JPH11271120A - 感熱式流速センサ、感熱式流速検出装置 - Google Patents

感熱式流速センサ、感熱式流速検出装置

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JPH11271120A
JPH11271120A JP10071895A JP7189598A JPH11271120A JP H11271120 A JPH11271120 A JP H11271120A JP 10071895 A JP10071895 A JP 10071895A JP 7189598 A JP7189598 A JP 7189598A JP H11271120 A JPH11271120 A JP H11271120A
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Yoshinobu Nakayama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広域での流量、流速の計測を可能にし、特
に、流体の流れ方向に対の発熱体を対向配置した2発熱
体方式の検出エレメントを用い、駆動電流に無関係に感
度を変えるようにする。 【解決手段】 流体を流す流体流通路3とブリッジ4a
とを基板1に形成し、ある一組の検出エレメント5bの
対をなす上流側の発熱体51bと下流側の発熱体52b
との間に、他の組の検出エレメント5aの上流側の発熱
体51aと下流側の発熱体52aとが位置する配置関係
をもって、複数組の検出エレメント5a,5bをブリッ
ジ4aに配列する。これにより、ひとつの基板1上に感
度の異なる複数の検出エレメント5a,5bを形成し、
流体の流速、流量に応じて使用する検出エレメント5
a,5bを切り替えることにより、計測領域を増大させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の流れ方向の
上流側と下流側とに発熱体を配置した検出エレメントを
備え、上流側の発熱体と下流側の発熱体との冷却量の違
いを電気信号の差として求めることにより、流体の流
速、流量を検出する感熱式流量センサ、感熱式流速検出
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、図8及び図9に基づいて、一般的
な感熱式流速センサAの概略の構成を説明する。図8は
平面図、図9は図8におけるX−X線上で断面にした縦
断正面図である。図中、1はシリコン等の材料により形
成した基板である。この基板1は表面が絶縁膜2で覆わ
れ、中央部には矢印方向からガス等の流体を流すための
流体流通路としての堀3がエッチング等の方法により形
成されている。また、基板1には堀3の一部を流体の流
れ方向と直交してまたがるようにブリッジ4aが形成さ
れている。このブリッジ4aの表面には検出エレメント
5aが金属薄膜により形成されている。この検出エレメ
ント5aは、流体の流れ方向の上流側と下流側とに配列
した二つの発熱体(発熱抵抗体膜)51a,52aによ
り形成されている。
【0003】さらに、基板1の表面には、発熱体51
a,52aに接続されたボンディングパッド53a,5
4aと、発熱体51a,52aと基板1との間を熱的に
断絶するスリット6と、測温体7と、この測温体(発熱
抵抗体膜)7に接続されたボンディングパッド8とが形
成されている。検出エレメント5aと測温体7とは絶縁
性の保護膜により覆われている。
【0004】このような感熱式流速センサAは、図10
に示す管路本体9において管路10の蓋11の内面に取
り付けられて用いられる。図10(a)は管路10を開
放した状態の管路本体9を示す平面図である。同図
(b)は図10(a)におけるY−Y線上で断面にした
縦断側面図、同図(c)は図10(a)におけるX−X
線上で断面にした縦断正面図で、それぞれ管路本体9を
蓋11で閉塞した状態を示している。管路10の上流側
には、ハニカム構造又は厚みのあるメッシュ構造の整流
器19が配置されている。感熱式流速センサAは管路1
0に配置されている。これにより、ガス等の流体は矢印
に示すように管路10を流れ、整流器19を通り、この
ときに流体の流速又は流量が検出される。
【0005】ここで、図8を参照し、流体の流速を検出
する感熱式流速センサAの動作を概略的に説明する。ガ
ス等の流体の流速がゼロのときは、発熱体51a,52
aの抵抗値が等しいが、矢印方向に流体が流れると、上
流側の発熱体51aが流体により先に冷却され、下流側
の発熱体52aは上流側の発熱体51aから熱を奪った
流体晒されるため、発熱体51a,52aの出力が異な
る。したがって、その出力差により流体の流速を求める
ことができる。なお、流速は、単位時間当たりの流量
と、図10に示す管路10の流路断面積により決まる。
【0006】図11は感熱式流速センサAの駆動回路の
一例である。この例では、発熱体51a,52aと定電
流電源12とを直列に接続する例である。定電流を流す
と発熱体51aの両端には電圧Vuが発生し、発熱体5
2aの両端には電圧Vdが発生する。発熱体51a,5
2aの電圧降下VhuとVhdとを検出し、流量(或い
は流速)と関係する量として、Vdu(Vhd−Vh
u)を求め、この値と予め決められた関係式によって単
位時間当たりの流量を求めることができる。
【0007】感熱式流速センサAの駆動方式は、上記の
定電流駆動方式の他に、定電圧駆動方式、定温度駆動方
式等があるが、何れも発熱体51a,52aの出力の差
をとることは同様である。
【0008】感熱式流速センサは、高感度で消費電力も
少なく、ガスメータ等への応用が検討されている。湯沸
器の口火を点火状態に維持するガスの流量は毎時3リッ
トルの場合、流路断面積を1cm2 程度とするときに、流
速は毎秒数mm〜2cmと非常に低く、このような低速領域
の検出をする場合の応用として、感熱式流速センサは優
れた特性を発揮する。しかし、ガスメータとしての流量
は、最大で毎時3000リットル以上、流速は毎秒10
メートルを上回るという3桁以上の広い領域を検出する
必要がある。一方、単一の感熱式流速センサでは、低速
領域の感度が良くても高速領域での感度が低下する問題
があり、一つの感熱式流速センサで検出できるダイナミ
ックレンジは2桁位までが限度である。
【0009】計測領域を増やすには何らかの方法で感度
の異なる複数の感熱式流速センサを用いる必要がある。
感度の異なる感熱式流速センサを用いた場合の検出エレ
メントの特性を図12に示す。左のグラフは高感度の感
熱式流速センサの特性で、都市ガス300リットル/時
で、感度の飽和が始まる。これに対し、高流量(高流
速)用の感熱式流速センサは、100リットル/時位か
ら実用精度に達し、3000リットル/時以上の計測に
使える。このように特性の異なる感熱式流速センサを組
み合わせ、計測領域に応じて感熱式流速センサを切り替
えることができるが、装置が大型化してしまう。
【0010】単一の感熱式流速センサで広域の計測に対
応する従来例について説明する。第一に、特開平6−1
1374号公報に記載された提案について説明する。こ
れは、基板に形成した橋絡部(ブリッジ)に形成した四
個の薄膜熱感知体(発熱体)をホイートストンブリッジ
回路に組む構成である。
【0011】第二に、特開平8−29226号公報に記
載された提案は、計測する領域に応じて感度の異なる複
数の検出部分(検出エレメント)の出力を切り替えるこ
とで、広域の計測を可能にしようとするものである。こ
の場合、複数の検出部分は熱容量を変えることにより感
度が異なる。
【0012】第三に、特開平4−343024号公報に
記載された提案は、計測する流量の多少に拘らず流量を
的確に計測するために、それぞれ加熱部を間にして対の
抵抗温度センサ部を対向配置した大流量計測部と小流量
計測部とを備えている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】特開平6−11374
号公報に記載された提案は、感度を向上させることによ
り、或いは、出力特性の非直線性を改善することで計測
領域を広げようとするものである。しかし、ガスの流量
計測を例にすると、300リットル/時以下の領域と、
100〜3000リットル/時の領域とを含む広域の計
測を満足する程の出力特性の非直線性を改善することが
できるとは思えない。
【0014】特開平8−29226号公報に記載された
提案は、検出部分を切り替えることで広域の計測が可能
であるが、低消費電力が要求されるガスメータ等に用い
る感熱式流速センサに使用する場合、検出部分の熱容量
を大きくすると、パルス駆動する際に応答時間が長くな
る。また、熱容量が大きい検出部分を駆動するために消
費電力が増える問題がある。
【0015】特開平4−343024号公報に記載され
た提案は、加熱部を挾んで抵抗温度センサ部を配置して
流量計測部を形成しているため、流体の流れ方向に対の
発熱体を対向配置した構成に比して低量領域での感度が
低い。
【0016】本発明は広域での流量、流速の計測を可能
にし、特に、流体の流れ方向に対の発熱体を対向配置し
た2発熱体方式の検出エレメントを用い、駆動電流に無
関係に感度を変えることができるようにすることを目的
とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
流体を流すための流体流通路と、この流体流通路の一部
を架橋するブリッジとを基板に形成し、流体の流れ方向
における上流側と下流側とに配置された対の発熱体より
なる検出エレメントを前記ブリッジに形成してなる感熱
式流速センサにおいて、前記検出エレメントは複数組設
けられ、ある一組の前記検出エレメントの対をなす上流
側の前記発熱体と下流側の前記発熱体との間に、他の組
の前記検出エレメントの上流側の前記発熱体と下流側の
発熱体とが位置する配置関係をもって複数組の前記検出
エレメントを前記ブリッジ上に配列した。
【0018】したがって、ひとつの基板上に感度の異な
る複数の検出エレメントを形成することが可能となる。
これにより、流体の流速、流量に応じて使用する検出エ
レメントを切り替えることにより、計測領域を増大させ
ることが可能となる。
【0019】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、複数組の検出エレメントは、流体流通路の
中央部とその流体流通路の側壁付近とに位置を変えてブ
リッジに配設されている。
【0020】したがって、一つのブリッジ上に感度の異
なる複数の検出エレメントを形成することができる。
【0021】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、検出エレメントの上流側の発熱体と下流側
の発熱体の配列パターンは、流体の流線方向の中心線を
軸に線対称に配列されている。
【0022】したがって、流体流通路の側壁付近に配設
した検出エレメントの出力電圧の流量に対する変化を滑
らかにすることが可能となる。
【0023】請求項4記載の発明は、流体を流すための
流体流通路と、この流体流通路の一部を架橋するブリッ
ジとを基板に形成し、流体の流れ方向における上流側と
下流側とに配置された対の発熱体よりなる検出エレメン
トを前記ブリッジに形成してなる感熱式流速センサにお
いて、前記ブリッジは流体の流れ方向の上流側から下流
側に向けて複数形成され、前記ブリッジのそれぞれに前
記検出エレメントが形成されている。
【0024】したがって、ひとつの基板上に感度が異な
る複数の検出エレメントを形成することが可能となる。
これにより、流体の流速、流量に応じて使用する検出エ
レメントを切り替えることにより、計測領域を増大させ
ることが可能となる。また、検出エレメントの数に応じ
て複数のブリッジを設けることにより、ブリッジ上での
検出エレメントの配置に自由度を増すことが可能とな
る。さらに、複数の検出エレメントの熱的干渉を防止す
ることが可能となる。
【0025】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、流体の流れの方向における発熱体のパター
ン幅が複数の検出エレメント毎に変えてある。
【0026】したがって、流体流通路の幅が一定で、ブ
リッジの長さが一定の場合でも、発熱体のパターン幅
(ブリッジ幅に対応)の違いを利用して、感度差が大き
な複数の検出エレメントを形成することが可能となる。
【0027】請求項6記載発明は、請求項5記載の発明
において、発熱体の抵抗値が複数の検出エレメント毎に
変えてある。
【0028】したがって、発熱体の抵抗値の違いによ
り、検出エレメントの感度の違いをさらに大きくするこ
とが可能となる。
【0029】請求項7記載の発明は、請求項5記載の発
明において、パターン幅が大きい方の検出エレメントの
発熱体の抵抗値は、パターン幅が小さい方の検出エレメ
ントの発熱体の抵抗値より大きな値に設定されている。
【0030】したがって、検出エレメントのパターン幅
(ブリッジの幅に対応)を大きく変えることなく、検出
エレメントの感度の違いを得易くすることが可能とな
る。特に、検出エレメントの抵抗値と駆動方式とのパラ
メータを選択することで、検出エレメントの感度の違い
を得易くすることが可能となる。
【0031】請求項8記載の発明は、請求項6記載の発
明において、複数のブリッジは、流体の流れ方向と直交
する方向の長さを違えて形成され、前記ブリッジのそれ
ぞれに検出エレメントが形成されている。
【0032】したがって、ブリッジの長さの違いを利用
して検出エレメントの感度の違いを大きくすることが可
能となる。
【0033】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、流体の流れ方向と直交する方向の長さを違
えて形成された複数のブリッジのそれぞれに形成された
検出エレメントの抵抗値は、流体の流れ方向と直交する
方向における発熱体の長さが長いほど高い値に設定され
ている。
【0034】したがって、流体の流れ方向における検出
エレメントのパターン幅が一定でも、ブリッジの長さの
違いを利用して発熱体の抵抗値を異なる値に設定し、検
出エレメントの感度の違いを大きくすることが可能とな
る。
【0035】請求項10記載の発明は、流体を流すため
の流体流通路と、この流体流通路の一部を架橋するブリ
ッジとを基板に形成し、流体の流れ方向における上流側
と下流側とに配置された対の発熱体よりなる検出エレメ
ントを前記ブリッジに形成してなる複数の感熱式流速セ
ンサを設け、流体を流れ方向の上流側の流路断面積を下
流側の流路断面積より大きな値に設定した管路を設け、
この管路の流路断面積が異なる複数位置のそれぞれに前
記感熱式流速センサを配設した。
【0036】したがって、複数の感熱式流速センサは配
置される流路断面積の違い(流体の流速の違い)により
感度が異なるため、使用する感熱式流速センサを切り替
えることにより、広域の計測が可能となる。また、管路
の流路断面積が上流側で大きく下流側で小さい値に設定
されていることにより、圧力損失を少なくするために整
流器で流体の流れを整流する場合に、上流側の流路断面
積が大きい位置に整流器を配置し、感熱式流速センサが
配置される下流側に向けて流路断面積を小さくすること
ができ、これにより、流路を小型化することが可能とな
る。
【0037】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の発明において、管路における流路断面積が大きい上流
側の位置に感度が低い感熱式流速センサを配設し、流路
断面積が小さい下流側の位置に感度が高い感熱式流速セ
ンサを配設した。
【0038】したがって、上流側に配置した感熱式流速
センサは流速が遅い位置で流体に晒されるため感度がさ
らに低下し、下流側に配置した感熱式流速センサは流速
が速い位置で流体に晒されるため感度がさらに高くな
る。これにより、複数の感熱式流速センサの感度の差を
大きくすることが可能となる。
【0039】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第一の形態を図1
ないし図3に基づいて説明する。本実施において、図8
及び図9において説明した部分と同一部分は同一符号を
用いて説明する。図1に示すように、シリコン等の材料
により形成した基板1は表面が絶縁膜2で覆われ、中央
部には矢印方向からガス等の流体を流すための流体流通
路としての堀3がエッチング等の方法により形成されて
いる。また、基板1には堀3の一部を流体の流れ方向と
直交してまたがるようにブリッジ4aが形成されてい
る。このブリッジ4aの表面には二つの検出エレメント
5a,5bが金属薄膜により形成されている。一方の検
出エレメント5aは、流体の流れ方向の上流側と下流側
とに配列した二つの発熱体(発熱抵抗体膜)51a,5
2aにより形成され、他方の検出エレメント5bは、流
体の流れ方向の上流側と下流側とに配列した二つの発熱
体(発熱抵抗体膜)51b,52bにより形成されてい
る。
【0040】さらに、基板1の表面には、発熱体51
a,51b,52a,52bに接続されたボンディング
パッド53a,53b,54a,54bと、測温体7
と、この測温体(発熱抵抗体膜)7に接続されたボンデ
ィングパッド8とが形成されている。検出エレメント5
aと測温体7とは絶縁性の保護膜により覆われている。
【0041】図2は二つの検出エレメント5a,5bの
パターンをシンボリックに表した説明図である。この図
で明らかなように、一方の検出エレメント5aの発熱体
51a,52aは、堀3の中央部において、流体の流線
方向の中心線を軸に線対称に配列されてブリッジ4a上
に形成され、他方の検出エレメント5bの発熱体51
b,52bは、堀3の側壁13付近において、流体の流
線方向の中心線を軸に線対称に配列されてブリッジ4a
上に形成されている。すなわち、検出エレメント5a,
5bは熱的に干渉しない位置に配設されている。
【0042】一組の検出エレメント5bの対をなす上流
側の発熱体51bと下流側の発熱体52bとの間に、他
の組の検出エレメント5aの上流側の発熱体51aと下
流側の発熱体52aとが位置する配置関係をもって複数
組の検出エレメント5a,5bがブリッジ4a上に配列
されている。
【0043】図3はブリッジ4aを、堀3(図1参照)
の中心を通る直線14と、ブリッジ4aの中心を通る直
線15とで4分割したブリッジ4aの4分の1の領域を
示すもので、発熱体51a,51bとが近接する部分に
は、さらに熱的干渉を避けるためにスリット6が形成さ
れている。図3では図示しないが、発熱体52a,52
bとが近接する部分にも熱的干渉をさらに避けるために
スリット6が形成されている。
【0044】このような感熱式流速センサBでは、ガス
等の流体の流速がゼロのときに、検出エレメント5aの
発熱体51a,52aの抵抗値を等しくするとともに、
検出エレメント5bの発熱体51b,52bの抵抗値を
等しくすることが望ましい。いま、矢印方向に流体が流
れたとすると、上流側の発熱体51a,51bが流体に
より先に冷却され、下流側の発熱体52a,52bは上
流側の発熱体51a,51bから熱を奪った流体に晒さ
れるため、発熱体51a,52aの出力、発熱体51
b,52bの出力が異なる。したがって、その出力差に
より流体の流速、流量を求めることができる。
【0045】この場合、一組の検出エレメント5bの対
をなす上流側の発熱体51bと下流側の発熱体52bと
の間に、他の組の検出エレメント5aの上流側の発熱体
51aと下流側の発熱体52aとが位置する配置関係を
もって複数組の検出エレメント5a,5bをブリッジ4
a上に配列した構成(請求項1対応)のため、ひとつの
基板1上に感度が異なる複数の検出エレメント5a,5
bを形成することが可能となる。したがって、流体の流
速、流量に応じて使用する検出エレメント5a,5bを
切り替えることにより、計測領域を増大させることが可
能となる。
【0046】さらに、複数組の検出エレメント5a,5
bを、堀3の中央部とその堀3の側壁13付近とに位置
を変えてブリッジ4aに配設した構成(請求項2対応)
のため、一つのブリッジ4a上に感度の異なる複数の検
出エレメント5a,5bを形成することができる。
【0047】ここで、一方の検出エレメント5bの発熱
体51b,52bは堀3の側壁13付近(ブリッジ4a
のたもと付近)に配置されているが、流体の流線方向の
中心線を軸に線対称に配置されていない場合には、検出
エレメント5bの出力特性は図4に示すようになる。図
4(a)は上流側の発熱体51bの出力と下流側の発
熱体52bの出力とを示し、同図(b)は発熱体51
b,52bの出力の和を示すもので、この和を示す曲線
はイ及びロの部分で二度曲がり、滑らかな曲線にはなり
にくい。
【0048】しかし、本実施の形態では、検出エレメン
ト5bの上流側の発熱体51bと下流側の発熱体52b
の配列パターンを、流体の流線方向の中心線を軸に線対
称に配列した構成(請求項3対応)のため、堀3の側壁
13付近に配設した検出エレメント5bの出力電圧の流
量に対する変化を滑らかにすることができる。
【0049】次に、本実施の第二の形態を図5に基づい
て説明する。本実施の形態及びこれに続く他の実施の形
態において、第一の実施の形態と同一部分は同一符号を
用い説明も省略する。
【0050】本実施の形態における感熱式流速センサC
は、矢印で示す流体の流れ方向の上流側から下流側に向
けて複数のブリッジ4a,4bを形成し、これらのブリ
ッジ4a,4bのそれぞれに検出エレメント5a,5b
を形成した構成(請求項4対応)である。
【0051】したがって、第一の形態と同様に、ひとつ
の基板1上に感度が異なる複数の検出エレメント5a,
5bを形成することが可能となる。これにより、流体の
流速、流量に応じて使用する検出エレメント5a,5b
を切り替えることにより、計測領域を増大させることが
可能となる。また、ブリッジ4a,4bのそれぞれに検
出エレメント5a又は5bを一つだけ形成することによ
り、第一の形態の構成に比して検出エレメント5a,5
bの配置に自由度を増すことが可能となる。さらに、ブ
リッジ4a,4bは離れ、両者の間には堀3が形成され
ているため、複数の検出エレメント5a,5bの熱的干
渉をより効果的に防止することが可能となる。
【0052】さらに、図5に示すように、流体の流れの
方向における発熱体51a,52a及び発熱体51b,
52bのパターン幅(流体の流れ方向における幅)を複
数の検出エレメント5a,5b毎に変えた構成(請求項
5対応)とすることにより、堀3の幅が一定で、ブリッ
ジ4a,4bの長さが一定の場合でも、感度が異なる複
数の検出エレメント5a,5bを形成することが可能と
なる。この例では、上流側のブリッジ4bの幅及びその
上に配置された検出エレメント5bのパターン幅を広く
している。
【0053】さらに、検出エレメント5aの発熱体51
a,52aの抵抗値と、検出エレメント5bの発熱体5
1b,52bの抵抗値とを変えた構成(請求項6対応)
とすることにより、検出エレメント5a,5bの感度の
違いをさらに大きくすることが可能となる。これによ
り、さらに計測する領域を広域にすることができる。
【0054】さらに、パターン幅が大きい方の検出エレ
メント5bの発熱体51b,52bの抵抗値を、パター
ン幅が小さい方の検出エレメント5aの発熱体51a,
52aの抵抗値より大きな値に設定した構成(請求項7
対応)とすることにより、検出エレメント5a,5bの
パターン幅を大きく変えることなく、パターン幅の広い
方の検出エレメント5bの感度をさらに高くして、二つ
の検出エレメント5a,5bの感度が大きく違いをさら
に大きくすることが可能となる。この場合、発熱体51
a,52a,51b,52bの抵抗値と、駆動方式との
パラメータを選択して組み合わせることにより、検出エ
レメント5a,5bの感度の違いをさらに得易くするこ
とが可能となる。この場合の得失については表1,2,
3を参照して説明する。
【0055】
【表1】
【0056】定電流駆動方式の場合は、表1に示すよう
に、感度の高い検出エレメントの発熱体は、抵抗値を抵
抗値を高くし、検出エレメントの発熱体サイズ(ブリッ
ジのサイズ)を小さくする。したがって、駆動により発
熱体の温度は高い設定になる。もちろん、駆動電流は、
高いほど感度が上がる。
【0057】
【表2】
【0058】定電圧駆動方式の場合は、表2に示すよう
に、発熱体の抵抗値を高くすると、電流値の減少に伴い
消費電力は低くなる。したがって、感度も減少する。も
ちろん、電圧は高い方が感度は高い。
【0059】
【表3】
【0060】定温度駆動方式の場合は、表3に示すよう
に、発熱体の抵抗値は消費電力に影響せず、発熱体の抵
抗の増加は、駆動電流の減少分より大きい電圧の増加に
より感度は高くなる。発熱体サイズ(ブリッジのサイ
ズ)は、消費電力の増加に略比例し、その分感度も高く
なる。駆動温度は、高いほど感度が高くなる。
【0061】さらに、本発明の実施の第三の形態を図6
に基づいて説明する。本実施の形態は、複数のブリッジ
4a,4bを、矢印に示す流体の流れ方向と直交する方
向の長さを違えて形成し、そのブリッジ4a,4bのそ
れぞれに検出エレメント5a,5bを形成した構成(請
求項8)である。この例では、上流側のブリッジ4bの
方の長さを長く設定している。
【0062】したがって、長い方のブリッジ4bの検出
エレメント5aの長さを増して抵抗値を高め、感度をよ
り高くすることができる。これにより、二つの検出セン
サ5a,5bの感度の違いを大きくすることが可能とな
る。
【0063】さらに、長い方のブリッジ4b上の検出エ
レメント5bの長い発熱体51b,52bの抵抗値を、
短い方のブリッジ4a上の検出エレメント5bの短い発
熱体51a,52aの抵抗値より高く設定する構成(請
求項9)とすることにより、流体の流れ方向における検
出エレメント5a,5bのパターン幅が一定でも、ブリ
ッジ4bの長さを利用して発熱体51b,52bの抵抗
値を高い値に設定し、これにより、検出エレメント5b
の感度を高め、二つの検出エレメント5a,5bの感度
の違いを大きくすることが可能となる。
【0064】次に、本発明の実施の第四の形態を図7に
基づいて説明する。まず、本実施の形態(請求項10)
は、複数の感熱式流速センサを管路本体に取り付けた感
熱式流速検出装置の例である。まず、図7に管路本体1
6の構成を示す。図7(a)は管路17を開放した状態
の管路本体16を示す平面図である。同図(b)は図7
(a)におけるY−Y線上で断面にした縦断側面図、同
図(c)は図7(a)におけるX−X線上で断面にした
縦断正面図で、同図(c)は管路本体16を蓋18で閉
塞した状態を示している。管路17は、矢印で示す流体
の流れ方向において、上流側から下流側に向けて、流路
断面積が小さくなるように三つの部分17a,17b,
17cを有する。
【0065】そして、流路断面積が最も大きな部分17
aと次に大きな部分17bとには、流体の流れを直線的
にする整流器19a,19bが設けられている。これら
の整流器19a,19bは、例えば、多数の仕切壁によ
り空間部が細かく仕切られ、上流側及び下流側の両端が
開口するハニカム構造のもの、或いは厚みのあるメッシ
ュ構造のものが用いられている。また、管路17の次の
部分17b,17cには、例えば、図8及び図9で説明
したような感熱式流速センサAが配置されているが、感
熱式流速センサAとは異なる感熱式流速センサを用いて
もよい。
【0066】これらの感熱式流速センサAによる流体の
流速や流量計測の原理はこれまで説明した通りである
が、二つの感熱式流速センサAの感度が同一の場合で
も、これらの感熱式流速センサAは配置される流路断面
積の違い(流体の流速の違い)により感度が異なるた
め、使用する感熱式流速センサAを切り替えることによ
り、広域の計測が可能となる。
【0067】また、管路の流路断面積が上流側で大きく
下流側で小さい値に設定されていることにより、圧力損
失を少なくするために整流器19で流体の流れを整流す
る場合に、上流側の流路断面積が大きい位置に整流器を
配置し、感熱式流速センサAが配置される下流側に向け
て流路断面積を小さくすることができ、これにより、流
路を小型化することが可能となる。
【0068】さらに、感度が同じならば、流体の流速が
遅くなる流路断面積が小さい部分17aに配置した感熱
式流速センサAの感度の方が、それよりも流路断面積が
大きい部分17bに配置した感熱式流速センサAの感度
よりも高くなることから、管路17における流路断面積
が大きい上流側の部分17bに感度が低い感熱式流速セ
ンサAを配設し、流路断面積が小さい下流側の部分17
cに感度が高い感熱式流速センサAを配設する構成(請
求項11)とすることにより、上流側の部分17bに配
置した感熱式流速センサAは流速が遅い位置で流体に晒
されるため感度がさらに低下し、下流側の部分17cに
配置した感熱式流速センサAは流速が速い位置で流体に
晒されるため感度がさらに高くなる。これにより、複数
の感熱式流速センサAの感度の差をさらに大きくし、よ
り広域の計測が可能となる。
【0069】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、流体を流すため
の流体流通路と、この流体流通路の一部を架橋するブリ
ッジとを基板に形成し、流体の流れ方向における上流側
と下流側とに配置された対の発熱体よりなる検出エレメ
ントを前記ブリッジに形成してなる感熱式流速センサに
おいて、前記検出エレメントは複数組設けられ、ある一
組の前記検出エレメントの対をなす上流側の前記発熱体
と下流側の前記発熱体との間に、他の組の前記検出エレ
メントの上流側の前記発熱体と下流側の発熱体とが位置
する配置関係をもって複数組の前記検出エレメントを前
記ブリッジ上に配列したので、ひとつの基板上に感度の
異なる複数の検出エレメントを形成することができる。
これにより、流体の流速、流量に応じて使用する検出エ
レメントを切り替えることにより、計測領域を増大させ
ることができる。
【0070】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、複数組の検出エレメントは、流体流通路の
中央部とその流体流通路の側壁付近とに位置を変えてブ
リッジに配設されているので、一つのブリッジ上に感度
の異なる複数の検出エレメントを形成することができ
る。
【0071】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、検出エレメントの上流側の発熱体と下流側
の発熱体の配列パターンは、流体の流線方向の中心線を
軸に線対称に配列されているので、流体流通路の側壁付
近に配設した検出エレメントの出力電圧の流量に対する
変化を滑らかにすることができる。
【0072】請求項4記載の発明は、流体を流すための
流体流通路と、この流体流通路の一部を架橋するブリッ
ジとを基板に形成し、流体の流れ方向における上流側と
下流側とに配置された対の発熱体よりなる検出エレメン
トを前記ブリッジに形成してなる感熱式流速センサにお
いて、前記ブリッジは流体の流れ方向の上流側から下流
側に向けて複数形成され、前記ブリッジのそれぞれに前
記検出エレメントが形成されているので、ひとつの基板
上に感度が異なる複数の検出エレメントを形成すること
ができる。これにより、流体の流速、流量に応じて使用
する検出エレメントを切り替えることにより、計測領域
を増大させることができる。また、検出エレメントの数
に応じて複数のブリッジを設けることにより、ブリッジ
上での検出エレメントの配置に自由度を増すことができ
る。さらに、複数の検出エレメントを離間させて両者の
熱的干渉を防止することができる。
【0073】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、流体の流れの方向における発熱体のパター
ン幅が複数の検出エレメント毎に変えてあるので、流体
流通路の幅が一定で、ブリッジの長さが一定の場合で
も、発熱体のパターン幅(ブリッジ幅に対応)の違いを
利用して、感度差が大きな複数の検出エレメントを形成
することができる。これにより、計測範囲をさらに広域
にすることができる。
【0074】請求項6記載発明は、請求項5記載の発明
において、発熱体の抵抗値が複数の検出エレメント毎に
変えてあるので、発熱体の抵抗値の違いにより、検出エ
レメントの感度の違いをさらに大きくすることができ
る。
【0075】請求項7記載の発明は、請求項5記載の発
明において、パターン幅が大きい方の検出エレメントの
発熱体の抵抗値は、パターン幅が小さい方の検出エレメ
ントの発熱体の抵抗値より大きな値に設定されているの
で、検出エレメントのパターン幅(ブリッジの幅に対
応)を大きく変えることなく、検出エレメントの感度の
違いを得易くすることができる。特に、検出エレメント
の抵抗値と駆動方式とのパラメータを選択して組み合わ
せることで、検出エレメントの感度の違いを得易くする
ことが可能となる。
【0076】請求項8記載の発明は、請求項6記載の発
明において、複数のブリッジは、流体の流れ方向と直交
する方向の長さを違えて形成され、前記ブリッジのそれ
ぞれに検出エレメントが形成されているので、ブリッジ
の長さの違いを利用して検出エレメントの感度の違いを
大きくすることができる。
【0077】請求項9記載の発明は、請求項8記載の発
明において、流体の流れ方向と直交する方向の長さを違
えて形成された複数のブリッジのそれぞれに形成された
検出エレメントの抵抗値は、流体の流れ方向と直交する
方向における発熱体の長さが長いほど高い値に設定され
ているので、流体の流れ方向における検出エレメントの
パターン幅が一定でも、ブリッジの長さの違いを利用し
て発熱体の抵抗値を異なる値に設定し、検出エレメント
の感度の違いを大きくすることができる。
【0078】請求項10記載の発明は、流体を流すため
の流体流通路と、この流体流通路の一部を架橋するブリ
ッジとを基板に形成し、流体の流れ方向における上流側
と下流側とに配置された対の発熱体よりなる検出エレメ
ントを前記ブリッジに形成してなる複数の感熱式流速セ
ンサを設け、流体を流れ方向の上流側の流路断面積を下
流側の流路断面積より大きな値に設定した管路を設け、
この管路の流路断面積が異なる複数位置のそれぞれに前
記感熱式流速センサを配設したので、複数の感熱式流速
センサは配置される流路断面積の違い(流体の流速の違
い)により感度が異なるため、使用する感熱式流速セン
サを切り替えることにより、広域の計測が可能となる。
また、管路の流路断面積が上流側で大きく下流側で小さ
い値に設定されていることにより、圧力損失を少なくす
るために整流器で流体の流れを整流する場合に、上流側
の流路断面積が大きい位置に整流器を配置し、感熱式流
速センサが配置される下流側に向けて流路断面積を小さ
くすることができ、これにより、流路を小型化すること
が可能できる。
【0079】請求項11記載の発明は、請求項10記載
の管路発明において、管路における流路断面積が大きい
上流側の位置に感度が低い感熱式流速センサを配設し、
流路断面積が小さい下流側の位置に感度が高い感熱式流
速センサを配設したので、上流側に配置した感熱式流速
センサは流速が遅い位置で流体に晒されるため感度がさ
らに低下し、下流側に配置した感熱式流速センサは流速
が速い位置で流体に晒されるため感度がさらに高くな
る。これにより、複数の感熱式流速センサの感度の差を
大きくし、計測範囲をさらに広域にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一の形態における感熱式流速
センサの平面図である。
【図2】検出エレメントをシンボリックに示す説明図で
ある。
【図3】ブリッジ及び検出エレメントの一部を示す平面
図である。
【図4】(a)は上流側の発熱体の出力と下流側の発熱
体の出力とを示す特性図、(b)は上流側と下流側との
発熱体の出力の和を示す特性図である。
【図5】本発明の実施の第二の形態における感熱式流速
センサの平面図である。
【図6】本発明の実施の第三の形態における感熱式流速
センサの平面図である。
【図7】(a)は本発明の実施の第四の形態における感
熱式流速検出装置の管路本体を示す平面図、(b)は
(a)におけるY−Y線上で断面にした縦断側面図、同
図(c)は(a)におけるX−X線上で断面にした縦断
正面図である。
【図8】一般的な感熱式流速センサの概略の構成を示す
平面図である。
【図9】図8におけるX−X線上で断面にした縦断正面
【図10】(a)は従来の感熱式流速検出装置の管路本
体を示す平面図で、(b)は(a)におけるY−Y線上
で断面にした縦断側面図、(c)は(a)におけるX−
X線上で断面にした縦断正面図である。
【図11】感熱式流速センサの駆動回路の一例を示す回
路図である。
【図12】感度の異なる感熱式流速センサを用いた場合
の検出エレメントの出力を示す特性図である。
【符号の説明】
1 基板 3 流体流通路 4a,4b ブリッジ 5a,5b 検出エレメント 51a,52b,51a,52b 発熱体 13 流体流通路の側壁 17 管路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体を流すための流体流通路と、この流
    体流通路の一部を架橋するブリッジとを基板に形成し、
    流体の流れ方向における上流側と下流側とに配置された
    対の発熱体よりなる検出エレメントを前記ブリッジに形
    成してなる感熱式流速センサにおいて、前記検出エレメ
    ントは複数組設けられ、ある一組の前記検出エレメント
    の対をなす上流側の前記発熱体と下流側の前記発熱体と
    の間に、他の組の前記検出エレメントの上流側の前記発
    熱体と下流側の発熱体とが位置する配置関係をもって複
    数組の前記検出エレメントを前記ブリッジ上に配列した
    ことを特徴とする感熱式流速検出センサ。
  2. 【請求項2】 複数組の検出エレメントは、流体流通路
    の中央部とその流体流通路の側壁付近とに位置を変えて
    ブリッジに配設されている請求項1記載の感熱式流速セ
    ンサ。
  3. 【請求項3】 検出エレメントの上流側の発熱体と下流
    側の発熱体の配列パターンは、流体の流線方向の中心線
    を軸に線対称に配列されている請求項2記載の感熱式流
    速センサ。
  4. 【請求項4】 流体を流すための流体流通路と、この流
    体流通路の一部を架橋するブリッジとを基板に形成し、
    流体の流れ方向における上流側と下流側とに配置された
    対の発熱体よりなる検出エレメントを前記ブリッジに形
    成してなる感熱式流速センサにおいて、前記ブリッジは
    流体の流れ方向の上流側から下流側に向けて複数形成さ
    れ、前記ブリッジのそれぞれに前記検出エレメントが形
    成されていることを特徴とする感熱式流速検出センサ。
  5. 【請求項5】 流体の流れの方向における発熱体のパタ
    ーン幅が複数の検出エレメント毎に変えてある請求項4
    記載の感熱式流速センサ。
  6. 【請求項6】 発熱体の抵抗値が複数の検出エレメント
    毎に変えてある請求項5記載の感熱式流速センサ。
  7. 【請求項7】 パターン幅が大きい方の検出エレメント
    の発熱体の抵抗値は、パターン幅が小さい方の検出エレ
    メントの発熱体の抵抗値より大きな値に設定されている
    請求項5記載の感熱式流速センサ。
  8. 【請求項8】 複数のブリッジは、流体の流れ方向と直
    交する方向の長さを違えて形成され、前記ブリッジのそ
    れぞれに検出エレメントが形成されている請求項6記載
    の感熱式流速検出センサ。
  9. 【請求項9】 流体の流れ方向と直交する方向の長さを
    違えて形成された複数のブリッジのそれぞれに形成され
    た検出エレメントの抵抗値は、流体の流れ方向と直交す
    る方向における発熱体の長さが長いほど高い値に設定さ
    れている請求項8記載の感熱式流速センサ。
  10. 【請求項10】 流体を流すための流体流通路と、この
    流体流通路の一部を架橋するブリッジとを基板に形成
    し、流体の流れ方向における上流側と下流側とに配置さ
    れた対の発熱体よりなる検出エレメントを前記ブリッジ
    に形成してなる複数の感熱式流速センサを設け、流体を
    流れ方向の上流側の流路断面積を下流側の流路断面積よ
    り大きな値に設定した管路を設け、この管路の流路断面
    積が異なる複数位置のそれぞれに前記感熱式流速センサ
    を配設したことを特徴とする感熱式流速検出装置。
  11. 【請求項11】 管路における流路断面積が大きい上流
    側の位置に感度が低い感熱式流速センサを配設し、流路
    断面積が小さい下流側の位置に感度が高い感熱式流速セ
    ンサを配設した請求項10記載の感熱式流速検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2024112679A1 (en) * 2022-11-23 2024-05-30 Wisconsin Alumni Research Foundation System and method for flexible multi-variable sensor

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WO2024112679A1 (en) * 2022-11-23 2024-05-30 Wisconsin Alumni Research Foundation System and method for flexible multi-variable sensor

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