JPH11274683A - 電子部品搭載用基板 - Google Patents

電子部品搭載用基板

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JPH11274683A
JPH11274683A JP9855698A JP9855698A JPH11274683A JP H11274683 A JPH11274683 A JP H11274683A JP 9855698 A JP9855698 A JP 9855698A JP 9855698 A JP9855698 A JP 9855698A JP H11274683 A JPH11274683 A JP H11274683A
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electronic component
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moisture
electronic components
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Kiyotaka Tsukada
輝代隆 塚田
Mitsuhiro Kondo
光広 近藤
Naoto Ishida
直人 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱による搭載部への電子部品の接着性の低
下を抑制できる,電子部品搭載用基板を提供する。 【解決手段】 絶縁基板1と,絶縁基板に設けた,電子
部品4を搭載するための搭載部11とを有する。搭載部
には,電子部品の搭載側に含まれることがある水分を通
過させることができる開口孔10が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,電子部品搭載用基板に関し,特
に搭載部に対する電子部品の接着安定性向上のための構
造に関する。
【0002】
【従来技術】従来,電子部品搭載用基板としては,図8
に示すごとく,絶縁基板91と,絶縁基板91に設け
た,電子部品搭載用の搭載部911とを有するものがあ
る。搭載部911は,金属パッド92により被覆されて
いる。金属パッド92は,接着材93により電子部品9
4が接着されている。また,搭載部911には,樹脂製
の接続用穴912が設けられ,その中には半田ボール9
5が接合されている。半田ボール95は,接続用穴91
2の上部開口部を被覆している金属パッド92と接続さ
れている。また,半田ボール95の脚部は,外部端子と
接続される。
【0003】また,絶縁基板91の表側面は,搭載部9
11を囲むように,導体パターン96が設けられてい
る。導体パターン96は,ボンディングワイヤー941
により,電子部品94と電気的に接続されている。電子
部品94及び導体パターン96は,封止用樹脂97によ
り封止されている。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の電
子部品搭載用基板においては,接着材93のポップコー
ン現象によって,搭載部911から電子部品94が剥離
するという問題がある。即ち,図9に示すごとく,電子
部品94と金属パッド92との間を接着する接着材93
は樹脂であるため,接着後に水分を吸収する。
【0005】この水分は,半田ボール95の接続用穴9
12への接着,及び半田ボール95の外部端子への接合
のための加熱によって,熱膨張する。このため,図9に
示すごとく,金属パッド92と接着材93との間が,ポ
ップコーンが弾けるがごとく剥離し,未接着部939が
生じてしまう。このため,電子部品94の搭載部911
への接着性が低下し,ひいては電子部品94が外れてし
まうという問題が生じる。
【0006】本発明はかかる従来の問題点に鑑み,加熱
による搭載部への電子部品の接着性の低下を抑制でき
る,電子部品搭載用基板を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題の解決手段】本発明は,基板と,該基板に設け
た,電子部品を搭載するための搭載部とを有する電子部
品搭載用基板において,上記搭載部には,電子部品の搭
載側に含まれることがある水分を通過させることができ
る開口孔が設けられていることを特徴とする電子部品搭
載用基板である。
【0008】本発明においては,搭載部には,電子部品
の搭載側に含まれることがある水分を通過させることが
できる開口孔が設けられている。そのため,搭載部と電
子部品との間を接着する接着材に水分が吸収されても,
水分を上記開口孔を通じて搭載部の外部に放出すること
ができる。そのため,加熱の際に生じる上記ポップコー
ン現象を抑制できる。従って,電子部品接着後に,電子
部品搭載用基板を加熱する工程があっても,電子部品の
搭載部への接着強度が低下することはなく,ましてや電
子部品が搭載部から剥がれることはない。
【0009】上記開口孔は,直径0.1〜0.5mmで
あることが好ましい。これにより,搭載側の水分を開口
孔に効率よく逃がすことができる。一方,0.1mm未
満の場合には,水分の逃がし効率が低下し,接着材のポ
ップコーン現象を抑制できないおそれがある。また,
0.5mmを超える場合には,外部から開口孔を通じて
水分の侵入を招き,搭載部上の接着材が水分を吸収する
ことになり,ポップコーン現象の低下を期待し難い。
【0010】上記基板は,電子部品を搭載するための搭
載部を設けることができる基材であれば,特に限定しな
い。基板は,例えば,絶縁基板である。絶縁基板として
は,例えば,ガラスエポキシ基板,ガラスポリイミド基
板,ガラスビスマレイミドトリアジン基板などの樹脂基
板などを用いることができる。また,基板は,放熱板で
あってもよい。放熱板も,電子部品の搭載部としての役
割を果たすことができるからである。放熱板は,放熱性
の高い基材であればとくに限定しないが,例えば,金属
板などを用いる。
【0011】また,上記搭載部には,電子部品接着用の
ダイパッドが設けられていることがある。ダイパッド
は,例えば,金属箔,金属めっき膜などの金属材からな
ることが好ましい。金属は,水分の吸収がほとんどな
く,搭載部の搭載側へ水分が吸収されることを防止でき
るからである。
【0012】ダイパッドには,上記開口孔に開口した逃
げ孔が設けられていることが好ましい。その理由は,ダ
イパッドには接着材を介して電子部品が接着されるた
め,接着材に吸収される水分をダイパッドの上記逃げ孔
を通じて,搭載部の開口孔に逃がすことができ,これに
より,接着材のポップコーン現象を抑制できるからであ
る。
【0013】逃げ孔は,直径0.1〜0.5mmである
ことが好ましい。これにより,搭載側の水分を開口孔に
効率よく逃がすことができる。一方,0.1mm未満の
場合には,水分の逃がし効率が低下し,接着材のポップ
コーン現象を抑制できないおそれがある。また,0.5
mmを超える場合には,外部から逃げ孔を通じて水分の
侵入を招き,ダイパッド上の接着材が水分を吸収するこ
とになり,ポップコーン現象の低下を期待し難い。
【0014】上記基板の開口孔は,上記金属パッドの逃
げ孔よりも大きいことが好ましい。これにより,逃げ孔
から開口孔へ向けて水分をスムーズに逃がすことができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる電子部品搭載用基板につい
て,図1〜図6を用いて説明する。本例の電子部品搭載
用基板100は,図1に示すごとく,絶縁基板1と,絶
縁基板1に設けた,電子部品4を搭載するための搭載部
11とを有する。搭載部11には,電子部品4の搭載側
に含まれることがある水分を通過させることができる開
口孔10が設けられている。
【0016】また,搭載部11には,金属製のダイパッ
ド2が設けられている。ダイパッド2には,開口孔10
に開口した逃げ孔20が設けられている。開口孔10の
直径は0.3mmであり,逃げ孔20の直径は0.1m
mであって,開口孔10は,逃げ孔20よりも大きい。
図4に示すごとく,逃げ孔20は,ダイパッド2に散点
状に設けられている。また,図5に示すごとく,開口孔
10は,搭載部11において,上記逃げ孔20に対応す
る位置に,散点状に設けられている。
【0017】また,絶縁基板1には,半田ボール5を接
合するための接続用穴12が設けられている。接続用穴
12の底部は,ダイパッド2に開口して,半田ボール5
とダイパッド2とを電気的に接続している。また,図5
に示すごとく,接続用穴12は,搭載部11において,
開口孔10の間に,散点状に複数設けられている。
【0018】電子部品搭載用基板100を製造するに当
たっては,図2に示すごとく,まず,絶縁基板1として
ガラスエポキシ樹脂基板を準備し,これに開口孔10及
び接続用穴12を穿設する。次いで,図3に示すごと
く,絶縁基板1に,銅箔などの金属箔を貼り,エッチン
グにより,逃げ孔20を有するダイパッド2,及び導体
パターン6を形成する。これにより,電子部品搭載用基
板100が得られる。
【0019】上記電子部品搭載用基板100には,ダイ
パッド2の上に,エポキシ樹脂製の接着材3により,電
子部品4を接着する。なお,接着材11は,その一部が
逃げ孔20を通じて開口孔10に移行することがある
(図6)。その後,電子部品4をボンディングワイヤー
41により導体パターン6と電気的に接続し,これらを
封止樹脂7により封止し,マザーボード8の外部端子8
1に半田ボール5を溶融接合する。
【0020】次に,本例の作用及び効果について説明す
る。本例においては,図6に示すごとく,搭載部11に
は,電子部品4の搭載側に含まれることがある水分Aを
通過させることができる開口孔10が設けられている。
また,搭載部11はダイパッド2により被覆されている
が,ダイパッド2には開口孔10に対応する位置に逃げ
孔20が設けられている。そのため,搭載部11と電子
部品4との間を接着する接着材3に水分Aが吸収されて
も,水分Aは,逃げ孔20及び開口孔10を通じて搭載
部11の外部に放出することができる。そのため,加熱
の際に生じるポップコーン現象による電子部品4の剥離
を抑制できる。従って,半田ボール5をダイパッド2や
外部端子81に接合する際の加熱によっても,電子部品
4は,搭載部11に対する接着性は低下せず,搭載部1
1から外れることもはない。
【0021】実施形態例2 本例は,図7に示すごとく,放熱板25に電子部品搭載
用の搭載部251を設け,そこに開口孔250を設けた
例である。本例の電子部品搭載用基板100は,絶縁基
板1に電子部品4を搭載するための搭載用穴15を設け
ている。搭載用穴15の一方の開口部は,放熱板25に
より被覆されている。放熱板25は,絶縁基板1に対し
て樹脂製の接着材39により接着されている。放熱板2
5は,電子部品4を搭載するための搭載部251を有し
ている。搭載部11は,1又は2以上の開口孔250を
設けている。その他は,実施形態例1と同様である。
【0022】次に,電子部品搭載用基板100につい
て,耐湿性の評価を行った。評価は,半田ボール接合時
の加熱温度,湿度及び加熱時間を,JEDELにより提
唱された耐湿レベルの各レベルに設定して行った。その
結果,85℃/60%/196時間(レベル2)まで,
接着材のポップコーン現象は生じなかった。一方,放熱
板に開口孔をあけないで同様の測定を行ったところ,3
0℃/60%/240℃(レベル4)までは接着材のポ
ップコーン現象は生じなかったが,それ以上のレベルで
はポップコーン現象が生じた。
【0023】本例においては,放熱板25に開口孔25
0を設けている。そのため,実施形態例1と同様に,加
熱による接着材3のポップコーン現象を抑制でき,電子
部品4の剥離を防止できる。また,本例においては特に
金属製(鉄,銅など)の放熱板25に電子部品4を接着
しているため,電子部品には搭載部の側から水分が侵入
することを防止できる。
【0024】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,加熱に
よる搭載部への電子部品の接着性の低下を抑制できる,
電子部品搭載用基板を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,電子部品を搭載した電
子部品搭載用基板の断面図。
【図2】実施形態例1における,開口孔及び接続用穴を
形成した絶縁基板の断面図。
【図3】実施形態例1の電子部品搭載用基板の断面図。
【図4】実施形態例1の電子部品搭載用基板の平面図。
【図5】実施形態例1の電子部品搭載用基板の裏面図。
【図6】実施形態例1における,開口孔を説明するため
の電子部品搭載用基板の要部断面図。
【図7】実施形態例2の電子部品搭載用基板の断面図。
【図8】従来例の電子部品搭載用基板の断面図。
【図9】従来例における,接着材のポップコーン現象を
示す電子部品搭載用基板の要部断面図。
【符号の説明】
1...絶縁基板, 10,250...開口孔, 11,251...搭載部, 12...接続用穴, 100...電子部品搭載用基板, 2...ダイパッド, 25...放熱板, 3,39...接着材, 4...電子部品, 41...ボンディングワイヤー, 5...半田ボール, 6...導体パターン, 7...封止用樹脂, 8...マザーボード, 81...外部端子,

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と,該基板に設けた,電子部品を搭
    載するための搭載部とを有する電子部品搭載用基板にお
    いて,上記搭載部には,電子部品の搭載側に含まれるこ
    とがある水分を通過させることができる開口孔が設けら
    れていることを特徴とする電子部品搭載用基板。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記基板は,絶縁基
    板であることを特徴とする電子部品搭載用基板。
  3. 【請求項3】 請求項1において,上記基板は,放熱板
    であることを特徴とする電子部品搭載用基板。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記搭載部には,電子部品接着用のダイパッドが設けら
    れていることを特徴とする電子部品搭載用基板。
  5. 【請求項5】 請求項4において,上記ダイパッドに
    は,上記開口孔に開口した逃げ孔が設けられていること
    を特徴とする電子部品搭載用基板。
  6. 【請求項6】 請求項5において,上記基板の開口孔
    は,上記金属パッドの逃げ孔よりも大きいことを特徴と
    する電子部品搭載用基板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006294828A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Nec Corp 電子部品およびその実装構造
JP2010171082A (ja) * 2009-01-20 2010-08-05 Panasonic Corp 回路モジュール及び電子機器

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