JPH11270848A - アルコールライター - Google Patents
アルコールライターInfo
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- JPH11270848A JPH11270848A JP7436198A JP7436198A JPH11270848A JP H11270848 A JPH11270848 A JP H11270848A JP 7436198 A JP7436198 A JP 7436198A JP 7436198 A JP7436198 A JP 7436198A JP H11270848 A JPH11270848 A JP H11270848A
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Landscapes
- Lighters Containing Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルコールを吸い上げて燃焼する芯を備えた
アルコールライターにおいて、燃焼芯の組込みを容易に
して、アルコールライターの大量生産を可能にする。 【解決手段】燃焼芯6を、全体として略直線状の、長さ
方向に均一な断面を有する、多孔質の均一素材により構
成する。
アルコールライターにおいて、燃焼芯の組込みを容易に
して、アルコールライターの大量生産を可能にする。 【解決手段】燃焼芯6を、全体として略直線状の、長さ
方向に均一な断面を有する、多孔質の均一素材により構
成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルコール燃料等
の液体燃料を吸い上げて燃焼させる燃焼芯を備えたライ
ター等のアルコール燃焼器具(以下、単にアルコールラ
イターと言う)の構造に関するものである。
の液体燃料を吸い上げて燃焼させる燃焼芯を備えたライ
ター等のアルコール燃焼器具(以下、単にアルコールラ
イターと言う)の構造に関するものである。
【0002】特に、本発明は、喫煙具用ライター、トー
チ、ランタン等の点火器、照明具などの燃焼器具(以
下、ライターと総称する)において、アルコール類、ベ
ンジン系炭化水素、石油系炭化水素等の液体燃料(以
下、単にアルコール燃料またはアルコールと言う)を使
用するアルコールライターの、燃焼芯の構造に関するも
のである。
チ、ランタン等の点火器、照明具などの燃焼器具(以
下、ライターと総称する)において、アルコール類、ベ
ンジン系炭化水素、石油系炭化水素等の液体燃料(以
下、単にアルコール燃料またはアルコールと言う)を使
用するアルコールライターの、燃焼芯の構造に関するも
のである。
【0003】
【従来の技術】一般にライター用燃料としては、エチル
アルコール等のアルコール燃料、石油ベンジン系のベン
ジン燃料、ブタンガス、プロパンガス等の液化ガス燃料
が利用されている。
アルコール等のアルコール燃料、石油ベンジン系のベン
ジン燃料、ブタンガス、プロパンガス等の液化ガス燃料
が利用されている。
【0004】そして、使用燃料の種類に応じてそれぞれ
のライターの性能、使い勝手、設計構造が異なり、それ
ぞれの特徴を有する。例えば、液化ガス燃料の場合に
は、ライターの使用温度範囲でガス圧が高く、燃料を貯
蔵する容器は耐圧構造が必要とされる。また、上記ガス
圧の変動に応じて炎長が変化し、特にそのガス圧は温度
に対し対数的に大きく変動する特性があり、温度に対す
る炎長の変化が大きいという問題がある。この炎長変化
を少なくするためにはライターの燃料供給機構に温度補
正を行う等の特別の対策を講じなければならず、構造が
複雑になるとともにコスト面で不利となる。
のライターの性能、使い勝手、設計構造が異なり、それ
ぞれの特徴を有する。例えば、液化ガス燃料の場合に
は、ライターの使用温度範囲でガス圧が高く、燃料を貯
蔵する容器は耐圧構造が必要とされる。また、上記ガス
圧の変動に応じて炎長が変化し、特にそのガス圧は温度
に対し対数的に大きく変動する特性があり、温度に対す
る炎長の変化が大きいという問題がある。この炎長変化
を少なくするためにはライターの燃料供給機構に温度補
正を行う等の特別の対策を講じなければならず、構造が
複雑になるとともにコスト面で不利となる。
【0005】これに対し、アルコール燃料等の液体燃料
は常温で液体であり、蒸気圧も比較的低く燃料貯蔵部の
耐圧容器が不要であるため、ライターの構造の簡素化が
実現でき、コスト面で有利となる。
は常温で液体であり、蒸気圧も比較的低く燃料貯蔵部の
耐圧容器が不要であるため、ライターの構造の簡素化が
実現でき、コスト面で有利となる。
【0006】このアルコールライターでは、アルコール
を燃料貯蔵部から燃焼部へ供給する手段として、一般に
は、アルコールの表面張力を利用して、連続細孔または
細い繊維を束ねた細隙を毛管現象により吸い上げ、先端
部で燃焼させる燃焼芯を使用している。具体的には、上
記燃焼芯は、燃料の吸い上げには繊維を撚った紐状のも
の、ガラス繊維を束ねたもの、あるいはこの両者を使用
しガラス繊維を綿糸で包み込み、これが解けないよう金
属細線を織り込んだものなどを利用し、下端吸上部分が
燃料吸い上げに機能し、上端燃焼部分で燃焼を行うよう
にしている。
を燃料貯蔵部から燃焼部へ供給する手段として、一般に
は、アルコールの表面張力を利用して、連続細孔または
細い繊維を束ねた細隙を毛管現象により吸い上げ、先端
部で燃焼させる燃焼芯を使用している。具体的には、上
記燃焼芯は、燃料の吸い上げには繊維を撚った紐状のも
の、ガラス繊維を束ねたもの、あるいはこの両者を使用
しガラス繊維を綿糸で包み込み、これが解けないよう金
属細線を織り込んだものなどを利用し、下端吸上部分が
燃料吸い上げに機能し、上端燃焼部分で燃焼を行うよう
にしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】アルコールライター
は、耐圧容器が不要で構造の簡素化が可能であると言う
点で、安価なライター広く普及させる可能性を持ってい
るが、上記のような燃焼芯を使用するアルコールライタ
ーは、燃焼芯の剛性が低いため、製造時における燃焼芯
の組込みの能率が悪く、大量生産には適さないと言う難
点があった。このようなアルコールライターを普及させ
るためには、燃焼芯を大量生産に適するものに改良しな
ければならない。
は、耐圧容器が不要で構造の簡素化が可能であると言う
点で、安価なライター広く普及させる可能性を持ってい
るが、上記のような燃焼芯を使用するアルコールライタ
ーは、燃焼芯の剛性が低いため、製造時における燃焼芯
の組込みの能率が悪く、大量生産には適さないと言う難
点があった。このようなアルコールライターを普及させ
るためには、燃焼芯を大量生産に適するものに改良しな
ければならない。
【0008】本発明は上記事情に鑑み、大量生産に適す
る燃焼芯を備えたアルコールライターを提供することを
目的とするものである。
る燃焼芯を備えたアルコールライターを提供することを
目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のアルコールライ
ターは、アルコール燃料を収容した、上部に外気との通
気路を備えた燃料タンク、燃料タンクに収容されたアル
コール燃料を含浸された中綿、中綿に含浸されたアルコ
ール燃料を毛細管現象を用いて吸い上げる、下端を含む
吸上部が燃料タンク内に嵌入され、上端を含む燃焼部が
燃料タンク外に突出された燃焼芯、燃料タンク外に突出
された燃焼部近辺に配され、燃焼部に着火する着火機
構、および少なくとも、前記燃料タンク外に突出された
燃焼部を、前記通気路とともに気密に密閉するキャップ
からなり、前記燃焼芯が、全体として略直線状の、長さ
方向に均一な断面を有する、多孔質の均一素材からなる
ものであることを特徴とするものである。例えば、例え
ばガラス繊維を棒状に束ねてかためたもの、多孔質ガラ
ス焼結体、または多孔セラミック焼結体等が使用可能で
ある。
ターは、アルコール燃料を収容した、上部に外気との通
気路を備えた燃料タンク、燃料タンクに収容されたアル
コール燃料を含浸された中綿、中綿に含浸されたアルコ
ール燃料を毛細管現象を用いて吸い上げる、下端を含む
吸上部が燃料タンク内に嵌入され、上端を含む燃焼部が
燃料タンク外に突出された燃焼芯、燃料タンク外に突出
された燃焼部近辺に配され、燃焼部に着火する着火機
構、および少なくとも、前記燃料タンク外に突出された
燃焼部を、前記通気路とともに気密に密閉するキャップ
からなり、前記燃焼芯が、全体として略直線状の、長さ
方向に均一な断面を有する、多孔質の均一素材からなる
ものであることを特徴とするものである。例えば、例え
ばガラス繊維を棒状に束ねてかためたもの、多孔質ガラ
ス焼結体、または多孔セラミック焼結体等が使用可能で
ある。
【0010】燃焼芯の断面は、円形または矩形であるこ
とが製造上望ましい。
とが製造上望ましい。
【0011】液体燃料としては、アルコール系燃料、例
えば、メチルアルコール、エチルアルコールまたはプロ
ピルアルコールによる低級1価アルコールを主成分と
し、これに炎に着色するためのヘキサンまたはヘプタン
等の飽和炭化水素を混合したもの、その他、ベンジン系
炭化水素、石油系炭化水素等が使用される。(前述の通
り、本明細書では便宜上、これらの液体燃料を総称して
アルコールという。)
えば、メチルアルコール、エチルアルコールまたはプロ
ピルアルコールによる低級1価アルコールを主成分と
し、これに炎に着色するためのヘキサンまたはヘプタン
等の飽和炭化水素を混合したもの、その他、ベンジン系
炭化水素、石油系炭化水素等が使用される。(前述の通
り、本明細書では便宜上、これらの液体燃料を総称して
アルコールという。)
【0012】
【発明の効果】本発明のアルコールライターによれば、
燃焼芯が全体として略直線状の、長さ方向に均一な断面
を有する均一素材からなるものであるから、燃焼芯は長
い素材を単に所望の長さに切断するだけで作ることがで
き、作りやすく、中綿に下部の吸上部を組み合わせる際
にも、組み込みやすく、大量生産に適しており、大量の
アルコールライターを安価に製造することができる。
燃焼芯が全体として略直線状の、長さ方向に均一な断面
を有する均一素材からなるものであるから、燃焼芯は長
い素材を単に所望の長さに切断するだけで作ることがで
き、作りやすく、中綿に下部の吸上部を組み合わせる際
にも、組み込みやすく、大量生産に適しており、大量の
アルコールライターを安価に製造することができる。
【0013】また、燃焼芯を長さ方向に均一な断面を有
する多孔質の均一素材から構成することにより、アルコ
ールの吸上性能を安定させることができる。
する多孔質の均一素材から構成することにより、アルコ
ールの吸上性能を安定させることができる。
【0014】さらに、燃焼芯を均一素材から構成するこ
とにより、細い繊維や紐を撚ったりバインダで結合する
必要がなく、安価に製造することができる。
とにより、細い繊維や紐を撚ったりバインダで結合する
必要がなく、安価に製造することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、アルコールライターの実施
の形態を図面に沿って説明する。
の形態を図面に沿って説明する。
【0016】図1に本発明のアルコールライターの第1
の実施の形態としての使い捨て用の喫煙用ライターの概
略断面構造を、図2にキャップを外した状態の平面図を
示す。
の実施の形態としての使い捨て用の喫煙用ライターの概
略断面構造を、図2にキャップを外した状態の平面図を
示す。
【0017】ライター1は、有底筒状の燃料タンク2を
有し、この燃料タンク2の内部には繊維材3(中綿)が
挿入され、燃料タンク2の上部には蓋状の上壁部4が固
着されて、アルコールを再注入不能に貯蔵するように密
閉構造に構成されている。
有し、この燃料タンク2の内部には繊維材3(中綿)が
挿入され、燃料タンク2の上部には蓋状の上壁部4が固
着されて、アルコールを再注入不能に貯蔵するように密
閉構造に構成されている。
【0018】例えば、上記燃料タンク2は、ポリプロピ
レンによる成形品で内容積が5cm3に設けられてい
る。繊維材3は、太さが1〜2デニールのポリプロピレ
ン繊維を、燃料タンク2内に密度0.1g/cm3 で
押し込んでなり、この繊維材3にエチルアルコール95
wt%、n−ヘキサン5wt%を混合したアルコールが
4g注入含浸されて貯蔵される。
レンによる成形品で内容積が5cm3に設けられてい
る。繊維材3は、太さが1〜2デニールのポリプロピレ
ン繊維を、燃料タンク2内に密度0.1g/cm3 で
押し込んでなり、この繊維材3にエチルアルコール95
wt%、n−ヘキサン5wt%を混合したアルコールが
4g注入含浸されて貯蔵される。
【0019】さらに、前記上壁部4を燃料タンク2内に
垂直に貫通して、金属製の円筒状の芯ホルダー7で固定
された多孔質の燃焼芯6が配設されている。この燃焼芯
6の下端部は前記燃料タンク2内の繊維材(中綿)3に
接触し、該繊維材3に含浸されたアルコールを毛細管現
象を用いて吸い上げるものであり、この燃焼芯6の芯ホ
ルダー7より上方に突出した芯先端は着火され燃焼され
るアルコールの炎の芯となる。
垂直に貫通して、金属製の円筒状の芯ホルダー7で固定
された多孔質の燃焼芯6が配設されている。この燃焼芯
6の下端部は前記燃料タンク2内の繊維材(中綿)3に
接触し、該繊維材3に含浸されたアルコールを毛細管現
象を用いて吸い上げるものであり、この燃焼芯6の芯ホ
ルダー7より上方に突出した芯先端は着火され燃焼され
るアルコールの炎の芯となる。
【0020】前記燃焼芯6は、全体として略直線状の長
さ方向に均一な断面を有する多孔質の均一素材からなる
ものであって、例えば多孔質ガラス焼結体で構成され、
その芯先端は、所定の炎長に対応する長さだけ芯ホルダ
ー7から突出されている。また、この燃焼芯6の素材と
しては、ガラス繊維を棒状に束ねて固めたものや多孔セ
ラミック焼結体等を使用することも可能である。
さ方向に均一な断面を有する多孔質の均一素材からなる
ものであって、例えば多孔質ガラス焼結体で構成され、
その芯先端は、所定の炎長に対応する長さだけ芯ホルダ
ー7から突出されている。また、この燃焼芯6の素材と
しては、ガラス繊維を棒状に束ねて固めたものや多孔セ
ラミック焼結体等を使用することも可能である。
【0021】前記芯ホルダー7の外周部には接合ネジが
設けられ、燃料タンク2の上壁部4のネジ孔に、底部に
シールリング8を介して螺合されて固定される。
設けられ、燃料タンク2の上壁部4のネジ孔に、底部に
シールリング8を介して螺合されて固定される。
【0022】また、前記上壁部4には燃焼芯6の先端と
対向して着火機構10が配設され、この着火機構10は
上壁部4に固定されるブラケット11内に上下方向に移
動可能に発火石12が挿入され、ブラケット11の上端
には回転ヤスリ13が設けられ、該回転ヤスリ13の周
面に発火石12の先端が石押しスプリング14の付勢力
によって押圧される構造に設けられ、回転ヤスリ13の
回転操作によって燃焼芯6に向けて火花が飛ぶように設
けられている。
対向して着火機構10が配設され、この着火機構10は
上壁部4に固定されるブラケット11内に上下方向に移
動可能に発火石12が挿入され、ブラケット11の上端
には回転ヤスリ13が設けられ、該回転ヤスリ13の周
面に発火石12の先端が石押しスプリング14の付勢力
によって押圧される構造に設けられ、回転ヤスリ13の
回転操作によって燃焼芯6に向けて火花が飛ぶように設
けられている。
【0023】前記燃料タンク2の上壁部4に対し、その
燃焼芯6、着火機構10が突出した上端部を揮発防止用
のキャップ16で着脱自在に密閉する。このキャップ1
6は、上壁部4の外周に、上方から前記燃焼芯6の突出
方向に沿って直線的に、すなわち燃料タンク2の長手方
向および燃焼芯6の中心軸方向と平行な着脱方向から嵌
合被冠して閉塞するものである。
燃焼芯6、着火機構10が突出した上端部を揮発防止用
のキャップ16で着脱自在に密閉する。このキャップ1
6は、上壁部4の外周に、上方から前記燃焼芯6の突出
方向に沿って直線的に、すなわち燃料タンク2の長手方
向および燃焼芯6の中心軸方向と平行な着脱方向から嵌
合被冠して閉塞するものである。
【0024】上記キャップ16は円筒状であり、開放し
た下端部内周が、前記上壁部4の上端部の外周に、該上
壁部4に装着されたOリングによるシール部材18を介
して嵌合されるものである。なお、上記キャップ16の
下端部内周面は嵌合が容易に行えるようにテーパ面に形
成されている。
た下端部内周が、前記上壁部4の上端部の外周に、該上
壁部4に装着されたOリングによるシール部材18を介
して嵌合されるものである。なお、上記キャップ16の
下端部内周面は嵌合が容易に行えるようにテーパ面に形
成されている。
【0025】さらに、前記燃料タンク2の上壁部4を上
下方向に貫通して、該燃料タンク2の内部と外気とを連
通する穿孔による通気路20が開口されている。この通
気路20の外気側の開口部は、閉塞状態にある閉塞キャ
ップ16の内部の密閉空間に連通するように設けられて
いる。
下方向に貫通して、該燃料タンク2の内部と外気とを連
通する穿孔による通気路20が開口されている。この通
気路20の外気側の開口部は、閉塞状態にある閉塞キャ
ップ16の内部の密閉空間に連通するように設けられて
いる。
【0026】前記燃料タンク2に対するキャップ16の
閉塞状態の保持は、上壁部4に装着されたシール部材1
8とキャップ16の嵌合内面との摺接抵抗により行って
いる。この保持構造としては、上記のほか、異なるシー
ル部材の採用とともに適宜設計変更可能である。例え
ば、シール部材としてリング状パッキングを使用し、こ
れを燃料タンク2の外周部のキャップ16との軸方向当
接部に配置し、上壁部4の外周とキャップ16の内周と
の嵌合部分には後述の図5等に示すような凹凸係合構造
を設け、キャップ16の先端部のシール部材(パッキン
グ)に圧接してシールした状態で保持するように設けて
もよい。
閉塞状態の保持は、上壁部4に装着されたシール部材1
8とキャップ16の嵌合内面との摺接抵抗により行って
いる。この保持構造としては、上記のほか、異なるシー
ル部材の採用とともに適宜設計変更可能である。例え
ば、シール部材としてリング状パッキングを使用し、こ
れを燃料タンク2の外周部のキャップ16との軸方向当
接部に配置し、上壁部4の外周とキャップ16の内周と
の嵌合部分には後述の図5等に示すような凹凸係合構造
を設け、キャップ16の先端部のシール部材(パッキン
グ)に圧接してシールした状態で保持するように設けて
もよい。
【0027】このライター1の使用時は、キャップ16
を着脱方向に引き抜いて燃料タンク2から外すと、前記
燃焼芯6および着火機構10が露出し、この着火機構1
0の操作によって火花を発生させて燃焼芯6の先端に着
火して燃焼を開始する。消火するときは、炎を吹き消し
た後に(あるいはそのまま)前記キャップ16を燃料タ
ンク2に対して軸方向に嵌合して、燃焼芯6を密閉状態
としてアルコールの揮発抑制を行う。
を着脱方向に引き抜いて燃料タンク2から外すと、前記
燃焼芯6および着火機構10が露出し、この着火機構1
0の操作によって火花を発生させて燃焼芯6の先端に着
火して燃焼を開始する。消火するときは、炎を吹き消し
た後に(あるいはそのまま)前記キャップ16を燃料タ
ンク2に対して軸方向に嵌合して、燃焼芯6を密閉状態
としてアルコールの揮発抑制を行う。
【0028】なお、上記燃焼において、燃料タンク2内
のアルコールが吸い上げられるのに伴い、燃料タンク2
内のアルコールの容積の低減により内部圧力が低下する
が、前記通気路20が開口していることで、圧力差が発
生せず燃焼芯6における燃料の供給が阻害されることな
く迅速に行われて燃焼炎の炎長が安定する。
のアルコールが吸い上げられるのに伴い、燃料タンク2
内のアルコールの容積の低減により内部圧力が低下する
が、前記通気路20が開口していることで、圧力差が発
生せず燃焼芯6における燃料の供給が阻害されることな
く迅速に行われて燃焼炎の炎長が安定する。
【0029】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。
る。
【0030】この実施形態のライター1は、図3および
図4に示すように、燃焼芯6は前例と同様の形態であ
り、この燃焼芯6に対するキャップ25による密閉構造
が異なっている。
図4に示すように、燃焼芯6は前例と同様の形態であ
り、この燃焼芯6に対するキャップ25による密閉構造
が異なっている。
【0031】この例のキャップ25は、円筒状のキャッ
プ25の本体部分の内部に、燃焼芯6の部分のみを密閉
する円筒状の内キャップ26が設けられている。また、
前記燃料タンク2の上壁部4の中心位置には、芯ホルダ
ー7に保持された燃焼芯6が前例と同様に上下方向に嵌
挿されて設置されている。また、上記芯ホルダー7の先
端部外周にはOリングによるシール部材28が装着され
ている。
プ25の本体部分の内部に、燃焼芯6の部分のみを密閉
する円筒状の内キャップ26が設けられている。また、
前記燃料タンク2の上壁部4の中心位置には、芯ホルダ
ー7に保持された燃焼芯6が前例と同様に上下方向に嵌
挿されて設置されている。また、上記芯ホルダー7の先
端部外周にはOリングによるシール部材28が装着され
ている。
【0032】そして、前記内キャップ26はキャップ2
5の中心部分に外周筒部と同心円状に配設され、キャッ
プ25を燃料タンク2の上壁部4に対し上方から前記燃
焼芯6の突出方向に沿う着脱方向から直線的に嵌合被冠
した際に、この内キャップ26は上記芯ホルダー7の外
周に前記シール部材28を介して嵌合可能である。な
お、上記内キャップ26の下端部内周面は嵌合が容易に
行えるようにテーパ面に形成されている。
5の中心部分に外周筒部と同心円状に配設され、キャッ
プ25を燃料タンク2の上壁部4に対し上方から前記燃
焼芯6の突出方向に沿う着脱方向から直線的に嵌合被冠
した際に、この内キャップ26は上記芯ホルダー7の外
周に前記シール部材28を介して嵌合可能である。な
お、上記内キャップ26の下端部内周面は嵌合が容易に
行えるようにテーパ面に形成されている。
【0033】また、前記通気路20は、前記芯ホルダー
7の内周面に溝状に形成されて、燃焼芯6の外周部に沿
って燃料タンク2の内部と外気とを連通するように形成
されている。この通気路20の外気側の開口部は、閉塞
状態にある内キャップ26の内部の密閉空間に連通す
る。
7の内周面に溝状に形成されて、燃焼芯6の外周部に沿
って燃料タンク2の内部と外気とを連通するように形成
されている。この通気路20の外気側の開口部は、閉塞
状態にある内キャップ26の内部の密閉空間に連通す
る。
【0034】さらに、前記着火機構10は機構的には前
例と同様であるが、キャップ25の装着時にこのキャッ
プ25の外周壁部と内キャップ26との間に挿入可能な
ような寸法および位置に配設されている。これに伴い、
燃焼芯6の芯ホルダー7と着火機構との間には内キャッ
プ26が挿入可能な空間が形成されている。
例と同様であるが、キャップ25の装着時にこのキャッ
プ25の外周壁部と内キャップ26との間に挿入可能な
ような寸法および位置に配設されている。これに伴い、
燃焼芯6の芯ホルダー7と着火機構との間には内キャッ
プ26が挿入可能な空間が形成されている。
【0035】また、前記キャップ25の装着において
は、その内キャップ26は前記芯ホルダー7と嵌合する
前に、キャップ25の外周壁部が上壁部4の外周部との
外周側嵌合部分に案内されて、その嵌合位置が決められ
て容易に確実に嵌合するように設けられている。なお、
上記外周側嵌合部分については図1におけるシール部材
18は介装していないが、必要に応じて配設してもよ
い。
は、その内キャップ26は前記芯ホルダー7と嵌合する
前に、キャップ25の外周壁部が上壁部4の外周部との
外周側嵌合部分に案内されて、その嵌合位置が決められ
て容易に確実に嵌合するように設けられている。なお、
上記外周側嵌合部分については図1におけるシール部材
18は介装していないが、必要に応じて配設してもよ
い。
【0036】その他は、第1の実施の形態と同様に設け
られ、同一構成には同一符号を付してその説明を省略す
る。
られ、同一構成には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0037】次に、図5に本発明のアルコールライター
における中綿3と燃料芯6とのアセンブリの例を示す。
中綿3と燃料芯6とのアセンブリ5は、アルコールを含
浸保持する中綿3が外被膜30内に所定の繊維充填密度
に収容されて、全体として例えば前述の図1または図3
に示すようなライターの燃料タンク2の形状に合わせ
て、この燃料タンク2の開口部から挿入可能な形状に成
形されている。また、上記中綿3中には燃焼芯6の吸上
部62が、外被膜30内への中綿3の充填時に同時に挿
入されて一体化され、燃焼部61が上方に導出配置され
ている。
における中綿3と燃料芯6とのアセンブリの例を示す。
中綿3と燃料芯6とのアセンブリ5は、アルコールを含
浸保持する中綿3が外被膜30内に所定の繊維充填密度
に収容されて、全体として例えば前述の図1または図3
に示すようなライターの燃料タンク2の形状に合わせ
て、この燃料タンク2の開口部から挿入可能な形状に成
形されている。また、上記中綿3中には燃焼芯6の吸上
部62が、外被膜30内への中綿3の充填時に同時に挿
入されて一体化され、燃焼部61が上方に導出配置され
ている。
【0038】前記中綿3としては、針葉樹パルプ、広葉
樹パルプ等の天然繊維、ポリプロピレン繊維等の合成繊
維が単独あるいは混合使用される。さらに、各中綿3に
ついてその繊維充填密度を検討すると、液体燃料の含浸
保持量が多く、かつ、液体燃料の消費後の保持残量が少
なくなるような条件が好適であり、例えば、ポリプロピ
レン繊維での充填密度は0.05〜0.15g/cm3が
好ましく、繊維太さは6〜18デニールが好ましく、異
なる太さの繊維を混合するようにしてもよい。また、天
然パルプ特に針葉樹パルプでの繊維充填密度は0.02
〜0.08g/cm3が好ましい。さらに、天然パルプと
繊維径が35〜60μmの熱融着性繊維とを混合しても
よい。
樹パルプ等の天然繊維、ポリプロピレン繊維等の合成繊
維が単独あるいは混合使用される。さらに、各中綿3に
ついてその繊維充填密度を検討すると、液体燃料の含浸
保持量が多く、かつ、液体燃料の消費後の保持残量が少
なくなるような条件が好適であり、例えば、ポリプロピ
レン繊維での充填密度は0.05〜0.15g/cm3が
好ましく、繊維太さは6〜18デニールが好ましく、異
なる太さの繊維を混合するようにしてもよい。また、天
然パルプ特に針葉樹パルプでの繊維充填密度は0.02
〜0.08g/cm3が好ましい。さらに、天然パルプと
繊維径が35〜60μmの熱融着性繊維とを混合しても
よい。
【0039】前記外被膜30としては、紙、布、プラス
チックの薄いシート、あるいは、合成繊維糸よりなる不
織布または織布を、筒状または袋状に設け、これに吸液
繊維材3を所定の繊維充填密度で入れて、燃料タンク2
に挿入可能な形状としている。
チックの薄いシート、あるいは、合成繊維糸よりなる不
織布または織布を、筒状または袋状に設け、これに吸液
繊維材3を所定の繊維充填密度で入れて、燃料タンク2
に挿入可能な形状としている。
【0040】これにより、アセンブリ5の燃料タンク2
への装填の容易化、及び、中綿3の繊維密度の均一化、
並びに、燃焼芯6の組み付けの簡素化、中綿3との接触
状態の適正化を図っている。
への装填の容易化、及び、中綿3の繊維密度の均一化、
並びに、燃焼芯6の組み付けの簡素化、中綿3との接触
状態の適正化を図っている。
【0041】なお、燃焼芯6の下端を鋭く形成して、そ
の尖端を中綿3に挿入して組み込めるようにすれば、中
綿3を外被膜30内へ充填した後にその中に燃焼芯6を
組み込む方法を採用することもできる。
の尖端を中綿3に挿入して組み込めるようにすれば、中
綿3を外被膜30内へ充填した後にその中に燃焼芯6を
組み込む方法を採用することもできる。
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るアルコールラ
イターの一例としてのライターの概略断面図
イターの一例としてのライターの概略断面図
【図2】図1のライターのキャップを外した状態の平面
図
図
【図3】第2の実施の形態に係るライターの概略断面図
【図4】図3のライターのキャップを外した状態の平面
図
図
【図5】本発明の各の実施の形態によるアルコールライ
ターに使用する中綿と燃焼芯のアセンブリの一実施の形
態を示す斜視図
ターに使用する中綿と燃焼芯のアセンブリの一実施の形
態を示す斜視図
1 ライター(アルコールライター) 2 燃料タンク 4 上壁部 6 燃焼芯 61 燃焼部 62 吸上部 7 芯ホルダー 8 シールリング 10 着火機構 16,25 キャップ 18,28 シール部材 20 通気路 26 内キャップ
Claims (1)
- 【請求項1】 アルコール燃料を収容した、上部に外気
との通気路を備えた燃料タンク、 該燃料タンクに収容されたアルコール燃料を含浸された
中綿、 該中綿に含浸されたアルコール燃料を毛細管現象を用い
て吸い上げる、下端を含む吸上部が前記燃料タンク内に
嵌入され、上端を含む燃焼部が前記燃料タンク外に突出
された燃焼芯、 前記燃料タンク外に突出された前記燃焼部近辺に配さ
れ、該燃焼部に着火する着火機構、および少なくとも、
前記燃料タンク外に突出された前記燃焼部を、前記通気
路とともに気密に密閉するキャップからなり、 前記燃焼芯が、全体として略直線状の、長さ方向に均一
な断面を有する、多孔質の均一素材からなるものである
ことを特徴とするアルコールライター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7436198A JPH11270848A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | アルコールライター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7436198A JPH11270848A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | アルコールライター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270848A true JPH11270848A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=13544937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7436198A Withdrawn JPH11270848A (ja) | 1998-03-23 | 1998-03-23 | アルコールライター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11270848A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005103209A1 (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-03 | Tokai Corporation | 燃焼器具用液体燃料 |
-
1998
- 1998-03-23 JP JP7436198A patent/JPH11270848A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005103209A1 (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-03 | Tokai Corporation | 燃焼器具用液体燃料 |
| JP2005306953A (ja) * | 2004-04-20 | 2005-11-04 | Tokai Corp | 燃焼器具用液体燃料 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050607 |