係る既
設輸送基盤の高架方法によれば、一対の柱状橋脚11、
11及び梁12を含む面内空間に所定のブレース材14
を配置し、かかるブレース材によって橋軸に直交する水
平方向の剛性が確保されるので、該方向に水平力が作用
したときのラーメン構造の変形は、基礎梁を設置せずと
も十分に抑制される。
【0023】したがって、従来であれば、基礎梁構築の
ため、高架橋の側方に用地を確保した上で該用地に一時
使用のための輸送基盤である軌道3を敷設して軌道の付
替えを行わねばならず、用地取得費用の問題もさること
ながら、民家が迫っているような密集地では高架橋工事
がきわめて困難であったが、本実施形態によれば、基礎
梁を省略して高架橋を構築することができるため、既設
の輸送基盤である軌道2を一時的に他の場所へ移設する
必要がなくなり、それに伴う高架橋側方の用地取得も不
要となる。
【0024】そのため、高架橋を、従来よりもはるかに
短工期かつ低コストで構築することが可能となるととも
に、高架橋側方に民家が迫っている密集地においても高
架橋を構築することが可能となる。
【0025】本実施形態では、逆V字状をなすブレース
材14の頂部近傍をエネルギー吸収ダンパー15を介し
て梁12に接合することにより、地震時の振動エネルギ
ーをエネルギー吸収ダンパー15で吸収し、橋軸に直交
する方向の高架橋の揺れを速やかに収斂させるようにし
たが、耐震性に問題がなければ、かかるエネルギー吸収
ダンパー15を省略し、ブレース材14の頂部近傍を梁
12に直接接合するようにしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1に係る発明
の既設輸送基盤の高架方法によれば、基礎梁を省略して
高架橋を構築することができるため、既設の輸送基盤を
一時的に他の場所へ移設する必要がなくなり、それに伴
う高架橋側方の用地取得も不要となる。そのため、高架
橋を、従来よりもはるかに短工期かつ低コストで構築す
ることが可能となるとともに、高架橋側方に民家が迫っ
ている密集地においても高架橋を構築することが可能と
なる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る既設輸送基盤の高架方法の手
順を示したフローチャート。
【図2】本実施形態の一連の施工手順を示した正面図。
【図3】引き続き本実施形態の一連の作業手順を示した
正面図。
【図4】従来技術に係る高架橋を橋軸方向から見た正面
図。
【図5】従来技術における高架橋の施工手順を示した施
工図。
【符号の説明】
1 基礎梁 2 軌道(既設の輸送基盤) 5 高架橋の上部構造 6 軌道(新設の輸送基盤) 10 高架橋の下部構造 11 柱状橋脚 12 梁 13 ラーメン構造 14 ブレース材 15 エネルギー吸収ダンパー
フロントページの続き (72)発明者 涌井 一 東京都国分寺市光町2―8―38 財団法人 鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 松本 信之 東京都国分寺市光町2―8―38 財団法人 鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 曽我部 正道 東京都国分寺市光町2―8―38 財団法人 鉄道総合技術研究所内 (72)発明者 在田 浩之 東京都国分寺市光町2―8―38 財団法人 鉄道総合技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交通手段を走行させるための既設の輸送
    基盤の両側に柱状橋脚を立設するとともにその頂部近傍
    に梁を架け渡してラーメン構造を形成し、該ラーメン構
    造に所定のブレース材を取り付けて高架橋の下部構造と
    し、該下部構造の上に上部構造を橋軸方向に架け渡した
    後、該上部構造に新設の輸送基盤を設けて前記交通手段
    の輸送基盤を該新設の輸送基盤に切り替えることを特徴
    とする既設輸送基盤の高架方法。
JP8819598A 1998-03-17 1998-03-17 既設輸送基盤の高架方法 Withdrawn JPH11264103A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102877406A (zh) * 2012-09-27 2013-01-16 岑益南 刚架连续樑双层城市高架路
CN113389093A (zh) * 2021-07-23 2021-09-14 中铁五局集团第六工程有限责任公司 一种铁路移梁台车横移行走轨道
CN113602445A (zh) * 2021-07-13 2021-11-05 海洋石油工程(青岛)有限公司 基于轴线车的模块底部结构片就位及合拢工艺

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Effective date: 20050607