JPH11267471A - 膜濾過装置および運転方法 - Google Patents
膜濾過装置および運転方法Info
- Publication number
- JPH11267471A JPH11267471A JP7200198A JP7200198A JPH11267471A JP H11267471 A JPH11267471 A JP H11267471A JP 7200198 A JP7200198 A JP 7200198A JP 7200198 A JP7200198 A JP 7200198A JP H11267471 A JPH11267471 A JP H11267471A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- membrane
- filtration
- water
- water quality
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】水質が高く、効率的な水処理が可能な濾過膜モ
ジュールを用いた膜濾過装置および膜濾過装置の運転方
法を提供する。 【解決手段】濾過膜の膜面に圧力差を生じさせて処理原
水中の濁質を除去する濾過膜モジュールを用いた膜濾過
装置において、透過液の水質を自動的に検査する水質検
査装置と、透過液の水質が予め定められた値を越えた場
合に濾過膜を洗浄する洗浄機構とを備えてなることを特
徴とする膜濾過装置。
ジュールを用いた膜濾過装置および膜濾過装置の運転方
法を提供する。 【解決手段】濾過膜の膜面に圧力差を生じさせて処理原
水中の濁質を除去する濾過膜モジュールを用いた膜濾過
装置において、透過液の水質を自動的に検査する水質検
査装置と、透過液の水質が予め定められた値を越えた場
合に濾過膜を洗浄する洗浄機構とを備えてなることを特
徴とする膜濾過装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、濾過膜モジュール
を用いた膜濾過装置および膜濾過装置の運転方法に関す
るものであり、詳しくは、濾過膜モジュールを用いて水
の浄化処理を行う膜濾過装置および膜濾過装置の運転方
法に関するものである。
を用いた膜濾過装置および膜濾過装置の運転方法に関す
るものであり、詳しくは、濾過膜モジュールを用いて水
の浄化処理を行う膜濾過装置および膜濾過装置の運転方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、飲料水の製造から下水、廃水処理
まで多岐にわたる水処理分野で、濾過膜モジュールを用
いた膜濾過システムが用いられつつある。膜濾過システ
ムは、従来行われていた砂濾過法、凝集沈澱法などに比
べて装置が非常にコンパクトになり、得られる水質も非
常に高いものが得られることから、今後の水処理技術の
中核を担うものとして期待されている。濾過膜モジュー
ルとしても、処理対象原水の水質、装置に応じて透水
性、耐圧性、耐熱性、耐汚性など様々な要求特性が存在
するため、用途に応じた濾過膜モジュールの開発が盛ん
に行われている。
まで多岐にわたる水処理分野で、濾過膜モジュールを用
いた膜濾過システムが用いられつつある。膜濾過システ
ムは、従来行われていた砂濾過法、凝集沈澱法などに比
べて装置が非常にコンパクトになり、得られる水質も非
常に高いものが得られることから、今後の水処理技術の
中核を担うものとして期待されている。濾過膜モジュー
ルとしても、処理対象原水の水質、装置に応じて透水
性、耐圧性、耐熱性、耐汚性など様々な要求特性が存在
するため、用途に応じた濾過膜モジュールの開発が盛ん
に行われている。
【0003】濾過膜モジュールは、一般に、膜濾過以外
の技術と比べても濁質の少ない高い水質を得られ、ま
た、細菌や微生物に関しても、塩素消毒により処理でき
ることから、処理された水(透過水)の水質に関して
は、あまり問題視されることがなく、得られる水量がい
かに多いか、すなわち、透水性ができるだけ高く維持で
きるモジュールおよび装置を得ることを目的として開発
されていることが多い。したがって、膜濾過装置の運転
方法としても、透水性を維持することを主目的としてい
る。具体的には、膜が濁質によって目詰まりし、透水性
が低下するため、膜を定期的に洗浄することによって膜
の透水性を回復させる方法を採っていることが多い。
の技術と比べても濁質の少ない高い水質を得られ、ま
た、細菌や微生物に関しても、塩素消毒により処理でき
ることから、処理された水(透過水)の水質に関して
は、あまり問題視されることがなく、得られる水量がい
かに多いか、すなわち、透水性ができるだけ高く維持で
きるモジュールおよび装置を得ることを目的として開発
されていることが多い。したがって、膜濾過装置の運転
方法としても、透水性を維持することを主目的としてい
る。具体的には、膜が濁質によって目詰まりし、透水性
が低下するため、膜を定期的に洗浄することによって膜
の透水性を回復させる方法を採っていることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
塩素消毒によってトリハロメタンなどの発ガン性物質が
生成することが問題とされ、さらに、塩素に強いクリプ
トスポリジウムをはじめとする病原体の問題が生じ、塩
素消毒に頼ることができない状況になってきた。このた
め、最近では、濾過膜モジュールについて求められる水
質も非常に高くなってきている。
塩素消毒によってトリハロメタンなどの発ガン性物質が
生成することが問題とされ、さらに、塩素に強いクリプ
トスポリジウムをはじめとする病原体の問題が生じ、塩
素消毒に頼ることができない状況になってきた。このた
め、最近では、濾過膜モジュールについて求められる水
質も非常に高くなってきている。
【0005】濾過膜モジュールは、有機高分子を素材と
したものが多く、水処理では、濾過部分の細孔が、数ミ
クロンからサブミクロン以下のサイズのものが用いられ
る。ところが、濾過膜の細孔には、分布があり、すべて
が同じサイズの孔になっているものではない。その結
果、濾過初期の段階では、高い水質を維持できるもの
の、濾過膜に長時間にわたって圧力をかけていると比較
的大きな細孔から原水中の濁質が漏れてくるようになる
場合があることが本発明者らの検討の結果明らかになっ
た。この程度は、膜の特性や処理対象原水の水質や運転
圧力などによって変化するため一様ではない。特に、濾
過膜モジュールは、一定量の透過水を得るように運転さ
れることが多い。具体的には、膜が目詰まりして透水性
が低下していくのに対応して濾過圧力を大きくしていく
方法を採っているが、本発明者らの検討の結果、圧力が
一定の場合に比べ、圧力が高くなるにつれてさらに濁質
の漏れが生じやすくなるという現象を確認した。
したものが多く、水処理では、濾過部分の細孔が、数ミ
クロンからサブミクロン以下のサイズのものが用いられ
る。ところが、濾過膜の細孔には、分布があり、すべて
が同じサイズの孔になっているものではない。その結
果、濾過初期の段階では、高い水質を維持できるもの
の、濾過膜に長時間にわたって圧力をかけていると比較
的大きな細孔から原水中の濁質が漏れてくるようになる
場合があることが本発明者らの検討の結果明らかになっ
た。この程度は、膜の特性や処理対象原水の水質や運転
圧力などによって変化するため一様ではない。特に、濾
過膜モジュールは、一定量の透過水を得るように運転さ
れることが多い。具体的には、膜が目詰まりして透水性
が低下していくのに対応して濾過圧力を大きくしていく
方法を採っているが、本発明者らの検討の結果、圧力が
一定の場合に比べ、圧力が高くなるにつれてさらに濁質
の漏れが生じやすくなるという現象を確認した。
【0006】したがって、従来行っていた定期的な膜の
洗浄では、濁質の漏れに対して反応できないため、一定
基準以上の高い水質を維持するためには、洗浄間隔を短
くする必要があった。しかし、洗浄間隔が短いことは、
実質的な濾過運転時間が短くなる、すなわち、透過水量
が減少するとともに、洗浄に要する無駄なコストが多く
なることに他ならない。
洗浄では、濁質の漏れに対して反応できないため、一定
基準以上の高い水質を維持するためには、洗浄間隔を短
くする必要があった。しかし、洗浄間隔が短いことは、
実質的な濾過運転時間が短くなる、すなわち、透過水量
が減少するとともに、洗浄に要する無駄なコストが多く
なることに他ならない。
【0007】本発明の目的は、水質が高く、効率的な水
処理が可能な濾過膜モジュールを用いた膜濾過装置およ
び膜濾過装置の運転方法を提供することにある。
処理が可能な濾過膜モジュールを用いた膜濾過装置およ
び膜濾過装置の運転方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、濾過膜の膜面
に圧力差を生じさせて処理原水中の濁質を除去する濾過
膜モジュールを用いた膜濾過装置において、透過液の水
質を自動的に検査する水質検査装置と、透過液の水質が
予め定められた値を越えた場合に濾過膜を洗浄する洗浄
機構とを備えてなることを特徴とする膜濾過装置により
基本的に達成される。
に圧力差を生じさせて処理原水中の濁質を除去する濾過
膜モジュールを用いた膜濾過装置において、透過液の水
質を自動的に検査する水質検査装置と、透過液の水質が
予め定められた値を越えた場合に濾過膜を洗浄する洗浄
機構とを備えてなることを特徴とする膜濾過装置により
基本的に達成される。
【0009】
【発明の実施の形態】すなわち、透過水の水質を監視し
て、水質が低下した場合に、濾過処理を中断して洗浄を
行うことにより、水質の高い水を得るとともに、濾過運
転時間を最大限にとることができ、したがって、濾過膜
モジュールの性能を十分に発揮することができるもので
ある。
て、水質が低下した場合に、濾過処理を中断して洗浄を
行うことにより、水質の高い水を得るとともに、濾過運
転時間を最大限にとることができ、したがって、濾過膜
モジュールの性能を十分に発揮することができるもので
ある。
【0010】本発明の適用例を図1、図2に示す。図1
に示すのは、透過水容器に循環式の水質検査装置4を備
えた膜濾過装置である。原水は、原水供給口9から原水
タンク2、原水供給ポンプ3、原水供給バルブ7をとお
って濾過膜モジュール1に送られる。また、透過水は、
透過水ライン11を通って透過水取水口10から取り出
される。また、濾過運転中は、水質検査装置4によって
透過水質を検査し、所定の水質を越えた場合に、原水供
給バルブ7を閉じた後に、エアー供給バルブ15とエア
ー排出バルブ16を開けてエアーバブリング洗浄を行う
仕組みになっている。なお、洗浄後は、エアー供給バル
ブ15とエアー排出バルブ16を閉じて、原水供給バル
ブ7を開けて濾過運転を再開する。
に示すのは、透過水容器に循環式の水質検査装置4を備
えた膜濾過装置である。原水は、原水供給口9から原水
タンク2、原水供給ポンプ3、原水供給バルブ7をとお
って濾過膜モジュール1に送られる。また、透過水は、
透過水ライン11を通って透過水取水口10から取り出
される。また、濾過運転中は、水質検査装置4によって
透過水質を検査し、所定の水質を越えた場合に、原水供
給バルブ7を閉じた後に、エアー供給バルブ15とエア
ー排出バルブ16を開けてエアーバブリング洗浄を行う
仕組みになっている。なお、洗浄後は、エアー供給バル
ブ15とエアー排出バルブ16を閉じて、原水供給バル
ブ7を開けて濾過運転を再開する。
【0011】また、図2に示すのは、オンラインで透過
水を常時監視可能な水質検査装置4を備えた膜濾過装置
であり、動作は、図1の装置と同様であるが、透過水を
直接測定する分、透過水質変化の応答が早いというメリ
ットを有している。
水を常時監視可能な水質検査装置4を備えた膜濾過装置
であり、動作は、図1の装置と同様であるが、透過水を
直接測定する分、透過水質変化の応答が早いというメリ
ットを有している。
【0012】ここで、用いられる水質検査装置として
は、透過水の濁質を測定でき、設定値を越えたときのア
ラーム出力を備えているものであれば特に限定されるも
のではないが、一般的には、水中の濁質濃度を測定する
濁度計、電気伝導度計などを用いることができる。例え
ば、タイマーを用いて定期的に水質データを測定し、そ
の結果をアラーム出力として、圧力センサ6、原水供給
バルブ7に電気信号でフィードバックする機構を有する
ものが挙げられるが、濾過運転中に計測結果を素早くフ
ィードバックできる検査装置が好ましい。
は、透過水の濁質を測定でき、設定値を越えたときのア
ラーム出力を備えているものであれば特に限定されるも
のではないが、一般的には、水中の濁質濃度を測定する
濁度計、電気伝導度計などを用いることができる。例え
ば、タイマーを用いて定期的に水質データを測定し、そ
の結果をアラーム出力として、圧力センサ6、原水供給
バルブ7に電気信号でフィードバックする機構を有する
ものが挙げられるが、濾過運転中に計測結果を素早くフ
ィードバックできる検査装置が好ましい。
【0013】本発明で用いられる濾過膜としては、処理
原水中の濁質を除去可能なものであれば特に限定される
ものではなく、形状としては、平膜、管状膜があげられ
るが、特に限定されるものではない。なお、上記管状膜
としては、管径が1mm以下である中空糸膜から数ミリ
程度のキャピラリー膜、1cm以上のチューブラー膜な
どが適用できる。
原水中の濁質を除去可能なものであれば特に限定される
ものではなく、形状としては、平膜、管状膜があげられ
るが、特に限定されるものではない。なお、上記管状膜
としては、管径が1mm以下である中空糸膜から数ミリ
程度のキャピラリー膜、1cm以上のチューブラー膜な
どが適用できる。
【0014】膜細孔のサイズとしては、本発明の目的か
らして、数nmから数μmまでの分離膜が適している
が、特に限定されるものではない。
らして、数nmから数μmまでの分離膜が適している
が、特に限定されるものではない。
【0015】また、膜素材としても特に限定はないが、
ポリアクリロニトリル、ポリイミド、ポリエーテルスル
ホン、ポリフェニレンスルフィドスルホン、ポリテトラ
フルオロエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン等を
素材とした多孔質膜が本発明の適用に好ましい。
ポリアクリロニトリル、ポリイミド、ポリエーテルスル
ホン、ポリフェニレンスルフィドスルホン、ポリテトラ
フルオロエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン等を
素材とした多孔質膜が本発明の適用に好ましい。
【0016】モジュールの形状としては、平膜の場合、
プレートアンドフレーム型、スパイラル型、プリーツ
型、回転円盤型などが挙げられ、管状膜の場合、中空糸
膜をモジュール容器内にI字形に配するI字型、U字形
に配するU字形などが挙げられるが、特に限定されるも
のではない。
プレートアンドフレーム型、スパイラル型、プリーツ
型、回転円盤型などが挙げられ、管状膜の場合、中空糸
膜をモジュール容器内にI字形に配するI字型、U字形
に配するU字形などが挙げられるが、特に限定されるも
のではない。
【0017】分離膜モジュールの洗浄方法に関しては分
離膜モジュールの透水性=濾過性能が回復可能な方法で
あれば限定されるものではなく、代表的には、純水によ
る洗浄、透過側から原水側へ透過水、純水、薬液などを
逆濾過する逆圧洗浄、分離膜面に気泡を送り込むことに
よって膜面付着物をはぎ取る散気洗浄、酸・アルカリ・
洗剤などの薬液に浸漬する薬液洗浄などが挙げられ、こ
れらのうち一つの方法を選択したり、組み合わせて同時
に行ったり、順次行ったりする方法がある。本発明に適
用する洗浄方法としては、簡便で洗浄効果が高く、組み
合わせて実施しやすいことから、逆圧洗浄や散気洗浄が
最も望ましい。
離膜モジュールの透水性=濾過性能が回復可能な方法で
あれば限定されるものではなく、代表的には、純水によ
る洗浄、透過側から原水側へ透過水、純水、薬液などを
逆濾過する逆圧洗浄、分離膜面に気泡を送り込むことに
よって膜面付着物をはぎ取る散気洗浄、酸・アルカリ・
洗剤などの薬液に浸漬する薬液洗浄などが挙げられ、こ
れらのうち一つの方法を選択したり、組み合わせて同時
に行ったり、順次行ったりする方法がある。本発明に適
用する洗浄方法としては、簡便で洗浄効果が高く、組み
合わせて実施しやすいことから、逆圧洗浄や散気洗浄が
最も望ましい。
【0018】
【実施例】以下実施例をもってもって本発明をさらに具
体的に説明する。ただし、本発明はこれにより限定され
るものではない。
体的に説明する。ただし、本発明はこれにより限定され
るものではない。
【0019】実施例 図1に示すように、外径450μm、内径350μmの
ポリアクリロニトリル多孔質中空糸膜10000本の中
空糸束を充填した中空糸膜モジュール1(東レ製、CP
−20)、原水供給ポンプ3として渦巻きポンプ(グル
ンドフォス製、CH2−30)を用い、水質検査装置4
として低濃度精密レーザ濁度計(ミクニキカイ製、MI
LPA−TM)を透過水ライン11に接続した。この濁
度計4の濁度が設定値以上になった場合に、濁度計から
のアラーム出力により原水供給バルブ7を自動的に閉じ
て、原水供給を停止し、散気管13から、一定時間の散
気、中空糸膜の揺動を行った後、排水を行う洗浄機構を
備えた分離膜モジュール装置を製作した。
ポリアクリロニトリル多孔質中空糸膜10000本の中
空糸束を充填した中空糸膜モジュール1(東レ製、CP
−20)、原水供給ポンプ3として渦巻きポンプ(グル
ンドフォス製、CH2−30)を用い、水質検査装置4
として低濃度精密レーザ濁度計(ミクニキカイ製、MI
LPA−TM)を透過水ライン11に接続した。この濁
度計4の濁度が設定値以上になった場合に、濁度計から
のアラーム出力により原水供給バルブ7を自動的に閉じ
て、原水供給を停止し、散気管13から、一定時間の散
気、中空糸膜の揺動を行った後、排水を行う洗浄機構を
備えた分離膜モジュール装置を製作した。
【0020】この装置を用いて、原水として、濁度が約
10ppmの河川水を透過水量0.5m3 /hで定量濾
過運転を行った。ここで、洗浄条件は、透過水の濁度が
0.2ppm以上になったときに散気量30リットル/
分で1分間の散気洗浄を行うように設定した。このと
き、給排水も含めて濾過停止時間は、3分であった。透
過水質の経時変化を図4に示すが、破線で示す比較例に
比べて実線で示す本実施例のものは透過水濁度が低い、
すなわち、透過水質が良好な運転結果を得ることができ
た。
10ppmの河川水を透過水量0.5m3 /hで定量濾
過運転を行った。ここで、洗浄条件は、透過水の濁度が
0.2ppm以上になったときに散気量30リットル/
分で1分間の散気洗浄を行うように設定した。このと
き、給排水も含めて濾過停止時間は、3分であった。透
過水質の経時変化を図4に示すが、破線で示す比較例に
比べて実線で示す本実施例のものは透過水濁度が低い、
すなわち、透過水質が良好な運転結果を得ることができ
た。
【0021】比較例 図3に示すように、洗浄機構の作動をタイマー14によ
って行う他は、実施例と同じ濾過膜モジュール装置を用
い、実施例と同一条件の濾過運転を行った。ここで、洗
浄条件は、濾過運転を12時間継続毎に、実施例と同じ
条件で散気洗浄を行うように設定した。その結果、図4
に示すように、実線で示す実施例のものに比べて破線で
示す比較例の透過水濁度が高い、すなわち、透過水質が
非常に悪かった。
って行う他は、実施例と同じ濾過膜モジュール装置を用
い、実施例と同一条件の濾過運転を行った。ここで、洗
浄条件は、濾過運転を12時間継続毎に、実施例と同じ
条件で散気洗浄を行うように設定した。その結果、図4
に示すように、実線で示す実施例のものに比べて破線で
示す比較例の透過水濁度が高い、すなわち、透過水質が
非常に悪かった。
【0022】
【発明の効果】本発明において、濾過膜の膜面に圧力差
を生じさせて処理原水中の濁質を除去する濾過膜モジュ
ールを用いた膜濾過装置において、透過液の水質を自動
的に検査するとともに透過液の水質が予め定められた値
を越えた場合に濾過膜を洗浄する機構を備えていること
を特徴とする膜濾過装置により、水質が高く、効率的な
水処理が可能となった。
を生じさせて処理原水中の濁質を除去する濾過膜モジュ
ールを用いた膜濾過装置において、透過液の水質を自動
的に検査するとともに透過液の水質が予め定められた値
を越えた場合に濾過膜を洗浄する機構を備えていること
を特徴とする膜濾過装置により、水質が高く、効率的な
水処理が可能となった。
【図1】本発明に係る、濾過膜モジュール装置の一例の
回路図である。
回路図である。
【図2】本発明に係る、濾過膜モジュール装置の他の一
例の回路図である。
例の回路図である。
【図3】比較例に用いた濾過膜モジュール装置の回路図
である。
である。
【図4】本発明に係る、実施例と比較例における透過水
質の経時変化を示す図である。
質の経時変化を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】濾過膜の膜面に圧力差を生じさせて処理原
水中の濁質を除去する濾過膜モジュールを用いた膜濾過
装置において、透過液の水質を自動的に検査する水質検
査装置と、透過液の水質が予め定められた値を越えた場
合に濾過膜を洗浄する洗浄機構とを備えてなることを特
徴とする膜濾過装置。 - 【請求項2】水質検査装置が透過水流路に設置されてお
り、該水質検査装置が濁度計であることを特徴とする請
求項1記載の膜濾過装置。 - 【請求項3】濾過膜の洗浄機構が、処理原水側への散気
洗浄、透過側からの逆圧洗浄、および薬液洗浄のうちの
少なくともひとつからなることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の膜濾過装置。 - 【請求項4】濾過膜の膜面に圧力差を生じさせて処理原
水中の濁質を除去する濾過膜モジュールを用いた膜濾過
装置の運転方法であって、透過液の水質を自動的に検査
するとともに、透過液の水質が予め定められた値を越え
た場合に濾過膜を洗浄することを特徴とする膜濾過装置
の運転方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200198A JPH11267471A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 膜濾過装置および運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7200198A JPH11267471A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 膜濾過装置および運転方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11267471A true JPH11267471A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13476758
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7200198A Pending JPH11267471A (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | 膜濾過装置および運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11267471A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007289899A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Meidensha Corp | 膜分離手段の膜洗浄方法及び水処理装置 |
| WO2013129111A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-06 | 東レ株式会社 | 造水方法 |
| WO2014057892A1 (ja) * | 2012-10-10 | 2014-04-17 | 東レ株式会社 | 造水方法 |
| WO2020004381A1 (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-02 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | 分離膜モジュール |
-
1998
- 1998-03-20 JP JP7200198A patent/JPH11267471A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007289899A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-08 | Meidensha Corp | 膜分離手段の膜洗浄方法及び水処理装置 |
| WO2013129111A1 (ja) * | 2012-02-29 | 2013-09-06 | 東レ株式会社 | 造水方法 |
| WO2014057892A1 (ja) * | 2012-10-10 | 2014-04-17 | 東レ株式会社 | 造水方法 |
| WO2020004381A1 (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-02 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | 分離膜モジュール |
| JPWO2020004381A1 (ja) * | 2018-06-26 | 2021-08-02 | 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構 | 分離膜モジュール |
| US11291955B2 (en) | 2018-06-26 | 2022-04-05 | Mitsubishi Chemical Corporation | Separation membrane module |
| US11583807B2 (en) | 2018-06-26 | 2023-02-21 | Mitsubishi Chemical Corporation | Separation membrane module |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2253594B1 (en) | Water purification apparatus and method for using pressure filter and pore-control fiber filter | |
| JP4935395B2 (ja) | 膜分離装置被処理水の評価方法、水処理方法及び水処理装置 | |
| EP2703066A1 (en) | Method for cleaning membrane module | |
| JP5343655B2 (ja) | 膜モジュールの運転方法 | |
| Hosseinzadeh et al. | Evaluation of membrane bioreactor for advanced treatment of industrial wastewater and reverse osmosis pretreatment | |
| WO2017033478A1 (ja) | 水処理方法および水処理装置 | |
| KR20130137004A (ko) | 침지막 엘리먼트의 약품 세정 방법 | |
| WO2021200752A1 (ja) | 造水装置の洗浄トラブル判定方法および洗浄トラブル判定プログラム | |
| JP5630961B2 (ja) | 中空糸多孔膜および水処理方法 | |
| CN115103820B (zh) | 造水装置的控制方法和运转方法、造水装置的故障判定方法、造水装置和记录介质 | |
| JP2000140585A (ja) | 膜分離装置の運転方法および膜分離装置 | |
| JPH11267471A (ja) | 膜濾過装置および運転方法 | |
| Zebić Avdičević et al. | Performance evaluation of different membrane types in the textile mercerization wastewater treatment | |
| JP3832232B2 (ja) | 膜分離装置 | |
| JP4979519B2 (ja) | 膜分離活性汚泥処理装置の運転方法 | |
| JP2010046561A (ja) | 汚泥脱水濃縮方法及びその装置 | |
| JP2000093753A (ja) | 濾過膜モジュ―ル装置の運転方法および濾過膜モジュ―ル装置 | |
| JPH0631270A (ja) | 水の膜浄化方法及びその装置の運転方法 | |
| WO2011108589A1 (ja) | 多孔質膜モジュールの洗浄方法および造水装置 | |
| JP5251472B2 (ja) | 膜モジュールの洗浄方法 | |
| JP7775996B2 (ja) | 分離膜の運転方法 | |
| JP2001070764A (ja) | 洗浄の方法 | |
| JP2006043655A (ja) | 水処理装置およびその運転方法 | |
| JP3555521B2 (ja) | 膜分離生物処理装置 | |
| JP3220216B2 (ja) | 水処理方法 |