JPH11268919A - ガラス基板の作製方法 - Google Patents
ガラス基板の作製方法Info
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- JPH11268919A JPH11268919A JP7809898A JP7809898A JPH11268919A JP H11268919 A JPH11268919 A JP H11268919A JP 7809898 A JP7809898 A JP 7809898A JP 7809898 A JP7809898 A JP 7809898A JP H11268919 A JPH11268919 A JP H11268919A
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- glass
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B11/00—Pressing molten glass or performed glass reheated to equivalent low viscosity without blowing
- C03B11/06—Construction of plunger or mould
- C03B11/08—Construction of plunger or mould for making solid articles, e.g. lenses
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B7/00—Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
- C03B7/08—Feeder spouts, e.g. gob feeders
- C03B7/088—Outlets, e.g. orifice rings
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B7/00—Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
- C03B7/10—Cutting-off or severing the glass flow with the aid of knives or scissors or non-contacting cutting means, e.g. a gas jet; Construction of the blades used
- C03B7/12—Cutting-off or severing a free-hanging glass stream, e.g. by the combination of gravity and surface tension forces
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B2215/00—Press-moulding glass
- C03B2215/40—Product characteristics
- C03B2215/45—Ring or doughnut disc products or their preforms
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダイレクトプレス成形により作製されるガラ
ス基板におけるヒケの発生を抑制し、加えてプレス型の
劣化を抑制するガラス基板の作製方法を提供する。 【解決手段】 溶融ガラス7をプレス上下型1を用いて
所定形状にプレス成形する工程を含むガラス基板の作製
方法である。溶融ガラス7をプレス下型1に滴下する際
に、ゴブ3をリング状に形成する。
ス基板におけるヒケの発生を抑制し、加えてプレス型の
劣化を抑制するガラス基板の作製方法を提供する。 【解決手段】 溶融ガラス7をプレス上下型1を用いて
所定形状にプレス成形する工程を含むガラス基板の作製
方法である。溶融ガラス7をプレス下型1に滴下する際
に、ゴブ3をリング状に形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、主にコンピュー
タの情報記録媒体として使用されるハードディスク用の
基板として用いられるガラス基板の作製方法に関する。
タの情報記録媒体として使用されるハードディスク用の
基板として用いられるガラス基板の作製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 近年、コンピュータの普及が急激に進
み、コンピュータの操作性を左右するオペレーションシ
ステム等のOSソフトや、OS上で作動する種々のプロ
グラムソフト等のソフトウェアが高容量化するに伴っ
て、これらのプログラム上で作成されるデータも、高容
量化する傾向にある。
み、コンピュータの操作性を左右するオペレーションシ
ステム等のOSソフトや、OS上で作動する種々のプロ
グラムソフト等のソフトウェアが高容量化するに伴っ
て、これらのプログラム上で作成されるデータも、高容
量化する傾向にある。
【0003】 これに伴い、このような大量の情報を高
速に記録/読出することのできる情報記録媒体としての
ハードディスクの開発においては、従来のアルミニウム
金属を用いた基板に変えて、硬度や平滑性に優れるガラ
ス基板、特に結晶化ガラスを用いたガラス基板を用いる
動きが活発になってきている。
速に記録/読出することのできる情報記録媒体としての
ハードディスクの開発においては、従来のアルミニウム
金属を用いた基板に変えて、硬度や平滑性に優れるガラ
ス基板、特に結晶化ガラスを用いたガラス基板を用いる
動きが活発になってきている。
【0004】 一般的に、このようなガラス基板の作製
方法としては、図8に示されるように、ノズル51から
押し出された溶融ガラス52を一定量ほどシャー53で
切断して、周囲を胴型54の円筒壁で囲まれた下型55
上へ落とし、上型56で胴型54の上面を蓋した後に下
型55を押し上げることで、上型56と下型55および
胴型54によって囲まれた空間に溶融ガラス52を密に
充填し、ディスク状のガラス基板57を作製する方法が
採られている。
方法としては、図8に示されるように、ノズル51から
押し出された溶融ガラス52を一定量ほどシャー53で
切断して、周囲を胴型54の円筒壁で囲まれた下型55
上へ落とし、上型56で胴型54の上面を蓋した後に下
型55を押し上げることで、上型56と下型55および
胴型54によって囲まれた空間に溶融ガラス52を密に
充填し、ディスク状のガラス基板57を作製する方法が
採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 上述した従来法にお
いては、溶融ガラス52が常に一定量ほど下型55に供
給されるように、作業環境、すなわち、溶融ガラス52
の滴下量もしくは押し出し量や、滴下等される溶融ガラ
ス52の切断のタイミング、あるいは溶融ガラス52の
粘度調節(温度管理)といった条件を一定としなれば、
都度、異なる厚さのガラス基板57が成形されるといっ
た問題がある。そして、これにより、ラッピング等によ
り除去される無駄な部分が多くなり、ガラス基板の成形
に必要とする原材料費が嵩む、といった問題が派生して
いた。加えて、ガラス基板の欠けを防止し、機械的な強
度を保つ意味でも重要なチャンファー加工にも長い加工
時間を要し、かつ、専用の加工機械を必要とする問題が
ある。
いては、溶融ガラス52が常に一定量ほど下型55に供
給されるように、作業環境、すなわち、溶融ガラス52
の滴下量もしくは押し出し量や、滴下等される溶融ガラ
ス52の切断のタイミング、あるいは溶融ガラス52の
粘度調節(温度管理)といった条件を一定としなれば、
都度、異なる厚さのガラス基板57が成形されるといっ
た問題がある。そして、これにより、ラッピング等によ
り除去される無駄な部分が多くなり、ガラス基板の成形
に必要とする原材料費が嵩む、といった問題が派生して
いた。加えて、ガラス基板の欠けを防止し、機械的な強
度を保つ意味でも重要なチャンファー加工にも長い加工
時間を要し、かつ、専用の加工機械を必要とする問題が
ある。
【0006】 また、シャー53により切断され、下型
55上に滴下等された溶融ガラス52は一般的に「ゴ
ブ」と呼ばれるが、下型55に滴下等するまでの間、お
よび下型55に滴下されてから実際にプレス成形される
までの間のゴブの温度低下によってゴブは粘度が上昇
し、プレス成形時に必要とされる十分な流動性を得るこ
とができなくなる場合がある。この場合、たとえゴブの
体積が所定量とされていても、所定の厚みまでプレスす
ることができなくなる、あるいはプレス圧力を大きくし
なければならないためにプレス型の劣化が促進される、
といった問題が生ずる。
55上に滴下等された溶融ガラス52は一般的に「ゴ
ブ」と呼ばれるが、下型55に滴下等するまでの間、お
よび下型55に滴下されてから実際にプレス成形される
までの間のゴブの温度低下によってゴブは粘度が上昇
し、プレス成形時に必要とされる十分な流動性を得るこ
とができなくなる場合がある。この場合、たとえゴブの
体積が所定量とされていても、所定の厚みまでプレスす
ることができなくなる、あるいはプレス圧力を大きくし
なければならないためにプレス型の劣化が促進される、
といった問題が生ずる。
【0007】 一方、ゴブに十分な流動性を持たせるた
めには、溶融ガラス52の温度を高くすればよいが、こ
の場合には、下型55等の高温酸化等による劣化を促進
することとなり、好ましくない。
めには、溶融ガラス52の温度を高くすればよいが、こ
の場合には、下型55等の高温酸化等による劣化を促進
することとなり、好ましくない。
【0008】 さらに、ゴブはプレス時に、中央から外
周へと押し広げられるように変形する。すなわち、最初
に溶融ガラス52が滴下された下型55の部分の温度が
上昇し、周辺部に向けて温度が低下することとなるの
で、プレスされたガラス基板57は、周辺部が先に硬化
し、中央部がゆっくりと硬化してしまい、その結果、得
られるガラス基板57の中央部に「ヒケ」と呼ばれる窪
みを生ずる欠点がある。
周へと押し広げられるように変形する。すなわち、最初
に溶融ガラス52が滴下された下型55の部分の温度が
上昇し、周辺部に向けて温度が低下することとなるの
で、プレスされたガラス基板57は、周辺部が先に硬化
し、中央部がゆっくりと硬化してしまい、その結果、得
られるガラス基板57の中央部に「ヒケ」と呼ばれる窪
みを生ずる欠点がある。
【0009】 ヒケの発生したガラス基板57は、所定
の平行度を得るために、再びガラス基板57が軟化する
程度にまで昇温し、リヒートプレスと呼ばれる形状の微
調整を行うためのプレス処理を行うか、もしくは、ヒケ
が解消するまでガラス基板57をラッピングする必要が
あった。
の平行度を得るために、再びガラス基板57が軟化する
程度にまで昇温し、リヒートプレスと呼ばれる形状の微
調整を行うためのプレス処理を行うか、もしくは、ヒケ
が解消するまでガラス基板57をラッピングする必要が
あった。
【0010】
【課題を解決するための手段】 本発明は上述した従来
技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、リヒートプレスを行わずに、溶融ガラス
のプレス成形、すなわち、ダイレクトプレスのみで、ヒ
ケの発生の抑制されたガラス基板を提供することであ
り、ひいては、プレス型の劣化抑制にも効果のあるガラ
ス基板の作製方法を提供することにある。
技術の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的と
するところは、リヒートプレスを行わずに、溶融ガラス
のプレス成形、すなわち、ダイレクトプレスのみで、ヒ
ケの発生の抑制されたガラス基板を提供することであ
り、ひいては、プレス型の劣化抑制にも効果のあるガラ
ス基板の作製方法を提供することにある。
【0011】 すなわち、本発明によれば、溶融ガラス
をプレス上下型を用いて所定形状にプレス成形する工程
を含むガラス基板の作製方法であって、当該溶融ガラス
をプレス下型に滴下する際に、当該溶融ガラスをリング
状に形成することを特徴とするガラス基板の作製方法、
が提供される。このような本発明のガラス基板の作製方
法によれば、溶融ガラスは10μm以下の平行度を有す
る基板へプレス成形される。
をプレス上下型を用いて所定形状にプレス成形する工程
を含むガラス基板の作製方法であって、当該溶融ガラス
をプレス下型に滴下する際に、当該溶融ガラスをリング
状に形成することを特徴とするガラス基板の作製方法、
が提供される。このような本発明のガラス基板の作製方
法によれば、溶融ガラスは10μm以下の平行度を有す
る基板へプレス成形される。
【0012】 また、本発明のガラス基板の作製方法に
おいて使用されるプレス上下型としては、プレス下型に
滴下されたリング状の溶融ガラスを介せず、互いが直接
に合わせられる接触部を有するものが好適に用いられ
る。さらに、プレス上下型の外周部には、滴下されたリ
ング状の溶融ガラスの余剰体積部が押し出される空間部
が設けられていることが好ましい。
おいて使用されるプレス上下型としては、プレス下型に
滴下されたリング状の溶融ガラスを介せず、互いが直接
に合わせられる接触部を有するものが好適に用いられ
る。さらに、プレス上下型の外周部には、滴下されたリ
ング状の溶融ガラスの余剰体積部が押し出される空間部
が設けられていることが好ましい。
【0013】 また、本発明のガラス基板の作製方法に
より、リング状の溶融ガラスから成形されるガラス基板
の形状としては、内孔部および/または外周部の厚みが
本体部よりも薄い台形形状が好ましく、ここで、その内
孔部および/または外周部と本体部との境界に形成され
る勾配部を、チャンファーの形状とすることが好まし
い。
より、リング状の溶融ガラスから成形されるガラス基板
の形状としては、内孔部および/または外周部の厚みが
本体部よりも薄い台形形状が好ましく、ここで、その内
孔部および/または外周部と本体部との境界に形成され
る勾配部を、チャンファーの形状とすることが好まし
い。
【0014】 これに対し、成形されるガラス基板の形
状を、内孔部および/または外周部と本体部との境界に
ノッチが形成された楔形状としてもよく、この場合に
は、ノッチの形状をチャンファーの形状とすることもま
た好ましい。また、こうしてノッチを形成した場合に
は、ノッチの底部に熱衝撃を加えることにより、ノッチ
においてクラックを発生せしめると、内孔部および/ま
たは外周部を、本体部から容易に離隔することができ
る。なお、ノッチの形状としては、V字型が好ましい。
また、本発明においては、ガラス基板の材料として、S
iO2−Al2O3−Li2O系の結晶化ガラスが好適に用
いられる。
状を、内孔部および/または外周部と本体部との境界に
ノッチが形成された楔形状としてもよく、この場合に
は、ノッチの形状をチャンファーの形状とすることもま
た好ましい。また、こうしてノッチを形成した場合に
は、ノッチの底部に熱衝撃を加えることにより、ノッチ
においてクラックを発生せしめると、内孔部および/ま
たは外周部を、本体部から容易に離隔することができ
る。なお、ノッチの形状としては、V字型が好ましい。
また、本発明においては、ガラス基板の材料として、S
iO2−Al2O3−Li2O系の結晶化ガラスが好適に用
いられる。
【0015】
【発明の実施の形態】 上述の通り、本発明のガラス基
板の作製方法によれば、ダイレクトプレスにより得られ
るガラス基板におけるヒケの発生が抑制されるので、リ
ヒートプレスを行う必要性がなくなり、作製工程が極端
に短縮され、その結果、生産コストを著しく引き下げる
ことが可能となる。以下、本発明の実施の形態につい
て、ハードディスク用等のガラス基板として用いられる
平板リング状の形状を有するガラス基板の作製方法を主
な例として説明する。
板の作製方法によれば、ダイレクトプレスにより得られ
るガラス基板におけるヒケの発生が抑制されるので、リ
ヒートプレスを行う必要性がなくなり、作製工程が極端
に短縮され、その結果、生産コストを著しく引き下げる
ことが可能となる。以下、本発明の実施の形態につい
て、ハードディスク用等のガラス基板として用いられる
平板リング状の形状を有するガラス基板の作製方法を主
な例として説明する。
【0016】 図1は、従来法および本発明のガラス基
板の作製方法における溶融ガラスの滴下状態を比較した
説明図である。図1(a)に示されるように、従来法に
おいては、ノズル4からの溶融ガラス6の滴下は、プレ
ス下型1上に円板状にして行われ、ゴブ2が形成され
る。一方、本発明のガラス基板の作製方法においては、
図1(b)に示されるように、溶融ガラス7はリング状
のゴブ3となるように、プレス下型1上にノズル5から
滴下される。次に、ゴブ2あるいはリング状ゴブ3をプ
レス成形して所定のガラス基板の形状とするが、このよ
うなプレス成形をダイレクトプレスと呼ぶ。
板の作製方法における溶融ガラスの滴下状態を比較した
説明図である。図1(a)に示されるように、従来法に
おいては、ノズル4からの溶融ガラス6の滴下は、プレ
ス下型1上に円板状にして行われ、ゴブ2が形成され
る。一方、本発明のガラス基板の作製方法においては、
図1(b)に示されるように、溶融ガラス7はリング状
のゴブ3となるように、プレス下型1上にノズル5から
滴下される。次に、ゴブ2あるいはリング状ゴブ3をプ
レス成形して所定のガラス基板の形状とするが、このよ
うなプレス成形をダイレクトプレスと呼ぶ。
【0017】 リング状ゴブ3がダイレクトプレスされ
ると、リング状ゴブ3を形成するガラスは、プレス型の
外周方向および中心方向へと広がるように押し潰され
る。そのときのガラスの移動距離、たとえば、外周方向
への移動距離R2は、従来法によりゴブ2をダイレクト
プレスした場合におけるガラスの移動距離R1に比べて
短いため、プレス圧力を下げることができるようになる
等、ダイレクトプレスを容易に行うことができるように
なる利点がある。
ると、リング状ゴブ3を形成するガラスは、プレス型の
外周方向および中心方向へと広がるように押し潰され
る。そのときのガラスの移動距離、たとえば、外周方向
への移動距離R2は、従来法によりゴブ2をダイレクト
プレスした場合におけるガラスの移動距離R1に比べて
短いため、プレス圧力を下げることができるようになる
等、ダイレクトプレスを容易に行うことができるように
なる利点がある。
【0018】 なお、形成するリング状ゴブ3の内外径
を調整することで、リング状ゴブ3の中心方向へのガラ
スの移動距離を、外周方向への移動距離R2程度以下に
抑えることができるので、リング状ゴブ3のガラスが、
中心部への移動を伴っても、ダイレクトプレスに必要な
圧力が増大することにはつながらない。
を調整することで、リング状ゴブ3の中心方向へのガラ
スの移動距離を、外周方向への移動距離R2程度以下に
抑えることができるので、リング状ゴブ3のガラスが、
中心部への移動を伴っても、ダイレクトプレスに必要な
圧力が増大することにはつながらない。
【0019】 また、リング状ゴブ3を形成すること
で、溶融ガラス7が、プレス下型1上の広い面積に分布
するようになるので、プレス下型1の温度分布の均一化
が図られ、これにより、リング状ゴブ3の冷却・硬化が
均一に起こり易くなる。このような、プレス下型1の温
度分布の均一化が図られることは、プレス上型(図示せ
ず)においても同様である。
で、溶融ガラス7が、プレス下型1上の広い面積に分布
するようになるので、プレス下型1の温度分布の均一化
が図られ、これにより、リング状ゴブ3の冷却・硬化が
均一に起こり易くなる。このような、プレス下型1の温
度分布の均一化が図られることは、プレス上型(図示せ
ず)においても同様である。
【0020】 したがって、リング状ゴブ3を形成して
いるガラスのダイレクトプレスにおける移動距離の短縮
と、プレス型(プレス下型1およびプレス上型)におけ
る温度分布の均一化とによって、本発明によれば、従来
法と比較して、成形されるガラス基板におけるヒケの発
生が抑制され、その平行度を10μm以下に抑えること
が可能となる。
いるガラスのダイレクトプレスにおける移動距離の短縮
と、プレス型(プレス下型1およびプレス上型)におけ
る温度分布の均一化とによって、本発明によれば、従来
法と比較して、成形されるガラス基板におけるヒケの発
生が抑制され、その平行度を10μm以下に抑えること
が可能となる。
【0021】 このように、本発明のガラス基板の作製
方法により作製されたガラス基板は、平行度が良好であ
るために、ダイレクトプレス後に行っていたリヒートプ
レスによる平行度の修正等の形状修正を行う必要がなく
なるため、作製工程の短縮を実現することができる。し
かも、ダイレクトプレス時の圧力低減、溶融ガラスの低
温化をも可能となるため、プレス型への負荷を小さくす
ることができるようになり、プレス型の劣化が抑制され
るという利点もある。以下、本発明のガラス基板の作製
方法について、さらに詳述する。
方法により作製されたガラス基板は、平行度が良好であ
るために、ダイレクトプレス後に行っていたリヒートプ
レスによる平行度の修正等の形状修正を行う必要がなく
なるため、作製工程の短縮を実現することができる。し
かも、ダイレクトプレス時の圧力低減、溶融ガラスの低
温化をも可能となるため、プレス型への負荷を小さくす
ることができるようになり、プレス型の劣化が抑制され
るという利点もある。以下、本発明のガラス基板の作製
方法について、さらに詳述する。
【0022】 まず、溶融ガラス7の作製にあっては、
所定の原料粉末を所定組成に調合・混合したもの、ある
いは予め合成されたガラスの粉末やペレット等が、溶融
原料として好適に用いられる。さらに、後述するよう
に、一旦成形されたガラス基板から離隔された内孔部や
外周部といった不要部の回収が容易であることから、こ
れらを再利用することも可能である。なお、使用される
ガラスの種類や組成に特に限定はないが、たとえば、ハ
ードディスク用ガラス基板としては、SiO2−Al2O
3−Li2O系の結晶化ガラスが好適に用いられる。
所定の原料粉末を所定組成に調合・混合したもの、ある
いは予め合成されたガラスの粉末やペレット等が、溶融
原料として好適に用いられる。さらに、後述するよう
に、一旦成形されたガラス基板から離隔された内孔部や
外周部といった不要部の回収が容易であることから、こ
れらを再利用することも可能である。なお、使用される
ガラスの種類や組成に特に限定はないが、たとえば、ハ
ードディスク用ガラス基板としては、SiO2−Al2O
3−Li2O系の結晶化ガラスが好適に用いられる。
【0023】 溶融ガラス7は、ノズル5から押し出さ
れるかもしくは滴下されるようにしてプレス用下型1へ
と供給される。図2は、本発明に好適に使用されるノズ
ル5の一実施形態を示す断面図である。ノズル5は、ガ
ラス溶融炉につながる直管部8Aと、リング状に溶融ガ
ラス7を滴下する円錐壁面を有する裾部8Bとから構成
される。
れるかもしくは滴下されるようにしてプレス用下型1へ
と供給される。図2は、本発明に好適に使用されるノズ
ル5の一実施形態を示す断面図である。ノズル5は、ガ
ラス溶融炉につながる直管部8Aと、リング状に溶融ガ
ラス7を滴下する円錐壁面を有する裾部8Bとから構成
される。
【0024】 ノズル5の裾部8B底面からリング状に
垂れ下がる溶融ガラス7は、所定長さが垂れ下がった時
点で、ノズル5下方の所定位置に配設されたガスバーナ
ー9から吹出するガス炎によって加熱、低粘度化されて
切断される。なお、ガスバーナー9は、溶融ガラス7を
取り囲むようにリング状に配設される。また、このよう
な溶融ガラス7の切断は、シャー53を用いる機械的な
切断と比較して、リング状ゴブ3の表面へのシャーマー
クの発生を抑えることができる点で優れている。
垂れ下がる溶融ガラス7は、所定長さが垂れ下がった時
点で、ノズル5下方の所定位置に配設されたガスバーナ
ー9から吹出するガス炎によって加熱、低粘度化されて
切断される。なお、ガスバーナー9は、溶融ガラス7を
取り囲むようにリング状に配設される。また、このよう
な溶融ガラス7の切断は、シャー53を用いる機械的な
切断と比較して、リング状ゴブ3の表面へのシャーマー
クの発生を抑えることができる点で優れている。
【0025】 こうして、リング状ゴブ3がプレス下型
1上に形成される。ここで、プレス下型1は、溶融ガラ
ス7の急速な冷却・固化、およびこれに伴う大きな熱応
力の発生を防止するために、溶融ガラス7のガラス転移
点等を考慮して、適度な温度に予熱・保持されているこ
とが好ましい。
1上に形成される。ここで、プレス下型1は、溶融ガラ
ス7の急速な冷却・固化、およびこれに伴う大きな熱応
力の発生を防止するために、溶融ガラス7のガラス転移
点等を考慮して、適度な温度に予熱・保持されているこ
とが好ましい。
【0026】 こうして形成されたリング状ゴブ3は、
プレス用下型1と同等の温度に予熱されたプレス用上型
とプレス用下型1により、所定条件の下、ダイレクトプ
レスされ、ガラス基板となる。
プレス用下型1と同等の温度に予熱されたプレス用上型
とプレス用下型1により、所定条件の下、ダイレクトプ
レスされ、ガラス基板となる。
【0027】 さて、ハードディスク用ガラス基板のよ
うな平板リング状のガラス基板の作製においては、ガラ
ス基板の形状は、後工程である内外径加工の方法等を考
慮して決定される。本発明において、特に好適に採用さ
れるガラス基板の径方向における断面図を図3に示す。
これらいずれの形状のガラス基板11・12も、最終的
なガラス基板となるべき本体部11A・12Aと、リン
グ状ゴブ3中の余剰に供給されたガラスが外周部および
中心部に押し出されて形成された外周部11C・12C
および内孔部11B・12Bを有する。なお、ガラス基
板11・12の作製においては、一般的に、内孔部11
B・12Bには、リング状ゴブ3の体積に応じて、その
中央部に孔部が形成される。
うな平板リング状のガラス基板の作製においては、ガラ
ス基板の形状は、後工程である内外径加工の方法等を考
慮して決定される。本発明において、特に好適に採用さ
れるガラス基板の径方向における断面図を図3に示す。
これらいずれの形状のガラス基板11・12も、最終的
なガラス基板となるべき本体部11A・12Aと、リン
グ状ゴブ3中の余剰に供給されたガラスが外周部および
中心部に押し出されて形成された外周部11C・12C
および内孔部11B・12Bを有する。なお、ガラス基
板11・12の作製においては、一般的に、内孔部11
B・12Bには、リング状ゴブ3の体積に応じて、その
中央部に孔部が形成される。
【0028】 図3(a)の台形形状は、内孔部11B
および外周部11Cが、後工程における本体部11Aか
らの離隔を容易ならしめるために、本体部11Aよりも
薄くなるように設定され、本体部11Aの内孔部11B
および外周部11C側の部分に、斜面状の勾配部14が
形成されている。また、図3(b)の楔形状において
は、内孔部12Bおよび外周部12Cと本体部12Aと
の境界部にノッチ13が形成されており、後述するよう
に、このノッチ13に熱衝撃を加えることによって、容
易にノッチ13の部分において、内孔部12Bと外周部
12Cを本体部12Aから離隔することができる。
および外周部11Cが、後工程における本体部11Aか
らの離隔を容易ならしめるために、本体部11Aよりも
薄くなるように設定され、本体部11Aの内孔部11B
および外周部11C側の部分に、斜面状の勾配部14が
形成されている。また、図3(b)の楔形状において
は、内孔部12Bおよび外周部12Cと本体部12Aと
の境界部にノッチ13が形成されており、後述するよう
に、このノッチ13に熱衝撃を加えることによって、容
易にノッチ13の部分において、内孔部12Bと外周部
12Cを本体部12Aから離隔することができる。
【0029】 なお、図3(a)に例示した台形形状の
ガラス基板11においては、勾配部14が後述するチャ
ンファー16、すなわち、面取り部となるように設計さ
れていることが好ましい。また、図3(b)の楔形状の
ガラス基板12にあっては、ノッチ13がチャンファー
16を兼ねていることが好ましい。このようなチャンフ
ァー16は、サブストレートと呼ばれる製品たるガラス
基板の欠けを防止し、機械的な強度を保つ意味で重要で
あるが、本発明においては、従来法によるガラス基板の
作製方法において必要不可欠とされるチャンファー加工
工程を省略して作製工程を短縮する意味での重要度が非
常に高い。
ガラス基板11においては、勾配部14が後述するチャ
ンファー16、すなわち、面取り部となるように設計さ
れていることが好ましい。また、図3(b)の楔形状の
ガラス基板12にあっては、ノッチ13がチャンファー
16を兼ねていることが好ましい。このようなチャンフ
ァー16は、サブストレートと呼ばれる製品たるガラス
基板の欠けを防止し、機械的な強度を保つ意味で重要で
あるが、本発明においては、従来法によるガラス基板の
作製方法において必要不可欠とされるチャンファー加工
工程を省略して作製工程を短縮する意味での重要度が非
常に高い。
【0030】 リング状ゴブ3を、これら種々の形状に
成形するために用いられるプレス上下型の具体例として
は、図4(a)、(b)に示されるような、それぞれ図
3(a)、(b)に示した各形状と相補する形状をプレ
ス面に有する台形型19A・19Bおよび楔型20A・
20Bを挙げることができる。
成形するために用いられるプレス上下型の具体例として
は、図4(a)、(b)に示されるような、それぞれ図
3(a)、(b)に示した各形状と相補する形状をプレ
ス面に有する台形型19A・19Bおよび楔型20A・
20Bを挙げることができる。
【0031】 したがって、台形型19A・19Bのプ
レス面は、図4(a)に示されるように、図3(a)に
示すガラス基板11の本体部11Aを形成するための深
い溝部21と、内孔部11Bおよび外周部11Cを形成
するための浅い溝部22、および内孔部11Bおよび外
周部11Cと本体部11Aとの間に形成されるチャンフ
ァー16を形成するための斜面部23を有する。また、
楔型20A・20Bのプレス面は、図4(b)に示され
るように、図3(b)に示す楔形状のガラス基板12に
おける本体部12Aと内孔部12Bおよび外周部12C
を形成するための深い溝部24と、ノッチ13を形成す
るためのV字凸部25を有する。
レス面は、図4(a)に示されるように、図3(a)に
示すガラス基板11の本体部11Aを形成するための深
い溝部21と、内孔部11Bおよび外周部11Cを形成
するための浅い溝部22、および内孔部11Bおよび外
周部11Cと本体部11Aとの間に形成されるチャンフ
ァー16を形成するための斜面部23を有する。また、
楔型20A・20Bのプレス面は、図4(b)に示され
るように、図3(b)に示す楔形状のガラス基板12に
おける本体部12Aと内孔部12Bおよび外周部12C
を形成するための深い溝部24と、ノッチ13を形成す
るためのV字凸部25を有する。
【0032】 上記台形型19A・19Bおよび楔型2
0A・20Bといったプレス上下型にあっては、図4
(a)、(b)に示されるように、上下の各型が互いに
直接に接する接触部26を有することで、常に一定厚み
のガラス基板11・12を作製することができるように
なっている。
0A・20Bといったプレス上下型にあっては、図4
(a)、(b)に示されるように、上下の各型が互いに
直接に接する接触部26を有することで、常に一定厚み
のガラス基板11・12を作製することができるように
なっている。
【0033】 なお、楔型20A・20Bを用いた場合
には、ガラス基板12の両面に形成される対向するノッ
チ13の底部間の間隔が一定となるように加工精度が保
たれる。これにより、後述するチルカットによる内外径
加工を行った場合の加工形状をほぼ一定に制御すること
が可能となる。
には、ガラス基板12の両面に形成される対向するノッ
チ13の底部間の間隔が一定となるように加工精度が保
たれる。これにより、後述するチルカットによる内外径
加工を行った場合の加工形状をほぼ一定に制御すること
が可能となる。
【0034】 また、リング状ゴブ3の余剰体積部、す
なわち、本体部11A・12Aの形成に不要な余剰なガ
ラスは、空間部27に押し出されて外周部11C・12
Cとなるが、このとき、接触部26にまでリング状ゴブ
3の余剰体積部が浸入しないように、空間部27は完全
に充填されずに、ある程度の空間が残る大きさに設定さ
れていることが好ましい。
なわち、本体部11A・12Aの形成に不要な余剰なガ
ラスは、空間部27に押し出されて外周部11C・12
Cとなるが、このとき、接触部26にまでリング状ゴブ
3の余剰体積部が浸入しないように、空間部27は完全
に充填されずに、ある程度の空間が残る大きさに設定さ
れていることが好ましい。
【0035】 これに対し、ガラス基板11・12の内
孔部11B・12Bを形成するプレス型の空間部分に
は、余剰体積部の中心部への移動によって、その空間部
分の体積を超えるガラスが浸入しないように、リング状
ゴブ3の形状および体積を調節することが好ましい。こ
れは、内孔部11B・12Bを形成すべき空間部分に納
まりきらないガラスがあった場合には、再び、ガラス全
体を外周部へ向けて押し広げることができるようなプレ
ス圧力が必要となるからである。
孔部11B・12Bを形成するプレス型の空間部分に
は、余剰体積部の中心部への移動によって、その空間部
分の体積を超えるガラスが浸入しないように、リング状
ゴブ3の形状および体積を調節することが好ましい。こ
れは、内孔部11B・12Bを形成すべき空間部分に納
まりきらないガラスがあった場合には、再び、ガラス全
体を外周部へ向けて押し広げることができるようなプレ
ス圧力が必要となるからである。
【0036】 このようなリング状ゴブ3のダイレクト
プレス時のガラスの移動を考慮すると、リング状ゴブ3
は、台形型19Aにあっては、その溝部21上に、楔型
20Aにあっては、ガラス基板12の本体部12Aを形
成する溝部24上に、それぞれ形成されることが好まし
い。
プレス時のガラスの移動を考慮すると、リング状ゴブ3
は、台形型19Aにあっては、その溝部21上に、楔型
20Aにあっては、ガラス基板12の本体部12Aを形
成する溝部24上に、それぞれ形成されることが好まし
い。
【0037】 このような本発明のガラス基板の作製方
法に用いられるプレス上下型としては、熱伝導性が良好
で、耐熱衝撃性、耐酸化性、耐摩耗性等の良好な炭化タ
ングステンや金属炭化物もしくは金属窒化物等のセラミ
ック製のものが好適に用いられる。
法に用いられるプレス上下型としては、熱伝導性が良好
で、耐熱衝撃性、耐酸化性、耐摩耗性等の良好な炭化タ
ングステンや金属炭化物もしくは金属窒化物等のセラミ
ック製のものが好適に用いられる。
【0038】 なお、ガラス基板11・12の形状は、
上述した台形形状および楔形状に限定されるものではな
く、一方の面を台形形状とし、他方の面を楔形状として
も構わない。この場合に、プレス上型とプレス下型とで
いずれの形状の型を用いるかについての制限はない。ま
た、ガラス基板の形状を、台形形状のガラス基板11に
おいて、内孔部11Bおよび外周部11Cと本体部11
Aとの境界に、ノッチ13を形成した台形楔形状として
もよい。このような台形楔形状のガラス基板を成形する
ために用いられるプレス上下型のプレス面の形状が、ガ
ラス基板の表面形状に相補するものであることは言うま
でもない。
上述した台形形状および楔形状に限定されるものではな
く、一方の面を台形形状とし、他方の面を楔形状として
も構わない。この場合に、プレス上型とプレス下型とで
いずれの形状の型を用いるかについての制限はない。ま
た、ガラス基板の形状を、台形形状のガラス基板11に
おいて、内孔部11Bおよび外周部11Cと本体部11
Aとの境界に、ノッチ13を形成した台形楔形状として
もよい。このような台形楔形状のガラス基板を成形する
ために用いられるプレス上下型のプレス面の形状が、ガ
ラス基板の表面形状に相補するものであることは言うま
でもない。
【0039】 次に、こうして作製されたガラス基板1
1・12の後加工工程について説明する。ガラス基板1
1・12には、ダイレクトプレス後に内外径加工が施さ
れた後、結晶化処理が行われる。
1・12の後加工工程について説明する。ガラス基板1
1・12には、ダイレクトプレス後に内外径加工が施さ
れた後、結晶化処理が行われる。
【0040】 ここで、図3(a)に示した台形形状の
ガラス基板11の内外径加工は、図5に示すように、内
外径同芯カップ砥石41(以下、単に「カップ砥石4
1」という。)を用いて行うことが好ましい。カップ砥
石41は、内径砥石41Aと外径砥石41Bとが、同芯
円状に配置されて形成され、カップ砥石41を回転させ
ながらガラス基板11に押し当てることで、ガラス基板
11における内孔部11Bおよび外周部11Cが、本体
部11Aから切断される。
ガラス基板11の内外径加工は、図5に示すように、内
外径同芯カップ砥石41(以下、単に「カップ砥石4
1」という。)を用いて行うことが好ましい。カップ砥
石41は、内径砥石41Aと外径砥石41Bとが、同芯
円状に配置されて形成され、カップ砥石41を回転させ
ながらガラス基板11に押し当てることで、ガラス基板
11における内孔部11Bおよび外周部11Cが、本体
部11Aから切断される。
【0041】 ここで、内孔部11Bおよび外周部11
Cは、本体部11Aよりも薄く成形されているので、平
坦な一枚板状のガラス基板を切断するよりも、切断代が
少ない分だけ加工時間が短縮され、また、カップ砥石4
1の摩耗も少なくなるので、全体として加工コストを抑
えることが可能となる。さらに、本体部11Aから離隔
された内孔部11Bと外周部11Cは、ガラスの塊の状
態で得られることから、これらを分離・洗浄することは
容易であり、したがって、ガラス基板を作製する際の溶
融原料として再利用することが可能である。
Cは、本体部11Aよりも薄く成形されているので、平
坦な一枚板状のガラス基板を切断するよりも、切断代が
少ない分だけ加工時間が短縮され、また、カップ砥石4
1の摩耗も少なくなるので、全体として加工コストを抑
えることが可能となる。さらに、本体部11Aから離隔
された内孔部11Bと外周部11Cは、ガラスの塊の状
態で得られることから、これらを分離・洗浄することは
容易であり、したがって、ガラス基板を作製する際の溶
融原料として再利用することが可能である。
【0042】 このようなカップ砥石41を用いる内外
径加工に対して、図3(b)に示した楔形状のガラス基
板12の内外径加工を行う場合には、チルカットと呼ば
れる、高温に熱せられたガラス基板12に形成されたノ
ッチ13の、特に、ガラス基板12の厚みが最も薄くな
っている底の部分に、冷却した金属等からなる治具を接
触させ、そこに生じる熱歪みを利用して、ノッチ13の
形成位置において、ガラス基板12を切断する方法が好
適に用いられ、簡便に、しかも短時間に加工を行うこと
ができる。
径加工に対して、図3(b)に示した楔形状のガラス基
板12の内外径加工を行う場合には、チルカットと呼ば
れる、高温に熱せられたガラス基板12に形成されたノ
ッチ13の、特に、ガラス基板12の厚みが最も薄くな
っている底の部分に、冷却した金属等からなる治具を接
触させ、そこに生じる熱歪みを利用して、ノッチ13の
形成位置において、ガラス基板12を切断する方法が好
適に用いられ、簡便に、しかも短時間に加工を行うこと
ができる。
【0043】 また、チルカットは、ガラス基板12が
所定温度以上に加熱されている状態で行う必要がある
が、リング状ゴブ3をダイレクトプレスした直後のガラ
ス基板12は、低くとも、楔型20A・20Bの予熱温
度以上の高温に保持されているため、あらためてガラス
基板12を加熱する必要はない。
所定温度以上に加熱されている状態で行う必要がある
が、リング状ゴブ3をダイレクトプレスした直後のガラ
ス基板12は、低くとも、楔型20A・20Bの予熱温
度以上の高温に保持されているため、あらためてガラス
基板12を加熱する必要はない。
【0044】 図6にチルカットの説明図を示すが、こ
こで、ガラス基板17として、台形楔形状のものを記し
ている。ガラス基板17に設けられたノッチ13に、冷
却された同心円の内径加工刃15Aと外径加工刃15B
を有する金属治具15を接触させて熱衝撃を加え、ノッ
チ13においてクラックを発生せしめて、内孔部17B
および外周部17Cを本体部17Aから切り離す。ここ
で、チルカットを良好に行うためのノッチ13の形状と
しては、図3(b)や図6に示したようなV字型が好適
に採用される。なお、図3(b)に示した楔形状のガラ
ス基板12における内外径加工にあっても、チルカット
が好適に用いられる。
こで、ガラス基板17として、台形楔形状のものを記し
ている。ガラス基板17に設けられたノッチ13に、冷
却された同心円の内径加工刃15Aと外径加工刃15B
を有する金属治具15を接触させて熱衝撃を加え、ノッ
チ13においてクラックを発生せしめて、内孔部17B
および外周部17Cを本体部17Aから切り離す。ここ
で、チルカットを良好に行うためのノッチ13の形状と
しては、図3(b)や図6に示したようなV字型が好適
に採用される。なお、図3(b)に示した楔形状のガラ
ス基板12における内外径加工にあっても、チルカット
が好適に用いられる。
【0045】 上述した内外径加工を経て得られたガラ
ス基板11・12・17の本体部11A・12A・17
Aは、図7に示すように、その内外周に勾配部14もし
くはノッチ13の斜面を残したガラス基板18となる。
このような勾配部14およびノッチ13の斜面は、製品
の内外周に形成されるべきチャンファー16そのものと
なる。
ス基板11・12・17の本体部11A・12A・17
Aは、図7に示すように、その内外周に勾配部14もし
くはノッチ13の斜面を残したガラス基板18となる。
このような勾配部14およびノッチ13の斜面は、製品
の内外周に形成されるべきチャンファー16そのものと
なる。
【0046】 したがって、本発明のガラス基板の作製
方法によれば、従来のガラス基板の作製方法において、
別途必要不可欠であったチャンファー加工が、リング状
ゴブ5のダイレクトプレス時および内外径加工時に同時
に行われるため、別途、チャンファー加工工程を設ける
必要がない点で、加工設備や加工時間の面で、有利であ
る。
方法によれば、従来のガラス基板の作製方法において、
別途必要不可欠であったチャンファー加工が、リング状
ゴブ5のダイレクトプレス時および内外径加工時に同時
に行われるため、別途、チャンファー加工工程を設ける
必要がない点で、加工設備や加工時間の面で、有利であ
る。
【0047】 こうして、作製されたガラス基板18
が、結晶化ガラスである場合には、内外径加工後に、結
晶化処理が行われる。この結晶化処理によって、ガラス
基板18には若干の体積変化が生ずることから、この体
積変化によって次工程である最終的な内外径の同芯度加
工(以下、「同芯度加工」という。)における加工代が
多くならないように、ガラス基板の形状、すなわち、プ
レス上下型の形状を、設計しておくことが好ましい。
が、結晶化ガラスである場合には、内外径加工後に、結
晶化処理が行われる。この結晶化処理によって、ガラス
基板18には若干の体積変化が生ずることから、この体
積変化によって次工程である最終的な内外径の同芯度加
工(以下、「同芯度加工」という。)における加工代が
多くならないように、ガラス基板の形状、すなわち、プ
レス上下型の形状を、設計しておくことが好ましい。
【0048】 同芯度加工は、ガラス基板18の加工端
面のエッジが立たないように、細かい砥石で研削しなが
ら、同芯度をより高精度に仕上げる工程であり、必要に
応じて酸化セリウムを研磨材といてナイロンブラシによ
り端面研磨工程が付加される。そして最後に、製品に要
求される寸法特性や表面特性が満足されるように、ガラ
ス基板の両表面に微浅な精研磨が施される。なお、精研
磨の方法としては、#600のレジン砥石を用い、10
00rpmから5000rpmの回転数で行う方法が好
ましい。
面のエッジが立たないように、細かい砥石で研削しなが
ら、同芯度をより高精度に仕上げる工程であり、必要に
応じて酸化セリウムを研磨材といてナイロンブラシによ
り端面研磨工程が付加される。そして最後に、製品に要
求される寸法特性や表面特性が満足されるように、ガラ
ス基板の両表面に微浅な精研磨が施される。なお、精研
磨の方法としては、#600のレジン砥石を用い、10
00rpmから5000rpmの回転数で行う方法が好
ましい。
【0049】 以上、本発明のガラス基板の作製方法に
ついて、ハードディスク用の平板リング状ガラス基板の
作製を例に説明してきたが、本発明は、これに限定して
用いられるものではなく、その他種々のガラス基板の作
製に用いることができる。したがって、本発明が上述の
実施の形態に限定されるものでないことは言うまでもな
い。
ついて、ハードディスク用の平板リング状ガラス基板の
作製を例に説明してきたが、本発明は、これに限定して
用いられるものではなく、その他種々のガラス基板の作
製に用いることができる。したがって、本発明が上述の
実施の形態に限定されるものでないことは言うまでもな
い。
【0050】 たとえば、図1に示したプレス下型1お
よびこれと同形のプレス上型を用いた場合であっても、
溶融ガラス7を滴下するノズル5の内外径を調節し、リ
ング状ゴブ3を滴下後に、リング状ゴブ3自体の粘度や
表面張力を利用することで、円板状のゴブへと変形させ
て、プレス処理することで、容易に、円板形状のガラス
基板を作製することができる。
よびこれと同形のプレス上型を用いた場合であっても、
溶融ガラス7を滴下するノズル5の内外径を調節し、リ
ング状ゴブ3を滴下後に、リング状ゴブ3自体の粘度や
表面張力を利用することで、円板状のゴブへと変形させ
て、プレス処理することで、容易に、円板形状のガラス
基板を作製することができる。
【0051】 なお、ハードディスク用ガラス基板に
は、現状、製品として厚みの平均値が0.645mm、
平行度が6μm以下、平坦度が5μm以下および面粗度
がRaで0.1μm以下の形状が要求されているが、上
述したリング状ゴブのダイレクトプレスにより、厚みの
平均値が0.7mm、平行度が10μm以下、平坦度が
10μm以下および面粗度がRaで0.2μm以下のガ
ラス基板を得ることが可能となる。
は、現状、製品として厚みの平均値が0.645mm、
平行度が6μm以下、平坦度が5μm以下および面粗度
がRaで0.1μm以下の形状が要求されているが、上
述したリング状ゴブのダイレクトプレスにより、厚みの
平均値が0.7mm、平行度が10μm以下、平坦度が
10μm以下および面粗度がRaで0.2μm以下のガ
ラス基板を得ることが可能となる。
【0052】 さらに、ガラス基板の結晶化処理を70
0℃〜800℃程度の範囲で、約3時間から12時間の
範囲で行うことにより、厚みの平均値が0.69mm、
平行度が10μm以下、平坦度が5μm以下および面粗
度がRaで0.2μm以下の形状を有するガラス基板が
得られる。最後に、製品として要求される厚みの平均値
が0.645mm、平行度が6μm以下、平坦度が5μ
m以下および面粗度がRaで0.1以下の仕様が満たさ
れない場合は、#600のレジン砥石で精研磨すること
により、前記の製品に対する要求形状を満足するガラス
基板を得ることが可能となる。以下、本発明を実施例に
より説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
0℃〜800℃程度の範囲で、約3時間から12時間の
範囲で行うことにより、厚みの平均値が0.69mm、
平行度が10μm以下、平坦度が5μm以下および面粗
度がRaで0.2μm以下の形状を有するガラス基板が
得られる。最後に、製品として要求される厚みの平均値
が0.645mm、平行度が6μm以下、平坦度が5μ
m以下および面粗度がRaで0.1以下の仕様が満たさ
れない場合は、#600のレジン砥石で精研磨すること
により、前記の製品に対する要求形状を満足するガラス
基板を得ることが可能となる。以下、本発明を実施例に
より説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。
【0053】 (実施例)溶融ガラスとして、SiO2
が77wt%、Al2O3が5wt%、Li2Oが5wt
%で、残部が微量成分からなるSiO2−Al2O3−L
i2O系ガラスを用いた。このガラスをガラス溶融炉に
て1400℃にて溶融し、1300℃に保持された白金
製ノズルより、600℃に予熱された楔形状のガラス基
板を与える超硬製のプレス下型(楔型)に、リング状に
滴下した。なお、このとき使用したノズルは、図2に示
した形状を有するものであり、裾部の外径が60mm
φ、内径が30mmφのものである。また、溶融ガラス
の切断は、プレス下型に滴下される溶融ガラスの重量が
約15gとなるように、ノズル下方に配設されたガスバ
ーナーにより、溶融ガラスの粘度を部分的に低下させる
ことで切断して行った。
が77wt%、Al2O3が5wt%、Li2Oが5wt
%で、残部が微量成分からなるSiO2−Al2O3−L
i2O系ガラスを用いた。このガラスをガラス溶融炉に
て1400℃にて溶融し、1300℃に保持された白金
製ノズルより、600℃に予熱された楔形状のガラス基
板を与える超硬製のプレス下型(楔型)に、リング状に
滴下した。なお、このとき使用したノズルは、図2に示
した形状を有するものであり、裾部の外径が60mm
φ、内径が30mmφのものである。また、溶融ガラス
の切断は、プレス下型に滴下される溶融ガラスの重量が
約15gとなるように、ノズル下方に配設されたガスバ
ーナーにより、溶融ガラスの粘度を部分的に低下させる
ことで切断して行った。
【0054】 続いて、600℃に予熱されたプレス上
型を、形成されたリング状ゴブの上方からプレス下型に
押し当て、60kg/cm2で1秒間ほど加圧すること
で、ダイレクトプレスを行った。ここで、ダイレクトプ
レス後のガラス基板は、通常、冷却することなく次工程
であるチルカットによる内外径加工工程へと送られる
が、別試験により、この段階で成形されたガラス基板
は、厚みの平均値が0.7mm以下であり、平行度が1
0μm以下に仕上がっていることを確認した。
型を、形成されたリング状ゴブの上方からプレス下型に
押し当て、60kg/cm2で1秒間ほど加圧すること
で、ダイレクトプレスを行った。ここで、ダイレクトプ
レス後のガラス基板は、通常、冷却することなく次工程
であるチルカットによる内外径加工工程へと送られる
が、別試験により、この段階で成形されたガラス基板
は、厚みの平均値が0.7mm以下であり、平行度が1
0μm以下に仕上がっていることを確認した。
【0055】 次に、プレス上型を外し、600℃に予
熱されたプレス下型に載置されたガラス基板のノッチ部
分に、冷却された金属治具を当てることで、内孔部およ
び外周部を本体部から離隔する内外径加工を施した。そ
の後、ガラス基板は、徐冷され、こうして、内径が2
3.8mm±0.15mm、外径が85.2±0.15
mmのガラス基板を得た。
熱されたプレス下型に載置されたガラス基板のノッチ部
分に、冷却された金属治具を当てることで、内孔部およ
び外周部を本体部から離隔する内外径加工を施した。そ
の後、ガラス基板は、徐冷され、こうして、内径が2
3.8mm±0.15mm、外径が85.2±0.15
mmのガラス基板を得た。
【0056】 さらに、得られたガラス基板の結晶化処
理を、窒素雰囲気下、770℃で4時間行い、厚みの平
均値が0.68mm、平行度が7μm、平坦度が5μ
m、面粗度がRaで0.02μm以下のガラス基板を
得、次いで同芯度加工を行い同芯度を7μm以下とし、
最後に、#600のレジン砥石で精研磨することによ
り、厚みの平均値が0.645mm、平行度が5μm、
平坦度が4μm、面粗度がRaで0.08μmという、
製品としての要求規格を満足するガラス基板(サブスト
レート)が得られた。なお、10000回のダイレクト
プレス後のプレス型の摩耗量は、1μm以下であった。
理を、窒素雰囲気下、770℃で4時間行い、厚みの平
均値が0.68mm、平行度が7μm、平坦度が5μ
m、面粗度がRaで0.02μm以下のガラス基板を
得、次いで同芯度加工を行い同芯度を7μm以下とし、
最後に、#600のレジン砥石で精研磨することによ
り、厚みの平均値が0.645mm、平行度が5μm、
平坦度が4μm、面粗度がRaで0.08μmという、
製品としての要求規格を満足するガラス基板(サブスト
レート)が得られた。なお、10000回のダイレクト
プレス後のプレス型の摩耗量は、1μm以下であった。
【0057】 (比較例)上述した実施例に対し、比較
例として、図1(a)に示した従来法により、円板状の
ゴブを形成し、その他は上記実施例と同じ条件として、
ダイレクトプレスを行った。こうして作製された比較例
にかかるガラス基板の平行度は、平均で約75μmほど
あり、また、10000回のダイレクトプレス後のプレ
ス型の摩耗量は、約3μmであった。
例として、図1(a)に示した従来法により、円板状の
ゴブを形成し、その他は上記実施例と同じ条件として、
ダイレクトプレスを行った。こうして作製された比較例
にかかるガラス基板の平行度は、平均で約75μmほど
あり、また、10000回のダイレクトプレス後のプレ
ス型の摩耗量は、約3μmであった。
【0058】
【発明の効果】 上述の通り、本発明によるガラス基板
の作製方法によれば、ダイレクトプレスのみにより、製
品厚みに近い一定厚みを有し、しかもヒケの発生が抑制
された良好な平行度を有するガラス基板が作製される。
これにより、リヒートプレスを行う必要がなく、また、
従来法において最も加工時間が長くかかり設備コストの
嵩む、厚み方向のラッピングおよび研磨といった加工工
程が省略される利点がある。さらに、内外径加工が簡便
に行え、チャンファー加工が不要となることからも、設
備コスト、加工コストの低減を図ることができる。こう
して、本発明のガラス基板の作製方法によれば、大幅な
加工時間の短縮と設備コストの低減が図られ、品質の一
定した優れたガラス基板を安価に提供することができる
という極めて優れた効果を奏する。
の作製方法によれば、ダイレクトプレスのみにより、製
品厚みに近い一定厚みを有し、しかもヒケの発生が抑制
された良好な平行度を有するガラス基板が作製される。
これにより、リヒートプレスを行う必要がなく、また、
従来法において最も加工時間が長くかかり設備コストの
嵩む、厚み方向のラッピングおよび研磨といった加工工
程が省略される利点がある。さらに、内外径加工が簡便
に行え、チャンファー加工が不要となることからも、設
備コスト、加工コストの低減を図ることができる。こう
して、本発明のガラス基板の作製方法によれば、大幅な
加工時間の短縮と設備コストの低減が図られ、品質の一
定した優れたガラス基板を安価に提供することができる
という極めて優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来法および本発明のガラス基板の作製方法
における溶融ガラスの滴下状態を比較した説明図であ
る。
における溶融ガラスの滴下状態を比較した説明図であ
る。
【図2】 本発明のガラス基板の作製方法に用いられる
ノズルおよび溶融ガラスの切断方法の一実施形態を示す
説明図である。
ノズルおよび溶融ガラスの切断方法の一実施形態を示す
説明図である。
【図3】 本発明のガラス基板の作製方法により成形さ
れるガラス基板の形状の一実施形態を示す断面図であ
り、(a)は台形形状を示し、(b)は楔形状を示す。
れるガラス基板の形状の一実施形態を示す断面図であ
り、(a)は台形形状を示し、(b)は楔形状を示す。
【図4】 本発明のガラス基板の作製方法に使用され
るプレス上下型の形状の一実施形態を示す説明図であ
り、(a)は台形型を示し、(b)は楔型を示す。
るプレス上下型の形状の一実施形態を示す説明図であ
り、(a)は台形型を示し、(b)は楔型を示す。
【図5】 本発明のガラス基板の作製方法におけるカッ
プ砥石を用いた内外径加工の説明図である。
プ砥石を用いた内外径加工の説明図である。
【図6】 本発明のガラス基板の作製方法におけるチル
カットによる内外径加工の説明図である。
カットによる内外径加工の説明図である。
【図7】 本発明のガラス基板の作製方法における内外
径加工後に得られるガラス基板の形状を示す断面図であ
る。
径加工後に得られるガラス基板の形状を示す断面図であ
る。
【図8】 従来のガラス基板の成形方法を示す説明図で
ある。
ある。
1…プレス下型、2…ゴブ、3…リング状ゴブ、4…ノ
ズル、5…ノズル、6…溶融ガラス、7…溶融ガラス、
8A…直管部、8B…裾部、9…ガスバーナー、11…
ガラス基板、11A…本体部、11B…内孔部、11C
…外周部、12…ガラス基板、12A…本体部、12B
…内孔部、12C…外周部、13…ノッチ、14…勾配
部、15…金属治具、15A…内径加工刃、15B…外
径加工刃、16…チャンファー、17…ガラス基板、1
7A…本体部、17B…内孔部、17C…外周部、18
…ガラス基板、19A・19B…台形型、20A・20
B…楔型、21…溝部、22…溝部、23…斜面部、2
4…溝部、25…V字凸部、26…接触部、27…空間
部、41…内外径同芯カップ砥石、41…内径砥石、4
1B…外径砥石、51…ノズル、52…溶融ガラス、5
3…シャー、54…胴型、55…下型、56…上型、5
7…ガラス基板。
ズル、5…ノズル、6…溶融ガラス、7…溶融ガラス、
8A…直管部、8B…裾部、9…ガスバーナー、11…
ガラス基板、11A…本体部、11B…内孔部、11C
…外周部、12…ガラス基板、12A…本体部、12B
…内孔部、12C…外周部、13…ノッチ、14…勾配
部、15…金属治具、15A…内径加工刃、15B…外
径加工刃、16…チャンファー、17…ガラス基板、1
7A…本体部、17B…内孔部、17C…外周部、18
…ガラス基板、19A・19B…台形型、20A・20
B…楔型、21…溝部、22…溝部、23…斜面部、2
4…溝部、25…V字凸部、26…接触部、27…空間
部、41…内外径同芯カップ砥石、41…内径砥石、4
1B…外径砥石、51…ノズル、52…溶融ガラス、5
3…シャー、54…胴型、55…下型、56…上型、5
7…ガラス基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三大寺 秀人 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】 溶融ガラスをプレス上下型を用いて所定
形状にプレス成形する工程を含むガラス基板の作製方法
であって、 当該溶融ガラスをプレス下型に滴下する際に、当該溶融
ガラスをリング状に形成することを特徴とするガラス基
板の作製方法。 - 【請求項2】 当該リング状の溶融ガラスを、10μm
以下の平行度を有するガラス基板へプレス成形すること
を特徴とする請求項1記載のガラス基板の作製方法。 - 【請求項3】 当該プレス上下型に、互いに当該リング
状の溶融ガラスを介せず、直接に合わせられる接触部を
設けることを特徴とする請求項1または2記載のガラス
基板の作製方法。 - 【請求項4】 当該プレス上下型の外周部に、当該リン
グ状の溶融ガラスの余剰体積部が押し出される空間部を
設けることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に
記載のガラス基板の作製方法。 - 【請求項5】 当該リング状の溶融ガラスから成形され
るガラス基板の形状を、内孔部および/または外周部の
厚みが本体部よりも薄い台形形状とし、 かつ、当該内孔部および/または当該外周部と当該本体
部との境界に形成される勾配部を、チャンファーの形状
とすることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に
記載のガラス基板の作製方法。 - 【請求項6】 当該リング状の溶融ガラスから成形され
るガラス基板の形状を、内孔部および/または外周部と
本体部との境界にノッチを形成した楔形状とし、 かつ、当該ノッチの形状を、チャンファーの形状とする
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の
ガラス基板の作製方法。 - 【請求項7】 当該ノッチの形状を、V字型とすること
を特徴とする請求項6記載のガラス基板の作製方法。 - 【請求項8】 当該ノッチの底部に熱衝撃を加えること
により、当該ノッチにおいてクラックを発生せしめ、当
該内孔部および/または当該外周部を、当該本体部から
離隔することを特徴とする請求項6または7記載のガラ
ス基板の作製方法。 - 【請求項9】 当該溶融ガラスとして、SiO2−Al2
O3−Li2O系の結晶化ガラスを用いることを特徴とす
る請求項1〜8のいずれか一項に記載のガラス基板の作
製方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7809898A JPH11268919A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ガラス基板の作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7809898A JPH11268919A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ガラス基板の作製方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11268919A true JPH11268919A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13652405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7809898A Withdrawn JPH11268919A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | ガラス基板の作製方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11268919A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010180115A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Konica Minolta Opto Inc | ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法 |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP7809898A patent/JPH11268919A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010180115A (ja) * | 2009-02-09 | 2010-08-19 | Konica Minolta Opto Inc | ガラス基板の製造方法、情報記録媒体用ガラス基板の製造方法及び情報記録媒体の製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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