JPH11275309A - 固定軸の支持装置 - Google Patents

固定軸の支持装置

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JPH11275309A
JPH11275309A JP10090814A JP9081498A JPH11275309A JP H11275309 A JPH11275309 A JP H11275309A JP 10090814 A JP10090814 A JP 10090814A JP 9081498 A JP9081498 A JP 9081498A JP H11275309 A JPH11275309 A JP H11275309A
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hole
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JP10090814A
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Hidekazu Hayashi
英一 林
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Fujinon Corp
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Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定軸を軸受板に支持させる構造で、軸受板
に形成した透孔に挿入した状態で固定軸を挟持し、それ
自身は軸受板に係止される支持装置とし、複数の固定軸
が並設された構造でも固定軸の支持作業を容易に行なえ
るようにする。 【解決手段】 台座部22の一方の面に、係合脚部23と挟
持脚部24とを交互に、等間隔に同心円上に3つずつ突設
し、該脚部23、24をその弾性により適宜に撓むよう支持
装置20を形成し、係合脚部23の外側面には係合爪部25
を、挟持脚部24の内側面はガイド軸3のジャーナル部3b
の外径より適宜に小さい径の円弧に沿って形成する。ガ
イド軸3のジャーナル部3bを係止孔10a に遊挿するよう
軸受板10を設置し、係止孔10a に支持装置20を挿入し
て、挟持脚部24でガイド軸3を支持し、係合脚部23で軸
受板10に係止されて、ガイド軸3が軸受板10に支持され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、摺動体の摺動を
案内するなどのために該摺動体を遊嵌させる固定軸の支
持装置に関し、特に複数の摺動体を各別に案内する複数
の固定軸を、狭い間隔で配設する場合に適した固定軸の
支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種部品を固定軸に案内させて一定の方
向に摺動させるスライダ機構は、各種装置の種々の機構
に必要に応じて利用されている。例えば、カラー原稿の
画像情報を読取ってディジタル・データに変換し、記録
媒体への記録等の所定の処理を行なうイメージ・スキャ
ナなどの画像処理装置においては、レンズを透過した原
稿像をフィルタを透過させて色調整を行なって撮像素子
などに入射するようにしてあるが、色調整は複数枚のフ
ィルタを適宜な割合で光路に対して進退させることによ
り行なっており、このフィルタの進退にスライダ機構が
利用されている。色調整のためにはシアン、マゼンタ、
イエローの3枚のフィルタを必要とし、さらに所望によ
って明暗を調整するフィルタを設けて4枚のフィルタを
備えており、これらフィルタの間隔は極力狭くしてあ
る。すなわち、複数枚のフィルタを光軸と直交するそれ
ぞれの面内で摺動自在に配設してあり、この摺動を固定
軸によって案内している。
【0003】従来、この種の装置であって密集した状況
において固定軸を配設するのに、軸端部に縮径して形成
したジャーナル部を、軸受を兼ねた板材に形成した支持
孔に挿通させて該固定軸を固定するようにした構造があ
る。例えば、色調整フィルタの摺動を案内する機構とし
て特開平8−86946号公報に記載されたものがあ
る。すなわち、色調整フィルタのハウジングに挿通させ
た固定軸であるガイド棒を単一のブラケットで支持する
構造として、該ガイド棒の端部を単一のブラケットにそ
れぞれのガイド棒に対応して形成した支持孔に挿通させ
た構造が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のガイド棒の固定構造では、単一のブラケットに
複数本のガイド棒を支持させる構造であるため、取付作
業が煩雑となっている。すなわち、ガイド棒の端部をブ
ラケットに形成したそれぞれの支持孔に挿通させて該端
部の適宜長さをブラケットから突出させた状態とするた
め、全てのガイド棒の端部をほぼ同時に支持孔に挿通さ
せなければ、該ブラケットにガイド棒を支持させること
ができない。しかも、隣接するガイド棒との間隔が狭
く、また該ガイド棒の周囲に他の部品が存在するから、
ブラケットの支持孔に合致した位置にガイド棒を位置さ
せておくことが困難であるからである。
【0005】そこで、この発明の目的は、摺動体の摺動
を案内するなどのために設けられる固定軸を、容易に芯
出しして支持させることができる固定軸の支持装置を提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの技術的手段として、この発明に係る固定軸の支持装
置は、軸受板に形成された透孔に係合する爪部が形成さ
れた複数の係合脚部と、支持すべき固定軸を半径方向で
挟持する複数の挟持脚部とを、前記透孔の内径よりも大
きな外径の台座部の一方の面に設けてなり、前記軸受板
の透孔に前記係合脚部と挟持脚部とを挿通した状態でこ
れら係合脚部と挟持脚部とが前記台座部側とは反対側の
面から適宜長さ突出することを特徴としている。
【0007】前記係合脚部と挟持脚部とを前記透孔に挿
通させると、いずれの脚部も前記台座部側とは反対側に
突出する。係合脚部は透孔と係合して、支持装置が該透
孔から抜けてしまうことを防止する。挟持脚部で前記固
定軸を挟持させれば、該固定軸がこの支持装置によって
支持された状態となる。しかも、挟持脚部は軸受板から
突出しているから、固定軸の先端はこの挟持脚部に挟持
される部分まで延びていればよく、軸受板に達している
必要はない。このため、軸受板を所定の位置に位置させ
てからこの支持装置に固定軸を支持させることができ、
複数の固定軸を単一の軸受板に支持させる構造の場合
に、従来のように複数の固定軸をほぼ同時に軸受板に支
持させる作業を要しない。また、軸受板に達するまで延
ばしたとしても、固定軸の先端部の径が前記透孔の径よ
りもはるかに小さいから、全ての固定軸の端部を軸受板
の透孔にほぼ同時に挿通させることができる。したがっ
て、固定軸の支持作業が容易となって各種装置の組み立
ての作業性を向上させることができる。
【0008】また、請求項2の発明に係る固定軸の支持
装置は、この発明を実装するのに適した固定軸を、画像
処理装置のフィルタの摺動を案内するガイド軸としたも
ので、画像処理装置で処理すべき画像データの色調整を
行なうために、撮像素子に至る光路に対して進退させる
べく摺動自在に設けたフィルタの該摺動を案内するガイ
ド軸の支持装置において、前記ガイド軸を支持する軸受
板に透孔を形成し、前記透孔に係合する爪部を有する複
数の係合脚部と、前記ガイド軸を半径方向で挟持する複
数の挟持脚部とを、前記透孔の内径よりも大きな外径の
台座部の一方の面に設けた構成としたもので、前記軸受
板の透孔に前記係合脚部と挟持脚部とを挿通した状態で
これら係合脚部と挟持脚部とが前記台座部側とは反対側
の面から適宜長さ突出して、前記ガイド軸の端部を挟持
脚部で挟持することを特徴としている。
【0009】画像処理装置の色調整用フィルタは、複数
枚が狭い間隔で並設しているから、これらフィルタの摺
動を案内するガイド軸も狭い間隔で並設されている。こ
のガイド軸を単一の軸受板に支持させる場合、それぞれ
のガイド軸の端部を軸受板に到達する位置まで延ばす必
要がない。また該端部が軸受板に達しているものとして
も該端部の径は軸受板に形成された透孔の径よりもはる
かに小さいから、複数のガイド軸を容易にほぼ同時にそ
れぞれの透孔に挿通させることができる。したがって、
軸受板をガイド軸に臨ませて設置し、この軸受板の透孔
にこの支持装置を挿入すれば、前記挟持脚部でガイド軸
が支持され、該ガイド軸が軸受板に支持された状態とな
る。したがって、狭い場所であっても複数のガイド軸を
支持させる作業を容易に行なうことができる。
【0010】また、請求項3の発明に係る固定軸の支持
装置は、前記台座部の中央部に前記固定軸を遊挿自在な
貫通孔を形成したことを特徴としている。
【0011】軸受板に形成する透孔は、この支持装置の
係合脚部と挟持脚部とを挿通させる大きさであるから、
支持すべき固定軸の軸径あるいはジャーナル部の径より
も適宜に大きくすることができる。このため、固定軸を
その端部がこの透孔を挿通するような長さとしても、固
定軸と透孔との間に十分な余裕を形成でき、複数の固定
軸をほぼ同時に単一の軸受板の透孔に挿通させることが
できる。そして、軸受板に挿通させた固定軸の端部に前
記貫通孔を嵌装させて、支持装置を軸受板の透孔に係合
させれば、挟持脚部が固定軸を挟持すると共に、支持装
置が軸受板に係合して係止されるから、固定軸が軸受板
に支持されることになる。
【0012】また、請求項4の発明に係る固定軸の支持
装置は、前記係合脚部と挟持脚部とを円弧に沿ってほぼ
等間隔に交互に配したことを特徴としている。
【0013】等間隔に配された挟持脚部によって固定軸
は均等に挟持され安定して支持される。また、等間隔に
配された係合脚部によって支持装置は軸受板に均等に係
合し安定して係止される。さらに、これら係合脚部と挟
持脚部とを交互に配してあるから、支持装置による固定
軸の挟持の力の方向と該支持装置の軸受板に対する係止
の力の方向とが偏った状態となってしまうことがなく、
安定して固定軸を支持させることができる。
【0014】そして、請求項5の発明に係る固定軸の支
持装置は、前記係合脚部と挟持脚部とをそれぞれ3つず
つ備えたことを特徴としている。
【0015】固定軸は3方向から挟持されるから安定し
て挟持され、支持装置も3方向で軸受板に係合するから
安定して係合する。特に、前記請求項4の発明と結合す
ることによって、固定軸をより安定して支持させること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図示した好ましい実施の形
態に基づいて、この発明に係る固定軸の支持装置を具体
的に説明する。なお、この実施形態では、固定軸を画像
処理装置のフィルタの摺動を案内するガイド軸に実装し
た構造について説明する。
【0017】図3ないし図6に基づいてこの支持構造に
よるガイド軸を備えたフィルタの駆動機構の概略を説明
する。なお、フィルタは、この駆動機構と共にフレーム
に組み込まれたフィルタユニットとして画像処理装置に
提供される。フィルタ1はフィルタホルダ2の枠部2aに
収められて保持されており、枠部2aの側方には固定軸で
あるガイド軸3を挿通するガイド孔が形成された摺動部
2bが形成されている。ガイド軸3を挟んで枠部2aの反対
側には斜上方に首部2cが伸長し、さらに首部2cの先端が
水平に伸長し、その先端下部にカム入力部2dが形成され
ている。このカム入力部2dには、図4に示すように、軸
4aを中心として回動するカム4のカム面が接触してい
る。なお、それぞれのフィルタホルダ2に対応してそれ
ぞれのカム4が接触しており、それぞれのカム4は、図
4に示すように、異なる角度位置で軸4aに嵌着されてい
る。軸4aと同軸上には被動ギヤ5が嵌着されており、こ
の被動ギヤ5に駆動ギヤ6が噛合している。この駆動ギ
ヤ6は、図5及び図6に示すように、駆動モータ7の出
力軸7aに嵌着されていて、該駆動モータ7の作動によっ
て駆動ギヤ6を介して被動ギヤ5が回動して軸4aが回動
し、カム4を回動するようにしてある。なお、前記軸4a
と駆動モータ7はこのフィルタユニットのベース板8の
一端縁部を起立させた支持板9に支持されている。ま
た、フィルタホルダ2の枠部2aを挟んで摺動部2bと反対
側の部分にはガイド突起部2eが形成され、ベース板8の
端縁部を折曲して形成された複数のガイド部8bの間に該
ガイド突起部2eが位置するようにしてある。
【0018】前記ガイド軸3の下端部には、図3に示す
ように、適宜に縮径したジャーナル部3aが形成されてお
り、このジャーナル部3aが前記ベース板8に形成した支
持孔8aに挿入されてガイド軸3の下端部が支持されてい
る。ガイド軸3の上端部には、適宜に縮径したジャーナ
ル部3bが形成されており、支持板9に支持させた軸受板
10に形成された係止孔10a にこのジャーナル部3bが遊挿
されるようにしてある。
【0019】そして、前記係止孔10a に、図1に示す支
持装置20が係合する。この支持装置20は、ほぼ円形に形
成されその中心部に前記ジャーナル部3bを挿通できる貫
通孔21が形成された台座部22の一方の面に、係合脚部23
と挟持脚部24とが突設されて構成されている。図1
(a)はこの支持装置20の平面図で、同図に示すよう
に、係合脚部23と挟持脚部24とは上記貫通孔21の同心円
に沿って交互に3つずつ配されている。係合脚部23の外
側面には、図1(b)に示すように、下端部から中央部
にかけて徐々に径方向の幅員を大きくし、中央部に段部
25a を形成した係合爪部25が形成されている。この段部
25a と台座部22の係合脚部23を突設した面との間の距離
を、前記軸受板10の肉厚よりも僅かに大きくしてある。
また、この係合脚部23の内側面は、この支持装置20によ
って支持されるガイド軸3のジャーナル部3bの外径より
も大きな円弧に沿った位置に位置させてある。さらに、
係合脚部23の上記段部25a と台座部22の間の部分が、前
記係止孔10a の内径よりも適宜に小さい径の円弧に沿っ
た形状に形成されている。
【0020】他方、上記挟持脚部24の内側面は、ガイド
軸3のジャーナル部3bの外径よりも適宜に小さい径の円
弧に沿った形状で形成されており、ジャーナル部3bを挟
持脚部24の中央に位置させた状態で該挟持脚部24がジャ
ーナル部3bを挟持するようにしてある。なお、支持装置
20を合成樹脂などそれ自体で弾性を有する素材によって
加工し、外力を受けて前記係合脚部23や挟持脚部24が適
宜に撓むと共に、外力が除かれた状態で原形状に復元す
るようにしてある。
【0021】以上により構成したこの発明に係る固定軸
の支持装置の実施形態について、その作用を以下に説明
する。ベース板8の支持板9に駆動モータ7をその出力
軸7aを支持板9から突出させた状態に取り付け、この出
力軸7aに駆動ギヤ6を嵌着する。また、支持板9にカム
4と被動ギヤ5とを嵌着させた軸4aを、該被動ギヤ5を
駆動ギヤ6に噛合させながら回動自在に支持させる。前
記ベース板8の支持孔8aにガイド軸3のジャーナル部3a
を挿入して該ガイド軸3をベース板8に植設した状態と
する。それぞれのガイド軸3にフィルタホルダ2の摺動
部2bを遊挿し、前記カム入力部2dをカム4のカム面に接
触させる。また、フィルタホルダ2の前記ガイド突起部
2eを前記ガイド部8bの間に位置させる。
【0022】そして、前記軸受板10を支持板9に取り付
ける。このとき、ガイド軸3のジャーナル部3bが軸受板
10に形成された係止孔10a に挿通する状態に位置させ
る。なお、このジャーナル部3bを係止孔10a に挿通する
状態に位置させる作業は、該ジャーナル部3bの外径が係
止孔10a の内径よりも小さいため、ジャーナル部3bが係
止孔10a の中心から多少偏倚しても構わないので容易で
あり、したがって軸受板10を容易に取り付けることがで
きる。
【0023】軸受板10の各係止孔10a にジャーナル部3b
が位置した状態で、該係止孔10a にこの支持装置20を挿
入する。支持装置20を係止孔10a に挿入する際、前記係
合脚部23の傾斜面となった外側面が係止孔10a の縁部に
当接して押込まれることにより該係合脚部23がその弾性
によって適宜に撓み、前記段部25a が係止孔10a を通過
すると係合脚部23は原形状に復元されて、段部25a から
先端部にかけて係止孔10a の縁部の外側に位置すること
になる。このため、支持装置20が係止孔10a と係合して
脱落しなくなる。また、前記挟持脚部24の中央部にガイ
ド軸3のジャーナル部3bを受入れ、この挟持脚部24の弾
性によってジャーナル部3bが挟持されることになる。し
かも、本実施形態では3つの挟持脚部24によって挟持す
るからガイド軸3は安定して挟持される。また、3つの
係合脚部23によって軸受板10と係合するから、該係合脚
部23は安定して軸受板10に固定される。したがって、図
2に示すように、ガイド軸3はこの支持装置20によって
ジャーナル部3bで軸受板10に安定して確実に支持され
る。
【0024】前記支持装置20を係止孔10a に挿入する作
業はそれぞれのガイド軸3に対して各別に行なうことが
できるから、容易にこの作業を行なうことができる。し
たがって、フィルタユニットの組み立て作業が容易とな
る。また、ジャーナル部3bの先端部は前記挟持脚部24に
挟持されることができる位置まで延びていれば十分であ
るが、軸受板10の係止孔10a を貫通して延びたものであ
っても構わない。この場合には、ジャーナル部3bの先端
から前記貫通孔21を通過させるように支持装置20を嵌装
し、該支持装置20を係止孔10a に押込みながら挿入すれ
ばよい。
【0025】組み立てられたフィルタユニットは、例え
ばレンズと撮像素子との間位置に配置される。前記駆動
モータ7が作動すると前記軸4aが回動し、この軸4aに嵌
着されたカム4が回動する。このカム4のカム面にはフ
ィルタホルダ2のカム入力部2dが当接しているから、カ
ム4の回動位置に応じて図4に示すようにフィルタホル
ダ2がその上下方向の位置を変更することになる。この
位置の変更はフィルタホルダ2がガイド軸3に案内され
て摺動することにより行なわれる。このフィルタホルダ
2にはフィルタ1が保持されているから、該フィルタ1
も上下方向に移動することになり、この移動によってレ
ンズから撮像素子に至る光路に対して進退し、色調整を
行なうことができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る支
持装置によれば、固定軸の端部を該支持部材を挿入する
ことができる内径の透孔に臨ませて位置させ、該透孔に
支持装置を挿入することにより該支持装置を介して固定
軸を軸受板に支持させるようにしたから、固定軸の支持
作業を簡便に行なうことができる。すなわち、固定軸が
複数ある場合に、該固定軸の端部を1枚の軸受板に形成
されたそれぞれの支持孔に直接挿入して支持させる構造
では、複数の固定軸をほぼ同時にそれぞれの支持孔に挿
通させなければ支持させることができないが、本発明に
よれば、固定軸の端部をその外径よりも大きな内径の透
孔に遊挿させるようにして軸受板を設定すればよいか
ら、軸受板を容易に取り付けることができるからであ
る。
【0027】また、請求項2の発明に係る固定軸の支持
装置によれば、特に複数のガイド軸が狭い間隔で隣接さ
れたフィルタの摺動案内機構の場合に、該ガイド軸を軸
受板に支持させる作業が容易となり、該フィルタを摺動
させるフィルタユニットの組立作業が簡便となる。
【0028】また、請求項3の発明に係る固定軸の支持
装置によれば、固定軸の端部を支持装置の貫通孔に挿入
させながら該支持装置を軸受板の透孔に挿入することが
できるから、固定軸を挟持脚部で挟持させる作業と支持
装置を透孔に挿入する作業とを各別に行なうことがで
き、固定軸の支持作業がより簡便となる。
【0029】また、請求項4の発明に係る固定軸の支持
装置によれば、固定軸の端部を支持する力が該端部の周
方向に均等に加えられるので、固定軸を安定して挟持す
ることができる。また、支持装置を軸受板に係合させる
力も透孔の周方向に均等に加えられるので該支持装置を
安定して軸受板と係合させることができる。
【0030】そして、請求項5の発明に係る固定軸の支
持装置によれば、固定軸の端部を3方向から挟持すると
共に、支持装置は3方向で軸受板と係合するから、該支
持装置は安定して係合し、固定軸は安定して挟持され
る。特に、請求項4の発明と相俟ってより安定して固定
軸を軸受板に支持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る固定軸の支持装置を示す図で、
(a)は平面図であり、(b)は正面図である。
【図2】画像処理装置のフィルタの摺動を案内するガイ
ド軸をこの発明に係る支持装置によって支持させた状態
を示す図で、一部を切断すると共に一部を省略して示し
ている。
【図3】この発明を実装するのに適した画像処理装置の
フィルタの摺動駆動機構を説明するための概略の分解斜
視図である。
【図4】この発明を実装するのに適した画像処理装置の
フィルタの摺動駆動機構を説明するための図で、フィル
タユニットの正面図である。
【図5】この発明を実装するのに適した画像処理装置の
フィルタの摺動駆動機構を説明するための図で、フィル
タユニットの平面図である。
【図6】この発明を実装するのに適した画像処理装置の
フィルタの摺動駆動機構を説明するための図で、フィル
タユニットの左側面図である。
【符号の説明】
1 フィルタ 2 フィルタホルダ 2b 摺動部 3 ガイド軸 3a、3b ジャーナル部 10 軸受板 10a 係止孔 20 支持装置 21 貫通孔 22 台座部 23 係合脚部 24 挟持脚部 25 係合爪部 25a 段部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸受板に形成された透孔に係合する爪部
    が形成された複数の係合脚部と、 支持すべき固定軸を半径方向で挟持する複数の挟持脚部
    とを、 前記透孔の内径よりも大きな外径の台座部の一方の面に
    設けてなり、 前記軸受板の透孔に前記係合脚部と挟持脚部とを挿通し
    た状態でこれら係合脚部と挟持脚部とが前記台座部側と
    は反対側の面から適宜長さ突出することを特徴とする固
    定軸の支持装置。
  2. 【請求項2】 画像処理装置で処理すべき画像データの
    色調整を行なうために、撮像素子に至る光路に対して進
    退させるべく摺動自在に設けたフィルタの該摺動を案内
    するガイド軸の支持装置において、 前記ガイド軸を支持する軸受板に透孔を形成し、 前記透孔に係合する爪部を有する複数の係合脚部と、前
    記ガイド軸を半径方向で挟持する複数の挟持脚部とを、
    前記透孔の内径よりも大きな外径の台座部の一方の面に
    設けてなり、 前記軸受板の透孔に前記係合脚部と挟持脚部とを挿通し
    た状態でこれら係合脚部と挟持脚部とが前記台座部側と
    は反対側の面から適宜長さ突出して、前記ガイド軸の端
    部を挟持脚部で挟持することを特徴とするガイド機能を
    備えた固定軸の支持装置。
  3. 【請求項3】 前記台座部の中央部に前記固定軸を遊挿
    自在な貫通孔を形成したことを特徴とする請求項1また
    は請求項2のいずれかに記載の固定軸の支持装置。
  4. 【請求項4】 前記係合脚部と挟持脚部とを円弧に沿っ
    てほぼ等間隔に交互に配したことを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれかに記載の固定軸の支持装置。
  5. 【請求項5】 前記係合脚部と挟持脚部とをそれぞれ3
    つずつ備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4
    のいずれかに記載の固定軸の支持装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114683193A (zh) * 2022-05-30 2022-07-01 江苏泽恩机械科技有限公司 一种轴承座精加工用夹具

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CN114683193A (zh) * 2022-05-30 2022-07-01 江苏泽恩机械科技有限公司 一种轴承座精加工用夹具
CN114683193B (zh) * 2022-05-30 2022-08-02 江苏泽恩机械科技有限公司 一种轴承精加工用夹具

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