JPH11266547A - 電源回路 - Google Patents
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- JPH11266547A JPH11266547A JP10067057A JP6705798A JPH11266547A JP H11266547 A JPH11266547 A JP H11266547A JP 10067057 A JP10067057 A JP 10067057A JP 6705798 A JP6705798 A JP 6705798A JP H11266547 A JPH11266547 A JP H11266547A
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- H02J—ELECTRIC POWER NETWORKS; CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
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- H02J7/855—Circuit arrangements for charging or discharging batteries or for supplying loads from batteries with circuits adapted for supplying loads from the battery
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Abstract
ができ、しかも小型化が可能な電源回路を提供する。 【解決手段】 リレーRLYの導通時のみバッテリBT
から給電を受ける第2給電ライン+Bに接続され、一定
の主電圧により第3給電ラインDLへの給電を行う主定
電圧回路20と、バッテリBTから常時給電を受ける第
1給電ラインBATTに接続され、主電圧より低い一定
の補助電圧にて第3給電ラインDLへの給電を行う補助
定電圧回路30と、第2給電ライン+Bが給電されてい
れば、補助定電圧回路30の動作を許可し、この給電が
許容時間以上途絶えると、補助定電圧回路30の動作を
禁止する停止制御回路40とを備える。第2給電ライン
+Bへの給電が一時的に途絶えても、許容時間以内であ
れば、補助定電圧回路30により第3給電ラインDLへ
の給電が継続される。
Description
常時受ける第1給電ライン、及び電源との間に設けられ
たスイッチング手段が閉じている場合にのみ電源からの
給電を受ける第2給電ラインを備えた電源回路に関す
る。
動車にてエンジン制御等の各種制御を行う電子制御ユニ
ット(ECU)に搭載される電源回路が知られている。
即ち、このような車載用の電源回路100では、図6に
示すように、ECUのコネクタCを介して、電源である
バッテリBTに接続されており、バッテリBTから常時
給電を受ける給電端子T1に接続された第1給電ライン
BATTと、バッテリBTとの間に設けられたリレーR
LYの接点が閉じている時にのみ給電を受ける給電端子
T2に接続された第2給電ライン+Bと、接地された接
地端子T3,T4に接続された接地ラインGとを備えて
いる。なお、リレーRLYは、イグニションスイッチI
Gの操作に従って、接点が開閉されるように構成されて
いる。
ニションスイッチIGの操作に関わらず、常時給電の必
要な装置や回路への給電に用いられ、一方、第2給電ラ
イン+Bは、イグニションスイッチIGの操作に応じて
起動,停止が制御される装置や回路への給電に用いられ
る。
電ラインBATT及び第2給電ライン+Bに、それぞれ
定電圧回路10,20が接続されている。このうち、第
1給電ラインBATTに接続された定電圧回路10は、
一端が第1給電ラインBATTに、他端が当該定電圧回
路10の出力端に接続された抵抗12と、カソードがこ
の出力端に、アノードが接地ラインGに接続されたツェ
ナーダイオード14とにより簡易に構成されている。
常、RAM等のデータ保持回路の記憶内容を保持するた
めのバックアップ電源として用いられるため、その電圧
値は、給電対象であるRAM等が正常に動作できる許容
範囲内に納まっていればよく、高精度に制御する必要が
ないからである。
電圧回路20は、第2給電ライン+Bにエミッタが接続
され、当該定電圧回路20の出力端にコレクタが接続さ
れたPNP型のパワートランジスタ22と、第2給電ラ
イン+Bに接続された許可端子e,第1給電ラインBA
TTに接続された基準電源端子f,トランジスタ22の
コレクタに接続されたモニタ端子m,トランジスタ22
のベースに接続された制御端子bを備え、許可端子eへ
の印加電圧が予め設定された動作しきい値(ここでは、
4V)以上である場合に動作して、モニタ端子mへの印
加電圧(即ち当該定電圧回路20の出力電圧)が一定
(例えば5.0V)となるように、制御端子bを介して
トランジスタ22のベース電流を制御する周知の定電圧
制御IC(例えば、東芝製TA7900等)24からな
り、当該定電圧回路20の出力電圧を精度よく一定に保
持できるように構成されている。
常、マイクロコンピュータ等の制御回路への給電に用い
られるため、その電圧値を、精度よく一定に保持する必
要があるからである。なお、定電圧制御IC24は、高
精度な一定電圧を発生させるため、半導体のバンドギャ
ップを利用して温度変動のほとんどない基準電圧を発生
させる基準電圧発生回路を内蔵しており、この基準電圧
発生回路を動作させるための電源を、基準電源端子fか
ら得ている。そして、バッテリBTから常時給電を受け
ている第1給電ラインBATTに基準電源端子fを接続
しているのは、基準電圧発生回路の電源を第2給電ライ
ン+Bから得るようにすると、リレーRLYが閉じられ
た直後は、基準電圧が定まらず、定電圧制御IC24が
精度よく制御を行うことができないからである。
電ラインBATT,+Bの間に、第2給電ライン+B側
から第1給電ラインBATT側に電流を流す方向を順方
向として接続されたダイオード4と、第2給電ライン+
Bと接地ラインGとの間に接続されたコンデンサ6とを
備えている。
に基づくコネクタ端子T1〜T4の接触不良やリレー接
点のチャタリング等により発生する第1及び第2給電ラ
インBATT,+Bの瞬断に対処するものであり、例え
ば、バッテリBTから第1給電ラインBATTへの給電
が途絶えた場合は、ダイオード4を介した第2給電ライ
ン+Bからの給電により、第1給電ラインBATTへの
給電が継続され、一方、バッテリBTから電源ライン+
Bへの給電が途絶えた場合は、コンデンサ6に充電され
た電荷の放電により、第2給電ライン+Bの給電が継続
されるようにされている。なお、接地ラインGについて
は、コネクタ端子T3,T4を2重化することで、この
ような瞬断に対処している。
の動力性能や排気ガスの浄化性能等を向上させるため、
ECUに搭載される装置や回路の種類や規模が増大する
傾向にある。そして、これらの装置や回路は、通常、電
圧値の安定した定電圧回路20の出力(第3給電ライン
DL)を介して給電する必要があり、即ち定電圧回路2
0への給電を行う第2給電ライン+Bを介した給電量が
増大する傾向にある。
増大した場合、上述のような瞬断に対応するには、より
大容量のコンデンサが必要になり、大容量のコンデンサ
は非常に大型なものとなるため、電源回路を大型化させ
てしまうという問題があった。
に、エンジンルーム内にECUを搭載する要求も高くな
っているが、大容量のコンデンサとして一般に使用され
るアルミ電解コンデンサは、温度による特性の変化が大
きく、エンジンルーム等の高温環境で動作させた場合、
しだいに容量が低下して対処できる瞬断の長さが短くな
ってしまったり、寿命が短くなってしまう等、装置の信
頼性を低下させてしまうという問題もあった。
には、接地ラインGと同様に、コネクタ端子T1,T2
を2重化する等の対策も考えられるが、コネクタが大型
化すると共に、配線用のワイヤハーネスも増加するた
め、装置が大型化し、配線が複雑化してしまうという問
題もあった。
各種装置や回路への給電を安定して行うことができ、し
かも小型化が可能な電源回路を提供することを目的とす
る。
に発明された請求項1に記載の電源回路では、第1給電
ラインは電源からの給電を常時受ける第1給電ライン
と、スイッチング手段が閉じている場合にのみ電源から
の給電を受ける第2給電ラインとを備えており、第2給
電ラインに接続された主定電圧回路が、予め設定された
一定の主電圧で第3給電ラインへの給電を行い、また、
第1給電ラインに接続された補助定電圧回路が、主電圧
より低く設定された一定の補助電圧で、第3給電ライン
への給電を行う。
主定電圧回路も補助定電圧回路も動作している場合、通
常、第3給電ラインへの給電は、出力電圧(主電圧)の
大きい主定電圧回路が行うが、電源から第2給電ライン
への給電が途絶えて、主定電圧回路の出力電圧が補助定
電圧回路の出力電圧(補助電圧)より小さくなると、主
定電圧回路に代わって補助定電圧回路が行う。
電ラインへの給電が予め設定された許容時間以上途絶え
た場合に、補助定電圧回路の動作を停止させる。従っ
て、本発明の電源回路によれば、スイッチング手段のチ
ャタリング等に基づく瞬断により、電源から第2給電ラ
インへの給電が許容時間以内の間だけ一時的に途絶えた
としても、電源から第2給電ラインへの給電が再開され
るまでの間、第1給電ラインを介して補助定電圧手段が
第3給電ラインへの給電を行うため、第3給電ラインへ
の給電を安定して継続することができる。
ンへの給電が途絶えた時には、第1給電ラインを介して
第3給電ラインへの給電を行っており、従来装置のよう
に大容量のコンデンサを設けたり、第2給電ラインのコ
ネクタ端子を多重化したりする必要がないため、装置を
大型化させてしまうことがない。
電ラインへの給電の必要がなくなり、スイッチング手段
が開放されたのであれば、電源から第2給電ラインへの
給電が許容時間を越えて途絶えたままとなり、補助定電
圧回路の動作も停止して、第3給電ラインへの給電が停
止されるため、補助定電圧回路を介して無駄に電力が消
費されてしまうことがない。
止制御手段が、第2給電ラインからの給電を受けて充電
される充電手段と、充電手段を充電電流より小さな放電
電流にて放電すると共に、充電手段の充電電圧が予め設
定された下限電圧以上であれば動作許可信号を出力する
許可信号生成手段とからなり、補助定電圧回路が、許可
信号生成手段からの動作許可信号が入力されている間の
み動作するように構成されている。
が行われている時には、充電手段が充電され、その充電
電圧が下限電圧以上となるため、許可信号生成手段が出
力する動作許可信号により、補助定電圧回路は動作可能
な状態となる。一方、電源からの第2給電ラインへの給
電が途絶えると、許可信号生成手段は、充電手段に充電
された電荷を徐々に放電し、充電手段の充電電圧が下限
電圧に達するまでの間、動作許可信号を出力し続ける。
つまり、満充電の状態から、下限電圧の状態に達するの
に要する時間が上記許容時間となるように、放電の時定
数を設定することにより、停止制御手段を簡単に構成す
ることができる。
インの給電に用いるわけではないため、小容量のものを
用いることができ、装置を大型化させてしまうことはな
い。次に、請求項3に記載の電源回路では、第1給電ラ
インを複数備えると共に、第1給電ライン毎に補助定電
圧回路を備え、各補助定電圧回路の補助電圧が互いに異
なるように設定されている。
場合、動作可能な複数の補助定電圧回路のうち、補助電
圧が最も大きな値に設定されたものが給電を引き継ぐ。
つまり、複数の給電ラインで瞬断が同時に起こったとし
ても、少なくとも一つの補助定電圧回路が動作可能であ
れば、第3給電ラインへの給電を継続することができ、
当該電源回路を備えた装置の信頼性をより一層向上させ
ることができる。
項4に記載のように、電源として車載用バッテリを用
い、スイッチング手段は、イグニションスイッチの操作
に応じて開閉されるように構成することにより、車載用
電子装置に搭載する電源回路として好適に用いることが
できる。
の電源回路では、第2給電ラインと電源との間に設けら
れたスイッチング手段の開閉制御は、当該電源回路の外
部にて行うように構成されているが、請求項5に記載の
電源回路のように、第2給電ラインによる給電の要否を
指示する給電指令が入力される制御ラインと、制御ライ
ンからの給電指令に応じて、スイッチング手段を開閉制
御するスイッチ制御手段とを設けて、当該電源回路がス
イッチング手段の開閉を制御するように構成してもよ
い。
介して入力される給電指令が、予め設定された許容時間
以上給電停止を示している場合に、補助定電圧回路の動
作を停止させるように構成することができる。つまり本
発明の電源回路では、第2給電ラインによる給電の要否
を、上述の電源回路のように、第2電源ラインの給電状
態から間接的に確認するのではなく、制御ラインを介し
て入力される給電指令にて直接的に確認することによ
り、補助定電圧回路の停止を制御すればよいのである。
閉を制御するように構成された電源回路の場合でも、請
求項6に記載のように、第1給電ラインを複数備えると
共に、第1給電ライン毎に補助定電圧回路を備え、各補
助定電圧回路の補助電圧が互いに異なるように設定して
もよい。
て車載用バッテリを用い、制御ラインには、イグニショ
ンスイッチの操作に応じた給電指令が入力されるように
構成すれば、車載用電子装置に搭載する電源回路として
用いることができる。
に説明する。 [第1実施例]図1は、第1実施例の電源回路、及びそ
の周辺回路の構成を表す回路図である。
に沿って説明した従来の電源回路100とは、一部構成
が異なるだけであるため、同一の構成については同一の
符号を付して、その詳細な説明は省略し、ここでは構成
の相違する部分を中心に説明する。
源回路100と同様に、コネクタCの給電端子T1に接
続される第1給電ラインBATTと、同じく給電端子T
2に接続される第2給電ライン+Bと、同じく接地端子
T3,T4に接続される接地ラインGと、第1給電ライ
ンBATTに接続された定電圧回路10と、第2給電ラ
イン+Bに接続された定電圧回路20と、第1及び第2
給電ラインBATT,+Bの間に接続されたダイオード
4とを備えている。
給電ライン+Bに接続された定電圧回路(以下、主定電
圧回路という)20と同様に構成された定電圧回路(以
下、補助定電圧回路という)30が、第1給電ラインB
ATTにも接続されており、更に、コンデンサ6(図6
参照)の代わりに、停止制御手段としての停止制御回路
40が設けられている。
ンジスタ32は、エミッタが第1給電ラインBATT、
コレクタが第3給電ラインDLに接続されており、ま
た、定電圧制御IC34は、制御端子bがトランジスタ
32のベース、モニタ端子mがトランジスタ32のコレ
クタ、基準電源端子fが第1給電ラインBATT,許可
端子eが停止制御回路40に接続されている。また、定
電圧制御IC34は、第3給電ラインDLの電圧を、主
定電圧回路20を構成する定電圧制御IC24よりわず
かに小さな一定値(例えば4.9V)となるよう制御す
るように設定されている。
2と、一端が第2給電ライン+B,他端がダイオード4
2のアノードに接続された抵抗44と、一端がダイオー
ド42のカソード、他端が接地ラインGに接続されたコ
ンデンサ46と、エミッタが接地ラインGに接続された
NPN型のトランジスタ48と、一端がダイオード42
のカソード,他端がトランジスタ48のベースに接続さ
れた抵抗50とを備えている。
給電ラインBATTに接続され、コレクタが定電圧制御
IC34の許可端子eに接続されたPNP型トランジス
タ52と、一端が第1給電ラインBATT,他端がトラ
ンジスタ52のベースに接続された抵抗54と、一端が
トランジスタ52のベース,他端がトランジスタ48の
コレクタに接続された抵抗56とを備えている。
ンサ46が充電手段に相当し、トランジスタ48,5
2、抵抗50,54,56が許可信号生成手段に相当す
る。このように構成された停止制御回路40では、第2
給電ライン+Bが、バッテリBTからの給電を受ける
と、抵抗44,ダイオード42を介してコンデンサ46
が充電され、その充電電圧がトランジスタ48をターン
オンさせるオン電圧Vbe(≒0.7)に達すると、トラ
ンジスタ48がオン状態になる。そして、これら抵抗4
4,50の抵抗値をR1,R2、及びダイオード42で
の順電圧降下をVf、第2電源ライン+Bの電圧をVB
とすると、コンデンサ46が満充電された定常状態の充
電電圧VCmax は、次の(1)式で表すことができる。
54,56に電流が流れ、トランジスタ52のベース−
エミッタ間にバイアス電圧が印加されるため、トランジ
スタ52もオン状態となり、その結果、定電圧制御IC
34の許可端子eには、Highレベルの許可信号ENsが
入力されることになる。
Bへの給電が途絶えると、コンデンサ46に充電された
電荷が、抵抗50,トランジスタ48を介して除々に放
電され、コンデンサ46の充電電圧VCが、トランジス
タ48のオン電圧Vbeを下回ると、トランジスタ48が
ターンオフする。
る時には、抵抗54,56に電流が流れず、トランジス
タ52のベース電位は、第1給電ラインBATTの電
位、即ちトランジスタ52のエミッタ電位と等しくなる
ため、トランジスタ52もオフ状態となり、その結果、
定電圧制御IC34の許可端子eには、Low レベルの許
可信号ENsが入力されることになる。
サ46の容量と抵抗50の抵抗値にて決まる時定数に従
ったペースで行われるため、この時定数の設定により、
第2給電ライン+Bへの給電が途絶えた後、許可信号E
NsをHighレベルに保持し続ける許容時間Tdの長さが
決まる。
を、電源回路2各部の波形を表す図2に沿って説明す
る。図2に示すように、リレーRLYが遮断状態にある
時刻t1以前では、第2給電ライン+Bの電圧は0Vで
あり、第1給電ラインBATTのみバッテリBTからの
給電を受ける。このとき、第2給電ライン+Bの電圧値
を許可信号ENmとする主定電圧回路20が停止状態に
あるだけでなく、コンデンサ46が未充電であり、停止
制御回路40が出力する許可信号ENsはLow レベル
(以下、禁止レベルという)となるため、補助定電圧回
路30も停止状態にある。従って、第3給電ラインDL
への給電は行われない。
され、リレーRLYが導通状態になると(時刻t1)、
バッテリBTから第2給電ライン+Bへの給電が開始さ
れ、第2給電ライン+Bの給電電圧VB2が上昇する。
そして、この給電電圧VB2が、定電圧制御IC24の
許可端子eにて、動作しきい値Vthを越えた時点で、主
定電圧回路20による第3給電ラインDLへの給電が開
始される。
46の充電電圧VCが除々に増大し、トランジスタ48
のオン電圧Vbeを越えた時点(時刻t2)で、許可信号
ENsがHighレベル(以下、許可レベルという)とな
り、補助定電圧回路30も動作可能な状態となる。
ネクタ端子T2の接触不良等により、第2給電ライン+
Bにて瞬断(時刻t3)が発生すると、バッテリBTか
らの給電が途絶えている間は、主定電圧回路20が動作
を停止してその出力電圧(主電圧)が、補助定電圧回路
30の出力電圧(補助電圧)より小さくなるため、補助
定電圧回路30による第3給電ラインDLへの給電が行
われる。
Bへの給電が途絶えている間、コンデンサ46は放電さ
れるため、その充電電圧VCが低下するが、ここでは、
満充電電圧VCmax からオン電圧Vbeまで放電するのに
要する許容時間Tdに比べて、瞬断時間が充分に短いた
め、許可信号ENsは、Highレベルのまま保持される。
+Bへの給電が回復し、主定電圧回路20が動作を再開
すると、主定電圧回路20による第3給電ラインDLへ
の給電が再開される。このため、このような第2給電ラ
イン+Bの瞬断があった場合、第3給電ラインDLの給
電電圧VDDは、主定電圧回路20と補助定電圧回路30
との出力電圧の差分だけ、わずかなばたつきを生じるこ
とになるが、第3給電ラインDLへの給電は安定して継
続される。
生じた場合(時刻t4)は、ダイオード4を介して第2
給電ライン+Bから給電が行われるため、バッテリBT
からの給電が途絶えている間、第1給電ラインBATT
の給電電圧VB1は、ダイオード4での順電圧降下Vf
分だけ小さくなる。この時、これに応じて、許可信号E
Nsもばたつくが、許可信号ENsの許可レベルと動作
しきい値との電圧差を、ダイオード4の順電圧降下Vf
より充分に大きくしておけば動作に問題はない。
され、リレーRLYが遮断状態になると(時刻t5)、
第2給電ライン+Bの給電電圧は速やかに降下し、定電
圧制御IC24の動作しきい値Vthを下回った時点(時
刻t6)で、主定電圧回路20の動作が停止するため、
以後、補助定電圧回路30が第3給電ラインDLへの給
電を継続する。そして、コンデンサ46の放電が進み、
オン電圧Vbeに達すると(時刻t7)、即ち主定電圧回
路20が動作を停止してから許容時間Tdが経過する
と、停止制御回路40が出力する許可信号ENsが禁止
レベルとなって、補助定電圧回路30の動作も停止し、
第3給電ラインDLへの給電を停止する。
路2においては、バッテリBTから第2給電ライン+B
への給電が途絶え、第3給電ラインDLへの給電を行う
主定電圧回路20が動作を停止した場合、許容時間Td
の間に限り、第1給電ラインBATTに接続された補助
定電圧回路30から第3給電ラインDLへの給電を行う
ようにされている。
第2給電ライン+Bが瞬断したとしても、第3給電ライ
ンDLへの給電を安定して継続することができると共
に、リレーRLYが遮断状態に保持された時には、第3
給電ラインDLへの給電を確実に停止させることができ
る。
ような瞬断への対処を、従来の電源回路100のように
大容量のコンデンサ6(図6参照)を必要とせず、ま
た、コネクタCの端子も増大させることなく行っている
ので、当該電源回路2が搭載されるECUの小型化を図
ることができる。
ることが容易であるため、定電圧制御IC24,34に
組み込むことが可能であり、また、これら停止制御回路
40及び定電圧制御IC24,34のすべてを単一のI
Cとして構成することも可能であるため、電源回路2自
体、ひいてはECUの更なる小型化を図ることができ
る。
電圧回路30の出力電圧(補助電圧)を、主定電圧回路
20の出力電圧(主電圧)より低く設定しており、主定
電圧回路20が第3給電ラインDLへの給電を行ってい
る時には、補助定電圧回路30は電流を流さないように
されているので、補助定電圧回路30にて、電力が無駄
に消費されてしまうことがない。
容量のコンデンサを必要とせず、従って、高温環境に弱
いアルミ電解コンデンサを用いる必要がないため、エン
ジンルーム内に配置される等、高温環境にて使用される
ECUの電源回路として好適に使用できる。 [第2実施例]次に、第2実施例について説明する。
は、停止制御回路の構成が異なるだけであるため、この
構成の相違部分を中心に説明する。即ち、本実施例の電
源回路2aでは、図3に示すように、停止制御回路40
aが、第1実施例と同様に、直列接続された抵抗44,
ダイオード42,コンデンサ46を備えており、また抵
抗50はコンデンサ46と並列に接続されている。
許可信号ENsを生成するコンパレータ58を備えてお
り、このコンパレータ58は、第1給電ラインBATT
からの給電をうけて動作すると共に、その非反転入力
は、ダイオード42のカソードに接続され、反転入力
は、主定電圧回路20を構成する定電圧制御IC24の
基準電圧出力端子hに接続されている。
IC24内にて半導体のバンドギャップに基づいて生成
された基準電圧Vgを、外部に取り出すための端子であ
る。このように構成された停止制御回路40aでは、第
2給電ライン+Bが、バッテリBTからの給電を受ける
と、抵抗44,ダイオード42を介してコンデンサ46
が充電され、その充電電圧VCが基準電圧Vgより大き
くなると、コンパレータ58が生成する許可信号ENs
はHighレベル(許可レベル)となる。
充電された定常状態の充電電圧VCmax は、次の(2)
式で表される。 VCmax=(VB1−Vf)・R2/(R1+R2) (2) 但し、VB1,Vf,R1,R2は、第1実施例の場合
と同様である。
Bへの給電が途絶えると、コンデンサ46に充電された
電荷が抵抗50を介して除々に放電され、コンデンサ4
6の充電電圧VCが、基準電圧Vgを下回ると、コンパ
レータ58が生成する許可信号ENsがLow レベル(禁
止レベル)となる。
備える電源回路2aでは、第1実施例の電源回路2と
は、許可信号ENsを生成するためのしきい値としてオ
ン電圧Vbeの代わりに基準電圧Vgを用いる点が異なる
だけで、それ以外は全く同様に動作する。
2aでは、第1実施例の電源回路2と同様に動作するた
め、同様の効果を得ることができる。また本実施例の電
源回路2aでは、許可信号ENsを生成するためのしき
い値として、温度による電圧変化のない基準電圧Vgを
用いているので、主定電圧回路20の停止後、補助定電
圧回路30の動作を許容する許容時間Tdの長さを、よ
り安定したものとすることができる。 [第3実施例]次に、第3実施例について説明する。
が異なるだけであるため、同一の構成については、同一
符号を付して詳細な説明を省略し、構成の異なる部分を
中心に説明する。なお、第1,第2実施例は、第2給電
ライン+Bに接続されたリレーRLYの導通/遮断を、
イグニションスイッチIGが直接制御し、ECUはリレ
ーRLYの駆動制御を行わない場合に適用する電源回路
として構成されているが、ここでは、ECUが、イグニ
ションスイッチIGの操作状態を検出し、その検出状態
に応じてリレーRLYの駆動制御を行う場合に適用する
電源回路として構成された実施例について説明する。
電源回路2bを搭載するECUのコネクタCには、上述
の端子T1〜T4に加えて、イグニションスイッチIG
を介してバッテリBTに接続された検出端子T5、及び
リレーRLYの励磁コイルを介してバッテリBTに接続
された駆動端子T6が設けられている。
及び第2実施例の電源回路2,2aと同様に、コネクタ
Cの給電端子T1に接続される第1給電ラインBATT
と、同じく給電端子T2に接続される第2給電ライン+
Bと、同じく接地端子T3,T4に接続される接地ライ
ンGと、第1給電ラインBATTに接続された定電圧回
路10,補助定電圧回路30と、第2給電ライン+Bに
接続された主定電圧回路20と、第1及び第2給電ライ
ンBATT,+Bの間に接続されたダイオード4とを備
えている。
び第2実施例の停止制御回路40,40aに代えて、次
の構成を備えている。即ち、本実施例の電源回路2b
は、抵抗r1,r2及びコンデンサc1からなり検出端
子T5に接続されたローパスフィルタ60と、ローパス
フィルタ60の出力を抵抗66を介して入力ポートIN
に取り込むマイクロコンピュータ(以下、マイコンとい
う)70と、カソードが共通に接続された一対のダイオ
ードd1,d2からなり、ローパスフィルタ60からの
出力及び出力ポートOUTからの出力のうち、少なくと
もいずれか一方がHighレベルの時にHighレベルとなる駆
動信号SDを生成するOR回路62と、コレクタが駆動
端子T6,エミッタが接地ラインGに接続され、抵抗6
8を介してベースに印加される駆動信号SDに従って、
リレーRLYの励磁コイルを駆動するNPN型のトラン
ジスタ64とを備えている。
て、補助定電圧回路30を構成する定電圧制御IC34
の許可端子eにも、許可信号ENsとして印加されてい
る。また、マイコン70は、図示しないが、第3給電ラ
インDLから給電を受けるように接続されている。
て、ローパスフィルタ60の出力は、イグニションスイ
ッチIGがオフ状態であればLow レベル、同じくオン状
態であればHighレベルとなり、これが入力ポートINを
介してマイコン70にも取り込まれる。
ーパスフィルタ60の出力及び出力ポートOUTからの
出力がいずれもLow レベルの時には、トランジスタ64
がオフ状態となり、リレーRLYが遮断され、バッテリ
BTから第2給電ライン+Bへの給電が行われないた
め、主定電圧回路20が停止すると共に、許可信号EN
sもLow レベル(禁止レベル)となるため、補助定電圧
回路30も停止する。このため、第3給電ラインDLへ
の給電は行われない。
ーパスフィルタ60の出力及び出力ポートOUTからの
出力のうち、いずれか一方でもHighレベルの時には、ト
ランジスタ64がオン状態となり、リレーRLYが導通
して、バッテリBTから第2給電ライン+Bへの給電が
行われるため、主定電圧回路20が動作すると共に、許
可信号ENsもHighレベル(許可レベル)となるため、
補助定電圧回路30も動作する。このため、主定電圧回
路20及び補助定電圧回路30による第3給電ラインD
Lへの給電が行われる。
ポートOUTの設定処理を、図5に示すフローチャート
に沿って説明する。なお、本処理は、イグニションスイ
ッチIGがオン状態にされ、第3給電ラインDLを介し
たマイコン70への給電が開始されることにより起動さ
れる。
と、まず、S110では、出力ポートOUTをHighレベ
ルに設定する。続くS120では、入力ポートINの信
号レベルがLow レベルであるか否かを判断し、否定判定
された場合は、S120を繰り返し実行することにより
待機する。そして、S120にて肯定判定された場合
は、続くS130にて、予め設定された許容時間Td
(本実施例では、2ms)だけ待機した後、S140に
て、S120と同様に、入力ポートINの信号レベルが
Low レベルであるか否かを判断する。
場合は、S120に戻って上述の処理を繰り返し実行
し、一方、肯定判定された場合は、S150に移行し
て、出力ポートOUTをLow レベルに設定した後、本処
理を終了する。つまり、本処理が起動されれば、イグニ
ションスイッチIGが閉じられたことがわかるため、出
力ポートOUTをHighレベルに設定する(S110)こ
とにより、駆動信号SDを確実にHighレベルに保持す
る。これにより、以後、イグニションスイッチIGのチ
ャタリングやコネクタ端子T5の接触不良により、コネ
クタ端子T5に接続された制御ラインに瞬断が発生して
も、その瞬断により直ちにリレーRLYが遮断状態に変
化してしまうことが防止される。
ルタ60の作用により、入力ポートINの信号レベルは
Highレベルに保持されるが、瞬断がある程度長くなる
と、その影響をローパスフィルタ60では除去できなく
なるため、入力ポートINの信号レベルは一時的にLow
レベルとなる。また、イグニションスイッチIGが意識
的に開放された場合にも、入力ポートINの信号レベル
はLow レベルとなる。
Low レベルであることを検出した場合(S120−YE
S)、これが、イグニションスイッチIGの開放による
ものか、制御ラインの瞬断によるものかを確認する必要
があるため、入力ポートINの信号レベルが許容時間T
dを経過した後でもLow レベルのままであるか否かを判
断する(S130,S140)ことにより確認してい
る。
であれば、瞬断ではなく、イグニションスイッチIGが
開放されたものとして、出力ポートOUTをLow レベル
に戻し(S150)、駆動信号SDをLow レベルとし
て、バッテリBTから第2給電ライン+Bへの給電を停
止させることにより、主定電圧回路20及び補助定電圧
回路30の動作を停止させ、ひいては第3給電ラインD
Lへの給電を停止させているのである。
路2bによれば、第1実施例と同様に、バッテリBTか
ら第2給電ライン+Bへの給電が途絶え、第3給電ライ
ンDLへの給電を行う主定電圧回路20が動作を停止し
た場合、許容時間Tdの間に限り、第1給電ラインBA
TTに接続された補助定電圧回路30から第3給電ライ
ンDLへの給電を行うようにされているので、第1実施
例と全く同様の効果を得ることができる。
時間Tdがマイコン70のプログラムにより設定される
ため、使用環境に応じて許容時間Tdの設定を適宜簡単
に変更することができる。なお、本実施例では、ローパ
スフィルタ60の出力と出力ポートOUTからの出力と
の論理和により生成された信号を、駆動信号SD及び許
可信号ENsとし共通に使用しているが、ローパスフィ
ルタ60の出力をトランジスタ64への駆動信号SDと
し、出力ポートOUTの出力を定電圧制御IC34への
許可信号ENsとすることにより、駆動信号SDと許可
信号ENsとが別信号となるように構成してもよい。
リBTから常時給電を受ける第1給電ラインBATT、
及びリレーRLYを介して給電を受ける第2給電ライン
+Bを一つずつ設けたが、これらを複数設け、各給電ラ
イン毎に補助定電圧回路30と同様な補助定電圧回路を
接続し、これら全てで第3給電ラインDLへの給電を行
うようにしてもよい。この場合、各補助定電圧回路の出
力電圧が、いずれも主定電圧回路20の出力電圧よりも
低く、且つ互いに少しずつ電圧値が異なるように設定す
ることが望ましい。
ある。
ある。
ある。
フローチャートである。
ツェナーダイオード 12,44,50,54,56,64,66,67,6
8…抵抗 22,32,48,52,64…トランジスタ 20
…主定電圧回路 24,34…定電圧制御IC 30…補助定電圧回路 40,40a…停止制御回路 42…ダイオード
58…コンパレータ 60…ローパスフィルタ 62…OR回路 70…
マイクロコンピュータ BATT…第1給電ライン +B…第2給電ライン
DL…第3給電ライン G…接地ライン BT…バッテリ IG…イグニシ
ョンスイッチ RLY…リレー C…コネクタ T1,T2…給電
端子 T3,T4…接地端子 T5…検出端子 T6…駆
動端子
Claims (7)
- 【請求項1】 電源からの給電を常時受ける第1給電ラ
インと、 前記電源との間に設けられたスイッチング手段が閉じて
いる場合にのみ前記電源からの給電を受ける第2給電ラ
インと、 を備えた電源回路において、 前記第2給電ラインに接続され、予め設定された一定の
主電圧で第3給電ラインへの給電を行う主定電圧回路
と、 前記第1給電ラインに接続され、前記主電圧より低く設
定された一定の補助電圧で、前記第3給電ラインへの給
電を行う補助定電圧回路と、 前記第2給電ラインへの給電が予め設定された許容時間
以上途絶えた場合に、前記補助定電圧回路の動作を停止
させる停止制御手段と、 を設けたことを特徴とする電源回路。 - 【請求項2】 前記停止制御手段は、 前記第2給電ラインからの給電を受けて充電される充電
手段と、 該充電手段を充電電流より小さな放電電流にて放電する
と共に、該充電手段の充電電圧が予め設定された下限電
圧以上であれば動作許可信号を出力する許可信号生成手
段と、 からなり、前記補助定電圧回路は、前記許可信号生成手
段からの動作許可信号が入力されている間のみ動作する
ことを特徴とする請求項1に記載の電源回路。 - 【請求項3】 前記第1給電ラインを複数備えると共
に、該第1給電ライン毎に前記補助定電圧回路を備え、 各補助定電圧回路の前記補助電圧が互いに異なるように
設定されていることを特徴とする請求項1または請求項
2に記載の電源回路。 - 【請求項4】 前記電源は車載用バッテリであり、前記
スイッチング手段は、イグニションスイッチの操作に応
じて開閉されることを特徴とする請求項1ないし請求項
3のいずれかに記載の電源回路。 - 【請求項5】 電源からの給電を常時受ける第1給電ラ
インと、 前記電源との間に設けられたスイッチング手段が閉じて
いる場合にのみ前記電源からの給電を受ける第2給電ラ
インと、 前記第2給電ラインによる給電の要否を指示する給電指
令が入力される制御ラインと、 該制御ラインからの前記給電指令に応じて、前記スイッ
チング手段を開閉制御するスイッチ制御手段と、 を備えた電子制御装置の電源回路において、 前記第2給電ラインに接続され、予め設定された一定の
主電圧で第3給電ラインへの給電を行う主定電圧回路
と、 前記第1給電ラインに接続され、前記主電圧より低く設
定された一定の補助電圧で、前記第3給電ラインへの給
電を行う補助定電圧回路と、 前記制御ラインを介して入力される給電指令が、予め設
定された許容時間以上給電停止を示している場合に、前
記補助定電圧回路の動作を停止させる停止制御手段と、 を設けたことを特徴とする電源回路。 - 【請求項6】 前記第1給電ラインを複数備えると共
に、該第1給電ライン毎に前記補助定電圧回路を備え、 各補助定電圧回路の前記補助電圧が互いに異なるように
設定されていることを特徴とする請求項5に記載の電源
回路。 - 【請求項7】 前記電源は車載用バッテリであり、前記
給電指令は、イグニションスイッチの操作に応じて入力
されることを特徴とする請求項5または請求項6に記載
の電源回路。
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