JPH11270652A - クラッチ装置 - Google Patents
クラッチ装置Info
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- JPH11270652A JPH11270652A JP7283098A JP7283098A JPH11270652A JP H11270652 A JPH11270652 A JP H11270652A JP 7283098 A JP7283098 A JP 7283098A JP 7283098 A JP7283098 A JP 7283098A JP H11270652 A JPH11270652 A JP H11270652A
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Abstract
にする。 【解決手段】 異なった歯数比を有し、入力ギヤ35、
37が回転すると出力ギヤ39、41の間に回転数差が
生じるギヤ組25、27と、入力ギヤ35、37を回転
駆動する電動モ−タ29と、出力ギヤ39、41の間に
設けられたカム機構31と、そのカムスラスト力を受け
て締結される摩擦クラッチ23とを備え、カム機構31
に、異なった相対回転方向で異なったカム角を与えた。
Description
スラスト力によって摩擦クラッチを締結するクラッチ装
置に関する。
うな摩擦係合装置用アクチュエ−タ201が記載されて
いる。
は、例えば、スポ−ツ走行する四輪駆動車などのセンタ
−デフに用いられており、センタ−デフの両出力側に連
結された中空軸203、205と、これらの間に配置さ
れた多板クラッチ207と、中空軸209、211の間
に設けられたカム213と、不思議歯車機構215と、
トルク増幅機構217と、電動モ−タ219などから構
成されている。
1、223の間にボ−ル225を配置したボ−ルカムで
あり、カム面221、223のカム角は両方向で同一で
ある。
に異なった一対の出力ギヤ227、229と、これと噛
み合った入力ギヤ231からなり、入力ギヤ231の回
転に伴って出力ギヤ227、229の間に相対回転が生
じ、大きなトルクが生じる。
とこれより小径のギヤ233とからなり、電動モ−タ2
19の回転を減速してトルクを増幅する。
ルクがトルク増幅機構217で増幅されて不思議歯車機
構215を駆動し、出力ギヤ227、229の間に生じ
中空軸209、211を介して伝達される大きなトルク
によってカム213が作動し、そのカムスラスト力によ
って多板クラッチ207が締結され、センタ−デフの差
動が制限される。
せても、上記のように、カム213のカム角が両方向で
同一であるから、多板クラッチ207による差動制限力
の大きさは変わらない。
両では、操縦性や車体の安定性などを向上させるために
大きな差動制限力が必要であり、更には、差動をロック
する機能が必要である。
は数アンペアであり、電動モ−タ219のトルクが限ら
れているから、差動をロックさせる程の充分な差動制限
力が得られないことがある。
ようにカム213のカム角を決めると、中庸の差動制限
特性が得られず、中庸の差動制限特性が得られるように
カム213のカム角を決めると、差動をロックすること
ができない。
ら、広い範囲で差動制限力を調整することができない。
受けて作動するカム機構によって、摩擦クラッチの締結
力を広い範囲で調整することができるクラッチ装置の提
供を目的とする。
は、トルクの方向切り換えが可能なトルク源と、そのト
ルクを受けて作動するカム機構と、そのカムスラスト力
によって締結される摩擦クラッチとを備え、前記カム機
構が、異なった相対回転方向に設けられた一対のカム面
を有し、各対のカム面に互いに異なったカム角を与えた
ことを特徴とする。
ム機構のカム面に異なった相対回転方向(トルク方向)
で異なったカム角を与え、トルクの方向切り換えが可能
なトルク源によって異なったカム角のカム面を作動さ
せ、それぞれのカムスラスト力によって摩擦クラッチを
押圧する。
生範囲が広くなり、例えば、一方のトルク方向では中庸
の締結力が得られ、他方のトルク方向では充分に大きな
締結力が得られる。
ば、このクラッチ装置をデファレンシャル装置の差動制
限機構に用いれば、従来例と異なって、中庸の差動制限
特性と、差動をロックする大きな差動制限力との両方が
得られるから、操縦性や車体の安定性などを大きく向上
させることができる。
チ装置であって、トルク源とカム機構との間に、歯数比
が互いに異なった2対のギヤ組を配置し、トルク源によ
って各ギヤ組の入力ギヤを回転させるとそれぞれの出力
ギヤの間に回転数差が生じ、この回転数差によってカム
機構が作動すると共に、トルク源のトルク方向を切り換
えると、カム機構がカム角の異なったカム面で作動する
ことを特徴とする。
する2対のギヤ組をトルク源とカム機構との間に配置し
たことにより、トルク源によって各ギヤ組の入力ギヤに
トルクを与えるだけで各出力ギヤの間に回転数差が生
じ、この回転数差によってカム機構が作動する。
ば、カム機構がカム角の異なったカム面で作動し、異な
った押圧力で摩擦クラッチを締結させる。
得る。
数差を用いてカム機構を作動させるように構成したか
ら、例えば、静止側部材、あるいは、回転ケ−シングと
ギヤとの間にカム機構を設ける必要がない。
相対回転の影響から解放され、トルク源によるカムスラ
スト力の制御が容易になり、摩擦クラッチの締結力を正
確に調整することができる。
記載のクラッチ装置であって、カム機構が、カム面とそ
の間に配置された転動体とからなることを特徴とし、請
求項1又は請求項2の構成と同等の効果を得る。
ラのような転動体を配置し、カム機構の摩擦損失を低減
させたから、トルク源のトルクがそれだけ有効に利用さ
れ、摩擦クラッチは大きな締結力が得られる。
記載のクラッチ装置であって、カム機構のカム面が、直
接噛み合っていることを特徴とし、請求項1又は請求項
2の構成と同等の効果を得る。
ことにより、カム機構の構造が簡単になり、低コストに
なる。
のいずれか一項に記載の発明であって、摩擦クラッチ
が、多板クラッチであることを特徴とし、請求項1乃至
請求項4の構成と同等の効果を得る。
面積を広くできるからトルク容量が大きい。
デファレンシャル装置では大きな差動制限力が得られ、
ブレ−キ機構では大きな制動力を得ることができる。
ら、クラッチ装置を小型軽量に構成できる。
り、トルク容量を調整できて有利である。
のいずれか一項に記載のクラッチ装置であって、トルク
源とカム機構との間に、トルク増幅機構が配置されてい
ることを特徴とし、請求項1乃至請求項5の構成と同等
の効果を得る。
にトルク増幅機構を配置したことにより、例えば、トル
ク源に電動モ−タを用いた場合、同一のトルクモ−タ電
流(モ−タトルク)で摩擦クラッチの締結力がそれだけ
強化される。
能になり、車載機器では、バッテリの負担が軽減され、
エンジンの燃費が向上する。
のいずれか一項に記載のクラッチ装置であって、トルク
方向の切り換え可能なトルク源が、電動モ−タであるこ
とを特徴とし、請求項1乃至請求項6の構成と同等の効
果を得る。
タはトルクの反転が容易であり、制御が簡単である。
機構が不要であるから、それだけ構造を簡単にすること
ができる。
のいずれか一項に記載の発明であって、摩擦クラッチ
が、デファレンシャル装置の差動を制限する、又は、ブ
レ−キ機構で車輪を制動することを特徴とし、請求項1
乃至請求項7の構成と同等の効果を得る。
チの締結力を広範囲に調整できる本発明のクラッチ装置
を用いると、デファレンシャル装置は広い範囲の差動制
限特性が得られ、ブレ−キ機構は大きな制動力が得ら
れ、動力伝達系の断続機構は大きな駆動力を扱うことが
できる。
1実施形態を説明する。この実施形態のクラッチ装置1
はデファレンシャル装置3に用いられており、請求項
1、2、3、5、7、8の特徴を備えている。
あり、符号を与えていない部材等は図示されていない。
1、デフケ−ス5、ベベルギヤ式の差動機構7などから
構成されている。
置されており、リングギヤ9に入力するエンジンの駆動
力によって回転駆動される。
ピニオンシャフト11と、ピニオンシャフト11上に回
転自在に支承されたピニオンギヤ13、ピニオンギヤ1
3と噛み合った一対の出力側サイドギヤ15、17など
から構成されている。
力はピニオンシャフト11とピニオンギヤ13を介して
サイドギヤ15、17に分割され、車軸19、21を介
してそれぞれの車輪を駆動する。
擦クラッチ)と、2対のギヤ組25、27と、電動モ−
タ29(トルク源)と、カム機構31と、押圧部材33
などから構成されている。
1との間に設けられており、締結されるとデフケ−ス5
と車軸21(サイドギヤ17)の差動回転を制動し、差
動機構7の差動を制限する。
出力ギヤ39、41からそれぞれ構成されている。入力
ギヤ35と出力ギヤ39(ギヤ組25)と、入力ギヤ3
7と出力ギヤ41(ギヤ組27)にはそれぞれ僅かに異
なった歯数比が与えられている。
ギヤ組25、27の入力ギヤ35、37を双方向に回転
駆動する。
転させると、上記の歯数比の差によって出力ギヤ39、
41の間に相対回転が生じ、大きなトルクが生じる。こ
のトルクは電動モ−タ29(入力ギヤ35、37)の回
転方向によって反転する。
1の間に配置されている。
3、43とカム面45、45はそれぞれ出力ギヤ39、
41に形成されており、これらの間にはボ−ル47(転
動体)が配置されている。
は大きなカム角θ1が形成されており、B方向のトルク
を受けるカム面45には小さなカム角θ2が形成されて
いる。
ッド49とギヤ39とを介してカム機構31のカムスラ
スト力を受け、多板クラッチ23を締結する。
ヤ組25、27によって大きなトルクに変換され、この
トルクによってカム機構31が作動する。カム機構31
はそのカムスラスト力によって多板クラッチ23を締結
し、差動機構7の差動を制限する。
を受けるように電動モ−タ29を回転させると、大きい
カム角θ1のカム面43で小さなカムスラスト力が生
じ、多板クラッチ23による差動制限力は比較的小さく
なる。
させると、カム機構31にB方向のトルクが掛かり、小
さいカム角θ2のカム面45で大きなカムスラスト力が
生じ、多板クラッチ23による差動制限力が大きく強化
される。
A)と多板クラッチ23の差動制限トルクT(カム機構
31のカムスラスト力)との特性を示すものである。
クを受けたときの特性であり、グラフ53はカム機構3
1がB方向のトルクを受けたときの特性であり、カム機
構31のカム角を変えたことによって、トルクAの方向
では差動制限力が小さくなり、トルクBの方向では差動
制限力が大きくなることを示している。
すと、トルクAの方向では比較的小さな差動制限トルク
(T1)が得られ、トルクBの方向では大きな差動制限
トルク(T2)が得られる。
方向の差動制限力によって適度な差動制限を行い、悪路
走行時などで必要になったときは、電動モ−タ29を逆
転させれば、トルクB方向の大きな差動制限力によって
差動をロックすることができる。
レンシャル装置3が構成されている。
3では、差動制限機構であるクラッチ装置1のカム機構
31に異なったカム角θ1、θ2を与えたから、それだ
け差動制限力の範囲が広くなり、一方のトルク方向では
適度な中庸の差動制限特性が得られ、他方のトルク方向
では差動のロックが可能な大きな差動制限力が得られ
る。
27を用いたことにより、電動モ−タ29によって各入
力ギヤ35、37にトルクを与えるだけで各出力ギヤ3
9、41の間に回転数差が生じ、この回転数差によって
カム機構31を作動させることができると共に、電動モ
−タ29を反転させれば、カム機構31がカム角θ1、
θ2の異なったカム面43、45で作動し、多板クラッ
チ23を異なった押圧力で押圧することができる。
41の回転数差を用いてカム機構31を作動させるよう
に構成したから、例えば、デファレンシャル装置3を収
容するデフキャリヤ、あるいは、デフケ−ス5とギヤと
の間にカム機構31を設ける必要がない。
フケ−ス5との相対回転の影響から解放され、電動モ−
タ29によるカムスラスト力の制御が容易になるから、
多板クラッチ23の連結力を正確に調整することができ
る。
ルクの反転が容易であり、制御が簡単である。
反転機構が不要であるから、それだけクラッチ装置1と
デファレンシャル装置3の構成を簡単にできる。
ら、その摩擦損失が低減し、電動モ−タ29のトルクが
それだけ有効に利用され、大きな差動制限力が得られ
る。
いから、トルク容量が大きく、大きな差動制限力が得ら
れる。
から、クラッチ装置1とデファレンシャル装置3を小型
軽量に構成できる。
り、差動制限特性を調整できて有利である。
はボ−ルカムであるが、請求項4の構成のように、カム
機構は転動体を介さずにカム面を直接噛み合わせるもの
でもよい。
た本発明の第2実施形態を示している。
説明する。
力ギヤ39、41に設けられており、出力ギヤ39に形
成されたカム面57、59と、出力ギヤ41に形成され
たカム面61、63とから構成されている。
9はカム面63とそれぞれ直接噛み合う。
61には大きなカム角θ3が形成されており、B方向の
トルクを受けるカム面59、63には小さなカム角θ4
が形成されている。
向に電動モ−タ29を回転させると、大きいカム角θ3
のカム面57、61で小さなカムスラスト力が生じ、多
板クラッチ23による差動制限力は比較的小さくなる。
ると、カム機構55にB方向のトルクが掛かり、小さい
カム角θ4のカム面45で大きなカムスラスト力が生
じ、多板クラッチ23による差動制限力が大きく強化さ
れる。
方向の差動制限力によって適度な差動制限を行い、悪路
走行時などで必要になったときは電動モ−タ29を逆転
させれば、トルクB方向の大きな差動制限力によって差
動をロックすることができる。
合わせたことによって構造が簡単になり、低コストにな
る。
を説明する。この実施形態のクラッチ装置65はデファ
レンシャル装置67に用いられており、請求項1、3、
5、7、8の特徴を備えている。
67が用いられた車両及び図5での左右の方向であり、
符号を与えていない部材等は図示されていない。
置65、デフケ−ス69、ベベルギヤ式の差動機構71
などから構成されている。
3(摩擦クラッチ)、減速ギヤ組75(ギヤ組)、電動
モ−タ77(トルク源)、カム機構79、押圧部材81
などから構成されている。
83の内部に収納されており、デフケ−ス69はベアリ
ング85、87によってデフキャリヤ83に支承されて
いる。
ト91で固定されており、このリングギヤ89はドライ
ブピニオンギヤ93と噛み合っている。ドライブピニオ
ンギヤ93はドライブピニオンシャフト95の後端に一
体形成されており、ベアリング97、99によってデフ
キャリヤ83に支承されている。
フランジ101がスプライン連結されナット103で固
定されており、デフキャリヤ83とフランジ101との
間にはシ−ル105が配置され、外部へのオイル洩れ
と、外部からの異物の侵入とを防止している。
101を介してプロペラシャフト側に連結されている。
ッションからプロペラシャフトを介してデフケ−ス69
を回転させる。
心にして複数本のピニオンシャフト109が放射状に配
置されており、各ピニオンシャフト109の先端部はデ
フケ−ス69の貫通孔111に係合し、スプリングピン
113で固定されている。
ヤ115が回転自在に支承されており、ピニオンギヤ1
15には左右から出力側サイドギヤ117、119が噛
み合って、ベベルギヤ式の差動機構71を構成してい
る。
115との噛み合いによって径方向外側から支持されて
おり、デフケ−ス69にはピニオンギヤ115の遠心力
と噛み合い反力を受ける球面ワッシャ部121が形成さ
れている。
フトにスプライン連結されており、右のサイドギヤ11
9は右のドライブシャフト123にスプライン連結され
ている。各ドライブシャフトはそれぞれ継ぎ手と他のド
ライブシャフトとを介して左右の車輪に連結されてい
る。
動力は、ピニオンシャフト109からピニオンギヤ11
5を介してサイドギヤ117、119に分配され、各車
輪側に伝達される。又、悪路などで車輪間に駆動抵抗差
が生じると、エンジンの駆動力はピニオンギヤ115の
自転によって各車輪側に差動分配される。
のサイドギヤ119との間に配置されており、その摩擦
トルクによって差動機構71の差動を制限する。
に配置されている。
の入力ギヤ125と大径の出力ギヤ127から構成され
ている。
129に固定されており、出力ギヤ127には中空軸部
131が形成されている。この中空軸部131は右のド
ライブシャフト123の外周に摺動回転自在に嵌裝さ
れ、支持されている。又、中空軸部131は開口133
からデフキャリヤ83に貫入し、更に、右ボス部135
の内側からデフケ−ス69の内部に貫入している。
ライブシャフト123との間にはそれぞれシ−ル13
7、139が配置され、外部へのオイル洩れと、外部か
らの異物の侵入とを防止している。
フキャリヤ83との間に配置されており、押圧部材81
とデフキャリヤ83の相対回転方向の一方に設けられた
カム面141、141と相対回転方向の他方に設けられ
たカム面143、143とこれらの間に配置されたボ−
ル145とで構成されている。
与えられており、カム面143、143には小さなカム
角が与えられている。
スプライン連結されていると共に、右ボス部135の内
側からデフケ−ス69の内部に貫入し、多板クラッチ7
3に対向している。
131をドライブシャフト123の外周で支持するか
ら、出力ギヤ127は、このようにドライブシャフト1
23に嵌裝した状態で、外部からデフケ−ス69に組付
けることが可能であり、組付け作業が極めて容易にな
る。
に配置したことにより、出力ギヤ127の組付けだけで
なく、入力ギヤ125の組付けも容易になる。
安定して支持されている上に、支持部である中空軸部1
31と入力ギヤ125とが互いに径方向にあるから、入
力ギヤ125との噛み合い反力が掛かっても出力ギヤ1
27にはモ−メントが生じない。
噛み合い反力の影響から解放されており、従って、機能
を阻害されることなく、正常に作動する。
で増幅されてカム機構79を作動させ、カム機構79は
押圧部材81を介して多板クラッチ73を押圧し、締結
させる。多板クラッチ73はこの差動制限力によって差
動機構71の差動を制限する。
きいカム面141、141がボ−ル145と当たるよう
に電動モ−タ77を回転させると、その小さなカムスラ
スト力によって多板クラッチ73の差動制限力は比較的
小さくなる。
させると、カム角の小さいカム面143、143がボ−
ル145に当たって大きなカムスラスト力が生じ、多板
クラッチ73の差動制限力が大きく強化される。
141、141を作動させれば、適度な差動制限力によ
って、車両の操縦性や安定性などが向上する。
電動モ−タ77を逆転させれば、カム面143、143
による大きな差動制限力によって差動をロックすること
ができる。
ァレンシャル装置67が構成されている。
は、差動制限機構であるクラッチ装置65のカム機構7
9にカム角の大きいカム面141、141とカム角の小
さいカム面143、143とを設け、それぞれのカムス
ラスト力によって多板クラッチ73を押圧するから、そ
れだけ差動制限力の範囲が広くなり、一方のトルク方向
では適度な中庸の差動制限特性が得られ、他方のトルク
方向では差動のロックが可能な大きな差動制限力が得ら
れる。
構79によって電動モ−タ77のトルクを有効に利用す
るから、大きな差動制限力が得られる。
クトな多板クラッチ73を用いたことによって、大きな
差動制限力が得られる上に、クラッチ装置65とデファ
レンシャル装置67とを小型軽量に構成できる。
て差動制限特性を調整できる。
ム機構79には、デフキャリヤ83に設けられたオイル
溜りからオイルが供給されて充分に潤滑されるから、動
作が安定すると共に、焼き付きなどが防止される。
カム機構79は、異物の噛み込みが防止され、耐久性が
向上する。
の箇所で分断し、ここにベアリングを配置すれば、多板
クラッチ73が締結されたときのデフケ−ス69側のト
ルクをカム機構79とギヤ組75と電動モ−タ77から
遮断することができる。
を説明する。この実施形態のクラッチ装置149はデフ
ァレンシャル装置151に用いられており、請求項1、
3、5、7、8の特徴を備えている。
51を用いた車両及び図6での左右の方向であり、符号
を与えていない部材等は図示されていない。
で、上記実施形態のデファレンシャル装置67と同機能
の部材には同一の符号を与えて引用し、同機能部材の重
複説明は省く。
装置149、デフケ−ス69、ベベルギヤ式差動機構7
1などから構成されている。
73、電動モ−タ77、減速ギヤ組153(ギヤ組)、
カム機構155、押圧部材157などから構成されてい
る。
径の入力ギヤ159と大径の出力ギヤ161から構成さ
れており、デフキャリヤ83の内部に配置されている。
に配置されており、その出力軸129はデフキャリヤ8
3を貫通して入力ギヤ159に固定されている。又、出
力ギヤ161は押圧部材157の右端に形成されてい
る。
とデフキャリヤ83との間に配置されており、押圧部材
157とデフキャリヤ83の相対回転方向の一方に設け
られたカム面163、163と相対回転方向の他方に設
けられたカム面165、165とこれらの間に配置され
たボ−ル167とで構成されている。
与えられており、カム面165、165には小さなカム
角が与えられている。
右のドライブシャフト123の外周に摺動回転自在に嵌
裝され、支持されている。又、ドライブシャフト123
は開口133からデフキャリヤ83に貫入し、押圧部材
157は右ボス部139の内側からデフケ−ス69の内
部に貫入し、多板クラッチ73に対向している。
中空の押圧部材157がドライブシャフト123の外周
で支持されているから、出力ギヤ161は、このように
ドライブシャフト123に嵌裝した状態で、外部からデ
フケ−ス69に組付けることが可能になり、組付け作業
が極めて容易である。
の支持状態が安定している上に、支持部である押圧部材
157と入力ギヤ159とが互いに径方向にあるから、
入力ギヤ159との噛み合い反力が掛かっても出力ギヤ
161にはモ−メントが生じない。
3の噛み合い反力の影響から解放されており、従って、
機能を阻害されることなく、正常に作動する。
3で増幅されてカム機構155を作動させ、カム機構1
55は押圧部材157を介して多板クラッチ73を押圧
し、締結させる。多板クラッチ73はこの差動制限力に
よって差動機構71の差動を制限する。
大きいカム面163、163がボ−ル167と当たるよ
うに電動モ−タ77を回転させると、その小さなカムス
ラスト力によって多板クラッチ73の差動制限力は比較
的小さくなる。
させると、カム角の小さいカム面165、165がボ−
ル167に当たって大きなカムスラスト力が生じ、多板
クラッチ73の差動制限力が大きく強化される。
163、163を作動させれば、適度な差動制限力によ
って、車両の操縦性や安定性などが向上する。
電動モ−タ77を逆転させれば、カム面165、165
による大きな差動制限力によって差動をロックすること
ができる。
ファレンシャル装置151が構成されている。
1は、差動制限機構であるクラッチ装置149のカム機
構155にカム角の大きいカム面163、163とカム
角の小さいカム面165、165とを設け、それぞれの
カムスラスト力によって多板クラッチ73を押圧するか
ら、それだけ差動制限力の範囲が広くなり、一方のトル
ク方向では適度な中庸の差動制限特性が得られ、他方の
トルク方向では差動のロックが可能な大きな差動制限力
が得られる。
ギヤ組153は、オイル溜りのオイルによって潤滑が容
易になると共に、異物の噛み込みが防止され、耐久性が
向上する。
部に配置したことにより、電動モ−タ77をデフキャリ
ヤ83の内部に配置し、パッケ−ジ性を向上させること
も可能である。
モ−タ77の出力軸129が貫通する孔をデフキャリヤ
83に形成する必要がなくなり、構造が簡単になって低
コストになると共に、シ−ル箇所が減少し、シ−ル性が
向上する。
9の箇所で分断し、ここにベアリングを配置すれば、多
板クラッチ73が締結されたときのデフケ−ス69側の
トルクをカム機構155とギヤ組153と電動モ−タ7
7から遮断することができる。
体形成したから、部品点数が低減し、それだけ低コスト
になる。
をカム機構155に伝達するトルク伝達系の部材数が低
減されたことによって、部材間の連結部が減り、トルク
伝達系のガタがそれだけ小さくなるから、カム機構15
5の作動と停止のレスポンスが改善され、差動制限力に
よる車両の操縦性、安定性などの向上効果が更に大きく
なる。
1は、第3実施形態のデファレンシャル装置67と同等
の効果を得る。
を説明する。この実施形態のクラッチ装置171はデフ
ァレンシャル装置173に用いられており、請求項1、
3、5、7、8の特徴を備えている。
73を用いた車両及び図7での左右の方向であり、符号
を与えていない部材等は図示されていない。
で、上記各実施形態のデファレンシャル装置67、15
1と同機能の部材には同一の符号を与えて引用し、同機
能部材の重複説明は省く。
装置171、デフケ−ス69、ベベルギヤ式差動機構7
1などから構成されている。
73、電動モ−タ77、減速ギヤ組75、カム機構17
5、押圧部材177などから構成されている。
力ギヤ125と大径の出力ギヤ127から構成され、出
力ギヤ127は中空軸部131に形成されており、中空
軸部131はドライブシャフト123に嵌装され、支持
されている。
ケ−ス69との間に配置されており、押圧部材177と
デフケ−ス69の相対回転方向の一方に設けられたカム
面179、179と相対回転方向の他方に設けられたカ
ム面181、181とこれらの間に配置されたボ−ル1
83とで構成されている。
与えられており、カム面181、181には小さなカム
角が与えられている。
ドライブシャフト123の外周に嵌裝され、支持されて
いる。又、押圧部材177は連結部185を介して出力
ギヤ127の中空軸部131に連結されており、デフケ
−ス69の内部で多板クラッチ73に対向している。
で増幅されてカム機構175を作動させ、カム機構17
5は押圧部材177を介して多板クラッチ73を押圧
し、締結させる。多板クラッチ73はこの差動制限力に
よって差動機構71の差動を制限する。
大きいカム面179、179がボ−ル183と当たるよ
うに電動モ−タ77を回転させると、その小さなカムス
ラスト力によって多板クラッチ73の差動制限力は比較
的小さくなる。
させると、カム角の小さいカム面181、181がボ−
ル183に当たって大きなカムスラスト力が生じ、多板
クラッチ73の差動制限力が大きく強化される。
179、179を作動させれば、適度な差動制限力によ
って、車両の操縦性や安定性などが向上する。
電動モ−タ77を逆転させれば、カム面181、181
による大きな差動制限力によって差動をロックすること
ができる。
ファレンシャル装置173が構成されている。
3は、差動制限機構であるクラッチ装置171のカム機
構175にカム角の大きいカム面179、179とカム
角の小さいカム面181、181とを設け、それぞれの
カムスラスト力によって多板クラッチ73を押圧するか
ら、それだけ差動制限力の範囲が広くなり、一方のトル
ク方向では適度な中庸の差動制限特性が得られ、他方の
トルク方向では差動のロックが可能な大きな差動制限力
が得られる。
ム機構175は、異物の噛み込みが防止されるから、そ
のカムスラスト力によって正常な差動制限機能が保持さ
れる。
3は、デファレンシャル装置67、151と同等の効果
を得る。
擦クラッチは多板クラッチに限らず、例えば、コ−ンク
ラッチのように他の形式の摩擦クラッチでもよい。
なトルク源は、電動モ−タに限らず、例えば、一方向に
回転する回転力源とその回転方向を反転させる反転機構
とを組み合わせて構成してもよい。
クを取り出すモ−タの他に、パルスモ−タやステッピン
グモ−タなどでもよい。
い。
クに変換する2対のギヤ組は、第1、2実施形態と異な
って、入力ギヤを1枚にし、2枚の出力ギヤとの間で不
思議歯車機構を構成してもよく、この場合、ギヤの枚数
が低減し、構成が簡単になる。
構との間にトルク増幅機構を配置すれば、摩擦クラッチ
の締結力をそれだけ強化することができる。
を小型にすることが可能になり、特に、トルク源に電動
モ−タを用いる車載機器では、バッテリの負担が軽減さ
れ、エンジンの燃費が向上する。
ようにデファレンシャル装置の他に、ブレ−キ機構など
に適用することができる。
範囲に調整できる本発明のクラッチ装置を用いれば、ブ
レ−キ機構では大きな制動力と広い制動力調整範囲とが
得られる。
発明のクラッチ装置は、相対回転を制動する箇所や、駆
動力を断続する箇所などに広く適用可能であり、上記の
ように、大きな制動力と広い制動力範囲が得られ、又、
大きな駆動力を扱うことができる。
は、フロントデフ(エンジンの駆動力を左右の前輪に分
配するデファレンシャル装置)とリヤデフ(エンジンの
駆動力を左右の後輪に分配するデファレンシャル装置)
とセンタ−デフ(エンジンの駆動力を前輪と後輪に分配
するデファレンシャル装置)のいずれにも用いることが
できる。
ム面に異なったトルク方向で異なったカム角を与えて摩
擦クラッチのトルク発生範囲を広くしたから、デファレ
ンシャル装置の差動制限機構に用いた場合は、従来例と
異なって、中庸の差動制限特性と、差動をロックする大
きな差動制限力との両方が得られるから、操縦性や車体
の安定性などを大きく向上させることができる。
チ装置において、歯数比の異なった2対のギヤ組を用い
たことにより、トルク源を反転させるだけでカム角の異
なったカム面でカム機構を作動させることができ、請求
項1の構成と同等の効果を得る。
構を作動させるように構成したことにより、カム機構が
ギヤ組以外の部材との相対回転の影響から解放され、カ
ムスラスト力の制御が容易になり、摩擦クラッチの連結
力を正確に調整することができる。
の構成と同等の効果を得ると共に、カム面の間にボ−ル
やロ−ラのような転動体を配置し、カム機構の摩擦損失
を低減させたから、トルク源のトルクがそれだけ有効に
利用され、摩擦クラッチは大きな締結力が得られる。
の構成と同等の効果を得ると共に、カム面を直接噛み合
わせたカム機構は構造が簡単であり、低コストである。
の構成と同等の効果を得ると共に、摩擦クラッチに多板
クラッチを用いたことにより、大きな連結力が得られる
上に、クラッチ装置とこれを用いた装置とを小型軽量に
構成できる。
の構成と同等の効果を得ると共に、トルク増幅機構を用
いたことによってトルク源を小型にすることが可能にな
り、特に、電動モ−タをトルク源に用いる車載機器で
は、バッテリの負担が軽減され、エンジンの燃費が向上
する。
の構成と同等の効果を得ると共に、トルク源に用いた電
動モ−タはトルクの反転操作が容易であると共に、電動
モ−タを用いればトルクの反転機構が不要であるから、
それだけ構成を簡単にできる。
の構成と同等の効果を得ると共に、請求項1乃至請求項
7のクラッチ機構を用いれば、デファレンシャル装置は
広い範囲の差動制限特性が得られ、ブレ−キ機構は大き
な制動力が得られる。
ンシャル装置を示すスケルトン図である。
である。
摩擦クラッチのトルク特性を示すグラフである。
機構を示す断面図である。
ンシャル装置を示す断面図である。
ンシャル装置を示す断面図である。
ンシャル装置を示す断面図である。
る。
トルク源) 31 ボ−ル47を介して出力ギヤ39、41の間に設
けられたカム機構 35、37 ギヤ組25、27の入力ギヤ 39、41 ギヤ組25、27の出力ギヤ 43、141、163、179 カム角の大きいカム面 45、143、165、181 カム角の小さいカム面 47、145、167、183 ボ−ル(転動体) 55 出力ギヤ39、41の間に直接形成されたカム機
構 57、61 カム機構55で互いに接触するカム角の大
きいカム面 59、63 カム機構55で互いに接触するカム角の小
さいカム面 75、153 減速ギヤ組(ギヤ組) 79、155、175 カム機構 θ1、θ3 大きなカム角 θ2、θ4 小さなカム角
Claims (8)
- 【請求項1】 トルクの方向切り換えが可能なトルク源
と、そのトルクを受けて作動するカム機構と、そのカム
スラスト力によって締結される摩擦クラッチとを備え、
前記カム機構が、異なった相対回転方向に設けられた一
対のカム面を有し、各対のカム面に互いに異なったカム
角を与えたことを特徴とするクラッチ装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、トルク源
とカム機構との間に、歯数比が互いに異なった2対のギ
ヤ組を配置し、トルク源によって各ギヤ組の入力ギヤを
回転させるとそれぞれの出力ギヤの間に回転数差が生
じ、この回転数差によってカム機構が作動すると共に、
トルク源のトルク方向を切り換えると、カム機構がカム
角の異なったカム面で作動することを特徴とするクラッ
チ装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
て、カム機構が、カム面とその間に配置された転動体と
からなることを特徴とするクラッチ装置。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
て、カム機構のカム面が、直接噛み合っていることを特
徴とするクラッチ装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に
記載の発明であって、摩擦クラッチが、多板クラッチで
あることを特徴とするクラッチ装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に
記載の発明であって、トルク源とカム機構との間に、ト
ルク増幅機構が配置されていることを特徴とするクラッ
チ装置。 - 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に
記載の発明であって、トルク方向の切り換え可能なトル
ク源が、電動モ−タであることを特徴とするクラッチ装
置。 - 【請求項8】 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に
記載の発明であって、摩擦クラッチが、デファレンシャ
ル装置の差動を制限する、又は、ブレ−キ機構で車輪を
制動することを特徴とするクラッチ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7283098A JP4072234B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | クラッチ装置 |
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|---|---|---|---|
| JP7283098A JP4072234B2 (ja) | 1998-03-20 | 1998-03-20 | クラッチ装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270652A true JPH11270652A (ja) | 1999-10-05 |
| JP4072234B2 JP4072234B2 (ja) | 2008-04-09 |
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-
1998
- 1998-03-20 JP JP7283098A patent/JP4072234B2/ja not_active Expired - Fee Related
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