JPH11266033A - 受光素子を有する半導体装置、光学ピックアップ装置、および受光素子を有する半導体装置の製造方法 - Google Patents
受光素子を有する半導体装置、光学ピックアップ装置、および受光素子を有する半導体装置の製造方法Info
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- JPH11266033A JPH11266033A JP10067145A JP6714598A JPH11266033A JP H11266033 A JPH11266033 A JP H11266033A JP 10067145 A JP10067145 A JP 10067145A JP 6714598 A JP6714598 A JP 6714598A JP H11266033 A JPH11266033 A JP H11266033A
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Abstract
になされる構成とする場合、周波数特性が悪化する。 【解決手段】 半導体基板に、第1導電型の第1半導体
部と、第2導電型の第2半導体部とによる接合部、すな
わちp−n接合によって受光素子を形成する。そして、
その第1半導体部の一部に、第2導電型の分割領域を形
成し、受光素子の動作時に接合部に印加される逆バイア
ス電圧以下の逆バイアス電圧の印加によって、受光素子
を構成する接合部と分割領域による接合部とからの空乏
層の広がりによって第1半導体部を複数部分に分離する
構成とする。
Description
半導体装置、光学ピックアップ装置および受光素子を有
する半導体装置の製造方法に関する。
る受光素子としてのフォトダイオードは、各種の光−電
気変換器における制御用光センサー、例えば光学記録媒
体に対する光学的記録あるいは再生、またはその双方が
なされるようにしたいわゆる光学ピックアップ装置にお
ける情報信号(以下RF信号という)、トラッキング誤
差信号、フォーカシング誤差信号等を取り出すセンサー
などに広く用いられている。
イポーラトランジスタ、抵抗、キャパシタ等の各種回路
素子とともに同一の半導体基板上に混載されて、いわゆ
るフォトIC(光集積回路)として構成される。このよ
うなフォトICは、一般に、上述した他の回路素子とし
ての、バイポーラトランジスタの製造方法に従って形成
される。
トICにおいて、高抵抗エピタキシャル半導体層を有す
る構成とするものが提案されている。
るフォトダイオードPDと、バイポーラトランジスタT
Rとが混載されて成るフォトICの概略断面図を示す。
この例においては、npn型トランジスタTRとアノー
ドコモン型フォトダイオードPDが同一の半導体基板1
上に形成されたフォトICとして用いられるバイポーラ
ICを構成したものである。
半導体基体2の一主面に、高不純物濃度のp型の埋込み
層3が全面的に形成され、この埋込み層3に、フォトダ
イオードPDのアノード領域4を構成する低不純物濃度
のp型の第1の半導体層31がエピタキシャル成長され
る。そして、この第1の半導体層31の、トランジスタ
TRの形成部には、高不純物濃度のコレクタ埋込み領域
5が形成され、各回路素子間や、後述するフォトダイオ
ードPDの分割部等に高不純物濃度の埋込み分離領域6
が選択的に形成される。また、この埋込み分離領域6の
形成と同時に、フォトダイオードPDに対するアノード
電極7のコンタクト部下にp型の高不純物濃度埋込み領
域8が形成される。
ダイオードPDのカソード領域9や、トランジスタTR
のコレクタ領域10を形成する低不純物濃度のn型の第
2の半導体層32がエピタキシャル成長される。
よび第2の半導体層31および32がエピタキシャル成
長されたSi半導体基板1の表面、すなわち第2半導体
層31に、互いに電気的に分離する半導体回路素子、も
しくは領域間に、局部的熱酸化いわゆる LOCOS(Local
Oxidation of Silicon)によってSiO2 による分離絶
縁層11が形成される。
11下に回路素子間の絶縁分離部分における分離絶縁層
11とその下の埋込み分離領域6との間に、p型の高不
純物濃度の分離領域12が形成され、高不純物濃度埋込
み領域8上に、高不純物濃度のp型のアノード電極取出
し領域13が形成され、この上に高不純物濃度のアノー
ドコンタクト領域14が形成され、アノード領域4の分
割部に形成された埋込み領域6上に、この領域6と接し
てp型の高不純物濃度の分離領域30が形成される。
不純物濃度のコレクタ電極取出し領域15と、p型ベー
ス領域16とが形成される。ベース領域16上には、n
型のエミッタ領域17が形成される。
4上に、高不純物濃度のカソード領域18が形成され、
これにカソード電極19が、オーミックにコンタクトさ
れる。
縁層21が被着形成され、これにそれぞれ電極コンタク
ト窓が形成されて、それぞれトランジスタTRのエミッ
タ,ベースおよびコレクタ電極20E,20B,および
20Cがコンタクトされる。そして、その上にSiO2
等の層間絶縁層22が形成され、この上に、受光窓が形
成されたAl等よりなる遮光層23が形成され、この上
に保護膜24が形成される。
止膜とされて、遮光層23の受光窓を通じて、フォトダ
イオードPDに、検出光が照射される。
は、例えば光学記録媒体に対する光学的記録、再生、あ
るいはその双方を行うことのできる光学ピックアップ装
置におけるRF信号、トラッキング誤差信号や、フォー
カス誤差信号を取り出すためのセンサーを構成すること
ができる。
置におけるRF信号、トラッキング誤差信号や、フォー
カス誤差信号を取り出すセンサーとしてのフォトダイオ
ードPDの平面パターン図を示す。この例では、光学記
録媒体、例えば光ディスクからの、中央の光スポットS
P0 と、両側のサイドスポットSPS1およびSPS2と
の、3つのスポットを、例えば“田”の字状に4分割さ
れたフォトダイオードPD0 と、両側のフォトダイオー
ドPDS1およびPDS2とに照射するようにして、フォー
カス誤差信号は、例えばA,B,CおよびDに4分割さ
れたフォトダイオードPDの各部で光電変換された出力
をそれぞれA〜Dとするとき、(A+C)−(B+D)
という演算をすることによって得られ、トラッキング誤
差信号は、他の2つのフォトダイオードPDS1およびP
DS2の出力をEおよびFとするとき、(E−F)によっ
て得られ、信号読み出し出力、すなわちRF信号は、
(A+B+C+D)によって得るようになされる。
ップ装置に適用するフォトダイオードPDの例を示し、
この例では、それぞれ平行にA,B,C,Dおよび
A’,B’,C’,D’に4分割されたフォトダイオー
ドPD1 およびPD2 に、スポットSP1 およびSP2
が照射される。この場合、各フォトダイオードの各中心
の2つのフォトダイオード部B,C,およびB′,C′
は、例えば14μmピッチという極細のストライプ状パ
ターンとされる。そして、各フォトダイオードPD1 お
よびPD2 の各部A,B,C,DおよびA’,B’,
C’,D’の出力を、それぞれA,B,C,Dおよび
A’,B’,C’,D’とするとき、フォーカス誤差信
号は、(B+C)−(A+D)−{(B′+C′)−
(A′+D′)}の演算によって得られ、トラッキング
誤差信号は、(A+B+C′+D′)−(C+D+A′
+B′)の演算で得られ、RF信号は(A+B+C+
D)+(A′+B′+C′+D′)の演算で得られる。
ように、複数部分に分割されたフォトダイオードを有す
る半導体装置においては、図6に示したように、分離領
域30とこれの下に連なって形成された埋込み分離領域
6によってカソード領域9をその全厚さに渡って分離し
た構成とされる。すなわち、この従来の構成において
は、フォトダイオードPDに逆バイアスが印加されいな
い、非動作時の状態で、分離領域30とこれの下に連な
って形成された埋込み分離領域6によって、カソード領
域9は、完全に分離された状態とされる。そして、フォ
トダイオードPDの動作時に、これに印加される逆バイ
アス電圧によって、アノード領域4とカソード領域9と
によるp−n接合、および分離領域30とカソード領域
9とによるp−n接合から、アノード領域4およびカソ
ード領域9に、図7において鎖線aおよびa’で示す空
乏層の広がりが生じる。
えば図6(a)および(b)の構成による受光素子を含
む半導体装置、いわゆるフォトICを構成して、A,
B,C,D,や、A′,B′,C′,D′の各部に差し
渡って、すなわち、各分離領域30およびその下の埋込
み分離領域6に、光スポットが照射される場合、フォト
ダイオードの周波数特性が悪るくなる。
主として、その寄生容量(C)と寄生抵抗(R)で決ま
るCR時定数や、フォトダイオードにおける空乏層内部
をキャリアが走行する時間、空乏化していない半導体層
をキャリアが拡散する時間で決まる。
ダイオードにおいては、分離領域30および埋込み分離
領域6の近傍と、これより充分離間した位置とでは、周
波数特性が相違する。
光照射によって埋込み分離領域6内と、その近傍のアノ
ード領域4に生じた少数キャリアすなわち電子eは、こ
の埋込み分離領域6のポテンシャルが、少数キャリアの
電子eに対してバリアとして働くことによって、これら
電子eは、矢印bに示すように、遠去けられる方向に力
を受けることから、この電子eは、直線的に空乏層に向
かうことができず彎曲した経路を経ることになる。これ
に比し、埋込み分離領域6から充分離間した位置に発生
した電子eは、このポテンシャルの影響を受けることが
ないか、殆どないことから、矢印cに示すように、直線
的に空乏層に向かう経路を辿る。つまり、埋込み分離領
域6およびその近傍に発生した電子は、埋込み分離領域
6より充分離間した位置で発生した電子に比し、空乏層
までの走行距離が長くなることから、キャリアの拡散時
間が長くなり、結果として周波数特性が落ちることにな
る。
フォトダイオードが用いられて、その分離領域したがっ
て、埋込み分離領域6を含んで光スポットの照射がなさ
れる使用態様が採られる場合、光照射面積に占める分離
領域の面積が大きいことから、周波数特性に問題が生じ
る。特に、RF信号は、各分割領域からの和の信号とし
て取り出すことから、周波数特性の悪化が問題となり、
また、高速性能が最も要求されるRF信号においては、
大きな問題となる。
ダイオード、すなわち受光素子の分割部およびその近傍
になされる構成とする場合においても、周波数特性の改
善をはかることができるようにする。
素子を有する半導体装置、およびこの受光素子を有する
半導体装置を用いた光学ピックアップ装置において、受
光素子に対する光照射によって発生する少数キャリアの
走行距離がほぼ一様化され、少数キャリアに対するその
経路を迂回させるポテンシャルバリアの発生を回避す
る。
半導体装置においては、半導体基板に、第1導電型の第
1半導体部と、第2導電型の第2半導体部とによる接合
部、すなわちp−n接合によって受光素子を形成する。
そして、その第1半導体部の一部に、第2導電型の分割
領域を形成し、受光素子の動作時に接合部に印加される
逆バイアス電圧以下の逆バイアス電圧の印加によって、
受光素子を構成する接合部と分割領域による接合部とか
らの空乏層の広がりによって第1半導体部を複数部分に
分離する構成とする。
は、半導体発光素子と、受光素子を有する半導体装置
と、光学系とを有する光学ピックアップ装置であって、
その受光素子を有する半導体装置の構成を、上述した本
発明による受光素子を有する半導体装置の構成とする。
体装置の製造方法は、半導体基体の一主面にあるいは半
導体基体の一主面の上に、第2導電型の高不純物濃度埋
込み層を形成する工程と、この高不純物濃度埋込み領域
上に、受光素子を構成する第2導電型の第1半導体部を
構成する第2半導体層を形成する工程と、第2半導体層
上に、受光素子を構成する第1導電型の第1半導体部を
構成する第2半導体層を形成する工程と、第1半導体層
に、受光素子を複数に区画する第2導電型の分割領域
を、第1半導体層の厚さ方向に一部を残して選択的に形
成する工程と、第1半導体部の表面ないしは表面近傍に
第1導電型の高不純物濃度の第3の半導体部を選択的に
形成する工程とを経て、上述した本発明による受光素子
を有する半導体装置を得る。
光素子の分離を、この受光素子の動作時に印加される逆
バイアス電圧によって生じる空乏層によって分離するも
のであり、このようにすることによって、分離領域の存
在によって、受光素子の半導体部に光照射によって発生
した少数キャリアに対するその走行を迂回させるポテン
シャルバリアの発生を回避する。
本発明による受光素子を有する半導体装置においては、
半導体基板に、第1導電型の第1半導体部と、第2導電
型の第2半導体部とによる接合部、すなわちp−n接合
によって受光素子を形成する。そして、その第1半導体
部の一部に、第2導電型の分割領域を形成し、受光素子
の動作時に接合部に印加される逆バイアス電圧以下の逆
バイアス電圧、具体的には0.3V〜11.0V、更に
典型的には、0.5V〜1.5Vの印加によって、受光
素子を構成する接合部と分割領域による接合部とから広
がる空乏層によって第1半導体部を複数部分に分離する
構成とする。
動作時の逆バイアス電圧より充分低い電圧しか印加され
ない状態では、第1の半導体部は、空乏層によって複数
部分に分離されることがない状態とされる。
第2半導体部より所要の間隔だけ隔てて位置に形成す
る。あるいは、分割領域を、第1半導体部の、第2半導
体部側に偏った位置に、つまり第1の半導体部の、第2
半導体部とは反対側の面と所要の距離を隔てた位置に形
成する。または、分割領域を、第1半導体部の厚さ方向
の中間部に限定的に設ける。
れる各部分の表面には、第1の半導体部と同導電型の高
不純物濃度の第3の半導体部をそれぞれ形成する。この
第3の半導体部の厚さは、0.01μm〜0.2μmに
選定し得る。
る接合部とは反対側に、第2半導体部と接して、第2半
導体部に比して高不純物濃度の第4の半導体部を形成す
る。この場合、半導体基板の表面から第4の半導体部ま
での距離は、受光素子への入射光の吸収長より大に選定
する。
は、半導体発光素子と、受光素子を有する半導体装置
と、光学系とを有する光学ピックアップ装置であって、
その受光素子を有する半導体装置の構成を、上述した本
発明による受光素子を有する半導体装置の構成とする。
体装置の製造方法は、半導体基体の一主面に、あるいは
半導体基体の一主面の上に、第2導電型の高不純物濃度
埋込み層を形成する工程と、この高不純物濃度埋込み領
域上に、受光素子を構成する第2導電型の第1半導体部
を構成する第2半導体層を形成する工程と、第2半導体
層上に、受光素子を構成する第1導電型の第1半導体部
を構成する第2半導体層を形成する工程と、第1半導体
層に、受光素子を複数に区画する第2導電型の分割領域
を、第1半導体層の厚さの一部を残して選択的に形成す
る工程と、第1半導体部の表面ないしは表面近傍に第1
導電型の高不純物濃度の第3の半導体部を選択的に形成
する工程とを経て、上述した本発明による受光素子を有
する半導体装置を得る。
る半導体装置の一例を説明する。しかしながら、本発明
装置は、この構成に限られるものではない。図1は、図
7におけると同様に、受光素子であるフォトダイオード
PDと、バイポーラトランジスタTRとが混載されて成
るフォトICに適用した場合の概略断面図を示す。ま
た、この例においては、npn型トランジスタTRとア
ノードコモン型フォトダイオードPDが同一の半導体基
板1上に形成されたフォトICとして用いられるバイポ
ーラICを構成した場合である。そして、この場合、フ
ォトダイオードPDは、図6(a)あるいは(b)で示
したような複数部分に分割された構成とされるものであ
り、図1においては、2部分に分割された状態が示され
ている。
半導体基体すなわちサブストレイト2の一主面に、前述
の第4半導体部に相当する高不純物濃度のp型の埋込み
層3が全面的に形成され、この埋込み層3に、前述の第
2半導体部に相当するフォトダイオードPDのアノード
領域4を構成する低不純物濃度のp型の第1の半導体層
31がエピタキシャル成長される。そして、この第1の
半導体層31の、トランジスタTRの形成部には、高不
純物濃度のコレクタ埋込み領域5が形成され、各回路素
子間に、高不純物濃度の埋込み分離領域6が形成され
る。しかしながら、この場合、図7の従来構造における
ように、フォトダイオードPDの分割部には埋込み領域
6を設けない構造とする。
ード電極7が配置される部分下にp型の高不純物濃度埋
込み領域8が形成される。
第1半導体部に相当するフォトダイオードPDのカソー
ド領域9や、トランジスタTRのコレクタ領域10を形
成する低不純物濃度のn型の第2の半導体層32がエピ
タキシャル成長される。
よび第2の半導体層31および32がエピタキシャル成
長されたSi半導体基板1が構成され、その表面、すな
わち第2半導体層31に、互いに電気的に分離する半導
体回路素子、もしくは領域間に、 LOCOSによるSiO2
分離絶縁層11が形成される。
に回路素子間の絶縁分離部分における分離絶縁層11と
その下の埋込み分離領域6との間に、p型の高不純物濃
度の分離領域12が形成され、アノード電極7の配置部
下の高不純物濃度埋込み領域8上に、p型の高不純物濃
度のアノード電極取出し領域13が形成され、この上に
高不純物濃度のアノードコンタクト領域14が形成され
る。
イオードPDの形成部の分割位置に、アノード領域9
(第1半導体部)に比し高い不純物濃度を有するp型の
分割領域40を形成する。この分割領域40の平面パタ
ーンは、例えば図6(a)および(b)で示した4分割
構成とする場合、例えば図6(a)のフォトダイオード
PD0 を構成する場合においては、十文字パターン、ま
た、図ハのフォトダイオードPD1 もしくはPD2 を構
成する場合においては、3本の平行ストライプパターン
とする。そして、これら分割領域40は、例えば図1に
示すように、アノード領域4すなわち第2の半導体部か
ら所要の距離dだけ隔てた位置に形成する。あるいは、
図2に本発明装置の要部の断面図を示すように、分割領
域40を、アノード領域(第2半導体部)に偏って配置
する。または、図3に本発明装置の要部の断面図を示す
ように、分割領域40を、カソード領域9すなわち第1
半導体部において、その厚さ方向の中間部に、すなわち
第1半導体部の表面に至ることなく、またアノード領域
4(第2半導体部)に至ことのない位置に形成する。図
2および図3において、図1と対応する部分には同一符
号を付して重複説明を省略する。
不純物濃度のコレクタ電極取出し領域15と、p型ベー
ス領域16とが形成される。ベース領域16上には、n
型のエミッタ領域17が形成される。
0によって区分された各アノード領域4上に、カソード
領域9に比し高不純物濃度とされた前述の第3半導体部
に相当する高濃度のカソード領域18が形成され、これ
にカソード電極19が、オーミックにコンタクトされ
る。
縁層21が被着形成され、これにそれぞれ電極コンタク
ト窓が形成されて、それぞれトランジスタTRのエミッ
タ,ベースおよびコレクタ電極20E,20B,および
20Cがコンタクトされる。そして、その上にSiO2
等の層間絶縁層22が形成され、この上に、受光窓が形
成されたAl等よりなる遮光層23が形成され、この上
に保護膜24が形成される。
止膜とされて、遮光層23の受光窓を通じて、フォトダ
イオードPDに、検出光が照射される。
Dの動作時には、そのアノード電極14とカソード電極
19間に所要の逆バイアス電圧を印加するものである
が、本発明装置においては、この逆バイアス電圧が印加
された状態で、すなわちこの逆バイアス電圧以下の電圧
において、カソード領域9すなわち第1半導体部が、分
割領域40とカソード領域9との間のp−n接合jと、
カソード領域9とアノード領域4との間のp−n接合J
からの広がる鎖線a’およびaで示す空乏層41によっ
て複数部分、すなわち各分割フォトダイオードに関して
分離されるようにする。しかしながら、上述の逆バイア
ス電圧が印加されていない状態、すなわちフォトダイオ
ードPDが、動作されていない状態では、分割領域40
によって、フォトダイオードPDの各分割部が分離され
ない状態にあるように、分割領域40の位置および深
さ、第1および第2半導体部すなわちカソード領域9お
よびアノード領域4の厚さおよび不純物濃度の選定がな
される。
が例えば0.01〜10μmに選定され、不純物濃度が
1×1011〜1×1016atoms/cm3 に選定される。アノ
ード領域(第2半導体部)4は、厚さが例えば0.01
〜600μmに選定され、不純物濃度が1×1011〜1
×1016atoms/cm3 に選定される。高濃度カソード領域
(第3半導体部)18は、厚さ例えば0.01〜0.2
μmに選定され、不純物濃度が1×1015〜1×1021
atoms/cm3 に選定される。埋込み層(第4半導体部)3
は、厚さ例えば1〜30μmに選定され、不純物濃度が
1×1016〜1×1021atoms/cm3 に選定される。埋込
み分離層6は、厚さが例えば0.01〜10μmに選定
され、不純物濃度が1×1014〜1×1021atoms/cm3
に選定される。
ード領域4(第2半導体部)を完全に、すなわち埋込み
層3(第4半導体部)に至る部分まで空乏化することが
できるように、第2半導体部の不純物濃度は、2×10
14atoms/cm3 以下に、更に望ましくは、カソード領域9
(第1半導体部)を完全空乏化することができるよう
に、第1半導体部の不純物濃度は、5×1014atoms/cm
3 以下に選定することが望ましい。
印加電圧と、空乏層の広がりの関係の不純物濃度の依存
性に関しては、例えば光学図書(株)発行、米津著、光
通信素子光学 第329頁等によって知られているとこ
ろである。
部までの距離は、受光素子への入射光の吸収長より大に
選定して、光電変換が有効になされるようにする。
おいては、フォトダイオードPDが、空乏層41によっ
て、複数に分割されるものであるが、その分割部、すな
わち図1〜図3において、分割領域40が形成された部
分もしくはその近傍に光照射がなされ、例えばこの分割
部におけるアノード領域4に、少数キャリア、この例で
は電子eが発生した場合においても、これに対する図7
で説明したこの分割部における埋込み領域6によるポテ
ンシャルバリアが存在しないことから、矢印bにその経
路を示すように、矢印cで示す他部に発生した電子eと
同様に直線的に空乏層41に向かわせることができる。
したがって、内部で発生した少数キャリアの走行距離が
相違することが回避され、周波数特性の改善が図られ
る。
基板1に、受光素子すなわちフォトダイオードとともに
他の回路素子としてトランジスタを形成した場合である
が、受光素子と共に、他の回路素子として例えばpnp
型トランジスタ、半導体領域によって構成する抵抗素
子、容量等を形成したIC構成とすることもできる。
て、複数に分割された1つのフォトダイオードPDのみ
が図示されているが、図6(a)および(b)で示した
ように、1つの分割フォトダイオードの他に、分割され
ないフォトダイオード、もしくはそれぞれ分割フォトダ
イオードによる複数のフォトダイオードを、共通の半導
体基板1に形成するようにしたフォトIC等に本発明を
適用することができる。
導体装置を用いて構成した本発明による光学ピックアッ
プ装置の概略構成図を示す。この光学ピックアップ装置
は、例えば半導体発光素子例えば半導体レーザー51
と、本発明による受光素子を有する半導体装置52とが
一体化されたいわゆるレーザーカップラーを有し、光学
系53すなわち対物レンズとを有して成る。
すように、2つのフォトダイオードPD1 およびPD2
が形成された本発明による半導体装置によって構成され
る。すなわち、この場合半導体基板1に、他の回路素子
と共に、それぞれ図1のフォトダイオードPDと同様の
構成によるフォトダイオードPD1 およびPD2 が形成
された半導体装置52が用意され、その半導体基板1上
に、例えば半導体レーザー52と、これよりの後方出射
光を検出する半導体レーザーの出力をモニターするモニ
ター用光検出素子54例えば通常のフォトダイオードが
作り込まれた、あるいはマウントされたブロック57が
マウントされる。
各フォトダイオードPD1 およびPD2 の配置部上に、
マイクロプリズム55がマウントされる。
た前方レーザー光Lを、マイクロプリズム55に形成さ
れた斜面55Mによって反射させて、光学系53を通じ
て、光学記録媒体56例えば光ディスクに照射し、その
戻り光を、マイクロプリズム55に戻し、斜面55Mで
屈曲させてプリズム55内に導入して、半導体装置52
の一方のフォトダイオードPD1 に入射させ、その反射
光を、他方のフォトダイオードPD2 に入射させる。光
学記録媒体56には、例えば記録情報ピットやトラッキ
ング信号を得るグルーブ等が形成されており、これより
の戻り光がフォトダイオードPD1 およびPD2 に入射
されることによって検出した前述した各出力A〜D,
A’〜D’を演算することによって、トラッキング誤差
信号、フォーカス誤差信号、RF信号を得ることができ
る。そして、トラッキング誤差信号によって、図示しな
いが、通常知られている方法によって、光学記録媒体
と、これに照射するレーザー光の位置がトラッキング誤
差信号によって制御され、またフォーカス誤差信号によ
って光学系53の位置調整がなされてフォーカシングの
制御がなされる。
ザー光は、モニター用光検出素子54に入射され、その
出力したがって、前方レーザー光Lの出力が検出され、
これによってレーザー51への駆動電圧の制御がなされ
て、所定の出力に設定されるようになされる。
したように、その受光素子すなわちフォトダイオードが
すぐれた特性を有することから、トラッキングおよびフ
ォーカシングを正確に行うことができ、またS/Nの高
いRF信号を取り出すことができる。
発明による受光素子を有する半導体装置の製造方法の一
例を説明する。まず、図5(a)に示すように、第1導
電型例えばp型のSi半導体基体2を用意し、熱酸化に
よってその表面に、図示しないが、例えば厚さ120n
m程度の酸化膜を形成し、この酸化膜を通じて半導体基
体2の一主面に全面的に、ボロンイオン(B+ )を30
keVで2.5×1015/cm2 のドーズ量でイオン注
入する。続いてイオン注入されたボロンを活性化させる
ため1200℃のN2 雰囲気中で80分間アニールす
る。さらにイオン注入時のダメージに起因する欠陥を除
去する目的で1200℃でいわゆるウエット(WET) O2
雰囲気中で20分間熱処理する。このようにして、p型
埋込み層3を形成する。その後、フッ酸を用いて酸化膜
を除去する。
れた主面に、埋込み層3と同導電型のp型の第1の半導
体層31を、例えば厚さ20μmで、抵抗率50Ω・c
mをもってエピタキシャル成長する。そして、図示しな
いが、この第1の半導体層31の表面を熱酸化して厚さ
例えば120nmの酸化膜を形成した後、この上に所要
のパターンのフォトレジストを、フォトレジストの塗
布、パターン露光および現像によって形成し、これをマ
スクとして、半導体層31の表面に形成された酸化膜を
エッチングして、これに開口を形成する。その後フォト
レジストを除去する。フォトレジストの除去は、過酸化
水素水と硫酸との混合液を用いることができる。そし
て、フォトダイオードの形成部の周辺部分や、他の回路
素子との分離をなす部分に、ボロンB+ を30keVの
打ち込みエネルギーで、2.5×1015/cm2 の条件
でイオン注入する。続いて、このイオン注入されたボロ
ンを活性化させるため、1200℃のN2雰囲気中で8
0分間のアニール処理を行う。さらに、イオン注入時の
ダメージに起因する欠陥を除去する目的で1200℃で
ウエットO2 雰囲気で20分間の酸化処理を行う。この
ようにして、p型埋込み分離領域6と、フォトダイオー
ドのアノード領域に対する電極取出しの高濃度埋込み領
域8を形成する。
形成部に相当する位置に開口を有する所要のパターンの
フォトレジストを形成し、これをマスクとして、半導体
層31の表面に形成された酸化膜をエッチングして、こ
れに開口を形成する。その後フォトレジストを除去す
る。フォトレジストの除去は、過酸化水素水と硫酸との
混合液を用いることができる。
た開口を通じて第2導電型、この例ではn型のコレクタ
埋込み領域5を、Sb2 O3 の固体ソースを用いた12
00℃、60分間の熱拡散によって形成する。その後、
フッ酸を用いた熱処理を行なって酸化膜を除去する。
電型すなわちn型の第2の半導体層32を、例えば厚さ
3μmで、抵抗率1Ω・cmをもってエピタキシャル成
長して半導体基板1を構成する。このとき、第2の半導
体層32のエピタキシャル成長における加熱によって、
第1の半導体層31に形成されている、各高濃度のコレ
クタ埋込み領域5、埋込み分離領域6、高濃度埋込み領
域8からそれぞれの不純物が半導体層32に拡散される
ことによって、各領域5、6および8は、それぞれ第2
の半導体層32中に入り込んで形成される。
成する。この分離絶縁層11の形成は、第2の半導体層
32の表面を熱酸化して厚さ例えば20nmのSiO2
酸化膜を形成し、この上に、窒化シリコンSiOx Ny
膜を減圧CVD法で65nmの厚さに堆積する。そし
て、第2の半導体層32に、400nm程度に入り込む
深さに、酸化膜と窒化膜と第2の半導体層32とをRI
E(反応性イオンエッチング)法で選択的にエッチング
除去する。その後、残された窒化膜を耐酸化マスクとし
て、1050℃のウエットO2 雰囲気で第2の半導体層
32を熱酸化して厚さ例えば800nmの分離絶縁層1
1を形成する。
酸で選択的にエッチング除去し、第2の半導体層32
の、コレクタ埋込み領域5の一部上に、第1導電型すな
わちn型の高不純物濃度のコレクタ電極取出し領域15
を形成する。この領域15の形成は、リン(P+ )を7
0keVで1×1016/cm2 でイオン注入する。そし
て、不純物の活性化の熱処理を、1050℃のN2 雰囲
気で60分間行なう。
領域12、アノード電極取出し領域13と、分割領域4
0と、n型の高濃度アノード領域18の形成を行う。分
離領域12とアノード電極取出し領域13と分割領域4
0は、ボロン(B+)を選択的に400keVで1×1
014/cm2 でイオン注入する。高濃度カソード領域1
8の形成は、ひ素(As+ )を70keVで1×1015
/cm2 イオン注入する。そして、各不純物イオンの活
性化の熱処理を1000℃で30分間行なって。p型の
高不純物濃度の分離領域12、アノード電極取出し領域
13と、分割領域40と、n型の高濃度カソード領域1
8を形成する。この場合、それぞれp型の高不純物濃度
の分離領域12とアノード電極取出し領域13と分割領
域40とは同時に形成されるが、分離領域12とアノー
ド電極取出し領域13との形成部下には、前述したよう
に、第2の半導体層32に入り込んで、埋込み分離領域
6および高濃度埋込み領域8が持ち上がるように形成さ
れていることから、これらに接するように、分離領域1
2とアノード電極取出し領域13とを形成することがで
き、分割領域40に関しては、第1の半導体層31によ
って構成されるアノード領域4に至ることのない深さに
形成することができる。つまり、分割領域40を、アノ
ード領域4(第2半導体部)から所要の距離だけ隔てた
位置に形成することができる。
ICの製造プロセスに従う。すなわち、例えば半導体基
板1の半導体層32の表面に形成された酸化膜等の下層
絶縁層を形成し、これにフォトリソグラフィによるエッ
チングを行って、トランジスタのベース領域形成部に開
口を形成する。この開口の形成と同時に、例えばアノー
ド電極取出し領域13上においても開口の形成を行う。
そして、これら開口を閉塞するように、第1の多結晶半
導体層61を形成する。この第1の多結晶半導体層61
は、多結晶シリコンにp型の不純物を高濃度に含有させ
て構成する。この第1の多結晶半導体層61に対しフォ
トリソグラフィによるエッチングを行って最終的にトラ
ンジスタのベース領域の形成部とこれよりの電極取り出
し部分と、さらにアノード電極取出し領域13上とこれ
よりの電極取出し部分とを残してエッチング除去する。
また、第1の多結晶半導体層61のベース領域形成部
の、真性ベース領域の形成部に開口を形成してp型の不
純物を拡散して真性ベース領域16iを形成し、更にS
iO2 等を形成し、先に形成した下層絶縁層と共に所要
の厚さを有する表面絶縁層21を形成する。そして、絶
縁層21の、真性ベース領域16i上に開口を形成し、
この開口を閉塞するように、第2の多結晶半導体層62
を形成する。この第2の多結晶半導体層62は、n型の
不純物を高濃度に含有させた多結晶シリコン層によって
形成する。そして、この第2の多結晶半導体層62に対
しフォトリソグラフィによるエッチングによってエミッ
タ電極の取出し部を残して除去する。
61および62からの不純物を半導体層32に拡散して
p型の高濃度のグラフトベース領域16gを真性ベース
領域16iの周囲に形成すると共に、アノード電極取出
し領域13上に高濃度のアノードコンタクト領域14を
形成し、真性ベース領域16i上に高濃度のn型のエミ
ッタ領域17を形成する。
窓が形成されて、それぞれトランジスタTRのエミッ
タ,ベースおよびコレクタ電極20E,20B,および
20Cがコンタクトされる。そして、その上にSiO2
等の層間絶縁層22が形成され、この上に、受光窓が形
成されたAl等よりなる遮光層23が形成され、この上
に保護膜24が形成される。
止膜とされて、遮光層23の受光窓を通じて、フォトダ
イオードPDに、検出光が照射される。
1上に、トランジスタTRおよびアノードコモン型のフ
ォトダイオードPDが形成された半導体装置が形成され
る。
そのフォトダイオードPDの分割領域40による接合
j、およびフォトダイオードを構成するp−n接合Jか
らの空乏層によって、フォトダイオードを複数に分離す
る構成とするものである。すなわち、この分離部には、
図7の従来構造におけるように、埋込み領域6が形成さ
れる構造としないものであり、これにより、この分割な
いしは分離領域近傍に光照射されて光電変換で生成され
たキャリアが、分離領域によるポテンシャルバリアによ
ってこれより遠ざけられる力を受けることが回避される
ことから、キャリアは、その生成位置から空乏層まで最
短距離を走行でき、光照射の位置によらず走行時間を殆
ど等しくできる。したがって、フォトダイオードPDの
分割領域に光が照射される使用態様が採られても、良好
な周波数特性でRF信号を得ることができる。
スタTRが、第1および第2の多結晶半導体層61およ
び62を用いたいわゆるダブルポリシリコン構造とした
場合であるが、イオン注入法等によるとか、あるいはエ
ミッタ領域の形成をイオン注入としたいわゆるシングル
ポリシリコンエミッタ構造とすることもできるなどの変
形変更を行うことができる。また、分割領域40の形成
は、上述したように、分離領域12と同時に形成する場
合に限られるものではなく、各領域を別工程で形成する
こともできる。また、第2半導体部(すなわち上述した
例では、アノード領域4)は、エピタキシャル成長によ
って形成する場合に限られるものではなく、例えば半導
体基体2自体によって構成することもできる。また、上
述した例では、第1導電型がn型で、第2導電型がp
型、すなわち受光素子のフォトダイオードが、受光面側
にカソードが配置されたアノードコモン型構成とした場
合であるが、各部の導電型を上述したとは逆導電型にす
ることもできるなど上述した例に限られるものではな
く、本発明による受光素子を有する半導体装置、その製
造方法、光学ピックアップ装置は、上述した例に例に限
定されるものではない。
いては、フォトダイオードPDすなわち受光素子が、空
乏層によって、複数に分離されるようにするがこの分離
部およびその近傍に光照射がなされて発生したキャリア
に対して、バリアとなるポテンシャルの存在を回避した
ことによって、半導体中のどの部分に発生したキャリア
に関してほぼ一様な拡散距離とすることができることに
よって、分割構成とした場合においてもすぐれた周波数
特性を有する受光素子を有する半導体装置を構成するこ
とができる。
て、複数に分割したフォトダイオードの分離領域を含む
領域に光照射がなされ、高速性が要求されるRF信号を
取り出す場合や、レーザーカプラーで用いているよう
な、極細のストライプパターンに光照射される場合も、
良好な周波数特性を実現できるものである。
用いた光学ピックアップ装置を製造するに、従来に比し
何ら工程数を増加することがない。
る。
る。
である。
の一例の工程図である。
一例のパターン図である。
ォトダイオード(受光素子)、TR・・・トランジス
タ、1・・・半導体基板、2・・・半導体基体、3・・
・埋込み層、4・・・アノード領域、5・・・コレクタ
埋込み領域、6・・・埋込み分離領域、7・・・アノー
ド電極、8・・・高濃度埋込み領域、9・・・カソード
領域、10・・・コレクタ領域、11・・・分離絶縁
層、12・・・分離領域、13・・・アノード電極取出
し領域、14・・・アノードコンタクト領域、15・・
・コレクタ電極取出し領域、16・・・ベース領域、1
7・・・エミッタ領域、18・・・高濃度カソード領
域、19・・・カソード電極、20E・・・エミッタ電
極、20B・・・ベース電極、20C・・・コレクタ電
極、21・・・表面絶縁層、22・・・層間絶縁層、2
3・・・遮光層、24・・・保護膜、31・・・第1の
半導体層、32・・・第2の半導体層、51・・・半導
体レーザー、52・・・受光素子を有する半導体装置、
53・・・光学系、55・・・マイクロプリズム、56
・・・光学記録媒体、61・・・第1の多結晶半導体
層、62・・・第2の多結晶半導体層
Claims (13)
- 【請求項1】 半導体基板に、第1導電型の第1半導体
部と、第2導電型の第2半導体部とによる接合部による
受光素子が形成され、 上記第1半導体部の一部に第2導電型の分割領域が形成
され、 上記受光素子の動作時に上記接合部に印加される逆バイ
アス電圧以下の逆バイアス電圧の印加によって上記受光
素子を構成する接合部および上記分割領域による接合部
からの空乏層の広がりによって上記第1半導体部が複数
部分に分離されるようにしたことを特徴とする受光素子
を有する半導体装置。 - 【請求項2】 上記受光素子を構成する接合部に、逆バ
イアス電圧を印加しない状態では、上記第1の半導体部
が、上記空乏層によって複数部分に分離されない状態に
あるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の受光
素子を有する半導体装置。 - 【請求項3】 上記分割領域が、上記第1半導体部の上
記第2半導体部より所要の間隔を保持した位置に形成さ
れたことを特徴とする請求項1に記載の受光素子を有す
る半導体装置。 - 【請求項4】 上記分割領域が、上記第1半導体部の上
記第2半導体部側に偏って設けられたことを特徴とする
請求項1に記載の受光素子を有する半導体装置。 - 【請求項5】 上記分割領域が、上記第1半導体部の厚
さ方向の中間部に限定的に設けられたことを特徴とする
請求項1に記載の受光素子を有する半導体装置。 - 【請求項6】 上記半導体基体の、上記第1導電型の第
1半導体部上の上記空乏層によって分離される各部分の
表面に、上記第1半導体部に比して高不純物濃度の第1
導電型の第3の半導体部がそれぞれ形成されて成ること
を特徴とする請求項1に記載の受光素子を有する半導体
装置。 - 【請求項7】 上記半導体基体に、上記第2導電型の第
2半導体部の、上記受光素子を構成する接合部とは反対
側に、上記第2半導体部と接して、該第2半導体部に比
して高不純物濃度の第4の半導体部が形成されて成るこ
とを特徴とする請求項1に記載の受光素子を有する半導
体装置。 - 【請求項8】 上記半導体基板の表面から上記第4の半
導体部までの距離が、上記受光素子への入射光の吸収長
より大に選定されたことを特徴とする請求項4に記載の
受光素子を有する半導体装置。 - 【請求項9】 上記第3の半導体部の厚さが、0.01
μm〜0.2μmに選定されたことを特徴とする請求項
3に記載の受光素子を有する半導体装置。 - 【請求項10】 上記受光素子を構成する上記第2半導
体部の不純物濃度を、1×1011〜1×1016atoms/cm
3 としたことを特徴とする請求項1に記載の受光素子を
有する半導体装置。 - 【請求項11】 上記受光素子を構成する上記第1およ
び第2半導体部の不純物濃度を、それぞれ1×1011〜
1×1016atoms/cm3 としたことを特徴とする請求項1
に記載の受光素子を有する半導体装置。 - 【請求項12】 半導体発光素子と、受光素子を有する
半導体装置と、光学系とを有する光学ピックアップ装置
であって、 上記受光素子を有する半導体装置は、半導体基板に、第
1導電型の第1半導体部と、第2導電型の第2半導体部
とによる接合部によって受光素子が形成され、上記第1
半導体部の一部に第2導電型の分割領域が形成され、 上記受光素子の動作時に上記接合部に印加される逆バイ
アス電圧以下の逆バイアス電圧の印加によって上記受光
素子を構成する接合部および上記分割領域による接合部
からの空乏層の広がりによって上記第1半導体部が複数
部分に分離されるようにしたことを特徴とする光学ピッ
クアップ装置。 - 【請求項13】 半導体基体の一主面に臨んで、あるい
は半導体基体の一主面上に、第2導電型の高不純物濃度
埋込み層を形成する工程と、 該高不純物濃度埋込み領域上に、受光素子を構成する第
2導電型の第1半導体部を構成する第2半導体層を形成
する工程と、 該第2半導体層上に、上記受光素子を構成する第1導電
型の第1半導体部を構成する第2半導体層を形成する工
程と、 該第1半導体層に、上記受光素子を複数に区画する第2
導電型の分割領域を、該第1半導体層の厚さの一部を残
して選択的に形成する工程と、 上記第1半導体部の表面ないしは表面近傍に第1導電型
の高不純物濃度の第3の半導体部を選択的に形成する工
程とを経て、 上記第1導電型の第1半導体部と、上記第2導電型の第
2半導体部とによる接合部によって受光素子が形成さ
れ、上記第1半導体部の一部に第2導電型の分割領域が
形成され、受光素子の動作時に上記接合部に印加される
逆バイアス電圧以上の逆バイアス電圧の印加によって上
記受光素子を構成する接合部および上記分割領域による
接合部からの空乏層の広がりによって上記第1半導体部
が複数部分に分離されるようにした受光素子を有する半
導体装置を得ることを特徴とする受光素子を有する半導
体装置の製造方法。
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