JPH11270834A - 灰溶融炉 - Google Patents
灰溶融炉Info
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- JPH11270834A JPH11270834A JP10077028A JP7702898A JPH11270834A JP H11270834 A JPH11270834 A JP H11270834A JP 10077028 A JP10077028 A JP 10077028A JP 7702898 A JP7702898 A JP 7702898A JP H11270834 A JPH11270834 A JP H11270834A
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- JP
- Japan
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- ash
- ash melting
- exhaust gas
- melting furnace
- slag
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- Processing Of Solid Wastes (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ダイオキシンを灰溶融炉内で熱分解して除去
することにより排ガス処理装置を廃止して設備費の低減
およびプロセスのコンパクト化を図る。 【解決手段】 飛灰や焼却灰を溶融処理する灰溶融炉1
であって、該灰溶融炉1を、灰溶融炉1の頂部から懸吊
して下端部に連通路8を形成するように設けた仕切壁6
によって上部に灰投入口3を有する灰溶融室2と、中間
部に溶融スラグ14をオ−バ−フロ−させて出滓すると
同時に、排ガス24を排出する出滓口4を有する補助加
熱室5の2室に構成し、かつ、灰溶融室2には上部に主
電極9と底部に炉底電極10を上下に対峙するように配
設するとともに、補助加熱室5には上部に補助電極11
と底部に炉底電極12を上下に対峙するように配設し、
前記仕切壁6の上部には連通穴6aを設け、かつ、該連
通穴6aの補助加熱室5側に、下端が溶融スラグ14a
の上面に近接するようにした排ガス供給管7を配設し、
前記出滓口4を外側から囲繞して上下を開放した排ガス
排出管17を設けた。
することにより排ガス処理装置を廃止して設備費の低減
およびプロセスのコンパクト化を図る。 【解決手段】 飛灰や焼却灰を溶融処理する灰溶融炉1
であって、該灰溶融炉1を、灰溶融炉1の頂部から懸吊
して下端部に連通路8を形成するように設けた仕切壁6
によって上部に灰投入口3を有する灰溶融室2と、中間
部に溶融スラグ14をオ−バ−フロ−させて出滓すると
同時に、排ガス24を排出する出滓口4を有する補助加
熱室5の2室に構成し、かつ、灰溶融室2には上部に主
電極9と底部に炉底電極10を上下に対峙するように配
設するとともに、補助加熱室5には上部に補助電極11
と底部に炉底電極12を上下に対峙するように配設し、
前記仕切壁6の上部には連通穴6aを設け、かつ、該連
通穴6aの補助加熱室5側に、下端が溶融スラグ14a
の上面に近接するようにした排ガス供給管7を配設し、
前記出滓口4を外側から囲繞して上下を開放した排ガス
排出管17を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ごみや産業廃
棄物を焼却したときに発生する飛灰や焼却灰を溶融固化
する灰溶融炉に係り、特に排ガス中のダイオキシンを分
解して効果的に処理する灰溶融炉に関するものである。
棄物を焼却したときに発生する飛灰や焼却灰を溶融固化
する灰溶融炉に係り、特に排ガス中のダイオキシンを分
解して効果的に処理する灰溶融炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】都市ごみ、下水汚泥等の各廃棄物は、焼
却施設で焼却処理され、生じた焼却灰やばいじん(飛
灰)は、従来埋め立て処分されていた。しかし、埋立処
分地枯渇の問題や有害重金属類の溶出による地下水汚染
の問題があるため、溶融による減容化、無害化および再
資源化の必要性が高まっている。
却施設で焼却処理され、生じた焼却灰やばいじん(飛
灰)は、従来埋め立て処分されていた。しかし、埋立処
分地枯渇の問題や有害重金属類の溶出による地下水汚染
の問題があるため、溶融による減容化、無害化および再
資源化の必要性が高まっている。
【0003】このような背景で、焼却灰中の残留炭素、
コークス、灯油および電力を熱源とした焼却炉等から排
出される焼却灰などを溶融処理する灰溶融炉が提案さ
れ、一部で実処理が行われている。このうち電力を熱源
とした灰溶融炉としてプラズマアーク加熱方式と電気抵
抗加熱方式がある。
コークス、灯油および電力を熱源とした焼却炉等から排
出される焼却灰などを溶融処理する灰溶融炉が提案さ
れ、一部で実処理が行われている。このうち電力を熱源
とした灰溶融炉としてプラズマアーク加熱方式と電気抵
抗加熱方式がある。
【0004】図2は従来の灰溶融炉の縦断面図である。
図において、aは灰溶融炉である。bは灰溶融室であ
る。cは灰溶融炉aの中間に設けた出滓口であり、dは
灰溶融炉aの底部に設けた溶融メタル排出口である。e
は主電極であり、fは炉底電極である。mは主電極eと
炉底電極fとの間に直流電気を流す電源であり、nおよ
びoはその電線である。gは灰溶融炉aの頂部に設けた
灰投入口で、図示しないコンベヤなどにより搬送された
飛灰や焼却灰を灰溶融炉aへ投入する。hは灰溶融炉a
の頂部に設けた排ガス排出口である。iは灰溶融室b内
に投入された飛灰や焼却灰などの灰固体層であり、jは
溶融スラグである。kはメタル層である。
図において、aは灰溶融炉である。bは灰溶融室であ
る。cは灰溶融炉aの中間に設けた出滓口であり、dは
灰溶融炉aの底部に設けた溶融メタル排出口である。e
は主電極であり、fは炉底電極である。mは主電極eと
炉底電極fとの間に直流電気を流す電源であり、nおよ
びoはその電線である。gは灰溶融炉aの頂部に設けた
灰投入口で、図示しないコンベヤなどにより搬送された
飛灰や焼却灰を灰溶融炉aへ投入する。hは灰溶融炉a
の頂部に設けた排ガス排出口である。iは灰溶融室b内
に投入された飛灰や焼却灰などの灰固体層であり、jは
溶融スラグである。kはメタル層である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記灰溶融炉では、灰
溶融室内に飛灰や焼却灰などが投入されると、飛灰や焼
却灰などに付着しているダイオキシンの一部が熱分解温
度に達する前に灰から離脱して排ガスとともに炉外へ排
出されていたため灰溶融炉の排ガス出口の下流側に排ガ
ス処理装置を設けて排出されたダイオキシンを除去して
いた。したがって、ダイオキシンを除去するための設備
が必要であり、設備コストが増大するなどの問題があ
る。
溶融室内に飛灰や焼却灰などが投入されると、飛灰や焼
却灰などに付着しているダイオキシンの一部が熱分解温
度に達する前に灰から離脱して排ガスとともに炉外へ排
出されていたため灰溶融炉の排ガス出口の下流側に排ガ
ス処理装置を設けて排出されたダイオキシンを除去して
いた。したがって、ダイオキシンを除去するための設備
が必要であり、設備コストが増大するなどの問題があ
る。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ために創案されたもので、ダイオキシンを灰溶融炉内で
熱分解して除去することにより排ガス処理装置を廃止し
て設備費の低減およびプロセスのコンパクト化を図るこ
とができる灰溶融炉を提供することを目的とするもので
ある。
ために創案されたもので、ダイオキシンを灰溶融炉内で
熱分解して除去することにより排ガス処理装置を廃止し
て設備費の低減およびプロセスのコンパクト化を図るこ
とができる灰溶融炉を提供することを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、飛灰や焼却灰を溶融処理する灰溶
融炉であって、該灰溶融炉を、灰溶融炉の頂部から懸吊
して下端部に連通路を形成するように設けた仕切壁によ
って上部に灰投入口を有する灰溶融室と、中間部に溶融
スラグをオ−バ−フロ−させて出滓すると同時に、排ガ
スを排出する出滓口を有する補助加熱室の2室に構成
し、かつ、灰溶融室には上部に主電極と底部に炉底電極
を上下に対峙するように配設するとともに、補助加熱室
には上部に補助電極と底部に炉底電極を上下に対峙する
ように配設し、前記仕切壁の上部には連通穴を設け、か
つ、該連通穴の補助加熱室側に、下端が溶融スラグの上
面に近接するようにした排ガス供給管を配設し、前記出
滓口を外側から囲繞して上下を開放した排ガス排出管を
設けた灰溶融炉が提供される。
め、本発明によれば、飛灰や焼却灰を溶融処理する灰溶
融炉であって、該灰溶融炉を、灰溶融炉の頂部から懸吊
して下端部に連通路を形成するように設けた仕切壁によ
って上部に灰投入口を有する灰溶融室と、中間部に溶融
スラグをオ−バ−フロ−させて出滓すると同時に、排ガ
スを排出する出滓口を有する補助加熱室の2室に構成
し、かつ、灰溶融室には上部に主電極と底部に炉底電極
を上下に対峙するように配設するとともに、補助加熱室
には上部に補助電極と底部に炉底電極を上下に対峙する
ように配設し、前記仕切壁の上部には連通穴を設け、か
つ、該連通穴の補助加熱室側に、下端が溶融スラグの上
面に近接するようにした排ガス供給管を配設し、前記出
滓口を外側から囲繞して上下を開放した排ガス排出管を
設けた灰溶融炉が提供される。
【0008】次に本発明の作用を説明する。灰溶融炉
を、灰溶融室と補助加熱室の2室で構成する。灰溶融室
に投入された飛灰や焼却灰を、まず大きな灰溶融室で灰
溶融室内に配設した主電極と炉底電極により加熱して溶
融スラグにする。ここで灰は下方の溶融スラグ層とその
上に浮上した灰固体層とに分離している。また、この溶
融スラグは、1,200℃〜1,600℃の高温で溶融
している。溶融スラグは仕切壁下方の連通路を通って小
さな補助加熱室へ流入し、排ガスは仕切壁上方の連通穴
に設けた排ガス供給管を通って補助加熱室の溶融スラグ
の上面へ送給する。このとき、飛灰や焼却灰などに付着
していて熱分解温度に達する前に灰から離脱したダイオ
キシンは、排ガスとともに排ガス供給管を通って補助加
熱室の溶融スラグの上面へ送給され、溶融スラグの高温
により熱分解する。なお、補助加熱室は補助電極に通電
することにより溶融スラグを昇温して粘度を低下させ、
出滓口からの溶融スラグの排出を円滑に行うために設け
ている。溶融スラグと排ガスは、排ガス排出口を兼ねた
出滓口から排出され、溶融スラグは出滓口を外側から囲
繞する排ガス排出管内を下方へ、排ガスは上方へ排出さ
れる。排ガスは上下を開放した排ガス排出管で下方から
吸引した空気と混合し、急冷して排出されるので、ダイ
オキシンが再合成されることがない。したがって、灰溶
融炉の下流側にダイオキシンを除去するための排ガス処
理装置を廃止することができ、設備費の低減およびプロ
セスのコンパクト化を図ることができる。
を、灰溶融室と補助加熱室の2室で構成する。灰溶融室
に投入された飛灰や焼却灰を、まず大きな灰溶融室で灰
溶融室内に配設した主電極と炉底電極により加熱して溶
融スラグにする。ここで灰は下方の溶融スラグ層とその
上に浮上した灰固体層とに分離している。また、この溶
融スラグは、1,200℃〜1,600℃の高温で溶融
している。溶融スラグは仕切壁下方の連通路を通って小
さな補助加熱室へ流入し、排ガスは仕切壁上方の連通穴
に設けた排ガス供給管を通って補助加熱室の溶融スラグ
の上面へ送給する。このとき、飛灰や焼却灰などに付着
していて熱分解温度に達する前に灰から離脱したダイオ
キシンは、排ガスとともに排ガス供給管を通って補助加
熱室の溶融スラグの上面へ送給され、溶融スラグの高温
により熱分解する。なお、補助加熱室は補助電極に通電
することにより溶融スラグを昇温して粘度を低下させ、
出滓口からの溶融スラグの排出を円滑に行うために設け
ている。溶融スラグと排ガスは、排ガス排出口を兼ねた
出滓口から排出され、溶融スラグは出滓口を外側から囲
繞する排ガス排出管内を下方へ、排ガスは上方へ排出さ
れる。排ガスは上下を開放した排ガス排出管で下方から
吸引した空気と混合し、急冷して排出されるので、ダイ
オキシンが再合成されることがない。したがって、灰溶
融炉の下流側にダイオキシンを除去するための排ガス処
理装置を廃止することができ、設備費の低減およびプロ
セスのコンパクト化を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態
を示すもので、本発明による灰溶融炉の縦断面図であ
る。図1において、1は飛灰や焼却灰を溶融処理する灰
溶融炉で、この灰溶融炉1の頂部から懸吊した仕切壁6
により、頂部に灰投入口3を有する灰溶融室2と、中間
部に溶融スラグ14aをオ−バ−フロ−させて出滓する
出滓口4を有する補助加熱室5の2室に構成している。
この出滓口4は、灰溶融室2内で灰固体層13が加熱さ
れて生じたガスや溶融スラグ14から発生するガスを含
む排ガス24を排出する排ガス排出口(排気口)を兼ね
ている。6aは仕切壁6の上部に設けた連通穴である。
7はこの連通穴6aの補助加熱室5側に下端が溶融スラ
グ14aの上面に近接するように配設した排ガス供給管
7である。灰溶融室2内で生じた排ガスは、この排ガス
供給管7を通って補助加熱室5の溶融スラグ14aの上
面に送給される。また、灰に付着していて熱分解温度に
達する前に灰から離脱したダイオキシンは、排ガス24
とともにこの排ガス供給管7を通って補助加熱室の溶融
スラグ14aの上面へ送給され、出滓口4から排出され
る。8は仕切壁6の下方部に、灰溶融室2と補助加熱室
5の下部を連通するように設けた連通路で、灰溶融室2
内で溶融された溶融スラグ14は、この連通路8を通っ
て補助加熱室5に流入する。なお、14aは補助加熱室
5に流入した溶融スラグであり、14bは出滓口4から
排出された溶融スラグである。9は灰溶融室2の頂部を
貫通するように設けた主電極であり、10は灰溶融炉1
の底部に、主電極9と上下に対峙するように埋設した炉
底電極である。18はこれら主電極9と炉底電極10に
直流通電する電源であり、19および20はその電線で
ある。11は補助加熱室5の頂部を貫通するように設け
た補助電極であり、12は灰溶融炉1の底部に、主電極
11と上下に対峙するように埋設した炉底電極である。
21はこれら補助電極11と炉底電極12に直流通電す
る電源であり、22および23はその電線である。な
お、前記排ガス供給管7から溶融スラグ14aの上面に
排ガス24が送給されると、溶融スラグ14a上面の温
度が低下するので、排ガス供給管7の下端は、この補助
電極11の近傍に設けるのが好ましい。17はは出滓口
4を外側から囲繞して上下を開放した排ガス排出管であ
る。
を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態
を示すもので、本発明による灰溶融炉の縦断面図であ
る。図1において、1は飛灰や焼却灰を溶融処理する灰
溶融炉で、この灰溶融炉1の頂部から懸吊した仕切壁6
により、頂部に灰投入口3を有する灰溶融室2と、中間
部に溶融スラグ14aをオ−バ−フロ−させて出滓する
出滓口4を有する補助加熱室5の2室に構成している。
この出滓口4は、灰溶融室2内で灰固体層13が加熱さ
れて生じたガスや溶融スラグ14から発生するガスを含
む排ガス24を排出する排ガス排出口(排気口)を兼ね
ている。6aは仕切壁6の上部に設けた連通穴である。
7はこの連通穴6aの補助加熱室5側に下端が溶融スラ
グ14aの上面に近接するように配設した排ガス供給管
7である。灰溶融室2内で生じた排ガスは、この排ガス
供給管7を通って補助加熱室5の溶融スラグ14aの上
面に送給される。また、灰に付着していて熱分解温度に
達する前に灰から離脱したダイオキシンは、排ガス24
とともにこの排ガス供給管7を通って補助加熱室の溶融
スラグ14aの上面へ送給され、出滓口4から排出され
る。8は仕切壁6の下方部に、灰溶融室2と補助加熱室
5の下部を連通するように設けた連通路で、灰溶融室2
内で溶融された溶融スラグ14は、この連通路8を通っ
て補助加熱室5に流入する。なお、14aは補助加熱室
5に流入した溶融スラグであり、14bは出滓口4から
排出された溶融スラグである。9は灰溶融室2の頂部を
貫通するように設けた主電極であり、10は灰溶融炉1
の底部に、主電極9と上下に対峙するように埋設した炉
底電極である。18はこれら主電極9と炉底電極10に
直流通電する電源であり、19および20はその電線で
ある。11は補助加熱室5の頂部を貫通するように設け
た補助電極であり、12は灰溶融炉1の底部に、主電極
11と上下に対峙するように埋設した炉底電極である。
21はこれら補助電極11と炉底電極12に直流通電す
る電源であり、22および23はその電線である。な
お、前記排ガス供給管7から溶融スラグ14aの上面に
排ガス24が送給されると、溶融スラグ14a上面の温
度が低下するので、排ガス供給管7の下端は、この補助
電極11の近傍に設けるのが好ましい。17はは出滓口
4を外側から囲繞して上下を開放した排ガス排出管であ
る。
【0010】13は灰溶融室2内に投入された飛灰や焼
却灰などの灰固体層で、未溶融の状態で溶融スラグ層1
4の上に浮いた状態となっている。15は溶融スラグ1
4と分離して灰溶融室2底部に溜まったメタル層であ
る。このメタル層15は、適当な時期に主電極8との間
でアークを発生させてメタルを溶融してからメタル排出
口16を通して外部に排出する。なお、出滓口4を灰溶
融炉1の中間に設けたのは、ここからオーバーフローさ
せて溶融スラグ層13のレベルを一定に保持するためで
ある。
却灰などの灰固体層で、未溶融の状態で溶融スラグ層1
4の上に浮いた状態となっている。15は溶融スラグ1
4と分離して灰溶融室2底部に溜まったメタル層であ
る。このメタル層15は、適当な時期に主電極8との間
でアークを発生させてメタルを溶融してからメタル排出
口16を通して外部に排出する。なお、出滓口4を灰溶
融炉1の中間に設けたのは、ここからオーバーフローさ
せて溶融スラグ層13のレベルを一定に保持するためで
ある。
【0011】次に本発明の実施形態の作用について説明
する。灰溶融炉1を、灰溶融室2と補助加熱室5の2室
で構成する。灰溶融室2に投入された飛灰や焼却灰を、
まず大きな灰溶融室2で灰溶融室2内に配設した主電極
9と炉底電極10により加熱して溶融スラグ14にす
る。ここで灰は下方の溶融スラグ層14とその上に浮上
した灰固体層13とに分離している。また、この溶融ス
ラグ14は、1,200℃〜1,600℃の高温で溶融
している。溶融スラグ14は仕切壁6下方の連通路8を
通って小さな補助加熱室5へ流入し、排ガス24は仕切
壁6上方の連通穴6aに設けた排ガス供給管7を通って
補助加熱室5の溶融スラグ14aの上面へ送給する。こ
のとき、飛灰や焼却灰などに付着していて熱分解温度に
達する前に灰から離脱したダイオキシンは、排ガス24
とともに排ガス供給管7を通って補助加熱室5の溶融ス
ラグ14aの上面へ送給され、溶融スラグ14aの高温
により熱分解する。なお、補助加熱室5は補助電極11
に通電することにより溶融スラグ14aを昇温して粘度
を低下させ、出滓口4からの溶融スラグ14aの排出を
円滑に行うために設けている。溶融スラグ14aと排ガ
ス24は、排ガス排出口を兼ねた出滓口4から排出さ
れ、溶融スラグ14bは出滓口4を外側から囲繞する排
ガス排出管17内を下方へ、排ガス24aは上方へ排出
される。排ガス24aは上下を開放した排ガス排出管1
7で下方から吸引した空気と混合し、急冷して排出され
るので、ダイオキシンが再合成されるおそれがない。し
たがって、灰溶融炉1の下流側にダイオキシンを除去す
るための排ガス処理装置を廃止することができ、設備費
の低減およびプロセスのコンパクト化を図ることができ
る。
する。灰溶融炉1を、灰溶融室2と補助加熱室5の2室
で構成する。灰溶融室2に投入された飛灰や焼却灰を、
まず大きな灰溶融室2で灰溶融室2内に配設した主電極
9と炉底電極10により加熱して溶融スラグ14にす
る。ここで灰は下方の溶融スラグ層14とその上に浮上
した灰固体層13とに分離している。また、この溶融ス
ラグ14は、1,200℃〜1,600℃の高温で溶融
している。溶融スラグ14は仕切壁6下方の連通路8を
通って小さな補助加熱室5へ流入し、排ガス24は仕切
壁6上方の連通穴6aに設けた排ガス供給管7を通って
補助加熱室5の溶融スラグ14aの上面へ送給する。こ
のとき、飛灰や焼却灰などに付着していて熱分解温度に
達する前に灰から離脱したダイオキシンは、排ガス24
とともに排ガス供給管7を通って補助加熱室5の溶融ス
ラグ14aの上面へ送給され、溶融スラグ14aの高温
により熱分解する。なお、補助加熱室5は補助電極11
に通電することにより溶融スラグ14aを昇温して粘度
を低下させ、出滓口4からの溶融スラグ14aの排出を
円滑に行うために設けている。溶融スラグ14aと排ガ
ス24は、排ガス排出口を兼ねた出滓口4から排出さ
れ、溶融スラグ14bは出滓口4を外側から囲繞する排
ガス排出管17内を下方へ、排ガス24aは上方へ排出
される。排ガス24aは上下を開放した排ガス排出管1
7で下方から吸引した空気と混合し、急冷して排出され
るので、ダイオキシンが再合成されるおそれがない。し
たがって、灰溶融炉1の下流側にダイオキシンを除去す
るための排ガス処理装置を廃止することができ、設備費
の低減およびプロセスのコンパクト化を図ることができ
る。
【0012】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、たとえば、炉底電極を主電極用と補助電極
用に分割せず、一体の炉底電極であってもよいなど、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは勿
論である。
のではなく、たとえば、炉底電極を主電極用と補助電極
用に分割せず、一体の炉底電極であってもよいなど、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更し得ることは勿
論である。
【0013】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、ダ
イオキシンを灰溶融炉内で熱分解することにより排ガス
処理装置を廃止して設備費の低減およびプロセスのコン
パクト化を図ることができる優れた効果を奏する。
イオキシンを灰溶融炉内で熱分解することにより排ガス
処理装置を廃止して設備費の低減およびプロセスのコン
パクト化を図ることができる優れた効果を奏する。
【図1】本発明による灰溶融炉の縦断面図である。
【図2】従来の灰溶融炉の縦断面図である。
【符号の説明】 1 灰溶融炉 2 灰溶融室 3 灰投入口 4 出滓口 5 補助加熱室 6 仕切壁 6a 連通穴 7 排ガス供給管 8 連通路 9 主電極 10,12 炉底電極 11 補助電極 13 灰固体層 14,14a,14b 溶融スラグ 15 溶融メタル 16 メタル排出口 17 排ガス排出管 24,24a 排ガス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上野 俊一朗 神奈川県横浜市磯子区新中原町1 石川島 播磨重工業株式会社技術研究所内 (72)発明者 鈴木 俊行 東京都江東区豊洲二丁目1番1号 石川島 播磨重工業株式会社東京第一工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 飛灰や焼却灰を溶融処理する灰溶融炉で
あって、該灰溶融炉を、灰溶融炉の頂部から懸吊して下
端部に連通路を形成するように設けた仕切壁によって上
部に灰投入口を有する灰溶融室と、中間部に溶融スラグ
をオ−バ−フロ−させて出滓すると同時に、排ガスを排
出する出滓口を有する補助加熱室の2室に構成し、か
つ、灰溶融室には上部に主電極と底部に炉底電極を上下
に対峙するように配設するとともに、補助加熱室には上
部に補助電極と底部に炉底電極を上下に対峙するように
配設し、前記仕切壁の上部には連通穴を設け、かつ、該
連通穴の補助加熱室側に、下端が溶融スラグの上面に近
接するようにした排ガス供給管を配設し、前記出滓口を
外側から囲繞して上下を開放した排ガス排出管を設けた
ことを特徴とする灰溶融炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10077028A JPH11270834A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 灰溶融炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10077028A JPH11270834A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 灰溶融炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270834A true JPH11270834A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13622303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10077028A Pending JPH11270834A (ja) | 1998-03-25 | 1998-03-25 | 灰溶融炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11270834A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1170395A1 (de) * | 2000-06-30 | 2002-01-09 | SMS Demag AG | Verfahren und Anlage zur Aufbereitung von beim Sprühkompaktieren in Form von Pulver anfallendem metallischem Overspray-Material |
| JP2003028411A (ja) * | 2001-07-16 | 2003-01-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | プラズマ式灰溶融炉 |
| CN103727541A (zh) * | 2014-01-14 | 2014-04-16 | 周锡强 | 一种垃圾焚烧炉 |
| CN110542102A (zh) * | 2019-07-30 | 2019-12-06 | 重庆科技学院 | 基于垃圾分类处理的飞灰处理系统 |
| CN111336526A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-26 | 浙江大凡智能科技有限公司 | 一种多电极等离子熔融炉 |
-
1998
- 1998-03-25 JP JP10077028A patent/JPH11270834A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1170395A1 (de) * | 2000-06-30 | 2002-01-09 | SMS Demag AG | Verfahren und Anlage zur Aufbereitung von beim Sprühkompaktieren in Form von Pulver anfallendem metallischem Overspray-Material |
| JP2003028411A (ja) * | 2001-07-16 | 2003-01-29 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | プラズマ式灰溶融炉 |
| CN103727541A (zh) * | 2014-01-14 | 2014-04-16 | 周锡强 | 一种垃圾焚烧炉 |
| CN110542102A (zh) * | 2019-07-30 | 2019-12-06 | 重庆科技学院 | 基于垃圾分类处理的飞灰处理系统 |
| CN111336526A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-06-26 | 浙江大凡智能科技有限公司 | 一种多电极等离子熔融炉 |
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