JPH1127540A - 画像符号化復号化方法及びその装置 - Google Patents

画像符号化復号化方法及びその装置

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JPH1127540A
JPH1127540A JP9194807A JP19480797A JPH1127540A JP H1127540 A JPH1127540 A JP H1127540A JP 9194807 A JP9194807 A JP 9194807A JP 19480797 A JP19480797 A JP 19480797A JP H1127540 A JPH1127540 A JP H1127540A
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 副走査方向に1つ以上連続し、黒ラン数
が同数の主走査線をグループ化し、黒ラン数が0の場合
には、オフセット値をカウントし、オフセット命令にオ
フセット値を結合して符号を構成するとともに、黒ラン
数が0でない場合には、ラン命令に黒ラン数および黒ラ
ンの位置情報を結合して符号を構成する。 【効果】 白画素の情報量を極めて少なくすることがで
きるので、高い圧縮率の符号を得ることができる。ま
た、複雑な演算を行うことなく2値画像を符号化するこ
とができるので、符号化処理を高速に行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば図面のよう
に、図形を表す画素に対し、図形の背景を表す画素の割
合が極めて多い画像を好適に符号化および復号化する画
像符号化復号化方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の白画素および黒画素からな
る2値画像を、主走査線方向に連続する白ランおよび黒
ランに基づいて符号化するランレングス符号化方式が知
られている。ランレングス符号化方式は、ファクシミリ
装置の符号化方式に適用されており、例えばG3ファク
シミリ装置のMH(Modified Huffman)符号化方式で
は、性質の異なる白ランおよび黒ランのランレングスに
対し、それぞれ異なる符号語が割り当てられてハフマン
符号が構成され、画像情報が圧縮される。ランレングス
符号化方式は、主走査線内で白画素から黒画素へ、黒画
素から白画素に変化する変化画素の相対的な位置を符号
化していることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ランレ
ングス符号化方式を適用した従来の画像符号化復号化方
法および装置にあっては、黒ランおよび白ランの双方に
符号語を割り当てて符号を構成するため、例えば図面に
ように、図形を表す画素に対し、図形の背景を表す画素
が極めて多い画像を符号化する場合には、図形の背景を
表す情報が大部分を占めることになる。図形の背景を表
す情報が冗長となってしまうといった問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉2値画像が、図形を表す複数の黒画素と、図
形の背景を表す複数の白画素とを含み、前記2値画像の
主走査線内に1つ以上連続する黒画素の画素列をランと
呼び、前記主走査線内のランの始点および終点、また
は、始点および画素数を表す情報をラン情報と呼び、入
力された前記2値画像または前記2値画像のランレング
ス符号に基づいて、前記2値画像の主走査線毎に、主走
査線内のラン数およびラン情報を解析するラン解析工程
と、前回、前記ラン解析工程により解析された直前の主
走査線のラン数と、今回、前記ラン解析工程により解析
された主走査線のラン数とを比較する比較工程と、前記
ラン解析工程により解析された主走査線のラン数が1回
以上連続して0である回数を表すオフセット値をカウン
トするカウント工程と、後続する符号データが前記オフ
セット値である旨を表す符号データをオフセット命令と
呼び、後続する符号データが主走査線のラン数である旨
を表す符号データをラン命令と呼ぶとき、今回、前記ラ
ン解析工程により解析された主走査線のラン数が0でな
い場合、前回、前記ラン解析工程により解析された直前
の主走査線のラン数が0のとき、前記オフセット命令と
前記オフセット値とを結合して符号を構成し、次に、前
記比較工程の比較結果が不一致のとき、前記ラン命令
と、前記ラン解析工程により解析されたラン数と、前記
ラン解析工程により解析されたラン情報とを結合して符
号を構成し、前記比較工程の比較結果が一致のとき、前
記ラン解析工程により解析されたラン情報により符号を
構成する符号構成工程とを含むことを特徴とする画像符
号化方法。
【0005】〈構成2〉符号化された2値画像の符号デ
ータを複数の画素からなる2値画像に復号化する画像復
号化方法であって、前記2値画像が、図形を表す複数の
黒画素と、図形の背景を表す複数の白画素とを含み、前
記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の画
素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点および
終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情報
と呼び、全画素が前記白画素により構成された主走査線
を白ラインと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白ラ
イン数をオフセット値と呼び、後続する符号データが前
記オフセット値である旨を表す符号データをオフセット
命令と呼び、後続する符号データが前記ラン数である旨
を表す符号データをラン命令と呼ぶとき、入力された符
号データに含まれるオフセット命令およびラン命令を解
析する命令解析工程と、前記命令解析工程によりオフセ
ット命令が解析された場合、オフセット命令に後続する
オフセット値に相当する白ラインを復号化し、前記命令
解析工程によりラン命令が解析された場合、ラン命令に
後続するラン数を解析し、解析されたラン数に後続する
ラン情報を前記ラン数毎に取り出して主走査線を復号化
する復号化工程とを含むことを特徴とする画像復号化方
法。
【0006】〈構成3〉構成1記載の画像符号化方法と
構成2記載の画像復号化方法とを有することを特徴とす
る画像符号化復号化方法。
【0007】〈構成4〉2値画像が、図形を表す複数の
黒画素と、図形の背景を表す複数の白画素とを含み、前
記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の画
素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点および
終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情報
と呼び、入力された前記2値画像または前記2値画像の
ランレングス符号に基づいて、前記2値画像の主走査線
毎に、主走査線内のラン数およびラン情報を解析するラ
ン解析部と、前回、前記ラン解析部により解析された直
前の主走査線のラン数と、今回、前記ラン解析部により
解析された主走査線のラン数とを比較する比較部と、前
記ラン解析部により解析された主走査線のラン数が1回
以上連続して0である回数を表すオフセット値をカウン
トするカウンタと、後続する符号データが前記オフセッ
ト値である旨を表す符号データをオフセット命令と呼
び、後続する符号データが主走査線のラン数である旨を
表す符号データをラン命令と呼ぶとき、今回、前記ラン
解析部により解析された主走査線のラン数が0でない場
合、前回、前記ラン解析部により解析された直前の主走
査線のラン数が0のとき、前記オフセット命令と前記オ
フセット値とを結合して符号を構成し、次に、前記比較
部の比較結果が不一致のとき、前記ラン命令と、前記ラ
ン解析部により解析されたラン数と、前記ラン解析部に
より解析されたラン情報とを結合して符号を構成し、前
記比較部の比較結果が一致のとき、前記ラン解析部によ
り解析されたラン情報により符号を構成する符号構成部
とを備えたことを特徴とする画像符号化装置。
【0008】〈構成5〉符号化された2値画像の符号デ
ータを複数の画素からなる2値画像に復号化する画像復
号化装置であって、前記2値画像が、図形を表す複数の
黒画素と、図形の背景を表す複数の白画素とを含み、前
記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の画
素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点および
終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情報
と呼び、全画素が前記白画素により構成された主走査線
を白ラインと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白ラ
イン数をオフセット値と呼び、後続する符号データが前
記オフセット値である旨を表す符号データをオフセット
命令と呼び、後続する符号データが前記ラン数である旨
を表す符号データをラン命令と呼ぶとき、入力された符
号データに含まれるオフセット命令およびラン命令を解
析する命令解析部と、前記命令解析部によりオフセット
命令が解析された場合、オフセット命令に後続するオフ
セット値に相当する白ラインを復号化し、前記命令解析
部によりラン命令が解析された場合、ラン命令に後続す
るラン数を解析し、解析されたラン数に後続するラン情
報を前記ラン数毎に取り出して主走査線を復号化する復
号化部とを備えたことを特徴とする画像復号化装置。
【0009】〈構成6〉構成4記載の画像符号化装置と
構成5記載の画像復号化装置とを有することを特徴とす
る画像符号化復号化装置。
【0010】〈構成7〉2値画像が、図形を表す複数の
黒画素と、図形の背景を表す複数の白画素とを含み、前
記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の画
素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点および
終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情報
と呼ぶとき、入力された前記2値画像または前記2値画
像のランレングス符号に基づいて、前記2値画像の主走
査線毎に、主走査線内のラン数およびラン情報を解析す
るラン解析工程と、前回、前記ラン解析工程により解析
された直前の主走査線のラン数と、今回、前記ラン解析
工程により解析された主走査線のラン数との差を算出す
る算出工程と、前記ラン解析工程により解析された主走
査線のラン数が1回以上連続して0である回数を表すオ
フセット値をカウントするカウント工程と、後続する符
号データが前記オフセット値である旨を表す符号データ
をオフセット命令と呼び、符号化すべき主走査線のラン
数が直前の主走査線のラン数より多い旨を表す符号デー
タを進入命令と呼び、符号化すべき主走査線のラン数が
直前の主走査線のラン数より少ない旨を表す符号データ
を退出命令と呼ぶとき、今回、前記ラン解析工程により
解析された主走査線のラン数が0でない場合、前回、前
記ラン解析工程により解析された直前の主走査線のラン
数が0のとき、前記オフセット命令と前記オフセット値
とを結合して符号を構成し、次に、前記算出工程の算出
結果が符号化すべき主走査線のラン数が直前の主走査線
のラン数より多い旨を意味するとき、前記進入命令と、
前記算出工程の算出結果の絶対値と、前記ラン解析工程
により解析されたラン情報とを結合して符号を構成し、
前記算出工程の算出結果が符号化すべき主走査線のラン
数が直前の主走査線のラン数より少ない旨を意味すると
き、前記退出命令と、前記算出工程の算出結果の絶対値
と、前記ラン解析工程により解析されたラン情報とを結
合して符号を構成し、前記算出工程の算出結果が符号化
すべき主走査線のラン数と直前の主走査線のラン数とが
同数である旨を意味するとき、前記ラン解析工程により
解析されたラン情報により符号を構成する符号構成工程
とを含むことを特徴とする画像符号化方法。
【0011】〈構成8〉符号化された2値画像の符号デ
ータを複数の画素からなる2値画像に復号化する画像復
号化方法であって、前記2値画像が、図形を表す複数の
黒画素と、図形の背景を表す複数の白画素とを含み、前
記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の画
素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点および
終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情報
と呼び、全画素が前記白画素により構成された主走査線
を白ラインと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白ラ
イン数をオフセット値と呼び、後続する符号データがオ
フセット値である旨を表す符号データをオフセット命令
と呼び、復号化すべき主走査線のラン数が直前の主走査
線より多い旨を表す符号データを進入命令と呼び、復号
化すべき主走査線のラン数が直前の主走査線より少ない
旨を表す符号データを退出命令と呼び、復号化すべき主
走査線のラン数と直前の主走査線のラン数との差の絶対
値を差分絶対値と呼ぶとき、入力された符号データに含
まれるオフセット命令、進入命令および退出命令を解析
する命令解析工程と、既に復号化済みの直前の主走査線
のラン数を保持し、前記命令解析工程により進入命令が
解析された場合、進入命令に後続する前記差分絶対値
を、直前の主走査線のラン数に加算し、前記命令解析工
程により退出命令が解析された場合、退出命令に後続す
る前記差分絶対値を、直前の主走査線のラン数から減算
し、復号化すべき主走査線に含まれるラン数を算出する
算出工程と、前記命令解析工程によりオフセット命令が
解析された場合、オフセット命令に後続するオフセット
値に相当する白ラインを復号化し、前記命令解析工程に
より進入命令が解析された場合および前記命令解析工程
により退出命令が解析された場合、前記差分絶対値に後
続するラン情報を、前記算出工程により算出されたラン
数毎に取り出して主走査線を復号化する復号化工程とを
含むことを特徴とする画像復号化方法。
【0012】〈構成9〉構成7記載の画像符号化方法と
構成8記載の画像復号化方法とを有することを特徴とす
る画像符号化復号化方法。
【0013】〈構成10〉2値画像が、図形を表す複数
の黒画素と、図形の背景を表す複数の白画素とを含み、
前記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の
画素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点およ
び終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情
報と呼ぶとき、入力された前記2値画像または前記2値
画像のランレングス符号に基づいて、前記2値画像の主
走査線毎に、主走査線内のラン数およびラン情報を解析
するラン解析部と、前回、前記ラン解析部により解析さ
れた直前の主走査線のラン数と、今回、前記ラン解析部
により解析された主走査線のラン数との差を算出する算
出部と、前記ラン解析部により解析された主走査線のラ
ン数が1回以上連続して0である回数を表すオフセット
値をカウントするカウンタと、後続する符号データが前
記オフセット値である旨を表す符号データをオフセット
命令と呼び、符号化すべき主走査線のラン数が直前の主
走査線のラン数より多い旨を表す符号データを進入命令
と呼び、符号化すべき主走査線のラン数が直前の主走査
線のラン数より少ない旨を表す符号データを退出命令と
呼ぶとき、今回、前記ラン解析部により解析された主走
査線のラン数が0の場合、前回、前記ラン解析部により
解析された直前の主走査線のラン数が0のとき、前記オ
フセット命令と前記オフセット値とを結合して符号を構
成し、次に、前記算出部の算出結果が符号化すべき主走
査線のラン数が直前の主走査線のラン数より多い旨を意
味するとき、前記進入命令と、前記算出部の算出結果の
絶対値と、前記ラン解析部により解析されたラン情報と
を結合して符号を構成し、前記算出部の算出結果が符号
化すべき主走査線のラン数が直前の主走査線のラン数よ
り少ない旨を意味するとき、前記退出命令と、前記算出
部の算出結果の絶対値と、前記ラン解析部により解析さ
れたラン情報とを結合して符号を構成し、前記算出部の
算出結果が符号化すべき主走査線のラン数と直前の主走
査線のラン数とが同数である旨を意味するとき、前記ラ
ン解析部により解析されたラン情報により符号を構成す
る符号構成部とを備えたことを特徴とする画像符号化装
置。
【0014】〈構成11〉符号化された2値画像の符号
データを複数の画素からなる2値画像に復号化する画像
復号化装置であって、前記2値画像が、図形を表す複数
の黒画素と、図形の背景を表す複数の白画素とを含み、
前記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の
画素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点およ
び終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情
報と呼び、全画素が前記白画素により構成された主走査
線を白ラインと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白
ライン数をオフセット値と呼び、後続する符号データが
オフセット値である旨を表す情報をオフセット命令と呼
び、復号化すべき主走査線のラン数が直前の主走査線よ
り多い旨を表す情報を進入命令と呼び、復号化すべき主
走査線のラン数が直前の主走査線より少ない旨を表す情
報を退出命令と呼び、復号化すべき主走査線のラン数と
直前の主走査線のラン数との差の絶対値を差分絶対値と
呼ぶとき、入力された符号データに含まれるオフセット
命令、進入命令および退出命令を解析する命令解析部
と、既に復号化済みの直前の主走査線のラン数を保持
し、前記命令解析部により進入命令が解析された場合、
進入命令に後続する前記差分絶対値を、直前の主走査線
のラン数に加算し、前記命令解析部により退出命令が解
析された場合、退出命令に後続する前記差分絶対値を、
直前の主走査線のラン数から減算して復号化すべき主走
査線に含まれるラン数を算出する算出部と、前記命令解
析部によりオフセット命令が解析された場合、オフセッ
ト命令に後続するオフセット値に相当する白ラインを復
号化し、前記命令解析部により進入命令が解析された場
合および前記命令解析部により退出命令が解析された場
合、前記差分絶対値に後続するラン情報を、前記算出部
により算出されたラン数毎に取り出して主走査線を復号
化する復号化部とを備えたことを特徴とする画像復号化
装置。
【0015】〈構成12〉構成10記載の画像符号化装
置と構成11記載の画像復号化装置とを有することを特
徴とする画像符号化復号化装置。
【0016】〈構成13〉多値画像が、図形を表す第1
画素値を有する複数の第1画素と、図形を表し、前記第
1画素値と異なる第2画素値を有する複数の第2画素
と、図形の背景を表し、前記第1および第2画素値とそ
れぞれ異なる第3画素値を有する複数の白画素とを含
み、前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する第1
画素の画素列を第1ランと呼び、前記多値画像の主走査
線内に1つ以上連続する第2画素の画素列を第2ランと
呼び、前記主走査線内の第1ランの始点、終点および第
1画素値、または、始点、画素数および第1画素値を表
す情報を第1ラン情報と呼び、前記主走査線内の第2ラ
ンの始点、終点および第2画素値、または、始点、画素
数および第2画素値を表す情報を第2ラン情報と呼び、
入力された前記多値画像に基づいて、前記多値画像の主
走査線毎に、主走査線内の第1および第2ランの総数、
並びに、第1および第2ラン情報を解析するラン解析工
程と、前回、前記ラン解析工程により解析された直前の
主走査線の第1および第2ランの総数と、今回、前記ラ
ン解析工程により解析された主走査線の第1および第2
ランの総数とを比較する比較工程と、前記ラン解析工程
により解析された主走査線の第1および第2ランの総数
が1回以上連続して0である回数を表すオフセット値を
カウントするカウント工程と、後続する符号データが前
記オフセット値である旨を表す符号データをオフセット
命令と呼び、後続する符号データが前記第1および第2
ランの総数である旨を表す符号データをラン命令と呼ぶ
とき、今回、前記ラン解析工程により解析された主走査
線の第1および第2ランの総数が0でない場合、前回、
前記ラン解析工程により解析された直前の主走査線の第
1および第2ランの総数が0のとき、前記オフセット命
令と前記オフセット値とを結合して符号を構成し、次
に、前記比較工程の比較結果が不一致のとき、前記ラン
命令と、前記ラン解析工程により解析された第1および
第2ランの総数と、前記ラン解析工程により解析された
第1および第2ラン情報とを結合して符号を構成し、前
記比較工程の比較結果が一致のとき、前記ラン解析工程
により解析された第1および第2ラン情報により符号を
構成する符号構成工程とを含むことを特徴とする画像符
号化方法。
【0017】〈構成14〉符号化された多値画像の符号
データを複数の画素からなる多値画像に復号化する画像
復号化方法であって、前記多値画像が、図形を表す第1
画素値を有する複数の第1画素と、図形を表し、前記第
1画素値と異なる第2画素値を有する複数の第2画素
と、図形の背景を表し、前記第1および第2画素値とそ
れぞれ異なる第3画素値を有する複数の白画素とを含
み、前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する第1
画素の画素列を第1ランと呼び、前記多値画像の主走査
線内に1つ以上連続する第2画素の画素列を第2ランと
呼び、前記主走査線内の第1ランの始点、終点および第
1画素値、または、始点、画素数および第1画素値を表
す情報を第1ラン情報と呼び、前記主走査線内の第2ラ
ンの始点、終点および第2画素値、または、始点、画素
数および第2画素値を表す情報を第2ラン情報と呼び、
全画素が前記白画素により構成された主走査線を白ライ
ンと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白ライン数を
オフセット値と呼び、後続する符号データが前記オフセ
ット値である旨を表す符号データをオフセット命令と呼
び、後続する符号データが前記第1および第2ランの総
数である旨を表す符号データをラン命令と呼ぶとき、入
力された符号データに含まれるオフセット命令およびラ
ン命令を解析する命令解析工程と、前記命令解析工程に
よりオフセット命令が解析された場合、オフセット命令
に後続するオフセット値に相当する白ラインを復号化
し、前記命令解析工程によりラン命令が解析された場
合、ラン命令に後続する第1および第2ランの総数を解
析し、解析された第1および第2ランの総数に後続する
第1および第2ラン情報を前記第1および第2ランの総
数毎に取り出して主走査線を復号化する復号化工程とを
含むことを特徴とする画像復号化方法。
【0018】〈構成15〉構成13記載の画像符号化方
法と構成14記載の画像復号化方法とを有することを特
徴とする画像符号化復号化方法。
【0019】〈構成16〉多値画像が、図形を表す第1
画素値を有する複数の第1画素と、図形を表し、前記第
1画素値と異なる第2画素値を有する複数の第2画素
と、図形の背景を表し、前記第1および第2画素値とそ
れぞれ異なる第3画素値を有する複数の白画素とを含
み、前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する第1
画素の画素列を第1ランと呼び、前記多値画像の主走査
線内に1つ以上連続する第2画素の画素列を第2ランと
呼び、前記主走査線内の第1ランの始点、終点および第
1画素値、または、始点、画素数および第1画素値を表
す情報を第1ラン情報と呼び、前記主走査線内の第2ラ
ンの始点、終点および第2画素値、または、始点、画素
数および第2画素値を表す情報を第2ラン情報と呼び、
入力された前記多値画像に基づいて、前記多値画像の主
走査線毎に、主走査線内の第1および第2ランの総数、
並びに、第1および第2情報を解析するラン解析部と、
前回、前記ラン解析部により解析された直前の主走査線
の第1および第2ランの総数と、今回、前記ラン解析部
により解析された主走査線の第1および第2ランの総数
とを比較する比較部と、前記ラン解析部により解析され
た主走査線の第1および第2ランの総数が1回以上連続
して0である回数を表すオフセット値をカウントするカ
ウンタと、後続する符号データが前記オフセット値であ
る旨を表す符号データをオフセット命令と呼び、後続す
る符号データが前記第1および第2ランの総数である旨
を表す符号データをラン命令と呼ぶとき、今回、前記ラ
ン解析部により解析された主走査線の第1および第2ラ
ンの総数が0でない場合、前回、前記ラン解析部により
解析された直前の主走査線の第1および第2ランの総数
が0のとき、前記オフセット命令と前記オフセット値と
を結合して符号を構成し、次に、前記比較部の比較結果
が不一致のとき、前記ラン命令と、前記ラン解析部によ
り解析された第1および第2ランの総数と、前記ラン解
析部により解析された第1および第2ラン情報とを結合
して符号を構成し、前記比較部の比較結果が一致のと
き、前記ラン解析部により解析された第1および第2ラ
ン情報により符号を構成する符号構成部とを備えたこと
を特徴とする画像符号化装置。
【0020】〈構成17〉符号化された多値画像の符号
データを複数の画素からなる多値画像に復号化する画像
復号化装置であって、前記多値画像が、図形を表す第1
画素値を有する複数の第1画素と、図形を表し、前記第
1画素値と異なる第2画素値を有する複数の第2画素
と、図形の背景を表し、前記第1および第2画素値とそ
れぞれ異なる第3画素値を有する複数の白画素とを含
み、前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する第1
画素の画素列を第1ランと呼び、前記多値画像の主走査
線内に1つ以上連続する第2画素の画素列を第2ランと
呼び、前記主走査線内の第1ランの始点、終点および第
1画素値、または、始点、画素数および第1画素値を表
す情報を第1ラン情報と呼び、前記主走査線内の第2ラ
ンの始点、終点および第2画素値、または、始点、画素
数および第2画素値を表す情報を第2ラン情報と呼び、
全画素が前記白画素により構成された主走査線を白ライ
ンと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白ライン数を
オフセット値と呼び、後続する符号データが前記オフセ
ット値である旨を表す符号データをオフセット命令と呼
び、後続する符号データが前記第1および第2ランの総
数である旨を表す符号データをラン命令と呼ぶとき、入
力された符号データに含まれるオフセット命令およびラ
ン命令を解析する命令解析部と、前記命令解析部により
オフセット命令が解析された場合、オフセット命令に後
続するオフセット値に相当する白ラインを復号化し、前
記命令解析部によりラン命令が解析された場合、ラン命
令に後続する第1および第2ランの総数を解析し、解析
された第1および第2ランの総数に後続する第1および
第2ラン情報を前記第1および第2ランの総数毎に取り
出して主走査線を復号化する復号化部とを備えたことを
特徴とする画像復号化装置。
【0021】〈構成18〉構成16記載の画像符号化装
置と構成17記載の画像復号化装置とを有することを特
徴とする画像符号化復号化装置。
【0022】〈構成19〉多値画像が、図形を表す第1
画素値を有する複数の第1画素と、図形を表し、前記第
1画素値と異なる第2画素値を有する複数の第2画素
と、図形の背景を表し、前記第1および第2画素値とそ
れぞれ異なる第3画素値を有する複数の白画素とを含
み、前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する前記
白画素以外の画素の画素列をランと呼び、前記主走査線
内のランの始点およびその画素値、並びに、終点および
その画素値をラン情報と呼ぶとき、入力された前記多値
画像に基づいて、前記多値画像の主走査線毎に、主走査
線内のラン数およびラン情報を解析するラン解析工程
と、前回、前記ラン解析工程により解析された直前の主
走査線のラン数と、今回、前記ラン解析工程により解析
された主走査線のラン数とを比較する比較工程と、前記
ラン解析工程により解析された主走査線のラン数が1回
以上連続して0である回数を表すオフセット値をカウン
トするカウント工程と、後続する符号データが前記オフ
セット値である旨を表す符号データをオフセット命令と
呼び、後続する符号データが前記ラン数である旨を表す
符号データをラン命令と呼ぶとき、今回、前記ラン解析
工程により解析された主走査線のラン数が0でない場
合、前回、前記ラン解析工程により解析された直前の主
走査線のラン数が0のとき、前記オフセット命令と前記
オフセット値とを結合して符号を構成し、次に、前記比
較工程の比較結果が不一致のとき、前記ラン命令と、前
記ラン解析工程により解析されたラン数と、前記ラン解
析工程により解析されたラン情報とを結合して符号を構
成し、前記比較工程の比較結果が一致のとき、前記ラン
解析工程により解析されたラン情報により符号を構成す
る符号構成工程とを含むことを特徴とする画像符号化方
法。
【0023】〈構成20〉符号化された多値画像の符号
データを複数の画素からなる多値画像に復号化する画像
復号化方法であって、前記多値画像が、図形を表す第1
画素値を有する複数の第1画素と、図形を表し、前記第
1画素値と異なる第2画素値を有する複数の第2画素
と、図形の背景を表し、前記第1および第2画素値とそ
れぞれ異なる第3画素値を有する複数の白画素とを含
み、前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する前記
白画素以外の画素の画素列をランと呼び、前記主走査線
内のランの始点およびその画素値、並びに、終点および
その画素値をラン情報と呼び、全画素が前記白画素によ
り構成された主走査線を白ラインと呼び、副走査方向に
1つ以上連続する白ライン数をオフセット値と呼び、後
続する符号データが前記オフセット値である旨を表す符
号データをオフセット命令と呼び、後続する符号データ
が前記ラン数である旨を表す符号データをラン命令と呼
ぶとき、入力された符号データに含まれるオフセット命
令およびラン命令を解析する命令解析工程と、前記命令
解析工程によりオフセット命令が解析された場合、オフ
セット命令に後続するオフセット値に相当する白ライン
を復号化し、前記命令解析工程によりラン命令が解析さ
れた場合、ラン命令に後続するラン数を解析し、解析さ
れたラン数に後続するラン情報を前記ラン数毎に取り出
し、取り出されたラン情報に基づいて、ランの始点およ
び終点間の画素の画素値を補間して主走査線を復号化す
る復号化工程とを含むことを特徴とする画像復号化方
法。
【0024】〈構成21〉構成19記載の画像符号化方
法と構成20記載の画像復号化方法とを有することを特
徴とする画像符号化復号化方法。
【0025】〈構成22〉多値画像が、図形を表す第1
画素値を有する複数の第1画素と、図形を表し、前記第
1画素値と異なる第2画素値を有する複数の第2画素
と、図形の背景を表し、前記第1および第2画素値とそ
れぞれ異なる第3画素値を有する複数の白画素とを含
み、前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する前記
白画素以外の画素の画素列をランと呼び、前記主走査線
内のランの始点およびその画素値、並びに、終点および
その画素値をラン情報と呼ぶとき、入力された前記多値
画像に基づいて、前記多値画像の主走査線毎に、主走査
線内のラン数およびラン情報を解析するラン解析部と、
前回、前記ラン解析部により解析された直前の主走査線
のラン数と、今回、前記ラン解析部により解析された主
走査線のラン数とを比較する比較部と、前記ラン解析部
により解析された主走査線のラン数が1回以上連続して
0である回数を表すオフセット値をカウントするカウン
タと、後続する符号データが前記オフセット値である旨
を表す符号データをオフセット命令と呼び、後続する符
号データが前記ラン数である旨を表す符号データをラン
命令と呼ぶとき、今回、前記ラン解析部により解析され
た主走査線のラン数が0でない場合、前回、前記ラン解
析部により解析された直前の主走査線のラン数が0のと
き、前記オフセット命令と前記オフセット値とを結合し
て符号を構成し、次に、前記比較部の比較結果が不一致
のとき、前記ラン命令と、前記ラン解析部により解析さ
れたラン数と、前記ラン解析部により解析されたラン情
報とを結合して符号を構成し、前記比較部の比較結果が
一致のとき、前記ラン解析部により解析されたラン情報
により符号を構成する符号構成部とを備えたことを特徴
とする画像符号化装置。
【0026】〈構成23〉符号化された多値画像の符号
データを複数の画素からなる多値画像に復号化する画像
復号化装置であって、前記多値画像が、図形を表す第1
画素値を有する複数の第1画素と、図形を表し、前記第
1画素値と異なる第2画素値を有する複数の第2画素
と、図形の背景を表し、前記第1および第2画素値とそ
れぞれ異なる第3画素値を有する複数の白画素とを含
み、前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する前記
白画素以外の画素の画素列をランと呼び、前記主走査線
内のランの始点およびその画素値、並びに、終点および
その画素値をラン情報と呼び、全画素が前記白画素によ
り構成された主走査線を白ラインと呼び、副走査方向に
1つ以上連続する白ライン数をオフセット値と呼び、後
続する符号データが前記オフセット値である旨を表す符
号データをオフセット命令と呼び、後続する符号データ
が前記ラン数である旨を表す符号データをラン命令と呼
ぶとき、入力された符号データに含まれるオフセット命
令およびラン命令を解析する命令解析部と、前記命令解
析部によりオフセット命令が解析された場合、オフセッ
ト命令に後続するオフセット値に相当する白ラインを復
号化し、前記命令解析部によりラン命令が解析された場
合、ラン命令に後続するラン数を解析し、解析されたラ
ン数に後続するラン情報を前記ラン数毎に取り出し、取
り出されたラン情報に基づいて、ランの始点および終点
間の画素の画素値を補間して主走査線を復号化する復号
化部とを備えたことを特徴とする画像復号化装置。
【0027】〈構成24〉構成22記載の画像符号化装
置と構成23記載の画像復号化装置とを有することを特
徴とする画像符号化復号化装置。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 《具体例1》 〈画像符号化方法および復号化方法〉図1は本発明に係
る具体例1の画像符号化方法の概略説明図であり、図1
(a)は符号化対象の2値画像の一例を示す図、図1
(b)は図1(a)に示された2値画像の符号構成を示
す図である。図1(a)に示すように、2値画像の主走
査線方向の座標をxで表し、副走査方向の座標をyで表
す。符号化対象の2値画像のサイズは任意であるが、説
明を容易にするため、8行8列の画素からなるものとす
る。図中、斜線で示される画素は図形を構成する黒画素
であり、白地で示される画素は図形の背景を構成する白
画素である。なお、白画素が図形を構成し、黒画素が図
形の背景を構成するようにしてもよい。
【0029】ところで、一般に主走査線方向に1つ以上
連続する同一画素値の画素列をランといい、この画素列
を構成する画素数をラン長またはランレングスという。
以下、主走査方向に1つ以上連続する黒画素の画素列を
黒ランといい、1本の主走査線内の黒ランの数を黒ラン
数という。また、全画素が白画素により構成された主走
査線を白ラインという。図において、R1〜R6が黒ラ
ンである。
【0030】具体例1の画像符号化方法は、主走査線内
の黒ラン数をカウントし、カウントされた黒ラン数に基
づいて2値画像を符号化するものである。主走査線内に
黒ラン数がカウントされない場合、すなわち主走査線が
白ラインの場合には、副走査方向に1つ以上連続する白
ラインの数を表すオフセット値をカウントし、カウント
されたオフセット値そのものを符号とする。主走査線内
に黒ラン数がカウントされた場合には、直前の主走査線
の黒ラン数と比較し、直前の主走査線の黒ラン数と一致
しないときには、カウントされた黒ラン数および対応す
る黒ランの位置情報を符号化し、直前の主走査線の黒ラ
ン数と一致したときには、対応する黒ランの位置情報を
符号化する。
【0031】黒ランの位置情報は、主走査線内の黒ラン
の始点および終点の画素位置、または、主走査線内の黒
ランの始点およびラン長により構成される。オフセット
値の前には、後続する符号がオフセット値である旨を表
すオフセット命令が挿入され、黒ラン数の前には、後続
する符号が黒ラン数である旨を表すラン命令が挿入され
る。すなわち、この画像符号化方法は、同数の黒ラン数
が連続する主走査線のそれぞれの黒ランの位置情報を順
次に結合して、図形のグループ化を表すセグメントを構
成し、2値画像を符号化するものである。画像復号化方
法は、符号に含まれるオフセット命令およびラン命令を
解析し、オフセット命令が解析された場合には、後続す
るオフセット値に相当する白ラインを復号化し、ラン命
令が解析された場合には、後続する黒ラン数を解析し、
解析された黒ラン数毎に、黒ラン数に後続する黒ランの
位置情報を取り出し、主走査線を復号化する。
【0032】次に図1(b)に示された符号構成につい
て具体的に説明する。図1(b)において、まず、y座
標0〜2の主走査線は、白ラインなので、オフセット命
令にオフセット値「3」が結合される。次いで、y座標
3の主走査線では、黒ラン数が1なので、ラン命令が挿
入され、黒ラン数「1」、並びに、黒ランR1の始点
「2」および終点「3」が順次に結合される。次いで、
y座標4の主走査線では、黒ラン数が直前のラインの黒
ラン数と同数のなので、黒ランR2の始点「2」および
終点「3」が結合される。次いで、y座標5の主走査線
では、黒ラン数が2に変化したので、ラン命令が挿入さ
れ、黒ラン数「2」が結合され、黒ランR3の始点
「2」および終点「3」、並びに、黒ランR4の始点
「6」および終点「7」が順次に結合される。次いで、
y座標6の主走査線では、黒ラン数が直前のラインの黒
ラン数と同数のなので、黒ランR5の始点「2」および
終点「3」、並びに、黒ランR6の始点「6」および終
点「7」が順次に結合される。次いで、y座標7および
8の主走査線は、白ラインなので、オフセット命令が挿
入され、オフセット値「2」が結合される。
【0033】このように、具体例1の画像符号化方法に
よれば、副走査方向に1つ以上連続し、黒ラン数が同数
の主走査線をグループ化し、主走査線内の黒ラン数が0
の場合には、オフセット値をカウントし、オフセット命
令にオフセット値を結合して符号を構成するとともに、
主走査線内の黒ラン数が0でない場合には、ラン命令に
黒ラン数および黒ランの位置情報を結合して符号を構成
する。したがって、白画素の情報量を極めて少なくする
ことができるので、高い圧縮率の符号を得ることができ
る。また、複雑な演算を行うことなく2値画像を符号化
することができるので、符号化処理を高速に行うことが
できる。
【0034】また、具体例1の画像復号化方法によれ
ば、オフセット命令およびラン命令を解析し、符号化さ
れた2値画像を好適に復号化することができる。また、
複雑な演算を行うことなく符号化された2値画像を復号
化することができるので、復号化処理を高速に行うこと
ができる。具体例1の画像符号化方法および画像復号化
方法は、特に、図面のように、図形を表す画素に対し、
図形の背景を表す画素の割合が極めて多い画像に対して
有効である。
【0035】〈画像符号化装置〉図2は本発明に係る具
体例1の画像符号化装置の構成を示すブロック図であ
る。図2に示すように、画像符号化装置は、画像メモリ
11、黒ラン解析部12、黒ラン位置バッファ15、黒
ラン数比較部16、オフセット値カウンタ17、符号構
成部18および符号メモリ19を備えている。
【0036】画像メモリ11には、符号化対象の2値画
像が記憶されている。黒ラン解析部12は、画像メモリ
11に記憶された2値画像を走査順に読み出し、読み出
された走査線内の黒ランを解析するものであり、黒ラン
位置解析部13および黒ラン数カウンタ14を有する。
黒ラン位置解析部13は、走査線内の黒ランの始点およ
び終点を解析し、解析された始点および終点を黒ランの
位置情報として順次黒ラン位置バッファ15に出力す
る。黒ラン数カウンタ14は、走査線内の黒ラン数をカ
ウントし、カウントされた黒ラン数を黒ラン数比較部1
6、オフセット値カウンタ17および符号構成部18に
出力する。
【0037】黒ラン位置バッファ15は、黒ラン位置解
析部13から出力された主走査線内の黒ランの位置情報
を一時的に保持するバッファである。黒ラン数比較部1
6は、前回、黒ラン数カウンタ14によりカウントされ
た直前の主走査線の黒ラン数を保持する図示しない保持
部を有し、前回、黒ラン数カウンタ14によりカウント
された主走査線の黒ラン数と、今回、黒ラン数カウンタ
14によりカウントされた主走査線の黒ラン数とを比較
する。黒ラン数比較部16は、入力された黒ラン数と直
前の主走査線の黒ラン数とが一致した場合には、一致信
号を符号構成部18に出力し、入力された黒ラン数と直
前の主走査線の黒ラン数とが一致しない場合には、不一
致信号を符号構成部18に出力する。
【0038】オフセット値カウンタ17は、黒ラン数カ
ウンタ14にカウントされた黒ラン数に基づいて、副走
査方向に1つ以上連続する白ラインの数を表すオフセッ
ト値をカウントする。オフセット値カウンタ17は、入
力された黒ラン数が0の場合には、オフセット値を1イ
ンクリメントし、入力された黒ラン数が0でない場合に
は、オフセット値を参照し、参照されたオフセット値が
0でないとき、オフセット値を符号構成部18に出力す
る。
【0039】符号構成部18は、前回、黒ラン数カウン
タ14によりカウントされた黒ラン数を保持する図示し
ない保持部を有し、今回、黒ラン数カウンタ14により
カウントされた黒ラン数に基づいて符号を構成する。符
号構成部18は、今回、入力された黒ラン数が0でない
場合には、前回、入力された黒ラン数を参照し、参照さ
れた前回の黒ラン数が0のとき、オフセット値カウンタ
17により出力されたオフセット値の前にオフセット命
令を挿入して符号を構成し、参照された前回の黒ラン数
が0でないとき、黒ラン数比較部16により出力された
信号を参照する。
【0040】符号構成部18は、黒ラン数比較部16か
ら出力された信号が不一致信号の場合には、今回、入力
された黒ラン数の前にラン命令を挿入するとともに、黒
ラン位置バッファ15に保持された黒ランの位置情報を
読み出し、今回、入力された黒ラン数に結合して符号を
構成する。符号構成部18は、黒ラン数比較部16から
出力された信号が一致信号の場合には、黒ラン位置バッ
ファ15に保持されたランの位置情報を読み出し、その
まま符号を構成する。符号構成部18により構成された
符号は、符号メモリ19に記憶される。
【0041】図3および図4は図2に示された具体例1
の画像符号化装置の動作を示すフローチャートである。
まず、画像メモリ11に記憶された2値画像が走査順に
1走査線毎に黒ラン解析部12に読み出され(ステップ
S1)、黒ラン位置解析部13により主走査線内の黒ラ
ンの位置情報が解析されて黒ラン位置バッファ15に保
持されるとともに、黒ラン数カウンタ14により主走査
線内の黒ラン数がカウントされる(ステップS2)。
【0042】次いで、黒ラン数比較部16により、前
回、黒ラン数カウンタ14によりカウントされた直前の
主走査線の黒ラン数と、今回、黒ラン数カウンタ14に
よりカウントされた黒ラン数とが比較され(ステップS
3)、比較結果が一致の場合には、一致信号が符号構成
部18に出力され(ステップS4)、比較結果が不一致
の場合には、不一致信号が符号構成部18に出力される
(ステップS5)。次いで、オフセット値カウンタ17
では、今回、黒ラン数カウンタ14によりカウントされ
た黒ラン数が0か否かが判定される(ステップS6)。
ステップS6で、黒ラン数が0の場合には、オフセット
値が1インクリメントされ(ステップS7)、ステップ
S16に進む。一方、ステップS6で、黒ラン数が0で
ない場合には、オフセット値が参照される(ステップS
8)。ここで、オフセット値が0でない場合には、オフ
セット値が符号構成部18に出力され、オフセット値が
0にリセットされ(ステップS9)、ステップS10に
進む。一方、オフセット値が0の場合には、ステップS
10に進む。
【0043】符号構成部18では、今回、黒ラン数カウ
ンタ14によりカウントされた黒ラン数が0か否かが判
定される(ステップS10)。ステップS10で、今
回、黒ラン数カウンタ14によりカウントされた黒ラン
数が0の場合には、ステップS16に進む。一方、ステ
ップS10で、今回、黒ラン数カウンタ14によりカウ
ントされた黒ラン数が0でない場合には、前回、黒ラン
数カウンタ14によりカウントされた直前の主走査線の
黒ラン数が0か否かが判定される(ステップS11)。
ステップS11で、直前の主走査線の黒ラン数が0でな
い場合には、ステップS13に進む。一方、ステップS
13で、直前の主走査線の黒ラン数が0のときには、オ
フセット値カウンタ17により出力されたオフセット値
の前にオフセット命令が挿入され、符号が構成される
(ステップS12)。
【0044】次いで、黒ラン数比較部16から出力され
た信号が一致信号か不一致信号かが判定される(ステッ
プS13)。ステップS13で、入力された信号が不一
致信号の場合には、今回、黒ラン数カウンタ14により
カウントされた黒ラン数の前にラン命令が挿入され、黒
ラン位置バッファ15に保持された黒ランの位置情報が
読み出され、黒ラン数に結合されて符号が構成される
(ステップS14)。一方、ステップS12で、入力さ
れた信号が一致信号の場合には、黒ラン位置バッファ1
5に保持された黒ランの位置情報が読み出され、そのま
ま符号が構成される(ステップS15)。
【0045】次いで、ステップS16において、次の主
走査線の有無が判定され、次の主走査線がある場合に
は、ステップS1に戻る。一方、ステップS16で、次
の走査線が無い場合には、オフセット値カウンタ17の
オフセット値が0か否かが判定され(ステップS1
7)、オフセット値が0でない場合には、符号構成部1
8により、このオフセット値の前にオフセット命令が挿
入されて符号が構成され、処理を終了する。一方、ステ
ップS17で、オフセット値が0の場合には、処理を終
了する。
【0046】このように、具体例1の画像符号化装置に
よれば、黒ラン数カウンタ14によりカウントされた黒
ラン数が0の場合には、オフセット命令をカウントし、
黒ラン数カウンタ14によりカウントされた黒ラン数が
0でない場合には、オフセット値が0でないとき、オフ
セット命令にオフセット値を結合して符号を構成し、次
に、黒ラン数比較部16の比較結果が不一致のとき、ラ
ン命令に黒ラン数および黒ランの位置情報を結合して符
号を構成し、黒ラン数比較部16の比較結果が一致のと
き、黒ランの位置情報をそのまま符号化する。したがっ
て、上記の具体例1の画像符号化方法を好適に実現する
ことができる。
【0047】〈画像復号化装置〉図5は本発明に係る具
体例1の画像復号化装置の構成を示すブロック図であ
る。図5に示すように、画像復号化装置は、図2に示さ
れた画像符号化装置により符号化された2値画像を復号
化するものであり、符号メモリ21、復号化部22およ
び画像メモリ24を備えている。
【0048】符号メモリ21には、復号化対象の符号デ
ータが記憶されている。復号化部22は、符号メモリ2
1に記憶された符号データをその先頭から読み出し、復
号化するものであり、命令解析部23および復号化すべ
き主走査線の黒ラン数を保持する図示しない保持部を有
する。命令解析部23は、入力された符号データに含ま
れるオフセット命令およびラン命令を解析する。復号化
部22は、命令解析部23によりオフセット命令が解析
された場合には、後続するオフセット値を解析し、解析
されたオフセット値に相当する白ラインを復号化する。
復号化部22は、命令解析部23によりラン命令が解析
された場合には、後続する黒ラン数を解析して図示しな
い保持部に保持し、保持された黒ラン数毎に、黒ラン数
に後続する黒ランの位置情報(黒ランの始点および終
点)を取り出し、主走査線を復号化する。画像メモリ2
4には、復号化部22により復号化された2値画像が記
憶される。
【0049】図6は図5に示された具体例1の画像復号
化装置の動作を示すフローチャートである。まず、符号
メモリ21に記憶された符号データがその先頭から読み
出され、復号化部22に入力される(ステップS2
1)。次いで、復号化部22の命令解析部23により入
力された符号に含まれるオフセット命令が解析される
(ステップS22)。ステップS22で、オフセット命
令が解析された場合には、オフセット命令に後続するオ
フセット値が解析され、解析されたオフセット値に相当
する白ラインが復号化され(ステップS23)、ステッ
プS27に進む。
【0050】一方、ステップS22において、オフセッ
ト命令が解析されない場合には、符号データに含まれる
ラン命令が解析される(ステップS24)。ステップS
24において、ラン命令が解析された場合には、ラン命
令に後続する黒ラン数が解析され図示しない保持部に保
持され、保持された黒ラン数に後続する黒ランの位置情
報(黒ランの始点および終点)が取り出され、主走査線
が復号化される(ステップS25)。一方、ステップS
24において、ラン命令が解析されない場合には、ステ
ップS26に進み、保持部に保持された黒ラン数の後続
する黒ランの位置情報が取り出され、主走査線が復号化
される。次いで、ステップS27において、次の符号デ
ータがある場合には、ステップS21に戻り、次の符号
データがない場合には、処理を終了する。
【0051】このように、具体例1の画像復号化装置に
よれば、命令解析部23のよりオフセット命令が解析さ
れた場合には、後続するオフセット値に相当する白ライ
ンを復号化し、ラン命令が解析された場合には、ラン数
毎に黒ランの位置情報を取り出し、主走査線を復号化す
る。したがって、上記の具体例1の画像復号化方法を好
適に実現することができる。
【0052】《具体例2》 〈画像符号化方法および復号化方法〉図7は本発明に係
る具体例2の画像符号化方法の概略説明図であり、図7
(a)は符号化対象の2値画像の一例を示す図、図7
(b)は図7(a)に示された2値画像の符号構成を示
す図である。図7(a)に示すように、2値画像の主走
査線方向の座標をxで表し、副走査方向の座標をyで表
す。符号化対象の2値画像のサイズは任意であるが、説
明を容易にするため、8行8列の画素からなるものとす
る。図中、斜線で示される画素は図形を構成する黒画素
であり、白地で示される画素は図形の背景を構成する白
画素である。なお、白画素が図形を構成し、黒画素が図
形の背景を構成するようにしてもよい。また、具体例1
と同様に、主走査方向に1つ以上連続する黒画素の画素
列を黒ランといい、1本の主走査線内の黒ランの数を黒
ラン数という。また、全画素が白画素により構成された
主走査線を白ラインという。図において、R11〜R1
8が黒ランである。
【0053】具体例2の画像符号化方法は、具体例1の
画像符号化方法と同様に、主走査線内の黒ラン数をカウ
ントし、カウントされた黒ラン数に基づいて2値画像を
符号化するものである。主走査線内に黒ラン数がカウン
トされない場合、すなわち主走査線が白ラインの場合に
は、副走査方向に1つ以上連続する白ラインの数を表す
オフセット値をカウントし、カウントされたオフセット
値そのものを符号とする。主走査線内に黒ラン数がカウ
ントされた場合には、今回、カウントされた主走査線の
黒ラン数と、前回、カウントされた直前の主走査線の黒
ラン数との差を算出する。そして、今回カウントされた
主走査線の黒ラン数が前回カウントされた直前の主走査
線に黒ラン数より多い場合には、黒ラン数の増分値(差
の絶対値)および対応する黒ランの位置情報を符号化
し、今回カウントされた主走査線の黒ラン数が前回カウ
ントされた直前の主走査線に黒ラン数より少ない場合に
は、黒ラン数の減分値(差の絶対値)および対応する黒
ランの位置情報を符号化し、今回カウントされた主走査
線の黒ラン数と前回カウントされた直前の主走査線に黒
ラン数よ黒ラン数の差が0の場合には、対応する黒ラン
の位置情報を符号化する。
【0054】黒ランの位置情報は、主走査線内の黒ラン
の始点および終点の画素位置、または、主走査線内の黒
ランの始点およびラン長により構成される。オフセット
値の前には、後続する符号がオフセット値である旨を表
すオフセット命令が挿入される。黒ラン数の増分値の前
には、後続する符号が黒ラン数の増分値である旨を表す
進入命令が挿入され、黒ラン数の減分値の前には、後続
する符号が黒ラン数の減分値である旨を表す退出命令が
挿入される。
【0055】具体例2の画像符号化方法は、主走査線の
黒ラン数を表す際に、直前の主走査線の黒ラン数との差
を符号化する。黒ラン数の差を符号化することで、黒ラ
ン数を直接符号化するよりも符号長を短くすることがで
きる。一般に、画像内の画素は、その近傍の画素と相関
が高く、ある主走査線の黒ラン数とその直前の主走査線
の黒ラン数は同数に近くなるからである。
【0056】画像復号化方法は、符号に含まれるオフセ
ット命令、進入命令および退出命令を解析し、復号化す
べき黒ラン数を算出する。オフセット命令が解析された
場合には、後続するオフセット値に相当する白ラインを
復号化する。進入命令が解析された場合には、後続する
黒ラン数の増分値を解析し、直前の主走査線の黒ラン数
に、解析された黒ラン数の増分値を加算して、復号化す
べき主走査線の黒ラン数を算出する。そして、算出され
た黒ラン数毎に、黒ラン数の増分値に後続する黒ランの
位置情報を取り出し、主走査線を復号化する。退出命令
が解析された場合には、後続する黒ラン数の減分値を解
析し、直前の主走査線の黒ラン数から、解析された黒ラ
ン数の減分値を減算して、復号化すべき主走査線の黒ラ
ン数を算出する。そして、算出された黒ラン数毎に、黒
ラン数の減分値に後続する黒ランの位置情報を取り出
し、主走査線を復号化する。
【0057】次に図7(b)に示された符号構成につい
て具体的に説明する。図7(b)において、まず、y座
標0および1の主走査線は、白ラインなので、オフセッ
ト命令にオフセット値「2」が結合される。次いで、y
座標2の主走査線では、黒ラン数が1なので、進入命令
が挿入され、増分値「1」、並びに、黒ランR11の始
点「2」および終点「3」が順次に結合される。次い
で、y座標3の主走査線では、黒ラン数が直前のライン
の黒ラン数と同数のなので、黒ランR12の始点「2」
および終点「3」が結合される。次いで、y座標4の主
走査線では、黒ラン数が2に増えたので、進入命令が挿
入され、増分値「1」が結合され、黒ランR13の始点
「2」および終点「3」、並びに、黒ランR14の始点
「6」および終点「7」が順次に結合される。次いで、
y座標5の主走査線では、黒ラン数が直前のラインの黒
ラン数と同数のなので、黒ランR15の始点「2」およ
び終点「3」、並びに、黒ランR16の始点「6」およ
び終点「7」が順次に結合される。次いで、y座標6の
主走査線では、黒ラン数が1に減ったので、退出命令が
挿入され、減分値「1」が結合され、黒ランR17の始
点「2」および終点「7」が順次に結合される。次い
で、y座標6の主走査線では、黒ラン数が直前のライン
の黒ラン数と同数のなので、黒ランR18の始点「2」
および終点「7」が順次に結合される。次いで、y座標
8の主走査線は、白ラインなので、オフセット命令が挿
入され、オフセット値「2」が結合される。
【0058】このように、具体例2の画像符号化方法に
よれば、副走査方向に1つ以上連続し、黒ラン数が同数
の主走査線をグループ化し、主走査線内の黒ラン数が0
の場合には、オフセット値をカウントし、オフセット命
令にオフセット値を結合して符号を構成するとともに、
主走査線内の黒ラン数が0でない場合には、主走査線の
黒ラン数が直前の主走査線の黒ラン数より多いときに
は、進入命令に増分値および黒ランの位置情報を結合し
符号を構成し、主走査線の黒ラン数が直前の主走査線の
黒ラン数より少ないときには、退出命令に減分値および
黒ランの位置情報を結合して符号を構成し、主走査線の
黒ラン数が直前の主走査線の黒ラン数が同数のときには
そのまま黒ランの位置情報により符号を構成する。した
がって、白画素の情報量を極めて少なくすることができ
るので、高い圧縮率の符号を得ることができる。また、
複雑な演算を行うことなく2値画像を符号化することが
できるので、符号化処理を高速に行うことができる。さ
らに、符号化すべき主走査線と符号化済みの直前の主走
査線の黒ラン数との差を符号化することで、黒ラン数を
記述する符号長を短くすることができる。また、具体例
2の画像復号化方法によれば、オフセット命令、進入命
令および退出命令を解析し、符号化された2値画像を好
適に復号化することができる。
【0059】〈画像符号化装置〉図8は本発明に係る具
体例2の画像符号化装置の構成を示すブロック図であ
る。図8に示すように、画像符号化装置は、画像メモリ
31、黒ラン解析部32、黒ラン情報バッファ36、黒
ラン数増減値算出部37、オフセット値カウンタ38、
符号構成部39および符号メモリ40を備えている。
【0060】画像メモリ31には、符号化対象の2値画
像が記憶されている。黒ラン解析部32は、画像メモリ
11に記憶された2値画像を走査順に読み出し、読み出
された走査線内の黒ランを解析するものであり、黒ラン
始点解析部33、黒ラン長カウンタ34および黒ラン数
カウンタ35を有する。黒ラン始点解析部33は、走査
線内の黒ランの始点を解析し、解析された黒ランの始点
を黒ラン情報バッファ36に出力する。黒ラン長カウン
タ34は、黒ラン始点解析部33により黒ランの始点が
解析された場合、その黒ランの黒ラン長をカウントし、
カウントされた黒ラン長を黒ラン情報バッファ36に出
力する。黒ラン数カウンタ35は、走査線内の黒ラン数
をカウントし、カウントされた黒ラン数を黒ラン数増減
値算出部37、オフセット値カウンタ38および符号構
成部39に出力する。
【0061】黒ラン位置バッファ36は、黒ラン始点解
析部33により解析された黒ランの始点および黒ラン長
カウンタ34によりカウントされた対応する黒ラン長を
黒ラン情報として一時的に保持するバッファである。黒
ラン数増減値算出部37は、前回、黒ラン数カウンタ3
5によりカウントされた直前の主走査線の黒ラン数を保
持する図示しない保持部を有し、今回、黒ラン数カウン
タ35によりカウントされた主走査線の黒ラン数から、
前回、黒ラン数カウンタ35によりカウントされた主走
査線の黒ラン数を減算し、減算値を符号構成部39に出
力する。
【0062】オフセット値カウンタ38は、黒ラン数カ
ウンタ35にカウントされた黒ラン数に基づいて、副走
査方向に1つ以上連続する白ラインの数を表すオフセッ
ト値をカウントする。オフセット値カウンタ38は、入
力された黒ラン数が0の場合には、オフセット値を1イ
ンクリメントし、入力された黒ラン数が0でない場合に
は、オフセット値を参照し、参照されたオフセット値が
0でないとき、オフセット値を符号構成部39に出力す
る。
【0063】符号構成部39は、前回、黒ラン数カウン
タ35によりカウントされた黒ラン数を保持する図示し
ない保持部を有し、今回、黒ラン数カウンタ35により
カウントされた黒ラン数に基づいて符号を構成する。符
号構成部39は、今回、入力された黒ラン数が0でない
場合には、前回、入力された黒ラン数を参照し、参照さ
れた前回の黒ラン数が0のとき、オフセット値カウンタ
38により出力されたオフセット値の前にオフセット命
令を挿入して符号を構成し、参照された前回の黒ラン数
が0でないとき、黒ラン数増減値算出部37から出力さ
れた減算値を参照する。
【0064】符号構成部39は、黒ラン数増減値算出部
37から出力された減算値が正値の場合には、今回、入
力された減算値(増分値)の前に進入命令を挿入すると
ともに、黒ラン情報バッファ36に保持された黒ラン情
報を読み出し、増分値に結合して符号を構成する。符号
構成部39は、黒ラン数増減値算出部37から出力され
た減算値が負値の場合には、今回、入力された減算値の
絶対値(減分値)の前に退出命令を挿入するとともに、
黒ラン情報バッファ36に保持された黒ラン情報を読み
出し、減分値に結合して符号を構成する。符号構成部3
9は、黒ラン数増減値算出部37から出力された減算値
が0の場合には、黒ラン位置バッファ15に保持された
ランの位置情報を読み出し、そのまま符号を構成する。
符号構成部39により構成された符号は、符号メモリ4
0に記憶される。
【0065】図9および図10は図8に示された具体例
2の画像符号化装置の動作を示すフローチャートであ
る。まず、画像メモリ31に記憶された2値画像が走査
順に1走査線毎に黒ラン解析部32に読み出され(ステ
ップS31)、黒ラン始点解析部33により主走査線内
の黒ランの始点が解析されるとともに、黒ラン長カウン
タ34により黒ラン長が解析され、黒ラン情報として黒
ラン情報バッファ36に保持され、同時に、黒ラン数カ
ウンタ35により主走査線内の黒ラン数がカウントされ
る(ステップS32)。
【0066】次いで、黒ラン数増減値算出部37によ
り、今回、黒ラン数カウンタ35によりカウントされた
主走査線の黒ラン数から、前回、黒ラン数カウンタ35
によりカウントされた黒ラン数が減算され、減算値が符
号構成部39に出力される(ステップS33)。次い
で、オフセット値カウンタ38では、今回、黒ラン数カ
ウンタ35によりカウントされた黒ラン数が0か否かが
判定される(ステップS34)。ステップS34で、黒
ラン数が0の場合には、オフセット値が1インクリメン
トされ(ステップS35)、ステップS46に進む。一
方、ステップS34で、黒ラン数が0でない場合には、
オフセット値が参照される(ステップS36)。ここ
で、オフセット値が0でない場合には、オフセット値が
符号構成部39に出力され、オフセット値が0にリセッ
トされ(ステップS37)、ステップS38に進む。一
方、オフセット値が0の場合には、ステップS38に進
む。
【0067】符号構成部39では、今回、黒ラン数カウ
ンタ35によりカウントされた黒ラン数が0か否かが判
定される(ステップS38)。ステップS38で、今
回、黒ラン数カウンタ35によりカウントされた黒ラン
数が0の場合には、ステップS46に進む。一方、ステ
ップS38で、今回、黒ラン数カウンタ35によりカウ
ントされた黒ラン数が0でない場合には、前回、黒ラン
数カウンタ35によりカウントされた直前の主走査線の
黒ラン数が0か否かが判定される(ステップS39)。
ステップS39で、直前の主走査線の黒ラン数が0でな
い場合には、ステップS41に進む。一方、ステップS
39で、直前の主走査線の黒ラン数が0のときには、オ
フセット値カウンタ38により出力されたオフセット値
の前にオフセット命令が挿入され、符号が構成される
(ステップS40)。
【0068】次いで、黒ラン数増減値算出部37から出
力された減算値が正値であるか否かが判定される(ステ
ップS41)。ステップS41で、減算値が正値の場合
には、減算値(増分値)の前に進入命令が挿入され、黒
ラン情報バッファ36に保持された黒ラン情報が読み出
され、減算値に結合されて符号が構成される(ステップ
S42)。一方、ステップS41で、減算値が正値でな
い場合には、減算値が負値であるか否かが判定される
(ステップS43)。ステップS43で、減算値が負値
の場合には、減算値の絶対値(減分値)の前に退出命令
が挿入され、黒ラン情報バッファ36に保持された黒ラ
ン情報が読み出され、減算値に結合されて符号が構成さ
れる(ステップS44)。一方、ステップS43で、減
算値が負値でない場合、すなわち減算値が0の場合に
は、黒ラン情報バッファ36に保持された黒ラン情報が
読み出され、そのまま符号が構成される(ステップS4
5)。
【0069】次いで、ステップS46において、次の主
走査線の有無が判定され、次の主走査線がある場合に
は、ステップS31に戻る。一方、ステップS46で、
次の走査線が無い場合には、オフセット値カウンタ38
のオフセット値が0か否かが判定され(ステップS4
7)、オフセット値が0でない場合には、符号構成部3
9により、このオフセット値の前にオフセット命令が挿
入されて符号が構成され、処理を終了する。一方、ステ
ップS47で、オフセット値が0の場合には、処理を終
了する。
【0070】このように、具体例2の画像符号化装置に
よれば、黒ラン数カウンタ35によりカウントされた黒
ラン数が0の場合には、オフセット命令をカウントし、
黒ラン数カウンタ35によりカウントされた黒ラン数が
0でない場合には、オフセット値が0でないとき、オフ
セット命令にオフセット値を結合して符号を構成し、黒
ラン数増減値算出部37の減算値が正値のとき、進入命
令に増分値および黒ラン情報を結合して符号を構成し、
黒ラン数増減値算出部37の減算値が負値のとき、退出
命令に減分値および黒ラン情報を結合して符号を構成
し、黒ラン数増減値算出部37の減算値が0のとき、黒
ラン情報をそのまま符号化する。したがって、上記の具
体例2の画像符号化方法を好適に実現することができ
る。
【0071】〈画像復号化装置〉図11は本発明に係る
具体例2の画像復号化装置の構成を示すブロック図であ
る。図11に示すように、画像復号化装置は、図8に示
された画像符号化装置により符号化された2値画像を復
号化するものであり、符号メモリ41、復号化部42お
よび画像メモリ45を備えている。
【0072】符号メモリ41には、復号化対象の符号デ
ータが記憶されている。復号化部42は、符号メモリ4
1に記憶された符号データをその先頭から読み出し、復
号化するものであり、命令解析部43および黒ラン数カ
ウンタ44を有する。命令解析部43は、入力された符
号データに含まれるオフセット命令、進入命令および退
出命令を解析する。復号化部42は、命令解析部43に
よりオフセット命令が解析された場合には、後続するオ
フセット値を解析し、解析されたオフセット値に相当す
る白ラインを復号化する。復号化部42は、進入命令が
解析された場合には、進入命令に後続する黒ラン数の増
分値を解析し、解析された増分値を黒ラン数カウンタ4
4に出力する。復号化部42は、退出命令が解析された
場合には、退出命令に後続する黒ラン数の減分値を解析
し、解析された減分値に負値を表す符号を付加して黒ラ
ン数カウンタ44に出力する。
【0073】黒ラン数カウンタ44は、復号化すべき主
走査線の黒ラン数をカウントするものであり、初期値は
0にセットされている。黒ラン数カウンタ44は、命令
解析部23によりオフセット命令が解析された場合に
は、カウント値を0にリセットする。黒ラン数カウンタ
44は、復号化部22により解析された増分値が入力さ
れた場合、入力された増分値の分だけカウント値をイン
クリメントして、復号化すべき黒ラン数を算出する。黒
ラン数カウンタ44は、復号化部22により解析され、
負値を表す符号が付加された減分値が入力された場合、
入力された減分値の分だけカウント値をディクリメント
して、復号化すべき黒ラン数を算出する。
【0074】復号化部42は、進入命令および退出命令
が解析された場合、それぞれ黒ラン数カウンタ44にイ
ンクリメントおよびディクリメントされたカウント値を
解析し、解析された黒ラン数毎に、黒ラン数の減算値
(増分値および減分値)に後続する黒ラン情報(黒ラン
の始点および黒ラン長)を取り出し、主走査線を復号化
する。画像メモリ45には、復号化部42により復号化
された2値画像が記憶される。
【0075】図12は図11に示された具体例2の画像
復号化装置の動作を示すフローチャートである。まず、
符号メモリ41に記憶された符号データがその先頭から
読み出され、復号化部42に入力される(ステップS5
1)。次いで、復号化部42の命令解析部43により入
力された符号に含まれるオフセット命令が解析される
(ステップS52)。ステップS52で、オフセット命
令が解析された場合には、オフセット命令に後続するオ
フセット値が解析され、解析されたオフセット値に相当
する白ラインが復号化され(ステップS53)、黒ラン
数カウンタ44のカウント値が0にリセットされ(ステ
ップS54)、ステップS62に進む。
【0076】一方、ステップS52において、オフセッ
ト命令が解析されない場合には、符号データに含まれる
進入命令が解析される(ステップS55)。ステップS
55において、進入命令が解析された場合には、進入命
令に後続する黒ラン数の増分値が解析され、解析された
増分値が黒ラン数カウンタ44に出力される(ステップ
S56)。次いで、黒ラン数カウンタ44により、入力
された増分値の分、カウント値がインクリメントされる
(ステップS57)。次いで、復号化部42により黒ラ
ン数カウンタ44のカウント値が解析され、解析された
黒ラン数の後続する黒ラン情報が取り出され、主走査線
が復号化される(ステップS58)。
【0077】一方、ステップS55において、進入命令
が解析されない場合には、符号データに含まれる退出命
令が解析される(ステップS59)。ステップS59に
おいて、退出命令が解析された場合には、退出命令に後
続する黒ラン数の減分値が解析され、解析された減分値
に負値を表す符号が付加されて黒ラン数カウンタ44に
出力される(ステップS60)。次いで、黒ラン数カウ
ンタ44により、入力された減分値の分、カウント値が
ディクリメントされ(ステップS61)、ステップS5
8に進む。
【0078】一方、ステップS59において、退出命令
が解析されない場合には、ステップS58に進む。次い
で、ステップS62において、次の符号データがある場
合には、ステップS51に戻り、次の符号データがない
場合には、処理を終了する。
【0079】このように、具体例2の画像復号化装置に
よれば、命令解析部43によりオフセット命令が解析さ
れた場合には、後続するオフセット値に相当する白ライ
ンを復号化し、進入命令および退出命令が解析された場
合には、黒ラン数カウンタ44により加算および減算さ
れた黒ラン数に基づいて主走査線を復号化し、何れの命
令も解析されない場合には、現在の黒ラン数カウンタ4
4の黒ラン数に基づいて主走査線を復号化する。したが
って、上記の具体例2の画像復号化方法を好適に実現す
ることができる。
【0080】なお、上記具体例1および2では、2値画
像を符号化するように構成しているが、2値画像のラン
レングス符号を符号化するように構成してもよい。
【0081】《具体例3》 〈画像符号化装置〉図13は本発明に係る具体例1の画
像符号化装置の構成を示すブロック図である。図13に
示すように、画像符号化装置は、画像メモリ51、ラン
解析部52、ラン情報バッファ55、ラン数比較部5
6、オフセット値カウンタ57、符号構成部58および
符号メモリ59を備えている。
【0082】画像メモリ51には、白、黒、赤および青
をそれぞれ表す複数の画素からなる4値画像が記憶され
ている。以下、白を表す画素を白画素、黒を表す画素を
黒画素、赤を表す画素を赤画素、青を表す画素を青画素
という。また、白画素のランを白ラン、黒画素のランを
黒ラン、赤画素のランを赤ラン、青画素のランを青ラン
という。黒画素、赤画素および青画素はそれぞれ図形を
表し、白画素はこれらにより表される図形の背景を表
す。以下、全画素が白画素からなる主走査線を白ライン
という。ラン解析部52は、画像メモリ51に記憶され
た4値画像を走査順に読み出し、読み出された走査線内
の黒ラン、赤ランおよび青ランを解析するものであり、
ラン位置解析部53およびラン総数カウンタ54を有す
る。ラン位置解析部53は、走査線内の画素の画素値に
基づいて、黒ラン、赤ランおよび青ランのそれぞれの位
置情報(始点および終点、または、始点およびラン長)
を解析し、解析されたランの位置情報に当該ランの画素
値を表す情報を付加してラン情報としてラン情報バッフ
ァ55に出力する。ラン総数カウンタ54は、走査線内
の黒ラン、赤ランおよび青ランの総数をカウントし、カ
ウントされたラン数をラン数比較部56、オフセット値
カウンタ57および符号構成部58に出力する。
【0083】ラン情報バッファ55は、ラン位置解析部
53から出力された主走査線内の黒ラン、赤ラン、青ラ
ンのラン情報を一時的に保持するバッファである。ラン
数比較部56は、前回、ラン総数カウンタ54によりカ
ウントされた直前の主走査線のラン数を保持する図示し
ない保持部を有し、前回、ラン総数カウンタ54により
カウントされた主走査線のラン数と、今回、ラン総数カ
ウンタ54によりカウントされた主走査線のラン数とを
比較する。ラン数比較部56は、入力されたラン数と直
前の主走査線のラン数とが一致した場合には、一致信号
を符号構成部58に出力し、入力されたラン数と直前の
主走査線のラン数とが一致しない場合には、不一致信号
を符号構成部58に出力する。
【0084】オフセット値カウンタ57は、ラン総数カ
ウンタ54によりカウントされたラン数に基づいて、副
走査方向に1つ以上連続する白ラインの数を表すオフセ
ット値をカウントする。オフセット値カウンタ57は、
入力されたラン数が0の場合には、オフセット値を1イ
ンクリメントし、入力されたラン数が0でない場合に
は、オフセット値を参照し、参照されたオフセット値が
0でないとき、オフセット値を符号構成部58に出力す
る。
【0085】符号構成部58は、前回、ラン総数カウン
タ54によりカウントされたラン数を保持する図示しな
い保持部を有し、今回、ラン総数カウンタ54によりカ
ウントされたラン数に基づいて符号を構成する。符号構
成部58は、今回、入力されたラン数が0でない場合に
は、前回、入力されたラン数を参照し、参照された前回
のラン数が0のとき、オフセット値カウンタ57により
出力されたオフセット値の前にオフセット命令を挿入し
て符号を構成し、参照された前回のラン数が0でないと
き、ラン数比較部56により出力された信号を参照す
る。
【0086】符号構成部58は、ラン数比較部56から
出力された信号が不一致信号の場合には、今回、入力さ
れたラン数の前にラン命令を挿入するとともに、ラン情
報バッファ55に保持された黒ラン、赤ランおよび青ラ
ンのそれぞれのラン情報を読み出し、今回、入力された
ラン数に結合して符号を構成する。符号構成部58は、
ラン数比較部56から出力された信号が一致信号の場合
には、ラン情報バッファ55に保持された黒ラン、赤ラ
ンおよび青ランのそれぞれのラン情報を読み出し、その
まま符号を構成する。符号構成部58により構成された
符号は、符号メモリ59に記憶される。
【0087】すなわち、具体例1および2では、2値画
像を符号化対象としたのに対し、具体例3の画像符号化
装置は、黒ラン、赤ランおよび青ランのそれぞれのラン
の位置情報にそれぞれの画素値を付加することで、符号
化対象を多値画像に拡張したものである。なお、具体例
3の画像符号化装置の動作は、黒ラン解析部12により
黒ラン、赤ランおよび青ランのラン情報をそれぞれ解析
する以外は、図3および図4に示された具体例1の画像
符号化装置の動作と同様であり、その説明を省略する。
【0088】このように、具体例3の画像符号化装置に
よれば、副走査方向に1つ以上連続し、黒ラン、赤ラン
および青ランの総数が同数の主走査線をグループ化し、
ランの総数が0の場合には、オフセット値をカウント
し、オフセット命令にオフセット値を結合して符号を構
成するとともに、ランの総数が0でない場合には、ラン
命令にラン数および黒ラン、赤ランおよび青ランのそれ
ぞれのラン情報(位置情報および画素値)を結合して符
号を構成する。したがって、白画素の情報量を極めて少
なくすることができるので、高い圧縮率の符号を得るこ
とができる。また、複雑な演算を行うことなく2値画像
を符号化することができるので、符号化処理を高速に行
うことができる。
【0089】〈画像復号化装置〉図14は本発明に係る
具体例3の画像復号化装置の構成を示すブロック図であ
る。図14に示すように、画像復号化装置は、図13に
示された画像符号化装置により符号化された4値画像を
復号化するものであり、符号メモリ61、復号化部62
および画像メモリ64を備えている。
【0090】符号メモリ61には、4値画像の符号デー
タが記憶されている。復号化部62は、符号メモリ61
に記憶された符号データをその先頭から読み出し、復号
化するものであり、命令解析部63および復号化すべき
主走査線のラン数を保持する図示しない保持部を有す
る。命令解析部63は、入力された符号データに含まれ
るオフセット命令およびラン命令を解析する。復号化部
62は、命令解析部63によりオフセット命令が解析さ
れた場合には、後続するオフセット値を解析し、解析さ
れたオフセット値に相当する白ラインを復号化する。復
号化部62は、命令解析部63によりラン命令が解析さ
れた場合には、後続するラン数を解析して図示しない保
持部に保持し、保持されたラン数毎に、ラン数に後続す
る黒ラン、赤ランまたは青ランのラン情報(ランの始
点、終点および画素値)を取り出し、主走査線を復号化
する。画像メモリ64には、復号化部22により復号化
された2値画像が記憶される。なお、具体例3の画像復
号化装置の動作は、ラン情報に含まれる画素値に基づい
て黒ラン、赤ランおよび青ランをそれぞれ復号化する以
外は、図6に示された具体例1の画像復号化装置の動作
と同様であり、その説明を省略する。
【0091】このように、具体例3の画像復号化装置に
よれば、オフセット命令およびラン命令を解析し、符号
化された4値画像を好適に復号化することができる。ま
た、複雑な演算を行うことなく符号化された4値画像を
復号化することができるので、復号化処理を高速に行う
ことができる。具体例3の画像符号化装置および画像復
号化装置は、特に、比較的色数の少ないカラー画像や比
較的の階調数が少ないグレースケール画像であって、図
形を表す画素に対し、図形の背景を表す画素の割合が極
めて多い画像に対して有効である。
【0092】《具体例4》 〈画像符号化装置〉図15は本発明に係る具体例1の画
像符号化装置の構成を示すブロック図である。図15に
示すように、画像符号化装置は、画像メモリ71、ラン
解析部72、ラン情報バッファ75、ラン数比較部7
6、オフセット値カウンタ77、符号構成部78および
符号メモリ79を備えている。
【0093】画像メモリ71には、8値のグレースケー
ル画像が記憶されている。この8値のうち画素値が最大
の画素は、図形の背景を表し、他の画素値の画素は、図
形を表す。以下、画素値が最大の画素を白画素といい、
全画素が白画素からなる主走査線を白ラインという。ま
た、主走査線内で、白画素以外の画素が1つ以上連続す
る画素列をランという。ラン解析部72は、画像メモリ
71に記憶された8値のグレースケール画像を走査順に
読み出し、読み出された走査線内のランを解析するもの
であり、ラン位置解析部73およびラン総数カウンタ7
4を有する。ラン位置解析部73は、走査線内の画素の
画素値に基づいて、ランの始点および終点を解析し、解
析されたランの始点にその画素値を付加するとともに、
ランの終点にその画素値を付加し、ラン情報としてラン
情報バッファ75に出力する。ラン数カウンタ74は、
走査線内のランの数をカウントし、カウントされたラン
数をラン数比較部76、オフセット値カウンタ77およ
び符号構成部78に出力する。
【0094】ラン情報バッファ75は、ラン位置解析部
73から出力された主走査線内のラン情報を一時的に保
持するバッファである。ラン数比較部76は、前回、ラ
ン数カウンタ74によりカウントされた直前の主走査線
のラン数を保持する図示しない保持部を有し、前回、ラ
ン数カウンタ74によりカウントされた主走査線のラン
数と、今回、ラン数カウンタ74によりカウントされた
主走査線のラン数とを比較する。ラン数比較部76は、
入力されたラン数と直前の主走査線のラン数とが一致し
た場合には、一致信号を符号構成部78に出力し、入力
されたラン数と直前の主走査線のラン数とが一致しない
場合には、不一致信号を符号構成部78に出力する。
【0095】オフセット値カウンタ77は、ラン数カウ
ンタ74によりカウントされたラン数に基づいて、副走
査方向に1つ以上連続する白ラインの数を表すオフセッ
ト値をカウントする。オフセット値カウンタ77は、入
力されたラン数が0の場合には、オフセット値を1イン
クリメントし、入力されたラン数が0でない場合には、
オフセット値を参照し、参照されたオフセット値が0で
ないとき、オフセット値を符号構成部78に出力する。
【0096】符号構成部78は、前回、ラン数カウンタ
74によりカウントされたラン数を保持する図示しない
保持部を有し、今回、ラン数カウンタ74によりカウン
トされたラン数に基づいて符号を構成する。符号構成部
78は、今回、入力されたラン数が0でない場合には、
前回、入力されたラン数を参照し、参照された前回のラ
ン数が0のとき、オフセット値カウンタ77により出力
されたオフセット値の前にオフセット命令を挿入して符
号を構成し、参照された前回のラン数が0でないとき、
ラン数比較部76により出力された信号を参照する。
【0097】符号構成部78は、ラン数比較部76から
出力された信号が不一致信号の場合には、今回、入力さ
れたラン数の前にラン命令を挿入するとともに、ラン情
報バッファ75に保持されたラン情報を読み出し、今
回、入力されたラン数に結合して符号を構成する。符号
構成部78は、ラン数比較部76から出力された信号が
一致信号の場合には、ラン情報バッファ75に保持され
たラン情報を読み出し、そのまま符号を構成する。符号
構成部78により構成された符号は、符号メモリ79に
記憶される。
【0098】すなわち、具体例4の画像符号化装置は、
図形の背景を表す白画素以外の画素からなるランの始点
および終点にそれぞれの画素値を付加し、多値画像を符
号化するものである。なお、具体例4の画像符号化装置
の動作は、ラン解析部73によりラン情報を解析する以
外は、図3および図4に示された具体例1の画像符号化
装置の動作と同様であり、その説明を省略する。
【0099】このように、具体例4の画像符号化装置に
よれば、副走査方向に1つ以上連続し、白画素以外の画
素からなるラン数が同数の主走査線をグループ化し、ラ
ンの数が0の場合には、オフセット値をカウントし、オ
フセット命令にオフセット値を結合して符号を構成する
とともに、ラン数が0でない場合には、ラン命令にラン
数およびラン情報(ランの始点およびその画素値、並び
に、ランの終点およびその画素値)を結合して符号を構
成する。したがって、白画素の情報量を極めて少なくす
ることができるので、高い圧縮率の符号を得ることがで
きる。また、複雑な演算を行うことなく2値画像を符号
化することができるので、符号化処理を高速に行うこと
ができる。
【0100】〈画像復号化装置〉図16は本発明に係る
具体例4の画像復号化装置の構成を示すブロック図であ
る。図16に示すように、画像復号化装置は、図15に
示された画像符号化装置により符号化された8値のグレ
ースケール画像を復号化するものであり、符号メモリ8
1、復号化部82、画素補間部84および画像メモリ8
5を備えている。
【0101】符号メモリ81には、8値のグレースケー
ル画像の符号データが記憶されている。復号化部82
は、符号メモリ81に記憶された符号データをその先頭
から読み出し、復号化するものであり、命令解析部83
および復号化すべき主走査線のラン数を保持する図示し
ない保持部を有する。命令解析部83は、入力された符
号データに含まれるオフセット命令およびラン命令を解
析する。復号化部82は、命令解析部83によりオフセ
ット命令が解析された場合には、後続するオフセット値
を解析し、解析されたオフセット値に相当する白ライン
を復号化する。復号化部82は、命令解析部83により
ラン命令が解析された場合には、後続するラン数を解析
して図示しない保持部に保持し、保持されたラン数毎
に、ラン数に後続するラン情報(ランの始点およびその
画素値、ランの終点およびその画素値)を取り出し、画
素補間部84に出力する。
【0102】画素補間部84は、入力されたラン情報に
基づいてランの始点および終点間の画素を補間する。画
素補間部84は、始点および終点に基づいてラン長を求
め、終点の画素値から始点の画素値を減算し、減算値を
(ラン長−1)で除して、始点から終点に向かう1画素
当たりの画素値の増分値を算出する。そして、画素補間
部84は、ランの始点に増分値を加算していき、始点お
よび終点間の画素を近似的に復元する。復元された画素
は白画素以外の7値の何れかに近似される。復号化部8
2は、画素補間部84により復元されたランを白ライン
上に配置して主走査線を復号化する。画像メモリ85に
は、復号化部22により復号化された8値のグレースケ
ール画像が記憶される。なお、具体例4の画像復号化装
置の動作は、画素補間部84によりラン情報にに基づい
てランが復元され、復号化部82により主走査線が復号
化される以外は、図6に示された具体例1の画像復号化
装置の動作と同様であり、その説明を省略する。
【0103】このように、具体例4の画像復号化装置に
よれば、オフセット命令およびラン命令を解析し、符号
化されたグレースケール画像を好適に復号化することが
できる。具体例4の画像符号化装置および画像復号化装
置は、特に、比較的の階調数が少ないグレースケール画
像や3次元的な深さを画素値とする画像であって、図形
を表す画素に対し、図形の背景を表す画素の割合が極め
て多い画像に対して有効である。
【0104】なお、具体例4の画像符号化装置および画
像復号化装置では、画像符号化装置によりランの始点お
よびその画素値、並びに、終点およびその画素値を符号
化し、画像復号化装置により始点からの増分値を算出し
てランを復号するようにしているが、例えば、画像符号
化装置により始点からの増分値を求め、始点およびその
画素値、並びに、ラン長とともに符号を構成し、画像復
号化装置では、始点の画素値に増分値を加算することに
よりランを復元するように構成してもよい。
【0105】なお、上記各具体例の画像符号化装置およ
び画像復号化装置の動作をそれぞれ実行するプログラム
を作成し、フレキシブルディスク、ハードディスク、R
OM等の記録媒体に記録することができる。この場合、
装置を安価に提供することができる。本発明に係る画像
符号化方法および画像復号化方法は、図形処理された画
像をコンピュータにより符号化してプリンタに転送し、
プリンタにより復号化して印刷するのに好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る具体例1の画像符号化方法の概略
説明図であり、図1(a)は符号化対象の2値画像の一
例を示す図、図1(b)は図1(a)に示された2値画
像の符号構成を示す図である。
【図2】本発明に係る具体例1の画像符号化装置の構成
を示すブロック図である。
【図3】具体例1の画像符号化装置の動作を示すフロー
チャート(その1)である。
【図4】具体例1の画像符号化装置の動作を示すフロー
チャート(その2)である。
【図5】本発明に係る具体例1の画像復号化装置の構成
を示すブロック図である。
【図6】具体例1の画像復号化装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図7】本発明に係る具体例2の画像符号化方法の概略
説明図であり、図7(a)は符号化対象の2値画像の一
例を示す図、図7(b)は図1(a)に示された2値画
像の符号構成を示す図である。
【図8】本発明に係る具体例2の画像符号化装置の構成
を示すブロック図である。
【図9】具体例2の画像符号化装置の動作を示すフロー
チャート(その1)である。
【図10】具体例2の画像符号化装置の動作を示すフロ
ーチャート(その2)である。
【図11】本発明に係る具体例2の画像復号化装置の構
成を示すブロック図である。
【図12】具体例2の画像復号化装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図13】本発明に係る具体例3の画像符号化装置の構
成を示すブロック図である。
【図14】本発明に係る具体例3の画像復号化装置の構
成を示すブロック図である。
【図15】本発明に係る具体例4の画像符号化装置の構
成を示すブロック図である。
【図16】本発明に係る具体例4の画像復号化装置の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 画像メモリ 12 黒ラン解析部 13 黒ラン位置解析部 14 黒ラン数カウンタ 15 黒ラン位置バッファ 16 黒ラン比較部 17 オフセット値カウンタ 18 符号構成部 19 符号メモリ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2値画像が、図形を表す複数の黒画素
    と、図形の背景を表す複数の白画素とを含み、 前記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の
    画素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点およ
    び終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情
    報と呼び、 入力された前記2値画像または前記2値画像のランレン
    グス符号に基づいて、前記2値画像の主走査線毎に、主
    走査線内のラン数およびラン情報を解析するラン解析工
    程と、 前回、前記ラン解析工程により解析された直前の主走査
    線のラン数と、今回、前記ラン解析工程により解析され
    た主走査線のラン数とを比較する比較工程と、 前記ラン解析工程により解析された主走査線のラン数が
    1回以上連続して0である回数を表すオフセット値をカ
    ウントするカウント工程と、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、後続する符号デー
    タが主走査線のラン数である旨を表す符号データをラン
    命令と呼ぶとき、 今回、前記ラン解析工程により解析された主走査線のラ
    ン数が0でない場合、 前回、前記ラン解析工程により解析された直前の主走査
    線のラン数が0のとき、前記オフセット命令と前記オフ
    セット値とを結合して符号を構成し、 次に、前記比較工程の比較結果が不一致のとき、前記ラ
    ン命令と、前記ラン解析工程により解析されたラン数
    と、前記ラン解析工程により解析されたラン情報とを結
    合して符号を構成し、 前記比較工程の比較結果が一致のとき、前記ラン解析工
    程により解析されたラン情報により符号を構成する符号
    構成工程とを含むことを特徴とする画像符号化方法。
  2. 【請求項2】 符号化された2値画像の符号データを複
    数の画素からなる2値画像に復号化する画像復号化方法
    であって、 前記2値画像が、図形を表す複数の黒画素と、図形の背
    景を表す複数の白画素とを含み、 前記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の
    画素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点およ
    び終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情
    報と呼び、 全画素が前記白画素により構成された主走査線を白ライ
    ンと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白ライン数を
    オフセット値と呼び、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、後続する符号デー
    タが前記ラン数である旨を表す符号データをラン命令と
    呼ぶとき、 入力された符号データに含まれるオフセット命令および
    ラン命令を解析する命令解析工程と、 前記命令解析工程によりオフセット命令が解析された場
    合、オフセット命令に後続するオフセット値に相当する
    白ラインを復号化し、前記命令解析工程によりラン命令
    が解析された場合、ラン命令に後続するラン数を解析
    し、解析されたラン数に後続するラン情報を前記ラン数
    毎に取り出して主走査線を復号化する復号化工程とを含
    むことを特徴とする画像復号化方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像符号化方法と請求項
    2記載の画像復号化方法とを有することを特徴とする画
    像符号化復号化方法。
  4. 【請求項4】 2値画像が、図形を表す複数の黒画素
    と、図形の背景を表す複数の白画素とを含み、 前記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の
    画素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点およ
    び終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情
    報と呼び、 入力された前記2値画像または前記2値画像のランレン
    グス符号に基づいて、前記2値画像の主走査線毎に、主
    走査線内のラン数およびラン情報を解析するラン解析部
    と、 前回、前記ラン解析部により解析された直前の主走査線
    のラン数と、今回、前記ラン解析部により解析された主
    走査線のラン数とを比較する比較部と、 前記ラン解析部により解析された主走査線のラン数が1
    回以上連続して0である回数を表すオフセット値をカウ
    ントするカウンタと、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、後続する符号デー
    タが主走査線のラン数である旨を表す符号データをラン
    命令と呼ぶとき、 今回、前記ラン解析部により解析された主走査線のラン
    数が0でない場合、 前回、前記ラン解析部により解析された直前の主走査線
    のラン数が0のとき、前記オフセット命令と前記オフセ
    ット値とを結合して符号を構成し、 次に、前記比較部の比較結果が不一致のとき、前記ラン
    命令と、前記ラン解析部により解析されたラン数と、前
    記ラン解析部により解析されたラン情報とを結合して符
    号を構成し、 前記比較部の比較結果が一致のとき、前記ラン解析部に
    より解析されたラン情報により符号を構成する符号構成
    部とを備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 符号化された2値画像の符号データを複
    数の画素からなる2値画像に復号化する画像復号化装置
    であって、 前記2値画像が、図形を表す複数の黒画素と、図形の背
    景を表す複数の白画素とを含み、 前記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の
    画素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点およ
    び終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情
    報と呼び、 全画素が前記白画素により構成された主走査線を白ライ
    ンと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白ライン数を
    オフセット値と呼び、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、後続する符号デー
    タが前記ラン数である旨を表す符号データをラン命令と
    呼ぶとき、 入力された符号データに含まれるオフセット命令および
    ラン命令を解析する命令解析部と、 前記命令解析部によりオフセット命令が解析された場
    合、オフセット命令に後続するオフセット値に相当する
    白ラインを復号化し、前記命令解析部によりラン命令が
    解析された場合、ラン命令に後続するラン数を解析し、
    解析されたラン数に後続するラン情報を前記ラン数毎に
    取り出して主走査線を復号化する復号化部とを備えたこ
    とを特徴とする画像復号化装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の画像符号化装置と請求項
    5記載の画像復号化装置とを有することを特徴とする画
    像符号化復号化装置。
  7. 【請求項7】 2値画像が、図形を表す複数の黒画素
    と、図形の背景を表す複数の白画素とを含み、 前記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の
    画素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点およ
    び終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情
    報と呼ぶとき、 入力された前記2値画像または前記2値画像のランレン
    グス符号に基づいて、前記2値画像の主走査線毎に、主
    走査線内のラン数およびラン情報を解析するラン解析工
    程と、 前回、前記ラン解析工程により解析された直前の主走査
    線のラン数と、今回、前記ラン解析工程により解析され
    た主走査線のラン数との差を算出する算出工程と、 前記ラン解析工程により解析された主走査線のラン数が
    1回以上連続して0である回数を表すオフセット値をカ
    ウントするカウント工程と、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、符号化すべき主走
    査線のラン数が直前の主走査線のラン数より多い旨を表
    す符号データを進入命令と呼び、符号化すべき主走査線
    のラン数が直前の主走査線のラン数より少ない旨を表す
    符号データを退出命令と呼ぶとき、 今回、前記ラン解析工程により解析された主走査線のラ
    ン数が0でない場合、 前回、前記ラン解析工程により解析された直前の主走査
    線のラン数が0のとき、前記オフセット命令と前記オフ
    セット値とを結合して符号を構成し、 次に、前記算出工程の算出結果が符号化すべき主走査線
    のラン数が直前の主走査線のラン数より多い旨を意味す
    るとき、前記進入命令と、前記算出工程の算出結果の絶
    対値と、前記ラン解析工程により解析されたラン情報と
    を結合して符号を構成し、 前記算出工程の算出結果が符号化すべき主走査線のラン
    数が直前の主走査線のラン数より少ない旨を意味すると
    き、前記退出命令と、前記算出工程の算出結果の絶対値
    と、前記ラン解析工程により解析されたラン情報とを結
    合して符号を構成し、 前記算出工程の算出結果が符号化すべき主走査線のラン
    数と直前の主走査線のラン数とが同数である旨を意味す
    るとき、前記ラン解析工程により解析されたラン情報に
    より符号を構成する符号構成工程とを含むことを特徴と
    する画像符号化方法。
  8. 【請求項8】 符号化された2値画像の符号データを複
    数の画素からなる2値画像に復号化する画像復号化方法
    であって、 前記2値画像が、図形を表す複数の黒画素と、図形の背
    景を表す複数の白画素とを含み、 前記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の
    画素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点およ
    び終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情
    報と呼び、 全画素が前記白画素により構成された主走査線を白ライ
    ンと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白ライン数を
    オフセット値と呼び、 後続する符号データがオフセット値である旨を表す符号
    データをオフセット命令と呼び、復号化すべき主走査線
    のラン数が直前の主走査線より多い旨を表す符号データ
    を進入命令と呼び、復号化すべき主走査線のラン数が直
    前の主走査線より少ない旨を表す符号データを退出命令
    と呼び、 復号化すべき主走査線のラン数と直前の主走査線のラン
    数との差の絶対値を差分絶対値と呼ぶとき、 入力された符号データに含まれるオフセット命令、進入
    命令および退出命令を解析する命令解析工程と、 既に復号化済みの直前の主走査線のラン数を保持し、前
    記命令解析工程により進入命令が解析された場合、進入
    命令に後続する前記差分絶対値を、直前の主走査線のラ
    ン数に加算し、前記命令解析工程により退出命令が解析
    された場合、退出命令に後続する前記差分絶対値を、直
    前の主走査線のラン数から減算し、復号化すべき主走査
    線に含まれるラン数を算出する算出工程と、 前記命令解析工程によりオフセット命令が解析された場
    合、オフセット命令に後続するオフセット値に相当する
    白ラインを復号化し、 前記命令解析工程により進入命令が解析された場合およ
    び前記命令解析工程により退出命令が解析された場合、
    前記差分絶対値に後続するラン情報を、前記算出工程に
    より算出されたラン数毎に取り出して主走査線を復号化
    する復号化工程とを含むことを特徴とする画像復号化方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の画像符号化方法と請求項
    8記載の画像復号化方法とを有することを特徴とする画
    像符号化復号化方法。
  10. 【請求項10】 2値画像が、図形を表す複数の黒画素
    と、図形の背景を表す複数の白画素とを含み、 前記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の
    画素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点およ
    び終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情
    報と呼ぶとき、 入力された前記2値画像または前記2値画像のランレン
    グス符号に基づいて、前記2値画像の主走査線毎に、主
    走査線内のラン数およびラン情報を解析するラン解析部
    と、 前回、前記ラン解析部により解析された直前の主走査線
    のラン数と、今回、前記ラン解析部により解析された主
    走査線のラン数との差を算出する算出部と、 前記ラン解析部により解析された主走査線のラン数が1
    回以上連続して0である回数を表すオフセット値をカウ
    ントするカウンタと、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、符号化すべき主走
    査線のラン数が直前の主走査線のラン数より多い旨を表
    す符号データを進入命令と呼び、符号化すべき主走査線
    のラン数が直前の主走査線のラン数より少ない旨を表す
    符号データを退出命令と呼ぶとき、 今回、前記ラン解析部により解析された主走査線のラン
    数が0の場合、 前回、前記ラン解析部により解析された直前の主走査線
    のラン数が0のとき、前記オフセット命令と前記オフセ
    ット値とを結合して符号を構成し、 次に、前記算出部の算出結果が符号化すべき主走査線の
    ラン数が直前の主走査線のラン数より多い旨を意味する
    とき、前記進入命令と、前記算出部の算出結果の絶対値
    と、前記ラン解析部により解析されたラン情報とを結合
    して符号を構成し、 前記算出部の算出結果が符号化すべき主走査線のラン数
    が直前の主走査線のラン数より少ない旨を意味すると
    き、前記退出命令と、前記算出部の算出結果の絶対値
    と、前記ラン解析部により解析されたラン情報とを結合
    して符号を構成し、 前記算出部の算出結果が符号化すべき主走査線のラン数
    と直前の主走査線のラン数とが同数である旨を意味する
    とき、前記ラン解析部により解析されたラン情報により
    符号を構成する符号構成部とを備えたことを特徴とする
    画像符号化装置。
  11. 【請求項11】 符号化された2値画像の符号データを
    複数の画素からなる2値画像に復号化する画像復号化装
    置であって、 前記2値画像が、図形を表す複数の黒画素と、図形の背
    景を表す複数の白画素とを含み、 前記2値画像の主走査線内に1つ以上連続する黒画素の
    画素列をランと呼び、前記主走査線内のランの始点およ
    び終点、または、始点および画素数を表す情報をラン情
    報と呼び、 全画素が前記白画素により構成された主走査線を白ライ
    ンと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白ライン数を
    オフセット値と呼び、 後続する符号データがオフセット値である旨を表す情報
    をオフセット命令と呼び、復号化すべき主走査線のラン
    数が直前の主走査線より多い旨を表す情報を進入命令と
    呼び、復号化すべき主走査線のラン数が直前の主走査線
    より少ない旨を表す情報を退出命令と呼び、 復号化すべき主走査線のラン数と直前の主走査線のラン
    数との差の絶対値を差分絶対値と呼ぶとき、 入力された符号データに含まれるオフセット命令、進入
    命令および退出命令を解析する命令解析部と、 既に復号化済みの直前の主走査線のラン数を保持し、前
    記命令解析部により進入命令が解析された場合、進入命
    令に後続する前記差分絶対値を、直前の主走査線のラン
    数に加算し、前記命令解析部により退出命令が解析され
    た場合、退出命令に後続する前記差分絶対値を、直前の
    主走査線のラン数から減算して復号化すべき主走査線に
    含まれるラン数を算出する算出部と、 前記命令解析部によりオフセット命令が解析された場
    合、オフセット命令に後続するオフセット値に相当する
    白ラインを復号化し、 前記命令解析部により進入命令が解析された場合および
    前記命令解析部により退出命令が解析された場合、前記
    差分絶対値に後続するラン情報を、前記算出部により算
    出されたラン数毎に取り出して主走査線を復号化する復
    号化部とを備えたことを特徴とする画像復号化装置。
  12. 【請求項12】 請求項10記載の画像符号化装置と請
    求項11記載の画像復号化装置とを有することを特徴と
    する画像符号化復号化装置。
  13. 【請求項13】 多値画像が、図形を表す第1画素値を
    有する複数の第1画素と、図形を表し、前記第1画素値
    と異なる第2画素値を有する複数の第2画素と、図形の
    背景を表し、前記第1および第2画素値とそれぞれ異な
    る第3画素値を有する複数の白画素とを含み、 前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する第1画素
    の画素列を第1ランと呼び、前記多値画像の主走査線内
    に1つ以上連続する第2画素の画素列を第2ランと呼
    び、 前記主走査線内の第1ランの始点、終点および第1画素
    値、または、始点、画素数および第1画素値を表す情報
    を第1ラン情報と呼び、前記主走査線内の第2ランの始
    点、終点および第2画素値、または、始点、画素数およ
    び第2画素値を表す情報を第2ラン情報と呼び、 入力された前記多値画像に基づいて、前記多値画像の主
    走査線毎に、主走査線内の第1および第2ランの総数、
    並びに、第1および第2ラン情報を解析するラン解析工
    程と、 前回、前記ラン解析工程により解析された直前の主走査
    線の第1および第2ランの総数と、今回、前記ラン解析
    工程により解析された主走査線の第1および第2ランの
    総数とを比較する比較工程と、 前記ラン解析工程により解析された主走査線の第1およ
    び第2ランの総数が1回以上連続して0である回数を表
    すオフセット値をカウントするカウント工程と、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、後続する符号デー
    タが前記第1および第2ランの総数である旨を表す符号
    データをラン命令と呼ぶとき、 今回、前記ラン解析工程により解析された主走査線の第
    1および第2ランの総数が0でない場合、 前回、前記ラン解析工程により解析された直前の主走査
    線の第1および第2ランの総数が0のとき、前記オフセ
    ット命令と前記オフセット値とを結合して符号を構成
    し、 次に、前記比較工程の比較結果が不一致のとき、前記ラ
    ン命令と、前記ラン解析工程により解析された第1およ
    び第2ランの総数と、前記ラン解析工程により解析され
    た第1および第2ラン情報とを結合して符号を構成し、 前記比較工程の比較結果が一致のとき、前記ラン解析工
    程により解析された第1および第2ラン情報により符号
    を構成する符号構成工程とを含むことを特徴とする画像
    符号化方法。
  14. 【請求項14】 符号化された多値画像の符号データを
    複数の画素からなる多値画像に復号化する画像復号化方
    法であって、 前記多値画像が、図形を表す第1画素値を有する複数の
    第1画素と、図形を表し、前記第1画素値と異なる第2
    画素値を有する複数の第2画素と、図形の背景を表し、
    前記第1および第2画素値とそれぞれ異なる第3画素値
    を有する複数の白画素とを含み、 前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する第1画素
    の画素列を第1ランと呼び、前記多値画像の主走査線内
    に1つ以上連続する第2画素の画素列を第2ランと呼
    び、 前記主走査線内の第1ランの始点、終点および第1画素
    値、または、始点、画素数および第1画素値を表す情報
    を第1ラン情報と呼び、前記主走査線内の第2ランの始
    点、終点および第2画素値、または、始点、画素数およ
    び第2画素値を表す情報を第2ラン情報と呼び、 全画素が前記白画素により構成された主走査線を白ライ
    ンと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白ライン数を
    オフセット値と呼び、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、後続する符号デー
    タが前記第1および第2ランの総数である旨を表す符号
    データをラン命令と呼ぶとき、 入力された符号データに含まれるオフセット命令および
    ラン命令を解析する命令解析工程と、 前記命令解析工程によりオフセット命令が解析された場
    合、オフセット命令に後続するオフセット値に相当する
    白ラインを復号化し、前記命令解析工程によりラン命令
    が解析された場合、ラン命令に後続する第1および第2
    ランの総数を解析し、解析された第1および第2ランの
    総数に後続する第1および第2ラン情報を前記第1およ
    び第2ランの総数毎に取り出して主走査線を復号化する
    復号化工程とを含むことを特徴とする画像復号化方法。
  15. 【請求項15】 請求項13記載の画像符号化方法と請
    求項14記載の画像復号化方法とを有することを特徴と
    する画像符号化復号化方法。
  16. 【請求項16】 多値画像が、図形を表す第1画素値を
    有する複数の第1画素と、図形を表し、前記第1画素値
    と異なる第2画素値を有する複数の第2画素と、図形の
    背景を表し、前記第1および第2画素値とそれぞれ異な
    る第3画素値を有する複数の白画素とを含み、 前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する第1画素
    の画素列を第1ランと呼び、前記多値画像の主走査線内
    に1つ以上連続する第2画素の画素列を第2ランと呼
    び、 前記主走査線内の第1ランの始点、終点および第1画素
    値、または、始点、画素数および第1画素値を表す情報
    を第1ラン情報と呼び、前記主走査線内の第2ランの始
    点、終点および第2画素値、または、始点、画素数およ
    び第2画素値を表す情報を第2ラン情報と呼び、 入力された前記多値画像に基づいて、前記多値画像の主
    走査線毎に、主走査線内の第1および第2ランの総数、
    並びに、第1および第2情報を解析するラン解析部と、 前回、前記ラン解析部により解析された直前の主走査線
    の第1および第2ランの総数と、今回、前記ラン解析部
    により解析された主走査線の第1および第2ランの総数
    とを比較する比較部と、 前記ラン解析部により解析された主走査線の第1および
    第2ランの総数が1回以上連続して0である回数を表す
    オフセット値をカウントするカウンタと、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、後続する符号デー
    タが前記第1および第2ランの総数である旨を表す符号
    データをラン命令と呼ぶとき、 今回、前記ラン解析部により解析された主走査線の第1
    および第2ランの総数が0でない場合、 前回、前記ラン解析部により解析された直前の主走査線
    の第1および第2ランの総数が0のとき、前記オフセッ
    ト命令と前記オフセット値とを結合して符号を構成し、 次に、前記比較部の比較結果が不一致のとき、前記ラン
    命令と、前記ラン解析部により解析された第1および第
    2ランの総数と、前記ラン解析部により解析された第1
    および第2ラン情報とを結合して符号を構成し、 前記比較部の比較結果が一致のとき、前記ラン解析部に
    より解析された第1および第2ラン情報により符号を構
    成する符号構成部とを備えたことを特徴とする画像符号
    化装置。
  17. 【請求項17】 符号化された多値画像の符号データを
    複数の画素からなる多値画像に復号化する画像復号化装
    置であって、 前記多値画像が、図形を表す第1画素値を有する複数の
    第1画素と、図形を表し、前記第1画素値と異なる第2
    画素値を有する複数の第2画素と、図形の背景を表し、
    前記第1および第2画素値とそれぞれ異なる第3画素値
    を有する複数の白画素とを含み、 前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する第1画素
    の画素列を第1ランと呼び、前記多値画像の主走査線内
    に1つ以上連続する第2画素の画素列を第2ランと呼
    び、 前記主走査線内の第1ランの始点、終点および第1画素
    値、または、始点、画素数および第1画素値を表す情報
    を第1ラン情報と呼び、前記主走査線内の第2ランの始
    点、終点および第2画素値、または、始点、画素数およ
    び第2画素値を表す情報を第2ラン情報と呼び、 全画素が前記白画素により構成された主走査線を白ライ
    ンと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白ライン数を
    オフセット値と呼び、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、後続する符号デー
    タが前記第1および第2ランの総数である旨を表す符号
    データをラン命令と呼ぶとき、 入力された符号データに含まれるオフセット命令および
    ラン命令を解析する命令解析部と、 前記命令解析部によりオフセット命令が解析された場
    合、オフセット命令に後続するオフセット値に相当する
    白ラインを復号化し、前記命令解析部によりラン命令が
    解析された場合、ラン命令に後続する第1および第2ラ
    ンの総数を解析し、解析された第1および第2ランの総
    数に後続する第1および第2ラン情報を前記第1および
    第2ランの総数毎に取り出して主走査線を復号化する復
    号化部とを備えたことを特徴とする画像復号化装置。
  18. 【請求項18】 請求項16記載の画像符号化装置と請
    求項17記載の画像復号化装置とを有することを特徴と
    する画像符号化復号化装置。
  19. 【請求項19】 多値画像が、図形を表す第1画素値を
    有する複数の第1画素と、図形を表し、前記第1画素値
    と異なる第2画素値を有する複数の第2画素と、図形の
    背景を表し、前記第1および第2画素値とそれぞれ異な
    る第3画素値を有する複数の白画素とを含み、 前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する前記白画
    素以外の画素の画素列をランと呼び、前記主走査線内の
    ランの始点およびその画素値、並びに、終点およびその
    画素値をラン情報と呼ぶとき、 入力された前記多値画像に基づいて、前記多値画像の主
    走査線毎に、主走査線内のラン数およびラン情報を解析
    するラン解析工程と、 前回、前記ラン解析工程により解析された直前の主走査
    線のラン数と、今回、前記ラン解析工程により解析され
    た主走査線のラン数とを比較する比較工程と、 前記ラン解析工程により解析された主走査線のラン数が
    1回以上連続して0である回数を表すオフセット値をカ
    ウントするカウント工程と、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、後続する符号デー
    タが前記ラン数である旨を表す符号データをラン命令と
    呼ぶとき、 今回、前記ラン解析工程により解析された主走査線のラ
    ン数が0でない場合、 前回、前記ラン解析工程により解析された直前の主走査
    線のラン数が0のとき、前記オフセット命令と前記オフ
    セット値とを結合して符号を構成し、 次に、前記比較工程の比較結果が不一致のとき、前記ラ
    ン命令と、前記ラン解析工程により解析されたラン数
    と、前記ラン解析工程により解析されたラン情報とを結
    合して符号を構成し、 前記比較工程の比較結果が一致のとき、前記ラン解析工
    程により解析されたラン情報により符号を構成する符号
    構成工程とを含むことを特徴とする画像符号化方法。
  20. 【請求項20】 符号化された多値画像の符号データを
    複数の画素からなる多値画像に復号化する画像復号化方
    法であって、 前記多値画像が、図形を表す第1画素値を有する複数の
    第1画素と、図形を表し、前記第1画素値と異なる第2
    画素値を有する複数の第2画素と、図形の背景を表し、
    前記第1および第2画素値とそれぞれ異なる第3画素値
    を有する複数の白画素とを含み、 前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する前記白画
    素以外の画素の画素列をランと呼び、前記主走査線内の
    ランの始点およびその画素値、並びに、終点およびその
    画素値をラン情報と呼び、 全画素が前記白画素により構成された主走査線を白ライ
    ンと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白ライン数を
    オフセット値と呼び、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、後続する符号デー
    タが前記ラン数である旨を表す符号データをラン命令と
    呼ぶとき、 入力された符号データに含まれるオフセット命令および
    ラン命令を解析する命令解析工程と、 前記命令解析工程によりオフセット命令が解析された場
    合、オフセット命令に後続するオフセット値に相当する
    白ラインを復号化し、前記命令解析工程によりラン命令
    が解析された場合、ラン命令に後続するラン数を解析
    し、解析されたラン数に後続するラン情報を前記ラン数
    毎に取り出し、取り出されたラン情報に基づいて、ラン
    の始点および終点間の画素の画素値を補間して主走査線
    を復号化する復号化工程とを含むことを特徴とする画像
    復号化方法。
  21. 【請求項21】 請求項19記載の画像符号化方法と請
    求項20記載の画像復号化方法とを有することを特徴と
    する画像符号化復号化方法。
  22. 【請求項22】 多値画像が、図形を表す第1画素値を
    有する複数の第1画素と、図形を表し、前記第1画素値
    と異なる第2画素値を有する複数の第2画素と、図形の
    背景を表し、前記第1および第2画素値とそれぞれ異な
    る第3画素値を有する複数の白画素とを含み、 前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する前記白画
    素以外の画素の画素列をランと呼び、前記主走査線内の
    ランの始点およびその画素値、並びに、終点およびその
    画素値をラン情報と呼ぶとき、 入力された前記多値画像に基づいて、前記多値画像の主
    走査線毎に、主走査線内のラン数およびラン情報を解析
    するラン解析部と、 前回、前記ラン解析部により解析された直前の主走査線
    のラン数と、今回、前記ラン解析部により解析された主
    走査線のラン数とを比較する比較部と、 前記ラン解析部により解析された主走査線のラン数が1
    回以上連続して0である回数を表すオフセット値をカウ
    ントするカウンタと、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、後続する符号デー
    タが前記ラン数である旨を表す符号データをラン命令と
    呼ぶとき、 今回、前記ラン解析部により解析された主走査線のラン
    数が0でない場合、 前回、前記ラン解析部により解析された直前の主走査線
    のラン数が0のとき、前記オフセット命令と前記オフセ
    ット値とを結合して符号を構成し、 次に、前記比較部の比較結果が不一致のとき、前記ラン
    命令と、前記ラン解析部により解析されたラン数と、前
    記ラン解析部により解析されたラン情報とを結合して符
    号を構成し、 前記比較部の比較結果が一致のとき、前記ラン解析部に
    より解析されたラン情報により符号を構成する符号構成
    部とを備えたことを特徴とする画像符号化装置。
  23. 【請求項23】 符号化された多値画像の符号データを
    複数の画素からなる多値画像に復号化する画像復号化装
    置であって、 前記多値画像が、図形を表す第1画素値を有する複数の
    第1画素と、図形を表し、前記第1画素値と異なる第2
    画素値を有する複数の第2画素と、図形の背景を表し、
    前記第1および第2画素値とそれぞれ異なる第3画素値
    を有する複数の白画素とを含み、 前記多値画像の主走査線内に1つ以上連続する前記白画
    素以外の画素の画素列をランと呼び、前記主走査線内の
    ランの始点およびその画素値、並びに、終点およびその
    画素値をラン情報と呼び、 全画素が前記白画素により構成された主走査線を白ライ
    ンと呼び、副走査方向に1つ以上連続する白ライン数を
    オフセット値と呼び、 後続する符号データが前記オフセット値である旨を表す
    符号データをオフセット命令と呼び、後続する符号デー
    タが前記ラン数である旨を表す符号データをラン命令と
    呼ぶとき、 入力された符号データに含まれるオフセット命令および
    ラン命令を解析する命令解析部と、 前記命令解析部によりオフセット命令が解析された場
    合、オフセット命令に後続するオフセット値に相当する
    白ラインを復号化し、前記命令解析部によりラン命令が
    解析された場合、ラン命令に後続するラン数を解析し、
    解析されたラン数に後続するラン情報を前記ラン数毎に
    取り出し、取り出されたラン情報に基づいて、ランの始
    点および終点間の画素の画素値を補間して主走査線を復
    号化する復号化部とを備えたことを特徴とする画像復号
    化装置。
  24. 【請求項24】 請求項22記載の画像符号化装置と請
    求項23記載の画像復号化装置とを有することを特徴と
    する画像符号化復号化装置。
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