JPH11268807A - 自動倉庫のラック - Google Patents

自動倉庫のラック

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JPH11268807A
JPH11268807A JP7422198A JP7422198A JPH11268807A JP H11268807 A JPH11268807 A JP H11268807A JP 7422198 A JP7422198 A JP 7422198A JP 7422198 A JP7422198 A JP 7422198A JP H11268807 A JPH11268807 A JP H11268807A
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horizontal barrier
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Mitsuru Tamaoki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取付け作業時や設置後にたわみにくい水平バ
リアを備え、かつ水平バリアを設置することにより生じ
るデッドスペースを必要最小限に抑えた自動倉庫のラッ
クを提供することである。 【解決手段】 ラック1は、前後左右に立設される支柱
2と、前後の支柱2から左右に突出する棚部材7と、特
定の段に設けられる水平バリア4と、棚部材7の下方で
あって水平バリア4の下方近傍に設けられるスプリンク
ラーヘッド8とを備え、水平バリア4は、支柱2に取付
けられる先付け部材17と、先付け部材17に取り付け
られる後付け部材11とを備えており、先付け部材17
は、ヘッド取付け部16と、ヘッド取付け部16よりも
下方に位置する縁部14とを有し、後付け部材11は、
縁部14に取り付けられる取付け部20と、この取付け
部20よりも上方に位置する膨出部12とを有すること
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前後左右に立設さ
れる支柱と、前後の支柱から左右に突出する棚部材と、
特定の段に設けられる水平バリアと、棚部材の下方であ
って水平バリアの下方近傍に設けられるスプリンクラー
ヘッドとを備えた自動倉庫のラックに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】前後一組の支柱と、それぞれの支柱に左
右に突出するように取り付けた複数の棚部材を1つのユ
ニットとし、そのユニットを縦方向や横方向に複数連結
して構成したラックと、このラックの前方を走行及び昇
降し、ラックの各物品収納棚に対して物品を出し入れす
るスライドフォークを備えたスタッカークレーンとから
なる自動倉庫が知られている。このような自動倉庫にお
いては、倉庫内で発生した火災を自動的に消火する手段
としてスプリンクラーヘッドを多数配置するようになっ
ている。更に火災が上方へ拡大するのを防止するため
に、図6に示すように、不燃性の板からなる水平バリア
32を特定段毎に配置することが考えられている。この
水平バリア32は、特定段の物品収納スペースの上方
で、かつその上段の物品収納棚に対して物品36を出し
入れする際にスライドフォーク34が干渉しない高さ位
置に設ける必要がある。又、スプリンクラーヘッド35
は、その上方に設けたスプリンクラーヘッド35からの
散水で濡れ、作動し難くなることがないように、水平バ
リア32の下方近傍に設けるとともに、スライドフォー
ク34及び物品36と干渉しない位置に設ける必要があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この水平バリアとして
薄い平板を用いると、取付け作業時にたわんでしまうた
め取付け作業性が悪く、設置後も自重によって下方にた
わみ、水平バリアの下方の物品収納棚に物品を出し入れ
する際に、物品の上部がたわんだ水平バリアに接触する
等の問題が発生する可能性があった。そこで、水平バリ
アとして自重でたわむことがない充分に厚い平板を用い
ることが考えられるが、厚みが増した分だけ重量が重く
なり、取付け作業性が悪くなるばかりか、デッドスペー
スが大きくなるという不具合がある。
【0004】本発明は、このような従来の技術に存在す
る問題点に着目して成されたものである。その課題は、
取付け作業時や設置後にたわみにくい水平バリアを備
え、かつ水平バリアを設置することにより生じるデッド
スペースを必要最小限に抑えた自動倉庫のラックを提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1に記載の発明においては、前後左右に立設
される支柱と、前後の支柱から左右に突出する棚部材
と、特定の段に設けられる水平バリアと、棚部材の下方
であって水平バリアの下方近傍に設けられるスプリンク
ラーヘッドとを備えた自動倉庫のラックにおいて、水平
バリアは、支柱に取付けられる先付け部材と、先付け部
材に取り付けられる後付け部材とを備えており、先付け
部材は、ヘッド取付け部と、ヘッド取付け部よりも下方
に位置する縁部とを有し、後付け部材は、先付け部材の
縁部に取り付けられる取付け部と、この取付け部よりも
上方の高さに位置する膨出部とを有していることを特徴
とすることとした。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、取付け後の膨出部の頂部の高さ位置
が、先付け部材のヘッド取付け部の高さ位置以下である
ことを特徴とすることとした。又、請求項3に記載の発
明では、請求項1又は請求項2に記載の発明において、
先付け部材は、高さ方向において、棚部材と水平ブレー
スを取り付けるためのブラケットとの間に取り付けら
れ、支柱からの左右の突出量が、ブラケットの左右の突
出量以下であることを特徴とすることとした。
【0007】従って、請求項1に記載の発明では、ヘッ
ド取付け部より縁部が下方に位置しているため、後付け
部材を取り付ける高さ位置を低くすることができる。
又、工場などで支柱に予め取り付けられた先付け部に、
後付け部材を取り付けることで水平バリアを容易に組み
立てることができる。又、後付け部材は、膨出部を有す
ることで、素材自体の厚みを増すことなくその強度を向
上させることができる。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明の作用に加えて、膨出部の頂部の高さ位置が、
ヘッド取付け部の高さ以下であるため、水平バリア全体
の高さ位置を低くすることができる。又、請求項3に記
載の発明では、請求項1又は請求項2に記載の発明の作
用に加えて、先付け部材が、高さ方向において、棚部材
とブラケットとの間に設けられ、支柱からの左右方向の
突出量も棚部材及びブラケット以下であるため、棚部材
とブラケットに保護される状態になり、工場から現地へ
の搬送時などにおける先付け部材の損傷を防ぐことがで
きる。
【0009】
【実施の形態】本発明の自動倉庫のラックの実施の形態
を図面を参照しながら説明する。ラック1は、前後左右
に立設される支柱2と、前後の支柱2から左右に突出す
る棚部材7と、特定の段に設けられる水平バリア4と、
棚部材7の下方であって水平バリア4の下方近傍に設け
られるスプリンクラーヘッド8とを備えている。そし
て、自動倉庫は、前述のラック1に加えて、ラック1の
前方を走行及び昇降し、ラック1の各物品収納棚3に対
して物品Wを出し入れするスライドフォーク9を備えた
スタッカークレーンを備えている。
【0010】棚部材7は前後の支柱2間に取り付けられ
る部材で、左右に突出する腕木5と、腕木5の左右端部
間に連結される棚受6とからなり、対向する左右の棚部
材7により物品収納棚3を形成する。棚部材7の上方
に、物品Wを載置するための空間、および散水が物品W
に充分届くために必要な間隔を隔てた位置にスプリンク
ラーヘッド8が配置され、その上に水平バリア4が配置
される。そして、水平バリア4の上方に、スライドフォ
ーク9の作業に必要な空間を隔てて次段の棚部材7が配
置される。水平バリア4の下方近傍には、ラック2を補
強するための水平ブレース19が設けられ、水平ブレー
ス19を支柱2に取り付けるためのブラケット18が支
柱2に設けられている。
【0011】水平バリア4は、工場などで予め支柱2に
取り付けられる先付け部材17と、先付け部材17に取
り付けられる後付け部材11とからなり、先付け部材1
7は工場から現地までの搬送効率を低下させないよう
に、平面視において棚部材7内に位置するようにしてい
る。先付け部材17は、スプリンクラーヘッド8を取り
付けるためのヘッド取付け部16と、後付け部材11を
取り付けるための縁部14とからなり、縁部14は、ス
プリンクラーヘッド8からの散水が先付け部材17にか
からない程度に、ヘッド取付け部16よりも下方に配置
されるようになっている。本実施の形態の先付け部材1
7は、1枚の板材を折り曲げ加工して、縁部14とヘッ
ド取付け部16を形成するようにしてあり、支柱2に取
り付けた際の支柱2からの左右の突出量が、支柱2に取
り付けられているブラケット18の左右の突出量以下と
なるようにしている。
【0012】ヘッド取付け部16の頂部には、後述する
給水管10とスプリンクラーヘッド8とを連結する枝管
13を通過させるための孔が設けられている。先付け部
材17の支柱2に取り付けられる部分は、支柱2の形状
に沿って切り欠かれており、支柱2に当接する部分を支
柱2に溶接することで、先付け部材17を支柱2に取り
付けるようになっている。スプリンクラーヘッド8は、
枝管13により給水管10と連結固定され、給水管10
は不図示のタンクなどに接続される。スプリンクラーヘ
ッド8には常に一定の水圧が加わっており、火災が発生
すると、その熱によりスプリンクラーヘッド8の先端部
が溶け、勢い良く散水されるようになっている。
【0013】後付け部材11は、一枚の板材を凹凸が連
続するように折り曲げ加工した角波鉄板であり、先付け
部材17の縁部14に取り付けられる取付け部(凹部)
20と、この取付け部20よりも上方に位置する膨出部
(凸部)12とを有している。後付け部材11は、膨出
部12により、強度を向上させることができる。又、膨
出部12の頂分の高さは、縁部14に取り付けた状態
で、ヘッド取付け部16の高さ位置以下となるように形
成している。
【0014】本実施の形態の先付け部材17は、縁部1
4がヘッド取付け部16よりも下方に位置するようにな
っている。言い換えると、ヘッド取付け部16が、後付
け部材11の最下面より高くなっている。これは、水平
バリア4全体が高く配置されるのを防ぐためである。こ
の結果、水平バリア4が設けられている段の物品収納棚
3の高さが高くなるのを防ぐことができ、ラック1の高
さに制限があるような自動倉庫であっても、水平バリア
4が設けられることにより生じるデッドスペースを減ら
し、ラック1の収納効率が低下するのを防ぐことができ
る。
【0015】本発明では、膨出部12の頂部の高さを、
先付け部材17の縁部14に取り付けた状態において、
ヘッド取付け部16の高さ位置以下としているため、従
来技術で示した図6のようにスプリンクラーヘッドの上
に水平バリアとして平板を取り付けた場合に比し、膨出
部12の上面が従来技術の平板の高さ位置と同じか、も
しくはその高さ位置より低くなるようにしている。
【0016】又、本実施の形態では、後付け部材11の
膨出部12の取付け後の高さ位置を、先付け部材17の
高さ位置以下にし、先付け部材17で膨出部12の端部
(開口)をふさぐようにしているため、後付け部材11
の端部から炎が上段に吹き上がる可能性はない。
【0017】前後の支柱2に、棚部材7、ブラケット1
8、先付け部材17を工場で取り付けて1つのユニット
とし、多数のユニットをトラックなどで現地に輸送す
る。現地にてユニットを所定間隔で配置するとともに、
水平ブレース19や鉛直ブレース等の補強部材によりユ
ニット間を結合する。又、所定段に設けられている先付
け部材17の縁部14の上に、後付け部材11の取付け
部20を載置し、ボルト15等の固定具で固定する。上
記の作業を繰り返すことで、ラック1を組み立てる。先
付け部材17は、棚部材7とブラケット18との間に挟
まれ、支柱2からの左右の突出量も一番少ないため、棚
部材7とブラケット18との間で保護された状態とな
り、ユニットを搬送する際に、先付け部材17が何かに
衝突して破損することがない。又、後付け部材11の取
り付けは、縁部14に載置して固定するだけで良く、そ
の作業は現地で容易に行うことができる。
【0018】なお、この発明は以下のようにして具体化
しても良い。本発明の後付け部材11は、膨出部12に
より補強されていることが肝心であり、本実施の形態の
後付け部材11のように、膨出部12の断面形状が直線
によって形成される凹凸であっても、曲線によって凹凸
が形成されている波形であっても良く、また、図5に示
すように縁部14に載置するための取付け部20以外の
部分を一つの膨出部12とした箱型としても良い。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0020】請求項1に記載の発明によれば、ヘッド取
付け部より縁部が下方に位置しているため、スプリンク
ラーヘッドの取付け高さ位置よりも、後付け部材の取付
け高さ位置を低くすることができ、水平バリア全体の高
さ位置を低くすることができる。又、先付け部材を予め
支柱に取り付けておくことで、現地での高さ方向の位置
決めや、先付け部材を支柱に取り付けるための現地での
溶接作業をなくすことができる。そして、支柱に取り付
けられた先付け部材に、後付け部材を取り付けること
で、水平バリアを容易に組み立てることができる。又、
後付け部材は、膨出部を有することで、その強度を向上
させることができ、厚みを増やすことなく自重によるた
わみを防ぐことができる。このため、水平バリアの取付
け作業労力を軽減することができ、載置後も自重により
水平バリアが下方にたわみ、水平バリアの下方の物品収
納棚に載置された物品の出し入れの際に、物品とたわん
だ水平バリアとが接触するのを防ぐことができる。この
結果、取付け作業時や設置後にたわみにくい水平バリア
を備え、かつ水平バリアを設置することにより生じるデ
ッドスペースを必要最小限に抑えた自動倉庫のラックを
提供することができる。
【0021】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、膨出部の頂部の高さ位置
が、ヘッド取付け部の高さ位置以下であるため、水平バ
リア全体の高さ位置をより低くすることができ、水平バ
リアを設置することにより生じるデッドスペースをより
抑えることができる。すなわち、スプリンクラーヘッド
の上方に水平バリアとして平板を載置した場合に比し、
膨出部の上面の高さ位置が平板のそれと同じか、低くす
ることができる。
【0022】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、前後の支柱
に棚部材とブラケットと先付け部材とを取り付けた状態
で工場から現地へ搬送する際に、先付け部材が棚部材と
ブラケットに保護された状態で搬送されるため、先付け
部材が搬送中に折れ曲がる等の損傷により、水平バリア
が組み立てれない等の不具合をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動倉庫のラックの要部正面図であ
る。
【図2】本発明の自動倉庫のラックの要部平面図であ
る。
【図3】本発明の自動倉庫のラックの要部拡大図であ
る。
【図4】水平バリアに用いられる角波鉄板の斜視図であ
る。
【図5】本発明の自動倉庫のラックの別の実施の形態の
要部拡大図である。
【図6】従来の自動倉庫のラックの要部正面図である。
【符号の説明】
1 ラック 2 支柱 4 水平バリア 7 棚部材 8 スプリンクラーヘッド 11 後付け部材 17 先付け部材 14 縁部 16 ヘッド取付け部 20 取付け部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後左右に立設される支柱と、前後の支
    柱から左右に突出する棚部材と、特定の段に設けられる
    水平バリアと、棚部材の下方であって水平バリアの下方
    近傍に設けられるスプリンクラーヘッドとを備えた自動
    倉庫のラックにおいて、水平バリアは、支柱に取付けら
    れる先付け部材と、先付け部材に取り付けられる後付け
    部材とを備えており、先付け部材は、ヘッド取付け部
    と、ヘッド取付け部よりも下方に位置する縁部とを有
    し、後付け部材は、先付け部材の縁部に取り付けられる
    取付け部と、この取付け部よりも上方の高さに位置する
    膨出部とを有していることを特徴とする自動倉庫のラッ
    ク。
  2. 【請求項2】 取付け後の膨出部の頂部の高さ位置が、
    先付け部材のヘッド取付け部の高さ位置以下であること
    を特徴とする請求項1に記載の自動倉庫のラック。
  3. 【請求項3】 先付け部材は、高さ方向において、棚部
    材と水平ブレースを取り付けるためのブラケットとの間
    に取り付けられ、支柱からの左右の突出量が、ブラケッ
    トの左右の突出量以下であることを特徴とする請求項1
    又は請求項2に記載の自動倉庫のラック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014019007A1 (de) 2012-08-01 2014-02-06 Tgw Mechanics Gmbh Regalfach mit schutzelementen für ein regallager
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