JPH11273013A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH11273013A JPH11273013A JP7515798A JP7515798A JPH11273013A JP H11273013 A JPH11273013 A JP H11273013A JP 7515798 A JP7515798 A JP 7515798A JP 7515798 A JP7515798 A JP 7515798A JP H11273013 A JPH11273013 A JP H11273013A
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- amplifier
- differential
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の磁気ディスク装置におけるAGCルー
プ回路は、オフセットキャンセル回路の消費電流が増大
するとともに、占有面積および発生する出力雑音も大き
くなってしまうという問題点があった。 【解決手段】 磁気ヘッドにより読み出されて信号を増
幅する読出し回路(54)と、可変利得アンプ(11)
とローパスフィルタ(12)と後段アンプ(13)と利
得制御電圧発生回路(14)とからなるAGCループ回
路を備え読出し回路からの信号に基づいて必要なデータ
を抽出するとともに上記ヘッド駆動モータのサーボ信号
を生成する信号処理回路(55)と、上記回転駆動モー
タを制御する制御回路(58)とを備えた磁気ディスク
装置において、上記信号処理回路のAGCループ回路に
は、後段アンプのオフセットキャンセル回路(15)と
は別個に、電圧入力・電流出力型アンプからなり上記可
変利得アンプもしくはローパスフィルタの出力電圧に基
づいて可変利得アンプ内の電流経路から引き抜く電流を
調整可能なオフセットキャンセル回路(16)を設け
た。
プ回路は、オフセットキャンセル回路の消費電流が増大
するとともに、占有面積および発生する出力雑音も大き
くなってしまうという問題点があった。 【解決手段】 磁気ヘッドにより読み出されて信号を増
幅する読出し回路(54)と、可変利得アンプ(11)
とローパスフィルタ(12)と後段アンプ(13)と利
得制御電圧発生回路(14)とからなるAGCループ回
路を備え読出し回路からの信号に基づいて必要なデータ
を抽出するとともに上記ヘッド駆動モータのサーボ信号
を生成する信号処理回路(55)と、上記回転駆動モー
タを制御する制御回路(58)とを備えた磁気ディスク
装置において、上記信号処理回路のAGCループ回路に
は、後段アンプのオフセットキャンセル回路(15)と
は別個に、電圧入力・電流出力型アンプからなり上記可
変利得アンプもしくはローパスフィルタの出力電圧に基
づいて可変利得アンプ内の電流経路から引き抜く電流を
調整可能なオフセットキャンセル回路(16)を設け
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変利得アンプの
オフセットキャンセル回路に適用して有効な技術さらに
は磁気ヘッドからの読出し信号を増幅するAGC(自動
利得制御)ループ回路を含む磁気ディスク装置に利用し
て有効な技術に関する。
オフセットキャンセル回路に適用して有効な技術さらに
は磁気ヘッドからの読出し信号を増幅するAGC(自動
利得制御)ループ回路を含む磁気ディスク装置に利用し
て有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気ディスク型記憶装置におい
て、記録媒体である磁気ディスクへのデータの書込みや
磁気ディスクからのデータの読出しは、磁気ヘッドを介
して行われる。この磁気ヘッドには、データの読み出し
(検出および増幅)を行なうためのリードアンプやデー
タの書き込みを行なうためのライトアンプと呼ばれる回
路を備えたリード・ライトIC(ヘッドドライバ)が結合
される。そして、このリード・ライトICには、該リー
ド・ライトICからの読出し信号に基づいて必要なデー
タを抽出する回路や必要に応じてヘッド駆動モータのサ
ーボ信号を生成する回路等を備えた信号処理回路(LS
I)が接続されるようにされており、この信号処理LS
I内のリード系には、VGA(可変利得アンプ)を備え
リード・ライトICからの読出し信号Rinx,Rin
yを振幅が一定になるように増幅するAGC(自動利得
制御)ループ回路が設けられる。
て、記録媒体である磁気ディスクへのデータの書込みや
磁気ディスクからのデータの読出しは、磁気ヘッドを介
して行われる。この磁気ヘッドには、データの読み出し
(検出および増幅)を行なうためのリードアンプやデー
タの書き込みを行なうためのライトアンプと呼ばれる回
路を備えたリード・ライトIC(ヘッドドライバ)が結合
される。そして、このリード・ライトICには、該リー
ド・ライトICからの読出し信号に基づいて必要なデー
タを抽出する回路や必要に応じてヘッド駆動モータのサ
ーボ信号を生成する回路等を備えた信号処理回路(LS
I)が接続されるようにされており、この信号処理LS
I内のリード系には、VGA(可変利得アンプ)を備え
リード・ライトICからの読出し信号Rinx,Rin
yを振幅が一定になるように増幅するAGC(自動利得
制御)ループ回路が設けられる。
【0003】図7に、従来のAGCループ回路の構成例
が示されている。図7に示されているように、AGCル
ープ回路は、読出し信号が入力される可変利得アンプV
GAと、読出し信号から高周波のノイズ成分を除去する
ローパスフィルタLPFと、読出し信号をさらに増幅す
る後段アンプAMPと、該後段アンプの出力を監視して
その出力振幅が常に所定のレベルになるように可変利得
アンプVGAの利得を制御する制御電圧Vcを形成しフ
ィードバックする利得制御電圧形成回路AGCDETと
により構成されている。
が示されている。図7に示されているように、AGCル
ープ回路は、読出し信号が入力される可変利得アンプV
GAと、読出し信号から高周波のノイズ成分を除去する
ローパスフィルタLPFと、読出し信号をさらに増幅す
る後段アンプAMPと、該後段アンプの出力を監視して
その出力振幅が常に所定のレベルになるように可変利得
アンプVGAの利得を制御する制御電圧Vcを形成しフ
ィードバックする利得制御電圧形成回路AGCDETと
により構成されている。
【0004】上記可変利得アンプや後段アンプは差動増
幅回路により構成されるが、差動増幅回路は、対をなす
素子等のアンバランスによりオフセットが生じる。そし
て、オフセットがあると、交流入力信号を増幅したとき
に出力信号波形の中心電位が所望の電位からずれてしま
い、正確なデータの再生ができなくなる。また、磁気デ
ィスク型記憶装置においては、データ読出し信号に基づ
いて磁気ヘッドの位置決め制御を行なっている。そのた
め、データ読出し信号を増幅するアンプを構成する差動
増幅回路にオフセットがあると正確なヘッドの位置決め
が行なえないという不具合がある。
幅回路により構成されるが、差動増幅回路は、対をなす
素子等のアンバランスによりオフセットが生じる。そし
て、オフセットがあると、交流入力信号を増幅したとき
に出力信号波形の中心電位が所望の電位からずれてしま
い、正確なデータの再生ができなくなる。また、磁気デ
ィスク型記憶装置においては、データ読出し信号に基づ
いて磁気ヘッドの位置決め制御を行なっている。そのた
め、データ読出し信号を増幅するアンプを構成する差動
増幅回路にオフセットがあると正確なヘッドの位置決め
が行なえないという不具合がある。
【0005】従来のAGCループ回路においては、最終
出力からオフセットを除去できれば良いという考えか
ら、図7に示すように、後段アンプAMPにオフセット
キャンセル回路が設けられていた。
出力からオフセットを除去できれば良いという考えか
ら、図7に示すように、後段アンプAMPにオフセット
キャンセル回路が設けられていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
AGCループ回路においては、利得可変アンプの利得が
−40〜9dBに対して後段アンプの利得が26dBの
ように設計されているにも関わらず、利得可変アンプの
オフセットをキャンセルするようにしていないため、後
段アンプAMPの入力側(図7のノードNa)で平均し
て約10mVのオフセットが生じていたため、これによ
って後段アンプAMPの出力側(図7のノードNb)で
は約200mV、最大では500mVに近いオフセット
が発生してしまい、これをキャンセルするにはオフセッ
トキャンセル回路のダイナミックレンジを広げなくては
ならなかった。その結果、従来のAGCループ回路で
は、オフセットキャンセル回路の消費電流が増大すると
ともに、占有面積および発生する出力雑音も大きくなっ
てしまうという問題点があった。
AGCループ回路においては、利得可変アンプの利得が
−40〜9dBに対して後段アンプの利得が26dBの
ように設計されているにも関わらず、利得可変アンプの
オフセットをキャンセルするようにしていないため、後
段アンプAMPの入力側(図7のノードNa)で平均し
て約10mVのオフセットが生じていたため、これによ
って後段アンプAMPの出力側(図7のノードNb)で
は約200mV、最大では500mVに近いオフセット
が発生してしまい、これをキャンセルするにはオフセッ
トキャンセル回路のダイナミックレンジを広げなくては
ならなかった。その結果、従来のAGCループ回路で
は、オフセットキャンセル回路の消費電流が増大すると
ともに、占有面積および発生する出力雑音も大きくなっ
てしまうという問題点があった。
【0007】この発明の目的は、消費電流および占有面
積を増大させることなくAGCループ回路のオフセット
を低減可能なオフセットキャンセル回路を備えた磁気デ
ィスク装置を提供することにある。
積を増大させることなくAGCループ回路のオフセット
を低減可能なオフセットキャンセル回路を備えた磁気デ
ィスク装置を提供することにある。
【0008】この発明の他の目的は、磁気ディスク装置
のAGCループ回路における出力雑音を低減することに
ある。
のAGCループ回路における出力雑音を低減することに
ある。
【0009】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0011】すなわち、磁気ディスクを回転駆動する回
転駆動モータと、磁気ディスクに記憶されているデータ
を読み取る磁気ヘッドと、該磁気ヘッドの位置決めを行
なうヘッド駆動モータと、上記磁気ヘッドにより読み取
られた信号を増幅する読出し回路と、可変利得アンプと
ローパスフィルタと後段アンプと利得制御電圧発生回路
とからなるAGCループ回路を備え前記読出し回路から
の読出し信号を増幅しデータを再生する信号処理回路
と、上記回転駆動モータを制御する制御回路とを備えた
磁気ディスク装置において、上記信号処理回路のAGC
ループ回路には、上記後段アンプのオフセットキャンセ
ル回路とは別個に、電圧入力・電流出力型アンプからな
り可変利得アンプもしくはローパスフィルタの出力電圧
に基づいてオフセットをキャンセルするように可変利得
アンプ内の電流経路から引き抜く電流を調整するオフセ
ットキャンセル回路を設けるようにしたものである。
転駆動モータと、磁気ディスクに記憶されているデータ
を読み取る磁気ヘッドと、該磁気ヘッドの位置決めを行
なうヘッド駆動モータと、上記磁気ヘッドにより読み取
られた信号を増幅する読出し回路と、可変利得アンプと
ローパスフィルタと後段アンプと利得制御電圧発生回路
とからなるAGCループ回路を備え前記読出し回路から
の読出し信号を増幅しデータを再生する信号処理回路
と、上記回転駆動モータを制御する制御回路とを備えた
磁気ディスク装置において、上記信号処理回路のAGC
ループ回路には、上記後段アンプのオフセットキャンセ
ル回路とは別個に、電圧入力・電流出力型アンプからな
り可変利得アンプもしくはローパスフィルタの出力電圧
に基づいてオフセットをキャンセルするように可変利得
アンプ内の電流経路から引き抜く電流を調整するオフセ
ットキャンセル回路を設けるようにしたものである。
【0012】上記した手段によれば、後段アンプの利得
が大きいAGCループ回路において可変利得アンプもし
くはローパスフィルタの出力側にもオフセットキャンセ
ル回路を設けているため、後段アンプの入力側における
オフセットを低減することができ、これによって後段ア
ンプのオフセットキャンセル回路のダイナミックレンジ
を大きくする必要がなくなり、消費電流および占有面積
を増大させることなくAGCループ回路のオフセットを
大幅に小さくすることができるとともに、出力雑音を低
減することができる。
が大きいAGCループ回路において可変利得アンプもし
くはローパスフィルタの出力側にもオフセットキャンセ
ル回路を設けているため、後段アンプの入力側における
オフセットを低減することができ、これによって後段ア
ンプのオフセットキャンセル回路のダイナミックレンジ
を大きくする必要がなくなり、消費電流および占有面積
を増大させることなくAGCループ回路のオフセットを
大幅に小さくすることができるとともに、出力雑音を低
減することができる。
【0013】さらに、上記オフセットキャンセル回路
は、次段の回路に対応した第1の差動アンプと、ハイパ
スフィルタ機能のための容量を有する第2の差動アンプ
と、該第2の差動アンプの差動出力に応じた電流を出力
する第3の差動アンプとにより構成する。これにより、
オフセットキャンセル機能を有し所望の利得および周波
数特性を有するアンプを容易に設計することができる。
は、次段の回路に対応した第1の差動アンプと、ハイパ
スフィルタ機能のための容量を有する第2の差動アンプ
と、該第2の差動アンプの差動出力に応じた電流を出力
する第3の差動アンプとにより構成する。これにより、
オフセットキャンセル機能を有し所望の利得および周波
数特性を有するアンプを容易に設計することができる。
【0014】また、上記第2の差動アンプは、上記第1
の差動アンプの出力がベースに差動信号として入力され
るとともにエミッタ間が抵抗を介して接続された一対の
バイポーラ差動トランジスタと、これらの差動トランジ
スタのエミッタ端子にそれぞれ接続された定電流源と、
上記差動トランジスタのコレクタ端子にそれぞれ接続さ
れた定電流源と、上記差動トランジスタのコレクタ端子
間に接続された容量とから構成し、上記差動トランジス
タのエミッタ端子間に異なる抵抗値を有する複数の抵抗
が並列に設けられ、切換えスイッチにより上記複数の抵
抗のいずれか一つを接続可能に構成する。これにより、
例えばヘッドの位置決めのためのサーボ制御動作モード
と読出し信号からデータを抽出するリード動作モード等
に応じてAGCループ回路の特性を切り換えることがで
きる。
の差動アンプの出力がベースに差動信号として入力され
るとともにエミッタ間が抵抗を介して接続された一対の
バイポーラ差動トランジスタと、これらの差動トランジ
スタのエミッタ端子にそれぞれ接続された定電流源と、
上記差動トランジスタのコレクタ端子にそれぞれ接続さ
れた定電流源と、上記差動トランジスタのコレクタ端子
間に接続された容量とから構成し、上記差動トランジス
タのエミッタ端子間に異なる抵抗値を有する複数の抵抗
が並列に設けられ、切換えスイッチにより上記複数の抵
抗のいずれか一つを接続可能に構成する。これにより、
例えばヘッドの位置決めのためのサーボ制御動作モード
と読出し信号からデータを抽出するリード動作モード等
に応じてAGCループ回路の特性を切り換えることがで
きる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
面に基づいて説明する。
【0016】図1は、本発明に係るオフセットキャンセ
ル回路を備えた可変利得アンプとそれを用いたAGCル
ープ回路の一実施例を示す。この実施例のAGCループ
回路は、読出し信号Vinを増幅する可変利得アンプ1
1と、読出し信号Vinから高周波のノイズ成分を除去
するローパスフィルタ12と、読出し信号をさらに増幅
する後段アンプ13と、後段アンプ13の出力を監視し
てその出力振幅が所定のレベルになるように可変利得ア
ンプ11にフィードバックする制御電圧Vcを形成する
AGC制御電圧形成回路14とにより構成され、上記後
段アンプ13のオフセットをキャンセルするオフセット
キャンセル回路15とは別個に、上記利得可変アンプ1
1のオフセットをキャンセルするオフセットキャンセル
回路16が設けられている。
ル回路を備えた可変利得アンプとそれを用いたAGCル
ープ回路の一実施例を示す。この実施例のAGCループ
回路は、読出し信号Vinを増幅する可変利得アンプ1
1と、読出し信号Vinから高周波のノイズ成分を除去
するローパスフィルタ12と、読出し信号をさらに増幅
する後段アンプ13と、後段アンプ13の出力を監視し
てその出力振幅が所定のレベルになるように可変利得ア
ンプ11にフィードバックする制御電圧Vcを形成する
AGC制御電圧形成回路14とにより構成され、上記後
段アンプ13のオフセットをキャンセルするオフセット
キャンセル回路15とは別個に、上記利得可変アンプ1
1のオフセットをキャンセルするオフセットキャンセル
回路16が設けられている。
【0017】この実施例のオフセットキャンセル回路1
6は、特に制限されないが、3個の差動アンプ61,6
2,63からなり、全体として電圧入力・電流出力型の
gmアンプを構成しており、可変利得アンプ11の出力
電圧に基づいて可変利得アンプ11内の電流経路から引
き抜く電流を調整することで利得可変アンプ11のオフ
セットをキャンセルするように構成されている。なお、
図1のAGCループ回路においては、利得可変アンプ1
1およびオフセットキャンセル回路16全体としての利
得が−40〜9dBに、また後段アンプの利得が26d
Bとなるように設計される。
6は、特に制限されないが、3個の差動アンプ61,6
2,63からなり、全体として電圧入力・電流出力型の
gmアンプを構成しており、可変利得アンプ11の出力
電圧に基づいて可変利得アンプ11内の電流経路から引
き抜く電流を調整することで利得可変アンプ11のオフ
セットをキャンセルするように構成されている。なお、
図1のAGCループ回路においては、利得可変アンプ1
1およびオフセットキャンセル回路16全体としての利
得が−40〜9dBに、また後段アンプの利得が26d
Bとなるように設計される。
【0018】図2に、上記利得可変アンプ11とオフセ
ットキャンセル回路16を構成する差動アンプ61〜6
3の具体的な回路例が示されている。
ットキャンセル回路16を構成する差動アンプ61〜6
3の具体的な回路例が示されている。
【0019】利得可変アンプ11は、図2に示すよう
に、例えばベースに差動信号Vinが入力されエミッタ
端子にはそれぞれ定電流源I1,I2が接続されるとと
もにエミッタ同士が抵抗R0を介して接続された一対の
差動トランジスタQ1,Q2と、このトランジスタQ
1,Q2のコレクタ端子と電源電圧Vccにそれぞれエ
ミッタ端子とコレクタ端子が接続されベースに利得制御
電圧Vcが入力されるトランジスタQ3,Q4と、これ
らのトランジスタQ3,Q4とそれぞれ並列形態に設け
られ上記トランジスタQ1,Q2のコレクタ端子と電源
電圧Vccとの間にそれぞれ抵抗R1,R1と直列に接
続されかつ互いにベースが結合されたトランジスタQ5
およびQ6とから構成されている。そして、このトラン
ジスタQ5,Q6のコレクタから出力が取り出されるよ
うにされている。
に、例えばベースに差動信号Vinが入力されエミッタ
端子にはそれぞれ定電流源I1,I2が接続されるとと
もにエミッタ同士が抵抗R0を介して接続された一対の
差動トランジスタQ1,Q2と、このトランジスタQ
1,Q2のコレクタ端子と電源電圧Vccにそれぞれエ
ミッタ端子とコレクタ端子が接続されベースに利得制御
電圧Vcが入力されるトランジスタQ3,Q4と、これ
らのトランジスタQ3,Q4とそれぞれ並列形態に設け
られ上記トランジスタQ1,Q2のコレクタ端子と電源
電圧Vccとの間にそれぞれ抵抗R1,R1と直列に接
続されかつ互いにベースが結合されたトランジスタQ5
およびQ6とから構成されている。そして、このトラン
ジスタQ5,Q6のコレクタから出力が取り出されるよ
うにされている。
【0020】上記オフセットキャンセル回路16を構成
する差動アンプ61〜63は、特に制限されないが、こ
の実施例ではそれぞれgmアンプで構成されており、そ
のうち上記利得可変アンプ11の出力端子に接続された
第1の差動アンプ61は、利得可変アンプ11の出力電
圧がベースに差動信号として入力されエミッタ端子には
それぞれ定電流源I11,I12が接続されるとともに
エミッタ間が抵抗R10を介して接続された一対の差動
トランジスタQ11,Q12と、このQ11,Q12の
コレクタ端子と電源電圧Vccとの間にそれぞれ接続さ
れた抵抗R2,R2とから構成され、トランジスタQ1
1,Q12のコレクタから出力が取り出されるようにさ
れている。
する差動アンプ61〜63は、特に制限されないが、こ
の実施例ではそれぞれgmアンプで構成されており、そ
のうち上記利得可変アンプ11の出力端子に接続された
第1の差動アンプ61は、利得可変アンプ11の出力電
圧がベースに差動信号として入力されエミッタ端子には
それぞれ定電流源I11,I12が接続されるとともに
エミッタ間が抵抗R10を介して接続された一対の差動
トランジスタQ11,Q12と、このQ11,Q12の
コレクタ端子と電源電圧Vccとの間にそれぞれ接続さ
れた抵抗R2,R2とから構成され、トランジスタQ1
1,Q12のコレクタから出力が取り出されるようにさ
れている。
【0021】また、上記オフセットキャンセル回路16
を構成する第2の差動アンプ62は、前段の差動アンプ
61の出力電圧がベースに差動信号として入力されエミ
ッタ端子にはそれぞれ定電流源I21,I22が接続さ
れるとともにエミッタ間が抵抗R20を介して接続され
た一対の差動トランジスタQ21,Q22と、このQ2
1,Q22のコレクタ端子と電源電圧Vccとの間にそ
れぞれ接続された定電流源I23,I24と、トランジ
スタQ21,Q22のコレクタ端子間に接続された容量
Cとから構成され、トランジスタQ11,Q12のコレ
クタから出力が取り出されるようにされている。容量C
を設けることによりこの差動アンプ62は、直流成分を
カットするハイパスフィルタとしても機能する。定電流
源I21〜I24の電流値はすべて同一である。
を構成する第2の差動アンプ62は、前段の差動アンプ
61の出力電圧がベースに差動信号として入力されエミ
ッタ端子にはそれぞれ定電流源I21,I22が接続さ
れるとともにエミッタ間が抵抗R20を介して接続され
た一対の差動トランジスタQ21,Q22と、このQ2
1,Q22のコレクタ端子と電源電圧Vccとの間にそ
れぞれ接続された定電流源I23,I24と、トランジ
スタQ21,Q22のコレクタ端子間に接続された容量
Cとから構成され、トランジスタQ11,Q12のコレ
クタから出力が取り出されるようにされている。容量C
を設けることによりこの差動アンプ62は、直流成分を
カットするハイパスフィルタとしても機能する。定電流
源I21〜I24の電流値はすべて同一である。
【0022】さらに、上記オフセットキャンセル回路1
6を構成する第3の差動アンプ63は、前段の差動アン
プ62の出力電圧がゲート端子に差動信号として入力さ
れソース端子が互いに結合されたnチャネル形の差動M
OSFET Q31,Q32と、このMOSFET Q
31,Q32の共通ソース端子に定電流源I30とから
構成され、上記差動MOSFET Q31,Q32のド
レイン端子が前記利得可変アンプ11の一対の出力ノー
ドN1,N2に接続され、利得可変アンプ11の電流経
路から電流の一部を引き抜き可能にされるとともに、前
段のアンプ62の出力電圧すなわち利得可変アンプ11
の出力電圧に応じて引き抜く電流を調整可能に構成され
ている。
6を構成する第3の差動アンプ63は、前段の差動アン
プ62の出力電圧がゲート端子に差動信号として入力さ
れソース端子が互いに結合されたnチャネル形の差動M
OSFET Q31,Q32と、このMOSFET Q
31,Q32の共通ソース端子に定電流源I30とから
構成され、上記差動MOSFET Q31,Q32のド
レイン端子が前記利得可変アンプ11の一対の出力ノー
ドN1,N2に接続され、利得可変アンプ11の電流経
路から電流の一部を引き抜き可能にされるとともに、前
段のアンプ62の出力電圧すなわち利得可変アンプ11
の出力電圧に応じて引き抜く電流を調整可能に構成され
ている。
【0023】なお、この第3の差動アンプは、MOSF
ET Q31,Q32の代わりにバイポーラトランジス
タを用いた差動アンプで構成することも可能である。た
だし、MOSFETを用いた差動アンプの場合には、M
OSFETの素子サイズを小さくして入力範囲を広くす
ることができるので、バイポーラトランジスタを用いた
差動アンプよりも小さな占有面積、少ない消費電流で大
きなダイナミックレンジを得ることができるという利点
がある。
ET Q31,Q32の代わりにバイポーラトランジス
タを用いた差動アンプで構成することも可能である。た
だし、MOSFETを用いた差動アンプの場合には、M
OSFETの素子サイズを小さくして入力範囲を広くす
ることができるので、バイポーラトランジスタを用いた
差動アンプよりも小さな占有面積、少ない消費電流で大
きなダイナミックレンジを得ることができるという利点
がある。
【0024】次に、図2の実施例回路の作用を説明す
る。
る。
【0025】今仮に、利得可変アンプ11において、利
得可変アンプ11の有するオフセットにより出力Vout1
がVout2よりもΔVだけ高くなったとする。すると、オ
フセットキャンセル回路16を構成する第1の差動アン
プ61のトランジスタQ11に流れる電流i1がQ12
に流れる電流i2よりも大きくなって出力Vout11より
もVout12の方が高くなる。これによって、第2の差動
アンプ62では、トランジスタQ21のコレクタ電流の
方がQ22のコレクタ電流よりも多くなり、定電流源I
23の電流で足りない分は容量CからQ21へ流れ、逆
にQ22のコレクタ電流が少なくなることによって余っ
た定電流源I24の電流は容量Cに流れ込む。また、ト
ランジスタQ21のコレクタ電流のうち定電流源I21
の電流で引ききれない分は抵抗R20を通って定電流源
I22へ流れ込み、定電流源I22では減少したQ22
のコレクタ電流では足りない分が抵抗R20から流れ込
む電流で補償される。
得可変アンプ11の有するオフセットにより出力Vout1
がVout2よりもΔVだけ高くなったとする。すると、オ
フセットキャンセル回路16を構成する第1の差動アン
プ61のトランジスタQ11に流れる電流i1がQ12
に流れる電流i2よりも大きくなって出力Vout11より
もVout12の方が高くなる。これによって、第2の差動
アンプ62では、トランジスタQ21のコレクタ電流の
方がQ22のコレクタ電流よりも多くなり、定電流源I
23の電流で足りない分は容量CからQ21へ流れ、逆
にQ22のコレクタ電流が少なくなることによって余っ
た定電流源I24の電流は容量Cに流れ込む。また、ト
ランジスタQ21のコレクタ電流のうち定電流源I21
の電流で引ききれない分は抵抗R20を通って定電流源
I22へ流れ込み、定電流源I22では減少したQ22
のコレクタ電流では足りない分が抵抗R20から流れ込
む電流で補償される。
【0026】このようにして、第2の差動アンプ62に
おいて、トランジスタQ21のコレクタ電流がQ22の
コレクタ電流よりも増加すると、出力Vout21よりもVo
ut22の方が高くなる。その結果、第3の差動アンプ63
では、MOSFET Q31がQ32よりも強くオンさ
れて利得可変アンプ11の出力ノードN1からの引き抜
き電流Iout1よりも出力ノードN2からの引き抜き電流
Iout2の方が大きくなって出力Vout2を引き下げてVou
t1に近づけるように作用する。また、利得可変アンプ1
1の出力Vout1がオフセットによりVout2よりもΔVだ
け低くなったときはオフセットキャンセル回路16が上
記とは逆に動作して、利得可変アンプ11の出力ノード
N1からの引き抜き電流Iout1よりも出力ノードN2か
らの引き抜き電流Iout2の方が小さくなって出力Vout2
を引き上げてVout1に近づけるように作用する。
おいて、トランジスタQ21のコレクタ電流がQ22の
コレクタ電流よりも増加すると、出力Vout21よりもVo
ut22の方が高くなる。その結果、第3の差動アンプ63
では、MOSFET Q31がQ32よりも強くオンさ
れて利得可変アンプ11の出力ノードN1からの引き抜
き電流Iout1よりも出力ノードN2からの引き抜き電流
Iout2の方が大きくなって出力Vout2を引き下げてVou
t1に近づけるように作用する。また、利得可変アンプ1
1の出力Vout1がオフセットによりVout2よりもΔVだ
け低くなったときはオフセットキャンセル回路16が上
記とは逆に動作して、利得可変アンプ11の出力ノード
N1からの引き抜き電流Iout1よりも出力ノードN2か
らの引き抜き電流Iout2の方が小さくなって出力Vout2
を引き上げてVout1に近づけるように作用する。
【0027】この実施例の回路において、利得可変アン
プ11の利得をgm1、オフセットキャンセル回路16
を構成する各差動アンプ61,62,63の利得をgm
2,gm3,gm4、アンプ11,61内の抵抗R1,
R2の抵抗値をr1,r2とすると、利得可変アンプ1
1およびオフセットキャンセル回路16の伝達関数は Vout/Vin=S・gm1・gm2・r1・r2/(S+gm2・gm3・gm4・r1・
r2/C) 利得可変アンプ11およびオフセットキャンセル回路1
6全体としての利得Gは G=gm1・gm2・r1・r2 カットオフ周波数fcは、 fc=gm2・gm3・gm4・r1・r2/2πC で表される。なお、上式において、Sはラプラス変換に
おける演算子である。
プ11の利得をgm1、オフセットキャンセル回路16
を構成する各差動アンプ61,62,63の利得をgm
2,gm3,gm4、アンプ11,61内の抵抗R1,
R2の抵抗値をr1,r2とすると、利得可変アンプ1
1およびオフセットキャンセル回路16の伝達関数は Vout/Vin=S・gm1・gm2・r1・r2/(S+gm2・gm3・gm4・r1・
r2/C) 利得可変アンプ11およびオフセットキャンセル回路1
6全体としての利得Gは G=gm1・gm2・r1・r2 カットオフ周波数fcは、 fc=gm2・gm3・gm4・r1・r2/2πC で表される。なお、上式において、Sはラプラス変換に
おける演算子である。
【0028】実施例の回路において、例えば、利得可変
アンプ11およびオフセットキャンセル回路16全体の
利得Gが9dB、fcが900kHzの場合、後段アン
プ13の入力ノードNaにおけるオフセットは従来の回
路では数10mVあったものが数mVに低減させること
ができる。そのため、後段アンプ13に設けられている
オフセットキャンセル回路15の入力ダイナミックレン
ジは、オフセットキャンセル回路16を設けないときは
約380mV必要であったものが、オフセットキャンセ
ル回路16を設けたことにより、約40mVに下げるこ
とができる。また、上記利得可変アンプ11のオフセッ
トキャンセル回路16が図2に示すような3個のgmア
ンプ61,62,63で構成されていると、アンプの特
性が上記のような式で表されるため、回路の設計が極め
て容易である。
アンプ11およびオフセットキャンセル回路16全体の
利得Gが9dB、fcが900kHzの場合、後段アン
プ13の入力ノードNaにおけるオフセットは従来の回
路では数10mVあったものが数mVに低減させること
ができる。そのため、後段アンプ13に設けられている
オフセットキャンセル回路15の入力ダイナミックレン
ジは、オフセットキャンセル回路16を設けないときは
約380mV必要であったものが、オフセットキャンセ
ル回路16を設けたことにより、約40mVに下げるこ
とができる。また、上記利得可変アンプ11のオフセッ
トキャンセル回路16が図2に示すような3個のgmア
ンプ61,62,63で構成されていると、アンプの特
性が上記のような式で表されるため、回路の設計が極め
て容易である。
【0029】図3はオフセットキャンセル回路16の他
の実施例を示す。この実施例は、オフセットキャンセル
回路16を構成する第2の差動アンプ62において、ト
ランジスタQ21,Q22のエミッタ端子間に接続され
る抵抗R30と並列に異なる抵抗値を有する抵抗R3
0’を設けて、切換えスイッチSW1によりR30とR
30’のいずれか一方を接続可能な構成にしたものであ
る。なお、抵抗R30,R30’はMOSFETのオン
抵抗を利用して構成することができる。
の実施例を示す。この実施例は、オフセットキャンセル
回路16を構成する第2の差動アンプ62において、ト
ランジスタQ21,Q22のエミッタ端子間に接続され
る抵抗R30と並列に異なる抵抗値を有する抵抗R3
0’を設けて、切換えスイッチSW1によりR30とR
30’のいずれか一方を接続可能な構成にしたものであ
る。なお、抵抗R30,R30’はMOSFETのオン
抵抗を利用して構成することができる。
【0030】この実施例においては、スイッチSW1を
切り換えることにより差動アンプ62の利得gm2を変
えてオフセットキャンセル回路16のカットオフ周波数
fcを切り換えることができる。例えば、抵抗値の大き
な方の抵抗を接続するようにスイッチSW1を制御して
やると、利得gm2が小さくなってカットオフ周波数f
cが低くなる。このような回路は、磁気ディスク装置に
おいて、ヘッドの位置決めのためのサーボ制御動作モー
ドと読出し信号からデータを再生するリードモードとで
AGCループ回路の応答性を切り換えたり、使用するヘ
ッドの種類やシステムの仕様(例えば磁気ディスクの回
転速度)等が異なる場合に最適の状態で読出し信号を増
幅したりすることができるようにするのに有効である。
切り換えることにより差動アンプ62の利得gm2を変
えてオフセットキャンセル回路16のカットオフ周波数
fcを切り換えることができる。例えば、抵抗値の大き
な方の抵抗を接続するようにスイッチSW1を制御して
やると、利得gm2が小さくなってカットオフ周波数f
cが低くなる。このような回路は、磁気ディスク装置に
おいて、ヘッドの位置決めのためのサーボ制御動作モー
ドと読出し信号からデータを再生するリードモードとで
AGCループ回路の応答性を切り換えたり、使用するヘ
ッドの種類やシステムの仕様(例えば磁気ディスクの回
転速度)等が異なる場合に最適の状態で読出し信号を増
幅したりすることができるようにするのに有効である。
【0031】図4はAGCループ回路の他の実施例を示
す。この実施例は、利得可変アンプ11の出力を監視し
てフィードバックをかける代わりに、ローパスフィルタ
12の出力を監視して利得可変アンプ11にフィードバ
ックをかけるようにしたオフセットキャンセル回路1
6’を設けたものであり、オフセットキャンセル回路1
6’の構成は図2に示されている回路と同様で良く、作
用もほぼ同じである。この実施例のオフセットキャンセ
ル回路16’は、ローパスフィルタ12において生じる
オフセットもキャンセルできるので、第1の実施例のオ
フセットキャンセル回路に比べて後段アンプ13の入力
側のオフセットをさらに小さくすることができる。
す。この実施例は、利得可変アンプ11の出力を監視し
てフィードバックをかける代わりに、ローパスフィルタ
12の出力を監視して利得可変アンプ11にフィードバ
ックをかけるようにしたオフセットキャンセル回路1
6’を設けたものであり、オフセットキャンセル回路1
6’の構成は図2に示されている回路と同様で良く、作
用もほぼ同じである。この実施例のオフセットキャンセ
ル回路16’は、ローパスフィルタ12において生じる
オフセットもキャンセルできるので、第1の実施例のオ
フセットキャンセル回路に比べて後段アンプ13の入力
側のオフセットをさらに小さくすることができる。
【0032】次に、本発明に係るオフセットキャンセル
回路を備えた可変利得アンプを使用して好適なシステム
の一例を説明する。図5はハードディスク装置の概略構
成、図6はハードディスク装置を構成する信号処理回路
(LSI)の構成を示すもので、本発明に係るオフセッ
トキャンセル回路を備えた可変利得アンプは、信号処理
回路内のAGCループ回路の部分に使用される。
回路を備えた可変利得アンプを使用して好適なシステム
の一例を説明する。図5はハードディスク装置の概略構
成、図6はハードディスク装置を構成する信号処理回路
(LSI)の構成を示すもので、本発明に係るオフセッ
トキャンセル回路を備えた可変利得アンプは、信号処理
回路内のAGCループ回路の部分に使用される。
【0033】図5のハードディスク装置の構成を簡単に
説明すると、50は磁気ディスク、51は磁気ディスク
を回転させるスピンドルモータ、52は磁気ディスク5
0に対するデータの書込み、読取りを行なう磁気ヘッ
ド、53は磁気ヘッド52の位置決め用のボイスコイル
モータ、54は磁気ヘッド52に書込み電流を流すライ
トアンプや磁気ヘッド52により読み取られた信号を増
幅するためのリードアンプを有するリード・ライトI
C、55はライトデータにID情報を付加して書込み信
号を形成したり読出し信号からデータを抽出したりする
信号処理用LSI、56はボイスコイルモータ53を駆
動するドライバ、57はスピンドルモータ51を駆動す
るドライバ、58はマイクロプロセッサ等に代わってハ
ードディスク装置全体を制御するハードディスク・コン
トローラである。図5の実施例では、ハードディスク・
コントローラ58がスピンドルモータ51を制御するよ
うに構成されているが、ハードディスク・コントローラ
58とは別個にスピンドルモータ51を制御する回路を
設けても良い。
説明すると、50は磁気ディスク、51は磁気ディスク
を回転させるスピンドルモータ、52は磁気ディスク5
0に対するデータの書込み、読取りを行なう磁気ヘッ
ド、53は磁気ヘッド52の位置決め用のボイスコイル
モータ、54は磁気ヘッド52に書込み電流を流すライ
トアンプや磁気ヘッド52により読み取られた信号を増
幅するためのリードアンプを有するリード・ライトI
C、55はライトデータにID情報を付加して書込み信
号を形成したり読出し信号からデータを抽出したりする
信号処理用LSI、56はボイスコイルモータ53を駆
動するドライバ、57はスピンドルモータ51を駆動す
るドライバ、58はマイクロプロセッサ等に代わってハ
ードディスク装置全体を制御するハードディスク・コン
トローラである。図5の実施例では、ハードディスク・
コントローラ58がスピンドルモータ51を制御するよ
うに構成されているが、ハードディスク・コントローラ
58とは別個にスピンドルモータ51を制御する回路を
設けても良い。
【0034】上記信号処理用LSI55にはリード系の
回路とライト系の回路が設けられており、このうちリー
ド系の回路は、図6に示すように、読出し信号Rin
x,Rinyを増幅する前記実施例のAGCループ回路
501と、読出し信号Rinx,Rinyのデータ部の
信号をデジタル信号に変換するAD変換回路503と、
ヘッド位置決め用のサーボ信号を生成するサーボ信号生
成回路504などから構成されている。
回路とライト系の回路が設けられており、このうちリー
ド系の回路は、図6に示すように、読出し信号Rin
x,Rinyを増幅する前記実施例のAGCループ回路
501と、読出し信号Rinx,Rinyのデータ部の
信号をデジタル信号に変換するAD変換回路503と、
ヘッド位置決め用のサーボ信号を生成するサーボ信号生
成回路504などから構成されている。
【0035】読出し信号Rinx,Rinyを増幅する
前記実施例のAGCループ回路501を構成するVGA
アンプのオフセットキャンセル回路として本発明に係る
オフセットキャンセル回路を適用することによって、V
GAアンプのオフセットにより読出し信号の出力信号波
形の中心電位が所望の電位からずれるのを防止して正確
なデータの再生が行なえるようになる。また、サーボ信
号生成回路504においては、AGCループ回路501
の持つオフセットにより磁気ヘッドが磁気ディスク面の
トラックの中心からずれているように見えてしまうのを
防止して、精度の高い磁気ヘッドの位置決め制御が可能
となるという利点がある。
前記実施例のAGCループ回路501を構成するVGA
アンプのオフセットキャンセル回路として本発明に係る
オフセットキャンセル回路を適用することによって、V
GAアンプのオフセットにより読出し信号の出力信号波
形の中心電位が所望の電位からずれるのを防止して正確
なデータの再生が行なえるようになる。また、サーボ信
号生成回路504においては、AGCループ回路501
の持つオフセットにより磁気ヘッドが磁気ディスク面の
トラックの中心からずれているように見えてしまうのを
防止して、精度の高い磁気ヘッドの位置決め制御が可能
となるという利点がある。
【0036】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上
記実施例においては、VGAアンプの出力またはローパ
スフィルタの出力を監視してオフセットがなくなるよう
にVGAアンプ内の電流を制御するように構成されてい
るが、ローパスフィルタがオペアンプを用いたアクティ
ブフィルタで構成されているような場合にはローパスフ
ィルタの出力を監視してオフセットがなくなるようにロ
ーパスフィルタを構成するオペアンプ内の電流を制御す
るように構成することも可能である。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、上
記実施例においては、VGAアンプの出力またはローパ
スフィルタの出力を監視してオフセットがなくなるよう
にVGAアンプ内の電流を制御するように構成されてい
るが、ローパスフィルタがオペアンプを用いたアクティ
ブフィルタで構成されているような場合にはローパスフ
ィルタの出力を監視してオフセットがなくなるようにロ
ーパスフィルタを構成するオペアンプ内の電流を制御す
るように構成することも可能である。
【0037】また、上記実施例では、オフセットキャン
セル回路16を構成する3個の差動アンプ61,62,
63がそれぞれgmアンプで構成されていると説明した
が、オフセットキャンセル回路16は回路全体として電
圧入力・電流出力型のアンプを構成していれば良く、差
動アンプ61,62として通常の電圧入力・電圧出力型
の差動増幅回路(例えば図2(b)の差動アンプ61の抵
抗R10を省略し、定電流源を1つとしたような回路)
を使用することも可能である。ただし、差動アンプ61
の出力は次段の回路の入力にもなっているので、次段の
ローパスフィルタ12または後段アンプ13の回路形式
に応じて、電圧入力・電流出力型のアンプまたは電圧入
力・電圧出力型のアンプが選択される。
セル回路16を構成する3個の差動アンプ61,62,
63がそれぞれgmアンプで構成されていると説明した
が、オフセットキャンセル回路16は回路全体として電
圧入力・電流出力型のアンプを構成していれば良く、差
動アンプ61,62として通常の電圧入力・電圧出力型
の差動増幅回路(例えば図2(b)の差動アンプ61の抵
抗R10を省略し、定電流源を1つとしたような回路)
を使用することも可能である。ただし、差動アンプ61
の出力は次段の回路の入力にもなっているので、次段の
ローパスフィルタ12または後段アンプ13の回路形式
に応じて、電圧入力・電流出力型のアンプまたは電圧入
力・電圧出力型のアンプが選択される。
【0038】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野であるハード
ディスク装置を構成する信号処理回路(LSI)内のA
GCループ回路のオフセットキャンセルに適用したもの
について説明したが、この発明はそれに限定されるもの
でなく、差動増幅回路におけるオフセットのキャンセル
に広く利用することができる。また、ハードディスク装
置のみならずフロッピーディスク装置やコンパクトディ
スク装置などの読出し信号増幅回路にも利用することが
できる。
なされた発明をその背景となった利用分野であるハード
ディスク装置を構成する信号処理回路(LSI)内のA
GCループ回路のオフセットキャンセルに適用したもの
について説明したが、この発明はそれに限定されるもの
でなく、差動増幅回路におけるオフセットのキャンセル
に広く利用することができる。また、ハードディスク装
置のみならずフロッピーディスク装置やコンパクトディ
スク装置などの読出し信号増幅回路にも利用することが
できる。
【0039】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0040】すなわち、この発明は、消費電流および占
有面積を増大させることなくAGCループ回路のオフセ
ットを低減可能なオフセットキャンセル回路を備えた磁
気ディスク装置を実現するとともに、AGCループ回路
における出力雑音を低減することができる。
有面積を増大させることなくAGCループ回路のオフセ
ットを低減可能なオフセットキャンセル回路を備えた磁
気ディスク装置を実現するとともに、AGCループ回路
における出力雑音を低減することができる。
【図1】利得可変アンプにオフセットキャンセル回路を
備えた本発明に係るAGCループ回路の一実施例を示す
ブロック図である。
備えた本発明に係るAGCループ回路の一実施例を示す
ブロック図である。
【図2】オフセットキャンセル回路の具体的例を示す回
路図である。
路図である。
【図3】オフセットキャンセル回路を構成する差動アン
プの他の具体的例を示す回路図である。
プの他の具体的例を示す回路図である。
【図4】利得可変アンプにオフセットキャンセル回路を
備えた本発明に係るAGCループ回路の他の実施例を示
すブロック図である。
備えた本発明に係るAGCループ回路の他の実施例を示
すブロック図である。
【図5】本発明に係るオフセット補正回路を備えた差動
アンプを使用して好適なシステムの一例としてのハード
ディスク装置の概略構成を示すブロック図である。
アンプを使用して好適なシステムの一例としてのハード
ディスク装置の概略構成を示すブロック図である。
【図6】ハードディスク装置を構成する信号処理回路
(LSI)のリード系の回路の構成例を示すブロック図
である。
(LSI)のリード系の回路の構成例を示すブロック図
である。
【図7】後段アンプにのみオフセットキャンセル回路を
備えた従来のAGCループ回路の構成例を示すブロック
図である。
備えた従来のAGCループ回路の構成例を示すブロック
図である。
11 可変利得アンプ 12 ローパスフィルタ 13 後段アンプ 14 AGC制御電圧形成回路 15 オフセットキャンセル回路 16 オフセットキャンセル回路 61,62,63 差動アンプ(電圧入力・電流出力型
のgmアンプ) 50 磁気ディスク 51 スピンドルモータ 52 磁気ヘッド 53 ボイスコイルモータ 54 リード・ライトIC 55 信号処理LSI 56 モータドライバ 57 モータドライバ 58 ハードディスクコントローラ 501 AGCループ回路 503 AD変換回路 504 サーボ信号生成回路
のgmアンプ) 50 磁気ディスク 51 スピンドルモータ 52 磁気ヘッド 53 ボイスコイルモータ 54 リード・ライトIC 55 信号処理LSI 56 モータドライバ 57 モータドライバ 58 ハードディスクコントローラ 501 AGCループ回路 503 AD変換回路 504 サーボ信号生成回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉石 守 東京都国分寺市東恋ケ窪三丁目1番地1 日立超エル・エス・アイ・エンジニアリン グ株式会社内 (72)発明者 藤井 宣亨 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内
Claims (3)
- 【請求項1】 磁気ディスクを回転駆動する回転駆動モ
ータと、磁気ディスクに記憶されているデータを読み取
る磁気ヘッドと、該磁気ヘッドの位置決めを行なうヘッ
ド駆動モータと、上記磁気ヘッドにより読み取られた信
号を増幅する読出し回路と、可変利得アンプとローパス
フィルタと後段アンプと利得制御電圧発生回路とからな
るAGCループ回路を備え前記読出し回路からの読出し
信号を増幅しデータを再生する信号処理回路と、上記回
転駆動モータを制御する制御回路とを備えた磁気ディス
ク装置において、 上記信号処理回路のAGCループ回路には、上記後段ア
ンプのオフセットキャンセル回路とは別個に、電圧入力
・電流出力型アンプからなり可変利得アンプもしくはロ
ーパスフィルタの出力電圧に基づいてオフセットをキャ
ンセルするように可変利得アンプ内の電流経路から引き
抜く電流を調整するオフセットキャンセル回路を設けた
ことを特徴とする磁気ディスク装置。 - 【請求項2】 上記オフセットキャンセル回路は、次段
の回路に対応した第1の差動アンプと、ハイパスフィル
タ機能のための容量を有する第2の差動アンプと、該第
2の差動アンプの差動出力に応じた電流を出力する第3
の差動アンプとにより構成されていることを特徴とする
請求項1に記載の磁気ディスク装置。 - 【請求項3】 上記第2の差動アンプは、上記第1の差
動アンプの出力がベースに差動信号として入力されると
ともにエミッタ間が抵抗を介して接続された一対のバイ
ポーラ差動トランジスタと、これらの差動トランジスタ
のエミッタ端子にそれぞれ接続された定電流源と、上記
差動トランジスタのコレクタ端子にそれぞれ接続された
定電流源と、上記差動トランジスタのコレクタ端子間に
接続された容量とから構成され、上記差動トランジスタ
のエミッタ端子間には異なる抵抗値を有する複数の抵抗
が並列に設けられ、切換えスイッチにより上記複数の抵
抗のいずれか一つが接続可能に構成されていることを特
徴とする請求項2に記載の磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7515798A JPH11273013A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7515798A JPH11273013A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11273013A true JPH11273013A (ja) | 1999-10-08 |
Family
ID=13568101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7515798A Pending JPH11273013A (ja) | 1998-03-24 | 1998-03-24 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11273013A (ja) |
-
1998
- 1998-03-24 JP JP7515798A patent/JPH11273013A/ja active Pending
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