JPH11267683A - リン酸イオン含有排水の処理装置 - Google Patents
リン酸イオン含有排水の処理装置Info
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- JPH11267683A JPH11267683A JP7445698A JP7445698A JPH11267683A JP H11267683 A JPH11267683 A JP H11267683A JP 7445698 A JP7445698 A JP 7445698A JP 7445698 A JP7445698 A JP 7445698A JP H11267683 A JPH11267683 A JP H11267683A
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- C02—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F—TREATMENT OF WATER, WASTE WATER, SEWAGE, OR SLUDGE
- C02F1/00—Treatment of water, waste water, or sewage
- C02F1/46—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods
- C02F1/461—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis
- C02F1/463—Treatment of water, waste water, or sewage by electrochemical methods by electrolysis by electrocoagulation
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- Purification Treatments By Anaerobic Or Anaerobic And Aerobic Bacteria Or Animals (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
- Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)
- Removal Of Specific Substances (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 四季を通して脱窒素作用を安定にし、窒素除
去の効率を向上させることができるリン酸イオン含有排
水の処理装置を提供する。 【解決手段】 排水の流入口と流出口を有する排水処理
室と、該処理室内の排水中に少なくとも一部が浸漬する
ように対向して配置され、少なくとも一方が鉄および/
またはアルミニウムを含む少なくとも一対の電極と、該
電極に通電するための電源とからなる排水の処理装置で
あって、前記対向する一対の電極5、6の近傍に脱窒手
段である担体9が設けられている。
去の効率を向上させることができるリン酸イオン含有排
水の処理装置を提供する。 【解決手段】 排水の流入口と流出口を有する排水処理
室と、該処理室内の排水中に少なくとも一部が浸漬する
ように対向して配置され、少なくとも一方が鉄および/
またはアルミニウムを含む少なくとも一対の電極と、該
電極に通電するための電源とからなる排水の処理装置で
あって、前記対向する一対の電極5、6の近傍に脱窒手
段である担体9が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水、とくに家庭
排水または集合住宅の排水などのリン酸イオンを含む生
活排水の処理装置に関する。
排水または集合住宅の排水などのリン酸イオンを含む生
活排水の処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】川や湖の富栄養化の原因の1つにリン化
合物の存在があることは周知である。また、このリン化
合物は一般家庭の生活排水中に多く存在するが、浄化処
理が困難なものであり、有効な対策がとれないのが現状
である。
合物の存在があることは周知である。また、このリン化
合物は一般家庭の生活排水中に多く存在するが、浄化処
理が困難なものであり、有効な対策がとれないのが現状
である。
【0003】リン化合物の処理装置は種々提案されてい
るが、家庭排水については鉄の電解溶出法が知られてい
る(特開平3−89998号公報、C02F 3/1
2)。この技術は、排水中のリン酸リオンを鉄イオンと
反応させ水不溶性の塩、たとえばFePO4やFe(O
H)x(PO4)yとして凝集沈殿させて除去しようとす
る技術であり、電解槽中に設置された鉄製の電極に通電
して排水中に鉄イオンを溶出させるものである。そし
て、かかる電界溶出法を用いた汚水処理装置として、た
とえば嫌気槽、好気槽および処理水槽からなり、該処理
水槽の汚水を、リン酸反応する鉄イオンを溶出する処理
装置を介して、嫌気槽に循環するように構成されたもの
がある。
るが、家庭排水については鉄の電解溶出法が知られてい
る(特開平3−89998号公報、C02F 3/1
2)。この技術は、排水中のリン酸リオンを鉄イオンと
反応させ水不溶性の塩、たとえばFePO4やFe(O
H)x(PO4)yとして凝集沈殿させて除去しようとす
る技術であり、電解槽中に設置された鉄製の電極に通電
して排水中に鉄イオンを溶出させるものである。そし
て、かかる電界溶出法を用いた汚水処理装置として、た
とえば嫌気槽、好気槽および処理水槽からなり、該処理
水槽の汚水を、リン酸反応する鉄イオンを溶出する処理
装置を介して、嫌気槽に循環するように構成されたもの
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記嫌気槽では、この
嫌気槽にしか存在しない脱窒素細菌が生息しているた
め、循環してきた汚水中の硝酸イオンや亜硝酸イオンを
窒素ガスに還元して汚水中から窒素を除去している。
嫌気槽にしか存在しない脱窒素細菌が生息しているた
め、循環してきた汚水中の硝酸イオンや亜硝酸イオンを
窒素ガスに還元して汚水中から窒素を除去している。
【0005】しかしながら、冬場になると、前記脱窒素
細菌の活動が低下するため、脱窒素作用が低下するとい
う問題がある。
細菌の活動が低下するため、脱窒素作用が低下するとい
う問題がある。
【0006】本発明は、叙上の事情に鑑み、四季を通し
て脱窒素作用を安定にし、窒素除去の効率を向上させる
ことができるリン酸イオン含有排水の処理装置を提供す
ることを目的とする。
て脱窒素作用を安定にし、窒素除去の効率を向上させる
ことができるリン酸イオン含有排水の処理装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のリン酸イオン含
有排水の処理装置は、排水の流入口と流出口を有する排
水処理室と、該処理室内の排水中に少なくとも一部が浸
漬するように対向して配置され、少なくとも一方が鉄お
よび/またはアルミニウムを含む少なくとも一対の電極
と、該電極に通電するための電源とからなる排水の処理
装置であって、前記対向する一対の電極の近傍に脱窒手
段が設けられてなることを特徴としている。
有排水の処理装置は、排水の流入口と流出口を有する排
水処理室と、該処理室内の排水中に少なくとも一部が浸
漬するように対向して配置され、少なくとも一方が鉄お
よび/またはアルミニウムを含む少なくとも一対の電極
と、該電極に通電するための電源とからなる排水の処理
装置であって、前記対向する一対の電極の近傍に脱窒手
段が設けられてなることを特徴としている。
【0008】また本発明のリン酸イオン含有排水の処理
装置は、排水の流入口と流出口を有する排水処理室と、
該処理室内の排水中に少なくとも一部が浸漬するように
対向して配置され、一方の電極が鉄および/またはアル
ミニウムを含む少なくとも一対の電極と、該電極に通電
するための電源とからなる排水の処理装置であって、前
記対向する一対の電極のうち、他方の電極が、微生物が
存在しやすい担体で覆われる不溶性電極にされてなるこ
とを特徴としている。
装置は、排水の流入口と流出口を有する排水処理室と、
該処理室内の排水中に少なくとも一部が浸漬するように
対向して配置され、一方の電極が鉄および/またはアル
ミニウムを含む少なくとも一対の電極と、該電極に通電
するための電源とからなる排水の処理装置であって、前
記対向する一対の電極のうち、他方の電極が、微生物が
存在しやすい担体で覆われる不溶性電極にされてなるこ
とを特徴としている。
【0009】さらに本発明のリン酸イオン含有排水の処
理装置は、排水の流入口と流出口を有する排水処理室
と、該処理室内の排水中に少なくとも一部が浸漬するよ
うに対向して配置され、一方の電極が鉄および/または
アルミニウムを含む少なくとも一対の電極と、該電極に
通電するための電源とからなる排水の処理装置であっ
て、前記対向する一対の電極のうち、他方の電極が、鉄
および/またはアルミニウムを含む溶解性電極と、微生
物が存在しやすい担体で覆われる不溶性電極とからなる
ことを特徴としている。
理装置は、排水の流入口と流出口を有する排水処理室
と、該処理室内の排水中に少なくとも一部が浸漬するよ
うに対向して配置され、一方の電極が鉄および/または
アルミニウムを含む少なくとも一対の電極と、該電極に
通電するための電源とからなる排水の処理装置であっ
て、前記対向する一対の電極のうち、他方の電極が、鉄
および/またはアルミニウムを含む溶解性電極と、微生
物が存在しやすい担体で覆われる不溶性電極とからなる
ことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
のリン酸イオン含有排水の処理装置を説明する。
のリン酸イオン含有排水の処理装置を説明する。
【0011】図1は本発明のリン酸イオン含有排水の処
理装置の一実施の形態を示す説明図、図2は電極ユニッ
トの一部分解斜視図、図3は図1における処理装置の拡
大図、図4は本発明のリン酸イオン含有排水の処理装置
の他の実施の形態を示す説明図、図5は極性反転の説明
図である。
理装置の一実施の形態を示す説明図、図2は電極ユニッ
トの一部分解斜視図、図3は図1における処理装置の拡
大図、図4は本発明のリン酸イオン含有排水の処理装置
の他の実施の形態を示す説明図、図5は極性反転の説明
図である。
【0012】本発明の処理装置は、たとえば合併浄化槽
などの排水処理装置に用いられる。合併浄化槽は、図1
に示すように、第1嫌気ろ床槽Aと、第2嫌気ろ床槽B
と、生物ろ過槽Cと、処理水槽D、消毒槽Eとからな
り、前記第1嫌気ろ床槽Aに流入して排水を各槽にて処
理したのち、消毒槽Eから排出するようにされている。
そして処理装置1が、前記処理水槽DからエアポンプF
により揚水された処理水を第1嫌気ろ床槽Aへ戻す循環
経路Lに設置されている。
などの排水処理装置に用いられる。合併浄化槽は、図1
に示すように、第1嫌気ろ床槽Aと、第2嫌気ろ床槽B
と、生物ろ過槽Cと、処理水槽D、消毒槽Eとからな
り、前記第1嫌気ろ床槽Aに流入して排水を各槽にて処
理したのち、消毒槽Eから排出するようにされている。
そして処理装置1が、前記処理水槽DからエアポンプF
により揚水された処理水を第1嫌気ろ床槽Aへ戻す循環
経路Lに設置されている。
【0013】前記処理装置1は、図1に示すように、排
水の流入口2と流出口3を有する排水処理室4と、該処
理室4内の排水中に少なくとも一部が浸漬するように対
向して配置されている一対の電極5、6と、該電極5、
6に通電するための電源7と、前記排水処理室4内の排
水中に空気を供給する空気ばっ気装置8を備えている。
水の流入口2と流出口3を有する排水処理室4と、該処
理室4内の排水中に少なくとも一部が浸漬するように対
向して配置されている一対の電極5、6と、該電極5、
6に通電するための電源7と、前記排水処理室4内の排
水中に空気を供給する空気ばっ気装置8を備えている。
【0014】前記電極5は、鉄、鉄合金、アルミニウ
ム、アルミニウム合金または鉄−アルミニウム合金など
の鉄イオンおよび/またはアルミニウムイオン発生源か
ら製作することができる溶解性電極である。一方、電極
6は、不溶性金属、たとえば白金、金、チタンまたはカ
ーボンなどから製作することができる不溶性電極であ
る。
ム、アルミニウム合金または鉄−アルミニウム合金など
の鉄イオンおよび/またはアルミニウムイオン発生源か
ら製作することができる溶解性電極である。一方、電極
6は、不溶性金属、たとえば白金、金、チタンまたはカ
ーボンなどから製作することができる不溶性電極であ
る。
【0015】本実施の形態では、電極5、6のうち、電
極5が陽極(アノード)側の電極、電極6が陰極(カソ
ード)側の電極にされている。前記電極5が、鉄製であ
るばあい該電極5から溶出した鉄イオンは、排水中に含
まれるリン酸イオンや水酸化物イオンと凝集反応し、リ
ン酸鉄や水酸化鉄を生成する。一方、電極6側では還元
反応により嫌気性になる。したがって、前記電極6を図
2に示すように脱窒手段である、微生物が存在しやすい
担体9で覆い、脱窒素細菌を生息させる。これにより、
第1嫌気ろ床槽Aだけではなく、排水処理室4内でも脱
窒素作用を起こさせることができる。
極5が陽極(アノード)側の電極、電極6が陰極(カソ
ード)側の電極にされている。前記電極5が、鉄製であ
るばあい該電極5から溶出した鉄イオンは、排水中に含
まれるリン酸イオンや水酸化物イオンと凝集反応し、リ
ン酸鉄や水酸化鉄を生成する。一方、電極6側では還元
反応により嫌気性になる。したがって、前記電極6を図
2に示すように脱窒手段である、微生物が存在しやすい
担体9で覆い、脱窒素細菌を生息させる。これにより、
第1嫌気ろ床槽Aだけではなく、排水処理室4内でも脱
窒素作用を起こさせることができる。
【0016】前記脱窒手段としては、微生物が存在しや
すい担体であれば、本実施の形態では、とくに限定され
るものではないが、たとえば樹脂製多孔質体のスポンジ
などまたは焼結体のセラミックなどを用いることができ
る。
すい担体であれば、本実施の形態では、とくに限定され
るものではないが、たとえば樹脂製多孔質体のスポンジ
などまたは焼結体のセラミックなどを用いることができ
る。
【0017】前記排水処理室4に配置される電極5、6
は、図2〜3に示すように、仕切りケース10内に取手
11を挟んで所定の間隔だけ離れて収納される電極ユニ
ット12として、排水処理室4内に、たとえば仕切り棒
13により4セット組み込むことができる。また該電極
5、6には、端子14がネジ止またはハンダ付などによ
り固着されており、該端子14から引き出されたリード
線15がコネクター16に接続されている。また前記仕
切りケース10には、排水の流入口10aと流出口10
bが形成されているとともに、空気流入口10cが形成
されている。
は、図2〜3に示すように、仕切りケース10内に取手
11を挟んで所定の間隔だけ離れて収納される電極ユニ
ット12として、排水処理室4内に、たとえば仕切り棒
13により4セット組み込むことができる。また該電極
5、6には、端子14がネジ止またはハンダ付などによ
り固着されており、該端子14から引き出されたリード
線15がコネクター16に接続されている。また前記仕
切りケース10には、排水の流入口10aと流出口10
bが形成されているとともに、空気流入口10cが形成
されている。
【0018】本実施の形態における合併浄化槽内の排水
は、処理装置1を通って、循環し、窒素およびリンが除
去される。流入口に入る水は、主な成分として、リン酸
イオン、硝酸イオン、亜硝酸イオンなどであり、リン酸
イオンは排水処理室4内の電極5から溶出した鉄イオン
および/またはアルミニウムイオンと凝集反応し、第1
嫌気ろ床層Aへ放流され、その凝集物は第1、第2嫌気
ろ床槽A、Bおよび生物ろ過槽Cで捕捉される。また、
硝酸イオンや亜硝酸イオンは排水処理室4内のカソード
側電極6の担体9内で発生した脱窒素細菌により、窒素
に変化し、変化しなかった硝酸イオンなどは、その後の
第1、2嫌気ろ床槽A、Bで窒素に変化する。
は、処理装置1を通って、循環し、窒素およびリンが除
去される。流入口に入る水は、主な成分として、リン酸
イオン、硝酸イオン、亜硝酸イオンなどであり、リン酸
イオンは排水処理室4内の電極5から溶出した鉄イオン
および/またはアルミニウムイオンと凝集反応し、第1
嫌気ろ床層Aへ放流され、その凝集物は第1、第2嫌気
ろ床槽A、Bおよび生物ろ過槽Cで捕捉される。また、
硝酸イオンや亜硝酸イオンは排水処理室4内のカソード
側電極6の担体9内で発生した脱窒素細菌により、窒素
に変化し、変化しなかった硝酸イオンなどは、その後の
第1、2嫌気ろ床槽A、Bで窒素に変化する。
【0019】前記空気ばっ気装置8は、排水処理室4の
底中央に設置される多孔質の散気管17または散気板
と、該散気管17に圧縮空気を吸き込むための、図示し
ないエアポンプとから構成されており、前記散気管17
とエアポンプはパイプ19により接続されている。
底中央に設置される多孔質の散気管17または散気板
と、該散気管17に圧縮空気を吸き込むための、図示し
ないエアポンプとから構成されており、前記散気管17
とエアポンプはパイプ19により接続されている。
【0020】なお、本実施の形態では、カゾード側の電
極を微生物が存在しやすい担体で覆うようにしている
が、本発明においては、これに限定されるものではな
く、他の実施の形態としては、たとえば図4に示すよう
に、カソード側の電極を鉄および/またはアルミニウム
を含む溶解性電極20と、前記担体9で覆われる白金な
どの不溶性電極21とからなるものとすることができ
る。各電極20、21についても固着端子14から引き
出されたリード線15がコネクター16に接続されてい
る。ただし、本実施の形態では、電極20に酸化物など
の付着物が付きにくして、安定した溶出量を確保するた
めに、図5に示すように前記電源7に電極5、20の極
性を所定の時間ごとに切り換えるための極性変換装置2
2を接続し、極性反転を行なうようにしている。このた
め、不溶性電極21側が極性反転により、アノードにな
るときには、電極21近傍が酸化状態となり、脱窒素細
菌が生息できなくなるため、電源7と不溶性電極21の
端子14とのあいだに設けられるスイッチ23を切り
(OFF)、不溶性電極21だけ電流が流れないように
制御する。
極を微生物が存在しやすい担体で覆うようにしている
が、本発明においては、これに限定されるものではな
く、他の実施の形態としては、たとえば図4に示すよう
に、カソード側の電極を鉄および/またはアルミニウム
を含む溶解性電極20と、前記担体9で覆われる白金な
どの不溶性電極21とからなるものとすることができ
る。各電極20、21についても固着端子14から引き
出されたリード線15がコネクター16に接続されてい
る。ただし、本実施の形態では、電極20に酸化物など
の付着物が付きにくして、安定した溶出量を確保するた
めに、図5に示すように前記電源7に電極5、20の極
性を所定の時間ごとに切り換えるための極性変換装置2
2を接続し、極性反転を行なうようにしている。このた
め、不溶性電極21側が極性反転により、アノードにな
るときには、電極21近傍が酸化状態となり、脱窒素細
菌が生息できなくなるため、電源7と不溶性電極21の
端子14とのあいだに設けられるスイッチ23を切り
(OFF)、不溶性電極21だけ電流が流れないように
制御する。
【0021】なお、前記極性反転時間としては、30分
未満では溶出効率が低下するため、30分以上、たとえ
ば2時間とすることができる。
未満では溶出効率が低下するため、30分以上、たとえ
ば2時間とすることができる。
【0022】鉄(アルミニウム)の電解溶出法には、従
来公知の方法が採用でき、電極への通電は連続的でも断
続的、パルス的でもよい。通電量はリン酸や他のイオン
の濃度、排水の流量などによって異なるが、鉄イオンお
よび/またはアルミニウムイオンの排水中の濃度/リン
濃度の比(以下、「Fe/P」と略す)が0.8〜3.
0、好ましくは1.0〜2.5となるように調節すれば
よい。
来公知の方法が採用でき、電極への通電は連続的でも断
続的、パルス的でもよい。通電量はリン酸や他のイオン
の濃度、排水の流量などによって異なるが、鉄イオンお
よび/またはアルミニウムイオンの排水中の濃度/リン
濃度の比(以下、「Fe/P」と略す)が0.8〜3.
0、好ましくは1.0〜2.5となるように調節すれば
よい。
【0023】たとえば鉄の溶出量をFe/P=1〜2.
5とするばあい、流入側の排水中のリン濃度が5mg/
リットルであり、流量を1リットル/minとすると、
電解電流を0.5〜1.3Aに制御する。
5とするばあい、流入側の排水中のリン濃度が5mg/
リットルであり、流量を1リットル/minとすると、
電解電流を0.5〜1.3Aに制御する。
【0024】本発明における、リン酸イオン含有排水の
鉄(アルミニウム)の電解溶出法による処理は、電極か
ら溶出した鉄イオン(アルミニウムイオン)が排水中の
リン酸イオンと反応して水不溶性のリン酸と鉄(アルミ
ニウム)との塩を生成させる反応(反応A)を利用する
ものであるが、排水中は水酸化物イオンが存在してお
り、溶出した鉄イオン(アルミニウムイオン)は水酸化
物イオンとも反応する(反応B)。反応Bは反応Aより
も速いので、リン酸イオンを捕捉するためには電流量を
多くして鉄イオン(アルミニウムイオン)の流出量を増
す必要がある。
鉄(アルミニウム)の電解溶出法による処理は、電極か
ら溶出した鉄イオン(アルミニウムイオン)が排水中の
リン酸イオンと反応して水不溶性のリン酸と鉄(アルミ
ニウム)との塩を生成させる反応(反応A)を利用する
ものであるが、排水中は水酸化物イオンが存在してお
り、溶出した鉄イオン(アルミニウムイオン)は水酸化
物イオンとも反応する(反応B)。反応Bは反応Aより
も速いので、リン酸イオンを捕捉するためには電流量を
多くして鉄イオン(アルミニウムイオン)の流出量を増
す必要がある。
【0025】しかしながら、排水中にカルシウムイオン
またはマグネシウムイオンが存在すると、それらのイオ
ンは水酸化物イオンと反応する(反応D)。この反応D
は鉄イオン(アルミニウムイオン)と水酸化物イオンと
の反応Bに優先するため、反応Bが抑制され、鉄イオン
(アルミニウムイオン)はリン酸イオンとの反応Aに有
効に利用される。さらに、カルシウムイオンおよびマグ
ネシウムイオンもリン酸イオンと反応して水不溶性の塩
を形成するので、リン酸イオンの除去に貢献する。
またはマグネシウムイオンが存在すると、それらのイオ
ンは水酸化物イオンと反応する(反応D)。この反応D
は鉄イオン(アルミニウムイオン)と水酸化物イオンと
の反応Bに優先するため、反応Bが抑制され、鉄イオン
(アルミニウムイオン)はリン酸イオンとの反応Aに有
効に利用される。さらに、カルシウムイオンおよびマグ
ネシウムイオンもリン酸イオンと反応して水不溶性の塩
を形成するので、リン酸イオンの除去に貢献する。
【0026】このため、本発明では、カルシウムイオン
またはマグネシウムイオンを添加し、鉄イオン(アルミ
ニウムイオン)と水酸化物イオンの反応Bを抑制し、鉄
イオン(アルミニウムイオン)とリン酸イオンの反応A
を効率よく行なわせることもできる。これにより、通電
量を低減することができ、節電できるとともに鉄やアル
ミニウムの溶出量を低減できる。
またはマグネシウムイオンを添加し、鉄イオン(アルミ
ニウムイオン)と水酸化物イオンの反応Bを抑制し、鉄
イオン(アルミニウムイオン)とリン酸イオンの反応A
を効率よく行なわせることもできる。これにより、通電
量を低減することができ、節電できるとともに鉄やアル
ミニウムの溶出量を低減できる。
【0027】本発明の排水の処理装置は前述のように一
般家庭排水にとくに有利に利用できる。したがって、単
独で使用してもよいが、他の浄化システム、たとえば活
性汚泥法、膜分離法、嫌気・好気循環法などと組合せて
家庭用、集合住宅用の総合排水浄化システムとすること
ができる。また、大規模処理システム(し尿処理場)に
も利用できる。
般家庭排水にとくに有利に利用できる。したがって、単
独で使用してもよいが、他の浄化システム、たとえば活
性汚泥法、膜分離法、嫌気・好気循環法などと組合せて
家庭用、集合住宅用の総合排水浄化システムとすること
ができる。また、大規模処理システム(し尿処理場)に
も利用できる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明のしたとおり、本発明によれ
ば、夏場では、カソード電極に担体を設置したばあいの
窒素除去率は設置しないばあいの約30%はアップす
る。また冬場の窒素除去は夏場のカソード電極を設置し
ないばあいとほぼ同様になる。その結果、四季を通して
脱窒素作用を安定にし、窒素除去の効率を向上させるこ
とができる。
ば、夏場では、カソード電極に担体を設置したばあいの
窒素除去率は設置しないばあいの約30%はアップす
る。また冬場の窒素除去は夏場のカソード電極を設置し
ないばあいとほぼ同様になる。その結果、四季を通して
脱窒素作用を安定にし、窒素除去の効率を向上させるこ
とができる。
【図1】本発明のリン酸イオン含有排水の処理装置の一
実施の形態を示す説明図である。
実施の形態を示す説明図である。
【図2】電極ユニットの一部分解斜視図である。
【図3】図1における処理装置の拡大図である。
【図4】本発明のリン酸イオン含有排水の処理装置の他
の実施の形態を示す説明図である。
の実施の形態を示す説明図である。
【図5】極性反転の説明図である。
1 処理装置 2 流入口 3 流出口 4 排水処理室 5、6、20、21 電極 7 電源 8 空気ばっ気装置 9 担体 12 電極ユニット
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 3/00 C02F 1/46 102 3/34 101
Claims (3)
- 【請求項1】 排水の流入口と流出口を有する排水処理
室と、該処理室内の排水中に少なくとも一部が浸漬する
ように対向して配置され、少なくとも一方が鉄および/
またはアルミニウムを含む少なくとも一対の電極と、該
電極に通電するための電源とからなる排水の処理装置で
あって、前記対向する一対の電極の近傍に脱窒手段が設
けられてなるリン酸イオン含有排水の処理装置。 - 【請求項2】 排水の流入口と流出口を有する排水処理
室と、該処理室内の排水中に少なくとも一部が浸漬する
ように対向して配置され、一方の電極が鉄および/また
はアルミニウムを含む少なくとも一対の電極と、該電極
に通電するための電源とからなる排水の処理装置であっ
て、前記対向する一対の電極のうち、他方の電極が、微
生物が存在しやすい担体で覆われる不溶性電極にされて
なるリン酸イオン含有排水の処理装置。 - 【請求項3】 排水の流入口と流出口を有する排水処理
室と、該処理室内の排水中に少なくとも一部が浸漬する
ように対向して配置され、一方の電極が鉄および/また
はアルミニウムを含む少なくとも一対の電極と、該電極
に通電するための電源とからなる排水の処理装置であっ
て、前記対向する一対の電極のうち、他方の電極が、鉄
および/またはアルミニウムを含む溶解性電極と、微生
物が存在しやすい担体で覆われる不溶性電極とからなる
リン酸イオン含有排水の処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7445698A JPH11267683A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | リン酸イオン含有排水の処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7445698A JPH11267683A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | リン酸イオン含有排水の処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11267683A true JPH11267683A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13547774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7445698A Pending JPH11267683A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | リン酸イオン含有排水の処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11267683A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1203753A1 (en) * | 2000-11-01 | 2002-05-08 | Sanyo Electric Co. Ltd | Waste water treatment method and apparatus |
| KR100481445B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2005-04-07 | 주식회사 이바이오텍 | 하폐수 처리 장치 |
| US8211290B2 (en) | 2002-01-25 | 2012-07-03 | Bcde Group Llc | Method and apparatus for removing impurities from waste water by electroflotation |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP7445698A patent/JPH11267683A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1203753A1 (en) * | 2000-11-01 | 2002-05-08 | Sanyo Electric Co. Ltd | Waste water treatment method and apparatus |
| US6645366B2 (en) | 2000-11-01 | 2003-11-11 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Waste water treatment device |
| KR100481445B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2005-04-07 | 주식회사 이바이오텍 | 하폐수 처리 장치 |
| US8211290B2 (en) | 2002-01-25 | 2012-07-03 | Bcde Group Llc | Method and apparatus for removing impurities from waste water by electroflotation |
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