JPH11264304A - 内燃機関のシリンダヘッド構造 - Google Patents

内燃機関のシリンダヘッド構造

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JPH11264304A
JPH11264304A JP6884898A JP6884898A JPH11264304A JP H11264304 A JPH11264304 A JP H11264304A JP 6884898 A JP6884898 A JP 6884898A JP 6884898 A JP6884898 A JP 6884898A JP H11264304 A JPH11264304 A JP H11264304A
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camshaft
cylinder head
hydraulic oil
oil
valve
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Shinichi Murata
真一 村田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バルブタイミング調整装置の良好な制御レス
ポンスを確保した上で、OCVの設置によるシリンダヘ
ッド部分の大型化を防止できる内燃機関のシリンダヘッ
ド構造を提供する。 【解決手段】 カムシャフト1の上方位置にその軸線に
沿って作動油制御手段21を配設すると共に、作動油制
御手段21にて切換制御した作動油をカム位相調整手段
に供給して位相調整する。作動油制御手段21がカムシ
ャフト1の上方に位置するため、カムシャフト1に取り
付けられたカム位相調整手段までの油路長が短かく、か
つ、カムシャフト1の上方位置は、ロッカアーム16,
17の一側が当接しているだけで本来利用されていない
ため、設置のために特にスペースを確保する必要がな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、吸気弁や排気弁の
開閉タイミングを調整するバルブタイミング調整装置を
備えた内燃機関のシリンダヘッド構造に関し、特にその
オイルコントロールバルブ(以下、「OCV」という)
の設置位置に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、この種のバルブタイミング調整装置
は、バルブオーバラップを自由に調整することを目的と
して、専ら吸排気弁を個別のカムシャフトにて開閉駆動
する所謂デュアル・オーバ・ヘッド・カムシャフト(D
OHC)式の内燃機関に採用されてきた。しかしなが
ら、近年の省燃費やCO2排出量の低減等の要求に応じ
るべくアイドル回転数の低回転化を図るには、むしろオ
ーバラップ固定のシングル・オーバ・ヘッド・カムシャ
フト(以下、「SOHC」という)の方が適切であると
して、SOHC式の内燃機関にバルブタイミング調整装
置を採用する提案がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、SOHC式
の内燃機関にバルブタイミング調整装置を組み合わせる
場合には、そのアクチュエータ部への作動油を切換制御
するOCVの設置位置に問題が生じた。即ち、周知のよ
うにアクチュエータ部はカムプーリに設けられ、内燃機
関の既存のオイルポンプから作動油を供給されて、クラ
ンクシャフトに対するカムプーリ及びカムシャフトの位
相を調整している。そして、カム位相の調整方向はOC
Vにて切り換えられているため、良好な制御レスポンス
を確保するには、OCVをアクチュエータ部の近接位置
に配置して、両者間の油路長を極力短くする必要があ
る。
【0004】しかしながら、SOHC式の内燃機関で
は、カムシャフトによりロッカアームを介して吸排気弁
を開閉駆動する構造上、カムシャフトの周辺にロッカア
ームやこれを支持するロッカシャフト等の部材が配置さ
れており、単にこれらの部材を避けてOCVを設置した
のでは、アクチュエータ部との油路長が長くなって制御
レスポンスが悪化する上に、OCVの設置によりシリン
ダヘッド部分の大型化を招いてしまう可能性があった。
【0005】本発明の目的は、バルブタイミング調整装
置の良好な制御レスポンスを確保した上で、OCVの設
置によるシリンダヘッド部分の大型化を未然に防止する
ことができる内燃機関のシリンダヘッド構造を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、共通のカムシャフトによりロッカアー
ムを介して吸気弁及び排気弁を開閉駆動するように構成
し、そのカムシャフトの上方位置にカムシャフトの軸線
に沿って作動油制御手段を配設すると共に、この作動油
制御手段により切換制御した作動油をカム位相調整手段
に供給してカムシャフトの位相を調整する。このように
作動油制御手段がカムシャフトの上方に位置するため、
カムシャフトに取り付けられたカム位相調整手段までの
油路長を短かく設定可能であり、かつ、カムシャフトの
上方位置は、ロッカアームの一側が当接しているだけで
本来利用されていないため、特にスペースを確保するこ
となく作動油制御手段を設置可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】(第一実施例)以下、本発明を4
バルブのクロスフローSOHC式内燃機関のシリンダヘ
ッド構造として具体化した第一実施例を説明する。図1
及び図2に示すように、内燃機関のカムシャフト1は中
空軸2に多数のジャーナル部2aとカム2bを固着して
構成され、その前端(図1の左方)には最前部のジャー
ナル部3aが一体形成されたプーリ取付部3が嵌入固着
されている。これらのジャーナル部2a,3aをシリン
ダヘッド4の軸受部5に回転可能かつ軸方向に移動不能
に支持されて、カムシャフト1はシリンダヘッド4に取
り付けられている。プーリ取付部3の前端はシリンダヘ
ッド1から前方に突出してタイミングプーリ6のボス部
6aが回動可能に嵌め込まれ、このタイミングプーリ6
はタイミングベルト7を介して図示しないクランクシャ
フトに連結されて、カムシャフト1の軸線を中心として
図2の矢印方向に回転駆動される。なお、8はオイルシ
ールである。
【0008】タイミングプーリ6の一側面にはカム位相
調整手段としてのアクチュエータ部9が取り付けられて
いる。このアクチュエータ部9はタイミングプーリ6に
対するカムシャフト1の位相を変更して後述する吸排気
弁19,20の開閉タイミングを調整するためのもので
あるが、その構成自体は本発明の要旨と直接関係がない
ので概略のみを説明する。
【0009】図2に示すように、アクチュエータ部9の
ハウジング10内はカムシャフト1の軸線を中心として
略十字状に形成され、そのハウジング10内に配設され
たベーンロータ11の中心部はカムボルト12にてカム
シャフト1のプーリ取付部3に固定されている。ベーン
ロータ11は4つのベーン11aを備えた略十字状をな
し、捻りコイルばね13にて遅角側に常に付勢されてい
る。各ベーン11aの遅角側には進角油圧室14が、進
角側には遅角油圧室15がそれぞれ形成され、進角油圧
室14内に作動油が供給されると、その油圧により仮想
線で示すようにベーンロータ11は進角側に回動して、
タイミングプーリ6に対するカムシャフト1の位相も進
角側に変更され、又、遅角油圧室15内に作動油が供給
されると、その油圧により実線で示すようにベーンロー
タ11は遅角側に回動して、カムシャフト1の位相も遅
角側に変更される。
【0010】一方、図3乃至図5に示すように、カムシ
ャフト1の上方左側には各気筒毎に2本の吸気側ロッカ
アーム16が、カムシャフト1の上方右側には各気筒毎
に1本の排気側ロッカアーム17がそれぞれカムシャフ
ト1の軸線方向に整列配置され、各ロッカアーム16,
17は、カムシャフト1と平行に配設された2本のロッ
カシャフト18に揺動可能に軸着されている。これらの
吸気側ロッカアーム16及び排気側ロッカアーム17の
内端(カムシャフト1側)にはローラ16a,17aが
設けられて、カムシャフト1のカム2b上に個別に当接
している。吸気側ロッカアーム16の外端(反カムシャ
フト1側)はバルブクリアランス調整用のアジャストボ
ルト16bを介して吸気弁19上に当接し、排気側ロッ
カアーム17の外端は二股に分岐して、個別にアジャス
トボルト17bを介して排気弁20上に当接している。
従って、カムシャフト1が回転すると、カム2bの形状
に倣ったタイミングで各ロッカアーム16,17が揺動
して各気筒の吸気弁19及び排気弁20を開閉駆動す
る。
【0011】図5に示すように、前記カムシャフト1を
支持する軸受部5上には、前記ロッカシャフト18を挟
んで作動油制御手段としてのOCV21の基部22が配
置され、この基部22はロッカシャフト18の固定用ボ
ルト18aにより軸受部5に共締めされている。図1及
び図4に示すように、基部22上にはOCV21のスリ
ーブ23が一体形成されるとともに、そのスリーブ23
の後部にはソレノイド24が取り付けられている。これ
らのスリーブ23及びソレノイド24は基部22より後
方(図1の右方)に延びて、全体として前後方向に長い
円柱状をなし、前記吸気側ロッカアーム16及び排気側
ロッカアーム17上に位置している。つまり、OCV2
1はカムシャフト1の直上に位置するとともに、基部2
2を利用して持ち上げられてロッカアーム16,17と
の干渉を避けている。
【0012】図3及び図5に示すように、シリンダヘッ
ド4の右側面にはオイルパイプ25の一端が接続され、
このオイルパイプ25には、内燃機関の作動油供給手段
としての図示しないオイルポンプから常時作動油が供給
されている。シリンダヘッド4にはオイルパイプ25の
一端と連通するギャラリー26が貫設され、ギャラリー
26の他端はオイルパイプ27を介して前記OCV21
のスリーブ23に接続され、図6に示すように供給ポー
ト33bとしてスリーブ23内に開口している。
【0013】OCV21は所謂スプール弁として構成さ
れている。図6に示すように、スリーブ23内には前後
動可能にスプール29が配置され、その外周には前側よ
りドレン用キャビティ30a、供給用キャビティ30
b、ドレン用キャビティ30cの3本のキャビティが、
軸方向に所定間隔をおいて全周に形成されている。スプ
ール29はスナップリング31で脱落防止された圧縮コ
イルばね32により後方に付勢されると共に、ソレノイ
ド24により前方に駆動され、両者32,24が均衡し
た任意の位置で保持可能になっている。ここで、スプー
ル29のストローク前端を進角切換位置、ストローク後
端を遅角切換位置、ストローク中央を中立切換位置とす
る。尚、図6では遅角切換位置を仮想線で、中立切換位
置を実線で示している。
【0014】スリーブ23内の上部には、前後方向に所
定間隔をおいて一対のドレンポート33a,33cが貫
設され、スリーブ23内の下部には、同じく前後方向に
所定間隔をおいて第一進角油路34及び第一遅角油路3
5の一端が開口形成されている。そして、スプール29
が図6に実線で示す中立切換位置にあるとき、第一進角
油路34及び第一遅角油路35はスプール29の外周で
それぞれ閉鎖され、また、図6に仮想線で示す遅角切換
位置においては、第一遅角油路35が供給用キャビティ
30bを介して供給ポート33bと連通し、第一進角油
路34が前側のドレン用キャビティ30aを介してドレ
ンポート33aと連通する。更に、図示はしないが進角
切換位置においては、第一進角油路34が供給用キャビ
ティ30bを介して供給ポート33bと連通し、第一遅
角油路35が後側のドレン用キャビティ30cを介して
ドレンポート33cと連通する。
【0015】図1及び図6に示すように、第一進角油路
34及び第一遅角油路35は互いに平行に前方に向けて
形成されている。第一進角油路34の前端は、基部22
内を上下方向に延びる第二進角油路36、プーリ取付部
3の外周のオイル溝37、プーリ取付部3に形成された
第三進角油路38、カムボルト12に貫設された第四進
角油路39、及びベーンロータ11に形成された第五進
角油路40を介して、各進角油圧室14とそれぞれ連通
している。又、同様に第一遅角油路35の前端は、第二
遅角油路41、オイル溝42、プーリ取付部3の第三遅
角油路43、及びベーンロータ11の第四遅角油路44
を介して、各遅角油圧室15とそれぞれ連通している。
【0016】一方、シリンダヘッド4の上面にはパッキ
ン45を介してロッカカバー46が固定され、そのロッ
カカバー46によりカムシャフト1、ロッカアーム1
6,17、OCV21等の部材が外部より隠蔽されてい
る。ソレノイド24の後部に接続された配線47は、ロ
ッカカバー46に固定されたコネクタ48を介して内燃
機関の燃料噴射量や点火時期を制御する図示しないEC
U(エンジン制御ユニット)に接続され、そのECUか
らの指令に基づいてソレノイド24の励磁が制御され
る。
【0017】次に、上記のように構成された内燃機関の
特にバルブタイミング調整装置の作動状況を説明する。
内燃機関の運転中においてはカムシャフト1の回転に伴
い各ロッカアーム16,17が揺動して、各気筒の吸気
弁19及び排気弁20を開閉駆動している。このときの
機関回転数や負荷等に基づき、ECUにより最適なカム
シャフト1の位相(吸排気弁19,20の開閉タイミン
グ)が求められ、OCV21のソレノイド24の励磁が
制御されてカムシャフト1の位相を進角側又は遅角側に
調整する。
【0018】即ち、図6に仮想線で示すように、ソレノ
イド24の励磁が弱められて圧縮コイルばね32により
スプール29が遅角切換位置側に移動すると、オイルポ
ンプからの作動油は、供給ポート33b、供給用キャビ
ティ30b、第一遅角油路35乃至第四遅角油路44を
経て各遅角油圧室15内に導入され、その油圧にてベー
ンロータ11が遅角側に回動してカムシャフト1の位相
も遅角側に調整される。尚、このとき進角油圧室14内
の作動油は、第五進角油路40乃至第一進角油路34、
ドレン用キャビティ30a、及びドレンポート33aを
経てシリンダヘッド4上に排出される。
【0019】又、ソレノイド24の励磁が強められてス
プール29が進角切換位置側に移動すると、オイルポン
プからの作動油が、前記とは逆に、供給ポート33b、
供給用キャビティ30b、第一進角油路34乃至第五進
角油路40を経て各進角油圧室14内に導入され、同時
に遅角油圧室15内の作動油が、第四遅角油路44乃至
第一遅角油路35、ドレン用キャビティ30c、及びド
レンポート33cを経てシリンダヘッド4上に排出さ
れ、カムシャフト1の位相が遅角側に調整される。
【0020】そして、カムシャフト1が目標の位相に達
した時点でスプール24を中立切換位置に移動させれ
ば、第一進角油路34及び第一遅角油路35が閉鎖され
て、その位相位置にカムシャフト1を保持できる。バル
ブタイミング調整装置は以上のように制御される。ここ
で、OCV21のスプール29が移動してから、実際に
進角油圧室14や遅角油圧室15内に油圧が発生してベ
ーンロータ11が回動するまでの制御レスポンスは、O
CV21から進角油圧室14や遅角油圧室15までの油
路長によって決定され、油路長が短いほど良好な制御レ
スポンスが得られる。本実施例では、図1及び図4から
明らかなように、OCV21が基部22を利用してロッ
カアーム16,17との干渉を避けた上でカムシャフト
1の直上に位置しているため、OCV21から進角油圧
室14や遅角油圧室15までの油路長は極めて短く、良
好な制御レスポンスでカムシャフト1の位相を調整する
ことができる。
【0021】加えて、図4から明らかなようにクロスフ
ローSOHC式内燃機関では、吸気側ロッカアーム16
と排気側ロッカアーム17の内端がカムシャフト1上に
当接して、相互に谷間を形作るように配置されており、
その上方のスペースは本来利用されていない。そして、
本実施例では、このロッカアーム16,17の谷間に、
前後方向に長い円柱状のOCV21が上方より嵌まり込
んだ姿勢で設置されているため、OCV21の設置のた
めに左右方向及び前後方向のスペース確保が無用なこと
は言うまでもなく、上下方向においてもロッカカバー4
6をごく僅かに上方に拡大するだけで足りる。その結
果、極めて効率の良いパッケージングが実現され、OC
V21の設置によるシリンダヘッド4部分の大型化を未
然に防止することができる。
【0022】(第二実施例)次に、本発明を4バルブの
カウンタフローSOHC式内燃機関のシリンダヘッド構
造として具体化した第二実施例を説明する。尚、第一実
施例との相違点は、動弁機構の構成とシリンダヘッド1
01に対するOCV115の設置状態とにあり、アクチ
ュエータ部9やOCV115の内部構造等は第一実施例
と相違しない。従って、共通の構成は同一の部材番号を
付して説明を省略し、相違点を重点的に説明する。
【0023】図7及び図8に示すように、シリンダヘッ
ド101には、各気筒毎に1本ずつの吸気側ロッカアー
ム102及び排気側ロッカアーム103が配置され、各
ロッカアーム102,103はカムシャフト104に沿
って前後方向(図8の上下方向)に整列して、共通のロ
ッカシャフト105に軸着されている。各ロッカアーム
102,103の一端に設けられたローラ102a,1
03aはそれぞれカムシャフト104上に当接し、他端
に設けられたアジャストボルト102b,103bはボ
ールジョイント106を介してスライド部材107上に
連結されている。
【0024】各スライド部材107はシリンダヘッド1
01上に立設されたガイドロッド108により上下動可
能に支持され、スライド部材107の左右両側の直下に
は、吸気弁109又は排気弁110が2本ずつ配置され
ている。これらの吸排気弁109,110はバルブガイ
ド111に上下動可能に支持されると共に、バルブスプ
リング112により常に閉弁側に付勢され、各吸排気弁
109,110の上端はスライド部材107の下面に当
接している。尚、図7では吸気弁109側の動弁機構を
示しているが、排気弁110側も全く同様の構成であ
る。
【0025】従って、カムシャフト104の回転に伴っ
て各ロッカアーム102,103が揺動すると、バルブ
スプリング112の付勢力に抗して対応するスライド部
材107が下方に押圧され、吸気弁109又は排気弁1
10が開閉駆動される。尚、113は、2本の弁10
9,110の開閉状態のバランスを調整するアジャスト
ボルトである。
【0026】シリンダヘッド101上の最前部には、作
動油制御手段としてのOCV115の基部116が2本
のボルト114により固定されている。第一実施例と同
じく、OCV115は基部116より後方に延びて全体
として前後方向に長い円柱状をなし、カムシャフト10
4の直上のスペース、つまりロッカアーム102,10
3の一端が当接しているだけで本来利用されていないス
ペースに位置している。
【0027】詳細は説明しないが、本実施例においても
OCV115は、オイルパイプ117及びギャラリ11
8を経て供給される作動油を切換制御して、進角油路1
19及び遅角油路120を経てアクチュエータ部9に供
給し、カムシャフト104の位相を調整する。そして、
第一実施例と同じく、OCV115がカムシャフト10
4の直上に位置しているため、アクチュエータ部9まで
の油路長を極めて短くでき、良好な制御レスポンスでカ
ムシャフト104の位相を調整することができる。ま
た、カムシャフト104の直上の本来利用されていない
スペースにOCV115を設置しているため、設置のた
めに特にスペースを確保する必要がなく、シリンダヘッ
ド101部分の大型化を未然に防止することができる。
【0028】ところで、上記各実施例では、4バルブ式
の内燃機関のシリンダヘッド構造として具体化したが、
共通のカムシャフトで吸排気弁を開閉駆動するSOHC
式のシリンダヘッドであれば、バルブ数は限定されるも
のではなく、例えば、2バルブや3バルブ式のシリンダ
ヘッド構造として具体化してもよい。又、上記各実施例
では、OCV21,115をスプール弁として構成し、
アクチュエータ部9をベーン式として構成したが、本発
明はこれに限定されるものではない。要は、OCV2
1,115は、アクチュエータ部9に供給する作動油を
切換可能であればよく、同様にアクチュエータ部9は、
油圧によりカムシャフト1の位相を調整可能であればよ
い。従って、それらの構造は種々に変更することができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明の内燃機関の
シリンダヘッド構造によれば、作動油制御手段をカムシ
ャフトの上方に位置させたため、カムシャフトに取り付
けられたカム位相調整手段までの油路長を短かく設定し
て、良好な制御レスポンスで位相を調整することがで
き、かつ、カムシャフトの上方位置はロッカアームの一
側が当接しているだけで本来利用されていないスペース
であるため、作動油制御手段の設置のために特にスペー
スを確保する必要がなく、シリンダヘッド部分の大型化
を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例のシリンダヘッドを示す図2のI−
I線断面図である。
【図2】アクチュエータ部を示す横断面図である。
【図3】シリンダヘッドの平面図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【図6】OCVの詳細を示す断面図である。
【図7】第二実施例のシリンダヘッドを示す図8のVI
I−VII線断面図である。
【図8】シリンダヘッドの平面図である。
【符号の説明】
1,104 カムシャフト 4,101 シリンダヘッド 9 アクチュエータ部(カム位相調整手
段) 16,102 吸気側ロッカーアーム 17,103 排気側ロッカーアーム 19,109 吸気弁 20,110 排気弁 21,115 OCV(作動油制御手段) 46 ロッカカバー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドに設けられてクランクシ
    ャフトにて回転駆動される1本のカムシャフトと、 一側を前記カムシャフト上に当接させて、カムシャフト
    の回転に伴って吸気弁及び排気弁を開閉駆動するロッカ
    アームと、 前記カムシャフトに取り付けられて、作動油の油圧によ
    り前記クランクシャフトに対するカムシャフトの位相を
    調整可能なカム位相調整手段と、 前記カムシャフトの上方位置でカムシャフトの軸線に沿
    って配設されるとともに、作動油供給手段からの作動油
    を切換制御して前記カム位相調整手段に供給する作動油
    制御手段とを備えたことを特徴とする内燃機関のシリン
    ダヘッド構造。
JP6884898A 1998-03-18 1998-03-18 内燃機関のシリンダヘッド構造 Withdrawn JPH11264304A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7784438B2 (en) 2006-11-14 2010-08-31 Hyundai Motor Company Mounting module of oil control valve for tappet control in cylinder deactivation engine

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