JPH11268087A - 射出成形用金型 - Google Patents
射出成形用金型Info
- Publication number
- JPH11268087A JPH11268087A JP7759998A JP7759998A JPH11268087A JP H11268087 A JPH11268087 A JP H11268087A JP 7759998 A JP7759998 A JP 7759998A JP 7759998 A JP7759998 A JP 7759998A JP H11268087 A JPH11268087 A JP H11268087A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- guide plate
- ejector
- rod
- cavity
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 成形品突出し後、型閉め前にエジェクターピ
ンを確実に後退させて、キャビティ型との衝突や接触を
防ぐことのできる射出成形用金型を提供する。 【解決手段】 キャビティ型3の側面に先端部の両側に
傾斜部111が設けられた案内板11が、先端部111
をキャビティ型3とコア型5のパーティング面PLより
コア型5側へ突出させて固定され、エジェクタプレート
8には案内板11の方向へ伸びる2本のロッド12がピ
ン支持されていて、コア型5のキャビティ型5寄りの部
分にはロッド12が後退すると2本のロッド12の先端
部121の間隔を案内板11の幅bより広く開かせ、ロ
ッド12が前進すると2本のロッド12の先端部121
の間隔を案内板10の幅bよりせばめるための案内部材
15が設けられている射出成形用金型1。
ンを確実に後退させて、キャビティ型との衝突や接触を
防ぐことのできる射出成形用金型を提供する。 【解決手段】 キャビティ型3の側面に先端部の両側に
傾斜部111が設けられた案内板11が、先端部111
をキャビティ型3とコア型5のパーティング面PLより
コア型5側へ突出させて固定され、エジェクタプレート
8には案内板11の方向へ伸びる2本のロッド12がピ
ン支持されていて、コア型5のキャビティ型5寄りの部
分にはロッド12が後退すると2本のロッド12の先端
部121の間隔を案内板11の幅bより広く開かせ、ロ
ッド12が前進すると2本のロッド12の先端部121
の間隔を案内板10の幅bよりせばめるための案内部材
15が設けられている射出成形用金型1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は射出成形用金型に関
し、詳しくは射出成形品の突出手段が改善された射出成
形用金型に関するものである。
し、詳しくは射出成形品の突出手段が改善された射出成
形用金型に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形では、金型内で冷却・固化した
成形品は型開きによって金型外へ取り出される。この場
合、可動側取付板が固定側取付板に対し成形機のストロ
ークだけ開き、金型はパーティング面からキャビティ型
(通常固定型)とコア型(通常可動型)とに分かれて開
く。このとき可動側取付板に取付けられたコア型は可動
側取付板と同時に後退を始め、コア型に組み込まれてい
るエジェクタプレートが成形機のエジェクタロッドで押
されて前進し、エジェクタプレートに立設されているエ
ジェクタピンが前進して、コア型上の成形品を突き出
し、離型する。
成形品は型開きによって金型外へ取り出される。この場
合、可動側取付板が固定側取付板に対し成形機のストロ
ークだけ開き、金型はパーティング面からキャビティ型
(通常固定型)とコア型(通常可動型)とに分かれて開
く。このとき可動側取付板に取付けられたコア型は可動
側取付板と同時に後退を始め、コア型に組み込まれてい
るエジェクタプレートが成形機のエジェクタロッドで押
されて前進し、エジェクタプレートに立設されているエ
ジェクタピンが前進して、コア型上の成形品を突き出
し、離型する。
【0003】成形品を突き出した後、エジェクタプレー
トはリターンピンやエジェクタプレートとコア型の間に
組み込まれているバネなどの強制戻し機構によって後退
し、同時にエジェクタプレートに立設されているエジェ
クタピンも後退する。これによってエジェクタピンとキ
ャビティ型とが衝突したり接触することが避けられてい
た。
トはリターンピンやエジェクタプレートとコア型の間に
組み込まれているバネなどの強制戻し機構によって後退
し、同時にエジェクタプレートに立設されているエジェ
クタピンも後退する。これによってエジェクタピンとキ
ャビティ型とが衝突したり接触することが避けられてい
た。
【0004】しかしながら、長期間の使用によってエジ
ェクタピンが磨耗したり錆が発生して、いわゆる「かじ
り」を起こし、エジェクタプレートが完全に戻らなくな
り、エジェクタピンが突き出した状態のまま残ってキャ
ビティ型と衝突したり接触して、金型を損傷したり、エ
ジェクタピンが折れたりすることがあった。
ェクタピンが磨耗したり錆が発生して、いわゆる「かじ
り」を起こし、エジェクタプレートが完全に戻らなくな
り、エジェクタピンが突き出した状態のまま残ってキャ
ビティ型と衝突したり接触して、金型を損傷したり、エ
ジェクタピンが折れたりすることがあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、成
形品を突き出した後、型が閉じる前にエジェクタピンを
確実に後退させることにより、エジェクタピンとキャビ
ティ型との衝突や接触を防止できる射出成形用金型を提
供することを目的としたものである。
な従来技術の問題点に鑑みてなされたものであって、成
形品を突き出した後、型が閉じる前にエジェクタピンを
確実に後退させることにより、エジェクタピンとキャビ
ティ型との衝突や接触を防止できる射出成形用金型を提
供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明射出成形用金型(以下単に「金型」と称す
る)は、キャビティ型、コア型、及びコア型のキャビテ
ィ表面に出没するようにコア型内部を貫通して設けられ
たエジェクタピンが立設されたエジェクタプレートが設
けられている射出成形用金型であって、キャビティ型の
少なくとも一側面に先端部の両側に傾斜部が設けられた
案内板が該先端部をキャビティ型とコア型のパーティン
グ面よりコア型側へ突出させて固定されており、エジェ
クタプレートには前記案内板の方向へ伸びる2本のロッ
ドがピン支持されており、コア型側面のキャビティ型寄
りの部分にはロッドが後退すると2本のロッド先端部の
間隔を案内板の幅より広く開かせ、ロッドが前進すると
2本のロッド先端部の間隔を案内板の幅より狭くせばめ
るように案内する案内部材が設けられていることを特徴
とする。
めに、本発明射出成形用金型(以下単に「金型」と称す
る)は、キャビティ型、コア型、及びコア型のキャビテ
ィ表面に出没するようにコア型内部を貫通して設けられ
たエジェクタピンが立設されたエジェクタプレートが設
けられている射出成形用金型であって、キャビティ型の
少なくとも一側面に先端部の両側に傾斜部が設けられた
案内板が該先端部をキャビティ型とコア型のパーティン
グ面よりコア型側へ突出させて固定されており、エジェ
クタプレートには前記案内板の方向へ伸びる2本のロッ
ドがピン支持されており、コア型側面のキャビティ型寄
りの部分にはロッドが後退すると2本のロッド先端部の
間隔を案内板の幅より広く開かせ、ロッドが前進すると
2本のロッド先端部の間隔を案内板の幅より狭くせばめ
るように案内する案内部材が設けられていることを特徴
とする。
【0007】(作用)成形品をエジェクタピンで突き出
すためエジェクタプレートを前進させると、エジェクタ
プレートにピン支持されている2本のロッドも前進し、
案内部材に案内されて、2本のロッド先端部の幅が案内
板の幅よりせばめられる。そして型閉めでロッドに対し
案内板が前進すると、案内板の先端部が間隔のせばめら
れている2本のロッドを押して後退させ、ロッドが後退
するとエジェクタプレートが後退し、エジェクタプレー
トに立設されているエジェクタピンを確実に後退させ
る。そのためにエジェクタピンがキャビティ型と衝突あ
るいは接触することがない。
すためエジェクタプレートを前進させると、エジェクタ
プレートにピン支持されている2本のロッドも前進し、
案内部材に案内されて、2本のロッド先端部の幅が案内
板の幅よりせばめられる。そして型閉めでロッドに対し
案内板が前進すると、案内板の先端部が間隔のせばめら
れている2本のロッドを押して後退させ、ロッドが後退
するとエジェクタプレートが後退し、エジェクタプレー
トに立設されているエジェクタピンを確実に後退させ
る。そのためにエジェクタピンがキャビティ型と衝突あ
るいは接触することがない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
図面を参照して説明する。図1は本発明金型の型閉め状
態における正面図、図2はロッドの作動状況の説明図で
あって、2点鎖線はロッドが後退した状態、実線はロッ
ドが最も前進した状態を示した。
図面を参照して説明する。図1は本発明金型の型閉め状
態における正面図、図2はロッドの作動状況の説明図で
あって、2点鎖線はロッドが後退した状態、実線はロッ
ドが最も前進した状態を示した。
【0009】射出成形用金型1は固定側取付板2とキャ
ビティ型(固定側型板)3が一体に連結して組立てら
れ、移動側取付板4とコア型(移動側型板)5がスペー
サーブロック6を介して一体に連結して組立てられてい
る。そして、型閉め状態においてキャビティ型3とコア
型5の間にキャビティ7が形成される。PLはパーティ
ング面である。
ビティ型(固定側型板)3が一体に連結して組立てら
れ、移動側取付板4とコア型(移動側型板)5がスペー
サーブロック6を介して一体に連結して組立てられてい
る。そして、型閉め状態においてキャビティ型3とコア
型5の間にキャビティ7が形成される。PLはパーティ
ング面である。
【0010】8は2枚の板よりなるエジェクタプレート
で、エジェクタプレート8にはコア型5を貫通してに達
するエジェクタピン9が立設されている。エジェクタピ
ン9は、エジェクタプレート8が図1のように後退した
状態ではキャビティ7の面と面一まで後退してコア型5
内に没しているが、エジェクタプレート8が前進すると
コア51の面からキャビティ型3の方向へ突出して、冷
却・固化した成形品をコア51から前方へ突き出すよう
に構成されている。
で、エジェクタプレート8にはコア型5を貫通してに達
するエジェクタピン9が立設されている。エジェクタピ
ン9は、エジェクタプレート8が図1のように後退した
状態ではキャビティ7の面と面一まで後退してコア型5
内に没しているが、エジェクタプレート8が前進すると
コア51の面からキャビティ型3の方向へ突出して、冷
却・固化した成形品をコア51から前方へ突き出すよう
に構成されている。
【0011】また、コア型5、両側のスペーサブロック
6,6、移動側取付板4で囲まれた部分はエジェクタボ
ックス10で、エジェクタボックス10の中にエジェク
タプレート8とエジェクタピン9が収められている。
6,6、移動側取付板4で囲まれた部分はエジェクタボ
ックス10で、エジェクタボックス10の中にエジェク
タプレート8とエジェクタピン9が収められている。
【0012】金型1の側面のキャビティ型3に案内板1
1が固定されている。案内板11は先端部の両側に傾斜
部111が設けられた三角形状、その後方は一定幅bの
長方形状で、三角形状の先端部と長方形状の部分の一部
がパーティング面PLよりコア型側へ突出させて固定さ
れている。
1が固定されている。案内板11は先端部の両側に傾斜
部111が設けられた三角形状、その後方は一定幅bの
長方形状で、三角形状の先端部と長方形状の部分の一部
がパーティング面PLよりコア型側へ突出させて固定さ
れている。
【0013】エジェクタプレート8の側面には2本のロ
ッド12,12がピン(支持軸)13,13のまわりに
回動可能に支持されている。ロッド12,12は案内板
11の方向へ型の開閉方向とほぼ平行に長く伸び、先端
部121には丸みがつけられている。ロッド12のピン
13よりも後方に伸びる部分にはコイルバネ14が設け
られている。コイルバネ14は、図1に示すようなロッ
ド12,12が型の開閉方向とほぼ平行な状態では若干
付勢された状態(張力がかかった状態)とされている。
ッド12,12がピン(支持軸)13,13のまわりに
回動可能に支持されている。ロッド12,12は案内板
11の方向へ型の開閉方向とほぼ平行に長く伸び、先端
部121には丸みがつけられている。ロッド12のピン
13よりも後方に伸びる部分にはコイルバネ14が設け
られている。コイルバネ14は、図1に示すようなロッ
ド12,12が型の開閉方向とほぼ平行な状態では若干
付勢された状態(張力がかかった状態)とされている。
【0014】また、コア型5のパーティング面PLに近
い部分の側面に、先端部121が当接する状態で案内部
材15,15が設けられている。案内部材15は対面す
る内面側が鈍角のコーナ状とされた窪み部151に形成
され、ロッド12が後退したときには先端部121が窪
み部151に収容され、ロッド12が前進したときには
内面の角部152がロッド11と摺接するように形成さ
れている(図2参照)。
い部分の側面に、先端部121が当接する状態で案内部
材15,15が設けられている。案内部材15は対面す
る内面側が鈍角のコーナ状とされた窪み部151に形成
され、ロッド12が後退したときには先端部121が窪
み部151に収容され、ロッド12が前進したときには
内面の角部152がロッド11と摺接するように形成さ
れている(図2参照)。
【0015】このように、案内部材15が設けられてい
ることによって、ロッド12と案内部材15の接触部が
移動する。即ち、エジェクタプレート8が後退すると、
エジェクタプレート8にピン支持されているロッド12
も後退して、ロッド12の先端部121が案内部材15
の内面に収容され、2本のロッド12,12の間隔が案
内板11の幅bより広く開く。エジェクタプレート8が
前進するとロッド12も前進して、先端部121は案内
部材15の先端から突出し、ロッド12は案内部材15
の内面角部152と摺接して案内され、2本のロッド1
2,12の先端部121,121の間隔が案内板11の
幅bよりせばめられる(図2参照)。
ることによって、ロッド12と案内部材15の接触部が
移動する。即ち、エジェクタプレート8が後退すると、
エジェクタプレート8にピン支持されているロッド12
も後退して、ロッド12の先端部121が案内部材15
の内面に収容され、2本のロッド12,12の間隔が案
内板11の幅bより広く開く。エジェクタプレート8が
前進するとロッド12も前進して、先端部121は案内
部材15の先端から突出し、ロッド12は案内部材15
の内面角部152と摺接して案内され、2本のロッド1
2,12の先端部121,121の間隔が案内板11の
幅bよりせばめられる(図2参照)。
【0016】なお、図1では案内板11、2本のロッド
12,12、2ヵ所の案内部材15,15は金型1の正
面側の側面に設けられているもののみが示されている
が、左右に力がバランスしてかかるようにして、エジェ
クタプレート8やエジェクタピン9がねじれて前進・後
退したり、各部材が片減りあるいは損傷するのを防止す
るため、背面側も同様の構造とすることが特に好まし
い。
12,12、2ヵ所の案内部材15,15は金型1の正
面側の側面に設けられているもののみが示されている
が、左右に力がバランスしてかかるようにして、エジェ
クタプレート8やエジェクタピン9がねじれて前進・後
退したり、各部材が片減りあるいは損傷するのを防止す
るため、背面側も同様の構造とすることが特に好まし
い。
【0017】次に、上記のように構成されている金型の
作動について、図1と図2、及び図3〜図7に示した作
動説明図を参照して工程順に説明する。図1は型閉めさ
れている状態を示す。可動側取付板4が最も前進し、従
ってコア型5は最も前進した位置にあり、キャビティ型
3とコア型5の間に形成されたキャビティ7内には樹脂
が注入され、すでに冷却・固化しているものとする。エ
ジェクタプレート8は最も後退した位置にあって可動側
取付板4に接している。このときにはエジェクタピン9
の先端はコア51のキャビティ形成面と面一である。そ
してロッド12も最も後退した位置にあり、且つコイル
バネ14は若干付勢されているので、ロッド12の先端
部121は案内部材15の内面角部152に接し、ロッ
ド12は型の開閉方向とほぼ平行になっている。そして
2本のロッド12,12の先端部121,121の間隔
は案内板11の幅bよりやや広く開かれ、その間に案内
板10が挟まれた状態となっている。
作動について、図1と図2、及び図3〜図7に示した作
動説明図を参照して工程順に説明する。図1は型閉めさ
れている状態を示す。可動側取付板4が最も前進し、従
ってコア型5は最も前進した位置にあり、キャビティ型
3とコア型5の間に形成されたキャビティ7内には樹脂
が注入され、すでに冷却・固化しているものとする。エ
ジェクタプレート8は最も後退した位置にあって可動側
取付板4に接している。このときにはエジェクタピン9
の先端はコア51のキャビティ形成面と面一である。そ
してロッド12も最も後退した位置にあり、且つコイル
バネ14は若干付勢されているので、ロッド12の先端
部121は案内部材15の内面角部152に接し、ロッ
ド12は型の開閉方向とほぼ平行になっている。そして
2本のロッド12,12の先端部121,121の間隔
は案内板11の幅bよりやや広く開かれ、その間に案内
板10が挟まれた状態となっている。
【0018】図3は型が全開し、しかもエジェクタプレ
ート8はまだ突き出されておらず、可動側取付板4に密
着している状態である。冷却・固化した成形品Mはコア
型5のコア51の上に乗ったままであり、ロッド12は
まだ後退した位置にある。この状態ではロッド12の先
端部121は案内部材15の窪み部151に当接したま
まである。
ート8はまだ突き出されておらず、可動側取付板4に密
着している状態である。冷却・固化した成形品Mはコア
型5のコア51の上に乗ったままであり、ロッド12は
まだ後退した位置にある。この状態ではロッド12の先
端部121は案内部材15の窪み部151に当接したま
まである。
【0019】次いで図4に示すように型が全開のまま
で、エジェクタプレート8が前進し、エジェクタピン9
がコア51上に乗っている成形品Mを突き出して落と
す。その間同時にロッド12はエジェクタプレート8で
押されて、丸みのある先端部121が案内部材15によ
り案内されて、内面角部152と摺接しつつ前進し、先
端部121の間隔が案内板11の幅bよりせばめられ
る。なお、この状態では先端部121の間隔が案内板1
1の幅bよりせばめられているので、コイルバネ14は
伸ばされて強く付勢されている。
で、エジェクタプレート8が前進し、エジェクタピン9
がコア51上に乗っている成形品Mを突き出して落と
す。その間同時にロッド12はエジェクタプレート8で
押されて、丸みのある先端部121が案内部材15によ
り案内されて、内面角部152と摺接しつつ前進し、先
端部121の間隔が案内板11の幅bよりせばめられ
る。なお、この状態では先端部121の間隔が案内板1
1の幅bよりせばめられているので、コイルバネ14は
伸ばされて強く付勢されている。
【0020】突出しが終わると図5に示すように型閉め
が始まり、それとほとんど同時に(あるいは型閉めより
少し早く)エジェクタプレート8が後退し始める。この
状態ではコイルバネ14は依然強く付勢されており、一
方ロッド12はエジェクタプレート8に引っ張られて案
内部材15の内面角部152と摺接しながら後退し、型
閉めで前進する案内板11によって先端部121の間隔
は徐々に拡げられる。そして更に型閉めが進行し、案内
板11の先端部の傾斜部111とロッド12の先端部1
21が接触するようになっても、なお先端部121の間
隔は案内板11の幅bよりも狭いので、案内板11の先
端部がロッド12,12を強く押してエジェクタプレー
ト8を強制的に後退させ、エジェクタプレート8に立設
されているエジェクタピン9をも強制的に後退させる。
従って、エジェクタピン9が磨耗したり、焼きついた
り、錆が発生してかじりを起こし、戻りが悪くなって
も、エジェクタプレート8は強制的に後退させられて、
エジェクタピン9がキャビティ型3と衝突したり接触す
ることがない。
が始まり、それとほとんど同時に(あるいは型閉めより
少し早く)エジェクタプレート8が後退し始める。この
状態ではコイルバネ14は依然強く付勢されており、一
方ロッド12はエジェクタプレート8に引っ張られて案
内部材15の内面角部152と摺接しながら後退し、型
閉めで前進する案内板11によって先端部121の間隔
は徐々に拡げられる。そして更に型閉めが進行し、案内
板11の先端部の傾斜部111とロッド12の先端部1
21が接触するようになっても、なお先端部121の間
隔は案内板11の幅bよりも狭いので、案内板11の先
端部がロッド12,12を強く押してエジェクタプレー
ト8を強制的に後退させ、エジェクタプレート8に立設
されているエジェクタピン9をも強制的に後退させる。
従って、エジェクタピン9が磨耗したり、焼きついた
り、錆が発生してかじりを起こし、戻りが悪くなって
も、エジェクタプレート8は強制的に後退させられて、
エジェクタピン9がキャビティ型3と衝突したり接触す
ることがない。
【0021】型閉めが更に進むと、図6に示すようにロ
ッド12の先端部121が案内部材15内に収まり、2
本のロッド12,12は型の開閉方向とほぼ平行な状態
に戻って、2本のロッド12,12の間に案内板11が
進入する。そして、型閉めが更に進むと、図7に示すよ
うに完全に型閉めされて最初の状態に復帰する。(但し
図7の状態ではキャビティ7内は空である。)
ッド12の先端部121が案内部材15内に収まり、2
本のロッド12,12は型の開閉方向とほぼ平行な状態
に戻って、2本のロッド12,12の間に案内板11が
進入する。そして、型閉めが更に進むと、図7に示すよ
うに完全に型閉めされて最初の状態に復帰する。(但し
図7の状態ではキャビティ7内は空である。)
【0022】従って、エジェクタピン9が磨耗したり錆
が発生しても、金型1は型が閉じる前にエジェクタピン
9を確実に後退させることができるので、エジェクタピ
ン9とキャビティ型3との衝突や接触を確実に防止する
ことができる。
が発生しても、金型1は型が閉じる前にエジェクタピン
9を確実に後退させることができるので、エジェクタピ
ン9とキャビティ型3との衝突や接触を確実に防止する
ことができる。
【0023】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、具体的な構成は上記のものに限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更も
本発明に含まれる。
たが、具体的な構成は上記のものに限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更も
本発明に含まれる。
【0024】例えば上記実施の形態においては、2本の
ロッド12の先端部121の間隔を調節するための案内
部材は、図1(及び図2)に示すような内面に窪み部1
51と内面角部152を有するものとしたが、先端部1
21の外側に複数個の回転ローラーを設けたものとして
もよい。
ロッド12の先端部121の間隔を調節するための案内
部材は、図1(及び図2)に示すような内面に窪み部1
51と内面角部152を有するものとしたが、先端部1
21の外側に複数個の回転ローラーを設けたものとして
もよい。
【0025】
【発明の効果】本発明の射出成形用金型は上記のような
構成とされているので、エジェクタピンが磨耗、焼きつ
き、錆などによって戻りが悪くなっても、エジェクタピ
ンは強制的に後退させられて、キャビティ型と衝突した
り接触することがなく、金型の損傷が防止される。
構成とされているので、エジェクタピンが磨耗、焼きつ
き、錆などによって戻りが悪くなっても、エジェクタピ
ンは強制的に後退させられて、キャビティ型と衝突した
り接触することがなく、金型の損傷が防止される。
【0026】また、作動が確実な上、構造がきわめて簡
単で製作費が安価であり、しかも別途動力源や駆動装置
を必要としないので、運転費が増えることがない。
単で製作費が安価であり、しかも別途動力源や駆動装置
を必要としないので、運転費が増えることがない。
【図1】本発明射出成形用金型の概略構造を示す正面図
(型閉めされた状態)。
(型閉めされた状態)。
【図2】図1に示す射出成形用金型のロッドの作動状況
説明図。
説明図。
【図3】金型の作動説明図であって、型開きが終了し、
成形品を取り出す前の状態。
成形品を取り出す前の状態。
【図4】金型の作動説明図であって、型開きが終了し成
形品を突出した後の状態。
形品を突出した後の状態。
【図5】金型の作動説明図であって、成形品を突出した
後、型閉めが開始した状態。
後、型閉めが開始した状態。
【図6】金型の作動説明図であって、成形品を突出した
後の型閉め途中の状態。
後の型閉め途中の状態。
【図7】金型の作動説明図であって、成形品を突出した
後型締めが終了した状態。
後型締めが終了した状態。
1 射出成形用金型 3 キャビティ型(固定側型板) 5 コア型(移動側型板) 51 コア 8 エジェクタプレート 9 エジェクタピン 11 案内板 111 傾斜部 12 ロッド 121 先端部 13 ピン(支持軸) 14 コイルバネ 15 案内部材 PL パーティング面
Claims (1)
- 【請求項1】 キャビティ型、コア型、及びコア型のキ
ャビティ表面に出没するようにコア型内部を貫通して設
けられたエジェクタピンが立設されたエジェクタプレー
トが設けられている射出成形用金型であって、キャビテ
ィ型の少なくとも一側面に先端部の両側に傾斜部が設け
られた案内板が該先端部をキャビティ型とコア型のパー
ティング面よりコア型側へ突出させて固定されており、
エジェクタプレートには前記案内板の方向へ伸びる2本
のロッドがピン支持されており、コア型側面のキャビテ
ィ型寄りの部分にはロッドが後退すると2本のロッド先
端部の間隔を案内板の幅より広く開かせ、ロッドが前進
すると2本のロッド先端部の間隔を案内板の幅より狭く
せばめるように案内する案内部材が設けられていること
を特徴とする射出成形用金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7759998A JPH11268087A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 射出成形用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7759998A JPH11268087A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 射出成形用金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11268087A true JPH11268087A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13638420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7759998A Pending JPH11268087A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 射出成形用金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11268087A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10934070B2 (en) | 2014-02-11 | 2021-03-02 | Bemis Company, Inc. | Anti-scalping pharmaceutical packaging film |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP7759998A patent/JPH11268087A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10934070B2 (en) | 2014-02-11 | 2021-03-02 | Bemis Company, Inc. | Anti-scalping pharmaceutical packaging film |
| US12065296B2 (en) | 2014-02-11 | 2024-08-20 | Amcor Flexibles North America, Inc. | Anti-scalping pharmaceutical packaging film |
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