JPH1127137A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH1127137A
JPH1127137A JP9173389A JP17338997A JPH1127137A JP H1127137 A JPH1127137 A JP H1127137A JP 9173389 A JP9173389 A JP 9173389A JP 17338997 A JP17338997 A JP 17338997A JP H1127137 A JPH1127137 A JP H1127137A
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signal
circuit
power supply
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level
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JP9173389A
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Akio Koyama
明夫 小山
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部信号に対して内部信号の振幅が小さな半
導体集積回路において外部への信号出力のためのレベル
変換動作の安定性と高速性とを実現する。 【解決手段】 第1の電源電圧(VDL)を動作電源と
する第1の回路(11)が第1の信号(S1)を出力
し、第1の電源電圧よりレベルの高い第2の電源電圧
(VDH)を動作電源とし第1の信号の振幅を第2の電
源電圧に応ずる振幅に変換するレベル変換回路(13)
と、第2の電源電圧を動作電源としレベル変換回路が出
力する第2の信号の論理値に応じた外部出力動作を行う
出力回路(14)とを含む半導体集積回路において、第
1の電源電圧を動作電源とし第1の信号のハイレベルを
昇圧してレベル変換回路に供給する昇圧回路(12)を
設け、レベル変換回路の差動入力MOSトランジスタ
(M3,M4)のドレイン電流を増す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部とのインタフ
ェース信号のレベルに対して内部回路の動作電源が低く
された半導体集積回路、換言すれば、外部信号振幅に対
して内部信号の振幅が小さくされた半導体集積回路に関
し、2電源利用のCMOS(相補型MOS)集積回路の
外部出力動作の安定性及び高速性の実現に適用して有効
な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の集積度や動作速度を上
げるために素子を微細化した場合には電源電圧の低電圧
化が行われる。このとき、当該半導体集積回路を用いる
システムの電源仕様は必ずしも低電圧化されるとは限ら
ない。その場合には、外部インタフェース仕様に関して
は、低電圧化される前の5Vのような信号振幅を採用し
なければならない場合がある。
【0003】この場合には、半導体集積回路の内部回路
における低電圧信号振幅を外部に出力するとき、5Vの
ような低電圧化前の信号振幅に変換しなければならな
い。
【0004】例えばそのような振幅変換を行う回路とし
てCMOSスタティックラッチを用いることができる。
すなわち、pチャンネル型MOSトランジスタとnチャ
ンネル型MOSトランジスタの直列回路を一対並列に有
し、相互に一方のpチャンネル型MOSトランジスタの
ゲートが他方のpチャンネル型MOSトランジスタのド
レインに交差結合され、前記nチャンネル型MOSトラ
ンジスタが一対の差動入力MOSトランジスタとして構
成される。
【0005】尚、スタティックラッチを用いたレベル変
換について記載された文献の例としては、「超LSIメ
モリ」(1994年4月株式会社培風館発行)、「A Hi
gh-Speed Low-Power 0.3μm CMOS Gate Array with VT
Scheme(CICC 1996)」がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ス
タティックラッチを用いたレベル変換では差動入力MO
Sトランジスタのゲート電圧が低いため、高速動作が期
待できず、しかもプロセスばらつきによって誤動作する
虞のあることが本発明者によって明らかにされた。例え
ば図6の回路を考える。スタティックラッチはpチャン
ネル型MOSトランジスタM1,M2とnチャンネル型
MOSトランジスタM3,M4から構成され、当該スタ
ティックラッチと、その出力を受けるpチャンネル型M
OSトランジスタM5及びnチャンネル型MOSトラン
ジスタM6からなるCMOSインバータとは,5Vのよ
うな比較的高い電源電圧VDHを動作電源とする。スタ
ティックラッチの差動入力MOSトランジスタM3,M
4に信号を供給するインバータ1,2は、3.3Vのよ
うな比較的低い電源電圧VDLを動作電源とする。前記
インバータ1の入力には半導体集積回路の内部から外部
に出力すべき論理信号が供給される。前記内部回路の動
作電源はVDLであり、前記論理信号の最大信号振幅は
大凡接地電位GNDから電源電圧VDLまでの電位差を
有する。
【0007】図6のスタティックラッチによるレベル変
換動作は、MOSトランジスタM3又はM4に流れる電
流によってラッチ状態を反転できることが前提である。
例えば、ノードN1のレベルが電源電圧VDHのレベル
にされているとき、MOSトランジスタM4のゲート電
圧が電源電圧VDLレベルのハイレベルになると、MO
SトランジスタM2とM4に貫通電流が流れる。このと
き、ノードN1のレベルが充分下がらないと、MOSト
ランジスタM1はオン状態にされず、スタティックラッ
チに帰還がかからない。したがって、帰還をかけてMO
SトランジスタM1をオン状態にするには、トランジス
タM2とM4が同時にオン状態にされているとき、MO
SトランジスタM4のオン抵抗がMOSトランジスタM
2のオン抵抗よりも小さくなければならない。換言すれ
ば、MOSトランジスタM4の方がMOSトランジスタ
M2よりも大きな相互コンダクタンスを有しなければな
らない。
【0008】しかしながら、MOSトランジスタM4の
ゲート電圧は最大でも電源電圧VDLのレベルであるの
に対し、MOSトランジスタM2のゲート入力信号の振
幅はレベルの高い電源電圧VDHに応ずる振幅とされる
から、電流供給能力という点において、MOSトランジ
スタM4の方がMOSトランジスタM2に比べてゲート
入力電圧という点において不利である。
【0009】そこで、MOSトランジスタM2のトラン
ジスタサイズ(チャンネル幅)を小さくしてその電流供
給能力を小さくせざるを得ない。そうすると、スタティ
ックラッチの過渡応答時間が長くなり、出力動作の確定
が遅れてしまうとい問題点のあることが本発明者によっ
て明らかにされた。
【0010】このようにMOSトランジスタM2とM4
との電流供給能力の関係が動作上重要であるから、スタ
ティックラッチの反転動作とスタティックラッチの過渡
応答期間の短縮という双方の要求を満足させるためにぎ
りぎりの点で双方のトランジスタM2,M4のサイズを
決定した場合、pチャンネル型MOSトランジスタとn
チャンネル型MOSトランジスタとの製造プロセスのば
らつきにより、双方のMOSトランジスタM2,M4の
ドレイン電流が既定値に対してばらつくと、スタティッ
クラッチそれ自体が動作しなくなる虞のあることが本発
明者によって明らかにされた。この関係はMOSトラン
ジスタM1とM3に関しても同じである。
【0011】本発明の目的は、外部とのインタフェース
信号のレベルに対して内部回路の動作電源が低くされた
半導体集積回路、換言すれば、外部信号振幅に対して内
部信号の振幅が小さくされた半導体集積回路において、
外部への信号出力のためのレベル変換動作の安定性と高
速性をを実現できる半導体集積回路を提供することにあ
る。
【0012】本発明の別の目的は、信号振幅の小さな内
部信号を信号振幅の大きな外部出力信号の振幅に変換す
るためのレベル変換回路にスタティックラッチを採用す
る場合に、トランジスタ特性の製造ばらつきによって誤
動作を生じ難く、スタティックラッチの反転ラッチ動作
の過渡応答時間を短縮できる半導体集積回路を提供する
ことにある。
【0013】本発明の前記並びにその他の目的と新規な
特徴は本明細書の記述及び添付図面から明らかになるで
あろう。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0015】すなわち、第1の電源電圧(VDL)を動
作電源として動作される第1の回路(11)と、前記第
1の電源電圧よりもレベルの高い第2の電源電圧(VD
H)を動作電源とし前記第1の回路から出力される第1
の信号(S1)の信号振幅を前記第2の電源電圧に応ず
る信号振幅に変換するレベル変換回路(13)と、前記
第2の電源電圧を動作電源とし前記レベル変換回路から
出力される第2の信号(S2)の論理値に応じて外部出
力動作を行う出力回路(14)とを含む半導体集積回路
(10)において、前記第1の電源電圧を動作電源とし
前記第1の信号のハイレベルを昇圧して前記レベル変換
回路に供給する昇圧回路(12)を設ける。第2の電源
電圧で動作されるレベル変換回路(13)に供給される
ハイレベルは第1の電源電圧に対して昇圧されたレベル
を有するから、そのレベルを制御端子に受けるトランジ
スタ(M3,M4)の電流供給能力若しくは相互コンダ
クタンスが大きくされ、このことが、レベル変換回路の
過渡応答動作の高速性及び安定性を増大させる。
【0016】更に詳しくは、前記レベル変換回路は、相
補信号(out,−out)が供給される一対の差動入
力トランジスタ(M3,M4)を含むスタティックラッ
チ形態を有し、その記憶ノード(N1)から前記第2の
信号(S2)を出力する。前記昇圧回路は、第1の信号
の相補信号(in,−in)の夫々に対し、ローレベル
からハイレベルへの変化に応じ昇圧容量(C1,C2)
を介してハイレベルの電圧レベルを昇圧する昇圧部(1
20,121)を有し、各昇圧部の出力(out,−o
ut)が前記レベル変換回路への相補信号とされる。こ
れにより、一対の差動入力トランジスタ(M3,M4)
のゲートに供給される相補信号のハイレベルは第1の電
源電圧(VDL)に対して昇圧されたレベルを有するか
ら、差動入力トランジスタ(M3,M4)ノ電流供給能
力若しくは相互コンダクタンスが大きくされ、これによ
ってレベル変換回路の過渡応答動作の高速性及び安定性
を増すことができる。
【0017】前記レベル変換回路はCMOSスタティッ
クラッチ回路で構成することができ、また、前記出力回
路は前記CMOSスタティックラッチ回路の一つの記憶
ノードから出力される信号を第2の信号として入力する
CMOSインバータ回路によって構成することができ
る。
【0018】出力回路を高出力インピーダンス状態に制
御できるようにするには、前記出力回路は直列接続され
た第1及び第2の出力トランジスタ(M5,M6)を有
し直列接続点を出力端子とし、前記第1及び第2の出力
トランジスタの制御端子毎に前記昇圧回路(12A,1
2B)と前記レベル変換回路(13A,13B))とを
有し、更に、前記双方の昇圧回路へ前記第1の信号を供
給する経路に、前記第1及び第2のトランジスタに個別
に供給される第2の信号を、前記出力回路を高出力イン
ピーダンス状態に制御するレベルに選択的に強制するゲ
ート手段(3A,3B)を設ければよい。
【0019】
【発明の実施の形態】図1には本発明に係る半導体集積
回路の一例が示される。同図に示される半導体集積回路
は、単結晶シリコンのような1個の半導体基板に公知の
CMOS集積回路技術によって形成されている。同図に
示される半導体集積回路10は、3.3Vのような相対
的にレベルの低い電源電圧(第1の電源電圧)VDL
と、5Vのような相対的にレベルの高い電源電圧(第2
の電源電圧)VDHとを動作電源とする。GNDは0V
のような接地電圧である。例えば電源電圧VDLは電源
電圧VDHを内部降圧回路で降圧して生成する。或い
は、夫々専用の外部電源端子から電源電圧VDLとVD
Hを受けるよいうにしてもよい。
【0020】図1に示される半導体集積回路10におい
て、11,1,2で夫々示される回路は、電源電圧VD
Lを動作電源とする回路である。半導体集積回路10が
論理LSI(Large Scale Integrated Circuit)である
場合、内部回路11は適宜の論理動作を行う。図1には
代表的に一つの信号S1が内部回路11から出力されて
いる。信号S1は内部回路11が外部に出力しようとす
る論理信号である。この論理信号S1の振幅は接地電圧
GNDから電源電圧VDLの範囲の振幅である。例えば
ローレベルは接地電圧GNDのレベル、ハイレベルは電
源電圧VDLのレベルにされる。前記インバータ1,2
は前記信号S1を相補信号in,−inに変換する。相
補信号in,−inの振幅は前記信号S1と同じであ
る。
【0021】昇圧回路12は前記相補信号in,−in
のハイレベルを容量素子を用いて昇圧する昇圧回路であ
る。この昇圧回路12は電源電圧VDLを動作電源と
し、ハイレベルが昇圧された相補信号out,−out
を出力する。
【0022】レベル変換回路13はCMOSスタティッ
クラッチ形態を有し、一対のnチャンネル型差動入力M
OSDトランジスタM3,M4のゲートに前記信号ou
t,−outを受け、出力信号振幅を電源電圧VDHに
応ずる信号振幅の信号S2に変換する。差動入力MOS
トランジスタM3,M4に対して負荷を構成するpチャ
ンネル型MOSトランジスタM1,M2は、相互に一方
のpチャンネル型MOSトランジスタのゲートが他方の
pチャンネル型MOSトランジスタのドレインに交差結
合されれる。
【0023】出力回路14は電源電圧VDHを動作電源
とし、pチャンネル型MOSトランジスタM5とnチャ
ンネル型MOSトランジスタM6とによるCMOSイン
バータ回路として構成される。MOSトランジスタM
5,M6のゲートには前記信号S2が供給され、MOS
トランジスタM5,M6の共通ドレインは出力パッド1
5に結合される。出力パッド15は例えばボンディング
パッドである。
【0024】図2には前記昇圧回路12の一例が示され
る。図2においてpチャンネル型MOSトランジスタM
7,M9,M11と、nチャンネル型MOSトランジス
タM8,M10,M12と、容量素子C1とによって構
成される昇圧部120は、信号inから信号outを生
成する。これとほぼ同様に構成された、pチャンネル型
MOSトランジスタM17,M19,M21と、nチャ
ンネル型MOSトランジスタM18,M20,M22
と、容量素子C2によって構成される昇圧部121は、
信号−inから信号−outを生成する。
【0025】前記昇圧部120において、MOSトラン
ジスタM8はノードN3に対してダイオード接続された
プルアップMOSトランジスタを構成し、トランジスタ
M7は信号inのローレベルによってノードN3を充電
し、トランジスタM10はその充電動作(信号−inは
ハイレベル)に応じてノードN2をディスチャージし、
容量素子C1を電源電圧VDLに充電する。この充電動
作中、MOSトランジスタM11はオフ状態にされ、M
OSトランジスタM12はオン状態にされ、出力信号o
utはローレベルにされている。
【0026】入力信号in,−inの論理値が反転され
ると(in=ハイレベル,−in=ローレベル)、MO
SトランジスタM7による充電動作が停止され、今度は
MOSトランジスタM9がオン状態にされて(M10は
オフ状態)、ノードN2が充電される。これにより、容
量素子C1を介して結合されたノードN3のレベルが電
源電圧VDLのレベルから上昇される。このとき、MO
SトランジスタM12はオフ状態、MOSトランジスタ
M11はオン状態にされるから、出力信号outは電源
電圧VDLから昇圧されたレベルにされる。
【0027】その後、再び入力信号in,−inの論理
値が反転されると(in=ローレベル,−in=ハイレ
ベル)、ノードN2はローレベルにされ、これに応じて
ノードN3のレベルも容量性結合によって低下される。
このとき、ノードN3のレベルが過剰に低下されないよ
うにするために、比較的コンダクタンスの小さな前記プ
ルアップMOSトランジスタM8によって、ノードN3
は、電源電圧VDLに対してMOSトランジスタM8の
閾値電圧分だけ降下されたレベルに予め充電され、次の
昇圧動作に必要なレベルを確保する。
【0028】前記昇圧部121は上記昇圧部120とは
相補的に動作され、その基本的な紀ぅ及び動作は上記と
同じであるので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0029】図3には入力信号inに対して昇圧された
出力信号outの波形の一例が示される。同図に示され
るように、レベル変換回路13の差動入力MOSトラン
ジスタM3,M4に入力される信号out,−outの
ハイレベルはレベルの低い電源電圧VDL以上に昇圧さ
れるから、MOSトランジスタM3,M4のドレイン電
流を増すことができる。図1のノードN1のレベルが電
源電圧VDHのレベルにされている状態で、MOSトラ
ンジスタM4がオン状態にされる時、当該MOSトラン
ジスタM4は電源電圧VDLレベルよりも高いレベルに
昇圧された信号−outがそのゲート電極に供給され
る。MOSトランジスタM4のゲート電極に電源電圧レ
ベルVDLのハイレベルが供給される場合に比べて、当
該MOSトランジスタM4に流れるドレイン電流は大き
くされる。これにより、ノードN1のレベルが速やかに
低下し、MOSトランジスタM1がオン状態になってM
OSトランジスタM2がターンオフされるまでの過渡応
答動作時間が短くされる。したがって、信号S1の変化
に応じて信号S2が反転されるまでの動作が高速化さ
れ、出力動作の速化を達成することができる。
【0030】上記により、MOSトランジスタM4に流
れる電流を増すことができるから、本発明者が以前に検
討したようにMOSトランジスタM2のトランジスタサ
イズ(チャンネル幅)を小さくしてMOSトランジスタ
M4の少ないドレイン電流に対処することを要しない。
この理由からも、出力動作の確定を早めることができ
る。しかも、レベル変換回路の反転動作とレベル変換回
路の過渡応答期間の短縮という双方の要求を満足させる
ためにぎりぎりの点で双方のトランジスタM2,M4の
サイズ比を決定する事も要しないから、pチャンネル型
MOSトランジスタとnチャンネル型MOSトランジス
タとに製造プロセスのばらつきが多少生じて双方のMO
SトランジスタM2,M4のドレイン電流が既定値に対
してばらついても、レベル変換回路13がラッチ動作を
行えなくなる事態の発生を防止することができる。
【0031】図4には前記出力回路14を高出力インピ
ーダンス制御可能にした場合の例が示される。12A,
12Bは図1の昇圧回路12と同じ昇圧回路である。1
3A,13Bは図1のレベル変換回路13と同じ回路で
ある。出力回路14を構成するMOSトランジスタM
5,M6毎に、昇圧回路12A,12Bとレベル変換回
路13A,13Bとを有する。レベル変換回路13Aの
出力信号S2AはMOSトランジスタM5のゲートに供
給され、レベル変換回路13Bの出力信号S2BはMO
SトランジスタM6のゲートに供給される。インバータ
2A,2Bは図1のインバータ2と同じである。インバ
ータ2Aの入力には2入力型のノアゲート3Aの出力端
子が結合され、インバータ2Bの入力には2入力型のナ
ンドゲート3Bの出力端子が結合される。前記ゲート3
A,3Bの一方の入力端子には前記信号S1が供給され
る。ノアゲート3Aの他方の入力端子には出力イネーブ
ル信号OEが供給され、ナンドゲート3Bの他方の入力
端子には出力イネーブル信号OEをインバータ4で反転
した信号が供給される。
【0032】前記出力イネーブル信号OEはローレベル
によって出力動作を指示する。この状態においてナンド
ゲート3Aとノアゲート3Bはインバータと同じ反転動
作を行う。したがって、信号S1がローレベルであれば
信号S2A,S2Bは共にハイレベルにされ、出力回路
はローレベルを出力する。信号S1がハイレベルの場合
には上記とは逆になる。また、前記出力イネーブル信号
OEは、ハイレベルによって高出力インピーダンス状態
を指示する。この状態では、inA=ハイレベル、−i
nA=ローレベルに固定され、これによって信号S2A
がハイレベルに固定され、MOSトランジスタM5はオ
フ状態にされる。同様に前記出力イネーブル信号OEの
ハイレベルによって高出力インピーダンス状態が指示さ
れたとき、inB=ローレベル、−inB=ハイレベル
に固定され、これによって信号S2Bがローレベルに固
定され、MOSトランジスタM6はオフ状態にされる。
したがって、出力回路14は出力動作可能状態又は高出
力インピーダンス状態の選択が可能になる。このような
構成においても、図1と同様に、外部とのインタフェー
ス信号のレベルに対して内部回路の動作電源が低くされ
た半導体集積回路、換言すれば、外部信号振幅に対して
内部信号の振幅が小さくされた半導体集積回路におい
て、外部への信号出力のためのレベル変換動作の安定性
と高速性とを実現できる。
【0033】図5にはレベル変換回路の別の例が示され
る。同図に示されるレベル変換回路13Aは、図1のレ
ベル変換回路13に対し、pチャンネル型の負荷MOS
トランジスタM31,M32を更に配置したものであ
る。MOSトランジスタM31のゲートには信号out
が供給され、MOSトランジスタM32のゲートには信
号−outが供給される。この回路においては、MOS
トランジスタM3とM31のペア、MOSトランジスタ
M4とM32のペアは、各々のpチャンネル型MOSト
ランジスタとnチャンネル型MOSDトランジスタとが
相補的にスイッチ動作するので、信号S2がハイレベル
からローレベルに変化されるとき、MOSトランジスタ
M1のオン状態を待つことなくMOSトランジスタM3
2がオフ状態にされようとするので、信号S2のハイレ
ベルからローレベルへの変化は更に高速化される。同様
に、信号S2がローレベルからハイレベルに変化される
とき、MOSトランジスタM1のオフ状態を待つことな
くMOSトランジスタM32がオン状態にされようとす
るので、信号S2のローレベルからハイレベルへの変化
は更に高速化される。
【0034】以上本発明者によってなされた発明を実施
形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々変更可能であることは言うまでもない。
【0035】例えば、昇圧回路やレベル変換回路にはそ
の他の回路構成を採用することが可能である。また、上
記の説明ではレベル変換回路の双方の差動入力トランジ
スタM3,M4のゲート入力信号を昇圧可能に構成した
が、レベル変換回路をシングルエンド出力で用いる場合
には、出力側の一方の差動入力MOSトランジスタM4
のゲート入力電圧だけを昇圧してもよい。出力側の片方
だけ昇圧してもスタティックラッチとしての正常動作を
保証しつつ、昇圧回路によるチップ占有面積を低減でき
る。
【0036】本発明に係る半導体集積回路は、ASIC
(Application Specific Integrated Circuit)、カス
タムLSI、セミカスタムLSIなどの設計手法の点、
メモリLSIや論理LSI等の機能の点において、各種
半導体集積回路に適用することができる。
【0037】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
の通りである。
【0038】すなわち、外部とのインタフェース信号の
レベルに対して内部回路の動作電源が低くされた半導体
集積回路、換言すれば、外部信号振幅に対して内部信号
の振幅が小さくされた半導体集積回路において、外部へ
の信号出力のためのレベル変換動作の安定性と高速性と
を実現できる。
【0039】また、信号振幅の小さな内部信号を信号振
幅の大きな外部出力信号の振幅に変換するためのレベル
変換回路にスタティックラッチを採用する場合に、トラ
ンジスタ特性の製造ばらつきによって誤動作を生じ難
く、そのスタティックラッチにおける反転ラッチ動作の
過渡応答時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体集積回路の一例を示す回路
である。
【図2】昇圧回路の一例を示す回路図である。
【図3】入力信号inに対して昇圧された出力信号ou
tの波形の一例を示す波形図である。
【図4】出力回路を高出力インピーダンス制御可能にし
た構成の一例を示すブロック図である。
【図5】レベル変換回路の別の例を示す回路図である。
【図6】本発明者が検討したレベル変換回路及び出力回
路の説明図である。
【符号の説明】
1,2 インバータ 3A ノアゲート回路 3B ナンドゲート回路 10 半導体集積回路 11 内部回路 12,12A,12B 昇圧回路 120,121 昇圧部 1313A,13B レベル変換回路 14 出力回路 M1,M2 負荷MOSトランジスタ M3,M4 差動入力MOSトランジスタ S1 内部回路の出力信号 in,−in 昇圧回路の入力信号 out,−out 昇圧回路の出力信号 S2 レベル変換回路の出力信号 C1,C2 容量素子 VDL 第1の電源電圧 VDH 第2の電源電圧

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電源電圧を動作電源として動作さ
    れる第1の回路と、前記第1の電源電圧よりもレベルの
    高い第2の電源電圧を動作電源とし前記第1の回路から
    出力される第1の信号の信号振幅を前記第2の電源電圧
    に応ずる信号振幅に変換するレベル変換回路と、前記第
    2の電源電圧を動作電源とし前記レベル変換回路から出
    力される第2の信号の論理値に応じて外部出力動作を行
    う出力回路とを含む半導体集積回路において、 前記第1の電源電圧を動作電源とし前記第1の信号のハ
    イレベルを昇圧して前記レベル変換回路に供給する昇圧
    回路を設けて成るものであることを特徴とする半導体集
    積回路。
  2. 【請求項2】 前記レベル変換回路は、相補信号が供給
    される一対の差動入力トランジスタを含むスタティック
    ラッチ形態を有し、その記憶ノードから前記第2の信号
    を出力し、 前記昇圧回路は、第1の信号の相補信号の夫々に対し、
    ローレベルからハイレベルへの変化に応じ昇圧容量を介
    してハイレベルの電圧レベルを昇圧する昇圧部を有し、
    各昇圧部の出力が前記レベル変換回路への相補信号とさ
    れる、ものであることを特徴とする請求項1記載の半導
    体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記レベル変換回路はCMOSスタティ
    ックラッチ回路であり、前記出力回路は前記CMOSス
    タティックラッチ回路の一つの記憶ノードから出力され
    る信号を第2の信号として入力するCMOSインバータ
    回路であることを特徴とする請求項2記載の半導体集積
    回路。
  4. 【請求項4】 前記出力回路は直列接続された第1及び
    第2の出力トランジスタを有し直列接続点を出力端子と
    し、 前記第1及び第2の出力トランジスタの制御端子毎に前
    記昇圧回路とを前記レベル変換回路とを有し、 更に、前記双方の昇圧回路へ前記第1の信号を供給する
    経路に、前記第1及び第2のトランジスタに個別に供給
    される第2の信号を、前記出力回路を高出力インピーダ
    ンス状態に制御するレベルに選択的に強制するゲート手
    段を設けて成るものであることを特徴とする請求項2記
    載の半導体集積回路。
JP9173389A 1997-06-30 1997-06-30 半導体集積回路 Withdrawn JPH1127137A (ja)

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