JPH11265451A - 画像情報照会システム - Google Patents
画像情報照会システムInfo
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- JPH11265451A JPH11265451A JP10066495A JP6649598A JPH11265451A JP H11265451 A JPH11265451 A JP H11265451A JP 10066495 A JP10066495 A JP 10066495A JP 6649598 A JP6649598 A JP 6649598A JP H11265451 A JPH11265451 A JP H11265451A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】画像情報の照会システムにおいて、処理集中、
データ集中により、応答性、信頼性に問題がある。 【解決手段】画像情報およびこの画像情報を説明する付
加情報を電子的に入力するための一つあるいは複数の画
像入力装置と、画像入力装置によって生成された画像情
報および付加情報を保存管理する一つあるいは複数の画
像管理装置と、画像入力装置によって生成された画像情
報および付加情報を画像管理装置に登録し、画像管理装
置に保存されている画像情報および付加情報と照合する
一つあるいは複数の画像照合装置と、画像管理装置と画
像照合装置を用いて画像管理装置に保存されている画像
情報および付加情報を照会する一つあるいは複数の情報
照会装置とを、ネットワークで接続する。
データ集中により、応答性、信頼性に問題がある。 【解決手段】画像情報およびこの画像情報を説明する付
加情報を電子的に入力するための一つあるいは複数の画
像入力装置と、画像入力装置によって生成された画像情
報および付加情報を保存管理する一つあるいは複数の画
像管理装置と、画像入力装置によって生成された画像情
報および付加情報を画像管理装置に登録し、画像管理装
置に保存されている画像情報および付加情報と照合する
一つあるいは複数の画像照合装置と、画像管理装置と画
像照合装置を用いて画像管理装置に保存されている画像
情報および付加情報を照会する一つあるいは複数の情報
照会装置とを、ネットワークで接続する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機を利用した
画像情報照会システムに関し、特に、負荷分散による検
索の効率化と危険分散による信頼性の向上を目指した分
散ネットワーク環境における画像情報照会システムに関
する。
画像情報照会システムに関し、特に、負荷分散による検
索の効率化と危険分散による信頼性の向上を目指した分
散ネットワーク環境における画像情報照会システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像情報の照会システムとして、
「警察情報管理システム」(情報処理学会情報システム
研究会論文57−2、1996年1月16日)および
「指紋と掌紋による個人識別技術」(情報処理学会誌情
報処理Vol.25、No.6、1984年6月)に記
載の指紋自動識別システムがある。本文献によれば、指
紋自動識別システムは、警察における指紋画像による照
会に対して個人識別結果を回答するシステムである。
「警察情報管理システム」(情報処理学会情報システム
研究会論文57−2、1996年1月16日)および
「指紋と掌紋による個人識別技術」(情報処理学会誌情
報処理Vol.25、No.6、1984年6月)に記
載の指紋自動識別システムがある。本文献によれば、指
紋自動識別システムは、警察における指紋画像による照
会に対して個人識別結果を回答するシステムである。
【0003】日本の警察機構は、警察庁を頂点に、管区
警察局、都道府県警察本部、さらにその下に警察署が連
なるという、ピラミッド型組織を構成している。以後、
都道府県警察本部を県警本部と呼び、警察署を署と呼
ぶ。
警察局、都道府県警察本部、さらにその下に警察署が連
なるという、ピラミッド型組織を構成している。以後、
都道府県警察本部を県警本部と呼び、警察署を署と呼
ぶ。
【0004】指紋自動識別システムは警察庁に設置され
ており、郵送などで全国から送られてくる、署あるいは
県警本部でインク押捺した指紋原紙や、現場で採取した
遺留指紋に対し、電子的な読み取り、画像補正、特徴量
抽出、登録あるいは類似特徴量をもつ指紋パターンの照
合などの処理を集中して行っている。データも警察庁で
集中管理されている。
ており、郵送などで全国から送られてくる、署あるいは
県警本部でインク押捺した指紋原紙や、現場で採取した
遺留指紋に対し、電子的な読み取り、画像補正、特徴量
抽出、登録あるいは類似特徴量をもつ指紋パターンの照
合などの処理を集中して行っている。データも警察庁で
集中管理されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記指紋自動識別シス
テムでは、電子的な読み取り、画像補正、特徴量抽出、
登録、照合などの処理を集中して行っている。処理が一
箇所に集中しているため、照会結果を得るまで時間がか
かる。また、データも一箇所に集中しているため、災害
発生時のリスクが大きく、アクセス集中時の応答性も悪
い。そこで本発明の目的は、画像情報の照会システムに
おいて、処理分散、データ分散によって、レスポンスタ
イムの短縮、信頼性の向上を実現することである。警察
以外にも電子商取引における認証局システムに同様の問
題がある。
テムでは、電子的な読み取り、画像補正、特徴量抽出、
登録、照合などの処理を集中して行っている。処理が一
箇所に集中しているため、照会結果を得るまで時間がか
かる。また、データも一箇所に集中しているため、災害
発生時のリスクが大きく、アクセス集中時の応答性も悪
い。そこで本発明の目的は、画像情報の照会システムに
おいて、処理分散、データ分散によって、レスポンスタ
イムの短縮、信頼性の向上を実現することである。警察
以外にも電子商取引における認証局システムに同様の問
題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、以下の手段を設けた。画像情報およびこの画像情報
を説明する付加情報を電子的に入力するための一つある
いは複数の画像入力装置と、画像入力装置によって生成
された画像情報および付加情報を保存管理する一つある
いは複数の画像管理装置と、画像入力装置によって生成
された画像情報および付加情報を画像管理装置に登録
し、画像管理装置に保存されている画像情報および付加
情報と照合する一つあるいは複数の画像照合装置と、画
像管理装置と画像照合装置を用いて画像管理装置に保存
されている画像情報および付加情報を照会する一つある
いは複数の情報照会装置とを、ネットワークで接続す
る。
め、以下の手段を設けた。画像情報およびこの画像情報
を説明する付加情報を電子的に入力するための一つある
いは複数の画像入力装置と、画像入力装置によって生成
された画像情報および付加情報を保存管理する一つある
いは複数の画像管理装置と、画像入力装置によって生成
された画像情報および付加情報を画像管理装置に登録
し、画像管理装置に保存されている画像情報および付加
情報と照合する一つあるいは複数の画像照合装置と、画
像管理装置と画像照合装置を用いて画像管理装置に保存
されている画像情報および付加情報を照会する一つある
いは複数の情報照会装置とを、ネットワークで接続す
る。
【0007】画像入力装置は、画像情報を特徴づける特
徴量を抽出するための特徴量抽出支援機能をもってもよ
い。さらに画像管理装置は、保存管理している画像情報
の生成時期に応じた階層アーカイブをもち、比較的古い
時期の画像情報を大容量記憶装置に、比較的新しい時期
の画像情報を高速記憶装置に、階層的に管理する。ある
いは、画像管理装置は、保存管理している画像情報ある
いは付加情報の情報量に応じた階層アーカイブをもち、
画像情報を大容量記憶装置に、付加情報を高速記憶装置
に、階層的に管理してもよい。
徴量を抽出するための特徴量抽出支援機能をもってもよ
い。さらに画像管理装置は、保存管理している画像情報
の生成時期に応じた階層アーカイブをもち、比較的古い
時期の画像情報を大容量記憶装置に、比較的新しい時期
の画像情報を高速記憶装置に、階層的に管理する。ある
いは、画像管理装置は、保存管理している画像情報ある
いは付加情報の情報量に応じた階層アーカイブをもち、
画像情報を大容量記憶装置に、付加情報を高速記憶装置
に、階層的に管理してもよい。
【0008】また、画像入力装置あるいは情報照会装置
を用いて画像情報あるいは付加情報を登録あるいは照会
するときに、適切な画像管理装置に登録、照合できるま
で、同一あるいは異なる画像照合装置が異なる画像管理
装置にアクセスしてもよい。さらに、画像情報を圧縮
し、付加情報は圧縮せずそのままで処理する。以上によ
り、データの管理、登録、照会の効率化、レスポンスタ
イムの短縮、リスク回避が可能となる。
を用いて画像情報あるいは付加情報を登録あるいは照会
するときに、適切な画像管理装置に登録、照合できるま
で、同一あるいは異なる画像照合装置が異なる画像管理
装置にアクセスしてもよい。さらに、画像情報を圧縮
し、付加情報は圧縮せずそのままで処理する。以上によ
り、データの管理、登録、照会の効率化、レスポンスタ
イムの短縮、リスク回避が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
から図5に基づいて詳細に述べる。本実施形態は、警察
の犯罪捜査において、指紋の管理・照合・登録を支援す
る指紋照会登録システムである。
から図5に基づいて詳細に述べる。本実施形態は、警察
の犯罪捜査において、指紋の管理・照合・登録を支援す
る指紋照会登録システムである。
【0010】図1に本実施形態を実現する全体システム
構成を示す。警察庁システム101には、DAFIS
(Distributed Automated Fi
ngerprint Identification
System)102、FIMS(Fingerpri
nt Information Management
System)103および情報照会システム104が
LAN(Local Area Network)で接
続されている。県警本部システム105には、ILS
(Intelligent Live Scanne
r)106、DAFIS102、FIMS103および
情報照会システム104がLANで接続されている。署
システム107には、ILS106および情報照会シス
テム104がLANで接続されている。また、警察庁シ
ステム101と県警本部システム105が、さらに、県
警本部システム105と署システム107が、WAN
(WideArea Network)で接続されてい
る。DAFIS102は、照合登録装置を独立させたも
ので、地域(例えば、県警本部)に分散させる。これに
より、処理負荷の集中によるボトルネック回避を行え
る。
構成を示す。警察庁システム101には、DAFIS
(Distributed Automated Fi
ngerprint Identification
System)102、FIMS(Fingerpri
nt Information Management
System)103および情報照会システム104が
LAN(Local Area Network)で接
続されている。県警本部システム105には、ILS
(Intelligent Live Scanne
r)106、DAFIS102、FIMS103および
情報照会システム104がLANで接続されている。署
システム107には、ILS106および情報照会シス
テム104がLANで接続されている。また、警察庁シ
ステム101と県警本部システム105が、さらに、県
警本部システム105と署システム107が、WAN
(WideArea Network)で接続されてい
る。DAFIS102は、照合登録装置を独立させたも
ので、地域(例えば、県警本部)に分散させる。これに
より、処理負荷の集中によるボトルネック回避を行え
る。
【0011】FIMS103は、インターネット・イン
トラネット対応を考慮してサーバ構成とする。また、地
域(例えば、県警本部)に分散させることにより、DA
FIS102による処理負荷の分散、ボトルネック回避
につなげる。FIMS103は、階層アーカイブ108
をもち、比較的古い時期の指紋画像をMODL(Mag
neto Optical Disk Librar
y)などの大容量記憶装置に、比較的新しい時期の指紋
画像をディスクアレイなどの高速記憶装置に階層的に管
理する。あるいは、指紋画像をMODLなどの大容量記
憶装置に、指紋を特定するための特徴量をはじめ、照会
番号、指種、紋様などの付加情報をディスクアレイなど
の高速記憶装置に階層的に管理する。さらに、WWW
(WorldWide Web)サーバ109を設け、
Webとの結合を図ってもよい。
トラネット対応を考慮してサーバ構成とする。また、地
域(例えば、県警本部)に分散させることにより、DA
FIS102による処理負荷の分散、ボトルネック回避
につなげる。FIMS103は、階層アーカイブ108
をもち、比較的古い時期の指紋画像をMODL(Mag
neto Optical Disk Librar
y)などの大容量記憶装置に、比較的新しい時期の指紋
画像をディスクアレイなどの高速記憶装置に階層的に管
理する。あるいは、指紋画像をMODLなどの大容量記
憶装置に、指紋を特定するための特徴量をはじめ、照会
番号、指種、紋様などの付加情報をディスクアレイなど
の高速記憶装置に階層的に管理する。さらに、WWW
(WorldWide Web)サーバ109を設け、
Webとの結合を図ってもよい。
【0012】情報照会システム104は、ネットワーク
に分散し管理される指紋画像や付加情報を効率よく検索
するシステムである。WWWブラウザを利用して、WW
Wサーバ109との結合を図ってもよい。
に分散し管理される指紋画像や付加情報を効率よく検索
するシステムである。WWWブラウザを利用して、WW
Wサーバ109との結合を図ってもよい。
【0013】ILS106は、ライブスキャナ110
に、指紋画像の前処理111、特徴量抽出支援112機
能をもたせ、地域(例えば、県警本部、署)に分散させ
ることにより、処理負荷を分散、軽減する。ライブスキ
ャナ110は、押捺指紋を光学的に読み取り、電子的に
記録する装置である。前処理111は、ライブスキャナ
110で得られた指紋画像を特徴量抽出支援112に利
用できる画像に変換する機能である。特徴量抽出支援1
12は、指紋画像を特徴づける特徴量を前処理111で
変換後の画像から抽出するための機能である。
に、指紋画像の前処理111、特徴量抽出支援112機
能をもたせ、地域(例えば、県警本部、署)に分散させ
ることにより、処理負荷を分散、軽減する。ライブスキ
ャナ110は、押捺指紋を光学的に読み取り、電子的に
記録する装置である。前処理111は、ライブスキャナ
110で得られた指紋画像を特徴量抽出支援112に利
用できる画像に変換する機能である。特徴量抽出支援1
12は、指紋画像を特徴づける特徴量を前処理111で
変換後の画像から抽出するための機能である。
【0014】指紋照会登録システムでは、ILS106
あるいは情報照会システム104を用いて指紋画像ある
いは付加情報を登録あるいは照会するときに、適切なF
IMSに登録、照合できるまで、同一あるいは異なるD
AFISが異なるFIMSにアクセスする。これによ
り、適切なFIMSの所在を意識させずに登録あるいは
照会が可能である。また、情報量が比較的大きい指紋画
像は圧縮されており、情報量が比較的小さい付加情報は
非圧縮である。これにより、指紋画像に関してはネット
ワーク負荷の軽減や記憶装置の節約ができ、付加情報に
関しては伸長時間が必要ないので高速照合が可能とな
る。
あるいは情報照会システム104を用いて指紋画像ある
いは付加情報を登録あるいは照会するときに、適切なF
IMSに登録、照合できるまで、同一あるいは異なるD
AFISが異なるFIMSにアクセスする。これによ
り、適切なFIMSの所在を意識させずに登録あるいは
照会が可能である。また、情報量が比較的大きい指紋画
像は圧縮されており、情報量が比較的小さい付加情報は
非圧縮である。これにより、指紋画像に関してはネット
ワーク負荷の軽減や記憶装置の節約ができ、付加情報に
関しては伸長時間が必要ないので高速照合が可能とな
る。
【0015】図1では管区警察局については省略してい
るが他と同様に考えることができる。また、県警本部シ
ステム105、署システム107は複数に拡張可能であ
る。さらに、同一LAN内でDAFIS102、FIM
S103、情報照会システム104、ILS106をそ
れぞれ複数に拡張可能である。FIMS103は、同一
内容のデータを別のFIMSに複数重に保存してもよ
い。これにより、危険分散や、アクセスの分散化が図れ
る。
るが他と同様に考えることができる。また、県警本部シ
ステム105、署システム107は複数に拡張可能であ
る。さらに、同一LAN内でDAFIS102、FIM
S103、情報照会システム104、ILS106をそ
れぞれ複数に拡張可能である。FIMS103は、同一
内容のデータを別のFIMSに複数重に保存してもよ
い。これにより、危険分散や、アクセスの分散化が図れ
る。
【0016】図2は、本実施形態の装置構成を主眼とし
たシステム構成図である。署201および県警本部20
2には、ライブスキャナ110、特徴量抽出装置203
および情報検索装置204が設置されている。署201
と県警本部202は通信回線205を介してデータの受
け渡しを行う。通信回線205との接続にはTA(Te
rminal Adapter)206を用いる。ま
た、必要に応じて、暗号装置207を設置してもよい。
特徴量抽出装置203は、前処理111や特徴量抽出支
援112を行う計算機であり、ライブスキャナ110
と、TA206あるいは暗号装置207に接続してい
る。情報検索装置204は、情報照会システム104を
実現する計算機であり、TA206あるいは暗号装置2
07に接続している。特徴量抽出装置203と情報検索
装置204は同一計算機で実現してもよい。
たシステム構成図である。署201および県警本部20
2には、ライブスキャナ110、特徴量抽出装置203
および情報検索装置204が設置されている。署201
と県警本部202は通信回線205を介してデータの受
け渡しを行う。通信回線205との接続にはTA(Te
rminal Adapter)206を用いる。ま
た、必要に応じて、暗号装置207を設置してもよい。
特徴量抽出装置203は、前処理111や特徴量抽出支
援112を行う計算機であり、ライブスキャナ110
と、TA206あるいは暗号装置207に接続してい
る。情報検索装置204は、情報照会システム104を
実現する計算機であり、TA206あるいは暗号装置2
07に接続している。特徴量抽出装置203と情報検索
装置204は同一計算機で実現してもよい。
【0017】管区警察局208には、指紋照合処理装置
209、データ管理装置210、自管区分の特徴量デー
タベース211、自管区分の画像データベース212お
よび自管区分の個人データベース213が設置されてい
る。県警本部202と管区警察局208は通信回線21
4を介してデータの受け渡しを行う。指紋照合処理装置
209は、DAFIS102を実現する計算機であり、
データ管理装置210と接続している。データ管理装置
210は、FIMS103を実現する計算機であり、T
A206、指紋照合処理装置209、特徴量データベー
ス211、画像データベース212および個人データベ
ース213と接続している。特徴量データベース211
は、自管区分の特徴量データを保存しておく記憶装置で
あり、データ管理装置210と接続している。特徴量デ
ータは特徴量抽出装置203で抽出される特徴量であ
り、情報量が比較的小さいので、例えばディスクアレイ
に保存する。画像データベース212は、自管区分の画
像データを保存しておく記憶装置であり、データ管理装
置210と接続している。画像データは指紋画像であ
り、情報量が比較的大きいので、例えばMODLに保存
する。個人データベース213は、自管区分の個人デー
タを保存しておく記憶装置であり、データ管理装置21
0と接続している。個人データは身元や犯罪歴などであ
り、情報量が比較的小さいので、例えばディスクアレイ
に保存する。
209、データ管理装置210、自管区分の特徴量デー
タベース211、自管区分の画像データベース212お
よび自管区分の個人データベース213が設置されてい
る。県警本部202と管区警察局208は通信回線21
4を介してデータの受け渡しを行う。指紋照合処理装置
209は、DAFIS102を実現する計算機であり、
データ管理装置210と接続している。データ管理装置
210は、FIMS103を実現する計算機であり、T
A206、指紋照合処理装置209、特徴量データベー
ス211、画像データベース212および個人データベ
ース213と接続している。特徴量データベース211
は、自管区分の特徴量データを保存しておく記憶装置で
あり、データ管理装置210と接続している。特徴量デ
ータは特徴量抽出装置203で抽出される特徴量であ
り、情報量が比較的小さいので、例えばディスクアレイ
に保存する。画像データベース212は、自管区分の画
像データを保存しておく記憶装置であり、データ管理装
置210と接続している。画像データは指紋画像であ
り、情報量が比較的大きいので、例えばMODLに保存
する。個人データベース213は、自管区分の個人デー
タを保存しておく記憶装置であり、データ管理装置21
0と接続している。個人データは身元や犯罪歴などであ
り、情報量が比較的小さいので、例えばディスクアレイ
に保存する。
【0018】警察庁215には、指紋照合処理装置20
9、データ管理装置210、全国分の特徴量データベー
ス216、全国分の画像データベース217および全国
分の個人データベース218が設置されている。管区警
察局208と警察庁215は通信回線219を介してデ
ータの受け渡しを行う。指紋照合処理装置209は、D
AFIS102を実現する計算機であり、データ管理装
置210と接続している。データ管理装置210は、F
IMS103を実現する計算機であり、TA206、指
紋照合処理装置209、特徴量データベース216、画
像データベース217および個人データベース218と
接続している。特徴量データベース216、画像データ
ベース217、個人データベース218は、それぞれ特
徴量データベース211、画像データベース212、個
人データベース213と同様の記憶装置であり、全国分
のデータが保存されている。
9、データ管理装置210、全国分の特徴量データベー
ス216、全国分の画像データベース217および全国
分の個人データベース218が設置されている。管区警
察局208と警察庁215は通信回線219を介してデ
ータの受け渡しを行う。指紋照合処理装置209は、D
AFIS102を実現する計算機であり、データ管理装
置210と接続している。データ管理装置210は、F
IMS103を実現する計算機であり、TA206、指
紋照合処理装置209、特徴量データベース216、画
像データベース217および個人データベース218と
接続している。特徴量データベース216、画像データ
ベース217、個人データベース218は、それぞれ特
徴量データベース211、画像データベース212、個
人データベース213と同様の記憶装置であり、全国分
のデータが保存されている。
【0019】署201、県警本部202、管区警察局2
08は複数に拡張可能である。また、ライブスキャナ1
10や特徴量抽出装置203、あるいは情報検索装置2
04が、管区警察局208や警察庁215に設置されて
いてもよいし、指紋照合処理装置209、あるいはデー
タ管理装置210やローカルデータベースが、署201
や県警本部202に設置されていてもよい。さらに、ロ
ーカルに各装置を複数に拡張可能である。
08は複数に拡張可能である。また、ライブスキャナ1
10や特徴量抽出装置203、あるいは情報検索装置2
04が、管区警察局208や警察庁215に設置されて
いてもよいし、指紋照合処理装置209、あるいはデー
タ管理装置210やローカルデータベースが、署201
や県警本部202に設置されていてもよい。さらに、ロ
ーカルに各装置を複数に拡張可能である。
【0020】指紋照会登録システムでは、複数重に分散
保存されているデータの整合性を保つ。例えば図2にお
いて、全国分の特徴量データベース216、全国分の画像
データベース217、全国分の個人データベース218は、そ
れぞれ自管区分の特徴量データベース211、自管区分の
画像データベース212、自管区分の個人データベース213
と、自管区分について同一データを保存しているように
する。図6は、このデータの整合性を保つためのデータ
整合処理のフローチャートである。まず管区警察局208
に送信されてきた新規あるいは更新データを自管区分の
データベースに保存する(601)。自管区分のデータベ
ースでは一人の人間に対して一つのIDが割り当てられ
る。すなわち同一人物の特徴量データ、画像データ、個
人データには同一IDが設定される。送信されてきたデー
タが新規データであれば(602)、自管区分のデータベ
ースでは使われていないIDを設定し(603)、そのIDと
新規データを管区警察局208のTAに送る(604)。更新デ
ータであれば(602)、現行のIDと更新データを管区警
察局208のTAに送る(604)。管区警察局208のTAは発信
元を特定する情報、例えばIPアドレスをIDに付加して
(605)、図7に示すデータ構造で警察庁215に送信する
(606)。ID701は、発信元を特定する情報が付加された
IDである。新特徴量データ702、新画像データ703、新個
人データ704は、それぞれ新規あるいは更新の特徴量デ
ータ、画像データ、個人データである。該当するデータ
がなければヌル(データが存在しないことを意味する情
報)とする。これらのデータをID701を利用して全国分
のデータベースに保存する(607)。以上により、デー
タの整合性を保った分散化が可能となる。
保存されているデータの整合性を保つ。例えば図2にお
いて、全国分の特徴量データベース216、全国分の画像
データベース217、全国分の個人データベース218は、そ
れぞれ自管区分の特徴量データベース211、自管区分の
画像データベース212、自管区分の個人データベース213
と、自管区分について同一データを保存しているように
する。図6は、このデータの整合性を保つためのデータ
整合処理のフローチャートである。まず管区警察局208
に送信されてきた新規あるいは更新データを自管区分の
データベースに保存する(601)。自管区分のデータベ
ースでは一人の人間に対して一つのIDが割り当てられ
る。すなわち同一人物の特徴量データ、画像データ、個
人データには同一IDが設定される。送信されてきたデー
タが新規データであれば(602)、自管区分のデータベ
ースでは使われていないIDを設定し(603)、そのIDと
新規データを管区警察局208のTAに送る(604)。更新デ
ータであれば(602)、現行のIDと更新データを管区警
察局208のTAに送る(604)。管区警察局208のTAは発信
元を特定する情報、例えばIPアドレスをIDに付加して
(605)、図7に示すデータ構造で警察庁215に送信する
(606)。ID701は、発信元を特定する情報が付加された
IDである。新特徴量データ702、新画像データ703、新個
人データ704は、それぞれ新規あるいは更新の特徴量デ
ータ、画像データ、個人データである。該当するデータ
がなければヌル(データが存在しないことを意味する情
報)とする。これらのデータをID701を利用して全国分
のデータベースに保存する(607)。以上により、デー
タの整合性を保った分散化が可能となる。
【0021】指紋照会登録システムでは、複数重に分散
保存されているデータの整合性を保つ。例えば図2にお
いて、全国分の特徴量データベース216、全国分の画像
データベース217、全国分の個人データベース218は、そ
れぞれ自管区分の特徴量データベース211、自管区分の
画像データベース212、自管区分の個人データベース213
と、自管区分について同一データを保存しているように
する。図6は、このデータの整合性を保つためのデータ
整合処理のフローチャートである。まず管区警察局208
に送信されてきた新規あるいは更新データを自管区分の
データベースに保存する(601)。自管区分のデータベ
ースでは一人の人間に対して一つのIDが割り当てられ
る。すなわち同一人物の特徴量データ、画像データ、個
人データには同一IDが設定される。送信されてきたデー
タが新規データであれば(602)、自管区分のデータベ
ースでは使われていないIDを設定し(603)、そのIDと
新規データを管区警察局208のTAに送る(604)。更新デ
ータであれば(602)、現行のIDと更新データを管区警
察局208のTAに送る(604)。管区警察局208のTAは発信
元を特定する情報、例えばIPアドレスをIDに付加して
(605)、図7に示すデータ構造で警察庁215に送信する
(606)。ID701は、発信元を特定する情報が付加された
IDである。新特徴量データ702、新画像データ703、新個
人データ704は、それぞれ新規あるいは更新の特徴量デ
ータ、画像データ、個人データである。該当するデータ
がなければヌル(データが存在しないことを意味する情
報)とする。これらのデータをID701を利用して全国分
のデータベースに保存する(607)。以上により、デー
タの整合性を保った分散化が可能となる。
保存されているデータの整合性を保つ。例えば図2にお
いて、全国分の特徴量データベース216、全国分の画像
データベース217、全国分の個人データベース218は、そ
れぞれ自管区分の特徴量データベース211、自管区分の
画像データベース212、自管区分の個人データベース213
と、自管区分について同一データを保存しているように
する。図6は、このデータの整合性を保つためのデータ
整合処理のフローチャートである。まず管区警察局208
に送信されてきた新規あるいは更新データを自管区分の
データベースに保存する(601)。自管区分のデータベ
ースでは一人の人間に対して一つのIDが割り当てられ
る。すなわち同一人物の特徴量データ、画像データ、個
人データには同一IDが設定される。送信されてきたデー
タが新規データであれば(602)、自管区分のデータベ
ースでは使われていないIDを設定し(603)、そのIDと
新規データを管区警察局208のTAに送る(604)。更新デ
ータであれば(602)、現行のIDと更新データを管区警
察局208のTAに送る(604)。管区警察局208のTAは発信
元を特定する情報、例えばIPアドレスをIDに付加して
(605)、図7に示すデータ構造で警察庁215に送信する
(606)。ID701は、発信元を特定する情報が付加された
IDである。新特徴量データ702、新画像データ703、新個
人データ704は、それぞれ新規あるいは更新の特徴量デ
ータ、画像データ、個人データである。該当するデータ
がなければヌル(データが存在しないことを意味する情
報)とする。これらのデータをID701を利用して全国分
のデータベースに保存する(607)。以上により、デー
タの整合性を保った分散化が可能となる。
【0022】指紋照会登録システムでは、ILS106
を用いて特徴量を照合するときに、適切なFIMSにア
クセスする。図3は、この分散型照合処理のフローチャ
ートである。まず特徴量抽出支援によって特徴量データ
を抽出する(112)。ローカルネットワークを介して
特徴量データをローカルシステムのDAFISに送る。
このDAFISは同一システム内のFIMSにアクセス
して、ローカルシステムにおける照合を行う(30
1)。ここでローカルというのは、物理的に近いことを
意味しており、図2でいえば自管区分に相当する。照合
したい人物の指紋はローカルシステムのFIMSに登録
されている可能性が高い。したがって処理負荷、ネット
ワーク負荷をかけない。
を用いて特徴量を照合するときに、適切なFIMSにア
クセスする。図3は、この分散型照合処理のフローチャ
ートである。まず特徴量抽出支援によって特徴量データ
を抽出する(112)。ローカルネットワークを介して
特徴量データをローカルシステムのDAFISに送る。
このDAFISは同一システム内のFIMSにアクセス
して、ローカルシステムにおける照合を行う(30
1)。ここでローカルというのは、物理的に近いことを
意味しており、図2でいえば自管区分に相当する。照合
したい人物の指紋はローカルシステムのFIMSに登録
されている可能性が高い。したがって処理負荷、ネット
ワーク負荷をかけない。
【0023】ローカルシステムにおける照合を行った結
果、合致データがあれば照合結果をILS106に返
し、合致データがなければ他システムにおいて照合を行
う(302)。また、全システムを探索し終えたら照合
結果をILS106に返す(303)。まだ全システム
を探索していなければ、WANを介して特徴量データを
他システムのDAFISに送る。このDAFISは同一
システム内のFIMSにアクセスして、他システムにお
ける照合を行う(304)。ここで他というのは、図2
でいえば全国分に相当する。アクセスするFIMSと同
一システム内のDAFISを用いるのが一般的である
が、同一システム内のDAFISが利用できない状態の
ときは異なるシステムのDAFISを用いてもよい。
果、合致データがあれば照合結果をILS106に返
し、合致データがなければ他システムにおいて照合を行
う(302)。また、全システムを探索し終えたら照合
結果をILS106に返す(303)。まだ全システム
を探索していなければ、WANを介して特徴量データを
他システムのDAFISに送る。このDAFISは同一
システム内のFIMSにアクセスして、他システムにお
ける照合を行う(304)。ここで他というのは、図2
でいえば全国分に相当する。アクセスするFIMSと同
一システム内のDAFISを用いるのが一般的である
が、同一システム内のDAFISが利用できない状態の
ときは異なるシステムのDAFISを用いてもよい。
【0024】図3の分散型照合処理は、特徴量抽出支援
112の機能を分散させることにより、情報量が比較的
小さい特徴量データだけをネットワークに流せばよいの
で、ネットワーク負荷は小さい。
112の機能を分散させることにより、情報量が比較的
小さい特徴量データだけをネットワークに流せばよいの
で、ネットワーク負荷は小さい。
【0025】図4は、指紋照会登録システムにおける押
捺指紋照会のブロック図である。押捺指紋照会の目的
は、押捺指紋により、逮捕した被疑者の身元や犯罪歴を
確認することである。被疑者が氏名を詐称したり、黙秘
したりしても、押捺指紋照会により、速やかにそれらの
事実を明らかにすることができる。
捺指紋照会のブロック図である。押捺指紋照会の目的
は、押捺指紋により、逮捕した被疑者の身元や犯罪歴を
確認することである。被疑者が氏名を詐称したり、黙秘
したりしても、押捺指紋照会により、速やかにそれらの
事実を明らかにすることができる。
【0026】まず、署あるいは県警本部において、ライ
ブスキャナを利用して被疑者に指紋押捺401させる。
ライブスキャナは押捺指紋画像データ402を生成す
る。この押捺指紋画像データ402に対し、細線化など
の前処理111を行い、特徴量抽出用データ403に変
換する。この特徴量抽出用データ403から、特徴量抽
出404により、押捺指紋画像データ402を特徴づけ
る押捺指紋特徴量データ405を抽出する。以上がIL
S(Intelligent Live Scanne
r)106のもつ機能である。ILS106の出力は、
指紋押捺401により生成された押捺指紋画像データ4
02と、特徴量抽出404により抽出された押捺指紋特
徴量データ405であり、これらを管区警察局あるいは
警察庁へ圧縮や暗号をかけて送信する。
ブスキャナを利用して被疑者に指紋押捺401させる。
ライブスキャナは押捺指紋画像データ402を生成す
る。この押捺指紋画像データ402に対し、細線化など
の前処理111を行い、特徴量抽出用データ403に変
換する。この特徴量抽出用データ403から、特徴量抽
出404により、押捺指紋画像データ402を特徴づけ
る押捺指紋特徴量データ405を抽出する。以上がIL
S(Intelligent Live Scanne
r)106のもつ機能である。ILS106の出力は、
指紋押捺401により生成された押捺指紋画像データ4
02と、特徴量抽出404により抽出された押捺指紋特
徴量データ405であり、これらを管区警察局あるいは
警察庁へ圧縮や暗号をかけて送信する。
【0027】管区警察局あるいは警察庁においては、署
あるいは県警本部から送信されてきた押捺指紋特徴量デ
ータ405を、特徴量データベース406に保存されて
いる全特徴量データ407と照合408する。照合40
8に用いた押捺指紋特徴量データ405を特徴量データ
ベース406に、署あるいは県警本部から送信されてき
た押捺指紋画像データ402を画像データベース409
に登録410する。
あるいは県警本部から送信されてきた押捺指紋特徴量デ
ータ405を、特徴量データベース406に保存されて
いる全特徴量データ407と照合408する。照合40
8に用いた押捺指紋特徴量データ405を特徴量データ
ベース406に、署あるいは県警本部から送信されてき
た押捺指紋画像データ402を画像データベース409
に登録410する。
【0028】照合408の結果、照会指紋と類似の指紋
である候補指紋が、画像データベース409から候補指
紋画像データ411として出力される。候補指紋と照会
指紋とが合致するかどうかの最終的な確認412は、候
補指紋画像データ411と押捺指紋画像データ402を
用いて、肉眼によって行われる。肉眼による確認412
の結果、合致した候補指紋の付加情報である身元や犯罪
歴などの個人データ413を、個人データベース414
から検索し、署あるいは県警本部へ送信する。署あるい
は県警本部は、送信されてきた個人データ413を結果
受理415する。以上をすべてオンラインで処理しても
よい。
である候補指紋が、画像データベース409から候補指
紋画像データ411として出力される。候補指紋と照会
指紋とが合致するかどうかの最終的な確認412は、候
補指紋画像データ411と押捺指紋画像データ402を
用いて、肉眼によって行われる。肉眼による確認412
の結果、合致した候補指紋の付加情報である身元や犯罪
歴などの個人データ413を、個人データベース414
から検索し、署あるいは県警本部へ送信する。署あるい
は県警本部は、送信されてきた個人データ413を結果
受理415する。以上をすべてオンラインで処理しても
よい。
【0029】図5は、指紋照会登録システムにおける遺
留指紋照会のブロック図である。遺留指紋照会の目的
は、犯罪現場から採取した指紋(遺留指紋)によって、
その事件の犯人を割り出すことである。
留指紋照会のブロック図である。遺留指紋照会の目的
は、犯罪現場から採取した指紋(遺留指紋)によって、
その事件の犯人を割り出すことである。
【0030】まず、署あるいは県警本部において、現場
指紋採取501により得られた遺留指紋を、カメラやス
キャナを用いて高精度に電子化する。その結果、遺留指
紋画像データ502が得られる。採取された遺留指紋に
は犯人以外の人(ここでは関係者と呼ぶ)のものも含ま
れているので、遺留指紋の関係者振り落とし503(ス
クリーニング)を行う必要がある。複数の遺留指紋から
不要な遺留指紋(犯人のものではない、すなわち関係者
のもの)を振り落とすには、関係者の押捺指紋を現場で
採取された遺留指紋と照合すればよい。そこでライブス
キャナを利用して関係者指紋押捺504を行う。ライブ
スキャナは押捺指紋画像データ402を生成する。この
押捺指紋画像データ402と遺留指紋画像データ502
を用いて照合、確認することにより、関係者振り落とし
503(スクリーニング)を行う。図5におけるILS
(Intelligent Live Scanne
r)106は、前処理、トレース支援、特徴量抽出、照
合、確認支援など、関係者指紋のスクリーニング機能を
付加して、高付加価値化したライブスキャナになってい
る。ILS106の出力は、関係者の遺留指紋ではない
不明遺留指紋についての2種のデータである。一つは関
係者振り落とし503処理の過程で照合のために抽出さ
れた不明遺留指紋特徴量データ505、もう一つは関係
者振り落とし503の結果残った不明遺留指紋画像デー
タ506であり、これらを管区警察局あるいは警察庁へ
圧縮や暗号をかけて送信する。
指紋採取501により得られた遺留指紋を、カメラやス
キャナを用いて高精度に電子化する。その結果、遺留指
紋画像データ502が得られる。採取された遺留指紋に
は犯人以外の人(ここでは関係者と呼ぶ)のものも含ま
れているので、遺留指紋の関係者振り落とし503(ス
クリーニング)を行う必要がある。複数の遺留指紋から
不要な遺留指紋(犯人のものではない、すなわち関係者
のもの)を振り落とすには、関係者の押捺指紋を現場で
採取された遺留指紋と照合すればよい。そこでライブス
キャナを利用して関係者指紋押捺504を行う。ライブ
スキャナは押捺指紋画像データ402を生成する。この
押捺指紋画像データ402と遺留指紋画像データ502
を用いて照合、確認することにより、関係者振り落とし
503(スクリーニング)を行う。図5におけるILS
(Intelligent Live Scanne
r)106は、前処理、トレース支援、特徴量抽出、照
合、確認支援など、関係者指紋のスクリーニング機能を
付加して、高付加価値化したライブスキャナになってい
る。ILS106の出力は、関係者の遺留指紋ではない
不明遺留指紋についての2種のデータである。一つは関
係者振り落とし503処理の過程で照合のために抽出さ
れた不明遺留指紋特徴量データ505、もう一つは関係
者振り落とし503の結果残った不明遺留指紋画像デー
タ506であり、これらを管区警察局あるいは警察庁へ
圧縮や暗号をかけて送信する。
【0031】管区警察局あるいは警察庁においては、署
あるいは県警本部から送信されてきた不明遺留指紋特徴
量データ505を、特徴量データベース406に保存さ
れている全特徴量データ407と照合408する。照合
408に用いた不明遺留指紋特徴量データ505を特徴
量データベース406に、署あるいは県警本部から送信
されてきた不明遺留指紋画像データ506を画像データ
ベース409に登録410する。照合408の結果、照
会指紋と類似の指紋である候補指紋が、画像データベー
ス409から候補指紋画像データ411として出力され
る。候補指紋と照会指紋とが合致するかどうかの最終的
な確認412は、候補指紋画像データ411と不明遺留
指紋画像データ506を用いて、肉眼によって行われ
る。肉眼による確認412の結果、合致した候補指紋の
付加情報である身元や犯罪歴などの個人データ413
を、個人データベース414から検索し、署あるいは県
警本部へ送信する。署あるいは県警本部は、送信されて
きた個人データ413を結果受理415する。以上をす
べてオンラインで処理してもよい。
あるいは県警本部から送信されてきた不明遺留指紋特徴
量データ505を、特徴量データベース406に保存さ
れている全特徴量データ407と照合408する。照合
408に用いた不明遺留指紋特徴量データ505を特徴
量データベース406に、署あるいは県警本部から送信
されてきた不明遺留指紋画像データ506を画像データ
ベース409に登録410する。照合408の結果、照
会指紋と類似の指紋である候補指紋が、画像データベー
ス409から候補指紋画像データ411として出力され
る。候補指紋と照会指紋とが合致するかどうかの最終的
な確認412は、候補指紋画像データ411と不明遺留
指紋画像データ506を用いて、肉眼によって行われ
る。肉眼による確認412の結果、合致した候補指紋の
付加情報である身元や犯罪歴などの個人データ413
を、個人データベース414から検索し、署あるいは県
警本部へ送信する。署あるいは県警本部は、送信されて
きた個人データ413を結果受理415する。以上をす
べてオンラインで処理してもよい。
【0032】図4および図5で示されるブロック図にお
ける署、県警本部、管区警察局、警察庁の区切りは、上
述の限りではない。本実施形態は、負荷分散化、データ
分散化、ライブスキャナ高付加価値化を特徴とする指紋
照会登録システムである。これによって、レスポンスタ
イムの短縮、信頼性の向上、作業効率の改善が可能であ
る。
ける署、県警本部、管区警察局、警察庁の区切りは、上
述の限りではない。本実施形態は、負荷分散化、データ
分散化、ライブスキャナ高付加価値化を特徴とする指紋
照会登録システムである。これによって、レスポンスタ
イムの短縮、信頼性の向上、作業効率の改善が可能であ
る。
【0033】以上が本発明の詳細実施形態であるが、本
発明は、指紋のみならず種々の全国に分散する犯罪情
報、捜査情報、警察行政情報をネットワークで共有化す
るシステムに使ってもよい。警察においてタイヤ痕画像
からの車種の特定を行うシステムに使ってもよい。
発明は、指紋のみならず種々の全国に分散する犯罪情
報、捜査情報、警察行政情報をネットワークで共有化す
るシステムに使ってもよい。警察においてタイヤ痕画像
からの車種の特定を行うシステムに使ってもよい。
【0034】また、本発明は、警察システムだけではな
く、電子商取引における認証局などの個人識別システ
ム、個体識別システム、情報管理検索システムなどにも
広く適用可能である。
く、電子商取引における認証局などの個人識別システ
ム、個体識別システム、情報管理検索システムなどにも
広く適用可能である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、画像情報の照会システ
ムにおいて、負荷分散、危険分散、ネットワーク負荷軽
減が図れ、レスポンスタイムの短縮、信頼性の向上、デ
ータの管理、登録、照会の効率化が可能である。
ムにおいて、負荷分散、危険分散、ネットワーク負荷軽
減が図れ、レスポンスタイムの短縮、信頼性の向上、デ
ータの管理、登録、照会の効率化が可能である。
【図1】指紋照会登録システムの全体システム構成図。
【図2】指紋照会登録システムの装置構成図である。
【図3】分散型照合処理のフローチャートである。
【図4】本発明を用いた押捺指紋照会のブロック図であ
る。
る。
【図5】本発明を用いた遺留指紋照会のブロック図であ
る。
る。
【図6】データ整合処理のフローチャートである。
【図7】データ整合処理におけるデータ構造を示す図で
ある。
ある。
101…警察庁システム、102…DAFIS(Dis
tributed Automated Finger
print Identification Syst
em)、103…FIMS(Fingerprint
Information Management Sy
stem)、104…情報照会システム、105…県警
本部システム、106…ILS(Intelligen
t Live Scanner)、107…署システ
ム、108…階層アーカイブ、109…WWW(Wor
ld Wide Web)サーバ、110…ライブスキ
ャナ、111…前処理、112…特徴量抽出支援
tributed Automated Finger
print Identification Syst
em)、103…FIMS(Fingerprint
Information Management Sy
stem)、104…情報照会システム、105…県警
本部システム、106…ILS(Intelligen
t Live Scanner)、107…署システ
ム、108…階層アーカイブ、109…WWW(Wor
ld Wide Web)サーバ、110…ライブスキ
ャナ、111…前処理、112…特徴量抽出支援
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本里 清和 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地の12 株式会社日立製作所情報システム事業部内 (72)発明者 黒田 守観 茨城県日立市幸町三丁目2番1号 日立エ ンジニアリング株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】画像情報および前記画像情報を説明する付
加情報を電子的に入力するための一つまたは複数の画像
入力装置と、 前記画像入力装置によって生成された画像情報および付
加情報を保存管理する一つまたは複数の画像管理装置
と、 前記画像入力装置によって生成された画像情報および付
加情報を前記画像管理装置に登録し、前記画像管理装置
に保存されている画像情報および付加情報と照合する一
つまたは複数の画像照合装置と、 前記画像管理装置と前記画像照合装置を用いて前記画像
管理装置に保存されている画像情報および付加情報を照
会する一つまたは複数の情報照会装置とが、ネットワー
クで接続されていることを特徴とする画像情報照会シス
テム。 - 【請求項2】請求項1に記載の画像情報照会システムに
おいて、 前記画像入力装置は、前記画像情報を特徴づける特徴量
を前記画像情報から抽出するための特徴量抽出支援機能
を有することを特徴とする画像情報照会システム。 - 【請求項3】請求項1に記載の画像情報照会システムに
おいて、 前記画像入力装置は、複数の画像情報から必要な画像情
報を選別するスクリーニング機能を有することを特徴と
する画像情報照会システム。 - 【請求項4】請求項1に記載の画像情報照会システムに
おいて、 前記画像管理装置は、保存管理している画像情報が生成
された時期に応じて、前記画像情報が階層的に管理され
る階層アーカイブを有することを特徴とする画像情報照
会システム。 - 【請求項5】請求項4に記載の画像情報照会システムに
おいて、 前記階層アーカイブは、比較的古い時期の画像情報を大
容量記憶装置に、比較的新しい時期の画像情報を高速記
憶装置に保存することを特徴とする画像情報照会システ
ム。 - 【請求項6】請求項1に記載の画像情報照会システムに
おいて、 前記画像管理装置は、保存管理している画像情報または
付加情報の情報量に応じて、前記画像情報または前記付
加情報が階層的に管理される階層アーカイブを有するこ
とを特徴とする画像情報照会システム。 - 【請求項7】請求項6に記載の画像情報照会システムに
おいて、 前記階層アーカイブは、画像情報を大容量記憶装置に、
付加情報を高速記憶装置に保存することを特徴とする画
像情報照会システム。 - 【請求項8】請求項1に記載の画像情報照会システムに
おいて、 画像入力装置または情報照会装置を用いて画像情報また
は付加情報を登録または照会するときに、適切な画像管
理装置に登録、照合できるまで、同一または異なる画像
照合装置が異なる画像管理装置にアクセスする手段を有
することを特徴とする画像情報照会システム。 - 【請求項9】請求項1に記載の画像情報照会システムに
おいて、 前記画像情報は圧縮されており、付加情報は非圧縮であ
ることを特徴とする画像情報照会システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10066495A JPH11265451A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 画像情報照会システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10066495A JPH11265451A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 画像情報照会システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11265451A true JPH11265451A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=13317459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10066495A Pending JPH11265451A (ja) | 1998-03-17 | 1998-03-17 | 画像情報照会システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11265451A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001266155A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-09-28 | Nec Corp | 指紋照合システムおよび指紋照合方法 |
| JP2003337948A (ja) * | 2002-05-17 | 2003-11-28 | Nec Soft Ltd | 個人情報検索照合システム、個人情報検索照合方法、および、個人情報検索照合プログラム |
| JP2009540400A (ja) * | 2006-06-02 | 2009-11-19 | ファースト アドバンテージ コーポレイション | 生体認証及び人口統計データの転送及び管理システム並びに装置 |
-
1998
- 1998-03-17 JP JP10066495A patent/JPH11265451A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001266155A (ja) * | 2000-03-15 | 2001-09-28 | Nec Corp | 指紋照合システムおよび指紋照合方法 |
| JP2003337948A (ja) * | 2002-05-17 | 2003-11-28 | Nec Soft Ltd | 個人情報検索照合システム、個人情報検索照合方法、および、個人情報検索照合プログラム |
| JP2009540400A (ja) * | 2006-06-02 | 2009-11-19 | ファースト アドバンテージ コーポレイション | 生体認証及び人口統計データの転送及び管理システム並びに装置 |
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