JPH11273283A - 可撓性ディスク状磁気記録媒体、サーボ信号記録方法及び装置、並びにディスク再生装置 - Google Patents

可撓性ディスク状磁気記録媒体、サーボ信号記録方法及び装置、並びにディスク再生装置

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JPH11273283A
JPH11273283A JP6880498A JP6880498A JPH11273283A JP H11273283 A JPH11273283 A JP H11273283A JP 6880498 A JP6880498 A JP 6880498A JP 6880498 A JP6880498 A JP 6880498A JP H11273283 A JPH11273283 A JP H11273283A
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servo signal
bit
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JP6880498A
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Masahiro Matsunaga
正廣 松永
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大容量フロッピーディスクを開発するにあた
っては、高密度での記録再生を行うために、トラックピ
ッチが狭くされるので、目的トラックへの素早いアクセ
スが難しくなった。 【解決手段】 グレイコード発生器2からの、グレイコ
ードを、変調器3によりNRZ変調し、変調信号である
記録波形信号を記録アンプ4で増幅してから磁気ヘッド
5に供給し、大容量FDである磁気ディスク11に磁化
パターンの反転という形で記録する。グレイコードコー
ド発生器2は、コントローラ6からのチャンネルクロッ
クに応じて、上記グレイコードに用いる“1”と“0”
のビットクロックにおける位相位置を変調している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラックアドレス
を含むサーボ信号が予め記録されている可撓性ディスク
状磁気記録媒体、サーボ信号を可撓性ディスク状磁気記
録媒体に予め記録しておくためのサーボ信号記録方法及
び装置、並びにサーボ信号が予め記録されている可撓性
ディスク状磁気記録媒体からサーボ信号を読み取ってデ
ータを再生するディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フロッピーディスク(Floppy Dis
k :FD)の大容量化が注目されるようになってきた。
パーソナルコンピュータやワードプロセッサ等で使用し
ている通常のFDは、一般的に大きさが3.5インチであ
り、記録容量は多くても数MB程であるが、大きさを同
じにしながらも、もっと大容量、例えば数十〜数百MB
を超えるような大容量FDが考えられるようになってき
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記大容量
FDを開発するにあたっては、高密度での記録再生を行
うために、トラックピッチが狭くされるので、目的トラ
ックへの素早いアクセスが難しくなった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、目的トラックへの素早いアクセスを可能とさせ
る可撓性ディスク状磁気記録媒体の提供を目的とする。
また、サーボ信号の再生時の劣化を抑えることができる
可撓性磁気ディスクディスク状記録媒体の提供を目的と
する。
【0005】また、本発明は、上記実情に鑑みてなされ
たものであり、可撓性ディスク状磁気記録媒体の目的ト
ラックへの素早いアクセスを可能とさせるサーボ信号を
記録するためのサーボ信号記録方法及び装置の提供を目
的とする。また、サーボ信号の再生時の劣化を抑えるこ
とができるサーボ信号を可撓性磁気ディスクディスク状
記録媒体に記録するためのサーボ信号記録方法及び装置
の提供を目的とする。
【0006】また、本発明は、上記実情に鑑みてなされ
たものであり、可撓性ディスク状磁気記録媒体の目的ト
ラックへの素早いアクセスを可能とし、データを素早く
再生することのできるディスク再生装置の提供を目的と
する。また、サーボ信号の再生時の劣化を抑えながら、
素早くデータを再生するディスク再生装置の提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、フロッピー
ディスクのような可撓性ディスク状磁気記録媒体のドラ
イブ装置における目的トラックへの素早いアクセスを可
能とするように、つまり常にトラック位置を把握させる
ため、トラック位置情報、例えばトラックアドレスをグ
レイコードで所定の領域に記録している。グレイコード
は、サーボが不安定もしくはかかっていない状態におい
ても、読み出しが可能とされいる。このため、大容量F
DDは、目的のトラックへの素早いアクセスが可能にな
り、常にトラック位置を把握することができる。
【0008】すなわち、本発明に係る可撓性ディスク状
磁気記録媒体は、上記課題を解決するために、隣接する
トラック間の差が1ビットとなるグレイコードによるト
ラックアドレスを含むサーボ信号が予め記録されている
可撓性ディスク状磁気記録媒体であって、上記グレイコ
ードに用いる“1”と“0”のビットクロックにおける
位相位置を、チャンネルクロックに応じて変調すること
を特徴とする。具体的には、上記グレイコードに用いる
“1”と“0”のビットクロックにおける位相位置を、
少なくとも2チャンネルクロック周期分空ける。
【0009】また、本発明に係るサーボ信号記録方法
は、上記課題を解決するために、サーボ信号を可撓性デ
ィスク状磁気記録媒体に予め記録しておくためのサーボ
信号記録方法であって、上記サーボ信号に含まれるトラ
ックアドレスを、隣接するトラック間の差が1ビットと
なるグレイコードとして、“1”と“0”のビットクロ
ックにおける位相位置を、チャンネルクロックに応じて
位相変調してから、記録波形信号に換えて上記可撓性デ
ィスク状磁気記録媒体に記録することを特徴とする。具
体的には、上記グレイコードに用いる“1”と“0”の
ビットクロックにおける位相位置を、少なくとも2チャ
ンネルクロック周期分空ける。
【0010】また、本発明に係るサーボ信号記録装置
は、上記課題を解決するために、サーボ信号を可撓性デ
ィスク状磁気記録媒体に予め記録しておくためのサーボ
信号記録装置であって、上記サーボ信号に含まれるトラ
ックアドレスを、隣接するトラック間の差が1ビットと
なるグレイコードとして発生するグレイコード発生手段
と、上記グレイコード発生手段からのグレイコードを記
録波形信号に変調する変調手段と、上記変調手段からの
記録波形信号を上記可撓性ディスク状磁気記録媒体に書
き込む書き込み手段と、上記グレイコード発生手段に発
生させるグレイコードの“1”と“0”のビットクロッ
クにおける位相位置を、チャンネルクロックに応じて位
相変調させる制御手段とを備えることを特徴とする。具
体的には、上記制御手段は、上記グレイコードに用いる
“1”と“0”のビットクロックにおける位相位置を、
少なくとも2チャンネルクロック周期分空けさせる。
【0011】また、本発明に係るディスク再生装置は、
上記課題を解決するために、隣接するトラック間の差が
1ビットとなるグレイコードによるトラックアドレスを
含むサーボ信号が予め記録されている可撓性ディスク状
磁気記録媒体からサーボ信号を読み取ってデータを再生
するディスク再生装置であって、チャンネルクロックに
応じてビットクロックにおける位相位置が変調された上
記グレイコードを復号する復号手段を備えることを特徴
とする。具体的には、上記復号手段は、少なくとも2チ
ャンネルクロック周期分空けられた“1”と“0”のビ
ットクロックにおける位相位置を判定してグレイコード
を復号する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。先ず、可撓性(フレキ
シブル)を備えた磁気ディスク、例えばフロッピーディ
スク(FD)に位相変調方式を用いてサーボ信号の一種
であるグレイコードを記録するグレイコード記録装置に
ついて説明する。このグレイコード記録装置は、グレイ
コードを含めたサーボ信号をFDに予め記録しておくた
めのサーボ信号記録方法を採用しており、本発明にかか
るサーボ信号記録方法及び装置の実施の形態である。
【0013】ここで、グレイコードとは、隣接するトラ
ック間の差が1ビットとなるように、トラックアドレス
を区別することができるサーボ信号の一種である。グレ
イコードは、サーボが不安定もしくはかかっていない状
態においても、読み出しが可能とされいる。このため、
大容量FDDは、目的のトラックへの素早いアクセスが
可能になり、常にトラック位置を把握することができ
る。
【0014】図1に示すように、グレイコード記録装置
1は、上記グレイコードを発生するグレイコード発生器
2(図1にはコード発生器とのみ記す)からの、上記グ
レイコードを、変調器3によりNRZ(Non Return to
Zero)変調し、変調信号である記録波形信号を記録アン
プ4で増幅してから磁気ヘッド5に供給し、大容量FD
である磁気ディスク11に磁化パターンの反転という形
で記録する。
【0015】グレイコードコード発生器2は、コントロ
ーラ6からのチャンネルクロックに応じて、上記グレイ
コードに用いる“1”と“0”のビットクロックにおけ
る位相位置を変調している。
【0016】また、コントローラ6は、高精度ヘッド送
り機構7へも制御信号を供給し、ヘッドキャリッジ8に
よって保持されている磁気ヘッド5の送りを制御してい
る。さらに、スピンドル駆動部9へも制御信号を供給
し、スピンドルモータ10による磁気ディスク11の回
転も制御している。
【0017】そして、このグレイコード記録装置1は、
コントローラ6からの制御に応じて、図2の(a)又は
図2の(b)に示すようなグレイコードを磁気ディスク
11のグレイコード領域に記録する。
【0018】図2の(a)は、コントローラ6からの3
チャンネルクロック周期分を1周期とした基準信号(ビ
ットクロック)における、負のクロックパルスの出力位
置に応じて、“1”又は“0”を区別している。すなわ
ち、始めのタイミングで負のクロックパルスが出たとき
には“1”を、次のタイミングで“0”を表現してい
る。したがって、図2の(a)では“1,1,0,1”
を示している。
【0019】図2の(b)は、コントローラ6からの4
チャンネルクロック周期分を1周期としたビットクロッ
クにおける、負のクロックパルスの出力位置に応じて、
“1”又は“0”を区別している。すなわち、始めのタ
イミングで負のクロックパルスが出たときには“1”
を、2チャンネルクロック周期分空けたタイミングで
“0”を表現している。したがって、図2の(b)でも
“1,1,0,1”を示している。
【0020】図2の(a)及び図2の(b)に示したグ
レイコードが記録された磁気ディスク11を後述するデ
ィスク再生装置で再生するときには、適切なスレーシホ
ールドを設定することにより、再生波形から2値化信号
を判別できるので、グレイコードのデコードが容易にで
き、トラック位置情報となるアドレス情報を把握でき
る。
【0021】グレイコード用の記録信号の品質が悪い場
合、再生装置では、図8に示すように、正負二つの信号
波形Wa及びWbがそれぞれ破線のようにピークシフト
を起こしてしまう。これにより、信号波形Waと信号波
形Wbから2値を復号する際にスレーシホールドが曖昧
になってしまい、結果的にトラック位置情報が正確に得
られなくなる。
【0022】また、この大容量FDの材質は、通常のF
Dと同様に可撓性がありフレキシブルであるので、温度
の変化によっては伸び縮みしてしまい、ジッタが大きく
なってしまうことがある。
【0023】そこで、グレイコード発生器2は、コント
ローラ6からのチャンネルクロックに応じて、上記グレ
イコードに用いる“1”と“0”のビットクロックにお
ける位相位置を、2チャンネルクロック周期分空けてい
る。言い換えると、“1”の位相と“0”の位相の間に
1チャンネルクロックを入れている。なお、ここでは、
2チャンネルクロック周期分空けているが少なくとも2
チャンネルクロック周期分であれば、3,5,・・・チャ
ンネルクロック周期分でもよい。
【0024】この図2の(b)に示したグレイコードを
用いれば、“1”又は“0”を表す記録信号のタイミン
グの真ん中に、1クロック分の空クロックを追加して、
位相の変化量を大きくしているので、再生した波形信号
の品質が悪く、ピークシフトが発生しても、再生装置側
では正常なデコードが可能となる。
【0025】図3には、グレイコード記録装置1で図2
の(b)のようなグレイコードを記録する動作を説明す
るためのタイミングチャートを示す。コントローラ6か
らコード発生器2に供給されるチャンネルクロックが図
3の(a)に示すタイミングであるとき、グレイコード
コード発生器3は、図3の(c)に示すグレイコード、
すなわち図3の(b)に示すビットクロック“1”に対
応する“1000”、ビットクロック“0”に対応する
“1110”を発生する。
【0026】すると、変調器4は、NRZにより図3の
(d)に示す記録波形信号(電流値)を生成する。この
ため、磁気ヘッド5は磁気ディスク11のグレイコード
記録領域に図3の(e)に示すような磁化パターンでグ
レイコードを記録する。この磁化パターンに応じたグレ
イコードを例えば後述するディスク再生装置でデコード
すると、図3の(f)に示す復号信号が得られる。この
グレイコードのデコードについては後述する。
【0027】上記図3の(e)に示すような磁化パター
ンによりグレイコードが記録された磁気ディスク11は
上述したようにグレイコードの再生劣化と、信号の再生
劣化を抑えることができる。
【0028】次に、上記グレイコード記録装置1により
グレイコードが記録された磁気ディスクにデータを記
録、再生する磁気ディスク記録再生装置について図4を
参照しながら説明する。この磁気ディスク記録再生装置
は、本発明に係るディスク再生装置の実施の形態であ
る。
【0029】この第2の実施の形態の磁気ディスク記録
再生装置20は、図4に示すように、既にグレイコード
によりトラックアドレスが記録されている磁気ディスク
11にディスクコントローラ30を介して供給された記
録データを記録するための記録データ部40と、磁気デ
ィスク11に記録されているデータを再生してディスク
コントローラ30に送るデータ再生部50と、磁気ディ
スク11からグレイコードを読みとってデータの記録、
再生のために磁気ヘッド21やスピンドルモータ23の
所望トラックへの追随や、所望セクタへの追随の処理を
行うサーボ処理部60とを備えて成る。
【0030】先ず、ディスクコントローラ30は、記録
又は再生するためのデータに記録又は再生処理を施す信
号処理コントローラ32と、エラー訂正符号を付加、又
は処理するECC回路31とを備えて成る。
【0031】データ記録部40は、エラー訂正符号が付
加された記録データをエンコードするエンコーダ41
と、記録アンプ42とを備えて成る。また、データ再生
部50は、磁気ヘッド21によって読みとられた信号を
増幅する再生アンプ51と、AGCを行うAGCアンプ
52と、アナログ信号をディジタルデータに変換するA
/D変換器53と、デコーダ54とを備えて成る。
【0032】また、サーボ処理部60は、AGCアンプ
52の出力信号から、グレイコードを取り出して復調
し、トラックアドレスを解読するプログラマブルサーボ
デコーダ61と、磁気ヘッド21を精密に可動させるボ
イスコイルモータ(VCM)22を駆動するVCMドラ
イバ66と、このVCMドライバ66を制御するVCM
コントローラ65と、磁気ディスク21を回転させるス
ピンドルモータ23を駆動するスピンドルモータ68を
制御するスピンドルコントローラ67と、プログラマブ
ルサーボデコーダ61,VCMコントローラ65及びス
ピンドルコントローラ67を制御してサーボを制御する
サーボコントローラ69とを備えて成る。
【0033】ここで、プログラマブルサーボデコーダ6
1は、上記AGCアンプ52の出力信号から同期信号を
検出する同期検出回路62と、同期信号に応じてグレイ
コードをデコードするデコーダ63と、さらに正確なセ
クタ位置等を復調する復調制御部64とから成る。
【0034】磁気ディスク11の記録フォーマットを図
5に示す。この磁気ディスク11は、本発明にかかる可
撓性ディスク状磁気記録媒体の実施の形態となる。この
磁気ディスク11は、記録エリアを円周方向に例えばn
個のフレームに分割し、半径方向を例えば数百本のトラ
ックに分割し、セクタ番号及びトラック番号によって記
録又は再生する領域を特定している。具体的に、円周方
向には96個に分割されてなる第1フレームF1,第2
フレームF2,第3フレームF3・・・第96フレーム
F96を形成している。
【0035】通常記録再生範囲内の複数トラック上の、
各フレームは、サーボ用の各種データを記録しているサ
ーボ領域SAと、通常のデータ領域DAからなる。サー
ボ領域SAには、図6及び図7に示すように、オートゲ
インコントロール(AGC)信号と、サーボタイミング
マーク(STM)と、グレイコード領域GAと、トラッ
キングサーボのためのバーストパターンBPA,BP
B,BPC,BPDも記録されている。
【0036】バーストパターンBPA,BPB,BP
C,BPDは、各々が単一周波数で記録されるパターン
信号である。バーストパターンBPA,BPB,BP
C,BPDは、それぞれがトラック中心軸に沿って幅T
P(TP:トラックピッチ)で形成され、C層バースト
パターンBPCは例えば奇数トラックの中心軸に中心を
合わせるように、またD層バーストパターンBPDは例
えば偶数トラックの中心軸に中心を合わせるように形成
されている。また、A層バーストパターンBPA及びB
層バーストパターン BPBは、C層バーストパターン
BPC及びD層バーストパターンBPDを半径方向にT
P/2だけ偏位させて形成されている。上記バーストパ
ターンBPAとバーストパターンBPB,バーストパタ
ーンBPCとバーストパターンBPDは、半径方向の2
TP内にTP/2ずつ偏位されて形成されるため、2T
Pを360°とした場合、それぞれの位相は、0°,1
80°,90°,−90°になる。
【0037】図7において、AGC信号はビット同期を
とるための信号であって、また当該データを再生する再
生装置のAGCアンプをクランプするための信号とな
る。また、STMは、バーストパターンを検出するのに
用いるビット同期用信号である。また、グレイコード領
域GAには、アドレス情報、すなわちトラック位置情報
であるトラック番号がグレイコードとして記録されてい
る。このグレイコードが記録されているグレイコード領
域GAは、サーボが不安定もしくはかかっていない状態
においても、読み出しが可能とされており、これによ
り、大容量FDDは、目的のトラックへの素早いアクセ
スが可能になり、常にトラック位置を把握することがで
きる。
【0038】上述したような記録フォーマットにより予
めグレイコードが記録されている磁気ディスク11に対
してデータを記録再生する磁気ディスク記録再生装置2
0の動作について以下に説明する。
【0039】先ず、図5〜図7に示した磁気ディスク1
1が本装置20に装着され、ユーザの操作によりデータ
を記録するモードが選択されたとする。すると、サーボ
コントローラ69は、記録が可能なトラック位置をグレ
イコードを復号して把握し、磁気ヘッド21をVCM2
2によりその位置まで移動する制御を行う。具体的に
は、スピンドルコントローラ67を介してスピンドルド
ライバ68を制御し、スピンドルモータ23を駆動して
磁気ディスク11を回転させ、かつVCMコントローラ
65を介してVCMドライバ66を制御し、VCM22
を駆動して磁気ヘッド21を動かす。
【0040】上記グレイコード領域GAに記録されてい
るグレイコードは、サーボが不安定もしくはかかってい
ない状態においても、読み出しを可能としている。磁気
ヘッド21により読み出されたグレイコードはAGCア
ンプ52からプログラマブルサーボデコーダ61に取り
込まれる。そして、同期検出部62で検出された同期信
号に応じてグレイコードデコーダ63ではグレイコード
をデコードする。このとき、グレイコードが図2の
(a)又は図2の(b)に示したように位相変調されて
いるので、たとえ記録波形信号の品質が悪くて再生信号
波形にピークシフトが発生していても、グレイコードデ
コーダ63ではスレーシホールドを適切な位置に設定す
れば、正確にデコードすることができる。このため、サ
ーボコントローラ69は、書き込みが可能なトラック位
置を大まかに知ることができる。その後、復調制御部6
4を使って上記バーストパターン等を処理して正確なト
ラック位置や、書き込み可能なセクタ位置を把握して、
上記VCMコントローラ65及びスピンドルコントロー
ラ67を制御し、磁気ヘッド21を書き込み可能な位置
に移動する。
【0041】ここで、データ記録部40は、例えばホス
トコンピュータからの記録情報に対してディスクコント
ローラ30内部の信号処理コントローラ32で所定の記
録処理を施し、ECC回路31で誤り訂正符号を付加
し、エンコーダ41で圧縮符号化した後、記録アンプ4
2で増幅して、磁気ヘッド21により磁気ディスクの所
定の領域に記録する。
【0042】また、ユーザの操作によりデータを再生す
るモードが選択されたとする。すると、サーボコントロ
ーラ69は、再生したいトラック位置をグレイコードを
復号して把握し、磁気ヘッド21をVCM22によりそ
の位置まで移動する制御を行う。具体的には、スピンド
ルコントローラ67を介してスピンドルドライバ68を
制御し、スピンドルモータ23を駆動して磁気ディスク
11を回転させ、かつVCMコントローラ65を介して
VCMドライバ66を制御し、VCM22を駆動して磁
気ヘッド21を動かす。
【0043】上記グレイコード領域GAに記録されてい
るグレイコードは、サーボが不安定もしくはかかってい
ない状態においても、読み出しを可能としている。磁気
ヘッド21により読み出されたグレイコードはAGCア
ンプ52からプログラマブルサーボデコーダ61に取り
込まれる。そして、同期検出部62で検出された同期信
号に応じてグレイコードデコーダ63ではグレイコード
をデコードする。このとき、グレイコードが図2の
(a)又は図2の(b)に示したように位相変調されて
いるので、素早くグレイコードをデコードでき、目的ト
ラックにアクセスできる。
【0044】また、たとえ記録波形信号の品質が悪くて
再生信号波形にピークシフトが発生していても、図2の
(b)に示したようなグレイコードが記録されていれ
ば、グレイコードデコーダ63ではスレーシホールドを
適切な位置に設定することにより、正確にデコードする
ことができる。このため、サーボコントローラ69は、
現在のトラック位置を大まかに知ることができる。
【0045】その後、所望のトラック位置に移動した
後、復調制御部64を使って上記バーストパターン等を
処理して正確なトラック位置や、再生の対象となるセク
タ位置を把握して、上記VCMコントローラ65及びス
ピンドルコントローラ67を制御し、磁気ヘッド21を
再生位置に移動する。
【0046】ここで、データ再生部50は、磁気ヘッド
21からの読み出し情報を再生アンプ51及びAGCア
ンプ52で増幅した後、A/D変換器53でディジタル
データに変換してから、デコーダ54で復号し、ECC
31及び信号処理コントローラ32で誤り訂正及び再生
処理を施し、例えばホストコンピュータに送信する。
【0047】このように、上記磁気ディスク記録再生装
置20によれば、素早く目的トラックにアクセスでき、
たとえグレイコードの再生波形信号にピークシフトが発
生していても、スレーシホールドを適切な位置に設定す
ることにより、正確にグレイコードを復号することがで
き、トラック位置情報を把握することができる。
【0048】
【発明の効果】本発明に係る可撓性ディスク状磁気記録
媒体は、グレイコードに用いる“1”と“0”のビット
クロックにおける位相位置を、チャンネルクロックに応
じて変調するので、目的トラックへの素早いアクセスを
可能とさせる。また、上記グレイコードに用いる“1”
と“0”のビットクロックにおける位相位置を、少なく
とも2チャンネルクロック周期分空けるので、サーボ信
号の再生時の劣化を抑えることができる。
【0049】また、本発明に係るサーボ信号記録方法及
び装置は、サーボ信号に含まれるトラックアドレスを、
隣接するトラック間の差が1ビットとなるグレイコード
として、“1”と“0”のビットクロックにおける位相
位置を、チャンネルクロックに応じて位相変調してか
ら、記録波形信号に換えて上記可撓性ディスク状磁気記
録媒体に記録するので、可撓性ディスク状磁気記録媒体
の目的トラックへの素早いアクセスを可能とさせる。ま
た、上記グレイコードに用いる“1”と“0”のビット
クロックにおける位相位置を、少なくとも2チャンネル
クロック周期分空けるので、サーボ信号の再生時の劣化
を抑えることができる。
【0050】また、本発明に係るディスク再生装置は、
チャンネルクロックに応じてビットクロックにおける位
相位置が変調された上記グレイコードを復号する復号手
段を備えるので、可撓性ディスク状磁気記録媒体の目的
トラックへの素早いアクセスを可能とし、データを素早
く再生することができる。また、上記復号手段は、少な
くとも2チャンネルクロック周期分空けられた“1”と
“0”のビットクロックにおける位相位置を判定してグ
レイコードを復号するので、サーボ信号の再生時の劣化
を抑えながら、素早くデータを再生できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るサーボ信号記録方法及び装置の実
施の形態となるグレイコード記録装置のブロック図であ
る。
【図2】上記グレイコード記録装置によれ記録されるグ
レイコードを示す図である。
【図3】上記グレイコード記録装置の動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図4】本発明に係るディスク再生装置の実施の形態と
なる磁気ディスク記録再生装置のブロック図である。
【図5】上記図1によりグレイコードが記録された磁気
ディスクの記録フォーマットを示す図である。
【図6】上記記録フォーマット上のサーボ領域とデータ
領域の拡大図である。
【図7】上記サーボ領域の詳細なフォーマット図であ
る。
【図8】ピークシフトを説明するための図である。
【符号の説明】
1 グレイコード記録装置、2 コード発生器、3 変
調器、5 磁気ヘッド、6 コントローラ、7 高精度
ヘッド送り機構、9 スピンドル駆動部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接するトラック間の差が1ビットとな
    るグレイコードによるトラックアドレスを含むサーボ信
    号が予め記録されている可撓性ディスク状磁気記録媒体
    であって、 上記グレイコードに用いる“1”と“0”のビットクロ
    ックにおける位相位置を、チャンネルクロックに応じて
    変調することを特徴とする可撓性ディスク状磁気記録媒
    体。
  2. 【請求項2】 上記グレイコードに用いる“1”と
    “0”のビットクロックにおける位相位置を、少なくと
    も2チャンネルクロック周期分空けることを特徴とする
    請求項1記載の可撓性ディスク状磁気記録媒体。
  3. 【請求項3】 サーボ信号を可撓性ディスク状磁気記録
    媒体に予め記録しておくためのサーボ信号記録方法であ
    って、 上記サーボ信号に含まれるトラックアドレスを、隣接す
    るトラック間の差が1ビットとなるグレイコードとし
    て、“1”と“0”のビットクロックにおける位相位置
    を、チャンネルクロックに応じて位相変調してから、記
    録波形信号に換えて上記可撓性ディスク状磁気記録媒体
    に記録することを特徴とするサーボ信号記録方法。
  4. 【請求項4】 上記グレイコードに用いる“1”と
    “0”のビットクロックにおける位相位置を、少なくと
    も2チャンネルクロック周期分空けることを特徴とする
    請求項3記載のサーボ信号記録方法。
  5. 【請求項5】 サーボ信号を可撓性ディスク状磁気記録
    媒体に予め記録しておくためのサーボ信号記録装置であ
    って、 上記サーボ信号に含まれるトラックアドレスを、隣接す
    るトラック間の差が1ビットとなるグレイコードとして
    発生するグレイコード発生手段と、 上記グレイコード発生手段からのグレイコードを記録波
    形信号に変調する変調手段と、 上記変調手段からの記録波形信号を上記可撓性ディスク
    状磁気記録媒体に書き込む書き込み手段と、 上記グレイコード発生手段に発生させるグレイコードの
    “1”と“0”のビットクロックにおける位相位置を、
    チャンネルクロックに応じて位相変調させる制御手段と
    を備えることを特徴とするサーボ信号記録装置。
  6. 【請求項6】 上記制御手段は、上記グレイコードに用
    いる“1”と“0”のビットクロックにおける位相位置
    を、少なくとも2チャンネルクロック周期分空けさせる
    ことを特徴とする請求項5記載のサーボ信号記録装置。
  7. 【請求項7】 隣接するトラック間の差が1ビットとな
    るグレイコードによるトラックアドレスを含むサーボ信
    号が予め記録されている可撓性ディスク状磁気記録媒体
    からサーボ信号を読み取ってデータを再生するディスク
    再生装置であって、 チャンネルクロックに応じてビットクロックにおける位
    相位置が変調された上記グレイコードを復号する復号手
    段を備えることを特徴とするディスク再生装置。
  8. 【請求項8】 上記復号手段は、少なくとも2チャンネ
    ルクロック周期分空けられた“1”と“0”のビットク
    ロックにおける位相位置を判定してグレイコードを復号
    することを特徴とする請求項7記載のディスク再生装
    置。
JP6880498A 1998-03-18 1998-03-18 可撓性ディスク状磁気記録媒体、サーボ信号記録方法及び装置、並びにディスク再生装置 Withdrawn JPH11273283A (ja)

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