JPH11269140A - 分化誘導剤 - Google Patents

分化誘導剤

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JPH11269140A
JPH11269140A JP10074440A JP7444098A JPH11269140A JP H11269140 A JPH11269140 A JP H11269140A JP 10074440 A JP10074440 A JP 10074440A JP 7444098 A JP7444098 A JP 7444098A JP H11269140 A JPH11269140 A JP H11269140A
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JP10074440A
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English (en)
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Katsutoshi Tsuchiya
土屋  克敏
Tsuneshi Suzuki
鈴木  常司
Tomoyuki Ando
知行 安藤
Osamu Nakanishi
理 中西
Akiko Saito
明子 齋藤
Takashi Yamashita
俊 山下
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 分化誘導作用を有する新規スルホンアミノベ
ンズアミド誘導体を提供する。 【解決手段】 一般式(1)で示される新規スルホンア
ミドベンズアミド誘導体。 このスルホンアミドベンズアミド誘導体としては例えば
下式(2)で示す化合物が挙げられる 【効果】 分化誘導作用を有するため、悪性腫瘍、自己
免疫疾患、皮膚病、寄生虫疾患の治療および/または改
善剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規なスルホンアミ
ドベンズアミド誘導体に関し、更に詳しくは新規スルホ
ンアミドベンズアミド誘導体の分化誘導作用に基づく制
癌剤および医薬品への利用に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、癌は心疾患や脳血管疾患による死
亡を抜いて、疾患別死亡原因の中で第一位をしめるまで
になっている。一方、癌の制圧のためにこれまでにも外
科的手術、放射線療法、温熱療法、化学療法など多岐に
わたる治療法の研究が行われてきた。中でも化学療法は
癌治療の大きな柱の一つであり、これまでにも多くの薬
剤が見いだされてきているが、残念ながら今日まで副作
用も含め充分に満足のいく薬剤は見いだされておらず、
新たな薬剤が待ち望まれているのが現状である。これま
でに見いだされてきた多くの制癌剤は、癌細胞そのもの
をターゲットとし、癌になった細胞全てを殺すことを目
標に選ばれてきた。その機構としては、癌細胞中のDN
Aに直接作用し、殺細胞効果を発現させることで制癌効
果を発揮するものであった。しかしながら、これらの制
癌剤は癌細胞と正常細胞の選択性に乏しく、結果的に正
常細胞において発現する副作用が治療上の限界になるこ
とが多かった。
【0003】一方、制癌剤の中でも分化誘導剤は、直接
の殺細胞効果ではなく癌細胞のもつ性質(無限増殖能)
を抑制して癌細胞に分化を促すことを目的としている。
分化した細胞には様々なチェック機構が作用し細胞の自
然死へと導かれるため、最終的には癌細胞の増殖抑制、
そして癌の退縮まで起こり得る。分化誘導作用というメ
カニズムのため、癌の退縮という点では殺細胞効果を有
する制癌剤ほどではないが、一方で正常細胞との選択
性、低毒性などが期待できる。実際、分化誘導剤である
レチノイン酸が治療に用いられ急性前骨髄性白血病で高
い効果を示すことはよく知られている[Huangら;
Blood、vol.72、567−572(198
8)、Castaignら;Blood、vol.7
6、1704−1709(1990)あるいはWarr
ellら;New Engl.J.Med.、vol.
324、1385−1393(1991)など]。ま
た、ビタミンD誘導体が分化誘導作用を示すことから制
癌剤への応用も多く研究されている[Olssonら;
Cancer Res.、vol.43、5862−5
867(1983)他]。これらの研究を受けて、分化
誘導剤であるビタミンD誘導体(特開平6−17962
2号公報)、イソプレン誘導体(特開平6−19207
3号公報)、トコフェロール(特開平6−256181
号公報)、キノン誘導体(特開平6−305955号公
報)、非環状ポリイソプレノイド(特開平6−3165
20号公報)、安息香酸誘導体(特開平7−20676
5号公報)、糖脂質(特開平7−258100号公報)
等の制癌剤応用が報告されている。しかしながら、これ
らの研究によっても癌治療上十分なレベルに達した薬剤
はなく、各種の癌に対し有効で安全性の高い薬剤が強く
望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、細胞
の分化誘導作用を有し悪性腫瘍、自己免疫疾患、皮膚
病、寄生虫感染症の治療および/または改善薬などの医
薬品として有用な化合物を提供する事にある。本発明の
目的は新規なスルホンアミドベンズアミド誘導体又はそ
れらの薬理学的に許容される塩を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、新規スルホンアミドベン
ズアミド誘導体が分化誘導作用を有することを見いだ
し、本発明を完成した。すなわち本発明は、[1] 式
(1)[化7]
【0006】
【化7】 [式中、Xは直接結合、−CH2−基、−CH2−CH2
−基、−CH=CH−基、−O−CH2−基、−NR7−
CH2−基、−CH2−CH2−CH2−基、−O−CH2
−CH2−基、−CH2−O−CH2−基、−NR7−CH
2−CH2−基、−CH2−NR7−CH2−基を表し、n
は0または1を表し、Aは置換されていても良い窒素原
子を一つ又は二つ含む芳香族複素環、または式(2)
[化8]
【0007】
【化8】 を表し、R1は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、
ベンジル基を表し、R2〜R6はそれぞれ独立して水素原
子、ハロゲン原子、アミノ基、ニトロ基、ヒドロキシル
基、シアノ基、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜
4のアルコキシ基、炭素数1〜4のアルキルアミノ基、
炭素数1〜4のジアルキルアミノ基、炭素数1〜4のア
ルキルチオ基、炭素数1〜4のパーフルオロアルキル
基、またはCO2R1を表し、R7は水素原子、炭素数1
〜4のアルキル基、ベンジル基、COR1基、COPh
基を表す。]で表されるスルホンアミドベンズアミド誘
導体又はそれらの薬理学的に許容される塩であり、ま
た、
【0008】[2] 式(3)[化9]
【0009】
【化9】 [式中、X、A、R1〜R7は前記と同義。]で表される
[1]に記載のスルホンアミドベンズアミド誘導体また
はそれらの薬理学的に許容される塩であり、また、
【0010】[3] Aが置換されていても良いピリジ
ル基であり、Xが直接結合、−CH 2−基、−CH2−C
2−基、−CH=CH−基、−O−CH2−基、−NR
7−CH2−基である[2]に記載のスルホンアミドベン
ズアミド誘導体またはその薬理学的に許容される塩であ
り、また、
【0011】[4] 式(4)[化10]
【0012】
【化10】 [式中、A、X、R1〜R3は前記と同義。]で表される
[1]に記載のスルホンアミドベンズアミド誘導体およ
びその薬理学的に許容される塩であり、また、
【0013】[5] Aが置換されていても良いピリジ
ル基であり、Xが−CH2−CH2−基、−CH=CH−
基、−O−CH2−基、−NR7−CH2−基、−CH2
CH 2−CH2−基、−O−CH2−CH2−基、−CH2
−O−CH2−基、−NR7−CH2−CH2−基、−CH
2−NR7−CH2−基である[4]に記載のスルホンア
ミドベンズアミド誘導体またはそれらの薬理学的に許容
される塩であり、また、
【0014】[6] 式(5)[化11]
【0015】
【化11】 [式中、A、X、R1〜R3は前記と同義。]で表される
[1]に記載のスルホンアミドベンズアミド誘導体また
はそれらの薬理学的に許容される塩であり、また、
【0016】[7] 式(6)[化12]
【0017】
【化12】 [式中、R4〜R6は前記と同義。]で表される[1]に
記載のスルホンアミドベンズアミド誘導体またはそれら
の薬理学的に許容される塩であり、また、
【0018】[8] [1]〜[7]のいずれか一項に
記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩を有効成
分として含有する医薬品であり、また、
【0019】[9] [1]〜[7]のいずれか一項に
記載の化合物又はその薬理学的に許容される塩を有効成
分として含有する制癌剤である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明でいう炭素数1〜4とは、単位置換基あたりの炭
素数を表す。すなわち、ジアルキル置換の場合は炭素数
2〜8を意味する。ハロゲン原子とは、フッ素原子、塩
素原子、臭素原子、ヨウ素原子を挙げることができる。
【0021】炭素数1〜4のアルキル基とは、例えばメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル
基、n−ブチル基、iso−ブチル基、sec−ブチル
基、t−ブチル基などを挙げることができる。
【0022】炭素数1〜4のアルコキシ基とは、例えば
メトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、iso−
プロポキシ基、アリルオキシ基、n−ブトキシ基、is
o−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基
などを挙げることができる。炭素数1〜4のアルキルア
ミノ基とは、例えばN−メチルアミノ基、N−エチルア
ミノ基、N−iso−プロピルアミノ基、N−n−プロ
ピルアミノ基、N−n−ブチルアミノ基などを挙げるこ
とができる。
【0023】炭素数1〜4のジアルキルアミノ基とは、
アルキル基が同一の場合も、異なる場合も含まれ、例え
ばN,N−ジメチルアミノ基、N,N−ジエチルアミノ
基、N−エチル−N−メチルアミノ基、N−メチル−N
−n−プロピルアミノ基、N−エチル−N−n−プロピ
ルアミノ基などを挙げることができる。炭素数1〜4の
アルキルチオ基とは、メチルチオ基、エチルチオ基、n
−プロピルチオ基、n−ブチルチオ基などを挙げること
ができる。
【0024】窒素原子を一つあるいは二つ含む芳香族複
素環とは、例えばピリジル基、ピリミジル基、ピラジニ
ル基、ピロリル基、イミダゾリル基、チアゾイル基、オ
キサゾイル基、キノリル基、イソキノリル基等を挙げる
ことができる。
【0025】薬学的に許容される化合物の塩とは、この
分野で常用される塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸などの
無機酸の他、酢酸、酒石酸、フマル酸、マレイン酸、ク
エン酸、安息香酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンス
ルホン酸、メタンスルホン酸などの有機酸との塩も化合
物の塩として挙げることができる。
【0026】式(1)の化合物がカルボキシル基などの
酸性基を有する場合は、リチウム、ナトリウム、カリウ
ムなどのアルカリ金属、マグネシウム、カルシウムなど
のアルカリ土類金属、メチルアミン、エチルアミン、ジ
メチルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、
ベンジルアミンなどの有機塩基、アンモニアなどの無機
塩基との塩も化合物の塩として挙げることができる。
【0027】医薬品とは、制癌剤または自己免疫疾患、
皮膚病、寄生虫感染症などの治療および/または改善薬
を挙げることができる。有効成分として含有するとは、
製剤中に式(1)で表される化合物を一つまたは複数含
有することである。式(1)の化合物が不斉炭素をもつ
場合、これらはそのラセミ体、それぞれの光学活性体全
てを含む。以下、本発明の式(1)で表される代表化合
物を表−1[表1〜表30]に具体的に例示する。な
お、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
【0028】
【表1】表−1
【0029】
【表2】表−1 続きの1
【0030】
【表3】表−1 続きの2
【0031】
【表4】表−1 続きの3
【0032】
【表5】表−1 続きの4
【0033】
【表6】表−1 続きの5
【0034】
【表7】表−1 続きの6
【0035】
【表8】表−1 続きの7
【0036】
【表9】表−1 続きの8
【0037】
【表10】表−1 続きの9
【0038】
【表11】表−1 続きの10
【0039】
【表12】表−1 続きの11
【0040】
【表13】表−1 続きの12
【0041】
【表14】表−1 続きの13
【0042】
【表15】表−1 続きの14
【0043】
【表16】表−1 続きの15
【0044】
【表17】表−1 続きの16
【0045】
【表18】表−1 続きの17
【0046】
【表19】表−1 続きの18
【0047】
【表20】表−1 続きの19
【0048】
【表21】表−1 続きの20
【0049】
【表22】表−1 続きの21
【0050】
【表23】表−1 続きの22
【0051】
【表24】表−1 続きの23
【0052】
【表25】表−1 続きの24
【0053】
【表26】表−1 続きの25
【0054】
【表27】表−1 続きの26
【0055】
【表28】表−1 続きの27
【0056】
【表29】表−1 続きの28
【0057】
【表30】表−1 続きの29 本発明の化合物は、例えば下記のような方法により製造
する事ができる。(a)式(7)[化13]
【0058】
【化13】 [式中、A、Xは上記と同義。Qはヒドロキシル基ある
いはハロゲン基を表す。]で表される化合物と式(8)
[化14]
【0059】
【化14】 [式中R1、R2、R3、nは上記と同義。Eはt−ブト
キシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基等の通
常のペプチド形成反応に用いられる保護基と結合したア
ミノ基あるいはニトロ基を表す。]で表される化合物と
を縮合反応に付すか、(b)式(9)[化15]
【0060】
【化15】 [式中、A、X、R1、R2、n、Qは上記と同義。]で
表される化合物と式(10)[化16]
【0061】
【化16】 [式中、R3、Eは上記と同義。]で表される化合物を
縮合反応する事によって得られる式(11)[化17]
【0062】
【化17】 [式中、A、X、R1、R2、R3、n、Eは上記と同
義。]で表される化合物のEの保護基の脱保護あるいは
ニトロ基の還元により得る事ができる。
【0063】式(7)で表される化合物は市販されてい
るか、既知の化合物であり容易に合成されるか、新規化
合物の場合は既に報告されている公知化合物の合成法を
応用する事により製造する事が可能である。例えば、新
規スルホニルクロライドはケミシェ・ベリヒテ(Che
m. Ber.)、vol.90、841(195
7)、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミストリー
(J. Med. Chem.)、vol.6、307
(1963)、ケミストリー・レターズ(Chem.
Lett.)1992,1483、ジャーナル・オブ・
アメリカン・ケミカル・ソサイエティー(J. Am.
Chem. Soc.)、vol.59、1837
(1937)、vol.78、2171(1956)、
などに記載されている合成法を応用した方法により製造
する事ができる。
【0064】式(8)で表される化合物は、既知の化合
物であり容易に合成されるか、式(12)[化18]
【0065】
【化18】 [式中、Zはニトロ基またはt−ブトキシカルボニル
基、ベンジルオキシカルボニル基、トリフルオロアセチ
ル基、アセチル基などで保護されたアミノ基またはアミ
ノメチル基を表す。R2、Qは上記と同義。]で表され
る化合物と、式(10)で表される化合物を縮合する事
により得られる式(13)[化19]
【0066】
【化19】 [式中、Z、E、R2、R3、は上記と同義。]で表され
る化合物のZ中のニトロ基の還元あるいは保護基の脱保
護によって得る事ができる。
【0067】式(9)で表される化合物は既知の化合物
であり容易に合成されるか、式(7)で表される化合物
と式(14)[化20]
【0068】
【化20】 [式中、R1、R2、nは上記と同義。Yは炭素数1〜4
のアルコキシ基、ベンジルオキシ基、ヒドロキシ基を表
す。]で表される化合物を縮合する事によって得られる
式(15)[化21]
【0069】
【化21】 [式中、A、X、R1、R2、Yは上記と同義。]で表さ
れる化合物のY中のアルコキシ基の脱保護によって得る
事ができる。式(10)で表される化合物は市販されて
いるか、公知化合物であり容易に合成されるか、あるい
は後記実施例に記載の方法により合成する事ができる。
【0070】(a)の縮合反応は、通常のスルホンアミ
ド結合形成反応、例えば酸塩化物の方法によって実施す
る事ができる。例えば式(7)のうちXがヒドロキシル
基のものについてはオキシ塩化リン、塩化チオニル、塩
化スルフリル、五塩化リン、三塩化リン、塩化オキザリ
ルなどのハロゲン化剤と反応させ酸塩化物に変換した
後、式(8)で表される化合物と反応させる事によって
得る事ができる。反応は通常−20℃〜+50℃の範囲
で0.5〜100時間反応させる。用いられる溶媒とし
ては例えば、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素
類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチルエーテル
などのエーテル類、ジクロロメタン、クロロホルムなど
のハロゲン化炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミ
ドや、ピリジン、ルチジンなどの塩基性の溶媒を用いる
事ができる。有機塩基例えば、トリエチルアミンまたは
ピリジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジンな
どを加えることにより、反応速度を増大することもでき
る。
【0071】(b)の縮合反応は、通常のペプチドにお
けるアミド結合形成反応、例えば活性エステルまたは混
合酸無水物または酸塩化物の方法によって実施すること
ができる。例えば式(9)で表される化合物と、2、
4、5−トリクロロフェノール、ペンタクロロフェノー
ルまたは4−ニトロフェノールなどのフェノール類また
はN−ヒドロキシスクシンイミド、N−ヒドキシベンズ
トリアゾールなどのN−ヒドロキシ化合物を、ジシクロ
ヘキシルカルボジイミドの存在下に縮合させ、活性エス
テル体に変換した後、式(10)で表される化合物と反
応させることにより得られる。
【0072】また、式(9)で表される化合物を塩化オ
キザリル、塩化チオニル、オキシ塩化リン、ホスゲンな
どと反応させ、酸塩化物に変換した後、式(10)で表
される化合物と縮合させることによって行うことができ
る。また、式(9)で表される化合物と、クロロ炭酸メ
チル、クロロ炭酸エチル、クロロ炭酸ベンジル、クロロ
炭酸イソブチルまたはメタンスルホニルクロライド、無
水トリフルオロ酢酸などと反応させることによって混合
酸無水物を得た後、式(10)で表される化合物と縮合
することによっても得られる。
【0073】さらにまた当該縮合反応は、ジシクロヘキ
シルカルボジイミド、N,N’−カルボニルジイミダゾ
ール、ジフェニルリン酸アジド、シアノリン酸ジエチ
ル、2−クロロ−N,N’−ジメチルイミダゾリジニウ
ムクロライドなどのペプチド縮合試薬を単独あるいは塩
基存在下処理する事で行うこともできる。
【0074】反応は、通常−20℃〜+50℃の範囲で
0.5〜100時間反応させる。用いられる溶媒として
は例えば、ベンゼン、トルエンなどの芳香族炭化水素
類、テトラヒドロフラン、ジオキサン、エチルエーテル
などのエーテル類、ジクロロメタン、クロロホルムなど
のハロゲン化炭化水素類、N,N−ジメチルホルムアミ
ドや、メタノール、エタノールなどのアルコール類、ピ
リジン、ルチジンなどの有機塩基またはこれらの混合物
が挙げられる。有機塩基例えば、トリエチルアミンまた
はピリジン、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン
などを加えることにより、反応速度を増大することもで
きる。
【0075】式(1)で表される化合物は薬理学的に許
容される酸と容易に塩を形成しうる。その酸とは、この
分野で常用される塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸などの
無機酸の他、酢酸、酒石酸、フマル酸、マレイン酸、ク
エン酸、安息香酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンス
ルホン酸、メタンスルホン酸などの有機酸を挙げること
ができる。これらの塩もまた分子体の式(1)の化合物
と同様に本発明の有効成分化合物として用いることがで
きる。式(1)で表される化合物は、反応混合物から通
常の分離手段、例えば抽出法、再結晶法、カラムクロマ
トグラフィーなどの方法により単離精製することができ
る。
【0076】本発明の新規スルホンアミドベンズアミド
誘導体は分化誘導作用を有しており、悪性腫瘍、自己免
疫疾患、皮膚病、寄生虫感染症などの治療および/また
は改善剤として有用である。ここで悪性腫瘍とは、急性
白血病、慢性白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、マ
クログロブリン血症などの造血器腫瘍の他、大腸癌、脳
腫瘍、頭頚部癌、乳癌、肺癌、食道癌、胃癌、肝癌、胆
嚢癌、胆管癌、膵癌、膵島細胞癌、腎細胞癌、副腎皮質
癌、膀胱癌、前立腺癌、睾丸腫瘍、卵巣癌、子宮癌、絨
毛癌、甲状腺癌、悪性カルチノイド腫瘍、皮膚癌、悪性
黒色腫、骨肉腫、軟部組織肉腫、神経芽細胞腫、ウィル
ムス腫瘍、網膜芽細胞腫などの固形腫瘍が挙げられる。
【0077】自己免疫疾患とはリウマチ、腎炎、糖尿
病、全身性エリテマトーデス、ヒト自己免疫性リンパ球
増殖性リンパ節症、免疫芽細胞性リンパ節症、クローン
病、潰瘍性大腸炎などを示す。
【0078】皮膚病とは乾せん、アクネ、湿疹、アトピ
ー性皮膚炎などを示す。寄生虫感染症とは、マラリア感
染症等の寄生虫の感染によって引き起こされる疾患を示
す。なお、本発明の対象疾患はこれらに限定されること
はない。
【0079】本発明の有効成分化合物は、医薬品として
有用であり、これらは一般的な医療製剤の形態で用いら
れる。製剤は通常使用される充填剤、増量剤、結合剤、
保湿剤、崩壊剤、界面活性剤、滑沢剤等の希釈剤あるい
は賦形剤を用いて調製される。この医薬製剤としては各
種の形態が治療目的に応じて選択でき、その代表的なも
のとして錠剤、丸剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒
剤、カプセル剤、注射剤(液剤、懸濁剤等)および坐剤
等が挙げられる。
【0080】錠剤の形態に成形するに際しては、担体と
してこの分野で従来よりよく知られている各種のものを
広く使用することができる。その例としては、例えば乳
糖、ブドウ糖、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、
結晶セルロース、ケイ酸等の賦形剤、水、エタノール、
プロピルアルコール、単シロップ、ブドウ糖液、デンプ
ン液、ゼラチン溶液、カルボキシメチルセルロース、セ
ラック、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン等の
結合剤、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテ
ン末、カルメロースカルシウム、デンプン、乳糖等の崩
壊剤、白糖、カカオバター、水素添加油等の崩壊抑制
剤、第4級アンモニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム
等の吸収促進剤、グリセリン、デンプン等の保湿剤、デ
ンプン、乳糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケ
イ酸等の吸着剤、タルク、ステアリン酸塩、ポリエチレ
ングリコール等の滑沢剤等を使用することができる。さ
らに錠剤については、必要に応じ通常の剤皮を施した錠
剤、例えば糖衣錠、ゼラチン被包錠、腸溶性被包錠、フ
ィルムコーティング錠あるいは二層錠、多層錠とするこ
とができる。
【0081】丸剤の形態に成形するに際しては、担体と
して従来この分野で公知のものを広く使用できる。その
例としては、例えば結晶セルロース、乳糖、デンプン、
硬化植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、アラビアゴ
ム末、トラガント末、ゼラチン等の結合剤、カルメロー
スカルシウム、カンテン等の崩壊剤等が挙げられる。カ
プセル剤は、常法に従い通常有効成分化合物を上記で例
示した各種の担体と混合して、硬質ゼラチンカプセル、
軟質カプセル等に充填して調製される。
【0082】注射剤として調製する場合、液剤、乳剤お
よび懸濁剤は殺菌され、かつ血液と等張であることが好
ましく、これらの形態に成形するに際しては、希釈剤と
してこの分野において慣用されているもの、例えば水、
エタノール、マクロゴール、プロピレングリコール、エ
トキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシ化イソ
ステアリルアルコール、ポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル類等を使用することができる。この場合
等張性の溶液を調製するのに必要な量の食塩、ブドウ糖
あるいはグリセリンを医薬製剤中に含有させてもよく、
また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛化剤等を添加して
もよい。
【0083】坐剤の形態に成形するに際しては、担体と
して従来公知のものを広く使用することができる。その
例としては、例えば半合成グリセライド、カカオ脂、高
級アルコール、高級アルコールのエステル類、ポリエチ
レングリコール等を挙げることができる。さらに必要に
応じて着色剤、保存剤、香料、風味剤、甘味剤等や他の
医薬品を医薬製剤中に含有させることもできる。本発明
のこれらの医薬製剤中に含有されるべき有効成分化合物
の量は、特に限定されずに広範囲から適宜選択される
が、通常製剤組成物中に約1〜70重量%、好ましくは
約5〜50重量%とするのがよい。
【0084】本発明のこれら医薬製剤の投与方法は特に
制限はなく、各種製剤形態、患者の年齢、性別、疾患の
程度およびその他の条件に応じた方法で投与される。例
えば錠剤、丸剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤およびカ
プセル剤の場合には、経口投与され、注射剤の場合は、
単独でまたはブドウ糖、アミノ酸等の通常の補液と混合
して静脈内投与され、さらに必要に応じて単独で筋肉
内、皮下もしくは腹腔内投与される。坐剤の場合は直腸
内投与される。
【0085】本発明のこれら医薬製剤の投与量は、用
法、患者の年齢、性別、疾患の程度およびその他の条件
により適宜選択されるが、通常有効成分化合物の量とし
ては、体重1kg当り、一日約0.0001〜100mg程度と
するのがよい。また投与単位形態の製剤中には有効成分
化合物が約0.001〜1,000mgの範囲で含有されることが
望ましい。本発明の式(1)表される化合物およびその
塩は、薬理学的に効果を示す投与量において毒性を示さ
ない。
【0086】
【実施例】以下に本発明を実施例及び薬理試験例によっ
て詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。なお、表題の括弧内の番号は詳細な説明に例
示した化合物の番号である。
【0087】実施例1 N−(2−アミノ)フェニル−
4−ベンゼンスルホニルアミノベンズアミド(表1、化
合物番号1)の合成 (1−1) o−フェニレンジアミン54.0g(50
0mmol)のジオキサン(1000ml)溶液に水酸
化ナトリウム22g(550mmol)の水(500m
l)溶液を加え、氷冷下ジtert−ブチルジカーボネ
ート109.1g(550mmol)のジオキサン(5
00ml)溶液を加えた。室温で6時間攪拌後、室温で
一晩放置した。溶媒を1/2容にまで濃縮した後、酢酸
エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水洗浄後、乾燥、
溶媒留去して得た残渣をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィー(クロロホルム)で精製し、得られた固体をエチ
ルエーテルで洗浄することにより、N−tert−ブト
キシカルボニル−o−フェニレンジアミン34.2g
(収率33%)を白色固体として得た。1 H NMR(270MHz, CDCl3)δppm: 1.51(9H,s), 3.75(2H,
s), 6.26(1H,s), 6.77(1H,d,J=8.1Hz), 6.79(1H,dd,J=
7.3,8.1Hz), 7.00(1H,dd,J=7.3,8.1Hz), 7.27(1H,d,J=
8.1Hz).
【0088】(1−2) 工程(1−1)で得た化合物
20.8g(100mmol)のジクロロメタン(30
0ml)溶液にトリエチルアミン(21ml,150m
mol)を加え、さらに氷冷下、4−ニトロベンゾイル
クロライド20.0g(108mmol)のジクロロメ
タン(100ml)溶液を徐々に加えた後、7時間攪拌
した。飽和重曹水を加えた後、クロロホルムで抽出し
た。有機層を1規定塩酸水溶液、飽和重曹水、飽和食塩
水で洗浄した後、乾燥、溶媒を留去した。得られた残渣
をジイソプロピルエーテルで洗浄することにより、N−
[2−(N−tert−ブトキシカルボニル)アミノフ
ェニル]−4−ニトロベンズアミド35.1g(収率9
8%)を淡黄色固体として得た。1 H NMR(270MHz, CDCl3)δppm: 1.53(9H,s), 7.17-7.29
(4H,m), 7.85(1H,br d,J=7.3Hz), 8.17(2H,d,J=8.8Hz),
8.32(2H,d,J=8.8Hz), 9.88(1H,br s).
【0089】(1−3) 工程(1−2)で得た化合物
10.0g(28.0mmol)のTHF(200m
l)−メタノール(200ml)混合溶液に窒素気流下
10%パラジウム炭素(50% wet., 2.5
g)を加え、水素気流下1.5時間攪拌した。水素の吸
収が停止した後、触媒を濾別、溶媒を留去して得られた
残渣にジイソプロピルエーテルおよび酢酸エチルを加
え、得られた固体を濾取、乾燥することにより、N−
[2−(tert−ブトキシカルボニル)アミノフェニ
ル]−4−アミノベンズアミド7.9g(収率86%)
を白色固体として得た。1 H NMR(270MHz, DMSO-d6)δppm: 1.46(9H.s), 5.84(2H,
s), 6.61(2H,d,J=8.8Hz), 7.10-7.18(2H,m), 7.46-7.55
(2H,m), 7.68(2H,d,J=8.8Hz), 8.67(1H,s), 9.49(1H,
s).
【0090】(1−4) 工程(1−3)で得た化合物
0.60g(1.83mmol)のピリジン(7ml)
溶液に、氷冷下ベンゼンスルホニルクロライド0.25
ml(2.2mmol)を徐々に滴下した後氷冷下4時
間攪拌した。飽和重曹水を加えた後、酢酸エチルで抽出
した。有機層を5%塩酸水溶液、飽和重曹水、飽和食塩
水で洗浄後、硫酸ナトリウムで乾燥した。乾燥剤を濾過
後、溶媒留去して得られた残渣にジイソプロピルエーテ
ルを加え、析出した固体を濾取、乾燥する事により、N
−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル)アミノ
フェニル]−4−ベンゼンスルホニルアミノベンズアミ
ド0.82g(収率95.7%)を淡褐色固体として得
た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 1.42(9H,s), 7.08-7.24
(5H,m), 7.44-7.66(4H,m), 7.80-7.85(4H,m), 8.62(1H,
br s), 9.68(1H,br s), 10.78(1H,br s).
【0091】(1−5) 工程(1−4)で得た化合物
0.30g(0.64mmol)に4規定塩酸−ジオキ
サン(4ml)を室温で加え、懸濁させ攪拌した。数分
後淡褐色溶液になり更に約10分後に乳白色懸濁液にな
った。更に1時間攪拌した後水を加え溶解させ、飽和重
曹水を加えた。酢酸エチル−メチルエチルケトンで抽出
した後、有機層を飽和食塩水で洗浄、硫酸ナトリウムで
乾燥した。ろ過後、溶媒留去して得られた残渣にメタノ
ールおよびジイソプロピルエーテルを加え、析出した沈
澱を濾取、乾燥する事により、N−(2−アミノフェニ
ル)−4−ベンゼンスルホニルアミノベンズアミド0.
18g(収率76.5%)を白色固体としてえた。 mp. 216-8℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 4.86(2H,s), 6.55(1H,d
d,J=7.3,8.1Hz), 6.95(1H,dd,J=7.3,7.3Hz), 7.10(1H,
d,J=7.3Hz), 7.21(2H,d,J=8.1Hz), 7.55-7.64(3H,m),
7.83-7.86(4H,m), 9.51(1H,s), 10.73(1H,br s). IR(KBr,cm-1): 3307(br),1634,1609,1508,1456,1329,13
10,1290,1161,1092,931,851. 実施例1と同様の方法により実施例2から実施例14の
化合物を合成した。以下に化合物の融点(mp.)、NMR、IR
のデータを示す。
【0092】実施例2 N−(2−アミノフェニル)−
4−[N−(2−フルオロベンゼン)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド(表1、化合物番号6) mp. 216-8℃(dec.)1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 4.85(2H,br s), 6.56(1
H,dd,J=7.3,8.1Hz), 6.74(1H,d,J=6.6Hz), 6.95(1H,dd
d,J=1.5,7.3,8.1Hz), 7.10(1H,d,J=7.3Hz), 7.20(2H,d,
J=8.8Hz), 7.35-7.47(2H,m), 7.66-7.75(1H,m), 7.85(2
H,d,J=8.1Hz), 7.93(1H,ddd,J=1.5,7.3,7.3Hz), 9.50(1
H,br s), 11.0(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3380.3319,1636,1609,1509,1477,1455,11
67,938,852,757,745.
【0093】実施例3 N−(2−アミノフェニル)−
4−[N−(2−クロロベンゼンスルホニル)アミノ]
ベンズアミド(表1、化合物番号7) mp.213-5℃(dec.)1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 4.84(2H,br s), 4.56(1
H,dd,J=8.1,8.1Hz), 6.74(1H,dd,J=1.5,8.1Hz), 6.94(1
H,ddd,J=1.5,7.3,8.1Hz), 7.09(1H,d,J=6.6Hz),7.18(2
H,d,J=8.8Hz), 7.50-7.61(1H,m), 7.83(2H,d,J=8.1Hz),
8.13(1H,d,J=7.3Hz), 9.47(1H,br s), 11.0(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3358,1652,1500,1453,1339,1168,916,75
1.
【0094】実施例4 N−(2−アミノフェニル)−
4−[N−(2−ブロモベンゼン)スルホニルアミノ]
ベンズアミド(表1、化合物番号8) mp. 170℃(dec.)1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 7.06-7.27(5H,m),7.38-
7.44(1H,m), 7.48-7.72(2H,m), 7.83(1H,dd,J=1.5,8.1H
z), 7.93(2H,d,J=8.8Hz), 8.18(1H,dd,J=1.5,8.1Hz), 1
0.21(1H, br s), 11.15(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3178,2833,2567,1639,1609,1541,1509,13
26,1237,1156,1030,943.
【0095】実施例5 N−(2−アミノフェニル)−
4−[N−(2−シアノベンゼン)スルホニルアミノ]
ベンズアミド(表1、化合物番号14) mp. 205-8℃(dec.)1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 4.85(2H,br s), 6.57(1
H,dd,J=8.1,8.1Hz), 6.75(1H,d,J=8.1Hz), 6.95(1H,dd,
J=7.3,8.1Hz), 7.10(1H,d,J=6.6Hz), 7.20(2H,d,J=8.8H
z), 7.80-7.95(4H,m), 8.11(2H,d,J=8.8Hz), 9.52(1H,
s), 11.3(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3374,3325(br),2237,1635,1610,1509,145
5,1353,1169,940,853,760.
【0096】実施例6 N−(2−アミノフェニル)−
4−[N−(2−トリフルオロメチルベンゼン)スルホ
ニルアミノ]ベンズアミド(表1、化合物番号10) mp.153-8℃(dec.)1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 4.85(2H,s), 6.57(1H,d
d), 6.75(1H,d) 6.95(1H,ddd), 7.11(1H,d),7.18(2H,
d), 7.80-7.90(4H,m), 8.01(1H,dd), 8.14(1H,d),9.49
(1H,br s),11.06(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3330(br),1635,1508,1164,936,854,764,7
47.
【0097】実施例7 N−(2−アミノフェニル)−
4−[N−(3−クロロベンゼン)スルホニルアミノ]
ベンズアミド(表1、化合物番号22) mp.214-6℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 4.86(2H,br s), 6.56(1
H,ddd,J=1.5,6.6,7.3Hz), 6.75(1H,dd,J=1.5,8.1Hz),
6.95(1H,ddd,J=1.5,7.3,7.3Hz), 7.11(1H,d,J=6.6Hz),
7.21(2H,d,J=8.1Hz), 7.62(1H,dd,J=8.1,8.1Hz), 7.71-
7.79(2H,m), 7.82-7.89(2H,m), 9.52(1H,br s), 10.7(1
H,br s). IR(KBr)cm-1: 3375,3307,1635,1608,1509,1455,1166,93
4,853,676.
【0098】実施例8 N−(2−アミノフェニル)−
4−「N−(2,5−ジクロロベンゼン)スルホニルア
ミノ]ベンズアミド塩酸塩(表1、化合物番号34の塩
酸塩) mp. 182-4℃(dec.)1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 7.15-7.3(5H,m), 7.39-
7.42(1H,m), 7.70(1H,d,J=8.1Hz), 7.76(1H,dd,J=2.1,
8.1Hz), 7.96(2H,d,J=8.1Hz), 8.10(1H,d,J=2.8Hz), 1
0.23(1H,br s), 11.30(1H, br s). IR(KBr)cm-1: 3209,2822,1652,1607,1559,1507,1449,12
35,1167,935,837,750.
【0099】実施例9 N−(2−アミノフェニル)−
4−[N−(2−ニトロ−4−メトキシベンゼン)スル
ホニルアミノ]ベンズアミド(表1、化合物番号41) mp. 171-5℃(dec.)1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 3.87(3H,s), 4.86(2H,b
r s), 6.57(1H,dd,J=7.3,7.3Hz), 6.75(1H,d,J=7.3Hz),
6.95(1H,dd,J=7.3,7.3Hz), 7.11(1H,d,J=7.3Hz), 7.20
(2H,d,J=7.3Hz), 7.32(1H,dd,J=2.1,8.1Hz), 7.59(1H,
d,J=8.8Hz), 7.88(2H,d,J=8.8Hz), 7.94(1H,d,J=2.1H
z), 9.52(1H,br s), 10.97(1H, br s). IR(KBr)cm-1: 3327,1636,1607,1542,1507,1457,1168,10
49.
【0100】実施例10 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(2,4,6−トリメチルベンゼン)スル
ホニルアミノ]ベンズアミド塩酸塩(表1、化合物番号
42の塩酸塩) amorphous solid1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 2.23(3H,s), 2.61(6H,
s), 7.03(2H,s), 7.09(2H,d), 7.25-7.51(4H,m), 7.94
(4H,s), 10.27(1H,br s), 10.71(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 2853(br),1608,1508,1456,1309,1152,91
4,758,654.
【0101】実施例11 N−(2−アミノフェニル)
−4−(N−ベンジルスルホニルアミノ)ベンズアミド
塩酸塩(表1、化合物番号49の塩酸塩) mp. 158-163℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 4.59(2H,s), 7.24-7.38
(10H,m), 7.49-7.52(1H,m), 8.08(2H,d,J=8.8Hz), 10.3
2(1H,br s), 10.37(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 2844(br),1634,1608,1502,1152,929,904,
757,699.
【0102】実施例12 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(2−フェニルエチル)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド(表1、化合物番号50) mp.227-9℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 2.95-3.07(2H,m), 3.4-
3.50(2H,m), 4.88(2H,brs), 6.59(1H,dd,J=6.6,8.1Hz),
6.77(1H,d,J=8.1Hz), 6.96(1H,ddd,J=1.5,7.3,8.1Hz),
7.12-7.31(6H,m), 7.33(2H,d,J=8.8Hz), 7.96(2H,d,J=
8.8Hz), 9.57(1H,br s), 10.27(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3314,1635,1510,1455,1329,1144,934.
【0103】実施例13 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(ピリジン−3−イル)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド(表1、化合物47) mp. 235-8℃(dec.)1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 4.86(2H,br s), 6.57(1
H,ddd,J=1.3,7.6,7.6Hz), 6.75(1H,dd,J=1.3,7.9Hz),
6.95(1H,ddd,J=1.3,7.3,7.9Hz), 7.10(1H,d,J=7.9Hz),
7.22(2H,d,J=8.6Hz), 7.60-7.66(1H,m), 7.87(2H,d,J=
8.9Hz), 8.17-8.21(1H,m), 8.80(1H,d,J=1.6,4.9Hz),
8.96(1H,d,J=1.6Hz), 9.53(1H,s), 11(1H,brs).
【0104】実施例14 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(ピリジン−2−イル)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド(表1、化合物46) mp. 203-6℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 4.85(2H,br s), 6.56(1
H,dd,J=7.3,7.3Hz), 6.74(1H,dd,J=1.5,8.1Hz), 6.94(1
H,ddd,J=1.5,7.3,8.1Hz), 7.10(1H,d,J=6.6Hz),7.24(2
H,d,J=8.8Hz), 7.63-7.69(1H,m), 7.83(2H,d,J=8.8Hz),
8.03-8.12(2H,m), 8.71(1H,d,J=4.4Hz), 9,49(1H,br
s), 11.0(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3354,3263(br),1637,1609,1508,1458,134
8,1175,1122,928.
【0105】実施例15 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(2−フェノキシエタン)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド(表1、化合物54)1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 3.67(2H,t,J=5.3Hz),
4.32(2H,t,J=5.3Hz), 4.88(2H,br s), 6.60(1H,ddd,J=
1.5,7.3,7.6Hz), 6.76-6.89(3H,m), 6.92-7.01(4H,m),
7.15(1H,d,J=7.9Hz), 7.25-7.35(4H,m), 7.97(2H,d,J=
8.9Hz), 9.59(1H,s),10.35(1H,br s).
【0106】実施例16 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(2−ニトロベンゼン)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド塩酸塩(表1、化合物番号3の塩酸
塩)の合成 (16−1) 実施例1の工程(1−3)で得た化合物
1.06g(3.24mmol)のピリジン(16m
l)溶液に、氷冷下2−ニトロベンゼンスルホニルクロ
ライド0.93g(4.21mmol)を加えた後、徐
々に室温まで昇温しながら7時間攪拌した。飽和重曹水
を加えた後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水
で洗浄後、乾燥、溶媒留去して得られた残渣をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム/酢酸エチ
ル=1:1)で精製し、更にメタノール−ジイソプロピ
ルエーテルより結晶化する事により、N−[2−(N−
tert−ブトキシカルボニル)アミノフェニル]−4
−[N−(2−ニトロベンゼン)スルホニルアミノ]ベ
ンズアミド1.28g(収率77.1%)を白色固体と
して得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 1.42(9H,s), 7.11-7.23
(2H,m), 7.25(2H,d,J=8.8Hz), 7.45-7.54(2H,m), 7.80-
7.88(4H,m), 7.99-8.07(2H,m), 8.61(1H,br s),9.71(1
H,br s), 11.19(1H,br s).
【0107】(16−2) 工程(16−1)で得た化
合物0.20g(0.39mmol)のメタノール(1
ml)懸濁液に4規定塩酸−ジオキサン(5ml)をく
わえ、室温で6時間攪拌した。溶媒を留去した残渣にジ
イソプロピルエーテルを加え得られた残渣を濾取、乾燥
する事により、N−(2−アミノフェニル)−4−[N
−(2−ニトロベンゼン)スルホニルアミノ]ベンズア
ミド塩酸塩0.15g(収率86%)を淡褐色固体とし
て得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 7.15-7.29(5H,m), 7.38
(1H,d,J=8.1Hz), 7.82-8.09(7H,m), 10.19(1H,br s), 1
1.26(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 2854(br),1652,1608,1541,1506,1354,130
7,1164,934.
【0108】実施例17 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(3−ニトロベンゼン)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド 塩酸塩(表1、化合物18の塩酸
塩)の合成 (17−1) 実施例1の工程(1−3)で得た化合物
1.00g(3.05mmol)のピリジン(15m
l)溶液に氷冷下3−ニトロベンゼンスルホニルクロラ
イド0.88g(3.97mmol)を加え、室温まで
徐々に上昇させながら7時間攪拌した。飽和重曹水を加
えた後酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄後、乾燥、溶媒留去して得られた残渣をジイソプロピ
ルエーテルで洗浄する事により、N−[2−(N−te
rt−ブトキシカルボニル)アミノフェニル]−4−
[N−(3−ニトロベンゼン)スルホニルアミノ]ベン
ズアミド1.37g(収率87.6%)を淡桃色固体と
して得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 1.41(9H,s), 7.09-7.18
(2H,m), 7.25(2H,d,J=8.8Hz),7.45(1H,d,J=7.3Hz), 7.5
1(1H,d,J=7.3Hz), 7.85(2H,d,J=8.8Hz), 7.90(1H,d,J=
7.3Hz), 8.23(1H,d,J=8.1Hz), 8.48(1H,dd,J=2.1,8.1H
z), 8.56(1H,d,J=2.1Hz), 8.62(1H,s), 9.71(1H,s), 1
1.0(1H,br s).
【0109】(17−2) 工程(17−1)で得た化
合物0.20g(0.39mmol)のメタノール(1
ml)懸濁液に4規定塩酸−ジオキサン(5ml)を加
え、室温で4時間攪拌した。溶媒を留去した残渣にジイ
ソプロピルエーテルを加え得られた残渣を濾取、乾燥す
る事により、N−(2−アミノフェニル)−4−[N−
(3−ニトロベンゼン)スルホニルアミノ]ベンズアミ
ド塩酸塩0.15g(収率86%)を淡褐色固体として
得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 7.05-7.34(6H,m), 7.89
(1H,dd,J=8.1,8.1Hz), 7.94(2H,d,J=8.1Hz), 8.23(1H,
d,J=8.1Hz), 8.47(1H,dd,J=2.1,7.3Hz), 8.57(1H,d,J=
1.5Hz), 10.11(1H,br s), 11.08(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3386(br),3084(br), 1608,1532,1507,135
1,1168,1126,930.
【0110】実施例18 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(4−ニトロベンゼン)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド(表1、化合物番号26)の合成 (18−1) 実施例1の工程(1−3)で得た化合物
1.00g(3.05mmol)のピリジン(15m
l)溶液に氷冷下、4−ニトロベンゼンスルホニルクロ
ライド0.88g(3.97mmol)を加えた後室温
まで徐々に上げながら4時間攪拌した。飽和重曹水を加
えた後酢酸エチルで抽出した。有機層を、飽和食塩水で
洗浄後、乾燥、溶媒留去して得られた残渣にジイソプロ
ピルエーテルを加え、得られた固体を濾取、乾燥する事
により、N−[2−(N−tert−ブトキシカルボニ
ル)アミノフェニル]−4−[N−(4−ニトロベンゼ
ン)スルホニルアミノ]ベンズアミド1.44g(収率
92%)を淡黄色固体として得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 1.41(9H,s), 7.12-7.23
(2H,m), 7.25(2H,d), 7.46(2H,d), 7.51(2H,d), 7.83(2
H,d), 8.07(2H,d), 8.40(2H,d),8.63(1H,br s),9.71(1
H,br s), 11.08(1H, br s).
【0111】(18−2) 工程(18−1)で得た化
合物0.26g(0.51mmol)のジオキサン(5
ml)懸濁液に、4規定塩酸−ジオキサン(5ml)を
室温で加え、3時間攪拌した。飽和重曹水を加え中和し
た後酢酸エチル−THF(3:1)で抽出した。有機層
を飽和食塩水で洗浄後、乾燥、溶媒留去して得られた残
渣を乾燥させる事により、N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(4−ニトロベンゼン)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド0.20g(収率96%)を淡褐色固
体として得た。 mp. 239-41℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 4.85(2H,s), 6.57(1H,d
d,J=7.3,7.3Hz), 6.75(2H,d,J=7.3Hz), 6.95(1H,dd,J=
7.3,7.3Hz), 7.10(1H,dd,J=7.3,7.3Hz), 7.22(2H,d,J=
8.8Hz), 7.87(2H,d,J=8.1Hz), 8.07(2H,d,J=8.8Hz), 8.
40(2H,d,J=8.8Hz),9,54(1H,br s), 11.03(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3371,3310,1632,1608,1529,1508,1456,13
49,1164,1089,855,609.
【0112】実施例19 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(2−アミノベンゼン)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド 塩酸塩(表1、化合物番号2の塩酸
塩)の合成 (19−1) 実施例16の工程(16−1)で得た化
合物1.00g(1.95mmol)のTHF(30m
l)−メタノール(30ml)溶液に窒素気流下で10
%パラジウム炭素(50%wet., 0.25g)を
加え、水素気流下で1時間攪拌した。触媒を除去した後
溶媒留去して得られた残渣にジイソプロピルエーテルを
加え析出した沈澱を濾取、乾燥する事により、N−[2
−(N−tert−ブトキシカルボニル)アミノフェニ
ル]−4−[N−(2−アミノベンゼン)スルホニルア
ミノ]ベンズアミド0.89g(収率95%)を白色固
体として得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 1.42(9H,s), 6.05(2H,
s), 6.58(1H,dd,J=7.3,7.3Hz), 6.76(1H,d,J=8.1Hz),
7.11-7.23(4H,m), 7.47(1H,d,J=8.1Hz), 7.52(1H,d,J=
8.8Hz), 7.59(1H,d,J=8.1Hz), 7.80(2H,d,J=8.8Hz), 8.
61(1H,s), 9.66(1H,s), 10.72(1H,br s).
【0113】(19−2) 工程(19−1)で得た化
合物0.20g(0.41mmol)のメタノール(1
ml)懸濁液に4規定塩酸−ジオキサン(5ml)を加
え1時間攪拌した。溶媒を留去した後得られた残渣をジ
イソプロピルエーテルで洗浄、乾燥する事により、N−
(2−アミノフェニル)−4−[N−(2−アミノベン
ゼン)スルホニルアミノ]ベンズアミド 塩酸塩0.1
6g(収率85%)を得た。 mp. 210-215℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 6.58(1H,dd,J=7.3,7.3H
z), 6.77(1H,d,J=8.1Hz), 7.19(2H,d,J=8.8Hz), 7.20-
7.53(5H,m), 7.60(1H,d,J=8.1Hz), 7.97(2H,d,J=8.8H
z), 10.40(1H,br s), 10.80(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 2835(br),1607,1503,1476,1351,1308,116
9,1140,922,770,760.
【0114】実施例20 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(3−アミノベンゼン)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド(表1、化合物番号17)の合成 (20−1) 実施例17の工程(17−1)で得た化
合物1.00g(1.95mmol)のTHF(30m
l)−メタノール(30ml)溶液に窒素気流下で10
%パラジウム炭素(50%wet.,0.30g)を加
え、水素気流下で1.5時間攪拌した。触媒を除去した
後溶媒留去して得られた残渣にジイソプロピルエーテル
を加え析出した沈澱を濾取、乾燥する事により、N−
[2−(N−tert−ブトキシカルボニル)アミノフ
ェニル]−4−[N−(3−アミノベンゼン)スルホニ
ルアミノ]ベンズアミド0.89g(収率95%)を白
色固体として得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 1.42(9H,s), 5.63(2H,
s), 6.73(1H,dd,J=1.5,8.1Hz), 6.91(1H,d,J=8.8Hz),
7.03(1H,d,J=7.3Hz), 7.11-7.23(5H,m), 7.45-7.54(2H,
m), 7.82(2H,d,J=8.8Hz), 8.60(1H,br s), 9.68(1H,br
s), 10.66(1H,br s).
【0115】(20−2) 工程(20−1)で得た化
合物0.21g(0.43mmol)のメタノール(2
ml)懸濁液に室温で4規定塩酸−ジオキサン(5m
l)を加え、3時間攪拌した。溶媒を留去して得られた
残渣をジイソプロピルエーテルで洗浄して乾燥する事に
より、N−(2−アミノフェニル)−4−[N−(3−
アミノベンゼン)スルホニルアミノ]ベンズアミド塩酸
塩0.16g(収率81%)を淡褐色固体として得た。 mp. >250℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 6.90-7.51(10H,m), 7.9
9(2H,d), 10.40(1H, brs), 10.78(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3420(br),2850(br),1608,1507,1308,115
8,918.
【0116】実施例21 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(4−アミノベンゼン)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド(表1、化合物番号25)の合成 (21−1) 実施例18の工程(18−1)で得た化
合物2.20g(4.3mmol)のTHF(50m
l)−メタノール(50ml)溶液に窒素気流下10%
パラジウム炭素(50%wet., 0.50g)を加
え、水素気流下室温で1時間攪拌した。触媒を濾過して
得られた残渣にジイソプロピルエーテルを加え、析出し
た固体を濾取した後この固体をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィー(クロロホルム/メタノール/酢酸エチル
=60:3:10)で精製する事により、N−[2−
(N−tert−ブトキシカルボニル)アミノフェニ
ル]−4−[N−(4−アミノベンゼン)スルホニルア
ミノ]ベンズアミド0.62g(収率30%)を淡褐色
固体として得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 1.42(9H,s), 6.04(2H,
s), 6.55(2H,d,J=8.1Hz),7.08-7.20(4H,m), 7.44-7.53
(4H,m), 7.80(2H,d,J=8.1Hz), 8.62(1H,br s), 9.66(1
H, br s), 10.36(1H, br s).
【0117】(21−2) 工程(21−1)で得た化
合物0.40g(0.83mmol)のジオキサン(1
0ml)溶液に4規定塩酸−ジオキサン(10ml)を
加え、室温で5時間攪拌した。飽和重曹水を加えた後、
酢酸エチル−THF(3:1)で抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄後、乾燥、溶媒留去して得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム/
メタノール/酢酸エチル=30:3:10 → クロロ
ホルム/メタノール/水=6:4:1)で精製し、N−
(2−アミノフェニル)−4−[N−(4−アミノベン
ゼン)スルホニルアミノ]ベンズアミド0.05g(収
率16%)を淡褐色アモルファス状固体として得た。 mp.amorphous solid1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 4.85(2H,br s), 6.02(2
H,br s), 6.53-6.65(3H,m), 6.74(1H,d), 6.87(1H,s),
6.95(1H,dd), 7.09-7.17(3H,m), 7.45(2H,d), 7.82(2H,
d), 9.48(1H,br s), 10.30(1H,br s).
【0118】実施例22 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(2−メトキシカルボニルベンゼン)スル
ホニルアミノ]ベンズアミド(表1、化合物番号13)
の合成 (22−1) 実施例1の工程(1−3)で得た化合物
1.00g(3.05mmol)のピリジン(10m
l)−ジクロロメタン(20ml)溶液に、氷冷下2−
クロロスルホニル安息香酸メチルエステル0.83g
(6.66mmol)を加え、室温まで昇温させながら
5時間攪拌した後一晩放置した。飽和重曹水を加えた後
クロロホルムで抽出した。有機層を塩酸水溶液、飽和重
曹水、飽和食塩水で洗浄後、乾燥、溶媒留去して得られ
た残渣にジイソプロピルエーテルを加え、析出した固体
を濾取、乾燥する事により、N−[2−(N−tert
−ブトキシカルボニル)アミノフェニル]−4−[N−
(2−メトキシカルボニルベンゼン)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド1.04g(収率66%)を得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 1.41(9H,s), 3.89(3H,
s), 7.08-7.23(4H,m),7.46(1H,d,J=7.3Hz),7.46(1H,d,J
=8.1Hz), 7.64-7.75(3H,m), 7.83(2H,d,J=8.8Hz),7.90-
7.96(1H,m),8.61(1H,br s), 9.68(1H,br s), 10.77(1H,
br s).
【0119】(22−2) 工程(22−1)で得た化
合物0.30g(0.57mmol)のジオキサン(3
ml)−メタノール(1ml)懸濁液に4規定塩酸−ジ
オキサン(5ml)を加え、室温で4時間攪拌した。溶
媒を留去した後、飽和重曹水を加え、酢酸エチルで抽出
した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、乾燥、溶媒留去し
て得られた残渣にジイソプロピルエーテル−メタノール
を加え、生成した沈澱を濾取、乾燥する事により、N−
(2−アミノフェニル)−4−[N−(2−メトキシカ
ルボニルベンゼン)スルホニルアミノ]ベンズアミド
0.13g(収率54%)を得た。 mp.189-92℃(dec.)1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 3.88(3H,s), 4.85(2H,b
r s), 6.56(1H,dd), 6.75(1H,d), 6.94(1H,dd), 7.10(1
H,d), 7.18(2H,d), 7.64-7.74(3H,m), 7.85(2H,d), 7.9
1(1H,dd), 9.50(1H,br s), 10.7(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3274,1729,1660,1506,1279,1165,1119,76
2.
【0120】実施例23 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(2−カルボキシルベンゼン)スルホニル
アミノ]ベンズアミド塩酸塩(表1、化合物番号12の
塩酸塩)の合成 (23−1) 実施例22の工程(22−1)で得た化
合物0.64g(1.22mmol)のメタノール(5
ml)−水(7ml)懸濁液に水酸化リチウム1水和物
0.30g(7.4mmol)を加え50℃で5時間攪
拌した。放冷後、10%塩酸水溶液で酸性にして生成し
た沈澱を濾取、乾燥する事により、N−[2−(N−t
ert−ブトキシカルボニル)アミノフェニル]−4−
[N−(2−カルボキシルベンゼン)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド0.56g(収率90%)を淡褐色固
体として得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 1.41(9H,s), 7.1-7.25
(2H,m), 7.24(2H,d,J=8.8Hz), 7.46(1H,d,J=8.1Hz), 7.
52(1H,d,J=7.3Hz), 7.60-7.70(3H,m),7.80-7.90(3H,m),
8.60(1H,br s), 9.69(1H,br s), 10.53(1H,br s).
【0121】(23−2) 工程(23−1)で得た化
合物0.49g(0.96mmol)のメタノール(4
ml)溶液に4規定塩酸−ジオキサン(4ml)を加
え、室温で4時間攪拌した。溶媒を留去した後、得られ
た残渣にジイソプロピルエーテルを加え、生成した沈澱
を濾取、乾燥する事により、N−(2−アミノフェニ
ル)−4−[N−(2−カルボキシルベンゼン)スルホ
ニルアミノ]ベンズアミド塩酸塩0.24g(収率56
%)を得た。 mp.>240℃1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 7.2-7.35(4H,m), 7.35-
7.40(1H,m), 7.45-7.50(1H,m), 7.60-7.72(3H,m), 7.90
(1H,d,J=8.8Hz), 7.98(2H,d,J=8.8Hz), 10.32(1H,br
s), 10.60(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3500(br),3000-2500(br),1698,1609,150
6,1389,1169,1124,756.
【0122】実施例24 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(5−ブロモ−2−メトキシベンゼン)ス
ルホニルアミノ]ベンズアミド塩酸塩(表1、化合物3
7の塩酸塩) (24−1) 実施例1の工程(1−3)で得た化合物
0.66g(2.0mmol)のピリジン(8ml)−
ジクロロメタン(10ml)溶液に、氷冷下5−ブロモ
−2−メトキシベンゼンスルホニルクロライド0.64
g(2.24mmol)を加えた後、室温まで徐々に温
度を上げながら10時間攪拌した。飽和重曹水を加えた
後クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
し、乾燥、溶媒留去して得られた残渣をジイソプロピル
エーテルで洗浄する事により、N−[2−(N−ter
t−ブトキシカルボニル)アミノフェニル]−4−[N
−(5−ブロモ−2−メトキシベンゼン)スルホニルア
ミノ]ベンズアミド0.72g(収率62%)を淡褐色
固体として得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 1.41(9H,s), 3.88(3H,
s), 7.09-7.23(5H,m), 7.45-7.52(2H,m), 7.76-7.83(3
H,m), 7.89(1H,d), 8.63(1H,br s), 9.66(1H,br s), 1
0.66(1H,br s).
【0123】(24−2) 工程(24−1)で得た化
合物0.19g(0.33mmol)のジオキサン(3
ml)懸濁液に4規定塩酸−ジオキサン(5ml)をく
わえ、更にメタノール(2ml)を加え室温で3時間攪
拌した。溶媒を留去した残渣にジイソプロピルエーテル
を加え得られた残渣を濾取、乾燥する事により、N−
(2−アミノフェニル)−4−[N−(5−ブロモ−2
−メトキシベンゼン)スルホニルアミノ]ベンズアミド
塩酸塩0.15g(収率95%)を淡褐色固体として得
た。 mp. 181℃(dec.)1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 3.77(3H,s), 7.16-7.36
(6H,m), 7.42-7.46(1H,m), 7.78(1H,dd), 7.90(1H,d),
7.96(2H,d), 10.28(1H,br s), 10.69(1H,br s).IR(KBr)
cm-1: 3525,3140(br),1613,1491,1331,1277,1155,1016,
923,813,768.
【0124】実施例25 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(2−メトキシベンゼン)スルホニルアミ
ノ]ベンズアミド(表1、化合物番号5)の合成 (24−1) 実施例24の工程(24−1)で得た化
合物0.20g(0.35mmol)のTHF(20m
l)−メタノール(10ml)溶液に窒素気流下10%
パラジウム炭素(50%wet., 0.24g)を加
え、水素気流下6時間攪拌した。触媒を濾取後、濾液を
濃縮しジオキサン(1ml)に溶解させ、4規定塩酸−
ジオキサン(2ml)を加え2時間攪拌し、更にメタノ
ール(2ml)を加え2時間攪拌した。溶媒を留去した
後飽和重曹水を加え、酢酸エチル−メチルエチルケトン
(2:1)で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、
乾燥、溶媒留去して得られた残渣にジイソプロピルエー
テルを加え析出した固体を濾取、乾燥する事により、N
−(2−アミノフェニル)−4−[N−(2−メトキシ
ベンゼン)スルホニルアミノ]ベンズアミド0.10g
(収率72%)を得た。 mp. 213-5℃(dec.)1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 3.88(3H,s), 4.84(2H,b
r s), 6.56(1H,dd), 6.74(1H,d), 6.94(1H,dd), 7.07(2
H,dd) 7.18(2+1H,d), 7.58(1H,dd), 7.81(2H,d),7.84(1
H,d), 9.48(1H,br s), 10.44(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3340,3198,1647,1605,1506,1482,1320,12
84,1155,930,760.
【0125】実施例26 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−(2−ニトロベンゼン)スルホニルアミノ
メチル]ベンズアミド(表1、化合物番号129)の合
成 (26−1) メチル 4−アミノメチルベンゾエート
塩酸塩2.02g(10.0mmol)のピリジン(2
0ml)−THF(20ml)懸濁液に、氷冷下2−ニ
トロベンゼンスルホニルクロライド2.44g(11.
0mmol)のTHF(20ml)溶液を30分かけて
滴下した後、4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン
0.3g(2.45mmol)及びトリエチルアミン
5.0ml(35.6mmol)を加え、室温まで徐々
に昇温しながら6時間攪拌した。飽和重曹水を加えた後
クロロホルムで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄
後、乾燥、溶媒留去して得られた残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィー(クロロホルム/メタノール=2
0:1)で精製する事により、メチル 4−[N−(2
−ニトロベンゼン)スルホニルアミノメチル]ベンゾエ
ート1.90g(収率54%)を褐色固体として得た。1 H-NMR(270MHz,CDCl3)δppm: 3.89(3H,s), 4.34(2H,s),
7.35(2H,d), 7.50-7.95(7H,m).
【0126】(26−2) 工程(26−1)で得た化
合物1.35g(3.85mmol)のメタノール(2
0ml)−水(17ml)懸濁液に水酸化リチウム1水
和物0.36g(8.48mmol)を加え室温で8時
間攪拌した。残った沈澱を濾取した後、濾液に1規定塩
酸水溶液を加え酸性にし、得られた沈澱物を濾取、水で
洗浄した後、乾燥する事により、4−[N−(2−ニト
ロベンゼン)スルホニルアミノメチル]安息香酸1.2
0g(収率93%)を白色固体として得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 4.25(2H,d), 7.37(2H,
d), 7.74-7.84(4H,m), 7.94(2H,d), 8.75(1H,t), 12.9
(1H,br s).
【0127】(26−3) 工程(26−2)で得た化
合物0.65g(2.0mmol)のトルエン(15m
l)懸濁液にチオニルクロライド0.5ml(6.9m
mol)を加え、85℃で3時間攪拌した。溶媒を留去
した後過剰のチオニルクロライドをトルエンで共沸し
た。得られた残渣をジクロロメタン(10ml)に懸濁
させた。この溶液に、実施例1の工程(1−1)で得た
化合物0.32g(1.5mol)のピリジン(10m
l)−ジクロロメタン(5ml)溶液を氷冷下滴下し
た。室温まで徐々に昇温させながら5時間攪拌した後一
晩放置した。飽和重曹水を加えた後クロロホルムで抽出
した。有機層を塩酸水溶液、飽和食塩水で洗浄後、乾
燥、溶媒留去して得られた残渣をトルエンで共沸し、更
に得られた残渣をジイソプロピルエーテルで洗浄し、乾
燥する事により、N−[2−(N−tert−ブトキシ
カルボニルアミノ)フェニル]−4−[N−(2−ニト
ロベンゼン)スルホニルアミノメチル]ベンズアミド
0.49g(収率65%)を淡褐色固体として得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 1.45(9H,s), 4.26(2H,
d), 7.14-7.22(2H,m),7.41(2H,d), 7.51-7.56(2H,m),
7.78-7.86(4H,m), 7.93-7.99(2H,m), 8.68(1H,br s),
8.76(1H,t), 9.78(1H,s).
【0128】(26−4) 工程(26−3)で得た化
合物0.20g(0.40mml)のメタノール(2m
l)懸濁液に室温で4規定塩酸−ジオキサン(4ml)
を加え、室温で3時間攪拌した。溶媒を留去した後得ら
れた残渣に飽和重曹水及び酢酸エチルを加え更に酢酸エ
チルで抽出した。有機層を乾燥、溶媒留去して得た残渣
をメタノール−ジイソプロピルエーテルで固化させる事
により、N−(2−アミノフェニル)−4−[N−(2
−ニトロベンゼン)スルホニルアミノメチル]ベンズア
ミド0.14g(収率82%)を褐色固体として得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 4.25(2H,d), 4.89(2H,b
r s), 6.60(1H,dd), 6.78(1H,d), 6.97(1H,dd), 7.16(1
H,d), 7.38(2H,d), 7.78-7.99(6H,m), 8.75(1H,d), 9.6
2(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3363,1653,1540,1507,1362,1339,1164,85
4.
【0129】実施例27 N−(2−アミノフェニル)
−4−[2−(ピリジン−3−イル)エタンスルホニル
アミノメチル]ベンズアミド(表1、化合物番号14
7)の合成 (27−1) 4−アミノメチル安息香酸21.16g
(140mmol)のジクロロメタン(450ml)懸
濁液に、トリエチルアミン42ml(300mmol)
を加えた。氷冷下、内温を3〜8℃に保ちながら無水ト
リフルオロ酢酸60.4g(287mmol)のジクロ
ロメタン(50ml)溶液を滴下した後、3時間攪拌し
た。飽和重曹水中に反応液をあけた後、さらに10%塩
酸水溶液で酸性にした。析出したゲル状沈澱物を、濾
取、乾燥することにより、4−(N−トリフルオロアセ
チルアミノメチル)安息香酸30.4g(収率87.8
%)を乳白色固体として得た。1 H NMR(270MHz, DMSO-d6)δppm: 4.47(2H,d,J=5.8Hz),
7.39(2H,d,J=8.1Hz), 7.93(2H,d,J=8.1Hz), 10.08(1H,
t,J=5.8Hz), 12.95(1H,br s).
【0130】(27−2) 工程(27−1)で得られ
た化合物30.0g(121mmol)のジクロロメタ
ン(200ml)懸濁液に、氷冷しながら(内温10〜
15℃)オキザリルクロライド21g(165mmo
l)を徐々に滴下した。その際にときどき(およそ2m
l滴下する毎に0.1ml)DMFを加えた。全量滴下
後、発泡が止まるまで攪拌し、その後40℃で1時間攪
拌した。溶媒を留去した後、トルエンで過剰のオキザリ
ルクロライドを共沸し、再度ジクロロメタン(100m
l)に溶解した。工程(1−1)で得られた化合物2
2.88g(110mmol)のジクロロメタン(10
0ml)−ピリジン(200ml)溶液に、先に調製し
た酸クロライド溶液を氷冷下(内温7〜9℃)滴下し
た。
【0131】滴下終了後、室温まで昇温させた後、一晩
放置した。反応混合物に飽和重曹水を加えた後、クロロ
ホルムで抽出し、飽和食塩水で洗浄後、乾燥、溶媒を留
去した。得られた残渣にメタノール−ジイソプロピルエ
ーテルを加え、析出した固体を濾取、乾燥することによ
り、N−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル)
アミノフェニル]−4−(N−トリフルオロアセチルア
ミノメチル)ベンズアミド28.1g(収率58%)を
淡黄色固体として得た。1H NMR(270MHz, DMSO-d6)δpp
m: 1.44(9H,s), 4.48(2H,d,J=5.9Hz), 7.12-7.23(2H,
m), 7.44(2H,d,J=8.1Hz), 7.54(2H,d,J=8.1Hz), 7.94(2
H,d,J=8.1Hz), 8.68(1H,br s), 9.83(1H,s), 10.10(1H,
br.t,J=5.9Hz).
【0132】(27−3) 工程(27−2)の化合物
13.12g(30mmol)のメタノール(120m
l)−水(180ml)懸濁液に炭酸カリウム4.70
g(34.0mmol)を加え、70℃で4時間加熱攪
拌した。クロロホルムで抽出し、有機層を飽和食塩水で
洗浄後、乾燥、溶媒を留去し、乾燥することにより、4
−アミノメチル−N−[2−(N−tert−ブトキシ
カルボニル)アミノフェニル]ベンズアミド10.3g
(定量的)を淡黄色アモルファス状固体として得た。1 H NMR(270MHz, DMSO-d6)δppm: 3.80(2H,s), 7.13-7.2
3(2H,m), 7.48-7.58(4H,m), 7.90(2H,d,J=8.1Hz), 8.69
(1H,br s), 9.77(1H,br s).
【0133】(27−4) 3−ピリジン酢酸塩酸塩
2.29g(13.2mmol)のメタノール(65m
l)懸濁液にチオニルクロライド1.6ml(22mm
ol)をくわえ、3時間加熱還流した。放冷後、溶媒を
留去し残渣に酢酸エチル及び飽和重曹水を加えた。さら
に酢酸エチルで抽出し手選られた有機層を飽和食塩水で
洗浄後、乾燥、溶媒留去して得られた残渣を乾燥するこ
とにより、メチル 3−ピリジン酢酸1.85g(収率
92.4%)を淡褐色油状物として得た。1 H-NMR(90MHz,CDCl3)δppm:3.64(2H,s), 3.72(3H,s),
7.26(1H,dd), 7.64(1H,ddd), 8.50-8.55(2H,m).
【0134】(27−5) 工程(27−4)で得た化
合物1.85g(12.2mmol)のメタノール(2
5ml)溶液に氷冷下ナトリウムボロヒドリド1.15
g(30mmol)を加え、室温で2時間撹拌した後、
4時間加熱還流した。放冷後、溶媒を留去して得た残渣
に水を加え、さらに酢酸エチルで抽出した。有機層を飽
和食塩水で洗浄後、乾燥、溶媒留去して得られた残渣を
乾燥する事により2−(ピリジン−3−イル)エタノー
ル1.39g(収率92.5%)を淡黄色油状物として
得た。1 H-NMR(90MHz,CDCl3)δppm:2.86(2H,t), 3.88(2H,t),
7.21(1H,dd),7.57(1H,ddd), 8.32-8.47(2H,m).
【0135】(27−6) 工程(27−5)で得た化
合物0.88g(7.1mmol)のジクロロメタン
(16ml)溶液にチオニルクロライド1.14ml
(15.6mmol)を加え室温で一晩撹拌した。溶媒
を留去した後トルエンで過剰のチオニルクロライドを共
沸し、得られた残渣にジイソプロピルエーテルを加え析
出した固体を濾取、乾燥することにより、2−(ピリジ
ン−3−イル)エチルクロライド塩酸塩1.18g(収
率93%)を淡褐色固体として得た。1 H-NMR(90MHz,DMSO-d6)δppm: 3.30(2H,t,J=6.6Hz), 4.
00(2H,t,J=6.6Hz), 8.03(1H,dd,J=5.7,8.1Hz), 8.55(1
H,ddd,J=1.5,1.5,8.1Hz), 8.84(1H,dd,J=1.5,5.7Hz),
8.93(1H,d,J=1.5Hz).
【0136】(27−7) 工程(27−6)で得た化
合物0.66g(3.7mmol)の水(5ml)溶液
に亜硫酸ナトリウム0.93g(7.4mmol)を加
え、100℃で4時間加熱還流した。放冷後、溶媒を留
去して得られた残渣を逆相シリカゲルクロマトグラフィ
ーにかけ、水で溶出した分画を濃縮し、さらにエタノー
ルで共沸して得られた固体を乾燥する事により、2−
(ピリジン−3−イル)エタンスルホン酸ナトリウム
0.91gを淡黄色固体として得た。1 H-NMR(90MHz, DMSO-d6)δppm:2.64-3.00(4H,m), 7.28
(1H,dd,J=4.4,7.9Hz), 7.60-7.69(1H,m), 8.34-8.42(2
H,m).
【0137】(27−8) 工程(27−7)で得た化
合物0.28gにチオニルクロライド1mlを加え、さ
らにDMFを一滴加えた後、70℃で7時間加熱撹拌し
た。放冷後溶媒を留去しさらに過剰のチオニルクロライ
ドをトルエンで共沸した後ジクロロメタン(5ml)に
懸濁した。氷冷下、(26−3)で得た化合物0.5g
(1.46mmol)のトリエチルアミン(0.5m
l)−ジクロロメタン(5ml)溶液を加え、一晩放置
した。飽和重曹水を加えた後クロロホルムで抽出した。
有機層を飽和食塩水で洗浄後、乾燥、溶媒留去して得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸
エチル/メタノール 10:1)で精製する事により、
N−[2−(N−tert−ブトキシカルボニル)アミ
ノフェニル]−4−[2−(ピリジン−3−イル)エタ
ンスルホニルアミノメチル]ベンズアミド0.05g
(収率7%)を淡褐色固体として得た。1 H-NMR(90MHz, CDCl3)δppm: 1.47(9H,s), 3.0-3.1(4H,
m), 4.3(2H,d-like), 5.97(1H,t), 7.1-7.5(8H,m), 7.6
-7.95(3H,m), 8.25(1H,s-like), 8.42(1H,d-like), 9.3
7(1H,br s).
【0138】(27−9) 工程(27−8)で得た化
合物0.05gにジオキサン(2ml)およびメタノー
ル(1ml)を加え、さらに室温で4規定塩酸−ジオキ
サン(2ml)を加え、室温で2時間撹拌した。飽和重
曹水を加えた後酢酸エチル−メチルエチルケトン(2:
1)で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、乾燥、
溶媒留去して得た残渣にジイソプロピルエーテルを加
え、析出した固体を濾取、乾燥する事により、N−(2
−アミノフェニル)−4−[2−(ピリジン−3−イ
ル)エタンスルホニルアミノメチル]ベンズアミド21
mg(収率50%)を淡褐色固体として得た。1 H-NMR(270MHz, DMSO-d6)δppm: 2.93-2.99(2H,m), 3.1
6-3.33(2H,m), 4.28(2H,d,J=6.3Hz), 4.90(2H,s), 6.60
(1H,dd,J=6.9,7.3Hz), 6.79(1H,d,J=6.9Hz), 6.98(1H,d
d,J=6.9,7.3Hz), 7.17(1H,d,J=7.6Hz), 7.30(1H,dd,J=
4.6,7.6Hz), 7.50(2H,d,J=8.3Hz), 7.62(1H,d,J=6.9H
z), 7.87-7.92(1H,m), 7.98(2H,d,J=8.3Hz),8.42(2H,
s), 9.67(1H,s).
【0139】実施例28 N−(2−アミノフェニル)
−4−[(ピリジン−3−イル)スルホニルアミノメチ
ル]ベンズアミド(表1、化合物番号145)の合成 (28−1) ピリジン−3−スルホン酸0.80g
(5.0mmol)のチオニルクロライド(5.5m
l)−DMF(0.5ml)懸濁液を緩やかに加熱還流
させながら4時間撹拌した。放冷後、チオニルクロライ
ドを留去し、さらにトルエンで共沸した後にジクロロメ
タン(20ml)に懸濁させた。氷冷下、工程(27−
3)で得た化合物1.36g(4.0mmol)のトリ
エチルアミン(2ml)−ジクロロメタン(10ml)
溶液を徐々に加え、室温まで昇温させながら一晩撹拌し
た。飽和重曹水を加えた後クロロホルムで抽出した。有
機層を飽和食塩水でを洗浄後、乾燥、溶媒留去して得ら
れた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロ
ロホルム/メタノール=30:1→10:1)で精製す
ることにより、N−[2−(N−tert−ブトキシカ
ルボニル)アミノフェニル]−4−[(ピリジン−3−
イル)スルホニルアミノメチル]ベンズアミド0.26
g(収率13.4%)を茶褐色固体として得た。1 H-NMR(270MHz, DMSO-d6)δppm: 1.46(9H,s), 4.18(2H,
s), 7.14-7.23(2H,m), 7.40(2H,d,J=7.9Hz), 7.52-7.63
(3H,m), 7.87(2H,d,J=7.9Hz), 8.16(1H,d,J=7.9Hz), 8.
56(1H,br s), 8.69(1H,s), 8.79(1H,d,J=4.9Hz), 8.96
(1H,d,J=2.3Hz), 9.81(1H,br s).
【0140】(28−2) 工程(28−1)で得た化
合物0.21g(0.44mmol)のジオキサン(2
ml)−メタノール(1ml)溶液に室温で4規定塩酸
−ジオキサン(2ml)を加え、室温で2時間撹拌し
た。飽和重曹水を加えたのち酢酸エチル−メチルエチル
ケトン(2:1)で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗
浄後、乾燥、溶媒留去して得られた残渣にジイソプロピ
ルエーテルを加え、析出した固体を濾取、乾燥する事に
より、N−(2−アミノフェニル)−4−[(ピリジン
−3−イル)スルホニルアミノメチル]ベンズアミド9
3mg(収率55%)を茶色固体として得た。1 H-NMR(270MHz, DMSO-d6)δppm: 4.15(2H,d,J=5.9Hz),
4.87(2H,s), 6.60(1H,dd,J=7.3,7.6Hz), 6.78(1H,dd,J=
1.3,8.3Hz), 6.97(1H,ddd,1.3,7.3,7.9Hz), 7.16(1H,d,
6.9Hz), 7.36(2H,d,J=8.2Hz), 7.61(1H,dd,J=4.9,7.9H
z), 7.90(2H,d,J=8.3Hz), 8.17(1H,ddd,J=1.3,1.5,8.1H
z), 8.52(1H,t,J=5.9Hz), 8.80(1H,dd,J=1.5,4.6Hz),
8.95(1H,d,J=1.5Hz), 9.63(1H,s).
【0141】実施例29 N−(2−アミノフェニル)
−4−[N−メチル−N−{3−(N,N−ジメチルア
ミノ)ベンゼン}スルホニルアミノ]ベンズアミド塩酸
塩(表1、化合物45の塩酸塩)の合成 (29−1) 実施例20の工程(20−1)で得た化
合物0.40g(0.83mmol)のアセトン(10
ml)溶液に炭酸カリウム0.68g(4.92mmo
l)を加え、更にヨウ化メチル(0.3ml,4.9m
mol)を加え、1時間加熱還流した後放冷し、再度同
量のヨウ化メチルを加えて1時間加熱還流した。溶媒を
留去した後得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィー(クロロホルム/酢酸エチル=5:1)で精製
して、N−[2−(N−tert−ブトキシカルボニ
ル)アミノフェニル]−4−[N−メチル−N−{3−
(N,N−ジメチルアミノ)ベンゼンスルホニル}アミ
ノ]ベンズアミド0.12g(収率28%)を淡褐色固
体として得た。1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 1.44(9H,s), 2.87(6H,
s), 3.18(3H,s), 6.62(1H,s), 6.76(1H,d), 6.99(1H,
d), 7.12-7.23(2H,m), 7.31-7.39(3H,m), 7.50-7.56(2
H,m), 7.92(2H,d), 8.66(1H,br s), 9.84(1H,br s).
【0142】(29−2) 工程(29−1)で得た化
合物0.08g(0.15mmol)のジオキサン(3
ml)−メタノール(2ml)溶液に4規定塩酸−ジオ
キサン(5ml)を加え、室温で4時間攪拌した。溶媒
を留去した後ジイソプロピルエーテルで洗浄する事によ
り、N−(2−アミノフェニル)−4−[N−メチル−
N−{3−(N,N−ジメチルアミノ)ベンゼンスルホ
ニル}アミノ]ベンズアミド塩酸塩0.06g(収率8
7%)を淡褐色固体として得た。 amorphous solid.1 H-NMR(270MHz,DMSO-d6)δppm: 2.90(6H,s), 3.20(3H,
s), 6.70(1H,s), 6.76(1H,d,J=8.1Hz), 7.01(1H,dd,J=
2.1,8.1Hz), 7.32-7.50(7H,m), 7.55(1H,d,J=6.6Hz),
8.08(2H,d,J=8.1Hz), 10.57(1H,br s). IR(KBr)cm-1: 3367,2858,1607,1497,1346,1177,870,76
0.
【0143】薬理試験例1 ヒト卵巣癌由来A2780
細胞に対する分化誘導作用試験 アルカリフォスファターゼ(ALP)活性の上昇は、ヒ
ト大腸癌細胞の分化の指標として知られており、例えば
酪酸ナトリウムがALP活性を上昇させることが知られ
ている[Youngら;Cancer Res.、vo
l.45、2976(1985)、Moritaら;C
ancer Res.、vol.42、4540(19
82)]。そこでALP活性を指標に分化誘導作用の評
価を行った。 (実験方法) 96穴プレートに15000個/wel
lとなるようにA2780細胞を0.1mlずつまき、
翌日培地にて段階希釈した被験薬の溶液を0.1mlず
つ添加した。3日間培養後、プレート上の細胞をTBS
緩衝液(20mMTris,137mM NaCl、p
H7.6)で2回洗浄した。ついで、0.6mg/ml
p−ニトロフェニルフォスフェイト(9.6% ジエ
タノールアミン、0.5mM MgCl2(pH9.
6))を0.05mlずつ添加し、室温で30分インキ
ュベートした。3N NaOH溶液0.05mlで反応
を停止した後、405nmの吸光度を測定し、ALP活
性の上昇を惹起する薬物の最小濃度(ALPmin)を求め
た。 (実験結果) 実験結果の代表例を、表−2[表31]
に示した。
【0144】
【表31】表−2:A2780細胞に対する分化誘導作
用 供試化合物 ALPmin(μM) 実施例1の化合物 1 実施例2の化合物 3 実施例3の化合物 3 実施例4の化合物 1 実施例6の化合物 3 実施例8の化合物 3 実施例10の化合物 3 実施例12の化合物 3 実施例16の化合物 3 実施例17の化合物 3 実施例18の化合物 1 実施例19の化合物 0.3 実施例20の化合物 1 実施例21の化合物 1 実施例22の化合物 3 実施例24の化合物 1 実施例25の化合物 1 実施例26の化合物 10 酪酸ナトリウム 10,000
【0145】
【発明の効果】本発明の新規スルホンアミドベンズアミ
ド誘導体は強い分化誘導作用を有する。従って造血器腫
瘍、固形癌、自己免疫疾患、寄生虫感染症、皮膚病の治
療および/または改善薬として有用性が期待される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI A61K 31/425 AEA A61K 31/425 AEA 31/44 31/44 31/505 31/505 31/63 31/63 C07C 311/05 C07C 311/05 311/13 311/13 311/19 311/19 311/21 311/21 311/27 311/27 311/29 311/29 311/35 311/35 311/42 311/42 311/44 311/44 C07D 207/333 C07D 207/333 207/36 207/36 213/32 213/32 213/46 213/46 213/52 213/52 213/61 213/61 213/64 213/64 213/65 213/65 213/68 213/68 213/70 213/70 213/74 213/74 233/64 104 233/64 104 233/70 233/70 237/08 237/08 237/14 237/14 239/26 239/26 239/34 239/34 239/42 239/42 241/12 241/12 241/18 241/18 263/32 263/32 263/40 263/40 277/26 277/26 277/34 277/34 471/04 102 471/04 102 (72)発明者 中西 理 千葉県茂原市東郷1900番地の1 三井製薬 工業株式会社内 (72)発明者 齋藤 明子 千葉県茂原市東郷1900番地の1 三井製薬 工業株式会社内 (72)発明者 山下 俊 千葉県茂原市東郷1900番地の1 三井製薬 工業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1)[化1] 【化1】 [式中、Xは直接結合、−CH2−基、−CH2−CH2
    −基、−CH=CH−基、−O−CH2−基、−NR7−
    CH2−基、−CH2−CH2−CH2−基、−O−CH2
    −CH2−基、−CH2−O−CH2−基、−NR7−CH
    2−CH2−基、−CH2−NR7−CH2−基を表し、n
    は0または1を表し、Aは置換されていてもよい窒素原
    子を一つ又は二つ含む芳香族複素環、または式(2)
    [化2] 【化2】 を表し、R1は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、
    ベンジル基を表し、R2〜R6はそれぞれ独立して水素原
    子、ハロゲン原子、アミノ基、ニトロ基、ヒドロキシル
    基、シアノ基、炭素数1〜4のアルキル基、炭素数1〜
    4のアルコキシ基、炭素数1〜4のアルキルアミノ基、
    炭素数1〜4のジアルキルアミノ基、炭素数1〜4のア
    ルキルチオ基、炭素数1〜4のパーフルオロアルキル
    基、またはCO2R1を表し、R7は水素原子、炭素数1
    〜4のアルキル基、ベンジル基、COR1基、COPh
    基を表す。]で表されるスルホンアミドベンズアミド誘
    導体又はそれらの薬理学的に許容される塩。
  2. 【請求項2】 式(3)[化3] 【化3】 [式中、X、A、R1〜R3は前記と同義。]で表される
    請求項1に記載のスルホンアミドベンズアミド誘導体又
    はその薬理学的に許容される塩。
  3. 【請求項3】 Aが置換されていても良いピリジル基で
    あり、Xが直接結合、−CH2−基、−CH2−CH2
    基、−CH=CH−基、−O−CH2−基、−NR7−C
    2−基である請求項2に記載のスルホンアミドベンズ
    アミド誘導体又はそれらの薬理学的に許容される塩。
  4. 【請求項4】 式(4)[化4] 【化4】 [式中、A、X、R1〜R3は前記と同義。]で表される
    請求項1に記載のスルホンアミドベンズアミド誘導体又
    はそれらの薬理学的に許容される塩。
  5. 【請求項5】 Aが置換されていても良いピリジル基で
    あり、Xが−CH2−CH2−基、−CH=CH−基、−
    O−CH2−基、−NR7−CH2−基、−CH2−CH2
    −CH2−基、−O−CH2−CH2−基、−CH2−O−
    CH2−基、−NR7−CH2−CH2−基、−CH2−N
    R7−CH2−基である請求項4に記載のスルホンアミド
    ベンズアミド誘導体又はそれらの薬理学的に許容される
    塩。
  6. 【請求項6】 式(5)[化5] 【化5】 [式中、A、R1〜R3は前記と同義。]で表される請求
    項1に記載のスルホンアミドベンズアミド誘導体又はそ
    れらの薬理学的に許容される塩。
  7. 【請求項7】 式(6)[化6] 【化6】 [式中、R4〜R6は前記と同義。]で表される請求項1
    に記載のスルホンアミドベンズアミド誘導体またはそれ
    らの薬理学的に許容される塩。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項に記載の化
    合物又はそれらの薬理学的に許容される塩を有効成分と
    して含有する医薬品。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれか一項に記載の化
    合物又はそれらの薬理学的に許容される塩を有効成分と
    して含有する制癌剤。
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