JPH11264465A - 無段変速式作業車両の制御構造 - Google Patents
無段変速式作業車両の制御構造Info
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- JPH11264465A JPH11264465A JP6866398A JP6866398A JPH11264465A JP H11264465 A JPH11264465 A JP H11264465A JP 6866398 A JP6866398 A JP 6866398A JP 6866398 A JP6866398 A JP 6866398A JP H11264465 A JPH11264465 A JP H11264465A
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Abstract
ンプの可動斜板を、HST操作レバー(主変速レバー)
にて人為的に設定するが、設定した斜板位置の時に、負
荷や油温等の条件が変動することによって、必ずしも一
定のHST出力軸の回転数が得られず、想定した車速が
得られないという問題がある。 【解決手段】 HST回転数設定器23を設けて、HS
T操作レバー9の設定位置に対応して回転数を設定し、
該設定値HRと、HST回転数センサS2の検出値KR
とを比較し、一定値(▲HR)より大きい誤差があれ
ば、斜板制御モータ8を用いて、HST油圧ポンプPの
可動斜板を移動させ、HST出力軸3bを増減速し、そ
の回転数を設定値に近づける。但し、検出値KRがHR
−▲HRより低い場合において、過負荷状態や、機関回
転数が設定機関数より一定以上低い場合には、HST出
力軸3bの増速制御を停止する。
Description
ST)にて変速される農耕用作業車両(農耕用トラク
タ)等の作業車両において、無段変速装置の変速位置の
補正制御構造、及び装着する作業機の種類に自動対応す
る制御構造に関する。
(農耕用トラクタ)等の対地作業車両においては、対地
作業ピッチ(例えば耕耘ピッチ、播種ピッチ、移植ピッ
チ等)を均一にすべく、電子ガバナ装置等を用いて、作
業負荷や作業走行速度を制御しながら走行する構成のも
のが公知となっている。
タ等は、装着する作業機の機種や大きさ等を、行う作業
の種類に合わせて取り替える。前記の作業負荷や作業走
行速度、或いは作業機の高さ等は、装着した作業機の種
類によって異なるので、作業機の取替えの毎に作業者が
適当な値に設定していた。
電子ガバナ制御により作業負荷や作業走行速度等を均一
にできるとしても、その設定した負荷や走行速度が適正
値でなければ何もならない。ここで問題となるのは、H
STにおいては、ある一つの変速位置、即ち、油圧ポン
プの可動斜板の位置に対して、必ずしも一定の出力軸回
転数が得られず、負荷や油温等の条件の変化で変動して
しまうという不具合があることである。可動斜板の位置
は、HST操作レバー(主変速レバー)にて設定操作を
行うが、実際の車速が作業者が想定していた車速と異な
る場合に、速度計等の表示を見ながらレバー操作をして
車速を正常値に戻すのは、作業者にとって負担が大き
い。電子ガバナ装置は、機関の出力軸と負荷との検出に
基づいてこれらを制御するものであって、HSTの出力
軸回転数の誤差に起因する車速の誤差の補正まで行うこ
とはできない。
ータ等により、このような誤差を検出してHST油圧ポ
ンプの可動斜板位置を自動的に補正する手段を設けるこ
とが考えられるが、この場合に問題となるのは、車速の
補正制御に伴って、作業負荷が変動することであり、例
えば過負荷状態において、実車速が設定車速よりも遅い
からといって車速を上昇すべく、HST出力軸の増速制
御を行うと、該出力軸のトルク低減を伴うので、過負荷
の度合いが一層高くなり、エンストのおそれがある。
クタ等において、装着する作業機に応じて人為的に負
荷、昇降装置、車速等を設定しなければならないとする
と、設定操作が煩雑で、一々設定値を覚えておくのも困
難であり、できれば、頻繁に使用される作業機の装着時
だけでも自動的にそれに対応した制御が設定されれば、
作業者の負担も大幅に軽減される。
業車両における以上のような課題を解決すべく、次のよ
うな制御構造を提供するものである。まず、第一に、少
なくとも、無段変速装置及びその制御機構を備え、該無
段変速装置の制御機構は、少なくとも、変速位置設定手
段と、変速位置検出手段と、変速位置補正手段と、該変
速位置設定手段の設定値に対応して無段変速装置の出力
軸の回転数を設定する変速出力回転数設定手段と、変速
出力回転数検出手段とを具備するものとした無段変速式
作業車両において、前進設定時で、設定変速出力回転数
と検出変速出力回転数との間に誤差が生じた場合に、こ
れを是正すべく、前記変速位置補正手段を用いて、無段
変速装置の出力軸制御を行うよう構成する。
制御機構において、検出変速出力回転数が設定変速出力
回転数より一定以上低い場合に、検出機関負荷が設定機
関負荷より大きいか、または検出機関回転数が設定機関
回転数から見てエンストのおそれのある範囲にある場合
には、前記の変速位置補正手段による無段変速装置の出
力軸制御を行わないよう構成する。
御機構と、無段変速装置及びその制御機構とを備え、前
記の内燃機関の制御機構は、少なくとも、機関回転数検
出手段と、機関回転数設定手段と、機関負荷検出手段
と、機関負荷設定手段とを具備し、前記の無段変速装置
の制御機構は、少なくとも、変速位置設定手段と、変速
位置検出手段と、変速位置補正手段と、該変速位置設定
手段の設定値に対応して無段変速装置の出力軸の回転数
を設定する変速出力回転数設定手段と、変速出力回転数
検出手段とを具備し、前進設定時で、設定変速出力回転
数と検出変速出力回転数との間に誤差が生じた場合に、
これを是正すべく、前記変速位置補正手段を用いて、無
段変速装置の出力軸制御を行うものとした無段変速式作
業車両の制御構造において、前記変速出力回転数設定手
段は、前記無段変速装置と直列的に配設される複数段に
設定可能な副変速装置の設定速度段に対応して設定値を
変更するよう構成する。
及びその制御機構と、作業機用動力取出軸とを備え、前
記の油圧式無段変速装置の制御機構は、少なくとも、変
速位置設定手段と、変速位置検出手段と、変速位置補正
手段と、該変速位置設定手段の設定値に対応して無段変
速装置の出力軸の回転数を設定する変速出力回転数設定
手段と、変速出力回転数検出手段と、油圧回路の前進駆
動用油圧検出手段及び後進用油圧検出手段とを具備し、
前記の作業機用動力取出軸には、少なくともそれが駆動
状態か非駆動状態かを検出する動力取出軸駆動検出手段
を具備するものとした無段変速式作業車両において、前
記変速位置設定手段、前記変速位置検出手段、前記変速
出力回転数設定手段、前記変速出力回転数検出手段、前
記前進駆動用油圧検出手段の中の一つまたは複数によ
り、作業車両が前進状態であると判断される場合に、前
記後進駆動用油圧検出手段にて後進状態にあることを検
出した時、特定の作業機による作業状態であると判定
し、それに対応する制御を行うよう構成する。
面を基に説明する。図1は、本発明に係る作業車両の実
施例としての農耕用トラクタの全体側面図、図2は、図
1図示の農耕用トラクタにおけるクラッチハウジングと
ミッションケースを中心とする部分の側面図、図3は、
同じく平面図、図4は、本発明に係るHST制御システ
ムブロック図、図5は、本発明に係るHST出力補正制
御の基本フローチャート図、図6は、図5図示の制御フ
ローチャートに、副変速段数によりHST回転数設定値
を補正する制御を加えたHST出力補正制御フローチャ
ート図、図7は、図5図示の制御フローチャートに、副
変速段数及びPTO変速段数によりHST回転数設定値
を補正する制御を加えたHST出力補正制御フローチャ
ート図、図8は、図5図示の制御フローチャートに、H
ST出力軸の増速制御を制限する制御を加えたHST出
力補正制御フローチャート図、図9は、ロータリー耕耘
機の装着を自動的に検出してロータリー耕耘用制御を行
う制御フローチャート図、図10は、ロータリー耕耘機
の装着を自動的に検出してロータリー耕耘用の車速制御
を行う制御フローチャート図、図11は、図10のフロ
ーチャートに続くフローチャートであって、ロータリー
耕耘かどうかの判断に基づき車速制御に関する設定値を
変更する車速制御ルーチンのフローチャート図である。
(トラクタ)の全体構成を図1より説明する。車両本体
の前後に左右前輪19と左右後輪20とが懸架され、前
部のボンネット18内にエンジン(内燃機関)Eが搭載
されており、電子ガバナ装置(内燃機関駆動制御装置)
2が付設されている。エンジンEからの動力が後輪20
に伝動されるべく、車両下部に前後方向にクラッチハウ
ジング4・ミッションケース5が連設されており、クラ
ッチハウジング4内の前半部は、図示されない主クラッ
チ機構と、機械式で複数段に速度設定可能な図示されな
い副変速装置とが配設され、クラッチハウジング4とミ
ッションケース5との間にHST3が配設され、ミッシ
ョンケース5の後半部に図示されないPTO変速機構が
配設されている。即ち、エンジン動力は、走行駆動系統
として、該主クラッチ機構、該副変速装置、該主クラッ
チ機構、HST3を経て、後輪20の車軸へと伝動され
る一方、PTO駆動系統として、該主クラッチ機構、該
PTO変速機構を経て、後記PTO軸7に伝動される。
なお、走行駆動系統より前輪19にも動力を伝動可能と
している。
なっており、該ステップ11の前部かつボンネット18
の後部にダッシュボード12が立設され、該ダッシュボ
ード12内に前後傾斜状にステアリングコラム13が配
設され、その上端部が後上方に突設し、その上端にステ
アリングハンドル14を配設している。ステップ11の
後部は、その左右両側をフェンダー15にて囲まれ、両
フェンダー15間に座席16が配設されている。左右各
フェンダー15の上面を利用して、HST操作レバー
(主変速レバー)9等の各種レバー用のレバーガイド1
aや、各種スイッチ類を配したスイッチパネル1bが設
けられている。また、これらの内側に、複数段に設定可
能な副変速装置の設定手段である副変速レバー10が配
設されている。なお、HST操作レバー9のグリップ部
には、上昇設定及び下降設定可能なワンタッチ昇降スイ
ッチSW1が付設されている。これらのレバー及びスイ
ッチ類の配設部分を、操作部1と称するものとする。前
部のダッシュボード12より後部の座席16及び操作部
1までの部分の上方は、キャビン17にて覆われてい
る。
(油圧式)対地作業機昇降制御装置6が配設されてお
り、該対地作業機昇降制御装置6には左右リフトアーム
6a・6aが後方に突設されていて上下回動されるもの
であり、また、該ミッションケース5の後端より、対地
作業機駆動用のPTO軸7が突設されるとともに、該リ
フトアーム6aの上下回動に伴って上下回動する図示さ
れない対地作業機装着用のリンク機構が後方に突設さ
れ、該リンク機構後端に車両後部に対地作業機(ロータ
リー耕耘機等)を装着して昇降可能とし、PTO軸(動
力取出軸)7を介して駆動するものとしている。
油圧式無段変速装置(HST)にて進行方向及び速度を
制御されるものである。このHST3、該HST3の油
圧ポンプの可動斜板位置を設定するための変速位置設定
手段であるHST操作レバー9、及びHSTの制御装置
における変速位置補正手段である斜板制御モータ8の配
設構造について図1乃至図3より説明する。まず、HS
T3は、クラッチハウジング4内の後半部とミッション
ケース5内の前半部に配設される。HST3は前部の水
平状油圧ポンプPと後部の水平状油圧モータMとを垂直
板状のセンタセクション3cを介して連結して相互に流
体連通させており、センタセクション3cはクラッチハ
ウジング4とミッションケース5との間に介装されてい
て、両者を連結している。油圧ポンプPより前方にHS
T入力軸(ポンプ軸)3aを、油圧モータMより後方に
HST出力軸(モータ軸)3bを、それぞれ水平状に突
設している。ミッションケース5内の後半部には図示さ
れないトランスミッション機構が配設されており、HS
T出力軸3bの回転を変速し、後輪20の車軸に伝動す
る。
ラッチ部であって、エンジンEの出力軸へ連設されるク
ラッチ機構を形成する他、図2の如く、上部の開口部4
aより前記ステアリングコラム13の下端部が嵌入され
て、ステアリング機構が形成されている。この前半部
と、HST油圧ポンプPの配設される後半部との境界部
分の上部に、該油圧ポンプPの可動斜板を位置制御する
斜板制御モータ(電動モータ)8が配設されており、そ
の後方にてダッシュボード12に覆われている。
で回動可能なモータアーム8bが配設されており、該モ
ータアーム8bと、HST油圧ポンプPの直前方に配設
された図2及び図3図示の垂直状の回動軸21の間にリ
ンク機構が連結され、更に回動軸21とHST油圧ポン
プPのトラニオン軸との間にリンク機構を連結してい
る。こうして、可動斜板モータ8の駆動に伴って、回動
軸21が回動し、それに連れて油圧ポンプPの可動斜板
が回動し、変速位置を変更するものである。
に設定する変速位置設定手段であるHST操作レバー9
は、前記の操作部1において、一フェンダー15上に形
成されたレバーガイド1aに配設され、該HST操作レ
バー9より図3図示の連結ロッド22が前記回動軸21
に固設されたアーム21aに連結されている。即ち、H
ST操作レバー9の回動操作により連結ロッド22を押
し引きし、これにより回動軸21を回動して、前記の斜
板制御モータ8による回動軸21の回動時と同様に、油
圧ポンプPの可動斜板を移動させるのである。
発明のHST及びその制御装置を利用した負荷制御機構
を適用した実施例であり、この負荷制御機構に関連する
システム構成について、図4より説明する。
ンサやスイッチ等の各種入力手段が操作部1、ガバナ
2、及びHST3に設けられている。まず、これらの入
力手段について説明する。HST3においては、油圧ポ
ンプPの可動斜板の角度(変速位置)を検出する(即
ち、変速位置検出手段である)斜板角センサS1、HS
T出力軸(モータ軸)3bの回転数を検出する(即ち、
変速出力回転数検出手段である)HST回転数センサS
2、前進駆動時に作動油の流動する油圧回路における作
動油圧を検出する前進用圧力センサ(前進用圧力検出手
段)S3、及び後進用圧力センサ(後進用圧力検出手
段)S4を具備しており、コントローラCに対し、斜板
角センサS1及び両圧力センサS3・S4からは検出電
圧(A/D)を入力し、HST回転数センサS2からは
検出した矩形波信号を入力する。
たレバー位置(レバー角)に比例してHST出力軸3b
の回転数が設定されるHST回転数設定器(変速出力回
転数設定手段)23が設けられ、コントローラCより出
力信号を受けて設定を行い、また、後記のHST出力補
正制御に際して、その設定値をコントローラCに入力す
るものとなっている。
式リンク機構にて連結されたHSTの変速位置設定手段
(進行方向、変速位置又は変速量を設定する手段)であ
るHST操作レバー(主変速レバー)9が設けられてい
て、その回動角度を検出するHSTレバー角センサS5
が具備されている。また、前記の如く、HST操作レバ
ー9のグリップ部に配設されたワンタッチ昇降スイッチ
SW1より上昇入力信号、下降入力信号がコントローラ
Cに入力される。
バー10の各設定段数に対応する入力信号をコントロー
ラCに入力する副変速スイッチSW2の他、PTO変速
スイッチSW3、自動/手動モード切換スイッチSW
4、PTOクラッチのON・OFF操作にてON・OF
FされるPTOクラッチスイッチSW5(動力取出軸駆
動検出手段)・・・等の各種スイッチSWが配設されて
おり、それぞれのスイッチ切換に伴ってそれに応じた入
力信号がコントローラCに入力される。
電子ガバナ装置(内燃機関駆動制御装置)2には、エン
ジンの負荷率(機関回転数/設定回転数)を検出する負
荷率モニタ(即ち、機関負荷検出手段)M1及び回転数
モニタ(即ち、機関回転数検出手段)M2を具備し、そ
れぞれのモニタ矩形波をコントローラCに入力する。ま
た、機関負荷設定手段としての負荷率設定器24が設け
られており、その設定負荷率の設定値に基づく信号(電
圧)がコントローラCに入力される。更に、アクセルレ
バーやアクセルペダル等の機関回転数設定手段が設けら
れていて、その設定量を検出するアクセルセンサS6よ
り、電子ガバナ装置2及びコントローラCに、その検出
電圧が入力される。
装置6においてリフトアーム6a昇降用のアクチュエー
ター(油圧シリンダー等)6bが設けられており、コン
トローラCよりアクチュエーター6bに昇降駆動用の出
力がなされる。また、過負荷表示ランプL1や自動/手
動モード表示ランプL2・・・等の各種表示ランプLを
具備する表示パネル25が配設されており、コントロー
ラCよりそれぞれの表示ランプLにON・OFF出力が
なされる。この中で、過負荷表示ランプL1には、後記
の如く負荷率設定器24の設定負荷率よりも負荷率モニ
タM1の検出負荷率が高い場合に、コントローラCが過
負荷状態であると判定して、点灯のためのON出力がな
される。また、バッテリチェッカ26とコントローラC
との間で相互に通信がなされる。
位することにより、油圧モータMのモータ軸である出力
軸3bの回転速度及び回転方向が変更される。この可動
斜板は、オペレータによるHST操作レバー9の人為操
作に追従して移動する一方、本発明の負荷制御用に変速
位置補正手段として設けられた電動(D/C)モータで
ある斜板制御モータ8の駆動により移動させることがで
きる。斜板制御モータ8にはモータ駆動ユニット8aが
付設されており、コントローラCよりモータ駆動ユニッ
ト8aに正転出力信号SG1、逆転出力信号SG2、駆
動停止出力信号SG3が出力される。正転出力信号SG
1と逆転出力信号SG2とはON・OFF出力信号であ
り、いずれか択一的に出力され、SG1・SG2のいず
れかが出力されると同時に、PWM(パルス波信号)で
ある駆動停止出力信号SG3が出力され、そのパルス波
のデューティ値によって駆動速度が設定する。これらの
出力信号SG1・SG2・SG3に基づいて、モータ駆
動ユニット8aより斜板制御モータ8に駆動信号SG5
が発信され、斜板制御モータ8が正転側または逆転側に
所定速度で駆動して、可動斜板を移動させる。
と駆動停止出力信号SG3とが同時に出力された場合、
可動斜板が斜板制御モータ8の正転する側(前進側とす
る。)に、駆動停止出力信号SG3のパルス波に基づく
速度で移動する。逆転出力信号SG2と駆動停止出力信
号SG3とが同時に出力されれば、可動斜板が後進側に
所定速度で移動するのである。
検出センサが具備されており、斜板制御モータ8の過負
荷が検出されれば、この検出信号(過負荷異常信号)S
G4がコントローラCに入力され、これに基づき、駆動
停止出力信号SG3がデューティ値0の状態で発信され
て、斜板制御モータ8を直ちに停止する。
域においてリミッタが設けられており、これに対応し
て、斜板制御モータ8にも正転側リミットと逆転側リミ
ットが設けられていて、該斜板制御モータ8が各リミッ
タに達した時に、正転リミット信号SG6または逆転リ
ミット信号SG7がコントローラCに発信される。
クタ)の構成及びHST制御機構に係るシステム構成に
おいて、本発明に係る負荷制御機構による制御について
図5乃至図10図示のフローチャートより説明する。
ち、HSTの出力補正制御構造に関する基本フローチャ
ートである。HST操作レバー9を操作することによ
り、HST3では油圧ポンプPの可動斜板がその設定位
置に移動するが、この時のHST操作レバー9の設定位
置が、レバー角センサS3にて検出される。また、この
レバー角センサS3の検出値に対応してHST回転数設
定器23において設定値が設定される。(例えば、該H
ST回転数設定器23における設定値HRは、該レバー
角センサS3の検出値LSの比例値とする。即ち、HR
=K×LS,Kは比例定数。)
可動斜板位置が前進域に設定されていることが確認され
た場合に(St1)、コントローラCにおいて、該検出
値に基づくHST回転数設定器23によるHST回転数
設定値HRを読み込む(St2)。そして、まず、作業
定格回転数(本実施例ではこれを2800rpmとして
いる。)以下であるかどうかを確認し、これが確認され
た場合において(St3)、更に、HST回転数センサ
S2によるHST回転数検出値KRを読み込む(St
4)。なお、前進設定時において、HR(>0)及びK
Rは、可動斜板が高速側にあるほど高い値を示すものと
している。
込んでおいたHST回転数設定値HRに基づいて、誤差
許容量▲HR(>0)を演算しており、HST回転数検
出値KRが、HST回転数設定値HRに基づく誤差許容
範囲内にあるかどうかを比較演算するものである。この
比較演算の結果、HST回転数検出値KRがHST回転
数設定値HRの誤差許容範囲の上限値(HR+▲HR)
よりも高い場合(KR>HR+▲HR)は(St5)、
設定したHST回転数よりも実際のHST回転数がかな
り高い状態であり、従って車速が設定車速よりも速くな
っているので、斜板制御モータ8を用いてHST油圧ポ
ンプPの可動斜板を低速側に移動させ(St6)、HS
T出力軸3bを減速し、設定車速に近づけるよう車速を
落とすのである。
転数設定値HRの誤差許容範囲の下限値(HR−▲H
R)よりも低い場合(KR<HR−▲HR)は(St
7)、設定したHST回転数よりも実際のHST回転数
がかなり低い状態であり、従って車速が設定車速よりも
遅くなっているので、斜板制御モータ8を用いてHST
油圧ポンプPの可動斜板を高速側に移動させ(St
8)、HST出力軸3bを増速し、設定車速に近づける
よう車速を上げるのである。
略設定速度に保持され、例えば播種作業等の対地作業に
おいて、設定した速度に対応した正確な作業ピッチ(播
種ピッチ)を得ることができ、また、ガバナ制御等との
組合せで、定速走行も可能となり、均等な播種ピッチを
得られる。
3における設定値HRは、HST操作レバー(主変速レ
バー)9の設定したレバー位置(レバー角センサS5の
検出値LS)に対応する(例えば、前記の如くHR=K
×LS)としたが、更に、複数段に設定可能な副変速装
置がHSTの上手側にある場合には、副変速装置の設定
に対応して設定値HRを変更する。例えば、一速段及び
二速段を有する副変速装置の場合には、一速の場合にH
R=K1 ×LS、二速の場合にHR=K2 ×LSとす
る。(K1 は副変速装置が一速段の場合に対応する比例
定数、K2 は同じく二速段の場合に対応する比例定数で
ある。)
フローチャートに、HST回転数設定値HRの副変速段
数への対応補正を加味したものである。即ち、HST回
転数設定器23によるHST回転数検出値HRを読み込
む(St2)とともに、前記の操作部1における副変速
スイッチSW2の設定により、副変速段数を読み込み
(St2+a)、HST回転数設定値HRを、読み込ん
だ副変速段数に対応して補正し(St2+b)、それか
ら前記のようにHST回転数検出値KRを読み込み、図
5図示と同様の制御を行うものとしている(St3〜S
t8)。
の速度段を複数に設定可能なPTO変速スイッチSW3
が配設されている。機関回転数が一定であると仮定する
と、車速は主変速レバーであるHST操作レバー9の設
定(レバー角センサS5の検出値LS)と副変速レバー
10の設定(副変速スイッチSW2の入力値)の組合せ
で決定するが、作業効率、即ち作業ピッチ(耕耘ピッチ
等)は、車速と作業機の駆動速度(例えばロータリー耕
耘機の場合には、ロータリー耕耘爪の回転速度)との組
合せにより決定する。そこで、作業ピッチを設定する上
で、例えば、表1の如く、副変速装置の設定段数とPT
O変速装置の変速段数(本実施例ではそれぞれ一速段と
二速段に設定可能。)との組合せにより、前記のHST
回転数設定値HRの設定値を対応させる。
ラCにおいて、表1のテーブルを記憶しておき、図6図
示のフローチャートにおける副変速段数の読み込みのス
テップ(St2+a)を、副変速段数及びPTO変速段
数の読み込みのステップ(St2+a’)とし、また、
HST回転数設定値HRを副変速段数で補正するステッ
プ(St2+b)を、表1のテーブルをもとにHST回
転数設定値HRを補正するステップ(St2+b’)と
したものである。
力補正の基本制御において、(KR>HR+▲HR)の
場合のHST出力軸3bの減速制御は、該出力軸3bの
トルクが上昇するので問題はないが、一方の、(KR<
HR−▲HR)の場合のHST出力軸3bの増速制御
は、該出力軸3bのトルクが低減するので、過負荷状態
になったり、エンストとなる可能性を孕んでいる。
基本フローチャートに加え、(KR<HR−▲HR)で
ある場合に、前記の電子ガバナ装置2の具備する検出手
段を用いて、過負荷状態か、またはエンストのおそれが
ある程に機関回転数が低下している場合に、増速制御を
回避するよう制御するものである。このフローチャート
は、図6及び図7図示のフローチャートにも適用可能で
ある。この場合には、図8図示のフローチャートにおい
て、図6図示のステップ(St2+a,St2+b)、
または図7図示のステップ(St2+a’,St2+
b’)をステップ(St2)の次に挿入すればよい。
て、コントローラCによるHST回転数検出値KRと、
HST回転数設定値HRとの間の比較演算を行った結
果、KR<HR−▲HRである場合に(St7)、前記
負荷率モニタM1による検出負荷率ELを読み込み(S
t10)、負荷率設定器24にて予め設定している設定
負荷率SLと比較して、検出負荷率ELが設定負荷率S
L以下の場合には(St11)、更に、アクセルセンサ
(機関回転数設定器)S6にて設定機関回転数ESを読
み込む(St12)とともに、機関回転数モニタ(セン
サ)M2による検出機関回転数ERを読み込む(St1
3)。なお、過負荷状態の時には、前記の過負荷表示ラ
ンプL1が点灯している。ここで、コントローラCに
て、予め機関回転数許容低減量DRが設定(或いは、読
み込んだ設定機関回転数ESを基に、機関回転数許容低
減量DRを一定の演算式にて算出するものとしてもよ
い。)されており、検出機関回転数ERが設定機関回転
数ESに対して許容低減域内(ER≧ES−DR)であ
ることが確認されて(St14)、初めて可動斜板の増
速側への移動、即ちHST出力軸3bの増速制御を行う
ものである(St15)。
の結果、過負荷状態(EL>SL)であることが判定さ
れた場合(St16)、また、少負荷状態であっても、
検出機関回転数ERが設定機関回転数ESに対する許容
下限値(ES−DR)よりも小さい場合(ER<ES−
DR)は(St17)、トルク低減を伴うHST出力軸
3bの増速制御を行わないものとし、エンストを回避で
きる。なお、これにより、車速は設定した速度よりも低
くなり、作業ピッチが設定したピッチよりも短くなる要
因となるが、これはガバナ制御による機関回転数制御で
是正することも考えられる。
における車速補正制御に関するものであり、次に、図9
及び図10図示のHSTを利用した装着作業機(ロータ
リー耕耘機)の判定に関するフローチャートについて説
明する。
回転数及び負荷の制御、HSTの出力制御、作業機の高
さ制御等において、それぞれ、装着する作業機に対応し
た制御がなされなければ、その作業機に見合う良好な作
業を行うことができない。即ち、装着する作業機の種類
等に応じて、機関負荷率等、各種の設定値を変更しなけ
ればならない。例えば、前記の図5乃至図8図示の車速
補正制御においては、装着する作業機の種類や大きさに
対応して、主変速レバーの操作位置に対応するHST回
転数設定器23の設定値を変更する。また、作業高さの
設定についても作業機の種類等に応じたものとする。
機の装着の度毎に人為的にこのような設定値を変更する
ことはやむを得ないことであるが、頻繁に使用される作
業機については、装着すれば自然に各制御に関する各種
の設定値が決定するようにしたい。そのためには、その
作業機を装着した時に、その作業機を特定する手段が必
要である。本実施例では、特定すべき作業機をロータリ
ー耕耘機(農耕用トラクタにおいては最もよく使用され
る。)とし、その特定手段としては、もともとHSTに
具備された検出手段を用いるものであり、他に新たにそ
れ専用に検出手段を設けずにすむので、コストを抑える
ことができる。
の特定のためには、ロータリー耕耘機の装着の時に顕著
な特徴を検出しなければならない。ロータリー耕耘機を
装着した時の顕著な特徴として、HST出力軸3bに背
圧が強くかかることが挙げられる。即ち、ロータリー耕
耘機による耕耘作業は、必ず前進走行時に行われるもの
であり、従って、前記レバー角センサS5や斜板位置セ
ンサS1等は、それぞれ、主変速レバー9やHST油圧
ポンプPの可動斜板が前進位置にあることを検出し、ま
た、HST3に具備される前進用油圧センサ(前進用油
圧検出手段)S3も、前進駆動用に流動する作動油圧を
検出するはずである。それにもかかわらず、HST3に
おいて、後進用油圧センサ(後進用油圧検出手段)S4
にて、後進時に現れる作動油圧の検出が認められる場合
には、ロータリー耕耘機の装着によって生じる背圧が原
因と判断し、この時、ロータリー耕耘機の装着状態であ
ると判定して、各種制御における設定値を、ロータリー
耕耘機の装着時に対応した値にするのである。
耕耘機装着の判定の手順について説明する。ここでは、
ロータリー耕耘機装着時に対応して各種設定値(例えば
負荷率設定値や作業高さ設定値等)を設定した場合の各
種制御(例えばガバナによる車速制御や作業機高さ制御
等)を総称してロータリー制御とし、コントローラCに
おいて、そのロータリー制御ルーチンの立ち上げのため
にロータリー制御フラグを設定している。即ち、ロータ
リー制御用フラグが1(ロータリー耕耘用FLAG=
1)の時に、ロータリー制御ルーチンを立ち上げるもの
としている。
ロータリー制御用フラグは0(ロータリー耕耘用FLA
G=0)であり(St22)、自動/手動モード切換ス
イッチSW4にて自動モードを選択した場合において
(St23)、作業機が作業状態であるかどうかを判断
すべく、ワンタッチ昇降スイッチ が「下げ」に設定さ
れているかどうか検出する。「下げ」設定の場合には
(St24)、作業機が作業状態にあると判断し、ロー
タリー耕耘用フラグが0(ロータリー耕耘用FLAG=
0)であることが確認されると(St25)、ワンタッ
チ昇降スイッチが「下げ」、即ち作業状態にあることに
伴う一連のシーケンス制御を行う(St26)。
かどうかの判断手順に移る。即ち、レバー角センサS5
の検出値の読み取りにより、HST操作レバー9が前進
位置にあることを確認し(St27)、更に、斜板角セ
ンサS1の検出値の読み取りにより、斜板位置(HST
油圧ポンプPの可動斜板の位置)が前進側にあることが
確認されると(St28)、車両は前進駆動していると
判断される。いずれか一つのセンサ検出で前進駆動と判
断することも考えられるが、斜板位置とHST操作レバ
ー9の設定位置との間に誤差が生じる場合があることを
想定し、このように、複数のセンサ検出にて前進駆動を
判断するものである。
ることが検出されると(St27+a or St28
+a)、車両が後進駆動している可能性があるので、こ
の時は、前記のように自動/手動モード切換スイッチS
W4を自動設定している状態であっても、制御モードは
手動モードに切り換えられ(St33)、車速操作等
は、作業者が、負荷率や速度計等の表示を見ながら車速
を制御したり、作業機の高さを調節したりすることとな
る。
置より前進駆動と判断した場合において、HST3の具
備する前進用圧力センサS3による前進用作動圧検出値
(FP)と後進用圧力センサS4による後進用作動圧検
出値(RP)の読み込みを行い(St29)、両センサ
検出値FPとRPの比較演算を行う。ここで、後進用作
動圧検出値RPが前進用作動圧検出値FPに比べて大き
い(或いは非常に大きい)場合(St30)、作動圧に
関しては後進駆動状態の時の特徴を呈していることとな
る。なお、後進用作動圧検出値RPのみを読み取り、R
P>0であれば作動圧に関して後進駆動状態であると判
断してもよい。
うかをPTOクラッチスイッチSW5のON・OFFに
て検出する。PTOクラッチがONしている状態を確認
すると(St31)、作業車両自体は前進駆動状態であ
るのに、HSTの作動圧に関して後進駆動状態を呈する
のは、ロータリー耕耘機を装着して駆動している状態
で、HST3の出力側に背圧がかかることで生じる現象
なので、この状態が現れた時に、装着している作業機は
ロータリー耕耘機であると判断し、コントローラCにお
いて、ロータリー耕耘用フラグを1(ロータリー耕耘用
FLAG=1)とし(St32)、ロータリー耕耘用の
ルーチンに移行する(St33)。なお、PTOクラッ
チがOFFしているのであれば、作動油圧の状態が異常
であると判断されるので、他のルーチンに移行する(S
t31+a)。
が「下げ」で駆動状態)において、HST出力側に後進
用の作動油圧での基準圧が検出されない時(即ち、後進
用油圧センサS4の検出状態より、ロータリー耕耘機装
着時でないと判断される時)は、他の作業機の装着時、
或いは作業機を装着していない時と判断され、本実施例
では、手動制御ルーチンに移行させ(St34)、例え
ば車速操作や作業機野高さ調節等を手動で行うようにし
ているが、例えば負荷率や作業高さを非ロータリー耕耘
機装着時で一律に設定しておき、他のロータリー耕耘以
外の一般的な自動制御ルーチンを設けておいて、ロータ
リー作業機を装着していないと判断された時に、この制
御ルーチンに移行するものとしてもよい。
チSW4を自動モードに設定した状態において、作業車
両の前進走行を開始すると、すぐにHSTの作動圧の検
出によりロータリー耕耘機を装着した状態か否かが判断
され、自動的にロータリー耕耘機に対応した制御(ロー
タリー制御)がなされるので、作業者にとっては、一々
負荷率等の設定を行う操作がいらず、操作の容易な、そ
して、確実なロータリー作業を得ることができるのであ
る。
制御や作業高さ制御等、いろいろな制御が含まれている
が、図10及び図11は、図9におけるロータリー制
御、及びロータリー耕耘用フラグ(ロータリー耕耘用F
LAG)を、車速制御、及び車速制御用フラグ(車速制
御用FLAG)と置換しており、ここにおける車速制御
とは、電子ガバナ装置2による機関回転数制御としての
車速制御を言うものであり、ロータリー制御の対象の中
に含まれる。従って、図10図示のロータリー制御とし
ての車速制御を行うかどうかの判断は、前記の図9の流
れと同じである。
いて説明する。これは、車速制御用フラグの検出によ
り、ロータリー耕耘制御としての車速制御を選択する
か、それ以外の車速制御を選択するかのルーチンであ
る。コントローラCには予め電子ガバナ装置2の具備す
る負荷率設定器24の設定値や、機関回転数の増減量等
に関して、ロータリー耕耘用と非ロータリー耕耘用の二
つのテーブル(TABLE)が設定されており、車速制
御用フラグが0(車速制御用FLAG=0)である場合
(即ち、作業機がロータリー耕耘機でない場合)は(S
t37)、非ロータリー耕耘用のテーブル(TABL
E)を読み込み、電子ガバナ装置2の負荷率設定値は、
本実施例では95%とし(St38)、この設定負荷率
に基づいてガバナ制御による車速制御を行う。
G=1)である場合(St35)には、ロータリー耕耘
用のテーブル(TABLE)を読み込み、電子ガバナ装
置2において、本実施例では負荷率を97%に設定し、
機関回転数は、設定機関回転数に対して200rpm低
減するようにする(St36)。即ち、ロータリー耕耘
に対応して機関回転数を落としてトルクを上昇させて作
業負荷を高めた状態にして、機関出力の制御を行うもの
としているのである。
造に関して、以上のように構成することにより、次のよ
うな効果を奏する。まず、請求項1記載の如き制御構造
とすることで、無段変速装置の実際の変速位置が、負荷
や油温等の条件により変速位置設定手段による設定位置
に対してずれていたとしても、無段変速装置の出力制御
を行って、その実回転数を設定回転数に補正する(或い
は近づける)ので、実際の車速が、作業者が想定して設
定した変速位置に正しく対応した車速となり、作業者の
思い描いていた車速にて走行できる。
正した車速を一定に保持することもでき、作業ピッチ
(耕耘ピッチ、播種ピッチ、移植ピッチ等)を、想定し
ていた値で均等にすることができ、良好な作業が可能と
なる。また、作業者の人為的な変速位置設定手段の操作
でなく、無段変速装置の出力軸の回転数の検出値と、該
変速位置設定手段の設定値に対応する該出力軸の回転数
の設定値との間の誤差を検出した場合に、変速位置補正
手段により自動的に無段変速装置の出力制御を行うの
で、作業者が車速を見ながら煩雑な車速の補正操作を行
う必要がない。
出力軸回転数の設定値よりも実回転数が少ない場合に
は、増速制御を行うこととなるが、請求項2記載の構成
によれば、過負荷状態の場合、または機関回転数がその
設定回転数から見てエンストのおそれのある程に低い場
合には、増速制御を行わないので、無段変速装置の出力
軸の増速に伴うトルク低減により生じうるエンストは回
避される。
の回転数設定手段の設定値は、変速位置設定手段の設定
位置に対応して設定されるものであり、これに加えて、
請求項3記載の如く、副変速装置の設定速度段にも対応
するものとしたので、主変速装置である無段変速装置と
副変速装置との組合せに対応して無段変速装置の出力軸
の回転数設定がなされ、作業者が、ある車速を想定し
て、無段変速装置の変速位置と副変速装置の速度段数と
を組合せて人為的に設定した車速に応じて、正しい車速
を得ることができ、作業者は、広い範囲で思うままの車
速を正確に得ることができるのである。
求項4記載の如く構成することにより特定の作業機を装
着していることを検出することが可能となり、その作業
機を装着している場合と、それ以外の場合との間で、作
業者が一々各種制御(例えば機関出力の制御や作業高さ
の制御)に対する設定値(例えば機関負荷設定値や作業
高さ設定値)を作業機に対応して変更する操作が不要と
なり、自動的にその作業機に対応した制御がなされて、
良好な作業が得られる。また、その作業機の特定のため
に他に専用の検出手段を使用することなく、無段変速装
置における既設の圧力検出手段段を用いてことにより特
定が可能であり、コストを抑えることができる。
トラクタの全体側面図である。
ウジングとミッションケースを中心とする部分の側面図
である。
ある。
チャート図である。
によりHST回転数設定値を補正する制御を加えたHS
T出力補正制御フローチャート図である。
及びPTO変速段数によりHST回転数設定値を補正す
る制御を加えたHST出力補正制御フローチャート図で
ある。
軸の増速制御を制限する制御を加えたHST出力補正制
御フローチャート図である。
ータリー耕耘用制御を行う制御フローチャート図であ
る。
ロータリー耕耘用の車速制御を行う制御フローチャート
図である。
トであって、ロータリー耕耘かどうかの判断に基づき車
速制御に関する設定値を変更する車速制御ルーチンのフ
ローチャート図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも、無段変速装置及びその制御
機構を備え、該無段変速装置の制御機構は、少なくと
も、変速位置設定手段と、変速位置検出手段と、変速位
置補正手段と、該変速位置設定手段の設定値に対応して
無段変速装置の出力軸の回転数を設定する変速出力回転
数設定手段と、変速出力回転数検出手段とを具備するも
のとした無段変速式作業車両において、前進設定時で、
設定変速出力回転数と検出変速出力回転数との間に誤差
が生じた場合に、これを是正すべく、前記変速位置補正
手段を用いて、無段変速装置の出力軸制御を行うよう構
成されたことを特徴とする無段変速式作業車両の制御構
造。 - 【請求項2】 少なくとも、内燃機関及びその制御機構
と、無段変速装置及びその制御機構とを備え、前記の内
燃機関の制御機構は、少なくとも、機関回転数検出手段
と、機関回転数設定手段と、機関負荷検出手段と、機関
負荷設定手段とを具備し、前記の無段変速装置の制御機
構は、少なくとも、変速位置設定手段と、変速位置検出
手段と、変速位置補正手段と、該変速位置設定手段の設
定値に対応して無段変速装置の出力軸の回転数を設定す
る変速出力回転数設定手段と、変速出力回転数検出手段
とを具備し、前進設定時で、設定変速出力回転数と検出
変速出力回転数との間に誤差が生じた場合に、これを是
正すべく、前記変速位置補正手段を用いて、無段変速装
置の出力軸制御を行うものとした無段変速式作業車両の
制御構造において、検出変速出力回転数が設定変速出力
回転数より一定以上低い場合に、検出機関負荷が設定機
関負荷より大きいか、または検出機関回転数が設定機関
回転数から見てエンストのおそれのある範囲にある場合
には、前記の変速位置補正手段による無段変速装置の出
力軸制御を行わないよう構成したことを特徴とする無段
変速式作業車両の制御構造。 - 【請求項3】 少なくとも、内燃機関及びその制御機構
と、無段変速装置及びその制御機構とを備え、前記の内
燃機関の制御機構は、少なくとも、機関回転数検出手段
と、機関回転数設定手段と、機関負荷検出手段と、機関
負荷設定手段とを具備し、前記の無段変速装置の制御機
構は、少なくとも、変速位置設定手段と、変速位置検出
手段と、変速位置補正手段と、該変速位置設定手段の設
定値に対応して無段変速装置の出力軸の回転数を設定す
る変速出力回転数設定手段と、変速出力回転数検出手段
とを具備し、前進設定時で、設定変速出力回転数と検出
変速出力回転数との間に誤差が生じた場合に、これを是
正すべく、前記変速位置補正手段を用いて、無段変速装
置の出力軸制御を行うものとした無段変速式作業車両の
制御構造において、前記変速出力回転数設定手段は、前
記無段変速装置と直列的に配設される複数段に設定可能
な副変速装置の設定速度段に対応して設定値を変更する
よう構成したことを特徴とする無段変速式作業車両の制
御構造。 - 【請求項4】 少なくとも、油圧式無段変速装置及びそ
の制御機構と、作業機用動力取出軸とを備え、前記の油
圧式無段変速装置の制御機構は、少なくとも、変速位置
設定手段と、変速位置検出手段と、変速位置補正手段
と、該変速位置設定手段の設定値に対応して無段変速装
置の出力軸の回転数を設定する変速出力回転数設定手段
と、変速出力回転数検出手段と、油圧回路の前進駆動用
油圧検出手段及び後進用油圧検出手段とを具備し、前記
の作業機用動力取出軸には、少なくともそれが駆動状態
か非駆動状態かを検出する動力取出軸駆動検出手段を具
備するものとした無段変速式作業車両において、前記変
速位置設定手段、前記変速位置検出手段、前記変速出力
回転数設定手段、前記変速出力回転数検出手段、前記前
進駆動用油圧検出手段の中の一つまたは複数により、作
業車両が前進状態であると判断される場合に、前記後進
駆動用油圧検出手段にて後進状態にあることを検出した
時、特定の作業機による作業状態であると判定し、それ
に対応する制御を行うよう構成したことを特徴とする無
段変速式作業車両の制御構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6866398A JPH11264465A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 無段変速式作業車両の制御構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6866398A JPH11264465A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 無段変速式作業車両の制御構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11264465A true JPH11264465A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13380187
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6866398A Pending JPH11264465A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | 無段変速式作業車両の制御構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11264465A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007085518A (ja) * | 2005-09-26 | 2007-04-05 | Kubota Corp | 作業車の走行操作装置 |
| KR100773633B1 (ko) | 2005-09-26 | 2007-11-05 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 작업차의 부하 제어 구조 |
| JP2010036652A (ja) * | 2008-08-01 | 2010-02-18 | Kubota Corp | 作業機の走行制御装置 |
| JP2021104724A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-26 | 日野自動車株式会社 | 車両 |
| WO2021187206A1 (ja) * | 2020-03-17 | 2021-09-23 | 日立建機株式会社 | 作業車両 |
| JP2023078960A (ja) * | 2021-11-26 | 2023-06-07 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP6866398A patent/JPH11264465A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| KR100773633B1 (ko) | 2005-09-26 | 2007-11-05 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 작업차의 부하 제어 구조 |
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| CN114207327A (zh) * | 2020-03-17 | 2022-03-18 | 日立建机株式会社 | 作业车辆 |
| CN114207327B (zh) * | 2020-03-17 | 2023-08-11 | 日立建机株式会社 | 作业车辆 |
| US12031299B2 (en) | 2020-03-17 | 2024-07-09 | Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. | Work vehicle |
| JP2023078960A (ja) * | 2021-11-26 | 2023-06-07 | 井関農機株式会社 | コンバイン |
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