JPH11274934A - ディファレンシャルスイッチング回路およびディジタルアナログ変換器 - Google Patents
ディファレンシャルスイッチング回路およびディジタルアナログ変換器Info
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- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
ンシャルスイッチング回路の実現。 【解決手段】 ディジタルアナログ変換器(1) のために
使われるディファレンシャルスイッチング回路(4) は、
第1 のスイッチ要素(S1)と第2 のスイッチ要素(S2)とを
有する。第1 及び第2 のドライバ回路(12,14) は、それ
ぞれ第1 及び第2のスイッチ要素(S1,S2) に対応し、各
ドライバ回路(12,14) は、印加された入力信号(IN1,IN
2) に依存して対応する要素をオン、オフに切換える。
ドライバ回路(12,14) は、一方のスイッチ要素がオンで
あるときもう一方のスイッチがオフであるように協働す
る。各スイッチ要素(S1,S2) は、他のスイッチ要素のド
ライバ回路(12,14) における整合要素(46,44) と組み合
わされる。
Description
アナログ変換器で使用されるためのディファレンシャル
スイッチング回路(差動スイッチング回路)に関する。
られている電流スイッチされるディジタルアナログ変換
器(DAC)1の部分を示す。DAC1は、nビットの
ディジタル入力ワードを対応するアナログ信号へ変換す
るように設計される。DAC1は、個別に2値重み付け
された複数の電流源21 〜2n を有し、そのそれぞれは
DACに印加されたディジタル入力ワードのnビットに
対応する。各電流源は実質的に一定の電流を通し、異な
る電流源によって通される電流値は次のように2値重み
付けされる。すなわち、ディジタル入力ワードの最下位
ビットに対応する電流源21 は電流Iを通し、ディジタ
ル入力ワードの最下位の次のビットに対応する電流源2
2 は電流2Iを通す、というように、変換器の連続した
各電流源に対してそのようになる。
イッチング回路41 〜4n をさらに有し、そのそれぞれ
はn個の電流源21 〜2n に対応する。各ディファレン
シャルスイッチング回路4はその対応する電流源2に接
続され、電流源によって生成された電流を、変換器の第
1の接続線Aに接続された第1の端子か又は変換器の第
2の接続線Bに接続された第2の端子かのどちらにも切
換える。ディファレンシャルスイッチング回路は、ディ
ジタル入力ワードの1ビットを受信し(例えばディファ
レンシャルスイッチング回路41 は入力ワードの最下位
ビットを受信し)、当該ビット値に従って第1の端子又
は第2の端子のどちらかを選択する。DACの第1の出
力電流IA は、ディファレンシャルスイッチング回路の
第1の端子へ運ばれた各電流の合計であり、DACの第
2の出力電流IB は、ディファレンシャルスイッチング
回路の第2の端子へ運ばれた各電流の合計である。アナ
ログ出力信号は、電圧VA と電圧VB との電圧差VA −
VB であるが、その電圧V A はDAC1の第1の出力電
流IA が抵抗Rに流れることによって生成され、電圧V
B はDAC1の第2の出力電流IB が別の抵抗Rに流れ
ることによって生成される。
アナログ変換器での使用に適したディファレンシャルス
イッチング回路の以前から考えられている形式を示す。
このディファレンシャルスイッチング回路4は、第1及
び第2のPMOS電界効果トランジスタ(FET)S1及
びS2を備える。トランジスタS1及びS2のそれぞれのソー
スは共通ノードCNに接続されるが、その共通ノードCNに
は対応する電流源(図1における21 〜2n )が接続さ
れる。トランジスタS1及びS2の各ドレインは、回路のそ
れぞれ第1の出力ノードIOUTA及び第2の出力ノードI
OUTBに接続されるが、それは、図1のディファレンシャ
ルスイッチング回路の各々の第1及び第2の端子にそれ
ぞれ対応する。
接続された対応するドライバ回路6 1 又は62 を有す
る。相補的な入力信号IN1 及びIN2 は、ドライバ回路6
1 及び62 の入力にそれぞれ印加される。各ドライバ回
路は、スイッチング信号SW1 又はSW2 をそのそれぞれの
関係するトランジスタS1又はS2に対して生成するために
そのそれぞれが受信した入力信号IN1 又はIN2 を緩衝し
かつ反転させることにより、定常状態においてトランジ
スタS1及びS2のうちの一方がオンしもう一方がオフする
ようになる。例えば、図2そのもので示されるように、
入力信号IN1 がハイレベル(H)でありかつ入力信号IN
2 がローレベル(L)であるとき、トランジスタS1に対
するスイッチング信号SW1 (ゲート駆動電圧)はローレ
ベルLにあるのでトランジスタがオンし、一方で、トラ
ンジスタS2に対するスイッチング信号SW2 (ゲート駆動
電圧)はハイレベルHにあるのでトランジスタがオフす
る。それゆえこの状態では、共通ノードへ流れる入力電
流の全電流IINは、出力ノードIOUTAを通り、出力ノー
ドIOUTBには電流は通らない。
でトランジスタS2がオンであるように図2の回路4の状
態を変えることを望むとき、相補的な変化が入力信号IN
1 及びIN2 において同時になされ、入力信号IN2 がLか
らHへ変化すると同時に、入力信号IN1 がHからLへ変
化する。これらの相補的な変化の結果、トランジスタS1
及びS2が同時に切換わる、すなわちトランジスタS2がタ
ーンオンするちょうどその瞬間にトランジスタS1がター
ンオフするであろうことが予期される。しかし実際は、
ターンオンのスピードとターンオフのスピードは必然的
にいくらか非対称である。これは、回路の一方又は両方
の出力ノードにおいて順に故障を引き起こすかもしれな
い、共通ノードIINにおける瞬間的な故障になり得、ス
イッチの全てが完全に切換わるまでDACのアナログ出
力値における瞬間的なエラーを生じさせる。アナログ出
力信号におけるこれらの故障はコードに依存するかもし
れず、また出力スペクトラムにおいて高調波歪みを生じ
たりあるいは非高調波のスパー(non-harmonicspurs)を
生じたりするかもしれない。
イッチングに関係する故障の大きさは入力信号IN1 及び
IN2 における相補的な変化の対称性に依存するので、互
いに同期してこのような入力信号を生成してディファレ
ンシャルスイッチング回路に運ぶということに最も注意
が向けられている。しかし実際には、入力信号が完全に
対称であっても、入力信号からスイッチング信号を得る
ドライバ回路61 及び62 は、実際にトランジスタS1及
びS2を制御するスイッチング信号SW1 及びSW2に対して
非対称性を必然的にもたらすことがわかっている。この
ような非対称性から、どの個々のディファレンシャルス
イッチング回路においても過渡的な出力電流歪みが生じ
る結果となる。さらに、複数のディファレンシャルスイ
ッチング回路を用いるDACにおいては、異なる回路間
のスイッチング時間の変動も生じる結果となる。これら
の変動は、DACのスプリアスのないダイナミックレン
ジ(spurious-free dynamic range:SFDR)(特定の帯域幅
にわたって、出力信号の振幅実効値と、ピークのスプリ
アス信号との間の差をデシベルで測定)を低くする。こ
れらの変動はまた、変換器のアナログ出力信号のコード
依存性をもたらす。
れば、ディファレンシャルスイッチング回路は、回路構
成部の共通ノードと回路構成部の第1の出力ノードとの
間に接続された第1のスイッチ要素と、前記共通ノード
と回路構成部の第2の出力ノードとの間に接続された第
2のスイッチ要素と、前記第1及び第2のスイッチ要素
にそれぞれ対応する第1及び第2のドライバ手段であっ
て、そのそれぞれは、入力信号を受信するための入力と
要素をオン又はオフに切換えるためにスイッチング信号
が印加される対応するスイッチ要素の制御端子に接続さ
れた出力とを有し、各ドライバスイッチは、ディセーブ
ル信号をそれに印加することによって、前記入力におけ
る入力信号の変化に応答して前記スイッチング信号を変
えるよう操作可能な応答状態から、この入力信号の変化
に応答しても前記スイッチング信号は変化しない非応答
状態へ切り替え可能であり、第1のドライバ手段の入力
及び第2のドライバ手段の入力においてそれぞれ受信さ
れる前記入力信号は相互に相補的であるような第1及び
第2のドライバ手段と、それぞれの入力信号が相補的な
変化をするとき、前記ドライバ手段の一方が初めに応答
状態にあり、前記ドライバ手段のもう一方が初めに非応
答状態にあるように第1及び第2のドライバ手段のそれ
ぞれに対して前記ディセーブル信号を他方のドライバ手
段の前記入力信号から得るために接続されるクロスカッ
プリング(cross-coupling)手段と、を有する。
グ回路構成部においては、スイッチ要素の対称なスイッ
チングが、入力信号が対称な変化をしない場合でも保証
される。初めに非応答状態にあるドライバ手段は、好適
には、前述の各入力信号が相補的な変化をするときに、
対応するスイッチ要素がオンするようなドライバ手段で
ある。
号を生成し、その信号はスイッチング信号そのものを有
し、それは入力信号から得られる。回路構成部の部品数
を減らすためにこの信号を得ることができるということ
を利用できる。例えば、第1及び第2ドライバ手段のそ
れぞれに対する前記ディセーブル信号は、他方のドライ
バ手段によって生成される前記スイッチング信号と全く
同じ信号からでも得てもよい。
えば、どの伝導タイプのバイポーラ又はFETトランジ
スタ(npnあるいはpnpバイポーラ、n形あるいは
p形FET)でも使うことができる。各スイッチ要素が
p形伝導のトランジスタであるとき、好適には、各ドラ
イバ手段によってその対応するスイッチ要素に印加され
るスイッチング信号は、入力信号とディセーブル信号と
の論理NORである。一方で、各スイッチ要素がn形伝
導のトランジスタであるとき、好適には、各ドライバ手
段によってその対応するスイッチ要素に印加されるスイ
ッチング信号は、入力信号とディセーブル信号との論理
NANDである。これらNOR及びNAND機能は、少
ない数のバイポーラトランジスタ又はFETトランジス
タのどちらを使っても実現できるので簡単で便利であ
る。
ッチ要素トランジスタと同じ伝導タイプのディセーブル
トランジスタを有するが、それは、ターンオンしたと
き、スイッチング信号の電位を、そのドライバ手段の対
応するスイッチ要素がターンオフされるようなオフ電位
にする役割をする。スイッチ要素がFETのとき、各ド
ライバ手段では、ディセーブルトランジスタのゲート電
位は、他方のドライバ手段の対応するスイッチ要素の電
界効果トランジスタのゲート電位と整合される(これと
同じであるか又はこれより少ない変動のオフセットだけ
を有する)。例えば、ディセーブルトランジスタのゲー
トとスイッチ要素FETのゲートとは互いに接続されて
もよい。
ドライバ手段では、ディセーブルトランジスタのソース
電位は、他方のドライバ手段の対応するスイッチ要素の
電界効果トランジスタのソース電位と整合される(これ
と同じであるかまたはこれより少ない変動のオフセット
だけを有する)。例えば、各ドライバ手段では、ディセ
ーブルトランジスタのソースは共通ノードに接続されて
もよい。
ジスタ及び当該スイッチ要素が共に切換わることが保証
される。好適な実施態様では、各ドライバ手段は、第1
及び第2の供給線と、対応するスイッチ要素をターンオ
ンするために出力電位を第1の供給線の電位にすること
が選択的に可能な第1の回路と、対応するスイッチ要素
をターンオフするために出力電位を第2の供給線の電位
にすることが選択的に可能な第2の回路と、を有する。
な簡単な構造を有する。好適には、この第2の回路の動
作は、前述のディセーブル信号によることが望ましく、
ドライバ手段の動作を、制御のために簡単に及び便利に
することになる。第1の回路は、好適には、第1の回路
が起動されたとき出力電位を第1の供給線の電位にする
ようなレートを制御するための電流制御手段を有する。
これは第1の回路が起動されたときの出力ノードの電位
における故障を防ぐ助けとなる。
されないのは、スイッチング信号をノイズによって影響
され得る浮遊状態にするので望ましくない。従って、好
適には、各ドライバ手段は、当該ドライバ手段のうちの
第1の回路も第2の回路も起動されないとき、対応する
スイッチ要素をオン状態に維持するために、所定のオン
電位に出力電位を維持するための開回路回避手段をさら
に有する。
いは設計に依存するVss)のような固定電位であって
もよい。しかし、好適には、第2の供給線の電位は共通
ノードの電位に等しいか近い値である。これによって、
第2の回路の回路要素は、共通ノードの電位が通常浮遊
電位にある時でさえ、第2の回路が制御するスイッチ要
素と同じ電位を受信することができ、共通ノードの電位
の変動に関わりなく第2の回路とそのスイッチ要素との
間のスイッチングスピードの調整を確実にする。
1及び第2の入力信号をそれぞれ生成するため第1及び
第2のレート制御手段をさらに備え、各レート制御手段
は、回路構成部が生成する入力信号のスルーレートを制
御する役割をする。これは故障及び、過度に速い入力信
号における相補的な変化に関連する他の望ましくない影
響を防ぐ効果がある。
は、第1及び第2の信号のそれぞれのスルーレートを等
しくする役割をする。これは故障及び、異なるレートの
入力信号における相補的な変化に関連する他の望ましく
ない影響を防ぐ効果がある。好適には、回路構成部は、
各スイッチ要素に接続された補償手段をさらに備え、こ
の補償手段はドライバ手段の入力信号が変化するときに
初めに非応答状態にあるドライバ手段から対応するスイ
ッチ要素へ結合された電荷を補償する。この望まれない
結合は、ドライバ手段におけるトランジスタ、特に第2
の回路のトランジスタの寄生容量に起因して生じるかも
しれない。
バ手段の入力信号が変化するとき、初めの非応答状態に
あるドライバ手段に対応するスイッチ要素に反対電荷(c
ountercharge) をクロスカップリング(交差結合)する
ことによって有利にもたらされる。初めに応答状態にあ
るドライバ手段では、望ましくない電荷カップリングに
起因して初めに非応答状態にあるドライバで生じるスイ
ッチング信号の電位の変化に対して相補的な変化をする
ような少なくとも1つの信号が必然的に存在する。
に対して、当該ドライバ手段の出力と他方のドライバ手
段の入力との間に動作的に結合されたコンデンサを備え
てもよい。これは補償処理を簡単かつ効果的にするが、
これは特に、コンデンサがFETから又は、スイッチ要
素のFETに大きさ及び/又は伝導タイプが整合されて
いるようなものから形成され得るからである。
述の第1の態様を具体化するディファレンシャルスイッ
チング回路構成部と、ディファレンシャルスイッチング
回路の共通ノードに動作的に接続され、実質的に一定の
電流をそこに運ぶための電流源又は電流シンクとを有す
るディジタルアナログ変換器が提供される。本発明の第
3の態様によれば、複数のディファレンシャルスイッチ
ング回路であって、そのそれぞれは本発明の前述の第1
の態様を具体化するディファレンシャルスイッチング回
路構成部であり、複数のディファレンシャルスイッチン
グ回路のそれぞれの第1の出力ノードが互いに接続され
ており、複数のディファレンシャルスイッチング回路の
それぞれの第2の出力ノードが互いに接続されているよ
うな複数のディファレンシャルスイッチング回路と、複
数の電流源又は電流シンクであって、それは複数のディ
ファレンシャルスイッチング回路にそれぞれ対応し、各
電流ソース又は電流シンクは対応するディファレンシャ
ルスイッチング回路に動作的に接続され、実質的に一定
の電流をそこに運ぶための複数の電流源又は電流シンク
とを有するディジタルアナログ変換器が提供される。
は、SFDRが著しく改良されている「完全にセグメン
ト化された」又は「部分的にセグメント化された」DA
Cを提供することができる。この場合、異なる電流源/
異なる電流シンクによって湧き出される/浸透される電
流が同一であってもよい。代替例では、異なる電流源/
異なる電流シンクによって湧き出される/浸透される電
流が2値重み付けされてもよい。
スタが、電流源又は電流シンクあるいは各電流源又は電
流シンクと、対応するディファレンシャルスイッチング
回路又は各対応するディファレンシャルスイッチング回
路と、の間に接続される。これは、電流源/電流シンク
のトランジスタをそれらの電位における変動から保護す
る助けをするが、この変動はDACの動作中に電流源/
電流シンクの振幅が共通ノード電位の変化として作用す
るものである。
して説明する。図3は、本発明を具体化するディファレ
ンシャルスイッチング回路10の部分のブロック図であ
る。回路10は、それぞれ第1及び第2のスイッチ要素S1
及びS2を有し、この例においては、それらはp形電界効
果トランジスタ(FET)である。2つのトランジスタ
のそれぞれのソースには共通ノードCNが接続され、トラ
ンジスタのそれぞれのドレインには回路の第1及び第2
の出力ノードOUT1及びOUT2がそれぞれ接続される。
路は第1及び第2のドライバ回路12及び14をさらに有
し、各ドライバ回路12又は14は、回路の2つの相補的な
入力信号IN1 及びIN2 の1つを受信するためのメイン入
力と、ディセーブル信号DIS1又はDIS2を受信するための
ディセーブル入力とを有する。各ドライバ回路12又は14
はまた、ゲートにスイッチング信号SW1 又はSW2 を印加
するための、それぞれに対応するトランジスタS1又はS2
のゲートに接続された出力を有する。
グ回路18及び第2のクロスカップリング回路20を有する
クロスカップリング回路構成部16をさらに有する。クロ
スカップリング回路18は第1の入力信号IN1 を受信する
ために接続され、そこから第2のドライバ回路14に対す
るディセーブル信号DIS2を得る。もう一方で、クロスカ
ップリング回路20は第2の入力信号IN2 を受信するため
に接続され、そこから第1のドライバ回路12に印加され
るディセーブル信号DIS1を得る。
ライバ回路12又は14は、それに印加されるディセーブル
信号DIS1又はDIS2に依存する2つの異なる状態のうち
の、1つにおいて動作する。ディセーブル信号がドライ
バ回路に印加されないとき、ドライバ回路によって生成
されるスイッチング信号SW1 又はSW2がドライバ回路へ
印加される入力信号IN1 又はIN2 の変化に応答して変化
するような応答状態において、ドライバ回路は動作す
る。ドライバ回路が反転機能を有する場合、入力信号が
応答状態においてハイからローへ変化するとき、ドライ
バ回路によって生成されるスイッチング信号はローから
ハイへ変化し、またその逆も成り立つ。ドライバ回路が
非反転機能を有する場合、スイッチング信号における変
化は、入力信号における変化と同じである。
を受信するとき、ドライバ回路によって生成されるスイ
ッチング信号SW1 又はSW2 が当該ドライバ回路へ印加さ
れる入力信号IN1 又はIN2 における変化に応答しても変
化しないような、非応答状態に置かれることになる。相
補的な入力信号IN1 及びIN2 が安定である(変化しな
い)ときにディセーブル信号DIS1及びDIS2のうちの 1つ
だけが生成されるようにクロスカップリング回路構成部
16は動作する。従って、ディセーブル信号を受信するド
ライバ回路は非応答状態に置かれ、ディセーブル信号を
受信しないドライバ回路は応答状態に保たれる。それゆ
え、相補的な変化が入力信号IN1 及びIN2 において生じ
るとき、非応答状態にあるドライバ回路は、ディセーブ
ル信号がまだ提供される限りは、そのメイン入力におい
て見られる入力信号の変化を効果的に無視する。
信号IN1 又はIN2 はまた、非応答ドライバ回路にディセ
ーブル信号を印加するクロスカップリング回路18及び20
のうちの1つに印加される。それに応じて、当該クロス
カップリング回路は、応答ドライバ回路の入力信号の遷
移を検出し、かつその遷移の検出の後で非応答ドライバ
回路を解放する。従って、非応答ドライバ回路は、応答
ドライバ回路の入力における入力信号の変化の検出の後
で応答状態に変化する。その結果として、初め非応答状
態にあったドライバ回路は、初め応答状態にあったドラ
イバ回路のスイッチング信号における変化と対等の関係
で、そのスイッチング信号を変化させる。
グ動作はクロスカップリング回路構成部16によって調節
されるので、図3の回路に印加される入力信号IN1 及び
IN2における相補的な変化は完全に対照的である必要は
もはやない。初め非応答状態にあったドライバ回路に印
加される入力信号は、初め応答状態にあったドライバ回
路における相補的な変化の前ならいつでも、また、その
相補的な変化のあとの一定時間に対してでさえ、変化す
ることができる。
DIS1及びDIS2はそれぞれ入力信号IN1 及びIN2 から得ら
れるにもかかわらず、クロスカップリング回路18及び20
が当該入力信号を直接受信することは必ずしも必要な
い。例えば、各ドライバ回路は必然的に種々の異なる信
号を内部で生成するが、その信号はドライバ回路のメイ
ン入力に印加される入力信号から(依存して)得られ
る。同様に、各ドライバ回路によって生成されるスイッ
チング信号はまた、当該ドライバ回路の入力信号から得
られる信号でもある。それゆえ本発明の実施例では、ド
ライバ回路の内部信号からあるいはスイッチング信号自
身から、ディセーブル信号を得ることができる。この理
由から、いくつかの実施例においては、クロスカップリ
ング回路16はドライバ回路入力ではなく、ドライバ回路
内部ノード又はドライバ回路出力へ結合され得る。さら
に、適切にドライバ回路を設計することによって、クロ
スカップリング回路構成部が単に2つのドライバ回路12
及び14間のクロスカップリング接続からなるという点で
さえ、クロスカップリング回路構成部を簡単にできる。
スカップリング回路構成部は、入力信号における相補的
な変化のあらゆる対に対して、2つのドライバ回路のう
ちの一方だけが初めに応答状態にあり、2つの回路のう
ちのもう一方が初めに非応答状態にあるようになってい
る。ドライバ回路が初めに応答状態にあるということは
重要ではない。例えば、対応するトランジスタS1又はS2
が、応答状態において初めにオフ状態にあるようなドラ
イバ回路を有するように選んでもよい。この場合、その
応答ドライバ回路の入力信号が変化を開始するとすぐ
に、この入力信号を受信するクロスカップリング回路
は、そこにおける変化を検出し、かつ非応答ドライバ回
路からディセーブル信号を取り除くが、それによってオ
フのトランジスタがターンオンを開始するとすぐにオン
のトランジスタがターンオフを開始する。代替例とし
て、対応するトランジスタがオンであるドライバ回路
が、初めに応答状態にあるようなドライバ回路に選ばれ
てもよい。この場合は、クロスカップリング回路構成部
が応答ドライバ回路へ印加された入力信号における遷移
を検出するとすぐに、非応答ドライバ回路からディセー
ブル信号を取り除くことによって、初めに応答状態にあ
るドライバ回路の制御の下でオンのトランジスタがター
ンオフを開始すると同時に、初めに非応答状態にあるド
ライバ回路の制御の下でオフのトランジスタがターンオ
ンを開始するようにする。
4は、本発明の第1実施例によるディファレンシャルス
イッチング回路20を示す図である。本実施例では、スイ
ッチング要素S1及びS2はp形FETであり、ドライバ回
路12及び14はそれぞれNOR機能を有する。それゆえ、
各ドライバ回路12又は14によって生成されるスイッチン
グ信号は、その回路に印加される入力信号IN1 又はIN2
と、もう一方のドライバ回路によって生成されるスイッ
チング信号との論理NORである。それゆえ、この実施
例では、各ドライバ回路のディセーブル信号DIS1又はDI
S2はもう一方のドライバ回路のスイッチング信号SW2 又
はSW1 と全く同じである。
照して説明する。図5は、図4の回路の初期状態を示
す。この初期状態では、第1の入力信号IN1 はハイの論
理レベルHにあり、第2の入力信号IN2 は(第1の入力
信号IN1 の相補として)ローの論理レベルLにあると仮
定する。スイッチング要素S1及びS2に印加されるスイッ
チング信号SW1 及びSW2 は、それぞれL及びHであるの
でS1はオンでS2はオフである。また、初期状態では、第
1のドライバ回路12は、ディセーブル信号を受信(DIS1
=H)して非応答状態にあるが、第2のドライバ回路は
ディセーブル信号は受信しない(DIS1=L)ので従って
応答状態にある。
らLへ変化するが、第2の入力信号IN2 における対応す
る変化(LからH)はまだ生じていない。それゆえ、第
2の入力信号IN2 から得られる第1のドライバ回路12に
対するディセーブル信号DIS1は、Hレベルのままであ
り、従って、第1のドライバ回路の出力は、第1の入力
信号IN1 における変化に応答して変化することを妨げる
ことになる。それゆえに、スイッチ要素S1はオンのまま
であり、スイッチ要素S2はオフのままである。
の場合は、第2のドライバ回路14が応答状態にある(デ
ィセーブル信号が提供されていない)ので、スイッチン
グ信号SW2 はHからLへの変化を開始する。それゆえ、
スイッチ要素S2はターンオンを開始する。同時に、第1
のドライバ回路12に印加されるディセーブル信号DIS1は
HからLへ変化し、それによってスイッチング信号SW1
はLからHへの変化を開始し、それによってスイッチ要
素S1はターンオフを開始する。この方法で、スイッチ要
素S1のターンオフはスイッチ要素S2のターンオンと整合
される。
第1のスイッチング信号SW1 がHへ変化するときにディ
セーブル信号を受信するので、結局非応答状態になるこ
とがわかるであろう。それに応じて、相補的な入力信号
IN1 及びIN2 における次の変化が生じるとき、第1のド
ライバ回路12だけが(第1の入力信号IN1 における)変
化に初めに応答し、第2のドライバ回路14は、第1の入
力信号における(LからHへの)変化が生じるまで非応
答状態のままである。
ファレンシャルスイッチング回路30を示す図である。こ
の実施例では、スイッチ要素S1及びS2はそれぞれn形F
ETであり、第1及び第2のドライバ回路12及び14はそ
れぞれNAND機能を有する。各ドライバ回路によって
生成されるスイッチング信号SW1 又はSW2 は、その回路
に印加される入力信号IN1 又はIN2 と、当該回路に印加
されるディセーブル信号DIS1又はDIS2との論理NAND
である。図4の実施例のように各ドライバ回路に対する
ディセーブル信号DIS1又はDIS2は、もう一方のドライバ
回路のスイッチング信号SW2 又はSW1 によって直接提供
されるが、しかしこの実施例では、各ディセーブル信号
DIS1及びDIS2はアクティブ・ローである。
路30の動作は、第1の実施例の図5〜7にそれぞれ対応
する図9〜11によって例示される。図9に示されるよ
うに、初期状態において、入力信号は、IN1=L及びIN2=
Hであると仮定する。それゆえ、スイッチング信号SW1=
Hであり、スイッチング信号SW2=Lであるので、スイッ
チ要素S1はオンであり、スイッチ要素S2はオフである。
この状態では、第1のドライバ回路12は、第2のスイッ
チング信号SW2がLである結果としてディセーブル信号
DIS1を受信するので非応答状態にある。もう一方で、第
2のドライバ回路14は(ディセーブル信号DIS2のない)
応答状態にある。
らHへ変化する。しかし、第1のドライバ回路12は非応
答状態にあるので、第1のスイッチング信号SW1 はHの
ままであり、そしてスイッチ要素S1はオンのままであ
り、スイッチ要素S2はオフのままである。図11に示さ
れるように、この状態は第2の入力信号IN2 がHからL
へ変化するまで維持される。第2のドライバ回路14は応
答状態にあるので、スイッチング信号SW2 はLからHへ
の変化を開始し、それによってスイッチ要素S2はターン
オンを開始する。同時に、ディセーブル信号DIS1は第1
のドライバ回路12から取り除かれるので、第1のスイッ
チング信号SW1 はHからLへの変化を開始する。それゆ
え、S2がターンオンを開始すると同時に、S1はターンオ
フを開始する。
結局には非応答状態になり、第1のドライバ回路12は最
後には応答状態になることがわかるであろう。それゆ
え、入力信号IN1 及びIN2 における次の相補的な変化が
生じるとき、第1のドライバ回路12だけが(第1の入力
信号IN1 における)変化に応答し、第2のドライバ回路
14は、第1の入力信号IN1 における(HからLへの)変
化が生じる時間まで非応答状態のままである。
能性のあるトランジスタレベルでの実現を示す図であ
る。図12に示される回路40は、第1及び第2のp形F
ETS1及びS2を有する。トランジスタS1及びS2のそれぞ
れのドレインは回路40の第1及び第2の出力ノードOUT1
及びOUT2にそれぞれ接続されており、トランジスタS1及
びS2のそれぞれのソースは共通ノードCNに接続されてい
る。
回路PD1 又はPD2 とを備えるドライバ回路12又は14は、
各トランジスタS1又はS2にそれぞれ連携されている。各
プルダウン回路PD1 又はPD2 は、回路40の電源供給線Vs
s とトランジスタS1又はS2のゲートとの間に接続される
n形FET41又は42を備える。入力信号IN1 又はIN2は
トランジスタ41又は42に印加される。
チトランジスタS1又はS2のゲートと共通ノードCNとの間
に直列に接続された(PU1 に対しては43及び44、並びに
PU2に対しては45及び46の)2つのp形FETを備え
る。トランジスタ43及び45はそれらのゲートにおいて、
それぞれ入力信号IN1 及びIN2 を受信する。トランジス
タ44及び46は、それぞれディセーブル信号DIS1及びDIS2
を受信するディセーブルトランジスタである。これらの
ディセーブル信号DIS1及びDIS2は、スイッチングトラン
ジスタS2及びS1のゲートからそれぞれクロスカップリン
グされる。(換言すれば、第1のドライバ回路12によっ
て生成されるスイッチング信号SW1 はディセーブル信号
DIS2を直接提供し、一方で、第2のドライバ回路14によ
って生成されるスイッチング信号SW2 はディセーブル信
号DIS1を直接提供する。)所望ならば、各プルアップ回
路PU1 又はPU2 における2つのp形FETの順番を置き
換えることができる。
と図16のタイミング図とを参照して説明する。図13
において、初め、第1の入力信号IN1 はIN1=Hであり、
第2の入力信号IN2 は(第1の入力信号IN1 に対して相
補的に)IN2=Hであると仮定する。それゆえに、トラン
ジスタ41,45,46及びS1はオンであり、トランジスタ4
2,43,44及びS2はオフである。第1のドライバ回路12
のディセーブルトランジスタ44は(ディセーブル信号DI
S1= Hを受信しているので)オフであるので第1のドラ
イバ回路12は非応答状態であるが、これに対し、第2の
ドライバ回路14はそのディセーブルトランジスタ46がオ
ンであるので応答状態にある。
に、IN1 はHからLへ変化する。結果として、第1のド
ライバ回路12におけるトランジスタ41はターンオフし、
図16の点線で示されるように、アクティブに駆動され
ない(すなわち共通ノードCNにも供給線Vss にも接続さ
れない)ような高インピーダンス(トライステートTS:t
ri-state)状態に第1のスイッチング信号SW1 を効果的
に置く。しかし、高インピーダンス状態に入る前は第1
のスイッチング信号SW1 はLであったので、ローレベル
LのままであるのでS1はオンのままである。第1のドラ
イバ回路12のディセーブルトランジスタ44は、IN2 がL
のままである限りディセーブル信号DIS1を受信する。IN
1 における変化が第1のスイッチング信号SW1 を変化さ
せることを妨げるのはこのディセーブルトランジスタ44
である。
へ変化するとき、第2のドライバ回路14において、トラ
ンジスタ42はターンオンし、トランジスタ45はターンオ
フする。トランジスタ46は、SW1 がこの時間でまだL
(トライステート状態)であるので、初めはオンであ
る。結果として、SW2 はHからLへの変化を開始する。
共通ノードCNとトランジスタS2のゲートとの間の電位差
がトランジスタS2のしきい値電圧VTPを超えるとき、ト
ランジスタS2はターンオンを開始する。同時にディセー
ブルトランジスタ44もまた、そのゲートとソースとの間
の電位差がそのしきい値電圧VTPを超えるとき、ターン
オンを開始する。第1のドライバ回路12がそれによって
非応答状態から応答状態へ変化し、第1のスイッチング
信号SW1 はプルアップ回路PU1 によってプルアップされ
て、トランジスタS2がターンオンを開始するを開始する
と同時にトランジスタS1がターンオフを開始するように
なる。
ンジスタ44は、2つのトランジスタ44及びS2のソースが
同じ電位VCNを有し、かつ2つのトランジスタのゲート
もまた同じ電位SW2 を受信するという意味で、第2のス
イッチングトランジスタS2に整合される。スイッチング
トランジスタS1及びディセーブルトランジスタ46もまた
そのような整合された対を形成する(この場合、ゲート
の電位は共にSW1 である)。この特徴のおかげで、ディ
セーブルトランジスタがターンオンするレートは、それ
と対になるスイッチングトランジスタがターンオンする
レートに整合する。それゆえ、他方のスイッチングトラ
ンジスタ(例えばS1)のゲート信号が立ち上がりを開始
する瞬間が、ディセーブルトランジスタ(44)と対にな
るスイッチングトランジスタ(S2)がターンオンを開始
する瞬間と整合する。
通ノードCNに接続されることは本質的なことではない。
プルアップ回路PU1 及びPU2 はVCNではない電位に接続
され得るが、これらの電位はVCNと少なくとも一致すべ
きであり、例えばVCNを追跡すべきである(つまりそこ
からの一定のあるいは小さな変動のオフセットを有す
る)。(ディセーブルトランジスタ及び対応するスイッ
チングトランジスタからなる)整合された対のトランジ
スタパラメータが異なるに違いないとき、例えばオンで
あるときのトランジスタを通過する必要のある異なる電
流のためにこのようなオフセットを有するのが望ましい
かもしれない。
1 及びPU2 のトランジスタ43及び45が、同じドライバ回
路のディセーブルトランジスタ及びプルアップトランジ
スタの両方が瞬間的に同時にオンする可能性のある状況
を防止する役割をする。同じドライバ回路のディセーブ
ルトランジスタ及びプルダウントランジスタの両方が同
時に(非オーバーラップが保証された)オン状態が他の
いくつかの手段によって保証され得るのであるならば、
トランジスタ43及び45は取り除かれ得る。
ベルにおける第1の実施例の別の好適な実現が示されて
いる。このような回路は、DACでの使用に適してお
り、完全のために、図17は、ディファレンシャルスイ
ッチング回路50に加えて、ディファレンシャルスイッチ
ング回路50の共通ノードCNと供給線Vddとの間に直列
接続される電流源52及びカスコードトランジスタ(casco
ding transistor)54を示している。電流源52は、例えば
図1において示される2進で重み付けされた電流源21
〜2n のうちの1つに対応する。しかし、電流源は必ず
しも2値重み付けされる必要はない。いわゆる「セグメ
ント化された」あるいは「部分的にセグメント化され
た」DAC構造において示されるように、例えば「デー
タ変換システム設計の原理(Principles of Data Conver
sion System Design) 」、Behzad Razavi 、pp.90 〜94
において説明されているように、電流源が一致される可
能性もまたある。電流源52は、Vddに対して固定され
たバイアス電圧Vpcs を受信するためにゲート(又は複
数のゲート)が接続される大きなp形FET(又は考え
られ得るいくつかの並列接続されたより小さいp形FE
T)によって提供される。カスコードトランジスタ54も
またp形FETであり、Vddに対してまた固定される
さらに予め決定されたバイアス電圧Vpcasc をゲートで
受信する。カスコードトランジスタ54は電流源トランジ
スタ52のドレインを一定の電圧に維持し、そうして、そ
の回路の変化の出力ノードOUT1及びOUT2の電位として
の、出力における電圧動揺から電流源トランジスタを保
護するが、その電圧変動は異なるスイッチング回路50の
共通ノードCNの電圧Vtailにおける変動によって引き起
こされる。電流源トランジスタ52は大きなトランジスタ
(あるいは並列接続されたいくつかの小さなトランジス
タ)であるということを想起してレイアウトの融通性を
容易にするために、電流源トランジスタ52のドレインと
カスコードトランジスタ54のソースとの間の接続は比較
的長くてもよい。ある設計においては、カスコードトラ
ンジスタは省略されてもよい。
流シンク回路を用いることもできるが、この場合、トラ
ンジスタの伝導タイプは逆であり、トランジスタS2及び
S4に対するバイアス電位はVssに対して固定であるべ
きである。図17におけるディファレンシャルスイッチ
ング回路50は、要素PU1 ,PU2 ,PD1 ,PD2 ,S1及びS
2,並びに図12のディファレンシャルスイッチング回
路40の要素41,42,43,44,45及び46、に対応する要素
を有し、同じ参照符号はそれに応じて両方の図面に使わ
れる。
回路50において、各ドライバ回路12又は14は、n形FE
T55及び56を有するトライステートプルダウン回路TPD1
又はTPD2を有する。n形トランジスタは、そのドライバ
回路12又は14のディセーブル信号DIS1又はDIS2を受信す
るために接続されるゲートを有し、そのドライバ回路12
又は14によって駆動されるスイッチングトランジスタS1
又はS2のゲートに接続されるドレインを有する。ドライ
ブ回路のディセーブルトランジスタ44又は46がターンオ
ンする前にトライステート(高インピーダンス)の状態
にドライバ回路のスイッチング信号SW1 又はSW2 がなる
のを妨ぐために、トライステートプルダウン回路PD1 及
びPD2 がドライバ回路12及び14において提供される。ト
ライステートプルダウン回路におけるn形トランジスタ
55又は56は、ドライバ回路に印加されるディセーブル信
号が存在する限りオン状態にホールドされる。それゆ
え、当該ドライバ回路のスイッチング信号はディセーブ
ル信号が取り除かれるまでホールドされ、ドライバ回路
のプルダウン回路PD1 又はPD2 が入力信号の変化のため
にアクティブでないとき、ドライバ回路によって駆動さ
れるスイッチングトランジスタのゲート電位における変
動に起因する考えられ得る問題を防止する。
回路はまた、各プルダウン回路PD1又はPD2 において、
図12に示されるトランジスタ41及び42に加えて、さら
なるn形トランジスタ58又は59を有する。これらのトラ
ンジスタ58及び59はそれぞれトランジスタ41及び42に直
列接続され、それぞれのゲートにおいて、Vssに対し
て固定されている所定のバイアス電圧Vnbias を受信す
る。プルダウン回路が起動されているとき、トランジス
タ58及び59はそれぞれ、スイッチング信号SW1及びSW2
の変化のレートを制御する一定の電流シンクとしての役
割を果たす。これは、スイッチングトランジスタS1及び
S2の迅速なスイッチングによって引き起こされる出力ノ
ード電位における故障を避ける助けとなる。
回路50はそれぞれレート制御反転回路RCI1及びRCI2をさ
らに有するが、そのレート制御反転回路RCI1及びRCI2は
その回路の相補的な入力信号IN2 及びIN1 をそれぞれ受
信する。各レート制御反転回路RCI1及びRCI2は、Vdd
とVddに対して固定されている所定のバイアス電位V
pbias との間に接続された電流源トランジスタ61及び71
を有する。各レート制御反転回路RCI1及びRCI2は、電流
シンクトランジスタ62又は72をさらに有するが、所定の
バイアス電圧Vnbias (あるいは所望ならば、例えばド
ライバ間のカップリングを低減するために、Vssに対
してまた固定されるVnbias とは異なる、別の所定のバ
イアス電圧)をそのゲートで受信する。各レート制御反
転回路RCI1及びRCI2は、p形トランジスタ63又は73とn
形トランジスタ64又は74とからなる反転器をさらに有
し、その反転器のトランジスタは電流源及び電流シンク
トランジスタ61と62との間、又は71と72との間に直列接
続される。反転器の2つのトランジスタは、そのゲート
において入力信号IN1 又はIN2 を受信する。
バ回路12及び14のプルアップ及びプルダウン回路に印加
されるゲート駆動信号の上がり下がりのレートを制御す
る。それゆえに、2つの入力信号IN1 及びIN2 が相補的
な変化をするとき、2つのレート制御反転回路RCI1及び
RCI2うちの一方の出力信号が下がると同時に、レート制
御反転回路RCI1及びRCI2うちのもう一方の出力信号が上
がり、それによって回路の出力ノードの電圧における電
位故障を避けることができる。加えて、電流源トランジ
スタ及び電流シンクトランジスタ61,71,62及び72は、
入力信号の遷移において過度に大きい電流の流れを避け
るために、出力信号の上がり下がりのレートを安定的に
制限する役割を有する。
回路50は、第1及び第2のクロスカップリングコンデン
サC1及びC2をさらに有するが、そのコンデンサは、各レ
ート制御反転回路の出力を、他方のドライバ回路によっ
て駆動されるスイッチングトランジスタS1又はS2のゲー
トに結合する役割をする。これらのクロスカップリング
コンデンサは次の現象のゆえに提供される。
非応答状態にあるドライバ回路12はハイの論理レベルH
をその入力(図13におけるIN1 )に有する。このドラ
イバ回路におけるトランジスタ43は、そのゲート電極と
ソース電極との間に寄生容量(オーバーラップキャパシ
タンス:overlap capacitance)を有し、ゲートがHでソ
ースがLであるとき、この寄生容量に格納された電荷
は、寄生容量Cgsとゲート−ソース間の電位差Vgs(V
dd)との積に等しい。図13の入力信号IN1 がHから
Lへ変化するとき、図14に示されるように、トランジ
スタ43の寄生容量に格納された電荷は、スイッチングト
ランジスタS1のゲートに結合され、それはこのときはL
に違いなく、まだ動いていない。トライステートプルダ
ウン回路TPD1におけるトランジスタ55(図17)が少な
くともそれがターンオフするまでこのことが起きるのを
防ぐ役割を部分的に果たすにもかかわらず、このこと
は、S1のゲート電位を負の電源Vssより下に引き出す
傾向がある。
リングコンデンサC1及びC2が図17の回路に含められる
が、このクロスカップリングコンデンサC1及びC2は、オ
ンであるスイッチングトランジスタのゲートに、ゲート
電位の上述の負の引き出しが生じるときに立ち上がる信
号を結合する役割をする。図13及び14に示される場
合では、例えば、このような立ち上り信号は、レート制
御反転回路RCI2の出力において入手可能であり、それゆ
えにこの立ち上り信号は、ゲート電位の負の引き出しを
補償するためにコンデンサC2を介してスイッチングトラ
ンジスタS1のゲートに結合される。
の出力の上がり下がりのレートを整合してあるので、回
路RCI2の出力の立ち上りのレートは、回路RCI1の出力の
立ち下がりのレートを整合し、電荷の補償の正確さを確
実にする。コンデンサC1及びC2はそれぞれのFETによ
って提供されることができ、各FETは、コンデンサの
一方の電極として共通に接続されたソース電極及びドレ
イン電極と、コンデンサのもう一方の電極として接続さ
れたゲートを有する。
タ43及び45として好適には同じ伝導タイプ(すなわち図
17の実施例ではp形)である。さらに、コンデンサF
ETのキャパシタンスがトランジスタ43及び45の寄生容
量と整合されるのを確実にするために、コンデンサFE
Tの大きさはトランジスタ43及び45の大きさと整合され
なければならない。
部分を示す図である。
るディファレンシャルスイッチング回路の部分を示す図
である。
チング回路の部分を示す図である。
ルスイッチング回路の部分のブロック回路図である。
る。
る。
る。
ルスイッチング回路の部分のブロック回路図である。
る。
る。
る。
る。
1)である。
2)である。
3)である。
イミング図である。
別の実現の回路図である。
グ回路 12…第1のドライバ回路 14…第2のドライバ回路 16…クロスカップリング回路構成部 18…第1のクロスカップリング回路 20…第2のクロスカップリング回路 40…回路 41,42,43,44,45,46,55,56,5
8,59,63,73,S1,S2…トランジスタ 54…カスコードトランジスタ 61,71…電流源トランジスタ 62,72…電流シンクトランジスタ CN…共通ノード IN1 ,IN2 …入力信号 DIS1,DIS2…ディセーブル信号 SW1 ,SW2 …スイッチング信号 OUT1,OUT2…出力ノード
Claims (33)
- 【請求項1】 ディファレンシャルスイッチング回路で
あって、 該ディファレンシャルスイッチング回路の共通ノードと
前記ディファレンシャルスイッチング回路の第1の出力
ノードとの間に接続された第1のスイッチ要素と、 前記共通ノードと前記ディファレンシャルスイッチング
回路の第2の出力ノードとの間に接続された第2のスイ
ッチ要素と、 前記第1及び第2のスイッチ要素にそれぞれ対応する第
1及び第2のドライバ手段であって、各該第1及び第2
のドライバ手段は、印加される入力信号に依存してそれ
ぞれ第1及び第2の状態の間でその要素を切換えるため
の対応するスイッチ要素に接続され、前記第1及び第2
の状態のうち一方はオン状態で、前記第1及び第2の状
態のうちのもう一方はオフ状態であり、前記第1及び第
2のドライバ手段は、前記第1及び第2のスイッチ要素
のうち一方が前記第2の状態を有するときは前記第1及
び第2のスイッチ要素のうちのもう一方が前記第1の状
態を有するように協働する第1及び第2のドライバ手段
と、を有し、 各前記スイッチ要素は、他方の前記スイッチ要素に対応
するドライバ手段における整合要素と対であり、前記整
合要素は、その対となる前記スイッチ要素と対応する前
記ドライバ手段と動作的に結合され、かつ、前記整合要
素の所定のスイッチング動作がその対となる前記スイッ
チ要素の前記第1の状態から前記第2の状態へのスイッ
チングに整合されるようにその対となる前記スイッチ要
素に整合され、前記所定のスイッチング動作は、前記他
方のスイッチ要素の、前記第2の状態から前記第1の状
態への切換えを引き起こす役割をすることを特徴とする
ディファレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項2】 各前記スイッチ要素は、該スイッチ要素
に印加されるメインスイッチング信号によって前記第1
の状態から前記第2の状態へ切換えられ、各前記整合要
素は、該整合要素に印加される整合スイッチング信号に
よってその前記所定のスイッチング動作がなされ、前記
スイッチ要素の1つ及びそのスイッチ要素の前記整合要
素からなる要素の各整合された対に対して、前記整合要
素に印加される前記整合スイッチング信号は、前記スイ
ッチ要素に印加される前記メインスイッチング信号の有
効な値を有する請求項1に記載のディファレンシャルス
イッチング回路。 - 【請求項3】 各前記整合要素は、前記ディファレンシ
ャルスイッチング回路が使用されているとき、前記共通
ノードの電位に等しいか又は前記共通ノードの電位を追
跡するような電位に維持された電位である端子を有する
請求項1又は2に記載のディファレンシャルスイッチン
グ回路。 - 【請求項4】 各前記整合要素は前記共通ノードに直接
接続された端子を有する請求項1又は2に記載のディフ
ァレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項5】 各前記整合要素は、前記ディファレンシ
ャルスイッチング回路が使用されているとき、その対と
なる前記スイッチ要素の制御端子の電位に等しいか又は
前記制御端子の電位を追跡するような電位に維持された
電位である制御端子を有する請求項1から4のいずれか
一項に記載のディファレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項6】 各前記整合要素は、その対となる前記ス
イッチ要素の制御端子に直接接続される制御端子を有す
る請求項1から4のいずれか一項に記載のディファレン
シャルスイッチング回路。 - 【請求項7】 前記スイッチ要素の1つ及びそのスイッ
チ要素の前記整合要素からなる要素の各前記整合された
対に対して、前記対の各要素は、それぞれ同じ伝導タイ
プのトランジスタを備える請求項1から6のいずれか一
項に記載のディファレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項8】 前記スイッチ要素の1つ及びそのスイッ
チ要素の前記整合要素からなる要素の各前記整合された
対に対して、前記対の各要素は、それぞれ電界効果トラ
ンジスタを備える請求項1から7のいずれか一項に記載
のディファレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項9】 各前記整合要素のゲート−ソース間の電
位は、前記ディファレンシャルスイッチング回路が使用
されているとき、その対となる前記スイッチ要素のゲー
ト−ソース間の電位に整合されている請求項8に記載の
ディファレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項10】 各前記整合要素のトランジスタのゲー
トは、前記ディファレンシャルスイッチング回路が使用
されているとき、その対となる前記スイッチ要素の前記
トランジスタのゲート電位に等しいか又は前記ゲート電
位を追跡するような電位に維持される請求項8又は9に
記載のディファレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項11】 各前記整合要素のトランジスタのソー
スは、前記ディファレンシャルスイッチング回路が使用
されているとき、その対となる前記スイッチ要素の前記
トランジスタのソース電位に等しいか又は前記ソース電
位を追跡するような電位に維持される請求項8,9又は
10のいずれか一項に記載のディファレンシャルスイッ
チング回路。 - 【請求項12】 前記所定のスイッチング動作におい
て、前記整合要素は前記第1の状態から前記第2の状態
へ切換える請求項1から11のいずれか一項に記載のデ
ィファレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項13】 各前記ドライバ手段は、入力信号を受
信するための入力と、その対応する前記スイッチ要素に
接続された出力であって、前記第1及び第2の状態の間
でその要素を切換えるためにスイッチング信号を印加す
るための出力と、を有し、前記第1のドライバ手段の入
力及び前記第2のドライバ手段の入力のそれぞれにおい
て受信された前記入力信号は相互に相補的であり、 各前記ドライバ手段は、該ドライバ手段に対するディセ
ーブル信号の印加によって、その前記入力における入力
信号の変化に応答してその前記スイッチング信号を変え
るよう動作可能な応答状態から、前記入力信号に応答し
ても前記スイッチング信号を変えない非応答状態へ切換
え可能であり、 各前記入力信号が相補的に変化するとき前記ドライバ手
段の一方が初めに前記応答状態にあり、前記ドライバ手
段のもう一方が初めに前記非応答状態にあるような、他
方の前記ドライバ手段の前記入力信号から前記第1及び
第2のドライバ手段のそれぞれに対して前記ディセーブ
ル信号を得るために接続されたクロスカップリング手段
を前記ディファレンシャルスイッチング回路は更に備え
る請求項1から12のいずれか一項に記載のディファレ
ンシャルスイッチング回路。 - 【請求項14】 前記初めに非応答状態にあるドライバ
手段は、前記各入力信号が相補的に変化するとき、その
対応する前記スイッチ要素がオンであるドライバ手段で
ある請求項13に記載のディファレンシャルスイッチン
グ回路。 - 【請求項15】 前記第1及び第2のドライバ手段のそ
れぞれに対する前記ディセーブル信号は、他方の前記ド
ライバ手段によって生成される前記スイッチング信号か
ら得られる請求項13又は14に記載のディファレンシ
ャルスイッチング回路。 - 【請求項16】 前記第1及び第2のドライバ手段のそ
れぞれに対する前記ディセーブル信号は、他方の前記ド
ライバ手段によって生成される前記スイッチング信号と
全く同じ信号である請求項13又は14に記載のディフ
ァレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項17】 各前記スイッチ要素はp形伝導のトラ
ンジスタであり、各前記ドライバ手段によってその対応
する前記スイッチ要素に印加される前記スイッチング信
号は、各前記ドライバ手段の前記入力信号と各前記ドラ
イバ手段の前記ディセーブル信号との論理NORである
請求項13から16のいずれか一項に記載のディファレ
ンシャルスイッチング回路。 - 【請求項18】 各前記スイッチ要素はn形伝導のトラ
ンジスタであり、各前記ドライバ手段によってその対応
する前記スイッチ要素に印加される前記スイッチング信
号は、各前記ドライバ手段の前記入力信号と各前記ドラ
イバ手段の前記ディセーブル信号との論理NANDであ
る請求項13から16のいずれか一項に記載のディファ
レンシャルスイッチング回路。 - 【請求項19】 各前記ドライバ手段は前記スイッチ要
素のトランジスタと同じ伝導タイプのディセーブルトラ
ンジスタを有し、前記ディセーブルトランジスタは、タ
ーンオンしたときに、前記スイッチング信号の電位を、
そのドライバ手段の前記対応するスイッチ要素がターン
オフするオフ電位にする役割をする請求項17又は18
に記載のディファレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項20】 前記ディセーブルトランジスタは、各
前記ドライバ手段における前記整合要素である請求項1
9に記載のディファレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項21】 各前記ドライバ手段は、 第1及び第2の供給線と、 前記対応するスイッチ要素がオンになるように、前記出
力の電位を前記第1の供給線の電位にするよう選択的に
起動可能である第1の回路と、 前記対応するスイッチ要素がオフになるように、前記出
力の電位を前記第2の供給線の電位にするよう選択的に
起動可能である第2の回路と、を有する請求項13から
20のいずれか一項に記載のディファレンシャルスイッ
チング回路。 - 【請求項22】 前記第2の回路の動作は、前記ディセ
ーブル信号によってディセーブルされる請求項21に記
載のディファレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項23】 前記第1の回路は、前記第1の回路が
起動されるとき、前記出力の電位が前記第1の供給線の
電位になるようなレートを制御するための電流制御手段
を有する請求項21又は22に記載のディファレンシャ
ルスイッチング回路。 - 【請求項24】 各前記ドライバ手段は、該当する前記
ドライバ手段の前記第1の回路も前記第2の回路も起動
しないとき、オン状態にある前記対応するスイッチ要素
を維持するために、所定のオン電位に前記出力の電位を
維持するための開回路回避手段をさらに有する請求項2
1から23のいずれか一項に記載のディファレンシャル
スイッチング回路。 - 【請求項25】 前記第2の供給線電位は、前記共通ノ
ードの電位と等しいか又は近い電位である請求項21か
ら24のいずれか一項に記載のディファレンシャルスイ
ッチング回路。 - 【請求項26】 前記第1及び第2の相互補完入力信号
をそれぞれ生成するための第1及び第2のレート制御手
段を更に備え、各前記レート制御手段は、それが生成す
る前記入力信号のスルーレートを制御する役割をする請
求項13から25のいずれか一項に記載のディファレン
シャルスイッチング回路。 - 【請求項27】 前記第1及び第2のレート制御手段
は、前記第1及び第2の入力信号のそれぞれの前記スル
ーレートを等しくする役割をする請求項26に記載のデ
ィファレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項28】 前記ドライバ手段の前記入力信号が変
化するとき、前記初めに非応答状態にあるドライバ手段
からその対応する前記スイッチ要素へ結合される電荷を
補償するための、各前記スイッチ要素に接続される補償
手段をさらに備える請求項13から27のいずれか一項
に記載のディファレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項29】 前記補償手段は、前記初めに応答状態
にあるドライバ手段の前記入力信号が変化するとき、前
記初めの非応答状態にあるドライバ手段に対応する前記
スイッチ要素に反対電荷をクロスカップリングすること
によって補償されるようにもたらされるよう操作可能で
ある請求項28に記載のディファレンシャルスイッチン
グ回路。 - 【請求項30】 前記補償手段は、各前記ドライバ手段
に対して、該当する前記ドライバ手段の前記出力と他方
の前記ドライバ手段の前記入力との間に動作的に結合さ
れるコンデンサを備える請求項28又は29に記載のデ
ィファレンシャルスイッチング回路。 - 【請求項31】 請求項1から30のいずれか一項に記
載のディファレンシャルスイッチング回路と、該ディフ
ァレンシャルスイッチング回路の前記共通ノードに動作
的に接続され、実質的に一定の電流を前記共通ノードに
運ぶための電流源又は電流シンクと、を有する特徴とす
るディジタルアナログ変換器。 - 【請求項32】 複数のディファレンシャルスイッチン
グ回路であって、そのそれぞれが請求項1から30のい
ずれか一項に記載のディファレンシャルスイッチング回
路であり、前記複数のディファレンシャルスイッチング
回路のそれぞれの前記第1の出力ノードは互いに接続さ
れており、前記複数のディファレンシャルスイッチング
回路のそれぞれの前記第2の出力ノードは互いに接続さ
れているような、複数のディファレンシャルスイッチン
グ回路と、 該複数のディファレンシャルスイッチング回路にそれぞ
れ対応する複数の電流源又は電流シンクであって、その
前記対応するディファレンシャルスイッチング回路の前
記共通ノードに動作的に接続され、実質的に一定の電流
を前記共通ノードに運ぶための電流源又は電流シンク
と、を有することを特徴とするディジタルアナログ変換
器。 - 【請求項33】 カスコードトランジスタが前記電流源
又は電流シンクあるいは各前記電流源又は電流シンク
と、前記対応するディファレンシャルスイッチング回路
又は各前記対応するディファレンシャルスイッチング回
路の前記共通ノードと、の間に接続される請求項31又
は32に記載のディジタルアナログ変換器。
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