JPH11270785A - ロール軸受の潤滑方法および装置 - Google Patents
ロール軸受の潤滑方法および装置Info
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- JPH11270785A JPH11270785A JP7099898A JP7099898A JPH11270785A JP H11270785 A JPH11270785 A JP H11270785A JP 7099898 A JP7099898 A JP 7099898A JP 7099898 A JP7099898 A JP 7099898A JP H11270785 A JPH11270785 A JP H11270785A
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Abstract
イルを二次的に有効活用できるロール軸受の潤滑方法お
よび装置を提供する。 【解決手段】 潤滑油と気体との二相流をロール14の両
側の軸受11,11Aに設けた潤滑部8,8Aに導入後そこ
から排出するロール軸受の潤滑方法において、軸受の一
側の潤滑部の回収口19と他側の潤滑部の給油口17Aとを
連結させて回収給油管20を構成し、一側の潤滑部から排
出される潤滑油および気体を他側の潤滑部に導入する。
Description
方法および装置に関し、特に、気送式潤滑システムにお
いて潤滑油及び気体を有効利用できるロール軸受の潤滑
方法および装置に関する。
うに構成され、メインユニット100 から供給された潤滑
油(油,オイル)は、混合器6で気体(エア)と混合さ
れて気液二相流(オイルエア)の形で、分配器7から給
油口17を介して、例えば回転体(ロール)14の軸受11等
に常設される潤滑部8に送られる。送られたオイルは、
潤滑部8を密封するシール部18(オイルシールやダスト
シールあるいはラビリンスシールの装着部)からそのま
ま外部へ放出されている。
保全のために潤滑部8からオイルを直接外部に放出する
のを避け、図7に示すように、軸受箱12に設けた回収口
19から回収管9を介して回収タンク10に回収している
が、回収されたオイルは廃油処理されるかあるいは付近
の排水とともに排水処理される。
方式は、元来、精密工作機械などの高速回転軸に適用さ
れており、そこでの目的は、少量給油によって潤滑油の
攪拌熱の発生を回避すると共に、気相により潤滑部を冷
却することにある。これらの用途においては油の劣化が
著しいため、仮に再生するにしてもコストがかかりす
ぎ、前記のごとく廃棄するのが通常である。
(圧延設備等のロールの軸受部や機械の摺動部等)にも
適用されている。しかし、そこでは大量の給油で十分冷
却されるため、オイルエアによる結油方式は、潤滑部の
発熱防止や冷却といった目的より、むしろ気相により潤
滑部を正圧にして外部からの水や異物の侵入を防止する
という目的で適用される。
採用する鉄鋼設備等では、潤滑部での軸の回転や摺動が
比較的低速(5000rpm以下) で行われるので、精密工作機
械のような重荷重や高熱といった過酷な潤滑環境には曝
されていない場合がほとんどである。それゆえ、潤滑後
のオイルは異物の重量汚染度が低く、また油の剪断によ
る粘度変化や熱による劣化も無いに等しいものと考えら
れる。例えば図7のような給油システムを適用した連鋳
設備のロール軸受の潤滑において、表1に示す運転条件
の潤滑部からの回収油は、発明者らの調査では同表に示
されるように十分に清浄であり潤滑油としての性能を失
っていない。
ったオイルを単に回収して廃油処理しあるいは付近の排
水と共に排水処理しており、これには大きな無駄があっ
た。
駄をなくし、オイルエアによる給油方式で給油されたオ
イルを二次的に有効活用できるロール軸受の潤滑方法お
よび装置を提供することを目的とする。
とを二相流として、一のロール軸受に設けた潤滑部に導
入後、該潤滑部から排出される潤滑油および気体を、第
二のロール軸受に設けた潤滑部に導入することを特徴と
するロール軸受の潤滑方法(方法I)である。また、本
発明は、潤滑油と気体とを二相流として、複数のロール
軸受を潤滑する潤滑装置であって、各ロール軸受に設け
た潤滑部に、潤滑油および気体を導入する給油口と、潤
滑油および気体を排出する回収口とをそれぞれ有し、一
のロール軸受に設けた潤滑部の回収口と、第二のロール
軸受に設けた潤滑部の給油口を連結する回収給油管を有
することを特徴とするロール軸受の潤滑装置(装置I)
である。
両側の軸受に設けた潤滑部を回収給油管で連結する方法
(方法Ia)もしくは装置(装置Ia)、または、一の
ロールの軸受に設けた潤滑部から、隣接した第二のロー
ルの軸受に設けた潤滑部へと回収給油管で連結する方法
(方法Ib)もしくは装置(装置Ib)である。また本
発明は、装置Iにおいて、前記回収給油管の途中に異物
をろ過するろ過器を設けてなる装置(装置II)であ
る。
装置Iaの例を示す模式図である。この例では、ロール
14の一側の回収口19(一側の軸受11を潤滑する潤滑部8
の回収口)と、他側の給油口17A(他側の軸受11Aを潤
滑する潤滑部8Aの給油口)とを連結する回収給油管20
が、ロール14外に設けられている。
の他の例を示す模式図である。この例では、一側の回収
口19と他側の給油口17Aとがシール部18,18Aのすぐ内
側に設けられ、これらを連結する回収給油管20が、ロー
ル14内に設けられている。図3は、方法Iaの実施に適
した装置Iaのさらに他の例を示す模式図である。この
例では、ロール14が固定軸21に嵌合され、一側の回収口
19と他側の給油口17Aとを連結する回収給油管20がこの
固定軸21内に設けられている。なお、一側の給油口17お
よび他側の回収口19Aは、固定軸21内乃至各側の固定軸
固定ブロック22内に開けた孔を介して外部に通じてい
る。
一側の給油口17からオイルエアを導入して潤滑部8の潤
滑に供し、さらに回収給油管20を通して他側の給油口17
Aに導入して潤滑部8Aの潤滑に供するという方法Ia
が容易に実施できる。図4は、方法Ibの実施に適した
装置Ibの例を示す模式図である。前側のロール14の片
側の潤滑部8の回収口19と後側のロール14Aの片側の潤
滑部8Aの給油口17Aとが回収給油管20で連結されてい
る。なお、前と後とは絶対的なものではなく、2つのう
ちの任意の一方を前とすれば他方が後になるというよう
に相対的なものである。また、この例では2本のロール
について示したが、ロールが3本以上の場合でもロール
に順番を付け、同様に前の回収口と後の給油口とを順次
連結すればよい。また、当然ながら、一番前のロール
(後にはなれないロール)の片側の給油口には、図7の
潤滑部直近の分配器7から給油し、一番後のロール(前
にはなれないロール)の片側の回収口は、図7の回収管
9に繋ぐようにする。
ロールの片側の潤滑部を直列に連結して上流側から順次
オイルエアを供給することができるので、方法Ibが容
易に実施できる。なお、隣接しないロール間を連結する
こともむろん可能である。方法Iaと方法Ibとを単独
にまたは複合して実施することにより、1つの給油元
(図6または図7における潤滑部8入側の分配器7)か
ら配給される潤滑油を複数回の潤滑に供することがで
き、本発明の目的が達成される。
ており、二相流を形成する気体の一部がここから漏洩す
る。この漏洩によって後続の潤滑部における潤滑性能が
落ちないようにするためには、気体の流量を多めに保
ち、オイルシールからの気体の漏洩量に比べて絶対的に
多くの気体が流れるようにするのがよい。このような構
成をとることにより、潤滑油は相対的にほとんど気体成
分を失うことなく次の潤滑部へ移送される。具体的には
潤滑油の回収給油量が70〜95%であるからシールの構成
および回収給油管の設計を後述のごとく適宜工夫して、
これと同程度(潤滑油の回収率× 0.8以上、好ましく
は、× 0.9以上)に回収給油管に回収できる条件で潤滑
を行うことにより、次の潤滑部への給油・潤滑を確実に
行うことができる。
等の浸入がなく、使用済の潤滑油の清浄度は油の劣化が
なく、異物の量は0.8 μm メンブレンフィルタによるろ
過後の値で2〜10mg/100mlであり、粒子の径は5μm 以
下がほとんどである。一般の循環給油システムに用いら
れる潤滑油以上の清浄度であることから本発明による給
油方法を用いても2つ目以降の潤滑に支障をきたさな
い。また、潤滑部での油及び気体の漏洩分は、シール構
成により異なるが、予め漏洩量を推定してその分だけ給
油量を増量しておくことで最終潤滑部の潤滑に必要な量
を確保することは容易である。
も多く無理なく気体を送るため、圧力損失の大きな寸法
を避けなければならないが、通常用いる給油側配管と同
等かあるいは1サイズアップ程度の寸法で十分である。
そしてまた、異物の発生が多くかつ粒子の径が大きい場
合には、図5に例示するように、装置Iaまたは装置I
bにおいてロール外部に設けられる回収給油管20の途中
にろ過器23を設けてなる装置IIを用いれば、清浄度の
高い潤滑油を給油することができる。なお、ろ過器とし
ては、圧力損失を少なくするため沈降ろ過式のもの等が
望ましい。
油や軸受油等で、その粘度はISO VG680でも基本的に適
用可能であり、気体は清浄な空気や窒素が用いられる。
潤滑部の密封機構はオイルシールやダストシールといっ
た接触式が好ましいが、回収管の気体流量が多いならば
ラビリンスシールでも適用が可能である。この場合、シ
ールの向きを潤滑部の用途により選定し、潤滑油および
気体の漏洩量を予測して(概算でよい)、その分量を最
初の給油先への給油量に上乗せし、最終給油部に必要な
量が行き渡るようにすれば問題はない。
を軸受のみとして説明したが、最終給油先として摺動部
へ気体とともに給油する形態、あるいはオイルバスを用
いている減速機へ補給する構造の形態であってもよい。
の使用で排出されていたオイルの大部分を複数回使用し
た後に排出するので、オイルコストが削減でき、また廃
油処理負荷が軽減して環境浄化が促進されると共に、従
来の潤滑性能および密封性能を損なうことなく複数の分
配器を集約できかつ給油先での給油配管および回収配管
の数量が削減できるので、給油システムのイニシャルコ
ストが低減しかつ設備保全コストが大幅に縮小するとい
う優れた効果を奏する。
式図である。
す模式図である。
例を示す模式図である。
式図である。
明図である。
の説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 潤滑油と気体とを二相流として、一のロ
ール軸受に設けた潤滑部に導入後、該潤滑部から排出さ
れる潤滑油および気体を、第二のロール軸受に設けた潤
滑部に導入することを特徴とするロール軸受の潤滑方
法。 - 【請求項2】 潤滑油と気体とを二相流として、複数の
ロール軸受を潤滑する潤滑装置であって、各ロール軸受
に設けた潤滑部に、潤滑油および気体を導入する給油口
と、潤滑油および気体を排出する回収口とをそれぞれ有
し、一のロール軸受に設けた潤滑部の回収口と、第二の
ロール軸受に設けた潤滑部の給油口を連絡する回収給油
管を有することを特徴とするロール軸受の潤滑装置。 - 【請求項3】前記回収給油管の途中に異物をろ過するろ
過器を設けてなる請求項2に記載の装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07099898A JP4157991B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 鉄鋼設備のロール軸受の潤滑装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07099898A JP4157991B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 鉄鋼設備のロール軸受の潤滑装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270785A true JPH11270785A (ja) | 1999-10-05 |
| JP4157991B2 JP4157991B2 (ja) | 2008-10-01 |
Family
ID=13447749
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07099898A Expired - Fee Related JP4157991B2 (ja) | 1998-03-19 | 1998-03-19 | 鉄鋼設備のロール軸受の潤滑装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4157991B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006109718A (ja) * | 2004-10-13 | 2006-04-27 | Sasaki Corporation | 揺動型肥料散布機の潤滑装置 |
| JP2007327621A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | オルダム継手の潤滑構造 |
| JP2012149708A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Toshiba Corp | 絶縁材循環装置および静止誘導電器 |
-
1998
- 1998-03-19 JP JP07099898A patent/JP4157991B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006109718A (ja) * | 2004-10-13 | 2006-04-27 | Sasaki Corporation | 揺動型肥料散布機の潤滑装置 |
| JP2007327621A (ja) * | 2006-06-09 | 2007-12-20 | Nissan Diesel Motor Co Ltd | オルダム継手の潤滑構造 |
| JP2012149708A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Toshiba Corp | 絶縁材循環装置および静止誘導電器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4157991B2 (ja) | 2008-10-01 |
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