JPH11268052A - 建築用複合板の製造方法及び装置 - Google Patents
建築用複合板の製造方法及び装置Info
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- JPH11268052A JPH11268052A JP10095149A JP9514998A JPH11268052A JP H11268052 A JPH11268052 A JP H11268052A JP 10095149 A JP10095149 A JP 10095149A JP 9514998 A JP9514998 A JP 9514998A JP H11268052 A JPH11268052 A JP H11268052A
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 断面略樋状の表面材の樋状部内に発泡樹脂が
充填されその裏面を裏面材で被覆されている建築用複合
板を品質の優れた状態に効率良く製造する方法及びその
装置を提供する。 【解決手段】 連続的に送り出される断面略樋状の金属
製表面材1の樋状部1a内に発泡性樹脂液7を吐出させ、
樋状部1aを裏面材3で閉塞した状態で樹脂発泡炉9内に
送り込んで該樹脂液7を発泡・硬化させて建築用複合板
を製造するに際し、樹脂液7を一点から表面材1の移送
方向に広角カーテン状に吐出する吐出ノズル5aを表面材
1の幅方向に往復移動させながら樹脂液7を表面材1の
樋状部1a内に吐出し、吐出した樹脂液7の発泡開始時間
前の位置であって表面材1の上方に設置されており表面
材1の幅方向の水平な線上で開口する長手通しのスリッ
ト又は多孔点噴口を有するガスノズル8より樹脂液7に
ガスを吹き付けて樹脂液7を均一な樹脂塗布厚にする。
充填されその裏面を裏面材で被覆されている建築用複合
板を品質の優れた状態に効率良く製造する方法及びその
装置を提供する。 【解決手段】 連続的に送り出される断面略樋状の金属
製表面材1の樋状部1a内に発泡性樹脂液7を吐出させ、
樋状部1aを裏面材3で閉塞した状態で樹脂発泡炉9内に
送り込んで該樹脂液7を発泡・硬化させて建築用複合板
を製造するに際し、樹脂液7を一点から表面材1の移送
方向に広角カーテン状に吐出する吐出ノズル5aを表面材
1の幅方向に往復移動させながら樹脂液7を表面材1の
樋状部1a内に吐出し、吐出した樹脂液7の発泡開始時間
前の位置であって表面材1の上方に設置されており表面
材1の幅方向の水平な線上で開口する長手通しのスリッ
ト又は多孔点噴口を有するガスノズル8より樹脂液7に
ガスを吹き付けて樹脂液7を均一な樹脂塗布厚にする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築物や構造物の
外壁や内壁を構成するための、金属製の表面材に形成さ
れた樋状部内に発泡樹脂が充填されていると共にこの発
泡樹脂の裏面を裏面材で被覆されている建築用複合板を
製造する方法及びこの方法を実施するのに好適な建築用
複合板の製造装置に関するものである。
外壁や内壁を構成するための、金属製の表面材に形成さ
れた樋状部内に発泡樹脂が充填されていると共にこの発
泡樹脂の裏面を裏面材で被覆されている建築用複合板を
製造する方法及びこの方法を実施するのに好適な建築用
複合板の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建築物や構造物の外壁や内壁を構成する
ための建築用外装材として、断面樋状に形成された金属
製の表面材の樋状部内に発泡樹脂が充填されていると共
にこの発泡樹脂の裏面を裏面材で被覆されている建築用
複合板が広く使用されている。
ための建築用外装材として、断面樋状に形成された金属
製の表面材の樋状部内に発泡樹脂が充填されていると共
にこの発泡樹脂の裏面を裏面材で被覆されている建築用
複合板が広く使用されている。
【0003】このような建築用複合板は、通常表面材と
なる金属帯の幅方向両側縁部を屈曲し施工時に隣接する
建築用複合板同士を係合するために互いに嵌合する嵌合
部を形成して断面略樋状の表面材に形成し、この表面材
の樋状部内に発泡性樹脂液を吐出した後、この樋状部を
裏面材で閉塞せしめた状態で樹脂発泡炉内に送り込んで
吐出した発泡性樹脂液を発泡・硬化させる方法により製
造されている。
なる金属帯の幅方向両側縁部を屈曲し施工時に隣接する
建築用複合板同士を係合するために互いに嵌合する嵌合
部を形成して断面略樋状の表面材に形成し、この表面材
の樋状部内に発泡性樹脂液を吐出した後、この樋状部を
裏面材で閉塞せしめた状態で樹脂発泡炉内に送り込んで
吐出した発泡性樹脂液を発泡・硬化させる方法により製
造されている。
【0004】従来、前記方法において、表面材の樋状部
内に発泡性樹脂液を吐出するには、表面材の幅方向に適
宜な間隔を隔てて複数の吐出ノズルを配置して、移送さ
れている表面材の樋状部内に長手方向と平行な複数の線
状に吐出していたのである。
内に発泡性樹脂液を吐出するには、表面材の幅方向に適
宜な間隔を隔てて複数の吐出ノズルを配置して、移送さ
れている表面材の樋状部内に長手方向と平行な複数の線
状に吐出していたのである。
【0005】しかしながら、このように発泡性樹脂液を
吐出された表面材の樋状部を裏面材で閉塞して発泡性樹
脂液を発泡・硬化させると、表面材の樋状部内において
発泡樹脂を均一な状態に充填することができなかったの
である。
吐出された表面材の樋状部を裏面材で閉塞して発泡性樹
脂液を発泡・硬化させると、表面材の樋状部内において
発泡樹脂を均一な状態に充填することができなかったの
である。
【0006】即ち、発泡性樹脂液が樋状部内に複数の線
状に吐出された状態では発泡前の発泡性樹脂液が存在す
る部分と存在しない部分とが共存しているため、発泡後
において発泡樹脂の密度(発泡倍率)が不均一となり、
更には裏面材の裏側に発泡性樹脂が充填されていない未
充填部(ボイド)が発生することがあり、この部分は空
洞となるから裏面材が平面状とならずに凹凸が発生して
外観を損ね製品価値が低下するのであり、特に裏面材と
してクラフト紙やアルミニウム箔をラミネートされた紙
等を使用する場合には裏面材に凹凸が顕著に現われてい
た。
状に吐出された状態では発泡前の発泡性樹脂液が存在す
る部分と存在しない部分とが共存しているため、発泡後
において発泡樹脂の密度(発泡倍率)が不均一となり、
更には裏面材の裏側に発泡性樹脂が充填されていない未
充填部(ボイド)が発生することがあり、この部分は空
洞となるから裏面材が平面状とならずに凹凸が発生して
外観を損ね製品価値が低下するのであり、特に裏面材と
してクラフト紙やアルミニウム箔をラミネートされた紙
等を使用する場合には裏面材に凹凸が顕著に現われてい
た。
【0007】従って、樹脂発泡炉内に送り込まれて発泡
性樹脂液を発泡・硬化させる際に表面材の樋状部内に吐
出された発泡性樹脂液が均一な樹脂塗布厚であることが
必要である。
性樹脂液を発泡・硬化させる際に表面材の樋状部内に吐
出された発泡性樹脂液が均一な樹脂塗布厚であることが
必要である。
【0008】そこで、吐出された発泡性樹脂液を均一な
樹脂塗布厚にするために、例えば特開昭54−3165
9号公報や特開平8−20033号公報に開示されてい
るような、表面材の樋状部内に吐出された発泡性樹脂液
が表面材の樋状部内全面に塗布されるように樋状部内の
発泡性樹脂液にガスを吹き付ける方法が提案されてい
る。
樹脂塗布厚にするために、例えば特開昭54−3165
9号公報や特開平8−20033号公報に開示されてい
るような、表面材の樋状部内に吐出された発泡性樹脂液
が表面材の樋状部内全面に塗布されるように樋状部内の
発泡性樹脂液にガスを吹き付ける方法が提案されてい
る。
【0009】しかしながら、これらいずれの方法も表面
材の樋状部内に線状に吐出させた発泡性樹脂液にガスを
吹き付ける方法であり、且つ発泡性樹脂液は粘度が比較
的高く流動性が低いので、ガスを吹き付けても発泡性樹
脂液を吐出された部分と吐出されなかった部分とでは発
泡性樹脂液の塗膜厚さに差異を生じるのであり、このよ
うな状態で樋状部を裏面材で閉塞し発泡性樹脂液を発泡
・硬化させると、発泡樹脂の密度(発泡倍率)が不均一
となり、更には裏面材の裏側に発泡性樹脂が充填されて
いない未充填部(ボイド)が発生することがあるので、
裏面材が凹凸状となったり裏面材と発泡樹脂との間にボ
イドが発生して裏面材に凹状部が発生したりして、製品
価値が低下するという欠点があったのである。
材の樋状部内に線状に吐出させた発泡性樹脂液にガスを
吹き付ける方法であり、且つ発泡性樹脂液は粘度が比較
的高く流動性が低いので、ガスを吹き付けても発泡性樹
脂液を吐出された部分と吐出されなかった部分とでは発
泡性樹脂液の塗膜厚さに差異を生じるのであり、このよ
うな状態で樋状部を裏面材で閉塞し発泡性樹脂液を発泡
・硬化させると、発泡樹脂の密度(発泡倍率)が不均一
となり、更には裏面材の裏側に発泡性樹脂が充填されて
いない未充填部(ボイド)が発生することがあるので、
裏面材が凹凸状となったり裏面材と発泡樹脂との間にボ
イドが発生して裏面材に凹状部が発生したりして、製品
価値が低下するという欠点があったのである。
【0010】また、表面材の樋状部内に吐出した発泡性
樹脂液の塗膜厚さを均一にする方法として、前記表面材
の樋状部内に吐出した発泡性樹脂液にガスを吹き付ける
方法の他に、発泡性樹脂液を吐出する吐出ノズルとして
長手通しのスリット状噴口が形成されているものを使用
し、この吐出ノズルのスリット状噴口を表面材の移送方
向に対して水平方向に傾斜状に配設すると共に表面材の
移送方向と直交する水平方向に移動させながら発泡性樹
脂液を吐出する方法が特開平9−155888号公報に
開示されている。
樹脂液の塗膜厚さを均一にする方法として、前記表面材
の樋状部内に吐出した発泡性樹脂液にガスを吹き付ける
方法の他に、発泡性樹脂液を吐出する吐出ノズルとして
長手通しのスリット状噴口が形成されているものを使用
し、この吐出ノズルのスリット状噴口を表面材の移送方
向に対して水平方向に傾斜状に配設すると共に表面材の
移送方向と直交する水平方向に移動させながら発泡性樹
脂液を吐出する方法が特開平9−155888号公報に
開示されている。
【0011】しかしながら、この方法に使用される長手
通しのスリット状噴口を形成された吐出ノズルは、発泡
性樹脂液の供給管からスリット状噴口の長手方向端部ま
での距離が離れているため発泡性樹脂液がスリット状噴
口の長手方向端部に至るまでにノズル内で発泡性樹脂液
の滞留が生じるので、発泡性樹脂液がスリット状噴口か
ら直ちに吐出されずに反応生成物が生成されたり、スリ
ット状噴口の長手方向端部に至るまでに発泡が開始され
たりするため、スリット状噴口が詰まり易く、長時間の
連続操業が困難であるという欠点があった。
通しのスリット状噴口を形成された吐出ノズルは、発泡
性樹脂液の供給管からスリット状噴口の長手方向端部ま
での距離が離れているため発泡性樹脂液がスリット状噴
口の長手方向端部に至るまでにノズル内で発泡性樹脂液
の滞留が生じるので、発泡性樹脂液がスリット状噴口か
ら直ちに吐出されずに反応生成物が生成されたり、スリ
ット状噴口の長手方向端部に至るまでに発泡が開始され
たりするため、スリット状噴口が詰まり易く、長時間の
連続操業が困難であるという欠点があった。
【0012】即ち、表面材と裏面材との間にはウレタン
フォーム,ヌレートフォーム,フェノールフォーム等の
発泡樹脂が充填されているのであるが、この発泡樹脂を
形成するための原料,即ち発泡性樹脂液は通常2種類又
は3種類の液体原料を混合して使用されている(例え
ば、発泡樹脂がウレタンフォームである場合では、イソ
シアネート原料液とポリオール原料液と触媒原料液との
3種類の液体を混合した発泡性樹脂液が使用されてい
る)のであり、各液体原料を混合して発泡性樹脂液とす
ると原料液間で直ちに反応が開始するため、吐出ノズル
の直前で各液体原料を混合しているのである。従って、
前記スリット状噴口が形成されている吐出ノズルを使用
すると、発泡性樹脂液がスリット状噴口から吐出される
前に反応生成物が生成されたり発泡が開始されたりし
て、このスリット状噴口が詰まり易いので、長時間の連
続操業が困難であるという欠点があったのである。
フォーム,ヌレートフォーム,フェノールフォーム等の
発泡樹脂が充填されているのであるが、この発泡樹脂を
形成するための原料,即ち発泡性樹脂液は通常2種類又
は3種類の液体原料を混合して使用されている(例え
ば、発泡樹脂がウレタンフォームである場合では、イソ
シアネート原料液とポリオール原料液と触媒原料液との
3種類の液体を混合した発泡性樹脂液が使用されてい
る)のであり、各液体原料を混合して発泡性樹脂液とす
ると原料液間で直ちに反応が開始するため、吐出ノズル
の直前で各液体原料を混合しているのである。従って、
前記スリット状噴口が形成されている吐出ノズルを使用
すると、発泡性樹脂液がスリット状噴口から吐出される
前に反応生成物が生成されたり発泡が開始されたりし
て、このスリット状噴口が詰まり易いので、長時間の連
続操業が困難であるという欠点があったのである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の欠点を解消し、建築物や構造物の外壁や内壁を構成
するための、金属製の表面材に形成された樋状部内に発
泡樹脂が充填されていると共にこの発泡樹脂の裏面を裏
面材で被覆されている建築用複合板を、発泡樹脂をその
密度が全体的に均一でボイドの発生が無い状態に発泡・
硬化させたものとすることにより、品質価値が高く歩留
良く製造することができ、しかも吐出ノズル詰まりが発
生し難く長時間の連続操業を行うことのできる建築用複
合板の製造方法及びこの方法を実施するのに好適な建築
用複合板の製造装置を提供することを課題とする。
術の欠点を解消し、建築物や構造物の外壁や内壁を構成
するための、金属製の表面材に形成された樋状部内に発
泡樹脂が充填されていると共にこの発泡樹脂の裏面を裏
面材で被覆されている建築用複合板を、発泡樹脂をその
密度が全体的に均一でボイドの発生が無い状態に発泡・
硬化させたものとすることにより、品質価値が高く歩留
良く製造することができ、しかも吐出ノズル詰まりが発
生し難く長時間の連続操業を行うことのできる建築用複
合板の製造方法及びこの方法を実施するのに好適な建築
用複合板の製造装置を提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者は、かかる課題
を解決すべく鋭意研究の結果、断面略樋状に成形され連
続的に送り出されてくる金属製の表面材の樋状部内に発
泡性樹脂液を吐出させ、該樋状部を裏面材で閉塞せしめ
た状態で樹脂発泡炉内に送り込んで該発泡性樹脂液を発
泡・硬化させて建築用複合板を製造するに際し、該発泡
性樹脂液を一点から表面材の移送方向に広角状に広げて
広角カーテン状に吐出する吐出ノズルを該表面材の移送
方向に対して直角方向に往復移動させながら該発泡性樹
脂液を該表面材の樋状部内に吐出し、該発泡性樹脂液の
クリームタイム(発泡開始時間)前の位置であって該表
面材の上方に設置されており該表面材の移送方向に対し
直交する水平な線上に開口する長手通しのスリット或い
は多孔点噴口を有するガスノズルより前記発泡性樹脂液
にガスを吹き付けて該発泡性樹脂液を均一な樹脂塗布厚
にすれば、発泡性樹脂液を表面材の樋状部に全面に亘っ
て確実に且つ均一な樹脂塗布厚に形成することができ
て、発泡樹脂の密度が均一でボイドを生じることが無く
裏面材がフラットな品質の優れた建築用複合板を製造す
ることができることを究明して本発明を完成したのであ
る。
を解決すべく鋭意研究の結果、断面略樋状に成形され連
続的に送り出されてくる金属製の表面材の樋状部内に発
泡性樹脂液を吐出させ、該樋状部を裏面材で閉塞せしめ
た状態で樹脂発泡炉内に送り込んで該発泡性樹脂液を発
泡・硬化させて建築用複合板を製造するに際し、該発泡
性樹脂液を一点から表面材の移送方向に広角状に広げて
広角カーテン状に吐出する吐出ノズルを該表面材の移送
方向に対して直角方向に往復移動させながら該発泡性樹
脂液を該表面材の樋状部内に吐出し、該発泡性樹脂液の
クリームタイム(発泡開始時間)前の位置であって該表
面材の上方に設置されており該表面材の移送方向に対し
直交する水平な線上に開口する長手通しのスリット或い
は多孔点噴口を有するガスノズルより前記発泡性樹脂液
にガスを吹き付けて該発泡性樹脂液を均一な樹脂塗布厚
にすれば、発泡性樹脂液を表面材の樋状部に全面に亘っ
て確実に且つ均一な樹脂塗布厚に形成することができ
て、発泡樹脂の密度が均一でボイドを生じることが無く
裏面材がフラットな品質の優れた建築用複合板を製造す
ることができることを究明して本発明を完成したのであ
る。
【0015】そして、発泡性樹脂液が粘度の比較的小さ
いポリウレタン樹脂液であると、ガスを吹き付けて該発
泡性樹脂液を均一な樹脂塗布厚にすることがより容易で
あり、またガスノズルから吹き付けるガスが空気又は不
活性ガスであると、発泡性樹脂液との化学反応を生じせ
しめることなく均一な樹脂塗布厚に形成することができ
ることも究明したのである。
いポリウレタン樹脂液であると、ガスを吹き付けて該発
泡性樹脂液を均一な樹脂塗布厚にすることがより容易で
あり、またガスノズルから吹き付けるガスが空気又は不
活性ガスであると、発泡性樹脂液との化学反応を生じせ
しめることなく均一な樹脂塗布厚に形成することができ
ることも究明したのである。
【0016】またこのような本発明方法は、連続的に送
り出されてくる表面材となる金属帯の幅方向両側縁部を
ロール成形によって屈曲せしめて断面略樋状の表面材に
成形するロール成形機と、該表面材の樋状部内に発泡性
樹脂液を表面材の移送方向に一点から広角状に広げて広
角カーテン状に吐出する吐出ノズルを備えた樹脂液吐出
装置と、該吐出ノズルを該表面材の移送方向に対して直
角方向に往復移動せしめる往復移動機構と、吐出ノズル
より吐出された発泡性樹脂液のクリームタイム(発泡開
始時間)前の位置であって表面材の上方に設置されてお
り該表面材の移送方向に対し直交する水平な線上で開口
する長手通しのスリット或いは多孔点噴口を有しており
発泡性樹脂液にガスを吹き付けて該発泡性樹脂液を均一
な樹脂塗布厚に形成せしめるガスノズルと、該ガスノズ
ルの下流側に配置されており該表面材の樋状部を裏面材
で閉塞せしめた状態で発泡性樹脂液を発泡させると共に
硬化させる樹脂発泡炉とを備えている建築用複合板の製
造装置を使用すれば、容易に実施することができること
も究明したのである。
り出されてくる表面材となる金属帯の幅方向両側縁部を
ロール成形によって屈曲せしめて断面略樋状の表面材に
成形するロール成形機と、該表面材の樋状部内に発泡性
樹脂液を表面材の移送方向に一点から広角状に広げて広
角カーテン状に吐出する吐出ノズルを備えた樹脂液吐出
装置と、該吐出ノズルを該表面材の移送方向に対して直
角方向に往復移動せしめる往復移動機構と、吐出ノズル
より吐出された発泡性樹脂液のクリームタイム(発泡開
始時間)前の位置であって表面材の上方に設置されてお
り該表面材の移送方向に対し直交する水平な線上で開口
する長手通しのスリット或いは多孔点噴口を有しており
発泡性樹脂液にガスを吹き付けて該発泡性樹脂液を均一
な樹脂塗布厚に形成せしめるガスノズルと、該ガスノズ
ルの下流側に配置されており該表面材の樋状部を裏面材
で閉塞せしめた状態で発泡性樹脂液を発泡させると共に
硬化させる樹脂発泡炉とを備えている建築用複合板の製
造装置を使用すれば、容易に実施することができること
も究明したのである。
【0017】そして、この建築用複合板の製造装置にお
いて、ガスノズルが、吹き付けるガス圧力,ガス量,温
度をコントロールできる制御装置を備えていると、粘度
等の性質の異なる各種発泡性樹脂液や発泡性樹脂液の吐
出量の変化や気温の変化に対応する最適なガスの吹き付
け条件を容易に設定することができ、種々の発泡性樹脂
液について容易に均一な樹脂塗布厚に形成することので
きることも究明したのである。
いて、ガスノズルが、吹き付けるガス圧力,ガス量,温
度をコントロールできる制御装置を備えていると、粘度
等の性質の異なる各種発泡性樹脂液や発泡性樹脂液の吐
出量の変化や気温の変化に対応する最適なガスの吹き付
け条件を容易に設定することができ、種々の発泡性樹脂
液について容易に均一な樹脂塗布厚に形成することので
きることも究明したのである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明に係る建
築用複合板の製造方法及びこの方法を実施するのに好適
な建築用複合板の製造装置について詳細に説明する。図
1は本発明に係る建築用複合板の製造方法を実施するの
に好適な本発明に係る建築用複合板の製造装置の1実施
例を示す概略説明図、図2は図1におけるA部拡大説明
図、図3は図2の平面説明図、図4は本発明装置におけ
る吐出ノズルの構造を示す吐出口側から見た部分断面斜
視説明図、図5は本発明方法により製造された建築用複
合板の1実施例を示す表面側から見た斜視図である。
築用複合板の製造方法及びこの方法を実施するのに好適
な建築用複合板の製造装置について詳細に説明する。図
1は本発明に係る建築用複合板の製造方法を実施するの
に好適な本発明に係る建築用複合板の製造装置の1実施
例を示す概略説明図、図2は図1におけるA部拡大説明
図、図3は図2の平面説明図、図4は本発明装置におけ
る吐出ノズルの構造を示す吐出口側から見た部分断面斜
視説明図、図5は本発明方法により製造された建築用複
合板の1実施例を示す表面側から見た斜視図である。
【0019】図面中、1は本発明方法によって製造され
る建築用複合板を構成する金属製の表面材であり、幅方
向両側縁部に雄型と雌型との嵌合部1b,1bとその一部を
有して樋状を成す樋状部1aとが形成されている。
る建築用複合板を構成する金属製の表面材であり、幅方
向両側縁部に雄型と雌型との嵌合部1b,1bとその一部を
有して樋状を成す樋状部1aとが形成されている。
【0020】2は表面材1の樋状部1a内に充填されてい
るウレタンフォーム,ヌレートフォーム,フェノールフ
ォーム等の合成樹脂より成る発泡樹脂、3は発泡樹脂2
の裏面を被覆している裏面材であって、塗装金属板より
成る金属板や、クラフト紙,アルミニウム箔をラミネー
トされた紙等の紙系材が使用される。
るウレタンフォーム,ヌレートフォーム,フェノールフ
ォーム等の合成樹脂より成る発泡樹脂、3は発泡樹脂2
の裏面を被覆している裏面材であって、塗装金属板より
成る金属板や、クラフト紙,アルミニウム箔をラミネー
トされた紙等の紙系材が使用される。
【0021】このような建築用複合板を製造するには、
先ず断面略樋状に成形され連続的に送り出されてくる表
面材1の樋状部1a内に発泡性樹脂液7を吐出させる。こ
こで、表面材1は、アンコイラー10からピンチローラ11
により連続的に送り出されてくる金属帯1’の幅方向両
側縁部をロール成形によって屈曲せしめて雄型と雌型の
嵌合部1b,1bとその一部を有して樋状を成すように断面
略樋状に成形されたものであり、多数のローラをタンデ
ムに配置されている従来の建築用複合板を製造する装置
に使用されているロール成形機4により行うことができ
る。
先ず断面略樋状に成形され連続的に送り出されてくる表
面材1の樋状部1a内に発泡性樹脂液7を吐出させる。こ
こで、表面材1は、アンコイラー10からピンチローラ11
により連続的に送り出されてくる金属帯1’の幅方向両
側縁部をロール成形によって屈曲せしめて雄型と雌型の
嵌合部1b,1bとその一部を有して樋状を成すように断面
略樋状に成形されたものであり、多数のローラをタンデ
ムに配置されている従来の建築用複合板を製造する装置
に使用されているロール成形機4により行うことができ
る。
【0022】このロール成形機4により成形された表面
材1の樋状部1a内に吐出させる発泡性樹脂液7は、2種
類又は3種類の液体原料を混合してウレタンフォーム,
ヌレートフォーム,フェノールフォーム等の発泡樹脂2
を得ることのできるものであり、一点から表面材1の移
送方向に広角状に広げて広角カーテン状に吐出される。
材1の樋状部1a内に吐出させる発泡性樹脂液7は、2種
類又は3種類の液体原料を混合してウレタンフォーム,
ヌレートフォーム,フェノールフォーム等の発泡樹脂2
を得ることのできるものであり、一点から表面材1の移
送方向に広角状に広げて広角カーテン状に吐出される。
【0023】この発泡性樹脂液7を吐出せしめる樹脂液
吐出装置5は、前記表面材1の移送方向に広角カーテン
状に吐出することのできる吐出ノズル5aを備えており、
例えば図4に示す如く発泡性樹脂液7を供給する樹脂液
供給管に連続して、先端がその中心軸に対して直角な平
面で閉塞されており内部の発泡性樹脂液7が送られてく
る中空部の先端が前記中心軸上に中心を有する略半球状
の凹面で形成されていて前記閉塞平面に前記中心軸を通
る直線状で前記略半球状の凹面内に至る深さのV字状の
溝を形成することにより、前記閉塞平面側から見て円弧
同士を連結した人の目の外形状(楕円の長径側が尖った
形状)に開口せしめられた吐出口を有する吐出ノズル5a
を使用すると発泡性樹脂液7を一点から直線上の一方向
のみに広角状に広げて広角カーテン状に吐出することが
できる。
吐出装置5は、前記表面材1の移送方向に広角カーテン
状に吐出することのできる吐出ノズル5aを備えており、
例えば図4に示す如く発泡性樹脂液7を供給する樹脂液
供給管に連続して、先端がその中心軸に対して直角な平
面で閉塞されており内部の発泡性樹脂液7が送られてく
る中空部の先端が前記中心軸上に中心を有する略半球状
の凹面で形成されていて前記閉塞平面に前記中心軸を通
る直線状で前記略半球状の凹面内に至る深さのV字状の
溝を形成することにより、前記閉塞平面側から見て円弧
同士を連結した人の目の外形状(楕円の長径側が尖った
形状)に開口せしめられた吐出口を有する吐出ノズル5a
を使用すると発泡性樹脂液7を一点から直線上の一方向
のみに広角状に広げて広角カーテン状に吐出することが
できる。
【0024】発泡性樹脂液7は、前述した如く2種類又
は3種類の液体原料を吐出ノズル5aの直前で混合される
のであるが、混合された発泡性樹脂液7は時間の経過と
共に反応生成物が生成されて発泡が開始されるので、一
点から表面材1の移送方向に広角状に広げて広角カーテ
ン状に吐出することによって、発泡性樹脂液7を吐出ノ
ズル5a内で滞留すること無く吐出させることができ、吐
出ノズル5a詰まりを長時間に亘って防止して吐出ノズル
5aの連続使用時間を延ばすことができる。
は3種類の液体原料を吐出ノズル5aの直前で混合される
のであるが、混合された発泡性樹脂液7は時間の経過と
共に反応生成物が生成されて発泡が開始されるので、一
点から表面材1の移送方向に広角状に広げて広角カーテ
ン状に吐出することによって、発泡性樹脂液7を吐出ノ
ズル5a内で滞留すること無く吐出させることができ、吐
出ノズル5a詰まりを長時間に亘って防止して吐出ノズル
5aの連続使用時間を延ばすことができる。
【0025】また、樹脂液吐出装置5は、発泡性樹脂液
7を表面材1の樋状部1a内の全面に亘って吐出するよう
に表面材1の移送方向に対して直角方向に往復移動せし
められるのであり、樹脂液吐出装置5には前記した如く
往復移動せしめるための往復移動機構6が設けられてい
る。
7を表面材1の樋状部1a内の全面に亘って吐出するよう
に表面材1の移送方向に対して直角方向に往復移動せし
められるのであり、樹脂液吐出装置5には前記した如く
往復移動せしめるための往復移動機構6が設けられてい
る。
【0026】往復移動機構6としては、例えば移送され
る表面材1の上方に表面材1の移送方向に対して直角方
向に横架されている案内部材6aにラックが形成されてい
ると共にこのラックと噛み合うピニオンが樹脂液吐出装
置5に設けられており、また案内部材6aの両端部に樹脂
液吐出装置5の移動距離を規制するリミットスイッチが
設けられていてこのリミットスイッチよりの信号を受け
てピニオンの回転方向が逆転せしめられる構造を示すこ
とができる。
る表面材1の上方に表面材1の移送方向に対して直角方
向に横架されている案内部材6aにラックが形成されてい
ると共にこのラックと噛み合うピニオンが樹脂液吐出装
置5に設けられており、また案内部材6aの両端部に樹脂
液吐出装置5の移動距離を規制するリミットスイッチが
設けられていてこのリミットスイッチよりの信号を受け
てピニオンの回転方向が逆転せしめられる構造を示すこ
とができる。
【0027】次いで、吐出した発泡性樹脂液7のクリー
ムタイム(発泡開始時間)前の位置であって表面材1の
上方に設置されており表面材1の移送方向に対し直交す
る水平な線上で開口する長手通しのスリット或いは表面
材1の移送方向に対し直交する水平な線上で開口する多
孔点噴口を有するガスノズル8より前記発泡性樹脂液7
にガスを吹き付けて発泡性樹脂液7を均一な樹脂塗布厚
にする。
ムタイム(発泡開始時間)前の位置であって表面材1の
上方に設置されており表面材1の移送方向に対し直交す
る水平な線上で開口する長手通しのスリット或いは表面
材1の移送方向に対し直交する水平な線上で開口する多
孔点噴口を有するガスノズル8より前記発泡性樹脂液7
にガスを吹き付けて発泡性樹脂液7を均一な樹脂塗布厚
にする。
【0028】このガスノズル8としては、吹き付けるガ
ス圧力,ガス量,温度をコントロールできる制御装置を
備えていることが、表面材1に吐出せしめられた発泡性
樹脂液7を均一な樹脂塗布厚に形成することのできる最
適なガスの吹き付け条件を容易に設定することができて
好ましい。
ス圧力,ガス量,温度をコントロールできる制御装置を
備えていることが、表面材1に吐出せしめられた発泡性
樹脂液7を均一な樹脂塗布厚に形成することのできる最
適なガスの吹き付け条件を容易に設定することができて
好ましい。
【0029】即ち、発泡性樹脂液7は前述した如く2種
類又は3種類の液体原料を混合して使用され、また建築
用複合板の用途等に応じてウレタンフォーム,ヌレート
フォーム,フェノールフォーム等の各種発泡樹脂2が使
用されるので、表面材1に吐出される発泡性樹脂液7の
粘度が常に同一ではないから、吐出された発泡性樹脂液
7の粘度が高い場合には吹き付けるガス圧力,ガス量を
高く設定し、逆に粘度が低い場合には吹き付けるガス圧
力,ガス量を低く設定し、更に作業環境に対応してガス
温度を設定することによって発泡性樹脂液7を均一な樹
脂塗布厚に形成することができる。またガスノズル8か
ら吹き付けるガスは、空気又は不活性ガスであること
が、発泡性樹脂液7と化学反応を生じさせることなく均
一な樹脂塗布厚に形成することができる。
類又は3種類の液体原料を混合して使用され、また建築
用複合板の用途等に応じてウレタンフォーム,ヌレート
フォーム,フェノールフォーム等の各種発泡樹脂2が使
用されるので、表面材1に吐出される発泡性樹脂液7の
粘度が常に同一ではないから、吐出された発泡性樹脂液
7の粘度が高い場合には吹き付けるガス圧力,ガス量を
高く設定し、逆に粘度が低い場合には吹き付けるガス圧
力,ガス量を低く設定し、更に作業環境に対応してガス
温度を設定することによって発泡性樹脂液7を均一な樹
脂塗布厚に形成することができる。またガスノズル8か
ら吹き付けるガスは、空気又は不活性ガスであること
が、発泡性樹脂液7と化学反応を生じさせることなく均
一な樹脂塗布厚に形成することができる。
【0030】この発泡性樹脂液7の粘度は2Pa・s(2
000cps)以下であると、表面材1の樋状部1a内に吐
出した発泡性樹脂液7を確実に均一な樹脂塗布厚とする
ことができることが確認できている。
000cps)以下であると、表面材1の樋状部1a内に吐
出した発泡性樹脂液7を確実に均一な樹脂塗布厚とする
ことができることが確認できている。
【0031】しかる後、表面材1の樋状部1aを裏面材3
で閉塞せしめた状態で樹脂発泡炉9内に送り込んで、発
泡性樹脂液7を発泡・硬化させる。樹脂発泡炉9は、従
来の建築用複合板を製造する装置に使用されているもの
を使用することができ、例えば加熱炉9a内に表面材1に
当接するコンベアと裏面材3に当接するコンベアとを備
えたダブルコンベア9bが設置されていて、発泡性樹脂液
7の発泡時に表裏面材1,3を挾持しながら発泡させる
ことによって裏面材3の浮き上がりを防止して建築用複
合板を均一な厚さに成形できるものが示される。
で閉塞せしめた状態で樹脂発泡炉9内に送り込んで、発
泡性樹脂液7を発泡・硬化させる。樹脂発泡炉9は、従
来の建築用複合板を製造する装置に使用されているもの
を使用することができ、例えば加熱炉9a内に表面材1に
当接するコンベアと裏面材3に当接するコンベアとを備
えたダブルコンベア9bが設置されていて、発泡性樹脂液
7の発泡時に表裏面材1,3を挾持しながら発泡させる
ことによって裏面材3の浮き上がりを防止して建築用複
合板を均一な厚さに成形できるものが示される。
【0032】このようにして発泡性樹脂液7を発泡・硬
化させた後、所定の長さに切断して建築用複合板が製造
される。
化させた後、所定の長さに切断して建築用複合板が製造
される。
【0033】
【実施例】実施例1 図1に示す本発明装置を使用して、表面材1となる金属
帯1’の幅方向両側縁部をロール成形機4によって幅60
0mmの平板部の両側縁部に高さ35mmの嵌合部1b,1bを有
する樋状部1aが形成された表面材1を連続的にロール成
形し、この表面材1を速度15m/min.で通板しながら樋
状部1a内の平板部上に表面材1の移送方向に300mmの範
囲に吐出するように前記平板部から100mmの高さ位置に
設置した図4に示す構造の吐出ノズル5aから0.02m3/m
in.の吐出量でこの吐出ノズル5aを表面材1の移送方向
に対して直角な方向に60m/min.の速度で表面材1上を
往復移動させながら発泡性樹脂液7を吐出した。ここ
で、発泡性樹脂液7として、温度が25℃で粘度が1Pa・
sの発泡性ウレタン樹脂を使用した。
帯1’の幅方向両側縁部をロール成形機4によって幅60
0mmの平板部の両側縁部に高さ35mmの嵌合部1b,1bを有
する樋状部1aが形成された表面材1を連続的にロール成
形し、この表面材1を速度15m/min.で通板しながら樋
状部1a内の平板部上に表面材1の移送方向に300mmの範
囲に吐出するように前記平板部から100mmの高さ位置に
設置した図4に示す構造の吐出ノズル5aから0.02m3/m
in.の吐出量でこの吐出ノズル5aを表面材1の移送方向
に対して直角な方向に60m/min.の速度で表面材1上を
往復移動させながら発泡性樹脂液7を吐出した。ここ
で、発泡性樹脂液7として、温度が25℃で粘度が1Pa・
sの発泡性ウレタン樹脂を使用した。
【0034】しかる後、吐出ノズル5aから下流側に300m
m隔てた位置に、表面材1の平板部から150mmの高さであ
って長さ600mmの長手通しのスリット状噴口を表面材1
の移送方向に対して直角にして配置したガスノズル8か
ら、噴出角度が鉛直より移送方向上流側に10度の方向で
発泡性樹脂液7に向けて圧力が約4100Pa(418mmAq),風
量が8.0m3/min.,温度が25℃の条件で空気を噴出し
た。
m隔てた位置に、表面材1の平板部から150mmの高さであ
って長さ600mmの長手通しのスリット状噴口を表面材1
の移送方向に対して直角にして配置したガスノズル8か
ら、噴出角度が鉛直より移送方向上流側に10度の方向で
発泡性樹脂液7に向けて圧力が約4100Pa(418mmAq),風
量が8.0m3/min.,温度が25℃の条件で空気を噴出し
た。
【0035】次いで、発泡性樹脂液7を塗布された表面
材1の樋状部1aをアルミニウム箔をラミネートされた紙
より成る裏面材3で閉塞せしめた状態で樹脂発泡炉9内
に送り込んで発泡性樹脂液7を発泡・硬化させて建築用
複合板を製造した。
材1の樋状部1aをアルミニウム箔をラミネートされた紙
より成る裏面材3で閉塞せしめた状態で樹脂発泡炉9内
に送り込んで発泡性樹脂液7を発泡・硬化させて建築用
複合板を製造した。
【0036】その結果、吐出ノズル5aにノズル詰まりが
生じて吐出ノズル5aを交換するまでの連続使用時間を1
12分とすることができた。また、裏面材3を凹凸の無
いフラットな形状に成形することができ、歩留まり良く
品質に優れた建築用複合板を効率良く製造することがで
きた。
生じて吐出ノズル5aを交換するまでの連続使用時間を1
12分とすることができた。また、裏面材3を凹凸の無
いフラットな形状に成形することができ、歩留まり良く
品質に優れた建築用複合板を効率良く製造することがで
きた。
【0037】比較例1 実施例1において、吐出ノズル5aに代えて、直径3mmの
12個の吐出口を50mmの間隔毎に形成された吐出ノズル
をその吐出口が表面材の移送方向に直角な方向に一直線
上となるように配置してこの吐出ノズルを位置固定した
状態で発泡性樹脂液を吐出したこと以外は、同一の条件
で建築用複合板を製造した。
12個の吐出口を50mmの間隔毎に形成された吐出ノズル
をその吐出口が表面材の移送方向に直角な方向に一直線
上となるように配置してこの吐出ノズルを位置固定した
状態で発泡性樹脂液を吐出したこと以外は、同一の条件
で建築用複合板を製造した。
【0038】その結果、吐出ノズルにノズル詰まりが生
じて吐出ノズルを交換するまでの連続使用時間は18分
と非常に短く、ラインの停止を頻繁に行わなければなら
なかったので生産効率が非常に悪かった。更に、裏面材
には発泡樹脂と裏面材との間に発生したボイドに起因し
て凹凸が発生し、前記実施例1と比較して品質及び歩留
まりが低下すると共に生産効率が低下した。
じて吐出ノズルを交換するまでの連続使用時間は18分
と非常に短く、ラインの停止を頻繁に行わなければなら
なかったので生産効率が非常に悪かった。更に、裏面材
には発泡樹脂と裏面材との間に発生したボイドに起因し
て凹凸が発生し、前記実施例1と比較して品質及び歩留
まりが低下すると共に生産効率が低下した。
【0039】比較例2 実施例1において、吐出ノズル5aに代えて、幅1.5mm長
さ300mmのスリットを形成された吐出ノズルを、スリッ
トの長手方向を表面材の移送方向と平行に設置しこの吐
出ノズルを表面材の移送方向に対して直角な方向に60m
/min.の速度で表面材上を往復移動させながら発泡性樹
脂液を吐出したこと以外は、同一の条件で建築用複合板
を製造した。
さ300mmのスリットを形成された吐出ノズルを、スリッ
トの長手方向を表面材の移送方向と平行に設置しこの吐
出ノズルを表面材の移送方向に対して直角な方向に60m
/min.の速度で表面材上を往復移動させながら発泡性樹
脂液を吐出したこと以外は、同一の条件で建築用複合板
を製造した。
【0040】その結果、吐出ノズルにノズル詰まりが生
じて吐出ノズルを交換するまでの連続使用時間は32分
と非常に短く、ラインの停止を頻繁に行わなければなら
なかったので生産効率が非常に悪かった。更に、裏面材
には発泡樹脂と裏面材との間に発生したボイドに起因し
て凹凸が発生し、前記実施例1と比較して品質及び歩留
まりが低下すると共に生産効率が低下した。
じて吐出ノズルを交換するまでの連続使用時間は32分
と非常に短く、ラインの停止を頻繁に行わなければなら
なかったので生産効率が非常に悪かった。更に、裏面材
には発泡樹脂と裏面材との間に発生したボイドに起因し
て凹凸が発生し、前記実施例1と比較して品質及び歩留
まりが低下すると共に生産効率が低下した。
【0041】
【発明の効果】以上に詳述した如く本発明に係る建築用
複合板の製造方法を実施すると、断面略樋状に成形され
連続的に送り出されてくる金属製の表面材の樋状部内に
発泡性樹脂液を一点から表面材の移送方向に広角状に広
げて広角カーテン状に吐出する吐出ノズルを表面材の移
送方向に対して直角方向に往復移動させながら発泡性樹
脂液を表面材の樋状部内に吐出するので、吐出ノズルか
ら吐出された発泡性樹脂液は表面材の樋状部内の全面に
亘って厚さの差が比較的少ない状態で塗布することがで
き、更にこの吐出した発泡性樹脂液のクリームタイム
(発泡開始時間)前の位置であって表面材の上方に設置
されており表面材の移送方向に対し直交する水平な線上
で開口する長手通しのスリット或いは多孔点噴口を有す
るガスノズルより前記発泡性樹脂液にガスを吹き付ける
ので、表面材の樋状部の全面に亘って確実に且つ均一な
樹脂塗布厚に形成することができて、発泡樹脂の密度が
均一でボイドを生じることが無く裏面材がフラットな品
質の優れた建築用複合板を歩留良く製造することができ
る。
複合板の製造方法を実施すると、断面略樋状に成形され
連続的に送り出されてくる金属製の表面材の樋状部内に
発泡性樹脂液を一点から表面材の移送方向に広角状に広
げて広角カーテン状に吐出する吐出ノズルを表面材の移
送方向に対して直角方向に往復移動させながら発泡性樹
脂液を表面材の樋状部内に吐出するので、吐出ノズルか
ら吐出された発泡性樹脂液は表面材の樋状部内の全面に
亘って厚さの差が比較的少ない状態で塗布することがで
き、更にこの吐出した発泡性樹脂液のクリームタイム
(発泡開始時間)前の位置であって表面材の上方に設置
されており表面材の移送方向に対し直交する水平な線上
で開口する長手通しのスリット或いは多孔点噴口を有す
るガスノズルより前記発泡性樹脂液にガスを吹き付ける
ので、表面材の樋状部の全面に亘って確実に且つ均一な
樹脂塗布厚に形成することができて、発泡樹脂の密度が
均一でボイドを生じることが無く裏面材がフラットな品
質の優れた建築用複合板を歩留良く製造することができ
る。
【0042】また、ガスノズルから吹き付けるガスとし
て、空気又は不活性ガスを使用すると、この吹き付けガ
スに起因する発泡性樹脂液の化学反応が生じることがな
いので、発泡性樹脂を発泡させ硬化させて発泡樹脂を成
形たときに、発泡樹脂密度が均一で且つボイドの発生を
確実に防止することができる。
て、空気又は不活性ガスを使用すると、この吹き付けガ
スに起因する発泡性樹脂液の化学反応が生じることがな
いので、発泡性樹脂を発泡させ硬化させて発泡樹脂を成
形たときに、発泡樹脂密度が均一で且つボイドの発生を
確実に防止することができる。
【0043】そして、発泡性樹脂液を吐出する吐出ノズ
ルは、一点から表面材の移送方向に広角状に広げて広角
カーテン状に吐出するものであるから、ノズル詰まりが
生じ難く、長時間の連続操業を行うことができるのであ
り、発泡性樹脂液を滞留すること無く直ちに吐出させる
ことができ効果的にノズル詰まりが生じ難くなり長時間
の連続操業を行うことができ、生産効率に優れている。
ルは、一点から表面材の移送方向に広角状に広げて広角
カーテン状に吐出するものであるから、ノズル詰まりが
生じ難く、長時間の連続操業を行うことができるのであ
り、発泡性樹脂液を滞留すること無く直ちに吐出させる
ことができ効果的にノズル詰まりが生じ難くなり長時間
の連続操業を行うことができ、生産効率に優れている。
【0044】またガスノズルが、吹き付けるガス圧力,
ガス量,温度をコントロールできる制御装置を備えてい
ると、粘度等の性質の異なる各種発泡性樹脂液や発泡性
樹脂液の吐出量の変化や気温の変化に対応する最適なガ
スの吹き付け条件を容易に設定することができ、種々の
発泡性樹脂液について容易に均一な樹脂塗布厚に形成す
ることのできる。
ガス量,温度をコントロールできる制御装置を備えてい
ると、粘度等の性質の異なる各種発泡性樹脂液や発泡性
樹脂液の吐出量の変化や気温の変化に対応する最適なガ
スの吹き付け条件を容易に設定することができ、種々の
発泡性樹脂液について容易に均一な樹脂塗布厚に形成す
ることのできる。
【0045】このように種々の効果を奏する本発明に係
る建築用複合板の製造方法及びこの方法を実施するのに
好適な装置は、その工業的価値の非常に大きなものであ
る。
る建築用複合板の製造方法及びこの方法を実施するのに
好適な装置は、その工業的価値の非常に大きなものであ
る。
【図1】本発明に係る建築用複合板の製造方法を実施す
るのに好適な本発明に係る建築用複合板の製造装置の1
実施例を示す概略説明図である。
るのに好適な本発明に係る建築用複合板の製造装置の1
実施例を示す概略説明図である。
【図2】図1におけるA部拡大説明図である。
【図3】図2の平面説明図である。
【図4】本発明装置における吐出ノズルの形状を示す吐
出口側から見た部分断面斜視説明図である。
出口側から見た部分断面斜視説明図である。
【図5】本発明方法により製造された建築用複合板の1
実施例を示す表面側から見た斜視図である。
実施例を示す表面側から見た斜視図である。
1 金属製の表面材 1’ 金属帯 1a 樋状部 1b 嵌合部 2 発泡樹脂 3 裏面材 4 ロール成形機 5 脂液液吐出装置 5a 吐出ノズル 6 往復移動機構 6a 案内部材 7 発泡性樹脂液 8 ガスノズル 9 樹脂発泡炉 9a 加熱炉 9b ダブルコンベア 10 アンコイラー 11 ピンチローラ
Claims (5)
- 【請求項1】 断面略樋状に成形され連続的に送り出さ
れてくる金属製の表面材(1)の樋状部(1a)内に発泡性樹
脂液(7)を吐出させ、該樋状部(1a)を裏面材(3)で閉塞
せしめた状態で樹脂発泡炉(9)内に送り込んで該発泡性
樹脂液(7)を発泡・硬化させて建築用複合板を製造する
に際し、該発泡性樹脂液(7)を一点から表面材(1)の移
送方向に広角状に広げて広角カーテン状に吐出する吐出
ノズル(5a)を該表面材(1)の移送方向に対して直角方向
に往復移動させながら該発泡性樹脂液(7)を該表面材
(1)の樋状部(1a)内に吐出し、該発泡性樹脂液(7)のク
リームタイム(発泡開始時間)前の位置であって該表面
材(1)の上方に設置されており該表面材(1)の移送方向
に対し直交する水平な線上に開口する長手通しのスリッ
ト或いは多孔点噴口を有するガスノズル(8)より前記発
泡性樹脂液(7)にガスを吹き付けて該発泡性樹脂液(7)
を均一な樹脂塗布厚にすることを特徴とする建築用複合
板の製造方法。 - 【請求項2】 発泡性樹脂液(7)がポリウレタン樹脂液
である請求項1に記載の建築用複合板の製造方法。 - 【請求項3】 ガスノズル(8)から吹き付けるガスが空
気又は不活性ガスである請求項1又は2に記載の建築用
複合板の製造方法。 - 【請求項4】 連続的に送り出されてくる表面材(1)と
なる金属帯(1’)の幅方向両側縁部をロール成形によっ
て屈曲せしめて断面略樋状の表面材(1)に成形するロー
ル成形機(4)と、該表面材(1)の樋状部(1a)内に発泡性
樹脂液(7)を表面材(1)の移送方向に一点から広角状に
広げて広角カーテン状に吐出する吐出ノズル(5a)を備え
た樹脂液吐出装置(5)と、該吐出ノズル(5a)を該表面材
(1)の移送方向に対して直角方向に往復移動せしめる往
復移動機構(6)と、吐出ノズル(5a)より吐出された発泡
性樹脂液(7)のクリームタイム(発泡開始時間)前の位
置であって表面材(1)の上方に設置されており該表面材
(1)の移送方向に対し直交する水平な線上で開口する長
手通しのスリット或いは多孔点噴口を有しており発泡性
樹脂液(7)にガスを吹き付けて該発泡性樹脂液(7)を均
一な樹脂塗布厚に形成せしめるガスノズル(8)と、該ガ
スノズル(8)の下流側に配置されており該表面材(1)の
樋状部(1a)を裏面材(3)で閉塞せしめた状態で発泡性樹
脂液(7)を発泡させると共に硬化させる樹脂発泡炉(9)
とを備えていることを特徴とする建築用複合板の製造装
置。 - 【請求項5】 ガスノズル(8)が、吹き付けるガス圧
力,ガス量,温度をコントロールできる制御装置を備え
ている請求項4に記載の建築用複合板の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10095149A JPH11268052A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 建築用複合板の製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10095149A JPH11268052A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 建築用複合板の製造方法及び装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11268052A true JPH11268052A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=14129753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10095149A Withdrawn JPH11268052A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 建築用複合板の製造方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11268052A (ja) |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP10095149A patent/JPH11268052A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |