JPH11271855A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH11271855A
JPH11271855A JP9523498A JP9523498A JPH11271855A JP H11271855 A JPH11271855 A JP H11271855A JP 9523498 A JP9523498 A JP 9523498A JP 9523498 A JP9523498 A JP 9523498A JP H11271855 A JPH11271855 A JP H11271855A
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JP
Japan
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film
camera
cartridge
main switch
rewound
Prior art date
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Application number
JP9523498A
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English (en)
Inventor
Takeshi Aizawa
剛 愛沢
Takeshi Kakita
剛 垣田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Publication of JPH11271855A publication Critical patent/JPH11271855A/ja
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】長期間撮影を中断しても撮影画像の質を維持で
きるカメラを提供する。 【解決手段】シャッタレリーズ後に所定時間シャッタレ
リーズが行われないことを検知した場合、フィルムモー
タ6駆動してフィルム11を、カートリッジ10のリッ
プ部13aがフィルム11の露光済みの駒の近傍になる
まで巻戻すようになっているので、かかるカメラに、た
とえばIX240カートリッジ入りフィルムを装填し、
規定枚数以下の撮影後に、所定時間シャッタレリーズが
行われないような場合には、強制的にフィルムを巻戻す
ことができ、それによりフィルムの未露光部分にカーリ
ングが生じることを防止できるようになっている。尚、
このようなフィルムの巻戻しにより、巻戻した部分にカ
ーリングが生じる恐れがあるが、巻戻したかかる部分
は、既に露光済みの駒の近傍であるから、カーリングに
より画像がゆがむことはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに関し、特
に、いわゆるAPS対応カメラと呼ばれる、IX240
カートリッジ入りフィルムを使用するカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるAPS対応カメラと呼ばれる、
IX240カートリッジ入りフィルムを使用するカメラ
が既に市販されている。かかるカメラは、撮影された画
像と共に撮影に関する情報をフィルムに磁気的に記録し
たり、規定枚数だけ撮り終える前に巻き戻されたフィル
ムを装填したときは、最後に露光された駒に続けて撮影
できるような機能を有している。
【0003】図5は、IX240カートリッジ入りフィ
ルムを示す斜視図であり、図6、7は、IX240カー
トリッジから取り出されたフィルムを示す斜視図であ
り、図8は、IX240カートリッジから取り出された
フィルムを軸線方向に切断して示す斜視図である。
【0004】図5において、IX240カートリッジ1
0内には、フィルム11がスプール12の周囲に巻かれ
た状態で収容されている。IX240カートリッジ入り
フィルムがカメラ(不図示)に装填された状態で、不図
示の駆動手段によりスプール12が矢印の方向に回転駆
動されると、フィルム11の先端が押し出され、一方ス
プール12が矢印と反対の方向に回転駆動されると、フ
ィルム11がIX240カートリッジ10内に巻き取ら
れるようになっている。尚、IX240カートリッジ1
0から、フィルムが押し出される開口10aには、かか
る開口を遮蔽する遮蔽部材10bが設けられている。
【0005】フィルム11がIX240カートリッジ1
0内のスプール12に巻き取られた状態が、図8に示さ
れている。スプール12の上端及び下端近傍には、一対
のフランジ13が互いに対向して配置されている。薄い
樹脂製のフランジ13は、外縁に短円筒状のリップ部1
3aを形成している。
【0006】リップ部13aは、フィルム11がスプー
ル12に巻き取られた状態で、フィルム11の上下縁
(フィルム幅方向側縁)における外周面に当接し、フィ
ルム11の弾性力に抗して、フィルム11の巻きほぐれ
を防止するようになっている。一方、フィルム11が完
全にフランジ13間に巻き取られてしまうと、スプール
12の回転により、フィルム11を押し出すことができ
なくなる。そこで、フィルム11の先端近傍に切欠11
a(図6)を設け、製造時もしくは使用途中でフィルム
11がスプール12に巻き取られるときに、フランジ1
3のリップ部13aに引っかかるようにして、それ以上
フィルム11が巻き取られないようにしている。フィル
ム11を完全に巻取ってしまうと、再度フィルム11を
押し出すことが困難となるからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる構成
を有するIX240カートリッジ入りフィルムの使用に
当たって、その使用前の状態では、図6に示すように、
切欠11aにリップ部13aが嵌合しているため、フィ
ルム11の側縁には大きな力は付加されていない。
【0008】ここで、IX240カートリッジ入りフィ
ルムをカメラに装填し、使用を開始すると、図7に示す
ごとくフィルム11は、フランジ13のリップ部13a
を乗り越えて押し出されることとなる。ところが、フィ
ルムのほぐれを防止するため、フィルム11の幅は、リ
ップ部13aの間隔より大きくなっているので、フィル
ム11がリップ部13aを乗り越えることにより、リッ
プ部13aが弾性変形することとなる。かかる場合、こ
のリップ部13aの弾性力に基づき、フィルム11の側
縁がリップ部13aの当接部から上下に押圧され、図7
の点線で示すように、いわゆるカーリングと呼ばれる幅
方向の反りCR(弾性変形)が生じることとなる。
【0009】このような状態に保持されるのが短時間で
あれば、フィルム11は自身の剛性に基づき、再び元の
状態に復帰し、カーリングはなくなるか無視できる程度
に小さなものとなる。ところが、たとえばIX240カ
ートリッジ入りフィルムを装填したカメラで、規定枚数
以下の撮影を行った後、長期間撮影を中断すると、フィ
ルム11は図7のような状態で保持される。
【0010】すると、フィルム11になじみが生じて、
リップ部13aの当接部からの押圧が無くなった状態で
も、カーリングが残存する場合がある。従って、長期間
の中断後に撮影を再開したときにフィルム11が給送さ
れて、カーリングのある部分がカメラの撮影画枠内に合
致すると、レンズを介してフィルム面に結像される光学
像に、ゆがみが生じる恐れがある。
【0011】このような問題に対し、リップ部13aの
立ち上がり量(長さ)を減少させることにより、フィル
ム11の側縁を押圧する力を減少させることも考えられ
る。しかしながら、リップ部13aの立ち上がり量を減
少させると、スプール12に巻き取られたフィルム11
のほぐれが生じる恐れがある。
【0012】本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑
み、長期間撮影を中断しても撮影画像の質を維持できる
カメラを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明のカメラは、メインスイッチのオン操作によ
り撮影可能状態となり、内蔵した駆動手段によりフィル
ムの巻上げ巻戻しを行うカメラであって、フィルムが巻
き上げられた際にフィルムの幅方向側縁の一部が、フィ
ルム容器によりフィルムの幅方向に押圧されるようにな
っているフィルムを使用するカメラにおいて、シャッタ
レリーズ後に所定時間シャッタレリーズが行われないこ
とを検知する検知手段と、所定時間シャッタレリーズが
行われないことを該検知手段が検知した場合、前記駆動
手段を駆動してフィルムを、前記押圧される側縁が露光
済みの駒の近傍になるまで巻戻す制御手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0014】本発明のカメラは、メインスイッチのオン
操作により撮影可能状態となり、内蔵した駆動手段によ
りフィルムの巻上げ巻戻しを行うカメラであって、フィ
ルムが巻き上げられた際にフィルムの幅方向側縁の一部
が、フィルム容器によりフィルムの幅方向に押圧される
ようになっているフィルムを使用するカメラにおいて、
前記メインスイッチのオフ操作に基づき、前記駆動手段
を駆動してフィルムを、前記押圧される側縁が露光済み
の駒の近傍になるまで巻戻す制御手段を有することを特
徴とする。
【0015】本発明のカメラは、メインスイッチのオン
操作により撮影可能状態となり、内蔵した駆動手段によ
りフィルムの巻上げ巻戻しを行うカメラであって、フィ
ルムが巻き上げられた際にフィルムの幅方向側縁の一部
が、フィルム容器によりフィルムの幅方向に押圧される
ようになっているフィルムを使用するカメラにおいて、
巻上げられたとき該フィルムの少なくとも一方の側縁
が、該側縁に交差する方向に押圧されるようになってい
るフィルムを使用するカメラにおいて、操作部材の操作
に基づき、前記駆動手段を駆動してフィルムを、前記押
圧される側縁が露光済みの駒の近傍になるまで巻戻す制
御手段を有することを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明のカメラによれば、シャッタレリーズ後
に所定時間シャッタレリーズが行われないことを検知す
る検知手段と、所定時間シャッタレリーズが行われない
ことを該検知手段が検知した場合、前記駆動手段を駆動
してフィルムを、前記押圧される側縁が露光済みの駒の
近傍になるまで巻戻す制御手段とを有するので、かかる
カメラに、たとえばIX240カートリッジ入りフィル
ムを装填し、規定枚数以下の撮影後に、所定時間シャッ
タレリーズが行われないような場合には、強制的にフィ
ルムを巻戻すことができ、それによりフィルムの未露光
部分にカーリングが生じることを防止できるようになっ
ている。露光済みの駒の近傍とは、露光済みの駒の側方
や、露光済みの駒と駒の間や、露光済みの駒と未露光駒
との間全てを含む位置である。尚、このようなフィルム
の巻戻しにより、巻き戻した別の部分がカートリッジの
リップ部に当接してカーリングを生じる恐れがあるが、
その部分は、既に露光済みの駒の近傍であるから、カー
リングにより画像がゆがむことはない。
【0017】本発明のカメラによれば、前記メインスイ
ッチのオフ操作に基づき、前記駆動手段を駆動してフィ
ルムを、前記押圧される側縁が露光済みの駒の近傍にな
るまで巻戻す制御手段を有するので、たとえばIX24
0カートリッジ入りフィルムを装填し、規定枚数以下の
撮影後に、メインスイッチのオフ操作により強制的にフ
ィルムを巻戻すことができ、それによりフィルムの未露
光部分にカーリングが生じることを防止できるようにな
っている。露光済みの駒の近傍とは、露光済みの駒の側
方や、露光済みの駒と駒の間や、露光済みの駒と未露光
駒との間全てを含む位置である。尚、このようなフィル
ムの巻戻しにより、巻き戻した別の部分がカートリッジ
のリップ部に当接してカーリングを生じる恐れがある
が、その部分は、既に露光済みの駒の近傍であるから、
カーリングにより画像がゆがむことはない。
【0018】本発明のカメラによれば、操作部材の操作
に基づき、前記駆動手段を駆動してフィルムを、前記押
圧される側縁が露光済みの駒の近傍になるまで巻戻す制
御手段を有するので、かかるカメラに、たとえばIX2
40カートリッジ入りフィルムを装填し、規定枚数以下
の撮影後に、操作部材を操作することにより強制的にフ
ィルムを巻戻すことができ、それによりフィルムの未露
光部分にカーリングが生じることを防止できるようにな
っている。露光済みの駒の近傍とは、露光済みの駒の側
方や、露光済みの駒と駒の間や、露光済みの駒と未露光
駒との間全てを含む位置である。尚、このようなフィル
ムの巻戻しにより、巻き戻した別の部分がカートリッジ
のリップ部に当接してカーリングを生じる恐れがある
が、その部分は、既に露光済みの駒の近傍であるから、
カーリングにより画像がゆがむことはない。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明による実施の形態
を、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に
かかるカメラの構成を示すブロック図である。図2は、
本実施の形態にかかるカメラの駆動系を示す図である。
【0020】図1において、カメラに設けられた制御手
段としてのCPU1は、シャッタレリーズスイッチ2
と、メインスイッチ3と、タイマー4と、フォトリフレ
クタ15からの信号を受けるフィルム給送手段5と、フ
ィルムモータ6を駆動するフィルムモータ駆動手段7
と、カートリッジ蓋検出手段8とに接続されている。
【0021】CPU1は、メインスイッチのオン操作に
より、各手段の制御を開始するようになっており、シャ
ッタレリーズスイッチ1のオン操作に応動して、不図示
のシャッタを駆動して撮影を行うようになっている。
【0022】図2において、カメラに装填されたIX2
40カートリッジ入りフィルム10と距離をおいて、リ
ール9が並行して設けられている。リール9内には、フ
ィルムモータ6が配置されており、その回転軸に取り付
けられたピニオンギヤ6aが、ギヤ列Gtの最上流側ギ
ヤGaに係合している。一方、ギヤ列Gtの最下流側ギ
ヤGbは、IX240カートリッジ入りフィルム10が
装填された状態でそのスプール12(図5)に係合する
駆動軸(不図示)に取り付けられている。
【0023】IX240カートリッジ入りフィルム10
がカメラに装填された後に、CPU1がカートリッジ蓋
検出手段8(図1)を介して、カメラのカートリッジ蓋
(不図示)が閉じられたことを検出すると、CPU1
は、フィルムモータ駆動手段7(図1)を介して、フィ
ルムモータ6を回転させる。このときフィルムモータ6
の回転力は、ピニオン6aとギヤ列Gtとを介してスプ
ール12に伝達され、これを回転させる。それによりフ
ィルム11は押し出されて、その先端がリール9に巻付
く。かかる状態で撮影の準備が完了する。
【0024】フィルム11の感光面11bにおける上縁
近傍に対向して、フォトリフレクタ15が設けられ、フ
ィルム11のパーフォレーション11cが通過すること
に応じて検出信号を発生するようになっている。このフ
ォトリフレクタ15の信号は、図1のフィルム給送検出
手段5を介してCPU1に送信され、CPU1は、かか
る信号に基づきフィルム11の給送位置を判断できるよ
うになっている。従ってCPU1は、フィルムモータ駆
動手段7を制御することにより、フィルム11を任意の
位置に(たとえば二駒だけ)給送することができる。
【0025】尚、フィルム11の裏面11eにおける下
縁近傍に対向して、磁気ヘッド14が設けられ、フィル
ム11に撮影に関する情報を記録できるようになってい
る。更に、フィルム11の感光面11bにおける下縁近
傍に対向して、LED16a、16bが設けられ、フィ
ルム11に光学情報11dを記録できるようになってい
る。また、スプール12の回転により、フィルム11が
押し出され、フィルム11の先端部が、磁気ヘッド14
とカメラ本体(不図示)との間を通過するときに、給送
負荷を受けて、スプール12とフィルム11の接続部近
傍でフィルム11の変形が生じ、安定したフィルム給送
ができなくなる恐れがある。そこで、フィルムモータ6
の回転力に基づき回転する駆動ローラ17を、フィルム
11の感光面11bにおける上縁近傍に当接するように
設け、フィルム11の先端部を押し出した後、リール9
までのフィルム給送を支援するようにしている。フィル
ム11の先端がリール9に巻付いた後は、フィルムモー
タ6の回転力により回転するリール9が、フィルム11
を巻き上げるようになっている。
【0026】CPU1は、フィルムモータ6を逆回転す
ることにより、かかる回転力をギヤ列Gtを介して巻き
軸12に伝達し、フィルム11をカートリッジ10内へ
戻すことができるようになっている。
【0027】次に、本実施の形態の動作につき説明す
る。図3は、カメラ(不図示)に装填されたIX240
カートリッジ10からフィルム11が引き出された状態
を示す図であり、図3(a)は、撮影が行われた後、フ
ィルムがまだ繰り出されていない状態を示す図であり、
図3(b)は、撮影が行われた後、一駒分フィルムが繰
り出された状態を示す図であり、図3(c)は、フィル
ムを巻き戻した状態を示す図である。
【0028】図3に示すように、本実施の形態にかかる
カメラは、一駒の撮影が終了すると、次の駒が撮影画枠
Fa(図2)に合致するように、フィルム11を繰り出
すようになっている。従って、図3(b)に示す状態
で、カメラは次の撮影を待つこととなる。かかる状態
が、たとえば数週間のごとく長期間続くと、フィルム1
1の矢印Aで示す位置(不図示のリップ部に当接する未
露光領域)に、上述したカーリングが生じることとな
る。
【0029】そこで、本実施の形態においては、かかる
未露光領域にカーリングが生じる前に、フィルム11を
カートリッジ10側に、二駒分巻き上げるようになって
いる。このように二駒分巻き上げると、フィルム11に
おける矢印Aの位置に、露光済みの駒Fr(図3
(c))が戻されることとなる。従って、矢印Aの位置
にカーリングが生じたとしても、露光済みの駒Frの近
傍であることから、かかるカーリングが既に感光した画
像に影響を与えることはない。
【0030】一方、図3(c)の状態に維持された後、
新たに撮影をしようとする場合には、撮影の前に二駒分
だけフィルム11を繰り出してやれば良く(図3
(b))、それにより露光済みの駒Frの次の駒が撮影
画枠Fa(図2)と合致し、ここに被写体像を露光させ
ることができる。
【0031】次に、図4を参照して、本実施の形態にか
かるカメラの制御を、上述の動作を含めて説明する。図
4は、本発明にかかるカメラの制御を示すフローチャー
トである。まず、ステップS101において、CPU1
は、撮影モード等の初期設定を行い、ステップS102
において、メインスイッチ3がオフとなっていることを
液晶等の表示装置(不図示)を介して表示する。
【0032】ステップS103において、CPU1は、
カートリッジ蓋検出手段8により、カートリッジ蓋(不
図示)が開いているか否か判断する。カートリッジ蓋が
開いていれば、これが閉まるのを待つ(ステップS10
8)。途中まで撮影されたフィルムが装填されて、カー
トリッジ蓋が閉まれば、ステップS109において、C
PU1は、フィルムモータ6(図1,2)を駆動し、未
露光の駒までフィルムを給送(オートロード)した後、
二駒だけ巻き戻す(ステップS110)。ここで、二駒
だけフィルムを巻き戻すのは、メインスイッチ3(図
1)がオフになっているので、かかる状態のまま長期間
維持されると、フィルムの未露光部分にカーリングが発
生する恐れがあるからである。
【0033】更に、ステップS111において、CPU
1は、フィルムフラグをオンにして、続くステップS1
12において、カーリングフラグをオンにする。オンと
なったカーリングフラッグは、フィルムが図3(b)に
示す撮影待機状態から、二駒だけ巻き戻されている(図
3(c)に示す状態になった)ことを示している。ここ
で、フローはステップS103へと戻る。
【0034】ステップS103において、カートリッジ
蓋が開いていないと判断されれば、CPU1は、ステッ
プS104で、メインスイッチ3がオンになるのを待
つ。メインスイッチ3がオンとなったことに応動し、C
PU1は、カーリングフラグを判定する(ステップS1
05)。
【0035】カーリングフラッグがオンとなっていると
きには、フィルムが図3(b)に示す状態から、二駒だ
け巻き戻されているので、ステップS106において、
CPU1は、フィルムを二駒だけ巻き上げる。ここで、
カーリングフラグはオフとされる(ステップS10
7)。一方、カーリングフラグがオフであれば、フィル
ムは図3(b)に示す撮影待機状態にあるため、二駒巻
き上げる必要はなく、フローはステップ113へと移行
する。
【0036】ステップS113においては、CPU1
は、不図示の表示装置を介して、メインスイッチ3がオ
ンとなったことを表示する。続くステップS114で、
CPU1は、タイマー4の初期設定を行い、カウントを
開始する。
【0037】ステップS115で、CPU1は、カート
リッジ蓋検出手段8により、カートリッジ蓋(不図示)
が開いているか否か判断する。カートリッジ蓋が開いて
いれば、これが閉まるのを待つ(ステップS119)。
メインスイッチ3がオン状態のままフィルムが装填され
て、カートリッジ蓋が閉まれば、撮影者は撮影を続行す
る意志があると判断できるので、ステップS120にお
いて、CPU1は、フィルムモータ6(図1,2)を駆
動し、フィルムを給送するが、二駒分戻さない。更に、
ステップS121において、CPU1は、フィルムフラ
グをオンにして、フローをS115へと戻す。
【0038】ステップS115でカートリッジ蓋が閉ま
っていると判断されれば、ステップS116で、CPU
1は、レリーズスイッチ2がオンになったか否か判断す
る。レリーズスイッチ2がオンになれば、CPU1は、
不図示のシャッタを駆動して撮影動作を行い(ステップ
S125)、その後フィルムを一駒だけ巻き上げるよう
になっている。
【0039】一方、ステップS116において、レリー
ズがオンされなければ、続くステップS117で、CP
U1は、メインスイッチ3がオフとなっていないかを判
断する。メインスイッチ3がオフになっていなければ、
CPU1は、タイマー4のカウント値が所定時間を超え
ているか否か判断する。所定時間を超えていない場合に
は、CPU1は、フィルムの未露光部分にカーリングの
恐れはないものとして、フローをステップS115へと
戻すようになっている。
【0040】ところで、メインスイッチがオフにされた
場合には、かかる状態(図3(b))のまま長期間維持
されることが予想される。一方、メインスイッチ3がオ
ン状態に維持されていたとしても、タイマー4のカウン
ト値が所定時間を超えた場合には、同様にかかる状態
(図3(b))のまま長期間維持されることが予想され
る。そこで、ステップS117において、メインスイッ
チがオフにされたと判断された場合、あるいはステップ
S118において、メインスイッチ3がオン状態に維持
されていたとしても、タイマー4のカウント値が所定時
間を超えたと判断された場合には、CPU1は、強制的
にフィルムを二駒分巻戻すようにする。
【0041】より具体的には、ステップS122におい
て、CPU1は、フィルムフラグがオンとなっているか
否か判断し、フィルムフラグがオンとなっていれば、ス
テップS123においてフィルムを二駒巻戻し、図3
(c)に示す状態にする。その後、ステップS124に
おいて、CPU1は、カーリングフラグをオンにし、フ
ローをステップS102へと戻すようになっている。一
方、ステップS122において、フィルムフラグがオン
になっていないと判断された場合、二駒巻戻す必要はな
いため、CPU1は、そのままフローをステップS10
2へと戻すようになっている。
【0042】以上、本発明を実施の形態を参照して説明
してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈さ
れるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることは
もちろんである。たとえば、図1の点線で示すように、
別個の操作部材20をCPU1に接続して設け、長期撮
影を行う予定がないと判断した撮影者が、かかる操作部
材20を操作することにより、フィルムが二駒強制的に
巻き戻されるようにしても良い。更に、長期間撮影をし
ない場合等に戻すフィルムの量は、二駒とするのが巻き
戻し量が少なく好ましいが、二駒に限らず、露光済みの
駒の近傍に、カートリッジのリップ部が位置するように
フィルムを戻せば足りる。又、メインスイッチのオン操
作に限らず、シャッタレリーズ操作や別個に設けられた
操作部材のオン操作等により、二駒だけ巻き戻されてい
るフィルムを二駒だけ巻き上げて撮影待機状態にするよ
うにしても良い。
【0043】
【発明の効果】本発明のカメラによれば、シャッタレリ
ーズ後に所定時間シャッタレリーズが行われないことを
検知する検知手段と、所定時間シャッタレリーズが行わ
れないことを該検知手段が検知した場合、前記駆動手段
を駆動してフィルムを、前記押圧される側縁が露光済み
の駒の近傍になるまで巻戻す制御手段とを有するので、
かかるカメラに、たとえばIX240カートリッジ入り
フィルムを装填し、規定枚数以下の撮影後に、所定時間
シャッタレリーズが行われないような場合には、強制的
にフィルムを巻戻すことができ、それによりフィルムの
未露光部分にカーリングが生じることを防止できるよう
になっている。
【0044】本発明のカメラによれば、メインスイッチ
のオフ操作に基づき、駆動手段を駆動してフィルムを、
前記押圧される側縁が露光済みの駒の近傍になるまで巻
戻す制御手段を有するので、たとえばIX240カート
リッジ入りフィルムを装填し、規定枚数以下の撮影後
に、メインスイッチのオフ操作により強制的にフィルム
を巻戻すことができ、それによりフィルムの未露光部分
にカーリングが生じることを防止できるようになってい
る。
【0045】本発明のカメラによれば、操作部材の操作
に基づき、駆動手段を駆動してフィルムを、前記押圧さ
れる側縁が露光済みの駒の近傍になるまで巻戻す制御手
段を有するので、かかるカメラに、たとえばIX240
カートリッジ入りフィルムを装填し、規定枚数以下の撮
影後に、操作部材を操作することにより強制的にフィル
ムを巻戻すことができ、それによりフィルムの未露光部
分にカーリングが生じることを防止できるようになって
いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかるカメラの構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本実施の形態にかかるカメラの駆動系を示す図
である。
【図3】カメラに装填されたIX240カートリッジ1
0からフィルム11が引き出された状態を示す図であ
り、図3(a)は、撮影が行われた後、フィルムがまだ
巻出されていない状態を示す図であり、図3(b)は、
撮影が行われた後、一駒分フィルムが繰り出した状態を
示す図であり、図3(c)は、フィルムを巻き戻した状
態を示す図である。
【図4】本発明にかかるカメラの制御を示すフローチャ
ートである。
【図5】IX240カートリッジ入りフィルムを示す斜
視図である。
【図6】IX240カートリッジから取り出されたフィ
ルムを示す斜視図である。
【図7】IX240カートリッジから取り出されたフィ
ルムを示す斜視図である。
【図8】IX240カートリッジから取り出されたフィ
ルムを軸線方向に切断して示す斜視図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 シャッタレリーズスイッチ 3 メインスイッチ 4 タイマー 5 フィルム給送検出手段 6 フィルム 7 フィルムモータ駆動手段 8 カートリッジ蓋検出手段 9 リール 10 カートリッジ 11 フィルム 12 スプール 13 フランジ 13a リップ部 15 フォトリフレクタ Gt ギヤ列

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインスイッチのオン操作により撮影可
    能状態となり、内蔵した駆動手段によりフィルムの巻上
    げ巻戻しを行うカメラであって、フィルムが巻き上げら
    れた際にフィルムの幅方向側縁の一部が、フィルム容器
    によりフィルムの幅方向に押圧されるようになっている
    フィルムを使用するカメラにおいて、シャッタレリーズ
    後に所定時間シャッタレリーズが行われないことを検知
    する検知手段と、所定時間シャッタレリーズが行われな
    いことを該検知手段が検知した場合、前記駆動手段を駆
    動してフィルムを、前記押圧される側縁が露光済みの駒
    の近傍になるまで巻戻す制御手段とを有することを特徴
    とするカメラ。
  2. 【請求項2】 メインスイッチのオン操作により撮影可
    能状態となり、内蔵した駆動手段によりフィルムの巻上
    げ巻戻しを行うカメラであって、フィルムが巻き上げら
    れた際にフィルムの幅方向側縁の一部が、フィルム容器
    によりフィルムの幅方向に押圧されるようになっている
    フィルムを使用するカメラにおいて、前記メインスイッ
    チのオフ操作に基づき、前記駆動手段を駆動してフィル
    ムを、前記押圧される側縁が露光済みの駒の近傍になる
    まで巻戻す制御手段を有することを特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 メインスイッチのオン操作により撮影可
    能状態となり、内蔵した駆動手段によりフィルムの巻上
    げ巻戻しを行うカメラであって、フィルムが巻き上げら
    れた際にフィルムの幅方向側縁の一部が、フィルム容器
    によりフィルムの幅方向に押圧されるようになっている
    フィルムを使用するカメラにおいて、操作部材の操作に
    基づき、前記駆動手段を駆動してフィルムを、前記押圧
    される側縁が露光済みの駒の近傍になるまで巻戻す制御
    手段を有することを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 前記フィルム容器はIX240のカート
    リッジであり、前記フィルムは該IX240のカートリ
    ッジ入りフィルムであることを特徴とする請求項1乃至
    3のいずれかに記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記メインスイッチも
    しくは前記操作部材の操作により、前記駆動手段を駆動
    して、前記フィルムの巻戻し量と等しい量だけ前記フィ
    ルムを巻き上げるようになっていることを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記制御手段によるフィルムの巻戻し量
    は、二駒分であることを特徴とする請求項1乃至5のい
    ずれかに記載のカメラ。
JP9523498A 1998-03-25 1998-03-25 カメラ Pending JPH11271855A (ja)

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