JPH11268330A - 蛍光プリンター - Google Patents
蛍光プリンターInfo
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- JPH11268330A JPH11268330A JP7398598A JP7398598A JPH11268330A JP H11268330 A JPH11268330 A JP H11268330A JP 7398598 A JP7398598 A JP 7398598A JP 7398598 A JP7398598 A JP 7398598A JP H11268330 A JPH11268330 A JP H11268330A
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Abstract
有し、与えられた画像データに応じて蛍光体素子を駆動
することによって印面紙を露光する蛍光プリンターにお
いて、プリントヘッドを長時間発光させないまま放置し
た後でプリントを行った場合でも、得られるプリントの
濃度が放置の前後で変わらず、且つ、プリントヘッドの
寿命も通常通りに期待できる蛍光プリンターを提供す
る。 【解決手段】 画像に応じた蛍光体素子FDの駆動に先
立って蛍光体素子FDを予め発光させる予発光機構94
a,94bを設けた。
Description
関し、より具体的には、蛍光体素子を備えた露光用プリ
ントヘッドを有し、与えられた画像データに応じて蛍光
体素子を駆動することによって印画紙を露光する蛍光プ
リンターに関する。
タルカメラ、スキャナー、CDなどから入力された画像
データやビット化された文字データを、画像処理部にて
画像処理すると共に、ドット単位で256段階(8ビッ
ト)に区分された各色の輝度データを作り出し、プリン
ター制御部の中のグリッド制御部がこの輝度データをプ
リントヘッドドライバーに送り、このプリントヘッドド
ライバーはこの輝度データを駆動パルス幅に変換して、
プリントヘッドのRGBの各発光ブロックに送ることに
よって、蛍光体素子を駆動する構成を備えている。
成では、蛍光体素子が本来備えている特性上、プリント
ヘッドを長時間発光させないまま放置すると、放置させ
る前に比して、露光の光量が低下する傾向(蛍光体素子
の“放置特性”と言われている)が見られ、その結果、
得られるプリントの濃度も放置の前と後では相違すると
いう不都合があり、改善の余地があった。図11は、一
つの蛍光体素子を用いて発色特性の同じ印画紙を露光し
た時に得られる印画紙上のドットの濃度を示し、上記
“放置特性”に基づく現象の一例を示している。グラフ
の縦軸はプリントとして得られたドットの濃度(Den
sitometerによる測定値)を表し、横軸は時間
経過を表す。グラフ上にプロットされた点の内、P1〜
P4は多数の印画紙を連続的に処理する場合に蛍光体素
子が実行する短いインターバル[t]で発光を行って得
られたドットに対応しており(tは1.5min以
下)、P5は、P4を発光した後から60min経過後
に発光を行った時のドットに対応する。そして、P6以
降は、P5に引き続き再び5min以下の短いインター
バルで発光を行っている。ここで、P1からP12まで
の各発光は全て同一強度の画像データに基づいて行われ
ている。図11からは、P1〜P4およびP6〜P12
の、短いインターバル[t]で行った発光によって印画
紙上に得られたドットの濃度は1.10または1.11
と一定しているが、60minの長いインターバルを経
て露光されたドット(P5)は、1.13と突出してお
り、蛍光体素子の発光強度は長時間経過後に著しく低下
し、その後の連続駆動によって蛍光体素子の発光強度は
再び通常の値に回復することが判る。蛍光体素子のこの
“放置特性”とは、素子製造上の不可抗力で蛍光体素子
の真空室内に閉じ込められている微量残留元素(気体状
など)の挙動に基づくと考えられている現象であり、そ
の発生機構については、例えば次のような推論が成り立
つ。すなわち、プリントヘッドの発光が長時間の放置な
しに継続している間は、蛍光体素子自身の温度が或る程
度高温に保持されるので、これらの残留元素が真空室内
を活発に浮遊し続ける結果、残留元素の存在率は真空室
内で均一となり、蛍光体の表面における存在濃度も極低
く、蛍光体に向かって跳ぶ熱電子の動きを阻止すること
がないので、正常な発光が得られるが、他方、プリント
ヘッドが長時間(例えば30分間など)発光されずに放
置されると、蛍光体素子自身の温度が低下し(例えば室
温に近づく)、そのために真空室内の残留允素が蛍光体
の表面を含む諸処に沈積した状態となり、この沈積した
残留元素によって、カソードから放射される熱電子の蛍
光体への衝突を阻害するため、結果的に、蛍光体の発光
能力が低下する。因みに、上記の“放置特性”を解決す
るための方法として、カソードを構成している線状フィ
ラメントに常時通電しておくことによって、蛍光体素子
全体を常に一定温度以上にウォームアップしておく方法
が考えられるが、この方法では線状フィラメントの劣化
が早く進行して、プリントヘッドが短命化するという問
題があった。
よる蛍光プリンターの持つ前述した欠点に鑑み、プリン
トヘッドを長時間発光させないまま放置した後でプリン
トを行った場合でも、得られるプリントの濃度が放置の
前後で変わらず、且つ、プリントヘッドの寿命も通常通
りに期待できる蛍光プリンターを提供することにある。
に、本発明の請求項1による蛍光プリンターは、画像に
応じた前記蛍光体素子の駆動に先立って、蛍光体素子を
予め発光させる予発光機構を備えていることを特徴構成
としている。
本発明の請求項1による蛍光プリンターでは、プリント
ヘッドを良時間発光させないまま放置した後でプリント
を行った場合でも、蛍光体素子は、予発光機構によって
予め一旦発光(この予発光では、擬似的に設定された画
像デー夕に基づいて全ての蛍光体素子を発光させれば良
い)された後で画像に応じた正規の駆動を開始する、す
なわち、先の仮説に基づいて言い換えれば、蛍光体素子
の真空室内に存在する残留元素の活発な浮遊状態が得ら
れた状態で正規の発光を行うことになるので、最初の露
光から蛍光体からの正常な発光が得られ、結果的に、プ
リントヘッドを連続駆動している最中と同等のプリント
濃度が常に入手できるという効果が得られた。しかも、
予発光はプリントヘッドを正規に駆動させる場合と同様
に、パルス駆動させるだけで良く、線状フィラメントに
常時通電維持する必要はないので、プリントヘッドが本
来持つ寿命が引き出される。
の状態に応じて予発光機構の操作を実行するトリガー機
構を設ければ、特定の条件下でのみ予発光を行う形態に
することができ、省電力効用が生まれると同時に、後述
する、予発光の光による印画紙の露光を防止するための
機構を容易に実現することができる。
ように、蛍光体素子の駆動停止時間を測定する時間測定
手段と、この時間測定手段による測定結果と設定時間値
との比較手段を備えたものとすれば良い。そして、設定
時間値として例えば30分などとしておけば、[Zn:
ZnO]を主成分とする蛍光体に見られる放置特性を十
分に補償する効果が得られる。
ータに基づく多数牧のプリントを一つの蛍光プリンタで
連続して露光する場合、画像データの性質によっては、
上記の連続した露光操作の間中ずっと特定の蛍光体素子
が全く発光しないケースが考えられ、この場合、上記の
特定の蛍光体素子については、プリントヘッドは連続駆
動されているに拘わらず、良時間にわたって放置されて
いることとなり、結果的に、次に内容の異なる新たな画
像データに基づいて露光する際に、所期の濃度が得られ
ない部分が発生する事態が考えられる。そこで、請求項
4の発明のように、トリガー機構は、蛍光体素子の少な
くとも一個の駆動停止時間が設定時間値を超えると、予
発光機構の操作を実行するように構成すれば、プリント
ヘッドを構成する蛍光体素子のたった一個でも、その駆
動停止時間が設定時間に到達すると、予発光操作が行わ
れるので、特に、同一の画像データから連続して多数牧
のプリントを露光する場合でも、結果的に、次に内容の
異なる新たな画像デー夕に基づいて露光する際に、所期
の濃度が得られる。この場合、特定の蚤光体素子につい
て、その駆動停止時間が設定時間値に達しても、画像デ
ータに基づく正規の露光が印画紙に対してなされている
間は、印画紙に対して遮光状態が得られない限り予発光
を行わない構成とすれば良い。
が、蛍光体素子の温度を測定する温度測定手段と、この
温度測定手段による測定結果と設定温度値との比較手段
とを備えた構成としても良い。
紙を印画紙露光用の位置に配置する機構を設ければ、正
規の画像データに基づく露光を行うために用意された印
面紙が、予発光の光で不用意に露光されることを未然に
防止できる。
された状態の印画紙を、予発光時に発生する光から遮光
する遮光機構を有する構成とすれば、カットシート状の
印画紙のみでなく、ロール状の連続シートを次々に露光
する方法をとる場合でも、印画紙が予発光用の光で不用
意に露光されることを防止できると共に、プリントの生
産能力が遮光操作によって低下するのを未然に防ぐこと
ができる。
以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるで
あろう。
図面に基づいて解説する。 (プリントヘッドの構造)図1は、本発明による蛍光プ
リンターに使用されているカラープリント用蛍光プリン
トヘッド60の模式的な断面図である。蛍光プリントヘ
ッド60は、実際には、R(赤)、G(緑)、B(青)
の3つの発光ブロック32、33、34(図4参照)を
備えているが、ここではRの発光ブロックだけを示して
いる。他の2つの発光ブロックも同様な構成となってい
る。透光性材料からなる基板61の内面には、アルミニ
ウム薄膜からなる第1帯状アノード電極62と第2帯状
アノード電極63が形成されている。この両帯状アノー
ド電極62,63は、図2からよく理解できるように、
この蛍光プリントヘッド60によって露光される印画紙
等の感光材3(ここでは以下単に印画紙と称す)の搬送
方向に対して直角となる主走査方向に延設されていると
ともに、所定のピッチで矩形の透過孔62a,63aが
設けられている。第1帯状アノード電極62の透過孔6
2aと第2帯状アノード電極63の透過孔63aは千鳥
状に配置されている。
nO]を主成分とする蛍光体64が被覆されており、こ
の蛍光体64から間隔をあけて、主走査方向を横断する
力向に蛍光体64に対応する複数のグリッド電極65が
延設されている。このグリッド電極65には、蛍光体6
4と対向するエリアに透光部としてのスリット孔65a
が形成されている。各グリッド電極65は互いに電気的
に独立しており、それぞれに独立した制御電圧が印加さ
れる。グリッド電極65からさらに離れて、加速電極6
6が設けられている。この加速電極66はグリッド電極
65のスリット孔65aに対応してスリット孔66aを
設けている1枚の金属板からなり、共通の加速電圧が印
加される。さらにグリッド電極65から離れた位置にフ
ィラメントとしての線状カソード電極67が主走査方向
に沿って設けられている。蛍光体64と、第1帯状アノ
ード電極62又は第2帯状アノード電極63と、グリッ
ド電極65と、加速電極66とが各蛍光体素子FDを構
成しており、各蛍光体素子FDによって照射される光が
印画紙3に1ドットの潜像を形成する。
3、グリッド電極65、加速電極66、カソード電極6
7は、基板61の内面とカバー体68によって作り出さ
れる真空空間に収納されている。基板61の外面には、
蛍光体64に対向してカラーフィル夕としての赤色フィ
ル夕69が設けられている。蛍光体64から放射された
光ビーム70はこの赤色フィル夕69で調光され、セル
フォックレンズ71によって印画紙3上に結像する。カ
ソード電極67と加速電極66に所定の電圧を印加した
状態で、第1帯状アノード電極62と第2帯状アノード
電極63に所定のタイミングで交互に電圧を印加し、こ
のタイミングに同期して所望のグリッド電極65に正の
露光信号を印加することで、カソード電極67から跳び
出た熱電子がグリッド電極65の状態に応じてスリット
孔65aを通過し、蛍光体64に衝突する。熱電子が衝
突した蛍光体64は光を放射し、この光ビーム70は透
過孔を通り、印画紙3に到達することで、印画紙3に対
して光ビームドット単位の露光を行う。例えば、全ての
蛍光体64が光を放射した場合、2列の蛍光体素子FD
によって、印画紙3は1ドット幅で一直線上に露光され
る。個々の蛍光体素子FDの発光特性は、蛍光体の発光
面積や各電極間の距離などにばらつきがあるため、同一
の駆動条件で動作させた場合に各蛍光体素子FDの光量
は同じとなるように、グリッド電極65に送られる制御
信号は、予め同一駆動条件下で実測された光量値に基づ
いて補正される。これにより、各蛍光体素子FDから放
出される光は基本的に均一なものとなる。
本発明による蛍光プリンターをデジタル露光装置として
採用したプリンタープロセッサーを説明する。図3に示
す概略ブロック図から明らかなように、プリンタープロ
セッサーには、写真用フィルム2の画像を感光材料とし
ての印画紙3に対して露光ポイント1において投影露光
する光学露光装置20と、同じ露光ポイント1において
デジタル画像データに応じて画像を印画紙3に露光する
デジタル露光装置としての蛍光プリンター30と、露光
ポイント1で露光された印画紙3を現像する現像処理部
5、印画紙3を印画紙マガジン4から露光ポイント1を
経て現像処理部5へ搬送する印画紙搬送機構6及び、プ
リンタープロセッサー1の各部の制御等を行うコントロ
ーラ7が備えられている。露光ポイント1には印画紙3
に対する光学露光装置20による露光エリアを決定する
ペーパーマスク40が設けられ、コントローラ7には各
種の情報入力を行うための操作卓8及び画像や文字を表
示させるモニタ9が接続されている。コントローラ7と
通信可能に接続されているサブコントローラ107は、
コントローラ7の補助的な働きを行うものである。印画
紙3をロール状に収納している印画紙マガジン4から引
き出された印画紙3は、光学露光装置20又は蛍光プリ
ンター30或いは両方の露光装置で露光された後、現像
処理部5にて現像され、一駒分の画像情報を含む大きさ
に切断されて排出される。もちろん、露光前に印画紙3
を必要な長さに切断する構成を採用しても良い。
露光装置20には、ハロゲンランプで構成された光学露
光用光源21、フィルム2に照射する光の色バランスを
調整する調光フィル夕22、調光フィル夕22を通過し
た光を均一に混色するミラートンネル23、フィルム2
の画像を印画紙3上に結像させる焼付レンズ24及びシ
ャツタ25が露光光路をなす同一光軸上に設けられてい
る。フィルム2に形成されている画像を読み取るスキャ
ナ10が、光学露光装置20に対してフィルム搬送経路
上流側に設けられている。このスキャナ10は、フィル
ム2に対して白色光を照射し、その反射光あるいは透過
光の強度を赤色、緑色、青色の3原色に分解して、例え
ばCCDラインセンサ又はCCDイメージセンサ等で画
像の濃度を測定するものである。このスキャナ10によ
って読み取られた画像情報は、コントローラ7に送られ
て、露光された印画紙3に形成される画像のシミュレー
ト画像をモニタ9に表示するために用いられる。図4に
詳しく示されているように、蛍光プリンター30には、
前述した構造を有するRの発光ブロック32とGの発光
ブロック33とBの発光ブロック34からなる蛍光プリ
ントヘッド60と、この蛍光プリントヘッド60を印画
紙3の搬送方向に走査するための往復移動機構50が備
えられている。蛍光プリントヘッド60の各発光ブロッ
ク32,33,34は、コントローラ7と接続されてお
り、往復移動機構50の駆動系はサブコントローラ10
7と接続されている。コントローラ7による蛍光体素子
FDの制御及び往復移動機構50を介してサプコントロ
ーラ107による蛍光プリントヘッド60の副走査方向
での走査制御に基づいて画像データや文字データが印画
紙3にカラー露光される。
のであり、詳しい説明は省略するが、図5と図6に概略
的に示すように、印画紙3の搬送方向に平行に延びてい
るとともに搬送方向の横断方向に往復移動可能な上辺部
材41と下辺部材42、印画紙3の搬送方向の横断方向
に延びているとともに搬送方向に往復移動可能な左辺部
材43と右辺部材44、これらの部材を支持している基
台45を備えており、上辺部材41と下辺部材42の間
隔によって印画紙3の幅方向の露光範囲が、左辺部材4
3と右辺部材44の間隔によって印画紙3の長さ方向の
露光範囲が決定される。上辺部材41、下辺部材42、
左辺部材43、右辺部材44の動きは、図示されていな
い駆動機構を介してコントローラ7によって制御され
る。蛍光プリントヘッド60のための往復移動機構50
は、ペーパーマスク40の基台45に取り付けられてお
り、その基本的な構成要素は、蛍光プリントヘッド60
の両側端部に設けられたガイド部村51、ガイド部材5
1に設けられたガイド孔51aに挿通されるガイドレー
ル52、一方のガイド部材51に設けらたワイヤー留め
具53、端部をワイヤー留め具53に固定されたワイヤ
ー54、ワイヤー54を掛け回しているとともに基台4
5の両端に配置されているスプロケット55、一方のス
プロケット55をサプコントローラ107の制御に基づ
いて回転させるパルスモータ56である。パルスモータ
56の回転は、ワイヤー54の動きを通じて蛍光プリン
トヘッド60をガイドレール52に沿って移動させる。
0による印画紙3の通常の(正規の画像データに基づ
く)露光制御を模式的に説明するブロック図が示されて
いる。コントローラ7には、デジタルカメラ、スキャナ
ー、CDなどデジタル画像を収得するための機器と接続
される画像データ入力ポート7a、入力された画像デー
タやビット化された文字データを画像処理するとともに
ドット単位で256段階(8ビット)に区分された輝度
データを作り出す画像処理部7b、蛍光プリントヘッド
60の駆動条件を設定するプリンター制御部7cとが備
えられている。プリンター制御部7cは、カソード電圧
を制御するカソード制御部91と、グリッド電圧を制御
するグリッド制御部92と、アノード電圧を制御するア
ノード制御部93とを備えている。アノード制御部93
は、プリント対象となっている印画紙8のタイプに通し
た印加電圧値をプリントヘッドドライバー7fへ送る。
これにより、各発光ブロック32と33と34のアノー
ド電極62と63には、プリント対象となっている印画
紙3に最適な光を発するアノード電圧が印加される。さ
らにコントローラ7にはサブコントローラ107の通信
ポート107aと接続されている通信ポート7gが備え
られている。サブコントローラ107には蛍光プリント
ヘッド60の走査速度とタイミングに関する制御信号を
生成する走査制御部107bが備えられており、サブコ
ントローラ107はコントローラ7と連係して、出力ポ
ート107cとモータドライバー107dを介してバル
スモー夕56に制御信号を送る。このコントローラ7と
サブコントローラ107の連係により、印画紙3の所定
位置に蛍光プリントヘッド60による画像焼付が行われ
る。
的な動作を説明する。モータ12によって駆動されるロ
ーラ11によってフィルム2が光学露光装置20に供給
される際、スキャナ10にて読み取ったフィルム2の面
像情報に基づいて、コントローラ7が調光フィルタ22
を制御する。これにより、光源21の照射光をフィルム
2の画像の色濃度に応じた色バランスに調整する。光学
露光装置20では、その調整後の光によりフィルム2を
照射し、フィルム2の画像情報を透過光として露光ポイ
ント1に位置する印画紙3に照射し、印画紙3にフィル
ム2の画像を焼き付ける。必要な場合、光学露光装置2
0による焼付エリアの周辺部に蛍光プリンター30の蛍
光プリントヘッド60の走査により、付加的な文字やロ
ゴマークなどのイラストが焼き付けられる。もちろん、
デジタルカメラによって撮像された画像を印画紙3にプ
リントする場合などでは、露光ポイント1に位置する印
画紙3に対して、蛍光プリンター30のみが焼き付けを
行うことになる。
画紙3は、複数のローラ13とこれらのローラ13を駆
動するためにコントローラ7によって制御されるモータ
14を備えた印画紙搬送機樅6によって現像処理部5に
搬送され、印画紙3を現像するための処理液を充填した
複数のタンクを順次通過していくことで現像処理され
る。 この印画紙搬送機構6は、印画紙マガジン4から
引き出された印画紙3を露光ポイント1の所定の位置に
停止させるためにも機能しているので、露光済みの印画
紙3を連続的に現像処理部5に搬送する方式を採用する
場合、印画紙搬送機構6を露光ポイント1より搬送方向
上流側と下流側とで分割して、それぞれ独立して駆動す
るように構成すればよい。上記実施の形態では、蛍光プ
リントヘッド60による印画紙3の所定エリアにわたる
露光のため、蛍光プリントヘッド60が印画紙3上を移
動する構成を採用していたが、これに代えて、蛍光プリ
ントヘッド60を露光ポイント1の所定の位置に固定し
ておき、印画紙3が移動することによって所定エリアだ
け露光走査される構成を採用することも可能である。こ
の場合、印画紙3の移動は、コントローラ7からの制御
信号に基づいて印画紙搬送機構6が動作することで行え
ばよい。
性”と呼ばれる、蛍光体素子FDの性質のために、プリ
ントヘッドを発光させないまま長時間放置すると、放置
前に比して露光の光量が低下する傾向がある。そこで、
上記の傾向に起因して、プリントヘッド乃至蛍光体素子
FDの長時間の放置の前後で、得られるプリントの濃度
が相違するという問題が生じないように、蛍光プリンタ
ー30には、画像データに基づいて行われる正規の駆動
に先立って、蛍光体素子FDを予め発光させておく予発
光機構94aが備えられている。図7に示されるよう
に、この予発光機構94aは、蛍光体素子FDの状態に
応じて予発光機構の操作を実行させるトリガー機構と共
に、プリンター制御部7cに設けられている。このトリ
ガー機構は、具体的には、プリントヘッド6 0の駆動
が停止されている放置時間を検知する放置時間検知手段
としてのタイマーと、この放置時間検知手段による検知
結果を設定時間値と比較する比較手段とを備えており、
前記検知された放置時間の検知結果が設定時間値(例え
ば、30分間)を超えると、1回の予発光操作を実行す
る。この予発光操作では、予め実験によって得られたパ
ルス長さと発光特性の間の関係に基づいて決められた擬
似的な濃度データに基づいたパルスを、全ての蛍光体素
子FDに同時に与えれば良い。
光操作は、具体的には、例えば図8に示された予発光制
御ルーチンに基づいて行えば良い。すなわち、ここで
は、先ずプリントヘッド60によって実行しようとする
正規の露光が、プリントヘッド60をスイッチオンして
から『初回の露光』かどうかを判断する<#001>。
この<#001>での判定結果が「Yes」すなわち、
『初回の露光』であれば、予発光操作を実行し<#00
3>、引き続き、<#004>に始まる正規の露光操作
を開始する。他方、<#001>での判定結果が「N
o」であれば、蛍光体素子FDが長時間放置された状態
かどうかを判断する。言い換えれば、蛍光体素子FDの
駆動停止時間を測定する時間測定手段として内蔵されて
いるタイマーによる測定時間cxが、設定時間値C(例
えば30min)を超過しているかどうかを比較判定す
る<#002>。この<#002>での判定結果が「Y
es」すなわち、『長時間放置された』状態ならば、予
発光操作<#003>を実行した後に、<#004>に
始まる正規の露光操作が開始される。他方、<#002
>での判定結果が「No」であれば、予発光操作を行う
ことなく、<#004>に始まる正規の露光操作を開始
する。そして、前記正規の露光操作では、先ず、プリン
トヘッド60の副走査方向への移動が開始され<#00
4>、これに引き続いて、正規の画像データに基づく印
画紙の露光のための蛍光体素子の駆動制御が行われる<
# 005>。印画紙の露光が終了すると、プリントヘ
ッド60が副走査方向におけるホームポジション(H
P)に復帰され<#006>、この復帰に際して、タイ
マーがリセットされ、このタイマーは、次回の露光操作
までの放置時間を測定開始するためにスタートされる<
#007>。
光プリンターには、正規の画像データに基づく露光を行
うための印画紙を予発光の光から遮断するための遮光機
構が設けられている。この遮光機構としては、カットシ
ート状の印画紙を露光位置に配置して露光する形態のプ
リンタープロセッサーの場合、予発光後に初めて印画紙
を露光位置に配置するという形態で実施すれば良い。他
方、カットシートではなく、ロール状の長尺印画紙を押
し進めながら連続的に露光して、乾燥後などに適宜カッ
トする形態のプリンタープロセッサーでは、前記遮光機
構として、光を遮断可能な膜状或いは板状などのシール
ド部材を、プリントヘッドと印画紙の間などに介装可能
に設けておき、前記予発光を行うタイミングの前後で位
置切り換えする機構とすれば良い。尚、この位置切り換
え可能なシールド部材を用いた遮光機構は、ロール状の
長尺印画紙に限らずカットシートにも採用でき、いずれ
のタイプにおいても、プリントの生産能力が遮光操作に
よって低下しないと言う利点がある。
て、蛍光体素子の放置時間の長さではなく、蛍光体素子
FDの温度を測定する温度測定手段と、この温度測定手
段による測定結果と設定温度値との比較手段とで構成し
ても良い。この場合も、露光制御を模式的に説明した図
9に示されるように、予発光機構94bは、プリンター
制御部7cに設けられているが、トリガー機構としての
温度測定手段を構成するサーミスター109は、プリン
トヘッド60(具体的には、蛍光体64の設置された真
空室内の基板61の内面などに貼付することができる)
に装着されている。
ば図10に示された予発光制御ルーチンに基づいて行え
ば良い。すなわち、ここでは、サーミスター109によ
って測定された蛍光体素子FDの温度txが、設定温度
値T以下かどうかを判断する<#001>。この<#0
01>での判定結果が「Yes」すなわち、蛍光体素子
FDの温度txが設定温度値T『以下』であれば、予発
光操作を実行し<#002>、引き続き、<#003>
に始まる正規の露光操作を開始する。他方、<#001
>での判定結果が「No」であれば、予発光操作を行う
ことなく、<#003>に始まる正規の露光操作を開始
する。そして、前記正規の露光操作では、先ず、プリン
トヘッド60の副走査方回への移動が開始され<#00
3>、これに引き続いて、正規の画像データに基づく印
画紙の露光のための蛍光体素子の駆動制御が行われる<
#004>。印画紙の露光が終了すると、プリントヘッ
ド60が副走査方向におけるホームポジション(HP)
に復帰され<#005>、次回の露光操作まで待機す
る。
タ109に限らず、温度センサーIC、或いは、熱電対
などを用いることもできる。
機構は蛍光プリンター60を構成する全ての蛍光体素子
FDの状態(蛍光体素子FDの放置時間の良さ、また
は、温度)に基づいて、予発光の実行が必要かどうかを
判断する形態をとっているが、蛍光体素子FDの一つ一
つを個別に扱ってその状態を、予発光を実行すべきかど
うかの判断材料とする構成にしても良い。この場合、蛍
光体素子FDの放置時間の長さを判断材料にする場合を
例に挙げれば、トリガー機構として、個々の蛍光体素子
FDの放置時間を個別に測定する手段と、これらを設定
時間値と個別に比較する手段とを設ける必要がある。個
々の蛍光体素子FDの放置時間を個別に測定する手段と
しては、プリンター制御部7cのアノード制御部93か
らアクセス可能なEEPROMなどのメモリディバイス
で構成されるアノードデータ格納部7dを利用すること
ができる。因みに、この際の予発光は、放置時間が設定
時間を超過した特定の蛍光体素子FDのみについて実施
しても良いが、全ての蛍光体素子FDについて満遍なく
実行しても良い。
プリント用蛍光プリンターを対象にしていたが、もちろ
んモノクロプリント用蛍光プリンターにも不発明は適用
でき、その場合、発光ブロックが1つだけ備えられてい
ると考えればよい。
の一例を示す断面模式図
タープロセッサーの概略ブロック図
構を示す概略平面図
構を示す概略側面図
ック図
の発光制御を説明する機能ブロック図
ン
Claims (7)
- 【請求項1】 蛍光体素子を備えた露光用プリントヘッ
ドを有し、与えられた画像データに応じて前記蛍光体素
子を駆動することによって印画紙を露光する蛍光プリン
ターであって、 前記画像に応じた前記蛍光体素子の駆動に先立って、前
記蛍光体素子を予め発光させる予発光機構を備えた蛍光
プリンター。 - 【請求項2】 前記蛍光体素子の状態に応じて前記予発
光機構の操作を実行するトリガー機構が設けられている
請求項1に記載の蛍光プリンター。 - 【請求項3】 前記トリガー機構は、前記蛍光体素子の
駆動停止時間を測定する時間測定手段と、この時間測定
手段による測定結果と設定時間値との比較千段を備えて
いる請求項2に記載の蛍光プリンター。 - 【請求項4】 前記トリガー機構は、前記蛍光体素子の
少なくとも一個の駆動停止時間が設定時間値を超える
と、前記予発光機構の操作を実行する請求項2に記載の
蛍光プリンター。 - 【請求項5】 前記トリガー機横は、前記蛍光体素子の
温度を測定する温度測定手段と、この温度測定手段によ
る測定結果と設定温度値との比較手段を備えている請求
項2に記載の蛍光プリンター。 - 【請求項6】 前記予発光後に前記印画紙を印画紙露光
用の位置に配置する機構を有する請求項1から5のいず
れか1項に記載の蛍光プリンター。 - 【請求項7】 前記予発光時に前記印画紙を前記予発光
の光から遮光する遮光機構を有する請求項1から5のい
ずれか1項に記載の蛍光プリンター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7398598A JPH11268330A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 蛍光プリンター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7398598A JPH11268330A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 蛍光プリンター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11268330A true JPH11268330A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13533920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7398598A Pending JPH11268330A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 蛍光プリンター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11268330A (ja) |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP7398598A patent/JPH11268330A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041222 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070220 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070306 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070427 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071025 |