JPH11273864A - 有機エレクトロルミネッセンス素子 - Google Patents

有機エレクトロルミネッセンス素子

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JPH11273864A
JPH11273864A JP10079453A JP7945398A JPH11273864A JP H11273864 A JPH11273864 A JP H11273864A JP 10079453 A JP10079453 A JP 10079453A JP 7945398 A JP7945398 A JP 7945398A JP H11273864 A JPH11273864 A JP H11273864A
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JP
Japan
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bianthryl
voltage
organic
comparative example
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Withdrawn
Application number
JP10079453A
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English (en)
Inventor
Wataru Toyama
弥 外山
Tomoaki Hayano
智明 早野
Hiroyuki Sato
博之 佐藤
Azuma Matsuura
東 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光効率が大きく、かつ、発光色の多彩な一
群の有機EL素子を提供する。 【解決手段】 発光材料として、特定のアントラセン誘
導体、ビアントリル誘導体、ペリレン誘導体およびテト
ラセン誘導体からなる群から選ばれる少なくとも1種を
含む有機エレクトロルミネッセンス素子。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は有機エレクトロルミ
ネッセンス(EL)素子並びにそれを用いた有機ELデ
ィスプレイに関する。有機EL素子は自発光、高速応答
などの特徴を持ち、フラットパネルディスプレイへの適
用が期待されている(参考:日経エレクトロニクス、1
996.1.29,p99)。
【0002】
【従来の技術】有機EL素子では、素子に注入した電流
量に対する発光量の割合(発光効率)が大きいことが必
要とされる。有機EL素子の発光効率は、素子に含まれ
る発光材料分子の蛍光量子収率に比例する。これまでの
有機EL素子で用いられてきた発光分子の蛍光量子収率
は十分ではなかったため、素子の発光効率は低かった。
【0003】また、有機EL素子のディスプレイ化にお
いては、多彩な発光色の有機EL素子が必要とされる。
有機EL素子の発光色は発光分子の固有の励起エネルギ
ーによって決定されるので、他種類の発光分子を用意す
ることが必要とされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、蛍光量子収
率の大きな分子を用いて有機EL素子を構成し、発光効
率の大きな有機EL素子を提供しようとするものであ
る。本発明は、また、蛍光量子収率が大きく、励起エネ
ルギーの異なる一群の分子を用いてそれぞれ有機EL素
子を構成し、発光効率が大きく、かつ、発光色の多彩な
有機EL素子の一群を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、発光材料として、下記式1,2,3,4,
5,6および7
【0006】
【化8】
【0007】(上式中、R1 はHまたは−CNを表す)
【0008】
【化9】
【0009】(上式中、R2 およびR3 はそれぞれアル
キル基を表し、R4 はHまたは−NR 2 3 を表す)
【0010】
【化10】
【0011】(上式中、R5 はアルキル基を表す)
【0012】
【化11】
【0013】(上式中、R6 はH、F、Cl、−CN、
アルキル基またはアリール基を表す)
【0014】
【化12】
【0015】(上式中、R7 はアルキル基を表し、R8
はH、F、Cl、アルキル基、アリール基または−OR
7 を表す)
【0016】
【化13】
【0017】(上式中、R9 ,R10,R11およびR12
それぞれHまたは−CNを表す。ただし、R9 ,R10
11およびR12の少なくとも1つは−CNであるものと
する)
【0018】
【化14】
【0019】(上式中、R13,R14,R15およびR16
それぞれHまたは−CNを表す。ただし、R13,R14
15およびR16の少なくとも1つは−CNであるものと
する)で表されるアントラセン誘導体、ビアントリル誘
導体、ペリレン誘導体およびテトラセン誘導体からなる
群から選ばれる少なくとも1種を含む有機EL素子を提
供する。
【0020】本発明の有機EL素子は、発光材料として
さらに下記式8
【0021】
【化15】
【0022】で表される9,9′−ビアントリルを含ん
でいてもよい。本発明は、また、上記した有機EL素子
を含む有機ELディスプレイを提供する。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の有機EL素子は、典型的
には、図1に示すように、基板1上に順次に設けられた
陽極用電極2、正孔輸送層3、発光層4、電子輸送層5
および陰極用電極6からなるが、電子輸送層5は設けら
れなくてもよい。基板材料としては、ソーダライムガラ
ス、硼珪酸ガラス等のガラスやポリカーボネート、アク
リル、エポキシ等の合成樹脂等が挙げられる。
【0024】陽極用電極としては、SnO2 ,In
2 ,ITO等の透明電極や金もしくはニッケルからな
る半透明電極等を用いることができる。また、陰極用電
極材料としては、Mg,Al,Ag,In,Li,Na
等の金属を用いることができ、真空蒸着法やスパッタリ
ング法により30nm以上の膜厚に製膜形成されるものが
好ましい。
【0025】正孔輸送層の材料としては、下記式で表さ
れる化合物を用いることができる。
【0026】
【化16】
【0027】
【化17】
【0028】
【化18】
【0029】
【化19】
【0030】
【化20】
【0031】
【化21】
【0032】
【化22】
【0033】
【化23】
【0034】さらに、電子輸送層の材料としては、下記
式で表される化合物を用いることができる。
【0035】
【化24】
【0036】
【化25】
【0037】
【化26】
【0038】
【化27】
【0039】
【化28】
【0040】
【化29】
【0041】
【化30】
【0042】
【化31】
【0043】
【化32】
【0044】
【化33】
【0045】
【化34】
【0046】本発明において、発光材料として、前述し
た式1〜7のアントラセン誘導体、ビアントリル誘導
体、ペリレン誘導体もしくはテトラセン誘導体ととも
に、式8の9,9′−ビアントリルを用いる場合、発光
層に存在する分子の全数に対する式1〜7の誘導体の分
子の数が0.01〜80%、特に0.1〜20%となる
ような量で9,9′−ビアントリルを用いるのが好まし
い。発光層材料として9,9′−ビアントリルを配合し
て用いると、発光層の膜質を向上させることができ、か
つ、高効率な発光が得られることが認められたのであ
る。
【0047】本発明の有機EL素子は、高い発効効率を
示し、発光分子を適宜に選択することにより多彩な発光
色を得ることができるという利点を有し、この素子を用
いて有機ELディスプレイを構成することができる。
【0048】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明をさ
らに説明する。 実施例1 アントラセンのメチルシクロヘキサン溶液を蛍光量子収
率の標準物質(蛍光量子収率0.31)として用い、文
献(西川泰治、平木敬三著、「蛍光・りん光分析法」、
共立出版、1984年、76〜80ページ)の方法に従
い、9−シアノアントラセン(式1においてR1 がHで
ある化合物)の蛍光量子収率の測定を行った。アントラ
センおよび9−シアノアントラセンは3×10-7Mのメ
チルシクロヘキサン溶液とし、酸素の影響を除くため窒
素置換して測定を行った。9−シアノアントラセンの蛍
光量子収率は0.98であった。 実施例2 実施例1と同様の方法で9,10−ジシアノアントラセ
ン(式1においてR1が−CNである化合物)の蛍光量
子収率の測定を行った。蛍光量子収率は1.0であっ
た。 比較例1 実施例1と同様の方法で下記式で表される1−シアノア
ントラセンの蛍光量子収率の測定を行った。蛍光量子収
率は0.24であった。
【0049】
【化35】
【0050】比較例2 実施例1と同様の方法で2−シアノアントラセン(下記
式)の蛍光量子収率の測定を行い、蛍光量子収率として
0.35が得られた。
【0051】
【化36】
【0052】比較例3 実施例1と同様の方法で1,4−ジシアノアントラセン
(下記式)の蛍光量子収率の測定を行い、蛍光量子収率
として0.53が得られた。
【0053】
【化37】
【0054】比較例4 実施例1と同様の方法で1,5−ジシアノアントラセン
(下記式)の蛍光量子収率の測定を行い、蛍光量子収率
として0.38が得られた。
【0055】
【化38】
【0056】実施例3 以下のように9−シアノアントラセンを用いて図1に示
す構造の積層型有機EL素子を作製した。ITO電極2
つきガラス基板1を水、アセトン、イソプロピルアルコ
ールにより洗浄し、真空蒸着装置(1×10-6tor
r、基板温度は室温)を用いて、この上に正孔輸送層3
としてTPD(下記式)
【0057】
【化39】
【0058】を50nm、その上に発光層4として9−シ
アノアントラセンを10nm、その上に電子輸送層5とし
てt−Bu−PBD(下記式)
【0059】
【化40】
【0060】を50nm、さらにその上にAl−Li合金
6(Li:0.5重量%)を50nm蒸着した。この素子
に、ITOを正極、Al−Liを負極として電圧を印加
すると、電圧3V以上で青色発光が観測され、印加電圧
10Vにおいて発光輝度1250cd/m2 が観測され
た。 実施例4 以下のように9,10−ジシアノアントラセンを用いて
図1に示す構造の積層型有機EL素子を作製した。IT
O電極2つきガラス基板1を水、アセトン、イソプロピ
ルアルコールにより洗浄し、真空蒸着装置(1×10-6
torr、基板温度は室温)を用いて、この上に正孔輸
送層3としてTPDを50nm、その上に発光層4として
9,10−ジシアノアントラセンを10nm、その上に電
子輸送層5としてt−Bu−PBDを50nm、さらにそ
の上にAl−Li合金6(Li:0.5重量%)を50
nm蒸着した。この素子に、ITOを正極、Al−Liを
負極として電圧を印加すると、電圧3V以上で青色発光
が観測され、印加電圧10Vにおいて発光輝度1460
cd/m2 が観測された。 比較例5 以下のように1−シアノアントラセンを用いて図1に示
す構造の積層型有機EL素子を作製した。ITO電極2
つきガラス基板1を水、アセトン、イソプロピルアルコ
ールにより洗浄し、真空蒸着装置(1×10-6tor
r、基板温度は室温)を用いて、この上に正孔輸送層3
としてTPDを50nm、その上に発光層4として1−シ
アノアントラセンを10nm、その上に電子輸送層5とし
てt−Bu−PBDを50nm、さらにその上にAl−L
i合金6(Li:0.5重量%)を50nm蒸着した。こ
の素子に、ITOを正極、Al−Liを負極として電圧
を印加すると、電圧5Vまで発光は観測されず、印加電
圧10Vにおける発光輝度は150cd/m2 であった。 比較例6 以下のように1,5−ジシアノアントラセンを用いて図
1に示す構造の積層型有機EL素子を作製した。ITO
電極2つきガラス基板1を水、アセトン、イソプロピル
アルコールにより洗浄し、真空蒸着装置(1×10-6
orr、基板温度は室温)を用いて、この上に正孔輸送
層3としてTPDを50nm、その上に発光層4として
1,5−ジシアノアントラセンを10nm、その上に電子
輸送層5としてPBDを50nm、さらにその上にAl−
Li合金6(Li:0.5重量%)を50nm蒸着した。
この素子に、ITOを正極、Al−Liを負極として電
圧を印加すると、電圧5Vまで発光は観測されず、印加
電圧10Vにおける発光輝度は180cd/m2 であっ
た。 実施例5 以下のように9−シアノアントラセンと9,9′−ビア
ントリルを用いて図1に示す構造の積層型有機EL素子
を作製した。ITO電極2つきガラス基板1を水、アセ
トン、イソプロピルアルコールにより洗浄し、真空蒸着
装置(1×10 -6torr、基板温度は室温)を用い
て、この上に正孔輸送層3としてTPDを50nm、その
上に発光層4として9−シアノアントラセンと9,9′
−ビアントリルを同時蒸着した層(蒸着比9−シアノア
ントラセン1分子に対し9,9′−ビアントリル9分
子)を10nm、その上に電子輸送層5としてt−Bu−
PBDを50nm、さらにその上にAl−Li合金6(L
i:0.5重量%)を50nm蒸着した。この素子に、I
TOを正極、Al−Liを負極として電圧を印加する
と、電圧3V以上で青色発光が観測され、印加電圧10
Vにおいて発光輝度1850cd/m2 が観測された。 実施例6 以下のように9,10−ジシアノアントラセンと9,
9′−ビアントリルを用いて図1に示す構造の積層型有
機EL素子を作製した。ITO電極2つきガラス基板1
を水、アセトン、イソプロピルアルコールにより洗浄
し、真空蒸着装置(1×10-6torr、基板温度は室
温)を用いて、この上に正孔輸送層3としてTPDを5
0nm、その上に発光層4として9,10−ジシアノアン
トラセンと9,9′−ビアントリルを同時蒸着した層
(蒸着比9,10−ジシアノアントラセン1分子に対し
9,9′−ビアントリル9分子)を10nm、その上に電
子輸送層5としてt−Bu−PBDを50nm、さらにそ
の上にAl−Li合金6(Li:0.5重量%)を50
nm蒸着した。この素子に、ITOを正極、Al−Liを
負極として電圧を印加すると、電圧3V以上で青色発光
が観測され、印加電圧10Vにおいて発光輝度2010
cd/m2 が観測された。 実施例7 アントラセンのメチルシクロヘキサン溶液を蛍光量子収
率の標準物質(蛍光量子収率0.31)として用い、文
献(西川泰治、平木敬三著、「蛍光・りん光分析法」、
共立出版、1984年、76〜80ページ)の方法に従
い、9−ジメチルアミノアントラセン(式2においてR
2 およびR3 がメチルであり、R4 がHである化合物)
の蛍光量子収率の測定を行った。アントラセンおよび9
−ジメチルアミノアントラセンは3×10-7Mのメチル
シクロヘキサン溶液とし、酸素の影響を除くため窒素置
換して測定を行った。9−ジメチルアミノアントラセン
の蛍光量子収率は0.95であった。 実施例8 実施例7と同様の方法で9,10−ビスジメチルアミノ
アントラセン(式2においてR2 およびR3 がメチルで
あり、R4 が−NR2 3 である化合物)の蛍光量子収
率の測定を行い、蛍光量子収率として0.99が得られ
た。 比較例7 実施例7と同様の方法で1−ジメチルアミノアントラセ
ンの蛍光量子収率の測定を行い、蛍光量子収率として
0.20が得られた。
【0061】
【化41】
【0062】比較例8 実施例7と同様の方法で2−ジメチルアミノアントラセ
ンの蛍光量子収率の測定を行い、蛍光量子収率として
0.26が得られた。
【0063】
【化42】
【0064】比較例9 実施例7と同様の方法で1,4−ビスジメチルアミノア
ントラセンの蛍光量子収率の測定を行い、蛍光量子収率
として0.40が得られた。
【0065】
【化43】
【0066】比較例10 実施例7と同様の方法で1,5−ビスジメチルアミノア
ントラセンの蛍光量子収率の測定を行い、蛍光量子収率
として0.28が得られた。
【0067】
【化44】
【0068】実施例9 以下のように9−ジメチルアミノアントラセンを用いて
図1に示す構造の積層型有機EL素子を作製した。IT
O電極2つきガラス基板1を水、アセトン、イソプロピ
ルアルコールにより洗浄し、真空蒸着装置(1×10-6
torr、基板温度は室温)を用いて、この上に正孔輸
送層3としてTPDを50nm、その上に発光層4として
9−ジメチルアミノアントラセンを10nm、その上に電
子輸送層5としてt−Bu−PBDを50nm、さらにそ
の上にAl−Li合金6(Li:0.5重量%)を50
nm蒸着した。この素子に、ITOを正極、Al−Liを
負極として電圧を印加すると、電圧3V以上で青色発光
が観測され、印加電圧10Vにおいて発光輝度1380
cd/m2 が観測された。 実施例10 以下のように9,10−ビスジメチルアミノアントラセ
ンを用いて図1に示す構造の積層型有機EL素子を作製
した。ITO電極2つきガラス基板1を水、アセトン、
イソプロピルアルコールにより洗浄し、真空蒸着装置
(1×10-6torr、基板温度は室温)を用いて、こ
の上に正孔輸送層3としてTPDを50nm、その上に発
光層4として9,10−ビスジメチルアミノアントラセ
ンを10nm、その上に電子輸送層5としてt−Bu−P
BDを50nm、さらにその上にAl−Li合金6(L
i:0.5重量%)を50nm蒸着した。この素子に、I
TOを正極、Al−Liを負極として電圧を印加する
と、電圧3V以上で青色発光が観測され、印加電圧10
Vにおいて発光輝度1490cd/m2 が観測された。 比較例11 以下のように1−ジメチルアミノアントラセンを用いて
図1に示す構造の積層型有機EL素子を作製した。IT
O電極2つきガラス基板1を水、アセトン、イソプロピ
ルアルコールにより洗浄し、真空蒸着装置(1×10-6
torr、基板温度は室温)を用いて、この上に正孔輸
送層3としてTPDを50nm、その上に発光層4として
1−ジメチルアミノアントラセンを10nm、その上に電
子輸送層5としてt−Bu−PBDを50nm、さらにそ
の上にAl−Li合金6(Li:0.5重量%)を50
nm蒸着した。この素子に、ITOを正極、Al−Liを
負極として電圧を印加すると、電圧6Vまで発光は観測
されず、印加電圧10Vにおける発光輝度は90cd/m
2 であった。 比較例12 以下のように1,5−ビスジメチルアミノアントラセン
を用いて図1に示す構造の積層型有機EL素子を作製し
た。ITO電極2つきガラス基板1を水、アセトン、イ
ソプロピルアルコールにより洗浄し、真空蒸着装置(1
×10-6torr、基板温度は室温)を用いて、この上
に正孔輸送層3としてTPDを50nm、その上に発光層
4として1,5−ビスジメチルアミノアントラセンを1
0nm、その上に電子輸送層5としてt−Bu−PBDを
50nm、さらにその上にAl−Li合金6(Li:0.
5重量%)を50nm蒸着した。この素子に、ITOを正
極、Al−Liを負極として電圧を印加すると、電圧5
Vまで発光は観測されず、印加電圧10Vにおける発光
輝度は140cd/m2 であった。 実施例11 以下のように9−ジメチルアミノアントラセンと9,
9′−ビアントリルを用いて図1に示す構造の積層型有
機EL素子を作製した。ITO電極2つきガラス基板1
を水、アセトン、イソプロピルアルコールにより洗浄
し、真空蒸着装置(1×10-6torr、基板温度は室
温)を用いて、この上に正孔輸送層3としてTPDを5
0nm、その上に発光層4として9−ジメチルアミノアン
トラセンと9,9′−ビアントリルを同時蒸着した層
(蒸着比9−ジメチルアミノアントラセン1分子に対し
9,9′−ビアントリル9分子)を10nm、その上に電
子輸送層5としてt−Bu−PBDを50nm、さらにそ
の上にAl−Li合金6(Li:0.5重量%)を50
nm蒸着した。この素子に、ITOを正極、Al−Liを
負極として電圧を印加すると、電圧3V以上で青色発光
が観測され、印加電圧10Vにおいて発光輝度1720
cd/m2 が観測された。 実施例12 以下のように9,10−ビスジメチルアミノアントラセ
ンと9,9′−ビアントリルを用いて図1に示す構造の
積層型有機EL素子を作製した。ITO電極2つきガラ
ス基板1を水、アセトン、イソプロピルアルコールによ
り洗浄し、真空蒸着装置(1×10-6torr、基板温
度は室温)を用いて、この上に正孔輸送層3としてTP
Dを50nm、その上に発光層4として9,10−ビスジ
メチルアミノアントラセンと9,9′−ビアントリルを
同時蒸着した層(蒸着比9,10−ビスジメチルアミノ
アントラセン1分子に対し9,9′−ビアントリル9分
子)を10nm、その上に電子輸送層5としてt−Bu−
PBDを50nm、さらにその上にAl−Li合金6(L
i:0.5重量%)を50nm蒸着した。この素子に、I
TOを正極、Al−Liを負極として電圧を印加する
と、電圧3V以上で青色発光が観測され、印加電圧10
Vにおいて発光輝度1870cd/m2 が観測された。 実施例13および14 アントラセンのメチルシクロヘキサン溶液を蛍光量子収
率の標準物質(蛍光量子収率0.31)として用い、文
献(西川泰治、平木敬三著、「蛍光・りん光分析法」、
共立出版、1984年、76〜80ページ)の方法に従
い、9,10−ジメトキシアントラセン(実施例13、
式3においてR5 がメチルである化合物)および9,1
0−ジエトキシアントラセン(実施例14、式3におい
てR5 がエチルである化合物)の蛍光量子収率の測定を
行った。アントラセンおよび実施例の分子は3×10-7
Mのメチルシクロヘキサン溶液とし、酸素の影響を除く
ため窒素置換して測定を行った。 比較例13および14 実施例13と同様の方法で9−メトキシアントラセン
(比較例13)、および1,4−ジメトキシアントラセ
ン(比較例14)の蛍光量子収率の測定を行った。
【0069】
【化45】
【0070】
【化46】
【0071】結果は下記の通りであった。 実施例15および16 以下のように9,10−ジメトキシアントラセン(実施
例15)および9,10−ジエトキシアントラセン(実
施例16)を用いて図1に示す構造の積層型有機EL素
子を作製した。ITO電極2つきガラス基板1を水、ア
セトン、イソプロピルアルコールにより洗浄し、真空蒸
着装置(1×10-6torr、基板温度は室温)を用い
て、この上に正孔輸送層3としてTPDを50nm、その
上に発光層4として9,10−ジメトキシアントラセン
または9,10−ジエトキシアントラセンを10nm、そ
の上に電子輸送層5としてt−Bu−PBDを50nm、
さらにその上にAl−Li合金6(Li:0.5重量
%)を50nm蒸着した。この素子に、ITOを正極、A
l−Liを負極として電圧を印加し、発光開始電圧およ
び印加電圧10Vにおける発光輝度を観測した。 比較例15および16 以下のように9−メトキシアントラセン(比較例15)
および1,4−ジメトキシアントラセン(比較例16)
を用いて図1に示す構造の積層型有機EL素子を作製し
た。ITO電極2つきガラス基板1を水、アセトン、イ
ソプロピルアルコールにより洗浄し、真空蒸着装置(1
×10-6torr、基板温度は室温)を用いて、この上
に正孔輸送層3としてTPDを50nm、その上に発光層
4として9−メトキシアントラセンまたは1,4−ジメ
トキシアントラセンを10nm、その上に電子輸送層5と
してt−Bu−PBDを50nm、さらにその上にAl−
Li合金6(Li:0.5重量%)を50nm蒸着した。
この素子に、ITOを正極、Al−Liを負極として電
圧を印加し、発光開始電圧および印加電圧10Vにおけ
る発光輝度を観測した。 実施例17および18 以下のように9,10−ジメトキシアントラセン(実施
例17)または9,10−ジエトキシアントラセン(実
施例18)と9,9′−ビアントリルを用いて図1に示
す構造の積層型有機EL素子を作製した。ITO電極2
つきガラス基板1を水、アセトン、イソプロピルアルコ
ールにより洗浄し、真空蒸着装置(1×10-6tor
r、基板温度は室温)を用いて、この上に正孔輸送層3
としてTPDを50nm、その上に発光層4として9,1
0−ジメトキシアントラセンまたは9,10−ジエトキ
シアントラセンと9,9′−ビアントリルを同時蒸着し
た層(蒸着比;各実施例分子1分子に対し9,9′−ビ
アントリル9分子)を10nm、その上に電子輸送層5と
してt−Bu−PBDを50nm、さらにその上にAl−
Li合金6(Li:0.5重量%)を50nm蒸着した。
この素子に、ITOを正極、Al−Liを負極として電
圧を印加し、発光開始電圧および印加電圧10Vにおけ
る発光輝度を観測した。 比較例17および19 以下のようにアントラセン(比較例17)、9−メトキ
シアントラセン(比較例18)、1,4−ジメトキシア
ントラセン(比較例19)と9,9′−ビアントリルを
用いて図1に示す構造の積層型有機EL素子を作製し
た。ITO電極2つきガラス基板1を水、アセトン、イ
ソプロピルアルコールにより洗浄し、真空蒸着装置(1
×10-6torr、基板温度は室温)を用いて、この上
に正孔輸送層3としてTPDを50nm、その上に発光層
4としてアントラセン、9−メトキシアントラセンまた
は1,4−ジメトキシアントラセンと9,9′−ビアン
トリルを同時蒸着した層(蒸着比;各実施例分子1分子
に対し9,9′−ビアントリル9分子)を10nm、その
上に電子輸送層5としてt−Bu−PBDを50nm、さ
らにその上にAl−Li合金6(Li:0.5重量%)
を50nm蒸着した。この素子に、ITOを正極、Al−
Liを負極として電圧を印加し、発光開始電圧および印
加電圧10Vにおける発光輝度を観測した。結果を下記
に示す。
【0072】 発光開始電圧(V) 発光輝度(cd/m2, at 10V) 実施例15 3 1320 実施例16 3 1290 実施例17 3 1530 実施例18 3 1500 比較例15 5 350 比較例16 5 240 比較例17 6 180 比較例18 5 410 比較例19 4 370 実施例19〜22 アントラセンのメチルシクロヘキサン溶液を蛍光量子収
率の標準物質(蛍光量子収率0.31)として用い、文
献(西川泰治、平木敬三著、「蛍光・りん光分析法」、
共立出版、1984年、76〜80ページ)の方法に従
い、10−シアノ−9,9′−ビアントリル(実施例1
9、式4においてR6 がHである化合物)、10,1
0′−ジシアノ−9,9′−ビアントリル(実施例2
0、式4においてR6 が−CNである化合物)、10−
メトキシ−9,9′−ビアントリル(実施例21、式5
においてR7 がメチルであり、R8 がHである化合
物)、10,10′−ジメトキシ−9,9′−ビアント
リル(実施例22、式5においてR 7 がメチルであり、
8 が−O−R7 である化合物)の蛍光量子収率の測定
を行った。アントラセンおよび実施例の分子は3×10
-7Mのメチルシクロヘキサン溶液とし、酸素の影響を除
くため窒素置換して測定を行った。 比較例20および21 実施例19と同様の方法で9,9′−ビアントリル(比
較例20)および10−クロロ−9,9′−ビアントリ
ル(下記式、比較例21)の蛍光量子収率の測定を行っ
た。
【0073】
【化47】
【0074】結果を下記に示す。 実施例23〜26 以下のように10−シアノ−9,9′−ビアントリル
(実施例23)、10,10′−ジシアノ−9,9′−
ビアントリル(実施例24)、10−メトキシ−9,
9′−ビアントリル(実施例25)および10,10′
−ジメトキシ−9,9′−ビアントリル(実施例26)
を用いて図1に示す構造の積層型有機EL素子を作製し
た。ITO電極2つきガラス基板1を水、アセトン、イ
ソプロピルアルコールにより洗浄し、真空蒸着装置(1
×10-6torr、基板温度は室温)を用いて、この上
に正孔輸送層3としてTPDを50nm、その上に発光層
4として10−シアノ−9,9′−ビアントリル、1
0,10′−ジシアノ−9,9′−ビアントリル、10
−メトキシ−9,9′−ビアントリルまたは10,1
0′−ジメトキシ−9,9′−ビアントリルを10nm、
その上に電子輸送層5としてt−Bu−PBDを50n
m、さらにその上にAl−Li合金6(Li:0.5重
量%)を50nm蒸着した。この素子に、ITOを正極、
Al−Liを負極として電圧を印加し、発光開始電圧お
よび印加電圧10Vにおける発光輝度を観測した。 比較例22および23 以下のように9,9′−ビアントリル(比較例22)お
よび10−クロロ−9,9′−ビアントリル(比較例2
3)を用いて図1に示す構造の積層型有機EL素子を作
製した。ITO電極2つきガラス基板1を水、アセト
ン、イソプロピルアルコールにより洗浄し、真空蒸着装
置(1×10-6torr、基板温度は室温)を用いて、
この上に正孔輸送層3としてTPDを50nm、その上に
発光層4として9,9′−ビアントリルまたは10−ク
ロロ−9,9′−ビアントリルを10nm、その上に電子
輸送層5としてt−Bu−PBDを50nm、さらにその
上にAl−Li合金6(Li:0.5重量%)を50nm
蒸着した。この素子に、ITOを正極、Al−Liを負
極として電圧を印加し、発光開始電圧および印加電圧1
0Vにおける発光輝度を観測した。 実施例27〜30 以下のように10−シアノ−9,9′−ビアントリル
(実施例27)、10,10′−ジシアノ−9,9′−
ビアントリル(実施例28)、10−メトキシ−9,
9′−ビアントリル(実施例29)または10,10′
−ジメトキシ−9,9′−ビアントリル(実施例30)
と9,9′−ビアントリルを用いて図1に示す構造の積
層型有機EL素子を作製した。ITO電極2つきガラス
基板1を水、アセトン、イソプロピルアルコールにより
洗浄し、真空蒸着装置(1×10-6torr、基板温度
は室温)を用いて、この上に正孔輸送層3としてTPD
を50nm、その上に発光層4として10−シアノ−9,
9−ビアントリル、10,10′−ジシアノ−9,9′
−ビアントリル、10−メトキシ−9,9′−ビアント
リルまたは10,10′−ジメトキシ−9,9′−ビア
ントリルと9,9′−ビアントリルを同時蒸着した層
(蒸着比;各実施例分子1分子に対し9,9′−ビアン
トリル9分子)を10nm、その上に電子輸送層5として
t−Bu−PBDを50nm、さらにその上にAl−Li
合金6(Li:0.5重量%)を50nm蒸着した。この
素子に、ITOを正極、Al−Liを負極として電圧を
印加し、発光開始電圧および印加電圧10Vにおける発
光輝度を観測した。 比較例24 以下のように10−クロロ−9,9′−ビアントリルと
9,9′−ビアントリルを用いて図1に示す構造の積層
型有機EL素子を作製した。ITO電極2つきガラス基
板1を水、アセトン、イソプロピルアルコールにより洗
浄し、真空蒸着装置(1×10-6torr、基板温度は
室温)を用いて、この上に正孔輸送層3としてTPDを
50nm、その上に発光層4として10−クロロ−9,
9′−ビアントリルと9,9′−ビアントリルを同時蒸
着した層(蒸着比;10−クロロ−9,9′−ビアント
リル1分子に対し9,9′−ビアントリル9分子)を1
0nm、その上に電子輸送層5としてt−Bu−PBDを
50nm、さらにその上にAl−Li合金6(Li:0.
5重量%)を50nm蒸着した。この素子に、ITOを正
極、Al−Liを負極として電圧を印加し、発光開始電
圧および印加電圧10Vにおける発光輝度を観測した。
【0075】結果を下記に示す。 発光開始電圧(V) 発光輝度(cd/m2, at 10V) 実施例23 3 1470 実施例24 3 1550 実施例25 3 1420 実施例26 3 1440 実施例27 3 1620 実施例28 3 1850 実施例29 3 1580 実施例30 3 1550 比較例22 6 190 比較例23 5 370 比較例24 4 550 実施例31〜36 アントラセンのメチルシクロヘキサン溶液を蛍光量子収
率の標準物質(蛍光量子収率0.31)として用い、文
献(西川泰治、平木敬三著、「蛍光・りん光分析法」、
共立出版、1984年、76〜80ページ)の方法に従
い、3−シアノペリレン(実施例31、式6においてR
9 =CN、R10=R11=R12=Hの化合物)、3,9−
ジシアノペリレン(実施例32、式6においてR9 =R
12=CN、R10=R11=Hの化合物)、3,4,9,1
0−テトラシアノペリレン(実施例33、式6において
9 =R10=R11=R12=CNの化合物)、5−シアノ
テトラセン(実施例34、式7においてR13=CN、R
14=R15=R16=Hの化合物)、5,12−ジシアノテ
トラセン(実施例35、式7においてR13=R15=C
N、R14=R16=Hの化合物)、5,6,11,12−
テトラシアノテトラセン(実施例36、式7においてR
13=R14=R15=R16=CNの化合物)、の蛍光量子収
率の測定を行った。アントラセンおよび実施例の分子は
3×10-7Mのメチルシクロヘキサン溶液とし、酸素の
影響を除くため窒素置換して測定を行った。 比較例25〜28 実施例31と同様の方法でペリレン(比較例1)、テト
ラセン(比較例2)、2−シアノペリレン(下記式、比
較例3)、1−シアノテトラセン(下記式、比較例4)
の蛍光量子収率の測定を行った。
【0076】
【化48】
【0077】
【化49】
【0078】結果を下記に示す。 実施例37〜42 以下のように3−シアノペリレン(実施例37)、3,
9−ジシアノペリレン(実施例38)、3,4,9,1
0−テトラシアノペリレン(実施例39)、5−シアノ
テトラセン(実施例40)、5,12−ジシアノテトラ
セン(実施例41)、5,6,11,12−テトラシア
ノテトラセン(実施例42)を用いて図1に示す構造の
積層型有機EL素子を作製した。ITO電極2つきガラ
ス基板1を水、アセトン、イソプロピルアルコールによ
り洗浄し、真空蒸着装置(1×10-6torr、基板温
度は室温)を用いて、この上に正孔輸送層3としてTP
Dを50nm、その上に発光層4として3−シアノペリレ
ン、3,9−ジシアノペリレン、3,4,9,10−テ
トラシアノペリレン、5−シアノテトラセン、5,12
−ジシアノテトラセンまたは5,6,11,12−テト
ラシアノテトラセンを10nm、その上に電子輸送層5と
してt−Bu−PBDを50nm、さらにその上にAl−
Li合金6(Li:0.5重量%)を50nm蒸着した。
この素子に、ITOを正極、Al−Liを負極として電
圧を印加し、発光開始電圧および印加電圧10Vにおけ
る発光輝度および発光色を観測した。 比較例29〜32 以下のようにペリレン(比較例29)、テトラセン(比
較例30)、2−シアノペリレン(比較例31)、1−
シアノテトラセン(比較例32)を用いて図1に示す構
造の積層型有機EL素子を作製した。ITO電極2つき
ガラス基板1を水、アセトン、イソプロピルアルコール
により洗浄し、真空蒸着装置(1×10 -6torr、基
板温度は室温)を用いて、この上に正孔輸送層3として
TPDを50nm、その上に発光層4としてペリレン、テ
トラセン、2−シアノペリレンまたは1−シアノテトラ
センを10nm、その上に電子輸送層5としてt−Bu−
PBDを50nm、さらにその上にAl−Li合金6(L
i:0.5重量%)を50nm蒸着した。この素子に、I
TOを正極、Al−Liを負極として電圧を印加し、発
光開始電圧および印加電圧10Vにおける発光輝度およ
び発光色を観測した。 実施例43〜48 以下のように3−シアノペリレン(実施例43)、3,
9−ジシアノペリレン(実施例44)、3,4,9,1
0−テトラシアノペリレン(実施例45)、5−シアノ
テトラセン(実施例46)、5,12−ジシアノテトラ
セン(実施例47)または5,6,11,12−テトラ
シアノテトラセン(実施例48)と9,9′−ビアント
リルを用いて図1に示す構造の積層型有機EL素子を作
製した。ITO電極2つきガラス基板1を水、アセト
ン、イソプロピルアルコールにより洗浄し、真空蒸着装
置(1×10-6torr、基板温度は室温)を用いて、
この上に正孔輸送層3としてTPDを50nm、その上に
発光層4として3−シアノペリレン、3,9−ジシアノ
ペリレン、3,4,9,10−テトラシアノペリレン、
5−シアノテトラセン、5,12−ジシアノテトラセン
または5,6,11,12−テトラシアノテトラセンと
9,9′−ビアントリルを同時蒸着した層(蒸着比;各
実施例分子1分子に対し9,9′−ビアントリル9分
子)を10nm、その上に電子輸送層5としてt−Bu−
PBDを50nm、さらにその上にAl−Li合金6(L
i:0.5重量%)を50nm蒸着した。この素子に、I
TOを正極、Al−Liを負極として電圧を印加し、発
光開始電圧および印加電圧10Vにおける発光輝度およ
び発光色を観測した。 比較例33〜36 以下のようにペリレン(比較例33)、テトラセン(比
較例34)、2−シアノペリレン(比較例35)または
1−シアノテトラセン(比較例36)と9,9′−ビア
ントリルを用いて図1に示す構造の積層型有機EL素子
を作製した。ITO電極2つきガラス基板1を水、アセ
トン、イソプロピルアルコールにより洗浄し、真空蒸着
装置(1×10-6torr、基板温度は室温)を用い
て、この上に正孔輸送層3としてTPDを50nm、その
上に発光層4としてペリレン、テトラセン、2−シアノ
ペリレンまたは1−シアノテトラセンと9,9′−ビア
ントリルを同時蒸着した層(蒸着比;各実施例分子1分
子に対し9,9′−ビアントリル9分子)を10nm、そ
の上に電子輸送層5としてt−Bu−PBDを50nm、
さらにその上にAl−Li合金6(Li:0.5重量
%)を50nm蒸着した。この素子に、ITOを正極、A
l−Liを負極として電圧を印加し、発光開始電圧およ
び印加電圧10Vにおける発光輝度および発光色を観測
した。
【0079】結果を下記に示す。 発光開始電圧(V) 発光輝度(cd/m2, at 10V) 発光色 実施例7 3 1280 青緑 実施例8 3 1390 緑 実施例9 3 1130 黄 実施例10 3 1300 緑 実施例11 3 1330 黄 実施例12 3 1080 橙色 実施例13 3 1520 青緑 実施例14 3 1830 緑 実施例15 3 1320 黄 実施例16 3 1470 緑 実施例17 3 1510 黄 実施例18 3 1200 橙色 比較例5 3 780 青紫 比較例6 6 70 緑 比較例7 3 670 青 比較例8 5 110 黄 比較例9 3 910 青紫 比較例10 5 130 緑 比較例11 3 950 青 比較例12 5 190 黄
【0080】
【発明の効果】本発明によれば、発光効率が大きく、か
つ、発光色の多彩な一群の有機EL素子を提供すること
ができる。また、この有機EL素子を用いて有機ELデ
ィスプレイを構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る有機EL素子の一例を示す模式断
面図。
【符号の説明】
1…基板 2…陽極用電極 3…正孔輸送層 4…発光層 5…電子輸送層 6…陰極用電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 博之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 松浦 東 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光材料として、下記式1,2,3,
    4,5,6および7 【化1】 (上式中、R1 はHまたは−CNを表す) 【化2】 (上式中、R2 およびR3 はアルキル基を表し、R4
    Hまたは−NR2 3 を表す) 【化3】 (上式中、R5 はアルキル基を表す) 【化4】 (上式中、R6 はH、F、Cl、−CN、アルキル基ま
    たはアリール基を表す) 【化5】 (上式中、R7 はアルキル基を表し、R8 はH、F、C
    l、アルキル基、アリール基または−OR7 を表す) 【化6】 (上式中、R9 ,R10,R11およびR12はそれぞれHま
    たは−CNを表す。ただし、R9 ,R10,R11およびR
    12の少なくとも1つは−CNであるものとする) 【化7】 (上式中、R13,R14,R15およびR16はそれぞれHま
    たは−CNを表す。ただし、R13,R14,R15およびR
    16の少なくとも1つは−CNであるものとする)で表さ
    れるアントラセン誘導体、ビアントリル誘導体、ペリレ
    ン誘導体およびテトラセン誘導体からなる群から選ばれ
    る少なくとも1種を含む有機エレクトロルミネッセンス
    素子。
  2. 【請求項2】 発光材料としてさらに9,9′−ビアン
    トリルを含む、請求項1記載の有機エレクトロルミネッ
    センス素子。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の有機エレクト
    ロルミネッセンス素子を含む有機エレクトロルミネッセ
    ンスディスプレイ。
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