JPH11265163A - Ac型pdpの駆動方法 - Google Patents
Ac型pdpの駆動方法Info
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- JPH11265163A JPH11265163A JP10068215A JP6821598A JPH11265163A JP H11265163 A JPH11265163 A JP H11265163A JP 10068215 A JP10068215 A JP 10068215A JP 6821598 A JP6821598 A JP 6821598A JP H11265163 A JPH11265163 A JP H11265163A
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- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- discharge
- address
- row
- priming
- Prior art date
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- Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】所要時間の延長を避けつつアドレッシングの信
頼性を高めることを目的とする。 【解決手段】線走査形式で表示内容に応じた帯電分布を
形成するアドレス期間にTAおいて、行毎に、電極X,
Yの対に対してプライミング放電を生じさせるための電
圧Ppx,Ppyを印加した後に、帯電状態の変更が必
要なセルのみに対してアドレス放電を生じさせるための
電圧Pax,Pay,Paを印加し、選択順位がi番目
の行のセルに対する電圧Pax,Pay,Paの印加と
同時に、(i+2)番目又はそれより後側の行の電極対
に対してプライミング放電を生じさせるための電圧Pa
x,Pay,Paを印加する。iは1〜n−2(n:選
択対象の行数)までの整数である。
頼性を高めることを目的とする。 【解決手段】線走査形式で表示内容に応じた帯電分布を
形成するアドレス期間にTAおいて、行毎に、電極X,
Yの対に対してプライミング放電を生じさせるための電
圧Ppx,Ppyを印加した後に、帯電状態の変更が必
要なセルのみに対してアドレス放電を生じさせるための
電圧Pax,Pay,Paを印加し、選択順位がi番目
の行のセルに対する電圧Pax,Pay,Paの印加と
同時に、(i+2)番目又はそれより後側の行の電極対
に対してプライミング放電を生じさせるための電圧Pa
x,Pay,Paを印加する。iは1〜n−2(n:選
択対象の行数)までの整数である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、面放電構造のAC
型PDP(Plasma Display Panel:プラズマディスプレ
イパネル)の駆動方法に関する。
型PDP(Plasma Display Panel:プラズマディスプレ
イパネル)の駆動方法に関する。
【0002】PDPは、基板対を支持体とする自己発光
型の薄型表示デバイスであり、カラー画面の実用化を機
にテレビジョン映像やコンピュータのモニターなどの用
途で広く用いられるようになってきた。市場が拡大する
につれて、動作の信頼性に対する要求も厳しくなってき
ている。
型の薄型表示デバイスであり、カラー画面の実用化を機
にテレビジョン映像やコンピュータのモニターなどの用
途で広く用いられるようになってきた。市場が拡大する
につれて、動作の信頼性に対する要求も厳しくなってき
ている。
【0003】
【従来の技術】カラー表示デバイスとして3電極面放電
構造のAC型PDPが商品化されている。これは、マト
リクス表示の行(ライン)毎に点灯維持のための一対の
主電極(第1及び第2の電極)が配置され、列毎にアド
レス電極(第3の電極)が配置されたものである。セル
間の放電干渉を防止する隔壁はストライプ状に設けられ
ている。AC型であるので、表示に際しては主電極を覆
う誘電体層のメモリ機能が利用される。すなわち、線走
査形式で表示内容に応じた帯電状態を形成するアドレッ
シングを行い、その後に全ての主電極対に対して一斉に
交番極性の点灯維持電圧Vsを印加する。これにより、
壁電荷の存在するセルのみにおいて実効電圧(セル電圧
ともいう)Veff が放電開始電圧Vfを越えて基板面に
沿った面放電が生じる。点灯維持電圧Vsの印加周期を
短くすれば、見かけの上で連続した点灯状態が得られ
る。
構造のAC型PDPが商品化されている。これは、マト
リクス表示の行(ライン)毎に点灯維持のための一対の
主電極(第1及び第2の電極)が配置され、列毎にアド
レス電極(第3の電極)が配置されたものである。セル
間の放電干渉を防止する隔壁はストライプ状に設けられ
ている。AC型であるので、表示に際しては主電極を覆
う誘電体層のメモリ機能が利用される。すなわち、線走
査形式で表示内容に応じた帯電状態を形成するアドレッ
シングを行い、その後に全ての主電極対に対して一斉に
交番極性の点灯維持電圧Vsを印加する。これにより、
壁電荷の存在するセルのみにおいて実効電圧(セル電圧
ともいう)Veff が放電開始電圧Vfを越えて基板面に
沿った面放電が生じる。点灯維持電圧Vsの印加周期を
短くすれば、見かけの上で連続した点灯状態が得られ
る。
【0004】テレビジョン映像のような時系列の画像の
表示に際しては、ある画像の点灯維持の終了から次の画
像のアドレッシングまでの期間に、表示の乱れを防止す
るために画面全体の帯電状態を均一化するアドレッシン
グ準備が行われる。例えば、点灯すべきセルのみに壁電
荷を形成する書込みアドレス形式の場合には、アドレッ
シングに先立って画面全体の電荷を消去するリセット処
理が行われる。
表示に際しては、ある画像の点灯維持の終了から次の画
像のアドレッシングまでの期間に、表示の乱れを防止す
るために画面全体の帯電状態を均一化するアドレッシン
グ準備が行われる。例えば、点灯すべきセルのみに壁電
荷を形成する書込みアドレス形式の場合には、アドレッ
シングに先立って画面全体の電荷を消去するリセット処
理が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにストライ
プパターンの隔壁によって放電空間が列毎に区画されて
いる構造では、各列内でしかプライミング効果を生む空
間電荷の移動が起こらない。したがって、行単位に放電
を生じさせるアドレス期間での各セルのプライミング効
果に寄与する電荷は、アドレッシング準備の放電で生じ
て残留している空間電荷、及び行選択(走査)の上流側
のセルでのアドレス放電で生じた空間電荷である。上流
側のセルがアドレス放電を生じさせる必要のないセル
(例えば書込みアドレス形式における非点灯セル)の場
合には、アドレッシング準備段階で生じた空間電荷のみ
がプライミング効果に寄与することになる。このため、
特にアドレス期間の終盤に選択される行において、アド
レッシング準備からの経過時間が長く空間電荷の残留量
が少ないことから放電遅れが顕著になり、スキャンパル
ス幅で規定される1行分の走査時間(アドレスサイク
ル)内にアドレス放電が起こらず、表示欠陥が生じてし
まうという重大な問題があった。
プパターンの隔壁によって放電空間が列毎に区画されて
いる構造では、各列内でしかプライミング効果を生む空
間電荷の移動が起こらない。したがって、行単位に放電
を生じさせるアドレス期間での各セルのプライミング効
果に寄与する電荷は、アドレッシング準備の放電で生じ
て残留している空間電荷、及び行選択(走査)の上流側
のセルでのアドレス放電で生じた空間電荷である。上流
側のセルがアドレス放電を生じさせる必要のないセル
(例えば書込みアドレス形式における非点灯セル)の場
合には、アドレッシング準備段階で生じた空間電荷のみ
がプライミング効果に寄与することになる。このため、
特にアドレス期間の終盤に選択される行において、アド
レッシング準備からの経過時間が長く空間電荷の残留量
が少ないことから放電遅れが顕著になり、スキャンパル
ス幅で規定される1行分の走査時間(アドレスサイク
ル)内にアドレス放電が起こらず、表示欠陥が生じてし
まうという重大な問題があった。
【0006】この間題の回避手段として、行を選択する
スキャンパルスの印加の直前に選択対象の行で空間電荷
を形成するためのプライミング放電を起こさせる手法が
提案されている(特開平9−6280号)。プライミン
グ放電は表示内容に係わらず行内の全てのセルで生じ、
アドレス放電は確実に起こる。
スキャンパルスの印加の直前に選択対象の行で空間電荷
を形成するためのプライミング放電を起こさせる手法が
提案されている(特開平9−6280号)。プライミン
グ放電は表示内容に係わらず行内の全てのセルで生じ、
アドレス放電は確実に起こる。
【0007】しかし、従来の駆動方法では、行毎にプラ
イミング放電を生じさせるためのパルスとアドレス放電
を生じさせるためのパルスとを印加するので、画面全体
のアドレッシングの所要時間が、プライミング放電を生
じさせない場合の2倍以上に延びてしまうという問題が
あった。動画表示においてはより高速のアドレッシング
が望ましい。
イミング放電を生じさせるためのパルスとアドレス放電
を生じさせるためのパルスとを印加するので、画面全体
のアドレッシングの所要時間が、プライミング放電を生
じさせない場合の2倍以上に延びてしまうという問題が
あった。動画表示においてはより高速のアドレッシング
が望ましい。
【0008】本発明は、所要時間の延長を避けつつアド
レッシングの信頼性を高めることを目的としている。
レッシングの信頼性を高めることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明においては、アド
レッシングに際して行毎にプライミング放電を生じさせ
てアドレス放電を確実に生じさせる。そして、ある行で
アドレス放電を生じさせるのと同時に、当該行と隣接し
ない他の行でプライミング放電を生じさせるように、駆
動電圧の印加タイミングを選定する。これにより、アド
レッシングの所要時間の大幅な延長は避けられ、プライ
ミング放電とアドレス放電との干渉が防止される。
レッシングに際して行毎にプライミング放電を生じさせ
てアドレス放電を確実に生じさせる。そして、ある行で
アドレス放電を生じさせるのと同時に、当該行と隣接し
ない他の行でプライミング放電を生じさせるように、駆
動電圧の印加タイミングを選定する。これにより、アド
レッシングの所要時間の大幅な延長は避けられ、プライ
ミング放電とアドレス放電との干渉が防止される。
【0010】請求項1の発明の方法は、マトリクス表示
の行毎に面放電を生じさせるための電極対を構成するよ
うに第1及び第2の主電極が複数ずつ配列され、列毎に
第3の電極が配列され、且つ放電空間が列方向において
画面の全長にわたって連続したAC型PDPの駆動方法
であって、各行を配列順に選択する線走査形式で表示内
容に応じた帯電分布を形成するアドレス期間において、
行毎に、前記電極対に対してプライミング放電を生じさ
せるための電圧を印加した後に、帯電状態の変更が必要
なセルのみに対してアドレス放電を生じさせるための電
圧を印加し、選択順位がi番目の行の前記セルに対する
アドレス放電を生じさせるための前記電圧の印加と同時
に、(i+2)番目又はそれより後側の行の前記電極対
に対してプライミング放電を生じさせるための前記電圧
を印加するものである。iは1〜(選択対象の行数−
2)までの整数である。
の行毎に面放電を生じさせるための電極対を構成するよ
うに第1及び第2の主電極が複数ずつ配列され、列毎に
第3の電極が配列され、且つ放電空間が列方向において
画面の全長にわたって連続したAC型PDPの駆動方法
であって、各行を配列順に選択する線走査形式で表示内
容に応じた帯電分布を形成するアドレス期間において、
行毎に、前記電極対に対してプライミング放電を生じさ
せるための電圧を印加した後に、帯電状態の変更が必要
なセルのみに対してアドレス放電を生じさせるための電
圧を印加し、選択順位がi番目の行の前記セルに対する
アドレス放電を生じさせるための前記電圧の印加と同時
に、(i+2)番目又はそれより後側の行の前記電極対
に対してプライミング放電を生じさせるための前記電圧
を印加するものである。iは1〜(選択対象の行数−
2)までの整数である。
【0011】請求項2の発明の駆動方法は、前記画面の
列方向の外側に、前記電極対と同一構成の少なくとも1
対の補助電極対を設け、前記アドレス期間において、選
択順位が1番目の先頭行の前記電極対に対してプライミ
ング放電を生じさせるための前記電圧を印加する以前
に、前記補助電極対に対してプライミング放電を生じさ
せるための前記電圧を印加するものである。
列方向の外側に、前記電極対と同一構成の少なくとも1
対の補助電極対を設け、前記アドレス期間において、選
択順位が1番目の先頭行の前記電極対に対してプライミ
ング放電を生じさせるための前記電圧を印加する以前
に、前記補助電極対に対してプライミング放電を生じさ
せるための前記電圧を印加するものである。
【0012】請求項3の発明の駆動方法は、前記アドレ
ス期間において、奇数番目の行の前記第1の主電極どう
しを電気的に共通化するとともに、偶数番目の行の前記
第1の主電極どうしを電気的に共通化し、奇数番目の行
の前記セルに対してアドレス放電を生じさせるための前
記電圧を印加するときには、奇数番目の行の前記第1の
主電極を第1電位にバイアスし且つ偶数番目の行の前記
第1の主電極を第2電位にバイアスし、偶数番目の行の
前記セルに対してアドレス放電を生じさせるための前記
電圧を印加するときには、奇数番目の行の前記第1の主
電極を前記第2電位にバイアスし且つ偶数番目の行の前
記第1の主電極を前記第1電位にバイアスするものであ
る。
ス期間において、奇数番目の行の前記第1の主電極どう
しを電気的に共通化するとともに、偶数番目の行の前記
第1の主電極どうしを電気的に共通化し、奇数番目の行
の前記セルに対してアドレス放電を生じさせるための前
記電圧を印加するときには、奇数番目の行の前記第1の
主電極を第1電位にバイアスし且つ偶数番目の行の前記
第1の主電極を第2電位にバイアスし、偶数番目の行の
前記セルに対してアドレス放電を生じさせるための前記
電圧を印加するときには、奇数番目の行の前記第1の主
電極を前記第2電位にバイアスし且つ偶数番目の行の前
記第1の主電極を前記第1電位にバイアスするものであ
る。
【0013】請求項4の発明の駆動方法は、前記アドレ
ス期間において、行を奇数番目の組と偶数番目の組とに
分けて、組毎に時分割で表示内容に応じた帯電分布を形
成し、その際に先の組の形成と後の組の形成との間に、
当該後の組の最初に選択する行に近い前記補助電極対に
対してプライミング放電を生じさせるための前記電圧を
印加するものである。
ス期間において、行を奇数番目の組と偶数番目の組とに
分けて、組毎に時分割で表示内容に応じた帯電分布を形
成し、その際に先の組の形成と後の組の形成との間に、
当該後の組の最初に選択する行に近い前記補助電極対に
対してプライミング放電を生じさせるための前記電圧を
印加するものである。
【0014】請求項5の発明の駆動方法は、前記アドレ
ス期間において、プライミング放電を生じさせるための
前記電圧の最初の印加時間を、2番目以降の印加時間よ
り長くするものである。
ス期間において、プライミング放電を生じさせるための
前記電圧の最初の印加時間を、2番目以降の印加時間よ
り長くするものである。
【0015】請求項6の発明の駆動方法は、前記アドレ
ス期間において、前記補助電極対に対して前記電圧を印
加する時間を、前記後の組に属する行の前記電極対に対
して前記電圧を印加する時間よりも長くするものであ
る。
ス期間において、前記補助電極対に対して前記電圧を印
加する時間を、前記後の組に属する行の前記電極対に対
して前記電圧を印加する時間よりも長くするものであ
る。
【0016】請求項7の発明の駆動方法は、マトリクス
表示の行毎に面放電を生じさせるための電極対を構成す
るように第1及び第2の主電極が複数ずつ配列され、列
毎に第3の電極が配列され、且つ放電空間が列方向にお
いて画面の全長にわたって連続したAC型PDPの駆動
方法であって、行を奇数番目の組と偶数番目の組とに分
け、一方の組について帯電状態と均一化と表示内容に応
じた帯電分布の形成とを行った後に、他方の組について
帯電状態と均一化と表示内容に応じた帯電分布の形成と
を行い、前記一方の組の帯電分布を形成する第1のアド
レス期間、及び前記他方の組の帯電分布を形成する第2
のアドレス期間のそれぞれにおいて、行毎に、前記電極
対に対してプライミング放電を生じさせるための電圧を
印加し、その後に帯電状態の変更が必要なセルのみに対
してアドレス放電を生じさせるための電圧を印加し、選
択順位がj番目の行の前記セルに対するアドレス放電を
生じさせるための前記電圧の印加と同時に、(j+2)
番目又はそれより後側の行の前記電極対に対してプライ
ミング放電を生じさせるための前記電圧を印加するもの
である。jは1から(選択対象の行数−2)までの整数
である。
表示の行毎に面放電を生じさせるための電極対を構成す
るように第1及び第2の主電極が複数ずつ配列され、列
毎に第3の電極が配列され、且つ放電空間が列方向にお
いて画面の全長にわたって連続したAC型PDPの駆動
方法であって、行を奇数番目の組と偶数番目の組とに分
け、一方の組について帯電状態と均一化と表示内容に応
じた帯電分布の形成とを行った後に、他方の組について
帯電状態と均一化と表示内容に応じた帯電分布の形成と
を行い、前記一方の組の帯電分布を形成する第1のアド
レス期間、及び前記他方の組の帯電分布を形成する第2
のアドレス期間のそれぞれにおいて、行毎に、前記電極
対に対してプライミング放電を生じさせるための電圧を
印加し、その後に帯電状態の変更が必要なセルのみに対
してアドレス放電を生じさせるための電圧を印加し、選
択順位がj番目の行の前記セルに対するアドレス放電を
生じさせるための前記電圧の印加と同時に、(j+2)
番目又はそれより後側の行の前記電極対に対してプライ
ミング放電を生じさせるための前記電圧を印加するもの
である。jは1から(選択対象の行数−2)までの整数
である。
【0017】請求項8の発明の駆動方法は、前記第1及
び第2のアドレス期間のそれぞれにおいて、プライミン
グ放電を生じさせるための前記電圧の最初の印加時間
を、2番目以降の印加時間より長くするものである。
び第2のアドレス期間のそれぞれにおいて、プライミン
グ放電を生じさせるための前記電圧の最初の印加時間
を、2番目以降の印加時間より長くするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態のプラズマ表
示装置100の構成図である。プラズマ表示装置100
は、フラット型のカラー表示デバイスであるAC型のP
DP1と、表示領域である画面(スクリーン)ESを構
成する縦横に並んだセル(表示素子)Cを選択的に点灯
させるための駆動ユニット80とから構成されており、
壁掛け式テレビジョン受像機、コンピュータシステムの
モニターなどとして利用される。
示装置100の構成図である。プラズマ表示装置100
は、フラット型のカラー表示デバイスであるAC型のP
DP1と、表示領域である画面(スクリーン)ESを構
成する縦横に並んだセル(表示素子)Cを選択的に点灯
させるための駆動ユニット80とから構成されており、
壁掛け式テレビジョン受像機、コンピュータシステムの
モニターなどとして利用される。
【0019】例示のPDP1は、対をなす第1及び第2
の主電極X,Yが平行配置され、各セルCにおいて主電
極X,Yと第3の電極としてのアドレス電極Aとが交差
する“3電極面放電構造”のPDPである。主電極X,
Yはともに画面の行方向(水平方向)に延び、一方の主
電極Yはアドレッシングに際して行単位にセルCを選択
するためのスキャン電極として用いられる。アドレス電
極Aは列方向(垂直方向)に延びており、列単位にセル
Cを選択するためのデータ電極として用いられる。主電
極群とアドレス電極群とが交差する領域が画面ESであ
る。
の主電極X,Yが平行配置され、各セルCにおいて主電
極X,Yと第3の電極としてのアドレス電極Aとが交差
する“3電極面放電構造”のPDPである。主電極X,
Yはともに画面の行方向(水平方向)に延び、一方の主
電極Yはアドレッシングに際して行単位にセルCを選択
するためのスキャン電極として用いられる。アドレス電
極Aは列方向(垂直方向)に延びており、列単位にセル
Cを選択するためのデータ電極として用いられる。主電
極群とアドレス電極群とが交差する領域が画面ESであ
る。
【0020】駆動ユニット80は、スキャンコントロー
ラ81、共通ドライバコントローラ82、データ処理回
路83、電源回路84、Xスキャンドライバ85、X共
通ドライバ87、Yスキャンドライバ86、Y共通ドラ
イバ88、及びアドレスドライバ89を有している。駆
動ユニット80には、TVチューナ、コンピュータなど
の外部装置からR,G,Bの各色の輝度レベル(階調レ
ベル)を示す画素単位のフィールドデータDFが各種の
同期信号とともに入力される。
ラ81、共通ドライバコントローラ82、データ処理回
路83、電源回路84、Xスキャンドライバ85、X共
通ドライバ87、Yスキャンドライバ86、Y共通ドラ
イバ88、及びアドレスドライバ89を有している。駆
動ユニット80には、TVチューナ、コンピュータなど
の外部装置からR,G,Bの各色の輝度レベル(階調レ
ベル)を示す画素単位のフィールドデータDFが各種の
同期信号とともに入力される。
【0021】フィールドデータDFは、データ処理回路
83におけるフレームメモリ830に一旦格納された
後、後述のようにフィールドを所定数のサブフィールド
に分割して階調表示を行うためのサブフィールドデータ
Dsfに変換される。サブフィールドデータDsfはフ
レームメモリ830に格納され、所定のタイミングでア
ドレスドライバ89に転送される。サブフィールドデー
タDsfの各ビットの値は、サブフィールドにおけるセ
ルの点灯の要否を示す情報、厳密にはアドレス放電の要
否を示す情報である。
83におけるフレームメモリ830に一旦格納された
後、後述のようにフィールドを所定数のサブフィールド
に分割して階調表示を行うためのサブフィールドデータ
Dsfに変換される。サブフィールドデータDsfはフ
レームメモリ830に格納され、所定のタイミングでア
ドレスドライバ89に転送される。サブフィールドデー
タDsfの各ビットの値は、サブフィールドにおけるセ
ルの点灯の要否を示す情報、厳密にはアドレス放電の要
否を示す情報である。
【0022】Xスキャンドライバ85及びスキャンドラ
イバ86は、アドレッシングに際して各主電極X,Yに
個別に駆動電圧を印加するために設けられている。X共
通ドライバ87及びY共通ドライバ88は、点灯維持に
際して画面の各行に対応した主電極対に一括に駆動電圧
を印加する。また、アドレスドライバ89は各列に対応
したアドレス電極Aに一斉に駆動電圧を印加する。これ
らドライバには電源回路84から図示しない配線導体を
介して所定の電力が供給される。共通ドライバコントロ
ーラ82には、X共通ドライバ85及びY共通ドライバ
88に与える制御信号のタイミングを規定するデータを
記憶した駆動波形ROMが設けられている。なお、駆動
ユニット80はPDP1の背面側に配置され、各ドライ
バと電極とが図示しないフレキシブルケーブルで電気的
に接続される。
イバ86は、アドレッシングに際して各主電極X,Yに
個別に駆動電圧を印加するために設けられている。X共
通ドライバ87及びY共通ドライバ88は、点灯維持に
際して画面の各行に対応した主電極対に一括に駆動電圧
を印加する。また、アドレスドライバ89は各列に対応
したアドレス電極Aに一斉に駆動電圧を印加する。これ
らドライバには電源回路84から図示しない配線導体を
介して所定の電力が供給される。共通ドライバコントロ
ーラ82には、X共通ドライバ85及びY共通ドライバ
88に与える制御信号のタイミングを規定するデータを
記憶した駆動波形ROMが設けられている。なお、駆動
ユニット80はPDP1の背面側に配置され、各ドライ
バと電極とが図示しないフレキシブルケーブルで電気的
に接続される。
【0023】図2は本発明に係るPDP1の内部構造を
示す斜視図である。PDP1では、前面側基板構体の基
材であるガラス基板11の内面に、行毎に一対ずつ主電
極X,Yが配列されている。行は画面における水平方向
のセル列である。主電極X,Yは、それぞれが透明導電
膜41と金属膜(バス導体)42とからなり、低融点ガ
ラスからなる厚さ30μm程度の誘電体層17で被覆さ
れている。誘電体層17の表面にはマグネシア(Mg
O)からなる厚さ数千オングストロームの保護膜18が
設けられている。アドレス電極Aは、背面側基板構体の
基材であるガラス基板21の内面に配列されており、厚
さ10μm程度の誘電体層24によって被覆されてい
る。誘電体層24の上には、高さ150μmの平面視直
線帯状の隔壁29が各アドレス電極Aの間に1つずつ設
けられている。これらの隔壁29によって放電空間30
が行方向にサブピクセル(単位発光領域)毎に区画さ
れ、且つ放電空間30の間隙寸法が規定されている。そ
して、アドレス電極Aの上方及び隔壁29の側面を含め
て背面側の内面を被覆するように、カラー表示のための
R,G,Bの3色の蛍光体層28R,28G,28Bが
設けられている。放電空間30には主成分のネオンにキ
セノンを混合した放電ガスが充填されており、蛍光体層
28R,28G,28Bは放電時にキセノンが放つ紫外
線によって局部的に励起されて発光する。表示の1ピク
セル(画素)は行方向に並ぶ3個のサブピクセルで構成
される。各サブピクセル内の構造体がセルCである。隔
壁29の配置パターンがストライプパターンであること
から、放電空間30のうちの各列に対応した部分は全て
の行Lに跨がって列方向に連続している。列方向におけ
る面放電の干渉を防止するため、主電極対の配置間隔は
面放電ギャップより十分に大きい値に設定されている。
示す斜視図である。PDP1では、前面側基板構体の基
材であるガラス基板11の内面に、行毎に一対ずつ主電
極X,Yが配列されている。行は画面における水平方向
のセル列である。主電極X,Yは、それぞれが透明導電
膜41と金属膜(バス導体)42とからなり、低融点ガ
ラスからなる厚さ30μm程度の誘電体層17で被覆さ
れている。誘電体層17の表面にはマグネシア(Mg
O)からなる厚さ数千オングストロームの保護膜18が
設けられている。アドレス電極Aは、背面側基板構体の
基材であるガラス基板21の内面に配列されており、厚
さ10μm程度の誘電体層24によって被覆されてい
る。誘電体層24の上には、高さ150μmの平面視直
線帯状の隔壁29が各アドレス電極Aの間に1つずつ設
けられている。これらの隔壁29によって放電空間30
が行方向にサブピクセル(単位発光領域)毎に区画さ
れ、且つ放電空間30の間隙寸法が規定されている。そ
して、アドレス電極Aの上方及び隔壁29の側面を含め
て背面側の内面を被覆するように、カラー表示のための
R,G,Bの3色の蛍光体層28R,28G,28Bが
設けられている。放電空間30には主成分のネオンにキ
セノンを混合した放電ガスが充填されており、蛍光体層
28R,28G,28Bは放電時にキセノンが放つ紫外
線によって局部的に励起されて発光する。表示の1ピク
セル(画素)は行方向に並ぶ3個のサブピクセルで構成
される。各サブピクセル内の構造体がセルCである。隔
壁29の配置パターンがストライプパターンであること
から、放電空間30のうちの各列に対応した部分は全て
の行Lに跨がって列方向に連続している。列方向におけ
る面放電の干渉を防止するため、主電極対の配置間隔は
面放電ギャップより十分に大きい値に設定されている。
【0024】以下、プラズマ表示装置100におけるP
DP1の駆動方法を説明する。最初に階調表示及び駆動
シーケンスの概要を説明し、その後に本発明を適用した
アドレス過程を詳述する。
DP1の駆動方法を説明する。最初に階調表示及び駆動
シーケンスの概要を説明し、その後に本発明を適用した
アドレス過程を詳述する。
【0025】図3は駆動シーケンスの第1例の概要を示
す図、図4は駆動シーケンスの第2例の概要を示す図で
ある。第1例は書込みアドレス形式であり、第2例は消
去アドレス形式である。
す図、図4は駆動シーケンスの第2例の概要を示す図で
ある。第1例は書込みアドレス形式であり、第2例は消
去アドレス形式である。
【0026】例えばテレビジョン映像の表示において
は、2値の点灯制御によって階調再現を行うために、入
力画像である時系列の各フィールドf(符号の添字は表
示順位を表す)を例えば8個のサブフィールドsf1,
sf2,sf3,sf4,sf5,sf6,sf7,s
f8に分割する。言い換えれば、フレームFを構成する
各フィールドfを8個のサブフィールドsf1〜sf8
の集合に置き換える。ただし、コンピュータ出力などの
ノンインタレース形式の画像を再生する場合には、各フ
レームを8分割する。そして、これらサブフィールドs
f1〜sf8における輝度の相対比率が1:2:4:
8:16:32:64:128となるように重み付けを
して各サブフィールドsf1〜sf8のサステイン放電
回数を設定する。サブフィールド単位の点灯/非点灯の
組合せでRGBの各色毎に256段階の輝度設定を行う
ことができるので、表示可能な色の数は2563 とな
る。なお、サブフィールドsf1〜sf8を輝度の重み
の順に表示する必要はない。例えば重みの大きいサブフ
ィールドsf8を表示期間の中間に配置するといった最
適化を行うことができる。
は、2値の点灯制御によって階調再現を行うために、入
力画像である時系列の各フィールドf(符号の添字は表
示順位を表す)を例えば8個のサブフィールドsf1,
sf2,sf3,sf4,sf5,sf6,sf7,s
f8に分割する。言い換えれば、フレームFを構成する
各フィールドfを8個のサブフィールドsf1〜sf8
の集合に置き換える。ただし、コンピュータ出力などの
ノンインタレース形式の画像を再生する場合には、各フ
レームを8分割する。そして、これらサブフィールドs
f1〜sf8における輝度の相対比率が1:2:4:
8:16:32:64:128となるように重み付けを
して各サブフィールドsf1〜sf8のサステイン放電
回数を設定する。サブフィールド単位の点灯/非点灯の
組合せでRGBの各色毎に256段階の輝度設定を行う
ことができるので、表示可能な色の数は2563 とな
る。なお、サブフィールドsf1〜sf8を輝度の重み
の順に表示する必要はない。例えば重みの大きいサブフ
ィールドsf8を表示期間の中間に配置するといった最
適化を行うことができる。
【0027】各サブフィールドsf1〜sf8に割り当
てるサブフィールド期間Tsfは、帯電分布を均一化す
るアドレッシング準備期間TR、表示内容に応じた帯電
分布を形成するアドレス期間TA、及び階調レベルに応
じた輝度を確保するために点灯状態を維持するサステイ
ン期間TSからなる。これらのうち、アドレス期間TA
に本発明が深く係わる。各サブフィールド期間Tsfに
おいて、アドレッシング準備期間TR及びアドレス期間
TAの長さは輝度の重みに係わらず一定であるが、サス
テイン期間TSの長さは輝度の重みが大きいほど長い。
つまり、1つのフィールドfに対応する計8つのサブフ
ィールド期間Tsfの長さは互いに異なる。
てるサブフィールド期間Tsfは、帯電分布を均一化す
るアドレッシング準備期間TR、表示内容に応じた帯電
分布を形成するアドレス期間TA、及び階調レベルに応
じた輝度を確保するために点灯状態を維持するサステイ
ン期間TSからなる。これらのうち、アドレス期間TA
に本発明が深く係わる。各サブフィールド期間Tsfに
おいて、アドレッシング準備期間TR及びアドレス期間
TAの長さは輝度の重みに係わらず一定であるが、サス
テイン期間TSの長さは輝度の重みが大きいほど長い。
つまり、1つのフィールドfに対応する計8つのサブフ
ィールド期間Tsfの長さは互いに異なる。
【0028】アドレッシング準備期間TRにおいては、
主電極Xに正極性の電圧パルスPrx1を印加し、同時
に主電極Yに負極性の電圧パルスPry1を印加して強
制的に画面全体で強い面放電を生じさせる。電圧パルス
Prx1,Pry1の立下がりで過剰の壁電荷による自
己放電が生じ、大半の壁電荷が消失する。その後、以前
と反対極性の電圧パルスPrx2,Pry2を主電極
X,Yに印加し、面放電を生じさせてアドレス形式に適
した量の壁電荷を形成しておく。
主電極Xに正極性の電圧パルスPrx1を印加し、同時
に主電極Yに負極性の電圧パルスPry1を印加して強
制的に画面全体で強い面放電を生じさせる。電圧パルス
Prx1,Pry1の立下がりで過剰の壁電荷による自
己放電が生じ、大半の壁電荷が消失する。その後、以前
と反対極性の電圧パルスPrx2,Pry2を主電極
X,Yに印加し、面放電を生じさせてアドレス形式に適
した量の壁電荷を形成しておく。
【0029】アドレス期間TAにおいては、線順次に行
を選択し、選択した行の主電極対にプライミングパルス
Ppx,PpyとスキャンパルスPax,Payとを順
に印加する。プライミングパルスPpx及びスキャンパ
ルスPaxは正極性であって主電極Xに印加され、プラ
イミングパルスPpy及びスキャンパルスPayは負極
性であって主電極Yに印加される。パルス印加のタイミ
ングは、i番目の行に対するスキャンパルスPax,P
ayの印加と(i+2)番目の行に対するプライミング
パルスPpx,Ppyの印加とが同時となるように、行
毎に一定時間ずつ遅らせるものである。
を選択し、選択した行の主電極対にプライミングパルス
Ppx,PpyとスキャンパルスPax,Payとを順
に印加する。プライミングパルスPpx及びスキャンパ
ルスPaxは正極性であって主電極Xに印加され、プラ
イミングパルスPpy及びスキャンパルスPayは負極
性であって主電極Yに印加される。パルス印加のタイミ
ングは、i番目の行に対するスキャンパルスPax,P
ayの印加と(i+2)番目の行に対するプライミング
パルスPpx,Ppyの印加とが同時となるように、行
毎に一定時間ずつ遅らせるものである。
【0030】例えば書込みアドレス形式の場合は、プラ
イミング放電を生じさせることによって、壁電荷を維持
放電が起きない程度まで消去し、それと合わせてプライ
ミングに寄与する空間電荷を形成する。この空間電荷は
それが生じたセルでのアドレス放電と隣接セルでのプラ
イミング放電とを起こり易くする。プライミング放電に
続いて、点灯すべきセル(今回点灯セル)のみでアドレ
ス放電を生じさせる。アドレス放電は、スキャンパルス
Pax,Payと同時にアドレス電極Aにアドレスパル
スPaが印加されたセルのみで生じる。アドレス放電に
よって、維持放電に適した量の壁電荷が形成される。消
去アドレス形式の場合は、非点灯すべきセル(今回非点
灯セル)のみでアドレス放電を生じさせて不要の壁電荷
を消去し、今回点灯セルに維持放電に必要な量の壁電荷
を残すようにする。
イミング放電を生じさせることによって、壁電荷を維持
放電が起きない程度まで消去し、それと合わせてプライ
ミングに寄与する空間電荷を形成する。この空間電荷は
それが生じたセルでのアドレス放電と隣接セルでのプラ
イミング放電とを起こり易くする。プライミング放電に
続いて、点灯すべきセル(今回点灯セル)のみでアドレ
ス放電を生じさせる。アドレス放電は、スキャンパルス
Pax,Payと同時にアドレス電極Aにアドレスパル
スPaが印加されたセルのみで生じる。アドレス放電に
よって、維持放電に適した量の壁電荷が形成される。消
去アドレス形式の場合は、非点灯すべきセル(今回非点
灯セル)のみでアドレス放電を生じさせて不要の壁電荷
を消去し、今回点灯セルに維持放電に必要な量の壁電荷
を残すようにする。
【0031】なお、最初に選択される行のプライミング
放電には、アドレッシング準備期間TRでの放電で生じ
た空間電荷を利用する。したがって、アドレッシング準
備過程とアドレス過程は時間的に長く離れてはならな
い。
放電には、アドレッシング準備期間TRでの放電で生じ
た空間電荷を利用する。したがって、アドレッシング準
備過程とアドレス過程は時間的に長く離れてはならな
い。
【0032】サステイン期間TSにおいては、不要の放
電を防止するために全てのアドレス電極Aを正極性の電
位にバイアスする。図3の書込みアドレス形式の場合
は、最初に全ての主電極Yに正極性でパルス幅が長いサ
ステインパルスPs2を印加する。その後、主電極Xと
主電極Yとに対して交互にサステインパルスPsを印加
する。最終のサステインパルスPsは主電極Yに印加さ
れる。サステインパルスPs2,Psの印加によって、
アドレス期間TAにおいて壁電荷が形成された今回点灯
セルで面放電が生じる。図4の消去アドレス形式の場合
は、最初に全ての主電極XにサステインパルスPs2を
印加し、その後に主電極Yと主電極Xとに対して交互に
サステインパルスPsを印加する。最終のサステインパ
ルスPsは主電極Yに印加される。サステインパルスP
s2,Psの印加によって、アドレス期間TAにおいて
壁電荷が残されたセルで面放電が生じる。
電を防止するために全てのアドレス電極Aを正極性の電
位にバイアスする。図3の書込みアドレス形式の場合
は、最初に全ての主電極Yに正極性でパルス幅が長いサ
ステインパルスPs2を印加する。その後、主電極Xと
主電極Yとに対して交互にサステインパルスPsを印加
する。最終のサステインパルスPsは主電極Yに印加さ
れる。サステインパルスPs2,Psの印加によって、
アドレス期間TAにおいて壁電荷が形成された今回点灯
セルで面放電が生じる。図4の消去アドレス形式の場合
は、最初に全ての主電極XにサステインパルスPs2を
印加し、その後に主電極Yと主電極Xとに対して交互に
サステインパルスPsを印加する。最終のサステインパ
ルスPsは主電極Yに印加される。サステインパルスP
s2,Psの印加によって、アドレス期間TAにおいて
壁電荷が残されたセルで面放電が生じる。
【0033】次にアドレス期間TAの印加電圧について
詳述する。図5は第1実施形態の駆動電圧波形図であ
る。同図では主電極の符号としてX,Yに1〜nの行番
号を表す英数字が付加してある。以下の図でも個々の電
極を区別する必要があるときには同様の要領で符号を付
してある。
詳述する。図5は第1実施形態の駆動電圧波形図であ
る。同図では主電極の符号としてX,Yに1〜nの行番
号を表す英数字が付加してある。以下の図でも個々の電
極を区別する必要があるときには同様の要領で符号を付
してある。
【0034】アドレス期間TAの開始時点では、主電極
Xの近傍と主電極Yの近傍とにほぼ同量で反対極性の壁
電荷が存在する。 〔書込みアドレス形式の場合〕プライミング放電は主電
極間で生じさせる。このとき、プライミングパルスPp
x,Ppyを印加する時点の壁電圧を考慮した主電極間
電圧(Vpx−Vpy+Vxyi)が主電極間の放電開
始電圧を超え、且つ主電極X,Y上の壁電荷を消去する
電圧になるようにする。ここでVxyiは壁電荷による
主電極間の壁電圧である。一方、アドレス電極Aと主電
極Xとの間、又はアドレス電極Aと主電極Yとの間で不
要の放電(パネルの厚さ方向の対向放電)が起きると、
アドレス電極A上に大量の壁電荷が形成されてアドレス
放電に支障をきたすので、アドレス電極Aと主電極Xと
の間の電圧、及びアドレス電極Aと主電極Yとの間の電
圧は放電開始電圧を超えてはならない。したがって、プ
ライミング放電時にアドレス電極Aと主電極Xとの間に
加わる最大電圧(Vpx−Vba+Vaxi)、及び、
アドレス電極Aと主電極Yとの間に加わる最大電圧(V
aa−Vpy+Vayi)が放電開始電圧を超えないよ
うにする。ここでVbaはアドレス電極Aのバイアス電
圧であり、Vaxiはアドレス電極Aと主電極Xとの間
の壁電圧、Vayiはアドレス電極Aと主電極Yとの間
の壁電圧である。また、プライミング放電時のアドレス
電極Aの電位を主電極対の中立電位に近い値に設定する
ことにより、アドレス電極A上への壁電荷の蓄積を抑え
ることができる。ここでは、Vpx+Vpyの値とVa
b+Vaの値が近くなるように設定する。Vaはアドレ
スパルスPaの波高値である。
Xの近傍と主電極Yの近傍とにほぼ同量で反対極性の壁
電荷が存在する。 〔書込みアドレス形式の場合〕プライミング放電は主電
極間で生じさせる。このとき、プライミングパルスPp
x,Ppyを印加する時点の壁電圧を考慮した主電極間
電圧(Vpx−Vpy+Vxyi)が主電極間の放電開
始電圧を超え、且つ主電極X,Y上の壁電荷を消去する
電圧になるようにする。ここでVxyiは壁電荷による
主電極間の壁電圧である。一方、アドレス電極Aと主電
極Xとの間、又はアドレス電極Aと主電極Yとの間で不
要の放電(パネルの厚さ方向の対向放電)が起きると、
アドレス電極A上に大量の壁電荷が形成されてアドレス
放電に支障をきたすので、アドレス電極Aと主電極Xと
の間の電圧、及びアドレス電極Aと主電極Yとの間の電
圧は放電開始電圧を超えてはならない。したがって、プ
ライミング放電時にアドレス電極Aと主電極Xとの間に
加わる最大電圧(Vpx−Vba+Vaxi)、及び、
アドレス電極Aと主電極Yとの間に加わる最大電圧(V
aa−Vpy+Vayi)が放電開始電圧を超えないよ
うにする。ここでVbaはアドレス電極Aのバイアス電
圧であり、Vaxiはアドレス電極Aと主電極Xとの間
の壁電圧、Vayiはアドレス電極Aと主電極Yとの間
の壁電圧である。また、プライミング放電時のアドレス
電極Aの電位を主電極対の中立電位に近い値に設定する
ことにより、アドレス電極A上への壁電荷の蓄積を抑え
ることができる。ここでは、Vpx+Vpyの値とVa
b+Vaの値が近くなるように設定する。Vaはアドレ
スパルスPaの波高値である。
【0035】アドレス放電は今回点灯セルのアドレス電
極Aと主電極Yとの間で生じさせる。したがって、今回
点灯セルに対する印加電圧(Vaa−Vay)が放電開
始電圧以上であり、今回非点灯セルに対する印加電圧
(Vab−Vay)が放電開始電圧以下でなければなら
い。また、主電極間の電圧(Vax−Vay)は面放電
の開始電圧以下でなければならないが、できるだけ大き
い値に設定する。これはアドレス放電後の主電極間の壁
電圧をできるだけ大きくするためである。
極Aと主電極Yとの間で生じさせる。したがって、今回
点灯セルに対する印加電圧(Vaa−Vay)が放電開
始電圧以上であり、今回非点灯セルに対する印加電圧
(Vab−Vay)が放電開始電圧以下でなければなら
い。また、主電極間の電圧(Vax−Vay)は面放電
の開始電圧以下でなければならないが、できるだけ大き
い値に設定する。これはアドレス放電後の主電極間の壁
電圧をできるだけ大きくするためである。
【0036】なお、アドレス放電を生じさせるには上述
したとおり印加電圧(Vaa−Vay)が放電開始電圧
以上なければならないが、あまり高過ぎると、アドレス
電極Aと隔壁29で隔てられた隣のセルの主電極Yとの
間で放電が起きてしまう。このアドレス不良を避けるた
め、行方向に隣接したセル間で放電が起きない程度に電
圧Vaa,Vayを設定しなければならない。また、各
主電極X,Yのバイアス電圧Vxab,Vyabは不要
の放電が起きない値に設定し、列方向の放電の拡がりが
適度となるように調整する。 〔消去アドレス形式の場合〕プライミングパルスPp
x,Ppyを印加する時点の主電極間の電圧(Vpx−
Vpy+Vxyi)を、主電極間に維持放電に必要な量
の壁電荷が残留する程度の強度の放電が起きるように設
定する。アドレス電極Aと主電極X,Yとの間の電位設
定は書込みアドレス形式の場合と同様である。
したとおり印加電圧(Vaa−Vay)が放電開始電圧
以上なければならないが、あまり高過ぎると、アドレス
電極Aと隔壁29で隔てられた隣のセルの主電極Yとの
間で放電が起きてしまう。このアドレス不良を避けるた
め、行方向に隣接したセル間で放電が起きない程度に電
圧Vaa,Vayを設定しなければならない。また、各
主電極X,Yのバイアス電圧Vxab,Vyabは不要
の放電が起きない値に設定し、列方向の放電の拡がりが
適度となるように調整する。 〔消去アドレス形式の場合〕プライミングパルスPp
x,Ppyを印加する時点の主電極間の電圧(Vpx−
Vpy+Vxyi)を、主電極間に維持放電に必要な量
の壁電荷が残留する程度の強度の放電が起きるように設
定する。アドレス電極Aと主電極X,Yとの間の電位設
定は書込みアドレス形式の場合と同様である。
【0037】アドレス放電を生じさせるときには、今回
点灯セルのアドレス電極Aと主電極Yとの間の電圧(V
aa−Vay+Vayp)が放電開始電圧以上であり、
今回非点灯セルのアドレス電極Aと主電極Yとの間の電
圧(Vba−Vay+Vayp)が放電開始電圧以下で
なければならない。ここでVaypはプライミング放電
後に残存しているアドレス電極Aと主電極Yとの間の壁
電圧である。また、主電極間の電圧(Vax−Vay+
Vxyp)は面放電の開始電圧以下でなければならず、
且つアドレス放電後の主電極間の壁電圧を十分小さくす
る必要がある。Vxypはプライミング放電後に残存し
ている主電極間の壁電圧である。
点灯セルのアドレス電極Aと主電極Yとの間の電圧(V
aa−Vay+Vayp)が放電開始電圧以上であり、
今回非点灯セルのアドレス電極Aと主電極Yとの間の電
圧(Vba−Vay+Vayp)が放電開始電圧以下で
なければならない。ここでVaypはプライミング放電
後に残存しているアドレス電極Aと主電極Yとの間の壁
電圧である。また、主電極間の電圧(Vax−Vay+
Vxyp)は面放電の開始電圧以下でなければならず、
且つアドレス放電後の主電極間の壁電圧を十分小さくす
る必要がある。Vxypはプライミング放電後に残存し
ている主電極間の壁電圧である。
【0038】図6は第2実施形態に係る主電極配列の模
式図である。上述のようにストライプ状に隔壁29を配
置した構造では放電空間30が列方向に連続しているの
で、各行の放電に隣接する行の放電が影響する。画面E
Sの行数と同数の主電極対を配列した場合には、先頭行
及び最終行ではその片側にしか他の主電極対が存在しな
いことになるので、両側に他の主電極対が存在する行と
動作条件が若干異なってしまう。そこで、画面ESの外
側に少なくとも一対以上の主電極対を設けることによ
り、画面ESの各行の動作条件を揃えることが好まし
い。図6の例では、先頭行の主電極Y1,X1の外側に
補助主電極DY1,DX1が配列され、最終行の主電極
Yn,Xnの外側に補助主電極DY2,DX2が配列さ
れている。
式図である。上述のようにストライプ状に隔壁29を配
置した構造では放電空間30が列方向に連続しているの
で、各行の放電に隣接する行の放電が影響する。画面E
Sの行数と同数の主電極対を配列した場合には、先頭行
及び最終行ではその片側にしか他の主電極対が存在しな
いことになるので、両側に他の主電極対が存在する行と
動作条件が若干異なってしまう。そこで、画面ESの外
側に少なくとも一対以上の主電極対を設けることによ
り、画面ESの各行の動作条件を揃えることが好まし
い。図6の例では、先頭行の主電極Y1,X1の外側に
補助主電極DY1,DX1が配列され、最終行の主電極
Yn,Xnの外側に補助主電極DY2,DX2が配列さ
れている。
【0039】図7は第2実施形態の駆動電圧波形図であ
る。アドレス期間TAにおいて、補助主電極DY1,D
X1,DY2,DX2を主電極X,Yと見なしてプライ
ミングパルスPpx,PpyとスキャンパルスPax,
Payと印加する。すなわち、最初に補助主電極DY
1,DX1の間でプライミング放電を生じさせ、続けて
先頭行の主電極X1,Y1、2番目の行の主電極X2,
Y2の順に各行の主電極間及び補助主電極DY2,DX
2の間でプライミング放電を生じさせる。i番目の行に
対するスキャンパルスPax,Payの印加と(i+
2)番目の行に対するプライミングパルスPpx,Pp
yの印加とが同時となるように、パルス印加のタイミン
グを行毎に一定時間ずつ遅らせることは第1実施形態と
同様である。
る。アドレス期間TAにおいて、補助主電極DY1,D
X1,DY2,DX2を主電極X,Yと見なしてプライ
ミングパルスPpx,PpyとスキャンパルスPax,
Payと印加する。すなわち、最初に補助主電極DY
1,DX1の間でプライミング放電を生じさせ、続けて
先頭行の主電極X1,Y1、2番目の行の主電極X2,
Y2の順に各行の主電極間及び補助主電極DY2,DX
2の間でプライミング放電を生じさせる。i番目の行に
対するスキャンパルスPax,Payの印加と(i+
2)番目の行に対するプライミングパルスPpx,Pp
yの印加とが同時となるように、パルス印加のタイミン
グを行毎に一定時間ずつ遅らせることは第1実施形態と
同様である。
【0040】補助主電極DY1,DX1,DY2,DX
2に壁電荷を残留させると、後のサステイン期間TSで
誤点灯が生じる。したがって、書込みアドレス形式の場
合には、補助主電極DY1,DX1,DY2,DX2に
スキャンパルスPax,Payを印加するときには、今
回点灯セルと今回非点灯セルとに係わらず、図のように
全てのアドレス電極Aに対してアドレスパルスPaを印
加しない。逆に消去アドレス形式の場合には、今回点灯
セルと今回非点灯セルとに係わらずアドレスパルスPa
を印加して壁電荷を消去する。
2に壁電荷を残留させると、後のサステイン期間TSで
誤点灯が生じる。したがって、書込みアドレス形式の場
合には、補助主電極DY1,DX1,DY2,DX2に
スキャンパルスPax,Payを印加するときには、今
回点灯セルと今回非点灯セルとに係わらず、図のように
全てのアドレス電極Aに対してアドレスパルスPaを印
加しない。逆に消去アドレス形式の場合には、今回点灯
セルと今回非点灯セルとに係わらずアドレスパルスPa
を印加して壁電荷を消去する。
【0041】なお、補助主電極DY1,DX1,DY
2,DX2を画面ESの両側に複数対ずつ設ける場合に
おいて、各側の補助主電極群についてプライミングパル
スPpx,Ppy及びスキャンパルスPax,Payの
印加タイミングは共通でよい。
2,DX2を画面ESの両側に複数対ずつ設ける場合に
おいて、各側の補助主電極群についてプライミングパル
スPpx,Ppy及びスキャンパルスPax,Payの
印加タイミングは共通でよい。
【0042】図8は第3実施形態の駆動電圧波形図であ
る。本発明の駆動方法では、アドレス期間TAにおける
最初のプライミング放電が起きないと、以降のプライミ
ング放電が複数行にわたって連続して起きないおそれが
ある。したがって、最初のプライミング放電を確実に起
こすことは極めて重要である。最小のプライミング放電
を確実性を増すには、図8のように最初に印加するプラ
イミングパルスPpx2,Ppy2のパルス幅w2を通
常の幅w1より長くすれば良い。放電が起きない原因は
放電遅れがパルス幅w2より大きくなるためなので、パ
ルス幅w2が長いほど放電はより確実に生じる。
る。本発明の駆動方法では、アドレス期間TAにおける
最初のプライミング放電が起きないと、以降のプライミ
ング放電が複数行にわたって連続して起きないおそれが
ある。したがって、最初のプライミング放電を確実に起
こすことは極めて重要である。最小のプライミング放電
を確実性を増すには、図8のように最初に印加するプラ
イミングパルスPpx2,Ppy2のパルス幅w2を通
常の幅w1より長くすれば良い。放電が起きない原因は
放電遅れがパルス幅w2より大きくなるためなので、パ
ルス幅w2が長いほど放電はより確実に生じる。
【0043】なお、第2実施形態のように補助主電極D
Y1,DX1,DY2,DX2を設け、最初のプライミ
ング放電を補助主電極DY1,DX1の間で生じさせる
場合は、補助主電極DY1,DX1に印加するプライミ
ングパルスPpx2,Ppy2のパルス幅w2を長くす
ればよい。
Y1,DX1,DY2,DX2を設け、最初のプライミ
ング放電を補助主電極DY1,DX1の間で生じさせる
場合は、補助主電極DY1,DX1に印加するプライミ
ングパルスPpx2,Ppy2のパルス幅w2を長くす
ればよい。
【0044】図9は第4〜第6実施形態に係るプラズマ
表示装置100bの構成図である。同図において図1の
例と同一の機能を有する構成要素には図1と同一の符号
を付し、その説明を省略し又は簡略化する。
表示装置100bの構成図である。同図において図1の
例と同一の機能を有する構成要素には図1と同一の符号
を付し、その説明を省略し又は簡略化する。
【0045】プラズマ表示装置100bは、AC型のP
DP1と駆動ユニット80bとから構成されている。駆
動ユニット80bは、スキャンコントローラ81b、共
通ドライバコントローラ82b、データ処理回路83、
電源回路84、2個のX共通ドライバ87A,87B、
Yスキャンドライバ86、Y共通ドライバ88、及びア
ドレスドライバ89を有している。
DP1と駆動ユニット80bとから構成されている。駆
動ユニット80bは、スキャンコントローラ81b、共
通ドライバコントローラ82b、データ処理回路83、
電源回路84、2個のX共通ドライバ87A,87B、
Yスキャンドライバ86、Y共通ドライバ88、及びア
ドレスドライバ89を有している。
【0046】プラズマ表示装置100bでは、主電極X
が奇数行の組と偶数行の組とに分けられ、組毎に電気的
に共通化される。主電極Xの電気的な共通化はパネル上
の配線、X共通ドライバ87A,87Bの内部配線、又
は接続ケーブル上での配線により行われる。X共通ドラ
イバ87Aは奇数行の主電極Xに一括に駆動電圧を印加
し、X共通ドライバ87Bは偶数行の主電極Xに一括に
駆動電圧を印加する。
が奇数行の組と偶数行の組とに分けられ、組毎に電気的
に共通化される。主電極Xの電気的な共通化はパネル上
の配線、X共通ドライバ87A,87Bの内部配線、又
は接続ケーブル上での配線により行われる。X共通ドラ
イバ87Aは奇数行の主電極Xに一括に駆動電圧を印加
し、X共通ドライバ87Bは偶数行の主電極Xに一括に
駆動電圧を印加する。
【0047】主電極Xを共通化することにより、駆動回
路を簡単化することができる。すなわち、図1の例にお
けるXスキャンドライバ85では、数百の行を択一選択
するので、必然的に回路規模が大きくなる。通常はLS
I化されるが、LSI化されても実装面積は大きく、ま
た回路コストも高い。したがって、主電極対の一方だけ
でも共通ドライバで駆動できれば回路コストの低減につ
ながる。
路を簡単化することができる。すなわち、図1の例にお
けるXスキャンドライバ85では、数百の行を択一選択
するので、必然的に回路規模が大きくなる。通常はLS
I化されるが、LSI化されても実装面積は大きく、ま
た回路コストも高い。したがって、主電極対の一方だけ
でも共通ドライバで駆動できれば回路コストの低減につ
ながる。
【0048】図10は第4実施形態の駆動電圧波形図で
ある。アドレス期間TAにおける各主電極Xの電位は、
該当するセルで放電を生じさせるとき及び列方向に隣接
するセルで放電を生じさせるときを除いて、任意の値で
よい。すなわち、プライミング放電の1アドレスサイク
ル前から、アドレス放電の1サイクル後までの期間以外
は任意に設定することができる。したがって、主電極X
のプライミング放電時の電位(Vpx)とアドレス放電
時の電位(Vax)を等しくすることができれば、図1
0のような波形の電圧印加での駆動が可能である。この
駆動波形であれば、アドレス期間TAにおいて奇数番目
の主電極Xoddどうしの電位が等しくなり、且つ偶数
番目の主電極Xevenどうしの電位が等しくなるの
で、個々の主電極Xを選択するスキャンドライバは不要
となる。
ある。アドレス期間TAにおける各主電極Xの電位は、
該当するセルで放電を生じさせるとき及び列方向に隣接
するセルで放電を生じさせるときを除いて、任意の値で
よい。すなわち、プライミング放電の1アドレスサイク
ル前から、アドレス放電の1サイクル後までの期間以外
は任意に設定することができる。したがって、主電極X
のプライミング放電時の電位(Vpx)とアドレス放電
時の電位(Vax)を等しくすることができれば、図1
0のような波形の電圧印加での駆動が可能である。この
駆動波形であれば、アドレス期間TAにおいて奇数番目
の主電極Xoddどうしの電位が等しくなり、且つ偶数
番目の主電極Xevenどうしの電位が等しくなるの
で、個々の主電極Xを選択するスキャンドライバは不要
となる。
【0049】補助主電極を設ける場合は、画面の先頭行
の主電極対に隣接する側の全ての補助主電極には偶数番
目の主電極Xevenと同じ波形の駆動電圧を印加し、
最終行の主電極対に隣接する側の全ての補助主電極には
奇数番目の主電極Xoddと同じ波形の駆動電圧を印加
する。
の主電極対に隣接する側の全ての補助主電極には偶数番
目の主電極Xevenと同じ波形の駆動電圧を印加し、
最終行の主電極対に隣接する側の全ての補助主電極には
奇数番目の主電極Xoddと同じ波形の駆動電圧を印加
する。
【0050】図11は第5実施形態の駆動電圧波形図で
ある。上述の第4実施形態の駆動波形であると、アドレ
スサイクル毎に主電極Xの電位が変化するので、セルの
浮遊容量の充放電による無効電力が大きくなる。そこ
で、アドレス期間TAを前半部TA1と後半部TA2と
に分け、奇数番目の主電極対に対するプライミングパル
スPpx,Ppy及びスキャンパルスPax,Payの
印加を前半部TA1で行い、偶数番目の主電極対に対す
るプライミングパルスPpx,Ppy及びスキャンパル
スPax,Payの印加を後半部TA2で行うようにす
れば主電極Xの電位変化の回数を減らすことができる。
ある。上述の第4実施形態の駆動波形であると、アドレ
スサイクル毎に主電極Xの電位が変化するので、セルの
浮遊容量の充放電による無効電力が大きくなる。そこ
で、アドレス期間TAを前半部TA1と後半部TA2と
に分け、奇数番目の主電極対に対するプライミングパル
スPpx,Ppy及びスキャンパルスPax,Payの
印加を前半部TA1で行い、偶数番目の主電極対に対す
るプライミングパルスPpx,Ppy及びスキャンパル
スPax,Payの印加を後半部TA2で行うようにす
れば主電極Xの電位変化の回数を減らすことができる。
【0051】図11の例では、前半部TA1と後半部T
A2との間にプライミング期間TPが設けられ、このプ
ライミング期間TPに先頭行側の補助主電極対でプライ
ミング放電を生じさせる。つまり、後半部TA2におい
て最初に選択される第2番目の行に近い補助主電極対で
放電を生じさせて、後半部TA2の最初のプライミング
放電に対するプライミングに寄与する空間電荷を形成す
る。
A2との間にプライミング期間TPが設けられ、このプ
ライミング期間TPに先頭行側の補助主電極対でプライ
ミング放電を生じさせる。つまり、後半部TA2におい
て最初に選択される第2番目の行に近い補助主電極対で
放電を生じさせて、後半部TA2の最初のプライミング
放電に対するプライミングに寄与する空間電荷を形成す
る。
【0052】なお、補助主電極対でのプライミング放電
は、アドレッシング準備期間TRにおける電圧パルスP
rx,Pryと同一のパルスによって生じさせる。これ
によって、壁電荷を消去して以降のサステイン期間TS
での不要の放電を防止する。
は、アドレッシング準備期間TRにおける電圧パルスP
rx,Pryと同一のパルスによって生じさせる。これ
によって、壁電荷を消去して以降のサステイン期間TS
での不要の放電を防止する。
【0053】図12は第6実施形態の駆動電圧波形図で
ある。図12の例では、アドレッシングだけでなくアド
レッシング準備をも奇数行と偶数行とに分けて時分割で
行う。すなわち、まず、第1アドレッシング準備期間T
R1において例えば奇数行について帯電分布の均一化を
行い、続いて第1アドレス期間TA1において奇数行の
アドレッシングを行う。次に、第2アドレッシング準備
期間TR2において残りの行(例えば偶数行)について
帯電分布の均一化を行い、続いて第2アドレス期間TA
2において偶数行のアドレッシングを行う。
ある。図12の例では、アドレッシングだけでなくアド
レッシング準備をも奇数行と偶数行とに分けて時分割で
行う。すなわち、まず、第1アドレッシング準備期間T
R1において例えば奇数行について帯電分布の均一化を
行い、続いて第1アドレス期間TA1において奇数行の
アドレッシングを行う。次に、第2アドレッシング準備
期間TR2において残りの行(例えば偶数行)について
帯電分布の均一化を行い、続いて第2アドレス期間TA
2において偶数行のアドレッシングを行う。
【0054】
【発明の効果】請求項1乃至請求項8の発明によれば、
所要時間の延長を避けつつアドレッシングの信頼性を高
めることができる。
所要時間の延長を避けつつアドレッシングの信頼性を高
めることができる。
【0055】請求項2の発明によれば、画面内の各行の
動作条件を揃え、表示品質を高めることができる。請求
項3、請求項4、請求項7、又は請求項8の発明によれ
ば、主電極対の一方の電極を個別に制御する必要がない
ので、駆動回路の簡単化を図ることができる。
動作条件を揃え、表示品質を高めることができる。請求
項3、請求項4、請求項7、又は請求項8の発明によれ
ば、主電極対の一方の電極を個別に制御する必要がない
ので、駆動回路の簡単化を図ることができる。
【0056】請求項5又は請求項6の発明によれば、プ
ライミング効果を生む空間電荷を確実に形成し、アドレ
ッシングの信頼性をより高めることができる。
ライミング効果を生む空間電荷を確実に形成し、アドレ
ッシングの信頼性をより高めることができる。
【図1】第1実施形態のプラズマ表示装置の構成図であ
る。
る。
【図2】本発明に係るPDPの内部構造を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】駆動シーケンスの第1例の概要を示す図であ
る。
る。
【図4】駆動シーケンスの第2例の概要を示す図であ
る。
る。
【図5】第1実施形態の駆動電圧波形図である。
【図6】第2実施形態に係る主電極配列の模式図であ
る。
る。
【図7】第2実施形態の駆動電圧波形図である。
【図8】第3実施形態の駆動電圧波形図である。
【図9】第4〜第6実施形態に係るプラズマ表示装置の
構成図である。
構成図である。
【図10】第4実施形態の駆動電圧波形図である。
【図11】第5実施形態の駆動電圧波形図である。
【図12】
1 PDP X,Y 主電極 A アドレス電極(第3の電極) 30 放電空間 ES 画面 TA アドレス期間 TA1 第1アドレス期間 TA2 第2アドレス期間 Ppx,Ppy プライミングパルス Pax,Pay スキャンパルス Pa アドレスパルス DX1,DX2,DY1,DY2 補助主電極(補助電
極) Ppx2,Ppy2 プライミングパルス
極) Ppx2,Ppy2 プライミングパルス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粟本 健司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 石渡 健司 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 崎田 康一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 高山 邦夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 井上 一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 岩佐 誠一 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】マトリクス表示の行毎に面放電を生じさせ
るための電極対を構成するように第1及び第2の主電極
が複数ずつ配列され、列毎に第3の電極が配列され、且
つ放電空間が列方向において画面の全長にわたって連続
したAC型PDPの駆動方法であって、 各行を配列順に選択する線走査形式で表示内容に応じた
帯電分布を形成するアドレス期間において、 行毎に、前記電極対に対してプライミング放電を生じさ
せるための電圧を印加した後に、帯電状態の変更が必要
なセルのみに対してアドレス放電を生じさせるための電
圧を印加し、 選択順位がi番目の行の前記セルに対するアドレス放電
を生じさせるための前記電圧の印加と同時に、(i+
2)番目又はそれより後側の行の前記電極対に対してプ
ライミング放電を生じさせるための前記電圧を印加する
ことを特徴とするAC型PDPの駆動方法。 - 【請求項2】前記画面の列方向の外側に、前記電極対と
同一構成の少なくとも1対の補助電極対を設け、 前記アドレス期間において、 選択順位が1番目の先頭行の前記電極対に対してプライ
ミング放電を生じさせるための前記電圧を印加する以前
に、前記補助電極対に対してプライミング放電を生じさ
せるための前記電圧を印加する請求項1記載のAC型P
DPの駆動方法。 - 【請求項3】前記アドレス期間において、 奇数番目の行の前記第1の主電極どうしを電気的に共通
化するとともに、偶数番目の行の前記第1の主電極どう
しを電気的に共通化し、 奇数番目の行の前記セルに対してアドレス放電を生じさ
せるための前記電圧を印加するときには、奇数番目の行
の前記第1の主電極を第1電位にバイアスし且つ偶数番
目の行の前記第1の主電極を第2電位にバイアスし、偶
数番目の行の前記セルに対してアドレス放電を生じさせ
るための前記電圧を印加するときには、奇数番目の行の
前記第1の主電極を前記第2電位にバイアスし且つ偶数
番目の行の前記第1の主電極を前記第1電位にバイアス
する請求項1又は請求項2記載のAC型PDPの駆動方
法。 - 【請求項4】前記アドレス期間において、 行を奇数番目の組と偶数番目の組とに分けて、組毎に時
分割で表示内容に応じた帯電分布を形成し、その際に先
の組の形成と後の組の形成との間に、当該後の組の最初
に選択する行に近い前記補助電極対に対してプライミン
グ放電を生じさせるための前記電圧を印加する請求項2
記載のAC型PDPの駆動方法。 - 【請求項5】前記アドレス期間において、 プライミング放電を生じさせるための前記電圧の最初の
印加時間を、2番目以降の印加時間より長くする請求項
1乃至請求項4のいずれかに記載のAC型PDPの駆動
方法。 - 【請求項6】前記アドレス期間において、 前記補助電極対に対して前記電圧を印加する時間を、前
記後の組に属する行の前記電極対に対して前記電圧を印
加する時間よりも長くする請求項4又は請求項5記載の
AC型PDPの駆動方法。 - 【請求項7】マトリクス表示の行毎に面放電を生じさせ
るための電極対を構成するように第1及び第2の主電極
が複数ずつ配列され、列毎に第3の電極が配列され、且
つ放電空間が列方向において画面の全長にわたって連続
したAC型PDPの駆動方法であって、 行を奇数番目の組と偶数番目の組とに分け、一方の組に
ついて帯電状態と均一化と表示内容に応じた帯電分布の
形成とを行った後に、他方の組について帯電状態と均一
化と表示内容に応じた帯電分布の形成とを行い、 前記一方の組の帯電分布を形成する第1のアドレス期
間、及び前記他方の組の帯電分布を形成する第2のアド
レス期間のそれぞれにおいて、 行毎に、前記電極対に対してプライミング放電を生じさ
せるための電圧を印加し、その後に帯電状態の変更が必
要なセルのみに対してアドレス放電を生じさせるための
電圧を印加し、 選択順位がj番目の行の前記セルに対するアドレス放電
を生じさせるための前記電圧の印加と同時に、(j+
2)番目又はそれより後側の行の前記電極対に対してプ
ライミング放電を生じさせるための前記電圧を印加する
ことを特徴とするAC型PDPの駆動方法。 - 【請求項8】前記第1及び第2のアドレス期間のそれぞ
れにおいて、 プライミング放電を生じさせるための前記電圧の最初の
印加時間を、2番目以降の印加時間より長くする請求項
7記載のAC型PDPの駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10068215A JPH11265163A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | Ac型pdpの駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10068215A JPH11265163A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | Ac型pdpの駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11265163A true JPH11265163A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13367362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10068215A Withdrawn JPH11265163A (ja) | 1998-03-18 | 1998-03-18 | Ac型pdpの駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11265163A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001236038A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイパネルの駆動方法及びプラズマディスプレイ装置 |
| KR100364398B1 (ko) * | 2000-07-20 | 2002-12-11 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 구동방법 |
| US6633268B2 (en) | 2001-02-13 | 2003-10-14 | Hitachi, Ltd. | AC-type plasma display apparatus |
| KR20040002306A (ko) * | 2002-06-29 | 2004-01-07 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널의 구동방법 |
| KR100450217B1 (ko) * | 2002-02-14 | 2004-09-24 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널의 구동장치 및 구동방법 |
| KR100462779B1 (ko) * | 2000-02-09 | 2004-12-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 표시 패널의 어드레싱 방법 |
| KR100761605B1 (ko) | 2000-08-28 | 2007-09-27 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 플라즈마 디스플레이 구동방법 및 장치 |
| US8085219B2 (en) | 2006-11-27 | 2011-12-27 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Plasma display device and driving method thereof |
-
1998
- 1998-03-18 JP JP10068215A patent/JPH11265163A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001236038A (ja) * | 1999-12-14 | 2001-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | プラズマディスプレイパネルの駆動方法及びプラズマディスプレイ装置 |
| KR100462779B1 (ko) * | 2000-02-09 | 2004-12-20 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 표시 패널의 어드레싱 방법 |
| KR100364398B1 (ko) * | 2000-07-20 | 2002-12-11 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널 및 그 구동방법 |
| KR100761605B1 (ko) | 2000-08-28 | 2007-09-27 | 마츠시타 덴끼 산교 가부시키가이샤 | 플라즈마 디스플레이 구동방법 및 장치 |
| US7852287B2 (en) | 2000-08-28 | 2010-12-14 | Panasonic Corporation | Plasma display panel exhibiting excellent luminescence characteristics |
| US6633268B2 (en) | 2001-02-13 | 2003-10-14 | Hitachi, Ltd. | AC-type plasma display apparatus |
| KR100450217B1 (ko) * | 2002-02-14 | 2004-09-24 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널의 구동장치 및 구동방법 |
| KR20040002306A (ko) * | 2002-06-29 | 2004-01-07 | 엘지전자 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널의 구동방법 |
| US8085219B2 (en) | 2006-11-27 | 2011-12-27 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Plasma display device and driving method thereof |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |