JPH11272047A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH11272047A JPH11272047A JP10079045A JP7904598A JPH11272047A JP H11272047 A JPH11272047 A JP H11272047A JP 10079045 A JP10079045 A JP 10079045A JP 7904598 A JP7904598 A JP 7904598A JP H11272047 A JPH11272047 A JP H11272047A
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Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像形成装置における画像後端部の伸びを解
消する。 【解決手段】 画像形成装置は、像担持体2、感光体
9、電圧印加手段13、光走査手段8と、像担持体2の
駆動手段3を備えている。感光体9の放電可能領域10
0は、光走査手段8の主走査軸Mに対して副走査方向S
2下流側には、前記主走査軸から前記光走査手段から感
光体に照射される光のスポット径の0.5倍以上400
μm以下の範囲に設けられている。
消する。 【解決手段】 画像形成装置は、像担持体2、感光体
9、電圧印加手段13、光走査手段8と、像担持体2の
駆動手段3を備えている。感光体9の放電可能領域10
0は、光走査手段8の主走査軸Mに対して副走査方向S
2下流側には、前記主走査軸から前記光走査手段から感
光体に照射される光のスポット径の0.5倍以上400
μm以下の範囲に設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像担持体に静電潜
像を形成する複写機、プリンタ等の画像形成装置に関す
る。
像を形成する複写機、プリンタ等の画像形成装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式の複写機、プリンタ等の画
像形成装置では、感光体等の静電潜像担持体を帯電装置
により帯電後露光して静電潜像を形成し、この静電潜像
をトナーにより現像して可視像とし、これを転写材へ転
写して定着させる作像プロセスが一般に知られている。
しかしながら、コロナ放電を伴う従来の作像方式では、
多量のオゾンが発生するなど環境破壊につながったり、
感光体表面への影響が大きく感光体寿命の低減につなが
ることから、近年ではオゾンの発生を押えた作像方式の
提供が望まれている。
像形成装置では、感光体等の静電潜像担持体を帯電装置
により帯電後露光して静電潜像を形成し、この静電潜像
をトナーにより現像して可視像とし、これを転写材へ転
写して定着させる作像プロセスが一般に知られている。
しかしながら、コロナ放電を伴う従来の作像方式では、
多量のオゾンが発生するなど環境破壊につながったり、
感光体表面への影響が大きく感光体寿命の低減につなが
ることから、近年ではオゾンの発生を押えた作像方式の
提供が望まれている。
【0003】低オゾンの作像方法として、例えば、特開
平1−293358号公報に記載された方法が提案され
ている。この作像方法は、図9に示すように小片からな
る感光体101と円筒状の電荷保持媒体102が別途に
設けられたものを用いる。感光体101は、光導電層支
持体103、感光体電極104、及び光導電層105が
順に積層されたものである。一方、電荷保持媒体102
は、絶縁層支持体106、電荷保持媒体電極107、及
び誘電層108が順に積層されたものである。この感光
体101と電荷保持媒体102とは、光導電層105と
誘電層108とが空隙を介して対向するように配置され
ている。
平1−293358号公報に記載された方法が提案され
ている。この作像方法は、図9に示すように小片からな
る感光体101と円筒状の電荷保持媒体102が別途に
設けられたものを用いる。感光体101は、光導電層支
持体103、感光体電極104、及び光導電層105が
順に積層されたものである。一方、電荷保持媒体102
は、絶縁層支持体106、電荷保持媒体電極107、及
び誘電層108が順に積層されたものである。この感光
体101と電荷保持媒体102とは、光導電層105と
誘電層108とが空隙を介して対向するように配置され
ている。
【0004】そして、感光体電極104と電荷保持媒体
電極107の間に電圧を印加し、暗所にて感光体101
に光を入射して図9において表裏方向である電荷保持体
102の軸方向(主走査方向)に走査すると、光導電層
105の光が入射した部分が導電性を示し、その部分と
電荷保持媒体102の絶縁層108との間に放電が生じ
て、図中矢符bの方向に回転走行させた電荷保持媒体1
02の絶縁層108に電荷が蓄積され静電潜像が形成さ
れる。形成された静電潜像は、現像器109によって現
像されてトナー像となり、このトナー像は、転写チャー
ジャ110によってペーパ又はフィルムに転写される。
電極107の間に電圧を印加し、暗所にて感光体101
に光を入射して図9において表裏方向である電荷保持体
102の軸方向(主走査方向)に走査すると、光導電層
105の光が入射した部分が導電性を示し、その部分と
電荷保持媒体102の絶縁層108との間に放電が生じ
て、図中矢符bの方向に回転走行させた電荷保持媒体1
02の絶縁層108に電荷が蓄積され静電潜像が形成さ
れる。形成された静電潜像は、現像器109によって現
像されてトナー像となり、このトナー像は、転写チャー
ジャ110によってペーパ又はフィルムに転写される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述した装置を使用し
て、図10(a)に示すように、前記主走査方向に直交
する方向である副走査方向に長い長短複数のラインから
なる原稿を主走査方向に露光して静電潜像を形成する。
すると、図10(b)に示すように、電荷保持媒体10
2に形成された静電潜像の画像後端部に伸びΔLが生じ
る。この伸びΔLは長いラインの画像ほど顕著に現れ
る。本発明は、このような画像後端部の伸びを解消する
ことを課題とする。
て、図10(a)に示すように、前記主走査方向に直交
する方向である副走査方向に長い長短複数のラインから
なる原稿を主走査方向に露光して静電潜像を形成する。
すると、図10(b)に示すように、電荷保持媒体10
2に形成された静電潜像の画像後端部に伸びΔLが生じ
る。この伸びΔLは長いラインの画像ほど顕著に現れ
る。本発明は、このような画像後端部の伸びを解消する
ことを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明者らが前記画像
後端部が伸びる原因を検討した結果、感光体内で発生す
る過剰キャリアが露光終了後も徐々に放出され、放電が
継続することにより、露光の停止と放電の停止が一致し
なくなって潜像の画像後端部に伸びが生じることが判明
した。ここで、過剰キャリアとは、感光体中に存在する
トラップや積層型の感光体の場合には界面近傍に形成さ
れたトラップに補束されたキャリアや、フリーキャリア
の中で移動速度が非常に遅い成分のキャリアのことであ
る。本発明は、感光体の放電が発生し得る領域(放電発
生可能領域)を限定することにより、前記過剰キャリア
による潜像の画像伸びの解消を図るものである。
後端部が伸びる原因を検討した結果、感光体内で発生す
る過剰キャリアが露光終了後も徐々に放出され、放電が
継続することにより、露光の停止と放電の停止が一致し
なくなって潜像の画像後端部に伸びが生じることが判明
した。ここで、過剰キャリアとは、感光体中に存在する
トラップや積層型の感光体の場合には界面近傍に形成さ
れたトラップに補束されたキャリアや、フリーキャリア
の中で移動速度が非常に遅い成分のキャリアのことであ
る。本発明は、感光体の放電が発生し得る領域(放電発
生可能領域)を限定することにより、前記過剰キャリア
による潜像の画像伸びの解消を図るものである。
【0007】従って、本発明は、第1の導電層と、この
導電層上に形成された絶縁層を有する像担持体と、第2
の導電層と、この第2の導電層上に形成された感光層と
を備え、前記像担持体の絶縁層と前記感光層が対向する
ように配置された感光体と、前記第1及び第2の導電層
間に電圧を印加する電圧印加手段と、前記感光体に光を
照射して主走査方向に走査する光走査手段と、前記主走
査方向と直交する副走査方向に像担持体を走行させる駆
動手段とを備え、前記電圧印加手段により第1及び第2
の導電層間に電圧を印加した状態で光走査手段から感光
体に光を照射して像露光を行い、感光体と像担持体間の
放電によって、走行する像担持体に潜像を形成する画像
形成装置において、前記感光体の放電可能領域は、前記
光走査手段の主走査軸に対して前記副走査方向下流側に
は、前記主走査軸から前記光走査手段から感光体に照射
される光のスポット径の0.5倍以上400μm以下の
範囲に設けられていることを特徴とする画像形成装置を
提供するものである。
導電層上に形成された絶縁層を有する像担持体と、第2
の導電層と、この第2の導電層上に形成された感光層と
を備え、前記像担持体の絶縁層と前記感光層が対向する
ように配置された感光体と、前記第1及び第2の導電層
間に電圧を印加する電圧印加手段と、前記感光体に光を
照射して主走査方向に走査する光走査手段と、前記主走
査方向と直交する副走査方向に像担持体を走行させる駆
動手段とを備え、前記電圧印加手段により第1及び第2
の導電層間に電圧を印加した状態で光走査手段から感光
体に光を照射して像露光を行い、感光体と像担持体間の
放電によって、走行する像担持体に潜像を形成する画像
形成装置において、前記感光体の放電可能領域は、前記
光走査手段の主走査軸に対して前記副走査方向下流側に
は、前記主走査軸から前記光走査手段から感光体に照射
される光のスポット径の0.5倍以上400μm以下の
範囲に設けられていることを特徴とする画像形成装置を
提供するものである。
【0008】本発明の画像形成装置では、感光体の放電
可能流域を前記の範囲に設けており、感光体の副走査方
向下流側の前記範囲を越える範囲では、感光体と像担持
体との間に放電が発生しない。よって、露光終了後に感
光体の副走査方向下流側で過剰キャリアによる放電が発
生することがなく、像担持体の走行方向に画像の伸びを
発生させることなく忠実に画像を再現することができ
る。
可能流域を前記の範囲に設けており、感光体の副走査方
向下流側の前記範囲を越える範囲では、感光体と像担持
体との間に放電が発生しない。よって、露光終了後に感
光体の副走査方向下流側で過剰キャリアによる放電が発
生することがなく、像担持体の走行方向に画像の伸びを
発生させることなく忠実に画像を再現することができ
る。
【0009】具体的には、前記第2の導電層を、前記光
走査手段の主走査軸に対して前記副走査方向下流側に部
分的に設けることにより、前記感光体の放電可能領域を
前記範囲に設定する。
走査手段の主走査軸に対して前記副走査方向下流側に部
分的に設けることにより、前記感光体の放電可能領域を
前記範囲に設定する。
【0010】また、前記感光層を、前記光走査手段の主
走査軸に対して前記副走査方向下流側に部分的に設け、
前記感光体の放電可能領域を前記範囲に設定してもよ
い。
走査軸に対して前記副走査方向下流側に部分的に設け、
前記感光体の放電可能領域を前記範囲に設定してもよ
い。
【0011】さらに、前記感光体は、感光層への光の入
射を阻止する感光マスクを備え、この感光マスクを前記
光走査手段の主走査軸に対して副走査方向下流側に部分
的に設け、前記感光体の放電可能領域を前記範囲に設定
してもよい。
射を阻止する感光マスクを備え、この感光マスクを前記
光走査手段の主走査軸に対して副走査方向下流側に部分
的に設け、前記感光体の放電可能領域を前記範囲に設定
してもよい。
【0012】さらにまた、前記画像形成装置は、前記感
光体の感光層の前記像担持体の第1の導電層と対向する
面に形成された表面電極層と、この表面電極層にバイア
ス電圧を印加するバイアス電圧印加手段とを備え、前記
表面電極層を前記光走査手段の副走査方向下流側に部分
的に設け、前記感光体の放電可能領域を前記範囲に設定
してもよい。
光体の感光層の前記像担持体の第1の導電層と対向する
面に形成された表面電極層と、この表面電極層にバイア
ス電圧を印加するバイアス電圧印加手段とを備え、前記
表面電極層を前記光走査手段の副走査方向下流側に部分
的に設け、前記感光体の放電可能領域を前記範囲に設定
してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置の実
施の形態を図面を参照して説明する。 (第1実施形態)図1から図3は、本発明の第1実施形
態に係る画像形成装置1を示している。図1に示すよう
に、画像形成装置1の中央部には、像担持体である像担
持ドラム2が配置されている。この像担持ドラム2は、
駆動手段である駆動装置3により矢印a方向に走行され
る。
施の形態を図面を参照して説明する。 (第1実施形態)図1から図3は、本発明の第1実施形
態に係る画像形成装置1を示している。図1に示すよう
に、画像形成装置1の中央部には、像担持体である像担
持ドラム2が配置されている。この像担持ドラム2は、
駆動手段である駆動装置3により矢印a方向に走行され
る。
【0014】像担持ドラム2は、図2に示すように、導
電体であるアルミニウム合金のベース21の表面に導電
層23を形成し、その上にポリカーボネイト樹脂を塗布
して絶縁層である誘電層25を設けた構成である。ま
た、ベース21は図示しない導電線によって接地されて
いる。尚、像担持体の構成は、このようなドラム形状に
限られるものでなくベルト状のものであっても良い。前
述した像担持ドラム2の周囲には、潜像形成装置5、現
像装置6及び転写ローラ7が図中矢印a方向に順次配置
されている。
電体であるアルミニウム合金のベース21の表面に導電
層23を形成し、その上にポリカーボネイト樹脂を塗布
して絶縁層である誘電層25を設けた構成である。ま
た、ベース21は図示しない導電線によって接地されて
いる。尚、像担持体の構成は、このようなドラム形状に
限られるものでなくベルト状のものであっても良い。前
述した像担持ドラム2の周囲には、潜像形成装置5、現
像装置6及び転写ローラ7が図中矢印a方向に順次配置
されている。
【0015】前記潜像形成装置5は、光走査手段を構成
する光学系8と、この光学系8と像担持ローラ2との間
に配置された感光体9とからなっている。光学系8は、
ハウジング81中に半導体レーザ発生装置、コリメート
レンズ、ポリゴンミラー、Fθレンズ、反射ミラー等を
配置したもので、ハウジング81の壁面部に露光スリッ
ト82が形成されている。この光学系8は、半導体レー
ザ発生装置にて発生されたレーザ光83が露光スリット
82から感光体9に照射され、画像露光できるように構
成されている。ここで、レーザ光83が走査露光する方
向は、像担持ドラム2の軸方向(図1及び図2において
表裏方向)であり、以下この方向を主走査方向S1と呼
ぶ。又、主走査方向と直交する像担持ドラム2の走行方
向(図2において上下方向)を副走査方向S2と呼ぶ。
する光学系8と、この光学系8と像担持ローラ2との間
に配置された感光体9とからなっている。光学系8は、
ハウジング81中に半導体レーザ発生装置、コリメート
レンズ、ポリゴンミラー、Fθレンズ、反射ミラー等を
配置したもので、ハウジング81の壁面部に露光スリッ
ト82が形成されている。この光学系8は、半導体レー
ザ発生装置にて発生されたレーザ光83が露光スリット
82から感光体9に照射され、画像露光できるように構
成されている。ここで、レーザ光83が走査露光する方
向は、像担持ドラム2の軸方向(図1及び図2において
表裏方向)であり、以下この方向を主走査方向S1と呼
ぶ。又、主走査方向と直交する像担持ドラム2の走行方
向(図2において上下方向)を副走査方向S2と呼ぶ。
【0016】感光体9は、図2に示すように透光性基板
91上に透光性導電層92、感光層93を順に積層した
構成であり、図3に示すように、主走査方向S1の長さ
Lが長く、副走査方向S2の幅Wが短い、細長い直方体
状である。
91上に透光性導電層92、感光層93を順に積層した
構成であり、図3に示すように、主走査方向S1の長さ
Lが長く、副走査方向S2の幅Wが短い、細長い直方体
状である。
【0017】前記透光性基板91は透明なガラス板から
なる。また、前記透光性導電層92はITO膜からな
り、第1の電源13が接続されている。さらに、前記感
光層93は、半導体レーザ光(波長780nm)やLE
D光(波長680nm)等の長波長光に対して良好な感
度を有する負帯電用の機能分離型であって、キャリア対
発生機能を有する電荷発生層(CGL)96と、フリー
キャリアの輸送機能を有する電荷輸送層(CTL)97
とからなる。
なる。また、前記透光性導電層92はITO膜からな
り、第1の電源13が接続されている。さらに、前記感
光層93は、半導体レーザ光(波長780nm)やLE
D光(波長680nm)等の長波長光に対して良好な感
度を有する負帯電用の機能分離型であって、キャリア対
発生機能を有する電荷発生層(CGL)96と、フリー
キャリアの輸送機能を有する電荷輸送層(CTL)97
とからなる。
【0018】図2及び図3に示すように、感光体9の光
学系8に対する位置及び姿勢は、感光体9の副走査方向
S2(幅W方向)の中央位置に前記レーザ光83が照射
され、かつ、感光体9の長さL方向が主走査方向S1と
一致するよう設定されている。そのため、図3において
一点鎖線で示す走査されるレーザ光83の主走査方向S
1の軌跡(主走査軸M)は、感光体9の幅W方向の二等
分線となっている。
学系8に対する位置及び姿勢は、感光体9の副走査方向
S2(幅W方向)の中央位置に前記レーザ光83が照射
され、かつ、感光体9の長さL方向が主走査方向S1と
一致するよう設定されている。そのため、図3において
一点鎖線で示す走査されるレーザ光83の主走査方向S
1の軌跡(主走査軸M)は、感光体9の幅W方向の二等
分線となっている。
【0019】図2及び図3に示すように、透光性導電層
92は、感光体9の長さL方向全体に設けられている。
しかし、透光性導電層92は、感光体9の幅W方向に
は、透光性基板91の副走査方向S2上流側端部から主
走査軸Mを越えて、主走査軸Mに対して副走査方向S2
下流側に距離aだけ隔てた位置までしか設けられていな
い。
92は、感光体9の長さL方向全体に設けられている。
しかし、透光性導電層92は、感光体9の幅W方向に
は、透光性基板91の副走査方向S2上流側端部から主
走査軸Mを越えて、主走査軸Mに対して副走査方向S2
下流側に距離aだけ隔てた位置までしか設けられていな
い。
【0020】感光体9の前記透光性導電層92が存在す
る領域は、レーザ光83が照射されたときに像担持ロー
ラ2の間に放電が発し得る領域(放電可能領域100)
となるが、感光体9の副走査方向S2下流側の透光性導
電層92が存在しない領域では、レーザ光83が照射さ
れても、感光層93内でキャリア対が発生せず、像担持
ローラ2との間に放電は発生しない。このように第1実
施形態では、透光性導電層92の副走査方向S2下流側
の端部92aの位置を主走査軸Mから距離aだけ隔てた
位置に設定することにより、副走査方向S2下流側で
は、感光体9の放電可能領域100を主走査軸Mから前
記距離aまでの範囲に限定している。なお、感光層93
は、感光体9の長さL方向及び幅W方向の全体に設けら
れている。
る領域は、レーザ光83が照射されたときに像担持ロー
ラ2の間に放電が発し得る領域(放電可能領域100)
となるが、感光体9の副走査方向S2下流側の透光性導
電層92が存在しない領域では、レーザ光83が照射さ
れても、感光層93内でキャリア対が発生せず、像担持
ローラ2との間に放電は発生しない。このように第1実
施形態では、透光性導電層92の副走査方向S2下流側
の端部92aの位置を主走査軸Mから距離aだけ隔てた
位置に設定することにより、副走査方向S2下流側で
は、感光体9の放電可能領域100を主走査軸Mから前
記距離aまでの範囲に限定している。なお、感光層93
は、感光体9の長さL方向及び幅W方向の全体に設けら
れている。
【0021】前記距離aは感光体9に照射されるレーザ
光83の直径(スポット径Ds)との関係で決定され
る。なお、スポット径DSは、例えば、100μm〜1
50μm程度である。まず、距離aの下限値について
は、図4に示すように、レーザ光83が放電可能領域1
00からはみ出ないように、前記スポット径DSの0.
5倍(スポット径DSが前記の範囲であれば50μm〜
75μm)以上に設定する必要がある。次に、距離aの
上限値については、画像後端部の伸びを防止できるよう
に設定する必要があり、本願発明者の種々の実験及び検
討の結果、400μm以上であることが好ましいことが
判明した。
光83の直径(スポット径Ds)との関係で決定され
る。なお、スポット径DSは、例えば、100μm〜1
50μm程度である。まず、距離aの下限値について
は、図4に示すように、レーザ光83が放電可能領域1
00からはみ出ないように、前記スポット径DSの0.
5倍(スポット径DSが前記の範囲であれば50μm〜
75μm)以上に設定する必要がある。次に、距離aの
上限値については、画像後端部の伸びを防止できるよう
に設定する必要があり、本願発明者の種々の実験及び検
討の結果、400μm以上であることが好ましいことが
判明した。
【0022】前記現像装置6は、一成分の現像剤(以下
トナーと呼ぶ)を収容するトナー収容部61と前記像担
持ドラム2に近接して配置された現像スリーブ62と、
前記トナー収容部61に収容されたトナーを撹拌して前
記現像スリーブ62に供給する供給ローラ63とからな
っている。
トナーと呼ぶ)を収容するトナー収容部61と前記像担
持ドラム2に近接して配置された現像スリーブ62と、
前記トナー収容部61に収容されたトナーを撹拌して前
記現像スリーブ62に供給する供給ローラ63とからな
っている。
【0023】前記転写ローラ7は、像担持ローラ2に圧
接して配置されている。この転写ローラ7と像担持ロー
ラ2の間には記録紙Sが通紙されるようになっている。
接して配置されている。この転写ローラ7と像担持ロー
ラ2の間には記録紙Sが通紙されるようになっている。
【0024】次に、前記構成からなる画像形成装置1に
よる潜像形成について説明する。感光体9の透光性導電
層92には第1の電源13によって、例えば1.5kV
の電圧を印加され、この場合、接地されている像担持ロ
ーラ2の導電層23と透光性導電層92との間には、
1.5kVの電圧差による電界が形成されている。この
ように電界が形成された状態で、感光体9に光学系8に
て発光されたレーザ光83を照射し露光すると、レーザ
光83は透光性基板91、透光性導電層92を透過して
感光層93の電荷発生層96に到達する。電荷発生層9
6は電界の存在下で光を吸収するとキャリア対を生成す
る。生成されたキャリア対の内、フリー化したキャリア
は、それぞれ逆極性の対向する電極方向へ移動する。こ
のときフリー化した正のキャリアは電荷輸送層97内を
通って感光層93の表面に移動する。これにより、感光
層93の表面と像担持ローラ2の表面の空隙間の電界が
上昇する。この電界がパッション則で決まるしきい値を
越えたときに放電が発生し、感光体9の露光位置に対応
した像担持ドラム2の誘電層25表面が帯電して静電潜
像が形成される。
よる潜像形成について説明する。感光体9の透光性導電
層92には第1の電源13によって、例えば1.5kV
の電圧を印加され、この場合、接地されている像担持ロ
ーラ2の導電層23と透光性導電層92との間には、
1.5kVの電圧差による電界が形成されている。この
ように電界が形成された状態で、感光体9に光学系8に
て発光されたレーザ光83を照射し露光すると、レーザ
光83は透光性基板91、透光性導電層92を透過して
感光層93の電荷発生層96に到達する。電荷発生層9
6は電界の存在下で光を吸収するとキャリア対を生成す
る。生成されたキャリア対の内、フリー化したキャリア
は、それぞれ逆極性の対向する電極方向へ移動する。こ
のときフリー化した正のキャリアは電荷輸送層97内を
通って感光層93の表面に移動する。これにより、感光
層93の表面と像担持ローラ2の表面の空隙間の電界が
上昇する。この電界がパッション則で決まるしきい値を
越えたときに放電が発生し、感光体9の露光位置に対応
した像担持ドラム2の誘電層25表面が帯電して静電潜
像が形成される。
【0025】第1実施形態では、透光性導電層92を走
査主軸Mから副走査方向S2下流側に距離aだけ隔てた
位置までしか設けられておらず、副走査方向S2下流側
の感光体9の放電可能領域100はこの範囲に限定され
ている。よって、感光体9の副走査方向S2下流側の放
電可能領域100の範囲外の領域では、透光性導電層9
2に電圧を印加しても感光体9と像担持ローラ2との間
に電界は発生しない。よって、この領域では、レーザ光
83が照射されても、移動可能なキャリア対は生成され
ず、感光体9と像担持ドラム2の間に放電は発生しな
い。従って、露光終了後に感光体9の副走査方向S2下
流側で過剰キャリアによる放電が発生せず、像担持ロー
ラ2には画像後端部(副走査方向S2下流側)の伸びの
ない正確な静電潜像が形成される。
査主軸Mから副走査方向S2下流側に距離aだけ隔てた
位置までしか設けられておらず、副走査方向S2下流側
の感光体9の放電可能領域100はこの範囲に限定され
ている。よって、感光体9の副走査方向S2下流側の放
電可能領域100の範囲外の領域では、透光性導電層9
2に電圧を印加しても感光体9と像担持ローラ2との間
に電界は発生しない。よって、この領域では、レーザ光
83が照射されても、移動可能なキャリア対は生成され
ず、感光体9と像担持ドラム2の間に放電は発生しな
い。従って、露光終了後に感光体9の副走査方向S2下
流側で過剰キャリアによる放電が発生せず、像担持ロー
ラ2には画像後端部(副走査方向S2下流側)の伸びの
ない正確な静電潜像が形成される。
【0026】像担持ドラム2に形成された静電潜像は、
現像部に搬送され、現像装置6によりトナー現像され、
その後、像担持ローラ2上に形成されたトナー像は、転
写ローラ7により、記録紙Sに転写される。
現像部に搬送され、現像装置6によりトナー現像され、
その後、像担持ローラ2上に形成されたトナー像は、転
写ローラ7により、記録紙Sに転写される。
【0027】次に、前述した第1実施形態の画像形成装
置の効果、すなわち画像後端部の伸びの解消の効果を確
認するために行った具体的実験について説明する。この
実験では、主走査軸Mから透光性導電層92の副走査方
向S2下流側の端部92aまでの距離aを異ならせ、図
5(a)に示すように、主走査方向S1の4ドット幅の
30mmラインと、この主走査方向S1のラインと副走
査方向S2下流側の端部で連続する副走査方向S2の2
ドット幅の40mmのラインとからなるテストパターン
をレーザ光83で露光し、この際の図5(b)で示す伸
び量ΔLを測定した。
置の効果、すなわち画像後端部の伸びの解消の効果を確
認するために行った具体的実験について説明する。この
実験では、主走査軸Mから透光性導電層92の副走査方
向S2下流側の端部92aまでの距離aを異ならせ、図
5(a)に示すように、主走査方向S1の4ドット幅の
30mmラインと、この主走査方向S1のラインと副走
査方向S2下流側の端部で連続する副走査方向S2の2
ドット幅の40mmのラインとからなるテストパターン
をレーザ光83で露光し、この際の図5(b)で示す伸
び量ΔLを測定した。
【0028】なお、すべての実験例の共通条件として、
像担持ドラム2の誘電層25を構成するポリカーボネイ
ト樹脂は10μmの厚さに塗布している。また、感光体
9は、透光性基板91を厚さ1mmのガラス板として、
その表面に透光性導電層92を構成するITO膜を蒸着
し、その上にポリアミド樹脂を0.5μm塗布してい
る。その後、感光層93の電荷発生層96としてフタロ
シアニン顔料を0.5μm塗布し、電荷輸送層97とし
てヒドラゾン化合物とポリカーボネイト樹脂を4:5の
割合で15μm塗布している。さらに、空気層の厚さd
a(感光層93表面から誘電層25表面までの距離)を
30μm、システム速度(像担持ドラム2の周速度)を
38mm/秒、感光体9を露光する露光光量を0.35
mW/dot、露光の際の露光スポット19の径を14
0μmとした。前記距離aを除き、その他の構成、材質
等についても統一している。
像担持ドラム2の誘電層25を構成するポリカーボネイ
ト樹脂は10μmの厚さに塗布している。また、感光体
9は、透光性基板91を厚さ1mmのガラス板として、
その表面に透光性導電層92を構成するITO膜を蒸着
し、その上にポリアミド樹脂を0.5μm塗布してい
る。その後、感光層93の電荷発生層96としてフタロ
シアニン顔料を0.5μm塗布し、電荷輸送層97とし
てヒドラゾン化合物とポリカーボネイト樹脂を4:5の
割合で15μm塗布している。さらに、空気層の厚さd
a(感光層93表面から誘電層25表面までの距離)を
30μm、システム速度(像担持ドラム2の周速度)を
38mm/秒、感光体9を露光する露光光量を0.35
mW/dot、露光の際の露光スポット19の径を14
0μmとした。前記距離aを除き、その他の構成、材質
等についても統一している。
【0029】
【表1】
【0030】実験例及び比較例の実験結果を表1に示す
通りである。表1では、伸び量ΔLが0.05mm以下
の場合を○、0.05mmを上回る場合を×と評価し
た。この表1に示すように、距離aを400μm以下に
設定した実験例1から実験例3では、評価は○であるの
に対して、距離aを400μmよりも大きく設定した比
較例1から比較例3では、評価は×である。このことか
ら、画像後端伸びを解消するには、前記距離aを400
μm以下に設定することが好ましいことを確認できる。
通りである。表1では、伸び量ΔLが0.05mm以下
の場合を○、0.05mmを上回る場合を×と評価し
た。この表1に示すように、距離aを400μm以下に
設定した実験例1から実験例3では、評価は○であるの
に対して、距離aを400μmよりも大きく設定した比
較例1から比較例3では、評価は×である。このことか
ら、画像後端伸びを解消するには、前記距離aを400
μm以下に設定することが好ましいことを確認できる。
【0031】(第2実施形態)図6に示す本発明の第2
実施形態では、感光層93の電荷発生層96は、感光体
9の長さL方向全体に設けられているが、感光体9の幅
W方向には、透光性基板91の副走査方向S2上流側端
部から主走査軸Mを越えて、主走査軸Mに対して副走査
方向S2下流側に距離aだけ隔てた位置までしか設けら
れていない。この距離aは、前記第1実施形態と同様
に、レーザ光83のスポット径DSの0.5倍以上40
0μm以下に設定される。
実施形態では、感光層93の電荷発生層96は、感光体
9の長さL方向全体に設けられているが、感光体9の幅
W方向には、透光性基板91の副走査方向S2上流側端
部から主走査軸Mを越えて、主走査軸Mに対して副走査
方向S2下流側に距離aだけ隔てた位置までしか設けら
れていない。この距離aは、前記第1実施形態と同様
に、レーザ光83のスポット径DSの0.5倍以上40
0μm以下に設定される。
【0032】感光体9の前記電荷発生層96が存在する
領域は、レーザ光83が照射されたときに像担持ローラ
2の間に放電が発し得る放電可能領域100となるが、
感光体9の副走査方向S2下流側の放電可能領域100
の範囲外では、電荷発生層96が存在しないため、レー
ザ光83が照射されても移動可能なキャリア対が生成さ
れず、像担持ローラ2との間に放電は発生しない。
領域は、レーザ光83が照射されたときに像担持ローラ
2の間に放電が発し得る放電可能領域100となるが、
感光体9の副走査方向S2下流側の放電可能領域100
の範囲外では、電荷発生層96が存在しないため、レー
ザ光83が照射されても移動可能なキャリア対が生成さ
れず、像担持ローラ2との間に放電は発生しない。
【0033】このように第2実施形態では、感光層93
の電荷発生層96の副走査方向S2下流側の端部96a
の位置を主走査軸Mから距離aだけ隔てた位置に設定す
ることにより、副走査方向S2下流側では、感光体9の
放電可能領域100を主走査軸Mから前記距離aまでの
範囲に限定している。よって、第1実施形態と同様に画
像後端部の伸びを解消することができる。
の電荷発生層96の副走査方向S2下流側の端部96a
の位置を主走査軸Mから距離aだけ隔てた位置に設定す
ることにより、副走査方向S2下流側では、感光体9の
放電可能領域100を主走査軸Mから前記距離aまでの
範囲に限定している。よって、第1実施形態と同様に画
像後端部の伸びを解消することができる。
【0034】(第3実施形態)図7に示す本発明の第3
実施形態では、透光性基板91の感光層93側の面に、
感光マスク111が設けられている。この感光マスク1
11は、感光体9の長さL方向全体に設けられている
が、感光体9の幅w方向には、主走査軸Mから副走査方
向S2下流側に距離aだけ隔てた位置から透光性基板9
1の副走査方向S2下流側端部までにしか設けられてな
い。この距離aは、前記第1実施形態と同様に、レーザ
光83のスポット径DSの0.5倍以上400μm以下
に設定される。
実施形態では、透光性基板91の感光層93側の面に、
感光マスク111が設けられている。この感光マスク1
11は、感光体9の長さL方向全体に設けられている
が、感光体9の幅w方向には、主走査軸Mから副走査方
向S2下流側に距離aだけ隔てた位置から透光性基板9
1の副走査方向S2下流側端部までにしか設けられてな
い。この距離aは、前記第1実施形態と同様に、レーザ
光83のスポット径DSの0.5倍以上400μm以下
に設定される。
【0035】感光体9の前記感光マスク111が存在し
ない領域では、照射されたレーザ光83が感光層93ま
で到達するため、像担持ローラ2の間に放電が発し得る
放電可能領域100となるが、感光体9の副走査方向S
2下流側の感光マスク111を設けた領域では照射され
たレーザ光83は感光層93まで到達しないため、像担
持ローラ2との間に放電は発生しない。
ない領域では、照射されたレーザ光83が感光層93ま
で到達するため、像担持ローラ2の間に放電が発し得る
放電可能領域100となるが、感光体9の副走査方向S
2下流側の感光マスク111を設けた領域では照射され
たレーザ光83は感光層93まで到達しないため、像担
持ローラ2との間に放電は発生しない。
【0036】このように第3実施形態では、感光マスク
111を主走査軸Mから副走査方向S2下流側に距離a
だけ隔てた位置から透光性基板91の副走査方向S2下
流側端部まで設けることにより、副走査方向S2下流側
では、放電可能領域100を主走査軸Mから前記距離a
までの範囲に限定している。よって、第1実施形態と同
様に画像後端部の伸びを解消することができる。
111を主走査軸Mから副走査方向S2下流側に距離a
だけ隔てた位置から透光性基板91の副走査方向S2下
流側端部まで設けることにより、副走査方向S2下流側
では、放電可能領域100を主走査軸Mから前記距離a
までの範囲に限定している。よって、第1実施形態と同
様に画像後端部の伸びを解消することができる。
【0037】(第4実施形態)図8に示す本発明の第4
実施形態では、感光層93の表面に第2の電源112に
接続された表面電極層113を設けている。この表面電
極層113は、感光体9の長さL方向全体に設けられて
いるが、感光体9の幅w方向には、主走査軸Mから副走
査方向S2下流側に距離aだけ隔てた位置から透光性基
板91の副走査方向S2下流側端部までしか設けられて
ない。この距離aは、前記第1実施形態と同様に、レー
ザ光83のスポット径DSの0.5倍以上400μm以
下に設定される。
実施形態では、感光層93の表面に第2の電源112に
接続された表面電極層113を設けている。この表面電
極層113は、感光体9の長さL方向全体に設けられて
いるが、感光体9の幅w方向には、主走査軸Mから副走
査方向S2下流側に距離aだけ隔てた位置から透光性基
板91の副走査方向S2下流側端部までしか設けられて
ない。この距離aは、前記第1実施形態と同様に、レー
ザ光83のスポット径DSの0.5倍以上400μm以
下に設定される。
【0038】表面電極層113及び感光層93の表面に
は、絶縁性の表面保護層115が設けられている。この
表面保護層115は、放電時に表面電極層113を保護
するためのものであるが必ずしも設ける必要はない。
は、絶縁性の表面保護層115が設けられている。この
表面保護層115は、放電時に表面電極層113を保護
するためのものであるが必ずしも設ける必要はない。
【0039】第4実施形態の画像形成装置では、画像形
成時には、前記第1及び第2の電源13,112によ
り、それぞれ透光性導電層92と表面電極層113に電
圧が印加される。第1の電極13により透光性導電層9
2に印加される電圧は、第2の電源112により表面電
極層113に印加されるバイアス電圧よりも高圧であ
る。例えば、前記透光性導電層92に1.5kVの電圧
が印加され、表面電極層113に50Vのバイアス電圧
が印加される。
成時には、前記第1及び第2の電源13,112によ
り、それぞれ透光性導電層92と表面電極層113に電
圧が印加される。第1の電極13により透光性導電層9
2に印加される電圧は、第2の電源112により表面電
極層113に印加されるバイアス電圧よりも高圧であ
る。例えば、前記透光性導電層92に1.5kVの電圧
が印加され、表面電極層113に50Vのバイアス電圧
が印加される。
【0040】前記感光マスク111が存在しない領域
は、像担持ローラ2との間に放電が発し得る放電可能領
域100となる。一方、感光層93の表面電極層113
と対向する領域では、前記のように表面電極層113に
バイアス電圧を印加することにより、表面電極113と
導電層32の間の電圧が放電しない電圧(本実施形態で
は50V)に設定されているため、発生したキャリアは
表面電極113に補足される。そのため、感光体9の表
面電極層113を設けた領域と像担持ドラム2との間で
は放電は発生しない。
は、像担持ローラ2との間に放電が発し得る放電可能領
域100となる。一方、感光層93の表面電極層113
と対向する領域では、前記のように表面電極層113に
バイアス電圧を印加することにより、表面電極113と
導電層32の間の電圧が放電しない電圧(本実施形態で
は50V)に設定されているため、発生したキャリアは
表面電極113に補足される。そのため、感光体9の表
面電極層113を設けた領域と像担持ドラム2との間で
は放電は発生しない。
【0041】このように第4実施形態では、表面電極層
113を主走査軸Mから副走査方向S2下流側に距離a
だけ隔てた位置から透光性基板91の副走査方向S2下
流側端部まで設けることにより、副走査方向S2下流側
では、感光体9の放電可能領域100を主走査軸Mから
前記距離aまでの範囲に限定している。よって、第1実
施形態と同様に画像後端部の伸びを解消することができ
る。
113を主走査軸Mから副走査方向S2下流側に距離a
だけ隔てた位置から透光性基板91の副走査方向S2下
流側端部まで設けることにより、副走査方向S2下流側
では、感光体9の放電可能領域100を主走査軸Mから
前記距離aまでの範囲に限定している。よって、第1実
施形態と同様に画像後端部の伸びを解消することができ
る。
【0042】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、種々の変形が可能である。例えば、前記
第1実施形態から第4実施形態では、主走査軸Mよりも
副走査方向S2上流側では、感光体9の幅w方向全体を
放電可能領域100としているが、レーザ光83のスポ
ット径の0.5倍を下回らない範囲で主走査軸Mよりも
副走査方向S2上流側の放電可能領域100を狭めても
よい。
ものではなく、種々の変形が可能である。例えば、前記
第1実施形態から第4実施形態では、主走査軸Mよりも
副走査方向S2上流側では、感光体9の幅w方向全体を
放電可能領域100としているが、レーザ光83のスポ
ット径の0.5倍を下回らない範囲で主走査軸Mよりも
副走査方向S2上流側の放電可能領域100を狭めても
よい。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明で
は、感光体の放電可能領域が、前記光走査手段の主走査
軸に対して前記副走査方向下流側には、前記主走査軸か
ら副走査方向下流側に光走査手段から感光体に照射され
る光のスポット径0.5倍以上400μm以下の範囲に
設けられている。従って、感光体の副走査方向下流側の
前記範囲を越える範囲では、感光体と像担持体との間に
放電が発生しない。よって、露光終了後に感光体の副走
査方向下流側で過剰キャリアによる放電が発生すること
がなく、像担持体の走行方向に画像の伸びを発生させる
ことなく忠実に画像を再現することができる。
は、感光体の放電可能領域が、前記光走査手段の主走査
軸に対して前記副走査方向下流側には、前記主走査軸か
ら副走査方向下流側に光走査手段から感光体に照射され
る光のスポット径0.5倍以上400μm以下の範囲に
設けられている。従って、感光体の副走査方向下流側の
前記範囲を越える範囲では、感光体と像担持体との間に
放電が発生しない。よって、露光終了後に感光体の副走
査方向下流側で過剰キャリアによる放電が発生すること
がなく、像担持体の走行方向に画像の伸びを発生させる
ことなく忠実に画像を再現することができる。
【図1】 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を
示す概略構成図である。
示す概略構成図である。
【図2】 第1実施形態の画像形成装置の要部拡大図で
ある。
ある。
【図3】 感光体を示す正面図である。
【図4】 感光体の部分拡大図である。
【図5】 (a)は実験におけるテストパターンを示す
概略図、(b)はテストパターンに発生する伸びを示す
概略図である。
概略図、(b)はテストパターンに発生する伸びを示す
概略図である。
【図6】 本発明の第2実施形態に係る画像形成装置の
要部拡大図である。
要部拡大図である。
【図7】 本発明の第3実施形態に係る画像形成装置の
要部拡大図である。
要部拡大図である。
【図8】 本発明の第4実施形態に係る画像形成装置の
要部拡大図である。
要部拡大図である。
【図9】 従来例の画像形成装置を示す概略図である。
【図10】 (a)は、原稿画像のテストパターンを示
す概略図、(b)は、テストパターンのトナー像を示す
概略図である。
す概略図、(b)は、テストパターンのトナー像を示す
概略図である。
1 画像形成装置 2 像担持ローラ(像担持体) 23 導電層(第1の導電層) 25 誘電層(絶縁層) 3 駆動用モータ(駆動手段) 6 現像装置 8 光学系(光走査手段) 9 感光体 13 電源(電圧印加手段) 91 透光性基板 92 透光性導電層(第2の導電層) 93 感光層 96 電荷発生層 97 電荷輸送層 100 放電可能領域 111 感光マスク 112 電源(バイアス電圧印加手段) 113 表面電極層 104 表面保護層
Claims (5)
- 【請求項1】 第1の導電層と、この導電層上に形成さ
れた絶縁層を有する像担持体と、 第2の導電層と、この第2の導電層上に形成された感光
層とを備え、前記像担持体の絶縁層と前記感光層が対向
するように配置された感光体と、 前記第1及び第2の導電層間に電圧を印加する電圧印加
手段と、 前記感光体に光を照射して主走査方向に走査する光走査
手段と、 前記主走査方向と直交する副走査方向に像担持体を走行
させる駆動手段とを備え、 前記電圧印加手段により第1及び第2の導電層間に電圧
を印加した状態で光走査手段から感光体に光を照射して
像露光を行い、感光体と像担持体間の放電によって、走
行する像担持体に潜像を形成する画像形成装置におい
て、 前記感光体の放電可能領域は、前記光走査手段の主走査
軸に対して前記副走査方向下流側には、前記主走査軸か
ら前記光走査手段から感光体に照射される光のスポット
径の0.5倍以上400μm以下の範囲に設けられてい
ることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 前記第2の導電層を、前記光走査手段の
主走査軸に対して前記副走査方向下流側に部分的に設
け、前記感光体の放電可能領域を前記範囲に設定してい
る請求項1に記載の画像形成装置。 - 【請求項3】 前記感光層を、前記光走査手段の主走査
軸に対して前記副走査方向下流側に部分的に設け、前記
感光体の放電可能領域を前記範囲に設定している請求項
1に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記感光体は、感光層への光の入射を阻
止する感光マスクを備え、 この感光マスクを前記光走査手段の主走査軸に対して副
走査方向下流側に部分的に設け、前記感光体の放電可能
領域を前記範囲に設定している請求項1に記載の画像形
成装置。 - 【請求項5】 前記画像形成装置は、前記感光体の感光
層の前記像担持体の第1の導電層と対向する面に形成さ
れた表面電極層と、 この表面電極層にバイアス電圧を印加するバイアス電圧
印加手段とを備え、 前記表面電極層を前記光走査手段の副走査方向下流側に
部分的に設け、前記感光体の放電可能領域を前記範囲に
設定している請求項1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10079045A JPH11272047A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10079045A JPH11272047A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11272047A true JPH11272047A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13678946
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10079045A Pending JPH11272047A (ja) | 1998-03-26 | 1998-03-26 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11272047A (ja) |
-
1998
- 1998-03-26 JP JP10079045A patent/JPH11272047A/ja active Pending
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