JPH11270043A - バルコニ付き屋根 - Google Patents
バルコニ付き屋根Info
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- JPH11270043A JPH11270043A JP7412798A JP7412798A JPH11270043A JP H11270043 A JPH11270043 A JP H11270043A JP 7412798 A JP7412798 A JP 7412798A JP 7412798 A JP7412798 A JP 7412798A JP H11270043 A JPH11270043 A JP H11270043A
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Abstract
屋根を提供する。 【解決手段】 棟80Aの端部と、妻側の軒先および桁
側の軒先80Bが交差する点とを結ぶ二本の稜線で構成
される略逆V字状の屋根側面80Dの棟80A寄りの部
分に開口80Fを設け、この開口80Fの下方にバルコ
ニ81の床を設ける。これにより、バルコニ81は屋根
80の内部に形成されることになるから、ルーフバルコ
ニ等の構造体を採用する必要がなくなり、屋根80を一
種類の構造体により構成できるので、構造を簡略化でき
るとともに、施工を容易化できる。
Description
に関する。
等のように、棟から軒先に向かって傾斜した傾斜屋根面
を有するものが多い。このような屋根には小屋裏空間が
形成されるため、建物の内部空間を有効活用するため
に、当該小屋裏空間を居室として使用することがある。
居室とされる小屋裏空間には、採光および通風が必要に
なる上、とくに、小屋裏の居室が建物の三階部分となる
場合には建物が三階建てになることから、道路に面した
部分から三階の小屋裏の居室へ安全に到達できる非常進
入口を設ける必要が生じる。このため、従来は、屋根の
一部をルーフバルコニとして小屋裏空間に出入りできる
ようにしていた。すなわち、建物躯体の上に、小屋裏空
間を有する傾斜屋根部とルーフバルコニとを並設するこ
とにより屋根を構築していた。
屋根を、傾斜屋根部とルーフバルコニという、全く異な
る二種類の構造体により構成するので、屋根の構造が複
雑化する上、施工が煩雑になるという問題がある。
できるバルコニ付き屋根を提供することにある。
て説明すると、棟10A,80Aの端部と妻側の軒先お
よび桁側の軒先10B,80Bが交差する点とを結ぶ二
本の稜線で構成される前記棟の端部を基点とした略逆V
字状の屋根側面(10D,50D,80D)に開口10
F,50F,80Fが設けられ、この屋根側面の開口の
下方にバルコニ2,4,31,32,33,34,3
5,81の床が設けられていることを特徴とする。
コニの床を設けるので、バルコニは屋根の内部に形成さ
れることになるから、ルーフバルコニ等の構造体を採用
しなくてもバルコニを形成できる。従って、屋根を一種
類の構造体により構成できるので、屋根にバルコニを簡
単な構造で設けることができるとともに、屋根の施工を
容易化できる。
設けられ、当該屋根側面の開口よりも軒先側の部分は、
バルコニの手摺83,116,311,321,33
1,341,351とされていることが望ましい。この
ようにすれば、既存の屋根の構造を利用してバルコニの
手摺を構成できるので、簡単な構造で屋根にバルコニを
形成できる。
られた居室に隣接し、当該バルコニおよび居室の間に設
けられた間仕切壁には、採光機能および換気機能の少な
くともいずれか一方を有する窓部が設けられていること
が好ましい。このように窓部を設けることで、バルコニ
を通じて小屋裏空間の居室に採光および通風を充分に確
保できる。
面には、天窓851が設けられていてもよく、これによ
ると、天窓を通じてバルコニに充分な採光を確保でき
る。
は、パーゴラまたはルーバ852が設けられていてもよ
く、これによれば、バルコニに充分な通風が得られる。
根仕上面から突出する水切り86が設けられていること
が好ましい。このような水切りを設けることで、雨水が
水切りに沿って軒先方向に流れるようになり、開口から
バルコニ内に雨水が流れ込むことがなくなるから、従来
のルーフバルコニのように軒樋を設ける必要がなくな
り、構造を簡略化できる。
面に基づいて説明する。 〔第一実施形態〕図1には、本実施形態のバルコニ付き
屋根80を備えた建物8が示されている。この建物8
は、在来工法によって建てられた建物であり、建物本体
8Aの上にバルコニ付き屋根80を設けた構造を備えて
いる。建物本体8Aは、図示しないが、基礎89上に柱
や梁等の軸材を組んで骨組みを形成し、この骨組みに壁
材、床材、天井材等の設備部材を組み付けることにより
構成されている。
先80Bに向かって傾斜した傾斜屋根面80Cと、当該
傾斜屋根面80Cと直交して棟80Aの端部に設けられ
た屋根側面である妻面80Dとを有して構成されてい
る。妻面80Dは、棟80Aの端部と軒先80Bの妻側
の端部とを結ぶ二本の稜線で構成されている。この屋根
80は、切り妻屋根の棟の一端を斜めに切り欠いた変形
切り妻屋根状に形成され、これにより、妻面80Dは、
屈曲した形状、つまり、棟80Aの一端から斜めに下る
略三角形の切欠面およびこの切欠面と交差する垂直面に
より略V字状に構成されている。このうち、切欠面は開
口されて傾斜開口部80Fとされている。
に囲まれた小屋裏空間(図示省略)には、居室が設けら
れ、屋根80の棟方向一端に設けられたバルコニ81と
棟方向に隣接している。バルコニ81は、妻面80Dに
開口された凹部80Eにより構成されている。この凹部
80Eには、開口に面した窓部82が設けられ、この窓
部82を介して居室とバルコニ81とを行き来できるよ
うになっている。妻面80Dに形成された凹部80Eの
開口は、前述した傾斜開口部80Fを含んで構成され、
この傾斜開口部80Fの下方にバルコニ81の床が設け
られている。また、妻面80Dにおいて傾斜開口部80
Fの軒先側となる垂直面は、バルコニ81の手摺83と
されている。
組んだ骨組み84に屋根下地材85や屋根仕上材87
(図3参照)を取り付けることにより構成されている。
この骨組み84は、棟80Aに沿って配置される棟材8
41と、軒先80Bに沿って配置される軒げた842
と、これらの棟材841および軒げた842と平行に前
記傾斜屋根面80Cに沿って配列される複数の母屋84
3と、これらの母屋843と直交して設けられた複数の
垂木844,844Aとを有して構成されている。
に没して設けられている。この棟材841の一端(没し
た側の端部)には、一対の傾斜材845の各上端が接続
され、これらの傾斜材845は、バルコニ81の妻方向
両端部に向かってそれぞれ斜めに下ろされている。傾斜
材845は、前述した傾斜開口部80Fの開口端に沿っ
て斜めに設けられ、これらの一対の傾斜材845に挟ま
れた部分が前述した傾斜開口部80Fとされている。こ
れらの傾斜材845の傾斜角度は、建物8が隣地境界線
や道路境界線等との関係により斜線制限を受ける場合、
図2に示すように、傾斜開口部80Fが斜線制限の斜線
に沿うように設定される。
に一部示すように、水切り86が設けられている。水切
り86は、傾斜材845に沿って連続して設けられ、ス
ペーサ861を介して屋根下地材85上に取り付けられ
ている。これにより、水切り86は、屋根下地材85か
ら屋根仕上材87よりも大きく立ち上がって(突出し
て)いる。
傾斜材845と交差する方向、具体的には、傾斜屋根面
80Cに沿って軒先80Bに向かって下るように設けら
れた軸材であり、その上面には屋根下地材85が取り付
けられている。このうち、妻面80D側の一対の垂木8
44Aは、本発明における斜め材844Aとされ、各斜
め材844Aの上端には前述した一対の傾斜材845の
各下端がそれぞれ結合されている。これらの斜め材84
4Aの上端間には、架設材846が架け渡され、この架
設材846に前述した手摺83が取り付けられている。
の上部の屋根下地材85には、天窓851およびルーバ
852が組み付けられ、バルコニ81に採光および通風
を確保するようになっている。
うな効果がある。すなわち、妻面80Dの傾斜開口部8
0Fの下方にバルコニ81の床を設けるので、バルコニ
81は屋根80の内部に形成されることになるから、ル
ーフバルコニ等の構造体を採用しなくてもバルコニ81
を形成できる。従って、屋根80を一種類の構造体によ
り構成できるので、構造を簡略化できるとともに施工を
容易化できる。
1、傾斜材845および斜め材844Aが分断されない
で連続する構造となるため、補強しなくても充分な強度
を確保できるから、構造を簡略にできるとともに容易に
施工できる。さらに、凹部80Eの開口は、傾斜材84
5および斜め材844Aに囲まれた部分に形成されてい
るため、開口を大きくしても必要な強度を確保できる。
従って、バルコニ81の開口を大きく形成できるから、
開口に面した窓部82から採光や通風を充分に確保でき
る。
に沿って切り妻屋根の棟の端部が斜めに切り欠かれた形
状であるため、隣地境界線や道路境界線等との関係によ
り斜線制限を受ける場合にも、この傾斜材845に沿っ
た部分を斜線制限の斜線に沿わせることができるから、
建物8全体を斜線制限内に納めることができる。
分に形成された傾斜開口部80Fを含んで凹部80Eの
開口が構成されているので、傾斜開口部80Fを介し
て、バルコニ81の上面を屋外に開放できるから、採光
および通風が効率よく得られる。
の棟80A寄りの部分に設けられ、妻面80Dの傾斜開
口部80Fよりも軒先80B側の部分は、バルコニ81
の手摺83とされているので、既存の屋根の構造を利用
して手摺83を構成できるので、簡単な構造でバルコニ
81を形成できる。
この居室とバルコニ81との間には、窓部82が設けら
れているため、この窓部82を通じて採光および通風を
居室に充分に確保できるとともにバルコニ81への出入
りを容易に行える。
6が設けられているので、雨水が水切り86に沿って軒
先80B方向に流れるようになり、傾斜開口部80Fか
らバルコニ81内に雨水が流れ込むことがなくなるか
ら、従来のルーフバルコニのように軒樋を設ける必要が
なくなり、構造を簡略化できる。
バルコニ付き屋根10を備えたユニット式建物1が示さ
れている。ユニット式建物1は、基礎91上に箱状の建
物ユニット92を複数組み合わせて配置することにより
構築された二階建ての建物躯体90と、この建物躯体9
0の上に設けられた屋根10とを有して構成されてい
る。
たものであり、図5に示すように、直方体形状の骨組み
92Aを有し、この骨組み92Aに、図示しない床材、
内外壁材、天井材、その他必要な設備部材を組み付けて
構成されている。すなわち、骨組み92Aは、四本の柱
921と、これらの四本の柱921の上端間を連結する
上梁922と、四本の柱921の下端間を連結する下梁
923とを含んで構成されている。この骨組み92Aに
は、その上梁922間に複数の小梁924が架設される
とともに、下梁923間に複数の根太925が架設さ
れ、これらに天井材および床材等が取り付けられてい
る。
軒先10Bに向かって傾斜した傾斜屋根面10Cと、棟
10Aの端部に設けられて当該棟10Aと交差する屋根
側面としての妻面10Dとを有して、両流れの切り妻屋
根状に形成され、棟10Aの一方の端部が斜めに切り欠
かれた形状とされている。この屋根10の小屋裏空間
は、図示しないが、建物躯体90の二階部分から昇降可
能な三階居室部分として利用されている。また、屋根1
0の斜めに切り欠かれた形状とされた側の端部には、三
階居室部分に出入り可能なバルコニ2が設けられてい
る。このバルコニ2は、妻面10Dに開口された凹部1
0Eにより構成されている。
うに、棟10Aに沿って直列に配置された直方体形状の
低建物ユニット11と、各低建物ユニット11の妻方向
両側に配置された傾斜面を有する三角屋根ユニット12
と、この三角屋根ユニット12の傾斜面に沿って棟10
Aの両側に傾斜配置された屋根パネル13,43とを有
して構成されている。このような屋根10では、低建物
ユニット11および三角屋根ユニット12の各内部空間
が小屋裏空間、つまり、三階居室部分とされている。
に、前述した建物ユニット92(図5参照)の高さ寸法
を低くしたものであり、建物ユニット92と同様に、直
方体形状の骨組み11Aに図示しない各種設備部材を組
み付けて構成されている。すなわち、この骨組み11A
は、四本の柱111と、これらの四本の柱111の上端
間を連結する上梁112と、四本の柱111の下端間を
連結する下梁113とを含んで構成され、柱111の高
さ寸法は、建物ユニット92の柱921よりも小さくさ
れている。
10Aの一端に配置される低建物ユニット11は、その
妻面10D側の側面が開口されて凹部10Eとされ、こ
れにより、バルコニ2が形成されている。つまり、本実
施形態のバルコニ2は、低建物ユニット11内の妻面1
0D側の部分に設けられ、当該低建物ユニット11の屋
内側(妻面10D側と反対側)の部分に設けられた三階
居室部分と隣接している。
うちバルコニ2に対応する部分には、図4および図6に
も示すように、床面材114、窓サッシ115、手摺1
16および外壁材117が組み付けられるとともに、骨
組み11Aの上面のうちバルコニ2に対応した部分に取
り付ける天井面材等の設備部材が省略されている。これ
により、低建物ユニット11の上面のバルコニ2に対応
した部分は開口され、上梁112が露出している。
リート)等からなるものであり、その上面には、防水シ
ート(図示省略)等による防水処理が施されている。こ
の床面材114の上面には、図示しないが、屋外(妻面
10D)側に向かって下る水勾配が形成され、この水勾
配の下流側となる端部には、側溝が設けられてバルコニ
2の排水を行えるようになっている。
ット11内のバルコニ2と三階居室部分とを仕切る立上
壁部を構成するものであり、凹部10Eの開口に面して
骨組み11A内に垂直に組み付けられている。これによ
り、窓サッシ115を介してバルコニ2および三階居室
部分を相互に行き来できるようになっている。このよう
な窓サッシ115は、骨組み11Aに取付下地となる間
柱や中間梁を設けることにより組み付けることができ
る。なお、バルコニ2および三階居室部分の境界部分を
仕切る立上壁部は、窓サッシと内外壁材とを組み合わせ
て構成してもよい。
の端部となる部分、つまり、骨組み11Aの短辺側側面
に沿って立設されている。外壁材117は、防火サイデ
ィング材等からなるものであり、低建物ユニット11の
バルコニ2と、当該低建物ユニット11に隣接する三角
屋根ユニット12内の三階居室部分との境界部分に立設
されている。具体的には、骨組み11Aの長辺側側面の
バルコニ2に対応した部分に取り付けられている。
すように、三角柱の長方形側面を底面とした軸組構造の
骨組み12Aを備えている。この骨組み12Aは、四本
の下梁121を矩形に枠組みした水平フレーム122
と、この水平フレーム122の長辺となる一方の下梁1
21の両端に立設された一対の柱123と、これらの柱
123の上端間を連結する上梁124と、柱123の上
端および水平フレーム122の長辺となる他方の下梁1
21の端部を連結する斜め梁125とを有して構成され
ている。斜め梁125および柱123の接合は、柱12
3に固着されたブラケット(図示省略)に斜め梁125
の傾斜方向上端に固着された箱状の取付部材126を被
せ、ボルト締め等で互いに結合することにより行われて
いる。また、斜め梁125の下端および他方の下梁12
1は、ボルト締め等により連結され、この連結は、他方
の下梁121上に固着されかつ上面が傾斜した略箱状の
立上部127および角筒状の固定部材128を介して行
われている。
ネル13,43のうち長方形の屋根パネル13は、四本
の枠材131,132,133,134を矩形に枠組み
した下地フレーム130上に合板等の面材(図示省略)
を取り付けた構造を備えている。この下地フレーム13
0の傾斜方向上端側(棟10A側)の枠材131は、棟
10Aを挟んで対向する屋根パネル13同士で、接合ブ
ラケット(図示省略)を介して互いに棟10Aの位置で
結合されるとともに、棟方向に並ぶ枠材131同士で結
合されている。このように、下地フレーム130の各枠
材131は一体化されて、棟10Aを構成する棟材21
とされている。このような屋根パネル13の枠材131
からなる棟材21は、バルコニ2よりも棟方向に没して
設けられることになる。なお、下地フレーム130の傾
斜方向下端側(軒先10B側)の枠材132は、三角屋
根ユニット12(図8参照)の傾斜面に固定されてい
る。
屋根パネル43は、棟10A側となる上辺が傾斜した形
状を備え、具体的には、四本の枠材431,432,4
33,434を台形に枠組みした下地フレーム430上
に合板等の面材(図示省略)を取り付けて構成されてい
る。この下地フレーム430の傾斜方向上端側(棟10
A側)の枠材431の一端は、棟10Aを挟んで対向す
る屋根パネル43同士で接合ブラケット(図示省略)に
よって結合されるとともに、隣接する屋根パネル13の
枠材131、つまり、棟材21と連結されている。
ユニット11の上面、具体的には、妻面10D側の柱1
11の上端部(図7参照)に固定され、互いに離間して
いる。すなわち、屋根パネル43の枠材431は、バル
コニ2の妻方向両端部に向かってそれぞれ斜めに下ろさ
れ、棟材21から延びる傾斜材431とされている。こ
れらの傾斜材(枠材)431に挟まれた部分は開口され
て傾斜開口部10Fとされ、図4に示したように、この
傾斜開口部10Fを含んで凹部10Eの開口が構成され
ている。バルコニ2の上面、つまり、低建物ユニット1
1の上面においてバルコニ2用に開口された部分は、こ
の傾斜開口部10Fを介して屋外に開放されている。
10D側の枠材434は、傾斜材(枠材)431から軒
先10Bに延びる斜め材434であり、屋根パネル1
3,43により構成される傾斜屋根面10Cに沿って配
置されている。具体的には、斜め材(枠材)434は、
三角屋根ユニット12の斜め梁125(図8参照)に沿
って設けられている。なお、下地フレーム430の傾斜
方向下端側(軒先10B側)の枠材432は、屋根パネ
ル13と同様に、三角屋根ユニット12(図8参照)の
傾斜面に固定されている。また、前記第一実施形態と同
様に、屋根パネル43には、傾斜材となる枠材431に
沿って水切りを設けてもよい。
うな効果がある。すなわち、妻面10Dの傾斜開口部1
0Fの下方にバルコニ2の床を設けるので、バルコニ2
は屋根10の内部に形成されることになるから、ルーフ
バルコニ等の構造体を採用しなくてもバルコニ2を形成
できる。従って、屋根10を一種類の構造体により構成
できるので、構造を簡略化できるとともに施工を容易化
できる。つまり、バルコニ2は、低建物ユニット11を
開口させるだけで形成できるので、バルコニ2を設ける
ために、ユニット11,12の骨組み11A,12Aの
構造を変更したり、構造の異なる他のユニットを採用し
たりする必要がなくなる。従って、バルコニ2の有無に
拘わらず、屋根10全体を、低建物ユニット11および
三角屋根ユニット12を並べた上に屋根パネル13,4
3を配置した構造、つまり、一種類の構造により構成で
きるから、屋根10の構造を複雑化することなくバルコ
ニ2を設けることができ、容易に施工できる。
1、傾斜材となる枠材431、および斜め材となる枠材
434を分断しないで連続させた構造としたため、補強
しなくても充分な強度を確保できるから、簡単に施工で
きる。さらに、凹部10Eの開口は、傾斜材(枠材)4
31および斜め材(枠材)434に囲まれた部分に形成
されているため、大きく形成できるから、採光や通風を
充分に確保できる。そして、本実施形態の屋根10は、
傾斜材(枠材)431に沿って棟10Aの端部が斜めに
切り欠かれた形状とされているので、隣地境界線や道路
境界線等との関係により斜線制限を受ける場合にも、こ
の傾斜材(枠材)431に沿った部分を斜線制限の斜線
に沿わせることができるから、建物1全体を斜線制限内
に納めることができる。
れた部分を開口して傾斜開口部10Fとし、この傾斜開
口部10Fを含んで凹部10Eの開口を構成したので、
傾斜開口部10Fを介して、バルコニ2の上面を屋外に
開放させることができるので、採光および通風が効率よ
く得られる
用されているので、採光および通風が充分に得られる小
屋裏空間を有効利用できる上、バルコニ2への出入りを
容易に行える。
のバルコニ付き屋根50が示されている。なお、以下の
説明にあたって、前述した図4〜図9と同じ構成要素に
ついては同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略
化する。本実施形態のバルコニ付き屋根50は、棟10
Aと交差する屋根側面が傾斜面50Dとされた寄せ棟屋
根であり、図示しないが、その小屋裏空間は、前記第二
実施形態と同様に、三階居室部分として利用されてい
る。この屋根50には、三階居室部分に出入り可能なバ
ルコニ4が設けられている。このバルコニ4は、傾斜面
50Dに開口された凹部50Eにより構成されている。
また、この傾斜面50Dの傾斜方向上部には、三角形の
傾斜開口部50Fが設けられ、この傾斜開口部50Fを
含んで凹部50Eの開口が構成されている。
ように、棟10Aに沿って直列に配置された傾斜低建物
ユニット51と、各傾斜低建物ユニット51の妻方向両
側に配置された傾斜三角屋根ユニット52と、これらの
両ユニット51,52の各傾斜面に沿って傾斜配置され
た屋根パネル13,53,54とを有して構成され、傾
斜低建物ユニット51および傾斜三角屋根ユニット52
の各内部空間が小屋裏空間、つまり、三階居室部分とさ
れている。
ように、前記第二実施形態の低建物ユニット11(図7
参照)の短辺側(屋根側面側)の側面を傾斜面としたも
のであり、低建物ユニット11と同様に、骨組み51A
に図示しない各種設備部材を組み付けて構成されてい
る。この骨組み51Aは、上下に対向配置されかつ平面
視で長辺方向寸法のみが異なる上面用矩形枠511およ
び下面用矩形枠512と、両矩形枠511,512の長
辺方向一端側の二つの角部を相互に連結する垂直な柱5
13と、両矩形枠511,512の長辺方向他端側の二
つの角部を相互に連結する傾斜梁514とを含んで構成
されている。
斜低建物ユニット51は、その傾斜面50D側の側面が
開口されて凹部50Eとされ、この凹部50Eによりバ
ルコニ4が構成されている。この傾斜低建物ユニット5
1においては、前記第二実施形態の低建物ユニット11
と同様に、骨組み51Aの上面のバルコニ4に対応した
部分に取り付ける天井面材等の設備部材が省略されてい
る。これにより、傾斜低建物ユニット51の上面のう
ち、バルコニ4に対応した部分は開口され、上面用矩形
枠511の一部が露出している。また、凹部50Eを開
口させるために、傾斜梁514に沿った骨組み51Aの
傾斜面に取り付ける屋根パネルは省略され、バルコニ4
の前面および上面が屋外に開放されている。
3に示すように、前記第二実施形態の三角建物ユニット
12(図8参照)の平面視における短辺側(屋根側面
側)の側面を傾斜面としたものである。この傾斜三角屋
根ユニット52の骨組み52Aは、各一対の長辺下梁5
21および短辺下梁522を枠組みした水平フレーム5
23と、長辺下梁521よりも短く形成されて一方の長
辺下梁521と平面視で重なる位置に平行に設けられた
上梁524と、この上梁524の両端部および水平フレ
ーム523の前記一方の長辺下梁521側の二つの角部
をそれぞれ連結する垂直な柱525および第一傾斜梁5
26と、上梁524の両端部および水平フレーム523
の他方の長辺下梁521側の二つの角部をそれぞれ連結
する第二、第三傾斜梁527,528とを有して構成さ
れている。この骨組み52Aにおいては、第一、第二傾
斜梁526,527の傾斜は、傾斜低建物ユニット51
の傾斜梁514(図12参照)の傾斜と同一とされ、こ
れにより、屋根50の傾斜面50Dは平坦に形成されて
いる。
ち、第二、第三傾斜梁527,528により構成される
傾斜面には矩形平板状の屋根パネル13および略三角平
板状の屋根パネル53(図11参照)が取り付けられ、
第一、第二傾斜梁526,527からなる傾斜面には、
三角平板状の屋根パネル54が取り付けられている。
14に示すように、屋根パネル53の下地フレーム53
0により、棟材21の端部からバルコニ4の妻方向両端
部に向かって斜めに下ろされた一対の傾斜材531が構
成され、屋根パネル54の下地フレーム540により、
傾斜材531の下端から軒先10Bに向かって下る斜め
材541が構成されている。すなわち、屋根パネル5
3、54は、それぞれ三本の枠材531,532,53
3,541,542,543を直角三角形に枠組みした
下地フレーム530,540を備え、傾斜材531は、
屋根パネル53の下地フレーム530のうち、下り棟に
沿って配置される枠材により構成され、斜め材541
は、傾斜材531から傾斜面(屋根側面)50Dの傾斜
に沿って下る枠材541により構成されている。
建物ユニット51の上面用矩形枠511に囲まれた部分
は、図10にも示したように、開口されて傾斜開口部5
0Fとされ、この傾斜開口部50Fを含んで凹部50E
の開口が構成されている。これにより、傾斜低建物ユニ
ット51(図12参照)の上面においてバルコニ4用に
開口された部分は、この傾斜開口部50Fを介して屋外
に開放されている。
一、第二実施形態と同様な作用、効果を奏することがで
きる他、屋根側面が傾斜面50Dとされているので、棟
材21が傾斜面50Dに設けられたバルコニ4よりも元
々棟方向に没した構造であるため、寄せ棟屋根の外形形
状を変えることなくバルコニ4を形成できるから、容易
に設計できる上、良好な外観を確保できる。
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形なども本発明に含まれ
る。すなわち、前記第二、第三実施形態では、バルコニ
2,4を平面視で傾斜開口部10F,50Fよりも大き
い矩形形状に形成したが、平面視で開口部10F,50
Fと同形状となるように形成してもよい。
およびルーバを設けたが、例えば、パーゴラを設けても
よく、また、第二、第三実施形態において、バルコニの
上部に設置される屋根パネルに天窓、ルーバ、パーゴラ
等を設けてもよい。
び寄せ棟屋根について説明したが、屋根の種類はこれら
に限定されず、例えば、図15に示すように、屋根の傾
斜屋根面10Cが屈曲したマンサード屋根であってもよ
い。具体的には、屋根側面が傾斜面となった寄せ棟タイ
プのマンサード屋根の場合、その傾斜面(屋根側面)5
0Dに凹部50Eを設けてバルコニ4を形成し、バルコ
ニ付き屋根60を構成してもよい。要するに、棟から軒
先に向かって傾斜した傾斜屋根面と棟の端部で棟と交差
する屋根側面とを備えた屋根であれば、屋根の種類は任
意である。
裏空間において居室よりも妻側の部分を全てバルコニ3
1,32,33,34,35空間としてもよい。さら
に、手摺は、垂直なものに限定されず、図16および図
18に示すように、手摺311,331を屋根側面に沿
って傾斜して設けてもよい。そして、棟の端部と軒先と
を結ぶ稜線は、特に限定されず、屈曲している場合に
は、図19および図20に示すように、前記各実施形態
と同様、屋外側に張り出すように屈曲していてもよく、
図18に示すように、屋内側にへこむように屈曲してい
てもよい。この場合、手摺の上端位置は、屈曲部分より
も上であっても下であってもよく、屈曲部分のバルコニ
床からの高さ位置に応じて適宜設定すればよい。、
より建てられた建物の屋根およびユニット工法により建
てられたユニット式建物の屋根について説明したが、本
発明は、パネル工法等の他の工法により構築された建物
の屋根に対しても適用できる。
棟の端部と、妻側の軒先および桁側の軒先が交差する点
とを結ぶ二本の稜線で構成される略逆V字状の屋根側面
に開口が設けられ、この開口の下方にバルコニの床が設
けられているため、バルコニは屋根の内部に形成される
ことになるから、ルーフバルコニ等の構造体を採用しな
くてもバルコニを形成できる。従って、屋根を一種類の
構造体により構成できるので、屋根にバルコニを簡単な
構造で設けることができるとともに、屋根の施工を容易
化できる。
図。
す斜視図。
断して示す分解斜視図。
示す斜視図。
を示す斜視図。
破断してを示す分解斜視図。
組みを示す斜視図。
骨組みを示す斜視図。
図。
図。
示す図。
図。
示す図。
1 バルコニ 10,50,60,80 バルコニ付き屋根 10A,80A 棟 10B,80B 軒先 10C,80C 傾斜屋根面 10D,80D 妻面(屋根側面) 10E,50E,80E 凹部 10F,50F,80F 傾斜開口部 21,841 棟材 50D 傾斜面(屋根側面) 82,115 窓部 83,116,311,321,331,341,35
1 手摺 431,531,845 傾斜材 434,541,844A 斜め材
Claims (6)
- 【請求項1】 棟の端部と妻側の軒先および桁側の軒先
が交差する点とを結ぶ二本の稜線で構成される前記棟の
端部を基点とした略逆V字状の屋根側面に開口が設けら
れ、 この屋根側面の開口の下方にバルコニの床が設けられて
いることを特徴とするバルコニ付き屋根。 - 【請求項2】 請求項1に記載したバルコニ付き屋根に
おいて、 前記屋根側面の開口は、棟寄りに設けられ、 当該屋根側面の開口よりも軒先側の部分は、バルコニの
手摺とされていることを特徴とするバルコニ付き屋根。 - 【請求項3】 請求項1に記載したバルコニ付き屋根に
おいて、 前記バルコニは、小屋裏空間に設けられた居室に隣接
し、 当該バルコニおよび居室の間に設けられた間仕切壁に
は、採光機能および換気機能の少なくともいずれか一方
を有する窓部が設けられていることを特徴とするバルコ
ニ付き屋根。 - 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれかに
記載したバルコニ付き屋根において、 前記バルコニの上部の屋根面には、天窓が設けられてい
ることを特徴とするバルコニ付き屋根。 - 【請求項5】 請求項1から請求項3までのいずれかに
記載したバルコニ付き屋根において、 前記バルコニの上部の屋根面には、パーゴラまたはルー
バが設けられていることを特徴とするバルコニ付き屋
根。 - 【請求項6】 請求項1から請求項3までのいずれかに
記載したバルコニ付き屋根において、 前記屋根側面の開口の周囲には、屋根仕上面から突出す
る水切りが設けられていることを特徴とするバルコニ付
き屋根。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP07412798A JP3762538B2 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | バルコニ付き屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07412798A JP3762538B2 (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | バルコニ付き屋根 |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH11270043A true JPH11270043A (ja) | 1999-10-05 |
| JP3762538B2 JP3762538B2 (ja) | 2006-04-05 |
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Family Applications (1)
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| Country | Link |
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| JP (1) | JP3762538B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP07412798A patent/JP3762538B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP3762538B2 (ja) | 2006-04-05 |
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