JPH11269985A - 角鋼管柱と梁の接合方法および接合構造 - Google Patents
角鋼管柱と梁の接合方法および接合構造Info
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- JPH11269985A JPH11269985A JP7472898A JP7472898A JPH11269985A JP H11269985 A JPH11269985 A JP H11269985A JP 7472898 A JP7472898 A JP 7472898A JP 7472898 A JP7472898 A JP 7472898A JP H11269985 A JPH11269985 A JP H11269985A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 閉鎖断面を有する角鋼管柱に、上下一対の接
合金物を介してI型鋼やH型鋼よりなる梁を接合する場
合において、接合強度を安定確保するとともに、施工性
を向上させ、施工工期の短縮、施工コスト節減等を可能
とする角鋼管柱と梁の接合方法と接合構造を提供する。 【解決手段】 工場で角鋼管柱に、接合金物の基板を通
しボルトにより締結して施工現場に搬送し、施工現場で
梁の先端面を接合金物の梁取付板の他端面に突き合わ
せ、突き合わせた梁取付板と梁の上下フランジを上下か
ら挟むようにスプライスプレートを当接して通しボルト
で締結するとともに、当接した梁取付板と梁のウエブを
両側から挟むようにスプライスプレートを当接して通し
ボルトで締結する接合方法と、この方法で得られる接合
構造。
合金物を介してI型鋼やH型鋼よりなる梁を接合する場
合において、接合強度を安定確保するとともに、施工性
を向上させ、施工工期の短縮、施工コスト節減等を可能
とする角鋼管柱と梁の接合方法と接合構造を提供する。 【解決手段】 工場で角鋼管柱に、接合金物の基板を通
しボルトにより締結して施工現場に搬送し、施工現場で
梁の先端面を接合金物の梁取付板の他端面に突き合わ
せ、突き合わせた梁取付板と梁の上下フランジを上下か
ら挟むようにスプライスプレートを当接して通しボルト
で締結するとともに、当接した梁取付板と梁のウエブを
両側から挟むようにスプライスプレートを当接して通し
ボルトで締結する接合方法と、この方法で得られる接合
構造。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋼構造建築物を構
築する際に閉鎖断面を有する角鋼管を柱材とし、この柱
材に、主としてH形鋼梁を取り付ける場合に適用される
角鋼管柱と梁の接合方法及び接合構造に関するものであ
る。
築する際に閉鎖断面を有する角鋼管を柱材とし、この柱
材に、主としてH形鋼梁を取り付ける場合に適用される
角鋼管柱と梁の接合方法及び接合構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、特に大型構築物においては、耐震
性を向上させるために、柱材として閉鎖断面の角鋼管
を、梁材としてH形鋼を用いた両方向ラーメン構造が多
用されている。この両方向ラーメン構造を得るための閉
鎖断面の角鋼管柱とH形鋼梁との接合には、図7に示す
ような通しダイヤフラム形式が一般的であり、角鋼管柱
aとダイヤフラムb、ダイヤフラムbと梁cの取付部d
との接合は、溶接wによって行われていた。この接合方
法においては、溶接箇所が多く、高い溶接技術と厳密な
品質が不可欠で、施工に長時間を要し、施工コストも高
くなるという問題点がある。
性を向上させるために、柱材として閉鎖断面の角鋼管
を、梁材としてH形鋼を用いた両方向ラーメン構造が多
用されている。この両方向ラーメン構造を得るための閉
鎖断面の角鋼管柱とH形鋼梁との接合には、図7に示す
ような通しダイヤフラム形式が一般的であり、角鋼管柱
aとダイヤフラムb、ダイヤフラムbと梁cの取付部d
との接合は、溶接wによって行われていた。この接合方
法においては、溶接箇所が多く、高い溶接技術と厳密な
品質が不可欠で、施工に長時間を要し、施工コストも高
くなるという問題点がある。
【0003】このような問題点を解消するものとして、
例えば特開平7−216987号公報、特開平5−12
5764号公報に開示されているように、ダイヤフラム
形式ではなく、角鋼管柱とH型鋼梁を一対の接合金物と
ボルトを用いて接合する方法が提案されている。
例えば特開平7−216987号公報、特開平5−12
5764号公報に開示されているように、ダイヤフラム
形式ではなく、角鋼管柱とH型鋼梁を一対の接合金物と
ボルトを用いて接合する方法が提案されている。
【0004】前者の接合方法においては、ボルトとして
高価で複雑な機構のワンサイドボルトを多量に使用する
ため、コスト高になるという問題の他、通しボルトに比
べて締結施工に時間がかかるという問題もある。後者の
接合方法においては、中空柱体内に裏板と梁固定金具取
り付けボルトを取り付けて仮締結した状態で施工現場ま
で輸送するが、このとき、ボルトは外部に突出した状態
になっているため、施工現場までの輸送時にボルトが損
傷する恐れがある。
高価で複雑な機構のワンサイドボルトを多量に使用する
ため、コスト高になるという問題の他、通しボルトに比
べて締結施工に時間がかかるという問題もある。後者の
接合方法においては、中空柱体内に裏板と梁固定金具取
り付けボルトを取り付けて仮締結した状態で施工現場ま
で輸送するが、このとき、ボルトは外部に突出した状態
になっているため、施工現場までの輸送時にボルトが損
傷する恐れがある。
【0005】また、現場施工で精度を安定確保すること
が難しいという問題もある他、ボルト締結が失敗した場
合には、事実上やり直しが不可になる等の問題もある。
さらに、工場で仮締結してから現場で施工(締結)する
までの間に、トルク係数を変化させないため、煩雑な
錆、水濡れ防止対策を必要とし、施工コスト負担も大き
くなるという問題もある。
が難しいという問題もある他、ボルト締結が失敗した場
合には、事実上やり直しが不可になる等の問題もある。
さらに、工場で仮締結してから現場で施工(締結)する
までの間に、トルク係数を変化させないため、煩雑な
錆、水濡れ防止対策を必要とし、施工コスト負担も大き
くなるという問題もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、閉鎖断面を
有する角鋼管柱に、上下一対の接合金物を介して、例え
ばH形鋼梁を接合する場合において、前記従来の接合方
法の問題点を有利に解消し、接合強度を安定確保すると
ともに、施工性を向上させ、施工工期の短縮、施工コス
ト節減等を可能とする角鋼管柱と梁の接合方法と接合構
造を提供する。
有する角鋼管柱に、上下一対の接合金物を介して、例え
ばH形鋼梁を接合する場合において、前記従来の接合方
法の問題点を有利に解消し、接合強度を安定確保すると
ともに、施工性を向上させ、施工工期の短縮、施工コス
ト節減等を可能とする角鋼管柱と梁の接合方法と接合構
造を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記(1)〜
(10)によって構成されている。 (1) 閉鎖断面を有する角鋼管柱に、上下フランジと
ウエブを有するH形断面の梁取付板とこの梁取付板の一
端面に接合された基板からなる一体形の接合金物を介し
て梁を接合する角鋼管柱と梁の接合方法であり、工場で
角鋼管柱の所定位置に、接合金物の基板を通しボルトに
より締結して施工現場に搬送した後、施工現場で、角鋼
管柱を所定位置に立設してから、梁の先端面を接合金物
の梁取付板の他端面に突き合わせ、突き合わせた梁取付
板と梁の上下フランジを上下から挟むようにスプライス
プレートを当接して通しボルトで締結するとともに、突
き合わせた梁取付板と梁のウエブを両側から挟むように
スプライスプレートを当接して通しボルトで締結するこ
とを特徴とする角鋼管柱と梁の接合方法。 (2) (1)において、スプライスプレートと梁取付
板の接合面において、スプライスプレートと梁取付板の
いずれか一方または双方に摩擦抵抗を高める微小凹凸を
形成することを特徴とする角鋼管柱と梁の接合方法。 (3) (1)または(2)において、スプライスプレ
ートと梁の接合面において、スプライスプレートと梁の
いずれか一方または双方に摩擦抵抗を高める微小凹凸を
形成することを特徴とする角鋼管柱と梁の接合方法。 (4) (1)〜(3)のいずれかにおいて、梁取付板
のフランジと梁のフランジのいずれか一方または双方と
スプライスプレートの間に、フィラープレートを介在さ
せてから、スプライスプレートを当接し通しボルトで締
結することを特徴とする角鋼管柱と梁の接合方法。 (5) (4)において、フィラープレートとして、高
摩擦板を用いることを特徴とする角鋼管柱と梁の接合方
法。
(10)によって構成されている。 (1) 閉鎖断面を有する角鋼管柱に、上下フランジと
ウエブを有するH形断面の梁取付板とこの梁取付板の一
端面に接合された基板からなる一体形の接合金物を介し
て梁を接合する角鋼管柱と梁の接合方法であり、工場で
角鋼管柱の所定位置に、接合金物の基板を通しボルトに
より締結して施工現場に搬送した後、施工現場で、角鋼
管柱を所定位置に立設してから、梁の先端面を接合金物
の梁取付板の他端面に突き合わせ、突き合わせた梁取付
板と梁の上下フランジを上下から挟むようにスプライス
プレートを当接して通しボルトで締結するとともに、突
き合わせた梁取付板と梁のウエブを両側から挟むように
スプライスプレートを当接して通しボルトで締結するこ
とを特徴とする角鋼管柱と梁の接合方法。 (2) (1)において、スプライスプレートと梁取付
板の接合面において、スプライスプレートと梁取付板の
いずれか一方または双方に摩擦抵抗を高める微小凹凸を
形成することを特徴とする角鋼管柱と梁の接合方法。 (3) (1)または(2)において、スプライスプレ
ートと梁の接合面において、スプライスプレートと梁の
いずれか一方または双方に摩擦抵抗を高める微小凹凸を
形成することを特徴とする角鋼管柱と梁の接合方法。 (4) (1)〜(3)のいずれかにおいて、梁取付板
のフランジと梁のフランジのいずれか一方または双方と
スプライスプレートの間に、フィラープレートを介在さ
せてから、スプライスプレートを当接し通しボルトで締
結することを特徴とする角鋼管柱と梁の接合方法。 (5) (4)において、フィラープレートとして、高
摩擦板を用いることを特徴とする角鋼管柱と梁の接合方
法。
【0008】(6) 閉鎖断面を有する角鋼管柱に、上
下フランジとウエブを有するH形断面の梁取付板と基板
からなる一体型の接合金物を介して梁を接合した角鋼管
柱と梁の接合構造であり、接合金物の基板が角鋼管柱に
通しボルトのみにより固定されており、相対する接合金
物の梁取付板と梁の上下フランジおよびウエブがスプラ
イスプレートと通しボルトにより固定されていることを
特徴とする角鋼管柱と梁の接合構造。 (7) (6)において、スプライスプレートと梁取付
板の接合面において、スプライスプレートと梁取付板の
いずれか一方または双方に摩擦抵抗を高める微小凹凸が
形成されていることを特徴とする角鋼管柱と梁の接合構
造。 (8) (6)または(7)において、スプライスプレ
ートと梁の接合面において、スプライスプレートと梁の
一方または双方に摩擦抵抗を高める微小凹凸が形成され
ていることを特徴とする角鋼管柱と梁の接合構造。 (9) (6)〜(8)のいずれかにおいて、スプライ
スプレートと梁のフランジ間にフィラープレートが介在
していることを特徴とする角鋼管柱と梁の接合構造。 (10)において、フィラープレートが、高摩擦板であ
ることを特徴とする請求項9に記載の角鋼管柱と梁の接
合構造。
下フランジとウエブを有するH形断面の梁取付板と基板
からなる一体型の接合金物を介して梁を接合した角鋼管
柱と梁の接合構造であり、接合金物の基板が角鋼管柱に
通しボルトのみにより固定されており、相対する接合金
物の梁取付板と梁の上下フランジおよびウエブがスプラ
イスプレートと通しボルトにより固定されていることを
特徴とする角鋼管柱と梁の接合構造。 (7) (6)において、スプライスプレートと梁取付
板の接合面において、スプライスプレートと梁取付板の
いずれか一方または双方に摩擦抵抗を高める微小凹凸が
形成されていることを特徴とする角鋼管柱と梁の接合構
造。 (8) (6)または(7)において、スプライスプレ
ートと梁の接合面において、スプライスプレートと梁の
一方または双方に摩擦抵抗を高める微小凹凸が形成され
ていることを特徴とする角鋼管柱と梁の接合構造。 (9) (6)〜(8)のいずれかにおいて、スプライ
スプレートと梁のフランジ間にフィラープレートが介在
していることを特徴とする角鋼管柱と梁の接合構造。 (10)において、フィラープレートが、高摩擦板であ
ることを特徴とする請求項9に記載の角鋼管柱と梁の接
合構造。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、例えば、図1に示すよ
うな角鋼管柱とH型鋼梁によるラーメン構造を得るため
に適用されるものである。本発明による角鋼管柱と梁の
構造は、閉鎖断面を有する角鋼管柱1に、上下フランジ
とウエブを有するH形断面の梁取付板2pと基板2bか
らなる一体型の接合金物2を、角鋼管柱1の所定位置に
通しボルト3により締結して、H形鋼梁4の先端面を接
合金物2の梁取付板2pの他端面に突き合わせ、突き合
わせた梁取付板2pとH形鋼梁4の上下フランジを上下
から挟むようにスプライスプレート5を当接し通しボル
ト6で締結するとともに、突き合わせた梁取付板2pと
H形鋼梁4のウエブを両側から挟むようにスプライスプ
レート7を当接し通しボルト8で締結することにより構
築されるものである。
うな角鋼管柱とH型鋼梁によるラーメン構造を得るため
に適用されるものである。本発明による角鋼管柱と梁の
構造は、閉鎖断面を有する角鋼管柱1に、上下フランジ
とウエブを有するH形断面の梁取付板2pと基板2bか
らなる一体型の接合金物2を、角鋼管柱1の所定位置に
通しボルト3により締結して、H形鋼梁4の先端面を接
合金物2の梁取付板2pの他端面に突き合わせ、突き合
わせた梁取付板2pとH形鋼梁4の上下フランジを上下
から挟むようにスプライスプレート5を当接し通しボル
ト6で締結するとともに、突き合わせた梁取付板2pと
H形鋼梁4のウエブを両側から挟むようにスプライスプ
レート7を当接し通しボルト8で締結することにより構
築されるものである。
【0010】この角鋼管柱1とH形鋼梁4によるラーメ
ン構造は、基本的には、例えば図2〜図3に示すような
手順で構築することができる。図2(a)は、閉鎖断面
を有する角鋼管柱1を示し、所定位置にボルト孔9を所
定の間隔で穿孔する。このボルト孔は、図2(b)に示
す接合金物2を取り付けるためのものである。この接合
金物2は、角鋼管柱1にH形鋼梁4を取り付けるための
もので、ボルト孔10を穿孔した上下フランジ10fと
ボルト孔11を穿孔したウエブ10uを有するH形断面
の梁取付板2pと、この梁取付板2pの端面に接合され
たボルト孔12を穿孔した基板2bからなっている。こ
の接合金物2と角鋼管柱1は、図2(c)に示すよう
に、角鋼管柱1のボルト孔9と接合金物2の基板2bに
穿孔したボルト孔12を一致させ、ボルト3により締結
する。
ン構造は、基本的には、例えば図2〜図3に示すような
手順で構築することができる。図2(a)は、閉鎖断面
を有する角鋼管柱1を示し、所定位置にボルト孔9を所
定の間隔で穿孔する。このボルト孔は、図2(b)に示
す接合金物2を取り付けるためのものである。この接合
金物2は、角鋼管柱1にH形鋼梁4を取り付けるための
もので、ボルト孔10を穿孔した上下フランジ10fと
ボルト孔11を穿孔したウエブ10uを有するH形断面
の梁取付板2pと、この梁取付板2pの端面に接合され
たボルト孔12を穿孔した基板2bからなっている。こ
の接合金物2と角鋼管柱1は、図2(c)に示すよう
に、角鋼管柱1のボルト孔9と接合金物2の基板2bに
穿孔したボルト孔12を一致させ、ボルト3により締結
する。
【0011】次に、図3に示すような上下フランジ13
fにボルト孔13を有しウエブ14にボルト孔15を有
するH形鋼梁4の端面を、図2(c)に示した角鋼管柱
1に固定した接合金物2の梁取付板2pの端面に突き合
わせ、図4(a)に示すような、ボルト孔16を穿孔し
た上フランジ用のスプライスプレート5a、5bと、下
フランジ用のスプライスプレート5c、5dを、突き合
わせた梁取付板2pの上下フランジ10fとH形鋼梁4
の上下フランジに対して、それぞれ上下から挟むように
当接する。そして、梁取付板2pの上下フランジ10f
のボルト孔10とH形鋼梁4の上下フランジ13fのボ
ルト孔13に対して、各スプライスプレートのボルト孔
16を一致させ、前記図1に示すようにボルト6により
締結する。
fにボルト孔13を有しウエブ14にボルト孔15を有
するH形鋼梁4の端面を、図2(c)に示した角鋼管柱
1に固定した接合金物2の梁取付板2pの端面に突き合
わせ、図4(a)に示すような、ボルト孔16を穿孔し
た上フランジ用のスプライスプレート5a、5bと、下
フランジ用のスプライスプレート5c、5dを、突き合
わせた梁取付板2pの上下フランジ10fとH形鋼梁4
の上下フランジに対して、それぞれ上下から挟むように
当接する。そして、梁取付板2pの上下フランジ10f
のボルト孔10とH形鋼梁4の上下フランジ13fのボ
ルト孔13に対して、各スプライスプレートのボルト孔
16を一致させ、前記図1に示すようにボルト6により
締結する。
【0012】また、図4(b)に示すようなボルト孔1
7を穿孔したウエブ用のスプライスプレート7aと7b
を、突き合わせた相対する梁取付板2pのウエブ10u
とH形鋼梁4のウエブ14に対して、両側から挟むよう
に当接し、梁取付板2pのウエブ10uのボルト孔11
とH形鋼梁4のウエブ14のボルト孔15に対して、ス
プライスプレート7a、7bのボルト孔17を一致さ
せ、前記図1に示すように、ボルト8により締結する。
7を穿孔したウエブ用のスプライスプレート7aと7b
を、突き合わせた相対する梁取付板2pのウエブ10u
とH形鋼梁4のウエブ14に対して、両側から挟むよう
に当接し、梁取付板2pのウエブ10uのボルト孔11
とH形鋼梁4のウエブ14のボルト孔15に対して、ス
プライスプレート7a、7bのボルト孔17を一致さ
せ、前記図1に示すように、ボルト8により締結する。
【0013】このようにして、前記図1に示したよう
な、角鋼管柱1とH形鋼梁4によるラーメン構造を構築
することができる。なお、本発明で用いるボルト3、
6、8としては、例えば図5に示すような、先端部に締
結トルクを管理するためのピンテール18を形成したボ
ルト軸19、座金20、ナット21からなる頭付きの高
力ボルト(通しボルト)(以下「高力ボルト」とい
う。)22を用いることができる。高力ボルト(通しボ
ルト)22としては、締結軸力が安定し、しかも温度依
存性に優れ、かつ上塗り適合性に優れた、防錆処理を施
したトルシア形高力ボルトを用いることが有効である。
な、角鋼管柱1とH形鋼梁4によるラーメン構造を構築
することができる。なお、本発明で用いるボルト3、
6、8としては、例えば図5に示すような、先端部に締
結トルクを管理するためのピンテール18を形成したボ
ルト軸19、座金20、ナット21からなる頭付きの高
力ボルト(通しボルト)(以下「高力ボルト」とい
う。)22を用いることができる。高力ボルト(通しボ
ルト)22としては、締結軸力が安定し、しかも温度依
存性に優れ、かつ上塗り適合性に優れた、防錆処理を施
したトルシア形高力ボルトを用いることが有効である。
【0014】これらのボルトによる締結をより安定させ
るためには、ボルトにより締結するスプライスプレート
5a〜5dと、梁取付板2pおよびH形鋼梁4の上下フ
ランジ13fとの接合面において、スプライスプレート
5a〜5dと、梁取付板2pおよびH形鋼梁4の上下フ
ランジ13fの接合面のいずれか一方または双方に、摩
擦抵抗を高める、例えば、微小凹凸を形成することが有
効である。
るためには、ボルトにより締結するスプライスプレート
5a〜5dと、梁取付板2pおよびH形鋼梁4の上下フ
ランジ13fとの接合面において、スプライスプレート
5a〜5dと、梁取付板2pおよびH形鋼梁4の上下フ
ランジ13fの接合面のいずれか一方または双方に、摩
擦抵抗を高める、例えば、微小凹凸を形成することが有
効である。
【0015】スプライスプレート7a、7bとH形鋼梁
4のウエブ14の接合面においても、スプライスプレー
ト7a、7bと梁取付板2pの接合面のいずれか一方ま
たは双方に、摩擦抵抗を高める、例えば、微小凹凸を形
成することが有効である。この微小凹凸は、例えば圧延
や機械加工(プレス加工を含む)によって形成すること
ができる。
4のウエブ14の接合面においても、スプライスプレー
ト7a、7bと梁取付板2pの接合面のいずれか一方ま
たは双方に、摩擦抵抗を高める、例えば、微小凹凸を形
成することが有効である。この微小凹凸は、例えば圧延
や機械加工(プレス加工を含む)によって形成すること
ができる。
【0016】また、スプライスプレート5aと5b、5
cと5dを介して、ボルトにより締結する梁取付板2p
のフランジ10fとH形鋼梁4のフランジ13fの上面
間に、段差がある場合には、スプライスプレート5aと
5b、5cと5dによるH形鋼梁4のフランジ13fの
締結を確実にすることができないので、建て方(間隙)
調整用として、この段差部にフィラープレートを充填介
在させることが有効である。
cと5dを介して、ボルトにより締結する梁取付板2p
のフランジ10fとH形鋼梁4のフランジ13fの上面
間に、段差がある場合には、スプライスプレート5aと
5b、5cと5dによるH形鋼梁4のフランジ13fの
締結を確実にすることができないので、建て方(間隙)
調整用として、この段差部にフィラープレートを充填介
在させることが有効である。
【0017】このフィラープレートの表面に、例えば、
微小凹凸を形成させれば、建て方調整用としてだけでは
なく、高摩擦板としても機能させることができ、梁取付
板2pのフランジ10fとH形鋼梁4のフランジ13f
のいずれか一方または双方と、スプライスプレート5a
〜5d間に介在させ、接合面間での摩擦抵抗を大きくし
て接合強度をさらに安定確保することもできる。高摩擦
板としては、微小凹凸を形成した鋼板が主体になるが、
所定の強度を有し、接合面の摩擦抵抗を大きくして接合
強度を安定確保できるものであればよく、鋼以外の材料
で形成されたものでもよい。
微小凹凸を形成させれば、建て方調整用としてだけでは
なく、高摩擦板としても機能させることができ、梁取付
板2pのフランジ10fとH形鋼梁4のフランジ13f
のいずれか一方または双方と、スプライスプレート5a
〜5d間に介在させ、接合面間での摩擦抵抗を大きくし
て接合強度をさらに安定確保することもできる。高摩擦
板としては、微小凹凸を形成した鋼板が主体になるが、
所定の強度を有し、接合面の摩擦抵抗を大きくして接合
強度を安定確保できるものであればよく、鋼以外の材料
で形成されたものでもよい。
【0018】本発明の角鋼管柱と梁の接合方法において
は、基本的には、角鋼管柱と梁によるラーメン構造を構
築する場合に、工場と施工現場で前記組み立て作業を分
担し、特に接合金物の角鋼管柱1への固定の仕方、この
固定に用いるボルトの種類、接合金物への梁の取り付け
の仕方と、この接合方法によって得られる接合構造に主
要な特徴を有している。
は、基本的には、角鋼管柱と梁によるラーメン構造を構
築する場合に、工場と施工現場で前記組み立て作業を分
担し、特に接合金物の角鋼管柱1への固定の仕方、この
固定に用いるボルトの種類、接合金物への梁の取り付け
の仕方と、この接合方法によって得られる接合構造に主
要な特徴を有している。
【0019】
【実施例】以下に本発明の角鋼管柱と梁の接合方法例
と、この方法によって得られる角鋼管柱とH形鋼梁の接
合構造例について、図6に基づき説明する。工場におい
て、角鋼管柱1の所定位置にボルト孔9、接合金物2の
基板2bにボルト孔12、梁取付板2pの上下フランジ
10fにボルト孔10、梁取付板2pのウエブ10uに
ボルト孔11を、それぞれ穿孔し、図6(a)に示すよ
うに、角鋼管柱1に接合金物2の基板2bを高力ボルト
3により締結して、施工現場に搬送する。
と、この方法によって得られる角鋼管柱とH形鋼梁の接
合構造例について、図6に基づき説明する。工場におい
て、角鋼管柱1の所定位置にボルト孔9、接合金物2の
基板2bにボルト孔12、梁取付板2pの上下フランジ
10fにボルト孔10、梁取付板2pのウエブ10uに
ボルト孔11を、それぞれ穿孔し、図6(a)に示すよ
うに、角鋼管柱1に接合金物2の基板2bを高力ボルト
3により締結して、施工現場に搬送する。
【0020】また、図6(b)に示すように、H形鋼梁
4の上下フランジ13fにボルト孔13、ウエブ14に
ボルト孔15をそれぞれ穿孔して施工現場に搬送する。
施工現場までの搬送には、従来と同様、トラックや台車
(含む貨車)、船等が用いられ、積み下ろしにはクレー
ンが用いられる。施工現場においては、角鋼管柱1を所
定位置に立設するとともに、接合金物2の梁取付板2p
の上フランジ10fに上スプライスプレート5aと5b
を、そして接合金物2の梁取付板2pの下フランジ10
fに下スプライスプレート5cと5dをそれぞれ高力ボ
ルト6で仮締結する。
4の上下フランジ13fにボルト孔13、ウエブ14に
ボルト孔15をそれぞれ穿孔して施工現場に搬送する。
施工現場までの搬送には、従来と同様、トラックや台車
(含む貨車)、船等が用いられ、積み下ろしにはクレー
ンが用いられる。施工現場においては、角鋼管柱1を所
定位置に立設するとともに、接合金物2の梁取付板2p
の上フランジ10fに上スプライスプレート5aと5b
を、そして接合金物2の梁取付板2pの下フランジ10
fに下スプライスプレート5cと5dをそれぞれ高力ボ
ルト6で仮締結する。
【0021】また、梁取付板2pのウエブ10uには、
スプライスプレート7b(および7a)を当接して高力
ボルト8で仮締結する。この状態で、このH形鋼梁4の
先端部を、図6(c)に示すように、その上フランジ1
3fがスプライスプレート5aと5b間に、また、下フ
ランジ13fがスプライスプレート5cと5d間に、そ
して、ウエブ14がスプライスプレート7aと7b間
に、それぞれ挿入して梁取付板2pの先端面とH形鋼梁
4の先端面を突き合わせる。
スプライスプレート7b(および7a)を当接して高力
ボルト8で仮締結する。この状態で、このH形鋼梁4の
先端部を、図6(c)に示すように、その上フランジ1
3fがスプライスプレート5aと5b間に、また、下フ
ランジ13fがスプライスプレート5cと5d間に、そ
して、ウエブ14がスプライスプレート7aと7b間
に、それぞれ挿入して梁取付板2pの先端面とH形鋼梁
4の先端面を突き合わせる。
【0022】このとき、梁取付板2pの上フランジ10
fの上面とH形鋼梁4の上フランジ13fの上面間に
は、図6(d)に示すように、段差aaがあり、このま
までは、スプライスプレート5a〜5dとH形鋼梁4の
フランジ13f間に隙間ができ、ボルト6による締結を
確実にすることができないので、この段差aa部にフィ
ラープレート23を介在させて隙間を生じないようにし
ている。
fの上面とH形鋼梁4の上フランジ13fの上面間に
は、図6(d)に示すように、段差aaがあり、このま
までは、スプライスプレート5a〜5dとH形鋼梁4の
フランジ13f間に隙間ができ、ボルト6による締結を
確実にすることができないので、この段差aa部にフィ
ラープレート23を介在させて隙間を生じないようにし
ている。
【0023】このフィラープレート23は、ここでは、
建て方(間隙)調整用として用いている。ここでは、フ
ィラープレート23は、H形鋼梁4の上下フランジ13
fの上面側に介在させているが、H形鋼梁4の上下フラ
ンジ13fの下面側に介在させるようにしてもよい。こ
の例では、接合金物2の梁取付板2pへのH形鋼梁4の
取り付け施工を容易にするために、梁取付板2pのフラ
ンジ10fを外側に厚くして、このフランジ10fの上
面とH形鋼梁4のフランジ13fの上面間に段差aa
(挿入空間)を生じさせるようにしている。
建て方(間隙)調整用として用いている。ここでは、フ
ィラープレート23は、H形鋼梁4の上下フランジ13
fの上面側に介在させているが、H形鋼梁4の上下フラ
ンジ13fの下面側に介在させるようにしてもよい。こ
の例では、接合金物2の梁取付板2pへのH形鋼梁4の
取り付け施工を容易にするために、梁取付板2pのフラ
ンジ10fを外側に厚くして、このフランジ10fの上
面とH形鋼梁4のフランジ13fの上面間に段差aa
(挿入空間)を生じさせるようにしている。
【0024】図6(c)の状態から、図6(d)に示す
ように、接合金物2の梁取付板2pの上下フランジ10
fとH形鋼梁4の上下フランジ13を、スプライスプレ
ート5aと5b、5cと5dで挟み込み高力ボルト6で
締結するとともに、接合金物2の梁取付板2pのウエブ
10uとH形鋼梁4のウエブ14を、スプライスプレー
ト7aと7bで挟み込み高力ボルト6で締結する。
ように、接合金物2の梁取付板2pの上下フランジ10
fとH形鋼梁4の上下フランジ13を、スプライスプレ
ート5aと5b、5cと5dで挟み込み高力ボルト6で
締結するとともに、接合金物2の梁取付板2pのウエブ
10uとH形鋼梁4のウエブ14を、スプライスプレー
ト7aと7bで挟み込み高力ボルト6で締結する。
【0025】このようにして、角鋼管柱1に接合金物2
を介してH形鋼梁4を接合し、前記図1に示すような、
角鋼管柱1とH形鋼梁4によるラーメン構造を構築す
る。この施工現場での作業には、従来と同様、クレーン
が用いられる。
を介してH形鋼梁4を接合し、前記図1に示すような、
角鋼管柱1とH形鋼梁4によるラーメン構造を構築す
る。この施工現場での作業には、従来と同様、クレーン
が用いられる。
【0026】なお、上記の実施例では、工場において、
梁取付板2pのフランジ10fとウエブ10u、H形鋼
梁4の上下フランジ13fとウエブ14における、各ス
プライスプレート5a〜5d、7a、7bとの接合面に
対して、ボルト孔10、11、13、15を穿孔した
後、機械加工により摩擦抵抗を高めるための微小凹凸
(図示省略)を形成し、各スプライスプレート5a〜5
d、7a、7bの接合面についても同様、ボルト孔1
6、17を穿孔した後に機械加工により微小凹凸(図示
省略)を形成し、ボルト締結による各接合部の接合強度
を安定確保できるようにしている。
梁取付板2pのフランジ10fとウエブ10u、H形鋼
梁4の上下フランジ13fとウエブ14における、各ス
プライスプレート5a〜5d、7a、7bとの接合面に
対して、ボルト孔10、11、13、15を穿孔した
後、機械加工により摩擦抵抗を高めるための微小凹凸
(図示省略)を形成し、各スプライスプレート5a〜5
d、7a、7bの接合面についても同様、ボルト孔1
6、17を穿孔した後に機械加工により微小凹凸(図示
省略)を形成し、ボルト締結による各接合部の接合強度
を安定確保できるようにしている。
【0027】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
るものではない。例えば、梁としてH形鋼梁を用いた
が、本発明は、I形鋼その他の類似性のあるものからな
る梁を用いる場合にも適用可能である。また、ボルト孔
の数、配置、各種ボルトの種類、フィラープレートを含
む各部材間の接合面間の高摩擦化策、その有無、組み立
て手順等は、接合対象である角鋼管柱条件、梁およびそ
の取付条件、強度条件等に応じて、上記請求項1〜請求
項10を満足する範囲内で変更があるものである。
るものではない。例えば、梁としてH形鋼梁を用いた
が、本発明は、I形鋼その他の類似性のあるものからな
る梁を用いる場合にも適用可能である。また、ボルト孔
の数、配置、各種ボルトの種類、フィラープレートを含
む各部材間の接合面間の高摩擦化策、その有無、組み立
て手順等は、接合対象である角鋼管柱条件、梁およびそ
の取付条件、強度条件等に応じて、上記請求項1〜請求
項10を満足する範囲内で変更があるものである。
【0028】上記のような構成を有する本発明において
は、以下のような効果を得ることができる。 (1)工場で角鋼管柱に接合金物を容易にかつ精度良く
取り付けることができ、施工現場での精度の高い組み立
て作業負担を軽減できる。 (2)従来例のようにボルトを外部に突出した状態で角
鋼管柱を搬送することはないので、ボルトが搬送のため
に損傷する恐れがない。 (3)ボルト締結は工場と施工現場で完結させるため、
工場から施工現場での施工までの間において、ボルトに
対して締結時のトルク係数を安定化させるための錆、水
濡れ防止対策が軽減できる。 (4)この例では、高価なワンサイドボルトを用いなく
てよいので、コスト負担を軽減することができる。 (5)各部材間の接合面に高摩擦化策を講じることによ
り、接合強度をさらに安定確保できる。 等、トータルとして、接合強度を安定確保するととも
に、施工効率が向上し、施工コストも節減可能である。
は、以下のような効果を得ることができる。 (1)工場で角鋼管柱に接合金物を容易にかつ精度良く
取り付けることができ、施工現場での精度の高い組み立
て作業負担を軽減できる。 (2)従来例のようにボルトを外部に突出した状態で角
鋼管柱を搬送することはないので、ボルトが搬送のため
に損傷する恐れがない。 (3)ボルト締結は工場と施工現場で完結させるため、
工場から施工現場での施工までの間において、ボルトに
対して締結時のトルク係数を安定化させるための錆、水
濡れ防止対策が軽減できる。 (4)この例では、高価なワンサイドボルトを用いなく
てよいので、コスト負担を軽減することができる。 (5)各部材間の接合面に高摩擦化策を講じることによ
り、接合強度をさらに安定確保できる。 等、トータルとして、接合強度を安定確保するととも
に、施工効率が向上し、施工コストも節減可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明においては、閉鎖断面を有する角
鋼管柱に、上下一対の接合金物を介して梁を接合する場
合において、接合の施工性を高め、接合強度を安定確保
するとともに、施工コストも大幅に節減可能である。
鋼管柱に、上下一対の接合金物を介して梁を接合する場
合において、接合の施工性を高め、接合強度を安定確保
するとともに、施工コストも大幅に節減可能である。
【図1】本発明による角鋼管柱と梁によるラーメン構造
例を示す立体説明図。
例を示す立体説明図。
【図2】図1の角鋼管柱と梁の接合構造例の組み立て手
順例を示す立体説明図。
順例を示す立体説明図。
【図3】図1の角鋼管柱と梁の接合構造例で用いるH形
鋼梁の立体説明図。
鋼梁の立体説明図。
【図4】本発明の角鋼管柱と梁の接合構造例で用いるス
プライスプレート例を示す立体説明図。
プライスプレート例を示す立体説明図。
【図5】本発明の角鋼管柱と梁の接合構造例で用いる通
しボルト例を示す側面説明図。
しボルト例を示す側面説明図。
【図6】本発明による角鋼管柱と梁の接合構造の実施例
を示す説明図で、(a)図は、角鋼管柱への接合金物の
固定状態を示す一部切り欠き断面側面説明図、(b)図
は、角鋼管柱に接合金物を介して取り付けられるH形鋼
梁例を示す一部切り欠き側面説明図、(c)図は、接合
金物の梁取付板の先端面にH形鋼梁の先端面を突き合わ
せた状態を示す側面説明図、(d)図は、接合金物にH
形鋼梁を取り付け完了した状態を示す側面説明図。
を示す説明図で、(a)図は、角鋼管柱への接合金物の
固定状態を示す一部切り欠き断面側面説明図、(b)図
は、角鋼管柱に接合金物を介して取り付けられるH形鋼
梁例を示す一部切り欠き側面説明図、(c)図は、接合
金物の梁取付板の先端面にH形鋼梁の先端面を突き合わ
せた状態を示す側面説明図、(d)図は、接合金物にH
形鋼梁を取り付け完了した状態を示す側面説明図。
【図7】従来の通しダイヤフラム形の角鋼管柱によるラ
ーメン構造例を示す立体説明図。
ーメン構造例を示す立体説明図。
1 角鋼管柱 2 接合金物 2p 梁取付板 2b 基板 3 ボルト 4 梁 5、5a〜5d スプライスプレート 6 ボルト 7、7a、7b スプライスプレート 8 ボルト 9 ボルト孔(角鋼管柱) 10 ボルト孔(梁取付板フランジ) 10f フランジ 10u ウエブ 11 ボルト孔(梁取付板ウエブ) 12 ボルト孔(基板) 13 ボルト孔(H形鋼梁フランジ) 13f H形鋼梁フランジ 14 ウエブ(H形鋼梁) 15 ボルト孔(H形鋼梁ウエブ) 16、17 ボルト孔(スプライスプレート) 18 ピンテール 19 ボルト軸 20 座金 21 ナット 22 高力ボルト 23 フィラープレート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 八郎 千葉県富津市新富20−1 新日本製鐵株式 会社技術開発本部内 (72)発明者 志村 保美 東京都千代田区大手町2−6−3 新日本 製鐵株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】 閉鎖断面を有する角鋼管柱に、上下フラ
ンジとウエブを有するH形断面の梁取付板と基板からな
る一体型の接合金物を介して梁を接合する角鋼管柱と梁
の接合方法であり、工場で角鋼管柱の所定位置に、接合
金物の基板を通しボルトにより締結して施工現場に搬送
した後、施工現場で角鋼管柱を所定位置に立設してか
ら、梁の先端面を接合金物の梁取付板の他端面に突き合
わせ、突き合わせた梁取付板と梁の上下フランジを上下
から挟むようにスプライスプレートを当接して通しボル
トで締結するとともに、突き合わせた梁取付板と梁のウ
エブを両側から挟むようにスプライスプレートを当接し
て通しボルトで締結することを特徴とする角鋼管柱と梁
の接合方法。 - 【請求項2】 スプライスプレートと梁取付板の接合面
において、スプライスプレートと梁取付板のいずれか一
方または双方に摩擦抵抗を高める微小凹凸を形成するこ
とを特徴とする請求項1記載の角鋼管柱と梁の接合方
法。 - 【請求項3】 スプライスプレートと梁の接合面におい
て、スプライスプレートと梁のいずれか一方または双方
に摩擦抵抗を高める微小凹凸を形成することを特徴とす
る請求項1または2記載の角鋼管柱と梁の接合方法。 - 【請求項4】 梁取付板のフランジと梁のフランジのい
ずれか一方または双方とスプライスプレートの間に、フ
ィラープレートを介在させてから、スプライトプレート
を当接し通しボルトで締結することを特徴とする請求項
1〜3のいずれか1項に記載の角鋼管柱と梁の接合方
法。 - 【請求項5】 フィラープレートとして、高摩擦板を用
いることを特徴とする請求項4記載の角鋼管柱と梁の接
合方法。 - 【請求項6】 閉鎖断面を有する角鋼管柱に、上下フラ
ンジとウエブを有するH形断面の梁取付板と基板からな
る一体型の接合金物を介して梁を接合した角鋼管柱と梁
の接合構造であり、接合金物の基板が角鋼管柱に通しボ
ルトのみにより固定されており、相対する接合金物の梁
取付板と梁の上下フランジおよびウエブがスプライスプ
レートと通しボルトにより固定されていることを特徴と
する角鋼管柱と梁の接合構造。 - 【請求項7】 スプライスプレートと梁取付板の接合面
において、スプライスプレートと梁取付板のいずれか一
方または双方に摩擦抵抗を高める微小凹凸が形成されて
いることを特徴とする請求項6記載の角鋼管柱と梁の接
合構造。 - 【請求項8】 スプライスプレートと梁の接合面におい
て、スプライスプレートと梁の一方または双方に摩擦抵
抗を高める微小凹凸が形成されていることを特徴とする
請求項6または7記載の角鋼管柱と梁の接合構造。 - 【請求項9】 スプライスプレートと梁のフランジ間に
フィラープレートが介在していることを特徴とする請求
項6〜8のいずれか1項に記載の角鋼管柱と梁の接合構
造。 - 【請求項10】 フィラープレートが高摩擦板であるこ
とを特徴とする請求項9に記載の角鋼管柱と梁の接合構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7472898A JPH11269985A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 角鋼管柱と梁の接合方法および接合構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7472898A JPH11269985A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 角鋼管柱と梁の接合方法および接合構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11269985A true JPH11269985A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13555586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7472898A Withdrawn JPH11269985A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | 角鋼管柱と梁の接合方法および接合構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11269985A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101031351B1 (ko) * | 2009-12-18 | 2011-04-29 | 광성(주) | 제진구조를 갖는 기둥-보 연결 구조물 |
| CN102979185A (zh) * | 2012-12-14 | 2013-03-20 | 中国建筑股份有限公司 | H型钢梁与方钢管柱可变梁高装配式节点及其施工方法 |
| WO2014175574A1 (ko) * | 2013-04-23 | 2014-10-30 | Chae Il Soo | 철골보 접합부 |
| KR101474371B1 (ko) * | 2013-10-02 | 2014-12-24 | (주)천마엔지니어링 | 거더 구조물 및 이를 이용한 무가시설의 구조물 시공방법 |
| CN107012984A (zh) * | 2017-04-11 | 2017-08-04 | 山东大学 | 一种螺栓连接的蜂窝h钢梁及制作方法 |
| CN109457817A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-03-12 | 国网冀北电力有限公司经济技术研究院 | 一种梁柱的节点结构及其制备方法和应用 |
| CN113565207A (zh) * | 2021-02-22 | 2021-10-29 | 山东建筑大学 | 一种装配式梁柱节点结构及施工方法 |
| CN115387481A (zh) * | 2022-11-01 | 2022-11-25 | 北京建筑大学 | 模块化钢结构建筑的梁柱连接节点 |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP7472898A patent/JPH11269985A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101031351B1 (ko) * | 2009-12-18 | 2011-04-29 | 광성(주) | 제진구조를 갖는 기둥-보 연결 구조물 |
| CN102979185A (zh) * | 2012-12-14 | 2013-03-20 | 中国建筑股份有限公司 | H型钢梁与方钢管柱可变梁高装配式节点及其施工方法 |
| WO2014175574A1 (ko) * | 2013-04-23 | 2014-10-30 | Chae Il Soo | 철골보 접합부 |
| KR101474371B1 (ko) * | 2013-10-02 | 2014-12-24 | (주)천마엔지니어링 | 거더 구조물 및 이를 이용한 무가시설의 구조물 시공방법 |
| CN107012984A (zh) * | 2017-04-11 | 2017-08-04 | 山东大学 | 一种螺栓连接的蜂窝h钢梁及制作方法 |
| CN107012984B (zh) * | 2017-04-11 | 2024-02-02 | 山东大学 | 一种螺栓连接的蜂窝h钢梁及制作方法 |
| CN109457817A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-03-12 | 国网冀北电力有限公司经济技术研究院 | 一种梁柱的节点结构及其制备方法和应用 |
| CN109457817B (zh) * | 2018-12-17 | 2025-02-21 | 国网冀北电力有限公司经济技术研究院 | 一种梁柱的节点结构及其制备方法和应用 |
| CN113565207A (zh) * | 2021-02-22 | 2021-10-29 | 山东建筑大学 | 一种装配式梁柱节点结构及施工方法 |
| CN113565207B (zh) * | 2021-02-22 | 2022-10-18 | 山东建筑大学 | 一种装配式梁柱节点结构及施工方法 |
| CN115387481A (zh) * | 2022-11-01 | 2022-11-25 | 北京建筑大学 | 模块化钢结构建筑的梁柱连接节点 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |